JP3761626B2 - Extruding device for tooth restoration material mixed and kneaded in capsule - Google Patents

Extruding device for tooth restoration material mixed and kneaded in capsule Download PDF

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    • B05C17/01—Hand tools or apparatus using hand held tools, for applying liquids or other fluent materials to, for spreading applied liquids or other fluent materials on, or for partially removing applied liquids or other fluent materials from, surfaces for discharging material from a reservoir or container located in or on the hand tool through an outlet orifice by pressure without using surface contacting members like pads or brushes with manually mechanically or electrically actuated piston or the like

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Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は、カプセル内に所定量づつ隔離されて収納されている歯科用セメントの如き歯牙修復材を構成する粉末成分と液体成分とが混合練和された後の歯牙修復材用カプセルを装着され、その混合練和された歯牙修復材を所望量だけ患者の治療部位に向けて押し出すための、カプセル内で混合練和された歯牙修復材の押出し装置に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】
歯科治療において歯のう蝕部分に歯科用セメントの如き歯牙修復材を充填するには、従来はその歯牙修復材を構成する粉末成分と液体成分とを所定量づつ計量して練和板上に取り出しスパチュラなどを使用して混合練和した後にその混合練和された歯牙修復材を所望量だけスパチュラなどを使用してすくい取って患者の治療部位に充填していたが、一般に１回の歯科治療に要する歯牙修復材量は非常に僅かでありしかも歯牙修復材を構成する粉末成分と液体成分とはその混合割合が正確でないと所望の強度等の性能が生じないので混合前の計量等の準備に長時間を要し、更に粉末成分と液体成分とを混合練和した歯牙修復材は短時間で硬化するため患者に不潔感や不快感を与えない状態で混合練和から患者の治療部位に充填できる状態に速やかに移行させることが困難なばかりか、混合練和に使用した後のスパチュラや練和板には硬化した歯牙修復材が付着したままで残るのでその清掃も面倒であるという欠点があった。
【０００３】
そこで、このような欠点を解消するために、歯牙修復材を構成する粉末成分と液体成分とが所定量づつ隔離されて一つの歯牙修復材用カプセル内に収納されていて、歯牙修復材を使用する前にその歯牙修復材用カプセル内で粉末成分と液体成分とを隔離している隔壁を破壊したら直ちに自動練和機にその歯牙修復材用カプセルを装着して粉末成分と液体成分とを混合練和させ、しかる後にその歯牙修復材用カプセルを歯牙修復材の押出し装置にセットして混合練和された歯牙修復材をその歯牙修復材用カプセルのノズルから所望量だけ患者の治療部位に向けて押し出す治療方法が普及してきた。
【０００４】
このような治療方法に使用される歯牙修復材用カプセルの形状・構造や、歯牙修復材の押出し装置には種々のものが提案されているが、歯科治療において近年歯科医から特に要望されている事項は以下の４要件を満たす装置の開発である。
▲１▼ 粉末成分と液体成分とを混合練和された歯牙修復材用カプセルを歯牙修復材の押出し装置にセットした後、混合練和された歯牙修復材を歯牙修復材用カプセル内から押し出すのに大きな力を必要としないこと
▲２▼ 混合練和された歯牙修復材を所望の量だけ確実に歯牙修復材用カプセル内から押し出すことができること
▲３▼ いつも略同じ把持状態で混合練和された歯牙修復材を歯牙修復材用カプセル内から押し出すことができること
▲４▼ 歯牙修復材の押出し操作を中断した後に再び開始しても遊びが無く直ちに混合練和された歯牙修復材を歯牙修復材用カプセル内から押し出すことができること。
【０００５】
すなわち、従来の歯牙修復材の押出し装置として、例えば特公昭58-20629号公報に開示されている「歯科用ガンに用いるノズル構造体」のように注射器と同様に管状ハウジングの後部開口部からプランジャを押し込む構造では、粉末成分と液体成分とを混合練和された歯牙修復材はペースト状になって流動性が低下していると共に歯牙修復材用カプセルとの摩擦が大きくなっている場合が多いので押し出すのに大きな力が必要になって前記要件▲１▼を満たさないと共に、粉末成分と液体成分とを混合練和された歯牙修復材を押し出すに従ってプランジャを押し込み量が増大していくから前記要件▲３▼を満たさないのであり、また特公昭50-5510号公報の第８図に開示されている「小出し器」のようにバネの力の逆らってロッドを移動させて歯牙修復材用カプセルの後部を押す構造では、歯牙修復材の押出し操作を中断するとロッドの先端は歯牙修復材用カプセルと離れてしまうため再び歯牙修復材の押出し操作を開始してもなかなか歯牙修復材が歯牙修復材用カプセル内から押し出されてこないので前記要件▲４▼を満たさないのであり、更に特開昭58-81033号公報の第１図に開示されている「万能歯科用注射器」のようにラチェット機構を備えているとロッドの移動が段階的になり歯牙修復材を所望の量だけ確実に歯牙修復材用カプセル内から押し出すことができることができないため前記要件▲２▼を満たさないのである。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、前記従来技術の欠点を解消し、前記した四つの要件をすべて満たす新規な歯牙修復材用のカプセル内で混合練和された歯牙修復材の押出し装置を提供することを課題とする。
【０００７】
【課題を解決するための手段】
本発明者らはかかる課題を解決すべく種々検討した結果、前記要件▲１▼を満たすためには歯牙修復材用カプセルの後部を押すためのピストンロッドに力を付与する機構として人力を挺子の原理を応用して増大して伝達できる機構を採用することが、前記要件▲２▼を満たすためには歯牙修復材用カプセルの後部を押すピストンロッドの移動機構がラチェット機構のように段階的に移動と停止を繰り返す機構ではないことが、前記要件▲３▼を満たすためには歯牙修復材用カプセルの後部を押すために付与した力を取り除くと歯牙修復材用カプセルの後部を押すピストンロッドを移動させる部材が初期状態に戻るがその部材に力を付与すると直ちにピストンロッドを移動させることができる機構を採用することが、前記要件▲４▼を満たすためにはラチェット機構と同様に歯牙修復材用カプセルの後部を押すピストンロッドが歯牙修復材用カプセルの後部を押す方向に移動したらその移動位置が変化しないように維持できるがラチェット機構のように段階的ではなくて無段階で操作できる機構を採用することがそれぞれ必要であることを究明し、種々検討の結果、このような四つの要件を満たす本発明に係るカプセル内で混合練和された歯牙修復材の押出し装置の開発に成功したのである。
【０００８】
すなわち本発明は、カプセル内で混合練和された歯牙修復材の押出し装置を、上方には、前端に歯牙修復材用カプセルの装着部位が、前部にピストンロッドが移動自在に挿通される案内路が貫通して、中央部にプッシュプレートを支持すると共に該ピストンロッドの案内路も兼ねる支持部が垂下されて、後部に該ピストンロッドの後端に装着されるリセットプッシャーが挿通されるリセットプッシャー案内路が貫通してそれぞれ設けられていると共に該リセットプッシャー案内路の直下に螺設されているメネジにストッパープレート位置調整用ネジが螺合されており、また前部の下方にはレバーの初期位置を規定するための座ぐり部が設けられているハウジング本体と、
前記ハウジング本体の案内路と支持部の案内路とを貫通し後端が該リセットプッシャー内に挿入されており該ハウジング本体内で少なくともプッシュプレートに係合される部分に一定ピッチの溝が設けられており、初期状態において該ハウジング本体内の案内路内の後端に位置する部分に止め輪嵌着用の溝が設けられていると共に該溝より前方に段部が設けられていて該段部より前方の直径が歯牙修復材用カプセルの後端と係合する直径となっているピストンロッドと、
上端が前記リセットプッシャーの前端上部に、下部が前記ストッパープレート位置調整用ネジの前端に当接するようにストッパープレート用スプリングで常時押圧されており、傾斜している状態では係合穴の上端と下端とが該係合穴を貫通している前記ピストンロッドの外周に係合してその摩擦力で該ピストンロッドがその軸方向に移動するのを阻止し、前記リセットプッシャーが前方に押し込まれて該ピストンロッドの軸心に対して直角になると該ピストンロッドの外周に係合しなくなって該ピストンロッドがその軸方向に移動するのを阻止しなくなるストッパープレートと、
レバーが操作されない状態では前記ハウジング本体内の支持部の前面に上部後面が当接するようにプッシュプレート用スプリングで常時押圧されて前記ピストンロッドの軸心に対して直角な状態になって該ピストンロッドが貫通している係合穴が該ピストンロッドの外周に係合しなくなり、レバーが操作されてその上端が支持部の前面に当接して傾斜した状態になると係合穴の上端と下端とが該ピストンロッドの外周に係合してその摩擦力で該ピストンロッドをその軸方向に前方に移動させるプッシュプレートと、
