JP3764782B2 - Construction method of seismic foundation - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、基礎の部分で、地盤と上部の建屋とを絶縁し、建屋に対する地震の揺れ、衝撃、特に縦揺れの際の衝撃などを緩和するための耐震基礎構造の構築方法に関する。この耐震基礎構造は、特に一般の民家など、比較的、規模の小さい建屋に適する。
【0002】
【従来の技術】
建築構造物では、自重などの安定した長期荷重には、構造物自体の不変性が常に高い安全率で要求される。しかし、地震などの予測し難い短期荷重には、致命的ではない部分破壊は許容せざるを得ない。通常、このような考えに基づいて設計がなされるが、現実には、強い地震が発生すれば多くの建築構造物が致命的な損壊を受けることも少なくない。このように、現状においては、耐震構造は必ずしも確立されたものではなく、一部の学校、研究所、高層建築などにおいて、試験的に取り入れられているにすぎない。特に一般の民家などでは、強度向上のための種々の改良、改善、例えば筋交いなどによる横揺れに対する対策はある程度なされてはいる。しかし、地震の際の特に縦揺れを考慮した設計、施工は実質的になされていないのが実情である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、特に民家などの比較的規模の小さい建屋などにおいて、簡易な装置、操作によって、且つ安価な耐震性の基礎構造の構築方法を提供することを目的とする。本発明では、地盤と基礎及び建屋との間に介在させた弾性を有する板状体によって、建屋への地震の揺れ、衝撃、特に縦揺れの際の衝撃等の伝播を抑えるものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明の耐震基礎構造の構築方法は、地盤を所要深さ掘り下げ、掘り下げられて形成される地表面を整地し、整地された該地表面の所要箇所にコンクリートを流し込み、固化させて第1の基礎を形成し、その後、弾性体からなる小片とバインダとを攪拌、混合して得られる混合物を、上記第1の基礎の表面に展延し、固化させて中間層を形成し、次いで、該中間層の表面にコンクリートを流し込み、固化させて第2の基礎を形成することを特徴とする。
【0006】
耐震基礎構造は、土台を載置するための基礎構造に従って、所定幅で構築される布基礎とすることもできる。しかし、耐震の効果を十分に得るためにはべた基礎とすることが好ましい。従って、以下、第1の基礎、中間層及び第2の基礎のいずれもが、所定の建築面積に対応した平面形状に形成されているべた基礎の場合について説明する。尚、現在、民家等の比較的規模の小さい建屋であっても、筋交い等によって地震の際の横揺れに対しては、相当の対策が講じられている。しかし、家屋の倒壊等、致命的な損壊を受ける可能性が高い縦揺れに対しては有効な対策が採られていないのが実情である。本発明は、特に、この縦揺れの際の衝撃を緩和し、建屋が被る被害を軽減せんとするものである。
【0007】
上記「コンクリート製の第1の基礎」は、地盤を所要の深さまで掘り下げ、その表面にバラスト等を敷きつめ、突き固めるなどして整地した後、コンクリートを流し込み、固化させて形成する。この第1の基礎の内部には、所定間隔でもって所要本数の鉄筋が埋め込まれ、強化されている。第1の基礎の厚さは特に限定されないが、50〜200mm、特に50〜150mm、更には100mm程度であればよい。この厚さが50mm未満では、地震の際に第2の基礎及び建屋を支えるには強度が不足する場合がある。また、通常、厚さは200mmであれば十分である。尚、この第1の基礎の周縁の少なくとも一部において、その端縁を所望の長さ、斜め下方へ突き出した張り出し部を設けた状態とすれば、この第1の基礎がより安定したものとなる。
【0008】
上記「中間層」は、地震の際に地盤とともに揺れる第1の基礎と、第2の基礎及び建屋とを絶縁する作用を有する。第1の基礎の上面のほぼ全面に渡って設けられるこの中間層の厚さも特定されないが、10〜100mm、特に30〜70mm程度であれば、揺れ及び衝撃緩和の十分な効果が奏される。この厚さが10mm未満では所要の揺れ、衝撃の緩和効果が得られず、100mmを越える場合は、中間層の硬さ、剛性等にもよるが、地震の際に容易に変形を生ずることがあり、場合によっては衝撃に耐えられずに破壊してしまうこともあるため好ましくない。
【0009】
上記「弾性体からなる小片」としては、プラスチック及びゴムなどの弾性を有する素材からなる小片(以下、チップという。)を使用することができる。プラスチックとしては、ポリオレフィン、ポリアミド、ポリエステル、ポリ塩化ビニル等の汎用樹脂が好ましく、これらのプラスチックからなるチップは入手が容易であって、且つ安価である。また、ゴムとしては、スチレン−ブダジエンゴム、アクリルニトリル−ブタジエンゴム、クロロプレンゴム、エチレン−プロピレンゴム、エチレン−プロピレン−ジエンゴム等の合成ゴム及び天然ゴムなどが挙げられる。これらのゴムからなるチップを使用すれば、地震の揺れ、衝撃を緩和する性能がより高い中間層とすることができる。
【0010】
