JP3765114B2

JP3765114B2 - Eraser receiving member for writing instruments

Info

Publication number: JP3765114B2
Application number: JP24690695A
Authority: JP
Inventors: 信夫村沢
Original assignee: Pentel Co Ltd
Current assignee: Pentel Co Ltd
Priority date: 1995-08-31
Filing date: 1995-08-31
Publication date: 2006-04-12
Anticipated expiration: 2015-08-31
Also published as: JPH0966697A

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は、筆記具の軸筒の後部に消しゴムが取り付けられた消しゴム受け部材を有する筆記具に関する。
【０００２】
【従来の技術】
軸筒の後部に消しゴム受け部材を有するシャ−プペンシルを１例として挙げ説明する。その代表的な例として、実開昭５６−１４９６９１号公報や実開昭６４−４８２９６号公報が知られている。
前記実開昭５６−１４９６９１号公報の実用新案登録請求の範囲には、「シャ−プペンシルの本体内に設けられている芯収納筒の芯出入口に取外し可能に嵌入し、かつ消しゴムを抱持する抱持筒の後端には、上記芯出入口の口端々縁に突き当たる段差を形成するように外径を拡大した段差筒を連結し、この段差筒の後端には、上記芯出入り口に取外し可能に嵌入しうる消しゴム繰り出しガイド筒を連設し、上記消しゴム抱持筒の先端側内壁には、消しゴムの同筒内における先端方向への摺動を阻止する方向に突出する突起部を設けて成るシャ−プペンシル用消しゴムホルダ−。」と記載されている。つまり、筒状の消しゴムホルダ−内に嵌入している消しゴムを摺動させることにより、その消しゴムを消しゴムホルダ−より繰り出そうとするものである。
【０００３】
また、前記実開昭６４−４８２９６号公報の実用新案登録請求の範囲には、「両端間に間隙１を設けて消しゴム３を抱持する可撓性の抱持体２の上端部に、消しゴム３を押さえ込む消しゴム押さえ４を有する複数の突出条５を設け、この突出条５から間隙６を置いて消しゴム３に食い込む複数の窪み部７を抱持体２に設けると共に、この抱持体２を消しゴム３に挾持せしめ、この消しゴム３に抱持した抱持体２を窪み部７側から芯タンク８内に嵌入して突出条５に係止してなるシャ−プペンシル用消しゴム止め具。」と記載されている。つまり、間隙などが形成された消しゴム止め具によって、消しゴムの引っ込みやぐらつきなどを防止したものである。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、近年においては、子どもに対する安全性が叫ばれるようになってきた。筆記具にも関心が寄せられており、ボ−ルペンやマ−キングペンなどに取り付けられているキャップなどが代表的な例である。そのキャップには、長手方向に空気流通路が形成されており、子どもが、万一、飲み込み咽に支えた場合にも、ある程度、空気の流通（呼吸）が行われるようになっている。
そして、この安全性の問題は、最近においては、ボ−ルペンなどのキャップ以外のシャ−プペンシルにも目が向けられるようになってきた。特に、シャ−プペンシルの後方に着脱自在に取り付けられている消しゴムやその消しゴムを保持している消しゴムホルダ−に対する安全性に着目され、それ故に、それらの改良が必要となってきた。
【０００５】
しかし、上記何れの技術においても、空気が流通するような孔や溝が消しゴムにもホルダ−にも形成されていない。尚、実開昭６４−４８２９６号公報には、間隙１が設けられているが、充分に空気が流通するものとは云えない。ここで、単に、前記ホルダ−の厚みを厚くしたり、消しゴムに貫通孔を開けたりすることにより、空気流通路を形成することも考えられるが、ホルダ−の厚みや貫通孔の大きさを芯より大きく形成してしまうと、芯が間隙や貫通孔より通過し落下してしまうと云う問題が生じる。
【０００６】
【課題を解決するための手段】
本発明は、上記問題点に鑑みてなされたものであり、筆記具の軸筒の後部に消しゴムが取り付けられた消しゴム受け部材を有する筆記具であって、その消しゴム受け部材の外周面に鍔部を形成し、その鍔部に空気流通路を形成すると共に、消しゴム受け部材の内面に内鍔を形成し、その内鍔に貫通孔を形成したことを第１の要旨とし、筆記具の軸筒の後部に消しゴムが取り付けられた消しゴム受け部材を有する筆記具であって、その消しゴム受け部材の長手方向に芯の外径より大きな空気流通路を形成すると共に、その空気流通路を非直線状に形成し、また、消しゴム受け部材の内面に鍔部を形成し、その鍔部の外径付近に空気流通路を形成したことを第２の要旨とするものである。
【０００７】