前記ハウジング本体の前端の装着部位より後方に螺合されておりその内面に前記ピストンロッドの前部が軸方向に摺動して移動し得る貫通穴が穿設されている固定ナットと、該ピストンロッドに遊嵌されており該ピストンロッドの止め輪嵌着用の溝に係合されている止め輪でその後面を支持されているリングの前面と該固定ナットの後面との間に設けられており前記ストッパープレートの係合穴が該ピストンロッドの外周に係合している摩擦力に打ち勝って該ピストンロッドをその軸方向に押し戻さない力を付与するピストンロッド押し戻し用スプリングと、前記ハウジング本体に固定されたレバー軸に回転自在に装着されており、上部後端に該ハウジング本体の後部のスプリング支持部材にその後端を装着された引張りスプリングの前端が装着されたスプリング支持部が設けられており、前部にハウジング本体の座ぐり部と当接する突起部が設けられており、上部に前記プッシュプレートの下端後部に当接するプッシュプレート押圧部が設けられているレバーと、
より成る構造にすることによって、前記課題を解決することができることを究明して本発明を完成したのである。
【０００９】
また、ピストンロッドのハウジング本体内でリセットプッシャー内前部に挿入される部分にまで一定ピッチの溝が設けられているとピストンロッドの押出し操作が確実になるばかりでなく押し出した位置でのピストンロッドの停止も確実になり、ストッパープレートの係合穴が横に広がった楕円形であり、プッシュプレートの係合穴が横に広がった楕円形であると、係合穴とピストンロッドの外周との係合が線接触になるのでピストンロッドとの係合がより確実になって好ましく、レバーのプッシュプレート押圧部に硬質の当接部材が取り付けられているとレバーのプッシュプレート押圧部の摩耗が少なくなって好ましいことも究明したのである。
【００１０】
【発明の実施の形態】
以下、図面により本発明に係るカプセル内で混合練和された歯牙修復材の押出し装置について詳細に説明する。
図１は本発明装置の１実施例の側面図、図２は図１に示した本発明装置の側断面説明図、図３は図１の正面図、図４は図１に示した本発明装置にカプセルを取り付けた状態を示す平面図、図５はピストンロッドの形状を示す側面図である。
【００１１】
図面中、１はハウジング本体であってその上方には、前端に歯牙修復材を構成する粉末成分と液体成分とが所定量づつ隔離されて収納されておりその隔壁を破壊して粉末成分と液体成分とが混合練和された歯牙修復材用カプセルＣの装着部位1aが設けられていると共に、前部に後述するピストンロッドが移動自在に挿通される案内路1bが貫通して設けられており、中央部に後述するプッシュプレートを支持すると共にピストンロッドの案内路も兼ねる支持部1cが垂下されており、後部にはピストンロッドの後端に装着されるリセットプッシャーが挿通されるリセットプッシャー案内路1dが貫通して設けられており、更にその後部のリセットプッシャー案内路1dの直下にストッパープレート位置調整用ネジ螺合用のメネジ1eが螺設されており、また前部の下方には、後述するレバーの初期位置を規定するための座ぐり部1fが設けられている。
【００１２】
２はハウジング本体１の上方後部に貫通して設けられているリセットプッシャー案内路1dに挿通されているリセットプッシャーであり、このリセットプッシャー２は後端が閉塞された筒状を成していて、前部外周に設けられているフランジ2aによりハウジング本体１のリセットプッシャー案内路1dから抜け出ることが防止されている。
【００１３】
３はハウジング本体１の案内路1bと支持部1cの案内路とを貫通し後端がリセットプッシャー２内に挿入されているピストンロッドであり、ハウジング本体１内で少なくともプッシュプレート６に係合される部分に一定ピッチの溝3aが、好ましくはハウジング本体１内でリセットプッシャー２内前部に挿入される部分にまで一定ピッチの溝3aが設けられており、また初期状態においてハウジング本体１の案内路1b内の後端に位置する部分に止め輪嵌着用の溝3bが設けられていると共にその溝3bより前方に段部3cが設けられていてこの段部3cより前方の直径は装着部位1aに装着されている歯牙修復材用カプセルＣ内の混合練和された歯牙修復材を押し出すために歯牙修復材用カプセルＣの後端と係合する直径となっている。
【００１４】
４はハウジング本体１の後部のリセットプッシャー案内路1dの直下に螺設されているメネジ1eに螺合されているストッパープレート位置調整用ネジであり、ハウジング本体１の後部からのドライバーのよる操作によりその前端の位置が調整される。
【００１５】
５は上端がリセットプッシャー２の前端上部に、下部がストッパープレート位置調整用ネジ４の前端に当接するようにストッパープレート用スプリング5bで常時押圧されているストッパープレートであり、このストッパープレート５に貫通して設けられている係合穴5aを前記ピストンロッド３が貫通していて、図２に示す如くストッパープレート５が傾斜している状態では係合穴5aの上端と下端とがピストンロッド３の外周に係合してその摩擦力でピストンロッド３がその軸方向に移動するのを阻止しており、リセットプッシャー２が前方に押し込まれてピストンロッド３の軸心に対して直角になるとピストンロッド３の外周に係合しなくなってピストンロッド３がその軸方向に移動するのを阻止しなくなるのである。このストッパープレート５に貫通して設けられている係合穴5aの形状としては、ピストンロッド３の直径より僅かに大きな丸穴でもよいが、このように係合穴5aが丸穴の場合には係合穴5aとピストンロッド３の外周との係合は点接触になるので、線接触になるように横に広がった楕円形であることが好ましい。
【００１６】
６は後述するレバーが操作されない状態ではハウジング本体１内に垂下されている支持部1cの前面に上部後面が当接するようにプッシュプレート用スプリング6bで常時押圧されているプッシュプレートであり、このプッシュプレート６に貫通して設けられている係合穴6aを前記ピストンロッド３が貫通していて、レバーが操作されて図２に示すストッパープレート５の如くその上端が支持部1cの前面に当接して傾斜した状態になると係合穴6aの上端と下端とがピストンロッド３の外周に係合してその摩擦力でピストンロッド３をその軸方向に前方に移動し、レバーが操作されない状態になるとプッシュプレート用スプリング6bで押圧されてピストンロッド３の軸心に対して元の直角な状態になってピストンロッド３の外周に係合しなくなるのである。このプッシュプレート６に貫通して設けられている係合穴6aの形状としては、ピストンロッド３の直径より僅かに大きな丸穴でもよいが、このように係合穴6aが丸穴の場合には係合穴6aとピストンロッド３の外周との係合は点接触になるので、線接触になるように横に広がった楕円形であることが好ましい。
【００１７】
７はハウジング本体１の前端の装着部位1aより後方に螺合されている固定ナットであって、その内面にはピストンロッド３の前部がその軸方向に摺動して移動し得る貫通穴7aが穿設されており、ピストンロッド３に遊嵌されておりピストンロッド３の止め輪嵌着用の溝3bに係合されている止め輪7bでその後面を支持されているリング7cの前面とこの固定ナット７の後面との間にはピストンロッド押し戻し用スプリング7dが設けられている。このピストンロッド押し戻し用スプリング7dは、前記ストッパープレート５の係合穴5aがピストンロッド３の外周に係合している状態ではストッパープレート５の係合穴5aとピストンロッド３との摩擦力に打ち勝ってピストンロッド３をその軸方向に押し戻すことがないが、ストッパープレート５がピストンロッド３の軸心に対して直角になって係合穴5aがピストンロッド３の外周に係合しなくなるとピストンロッド３をその軸方向に後方に押し戻す力を付与するものである。
【００１８】
８はハウジング本体１に固定されたレバー軸8aに回転自在に装着されたレバーであり、このレバー８には上部後端にハウジング本体１の後部に設けられた六角ボルトの如きスプリング支持部材9aにその後端を装着された引張りスプリング９の前端が装着されたスプリング支持部8dが設けられており、前部にハウジング本体１の座ぐり部1fと当接する突起部8bが設けられており、上部に前記プッシュプレート６の下端後部に当接するプッシュプレート押圧部8cが設けられていて、この引張りスプリング９の引張り力によりレバー８を操作しない状態では突起部8bがハウジング本体１の座ぐり部1fと当接し、係合部8cがプッシュプレート６の下端後部に当接した状態を維持する。なお、このレバー８のプッシュプレート押圧部8cには、プッシュプレート６の下端後部との当接により摩耗しないように硬質の当接部材8eが取り付けられていることが好ましく、この当接部材8eは回転自在なコロであるとプッシュプレート６の下端後部を押圧する操作を滑らかに行うことができるので好ましい。
【００１９】
このような構造の本発明に係るカプセル内で混合練和された歯牙修復材の押出し装置を使用するには、歯牙修復材を構成する粉末成分と液体成分とが所定量づつ隔離されて収納されている歯牙修復材用カプセルＣ内で粉末成分と液体成分とを隔離している隔壁を破壊したら直ちに自動練和機にその歯牙修復材用カプセルＣを装着して粉末成分と液体成分とを混合練和させ、しかる後にその歯牙修復材用カプセルＣをハウジング本体１の上部前端に設けられている歯牙修復材用カプセルの装着部位1aにセットする。
【００２０】
次いで、ハウジング本体１の後部を握って歯牙修復材用カプセルＣの先端ノズルを患者の治療部位に向け、レバー軸8aを中心として引張りスプリング９の引張り力に抗してレバー８をハウジング本体１の後部側に回転させると、レバー８の前部の突起部8bがハウジング本体１の座ぐり部1fから離れ、プッシュプレート用スプリング6bの力に抗してプッシュプレート押圧部8c（当接部材8eが設けられている場合には当接部材8e）がプッシュプレート６の下端後部を押圧して前方に移動させるので、プッシュプレート６はその上端がハウジング本体１の支持部1cの前面に当接して傾斜した状態になり、プッシュプレート６の係合穴6aの上端と下端とがピストンロッド３の外周に当接してその摩擦力でピストンロッド３をその軸方向に前方に移動し、その前端部が歯牙修復材用カプセルＣの後部に係合して練和された歯牙修復材用カプセルＣ内の歯牙修復材が所望量だけ患者の治療部位に向けて押し出されるのである。この際、ピストンロッド３のプッシュプレート６の係合穴6aと係合する位置には一定ピッチの溝3aが設けられているので、この溝3aとプッシュプレート６の係合穴6aとが係合してピストンロッド３が歯牙修復材用カプセルＣ内の歯牙修復材を押し出せなくなる現象の発生は確実に防止される。
【００２１】
しかる後に、レバー８に付与していた力を抜くと、レバー８は引張りスプリング９の引張り力によりレバー軸8aを中心としてハウジング本体１の後部側から離れる方向に回転してその前部の突起部8bがハウジング本体１の座ぐり部1fに当接してその回転を停止して初期位置に戻り、プッシュプレート６はプッシュプレート用スプリング6bの圧縮力で押圧されて元のピストンロッド３の軸心に対して直角な状態になってピストンロッド３の外周と係合しなくなるが、プッシュプレート押圧部8c（当接部材8eが設けられている場合には当接部材8e）はプッシュプレート６の下端後部に当接した状態となるのである。
【００２２】
この際、上端がリセットプッシャー２の前端上部にまた下部がストッパープレート位置調整用ネジ４の前端に当接するようにストッパープレート用スプリング5bで常時押圧されているストッパープレート５に貫通して設けられている係合穴5aの上端と下端とはピストンロッド３の後部外周に係合していてその摩擦力でピストンロッド３がその軸方向に移動するのを阻止されているので、ピストンロッド３は歯牙修復材用カプセルＣ内の歯牙修復材が所望量だけ押し出した位置で停止した状態を維持する。
このような状態は、ピストンロッド３の後部のリセットプッシャー２内前部に挿入される位置まで一定ピッチの溝3aが設けられていると、何等かの外力がピストンロッド３に作用したり、ハウジング本体１に衝撃力が加わったりしてストッパープレート５に貫通して設けられている係合穴5aの上端と下端とピストンロッド３の後部外周との係合状態が維持できないような現象が発生しても、ストッパープレート５に貫通して設けられている係合穴5aがこの溝3aに係合してピストンロッド３がその軸方向に移動するのが確実に阻止されるので好ましい。
【００２３】
しかる後に再度歯牙修復材用カプセルＣの先端ノズルを患者の治療部位に向けて、レバー軸8aを中心として引張りスプリング９の引張り力に抗してレバー８をハウジング本体１の後部側に回転させると、前記したのと同様にして直ちに練和された歯牙修復材用カプセルＣ内の歯牙修復材が所望量だけ患者の治療部位に向けて押し出されるのである。
【００２４】
かくして治療が終了すると、ハウジング本体１の後端上部のリセットプッシャー２を前方に向けて押し込めば、リセットプッシャー２の前面でストッパープレート用スプリング5bの押圧力に抗してストッパープレート５が前方に移動してピストンロッド３の軸心に対して直角な状態になってストッパープレート５に貫通して設けられている係合穴5aがピストンロッド３の外周に係合しなくなるので、リセットプッシャー２を押し込むために付与していた力を抜くと、ピストンロッド３はピストンロッド押し戻し用スプリング7dの圧縮力によって後方に押し戻され、またストッパープレート５はストッパープレート用スプリング5bの押圧力によって上端がリセットプッシャー２の前端上部にまた下部がストッパープレート位置調整用ネジ４の前端に当接する初期状態に戻るのである。
【００２５】
【発明の効果】
以上に詳述した如く、本発明に係るカプセル内で混合練和された歯牙修復材の押出し装置は、比較的簡単な構造であるので安価且つ容易に製造できるのみならず、以下に列挙する如き種々の効果を奏するものであり、その歯科分野に貢献する価値の非常に大きなものである。
▲１▼ 歯牙修復材を構成する粉末成分と液体成分とを混合練和された歯牙修復材用カプセルを歯牙修復材の押出し装置にセットしたら、混合練和された歯牙修復材を歯牙修復材用カプセル内から押し出すのに付与する力はレバーを介して挺子の原理を応用して増大して伝達される機構を採用しているので、粉末成分と液体成分とを混合練和された歯牙修復材がペースト状になって流動性が低下していると共に歯牙修復材用カプセルとの摩擦が大きくなっていても小さな力で容易に押出し操作を行うことができる。
▲２▼ 歯牙修復材用カプセルの後部と係合して混合練和された歯牙修復材を押し出すピストンロッドの移動機構がラチェット機構のように段階的に移動と停止を繰り返す機構ではなく、ピストンロッドの外周と係合してピストンロッドの移動を行わしめる係合穴を有するプッシュプレートを採用したので、粉末成分と液体成分とを混合練和された歯牙修復材を滑らかに連続的に押し出すことができる。
▲３▼ 歯牙修復材用カプセルの後部を押すためにレバーに付与した力を取り除いた状態においてレバーは直ちにピストンロッドの移動を行わせる状態になっているので、１回のレバー操作の後に次のレバー操作を行おうとする場合に無駄な時間を要することがないばかりか、操作されるレバーは初期位置に戻っているので繰返し行うレバー操作が常に同一状態であるので操作し易い。
▲４▼ 歯牙修復材用カプセルの後部を押すためにレバーに付与した力を取り除いてもピストンロッドの外周と係合してその位置でピストンロッドの移動を停止させる係合穴を有するストッパープレートを採用したので、歯牙修復材用カプセルの後部と係合して混合練和された歯牙修復材を押し出すピストンロッドを任意の位置で停止させておいて次にレバーを操作すると直ちに粉末成分と液体成分とを混合練和された歯牙修復材を滑らかに押し出すことができ、１回のレバー操作の後に次のレバー操作を行おうとする場合に無駄な時間を要することがない。
▲５▼ そしてピストンロッドの外周の所定位置にはプッシュプレートの係合穴との係合状態を確実に維持する溝が設けられているので、粉末成分と液体成分とを混合練和された歯牙修復材がペースト状になって流動性が低下していると共に歯牙修復材用カプセルとの摩擦が大きくなっていても、ピストンロッドとプッシュプレートの係合穴との係合状態が維持されて押出し操作に支障を生じることがない。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明装置の１実施例の側面図である。
【図２】図１に示した本発明装置の側断面説明図である。
【図３】図１の正面図である。
【図４】図１に示した本発明装置に歯牙修復材用カプセルを取り付けた状態を示す平面図である。
【図５】ピストンロッドの形状を示す側面図である。
【符号の説明】
１ ハウジング本体
1a 装着部位
1b 案内路
1c 支持部
1d リセットプッシャー案内路
1e メネジ
1f 座ぐり部
２ リセットプッシャー
2a フランジ
３ ピストンロッド
3a 溝
3b 止め輪嵌着用溝
3c 段部
４ ストッパープレート位置調整用ネジ
５ ストッパープレート
5a 係合穴
5b ストッパープレート用スプリング
６ プッシュプレート
6a 係合穴
6b プッシュプレート用スプリング
７ 固定ナット
7a 貫通穴
7b 止め輪
7c リング
7d ピストンロッド押し戻し用スプリング
８ レバー
8a レバー軸
8b 突起部
8c プッシュプレート押圧部
8d スプリング支持部
8e 当接部材
９ 引張りスプリング
9a スプリング支持部材
Ｃ 歯牙修復材用カプセル[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention is equipped with a capsule for a tooth restoration material after mixing and kneading a powder component and a liquid component constituting a tooth restoration material such as dental cement stored separately in a predetermined amount in the capsule. The present invention relates to an apparatus for extruding a tooth-restoring material mixed and kneaded in a capsule for extruding a desired amount of the tooth-restoring material mixed and kneaded toward a treatment site of a patient.
[0002]
[Prior art]
In dental treatment, in order to fill a dental caries portion with a dental restoration material such as dental cement, conventionally, the powder component and the liquid component constituting the dental restoration material are weighed in predetermined amounts on a kneaded plate. After taking out and mixing with a spatula, etc., a desired amount of the mixed and restored tooth restoration material was scooped up with a spatula to fill the patient's treatment site. The amount of tooth restoration material required for treatment is very small, and the powder component and the liquid component constituting the tooth restoration material do not produce performance such as desired strength unless the mixing ratio is accurate. Tooth restoration materials that take a long time to prepare and further mix and knead the powder and liquid components harden in a short time, so the patient's treatment site can be treated from the mixed kneading without causing filth and discomfort to the patient. Can be filled quickly Not only it is difficult to migrate to, the spatula and kneaded plate was used for mixing and kneading the cleaning also has a disadvantage that it is cumbersome because remain adhered is tooth restoration material cured.
