JP3772160B2 - Termite control method and termite guidance guide used therefor - Google Patents

Termite control method and termite guidance guide used therefor Download PDF

Info

Publication number
JP3772160B2
JP3772160B2 JP2003187594A JP2003187594A JP3772160B2 JP 3772160 B2 JP3772160 B2 JP 3772160B2 JP 2003187594 A JP2003187594 A JP 2003187594A JP 2003187594 A JP2003187594 A JP 2003187594A JP 3772160 B2 JP3772160 B2 JP 3772160B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
termite
guide
control method
termites
termite control
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2003187594A
Other languages
Japanese (ja)
Other versions
JP2005021023A (en
Inventor
右文 大園
有加 田村
Original Assignee
株式会社サニックス
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社サニックス filed Critical 株式会社サニックス
Priority to JP2003187594A priority Critical patent/JP3772160B2/en
Publication of JP2005021023A publication Critical patent/JP2005021023A/en
Application granted granted Critical
Publication of JP3772160B2 publication Critical patent/JP3772160B2/en
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Catching Or Destruction (AREA)
  • Building Environments (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明はシロアリ防除方法及びそれに用いるシロアリ誘導ガイドに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、シロアリ(特に、地下シロアリ)の進入による被害を防止する方法としては、建築物床下の土壌面に薬剤を散布したり、又、柱や土台などの木材に薬剤を注入したり吹き付けたりする処理が一般的である(例えば、特許文献1、特許文献2、特許文献3、特許文献4参照)。
【0003】
【特許文献1】
特開平9−172934号公報
【特許文献2】
特開平10−056935号公報
【特許文献3】
特開平11−089500号公報
【特許文献4】
特開2002−315493号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、シロアリの移動経路を事前に特定できないため、この従来の方法では、薬剤処理が不十分な箇所では進入を阻止できない。
このため、シロアリを防除するには、大量の薬剤を使用しなければならないという問題があった。
また、作業者は、建築物床下という閉鎖的空間での薬剤処理作業を強いられるため、暴露の危険にさらされ、保護具を着用していても安全上の問題が残るという問題があった。
【0005】
本発明は、大量の薬剤を必要とする土壌面や木材への薬剤処理でシロアリを防除するのではなく、シロアリの移動を制御して、シロアリの進入を阻止し、また、シロアリ防除剤に誘導して殺傷または忌避させることにより、最低限度の薬剤でシロアリを効果的に防除することができるシロアリ防除方法及びそれに用いるシロアリ誘導ガイドを提供することを課題としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記の課題を解決するために、本発明のシロアリ防除方法(請求項1)は、
建築物床下の基礎内面及び/又は土壌面に、シロアリ誘導ガイドとしての突ライン部材及び/又は溝ラインを垂直方向及び水平方向に設けて、このシロアリ誘導ガイドに沿ってシロアリを移動させることにより、このシロアリ誘導ガイドを乗り越えるシロアリの進入を阻止させる構成とした。
なお、本発明で、基礎内面とは、基礎壁内面及び基礎床面を含む。
【0007】
又、本発明のシロアリ防除方法(請求項2)は、
前記シロアリ防除方法(請求項1)において、シロアリ誘導ガイドの途中にシロアリ防除剤を設け、シロアリ誘導ガイドに沿ってシロアリを移動させながらシロアリ防除剤に誘導させてシロアリを殺傷または忌避させる態様とした。
【0008】
又、本発明のシロアリ防除方法(請求項3)は、
前記シロアリ防除方法(請求項1又は2)において、シロアリ誘導ガイドの少なくとも一部にシロアリ防除剤を含浸又は表面に塗布させ、このシロアリ誘導ガイドに沿ってシロアリを移動させながらシロアリ防除剤に接触させてシロアリを殺傷または忌避させる態様とした。
【0009】
又、本発明のシロアリ誘導ガイド(請求項4)は、
前記シロアリ防除方法(請求項1又は2又は3)に用いるシロアリ誘導ガイドであって、突ライン部材の高さ及び溝ラインの深さが少なくとも2mm以上に形成されている構成とした。
【0010】
【発明の実施の形態】
シロアリは木材等の餌を探知しながら四方八方に移動していくが、進行方向に障害物があると、その障害物の縁に沿って移動していく習性がある。このことから、移動範囲に障害物を配置すると、その障害物に沿って移動していくことが、発明者らの研究で明らかになった。
このシロアリの移動習性を利用して、建築物床下にシロアリ誘導ガイド(突ライン部材及び/又は溝ライン)を配置することで、シロアリの移動を制御して、シロアリの進入を阻止し、又、シロアリ防除剤(殺虫剤、忌避剤、毒餌等)を用いて防除することが可能となる。
【0011】
以下、本発明の実施の形態について、図面に示す実施例により説明する。
図1は本発明の第1実施例にかかるシロアリ防除方法を構成した建築物床下の斜視図である。
この第1実施例では、基礎壁内面20にシロアリ誘導ガイド1を構成する突ライン部材10を垂直方向及び水平方向に配設させると共に、この突ライン部材10にシロアリ防除剤を塗布させている。シロアリ防除剤としては、殺傷性能を有するクロロニコチニル系、ピロール系、フェニルピラゾール系のものを使用する。
【0012】
従って、基礎壁内面20を這い上がって来たシロアリは、突ライン部材10によって行く手を阻まれ、この突ライン部材10に沿って移動する。
これにより、シロアリが突ライン部材10を乗り越えて土台5等に進入するのを阻止することができるし、殺虫成分がシロアリに付着するため、殺傷が可能となる。
【0013】
前記突ライン部材10は、基本的には、基礎などの設置面から垂直方向に2mm以上の厚さがあれば良く、また、10mm以下であれば、床下空間における施工性には問題ない。
突ライン部材10の断面形状については、1辺が2mm以上の正方形としても良いし、図2に示すような板厚2mm以上の扁平角形、図3のような板厚2mm以上のコ字形状等に形成してもよい。この場合、突ライン部材10の立面が設置面に対して垂直か、若しくは90度に満たない角度に開くのが好ましい。
又、図4に示すように、アリ返しとして作用するような突出部10aを形成して、接触時間を増やすことが好ましい。この突出部10aの形状は折り返しや張り出しとしても良い。
突ライン部材10を基礎壁内面20に配設する手段としては、ビスやコーチスクリューで締結しても良いし、粘着テープや接着剤で固着させても良い。又、この粘着テープや接着剤にシロアリ防除剤を含有させるようにしてもよい。
なお、突ライン部材10の材質は、プラスチック、樹脂、紙、粘土、金属、コンクリートなど何でも良い。
【0014】
次に、図5は本発明の第2実施例にかかるシロアリ防除方法を構成した建築物床下の斜視図である。
この第2実施例では、シロアリ誘導ガイド1として基礎壁内面20に垂直方向及び水平方向に形成した溝ライン11を用い、この溝ライン11の内面にシロアリ殺傷性能を有するシロアリ防除剤3を塗布したものになっている。この溝ライン11は、基礎壁内面20に直接に形成されるもので、基礎を形成した後、後加工で溝ライン11を形成しても良いし、又、基礎の型枠成形時に溝加工を施すようにしてもよい。
シロアリ防除剤3は、シロアリ殺虫成分(クロロニコチニル系、ピロール系、フェニルピラゾール系)及び/又は忌避成分(ピレスロイド系、カーバメイト系)を含んでいる。
【0015】
従って、この溝ライン11にシロアリが侵入すると、この溝ライン11に沿ってシロアリを移動させながらシロアリ防除剤3に接触させて、シロアリを殺傷することが可能となる。
なお、本実施例では、溝ライン11の断面形状を凹形にしているが、シロアリの移動を誘導できる構成であれば良く、基礎壁内面20に対して溝壁面が垂直か、若しくは90度に満たない角度にするのが好ましい。
【0016】
次に、図6は本発明の第3実施例にかかるシロアリ防除方法を構成した建築物床下の斜視図である。
この第3実施例では、シロアリ誘導ガイド1としての突ライン部材10を、土壌面21a及び基礎壁内面20に網目状に配設し、土壌面21a上の突ライン部材10の交差部分にシロアリ防除剤として殺傷性能を有する毒餌3aを配設すると共に、基礎壁内面20に垂直方向及び水平方向に形成した突ライン部材10で囲まれる壁面に、殺傷性能及び/又は忌避性能を有するシロアリ防除剤3(図6において平行斜線で示す領域)を塗布したものである。
なお、シロアリ防除剤3としては、これを含んだシート状として基礎壁内面20に配設することができる。
なお、毒餌としては、トリフルムロン、ジフルベンズロン、テフルベンズロン、ヘキサフルムロン、ノバルロン、ルフェヌロン、フルフェヌクスロン、クロルフルアズロン、メトプレン、ハイドロプレン、ピリプロキシフェン、フェノキシカルブを使用する。
