JP3759690B2 - Double lever assembly structure of vehicle door lock device - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、車両ドアロック装置のダブルレバー組付構造に関するものである。一般的に車両ドアロック装置のダブルレバーは、同軸で回動可能なロックレバーとキーレバーとから構成されるものである。ロックレバーは車両のロックノブに、キーレバーはキーシリンダにそれぞれ接続されて車両ドアロック装置のロック・アンロック機構を構成している。
【0002】
【従来の技術】
ダブルレバーは、ロックレバーとキーレバーとが組み合わされたまま、車両ドアロック装置のベースにネジ等の固定具を用いて固定される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、前記従来の車両ドアロック装置のダブルレバー組付構造においては、ネジ等の固定具により固定し終わるまで、キーレバーがロックレバーから抜脱しないように一体に保持していなければならないという煩わしさがあった。
【0004】
本発明は、前記従来の問題点に鑑みてなされたもので、ロックレバーからキーレバーが抜脱しないように一体に保持する必要がない車両ドアロック装置のダブルレバー組付構造を提供することを課題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決するための手段として、本発明は、
第1レバーと第2レバーとを組み合わせたダブルレバーをベースに組み付ける車両ドアロック装置のダブルレバー組付構造において、
前記ベースに、一面側に筒状に突出する軸孔を設け、
前記第1レバーに、半径方向内側に突出する突部を先端部に有する複数の爪片からなり、前記軸孔に嵌合し、半径方向外側に弾性変形可能な筒部と、前記ベース側に伸長する一対のアーム部とを設け、
前記第2レバーに、前記筒部に嵌合する軸部を設け、該軸部の外周に、前記第1レバーの筒部の突部が嵌合する係合凹部を設け、
さらに前記ベースに、前記アーム部の挿入が可能な挿入部と、該挿入部に連続し前記第1レバーの回動時に前記アーム部の回動を可能にするとともに前記アーム部に係合するガイド孔とを設け、
前記第1レバーの筒部に前記第2レバーの軸部を嵌合させた状態で、前記筒部を前記ベースの軸孔に挿通することにより、前記軸孔の内周面で前記爪片の半径方向外側への弾性変形を制限したものである。
【0006】
前記発明では、第2レバーの軸部を第1レバーの筒部に嵌合させて係合部を筒部に係合させることにより、第2レバーを第1レバーに組み合わせることができる。そして、この第1レバーの筒部をベースの軸孔に嵌合することにより、筒部は軸孔の内周面により半径方向外側に弾性変形することを制限されて、第2レバーの軸部の係合部が第1レバーの筒部から外れなくなる。これにより、第2レバーを第1レバーから抜脱不能にすることができ、ダブルレバーをベースに固定する際、第2レバーを第1レバーと一体に保持する必要がない。
【0007】
また、筒部の爪片を軸部により押し広げて第2レバーを第1レバーに組み合わせることができる。さらに、爪片の突部が軸部の凹部に嵌合した状態で、この筒部をベースの軸孔に嵌合することにより、爪片は軸孔の内周面により制限されて前述したように押し広げることができなくなり、第2レバーの軸部が第1レバーの筒部から外れなくなり、確実に第2レバーを第1レバーから抜脱不能にすることができる。
【0008】
さらに、ベースの挿入部にアーム部を挿入して回動させるとガイド孔にアーム部が係合し、第1レバーがベースから外れることがなくなり、ネジ等の固定具を必要としないでダブルレバーをベースに固定することができる。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を添付図面にしたがって説明する。
【0010】
図1は、本発明にかかる車両ドアロック装置1を示す。この車両ドアロック装置1は、大略、フェンズブロック2と、セットプレート3と、同軸のロックレバー4とキーレバー5とからなる。
【0011】
前記車両ドアロック装置1は、ドア開放動作を不可能または可能とし、自動車のドアをロックまたはアンロックするもので、前記セットプレート3に前記ロックレバー4とキーレバー5が、それぞれ回動可能に後述するように互いに組み付けられて配設されている。
【0012】