【実施例】
第１例を図１〜図３に示し説明する。本発明の消しゴム受け部材を、シャ−プペンシルに取り付けた場合に例である。軸本体１の内部には、芯を貯蔵する芯タンク２が摺動自在に配置されている。また、その芯タンク２の前端（図１中下方）には、チャックリング３により開閉するチャック体４が固定されている。勿論、そのチャック体４は芯を把持し、又、繰り出すものでもある。
前記軸本体１の前端には、ゴム材質よりなる芯戻り止め部材５を内部に有する先部材６が螺着などにより固定されており、その先部材６の先端には、ステンレス材質などよりなる芯保護管７が圧入・固定されている。
符号８は、芯タンク２、並びに、チャック体４を後方（図１中上方）に付勢するチャックスプリングである。以上の構成は、一般的なシャ−プペンシルと同様である。
【０００８】
前記芯タンク２の後方部は、軸本体１の後端より突出させた状態で配置されており、その突出した部分（突出部）には、消しゴム受け部材９が着脱自在に圧入されている。その消しゴム受け部材９の中間部外周面には、鍔部１０が形成されている。そして、その鍔部１０には、使用する芯の外径より大きな空気流通路（スリット）１１が放射状に形成されている。図示例のものにおいては、空気流通路１１をスリットとして形成しているが、使用する芯より大きな円や楕円状の貫通孔であっても良い。
符号１２は、消しゴム受け部材９に圧入された消しゴムであり、その消しゴム１２は、消しゴム受け部材９の中間部内面に形成された内鍔１３によって、没入を防止している。また、符号１４は、消しゴム受け部材９の下方内面に形成された長手方向の縦リブであり、前記芯タンク２との圧入力を調整しているものである。
【０００９】
次に、作用について説明する。消しゴム１２を使用する際、芯タンク２に取り付けた状態で使用することもあるが、芯タンク２から消しゴム受け部材９を分離させ、使用することもある。また、新たな芯を補給するときも分離する。この様に分離して使用した場合であるが、子どもが誤って消しゴム受け部材９を飲み込んでしまっても、前記空気流通路１１から空気が流入し、ある一定の時間においては窒息死などを極力防止する。
【００１０】
尚、図示例のものにおいては、軸本体１の後方にクリップＸを取り付けたが、消しゴム受け部材９に取り付けても良い。クリップＸの高さによっては、空気流通性が更に高まるものである。
また、消しゴム受け部材をシャ−プペンシルに取り付けた例を示したが、ボ−ルペンなどに取り付けても良いものである。
【００１１】
第２例を図４〜図６に示し説明する。消しゴム受け部材１５は、後方の小径部１６と前方の大径部とより構成されており、それら小径部１６と大径部１７とは、適宜間隔１８をおいて、連結部１９によって連結されている。この連結部１９は、図示例のものにおいては、対向する２か所に形成したが、この例に限ったものではない。少なくとも、隣接する連結部１９の間に使用する芯より大きな四角状の孔２０が形成されれば良いのである。尚、前記小径部１６と大径部１７とによって形成される間隔１８も芯の径より大きな間隔となっている。また、前記小径部１６の外周面には、芯の径より高い突部２１が後端部から前端部にかけて形成されている。
これら、隣接する突部２１によって形成される間隙や小径部１６と大径部１７とによって形成される間隔１８、並びに、四角状の孔２０によって、空気流通路が形成され空気が流通するのである。
尚、図７に示すように、小径部１６の内面に円周リブ２２を形成することによって、消しゴム１２を強固に保持するようにしても良い。
【００１２】
第３例を図８〜図１２に示し説明する。消しゴム２３の中央部にも貫通孔２４を形成することによって、空気流通路を設けたものである。その貫通孔２４は、消しゴム２３の後端から前端にかけて形成されている。消しゴム使用の際に生じる消しゴムへの応力を考慮すると、前記貫通孔２４は図示の如く円形状のものが好ましい。また、円形状とすることにより、成形も容易である。
一方、消しゴム２３を保持する消しゴム受け部材２５の内面には、消しゴム２３の前端を受ける内鍔２６が形成されており、その内鍔２６の中央部には孔２７が形成されているが、内鍔２６の内側からは下方に向けて複数の脚部２８が形成されている。そして、その脚部２８の前端には、円形の蓋部２９が一体的に形成されている。この蓋部２９の大きさは、消しゴム受け部材２５の内径より小さいが、芯タンク２の後端開口部を塞ぐ大きさを有して成り、芯の脱落を防止しているのである。
本例においては、消しゴム２３の貫通孔２４、並びに、隣接する脚部２８の間に形成される間隙や消しゴム受け部材２５の内径と蓋部２９の外径とによって形成される間隙によって、空気流通路が形成される。また、本例においては、消しゴム自体にも貫通孔が形成されているので、万が一、消しゴムが消しゴム受け部材から外れ、その消しゴムを飲み込んだ場合でも空気流通路が確保されるものである。
【００１３】
