JP3767347B2 - Reverse strike method - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、建築物の地下構造体を施工するための逆打ち工法に関するものであり、従来の逆打ち工法を改良・高度化したスーパー逆打ち工法である。
【0002】
【従来の技術】
従来の逆打ち工法は、先ず1階床を施工した後、その下の地盤を掘削し、地下1階の床を施工すると、その下の地盤を掘削し、このような床構造の施工と下部の掘削とを交互に繰り返しながら順次下階へと工事を進め、最後に基礎梁を施工して地下構造体を完成させる工法である。各床構造が順次支保工として利用され、また、地下躯体が全て完成するまでの間、施工された地下躯体の荷重は、構真柱と呼ばれる鉄骨柱で仮支持される。
【0003】
このような逆打ち工法は、1階床の作業床としての利用、山留め架構の安定性、工期短縮などのメリットがあるため、近年大いに注目されるようになった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
従来の逆打ち工法においても、地上と地下工事を並行して実施することにより、地下躯体を最下部から上方へと構築していく順打ち工法と比べて大幅な工期短縮が可能となる。
【0005】
しかし、施主から指定された工期が短い場合には、従来の逆打ち工法でも対応することができず、より工期の短縮を図ることのできる逆打ち工法が要望されている。また、建物の敷地が小さく、しかも地下部分が敷地一杯に構築され、地上鉄骨建方のためのヤードが非常に狭い場合などにおいては、地上と地下の同時施工を進めるに当り、地下工事の工期を短縮し、地上鉄骨建方開始を早めることが要望されている。
【0006】
本発明は、このような事情に鑑み、なされたものであり、従来の逆打ち工法よりもさらに工期の短縮を図ることのできる逆打ち工法を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明の逆打ち工法は、建築物の地下構造体を上から下へと築造していく逆打ち工法であり、山留め壁内の掘削空間内に任意の階の床躯体を築造し、必要に応じて前記床躯体の床の下に切梁を架設した後、前記床躯体より下階の床を築造せずに飛ばして任意の複数フロア分を一気に掘削し、該任意の複数フロア下の床を先行して築造し、次いで該任意の複数フロア下の床を境に、下部で掘削工事と躯体工事を、上部で上階の床躯体の立ち上がり工事を、並行して行うことを特徴とする。
【0008】
例えば、図1に示すように、山留め壁内の上部を掘削し(1次掘削)、1階の床躯体を築造した後、必要に応じて2次掘削後に1階床の下に切梁(水平切梁支保工あるいは斜め切梁など)を架設し、地下1階を飛ばして地下2階の梁下まで一気に掘削し(3次掘削)、地下2階の床を先行して築造し、次いでこの地下2階の床を境に、下部で掘削工事(4次掘削)と地下3階以下の躯体工事を、上部で地下1階の床躯体の立ち上がり工事(地下1階の床と地下2階の外周壁)を、並行して行う。なお、図1では、1階の床躯体の築造から本発明の逆打ち工法を開始しているが、地下の任意の階から開始することも可能である。また、本発明の逆打ち工法を順次繰り返して地下構造体を築造することも可能である。
【0009】
前記切梁(1段目)は、山留め壁の上部の変形を極めて微小に抑えようとするものであり、地盤の硬軟条件や山留め壁の設定条件等によっては、この切梁無しで施工することができるものである。
【0010】
以上のような構成において、例えば地下1階の床躯体の築造を飛ばして地下2階の床スラブの築造を先行し、この地下2階の床スラブを境に、下部で4次掘削以降の工事を、上部で地下1階の床躯体の立ち上がり工事を並行して行うため、例えば図7に示すように、地下1階の床躯体の工事(地下2階の立ち上がり工事)がクリティカルパスから外れ、従来の本逆打ち工法と比較して約1.5カ月工期を短縮することが可能となる。また、地下1階の床躯体は、外壁逆打ち継ぎ部の無い順打ち工法で築造することができる。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を図示する一実施形態に基づいて説明する。この実施形態は、超高層ビルの地下3階の地下部分を築造する場合に本発明を適用した例である。図1は、本発明のスーパー逆打ち工法を工程順に示す断面図である。図2は、本発明における山留め壁・杭・構真柱の配置例を示す平面図である。図3は、各階の施工の詳細を示す断面図である。図4,図5は、本発明で用いる切梁の例を示す平面図である。図6は、1段目切梁の変形例を示す断面図である。図7は本発明と従来工法の各工程を比較した図である。