[0003]
Therefore, in order to eliminate such drawbacks, the powder component and the liquid component constituting the tooth restoration material are separated by a predetermined amount and stored in one capsule for the tooth restoration material, and the tooth restoration material is used. Immediately after breaking the partition that separates the powder and liquid components in the capsule for tooth restoration material, the capsule for tooth restoration material is installed in the automatic kneader and the powder component and liquid component are mixed. Kneaded, and then set the capsule for tooth restoration material on the device for extruding the tooth restoration material, and direct the desired amount of the tooth restoration material mixed and kneaded from the nozzle of the tooth restoration material capsule to the treatment site of the patient. The treatment method to push out has become widespread.
[0004]
Various shapes and structures of capsules for tooth restorative materials used in such treatment methods and devices for extruding tooth restorative materials have been proposed, but there has been a particular demand in recent years for dental treatment from dentists. The matter is the development of equipment that satisfies the following four requirements.
(1) After setting the capsule for tooth restoration material mixed and kneaded with the powder component and the liquid component to the device for extruding the tooth restoration material, the mixture and kneaded tooth restoration material is extruded from the capsule for tooth restoration material. Does not require great power
(2) A desired amount of the mixed and kneaded tooth restoration material can be reliably pushed out from the capsule for the tooth restoration material.
(3) To be able to push out a tooth restoration material that has been mixed and kneaded in almost the same gripping state from the capsule for tooth restoration material.
(4) The tooth restoration material that has been mixed and kneaded can be pushed out of the capsule for tooth restoration material without play even if it is restarted after interrupting the extrusion operation of the tooth restoration material.
[0005]
That is, as a conventional device for extruding a tooth restoration material, for example, a “nozzle structure used for a dental gun” disclosed in Japanese Patent Publication No. 58-20629, a plunger is inserted from a rear opening of a tubular housing in the same manner as a syringe. In the structure of pushing in, the tooth restoration material in which the powder component and the liquid component are mixed and kneaded is paste-like and fluidity is lowered, and friction with the capsule for tooth restoration material is often increased. Therefore, a large force is required to extrude, the above requirement (1) is not satisfied, and the amount of pushing in the plunger increases as the tooth restoration material in which the powder component and the liquid component are mixed and kneaded is pushed out. It does not satisfy requirement (3), and the tooth is moved by moving the rod against the spring force as in the “dispenser” disclosed in FIG. 8 of Japanese Patent Publication No. 50-5510. In the structure that pushes the rear part of the restoration capsule, if the extrusion operation of the tooth restoration material is interrupted, the tip of the rod will be separated from the capsule for the tooth restoration material, so even if the extrusion operation of the tooth restoration material is started again, it is quite easy Does not meet the requirement (4) because it is not pushed out from the capsule for tooth restoration material, and is more like the “universal dental syringe” disclosed in FIG. 1 of Japanese Patent Laid-Open No. 58-81033. If the ratchet mechanism is provided, the movement of the rod is stepwise, and the tooth restoration material cannot be reliably pushed out of the capsule for the tooth restoration material, so that the requirement (2) is not satisfied. .
