JP3761343B2 - カバー固定機構及び固定シール部材 - Google Patents
カバー固定機構及び固定シール部材 Download PDFInfo
- Publication number
- JP3761343B2 JP3761343B2 JP34114498A JP34114498A JP3761343B2 JP 3761343 B2 JP3761343 B2 JP 3761343B2 JP 34114498 A JP34114498 A JP 34114498A JP 34114498 A JP34114498 A JP 34114498A JP 3761343 B2 JP3761343 B2 JP 3761343B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cover
- seal
- fixing mechanism
- housing
- cover fixing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Casings For Electric Apparatus (AREA)
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は、カバー固定機構及び該カバー固定機構に使用して好適なシール部材に関する。
【０００２】
【従来の技術】
家電機器やＯＡ機器の開閉カバーの開力は、どの程度が適切で使いやすいかは、ユーザの好みや使用状況によって左右される。そのため、出荷時にデフォルトで設定された開力で全てのユーザを満足させることは困難である。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、上述のごとき実情に鑑みてなされたもので、カバー部材の開力を、ユーザ側において、少なくとも２段階に調節可能にし、もって、より多くのユーザの要望に応じることができるようにすることを目的としてなされたものである。
【０００４】
【課題を解決するための手段】
請求項１の発明は、筐体と該筐体に対して開閉自在のカバー部材とから成り、これら筐体とカバー部材のいずれか一方に配設された磁石と他方の板金部材との間に働く磁力によって前記カバー部材が前記筐体に固定されるカバー固定機構において、前記カバー固定機構に使用するシール部材であって、該シール部材は、複数枚のシールを重ねた積層構造を有し、該シールを必要枚重ねて前記磁石と板金部材との間に貼設することにより、前記カバーの開力を調節可能としたことを特徴としたものである。
【０００６】
請求項２の発明は、請求項１の発明において、前記シール部材は、各シールの部面が少しずつずらして積層されていることを特徴としたものである。
【０００７】
【発明の実施の形態】
図１は、本発明によるカバー固定機構の一使用例を説明するための概略構成図で、図中、１はＯＡ機器等の筐体、２は該筐体１に開閉可能に取り付けられたカバー部材、３は筐体１側に配設された磁石、４はカバー２側の板金部材、５は本発明によって設けられたシール部材で、本発明においては、磁石３と板金部品４との間に働く磁力によってカバー２を筐体１に固定するカバー開閉機構において、板金部材４と磁石３の間にユーザあるいはサービスマンが剥せるシール５を貼ることでカバー２の開力を強／弱２段階に調節することができ、これにより、より多くのユーザの要望に応じることができるようにしたものである。
【０００８】
すなわち、磁石３と板金部品４の間の磁力によってカバー２を固定するカバー開閉機構において、図１に示すように、板金部品４とカバー２の表面を覆うようにシール５を貼ることでデフォルトの開力を設定し、出荷後ユーザの手許に製品がある状態でユーザが開力を強くしたいときにはユーザ自身もしくはサービスマンがシール５を剥すことで開力を強くすることができる。
【０００９】
図２は、上述のごとき本発明に使用して好適なシールの構造を示す図で、図示のように、シールをシール群６に構成し、シール５を複数枚重ねた構造にしておくことにより、シールを一枚一枚剥すことで小刻みに開力を強める方向に調節可能としたものである。
【００１０】
図３は、本発明に使用して好適なシール群の他の例を示す図で、シール５を複数枚重ねたシール群７を、図示のように、端面をずらして貼っておくことで開力調節時のシールを剥す作業をしやすくしたものである。
【００１１】
【発明の効果】
請求項１の発明は、筐体と該筐体に対して開閉自在のカバー部材とから成り、これら筐体とカバー部材のいずれか一方に配設された磁石と他方の板金部材との間に働く磁力によって前記カバー部材が前記筐体に固定されるカバー固定機構において、前記カバー固定機構に使用するシール部材であって、該シール部材は、複数枚のシールを重ねた積層構造を有し、該シールを必要枚重ねて前記磁石と板金部材との間に貼設することにより、前記カバーの開力を調節可能としたもので、板金部材と磁石の間にユーザあるいはサービスマンが剥せるシールを貼ることで、カバーの開力を調節することができ、これにより、より多くのユーザの要望に応じることができ、更には、シールを複数枚にして、調節時には一枚ずつ剥せるようにすることで、開力を多段階に調節できる。
【００１３】
請求項２の発明は、請求項１の発明において、前記シール部材は、各シールの部面が少しずつずらして積層されているので、複数枚のシール開力の調節時にシールが剥しやすい。
【図面の簡単な説明】
【図１】 発明によるカバー固定機構の一使用例を説明するための概略構成図である。
【図２】 本発明に使用して好適なシールの構造を示す図である。
【図３】 本発明に使用して好適なシール群の他の例を示す図である。
【符号の説明】
１…筐体、２…カバー、３…磁石、４…板金部材、５…シール、６，７…シール群。
【発明の属する技術分野】
本発明は、カバー固定機構及び該カバー固定機構に使用して好適なシール部材に関する。
【０００２】
【従来の技術】
家電機器やＯＡ機器の開閉カバーの開力は、どの程度が適切で使いやすいかは、ユーザの好みや使用状況によって左右される。そのため、出荷時にデフォルトで設定された開力で全てのユーザを満足させることは困難である。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、上述のごとき実情に鑑みてなされたもので、カバー部材の開力を、ユーザ側において、少なくとも２段階に調節可能にし、もって、より多くのユーザの要望に応じることができるようにすることを目的としてなされたものである。