第４例を図１３〜図１６に示し説明する。前記第３例の変形例であるが、消しゴム２３には、前記第３例と同様に貫通孔２４が形成されている。消しゴム受け部材３０は、消しゴム２３を把持する後方部３１と芯タンク２の嵌合する前方部３２とより構成されている。それら、後方部３１と前方部３２とは、対向する２つの連結部３３により連結されている。また、その連結部３３の互いが対向する外周面に、長手方向のスリット３４が形成されている。さらに、連結部材３３の中間部には、芯タンク２の後端開口部を塞ぐ大きさを有して成る蓋部３５が一体的に形成されており、その蓋部３５から前方の連結部３３は、芯タンク２に嵌合するために、その内面が円形に形成されている（図１６参照）。
本例においては、消しゴム２３の貫通孔２４、並びに、対向する連結部３３によって形成される間隙３６やスリット３４によって、空気流通路が形成される。
【００１４】
第５例を図１７〜図２０に示し説明する。前記第３例の変形例であるが、消しゴム２３には、前記第３例と同様に貫通孔２４が形成されている。消しゴム受け部材３７の中間部内面には、内鍔３８が形成されており、その内鍔３８の中央部分には、小判型の貫通孔３９が形成されている。その貫通孔３９の外周近傍からは下方に向けて２つの脚部４０が対向した位置に形成されている。そして、その脚部４０の前端には、円形の蓋部４１が一体的に形成されている。この蓋部４１大きさは、前記貫通孔３９の大きさより大きく形成されているが、芯タンク２の内径よりも小さく形成されている。消しゴム受け部材３７を芯タンクに取り付けた状態においては、芯タンク２内に遊挿されている。
本例においては、消しゴム２３の貫通孔２４、並びに、内鍔３８に形成されている貫通孔３９や、対向する脚部４０によって形成される間隙４２によって、空気流通路が形成される。
【００１５】
第６例を図２１〜図２３に示し説明する。消しゴム４３の外周面には、複数の縦溝４４が形成されている。一方、消しゴム受け部材４５の中間部内面には、内鍔４６が形成されており、その内鍔４６には、円周状に多数の貫通孔４７が形成されている。この貫通孔４７の形成位置は、芯が脱落しないように、消しゴム受け部材４５を芯タンク２に嵌合させた際、その芯タンク２の後端部で塞がれる位置に形成されている。勿論、前記縦溝４６や貫通孔４６の大きさは、使用する芯の外径より大きいものである。
本例においては、消しゴム４３の縦溝４４、並びに、貫通孔４６によって、空気流通路が形成される。
【００１６】
【発明の効果】
本発明は、筆記具の軸筒の後部に消しゴムが取り付けられた消しゴム受け部材を有する筆記具であって、その消しゴム受け部材の外周面に鍔部を形成し、その鍔部に空気流通路を形成すると共に、消しゴム受け部材の内面に内鍔を形成し、その内鍔に貫通孔を形成したことを第１の要旨とし、筆記具の軸筒の後部に消しゴムが取り付けられた消しゴム受け部材を有する筆記具であって、その消しゴム受け部材の長手方向に芯の外径より大きな空気流通路を形成すると共に、その空気流通路を非直線状に形成し、また、消しゴム受け部材の内面に鍔部を形成し、その鍔部の外径付近に空気流通路を形成したことを第２の要旨としたので、従来例に比し空気流通性が高く、しかも、筆記具がシャ−プペンシルにあっては、芯が通過しない消しゴム受け部材を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の第１例を示す縦半断面図。
【図２】図１の消しゴム受け部材を示す拡大縦半断面図。
【図３】図２の上面図。
【図４】本発明の第２例を示す縦半断面図。
【図５】図４のＡ−Ａ線断面図。
【図６】図４の上面図。
【図７】図４の変形例を示す縦半断面図。
【図８】本発明の第３例を示す縦半断面図。
【図９】図８の上面図。
【図１０】図８のＢ−Ｂ線断面図。
【図１１】図８のＣ−Ｃ線断面図。
【図１２】図８のＤ−Ｄ線断面図。
【図１３】本発明の第４例を示す縦半断面図。
【図１４】図１３のＥ−Ｅ線断面図。
【図１５】図１３のＦ−Ｆ線断面図。
【図１６】図１３のＧ−Ｇ線断面図。
【図１７】本発明の第５例を示す縦半断面図。
【図１８】図１７のＨ−Ｈ線断面図。
【図１９】図１７のＩ−Ｉ線断面図。
【図２０】図１７のＪ−Ｊ線断面図。
【図２１】本発明の第６例を示す縦半断面図。
【図２２】図２１の上面図。
【図２３】図２１のＫ−Ｋ線断面図。
【符号の説明】
１軸本体
２芯タンク
３チャックリング
４チャック体
５芯戻り止め部材
６先部材
７芯保護管
８チャックスプリング
９消しゴム受け部材
１０鍔部
１１スリット
１２消しゴム
１３内鍔
１４縦リブ
１５消しゴム受け部材
１６小径部
１７大径部
１８間隔
１９連結部
２０孔
２１突部
２２円周リブ
２３消しゴム
２４貫通孔
２５消しゴム受け部材
２６内鍔
２７孔
２８脚部
２９蓋部
３０消しゴム受け部材
３１後方部
３２前方部
３３連結部
３４スリット
３５蓋部
３６間隙
３７消しゴム受け部材
３８内鍔
３９貫通孔
４０脚部
４１蓋部
４２間隙
４３消しゴム
４４縦溝
４５消しゴム受け部材
４６内鍔
４７貫通孔