従って、土壌面21aから基礎壁内面20に亘る範囲でシロアリの移動を制御させて毒餌3aやシロアリ防除剤3に誘導し、殺傷または忌避の効果を高めることが可能となる。
この実施例では、土壌面21aに突ライン部材10を配設しているが、基礎がベタ基礎の場合には、基礎床面及び基礎壁内面にシロアリ誘導ガイドを配設することができる。
【0017】
なお、本発明のシロアリ防除方法において、シロアリ誘導ガイドにシロアリ防除剤を塗布させる場合、シロアリ誘導ガイドへの直接の塗布が難しいものは、シロアリ防除剤を塗布したテープや部材をシロアリ誘導ガイドに付着させても良い。
また、シロアリ誘導ガイドの表面にザラツキがあると、シロアリが乗り易くなる可能性が高くなる。そこで、シロアリ誘導ガイドの表面を、できるだけ抵抗がなく滑らかな状態に形成すれば、乗り越えにくくできるため、より好ましい。
【0018】
又、シロアリの移動をシロアリ誘導ガイドで効果的に制御させるために、シロアリ誘導ガイドを基礎内面の全体に張り巡らせるようにしてもよいが、シロアリはシロアリ誘導ガイドに沿って移動するため、水廻りなどのシロアリが密集すると推測される付近に配置する等、シロアリ誘導ガイド1の配置を工夫することでも効果的な防除ができる。
又、シロアリ誘導ガイドの配置については、床下基礎壁内面20に網目状にするのが好ましく、仮に、1つのシロアリ誘導ガイド1を乗り越えたとしても他のシロアリ誘導ガイドとの接触は避けられない状態にするのが好ましい。
なお、本発明のシロアリ防除方法と併用して、床下地面や地中にシロアリ捕獲装置を配設する既存の防除方法と組合せてもよいし、上記した各実施例の構成を組合せた構成としてもよい。
【0019】
【発明の効果】
以上のように本発明によれば、従来のシロアリ防除方法とは異なり、薬剤使用量を大幅に減少させることができるし、また、床下内で作業する作業者の薬剤暴露が極端に減少し、安全性を格段に向上させることができるという有利な効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1実施例にかかるシロアリ防除方法を構成した建築物床下の斜視図である。
【図2】 シロアリ誘導ガイドとしての突ライン部材を示す斜視図である。
【図3】 シロアリ誘導ガイドとしての突ライン部材の他例を示す斜視図である。
【図4】 シロアリ誘導ガイドとしての突ライン部材の他例を示す斜視図である。
【図5】 本発明の第2実施例にかかるシロアリ防除方法を構成した建築物床下の斜視図である。
【図6】 本発明の第3実施例にかかるシロアリ防除方法を構成した建築物床下の斜視図である。
【符号の説明】
1 シロアリ誘導ガイド
3 シロアリ防除剤
3a 毒餌
5 土台
10 突ライン部材
10a 突出部
11 溝ライン
20 基礎壁内面
21a 土壌面
[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a termite control method and a termite guide used therefor.
[0002]
[Prior art]
Conventionally, as a method of preventing damage due to the entry of termites (particularly underground termites), spraying chemicals on the soil surface under the building floor, or injecting or spraying chemicals on wood such as pillars and foundations Processing is general (see, for example, Patent Document 1, Patent Document 2, Patent Document 3, and Patent Document 4).
[0003]
[Patent Document 1]
JP-A-9-172934 [Patent Document 2]
Japanese Patent Laid-Open No. 10-056935 [Patent Document 3]
Japanese Patent Laid-Open No. 11-089500 [Patent Document 4]
JP 2002-315493 A [0004]
[Problems to be solved by the invention]
However, since the termite movement path cannot be specified in advance, this conventional method cannot prevent entry at locations where the drug treatment is insufficient.
For this reason, in order to control termites, there was a problem that a large amount of drugs had to be used.
In addition, since workers are forced to perform chemical treatment work in a closed space under the building floor, there is a problem that they are exposed to a risk of exposure, and safety problems remain even when wearing protective equipment.
[0005]
The present invention does not control termites by treating them with soil or wood that requires a large amount of chemicals, but controls termite movement to prevent the entry of termites and also induces them to be termite control agents. Thus, it is an object of the present invention to provide a termite control method that can effectively control termites with a minimum amount of drugs by killing or repelling them, and a termite induction guide used therefor.
[0006]
[Means for Solving the Problems]
In order to solve the above problems, the termite control method of the present invention (Claim 1)
By providing projecting line members and / or groove lines as termite guidance guides in the vertical and horizontal directions on the foundation inner surface and / or soil surface under the building floor, and moving the termites along this termite guidance guide, The termite is prevented from entering the termite guide.
In the present invention, the foundation inner surface includes the foundation wall inner surface and the foundation floor surface.
[0007]
The termite control method of the present invention (claim 2)
In the termite control method (Claim 1), a termite control agent is provided in the middle of the termite induction guide, and the termite control agent is guided while being moved along the termite induction guide to kill or repel the termites. .
[0008]
The termite control method of the present invention (Claim 3)
In the termite control method (Claim 1 or 2), at least a part of the termite induction guide is impregnated or coated with a termite control agent, and the termite control agent is contacted while moving the termites along the termite induction guide. The termite was killed or repelled.
[0009]
Moreover, the termite guide of the present invention (Claim 4) is:
The termite guide used in the termite control method (Claim 1 or 2 or 3), wherein the height of the projecting line member and the depth of the groove line are at least 2 mm or more.
[0010]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Termites move in all directions while detecting food such as wood, but if there is an obstacle in the direction of travel, there is a habit of moving along the edge of the obstacle. From this, it has been clarified by the inventors' research that when an obstacle is placed in the movement range, the obstacle moves along the obstacle.
By using this termite movement behavior, termite guides (protruding line members and / or groove lines) are placed under the building floor to control termite movement and prevent termite entry, It becomes possible to control using termite control agents (insecticide, repellent, poison bait, etc.).
[0011]
Hereinafter, embodiments of the present invention will be described with reference to examples shown in the drawings.
FIG. 1 is a perspective view under a building floor constituting a termite control method according to a first embodiment of the present invention.
In the first embodiment, the protruding line member 10 constituting the termite guide 1 is disposed on the base wall inner surface 20 in the vertical direction and the horizontal direction, and a termite control agent is applied to the protruding line member 10. As the termite control agent, a chloronicotinyl-based, pyrrole-based, or phenylpyrazole-based one having killing performance is used.
[0012]
Accordingly, the termites that have scooped up the inner surface 20 of the base wall are blocked by the protruding line member 10 and moved along the protruding line member 10.
Thereby, it is possible to prevent the termites from getting over the protruding line member 10 and entering the base 5 or the like, and the insecticidal component adheres to the termites, so that the killing is possible.
[0013]
Basically, the protruding line member 10 only needs to have a thickness of 2 mm or more in the vertical direction from the installation surface such as the foundation, and if it is 10 mm or less, there is no problem in workability in the underfloor space.
The cross-sectional shape of the protruding line member 10 may be a square with a side of 2 mm or more, a flat square shape with a plate thickness of 2 mm or more as shown in FIG. 2, a U-shape with a plate thickness of 2 mm or more as shown in FIG. You may form in. In this case, it is preferable that the rising surface of the projecting line member 10 is perpendicular to the installation surface or opens at an angle of less than 90 degrees.
Moreover, as shown in FIG. 4, it is preferable to form the protrusion part 10a which acts as a reverse, and to increase contact time. The shape of the protruding portion 10a may be folded or overhanged.
As means for disposing the protruding line member 10 on the inner surface 20 of the base wall, it may be fastened with screws or a coach screw, or may be fixed with an adhesive tape or an adhesive. Moreover, you may make it contain a termite control agent in this adhesive tape or adhesive agent.
The protruding line member 10 may be made of any material such as plastic, resin, paper, clay, metal, concrete.
[0014]
Next, FIG. 5 is a perspective view under the building floor which constitutes the termite control method according to the second embodiment of the present invention .
In the second embodiment , a groove line 11 formed in the vertical direction and the horizontal direction on the inner surface 20 of the base wall is used as the termite guide 1, and the termite control agent 3 having termite killing performance is applied to the inner surface of the groove line 11. It is a thing. The groove line 11 is formed directly on the inner surface 20 of the foundation wall. After the foundation is formed, the groove line 11 may be formed by post-processing, or the groove processing may be performed at the time of forming the foundation mold. You may make it give.
The termite control agent 3 contains a termite insecticidal component (chloronicotinyl, pyrrole, phenylpyrazole) and / or a repellent component (pyrethroid, carbamate).
[0015]
Therefore, when termites enter the groove line 11, it is possible to kill the termites by bringing them into contact with the termite control agent 3 while moving the termites along the groove line 11.
In the present embodiment, the groove line 11 has a concave cross-sectional shape, but any structure that can induce termite movement is acceptable, and the groove wall surface is perpendicular to the base wall inner surface 20 or at 90 degrees. It is preferable to make the angle less than.
[0016]