また、プラスチック及びゴムからなるチップとしては、プラスチック成形品、ゴム成形品の製造工程において生ずる端材、及び廃タイヤ他、廃棄処分される各種プラスチック成形品、ゴム成形品などを破砕等してチップ状にしたものを使用することが好ましい。このような端材又は廃材の使用は、資源の再利用という時代の要請にかなうものであり、更には中間層のコストを大幅に引き下げることができる。この廃材としては、特に廃タイヤが好ましく、廃タイヤを破砕して得られるゴムチップは耐久性に優れ、長い耐用年数を必要とする中間層を形成する素材として適している。
【0011】
上記「バインダ」も特定はされないが、ゴムチップとともに「ゴム系バインダ」を使用することが好ましい。このゴム系バインダとしては、上記の各種のゴムを有機溶剤に溶解したバインダ或いはエマルジョン系のバインダなどが挙げられる。また、一液型ウレタン系バインダ、ビニルピリジンゴムを含有するバインダを用いることもできる。この一液型ウレタン系バインダは特に好ましく、その粘度、硬化時間などの調整も容易であって、実使用時の作業性にも優れる。
【0012】
一液型ウレタン系バインダとしては、湿気硬化性のウレタンバインダが多用されている。このバインダは、一般的に、ポリオール類に過剰のイソシアネート類を反応させて得られる、分子末端にイソシアネート基を有するプレポリマである。また、ポリオール類としてはポリエーテルポリオールが、イソシアネート類としてはジフェニルメタンジイソシアネート系のものが、コスト及び作業性の両面から好ましい。
【0013】
中間層は以下のようにして形成される。先ず、ゴムチップ等にバインダを添加し、攪拌、混合してバインダ中にゴムチップ等を分散、含有させる。その後、得られる混合物を施工現場において第1の基礎の上に展延して成形し、自然硬化させる。混合物は、調製後、特別な装置等を要することなく、左官コテ等を使用して人手によって容易に展延することができる程度の粘度であることが好ましい。また、その硬化速度は展延終了後、半日から1日経過後に完全に硬化する程度であることが好ましく、展延の作業性を損なうほどに速く硬化したり、完全硬化に何日も要し、他の作業の日程を遅らせるようなものは好ましくない。
【0014】
混合物は第2発明のように施工現場において適宜容器中において調製することができ、その粘度は使用するバインダの性状及び弾性体からなるチップの形状、寸法及びバインダとチップとの量比などによって適宜調整することができる。この弾性体からなるチップの形状は特に限定されないが、球形、楕円形等であるよりも、長さが幅の2〜5倍程度の細長い形状のものが好ましい。このような細長い形状のものであれば、チップとチップとが絡み合い、中間層の強度が向上する。より具体的には、このチップは、幅方向の平均寸法が0.5〜1.5mm、長さ方向の平均寸法が2〜5mm程度のものが好ましい。このような形状、寸法であれば、バインダ中に容易に均一に分散させることができ、且つ隣り合うチップが適度に絡み合い容易に破壊しない強度の大きい中間層が形成される。
【0015】
また、チップとバインダとの量比は、上記の混合物の粘度等を勘案しながら、重量比でチップ1に対してバインダ2〜4程度とすることが好ましい。バインダが多すぎる場合は、バインダの固形分であるゴムの種類等によっては、中間層の強度が不足することがある。一方、チップが多すぎる場合は攪拌、混合時の作業性が低下し、同時に混合物の粘度も高くなって、展延の作業性が低下することもある。
【0016】
中間層は、弾性体からなるチップ、バインダ及び適宜に形成される空間によって構成される。この空間は、チップの形状、寸法及びバインダの粘度等によって、その形状、中間層の全体積に占める割合などが異なったものとなる。この空間があまりに大きなものであったり、中間層の全体積中に占める割合が高過ぎる場合は、中間層の強度が低下し、揺れ、衝撃に伴って破壊されてしまうことがあり好ましくない。この空間は揺れ、衝撃を緩和するうえで必須のものではなく、この目的のためには中間層は中実体であってもよい。しかし、本発明では、この空間は、中間層の構成、成形方法などによって必然的に生ずるものである。
【0017】
中間層に生成する空間は独泡が多いと考えられるが、一部に連通孔が生成することもあり得る。しかし、たとえ連通孔であっても、中間層は第2の基礎及び建屋の相当に広い面によって押圧されるものであるため、内部の空気が短時間で排出されて中間層が容易に変形するなどということはない。従って、空間が独泡である場合はもとより、一部に連通孔があっても、中間層が地震の揺れ、衝撃で容易に変形することはなく、本発明における中間層は、特に地震の際の縦揺れによる衝撃に対して、中実体のゴムシートなどとまったく同様の耐震の作用を有するものである。
【0018】
上記「第2の基礎」は、第1の基礎と同様、コンクリート製であり、同様にその平板部の内部には所要本数の鉄筋が適宜の位置に埋め込まれ、強化されている。この第2の基礎は、通常の耐震構造ではない場合の基礎に相当するものであり、中間層の上面にコンクリートを流し込み、固化させて先ずその平板部を形成する。第2の基礎の平板部の厚さは特に限定されないが、100〜250mm、特に100〜200mm、更には150mm程度であればよい。この厚さが100mm未満では、地震の際に強度が不足する場合がある。また、通常、厚さは250mmであれば十分である。この第2の基礎において、平板部の上面に間取りに従って構築される立設部の上端面には、内部に埋め込まれたボルトが突出しており、これによって上端面に載置された土台が固定され、その上に建屋が構築される。尚、第2の基礎の平板部と立設部とは、両者を繋ぐ形で埋め込まれた鉄筋によって、一体に強化されている。また、中間層とこの第2の基礎との間には、通常の基礎と地盤との間に敷設されると同様の防水シートを敷設してもよい。