Ｘクリップ[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a writing instrument having an eraser receiving member in which an eraser is attached to a rear portion of a shaft cylinder of the writing instrument.
[0002]
[Prior art]
A sharp pencil having an eraser receiving member at the rear part of the shaft cylinder will be described as an example. As typical examples, Japanese Utility Model Laid-Open Nos. 56-149691 and 64-48296 are known.
The utility model registration claim of the Japanese Utility Model Application Laid-Open No. 56-149691 is “to detachably fit into the core entrance / exit of the core storage cylinder provided in the main body of the sharp pencil and to hold the eraser” The rear end of the holding cylinder is connected to a step cylinder whose outer diameter is enlarged so as to form a step that abuts against the edges of the opening of the center entrance and exit. The rear end of the step cylinder can be removed from the center entrance and exit. An eraser feed guide tube that can be fitted into the tube is provided in series, and a protrusion projecting in a direction that prevents the eraser from sliding in the distal direction in the tube is provided on the inner wall of the eraser holding tube. An eraser holder for a sharp pencil. " That is, by sliding the eraser fitted in the cylindrical eraser holder, the eraser is to be fed out from the eraser holder.
[0003]
Further, the utility model registration claim of the Japanese Utility Model Laid-Open No. 64-48296 discloses that “the eraser is provided on the upper end portion of the flexible holding body 2 that holds the eraser 3 with a gap 1 between both ends. A plurality of protrusions 5 having an eraser presser 4 for pressing 3 is provided, and a plurality of recesses 7 are formed in the holding body 2 so as to cut into the eraser 3 with a gap 6 from the protruding line 5. An eraser stopper for a sharp pencil, which is held by the eraser 3 and the holding body 2 held by the eraser 3 is inserted into the core tank 8 from the recess 7 side and locked to the protruding strip 5. Are listed. That is, the eraser stopper formed with a gap or the like prevents the eraser from being retracted or wobbled.