【0012】
本発明のスーパー逆打ち工法により、地下3階の地下部分を次に示すような手順で施工する(図1参照)。
【0013】
( 1 )山留め壁(SMW)1を施工後、場所打ち杭2の打設と構真柱3の建込みを行う。山留め壁内の上部を1次掘削した後、1階の床躯体4を築造する。この床躯体4は、1階の床(梁を含む)4aと地下1階の外周壁(外周柱を含む)4bからなる。
【0014】
( 2 )地下1階の床レベルまで2次掘削した後、外周壁4bに1段目切梁支保工11を架設する。
【0015】
( 3 )地下1階の床躯体の築造を飛ばし、地下2階梁下まで一気に掘削し、2フロア分の3次掘削を行う。地下2階の床躯体6を築造し、その後、1段目切梁支保工11を解体する。この地下2階の床躯体6は、地下2階の床6aからなる。床躯体6の上方に大空間が形成される。
【0016】
( 4 )地下3階の床レベルまで4次掘削し、地下3階の外周壁6bを築造した後、この外周壁6bに2段目切梁支保工12を架設する。同時に地下1階の床躯体5を順打ちで築造する。この地下1階の床躯体5は、地下1階の床5aと、地下2階の外周壁5bおよび内部柱・壁5cからなる。この時期から地上鉄骨建方工事が開始される。
【0017】
( 5 )5次掘削・床付けの後、耐圧盤7を築造する。
【0018】
( 6 )基礎・基礎梁8および地下3階床9を築造する。コンクリート硬化後、2段目切梁支保工12を解体する。地下1階と地下3階の外壁打ち継ぎ部を施工し、残りの内部柱・壁のコンクリートを打設すれば、地下躯体が完成する。
【0019】
次に、本発明の逆打ち工法の各要素技術について詳述する。図2に示すように、内部の杭2Aに構真柱3を設け、構真柱3を内部柱Aの柱鉄骨として利用し、外周部の杭2Bには構真柱3を設けない。これは、図3に示すように、外周部の杭2Bと外周柱Bが偏心し、外周柱Bの柱鉄骨を構真柱として使用できないためである。外周に構真柱が無いため、図3に示すように、外周躯体を頭部RCあご20・スタッドボルト21で山留め壁1に支持させる。さらに、山留め壁1の支持力には許容限界があるため、地下工事を早め、地上鉄骨の例えば5節建方前に耐圧盤7を打設し、外周柱Bの柱鉄骨の応力を外周部の杭2Bに伝達させる。
【0020】
コンクリートは、図3に示すように、普通コンクリートの順打ち部と、高性能AE減水剤を用いた特殊コンクリートのセミ圧入工法による後打ち部からなり、次の順番で打設される。
【0021】
( 1 )1階の床躯体4(1階の床4a・地下1階の外周壁4b)の順打ち、( 2 )地下2階の床躯体6(地下2階の床6a)の順打ち、( 3 )地下3階の外周壁6bの圧入、( 4 )地下1階の床躯体5(地下1階の床5a・地下2階の外周壁5bと内部柱・壁5c)の順打ち(地下2階立ち上がり躯体工事)、( 5 )耐圧盤7の順打ち、( 6 )基礎・基礎梁8と地下3階床9の順打ち、( 7 )地下3階床9と地下3階の外周壁6bとの間の圧入、( 8 )地下1階の床5aと地下1階の外周壁4bとの間の圧入、および地下1階の内部柱・壁4cの圧入、( 9 )地下3階の内部柱・壁6cの圧入。
【0022】
なお、各部の水平打ち継ぎ,柱主筋の継手,壁主筋の継手などには通常の工法が採用されている。
【0023】
1段目切梁支保工11と2段目切梁支保工12は、図4,図5に示すように、縦横の切梁13と、腹起し14と、火打ち梁15と、コーナー火打ち梁16等からなる水平切梁であり、構真柱3および外周壁4b,6bに取付けた支持ブラケット17(図1参照)により支持される。
【0024】
