JP3756881B2

JP3756881B2 - Refill containers and cosmetics

Info

Publication number: JP3756881B2
Application number: JP2003016555A
Authority: JP
Inventors: 和弘後藤; 幸子豊田
Original assignee: Shiseido Co Ltd
Current assignee: Shiseido Co Ltd
Priority date: 2000-06-23
Filing date: 2003-01-24
Publication date: 2006-03-15
Anticipated expiration: 2020-11-30
Also published as: JP2004024833A

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明はレフィル容器及び化粧品に係り、特に化粧料が装填された中皿を収納し保護するレフィル容器及び化粧品に関する。
【０００２】
【従来の技術】
一般に、ファンデーション等の粉末化粧料或いは固形化粧料（以下、単に化粧料という）用のコンパクト容器は、化粧料が装填された中皿を内部に装着する構成とされている。そして、中皿内の化粧料を使い切った場合、新たに化粧料が装填された中皿を購入し、使用後の中皿と交換することにより、経済性・利便性を図る構成となっている。
【０００３】
このため、化粧料は中皿に装填された状態で販売される。しかしながら、単に中皿に化粧料が装填された状態のままで出荷・販売されると、その過程において化粧料が中皿から飛散するおそれがある。このため、化粧料が装填された中皿は、レフィル容器に収納された上で出荷・販売されることが行われている。
【０００４】
図２６及び図２７は、従来の一例であるレフィル容器１を示している。このレフィル容器１は樹脂成型品であり、従来では大略するとレフィル本体２と蓋部３とにより構成されていた。レフィル本体２と蓋部３はヒンジ部４により接続されており、よって蓋部３はヒンジ部４を中心としてレフィル本体２に対して開閉蓋自在な構成となっている。
【０００５】
また、レフィル本体２は収納部５を形成しており、化粧料７が装填された中皿６（樹脂製）はこの収納部５内に収納される。この際従来では、中皿６はその底部側からレフィル本体２に収納する構成であったため、中皿６を収納部５内に収納した状態では、化粧料７は露出した状態となっている。このため、図２７に示すように化粧料７の表面を保護するために蓋部３を閉蓋し、この状態で出荷・販売が行われる構成とされていた。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記した従来構成のレフィル容器１では、レフィル容器１がレフィル本体２と蓋部３とにより構成されていたため形状が大きく、これに伴いレフィル容器１のコストが高くなるという問題点があった。このレフィル容器１は、中皿６をコンパクト容器に入れ替えた場合にはゴミとなるものであり、ゴミの減量及びコスト低減の観点から、なるべく小さくし、形成に要する材料も少なくする必要がある。
【０００７】
また、従来のレフィル容器１では、中皿６をレフィル容器１内に装着するのに、先ず中皿６をレフィル本体２の収納部５内に収納し、その上で蓋部３を閉蓋するという二つの処理が必要となる。このため、中皿６をレフィル容器１に装着する作業が面倒で、装着作業の効率が悪いという問題点があった。
【０００８】
本発明は上記の点に鑑みてなされたものであり、小型化を図り得ると共に中皿の装着性の向上を図り得るレフィル容器及び化粧品を提供することを目的とする。
【０００９】
【課題を解決するための手段】
上記の課題を解決するために本発明では、次に述べる各手段を講じたことを特徴とするものである。
【００１０】
請求項１記載の発明は、
化粧料が装填された中皿の該化粧料の露出した露出面を覆うよう前記中皿に装着される構成とされており、装着状態において前記露出面と対向しこれを保護する蓋部と、前記装着状態において前記中皿の底面が露出された状態で該中皿を保持する保持部とを有する装着部と、
前記中皿が前記装着部に装着された状態において前記中皿と係合し、前記装着部からの前記中皿の離脱を防止する係合部と、
前記保持部の外周位置に、該保持部から連続して折り返すように形成された折り返し部とを具備するレフィル容器であって、
前記蓋部と前記保持部との間に、前記中皿の上端部と当接する段部を形成したことを特徴とするものである。
【００１１】
また、請求項２記載の発明は、
化粧料が装填された中皿の該化粧料の露出した露出面を覆うよう前記中皿に装着される構成とされており、装着状態において前記露出面と対向しこれを保護する蓋部と、前記装着状態において前記中皿の底面が露出された状態で該中皿を保持する保持部とを有する装着部と、
前記中皿が前記装着部に装着された状態において前記中皿と係合し、前記装着部からの前記中皿の離脱を防止する係合部と、
前記保持部の外周位置に、該保持部から連続して折り返すように形成された折り返し部とを具備するレフィル容器であって、
前記蓋部を前記中皿の化粧料の露出面に対して離間させた構成としたこと特徴とするものである。
【００１２】
また、請求項３記載の発明は、
化粧料が装填された中皿の該化粧料の露出した露出面を覆うよう前記中皿に装着される構成とされており、装着状態において前記露出面と対向しこれを保護する蓋部と、前記装着状態において前記中皿の底面が露出された状態で該中皿を保持する保持部とを有する装着部と、
前記中皿が前記装着部に装着された状態において前記中皿と係合し、前記装着部からの前記中皿の離脱を防止する係合部と、
前記保持部の外周位置に、該保持部から連続して折り返すように形成された折り返し部とを具備するレフィル容器であって、
前記装着部に、前記中皿を前記装着部から取り外す際に前記中皿を取り出し操作するための指掛け部を設けたことを特徴とするものである。
【００１３】
また、請求項４記載の発明は、
請求項３記載のレフィル容器において、
前記装着状態において、前記中皿の側面が指掛け部に露出するよう構成したことを特徴とするものである。
【００１４】
また、請求項５記載の発明は、
請求項３または４記載のレフィル容器において、
前記指掛け部は、前記装着部を前記保持部に向け切り込んだ構成であることを特徴とするものである。
【００１５】
また、請求項６記載の発明は、
請求項３乃至５のいずれか１項に記載のレフィル容器において、
前記指掛け部を１個のみ配設したことを特徴とするものである。
【００１６】
また、請求項７記載の発明は、
請求項３乃至６のいずれか１項に記載のレフィル容器において、
前記装着部の前記指掛け部の配設面と異なる面に、外側に向け延出し前記中皿を前記装着部から取り外す際に把持されるつまみ部を形成したことを特徴とするものである。
【００１７】
また、請求項８記載の発明は、
請求項１乃至７のいずれか１項に記載のレフィル容器において、
前記装着部は、透明または半透明な樹脂により形成されていることを特徴とするものである。
【００１８】
また、請求項９記載の発明は、
請求項１乃至７のいずれか１項に記載のレフィル容器において、
前記装着部は、再生アモルファス−ポリエチレンテレフタレート、ポリスチレン、ポリプロピレン、及び塩化ビニル樹脂からなる群から選択される一の樹脂により形成されていることを特徴とするものである。
また、請求項１０記載の発明に係る化粧品は、
請求項１乃至９のいずれか１項に記載のレフィル容器に中皿を収納したことを特徴とするものである。
また、請求項１１記載の発明は、
請求項１０記載の化粧品において、
前記中皿の側面に前記係合部と係合する係合溝を形成したことを特徴とするものである。
【００１９】
【発明の実施の形態】
次に、本発明の実施の形態について図面と共に説明する。
【００２０】
図１乃至図５は、本発明の第１実施例であるレフィル容器１０Ａを示している。レフィル容器１０Ａは、化粧料１２が内部に装填された中皿１１Ａを収納し保持するものである。本実施例では、化粧料１２としてファンデーション等の粉末化粧料を用いた場合を例に挙げて説明する。
【００２１】
このレフィル容器１０Ａは、例えば真空成型法或いはインジェクション（射出成型）法等を用いることにより樹脂を一体成型したものであり、また本実施例ではその材質として再生Ａ−ＰＥＴ（アモルファス−ポリエチレンテレフタレート）を用いている。再生Ａ−ＰＥＴは再生品でない新規な樹脂に比べて低コストであるため、再生Ａ−ＰＥＴを用いることによりレフィル容器１０Ａのコスト低減を図ることができる。また、リサイクルの推進及びごみ減量等の環境面にも対応することができる。
【００２２】
尚、本実施例では再生Ａ−ＰＥＴを用いているが、これに代えてＰＳ（ポリスチレン），ＰＰ(ポリプロピレン)，ＰＶＣ（塩化ビニル樹脂）等の他の材料を用いることも可能である。また、Ａ−ＰＥＴは透明であるが、レフィル容器１０Ａは必ずしも透明である必要はなく、半透明或いは不透明な構成としてもよい。
【００２３】
以下、レフィル容器１０Ａの具体的な構成について詳述する。
レフィル容器１０Ａは、大略すると装着部２０Ａ，係合部２１Ａ，及び折り返し部２２等により構成されている。前記したように、この装着部２０Ａ，係合部２１Ａ，及び折り返し部２２は、再生Ａ−ＰＥＴを用いて真空成型法等により一体的に形成されている。
【００２４】
装着部２０Ａは、化粧料１２が装填された中皿１１Ａを装着する部位であり、概略的に見て有底形状とされている。この装着部２０Ａは、保持部２３Ａ，蓋部２４，段部２５等を有した構造とされている。
【００２５】
保持部２３Ａは、図３乃至図５に示ように、中皿１１Ａを装着した状態（以下、装着状態という）において中皿１１Ａの側面と対峙するよう構成されている。この保持部２３Ａには、内側に向け（即ち、装着状態にある中皿１１Ａに向け）突出した係合部２１Ａが形成されている。
【００２６】
中皿１１Ａの側面には係合溝１４が形成されており、中皿１１Ａが装着部２０Ａに装着された状態において、この係合溝１４は係合部２１Ａと係合するよう構成されている。図５は、係合溝１４と係合部２１Ａとが係合した状態を拡大して示す図である。このように係合部２１Ａが係合溝１４と係合することにより生じる係合力により、中皿１１Ａは装着部２０Ａ内に保持される。
【００２７】
蓋部２４は、図２に示すように、平面視した状態において保持部２３Ａに対して若干小さな面積を有した構成とされている。よって、蓋部２４と保持部２３Ａとの間には、段部２５が形成されている。
【００２８】
この段部２５は、装着状態において中皿１１Ａの上端部と当接するよう構成されている。よって、上記のように中皿１１Ａの係合溝１４が係合部２１Ａと係合し、かつ中皿１１Ａの上端部が段部２５と当接することにより、中皿１１Ａは装着部２０Ａ内に確実に収納され保持される。
【００２９】
また、図３乃至図５に示すように、中皿１１Ａが装着状態にあるとき、蓋部２４は化粧料１２の外部に露出した露出面１５と対向するよう構成されている。よって、化粧料１２の露出面１５は蓋部２４により保護される。
【００３０】
この際、蓋部２４は露出面１５と密着する構成ではなく、図３に矢印Ｈ１で示す寸法だけ離間するよう構成されている。即ち、蓋部２４と露出面１５との間には空間部２９が形成された構成とされている。
【００３１】
この構成とすることにより、仮に蓋部２４に外力（振動や衝撃等）が印加されたとしても、蓋部２４が変形することにより外力を吸収することができ、化粧料１２に損傷（例えば、露出面１５に凹凸が発生する等）や飛散が発生することを防止することができる。
【００３２】
折り返し部２２は、保持部２３Ａの外周位置に形成されており、保持部２３Ａから連続して折り返すように成形された部位である。よって、この折り返し部２２内には凹部２６が形成されている。
【００３３】
また、折り返し部２２の折り返し部分となる図中下方の端部２７は、装着状態にある中皿１１Ａの中皿底面１３に対し下方に所定量（図３に矢印Ｈ２で示す）だけ突出するよう構成されている。更に、折り返し部２２の所定位置には、窪み形状とされた指掛け部２８Ａが形成されている。
【００３４】
前記したように、装着状態において中皿１１Ａの係合溝１４は係合部２１Ａに係合されているが、中皿１１Ａをレフィル容器１０Ａから取り出す時には、この指掛け部２８Ａを介して直接中皿１１Ａを把持し、中皿１１Ａをレフィル容器１０Ａから引き抜く。よって、保持部２３Ａの外周に折り返し部２２が形成されていても、指掛け部２８Ａを設けることにより、中皿１１Ａをレフィル容器１０Ａからと取り出す作業を容易に行なうことができる。
【００３５】
上記のように本実施例によるレフィル容器１０Ａは、保持部２３Ａの外周縁に折り返し部２２を形成しているため、保持部２３Ａの強度を高めることができる。また、中皿１１Ａに対して側面方向から外力が印加されても、折り返し部２２が変形することによりこれを吸収することができ、中皿１１Ａの保護をより確実に行なうことができる。
【００３６】
また、装着状態において折り返し部２２の端部２７（折り返し端部）は中皿１１Ａの中皿底面１３から突出するため、外力が下方から印加されても、この端部２７の中皿底面１３から突出した部分が緩衝機能を発揮し、これによっても中皿１１Ａの保護を図ることができる。
【００３７】
また、中皿１１Ａをレフィル容器１０Ａに装着する際、上記したように本実施例に係るレフィル容器１０Ａは単に中皿１１Ａを保持部２３Ａ内に挿入すればよく、これにより中皿１１Ａと係合部２１Ａとの係合も行なわれる。従って、中皿１１Ａを装着部２０Ａ内に挿入する一つの動作で、中皿１１Ａをレフィル容器１０Ａに装着することができるため、中皿１１Ａをレフィル容器１０Ａに装着する作業は簡単化され、作業効率の向上を図ることができる。
【００３８】
更に、本実施例に係るレフィル容器１０Ａは保護を最も必要とする化粧料１２の露出面１５を蓋部２４により保護し、中皿１１Ａの中皿底面１３は露出された状態で保持する構成としている。このため、従来のようにレフィル本体２と蓋部３とによりレフィル容器１を構成し、レフィル容器１内に中皿６を完全に収納する構成（図２６及び図２７参照）に比べ、本実施例に係るレフィル容器１０Ａでは小型化を図ることができる。
【００３９】
これにより、レフィル容器１０の材料コストの低減を図ることができ、また梱包時においては梱包箱の小型化を図ることができ梱包費用も低減される。また、中皿１１Ａのコンパクト容器に対する入れ替えが終了した際、レフィル容器１０Ａはゴミとして廃棄されるが、レフィル容器１０Ａが小型化することにより、ゴミの減量にも寄与することができる。
【００４０】
尚、本実施例に係るレフィル容器１０Ａでは、装着状態において中皿１１Ａの中皿底面１３は装着部２０Ａから露出された状態となるが、前記のように化粧料１２の露出面１５は蓋部２４により保護されており、また中皿１１Ａは樹脂製の皿体であるため、中皿底面１３が外部に露出していてもこれにより化粧料１２に劣化が生じるようなことはない。
【００４１】
続いて、本発明の第２実施例について説明する。
図６乃至図９は、第２実施例であるレフィル容器１０Ｂを示している。尚、図６乃至図９において、先に図１乃至図５を用いて説明した説明した第１実施例に係るレフィル容器１０Ａと同一構成については同一符号を付してその説明を省略する。また、後に説明する第３乃至第６実施例及びその説明に用いる図１０乃至図２５についても同様とする。
【００４２】
前記第１実施例に係るレフィル容器１０Ａは、折り返し部２２を設けることにより、特に側部から中皿１１Ａに対し外力が直接印加されるのを防止する構成とした。しかしながら、装着部２０Ａの外側に折り返し部２２を設ける構成では、従来のレフィル容器１（図２６及び図２７参照）に対し小型化及び材料コストの低減を図ることができるものの、中皿１１Ａの外形に対し、やはり大きな形状となってしまう。
【００４３】
そこで本実施例に係るレフィル容器１０Ｂは、第１実施例で設けていた折り返し部２２を取り除いた構成としたことを特徴とするものである。この構成とすることにより、レフィル容器１０Ｂの大きさを略中皿１１Ａと同等の大きさとすることができ、更なる小型化及び材料コストの低減を図ることが可能となる。
【００４４】
ここで、本実施例に係るレフィル容器１０Ｂの中皿１１Ａの保護機能について考察すると、蓋部２４は第１実施例と同じ構成とされているため、第１実施例と同様に化粧料１２を確実に保護することができる。
【００４５】
また、下方向からの外力に対しては、中皿１１Ａが保持部２３Ｂに装着された状態において、保持部２３Ｂの端部３０は中皿１１Ａの中皿底面１３から所定量（図７に矢印Ｈ２で示す寸法）突出するよう構成されているため、この突出部分により上記外力を吸収するこができる。よって、レフィル容器１０Ｂの下方から外力が印加された場合でも、中皿１１Ａを保護することができる。
【００４６】
更に、側部からレフィル容器１０Ｂに対し外力が印加され場合には、本実施例では折り返し部２２が存在しないため、外力は直接中皿１１Ａの側面に印加されることとなる。しかしながら、中皿１１Ａは通常硬質樹脂により形成されており、比較的強度を有したものである。
【００４７】
また、レフィル容器１０Ｂをカートン（出荷時にレフィル容器１０Ｂを梱包する容器）に入れた場合、外力が側面から印加されても、レフィル容器１０Ｂの端部３０（平らとなった外周部分）と段部２５の肩部分を結んだラインで、レフィル容器１０Ｂはカートン内側面と当接するため、中皿１１Ａに対する衝撃は軽減される。更に、カートンは内容物に対して微小（3mm程度）なクリアランスしか取っていないため、上下の規制があり、端部３０の外周と底部２４がカートンと当接する。よって、カートン収納時において、段部２５はカートンとぶつかることはなく、よって、中皿１１Ａに印加される衝撃は小さいと考えられる。
【００４８】
また、図９に拡大して示すように、中皿１１Ａと保持部２３Ｂとの間には、微小な間隙が形成されており、この微小間隙間において保持部２３Ｂは可撓変形可能である。また、係合部２１Ａも若干の可撓変形が可能である。よって、この各可撓変形によっても、レフィル容器１０Ｂの側部から印加される外力を吸収することができる。
【００４９】
従って、本実施例に係るレフィル容器１０Ｂにおいても、レフィル容器１０Ｂの側部から外力が印加された際、中皿１１Ａ及びこれに装填された化粧料１２に損傷が発生することを防止することができる。
【００５０】
続いて、本発明の第３実施例について説明する。
図１０は、第３実施例であるレフィル容器１０Ｃを示している。前記した第１実施例に係るレフィル容器１０Ａは、係合部２１Ａが中皿１１Ａの側面に形成された係合溝１４に係合することにより、中皿１１Ａを装着部２０Ａ内に保持する構成とされていた。
【００５１】
これに対して本実施例に係るレフィル容器１０Ｃは、係合部３１が中皿１１Ｂの中皿底面１３に係合するよう構成したことを特徴とするものである。この係合部３１はリブ形状とされており、中皿１１Ｂが保持部２３Ｃ内に挿入装着される際に可撓変形し、中皿１１Ｂの挿入を許容しうる構成とされている。また、中皿１１Ｂが所定装着位置まで挿入された状態において、弾性復元して中皿１１Ｂの中皿底面１３と係合する構成とされている。
【００５２】
上記構成とすることにより、中皿１１Ｂの側面に係合溝１４を形成する必要がなくなり、中皿１１Ａの構成の簡単化及び成型性の向上を図ることができる。また、係合部３１と中皿１１Ｂの係合力を増大させることができるため、より確実に中皿１１Ｂを保持することが可能となる。但し、本実施例にかかるレフィル容器１０Ｃは、上記した実施例で用いた側部に係合溝１４を有する中皿１１Ａについても装着することが可能であることは勿論である。
【００５３】
続いて、本発明の第４乃至第６実施例について説明する。
【００５４】
前記した第１実施例に係るレフィル容器１０Ａは、図１及び図２に示されるように、指掛け部２８Ａが折り返し部２２に凹部を形成することにより形成されており、よって指掛け部２８Ａの上部には鍔状に張り出した鍔状部３４が形成された構成とされていた。
【００５５】
しかしながらこの構成では、図３に示すように指掛け部２８Ａの端部２７からの高さ（図中、矢印Ｈ３で示す）が浅く、中皿１１Ａの露出面１５よりも低いため、指掛け部２８Ａに露出する中皿１１Ａの面積が小さくなる。更に、この中皿１１Ａが露出した位置の上部には、鍔状の鍔状部３４が延出した構成となっている。
