JP3759763B2 - Cableway escape prevention device - Google Patents
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は索道設備の索道線路中で索条を支承誘導するための索受装置から索条が外れないようにするための脱索防止装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の脱索防止装置の構造を図5,6により説明する。索道線路中に立設した支柱の支柱アーム61の両端には索条60を支承および誘導するための索受装置が装着されている。図示した索受装置は四輪の受索輪41,41,41,41に脱索防止輪57を具えたものである。始めに、四輪索受装置40の構成ないし構造は二輪ビーム43の両端にそれぞれ受索輪41,41をピン42,42で回転可能に枢着する。さらに、受索輪41,41を枢着した二組の二輪ビーム43,43を二輪ビームピン44,44で四輪ビーム46の両端へ回動自在に枢着する。他方、支柱アーム61の先端部には索受ブラケット47を下側より二枚の挟みプレート48,48を締付ボルト49,49,…を支柱アーム61の両脇に通して締め付けることで密着固着する。この索受ブラケット47にはセンター軸45を水平方向に固着延出し、上記の様に四輪の受索輪41,41,41,41を搬器の進行方向に並べて構成した四輪ビーム46を中心位置で回動自在に枢着する。この様にして、平衡構造にすることで屈曲した索条60の荷重を四輪の受索輪41,41,41,41で均等に支承するようにする。
【0003】
つぎに、脱索防止装置51は四輪ビーム46の図示左端には上方に向けて、ブラケット52を固着延出し、さらに、先端部に脱索防止輪57をピン58で枢着したアーム56の一端を旋回軸54により上下方向に回動自在に枢着する。つぎに、前記ブラケット52と脱索防止輪57を枢着したアーム56の間には押圧ばね55を圧縮して装着することで矢印59方向の受索輪41へ向けて附勢して、受索輪41と脱索防止輪57とで索条60を上下から一定の力で挟むことで受索輪41からの脱索を防止する。さらに、ブラケット52の上部には調整ボルト48が具えられて、押圧ばね50の圧縮量を変えることで、脱索防止輪57の附勢する力を調整できる構造になっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
上記した従来の技術は索道線路中を循環移動する索条を支承および誘導するための索受装置の先端部に位置する受索輪には、ばねの弾性復元力で附勢した脱索防止輪を具えて、互いに索条を上下から挟み脱索を防止するようにした構造の脱索防止装置が発明され、また、実用化されている。この脱索防止装置は運転状態で搬器の握索機が通過できる様に脱索防止輪が上下に移動あるいは回動可能な構造になっている。こうした従来の脱索防止装置でも索条の脱索事故に対しては相当な効果を得ている。
【0005】
しかし、オフシーズン等で索道設備が運休中に台風の襲来で猛烈な風が吹くと、索条の風圧が脱索防止輪を附勢した力に打ち勝って上方に振れて受索輪から脱索する可能性が構造上多少とも残されていた。本発明の課題は索道設備が運休中に上記したような強風でも索条が受索輪から絶対に外れないようにするための脱索防止装置を提供することにある。
【0006】
【問題を解決するための手段】
上記した課題を解決するために本発明は、索条に搬器を懸垂して輸送を行う索道設備の索条を支承する索受装置付近に設けられる脱索防止装置であって、自由端部付近に脱索防止爪を形成した脱索防止プレートを固定位置のピンに枢着してなり、前記脱索防止爪は前記索条に係合して脱索防止する作用位置と、前記索条から退避する退避位置との間を回動するようになす。
【0007】
【作用】
索道線路中で張架された索条を移動可能に支承した索受装置の構成部品であって支柱アームの端部に固着した索受ブラケットには支持ブラケットを上方に向けて固着して延出する。つぎに、支持ブラケットには脱索防止プレートの一端側を旋回ボルトで上下に回動自在に枢着する。この脱索防止プレートの先端部には上方から索条を嵌め込むための半円形の切り欠きを有する脱索防止爪を形成し、脱索防止プレートのピンで枢着した近傍には側面から作用ピンを固着延出する。つぎに、脱索防止プレートを枢着した支持ブラケットの受索輪とは反対側にはリミットスイッチブラケットを上方に固着延出し、上端部にリミットスイッチを具える。
【0008】