本発明では、地下1階の床躯体の代わりとして1段目切梁支保工11を設けているが、この1段目切梁支保工11は、図6に示すように、1階の床4aの下面と地下1階の外周壁4bの間に斜めに設けた斜め切梁11’で代用することも可能である。
【0025】
また、1段目切梁支保工を架設したのは、山留め壁の変形を極めて微小に抑えようとしたものであり、地盤の硬軟の条件、あるいは山留め壁変形量の設定条件等によっては、1段目切梁無しで施工することも可能と考えられる。
【0026】
図7に示すように、本発明のスーパー逆打ち工法では、地下1階の床躯体4の築造を飛ばして地下2階の床スラブ6aの築造を先行し、この地下2階の床スラブを境に、下部で4次掘削以降の工事を、上部で地下1階の床躯体5の立ち上がり工事(地下2階立ち上がり躯体工事)を並行して行うため、地下1階の床躯体5の工事がクリティカルパスから外れ、従来の本逆打ち工法と比較して約1.5カ月工期を短縮することが可能となった。
【0027】
また、図3に示すように、地下1階の床躯体5(地下2階立ち上がり躯体)は順打ち工法で築造することができ、従来の本逆打ち工法に比べ、地下止水の弱点となり易い外壁逆打ち継ぎ部や、鉄筋継手・後打ちコンクリートを減らすことができる。
【0028】
なお、以上は地下3階の地下部分を築造する場合について説明したが、これに限らず、地下4階以上の地下部分の築造にも本発明を適用できることは言うまでもない。また、地下の任意の階から本発明の逆打ち工法を開始することもできる。さらに、本発明の逆打ち工法を順次繰り返して大規模な地下部分を築造することも可能である。
【0029】
【発明の効果】
本発明は、以上のような構成からなるので、次のような効果を奏することができる。
【0030】
(1) 例えば地下1階の床躯体の築造を飛ばして地下2階の床スラブの築造を先行し、この地下2階の床スラブを境に、下部で掘削工事とそれ以降の工事を、上部で地下1階の床躯体の立ち上がり工事を並行して行うため、大幅な工期短縮が可能な従来の本逆打ち工法に対して、さらに1.5カ月程度、工期の短縮を図ることができる。
【0031】
(2) 逆打ち工法の中に順打ち工法も加味されるため、従来の本逆打ち工法に比べ、地下止水の弱点となり易い外壁逆打ち継ぎ部や、鉄筋継手・後打ちコンクリートを減らすことができる。
【0032】
(3) 工期短縮に伴う工事経費を考慮すると、コストは従来の本逆打ち工法と同程度で済む。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の逆打ち工法を工程順に示す断面図である。
【図2】 本発明における山留め壁・杭・構真柱の配置例を示す平面図である。
【図3】 本発明の逆打ち工法における各階の施工の詳細を示す断面図である。
【図4】 本発明で用いる1段目切梁の1例を示す平面図である。
【図5】 本発明で用いる2段目切梁の1例を示す平面図である。
【図6】 1段目切梁の変形例を示す断面図である。
【図7】 本発明と従来工法の各工程を比較した図である。
【符号の説明】
1…山留め壁
2…場所打ち杭
3…構真柱
4…1階の床躯体
4a…1階の床
4b…地下1階の外周壁
4c…地下1階の内部柱・壁
5…地下1階の床躯体
5a…地下1階の床
5b…地下2階の外周壁
5c…地下2階の内部柱・壁
6…地下2階の床躯体
6a…地下2階の床
6b…地下3階の外周壁
6c…地下3階の内部柱・壁
7…耐圧盤
8…基礎・基礎梁
9…地下3階床
11…1段目切梁支保工
12…2段目切梁支保工
13…切梁
14…腹起し
15…火打ち梁
16…コーナー火打ち梁
17…支持ブラケット
20…頭部RCあご
21…スタッドボルト[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a reverse striking method for constructing an underground structure of a building, and is a super reverse striking method obtained by improving and upgrading a conventional reverse striking method.