[0006]
[Problems to be solved by the invention]
An object of the present invention is to provide a device for extruding a tooth restorative material mixed and kneaded in a capsule for a new tooth restorative material that eliminates the drawbacks of the prior art and satisfies all of the above four requirements. .
[0007]
[Means for Solving the Problems]
As a result of various studies to solve the above problems, the present inventors have used human power as a mechanism for applying a force to a piston rod for pushing the rear part of the capsule for tooth restoration material in order to satisfy the requirement (1). In order to satisfy the requirement (2), it is necessary to apply a mechanism that can increase the transmission by applying the principle of the above, and the piston rod moving mechanism that pushes the rear part of the capsule for tooth restoration material is stepped like a ratchet mechanism. In order to satisfy the requirement (3), the piston rod that pushes the rear part of the dental restoration material capsule when the force applied to push the rear part of the dental restoration material capsule is removed to satisfy the requirement (3). The mechanism that can move the piston rod as soon as a force is applied to the member returns to the initial state, but the requirement (4) is satisfied. In the same way as the ratchet mechanism, if the piston rod that pushes the rear part of the dental restoration material capsule moves in the direction of pushing the rear part of the dental restoration material capsule, the movement position can be maintained so that it does not change, but step by step like the ratchet mechanism. However, we have determined that it is necessary to adopt a mechanism that can be operated steplessly, and as a result of various studies, tooth restoration that has been mixed and kneaded in the capsule according to the present invention that satisfies these four requirements He succeeded in developing a material extrusion device.
[0008]
That is, the present invention provides an apparatus for extruding a tooth restorative material mixed and kneaded in a capsule, a guide portion in which an attachment portion of a tooth restorative material capsule is inserted at the front end, and a piston rod is movably inserted at the front portion. A reset pusher through which a reset pusher that is attached to the rear end of the piston rod is inserted in a rear portion, with a passage penetrating, a support portion that also serves as a guide path for the piston rod is supported depending on the push plate at the center portion A guide plate is provided in each case, and a stopper plate position adjusting screw is screwed into a female screw screwed directly below the reset pusher guide channel. A housing body provided with a counterbore for defining the position;
The rear end of the housing body passes through the guide path of the housing body and the support section and is inserted into the reset pusher. A groove having a constant pitch is provided in at least a portion of the housing body engaged with the push plate. In the initial state, a groove for wearing a retaining ring is provided in a portion located at the rear end in the guide path in the housing body, and a step is provided in front of the groove. A piston rod whose front diameter is engaged with the rear end of the dental restoration capsule;
The upper end is always pressed by the stopper plate spring so that the upper end is in contact with the upper end of the front end of the reset pusher and the lower portion is in contact with the front end of the stopper plate position adjusting screw. Engaged with the outer periphery of the piston rod penetrating the engagement hole to prevent the piston rod from moving in the axial direction by the frictional force, and the reset pusher is pushed forward to A stopper plate that does not engage with the outer periphery of the piston rod when it is perpendicular to the axis of the piston rod and prevents the piston rod from moving in the axial direction;
When the lever is not operated, the piston rod is constantly pressed by the spring for the push plate so that the upper rear surface is in contact with the front surface of the support portion in the housing body, and becomes perpendicular to the axis of the piston rod. When the engagement hole through which the hole penetrates does not engage the outer periphery of the piston rod and the lever is operated and the upper end of the lever comes into contact with the front surface of the support portion and is inclined, the upper and lower ends of the engagement hole are A push plate that engages the outer periphery of the piston rod and moves the piston rod forward in the axial direction by the frictional force;
A fixing nut screwed rearwardly from the mounting portion of the front end of the housing body, and a through-hole in which the front portion of the piston rod slides and moves in the axial direction on the inner surface thereof; and the piston It is provided between the front surface of the ring that is loosely fitted to the rod and supported by the retaining ring engaged with the groove for fitting the retaining ring of the piston rod, and the rear surface of the fixing nut. A piston rod push-back spring that provides a force that does not push back the piston rod in the axial direction by overcoming the frictional force that the engagement hole of the stopper plate engages with the outer periphery of the piston rod, and fixed to the housing body The front end of the tension spring is mounted on the lever shaft so as to be rotatable, and the rear end is attached to the spring support member at the rear of the housing body at the upper rear end. The attached spring support part is provided, the front part is provided with a projection part that comes into contact with the counterbore part of the housing body, and the push plate pressing part that comes into contact with the rear lower part of the push plate is provided at the upper part. Lever
The present invention has been completed by investigating that the above-mentioned problems can be solved by using a structure comprising the above.
[0009]
In addition, if a groove with a constant pitch is provided in the piston rod housing body at the part inserted into the front of the reset pusher, not only the piston rod can be pushed out, but also the piston rod at the extruded position. If the engagement hole of the stopper plate is an elliptical shape that expands laterally, and the engagement hole of the push plate is an elliptical shape that expands laterally, the engagement hole and the outer periphery of the piston rod Since the engagement is a line contact, it is preferable that the engagement with the piston rod is more reliable. If a hard contact member is attached to the push plate pressing portion of the lever, wear of the lever push plate pressing portion is reduced. It was also found that it is preferable.
[0010]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Hereinafter, an apparatus for extruding a tooth restoration material mixed and kneaded in a capsule according to the present invention will be described in detail with reference to the drawings.
1 is a side view of an embodiment of the apparatus of the present invention, FIG. 2 is an explanatory side sectional view of the apparatus of the present invention shown in FIG. 1, FIG. 3 is a front view of FIG. FIG. 5 is a side view showing the shape of the piston rod. FIG.
[0011]
In the drawings, reference numeral 1 denotes a housing main body, and a powder component and a liquid component constituting a tooth restoration material are separated and stored in a predetermined amount above the front end of the housing body. A mounting part 1a for a capsule C for tooth restoration material mixed with ingredients is provided, and a guide path 1b through which a piston rod, which will be described later, is movably inserted, is provided through the front part. A support portion 1c that supports a push plate, which will be described later, and also serves as a guide path for the piston rod is suspended in the center portion, and a reset pusher guide passage that is inserted into the rear end of the piston rod is inserted in the rear portion. 1d is provided therethrough, and a female screw 1e for screwing the stopper plate position adjusting screw is screwed directly below the reset pusher guide path 1d at the rear thereof. Below the section is provided with countersunk portion 1f for defining the initial position of the later-described lever.
[0012]
Reference numeral 2 denotes a reset pusher inserted through a reset pusher guide path 1d provided penetrating the upper rear portion of the housing body 1. The reset pusher 2 has a cylindrical shape with a closed rear end. The flange 2a provided on the outer periphery of the front portion prevents the housing body 1 from coming out of the reset pusher guide path 1d.
[0013]
A piston rod 3 passes through the guide path 1b of the housing body 1 and the guide path of the support portion 1c, and the rear end is inserted into the reset pusher 2. The piston rod 3 is engaged with at least the push plate 6 in the housing body 1. A groove 3a having a constant pitch is provided in a portion of the housing body 1, and a groove 3a having a constant pitch is preferably provided in a portion inserted into the front portion of the reset pusher 2 in the housing body 1, and the housing body 1 is guided in an initial state. A groove 3b for wearing a retaining ring is provided in a portion located at the rear end in the road 1b, and a step portion 3c is provided in front of the groove 3b, and the diameter in front of the step portion 3c is the mounting portion 1a. In order to push out the mixed and kneaded tooth restoration material in the tooth restoration material capsule C attached to the tooth restoration material, the diameter is engaged with the rear end of the tooth restoration material capsule C.