Next, FIG. 6 is a perspective view under the building floor which constitutes the termite control method according to the third embodiment of the present invention .
In this 3rd Example , the protrusion line member 10 as the termite guidance guide 1 is arrange | positioned at the soil surface 21a and the foundation wall inner surface 20 at mesh shape, and a termite control is carried out in the cross | intersection part of the protrusion line member 10 on the soil surface 21a. A termite control agent 3 having killing performance and / or repelling performance on the wall surface surrounded by the projecting line member 10 formed in the vertical direction and the horizontal direction on the inner surface 20 of the base wall while arranging poison bait 3a having killing performance as an agent. (A region indicated by parallel oblique lines in FIG. 6) is applied.
In addition, as the termite control agent 3, it can be arrange | positioned in the base wall inner surface 20 as a sheet form containing this.
As poisonous bait, triflumuron, diflubenzuron, teflubenzuron, hexaflumuuron, novallon, lufenuron, flufenuxuron, chlorfluazuron, metoprene, hydroprene, pyriproxyfen, phenoxycarb are used.
Therefore, it is possible to control the movement of termites in the range from the soil surface 21a to the base wall inner surface 20 and induce the poison bait 3a or the termite control agent 3 to enhance the killing or repelling effect.
In this embodiment, the protruding line member 10 is disposed on the soil surface 21a. However, when the foundation is a solid foundation, termite guides can be disposed on the foundation floor surface and the inner surface of the foundation wall.
[0017]
In the termite control method of the present invention, when a termite control guide is applied to the termite guide, if the termite guide is difficult to apply directly, a tape or member coated with the termite control guide is attached to the termite guide. You may let them.
In addition, if there is roughness on the surface of the termite guide, there is a high possibility that termites will be able to ride easily. Therefore, it is more preferable that the surface of the termite guide is formed in a smooth state with as little resistance as possible because it is difficult to get over.
[0018]
In order to effectively control the termite movement with the termite guide, the termite guide may be extended over the entire inner surface of the foundation. However, since the termites move along the termite guide, It can also be effectively controlled by devising the arrangement of the termite guidance guide 1 such as arranging it in the vicinity where termites are estimated to be dense.
Further, regarding the arrangement of the termite guides, it is preferable to form a mesh on the inner surface 20 of the underfloor base wall, and even if one termite guide 1 is overcome, contact with other termite guides is inevitable. Is preferable.
In addition, in combination with the termite control method of the present invention, it may be combined with an existing control method in which a termite capturing device is disposed on the floor ground surface or in the ground, or a configuration combining the configurations of the respective embodiments described above. Good.
[0019]
【The invention's effect】
As described above, according to the present invention, unlike conventional termite control methods, the amount of drug used can be greatly reduced, and the drug exposure of workers working under the floor is extremely reduced. The advantageous effect that the safety can be remarkably improved is obtained.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a perspective view under a building floor constituting a termite control method according to a first embodiment of the present invention.
FIG. 2 is a perspective view showing a protruding line member as a termite guide.
FIG. 3 is a perspective view showing another example of a protruding line member as a termite guide.
FIG. 4 is a perspective view showing another example of a protruding line member as a termite guide.
FIG. 5 is a perspective view under a building floor constituting a termite control method according to a second embodiment of the present invention.
FIG. 6 is a perspective view under a building floor constituting a termite control method according to a third embodiment of the present invention.
[Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF SYMBOLS 1 Termite guidance guide 3 Termite control agent 3a Poisonous bait 5 Base 10 Projection line member 10a Projection part 11 Groove line 20 Foundation wall inner surface 21a Soil surface