【0019】
第1の基礎、中間層及び第2の基礎は、その平面寸法が同一であってもよい。しかし、第1の基礎と中間層の平面寸法を略同一とし、第2の基礎の平面寸法を、それらより少し小さくことが好ましい。このように下部構造の面積を広くすることにより、第2の基礎がより安定したものとなる。第1の基礎及び中間層は、その全周縁に渡って第2の基礎よりも100〜300mm程度広くすることが好ましく、これが100mm以下では安定化の効果が不十分であり、300mm広くすれば十分な効果が奏される。
【0020】
また、特に強い地震の場合などに、第1の基礎及び第2の基礎と、中間層との間でずれが生ずることがあり得る。このずれを防止するため、第1の基礎及び第2の基礎のうちの少なくとも一方と、中間層とを、ずれ防止手段によって、相互にずれないようにすることが好ましい。このずれ防止手段としては、例えば第1の基礎の表面に凹凸を設けてもよいし、第1の基礎に埋め込んだ鉄筋を表面から所要長さ突出させてもよい。この鉄筋は、強化のために埋め込まれた鉄筋の端部を所要長さ折り曲げて突出させたものであってもよいし、別途、ずれ防止を目的として埋め込まれたものであってもよい。更に、これら突出させた鉄筋を中間層の厚さよりも長くして、第2の基礎と中間層との間のずれ防止に併用してもよい。また、中間層に鉄筋を立設し、第2の基礎との間のずれを防止してもよい。尚、鉄筋だけではなく、所要の強度を有する他の棒状体を使用することもできる。
【0021】
耐震基礎構造では、中間層は、施工現場において適宜のミキサー等によりゴムチップなどとバインダとを混合し、人手によって展延し、施工することができる。基礎は、通常、長方形、正方形及びこれらが組み合わされた形状に形成されるが、この人手による展延では、基礎の平面形状がどのようなものであっても、容易に且つ短時間で施工することができる。例えば1日に100m2程度の施工は十分に可能である。しかも、バインダを適宜調製することにより、気温が30℃前後の夏期であれば半日程度で、また冬季であっても一日で硬化させることができ、他の作業を遅延させるようなことはまったくない。更に、上記の中間層は、基礎の平面形状がどのようなものであっても、容易に連続した均質なものとすることができる。そのため、地震の際に不均質、不連続な部分から破壊するというようなこともない。
【0022】
一方、例えばゴムの中実体からなる成形シートを耐震のための中間層として使用することもできる。しかし、ゴムの成形シートでは、連続成形によって長尺なものは得られても、その幅には装置、操作上の制約で上限がある。そのため、長尺のゴムシートを施工現場において適宜長さ及び幅に切断しながら施工していくことになる。しかも、厚さ50mm程度のゴムシートを人手によって正確な寸法に切断するのは容易ではなく、また、つなぎ目を何らかの方法によって接合する必要もある。
【0023】
厚さが、例えば50mmものゴムシートを正確に切断するのは難しいが、十分な強度でもって接合するのも容易ではない。更に、施工現場では接着剤等を使用して接合する以外に適当な方法はなく作業性も低い。しかも、接着剤によって接合した箇所の強度が他の部位に比べて低下するのは避け難く、地震の際にはこの強度の小さい接合部から破壊されてしまうことが十分あり得る。このように、成形ゴムシートによって中間層を形成するのは現実的ではない。この耐震基礎構造では、第1の基礎の上面に、特別な装置、操作を要することなく、容易につなぎ目のない連続した均質な中間層を形成することができ、しかも非常に低コストの耐震基礎構造とすることができる。
【0024】
【発明の実施の形態】
以下、実施例によって、また図1を参照して本発明を詳しく説明する。
地盤4の所要面積を所定の深さまで掘り下げ、掘り下げた地盤4の周縁において更に斜め下方に深さ200mmの溝を堀り、バラストを敷きつめ、押圧して固めるなどして整地した。その後、所要量のコンクリートを流し込み、所要時間放置して硬化させ、830×1230cm(102m2 )の形状、面積であって、平板部の厚さが100mmの第1の基礎1を形成した。この第1の基礎1の形成時、コンクリートの半分量を流し込んだ時点で、コンクリートの上面に150mm間隔で所要本数の鉄筋11を並べ、その上から残りの半分量を流し込んだ。また、この第1の基礎1には、その周縁に掘られた上記の溝にもコンクリートを流し込み、斜め下方に突き出した張り出し部12を形成した。尚、図2に示すように、第1の基礎1と下記の中間層との間のずれを防止するため、コンクリートが完全に硬化しないうちに、所要本数のずれ防止用の鉄筋13を埋め込み、表面から50mm程度の長さ突出させた。
【0025】
その後、容量200リットルの攪拌翼付きのミキサー中に、平均断面寸法約2mm、長さ約5mmの廃タイヤを破砕して得られたゴムチップと、一液型ウレタン系バインダとを1:3の重量比で投入し、常温で10分間攪拌し、混合した。次いで、この混合物を、上記の第1の基礎1の上面に、人手により左官用のコテを使って厚さ50mmの板状体に展延していった。午前9時より作業を開始し、攪拌、混合と展延とを繰り返し、第1の基礎1の上面の面積と略同じ、即ち102m2 に展延し終わったのが午後5時であった。これをこのまま翌朝まで放置し、バインダを硬化させ中間層2を形成した。
【0026】
次いで、上記の中間層2の上面に、その全周縁に渡って150mm内側の位置に外周端が位置するように、800×1200(96m2 )の形状、面積であって、厚さが150mmの第2の基礎の平板部31を形成すべくコンクリートを流し込んだ。この平板部31には、第1の基礎1と同様、その厚さ方向の中間部に150mm間隔で所要本数の鉄筋33を埋め込んで強化した。その後、この平板部31の上面に間取りに従って所要の金枠を組み上げ、この枠内にコンクリートを流し込んで、硬化させ、立設部32を有する第2の基礎3を形成した。尚、鉄筋33の端部を上記の金枠内に突出させるなどして、平板部31と立設部32とを一体に強化した。このようにして得られた本発明の耐震基礎構造上に二階建ての建屋を構築した。その結果、50mmの厚さに形成した中間層の厚さは約2mm程度減じたのみであり、空泡を有しているにもかかわらず圧縮に対して十分耐えるものであることが分かった。
【0028】
【発明の効果】
第1発明の耐震基礎構造の構築方法によれば、掘り下げた地盤の表面にコンクリートを流し込み、固化させ、その後、弾性体からなるチップとバインダとからなる混合物を、左官用のコテなどで展延し、固化させ、次いで、通常の基礎を形成するという簡易な方法によって、容易に下記耐震基礎構造を構築することができる。また、特に、第2発明によれば、施工現場において、混合物の調製及びその展延を順次実施することができ、より容易に且つ効率よく耐震基礎構造を構築することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例の耐震基礎構造の縦断面図である。
【図2】実施例の耐震基礎構造において、ずれ防止用の鉄筋を埋め込んだ辺りを拡大して示した縦断面図である。
【符号の説明】
1;第1の基礎、11;強化用の鉄筋、12;第1の基礎の周縁における斜め下方への張り出し部、13;ずれ防止用の鉄筋、2;中間層、3;第2の基礎、31;平板部、32;立設部、33;強化用の鉄筋。[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a method for constructing an earthquake-resistant foundation structure that insulates the ground from an upper building at a base portion, and mitigates earthquake shaking and impact on the building, particularly shock during longitudinal shaking. Seismic basic structure of this, such as in particular the general of a private house, relatively, suitable for small building of the scale.
[0002]
[Prior art]
In a building structure, the stability of the structure itself is always required at a high safety factor for a stable long-term load such as its own weight. However, non-fatal partial destruction must be allowed for short-term loads that are difficult to predict, such as earthquakes. Usually, the design is made based on such an idea, but in reality, if a strong earthquake occurs, many building structures are often severely damaged. Thus, in the present situation, the earthquake-resistant structure is not necessarily established, but is only taken experimentally in some schools, research laboratories, high-rise buildings and the like. Particularly in general private houses and the like, various improvements and improvements for improving strength, for example, measures against rolling due to bracing, etc. have been taken to some extent. However, the actual situation is that the design and construction in consideration of the pitching in the event of an earthquake have not been made substantially.
[0003]
[Problems to be solved by the invention]
It is an object of the present invention to provide a method for constructing an earthquake-resistant foundation structure with a simple apparatus and operation, particularly in a relatively small building such as a private house. In the present invention, the elastic plate-like body interposed between the ground, the foundation, and the building suppresses the propagation of earthquake shaking and impact to the building, in particular, the impact during longitudinal shaking.
[0005]
[Means for Solving the Problems]
The method for constructing an earthquake-resistant foundation structure according to the present invention includes a first method for digging a ground to a required depth, leveling a ground surface formed by digging, pouring concrete into a required portion of the ground surface, and solidifying the ground. A base is formed, and then a mixture obtained by stirring and mixing a small piece made of an elastic body and a binder is spread on the surface of the first base and solidified to form an intermediate layer. Concrete is poured into the surface of the intermediate layer and solidified to form a second foundation.
[0006]
The earthquake-resistant foundation structure can be a cloth foundation constructed with a predetermined width in accordance with the foundation structure for mounting the foundation. However, in order to obtain a sufficient seismic effect, it is preferable to use a solid foundation. Therefore, hereinafter, the case where the first foundation, the intermediate layer, and the second foundation are all solid foundations formed in a planar shape corresponding to a predetermined building area will be described. At present, even in a relatively small building such as a private house, considerable measures have been taken against rolling due to an earthquake due to bracing. However, the actual situation is that no effective measures have been taken against pitching, which is likely to be fatally damaged, such as the collapse of a house. In particular, the present invention is intended to alleviate the impact caused by this pitching and reduce the damage the building suffers.
[0007]
The above-mentioned “first foundation made of concrete” is formed by digging the ground to a required depth, leveling the surface with ballast or the like, squeezing it, and then pouring and solidifying the concrete. The required number of reinforcing bars are embedded and strengthened inside the first foundation at a predetermined interval. Although the thickness of a 1st foundation is not specifically limited, What is necessary is just about 50-200 mm, especially 50-150 mm, Furthermore, about 100 mm. If the thickness is less than 50 mm, the strength may be insufficient to support the second foundation and building in the event of an earthquake. Usually, a thickness of 200 mm is sufficient. In addition, if at least a part of the peripheral edge of the first foundation has a desired length and a protruding portion that projects obliquely downward, the first foundation is more stable. Become.
[0008]
The “intermediate layer” has an action of insulating the first foundation that swings together with the ground during an earthquake from the second foundation and the building. The thickness of the intermediate layer provided over almost the entire upper surface of the first foundation is not specified, but if it is about 10 to 100 mm, particularly about 30 to 70 mm, sufficient effects of shaking and impact relaxation can be obtained. If this thickness is less than 10 mm, the required vibration and impact mitigation effects cannot be obtained, and if it exceeds 100 mm, depending on the hardness and rigidity of the intermediate layer, deformation can easily occur during an earthquake. In some cases, it is not preferable because it cannot withstand an impact and may be destroyed.
[0009]
As the “small piece made of an elastic body”, a small piece made of an elastic material such as plastic and rubber (hereinafter referred to as a chip) can be used. As the plastic, general-purpose resins such as polyolefin, polyamide, polyester, and polyvinyl chloride are preferable, and chips made of these plastics are easily available and inexpensive. Examples of the rubber include synthetic rubbers such as styrene-butadiene rubber, acrylonitrile-butadiene rubber, chloroprene rubber, ethylene-propylene rubber, ethylene-propylene-diene rubber, and natural rubber. If these rubber chips are used, an intermediate layer with higher performance for mitigating earthquake shaking and impact can be obtained.
[0010]
As chips made of plastic and rubber, chips are produced by crushing plastic molded products, scraps produced in the manufacturing process of rubber molded products, waste tires, various plastic molded products to be discarded, rubber molded products, etc. It is preferable to use a shaped one. The use of such scraps or scraps meets the needs of the age of resource reuse, and can further greatly reduce the cost of the intermediate layer. As the waste material, a waste tire is particularly preferable, and a rubber chip obtained by crushing the waste tire is excellent in durability and suitable as a material for forming an intermediate layer requiring a long service life.
[0011]
Although the “binder” is not specified, it is preferable to use a “rubber binder” together with the rubber chip. Examples of the rubber-based binder include a binder obtained by dissolving the above various rubbers in an organic solvent, or an emulsion-based binder. Also, a one-component urethane binder and a binder containing vinyl pyridine rubber can be used. This one-pack type urethane binder is particularly preferable, and its viscosity, curing time, etc. can be easily adjusted, and the workability during actual use is excellent.
[0012]
As the one-pack type urethane binder, a moisture curable urethane binder is frequently used. This binder is generally a prepolymer having an isocyanate group at a molecular end obtained by reacting an excess of isocyanates with polyols. Further, polyether polyols are preferable as polyols, and diphenylmethane diisocyanate-based isocyanates are preferable from the viewpoints of cost and workability.
[0013]
The intermediate layer is formed as follows. First, a binder is added to rubber chips and the like, and stirred and mixed to disperse and contain the rubber chips and the like in the binder. Thereafter, the resulting mixture is spread and molded on the first foundation at the construction site, and is naturally cured. The mixture preferably has such a viscosity that it can be easily spread manually by using a plastering iron or the like without preparing a special apparatus after preparation. Also, the curing rate is preferably such that it completely cures after half a day to one day after the completion of the spreading, and cures fast enough to impair the workability of the spreading, or it takes many days for complete curing. Anything that delays other work schedules is not preferred.
[0014]
The mixture can be appropriately prepared in a container at the construction site as in the second invention, and the viscosity is appropriately determined depending on the properties of the binder used, the shape and size of the chip made of an elastic body, the quantity ratio of the binder and the chip, and the like. Can be adjusted. The shape of the tip made of this elastic body is not particularly limited, but an elongated shape having a length of about 2 to 5 times the width is preferable to a spherical shape, an elliptical shape, or the like. With such an elongated shape, the chip and the chip are entangled, and the strength of the intermediate layer is improved. More specifically, this chip preferably has an average dimension in the width direction of 0.5 to 1.5 mm and an average dimension in the length direction of about 2 to 5 mm. With such a shape and size, an intermediate layer having a high strength that can be easily and uniformly dispersed in the binder and does not easily entangle with adjacent chips and easily break.
[0015]
Moreover, it is preferable that the quantity ratio of a chip | tip and a binder shall be about 2-4 binder with respect to the chip |
[0016]
The intermediate layer is constituted by a chip made of an elastic body, a binder, and a suitably formed space. Depending on the shape and dimensions of the chip, the viscosity of the binder, and the like, the space and the proportion of the space in the total volume of the intermediate layer differ. If this space is too large, or if the proportion of the intermediate layer in the total volume is too high, the strength of the intermediate layer is lowered, and it may be destroyed due to shaking or impact, which is not preferable. This space is not essential for mitigating shaking and impact, and the intermediate layer may be solid for this purpose. However, in the present invention, this space is inevitably generated by the structure of the intermediate layer, the molding method, and the like.
[0017]
It is considered that the space generated in the intermediate layer has many closed cells, but a communication hole may be generated in part. However, even if it is a communication hole, since the intermediate layer is pressed by a considerably wide surface of the second foundation and the building, the internal air is discharged in a short time and the intermediate layer is easily deformed. There is no such thing. Therefore, the intermediate layer is not easily deformed by the shaking or shock of an earthquake even if there is a communication hole in a part of the space as well as the case where the space is a single bubble. It has the same anti-seismic action as a solid rubber sheet, etc., against impacts caused by vertical pitching.
[0018]
The above “second foundation” is made of concrete like the first foundation, and similarly, the required number of reinforcing bars are embedded in an appropriate position inside the flat plate portion and strengthened. The second foundation corresponds to a foundation that is not an ordinary earthquake-resistant structure, and concrete is poured into the upper surface of the intermediate layer and solidified to first form the flat plate portion. The thickness of the flat plate portion of the second foundation is not particularly limited, but may be about 100 to 250 mm, particularly 100 to 200 mm, and further about 150 mm. If the thickness is less than 100 mm, the strength may be insufficient during an earthquake. Usually, a thickness of 250 mm is sufficient. In this second foundation, bolts embedded inside protrude from the upper end surface of the standing portion constructed according to the floor plan on the upper surface of the flat plate portion, thereby fixing the base placed on the upper end surface. The building is built on top of it. In addition, the flat part of the 2nd foundation and the standing part are strengthened integrally by the reinforcing bar embedded in the form which connects both. Further, a waterproof sheet similar to that provided between the normal foundation and the ground may be laid between the intermediate layer and the second foundation.
[0019]
The first foundation, the intermediate layer, and the second foundation may have the same planar dimensions. However, it is preferable that the planar dimensions of the first foundation and the intermediate layer are substantially the same, and the planar dimensions of the second foundation are slightly smaller than those. By increasing the area of the lower structure in this way, the second foundation becomes more stable. The first foundation and the intermediate layer are preferably about 100 to 300 mm wider than the second foundation over the entire periphery, and if this is 100 mm or less, the stabilizing effect is insufficient, and it is sufficient to make the width 300 mm wider. The effect is played.