今、索道設備が運休中にあっては脱索防止プレートとほぼ水平方向に倒して作用位置にすると、先端部に形成した脱索防止爪に受索輪で支承された索条を上方より覆いかぶせて嵌め込み、さらに、止め金具であるボルトで支持ブラケットに固着することで脱索を確実に防止する。この状態で、電動機を起動して搬器の運転が開始されてしまうと、索条を握索した握索機が脱索防止プレートへ衝突することになり非常に危険である。これを防ぐために、脱索防止プレートの側面より固着延出した作用ピンがリミットスイッチから外れ、リミットスイッチを”OFF”状態にすることで索道設備の運転が再開できないように電気的な保安を行うようにしている。
【0009】
つぎに、運転を再開する場合には支持ブラケットへ脱索防止プレートを作用位置で固着していたボルトを取り外して、脱索防止プレートを上方に回動して退避位置へ倒立した後に、さらに、運転による振動や強風で作用位置へ転倒しない様に再びボルトで支持ブラケット側へ固定する。この位置で脱索防止プレートの側面より延出した作用ピンがリミットスイッチに当接して”ON”状態にすることで脱索防止プレートの保安を電気的にも解除して運転の再開を可能にする。
【0010】
【実施例】
以下、本発明の実施例を図を用いて説明する。図1は本発明の脱索防止装置9を具えた四輪索受装置1の側面図、図2は図1の平面図である。実施例の索受装置は四輪の受索輪2,2,2,2を搬器の進行方向に並べた四輪索受装置1である。受索輪2はゴム等の弾性部材を索条30と当接する箇所を凹形に窪ませて形成したタイヤ2bを両側より円盤状のフランジ2a,2aで挟んだ構成のものである。
【0011】
この構成の受索輪2,2を二輪ビーム4の両端の左右が対称となる位置へ各々ピン3,3で回転可能に枢着する。つぎに、二輪の受索輪2,2を枢着した二組の二輪ビーム4,4を、さらに、四輪ビーム7の両端の対称となる位置へ枢着する。この様にして、四輪の受索輪2,2,2,2は二輪ビーム4,4を介して等間隔となるように搬器の進行方向へ並べて枢着されている。
【0012】
つぎに、図1に示す様に索道線路中に立設した支柱の上端には支柱アーム20が水平方向に固着延出されている。つぎに、図1に示すように支柱アーム20へは索受ブラケット8の取付部8aを上面へ載置した後、支柱アーム20の下面に挟みプレート18,18を当てがい、締付ボルト19,19,…を取付部8aとの間に貫通して締め付けることで索受ブラケット8を支持アーム20へ密着固着する。その際、取付部8aの両側面に具えた調整ボルト17,17と調整ボルト17,17とを支柱アーム20の側面へ押し付けたり、引き込んだりして四輪索受装置1の索道線路方向に対する向きを修正するようにする。
【0013】
つぎに、索受ブラケット8の上部プレート8bには上方に向けて支持ブラケット10が突出して固着されており、固定位置側の支持ブラケット10にはピン12で脱索防止プレート11の一端が上下に回動自在に枢着されている。この脱索防止プレート11の自由端部付近には索条30が嵌り込むための凸型半円形状に切り欠いた脱索防止爪11aが形成されている。また、脱索防止プレート11を枢着した固定位置の支持ブラケット10の図1に示した右側の後方に位置する所には板状部材で形成したリミットスイッチブラケット15も同様に上部プレート8bの上面に固着して突出され、さらに、上端部には脱索防止プレート11側へ向けて検出スイッチであるリミットスイッチ16が水平な状態で取付けられている。
【0014】
この様にして、四輪索受装置1の上部プレート8b上に装備した脱索防止装置9は主として上下に回動自在に支承された脱索防止プレート8と、退避位置11Bにある脱索防止プレート8の位置を検出するためのリミットスイッチ16とで成り立っている。
【0015】
上記した構造の脱索防止装置9の作用は、始めに、図3に示す様に、脱索防止プレート8を二点鎖線で示した退避位置11Bから矢印21の方向に倒して実線で示した作用位置11Aにして索受装置の受索輪2,2,…で支承された索条30を脱索防止プレート8の先端部に形成された脱索防止爪11aに嵌め込んだ状態にする。脱索防止プレート8を作用位置11Aにすると脱索防止プレート11に穿孔した止め穴11cと支持ブラケット10に穿孔した止め穴10aとが合致するので固定装置すなわち止め金具であるボルト13を貫通して締め付けて支持ブラケット10へ作用位置11Aで固定することで索条30が跳ね上がらないようにする。作用位置11Aでは脱索防止プレート11の側面から固着延出した作用ピン11cが図示する様にリミットスイッチ16から離れるので、リミットスイッチ16は”OFF”状態になり、索条30を循環移動して搬器を運行するための電動機は起動できないようにしている。
【0016】