【００５６】
このため、中皿１１Ａをレフィル容器１０Ａから取り外すために指掛け部２８Ａに指を掛けた際、使用者の指が中皿１１Ａの側面に掛かり難いという問題点が生じた。特に爪が長い使用者においては、爪が鍔状部３４に引っ掛かってしまい、中皿１１Ａの側面を把持することができなくなり、中皿１１Ａの取り出しが非常に面倒となってしまう。以下説明する第４乃至第６実施例は、この点を改良したものである。
図１１乃至図１３は、第４実施例であるレフィル容器１０Ｄを示している。図１１はレフィル容器１０Ｄの平面図であり、図１２はレフィル容器１０Ｄの正面図であり、また図１３は図１１におけるＢ３−Ｂ３線に沿う断面図である。
【００５７】
本実施例では、指掛け部２８Ｂの上縁の高さを中皿１１Ａの露出面１５よりも高くなるよう設定している。即ち、図１２に示すように、装着部２０Ｄの端部２７から中皿１１Ａの露出面１５まで高さをＨ５とし、端部２７から指掛け部２８Ｂの上縁の高さをＨ４とすると、Ｈ４＞Ｈ５となるよう構成されている。この構成とすることにより、中皿１１Ａの側面は指掛け部２８Ｂに全て露出した状態となる。
【００５８】
また、図１１に示すように、本実施例に係る指掛け部２８Ｂは保持部２３Ａに向け大きく切り込まれた構成とされており、平面視した状態において指掛け部２８Ｂの鍔状部３３の幅Ｗ２（図１１に矢印で示す）は、第１実施例に係る鍔状部３４の幅Ｗ１（図２参照）に比べて小さくなっている（Ｗ２＜Ｗ１）。
【００５９】
上記したように、本実施例に係るレフィル容器１０Ｄは、指掛け部２８Ｂにおいて中皿１１Ａの側面は全て露出した状態となっており、また指掛け部２８Ｂの上縁における鍔状部３３の幅は狭くなっている。
【００６０】
よって、爪が長い使用者が中皿１１Ａをレフィル容器１０Ｄから取り外そうとした場合であっても、爪が鍔状部３３に当たってしまうことはなく、使用者の指を確実に中皿１１Ａの側面に引っ掛けることができる。従って、使用者は中皿１１Ａを確実に把持することができ、レフィル容器１０Ｄから中皿１１Ａを取り外す処理を容易かつ確実に行なうことができる。
【００６１】
一方、装着部２０Ｄに指掛け部２８Ｂを大きく切り込んで形成することにより、レフィル容器１０Ｄの強度が低下し、外力印加によるレフィル容器１０Ｄの変形により、中皿１１Ａがレフィル容器１０Ｄから離脱してしまうことが懸念される。
このため、本実施例では、前記した各実施例と同様に中皿１１Ａの側面と対向する位置に中皿１１Ａと係合する係合部２１Ａを形成すると共に、装着部２０Ｄの四隅位置にも係合部２１Ｂを設け、この四隅位置においても装着部２０Ｄが中皿１１Ａと係合するよう構成した。
【００６２】
更に、折り返し部２２の指掛け部２８Ｂ近傍位置にはリブ３２を形成した。このリブ３２は、レフィル容器１０Ｄを自動製造する際に便宜を図るものである。ぐたいてきには、仕上げ用自動ラインで中皿１１Ａを装着したレフィル容器１０Ｄを次工程にロボットで搬送する場合、リブ３２が無いとロボットで掴む場所がなくなり、搬送が困難となる。このため、レフィル容器１０Ｄにリブ３２を形成した。
更に、レフィル容器１０Ｄを製造ラインに供給する場合、通常数十個が積み重ねた状態のレフィル容器１０Ｄを、１個づつ機械で繰り出してラインに供給することが行なわれている。この際、レフィル容器１０Ｄ同士が深く重なり合うと、機械的に１個づつ繰り出すことが困難となる（複数が重なった状態で繰り出される場合が生じる）。このため、積み重ねた際に個々のレフィル容器１０Ｄ同士が深く重なり合うことを防止する点からもリブ３２を形成することとした。
図１４乃至図１６は、第５実施例であるレフィル容器１０Ｅを示している。図１４はレフィル容器１０Ｅの平面図であり、図１５はレフィル容器１０Ｅの正面図であり、また図１６は図１４におけるＢ４−Ｂ４線に沿う断面図である。尚、各図において第４実施例と同一構成については同一符号を付し、その説明を省略するものとする。
【００６３】
前記した第４実施例では、図１２に示すように、端部２７から指掛け部２８Ｂの上縁の高さＨ４を、装着部２０Ｄの端部２７から中皿１１Ａの露出面１５まで高さＨ５に対して大きく設定（Ｈ４＞Ｈ５）したため、指掛け部２８Ｂにおいて装着部２０Ｄと中皿１１Ａの露出面１５との間に必然的に空間部３５が形成される。この空間部３５の存在は、中皿１１Ａに装填された化粧料１２に何ら影響を与えるものではないが、顧客側からすると化粧料１２のバージン性に影響を及ぼす感を与えるおそれがある、
このため、本実施例に係るレフィル容器１０Ｅは、指掛け部２８Ｃの上縁の位置がレフィル容器１０Ｅに保持された状態の中皿１１Ａの露出面１５と一致するよう構成したことを特徴としている。
更に、第４実施例に係るレフィル容器１０Ｄでは、指掛け部２８Ｂの上縁に幅Ｗ２の鍔状部３３が存在していたが、本実施例に係るレフィル容器１０Ｅでは指掛け部２８Ｃの上縁に鍔状部が存在しないよう構成している。即ち、使用者が指掛け部２８Ｃを操作する際に指が当接する当接部３６が保持部２３Ａと略一致するよう構成されている。
【００６４】
よって、本実施例に係るレフィル容器１０Ｅによれば、第４実施例では形成されていた空間部３５が形成されることはなく、顧客に対して化粧料１２のバージン性に対する不用な疑義を与えることを防止することができる。
【００６５】
更に、指掛け部２８Ｃは鍔状部がほとんど存在しない構成であるため、使用者は指掛け部２８Ｃに指を掛けただけで直ちに中皿１１Ａの側面を把持することができる。このため、本実施例に係るレフィル容器１０Ｅによれば、第４実施例に係るレフィル容器１０Ｄに比べて更に使用性を向上させることができる。
図１７乃至図１９は、第６実施例であるレフィル容器１０Ｆを示している。図１７（Ａ）はレフィル容器１０Ｆの平面図、図１７（Ｂ）は図１７（Ａ）におけるＡ３−Ａ３線に沿う断面図、図１８は図１７（Ａ）におけるＣ−Ｃ矢視図、更に図１９は図１７（Ａ）におけるＢ５−Ｂ５線に沿う断面図である。尚、各図において第４及び第５実施例と同一構成については同一符号を付し、その説明を省略するものとする。
【００６６】
本実施例で設けられている指掛け部２８Ｄは、基本的には第５実施例に係るレフィル容器１０Ｅに設けられた指掛け部２８Ｃと同一構成とされている。しかしながら、第５実施例に係るレフィル容器１０Ｅでは指掛け部２８Ｃが対向する位置に一対設けられていたのに対して、本実施例では１個の指掛け部２８Ｄのみ設けた構成としたことを特徴とするものである。
【００６７】
上記のように本実施例では、指掛け部２８Ｄがレフィル容器１０Ｆに１個のみ配設構成であるため、レフィル容器１０Ｆの機械的強度は他の実施例の構成に比べて高くなり、よって中皿１１Ａのレフィル容器１０Ｆからの離脱をより確実に防止することができる。また、指掛け部２８Ｄが１個であるため、指１本で中皿１１Ａをレフィル容器１０Ｆから取り出すことが可能であり、取り出し時における操作性の向上を図ることができる。
図２０乃至図２３は、第７実施例であるレフィル容器１０Ｇを示している。図２０はレフィル容器１０Ｇの平面図であり、図２１はレフィル容器１０Ｇの正面図であり、また図２２は図２０におけるＢ６−Ｂ６線に沿う断面図であり、更に図２３は図２０におけるＡ４−Ａ４線に沿う断面図である。尚、各図において第５実施例と同一構成については同一符号を付し、その説明を省略するものとする。
【００６８】
先に説明した図１１乃至図１３を用いて説明した第４実施例に係るレフィル容器１０Ｄ、及び図１４乃至図１６を用いて説明した第５実施例に係るレフィル容器１０Ｅは、装着部２０Ｄ，２０Ｅの長辺側の両側面に指掛け部２８Ｂ，２８Ｃを形成した構成とされている。指掛け部２８Ｂ，２８Ｃを形成することにより、この指掛け部２８Ｂ，２８Ｃを介して中皿１１Ａを指で把持しつつ、レフィル容器１０Ｄ，１０Ｅを中皿１１Ａから取り外せるため、中皿１１Ａのレフィル容器１０Ｄ，１０Ｅからの取り出し性を良好とすることができる。
【００６９】
しかしながら、本発明者がレフィル容器１０Ｄ，１０Ｅに対する使用性テストを行なったところ、初めてレフィル容器１０Ｄ，１０Ｅを手にする人にとっては、第４及び第５実施例に係るレフィル容器１０Ｄ，１０Ｅでは、中皿１１Ａをレフィル容器１０Ｄ，１０Ｅから取り出す方法が判り難いという結果がでた。
【００７０】
そこで本実施例では、装着部２０Ｇの指掛け部２８Ｅの配設面と異なる面につまみ部４２を設けた構成とした。即ち、本実施例では指掛け部２８Ｅが装着部２０Ｇの長辺側に設けられているため、装着部２０Ｇの短辺側につまみ部４２が設けられている。
【００７１】
このつまみ部４２は、装着部２０Ｇの折り返し部２２から外側に向け延出するよう形成されている。また、つまみ部４２には縞状のエンボス加工が施されており、使用者に対してつまみ部４２の存在を明確に認知させると共に滑り止めとしての機能を奏している。
【００７２】
上記構成において、中皿１１Ａを装着部２０Ｇから取り外すには、第４及び第５実施例に係るレフィル容器１０Ｄ，１０Ｅと同様に指掛け部２８Ｅを介して中皿１１Ａを指で挟むようにして持ち、その上でつまみ部４２を把持して中皿１１Ａから上方（図２１に矢印Ｄで示す方向）に引っ張り上げる。
【００７３】
この際、上記したようにつまみ部４２は折り返し部２２から外側に向け延出しているため把持し易く、かつエンボス加工により滑り難い構成となっている。また、このつまみ部４２近傍の凹部２６一段落とし込んだ構成としている。よって、レフィル容器１０Ｇから中皿１１Ａを取り出す操作を容易かつ確実に行なうことができる。
【００７４】
また、初めてレフィル容器１０Ｇを手にする人であっても、装着部２０Ｇに舌片状のつまみ部４２が設けられていることにより、このつまみ部４２を引っ張り上げることは容易に想到するところである。一方、本実施例ではつまみ部４２の下部位置にえぐりエンボス加工により側部把持部４５（図２２参照）が形成されており、この側部把持部４５に指を置いて中皿１１Ａを取り出すことも可能となる。このように、本実施例に係るレフィル容器１０Ｇでは、つまみ部４２を引っ張ることにより中皿１１Ａを取り出しても、また側部把持部４５に指を置いて中皿１１Ａを取り出してもよく、初めてレフィル容器１０Ｇを手にする人であっても、確実かつ容易にレフィル容器１０Ｇから中皿１１Ａを取り出すことができる。
【００７５】
ここで、装着部２０Ｇの蓋部４０に注目する。本実施例蓋部４０では、蓋部４０の外周に位置する側壁部４１の角度（図２１乃至図２３に矢印θ２で示す）が、第５実施例に係るレフィル容器１０Ｅの蓋部２４の外周に位置する側壁部２４Ａの角度（図１４に矢印θ１で示す）に対して小さく設定されている（θ１＞θ２）。具体的には、第５実施例に係るレフィル容器１０Ｅの側壁部２４Ａは略垂立（θ１≒９０°）であるのに対し、本実施例の側壁部４１は傾斜面となっている。
【００７６】
この構成とすることにより、本実施例における指掛け部２８Ｅの深さＷ４（図２０及び図２３に矢印で示す）を、第５実施例の指掛け部２８Ｃの深さＷ３（図１４に矢印で示す）に比べて深くすることができる（Ｗ４＞Ｗ３）。以下、この理由について、図２４を用いて説明する。
【００７７】
図２４（Ａ）は本実施例における指掛け部２８Ｅの形成方法を示しており、また図２４（Ｂ）は第５実施例における指掛け部２８Ｃの形成方法を示している。図２４（Ａ），（Ｂ）に示すように、装着部２０Ｇ，２０Ｅに指掛け部２８Ｅ，２８Ｃを形成するには、抜き加工を行なうことにより形成する。
【００７８】
この抜き加工を行なうカッターとしては、比較的薄いトムソン刃を用いることが考えられるが、この薄いトムソン刃は耐磨耗性及び耐久性が低いため量産には向いていない。このため、レフィル容器１０Ｅ，１０Ｇの量産化を図るためには耐磨耗性及び耐久性に富む鋼材カッター４３を用いる必要がある。
【００７９】
しかしながら、鋼材カッター４３は厚いため、図２４（Ｂ）に示すように、蓋部２４の側壁部２４Ａが略垂立（θ１≒９０°）である場合には、鋼材カッター４３が側壁部２４Ａに干渉しないようにするためには、抜き加工を行なう位置を側壁部２４Ａから外側に離間した位置に設定しなくてはならない。このようにして形成された指掛け部２８Ｃでは、必然的に指掛け部２８Ｃの上縁に鍔状の部分が多く残存してしまう。
【００８０】
これに対して本実施例では、図２４（Ａ）に示すように、蓋部４０の側壁部４１が傾斜面とされているため、この側壁部４１（傾斜面）が逃げとなり、厚い鋼材カッター４３を用いても側壁部４１の根元近傍位置から抜き加工を行なうことができる。これにより、指掛け部２８Ｅの上縁に位置する鍔状の部分を少なく、或いは全く無くすることが可能となり、使用者は指掛け部２８Ｅに指を掛けただけで直ちに中皿１１Ａの側面を把持することができる。従って、本実施例の構成とすることにより、指掛け部２８Ｅの形成を効率よく行なえると共に、指掛け部２８Ｅを深く形成することができることにより、中皿１１Ａを装着部２０Ｇから取り外す際の操作性を向上させることができる。
【００８１】
尚、上記した各実施例では化粧料１２として粉末化粧料を用いた例について説明したが、乳化ファンデーション等の気密性を必要とする化粧料１２に対しても本願発明に係るレフィル容器１０Ａ，１０Ｂ，１０Ｃを適用することが可能である。この際、装着状態における中皿１１Ａ，１１Ｂとレフィル容器１０Ａ，１０Ｂ，１０Ｃとの気密性を向上させるため、段部２５の内側にパッキン，レーベル等を配設する構成とすることが望ましい。
【００８２】
また、上記した実施例では、中皿の材質として樹脂を用いた例を述べたが、中皿の材質は樹脂に限定されものではなく、金属等の他の材質を用いることも可能である。また、中皿の形状は実施例に示した矩形状に限定されるものではなく、円形，楕円形，及びその他のあらゆる形状においても本願発明を適用することができる。
【００８３】
また、エマルジョンパクトタイプの中皿を用いた場合には、中皿を気密封止する必要がある。しかしながら、中皿が装着されたレフィル容器を、例えばアルミラミネートフイルム，シリカ蒸着フィルム，エバール（商品名：ポリビニルアルコール−ポリエチレン重合体）フィルム等のガスバリアー製のある包材で包装することにより、エマルジョンパクトタイプの中皿を適用した場合であっても容易に気密性を保持することができる。
【００８４】
また、図２５に示すレフィル容器１０Ｈのように、一般にエマルジョンパクトタイプの中皿１１Ｃは開口部の外周縁に鍔部１６を形成した構成とされている。このような鍔部１６を有する中皿１１Ｃであっても、係合部２１Ｃを上部に位置させることにより、確実に装着部２０Ｈに装着することができる。
【００８５】
【発明の効果】
上述の如く本発明によれば、次に述べる種々の効果を実現することができる。
【００８６】
請求項１記載の発明によれば、側方面から外力が印加されても中皿を確実に保護することができると共に、中皿の化粧料の露出面を確実に保護することができる。
【００８７】
また、請求項２記載の発明によれば、側方面から外力が印加されても中皿を確実に保護することができると共に、蓋部に外力が印加されても化粧料に損傷や飛散が生じることを防止できる。
【００８８】
また、請求項３記載の発明によれば、側方面から外力が印加されても中皿を確実に保護することができると共に、使用者が中皿を確実に把持することが可能となる。
【００８９】
また、請求項４及び５記載の発明によれば、使用者が中皿を確実に把持することができる。
【００９０】
また、請求項６記載の発明によれば、使用性を維持しつつレフィル容器の強度を高く維持することができる。
【００９１】
また、請求項７記載の発明によれば、中皿からレフィル容器を取り外す操作を容易かつ確実に行なうことができる。
【００９２】
また、請求項８記載の発明によれば、中皿にレフィル容器を装着した状態で化粧料の色等を確認することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の第１実施例であるレフィル容器の斜視図である。
【図２】本発明の第１実施例であるレフィル容器の平面図である。
【図３】図２におけるＢ１−Ｂ１線に沿う断面図である。
【図４】図２におけるＡ１−Ａ１線に沿う断面図である。
【図５】本発明の第１実施例であるレフィル容器の係合部近傍を拡大して示す断面図である。
【図６】本発明の第２実施例であるレフィル容器の平面図である。
【図７】図６におけるＢ２−Ｂ２線に沿う断面図である。
【図８】図６におけるＡ２−Ａ２線に沿う断面図である。
【図９】本発明の第２実施例であるレフィル容器の係合部近傍を拡大して示す断面図である。
【図１０】本発明の第３実施例であるレフィル容器の係合部近傍を拡大して示す断面図である。
【図１１】本発明の第４実施例であるレフィル容器の平面図である。
【図１２】本発明の第４実施例であるレフィル容器の正面図である。
【図１３】図１１におけるＢ３−Ｂ３線に沿う断面図である。
【図１４】本発明の第５実施例であるレフィル容器の平面図である。
【図１５】本発明の第５実施例であるレフィル容器の正面図である。
【図１６】図１４におけるＢ４−Ｂ４線に沿う断面図である。
【図１７】本発明の第６実施例であるレフィル容器を示しており、（Ａ）はレフィル容器の平面図、（Ｂ）は図１７（Ａ）におけるＡ３−Ａ３線に沿う断面図である。
【図１８】図１７（Ａ）におけるＣ−Ｃ矢視図である。
【図１９】図１７（Ａ）におけるＢ５−Ｂ５線に沿う断面図である。
【図２０】本発明の第７実施例であるレフィル容器を示す平面図である。
【図２１】本発明の第７実施例であるレフィル容器を示す正面図である。
【図２２】図２０におけるＢ６−Ｂ６線に沿う断面図である。
【図２３】図２０におけるＡ４−Ａ４線に沿う断面図である。
【図２４】指掛け部の形成方法を説明するための図である。
【図２５】本発明をエマルジョンパクト中皿に適用した例を示す断面図である。
【図２６】従来の一例であるレフィル容器の開蓋した状態を示す斜視図である。
【図２７】従来の一例であるレフィル容器の閉蓋した状態を示す斜視図である。
【符号の説明】
１０Ａ〜１０Ｈレフィル容器
１１Ａ〜１１Ｃ中皿
１２化粧料
１３中皿底面
１４係合溝
１５露出面
１６鍔部
２０Ａ〜２０Ｇ装着部
２１Ａ〜２１Ｃ，３１係合部
２２折り返し部
２３Ａ，２３Ｂ，２３Ｃ保持部
２４，４０蓋部
２５段部
２６凹部
２７端部
２８Ａ〜２８Ｅ指掛け部
２９空間部
３２リブ
４１側壁部
４２つまみ部
４３鋼材カッター
４５側部把持部[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
 The present invention is a refill containerAnd cosmeticsRefill container for storing and protecting inner dishes loaded with cosmeticsAnd cosmeticsAbout.
[0002]
[Prior art]
In general, compact containers for powder cosmetics such as foundations or solid cosmetics (hereinafter simply referred to as cosmetics) are configured such that an inner dish loaded with cosmetics is mounted inside. And when the cosmetics in the middle dish are used up, it is configured to purchase economically and conveniently by replacing the middle dish with new cosmetics and replacing it with the used middle dish. .
[0003]
For this reason, cosmetics are sold in a state where they are loaded in an intermediate dish. However, if the cosmetic is simply shipped and sold in a state where the cosmetic is loaded in the middle dish, the cosmetic may be scattered from the middle dish in the process. For this reason, the intermediate dish loaded with cosmetics is shipped and sold after being stored in a refill container.
[0004]
26 and 27 show a refill container 1 as an example of the prior art. This refill container 1 is a resin molded product, and conventionally, it is constituted by a refill main body 2 and a lid 3. The refill main body 2 and the lid portion 3 are connected by the hinge portion 4, and thus the lid portion 3 is configured to be freely openable and closable with respect to the refill main body 2 around the hinge portion 4.
[0005]
The refill main body 2 forms a storage portion 5, and the inner tray 6 (made of resin) loaded with the cosmetic 7 is stored in the storage portion 5. At this time, conventionally, since the inner tray 6 is configured to be stored in the refill body 2 from the bottom side, the cosmetic 7 is exposed when the inner tray 6 is stored in the storage portion 5. For this reason, as shown in FIG. 27, the lid 3 is closed to protect the surface of the cosmetic 7, and shipping and sales are performed in this state.
[0006]
[Problems to be solved by the invention]
However, the above-described conventional refill container 1 has a problem that the refill container 1 is constituted by the refill main body 2 and the lid portion 3 and thus has a large shape, which increases the cost of the refill container 1. . This refill container 1 becomes garbage when the inner tray 6 is replaced with a compact container, and it is necessary to make it as small as possible from the viewpoint of reducing the amount of dust and reducing the cost, and to reduce the material required for formation.
[0007]
Further, in the conventional refill container 1, in order to mount the inner tray 6 in the refill container 1, the inner tray 6 is first stored in the storage portion 5 of the refill body 2, and the lid portion 3 is then closed. Two processes are required. For this reason, there is a problem that the operation of mounting the inner tray 6 on the refill container 1 is troublesome and the efficiency of the mounting operation is poor.
[0008]
 The present invention has been made in view of the above points, and is a refill container that can be reduced in size and can improve the mountability of the intermediate dish.And cosmeticsThe purpose is to provide.
[0009]
[Means for Solving the Problems]
In order to solve the above-described problems, the present invention is characterized by the following measures.
[0010]
The invention described in claim 1
A cover part that is configured to be attached to the intermediate dish so as to cover the exposed exposed surface of the cosmetic material of the intermediate dish loaded with the cosmetic material, and that faces and protects the exposed surface in the mounted state; A mounting portion having a holding portion for holding the inner plate in a state where the bottom surface of the inner plate is exposed in the mounting state;
An engagement portion that engages with the intermediate plate in a state where the intermediate plate is mounted on the mounting portion, and prevents the removal of the intermediate plate from the mounting portion;
A refill container comprising a folded portion formed so as to be continuously folded from the holding portion at an outer peripheral position of the holding portion,
A step portion that abuts on an upper end portion of the inner tray is formed between the lid portion and the holding portion.
[0011]
The invention according to claim 2
A cover part that is configured to be attached to the intermediate dish so as to cover the exposed exposed surface of the cosmetic material of the intermediate dish loaded with the cosmetic material, and that faces and protects the exposed surface in the mounted state; A mounting portion having a holding portion for holding the inner plate in a state where the bottom surface of the inner plate is exposed in the mounting state;
An engagement portion that engages with the intermediate plate in a state where the intermediate plate is mounted on the mounting portion, and prevents the removal of the intermediate plate from the mounting portion;
A refill container comprising a folded portion formed so as to be continuously folded from the holding portion at an outer peripheral position of the holding portion,
The lid portion is configured to be spaced apart from the cosmetic exposed surface of the inner dish.
[0012]
The invention according to claim 3
A cover part that is configured to be attached to the intermediate dish so as to cover the exposed exposed surface of the cosmetic material of the intermediate dish loaded with the cosmetic material, and that faces and protects the exposed surface in the mounted state; A mounting portion having a holding portion for holding the inner plate in a state where the bottom surface of the inner plate is exposed in the mounting state;
An engagement portion that engages with the intermediate plate in a state where the intermediate plate is mounted on the mounting portion, and prevents the removal of the intermediate plate from the mounting portion;
A refill container comprising a folded portion formed so as to be continuously folded from the holding portion at an outer peripheral position of the holding portion,
The mounting portion is provided with a finger hooking portion for taking out and operating the intermediate pan when the intermediate pan is removed from the mounting portion.
[0013]
The invention according to claim 4
The refill container according to claim 3,
In the mounted state, the side surface of the inner plate is configured to be exposed to the finger hook portion.
[0014]
The invention according to claim 5
The refill container according to claim 3 or 4,
The finger-hanging portion has a configuration in which the mounting portion is cut toward the holding portion.
[0015]
Further, the invention described in claim 6
The refill container according to any one of claims 3 to 5,
Only one finger-hanging portion is provided.
[0016]
The invention according to claim 7
The refill container according to any one of claims 3 to 6,
A knob portion that extends outward and is gripped when the inner tray is removed from the mounting portion is formed on a surface different from the mounting surface of the finger-hanging portion of the mounting portion.
[0017]
The invention according to claim 8
The refill container according to any one of claims 1 to 7,
The mounting portion is formed of a transparent or translucent resin.
[0018]
 The invention according to claim 9
 The refill container according to any one of claims 1 to 7,
 The mounting portion is formed of one resin selected from the group consisting of recycled amorphous-polyethylene terephthalate, polystyrene, polypropylene, and vinyl chloride resin.
Further, the cosmetic according to the invention of claim 10 is
A refill container according to any one of claims 1 to 9, wherein an intermediate dish is stored.
The invention according to claim 11
The cosmetic according to claim 10, wherein
An engagement groove that engages with the engagement portion is formed on a side surface of the inner plate.
[0019]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Next, embodiments of the present invention will be described with reference to the drawings.
[0020]
1 to 5 show a refill container 10A according to a first embodiment of the present invention. The refill container 10A accommodates and holds an inner dish 11A in which cosmetics 12 are loaded. In the present embodiment, a case where a powder cosmetic such as a foundation is used as the cosmetic 12 will be described as an example.
[0021]
The refill container 10A is formed by integrally molding a resin by using, for example, a vacuum molding method or an injection (injection molding) method. In this embodiment, recycled A-PET (amorphous-polyethylene terephthalate) is used as the material. Used. Since recycled A-PET is less expensive than a new resin that is not a recycled product, the cost of the refill container 10A can be reduced by using recycled A-PET. It can also deal with environmental aspects such as promoting recycling and reducing waste.
[0022]
In this embodiment, recycled A-PET is used, but other materials such as PS (polystyrene), PP (polypropylene), PVC (vinyl chloride resin) can be used instead. In addition, although A-PET is transparent, the refill container 10A is not necessarily transparent, and may be configured to be translucent or opaque.
[0023]
Hereinafter, a specific configuration of the refill container 10A will be described in detail.
The refill container 10A generally includes a mounting portion 20A, an engaging portion 21A, a folded portion 22 and the like. As described above, the mounting portion 20A, the engaging portion 21A, and the folded portion 22 are integrally formed by using a recycled A-PET by a vacuum molding method or the like.
[0024]
The mounting portion 20A is a portion on which the inner dish 11A loaded with the cosmetic 12 is mounted, and has a bottomed shape when viewed roughly. The mounting portion 20A has a structure having a holding portion 23A, a lid portion 24, a step portion 25, and the like.
[0025]
As shown in FIGS. 3 to 5, the holding portion 23 A is configured to face the side surface of the middle dish 11 A in a state where the middle dish 11 A is mounted (hereinafter referred to as a mounted state). The holding portion 23A is formed with an engaging portion 21A that protrudes inward (that is, toward the inner tray 11A in the mounted state).
[0026]
An engagement groove 14 is formed on the side surface of the intermediate tray 11A, and the engagement groove 14 is configured to engage with the engagement portion 21A when the intermediate tray 11A is mounted on the mounting portion 20A. . FIG. 5 is an enlarged view showing a state in which the engagement groove 14 and the engagement portion 21A are engaged. Thus, the inner tray 11A is held in the mounting portion 20A by the engaging force generated when the engaging portion 21A engages with the engaging groove 14.
[0027]
As shown in FIG. 2, the lid portion 24 has a slightly smaller area than the holding portion 23 A in a plan view. Therefore, a step portion 25 is formed between the lid portion 24 and the holding portion 23A.
[0028]
The step portion 25 is configured to come into contact with the upper end portion of the middle dish 11A in the mounted state. Therefore, as described above, the engaging groove 14 of the inner tray 11A engages with the engaging portion 21A, and the upper end portion of the inner tray 11A contacts the step portion 25, so that the inner tray 11A is placed in the mounting portion 20A. It is securely stored and held.
[0029]
As shown in FIGS. 3 to 5, the lid 24 is configured to face the exposed surface 15 exposed to the outside of the cosmetic 12 when the inner tray 11 A is in the mounted state. Therefore, the exposed surface 15 of the cosmetic 12 is protected by the lid 24.
[0030]
At this time, the cover 24 is not configured to be in close contact with the exposed surface 15 but is configured to be separated by a dimension indicated by an arrow H1 in FIG. That is, the space portion 29 is formed between the lid portion 24 and the exposed surface 15.
[0031]
By adopting this configuration, even if an external force (vibration, impact, or the like) is applied to the lid 24, the lid 24 can be deformed to absorb the external force and damage the cosmetic 12 (for example, It is possible to prevent occurrence of unevenness on the exposed surface 15) and scattering.
[0032]
The folded portion 22 is formed at an outer peripheral position of the holding portion 23A, and is a portion formed so as to be continuously folded from the holding portion 23A. Therefore, a recessed portion 26 is formed in the folded portion 22.
[0033]
Further, a lower end portion 27 in the drawing, which is a folded portion of the folded portion 22, protrudes downward by a predetermined amount (indicated by an arrow H2 in FIG. 3) with respect to the bottom plate 13 of the middle plate 11A in the mounted state. It is configured. Further, a finger hook portion 28A having a hollow shape is formed at a predetermined position of the folded portion 22.
[0034]
As described above, the engaging groove 14 of the middle tray 11A is engaged with the engaging portion 21A in the mounted state. However, when the middle tray 11A is taken out from the refill container 10A, the middle tray directly via the finger hook portion 28A. 11A is grasped, and the inner dish 11A is pulled out from the refill container 10A. Therefore, even if the folded portion 22 is formed on the outer periphery of the holding portion 23A, the operation of taking out the inner tray 11A from the refill container 10A can be easily performed by providing the finger hook portion 28A.
[0035]
As described above, the refill container 10A according to the present embodiment has the folded portion 22 formed on the outer peripheral edge of the holding portion 23A, so that the strength of the holding portion 23A can be increased. Moreover, even if an external force is applied to the inner tray 11A from the side surface direction, the folded portion 22 can be absorbed by deformation, and the inner tray 11A can be protected more reliably.
[0036]
In addition, since the end portion 27 (the folded end portion) of the folded portion 22 protrudes from the bottom plate 13 of the middle dish 11A in the mounted state, even if an external force is applied from below, The protruding portion exhibits a buffering function, and this can also protect the inner dish 11A.
[0037]
Further, when the intermediate tray 11A is attached to the refill container 10A, as described above, the refill container 10A according to the present embodiment may simply insert the intermediate dish 11A into the holding portion 23A, thereby engaging with the intermediate dish 11A. Engagement with the portion 21A is also performed. Therefore, since the middle plate 11A can be mounted on the refill container 10A by one operation of inserting the middle plate 11A into the mounting portion 20A, the work of mounting the middle plate 11A on the refill container 10A is simplified, Efficiency can be improved.
[0038]
Further, the refill container 10A according to the present embodiment protects the exposed surface 15 of the cosmetic 12 that most needs protection by a lid 24, and holds the bottom plate 13 of the middle plate 11A in an exposed state. Yes. For this reason, the refill container 1 is constituted by the refill main body 2 and the lid portion 3 as in the prior art, and the present embodiment is compared with the structure in which the inner tray 6 is completely accommodated in the refill container 1 (see FIGS. 26 and 27). The refill container 10A according to the example can be downsized.
[0039]
Thereby, the material cost of the refill container 10 can be reduced, and the packaging box can be downsized at the time of packaging, and the packaging cost is also reduced. Further, when the replacement of the inner dish 11A with the compact container is completed, the refill container 10A is discarded as garbage. However, the size of the refill container 10A can be reduced, which can contribute to the reduction of garbage.
[0040]
In the refill container 10A according to the present embodiment, the middle dish bottom surface 13 of the middle dish 11A is exposed from the attachment part 20A in the attached state, but the exposed surface 15 of the cosmetic 12 is the lid part as described above. 24, and the inner plate 11A is a resin plate, so that the cosmetic 12 does not deteriorate even if the inner plate bottom surface 13 is exposed to the outside.
[0041]
Next, a second embodiment of the present invention will be described.
6 to 9 show a refill container 10B according to the second embodiment. 6 to 9, the same components as those of the refill container 10A according to the first embodiment described above with reference to FIGS. 1 to 5 are denoted by the same reference numerals, and the description thereof is omitted. The same applies to third to sixth embodiments described later and FIGS. 10 to 25 used for the description thereof.
[0042]
The refill container 10A according to the first embodiment is configured to prevent the external force from being directly applied to the inner dish 11A, particularly from the side, by providing the folded portion 22. However, in the configuration in which the folded portion 22 is provided outside the mounting portion 20A, the outer shape of the inner dish 11A can be reduced, although the conventional refill container 1 (see FIGS. 26 and 27) can be reduced in size and material cost. On the other hand, it becomes a large shape.
[0043]
Therefore, the refill container 10B according to the present embodiment is characterized in that the folded portion 22 provided in the first embodiment is removed. With this configuration, the size of the refill container 10B can be made substantially the same as the size of the middle dish 11A, and further miniaturization and reduction in material cost can be achieved.
[0044]
Here, considering the protective function of the middle dish 11A of the refill container 10B according to the present embodiment, the lid 24 has the same configuration as that of the first embodiment. It can be surely protected.
[0045]
Further, with respect to the external force from the lower direction, the end 30 of the holding portion 23B is set to a predetermined amount from the bottom plate 13 of the inner plate 11A (indicated by an arrow in FIG. 7) in a state where the inner plate 11A is mounted on the holding portion 23B. (Dimension shown by H2) Since it is configured to project, the projecting portion can absorb the external force. Therefore, even when an external force is applied from below the refill container 10B, the inner dish 11A can be protected.