[0014]
Reference numeral 4 denotes a stopper plate position adjusting screw that is screwed into a female screw 1e that is screwed directly under the reset pusher guide path 1d at the rear portion of the housing body 1, and is operated by a driver from the rear portion of the housing body 1. The position of the front end is adjusted.
[0015]
Reference numeral 5 denotes a stopper plate that is always pressed by a stopper plate spring 5b so that the upper end is in contact with the upper end of the front end of the reset pusher 2 and the lower portion is in contact with the front end of the stopper plate position adjusting screw 4. When the piston rod 3 passes through the engagement hole 5a provided and the stopper plate 5 is inclined as shown in FIG. 2, the upper end and the lower end of the engagement hole 5a are connected to the piston rod 3. When the piston rod 3 is engaged with the outer periphery to prevent the piston rod 3 from moving in the axial direction by the frictional force and the reset pusher 2 is pushed forward and becomes perpendicular to the axis of the piston rod 3, the piston rod 3 is not engaged with the outer periphery of the piston 3, and the piston rod 3 is prevented from moving in the axial direction. The shape of the engagement hole 5a provided through the stopper plate 5 may be a round hole slightly larger than the diameter of the piston rod 3, but when the engagement hole 5a is a round hole in this way, Since the engagement between the engagement hole 5a and the outer periphery of the piston rod 3 is a point contact, it is preferable that the engagement hole 5a has an elliptical shape extending laterally so as to be a line contact.
[0016]
Reference numeral 6 denotes a push plate that is always pressed by a push plate spring 6b so that the upper rear surface comes into contact with the front surface of the support portion 1c suspended in the housing body 1 when the lever described later is not operated. The piston rod 3 passes through an engagement hole 6a provided through the plate 6, and the lever is operated so that the upper end of the lever abuts against the front surface of the support portion 1c as shown in FIG. When the upper and lower ends of the engagement hole 6a are engaged with the outer periphery of the piston rod 3 and the piston rod 3 is moved forward in the axial direction by the friction force, the lever is not operated. It is pressed by the spring 6b for the push plate so that it is in a state perpendicular to the axis of the piston rod 3 and is not engaged with the outer periphery of the piston rod 3. . The shape of the engagement hole 6a provided through the push plate 6 may be a round hole slightly larger than the diameter of the piston rod 3, but when the engagement hole 6a is a round hole in this way, Since the engagement between the engagement hole 6a and the outer periphery of the piston rod 3 is a point contact, it is preferable that the engagement hole 6a has an elliptical shape extending laterally so as to be a line contact.
[0017]
Reference numeral 7 denotes a fixing nut screwed rearward from the mounting portion 1a at the front end of the housing body 1, and a through hole 7a through which the front portion of the piston rod 3 can slide in the axial direction and move on the inner surface. Is formed in the piston rod 3, and the front surface of the ring 7c supported by the retaining ring 7b engaged with the groove 3b for fitting the retaining ring of the piston rod 3 Between the rear surface of the fixing nut 7, a piston rod pushing back spring 7d is provided. The piston rod push-back spring 7d overcomes the frictional force between the engagement hole 5a of the stopper plate 5 and the piston rod 3 when the engagement hole 5a of the stopper plate 5 is engaged with the outer periphery of the piston rod 3. The piston rod 3 is not pushed back in the axial direction, but when the stopper plate 5 is perpendicular to the axis of the piston rod 3 and the engagement hole 5a is not engaged with the outer periphery of the piston rod 3, the piston rod 3 The force which pushes back 3 back to the axial direction is provided.
[0018]
Reference numeral 8 denotes a lever rotatably mounted on a lever shaft 8a fixed to the housing body 1. The lever 8 has a spring support member 9a such as a hexagon bolt provided at the rear end of the housing body 1 at the upper rear end. A spring support portion 8d to which the front end of the tension spring 9 attached to the rear end is attached is provided, and a projection portion 8b that abuts against a counterbore portion 1f of the housing body 1 is provided to the front portion. A push plate pressing portion 8c that abuts the rear lower end of the push plate 6 is provided, and when the lever 8 is not operated by the tension force of the tension spring 9, the projection 8b contacts the counterbore portion 1f of the housing body 1. The engagement portion 8c is kept in contact with the rear end of the lower end of the push plate 6. A hard abutting member 8e is preferably attached to the push plate pressing portion 8c of the lever 8 so as not to be worn by abutting with the lower rear end of the push plate 6. The abutting member 8e A rotatable roller is preferable because the operation of pressing the rear end of the lower end of the push plate 6 can be performed smoothly.
[0019]
In order to use the device for extruding the tooth restoration material mixed and kneaded in the capsule according to the present invention having such a structure, the powder component and the liquid component constituting the tooth restoration material are separated and stored by a predetermined amount. Immediately after breaking the partition that separates the powder component and liquid component in the capsule C for tooth restoration material, the capsule C for tooth restoration material is immediately attached to the automatic kneader and the powder component and liquid component are mixed. After the kneading, the dental restoration material capsule C is set on the mounting site 1a of the dental restoration material capsule provided at the upper front end of the housing body 1.
[0020]
Next, the rear end of the housing body 1 is gripped, the tip nozzle of the capsule C for tooth restoration material is directed to the treatment site of the patient, and the lever 8 is moved against the tension force of the tension spring 9 around the lever shaft 8a. When the rear part is rotated, the protrusion 8b at the front part of the lever 8 is separated from the counterbore part 1f of the housing body 1, and the push plate pressing part 8c (the contact member 8e is against the force of the push plate spring 6b). If provided, the abutting member 8e) presses the rear end of the lower end of the push plate 6 and moves it forward, so that the upper end of the push plate 6 abuts against the front surface of the support portion 1c of the housing body 1 and tilts. The upper and lower ends of the engagement holes 6a of the push plate 6 are brought into contact with the outer periphery of the piston rod 3, and the frictional force moves the piston rod 3 forward in the axial direction thereof. End is the tooth restoration material of the rear engaging the kneaded been for the tooth restorative material in the capsule C of the capsule C for a tooth restoration material is pushed out toward the treatment site in the patient by a desired amount. At this time, since a groove 3a having a constant pitch is provided at a position where the piston rod 3 is engaged with the engagement hole 6a of the push plate 6, this groove 3a and the engagement hole 6a of the push plate 6 are engaged. Thus, the occurrence of a phenomenon that the piston rod 3 cannot push out the tooth restoration material in the capsule C for tooth restoration material is reliably prevented.
[0021]
Thereafter, when the force applied to the lever 8 is removed, the lever 8 rotates in the direction away from the rear side of the housing body 1 around the lever shaft 8a by the pulling force of the tension spring 9, and the protrusion at the front thereof. 8b abuts against the counterbore 1f of the housing body 1 to stop its rotation and return to the initial position, and the push plate 6 is pressed by the compression force of the push plate spring 6b to the original axis of the piston rod 3. The push plate pressing portion 8c (or the abutting member 8e when the abutting member 8e is provided) is arranged at a right angle with respect to the outer periphery of the piston rod 3, but the lower rear portion of the push plate 6 It will be in the state contact | abutted to.
[0022]
At this time, the upper end of the reset pusher 2 is provided through the stopper plate 5 that is always pressed by the stopper plate spring 5b so that the upper end is in contact with the upper end of the reset pusher 2 and the lower portion is in contact with the front end of the stopper plate position adjusting screw 4. Since the upper end and the lower end of the engagement hole 5a are engaged with the outer periphery of the rear portion of the piston rod 3 and the frictional force prevents the piston rod 3 from moving in the axial direction, the piston rod 3 has a tooth The state where the tooth restoration material in the restoration material capsule C is stopped at the position where it is pushed out by a desired amount is maintained.
In such a state, if a groove 3a having a constant pitch is provided up to the position where the piston rod 3 is inserted into the front portion of the reset pusher 2, some external force acts on the piston rod 3 or the housing. A phenomenon occurs in which an impact force is applied to the main body 1 and the engagement state between the upper and lower ends of the engagement hole 5a provided through the stopper plate 5 and the outer periphery of the rear portion of the piston rod 3 cannot be maintained. However, it is preferable because the engagement hole 5a provided through the stopper plate 5 engages with the groove 3a and the piston rod 3 is reliably prevented from moving in the axial direction.
[0023]
Thereafter, when the distal end nozzle of the capsule C for tooth restoration material is again directed to the treatment site of the patient and the lever 8 is rotated to the rear side of the housing body 1 against the tension force of the tension spring 9 about the lever shaft 8a. The tooth restoration material in the capsule C for tooth restoration material immediately kneaded in the same manner as described above is pushed out toward the treatment site of the patient by a desired amount.
[0024]
When the treatment is thus completed, if the reset pusher 2 at the upper rear end of the housing body 1 is pushed forward, the stopper plate 5 moves forward against the pressing force of the stopper plate spring 5b on the front surface of the reset pusher 2. Then, since the engagement hole 5a provided perpendicularly to the axis of the piston rod 3 and penetrating through the stopper plate 5 is not engaged with the outer periphery of the piston rod 3, the reset pusher 2 is pushed in. When the force applied for this purpose is removed, the piston rod 3 is pushed back by the compression force of the piston rod push-back spring 7d, and the stopper plate 5 has the upper end of the reset pusher 2 by the pressing force of the stopper plate spring 5b. The upper end of the front end and the lower end are the front end of the stopper plate position adjusting screw 4 It back to abut the initial state.
[0025]
【The invention's effect】
As described in detail above, the device for extruding a tooth restoration material mixed and kneaded in a capsule according to the present invention has a relatively simple structure and can be manufactured inexpensively and easily. It has various effects and is very valuable in contributing to the dental field.
(1) After setting the capsule for tooth restoration material mixed with the powder component and liquid component constituting the tooth restoration material to the device for extruding the tooth restoration material, the mixed and kneaded tooth restoration material is used for the tooth restoration material. Since the force applied to push out from the capsule is increased and transmitted through the lever by applying the principle of the lever, the tooth restoration where the powder component and the liquid component are mixed and kneaded is adopted. Even if the material is pasty and fluidity is lowered, and the friction with the capsule for tooth restoration material is increased, the extrusion operation can be easily performed with a small force.
(2) Piston rod is not a mechanism that moves and stops stepwise like a ratchet mechanism, but a piston rod moving mechanism that pushes out the mixed and kneaded tooth restoration material by engaging the rear part of the capsule for tooth restoration material. A push plate with an engagement hole that engages with the outer periphery of the piston rod to move the piston rod is adopted, so that the tooth restoration material in which the powder component and the liquid component are mixed and kneaded can be extruded smoothly and continuously. it can.
(3) When the force applied to the lever is removed in order to push the rear part of the capsule for tooth restoration material, the lever immediately moves the piston rod. In addition to not wasting time when attempting to operate the lever, the operated lever is returned to the initial position, so that the repeated lever operation is always in the same state, making it easy to operate.
(4) A stopper plate having an engagement hole that engages with the outer periphery of the piston rod and stops the movement of the piston rod at that position even if the force applied to the lever for removing the rear portion of the capsule for tooth restoration material is removed. Because it is adopted, the piston rod that pushes out the mixed and kneaded tooth restoration material that engages with the rear part of the capsule for tooth restoration material is stopped at an arbitrary position, and immediately after the lever is operated, the powder component and the liquid component The tooth restoration material mixed and kneaded can be pushed out smoothly, and no wasteful time is required when the next lever operation is performed after one lever operation.
(5) Since a groove for reliably maintaining the engagement state with the engagement hole of the push plate is provided at a predetermined position on the outer periphery of the piston rod, the tooth in which the powder component and the liquid component are mixed and kneaded Even if the restoration material becomes paste and fluidity is reduced, and the friction with the capsule for dental restoration material is increased, the engagement state between the piston rod and the engagement hole of the push plate is maintained and the extrusion is performed. Operation is not hindered.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a side view of an embodiment of the apparatus of the present invention.
2 is an explanatory side sectional view of the device of the present invention shown in FIG.
FIG. 3 is a front view of FIG. 1;
4 is a plan view showing a state where a capsule for tooth restoration material is attached to the device of the present invention shown in FIG. 1. FIG.
FIG. 5 is a side view showing the shape of a piston rod.
[Explanation of symbols]
1 Housing body
1a Wearing part
1b Guideway
1c Support part
1d reset pusher guideway
1e Female thread
1f Counterbore part
2 Reset pusher
2a Flange
3 Piston rod
3a groove
3b Retaining ring fitting groove
3c Step
4 Stopper plate position adjustment screw
5 Stopper plate
5a engagement hole
5b Stopper plate spring
6 Push plate
6a engagement hole
6b Push plate spring
7 Fixing nut
7a Through hole
7b Retaining ring
7c ring
7d Piston rod push-back spring
8 Lever
8a Lever shaft
8b Projection
8c Push plate pressing part
8d Spring support
8e Contact member
9 Tension spring
9a Spring support member
C Capsule for tooth restoration

Claims (4)

上方には、前端に歯牙修復材用カプセル(Ｃ)の装着部位(1a)が、前部にピストンロッド(３)が移動自在に挿通される案内路(1b)が貫通して、中央部にプッシュプレート(６)を支持すると共に該ピストンロッド(３)の案内路も兼ねる支持部(1c)が垂下されて、後部に該ピストンロッド(３)の後端に装着されるリセットプッシャー(２)が挿通されるリセットプッシャー案内路(1d)が貫通してそれぞれ設けられていると共に該リセットプッシャー案内路(1d)の直下に螺設されているメネジ(1e)にストッパープレート位置調整用ネジ(４)が螺合されており、また前部の下方にはレバー(８)の初期位置を規定するための座ぐり部(1f)が設けられているハウジング本体(１)と、
該ハウジング本体(１)のリセットプッシャー案内路(1d)に挿通されており、後端が閉塞された筒状を成し前部外周にフランジ(2a)が設けられているリセットプッシャー(２)と、
前記ハウジング本体(１)の案内路(1b)と支持部(1c)の案内路とを貫通し後端が該リセットプッシャー(２)内に挿入されており該ハウジング本体(１)内で少なくともプッシュプレート(６)に係合される部分に一定ピッチの溝(3a)が設けられており、初期状態において該ハウジング本体(１)内の案内路(1b)内の後端に位置する部分に止め輪嵌着用の溝(3b)が設けられていると共に該溝(3b)より前方に段部(3c)が設けられていて該段部(3c)より前方の直径が歯牙修復材用カプセル(Ｃ)の後端と係合する直径となっているピストンロッド(３)と、
上端が前記リセットプッシャー(２)の前端上部に、下部が前記ストッパープレート位置調整用ネジ(４)の前端に当接するようにストッパープレート用スプリング(5b)で常時押圧されており、傾斜している状態では係合穴(5a)の上端と下端とが該係合穴(5a)を貫通している前記ピストンロッド(３)の外周に係合してその摩擦力で該ピストンロッド(３)がその軸方向に移動するのを阻止し、前記リセットプッシャー(２)が前方に押し込まれて該ピストンロッド(３)の軸心に対して直角になると該ピストンロッド(３)の外周に係合しなくなって該ピストンロッド(３)がその軸方向に移動するのを阻止しなくなるストッパープレート(５)と、
レバー(８)が操作されない状態では前記ハウジング本体(１)内の支持部(1c)の前面に上部後面が当接するようにプッシュプレート用スプリング(6b)で常時押圧されて前記ピストンロッド(３)の軸心に対して直角な状態になって該ピストンロッド(３)が貫通している係合穴(6a)が該ピストンロッド(３)の外周に係合しなくなり、レバー(８)が操作されてその上端が支持部(1c)の前面に当接して傾斜した状態になると係合穴(6a)の上端と下端とが該ピストンロッド(３)の外周に係合してその摩擦力で該ピストンロッド(３)をその軸方向に前方に移動させるプッシュプレート(６)と、
前記ハウジング本体(１)の前端の装着部位(1a)より後方に螺合されておりその内面に前記ピストンロッド(３)の前部が軸方向に摺動して移動し得る貫通穴(7a)が穿設されている固定ナット(７)と、該ピストンロッド(３)に遊嵌されており該ピストンロッド(３)の止め輪嵌着用の溝(3b)に係合されている止め輪(7b)でその後面を支持されているリング(7c)の前面と該固定ナット(７)の後面との間に設けられており前記ストッパープレート(５)の係合穴(5a)が該ピストンロッド(３)の外周に係合している摩擦力に打ち勝って該ピストンロッド(３)をその軸方向に押し戻さない力を付与するピストンロッド押し戻し用スプリング(7d)と、
前記ハウジング本体(１)に固定されたレバー軸(8a)に回転自在に装着されており、上部後端に該ハウジング本体(１)の後部のスプリング支持部材(9a)にその後端を装着された引張りスプリング(９)の前端が装着されたスプリング支持部(8d)が設けられており、前部にハウジング本体(１)の座ぐり部(1f)と当接する突起部(8b)が設けられており、上部に前記プッシュプレート(６)の下端後部に当接するプッシュプレート押圧部(8c)が設けられているレバー(８)と、
より成ることを特徴とするカプセル内で混合練和された歯牙修復材の押出し装置。In the upper part, the attachment part (1a) of the capsule for tooth restoration material (C) is passed through the front end, and the guide path (1b) through which the piston rod (3) is movably inserted penetrates through the front part. A support pusher (1c) that supports the push plate (6) and also serves as a guide path for the piston rod (3) is suspended, and a reset pusher (2) attached to the rear end of the piston rod (3) at the rear. Reset pusher guide passages (1d) through which the stopper plate position is inserted, and a stopper plate position adjusting screw (4) is provided on the female screw (1e) screwed directly under the reset pusher guide passage (1d). ) And a housing body (1) provided with a counterbore (1f) for defining an initial position of the lever (8) below the front portion;
A reset pusher (2) which is inserted into a reset pusher guide path (1d) of the housing body (1), has a cylindrical shape with a closed rear end, and is provided with a flange (2a) on the outer periphery of the front part; ,
The rear end is inserted into the reset pusher (2) through the guide path (1b) of the housing body (1) and the guide path of the support part (1c), and at least push in the housing body (1). A groove (3a) having a constant pitch is provided in a portion engaged with the plate (6), and is stopped at a portion located at the rear end in the guide path (1b) in the housing body (1) in the initial state. A ring fitting groove (3b) is provided and a step (3c) is provided in front of the groove (3b), and the diameter in front of the step (3c) is a capsule for tooth restoration material (C ) Piston rod (3) having a diameter engaged with the rear end;
The upper end of the reset pusher (2) is always pressed by the stopper plate spring (5b) so that the lower end is in contact with the upper end of the front end of the reset pusher (2) and the lower end is in contact with the front end of the stopper plate position adjusting screw (4). In the state, the upper end and the lower end of the engagement hole (5a) are engaged with the outer periphery of the piston rod (3) passing through the engagement hole (5a), and the piston rod (3) is caused by the frictional force. When the reset pusher (2) is pushed forward and becomes perpendicular to the axis of the piston rod (3), it is engaged with the outer periphery of the piston rod (3). A stopper plate (5) which is lost and does not prevent the piston rod (3) from moving in the axial direction;
When the lever (8) is not operated, the piston rod (3) is always pressed by the push plate spring (6b) so that the upper rear surface comes into contact with the front surface of the support portion (1c) in the housing body (1). The engagement hole (6a) through which the piston rod (3) penetrates in a state perpendicular to the axis of the piston rod (3) does not engage with the outer periphery of the piston rod (3), and the lever (8) is operated. When the upper end of the engaging portion (1c) comes into contact with the front surface of the supporting portion (1c) and is inclined, the upper and lower ends of the engaging hole (6a) engage with the outer periphery of the piston rod (3). A push plate (6) for moving the piston rod (3) forward in its axial direction;
A through hole (7a) that is screwed rearward from the mounting portion (1a) at the front end of the housing body (1) and in which the front portion of the piston rod (3) can slide and move in the axial direction. And a retaining ring (7) that is loosely fitted to the piston rod (3) and is engaged with a groove (3b) for fitting a retaining ring of the piston rod (3). 7b) is provided between the front surface of the ring (7c) whose rear surface is supported and the rear surface of the fixing nut (7), and the engagement hole (5a) of the stopper plate (5) is provided with the piston rod. A piston rod push-back spring (7d) that overcomes the friction force engaged with the outer periphery of (3) and applies a force that does not push back the piston rod (3) in its axial direction;
The lever shaft (8a) fixed to the housing body (1) is rotatably mounted, and the rear end is mounted to the rear spring support member (9a) of the housing body (1) at the upper rear end. A spring support portion (8d) to which the front end of the tension spring (9) is attached is provided, and a protrusion portion (8b) that contacts the counterbore portion (1f) of the housing body (1) is provided at the front portion. A lever (8) provided with a push plate pressing portion (8c) that contacts the lower rear portion of the push plate (6) at the top;
A device for extruding a tooth restoration material mixed and kneaded in a capsule. ピストンロッド(３)のハウジング本体(１)内でリセットプッシャー(２)内前部に挿入される部分にまで一定ピッチの溝(3a)が設けられている請求項１に記載のカプセル内で混合練和された歯牙修復材の押出し装置。Mixing in a capsule according to claim 1, wherein a groove (3a) with a constant pitch is provided in a portion of the piston rod (3) inserted into the front part of the reset pusher (2) in the housing body (1). Extruding equipment for kneaded tooth restoration material. ストッパープレートの係合穴(5a)が横に広がった楕円形であり、プッシュプレート(６)の係合穴(6a)が横に広がった楕円形である請求項１又は２に記載のカプセル内で混合練和された歯牙修復材の押出し装置。The inside of the capsule according to claim 1 or 2, wherein the engaging hole (5a) of the stopper plate has an elliptical shape extending laterally, and the engaging hole (6a) of the push plate (6) has an elliptical shape expanding laterally. Extruding equipment for tooth restoration material mixed and kneaded in. レバー(８)のプッシュプレート押圧部(8c)に硬質の当接部材(8e)が取り付けられている請求項１から３までのいずれか１項に記載のカプセル内で混合練和された歯牙修復材の押出し装置。The tooth restoration mixed and kneaded in the capsule according to any one of claims 1 to 3, wherein a hard contact member (8e) is attached to the push plate pressing portion (8c) of the lever (8). Material extrusion equipment.
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