【０００４】
【課題を解決するための手段】
請求項１の発明は、筐体と該筐体に対して開閉自在のカバー部材とから成り、これら筐体とカバー部材のいずれか一方に配設された磁石と他方の板金部材との間に働く磁力によって前記カバー部材が前記筐体に固定されるカバー固定機構において、前記カバー固定機構に使用するシール部材であって、該シール部材は、複数枚のシールを重ねた積層構造を有し、該シールを必要枚重ねて前記磁石と板金部材との間に貼設することにより、前記カバーの開力を調節可能としたことを特徴としたものである。
【０００６】
請求項２の発明は、請求項１の発明において、前記シール部材は、各シールの部面が少しずつずらして積層されていることを特徴としたものである。
【０００７】
【発明の実施の形態】
図１は、本発明によるカバー固定機構の一使用例を説明するための概略構成図で、図中、１はＯＡ機器等の筐体、２は該筐体１に開閉可能に取り付けられたカバー部材、３は筐体１側に配設された磁石、４はカバー２側の板金部材、５は本発明によって設けられたシール部材で、本発明においては、磁石３と板金部品４との間に働く磁力によってカバー２を筐体１に固定するカバー開閉機構において、板金部材４と磁石３の間にユーザあるいはサービスマンが剥せるシール５を貼ることでカバー２の開力を強／弱２段階に調節することができ、これにより、より多くのユーザの要望に応じることができるようにしたものである。
【０００８】
すなわち、磁石３と板金部品４の間の磁力によってカバー２を固定するカバー開閉機構において、図１に示すように、板金部品４とカバー２の表面を覆うようにシール５を貼ることでデフォルトの開力を設定し、出荷後ユーザの手許に製品がある状態でユーザが開力を強くしたいときにはユーザ自身もしくはサービスマンがシール５を剥すことで開力を強くすることができる。
【０００９】
図２は、上述のごとき本発明に使用して好適なシールの構造を示す図で、図示のように、シールをシール群６に構成し、シール５を複数枚重ねた構造にしておくことにより、シールを一枚一枚剥すことで小刻みに開力を強める方向に調節可能としたものである。
【００１０】
図３は、本発明に使用して好適なシール群の他の例を示す図で、シール５を複数枚重ねたシール群７を、図示のように、端面をずらして貼っておくことで開力調節時のシールを剥す作業をしやすくしたものである。
【００１１】
【発明の効果】
請求項１の発明は、筐体と該筐体に対して開閉自在のカバー部材とから成り、これら筐体とカバー部材のいずれか一方に配設された磁石と他方の板金部材との間に働く磁力によって前記カバー部材が前記筐体に固定されるカバー固定機構において、前記カバー固定機構に使用するシール部材であって、該シール部材は、複数枚のシールを重ねた積層構造を有し、該シールを必要枚重ねて前記磁石と板金部材との間に貼設することにより、前記カバーの開力を調節可能としたもので、板金部材と磁石の間にユーザあるいはサービスマンが剥せるシールを貼ることで、カバーの開力を調節することができ、これにより、より多くのユーザの要望に応じることができ、更には、シールを複数枚にして、調節時には一枚ずつ剥せるようにすることで、開力を多段階に調節できる。
【００１３】
請求項２の発明は、請求項１の発明において、前記シール部材は、各シールの部面が少しずつずらして積層されているので、複数枚のシール開力の調節時にシールが剥しやすい。
【図面の簡単な説明】
【図１】 発明によるカバー固定機構の一使用例を説明するための概略構成図である。
【図２】 本発明に使用して好適なシールの構造を示す図である。
【図３】 本発明に使用して好適なシール群の他の例を示す図である。
【符号の説明】
１…筐体、２…カバー、３…磁石、４…板金部材、５…シール、６，７…シール群。
Claims (2)
- 筐体と該筐体に対して開閉自在のカバー部材とから成り、これら筐体とカバー部材のいずれか一方に配設された磁石と他方の板金部材との間に働く磁力によって前記カバー部材が前記筐体に固定されるカバー固定機構において、前記カバー固定機構に使用するシール部材であって、該シール部材は、複数枚のシールを重ねた積層構造を有し、該シールを必要枚重ねて前記磁石と板金部材との間に貼設することにより、前記カバーの開力を調節可能としたことを特徴とするカバー固定機構。
- 前記シール部材は、各シールの部面が少しずつずらして積層されていることを特徴とする請求項１に記載のシール部材。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP34114498A JP3761343B2 (ja) | 1998-11-13 | 1998-11-13 | カバー固定機構及び固定シール部材 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP34114498A JP3761343B2 (ja) | 1998-11-13 | 1998-11-13 | カバー固定機構及び固定シール部材 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000151139A JP2000151139A (ja) | 2000-05-30 |
| JP3761343B2 true JP3761343B2 (ja) | 2006-03-29 |
Family
ID=18343673
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP34114498A Expired - Fee Related JP3761343B2 (ja) | 1998-11-13 | 1998-11-13 | カバー固定機構及び固定シール部材 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3761343B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP5002486B2 (ja) * | 2007-03-29 | 2012-08-15 | 三洋電機株式会社 | リモートコントローラ装置 |