つぎに、索道設備の運転を再開する場合には、脱索防止プレート11を作用位置11Aで支持ブラケット10へ固定していたボルト13を抜き取り脱索防止プレート11をピン12を中心にして上下に回動自在な状態にする。つぎに、図4に示す様に脱索防止プレート11を二点鎖線で示した作用位置11Aから矢印22方向へ回動して実線で示した退避位置11Bに倒立した後、再び、固定装置すなわち止め金具であるボルト14で支持ブラケット10側へ固定する。こうして、受索輪2,2,…で支承された索条30から脱索防止プレート11が外れ、同時に作用ピン11cが検出スイッチであるリミットスイッチ16を作動してリミットスイッチ16を”ON”状態にすることで電気的な保安が解除されて、索道設備の運転の再開が可能になる。この様に、本発明の脱索防止装置9は索道の運転を停止あるいは休止している間に強風等で索受装置から索条が確実に外れないようにした装置である。
【0017】
【発明の効果】
従来の脱索防止装置は握索機の通過を可能にするため脱索防止輪をばねで附勢して上下に移動可能な構造になっているので強風等で索条に一定以上の外力が作用すると脱索防止輪が浮き上がって索受装置の受索輪から外れ、この状態で運転が再開されると重大事故につながる可能性が多少ともあった。
【0018】
本発明の脱索防止装置は索道が運休中には脱索防止プレートを先端部に形成した脱索防止爪に索条を嵌め込んで受索輪へ押し付けた状態にして索受ブラケット側へ固着することで索条が索受装置の受索輪から絶対に外れないようにする。逆に、運転を再開する場合には脱索防止プレートを上方に回動することで索条から完全に外れた退避位置にして索受ブラケット側に固着する。この動作により同時に脱索防止プレートに固着延出した作用ピンが検出スイッチであるリミットスイッチを作動して索条を循環移動するための電動機の起動を可能にするようにした電気的な保安も行う構造にする。
【0019】
索道設備の内、特に箱型の客車式搬器を用いて索条を握索機が握索したままで両端の停留場に枢設した滑車を循環通過する固定循環式の索道設備では、運休中でも索道線路中に搬器が懸垂されたままになるので受風面積の大きな客車式搬器は風の影響を受け易く、それだけ脱索の可能性が大きなものとなる。本発明の脱索防止装置は、この様な型式の索道設備の脱索に対してはさらに大きな効果がある。同時に運転再開時の安全性も具えている。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の脱索防止装置の構成を示した側面図である。
【図2】本発明の脱索防止装置の構成を示した平面図である。
【図3】脱索防止装置が作用位置にある状態を示した側面図である。
【図4】脱索防止装置が退避位置にある状態を示した側面図である。
【図5】従来の脱索防止装置の構成を示した正面図である。
【図6】従来の脱索防止装置の構成を示した正面図である。
【符号の説明】
1 四輪索受装置
2,2 受索輪
2a,2a フランジ
2b,2b タイヤ
3,3,… ピン
4,4 二輪ビーム
5,5 二輪ビームピン
6 センター軸
7 四輪ビーム
8 索受ブラケット
8a 取付部
8b 上部プレート
9 脱索防止装置
10 支持ブラケット
10a,10b 止め穴
11 脱索防止プレート
11A 作用位置
11B 退避位置
11a 脱索防止爪
11b 止め穴
11c 作用ピン
12 ピン
13,14 止めボルト
15 リミットスイッチブラケット
16 リミットスイッチ
17,17,… 調整ボルト
18,18 挟みプレート
19,19,… 締付ボルト
20 支柱アーム
21,22 矢印
30 索条
40 四輪索受装置
41,41,… 受索輪
42,42,… ピン
43,34,… 二輪ビーム
44,44,… 二輪ビームピン
45 センター軸
46 四輪ビーム
47 索受ブラケット
48,48 挟みプレート
49,49 締付ボルト
50,50 調整ボルト
51 脱索防止装置
52 ブラケット
53 調節ボルト
54 旋回軸
55 押圧ばね
56 アーム
57 脱索防止輪
58 ピン
59 矢印
60 索条
61 支柱アーム[0001]
[Industrial application fields]
The present invention relates to an escape prevention device for preventing a rope from being removed from a rope receiving device for supporting and guiding a rope in a cable track of a cableway facility.