前記フェンズブロック2は、前記セットプレート3を配設するためのベースとなるものであり、正面側に前記セットプレート3が配設される。
【0013】
前記セットプレート3は、その正面側に前記ロックレバー4とキーレバー5とを配設するものであり、図3に示すように、筒状に背面側に突出する軸孔6と一対のアーム受部7とが設けられている。前記アーム受部7は、図2に示すように、前記軸孔6の外周部において対向して設けられ、後述するアーム部13が挿通する挿入部7aと、軸孔6を中心とする円弧状に形成され、当該挿入部7aに連続するガイド孔7bとからなる。
【0014】
前記ロックレバー4は、前記セットプレート3の軸孔6に回転可能に嵌合する筒部8が、図3に示すように、背面側に設けられている。前記筒部8には、先端部に軸方向の2つのスリット8aが形成されて、半径方向外側に弾性変形可能な2つの爪片9が形成されている。さらに該爪片9の先端には、半径方向内側に突出する突部9aが形成されている。また、図2に示すように、後述するように前記キーレバー5と連動して回動するための突片10が切り起こしによって設けられ、この突片10と筒部8とを直線状に結んだ位置に、突出部11が設けられている。該突出部11は、リンク12の長孔12aに摺動可能に係合され、このリンク12は、図示しないアウターハンドルと連結されたアウターロッド12bに連結されている。当該リンク12は、上下方向にスライドし、前記セットプレート3の背面側に配設されている図示しないクローレバーを動作させてドアを開放するものである。また、前記ロックレバー4には、背面側に伸長するアーム部13が設けられている。このアーム部13の先端部には、半径方向外側に突出する突出部13aが形成され、この突出部13aは、前記アーム部13が前記セットプレート3の挿入部7aに挿通されて反時計回り方向に回動させられると、前記ガイド孔7bと軸方向において係合するものである。
【0015】
前記キーレバー5には、前記ロックレバー4の筒部8に回転可能に軸着する軸部14が背面側に設けられている。前記軸部14の外面には、前記筒部8の突部9aが嵌合する係合凹部14aが円周方向に連続して形成されて、前記キーレバー5が回動可能なようにしている。前記キーレバー5の縁には、図2に示すように、軸部14を中心とする円弧状に、広角に形成されている切欠部15が設けられて、前記ロックレバー4の突片10が内側に位置するようになっている。これにより前記ロックレバー4を連動させて回動させるようになっている。この切欠部15は、前記ロックレバー4が回動しても中立位置にある前記キーレバー5が連動しないようになっている。即ち、このキーレバー5の回動にロックレバー4は連動するが、ロックレバー4の回動にはキーレバー5は連動しないようになっている。また、このキーレバー5の一端には、図示しないキーシリンダと接続されたキーロッド16を回動可能に連結する連結孔17が設けられている。
【0016】
次に、前記構成からなるドアロック装置のダブルレバーの組付構造についての作用を説明する。
【0017】
まず、図3に示すように、ロックレバー4の正面側からキーレバー5の軸部14を筒部8に嵌合させると、軸部14の先端部が筒部8の爪片9を半径方向外側に弾性変形させて押し広げ、爪片9の突部9aが係合凹部14aに嵌合する。このようにして、キーレバー5をロックレバー4に組み合わせることができ、通常の回動範囲はアーム部13が挿入部7aには届かない範囲となっている。このロックレバー4の筒部8をセットプレート3の軸孔6に嵌合するとともに、アーム部13をセットプレート3の挿入部7aに挿通することによりダブルレバーをセットプレート3に組み付ける。このとき、図4に示すように、爪片9は、軸孔6の内周面に制限されて半径方向外側に広がらずに爪片9の突部9aが係合凹部14aに係合しているので、キーレバー5の軸部14が筒部8から外れない。これにより、キーレバー5をロックレバー4から抜脱不能にすることができる。そして、ダブルレバーをセットプレート3に組み付けてからは、キーレバー5が外れないように一体に保持する必要がなくなる。
【0018】
続いて、ロックレバー4を、反時計回り方向に回動させると、アーム部13の突出部13aがセットプレート3のガイド孔7bに軸方向において係合して、ロックレバー4がセットプレート3から外れることがなくなる。これにより、ネジ等の固定具を必要としないでダブルレバーをセットプレート3に固定することができる。また、ロックレバー4は、ガイド孔7bに係合した状態で半径方向に回動することができる。