[0004]
[Problems to be solved by the invention]
However, in recent years, safety for children has been screamed. There is also interest in writing instruments, and a typical example is a cap attached to a ballpoint pen or a marking pen. An air flow passage is formed in the cap in the longitudinal direction, and even if the child is supported by the swallowing throat, air flow (breathing) is performed to some extent.
In recent years, this safety problem has been focused on sharp pencils other than caps such as ball pens. In particular, attention has been paid to the safety of an eraser that is detachably attached to the rear of a sharp pencil and an eraser holder that holds the eraser. Therefore, it has been necessary to improve them.
[0005]
However, in any of the above-described techniques, holes and grooves through which air flows are not formed on the eraser or the holder. In Japanese Utility Model Laid-Open No. 64-48296, a gap 1 is provided, but it cannot be said that sufficient air flows. Here, it is conceivable to form an air flow passage by simply increasing the thickness of the holder or by opening a through hole in the eraser. However, the thickness of the holder and the size of the through hole should be set as the core. If it is formed larger, there arises a problem that the core passes through the gap or through hole and falls.
[0006]
[Means for Solving the Problems]
The present invention has been made in view of the above problems, and is a writing instrument having an eraser receiving member with an eraser attached to the rear part of a writing tube, and a collar is formed on the outer peripheral surface of the eraser receiving member. and together to form an air flow passage to the flange portion, the inner flange is formed on the inner surface of the eraser receiving member, that a through hole is formed on the inner flange and the first aspect, the rear portion of the writing instrument of the barrel a writing instrument having a eraser receiving member eraser is attached, to form a large air passage than the outer diameter of the core in the longitudinal direction of the eraser receiving member to form the air channels in a non-linear, and The second gist is that a flange is formed on the inner surface of the eraser receiving member and an air flow passage is formed in the vicinity of the outer diameter of the flange .
[0007]
【Example】
A first example will be described with reference to FIGS. This is an example when the eraser receiving member of the present invention is attached to a sharp pencil. A core tank 2 for storing a core is slidably disposed inside the shaft body 1. A chuck body 4 that is opened and closed by a chuck ring 3 is fixed to the front end (lower side in FIG. 1) of the lead tank 2. Of course, the chuck body 4 holds the core and also feeds it out.
A tip member 6 having a core detent member 5 made of rubber is fixed to the front end of the shaft body 1 by screwing or the like, and a tip made of stainless steel or the like is attached to the tip of the tip member 6. The protective tube 7 is press-fitted and fixed.
Reference numeral 8 denotes a chuck spring that biases the lead tank 2 and the chuck body 4 backward (upward in FIG. 1). The above configuration is the same as that of a general sharp pencil.
[0008]
The rear portion of the core tank 2 is disposed in a state of protruding from the rear end of the shaft body 1, and an eraser receiving member 9 is detachably press-fitted into the protruding portion (protruding portion). On the outer peripheral surface of the intermediate portion of the eraser receiving member 9, a flange portion 10 is formed. And the air flow path (slit) 11 larger than the outer diameter of the core to be used is formed in the collar part 10 radially. In the illustrated example, the air flow passage 11 is formed as a slit, but a circular or elliptical through hole larger than the core to be used may be used.
Reference numeral 12 denotes an eraser press-fitted into the eraser receiving member 9, and the eraser 12 is prevented from being immersed by an inner collar 13 formed on the inner surface of the intermediate portion of the eraser receiving member 9. Reference numeral 14 denotes a longitudinal longitudinal rib formed on the lower inner surface of the eraser receiving member 9 and adjusts the pressure input with the core tank 2.
[0009]
Next, the operation will be described. When using the eraser 12, the eraser 12 may be used while attached to the core tank 2, but the eraser receiving member 9 may be separated from the core tank 2 and used. It is also separated when a new lead is replenished. In this case, even if a child accidentally swallows the eraser receiving member 9, air flows in from the air flow passage 11, and suffocation death is as much as possible in a certain time. To prevent.
[0010]
In the illustrated example, the clip X is attached to the rear of the shaft body 1, but it may be attached to the eraser receiving member 9. Depending on the height of the clip X, air flowability is further enhanced.
Moreover, although the example which attached the eraser receiving member to the sharp pencil was shown, you may attach to a ball pen etc.