[0002]
[Prior art]
The structure of a conventional escape prevention device will be described with reference to FIGS. A rope receiving device for supporting and guiding the
[0003]
Next, the
[0004]
[Problems to be solved by the invention]
In the conventional technology described above, the receiving ring located at the distal end portion of the receiving device for supporting and guiding the rope that circulates and moves along the cableway line is provided with an escape preventing ring energized by the elastic restoring force of the spring. Have been invented and put into practical use, in which a rope is sandwiched from above and below to prevent escape. This escape prevention device has a structure in which the escape prevention wheel can be moved up and down or rotated so that the grasper of the portable device can pass in the operating state. Even with such conventional anti-extraction devices, a considerable effect has been obtained against the accidental removal of the rope.
[0005]
However, if a severe typhoon blows due to the typhoon while the cableway equipment is out of service during off-season, etc., the wind pressure of the rope overcomes the force energizing the escapement prevention wheel and swings upward to escape from the reception ring. The possibility of doing was left in the structure somewhat. An object of the present invention is to provide an escape prevention device for preventing a cable strip from coming off a receiving ring even in a strong wind as described above while the cableway facility is closed.
[0006]
[Means for solving problems]
In order to solve the above-described problems, the present invention is a escape prevention device provided in the vicinity of a rope receiving device for supporting a rope of a cableway facility that is transported by suspending a carrier on the rope, and near a free end. An anti-extraction plate formed with an anti-extraction pawl is pivotally attached to a pin at a fixed position, and the anti-extraction pawl engages with the rope to prevent escape, and from the rope It is made to rotate between the retreat positions to retreat.
[0007]
[Action]
A component of the receiving device that movably supports the cable straddled in the cable track, and extends to the support bracket that is fixed to the end of the support arm with the support bracket facing upward To do. Next, one end of the escape prevention plate is pivotally attached to the support bracket so as to be rotatable up and down with a turning bolt. The tip of the escape prevention plate is formed with an escape prevention pawl having a semi-circular cutout for fitting the rope from above, and it acts from the side in the vicinity of being pivotally attached by the pin of the escape prevention plate. The pin is fixed and extended. Next, a limit switch bracket is fixedly extended upward on the opposite side of the receiving ring of the support bracket pivotally attached to the escapement prevention plate, and a limit switch is provided at the upper end.
[0008]
Now, when the cableway equipment is out of service, when it is moved to the working position almost horizontally with the escape prevention plate, the rope supported by the receiving ring is covered from above with the escape prevention pawl formed at the tip. Covering and fitting, and by fixing to the support bracket with bolts that are stoppers, the escapement is reliably prevented. In this state, if the electric motor is started and the operation of the transporter is started, the gripping device that grips the rope collides with the escape prevention plate, which is very dangerous. In order to prevent this, the working pin that sticks and extends from the side of the escape prevention plate is removed from the limit switch, and the limit switch is set to the “OFF” state to provide electrical security so that the operation of the cableway facility cannot be resumed. I am doing so.
[0009]
Next, when resuming the operation, after removing the bolt that has fixed the escape prevention plate to the support bracket at the working position, and turning the escape prevention plate upward to invert to the retracted position, Fix it again to the support bracket with bolts so that it does not fall to the operating position due to vibration or strong winds during operation. At this position, the working pin extending from the side surface of the escapement prevention plate abuts the limit switch and puts it in the “ON” state, so that the safety of the escapement prevention plate can be released electrically and the operation can be resumed. To do.
[0010]
【Example】
Embodiments of the present invention will be described below with reference to the drawings. FIG. 1 is a side view of a four-wheel
[0011]
The receiving rings 2 and 2 having this configuration are pivotally attached to the positions where the left and right ends of the two-wheel beam 4 are symmetrical with each other by
[0012]
Next, as shown in FIG. 1, a column arm 20 is fixedly extended in the horizontal direction at the upper end of a column erected in the cableway. Next, as shown in FIG. 1, the
[0013]
Next, a
[0014]
In this way, the
[0015]
As shown in FIG. 3, the action of the
[0016]
Next, when resuming the operation of the cableway facility, the
[0017]
【The invention's effect】
In order to allow the gripping machine to pass through the conventional escape prevention device, the escape prevention wheel is biased with a spring so that it can move up and down. When it acts, the escape prevention wheel floats up and comes off the receiving ring of the receiving device, and there is a possibility that a serious accident will be caused if operation is resumed in this state.
[0018]
When the cableway is suspended, the escapement prevention device of the present invention is fixed to the receiving bracket side in a state in which the rope is inserted into the escapement prevention claw formed with the escapement prevention plate at the tip and pressed against the receiving ring. By doing so, it is ensured that the rope does not come off the receiving ring of the receiving device. On the other hand, when the operation is resumed, the escape prevention plate is rotated upward to be in the retracted position completely removed from the rope, and is fixed to the rope receiving bracket side. At the same time, the action pin fixedly extended to the escape prevention plate operates the limit switch which is a detection switch so that the electric motor can be started to circulate and move the rope. Make the structure.
[0019]
Among the cableway facilities, in particular, in the fixed circulation type cableway facility that circulates through the pulleys pivoted at the stops at both ends while holding the ropes using the box-type passenger car carrier, Since the carrier remains suspended in the cableway, the passenger car carrier having a large wind receiving area is easily affected by the wind, and the possibility of escape is increased accordingly. The escape prevention device of the present invention is more effective for the escape of such a type of cableway equipment. At the same time, it provides safety when resuming operation.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a side view showing a configuration of an escape prevention device of the present invention.
FIG. 2 is a plan view showing the configuration of the escape prevention device of the present invention.
FIG. 3 is a side view showing a state in which the escape prevention device is in the operating position.
FIG. 4 is a side view showing a state in which the escape prevention device is in a retracted position.
FIG. 5 is a front view showing a configuration of a conventional escape prevention device.
FIG. 6 is a front view showing a configuration of a conventional escape prevention device.
[Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF
Claims (1)
自由端部付近に脱索防止爪を形成した脱索防止プレートを固定位置のピンに枢着してなり、
前記脱索防止プレートは前記脱索防止爪が前記索条に係合して脱索防止する作用位置と、前記索条から退避する退避位置との間を回動するようになし、前記作用位置と前記退避位置とで前記脱索防止プレートを固定する固定装置を有し、かつ前記脱索防止プレート上に固定位置にあるリミットスイッチと接離して前記リミットスイッチをON、OFFさせる作用ピンを設け、前記脱索防止プレートが退避位置にあるときに前記リミットスイッチがONになって前記索道が運行可能となるように構成した索道の脱索防止装置。An anti-extraction device that is provided near the receiving device that supports the cable of the cableway equipment that is transported by suspending the carrier on the cable and prevents the cable from being removed from the cable receiving device when the cableway is suspended Because
An escape prevention plate formed with an escape prevention claw near the free end is pivotally attached to a pin at a fixed position.
The escape prevention plate is configured to rotate between an action position where the escape prevention pawl engages with the rope to prevent the escape and a retreat position where the escape prevention plate is retracted from the rope. and having said retracted position and fixing device for fixing the de rope prevention plate, and the limit switch and the contact and separation to oN the limit switch in a fixed position in the de-search prevention plate, the action pin to OFF A cableway escapement prevention apparatus that is provided and configured so that the cableway can be operated by turning on the limit switch when the escapement prevention plate is in the retracted position .
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