【0019】
【発明の効果】
以上の説明から明らかなように、本発明によれば、ベースに、軸孔を設け、第1レバーに、軸孔に嵌合し、半径方向外側に弾性変形可能な筒部を設け、第2レバーに、筒部に嵌合する軸部を設け、該軸部の外周に、第1レバーの筒部に係合する係合部を設けたので、第2レバーの軸部を、第1レバーの筒部に嵌合させて第1レバーと組み合わせ、係合部を軸部に係合させた状態で、この筒部をセットプレートの軸孔に嵌合することにより、第2レバーの軸部が第1レバーの筒部から外れず第1レバーから抜脱不能にすることができ、ダブルレバーをベースに固定するときに第1レバーと第2レバーを一体に保持する必要がない。
【0020】
特に、第1レバーの筒部は、半径方向内側に突出する突部を先端部に有する複数の爪片からなり、第2レバーの係合部は、突部が嵌合する凹部であることにより、筒部の爪片を軸部により押し広げて第2レバーを第1レバーに組み合わせることができる。さらに、爪片の突部が軸部の凹部に嵌合した状態で、この筒部をベースの軸孔に嵌合することにより、爪片は軸孔の内周面により制限されて前述したように押し広げることができなくなり、第2レバーの軸部が第1レバーの筒部から外れなくなり、確実に第2レバーを第1レバーから抜脱不能にすることができる。
【0021】
特に、第1レバーに、一対のベース側に伸長するアーム部を設け、ベースに、アーム部の挿入が可能な挿入部とこの挿入部に連続し第1レバーの回動時にアーム部の回動を可能にするとともにアーム部に係合するガイド孔を設けたことにより、ロックレバーがセットプレートから外れることがなく、ネジ等の固定具を必要としないでダブルレバーをセットプレートに固定することができる。組立作業性が向上するとともに、固定具を必要としないので部品点数削減が図れコストダウンすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施形態にかかる車両ドアロック装置の平面図。
【図2】 図1の車両ドアロック装置の分解図。
【図3】 図2の車両ドアロック装置のI−I線断面図。
【図4】 図3の車両ドアロック装置の組み付けた状態を示した断面図。
【符号の説明】
1 車両ドアロック装置 3 セットプレート(ベース)
4 ロックレバー(第1レバー) 5 キーレバー(第2レバー)
6 軸孔 8 筒部
14 軸部 14a 係合凹部(係合部)
[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a double lever assembly structure of a vehicle door lock device. In general, a double lever of a vehicle door lock device is composed of a lock lever and a key lever that can rotate coaxially. The lock lever is connected to the lock knob of the vehicle, and the key lever is connected to the key cylinder to constitute a lock / unlock mechanism of the vehicle door lock device.
[0002]
[Prior art]
The double lever is fixed to the base of the vehicle door lock device using a fixing tool such as a screw while the lock lever and the key lever are combined.
[0003]
[Problems to be solved by the invention]
However, in the double lever assembly structure of the conventional vehicle door lock device, the key lever must be held integrally so as not to be detached from the lock lever until it is fixed by a fixing tool such as a screw. was there.