[0011]
A second example will be described with reference to FIGS. The eraser receiving member 15 includes a rear small diameter portion 16 and a front large diameter portion. The small diameter portion 16 and the large diameter portion 17 are connected by a connecting portion 19 with an appropriate interval 18. Yes. In the illustrated example, the connecting portion 19 is formed at two opposing positions, but is not limited to this example. It is sufficient that at least a square hole 20 larger than the core used between adjacent connecting portions 19 is formed. The interval 18 formed by the small diameter portion 16 and the large diameter portion 17 is also larger than the core diameter. Further, a protrusion 21 higher than the core diameter is formed on the outer peripheral surface of the small diameter portion 16 from the rear end portion to the front end portion.
An air flow passage is formed by the gap formed by the adjacent protrusions 21, the interval 18 formed by the small diameter portion 16 and the large diameter portion 17, and the square hole 20, and air flows. .
In addition, as shown in FIG. 7, you may make it hold | maintain the eraser 12 firmly by forming the circumferential rib 22 in the inner surface of the small diameter part 16. As shown in FIG.
[0012]
A third example will be described with reference to FIGS. An air flow passage is provided by forming a through hole 24 in the center of the eraser 23. The through hole 24 is formed from the rear end to the front end of the eraser 23. Considering the stress to the eraser generated when using the eraser, the through hole 24 is preferably circular as shown in the figure. In addition, the circular shape makes it easy to mold.
On the other hand, an inner collar 26 that receives the front end of the eraser 23 is formed on the inner surface of the eraser receiving member 25 that holds the eraser 23, and a hole 27 is formed at the center of the inner collar 26. A plurality of legs 28 are formed downward from the inside of the collar 26. A circular lid portion 29 is integrally formed at the front end of the leg portion 28. Although the size of the lid portion 29 is smaller than the inner diameter of the eraser receiving member 25, it has a size that closes the rear end opening of the core tank 2, and prevents the core from falling off.
In this example, the air flow is caused by the through hole 24 of the eraser 23 and the gap formed between the adjacent leg portions 28 and the gap formed by the inner diameter of the eraser receiving member 25 and the outer diameter of the lid portion 29. A path is formed. Further, in this example, since the eraser itself has a through-hole, by any chance the eraser is detached from the eraser receiving member and the air flow passage is secured even when the eraser is swallowed.
[0013]
A fourth example will be described with reference to FIGS. As a modification of the third example, a through hole 24 is formed in the eraser 23 as in the third example. The eraser receiving member 30 is composed of a rear part 31 that holds the eraser 23 and a front part 32 into which the core tank 2 is fitted. The rear part 31 and the front part 32 are connected by two opposing connection parts 33. In addition, longitudinal slits 34 are formed on the outer peripheral surfaces of the connecting portions 33 facing each other. Further, a lid portion 35 having a size for closing the rear end opening of the core tank 2 is integrally formed at an intermediate portion of the coupling member 33, and the coupling portion 33 on the front side from the lid portion 35 is formed. In order to fit the lead tank 2, its inner surface is formed in a circular shape (see FIG. 16).
In this example, an air flow passage is formed by the through hole 24 of the eraser 23 and the gap 36 and the slit 34 formed by the opposing connecting portion 33.
[0014]
A fifth example will be described with reference to FIGS. As a modification of the third example, a through hole 24 is formed in the eraser 23 as in the third example. An inner collar 38 is formed on the inner surface of the intermediate portion of the eraser receiving member 37, and an oval through-hole 39 is formed at the center of the inner collar 38. From the vicinity of the outer periphery of the through hole 39, two leg portions 40 are formed at positions facing downward. A circular lid portion 41 is integrally formed at the front end of the leg portion 40. The size of the lid portion 41 is formed larger than the size of the through hole 39 but smaller than the inner diameter of the core tank 2. When the eraser receiving member 37 is attached to the lead tank, it is loosely inserted into the lead tank 2.
In this example, an air flow passage is formed by the through hole 24 of the eraser 23, the through hole 39 formed in the inner collar 38, and the gap 42 formed by the opposing leg portion 40.
[0015]
A sixth example will be described with reference to FIGS. A plurality of vertical grooves 44 are formed on the outer peripheral surface of the eraser 43. On the other hand, an inner flange 46 is formed on the inner surface of the intermediate portion of the eraser receiving member 45, and a number of through holes 47 are formed in the inner flange 46 in a circumferential shape. The through hole 47 is formed at a position where the rear end of the lead tank 2 is closed when the eraser receiving member 45 is fitted to the lead tank 2 so that the lead does not fall off. Of course, the size of the longitudinal groove 46 and the through hole 46 is larger than the outer diameter of the core to be used.