[0002]
[Prior art]
In the conventional reverse driving method, after the first floor is first constructed, the ground below it is excavated, and when the first floor underground is constructed, the ground below is excavated. It is a construction method that completes the underground structure by constructing foundation beams at the end, while proceeding to the lower floor sequentially while repeating the excavation of the building. Each floor structure is used as a supporting structure in sequence, and the load of the constructed underground frame is temporarily supported by a steel column called a structural column until the entire underground frame is completed.
[0003]
Such a reverse driving method has gained much attention in recent years because it has advantages such as the use of the first floor as a work floor, the stability of a mountain retaining structure, and the shortening of the construction period.
[0004]
[Problems to be solved by the invention]
Even in the conventional reverse driving method, it is possible to significantly shorten the work period by executing the ground work and the underground work in parallel, compared with the conventional method in which the underground structure is constructed from the bottom to the upper part.
[0005]
However, when the construction period designated by the owner is short, the conventional reverse driving method cannot be used, and there is a demand for a reverse driving method that can further shorten the construction period. In addition, if the building site is small and the underground part is built to fill the site, and the yard for the construction of the steel frame is very narrow, the construction period of the underground work should be considered when proceeding with simultaneous construction on the ground and underground. It is demanded to shorten the construction time and accelerate the construction of the ground steel frame.
[0006]
This invention is made | formed in view of such a situation, and is providing the reverse hammering method which can aim at shortening of a construction period further than the conventional reverse hammering method.
[0007]
[Means for Solving the Problems]
The reverse driving method of the present invention is a reverse driving method in which an underground structure of a building is built from top to bottom, and a floor frame of an arbitrary floor is built in an excavation space in a retaining wall. Accordingly, after laying a beam under the floor of the floor frame, the floor floor is drilled without building a floor on the lower floor, and an arbitrary number of floors are excavated at once. Is built in advance, then, with the floor under any of the plurality of floors as a boundary, excavation work and frame work are performed in the lower part, and the floor structure of the upper floor is performed in the upper part in parallel. .
[0008]
For example, as shown in FIG. 1, after excavating the upper part of the retaining wall (primary excavation), building the first-floor floor frame, if necessary, after the second excavation, a beam (under the first floor) A horizontal beam support or diagonal beam), skip the first basement floor and excavate all the way down to the second basement beam (the third excavation). With this 2nd basement floor as a boundary, excavation work (fourth excavation) at the lower part and the 3rd floor and below floor structure work, and the upper floor 1st floor structure at the upper part (1st basement floor and 2nd basement floor) Of the outer peripheral wall) in parallel. In FIG. 1, the reverse striking method of the present invention is started from the construction of the floor frame on the first floor, but it is also possible to start from an arbitrary floor in the basement. It is also possible to build an underground structure by sequentially repeating the reverse driving method of the present invention.
[0009]
The above-mentioned beam (first stage) is intended to suppress the deformation of the upper part of the retaining wall to a very small extent, and depending on the ground hardness and the setting condition of the retaining wall, it should be constructed without this beam. Is something that can be done.
[0010]
In the configuration as described above, for example, the construction of the floor slab on the first basement floor is skipped and the construction of the floor slab on the second basement floor is preceded, and the construction after the fourth excavation is performed at the lower part of the floor slab on the second basement floor. In the upper part, the floor structure of the first basement floor is constructed in parallel. For example, as shown in FIG. 7, the construction of the floor structure of the first basement floor (the construction of the second basement floor) deviates from the critical path. Compared with the conventional reverse driving method, the construction period can be shortened by about 1.5 months. In addition, the floor frame on the first basement floor can be constructed by a forward casting method without an outer wall reverse joint.