[0004]
The present invention has been made in view of the above-described conventional problems, and it is an object of the present invention to provide a double lever assembly structure of a vehicle door lock device that does not need to be held integrally so that the key lever is not pulled out from the lock lever. And
[0005]
[Means for Solving the Problems]
As means for solving the above problems, the present invention provides:
In the double lever assembly structure of the vehicle door lock device in which the double lever combining the first lever and the second lever is assembled to the base,
The base is provided with a shaft hole projecting in a cylindrical shape on one side ,
The first lever is formed of a plurality of claw pieces having protrusions protruding inward in the radial direction at the tip, and is fitted into the shaft hole and elastically deformed radially outward, and on the base side. A pair of extending arm parts ,
The second lever is provided with a shaft portion that fits into the cylindrical portion, and an outer periphery of the shaft portion is provided with an engagement concave portion into which a projection of the cylindrical portion of the first lever is fitted ,
Furthermore, the base has an insertion portion into which the arm portion can be inserted, and a guide that is continuous with the insertion portion and allows the arm portion to rotate when the first lever rotates, and engages with the arm portion. A hole,
With the shaft portion of the second lever fitted in the tube portion of the first lever, the tube portion is inserted into the shaft hole of the base, so that the claw pieces are formed on the inner peripheral surface of the shaft hole. The elastic deformation to the outside in the radial direction is limited .
[0006]
In the said invention, a 2nd lever can be combined with a 1st lever by engaging the axial part of a 2nd lever with the cylinder part of a 1st lever, and engaging an engaging part with a cylinder part. Then, by fitting the tube portion of the first lever into the shaft hole of the base, the tube portion is restricted from being elastically deformed radially outward by the inner peripheral surface of the shaft hole, and the shaft portion of the second lever. The engaging portion is not detached from the cylindrical portion of the first lever. Thus, the second lever can be disabled pulled out from the first lever, when the fixed double lever base, there is no need to hold the second lever to the first lever and integrally.
[0007]
Further, the second lever can be combined with the first lever by pushing the claw piece of the cylinder portion by the shaft portion. Further, with the projection of the claw piece fitted into the recess of the shaft portion, the claw piece is limited by the inner peripheral surface of the shaft hole by fitting this cylindrical portion into the shaft hole of the base, as described above. The shaft portion of the second lever cannot be detached from the cylindrical portion of the first lever, and the second lever can be reliably removed from the first lever.
[0008]
Furthermore, when the arm portion is inserted into the insertion portion of the base and rotated, the arm portion engages with the guide hole, the first lever is not detached from the base, and a double lever without a screw or other fixture is required. Can be fixed to the base.
[0009]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Hereinafter, embodiments of the present invention will be described with reference to the accompanying drawings.
[0010]
FIG. 1 shows a vehicle door lock device 1 according to the present invention. The vehicle door lock device 1 generally includes a fens block 2, a set plate 3, a coaxial lock lever 4, and a key lever 5.
[0011]
The vehicle door lock device 1 makes the door opening operation impossible or possible, and locks or unlocks the door of the automobile. The lock lever 4 and the key lever 5 can be rotated on the set plate 3 as described later. As shown in FIG.
[0012]
The fens block 2 serves as a base for disposing the set plate 3, and the set plate 3 is disposed on the front side.
[0013]
The set plate 3 is provided with the lock lever 4 and the key lever 5 on the front side thereof, and as shown in FIG. 3, a shaft hole 6 protruding in a cylindrical shape on the back side and a pair of arm receiving portions. 7 is provided. As shown in FIG. 2, the arm receiving portion 7 is provided facing the outer peripheral portion of the shaft hole 6, and has an insertion portion 7 a through which an arm portion 13 described later is inserted, and an arc shape centering on the shaft hole 6. And a guide hole 7b continuous with the insertion portion 7a.
[0014]
As shown in FIG. 3, the lock lever 4 is provided with a cylindrical portion 8 that is rotatably fitted in the shaft hole 6 of the set plate 3. The cylindrical portion 8 has two slits 8a in the axial direction formed at the tip, and two claw pieces 9 that can be elastically deformed radially outward. Further, a protrusion 9 a that protrudes inward in the radial direction is formed at the tip of the claw piece 9. As shown in FIG. 2, as will be described later, a projecting piece 10 for rotating in conjunction with the key lever 5 is provided by cutting and raising, and the projecting piece 10 and the cylindrical portion 8 are connected in a straight line. The protrusion 11 is provided at the position. The protrusion 11 is slidably engaged with the long hole 12a of the link 12, and the link 12 is connected to an outer rod 12b connected to an outer handle (not shown). The link 12 slides up and down and operates a claw lever (not shown) disposed on the back side of the set plate 3 to open the door. The lock lever 4 is provided with an arm portion 13 that extends to the back side. A protruding portion 13a protruding radially outward is formed at the distal end portion of the arm portion 13. The protruding portion 13a is inserted in the insertion portion 7a of the set plate 3 in the counterclockwise direction. When it is rotated, the guide hole 7b is engaged in the axial direction.
[0015]
The key lever 5 is provided with a shaft portion 14 that is rotatably attached to the cylindrical portion 8 of the lock lever 4 on the back side. On the outer surface of the shaft portion 14, an engagement recess 14a into which the protrusion 9a of the tube portion 8 is fitted is formed continuously in the circumferential direction so that the key lever 5 can be rotated. As shown in FIG. 2, the key lever 5 is provided with a notch 15 formed in a wide angle in an arc shape centering on the shaft portion 14, and the protruding piece 10 of the lock lever 4 is formed on the inner side. It is supposed to be located in. Accordingly, the lock lever 4 is rotated in conjunction with the lock lever 4. The notch 15 is configured so that the key lever 5 in the neutral position does not interlock even when the lock lever 4 rotates. That is, the lock lever 4 is interlocked with the rotation of the key lever 5, but the key lever 5 is not interlocked with the rotation of the lock lever 4. Further, a connecting hole 17 for rotatably connecting a key rod 16 connected to a key cylinder (not shown) is provided at one end of the key lever 5.
[0016]
Next, the operation of the double lever assembly structure of the door lock device having the above-described configuration will be described.
[0017]
First, as shown in FIG. 3, when the shaft portion 14 of the key lever 5 is fitted to the tube portion 8 from the front side of the lock lever 4, the tip portion of the shaft portion 14 causes the claw piece 9 of the tube portion 8 to be radially outward. The projection 9a of the claw piece 9 is fitted into the engagement recess 14a. In this way, the key lever 5 can be combined with the lock lever 4, and the normal rotation range is a range where the arm portion 13 does not reach the insertion portion 7a. The double lever is assembled to the set plate 3 by fitting the cylindrical portion 8 of the lock lever 4 into the shaft hole 6 of the set plate 3 and inserting the arm portion 13 into the insertion portion 7 a of the set plate 3. At this time, as shown in FIG. 4, the claw piece 9 is limited to the inner peripheral surface of the shaft hole 6 and does not spread outward in the radial direction, but the projection 9a of the claw piece 9 is engaged with the engagement recess 14a. Therefore, the shaft portion 14 of the key lever 5 does not come off from the tube portion 8. Thereby, the key lever 5 can be made undetachable from the lock lever 4. And after attaching a double lever to the set plate 3, it is not necessary to hold | maintain so that the key lever 5 may not remove | deviate.
[0018]
Subsequently, when the lock lever 4 is rotated counterclockwise, the protruding portion 13a of the arm portion 13 is engaged with the guide hole 7b of the set plate 3 in the axial direction, and the lock lever 4 is detached from the set plate 3. It will not come off. As a result, the double lever can be fixed to the set plate 3 without requiring a fixing tool such as a screw. Further, the lock lever 4 can be rotated in the radial direction while being engaged with the guide hole 7b.
[0019]
【The invention's effect】
As is apparent from the above description, according to the present invention, the base is provided with the shaft hole, the first lever is fitted with the shaft hole, and is provided with the cylindrical portion that is elastically deformable radially outward. Since the lever is provided with a shaft portion that fits into the cylinder portion, and the engagement portion that engages with the cylinder portion of the first lever is provided on the outer periphery of the shaft portion, the shaft portion of the second lever is connected to the first lever. The shaft portion of the second lever is fitted into the shaft hole of the set plate in a state where the tube portion is engaged with the first lever and the engagement portion is engaged with the shaft portion. Can be removed from the first lever without detaching from the cylindrical portion of the first lever, and it is not necessary to hold the first lever and the second lever together when fixing the double lever to the base .
[0020]
In particular, the cylindrical portion of the first lever is composed of a plurality of claw pieces having protrusions protruding inward in the radial direction at the tip, and the engaging portion of the second lever is a recess into which the protrusion is fitted. The second lever can be combined with the first lever by pushing the claw piece of the cylinder portion by the shaft portion. Further, with the projection of the claw piece fitted into the recess of the shaft portion, the claw piece is limited by the inner peripheral surface of the shaft hole by fitting this cylindrical portion into the shaft hole of the base, as described above. The shaft portion of the second lever cannot be detached from the cylindrical portion of the first lever, and the second lever can be reliably removed from the first lever.
[0021]
In particular, the first lever is provided with an arm portion extending toward the pair of bases, and an insertion portion into which the arm portion can be inserted is connected to the base, and the arm portion rotates when the first lever rotates. By providing a guide hole that engages with the arm part, the lock lever does not come off from the set plate, and the double lever can be fixed to the set plate without the need for fixing tools such as screws. it can. The assembly workability is improved, and since no fixture is required, the number of parts can be reduced and the cost can be reduced.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a plan view of a vehicle door lock device according to an embodiment of the present invention.
2 is an exploded view of the vehicle door lock device of FIG. 1. FIG.
FIG. 3 is a cross-sectional view taken along line II of the vehicle door lock device of FIG.
4 is a cross-sectional view showing a state where the vehicle door lock device of FIG. 3 is assembled. FIG.
[Explanation of symbols]
1 Vehicle door lock device 3 Set plate (base)
4 Lock lever (first lever) 5 Key lever (second lever)
6 Shaft hole 8 Tube portion 14 Shaft portion 14a Engaging recess (engaging portion)

Claims (1)

第1レバーと第2レバーとを組み合わせたダブルレバーをベースに組み付ける車両ドアロック装置のダブルレバー組付構造において、
前記ベースに、一面側に筒状に突出する軸孔を設け、
前記第1レバーに、半径方向内側に突出する突部を先端部に有する複数の爪片からなり、前記軸孔に嵌合し、半径方向外側に弾性変形可能な筒部と、前記ベース側に伸長する一対のアーム部とを設け、
前記第2レバーに、前記筒部に嵌合する軸部を設け、該軸部の外周に、前記第1レバーの筒部の突部が嵌合する係合凹部を設け、
さらに前記ベースに、前記アーム部の挿入が可能な挿入部と、該挿入部に連続し前記第1レバーの回動時に前記アーム部の回動を可能にするとともに前記アーム部に係合するガイド孔とを設け、
前記第1レバーの筒部に前記第2レバーの軸部を嵌合させた状態で、前記筒部を前記ベースの軸孔に挿通することにより、前記軸孔の内周面で前記爪片の半径方向外側への弾性変形を制限したことを特徴とする車両ドアロック装置のダブルレバー組付構造。
In the double lever assembly structure of the vehicle door lock device in which the double lever combining the first lever and the second lever is assembled to the base,
The base is provided with a shaft hole projecting in a cylindrical shape on one side ,
The first lever is formed of a plurality of claw pieces having protrusions protruding inward in the radial direction at the tip, and is fitted into the shaft hole and elastically deformed radially outward, and on the base side. A pair of extending arm parts ,
The second lever is provided with a shaft portion that fits into the cylindrical portion, and an outer periphery of the shaft portion is provided with an engagement concave portion into which a projection of the cylindrical portion of the first lever is fitted ,
Furthermore, the base has an insertion portion into which the arm portion can be inserted, and a guide that is continuous with the insertion portion and allows the arm portion to rotate when the first lever rotates, and engages with the arm portion. A hole,
With the shaft portion of the second lever fitted to the tube portion of the first lever, the tube portion is inserted into the shaft hole of the base, so that the claw pieces are formed on the inner peripheral surface of the shaft hole. A double lever assembly structure for a vehicle door lock device, characterized by restricting elastic deformation outward in the radial direction .
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