In this example, an air flow passage is formed by the vertical groove 44 of the eraser 43 and the through hole 46.
[0016]
【The invention's effect】
The present invention is a writing instrument having an eraser receiving member with an eraser attached to the rear part of the shaft cylinder of the writing instrument, wherein a flange is formed on the outer peripheral surface of the eraser receiving member, and an air flow passage is formed in the flange. Both of the writing tools have an eraser receiving member in which an inner collar is formed on the inner surface of the eraser receiving member and a through hole is formed in the inner casing, and an eraser is attached to the rear portion of the shaft of the writing instrument. An air flow passage larger than the outer diameter of the core is formed in the longitudinal direction of the eraser receiving member, the air flow passage is formed in a non-linear shape, and a flange is formed on the inner surface of the eraser receiving member. Since the second gist is that an air flow passage is formed in the vicinity of the outer diameter of the collar, the air flowability is higher than that of the conventional example, and when the writing instrument is a sharp pencil, the core is Eraser that does not pass It may provide only member.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a longitudinal half sectional view showing a first example of the present invention.
FIG. 2 is an enlarged vertical half sectional view showing the eraser receiving member of FIG.
FIG. 3 is a top view of FIG. 2;
FIG. 4 is a longitudinal half sectional view showing a second example of the present invention.
5 is a cross-sectional view taken along line AA in FIG.
6 is a top view of FIG. 4. FIG.
7 is a longitudinal half sectional view showing a modification of FIG.
FIG. 8 is a longitudinal half sectional view showing a third example of the present invention.
FIG. 9 is a top view of FIG.
10 is a sectional view taken along line BB in FIG.
11 is a cross-sectional view taken along line CC of FIG.
12 is a sectional view taken along line DD of FIG.
FIG. 13 is a longitudinal half sectional view showing a fourth example of the present invention.
14 is a cross-sectional view taken along the line EE of FIG.
15 is a cross-sectional view taken along line FF in FIG.
16 is a sectional view taken along line GG in FIG.
FIG. 17 is a longitudinal half sectional view showing a fifth example of the present invention.
18 is a cross-sectional view taken along line HH in FIG.
19 is a cross-sectional view taken along the line II of FIG.
20 is a sectional view taken along line JJ in FIG.
FIG. 21 is a longitudinal half sectional view showing a sixth example of the present invention.
22 is a top view of FIG. 21. FIG.
FIG. 23 is a sectional view taken along line KK in FIG.
[Explanation of symbols]
1 shaft body 2 core tank 3 chuck ring 4 chuck body 5 core detent member 6 tip member 7 core protective tube 8 chuck spring 9 eraser receiving member 10 flange 11 slit 12 eraser 13 inner flange 14 vertical rib 15 eraser receiving member 16 small diameter Part 17 Large-diameter part 18 Spacing 19 Connecting part 20 Hole 21 Protruding part 22 Circumferential rib 23 Eraser 24 Through-hole 25 Eraser receiving member 26 Inner collar 27 Hole 28 Leg part 29 Lid part 30 Eraser receiving member 31 Rear part 32 Front part 33 Connecting portion 34 Slit 35 Lid portion 36 Gap 37 Eraser receiving member 38 Inner flange 39 Through hole 40 Leg portion 41 Lid portion 42 Gap 43 Eraser 44 Vertical groove 45 Eraser receiving member 46 Inner collar 47 Through hole X clip

Claims

A writing instrument having a eraser receiving member eraser is mounted to the rear of the barrel of the writing instrument, a flange portion formed on the outer peripheral surface of the eraser receiving member, to form an air flow passage to the collar portion together, eraser receiving An eraser receiving member in a writing instrument, wherein an inner collar is formed on an inner surface of the member, and a through hole is formed in the inner collar .

A writing instrument having an eraser receiving member to which an eraser is attached at the rear part of a writing cylinder, wherein an air flow path larger than the outer diameter of the core is formed in the longitudinal direction of the eraser receiving member, and the air flow path is not An eraser receiving member in a writing instrument, wherein the eraser receiving member is formed in a straight line, and a flange is formed on the inner surface of the eraser receiving member, and an air flow passage is formed in the vicinity of the outer diameter of the flange .