[0046]
Furthermore, when an external force is applied to the refill container 10B from the side, the external force is directly applied to the side surface of the inner dish 11A because the folded portion 22 does not exist in this embodiment. However, the inner tray 11A is usually made of a hard resin and has a relatively high strength.
[0047]
Further, when the refill container 10B is put in a carton (a container for packing the refill container 10B at the time of shipment), even if an external force is applied from the side surface, the end portion 30 (flat outer peripheral portion) and the step portion of the refill container 10B Since the refill container 10B comes into contact with the inner surface of the carton at the line connecting the shoulder portions of 25, the impact on the inner dish 11A is reduced. Further, since the carton has only a minute clearance (about 3 mm) with respect to the contents, there are upper and lower restrictions, and the outer periphery of the end 30 and the bottom 24 come into contact with the carton. Therefore, when the carton is stored, the stepped portion 25 does not collide with the carton, and therefore the impact applied to the inner dish 11A is considered to be small.
[0048]
Further, as shown in an enlarged view in FIG. 9, a minute gap is formed between the intermediate dish 11A and the holding part 23B, and the holding part 23B can be flexibly deformed in this minute gap. Further, the engaging portion 21A can be slightly flexibly deformed. Therefore, the external force applied from the side part of the refill container 10B can be absorbed also by each of these flexible deformations.
[0049]
Therefore, also in the refill container 10B according to the present embodiment, when an external force is applied from the side portion of the refill container 10B, it is possible to prevent the middle dish 11A and the cosmetic 12 loaded therein from being damaged. it can.
[0050]
Subsequently, a third embodiment of the present invention will be described.
FIG. 10 shows a refill container 10C according to the third embodiment. The refill container 10A according to the first embodiment described above is configured such that the engaging plate 21A is held in the mounting portion 20A by engaging the engaging portion 21A with the engaging groove 14 formed on the side surface of the intermediate plate 11A. It was said.
[0051]
On the other hand, the refill container 10C according to the present embodiment is characterized in that the engaging portion 31 is configured to engage with the bottom plate 13 of the middle plate 11B. The engaging portion 31 is formed in a rib shape, and is configured to be flexibly deformed when the inner tray 11B is inserted and mounted in the holding portion 23C and to allow the insertion of the inner tray 11B. In addition, in a state where the middle dish 11B is inserted to the predetermined mounting position, the middle dish 11B is elastically restored and engaged with the middle dish bottom surface 13 of the middle dish 11B.
[0052]
By setting it as the said structure, it becomes unnecessary to form the engaging groove 14 in the side surface of the inner tray 11B, and simplification of the structure of the inner tray 11A and improvement of a moldability can be aimed at. Moreover, since the engaging force of the engaging part 31 and the intermediate dish 11B can be increased, it becomes possible to hold | maintain the intermediate dish 11B more reliably. However, it is needless to say that the refill container 10 C according to the present embodiment can be mounted also on the inner tray 11 A having the engaging groove 14 on the side portion used in the above-described embodiment.
[0053]
Subsequently, fourth to sixth embodiments of the present invention will be described.
[0054]
As shown in FIGS. 1 and 2, the refill container 10A according to the first embodiment is formed by forming a concave portion in the folded portion 22 of the finger hanging portion 28A, and thus, on the upper portion of the finger hanging portion 28A. Has a configuration in which a hook-shaped portion 34 protruding like a hook is formed.
[0055]
However, in this configuration, as shown in FIG. 3, the height from the end 27 of the finger hook 28A (indicated by an arrow H3 in the figure) is shallow and lower than the exposed surface 15 of the inner plate 11A. The area of the exposed intermediate dish 11A is reduced. Further, a bowl-shaped bowl-shaped portion 34 is extended above the position where the inner plate 11A is exposed.
[0056]
For this reason, when the finger was placed on the finger hook 28A in order to remove the middle dish 11A from the refill container 10A, there was a problem that it was difficult for the user's finger to get on the side surface of the middle dish 11A. Especially for users with long nails, the nails are caught by the bowl-shaped portion 34, the side surface of the inner plate 11A cannot be gripped, and the removal of the inner plate 11A becomes very troublesome. The fourth to sixth embodiments described below improve this point.
11 to 13 show a refill container 10D according to the fourth embodiment. 11 is a plan view of the refill container 10D, FIG. 12 is a front view of the refill container 10D, and FIG. 13 is a cross-sectional view taken along line B3-B3 in FIG.
[0057]
In the present embodiment, the height of the upper edge of the finger hook portion 28B is set to be higher than the exposed surface 15 of the inner tray 11A. That is, as shown in FIG. 12, when the height from the end portion 27 of the mounting portion 20D to the exposed surface 15 of the middle dish 11A is H5, and the height of the upper edge of the finger rest portion 28B from the end portion 27 is H4, H4 > H5. By setting it as this structure, the side surface of 11 A of intermediate dishes will be in the state exposed entirely to the finger hook part 28B.
[0058]
Further, as shown in FIG. 11, the finger hooking portion 28B according to the present embodiment is configured to be largely cut toward the holding portion 23A, and the width W2 of the hook-shaped portion 33 of the finger hooking portion 28B in a plan view. (Indicated by an arrow in FIG. 11) is smaller than the width W1 (see FIG. 2) of the bowl-shaped portion 34 according to the first embodiment (W2 <W1).
[0059]
As described above, in the refill container 10D according to the present embodiment, the side surface of the inner dish 11A is exposed in the finger hanging portion 28B, and the width of the hook-like portion 33 at the upper edge of the finger hanging portion 28B is narrow. It has become.
[0060]
Therefore, even when a user with a long nail tries to remove the middle dish 11A from the refill container 10D, the nail does not hit the bowl-shaped portion 33, and the user's finger is securely attached to the middle dish 11A. Can be hooked to the side. Therefore, the user can reliably hold the middle dish 11A and can easily and reliably perform the process of removing the middle dish 11A from the refill container 10D.
[0061]
On the other hand, the strength of the refill container 10D is reduced by forming the finger-hanging part 28B in the mounting part 20D so that the inner dish 11A is detached from the refill container 10D due to the deformation of the refill container 10D due to external force application. Is concerned.
For this reason, in the present embodiment, as in each of the embodiments described above, the engaging portions 21A that engage with the inner tray 11A are formed at positions facing the side surfaces of the inner tray 11A, and at the four corner positions of the mounting portion 20D. An engaging portion 21B is provided, and the mounting portion 20D is configured to engage with the inner tray 11A even at the four corner positions.
[0062]
Further, a rib 32 is formed in the vicinity of the finger hook portion 28B of the folded portion 22. The rib 32 is provided for convenience when the refill container 10D is automatically manufactured. In most cases, when the refill container 10D equipped with the intermediate dish 11A is transported to the next process by the robot in the finishing automatic line, if there is no rib 32, there is no place to be gripped by the robot, and transport becomes difficult. For this reason, the rib 32 was formed in the refill container 10D.
Furthermore, when supplying the refill containers 10D to the production line, usually, the refill containers 10D in a state where several tens are stacked are fed out one by one by a machine and supplied to the line. At this time, if the refill containers 10D are deeply overlapped, it is difficult to mechanically feed one by one (a case where a plurality of the refill containers 10D are fed in a state of being overlapped) occurs. For this reason, the ribs 32 are also formed from the viewpoint of preventing the individual refill containers 10D from overlapping each other when stacked.
14 to 16 show a refill container 10E according to the fifth embodiment. 14 is a plan view of the refill container 10E, FIG. 15 is a front view of the refill container 10E, and FIG. 16 is a cross-sectional view taken along line B4-B4 in FIG. In each figure, the same components as those in the fourth embodiment are denoted by the same reference numerals, and the description thereof is omitted.
[0063]
In the fourth embodiment described above, as shown in FIG. 12, the height H4 of the upper edge from the end portion 27 to the finger hook portion 28B is set to a height H5 from the end portion 27 of the mounting portion 20D to the exposed surface 15 of the intermediate dish 11A. Therefore, the space 35 is inevitably formed between the mounting portion 20D and the exposed surface 15 of the inner dish 11A in the finger hanging portion 28B. The presence of the space portion 35 does not affect the cosmetic 12 loaded in the inner dish 11A at all. However, from the customer side, the virginity of the cosmetic 12 may be affected.
For this reason, the refill container 10E according to the present embodiment is characterized in that the position of the upper edge of the finger hook portion 28C coincides with the exposed surface 15 of the intermediate dish 11A held by the refill container 10E.
Furthermore, in the refill container 10D according to the fourth embodiment, the hook-shaped portion 33 having the width W2 is present on the upper edge of the finger hanging portion 28B. However, in the refill container 10E according to the present embodiment, the upper edge of the finger hanging portion 28C is provided. It is configured so that no hooked portion exists. That is, the contact portion 36 with which the finger contacts when the user operates the finger hanging portion 28C is configured to substantially coincide with the holding portion 23A.
[0064]
Therefore, according to the refill container 10E which concerns on a present Example, the space part 35 currently formed in 4th Example is not formed, but an unnecessary doubt with respect to the virgin property of the cosmetics 12 is given with respect to a customer. This can be prevented.
[0065]
Furthermore, since the finger-hanging portion 28C has a configuration with almost no hook-shaped portion, the user can immediately hold the side surface of the intermediate dish 11A simply by placing his / her finger on the finger-hanging portion 28C. For this reason, according to the refill container 10E which concerns on a present Example, usability can further be improved compared with the refill container 10D which concerns on 4th Example.
17 to 19 show a refill container 10F according to the sixth embodiment. 17A is a plan view of the refill container 10F, FIG. 17B is a cross-sectional view taken along line A3-A3 in FIG. 17A, and FIG. 18 is a view taken along the line CC in FIG. FIG. 19 is a cross-sectional view taken along line B5-B5 in FIG. In each figure, the same components as those in the fourth and fifth embodiments are denoted by the same reference numerals, and the description thereof is omitted.
[0066]
The finger hooking portion 28D provided in the present embodiment is basically the same configuration as the finger hooking portion 28C provided in the refill container 10E according to the fifth embodiment. However, in the refill container 10E according to the fifth embodiment, a pair of finger hook portions 28C are provided at positions facing each other, whereas in this embodiment, only one finger hook portion 28D is provided. To do.
[0067]
As described above, in the present embodiment, since only one finger hook portion 28D is provided in the refill container 10F, the mechanical strength of the refill container 10F is higher than that of the other embodiments, and thus the inner plate. The detachment from the 11A refill container 10F can be more reliably prevented. Further, since there is only one finger hook portion 28D, it is possible to take out the inner dish 11A from the refill container 10F with one finger, and it is possible to improve the operability at the time of taking out.
20 to 23 show a refill container 10G according to the seventh embodiment. 20 is a plan view of the refill container 10G, FIG. 21 is a front view of the refill container 10G, FIG. 22 is a cross-sectional view taken along line B6-B6 in FIG. 20, and FIG. It is sectional drawing which follows the -A4 line. In each figure, the same components as those in the fifth embodiment are denoted by the same reference numerals, and the description thereof is omitted.
[0068]
The refill container 10D according to the fourth embodiment described with reference to FIGS. 11 to 13 and the refill container 10E according to the fifth embodiment described with reference to FIGS. The finger-hanging portions 28B and 28C are formed on both side surfaces on the long side of 20E. By forming the finger hooks 28B and 28C, the refill containers 10D and 10E can be removed from the intermediate dish 11A while holding the middle dish 11A with the fingers via the finger hooks 28B and 28C. , 10E can be taken out well.
[0069]
However, when the present inventor conducted a usability test on the refill containers 10D and 10E, for those who have the refill containers 10D and 10E for the first time, in the refill containers 10D and 10E according to the fourth and fifth embodiments, As a result, it was difficult to understand how to take out the middle dish 11A from the refill containers 10D and 10E.
[0070]
Therefore, in the present embodiment, the knob portion 42 is provided on a surface different from the arrangement surface of the finger hook portion 28E of the mounting portion 20G. That is, in the present embodiment, since the finger hanging portion 28E is provided on the long side of the mounting portion 20G, the knob portion 42 is provided on the short side of the mounting portion 20G.
[0071]
The knob portion 42 is formed to extend outward from the folded portion 22 of the mounting portion 20G. Further, the knob portion 42 is subjected to striped embossing, which makes it possible for the user to clearly recognize the presence of the knob portion 42 and to function as a slipper.
[0072]
In the above configuration, in order to remove the intermediate tray 11A from the mounting portion 20G, the intermediate tray 11A is held between the fingers via the finger hook portion 28E in the same manner as the refill containers 10D and 10E according to the fourth and fifth embodiments. The knob portion 42 is gripped above and pulled upward (in the direction indicated by the arrow D in FIG. 21) from the middle dish 11A.
[0073]
At this time, as described above, the knob portion 42 extends outward from the folded portion 22, so that it is easy to grip and is not easily slipped by embossing. Further, the concave portion 26 in the vicinity of the knob portion 42 is configured as a single paragraph. Therefore, the operation of taking out the middle dish 11A from the refill container 10G can be easily and reliably performed.
[0074]
Moreover, even if it is a person who gets the refill container 10G for the first time, it is easily conceived to pull up this knob part 42 by providing the tongue-like knob part 42 in the mounting part 20G. . On the other hand, in this embodiment, the side gripping portion 45 (see FIG. 22) is formed in the lower position of the knob portion 42 by punching embossing, and a finger is placed on the side gripping portion 45 to take out the middle dish 11A. Is also possible. As described above, in the refill container 10G according to the present embodiment, the middle dish 11A may be taken out by pulling the knob part 42, or the middle dish 11A may be taken out by placing a finger on the side gripping part 45. Even a person who has the refill container 10G can reliably and easily take out the middle dish 11A from the refill container 10G.
[0075]
Here, attention is paid to the lid portion 40 of the mounting portion 20G. In the lid portion 40 of this embodiment, the angle of the side wall portion 41 located on the outer periphery of the lid portion 40 (indicated by the arrow θ2 in FIGS. 21 to 23) is the outer periphery of the lid portion 24 of the refill container 10E according to the fifth embodiment. Is set smaller than the angle (indicated by the arrow θ1 in FIG. 14) of the side wall portion 24A positioned at (θ1> θ2). Specifically, the side wall portion 24A of the refill container 10E according to the fifth embodiment is substantially vertical (θ1≈90 °), whereas the side wall portion 41 of the present embodiment is an inclined surface.
[0076]
With this configuration, the depth W4 (indicated by the arrows in FIGS. 20 and 23) of the finger hanging portion 28E in the present embodiment is the depth W3 (indicated by the arrows in FIG. 14) of the finger hanging portion 28C in the fifth embodiment. ) (W4> W3). Hereinafter, this reason will be described with reference to FIG.
[0077]
FIG. 24A shows a method for forming the finger hook portion 28E in this embodiment, and FIG. 24B shows a method for forming the finger hook portion 28C in the fifth embodiment. As shown in FIGS. 24A and 24B, in order to form the finger hook portions 28E and 28C on the mounting portions 20G and 20E, they are formed by performing a punching process.
[0078]
Although it is conceivable to use a relatively thin Thomson blade as a cutter for performing this punching process, this thin Thomson blade is not suitable for mass production because of its low wear resistance and durability. For this reason, in order to mass-produce the refill containers 10E and 10G, it is necessary to use the steel cutter 43 having high wear resistance and durability.
[0079]
However, since the steel material cutter 43 is thick, as shown in FIG. 24B, when the side wall portion 24A of the lid portion 24 is substantially vertically (θ1≈90 °), the steel material cutter 43 is attached to the side wall portion 24A. In order to prevent interference, the punching position must be set at a position spaced outward from the side wall 24A. In the finger hanging portion 28C formed in this way, a lot of hook-shaped portions inevitably remain on the upper edge of the finger hanging portion 28C.
[0080]
On the other hand, in the present embodiment, as shown in FIG. 24A, the side wall 41 of the lid 40 has an inclined surface, so that the side wall 41 (inclined surface) becomes a relief, and a thick steel cutter Even if 43 is used, it is possible to perform the punching process from the position near the root of the side wall 41. As a result, it is possible to reduce or eliminate the hook-like portion located on the upper edge of the finger-hanging portion 28E, and the user immediately holds the side surface of the middle plate 11A simply by placing his finger on the finger-hanging portion 28E. be able to. Therefore, by adopting the configuration of the present embodiment, the finger hanging portion 28E can be efficiently formed, and the finger hanging portion 28E can be formed deeply, so that the operability when removing the inner dish 11A from the mounting portion 20G is improved. Can be improved.
[0081]
In each of the above-described embodiments, an example in which a powder cosmetic is used as the cosmetic 12 has been described. However, the refill containers 10A and 10B according to the present invention are also applied to the cosmetic 12 that requires airtightness such as an emulsified foundation. , 10C can be applied. At this time, in order to improve the airtightness between the middle dishes 11A and 11B and the refill containers 10A, 10B, and 10C in the mounted state, it is desirable that a packing, a label, and the like are disposed inside the step portion 25.
[0082]
In the above-described embodiments, the example in which the resin is used as the material of the inner dish has been described. However, the material of the inner dish is not limited to the resin, and other materials such as metal may be used. Further, the shape of the inner dish is not limited to the rectangular shape shown in the embodiment, and the present invention can be applied to a circular shape, an elliptical shape, and any other shape.
[0083]
Further, when an emulsion pact type middle dish is used, it is necessary to hermetically seal the middle dish. However, an emulsion can be obtained by packaging a refill container equipped with an inner dish with a packaging material made of a gas barrier such as an aluminum laminate film, a silica-deposited film, and an EVAL (trade name: polyvinyl alcohol-polyethylene polymer) film. Even when a pact-type middle dish is applied, airtightness can be easily maintained.
[0084]
In addition, like the refill container 10H shown in FIG. 25, the emulsion pact type intermediate dish 11C is generally configured to have a flange 16 formed on the outer peripheral edge of the opening. Even the middle dish 11C having such a flange 16 can be reliably attached to the attachment part 20H by positioning the engaging part 21C at the upper part.
[0085]
【The invention's effect】
As described above, according to the present invention, various effects described below can be realized.
[0086]
According to the first aspect of the present invention, the inner dish can be reliably protected even when an external force is applied from the side surface, and the exposed surface of the cosmetic on the inner dish can be reliably protected.
[0087]
In addition, according to the second aspect of the invention, the inner dish can be reliably protected even when an external force is applied from the side surface, and the cosmetic is damaged or scattered even when the external force is applied to the lid. Can be prevented.
[0088]
In addition, according to the third aspect of the present invention, the intermediate dish can be reliably protected even when an external force is applied from the side surface, and the user can reliably hold the intermediate dish.
[0089]
Moreover, according to the invention of Claim 4 and 5, the user can hold | grip an inner tray reliably.
[0090]
Further, according to the invention described in claim 6, the strength of the refill container can be maintained high while maintaining usability.
[0091]
According to the seventh aspect of the invention, the operation of removing the refill container from the inner dish can be easily and reliably performed.
[0092]
Further, according to the invention described in claim 8, it is possible to check the color or the like of the cosmetic in a state where the refill container is attached to the inner dish.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a perspective view of a refill container according to a first embodiment of the present invention.
FIG. 2 is a plan view of the refill container according to the first embodiment of the present invention.
3 is a cross-sectional view taken along line B1-B1 in FIG.
4 is a cross-sectional view taken along the line A1-A1 in FIG.
FIG. 5 is an enlarged sectional view showing the vicinity of the engaging portion of the refill container according to the first embodiment of the present invention.
FIG. 6 is a plan view of a refill container according to a second embodiment of the present invention.
7 is a cross-sectional view taken along line B2-B2 in FIG.
8 is a cross-sectional view taken along line A2-A2 in FIG.
FIG. 9 is an enlarged sectional view showing the vicinity of an engaging portion of a refill container according to a second embodiment of the present invention.
FIG. 10 is an enlarged sectional view showing the vicinity of an engaging portion of a refill container according to a third embodiment of the present invention.
FIG. 11 is a plan view of a refill container according to a fourth embodiment of the present invention.
FIG. 12 is a front view of a refill container according to a fourth embodiment of the present invention.
13 is a sectional view taken along line B3-B3 in FIG.
FIG. 14 is a plan view of a refill container according to a fifth embodiment of the present invention.
FIG. 15 is a front view of a refill container according to a fifth embodiment of the present invention.
16 is a cross-sectional view taken along line B4-B4 in FIG.
17A and 17B show a refill container according to a sixth embodiment of the present invention, in which FIG. 17A is a plan view of the refill container, and FIG. 17B is a cross-sectional view taken along line A3-A3 in FIG. .
FIG. 18 is a view on arrow CC in FIG. 17 (A).
19 is a cross-sectional view taken along line B5-B5 in FIG.
FIG. 20 is a plan view showing a refill container according to a seventh embodiment of the present invention.
FIG. 21 is a front view showing a refill container according to a seventh embodiment of the present invention.
22 is a cross-sectional view taken along line B6-B6 in FIG.
23 is a cross-sectional view taken along line A4-A4 in FIG.
FIG. 24 is a diagram for explaining a method of forming a finger hook portion.
FIG. 25 is a cross-sectional view showing an example in which the present invention is applied to a dish in an emulsion pact.
FIG. 26 is a perspective view showing a state in which a refill container as an example of the prior art is opened.
FIG. 27 is a perspective view showing a closed state of a refill container as an example of the prior art.
[Explanation of symbols]
10A-10H refill container
11A-11C Medium dish
12 Cosmetics
13 Bottom plate
14 Engaging groove
15 Exposed surface
16 Buttocks
20A-20G wearing part
21A-21C, 31 engaging part
22 Folding part
23A, 23B, 23C Holding part
24, 40 lid
25 steps
26 recess
27 edge
28A-28E Finger hook
29 Space
32 Ribs
41 Side wall
42 Knob
43 Steel cutter
45 Side grip

Claims

A cover part that is configured to be attached to the intermediate dish so as to cover the exposed exposed surface of the cosmetic material of the intermediate dish loaded with the cosmetic material, and that faces and protects the exposed surface in the mounted state; A mounting portion having a holding portion for holding the inner plate in a state where the bottom surface of the inner plate is exposed in the mounting state;
An engagement portion that engages with the intermediate plate in a state where the intermediate plate is mounted on the mounting portion, and prevents the removal of the intermediate plate from the mounting portion;
A refill container comprising a folded portion formed so as to be continuously folded from the holding portion at an outer peripheral position of the holding portion,
A refill container characterized in that a step portion that abuts on an upper end portion of the inner dish is formed between the lid portion and the holding portion.

A cover part that is configured to be attached to the intermediate dish so as to cover the exposed exposed surface of the cosmetic material of the intermediate dish loaded with the cosmetic material, and that faces and protects the exposed surface in the mounted state; A mounting portion having a holding portion for holding the inner plate in a state where the bottom surface of the inner plate is exposed in the mounting state;
An engagement portion that engages with the intermediate plate in a state where the intermediate plate is mounted on the mounting portion, and prevents the removal of the intermediate plate from the mounting portion;
A refill container comprising a folded portion formed so as to be continuously folded from the holding portion at an outer peripheral position of the holding portion,
A refill container having a configuration in which the lid portion is separated from an exposed surface of the cosmetic material of the inner dish.

A cover part that is configured to be attached to the intermediate dish so as to cover the exposed exposed surface of the cosmetic material of the intermediate dish loaded with the cosmetic material, and that faces and protects the exposed surface in the mounted state; A mounting portion having a holding portion for holding the inner plate in a state where the bottom surface of the inner plate is exposed in the mounting state;
An engagement portion that engages with the intermediate plate in a state where the intermediate plate is mounted on the mounting portion, and prevents the removal of the intermediate plate from the mounting portion;
A refill container comprising a folded portion formed so as to be continuously folded from the holding portion at an outer peripheral position of the holding portion,
A refill container, wherein the mounting portion is provided with a finger hook portion for taking out and operating the intermediate pan when the intermediate pan is removed from the mounting portion.

The refill container according to claim 3,
In the mounted state, the refill container is configured such that a side surface of the inner dish is exposed to a finger hook.

The refill container according to claim 3 or 4,
The refill container, wherein the finger-hanging portion is configured by cutting the mounting portion toward the holding portion.

The refill container according to any one of claims 3 to 5,
A refill container in which only one finger hook is provided.

The refill container according to any one of claims 3 to 6,
A refill container, wherein a knob portion is formed on a surface of the mounting portion that is different from a surface on which the finger-hanging portion is disposed, and is gripped when the inner tray is removed from the mounting portion.

The refill container according to any one of claims 1 to 7,
The refill container, wherein the mounting portion is made of a transparent or translucent resin.

The refill container according to any one of claims 1 to 7,
The refill container, wherein the mounting portion is made of one resin selected from the group consisting of recycled amorphous-polyethylene terephthalate, polystyrene, polypropylene, and vinyl chloride resin.

An intermediate dish is stored in the refill container according to any one of claims 1 to 9. Cosmetics.

The cosmetic according to claim 10, wherein
A cosmetic product, wherein an engagement groove that engages with the engagement portion is formed on a side surface of the inner plate.