[0011]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Hereinafter, the present invention will be described based on an embodiment shown in the drawings. This embodiment is an example in which the present invention is applied to the construction of an underground portion of the third floor of a skyscraper. FIG. 1 is a cross-sectional view showing the super counterstrike method of the present invention in the order of steps. FIG. 2 is a plan view showing an arrangement example of a retaining wall, a pile, and a true pillar in the present invention. FIG. 3 is a sectional view showing details of construction on each floor. 4 and 5 are plan views showing an example of a cutting beam used in the present invention. FIG. 6 is a cross-sectional view showing a modification of the first-stage beam. FIG. 7 is a diagram comparing the steps of the present invention and the conventional method.
[0012]
By the super reverse driving method of the present invention, the underground part of the third basement is constructed in the following procedure (see FIG. 1).
[0013]
( 1 ) After construction of the mountain retaining wall (SMW) 1, the cast-in-
[0014]
( 2 ) After the secondary excavation to the floor level of the first basement floor, the first-stage
[0015]
( 3 ) The construction of the floor structure on the first basement floor will be skipped and excavated to the bottom of the beam on the second basement floor, and the third floor excavation for two floors will be performed. The
[0016]
( 4 ) After the fourth excavation to the floor level of the third basement floor to construct the outer
[0017]
( 5 ) After the fifth excavation / flooring, the
[0018]
( 6 ) Build foundation /
[0019]
Next, each elemental technology of the reverse driving method of the present invention will be described in detail. As shown in FIG. 2, the
[0020]
As shown in FIG. 3, the concrete is composed of a normal concrete forward casting part and a special concrete semi-pressing part using a high-performance AE water reducing agent, and is placed in the following order.
[0021]
( 1 ) First floor floor 4 (
[0022]
It should be noted that ordinary methods are used for horizontal joints at each part, joints of column main bars, joints of wall main bars, and the like.
[0023]
As shown in FIG. 4 and FIG. 5, the first-stage
[0024]
In the present invention, a first-stage
[0025]
In addition, the first-stage beam support work was erected in order to suppress the deformation of the retaining wall to a very small extent. Depending on the conditions of the hardness of the ground or the setting condition of the amount of deformation of the retaining wall, 1 It is also possible to construct without stepped beams.
[0026]
As shown in FIG. 7, in the super backlash method of the present invention, the construction of the
[0027]
In addition, as shown in FIG. 3, the first floor basement 5 (the second basement standing base) can be constructed by the forward casting method, which tends to be a weak point of underground water stoppage as compared with the conventional reverse driving method. The outer wall reverse joints, reinforced joints and post-cast concrete can be reduced.
[0028]
In addition, although the above demonstrated the case where the underground part of the 3rd basement was built, it cannot be overemphasized that this invention is applicable not only to this but to the construction of the underground part more than the 4th floor underground. Moreover, the reverse driving method of this invention can also be started from the arbitrary underground floors. Furthermore, it is also possible to build a large-scale underground part by sequentially repeating the reverse driving method of the present invention.
[0029]
【The invention's effect】
Since this invention consists of the above structures, there can exist the following effects.
[0030]
(1) For example, skip the construction of the floor slab on the first basement floor and precede the construction of the floor slab on the second basement floor. Therefore, the construction work can be further shortened by about 1.5 months compared to the conventional reverse striking method, which can significantly shorten the construction period, since the construction work for the first floor basement is performed in parallel.
[0031]
(2) Since the forward casting method is also included in the reverse casting method, the number of outer wall reverse joints, reinforced joints and post-cast concrete, which tend to be a weak point of underground water stoppage, is reduced compared to the conventional reverse casting method. Can do.
[0032]
(3) Considering the construction costs associated with shortening the construction period, the cost will be about the same as the conventional reverse driving method.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a cross-sectional view showing a reverse driving method according to the present invention in the order of steps.
FIG. 2 is a plan view showing an arrangement example of a retaining wall, a pile, and a true pillar in the present invention.
FIG. 3 is a cross-sectional view showing details of construction on each floor in the reverse driving method of the present invention.
FIG. 4 is a plan view showing an example of a first stage beam used in the present invention.
FIG. 5 is a plan view showing an example of a second-stage cutting beam used in the present invention.
FIG. 6 is a cross-sectional view showing a modification of the first-stage beam.
FIG. 7 is a diagram comparing the steps of the present invention and a conventional method.
[Explanation of symbols]
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