Claims (4)

建築物床下の基礎内面及び/又は土壌面に、シロアリ誘導ガイドとしての突ライン部材及び/又は溝ラインを垂直方向及び水平方向に設けて、このシロアリ誘導ガイドに沿ってシロアリを移動させることにより、このシロアリ誘導ガイドを乗り越えるシロアリの進入を阻止させることを特徴とするシロアリ防除方法。By providing projecting line members and / or groove lines as termite guidance guides in the vertical and horizontal directions on the foundation inner surface and / or soil surface under the building floor, and moving the termites along this termite guidance guide, A termite control method characterized by blocking termite entry over the termite guide. 請求項1記載のシロアリ防除方法において、シロアリ誘導ガイドの途中にシロアリ防除剤を設け、シロアリ誘導ガイドに沿ってシロアリを移動させながらシロアリ防除剤に誘導させてシロアリを殺傷または忌避させることを特徴とするシロアリ防除方法。  The termite control method according to claim 1, wherein a termite control agent is provided in the middle of the termite guide, and the termite control agent is guided to kill or repel the termites while moving the termites along the termite guide. Termite control method to do. 請求項1又は2記載のシロアリ防除方法において、シロアリ誘導ガイドの少なくとも一部にシロアリ防除剤を含浸又は表面に塗布させ、このシロアリ誘導ガイドに沿ってシロアリを移動させながらシロアリ防除剤に接触させてシロアリを殺傷または忌避させることを特徴とするシロアリ防除方法。  The termite control method according to claim 1 or 2, wherein at least a part of the termite guide is impregnated or coated with a termite control agent, and the termite control agent is contacted with the termite guide while moving the termites along the termite guide. Termite control method characterized by killing or repelling termites. 請求項1又は2又は3記載のシロアリ防除方法に用いるシロアリ誘導ガイドであって、突ライン部材の高さ及び溝ラインの深さが少なくとも2mm以上に形成されていることを特徴とするシロアリ誘導ガイド。  A termite guide for use in the termite control method according to claim 1, 2 or 3, wherein the height of the projecting line member and the depth of the groove line are at least 2 mm or more. .
JP2003187594A 2003-06-30 2003-06-30 Termite control method and termite guidance guide used therefor Expired - Fee Related JP3772160B2 (en)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003187594A JP3772160B2 (en) 2003-06-30 2003-06-30 Termite control method and termite guidance guide used therefor

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003187594A JP3772160B2 (en) 2003-06-30 2003-06-30 Termite control method and termite guidance guide used therefor

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2005021023A JP2005021023A (en) 2005-01-27
JP3772160B2 true JP3772160B2 (en) 2006-05-10

Family

ID=34186399

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003187594A Expired - Fee Related JP3772160B2 (en) 2003-06-30 2003-06-30 Termite control method and termite guidance guide used therefor

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3772160B2 (en)

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8844191B2 (en) 2009-03-30 2014-09-30 Tma Corporation Pty Ltd Composite termite barrier
JP5498237B2 (en) * 2010-04-22 2014-05-21 旭化成ホームズ株式会社 Foundation structure
JP2013032700A (en) * 2012-10-29 2013-02-14 Dainihon Wood-Preserving Co Ltd Termite prevention method
KR101680043B1 (en) * 2015-01-21 2016-11-28 대한민국 Termite control sheet
KR101793909B1 (en) 2015-10-28 2017-11-08 대한민국 Termite control trap

Also Published As

Publication number Publication date
JP2005021023A (en) 2005-01-27

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20080115406A1 (en) Insect control tape
AU2016273818B2 (en) Composite Termite Barrier
JP3772160B2 (en) Termite control method and termite guidance guide used therefor
JP2014043764A (en) Heat-insulated underfloor structure, and method for applying termite repelling treatment to the same
JP4989150B2 (en) Pest control member
JP4722792B2 (en) Ant protection method
WO1997047190A1 (en) Pesticidal barrier
JP3527654B2 (en) Basic heat insulation structure with ant-proof function and its construction method
US10004218B1 (en) Termite shield
JP2006034234A (en) Method for capturing termite and termite leading guide wall used for capturing termite
JP2002235383A (en) Architectural structure and water drip for use therein
JPH0545687Y2 (en)
JP6883365B1 (en) Foundation structure for ant prevention
JPH1088683A (en) Termite preventive structure and method of termite preventive construction
JP2520746Y2 (en) Ant-proof floor structure of building
JP4076470B2 (en) Ant protection method and structure at the base
JP4180620B2 (en) How to control white ants on existing buildings
JP3797908B2 (en) Ant-proof structure and construction method
JPS6282141A (en) Harmful insect control apparatus of independent foundation
JPH03187441A (en) Method of preventing termites under floor
JP2018121536A (en) Insect repelling sheet, jig for fixing insect repelling sheet, and insect repelling tool
JPH0415017Y2 (en)
JPH05132950A (en) Direct foundation for building
JPS6370744A (en) Ant-proof method of building
JP4102413B2 (en) White ant control method in new buildings

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20050824

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20050927

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20051128

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20060124

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20060213

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees