JP3763978B2 - Ultrasound catheter - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、血管や脈管内等の体腔内に挿入して、管腔断面像の表示や血流測定などを行うために用いられる超音波カテーテルシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】
超音波カテーテルは、主に血管狭窄部の治療の際に、治療手段として拡張カテーテルで押し広げるのみに止めるか、ステントと呼ばれる金属の管の留置を行うか、選択の判断の一助として、狭窄部の状態を観察するのに用いられ、また、治療後の状態の観察にも用いられている。
【0003】
このような従来の超音波カテーテルは、モータを内蔵する駆動装置に接続され、このモータによりドライブシャフトが回転駆動される。ドライブシャフト先端部には超音波トランスデューサが備わり回転運動を行う。このような回転運動により、血管等の体腔内に挿入する先端部分に装着されている超音波トランスデューサから超音波を送波し、被験体内の反射体で反射されたエコーを同じ超音波トランスデューサで受波し、増幅・検波等の処理を行った後に、画像としてCRT等の表示器に表示するものである。
【0004】
このように、超音波カテーテルは、先端部に設けられた超音波トランスデューサをドライブシャフトにより回転走査させることによって映像を得るものが一般的である。超音波トランスデューサとドライブシャフトは高速で回転するものであるため、血管壁に接触すると血管壁の損傷や超音波トランスデューサの破損の虞がある。このため、従来より用いられてきた超音波カテーテルは、超音波トランスデューサとドライブシャフトがカテーテルシースの中に回転可能に納められ、血管壁に接触しないように構成されている。
【0005】
ここで、超音波カテーテルは血管における超音波トランスデューサの位置する箇所の、血管の軸と垂直な方向の断面像を得るものである。従って、術者は、血管狭窄部の状態を観察するために、超音波カテーテルを駆動させながら超音波トランスデューサの存在する先端部が狭窄部を通過するように操作する。その際、血管狭窄部の状態を詳しく知るために、繰り返し狭窄部を観察しようとすると、超音波カテーテルによる血管狭窄部の通過をその都度繰り返す必要がある。しかしながら、狭まった血管狭窄部を傷つけないように通過させるにはかなりの労力を費やすこととなるため、このような作業を繰り返すことは術者にとって負担が大きかった。このような負担を解消すべく、カテーテルシースを固定したまま、内部の超音波トランスデューサとドライブシャフトのみを移動させる機能を持たせた超音波カテーテルが提案されている。
【0006】
術者は、超音波カテーテルを血管狭窄部へ持っていくと、カテーテルシースを意図した位置に固定した状態を保持しつつドライブシャフトを引っ張って、超音波トランスデューサを手前に移動させながら、狭窄部を通過させて観察する。これにより術者は超音波カテーテルのシースを狭窄部に繰り返し挿通させる必要がない。このような超音波トランスデューサの移動は、機械を用いて行われる場合と、医師の手により行われる場合がある。
【0007】
以上に述べた方法により、血管内の軸方向に間隔を空けた包囲組織体における360°の断面画像を任意の位置まで走査的に得る事ができる。この時、狭窄部の存在箇所やその長さ等の位置・距離情報は、表示器に映し出された血管断面像により狭窄の状態が確認された際、X線血管造影画像により映し出されたカテーテルシース上の超音波トランスデューサ近傍に設置されたX線不透過性視認マーカにより得られる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、超音波カテーテルによる血管断面像で確認できた狭窄部であっても、狭窄部位の形状によっては、X線血管造影画像を見ただけでは、狭窄部の状態等の診断情報を正確に把握することが困難な場合が多い。従って、X線血管造影画像では確認できないような狭窄部が比較的広範囲に存在する症例などの場合、血管断面像により得られる狭窄部の診断情報がX線血管造影画像により得られる位置・距離情報にフィードバックされにくいのが現状である。そこで、狭窄部の診断情報と位置・距離情報との整合は医師の経験や勘により定性的に行われている。
【0009】
本発明は、このような問題点に鑑みてなされたものであって、超音波トランスデューサの長手方向位置移動量を表示する移動量表示手段を備えることによって、X線血管造影画像を見ただけでは狭窄部の位置・距離情報が把握できないような症例に対しても、血管断面撮影下において、特に、医師が超音波トランスデューサの移動を手動で操作した場合においても、狭窄部の位置・距離情報を正確に把握できる超音波カテーテルを提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
前述の問題点を解決するために、本発明においては、体腔あるいは管腔内に挿入されるカテーテルシースと、該カテーテルシース基端に備えられたカテーテルシースコネクタと、前記カテーテルシース内に挿入され、基端側から先端側まで電気的および/または機械的駆動力を伝達するドライブシャフトと、該ドライブシャフトの先端側に固定された超音波トランスデューサと、前記ドライブシャフトの長手方向の位置移動を行い、前記カテーテルシースコネクタ内に挿入されるドライブシャフトコネクタとを備え、前記超音波トランスデューサの長手方向位置移動量を示す移動量表示手段を備えていることを特徴とする超音波カテーテルをもって解決手段とする。
【0011】
また、ここで、前記ドライブシャフトコネクタが、前記カテーテルシースコネクタ内に挿入され前記ドライブシャフトの基端所定部位を覆うガイドチューブを有することが望ましい。
【0012】
更に、前記移動量表示手段は、前記超音波トランスデューサの移動可能範囲内において、前記超音波トランスデューサの移動量を定量的に表す目盛り部と、前記超音波トランスデューサの長手方向への移動に伴い、前記超音波トランスデューサの移動量を指示する指示マーカと、を備えることが望ましい。
【0013】
また、前記移動量表示手段は、前記ガイドチューブに設けられた目盛りからなるものであってもよい。
【0014】
このようにすれば、 X線血管造影画像を見ただけでは狭窄部の位置・距離情報を把握できないような症例に対しても、血管断面撮影下において、狭窄部の位置・距離情報を正確に把握することができるので、操作者の不快感や疲労感も低減することができる。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照しながら本発明の実施の形態を説明する。
【0016】
(実施形態1)
図1は、本発明の実施形態における超音波カテーテルを構成するシステム全体像を説明する図である。図1において、超音波カテーテル1は、体腔内へ挿入される長尺な部分であるカテーテル・シース2を有し、シース2内には後述するドライブシャフトと超音波トランスデューサが回転可能に納められている。超音波カテーテル1の基端部はモータを内蔵する駆動装置31が着脱可能に構成され、超音波トランスデューサで得られた画像は画像モニタ32に表示される。操作パネル33は、画像の調節や駆動装置31の制御を行うためのもので、画像記録装置34は、得られた画像を録画するビデオテープレコーダである。
【0017】
図2は図1に示した超音波カテーテル1の先端部の断面図であり、図3は、超音波カテーテル1の基端部分の構造を示す側面断面図である。図2において、3はドライブシャフトであり、シース2内に挿入され、シース2の先端部分で超音波トランスデューサ4に接続され、基端部から先端部まで機械的駆動力を伝達する。ドライブシャフト3の内部には超音波トランスデューサ4を電気的に駆動するためのリード線(図示せず)が内包されている。超音波トランスデューサ4の先端には回転安定化のためのコイル5が設けられる。また、シース2の先端部にはシース2内に生理食塩水等の超音波伝搬物質を注入するためのプライミング孔6が設けられる。
【0018】
図3において、7はシース2の基端部に接続されたされたシースコネクタであり、透明若しくは半透明の樹脂で成形される。8はドライブシャフト3の基端に接続されたドライブシャフトコネクタである。シースコネクタ7は、プライミング孔6からプライミング液を注入する際に内部の気体を排出するためのプライミング用ポート9を備えており、ドライブシャフトコネクタ8は、ドライブシャフト3の基端の所定部分を覆いながらシースコネクタ7内を摺動可能なガイドチューブ10を備えている。
【0019】
シースコネクタ7は、ガイドチューブ10との間における気密性を保つためのOリングからなるシール材11と、ネジ部12と、を備えており、押し子13に備えられたネジ機構とネジ部12の接続により、シール材11が把持される。
【0020】
ドライブシャフトコネクタ8の基端部は、駆動装置31と着脱可能であり、回転端子14が駆動装置31と勘合してドライブシャフト3と共に回転する。ガイドチューブ10は、先端に膨出部15を備え、シースコネクタ7からガイドチューブ10が脱落するのを防止する。また、膨出部15の先端は、透明若しくは半透明のシースコネクタ7の中で、外から位置が分かるように着色された指示マーカ16を有する。
【0021】
図4は、図3における点線部分の拡大側面図であり、理解を容易にするために一部断面で表わしてある。透明若しくは半透明のシースコネクタ7の内部にはガイドチューブ10が挿入されており、ガイドチューブ10の先端に設けられた指示マーカ16が目視できる。シースコネクタ7の表面には目盛り17が設けられ、初期位置(ドライブシャフトコネクタ8がシースコネクタ7に最も奥まで差し込まれた状態)からの、ドライブシャフトコネクタ8のシースコネクタ7に対する相対的な移動量が確認可能になっている。本実施形態1においては、この指示マーカ16と目盛り17が、超音波トランスデューサ4の初期位置からの移動量を示す移動量表示手段を構成する。
【0022】
次に、本発明の超音波カテーテルに係る、移動量表示手段の操作方法と作用について説明する。
【0023】
図3を参照して、ドライブシャフトコネクタ8を図面に向かって右から左に摺動させ、ドライブシャフトコネクタ8を初期位置であるシースコネクタ7の後端面に接触させる。この時、指示マーカ16が目盛り部17の原点(目盛り0位)に位置することを確認する。
【0024】
超音波カテーテル1の先端を体腔や管腔内における任意の位置に挿入後、シースコネクタ7を患者に対して固定し、駆動装置31の電源を入れることによって、ドライブシャフト3およびを回転させ、超音波スキャンを開始する。次に、ドライブシャフトコネクタ8を長手方向における任意の位置まで手動式、あるいは直動移動装置(図示しない)により自動式に移動させることにより、体腔あるいは管腔内の軸方向に間隔を空けた包囲組織体における360°の断面画像を任意の位置まで走査的に得ることができる。図5は、超音波カテーテルを血管の狭窄部に挿入し、超音波トランスデューサ4を手前側へ引いた様子を示す図である。
【0025】
この時、超音波カテーテル1の先端部の留置位置を、たとえば体腔あるいは管腔内の分岐点など視認性の高い部位にし、走査範囲内において得られた断面画像から体腔あるいは管腔内に狭窄が認められた場合、断面画像における狭窄の出現および消滅時の走査位置を移動量表示手段により確認することにより、シース2の固定位置から狭窄部までの距離、および狭窄部の軸方向の長さ等を正確に知ることができる。このため、X線血管造影画像を見ただけでは狭窄部の位置・距離情報を把握できないような症例に対しても、血管断面撮影下において、狭窄部の位置・距離情報を正確に把握することができるので、操作者の不快感や疲労感も低減することができる。
【0026】
(実施形態2)
上述した実施形態1においては、透明又は半透明のシースコネクタを用いて、内部の指示マーカを確認するものであったが、本実施形態2は、ガイドチューブ10に目盛りを設けることで、シースコネクタの材質や指示マーカの有無等は問わないものである。なお、超音波カテーテルの先端部や基端部の構造は、実施形態1のものと共通であるため、説明を省略する。
【0027】
図6は、本発明の第2の実施形態に係る超音波カテーテルのシースコネクタ7とドライブシャフトコネクタ8の部分側面図である。図6において、ドライブシャフトコネクタ8のガイドチューブ10の表面には、目盛り18が設けられている。両コネクタが密着した状態を初期位置として、初期位置においては、目盛り18は見えないので、この点を0とする。その後ドライブシャフトコネクタ8を手元側へ引くと、徐々に目盛り18が現れ、シースコネクタ7の基端面(押し子13の基端面)が、目盛り18のどの位置を示すかで、初期位置からの超音波トランスデューサ4の移動量を把握することが出来る。
【0028】
なお、以上説明した実態の形態は、本発明の理解を容易にするために記載されたものであって、本発明を限定するために記載されたものではない。従って、上記実施の形態に開示された各要素は、本発明の技術的範囲に属する全ての設計変更や均等物を含む趣旨である。
【0029】
【発明の効果】
本発明の超音波カテーテルによれば、ドライブシャフトコネクタとカテーテルシースコネクタに移動量表示手段を備えることによって、超音波トランスデューサの長手方向の移動量を正確に把握することができる。
【0030】
また、X線血管造影画像を見ただけでは狭窄部の位置・距離情報が把握できないような症例に対しても、血管断面撮影下において、狭窄部の位置・距離情報を正確に把握することができるので、操作者の不快感や疲労感も低減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明における超音波カテーテルシステムの全体構成を説明するための概略構成図である。
【図2】 本発明における超音波カテーテル基端部分の実施形態を示す側面断面図である。
【図3】 図1に示した実施の形態に係る超音波カテーテルの先端部の断面図である。
【図4】 本発明に係る超音波トランスデューサの位置移動量を表示する移動量表示手段の拡大部分断面図である。
【図5】 本発明における超音波カテーテルを血管の狭窄部に挿通させている状態である。
【図6】 本発明の実施形態2の移動量表示手段の拡大部分側面図である。
【符号の説明】
1…超音波カテーテル
2…カテーテルシース
3…ドライブシャフト
4…超音波トランスデューサ
5…コイル
6…プライミング孔
7…シースコネクタ
8…ドライブシャフトコネクタ
9…プライミング用ポート
10…ガイドチューブ
11…シール材
12…ネジ部
13…押し子
14…回転端子
15…膨出部
16…指示マーカ
17…目盛り
18…目盛り
31…駆動装置
32…画像モニタ
33…操作パネル
34…ビデオテープレコーダ
[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to an ultrasonic catheter system that is inserted into a body cavity such as a blood vessel or a vascular vessel to be used for displaying a cross-sectional image of a lumen or measuring a blood flow.
[0002]
[Prior art]
Ultrasound catheters are mainly used for the treatment of vascular stenosis as a means of treatment, whether they can only be expanded with a dilatation catheter, or a metal tube called a stent is placed. It is also used for observing the condition of the patient and also for observing the condition after treatment.
[0003]
Such a conventional ultrasonic catheter is connected to a drive device incorporating a motor, and the drive shaft is rotationally driven by this motor. The tip of the drive shaft is equipped with an ultrasonic transducer and rotates. By such a rotational motion, an ultrasonic wave is transmitted from an ultrasonic transducer attached to a distal end portion inserted into a body cavity such as a blood vessel, and an echo reflected by a reflector in the subject is received by the same ultrasonic transducer. After wave processing and amplification / detection processing, the image is displayed on a display such as a CRT.
[0004]
As described above, an ultrasonic catheter generally obtains an image by rotating and scanning an ultrasonic transducer provided at a distal end portion with a drive shaft. Since the ultrasonic transducer and the drive shaft rotate at a high speed, there is a risk of damage to the blood vessel wall or damage to the ultrasonic transducer when contacting the blood vessel wall. For this reason, the ultrasonic catheter conventionally used is configured so that the ultrasonic transducer and the drive shaft are rotatably accommodated in the catheter sheath and do not contact the blood vessel wall.
[0005]
Here, the ultrasonic catheter obtains a cross-sectional image in a direction perpendicular to the axis of the blood vessel at a position where the ultrasonic transducer is located in the blood vessel. Therefore, in order to observe the state of the blood vessel stenosis, the surgeon operates the ultrasonic catheter so that the distal end where the ultrasonic transducer exists passes through the stenosis. At that time, in order to know the state of the vascular stenosis part in detail, if the stenosis part is repeatedly observed, it is necessary to repeat the passage of the vascular stenosis part by the ultrasonic catheter each time. However, since it takes a considerable amount of labor to pass the narrowed blood vessel stenosis part without damaging it, it has been a heavy burden on the operator to repeat such work. In order to eliminate such a burden, an ultrasonic catheter having a function of moving only an internal ultrasonic transducer and a drive shaft while a catheter sheath is fixed has been proposed.
[0006]
When the surgeon takes the ultrasonic catheter to the vascular stenosis, the operator pulls the drive shaft while keeping the catheter sheath fixed at the intended position, and moves the ultrasonic transducer forward while moving the stenosis. Pass through and observe. This eliminates the need for the operator to repeatedly insert the ultrasonic catheter sheath through the stenosis. Such movement of the ultrasonic transducer may be performed by using a machine or by a doctor's hand.
[0007]
By the method described above, a 360 ° cross-sectional image of the surrounding tissue body spaced in the axial direction in the blood vessel can be obtained in a scanning manner up to an arbitrary position. At this time, the position / distance information such as the location of the stenosis part and its length is indicated by the catheter sheath displayed by the X-ray angiographic image when the state of the stenosis is confirmed by the blood vessel cross-sectional image displayed on the display. It is obtained by a radiopaque visual marker placed near the upper ultrasonic transducer.
[0008]
[Problems to be solved by the invention]
However, even in a stenosis that can be confirmed by a blood vessel cross-sectional image obtained by an ultrasonic catheter, depending on the shape of the stenosis, it is possible to accurately grasp diagnostic information such as the state of the stenosis by simply looking at the X-ray angiographic image. Often difficult to do. Therefore, in the case of a stenosis that cannot be confirmed with an X-ray angiography image in a relatively wide range or the like, the position / distance information from which the diagnostic information of the stenosis obtained from the blood vessel cross-sectional image is obtained from the X-ray angiography image It is hard to be fed back to the current situation. Therefore, matching between the diagnosis information of the stenosis and the position / distance information is qualitatively performed based on the experience and intuition of the doctor.
[0009]
The present invention has been made in view of such a problem, and is provided with a moving amount display means for displaying the moving amount of the position of the ultrasonic transducer in the longitudinal direction, so that only by looking at the X-ray angiographic image. Even for cases where the position / distance information of the stenosis cannot be grasped, the information on the position / distance of the stenosis is obtained even when the doctor manually manipulates the movement of the ultrasonic transducer under the blood vessel cross-section. An object of the present invention is to provide an ultrasonic catheter that can be accurately grasped.
[0010]
[Means for Solving the Problems]
In order to solve the above-described problems, in the present invention, a catheter sheath inserted into a body cavity or a lumen, a catheter sheath connector provided at the proximal end of the catheter sheath, and inserted into the catheter sheath, A drive shaft that transmits electrical and / or mechanical driving force from the proximal end side to the distal end side, an ultrasonic transducer fixed to the distal end side of the drive shaft, and the longitudinal movement of the drive shaft, An ultrasonic catheter comprising: a drive shaft connector inserted into the catheter sheath connector; and a movement amount display means for indicating a movement amount in a longitudinal direction of the ultrasonic transducer.
[0011]
Here, it is desirable that the drive shaft connector has a guide tube that is inserted into the catheter sheath connector and covers a predetermined proximal end portion of the drive shaft.
[0012]
Further, the movement amount display means includes a scale portion that quantitatively represents the movement amount of the ultrasonic transducer within the movable range of the ultrasonic transducer, and the movement of the ultrasonic transducer in the longitudinal direction. It is desirable to include an instruction marker that indicates the amount of movement of the ultrasonic transducer.
[0013]
Further, the movement amount display means may be a scale provided on the guide tube.
[0014]
In this way, even in cases where the position / distance information of the stenosis cannot be grasped only by looking at the X-ray angiographic image, the position / distance information of the stenosis is accurately obtained under vascular cross-section imaging. Since it can be grasped, the operator's discomfort and fatigue can be reduced.
[0015]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Hereinafter, embodiments of the present invention will be described with reference to the drawings.
[0016]
(Embodiment 1)
FIG. 1 is a diagram illustrating an overall image of a system constituting an ultrasonic catheter according to an embodiment of the present invention. In FIG. 1, an ultrasonic catheter 1 has a catheter sheath 2 which is a long portion inserted into a body cavity, and a drive shaft and an ultrasonic transducer, which will be described later, are rotatably accommodated in the sheath 2. Yes. The proximal end portion of the ultrasonic catheter 1 is configured to be detachable from a drive device 31 incorporating a motor, and an image obtained by the ultrasonic transducer is displayed on an image monitor 32. The operation panel 33 is for adjusting the image and controlling the driving device 31, and the image recording device 34 is a video tape recorder for recording the obtained image.
[0017]
2 is a cross-sectional view of the distal end portion of the ultrasonic catheter 1 shown in FIG. 1, and FIG. 3 is a side cross-sectional view showing the structure of the proximal end portion of the ultrasonic catheter 1. In FIG. 2, reference numeral 3 denotes a drive shaft, which is inserted into the sheath 2, connected to the ultrasonic transducer 4 at the distal end portion of the sheath 2, and transmits a mechanical driving force from the proximal end portion to the distal end portion. A lead wire (not shown) for electrically driving the ultrasonic transducer 4 is included in the drive shaft 3. A coil 5 for rotational stabilization is provided at the tip of the ultrasonic transducer 4. In addition, a priming hole 6 for injecting an ultrasonic propagation substance such as physiological saline into the sheath 2 is provided at the distal end portion of the sheath 2.
[0018]
In FIG. 3, 7 is a sheath connector connected to the base end portion of the sheath 2, and is formed of a transparent or translucent resin. Reference numeral 8 denotes a drive shaft connector connected to the base end of the drive shaft 3. The sheath connector 7 includes a priming port 9 for discharging the internal gas when the priming liquid is injected from the priming hole 6, and the drive shaft connector 8 covers a predetermined portion of the base end of the drive shaft 3. However, a guide tube 10 slidable in the sheath connector 7 is provided.
[0019]
The sheath connector 7 includes a seal member 11 made of an O-ring for maintaining airtightness with the guide tube 10, and a screw portion 12, and a screw mechanism and a screw portion 12 provided in the pusher 13. As a result of the connection, the sealing material 11 is gripped.
[0020]
The base end portion of the drive shaft connector 8 is detachable from the drive device 31, and the rotary terminal 14 is engaged with the drive device 31 and rotates together with the drive shaft 3. The guide tube 10 includes a bulging portion 15 at the tip, and prevents the guide tube 10 from dropping from the sheath connector 7. The tip of the bulging portion 15 has an indicator marker 16 colored so that the position can be seen from the outside in the transparent or translucent sheath connector 7.
[0021]
FIG. 4 is an enlarged side view of a dotted line portion in FIG. 3 and is partially shown in cross section for easy understanding. A guide tube 10 is inserted into the transparent or translucent sheath connector 7, and an indication marker 16 provided at the tip of the guide tube 10 can be visually observed. A scale 17 is provided on the surface of the sheath connector 7, and the relative movement amount of the drive shaft connector 8 with respect to the sheath connector 7 from the initial position (a state in which the drive shaft connector 8 is inserted into the sheath connector 7 as far as possible). Can be confirmed. In the first embodiment, the indication marker 16 and the scale 17 constitute a movement amount display unit that indicates the movement amount of the ultrasonic transducer 4 from the initial position.
[0022]
Next, the operation method and operation of the movement amount display means according to the ultrasonic catheter of the present invention will be described.
[0023]
Referring to FIG. 3, drive shaft connector 8 is slid from right to left toward the drawing, and drive shaft connector 8 is brought into contact with the rear end surface of sheath connector 7 which is the initial position. At this time, it is confirmed that the instruction marker 16 is located at the origin (scale 0 position) of the scale portion 17.
[0024]
After inserting the distal end of the ultrasonic catheter 1 at an arbitrary position in the body cavity or lumen, the sheath connector 7 is fixed to the patient, and the drive device 31 is turned on to rotate the drive shaft 3 and Start a sonic scan. Next, the drive shaft connector 8 is manually moved to an arbitrary position in the longitudinal direction or automatically moved by a linear motion moving device (not shown) so as to be surrounded by a space in the body cavity or lumen in the axial direction. A cross-sectional image of 360 ° in the tissue can be obtained by scanning up to an arbitrary position. FIG. 5 is a view showing a state in which the ultrasonic catheter is inserted into the stenosis portion of the blood vessel and the ultrasonic transducer 4 is pulled toward the front side.
[0025]
At this time, the indwelling position of the distal end portion of the ultrasonic catheter 1 is set to a highly visible site such as a body cavity or a branch point in the lumen, and stenosis occurs in the body cavity or lumen from the cross-sectional image obtained in the scanning range. If recognized, the scanning position at the time of appearance and disappearance of the stenosis in the cross-sectional image is confirmed by the movement amount display means, so that the distance from the fixed position of the sheath 2 to the stenosis part, the axial length of the stenosis part, etc. Can know exactly. Therefore, it is possible to accurately grasp the position / distance information of the stenosis under the cross-section of the blood vessel even in cases where the position / distance information of the stenosis cannot be grasped only by looking at the X-ray angiographic image. Therefore, the operator's discomfort and fatigue can be reduced.
[0026]
(Embodiment 2)
In the above-described first embodiment, a transparent or semi-transparent sheath connector is used to check the internal indicating marker. However, in the present second embodiment, a scale is provided on the guide tube 10 to provide a sheath connector. It does not matter whether there is any material or indication marker. In addition, since the structure of the front-end | tip part and proximal end part of an ultrasonic catheter is common with the thing of Embodiment 1, description is abbreviate | omitted.
[0027]
FIG. 6 is a partial side view of the sheath connector 7 and the drive shaft connector 8 of the ultrasonic catheter according to the second embodiment of the present invention. In FIG. 6, a scale 18 is provided on the surface of the guide tube 10 of the drive shaft connector 8. The initial position is a state where both connectors are in close contact with each other, and the scale 18 is not visible at the initial position. Thereafter, when the drive shaft connector 8 is pulled toward the hand side, a graduation 18 gradually appears, and the position of the graduation 18 on the base end surface of the sheath connector 7 (the base end surface of the pusher 13) indicates the position from the initial position. The amount of movement of the acoustic transducer 4 can be grasped.
[0028]
It should be noted that the actual forms described above are described for facilitating the understanding of the present invention, and are not described for limiting the present invention. Therefore, each element disclosed in the above embodiment includes all design changes and equivalents belonging to the technical scope of the present invention.
[0029]
【The invention's effect】
According to the ultrasonic catheter of the present invention, the movement amount display means is provided in the drive shaft connector and the catheter sheath connector, whereby the movement amount in the longitudinal direction of the ultrasonic transducer can be accurately grasped.
[0030]
In addition, even in cases where the position / distance information of the stenosis cannot be grasped only by looking at the X-ray angiographic image, it is possible to accurately grasp the position / distance information of the stenosis under vascular cross-section imaging. Therefore, the operator's discomfort and fatigue can be reduced.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a schematic configuration diagram for explaining the overall configuration of an ultrasonic catheter system according to the present invention.
FIG. 2 is a side sectional view showing an embodiment of an ultrasonic catheter proximal end portion in the present invention.
FIG. 3 is a cross-sectional view of the distal end portion of the ultrasonic catheter according to the embodiment shown in FIG.
FIG. 4 is an enlarged partial sectional view of a movement amount display means for displaying a position movement amount of the ultrasonic transducer according to the present invention.
FIG. 5 shows a state in which the ultrasonic catheter according to the present invention is inserted through a stenosis of a blood vessel.
FIG. 6 is an enlarged partial side view of movement amount display means according to the second embodiment of the present invention.
[Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF SYMBOLS 1 ... Ultrasonic catheter 2 ... Catheter sheath 3 ... Drive shaft 4 ... Ultrasonic transducer 5 ... Coil 6 ... Priming hole 7 ... Sheath connector 8 ... Drive shaft connector 9 ... Priming port 10 ... Guide tube 11 ... Sealing material 12 ... Screw Part 13 ... Pusher 14 ... Rotating terminal 15 ... Swelling part 16 ... Indicator marker 17 ... Scale 18 ... Scale 31 ... Drive device 32 ... Image monitor 33 ... Operation panel 34 ... Video tape recorder

Claims (2)

体腔あるいは管腔内に挿入されるカテーテルシースと、
該カテーテルシース基端に備えられたカテーテルシースコネクタと、
前記カテーテルシース内に挿入され、基端側から先端側まで電気的および/または機械的駆動力を伝達するドライブシャフトと、
該ドライブシャフトの先端側に固定された超音波トランスデューサと、
前記ドライブシャフトの長手方向の位置移動を行い、前記カテーテルシースコネクタ内に挿入され前記ドライブシャフトの基端所定部位を覆いながら前記カテーテルシースコネクタ内を摺動可能で、かつ前記カテーテルシースコネクタからの脱落を防止する膨出部を備えたガイドチューブを有するドライブシャフトコネクタとを備え、
前記ガイドチューブまたはカテーテルシースコネクタが、前記超音波トランスデューサの長手方向位置移動量を示す目盛りを備えていることを特徴とする超音波カテーテル。
A catheter sheath that is inserted into a body cavity or lumen;
A catheter sheath connector provided at the proximal end of the catheter sheath;
A drive shaft inserted into the catheter sheath and transmitting electrical and / or mechanical driving force from the proximal side to the distal side;
An ultrasonic transducer fixed to the tip side of the drive shaft;
Wherein performs position moving in the longitudinal direction of the drive shaft, wherein is inserted into the catheter sheath within the connector can slide the catheter sheath within the connector while not covering the proximal predetermined portion of the drive shaft, and from the catheter sheath connector A drive shaft connector having a guide tube with a bulging portion for preventing dropping ,
The ultrasonic catheter, wherein the guide tube or the catheter sheath connector includes a scale indicating the amount of movement in the longitudinal direction of the ultrasonic transducer.
前記目盛りは、前記超音波トランスデューサの移動可能範囲内において、前記超音波トランスデューサの移動量を定量的に表す目盛りであり、前記超音波トランスデューサの長手方向への移動に伴い、前記超音波トランスデューサの移動量を指示する指示マーカを更に備えることを特徴とする請求項1に記載の超音波カテーテル。 The scale is a scale that quantitatively represents the amount of movement of the ultrasonic transducer within the movable range of the ultrasonic transducer, and the movement of the ultrasonic transducer as the ultrasonic transducer moves in the longitudinal direction. The ultrasonic catheter according to claim 1, further comprising an indication marker for indicating the amount.
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