[0020]
In addition, in the case of particularly strong earthquakes, a deviation may occur between the first foundation and the second foundation and the intermediate layer. In order to prevent this shift, it is preferable that at least one of the first base and the second base and the intermediate layer are not shifted from each other by the shift prevention means. As this deviation preventing means, for example, irregularities may be provided on the surface of the first foundation, or a reinforcing bar embedded in the first foundation may be protruded from the surface by a required length. This reinforcing bar may be one in which the end of the reinforcing bar embedded for reinforcement is bent and protruded for a required length, or may be embedded separately for the purpose of preventing slippage. Furthermore, these protruded reinforcing bars may be made longer than the thickness of the intermediate layer and used in combination to prevent deviation between the second foundation and the intermediate layer. Further, a reinforcing bar may be erected in the intermediate layer to prevent a deviation from the second foundation. In addition, not only a reinforcing bar but other rod-shaped bodies having a required strength can be used.
[0021]
In the earthquake-resistant foundation structure, the intermediate layer can be spread and constructed manually by mixing rubber chips and a binder with an appropriate mixer or the like at a construction site. The foundation is usually formed in a rectangular shape, a square shape, or a combination of these shapes, but with this manual spreading, it can be constructed easily and in a short time regardless of the planar shape of the foundation. be able to. For example, construction of about 100 m 2 per day is sufficiently possible. Moreover, by appropriately preparing the binder, it can be cured in about half a day in summer when the temperature is around 30 ° C., and can be cured in one day even in winter, and other work is delayed. Absent. Furthermore, the intermediate layer can be easily and continuously uniform regardless of the planar shape of the foundation. For this reason, there is no such thing as destruction from heterogeneous and discontinuous parts during an earthquake.
[0022]
On the other hand, for example, a molded sheet made of a rubber solid body can be used as an intermediate layer for earthquake resistance. However, even if a long molded rubber sheet is obtained by continuous molding, the width of the rubber molded sheet has an upper limit due to restrictions on the apparatus and operation. Therefore, construction is performed while cutting a long rubber sheet into a length and width as appropriate at the construction site. Moreover, it is not easy to manually cut a rubber sheet having a thickness of about 50 mm into an accurate size, and it is also necessary to join the joints by some method.
[0023]
Although it is difficult to accurately cut a rubber sheet having a thickness of, for example, 50 mm, it is not easy to join with a sufficient strength. Furthermore, there is no appropriate method other than bonding using an adhesive or the like at the construction site, and workability is low. Moreover, it is unavoidable that the strength of the part joined by the adhesive is lower than that of other parts, and it is possible that the joint part having such a low strength is destroyed in the event of an earthquake. Thus, it is not realistic to form an intermediate layer with a molded rubber sheet. The seismic substructure of this, the upper surface of the first basic, special equipment, operation without requiring, can be easily formed a homogeneous intermediate layer continuous with no seams, yet very inexpensive seismic It can be a basic structure.
[0024]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
The invention will now be described in detail by way of example and with reference to FIG.
The required area of the
[0025]
Thereafter, a rubber chip obtained by crushing a waste tire having an average cross-sectional dimension of about 2 mm and a length of about 5 mm in a mixer equipped with a stirring blade having a capacity of 200 liters and a one-component urethane-based binder has a weight of 1: 3. The mixture was stirred at room temperature for 10 minutes and mixed. Next, the mixture was spread on the upper surface of the
[0026]
Next, the shape and area of 800 × 1200 (96 m 2 ), and the thickness is 150 mm, so that the outer peripheral edge is located on the upper surface of the intermediate layer 2 at a position 150 mm inside over the entire periphery. Concrete was poured to form the
[0028]
【The invention's effect】
According to the construction method of the earthquake-resistant foundation structure of the first invention, the concrete is poured into the surface of the ground dug down and solidified, and then the mixture composed of the elastic chip and binder is spread with a plastering iron or the like. Then, the following earthquake resistant foundation structure can be easily constructed by a simple method of solidifying and then forming a normal foundation. In particular, according to the second invention, the preparation of the mixture and the spreading thereof can be sequentially performed at the construction site, and the earthquake-proof foundation structure can be constructed more easily and efficiently.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a longitudinal sectional view of an earthquake-resistant foundation structure according to an embodiment.
FIG. 2 is an enlarged longitudinal sectional view showing a region where a reinforcing bar for slippage prevention is embedded in the seismic foundation structure according to the embodiment.
[Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF
Claims (2)
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