| JP2011183261A (ja) * | 2010-03-05 | 2011-09-22 | Nitta Corp | エアフィルタ装置 |
| US8435041B2 (en) * | 2011-05-18 | 2013-05-07 | Casco Products Corporation | Magnetic closure for electrical socket |
-
1998
- 1998-11-13 JP JP34114498A patent/JP3761343B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2000151139A (ja) | 2000-05-30 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US4033013A (en) | Flexible magnetic plastic strip closure | |
| CA2321491A1 (en) | Thin film wound dressing and method for making same | |
| US20100308605A1 (en) | Locking Magnet Closure | |
| CA2402496A1 (en) | Bistable hinge with reduced stress regions | |
| JP3761343B2 (ja) | カバー固定機構及び固定シール部材 | |
| ATE270237T1 (de) | Deckelelement für behälter, durch abschälen zu öffnen | |
| WO2005095118A3 (de) | Sicherheits- und/oder wertdokument | |
| CA2438810A1 (en) | Microfluidic valve and microactuator for a microvalve | |
| KR950004445A (ko) | 박막형성장치 | |
| CA2174260A1 (en) | Key agreement and transport protocol | |
| AU1021800A (en) | Louver laminated with a very thin film | |
| WO2006020461A3 (en) | Magnetostrictive thin film actuator | |
| CA2548331A1 (en) | Closure assembly and slider therefore | |
| WO2008135784A3 (en) | Sealable, peelable film | |
| EP1659457A3 (en) | Image forming apparatus | |
| WO2002036486A3 (en) | Electrostatically actuated electromagnetic radiation shutter | |
| EP0453724A3 (en) | Multi-part recipient | |
| AU1679500A (en) | Device for binding sheets and bound sheets | |
| AU7551398A (en) | Explosion-proof valve group and hermetically closed secondary battery ade by using the same | |
| DE69931123D1 (de) | Als Buch gestalteter Plattenbehälter | |
| WO2001093328A3 (en) | Lead frame laminate and method for manufacturing semiconductor parts | |
| CA2431217A1 (en) | Flanged honeycomb core and method of making same | |
| JP4688610B2 (ja) | 積層鉄心 | |
| CN108413009A (zh) | 一种同心式磁齿轮的调制环及其制造方法 | |
| WO2004036680A3 (en) | Thin film fuel cell electrolyte and method for making |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20050830 |
|
| A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20051017 |
|
| TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20060110 |
|
| A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20060110 |
|
| R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100120 Year of fee payment: 4 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110120 Year of fee payment: 5 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120120 Year of fee payment: 6 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130120 Year of fee payment: 7 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140120 Year of fee payment: 8 |
|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |