JP3755817B2 - Portable terminal, output method, program, and recording medium thereof - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は携帯端末に関し、詳しくは映像データ、音声データ、文字データのうち少なくとも1つを含んで構成されるコンテンツを複数同時に再生する携帯端末、オーバーレイ出力方法、及びそのプログラムに関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、携帯電話に代表される移動可能な携帯端末によるインターネットの利用が増加している。また一方で、番組放送のデジタル化により、データ放送サービスが一般化しつつある。そこで、移動環境にて、番組放送サービスとインターネットの両方を利用できる携帯端末が要望されている。
【0003】
ところで、このような複数の情報源からのコンテンツを受信する端末では、同時に複数種の再生データ、即ち、例えばコンテンツであるTV映像(動画データ)、データ放送(文字データ)、音声(音声データ)、電子メール(文字データ、静止画データ、動画データ、音声データ)、ホームページ(文字データ、静止画データ、動画データ、音声データ)を再生する場合が発生し、更に同時に複数のコンテンツを再生するといった場合も生じる。しかしながら、携帯端末はその携帯性を重視するために小型化されており上記コンテンツを表示するための表示画面が小さい。このため、携帯端末の表示画面にて、据え置き型TVのように複数のウィンドウを使って複数のコンテンツを表示するのは実用的でない。また、複数のウィンドウを使って複数のコンテンツを表示した場合、多くのコンテンツを参照するためには複雑な表示切り替え操作が必要となる。しかしながら、移動中に複数の表示を切り替えたりすることは非常に困難であると言える。
【0004】
複雑な表示切り替えなしで複数のコンテンツを参照する方法として、一つの画面に複数のコンテンツ(再生データ)を重ねて表示する、即ち、オーバーレイ表示がある。例えば、TV放送(映像データ)に文字データをオーバーレイ表示すれば、両方の情報を同時に参照可能になる。従来このような、映像データに文字データをオーバーレイ表示する方法としてOSD(On Screen Display)方式が知られている。
【0005】
しかしながら、映像データに文字データをオーバーレイしただけでは見づらくなってしまうという問題があるため、上記OSDにおいて、オーバーレイ表示に用いられる各再生データの出力配分についての提案がなされている。
【0006】
一方で、特開2001−60080に記載の技術では、ユーザが表示装置の輝度やコントラストを調節したときに、当該輝度とコントラストの状態と、周囲の温度や明るさを記憶し、以後、使用状況(温度や明るさ)に応じて輝度とコントラストを自動的に調節可能としている。これにより、使用環境が変化してもユーザにとって見やすい表示状態、即ち見やすい輝度とコントラストを実現できるとしている。又、上記温度や明るさに加えて、表示部(液晶)に個別に与えられるID(種別情報)を判断し、表示部が修理などにより交換された際には当該表示部の種別情報に基づいて表示状態を変更する旨も記されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来のオーバーレイ表示は、表示自体を見やすくする工夫はされているものの、再生データの出力に関する各出力パラメータの配分は固定されており、ユーザの嗜好に合わせて各ユーザが柔軟にオーバーレイ表示配分を変更することができないといった問題がある。
【0008】
例えば、オーバーレイ出力された情報のうち、どの再生データを主体に視聴するかはユーザの意向や情報の種類等、その時々で変化する。具体的に、電子メールとTV映像及び該TV映像に対応する音声とをオーバーレイ出力する場面を想定する。ユーザが電子メールを主に参照したい場合、必要以上にTV映像が目立つと、ユーザはTV映像を目障りと感じ、さらにTV音声も耳障りと感じることが容易に予想される。この場合、ユーザはTV映像を判別可能な範囲で薄く表示したいと考えるだろうし、TV音声を小さくするか、消去したいと考える。
【0009】
しかし、次の瞬間、TV映像を参照したいと思った場合、今度はオーバーレイ表示された電子メールが目障りとなったり、TV音声が小さくて聞こえなかったりする。
【0010】
このように、どの情報(コンテンツ)を主として見るか、また、どの程度の注意配分で見るかは、ユーザの使用環境等その時々で変わるので、各再生データ間、または各コンテンツ間のオーバーレイ出力配分の設定を固定されるとユーザが情報を再生する際に不都合が生じる場合がある。
【0011】
これに対して上記特開2001−60080には、輝度とコントラストを使用環境に合わせて自動的に変更する技術が記載されているが、当該技術は各再生データ間、または各コンテンツ間のオーバーレイ出力配分の設定をに変更するものではない。従って、ユーザの視聴の主対象となる再生データ(コンテンツ)と、主対象ではない再生データ(コンテンツ)とのオーバーレイ出力配分を、ユーザが自由に設定することはできないのである。
【0012】
本発明は、上記従来の事情に基づいて提案されたものであって、ユーザの嗜好に合わせて各ユーザが柔軟に且つ容易に再生データのオーバーレイ出力の配分を変更可能であり、さらに周辺の環境に合わせて自動的にオーバーレイ出力配分を制御する携帯端末、オーバーレイ出力方法、及びそのプログラムを提供することを目的とする。
【0013】
尚、本発明においては音声データを複数同時に再生する場合も、上記オーバーレイ表示と合わせてオーバーレイ出力と定義する。
【0014】
【課題を解決するための手段】
本発明は、上記目的を達成するために以下の手段を具備している。すなわち、本発明は、再生データである映像データ、音声データ、文字データのうち少なくとも1つを含んで構成されるコンテンツを複数同時に再生する携帯端末を前提としている。ここで、設定手段は、再生データの出力に関するパラメータである出力パラメータを各再生データ毎に設定し、データ出力制御手段は設定手段にて設定された出力パラメータに基づいて上記各再生データを加工して出力する。
【0015】
従って、ユーザは再生データ(映像データ、音声データ、文字データ)のオーバーレイ出力配分を、好みに合わせて任意に設定することができる。
【0016】
また、設定手段が、所定の再生データに関する出力パラメータを変更した場合、当該所定の再生データに対応する再生データに関する出力パラメータも変更する構成がある。
【0017】
ここで例えば、一方の再生データの出力の増加(変更)に対し、他方の再生データの出力の減少(変更)とした場合、例えば2種類のコンテンツを再生しているとすると、主に見たいコンテンツの出力の増加に応じて、他のコンテンツ(主には見る必要がないコンテンツ)の出力を自動的に下げることができる。
【0018】
また、一方の再生データの出力の増加(変更)に対し、他方の再生データの出力も増加(変更)とした場合、例えば1つのコンテンツの映像データの出力を増加させた際には同一コンテンツの再生データである音声データの出力を増加させるといったことが可能となる。以上により、オーバーレイ出力配分変更のための効率のよい操作を提供することが可能となる。
【0019】
さらに、再生データがプル型コンテンツを構成する場合には、設定手段は、コンテンツの取得中には該コンテンツを構成する再生データの出力を減少させるよう出力パラメータを変更する構成がある。
【0020】
この構成では、ユーザの意識を取得中のコンテンツとは異なるコンテンツに向けることが可能になるため、ユーザの、プル型コンテンツの取得に必要な待ち時間への不快感を軽減することが可能になる。
【0021】
さらに、プル型コンテンツの受信状況に応じて、該コンテンツを構成する再生データの出力を増加させるよう出力パラメータを変更する構成とした場合には、待ち時間への不快感を軽減するだけでなく、出力を利用してコンテンツの受信状況をユーザに通知することが可能となる。
【0022】
また、コンテンツの再生時刻を記憶する予約手段と、予約手段に記憶された再生時刻を監視するタイマー手段を備え、設定手段がタイマー手段からの再生時刻の通知を受けて対応する上記所定のコンテンツを構成する再生データの出力を増加させるよう出力パラメータを変更する構成がある。
【0023】
この構成でも、所定の時刻に応じて出力パラメータを変更することが可能になり、オーバーレイ出力配分変更のための効率のよい操作を提供することが可能となる。
【0024】
さらに上記設定された出力パラメータを記憶するパラメータ記憶手段を具備し、必要に応じて出力パラメータの上記パラメータ記憶手段への読み書きを行う構成がある。
【0025】
上記構成では、パラメータ記憶手段に予め各状況に適した出力パラメータを格納し、ユーザが出力パラメータを呼び出すことを可能とすることで、ユーザは再生データに対して、容易に且つ適切な出力パラメータを設定することが出来る。
【0026】
また、上記映像データに関する出力パラメータは、輝度及び/又は色彩を含む構成では、特定の映像データの輝度を変化させることができるので、ユーザの視聴の優先順位に沿った映像データと文字情報のオーバーレイ表示が可能となる。
【0027】
また更に、上記設定手段は、放送データデコーダから得られる情報に基づいて出力パラメータを設定する構成や、ネットワークデータデコーダから得られる情報に基づいて出力パラメータを設定する構成がある。
【0028】
上記構成では、放送送信側の意図に基づきユーザの表示を制御可能とするだけでなく、規定の出力パラメータを放送で一度に大量に配布することが可能となる。
【0029】
また更に、上記設定手段は、外部記憶媒体に格納される情報に基づいて出力パラメータを設定する構成がある。
【0030】
上記構成では、ユーザは気に入った出力パラメータを上記外部記憶媒体に記憶し、他の人に渡すことで出力パラメータの授受・配布が可能となる。
【0031】
また更に、携帯端末がスキャナを備え、上記設定手段は、上記スキャナを介して印刷媒体より読み出される情報に基づいて出力パラメータを設定する構成がある。
【0032】
上記構成では、例えば印刷物に印刷された出力パラメータを容易に入力することが可能となる。
【0033】
また更に、携帯端末がGPSを備え、上記設定手段は、上記GPSより得られる位置情報に基づいて出力パラメータを設定する構成がある。
【0034】
上記構成では、例えばGPSから受信した位置データと、上記所定の地域の位置データとを比較し、所定の地域の位置データ内にユーザが居ると判断した場合には地域特有の情報の「輝度」パラメータや「色彩」パラメータを変更し、当該地域特有の情報が際立つように表示するといった運用が可能となる。
【0035】
また更に、携帯端末が光センサーを備え、上記設定手段は、上記光センサーより得られる明度情報に基づいて出力パラメータを設定する構成がある。
【0036】
上記構成では、光センサーから取得した明暗に関するデータに基づいて「輝度」パラメータや「色彩」パラメータを変更することで、自動的にユーザが認識しやすいオーバーレイ表示を行うことが可能になる。
【0037】
また更に、上記設定手段は、当該携帯端末の移動速度である速度情報に基づいて出力パラメータを設定する構成がある。
【0038】
上記構成では、例えば音声データの音量は一定とし、移動速度が高速になるにつれて表示部における映像データや文字データの表示をフェードアウトさせることで、危険なわき見運転を防ぐという運用が可能となる。
【0039】
尚、本発明は、電気通信回線などを介して個別に流通するプログラムとして提供することができる。この場合、図示しない中央演算処理装置(CPU)を含む制御部が、本発明のプログラムにしたがってCPU以外の各回路と協働して制御動作を実現している。但し、上記プログラム及びCPUを用いて実現される各手段は、専用のハードウェアを用い構成することもできる。また、プログラムは、CD−ROMなどのコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録された状態で流通することもある。
【0040】
【発明の実施の形態】
以下、添付図面を参照して、本発明の実施の形態につき説明し、本発明の理解に供する。尚、以下の実施の形態は、本発明を具体化した一例であって、本発明の技術的範囲を限定する性格のものではない。
【0041】
ここで、本発明におけるコンテンツとは、再生データ、即ち映像データ、音声データ、文字データのうち少なくとも1つを含んで構成される情報であって、TV映像、データ放送、音声、電子メール、ホームページ等が該当する。また映像データとは、静止画データ、動画データを含むものとする。
【0042】
(実施の形態1)
以下に図1、図2、図3、図4、図5を用いて、本発明に係る携帯端末について説明する。尚、図1は、本実施の形態における携帯端末の概略機能ブロック図である。
【0043】
まず、本実施の形態1における携帯端末の構成について説明する。図5における携帯端末500は、図1の携帯端末100における概観の一例を示している。携帯端末500はデジタル放送(テレビ放送、ラジオ放送)の受信、及び無線ネットワークアクセスのためのアンテナ501と、デジタル放送、ネットワークデータを必要に応じて表示するディスプレイ(表示部)502と、ユーザからの上下左右の指示を受け付ける十字キー503と、情報取得キー504と、音声を出力する端子(図示せず)を備えている。図5の例では、該音声を出力する端子はヘッドホン505に接続されている。
【0044】
携帯端末100は、例えばデジタル放送チューナー101や、インターネット等のネットワークを介してデータの送受信を行う送受信手段106を備え、アンテナ501を介してデジタル放送やインターネット上のホームページ、電子メール等を送受信可能である。但し、必ずしも複数の入力が必要なわけではなく、例えば上記送受信手段106のみを備え、当該送受信手段106がネットワークを介してデジタル放送と電子メールの双方を受信してもよい。
【0045】
以下、図1、図2、図3、図5を用いて、具体的に映像データと文字データをオーバーレイ表示する処理について説明する。
【0046】
ここに、図5に示す映像データ510を、列車を示す動画とし、放送データ520を当該映像データ510が格納される位置を示すURL(Uniform Resource Locator)の文字列を含む文字データとする。この場合、上記映像データと文字データは同一コンテンツを形成するが、例えば文字データが独立して受信される場合(文字放送)などは、上記映像データと文字データは別コンテンツと定義できる。尚、上記列車の動画は時間とともに更新され、即ち、図5の例ではある時刻でのデータ例及び表示例を示しているに過ぎない。
【0047】
まず、アンテナ501を介してデジタル放送チューナー101により多重化データとして受信された映像、音声、文字等を含むコンテンツは、TS(Transport Stream)デコーダ102にて各再生データ(映像データ、音声データ、文字データ)に分離される(図2:S201)。
【0048】
次に、上記分離された各再生データは、それぞれ映像データが映像デコーダ104に、音声データが音声デコーダ103に、文字データが放送データデコーダ105に入力され、各デコーダ103〜105にて再生可能な形式に変換され、データ出力制御手段108に送信される(図2:S202)。
【0049】
続いて、図3に示すように、データ出力制御手段108に送信された各再生データは、音声デコーダからの再生データが音声メモリ301にて、映像デコーダ104からの再生データが映像メモリ302にて、放送デコーダ105からの再生データが放送データメモリ303にてそれぞれ受信される。
【0050】
また、上記送受信手段106にて受信された再生データは、ネットワークデコーダ107にて再生可能な形式に変換され、データ出力制御手段108に送信される。ここで、上記送受信手段106が受信した再生データに関しては、音声データ、映像データ、文字データ等、様々な形式の再生データが考えられるが、ここでは文字データとして扱うものとする。
【0051】
携帯端末100に入力された再生データ(音声データ、映像データ、文字データ、ネットワークデータ)は、データ出力制御手段108に送信されると、それぞれ図3に示す音声メモリ301、映像メモリ302、放送データメモリ303、ネットワークデータメモリ304に格納され、これらがオーバーレイされて描画メモリ300に一旦格納される(図2:S203No→S205)。尚、上記再生データは、描画メモリ300に格納される前段において、出力パラメータを変数群とする関数F1(X)、F2(X)、F3(X)、F4(X)により、所定の効果を施されるが詳細は後述する。
【0052】
上記描画メモリ300に格納された(表示用)再生データは、表示部112(ディスプレイ502)に表示される。但し、音声データはオーバーレイされずに音声メモリ301から直接出力されるが、例えばネットワークデータに音声データが含まれる場合には、音声データもオーバーレイされて出力される。
【0053】
尚、上記映像データ510及び放送データ520が、オーバーレイされ、表示部112にて表示された例を表示506に示す。
【0054】
以上が一般的なオーバーレイ出力における処理方法であるが、本発明においては、上記再生データに対して、出力パラメータを独立して設定することを可能としている。以下に、上記出力パラメータを設定する処理の詳細について述べる。
【0055】
ここに、上記出力パラメータとは、再生データを再生するに際して、当該再生データに対して所定の効果を施す変数群を示す。本実施の形態1においては、上記音声データの出力パラメータに「音量」「音質」等が該当し、映像データ、文字データの出力パラメータには「輝度」「色彩」等が該当する。再生データに所定の効果を加えず入力されたままの状態で表示部112に表示する場合、上記各再生データの出力パラメータには図4の初期値401に示すように「1.0」が設定される。
【0056】
上記携帯端末100を利用するユーザが例えばデジタル放送に注目して表示部112を見る場合には、例えば十字キー503を用いて、デジタル放送(放送データ400)に関連する表示の輝度を上げる操作を行う。当該操作は、具体的には例えば上記十字キー503の「上」を押す操作等である。上記十字キー503の「上」が押下されると、設定手段109は、上記映像データの輝度パラメータ403を「0.1」上げる。
【0057】
さらに、上記映像データと同一コンテンツである文字データの輝度パラメータ404、及び音声データの音量パラメータ405を上記輝度パラメータ403に連動して上げてもよい。また更に、放送データ400以外の再生データ(ここではネットワークデータ)の輝度パラメータ402を、映像データの輝度パラメータ403を上げる操作に連動して「0.1」下げるようにしてもよい。
【0058】
以上のように上記設定手段109により変更された各出力パラメータは、データ出力制御手段108に送信される。
【0059】
続いて、上記各再生データ、及び各出力パラメータを受信したデータ出力制御手段の処理の詳細について説明する。
【0060】
データ出力制御手段108は、上記設定手段109から映像データ、音声データ、文字データ、ネットワークデータのそれぞれ出力パラメータα、β、γ、δを受け取ると、例えば所定の関数F1(音量、音質)、F2(輝度、色彩)、F3(輝度、色彩)、F4(輝度、色彩)を用いて、各再生データに所定の効果を施す(図2:S203Yes→S204)。即ち、例えば音声メモリ301に一旦格納されている音声データに対しては、F1(α)より導き出される効果を施し、映像メモリ302に格納される映像データに対してはF2(β)より導き出される効果を施す。
【0061】
ここで、具体的な例を挙げると、上記F2(β)は、輝度、色彩に基づいて映像データに所定の効果を施す関数であり、例えば出力パラメータβが(1.9 , 1.0)の場合には、F2(β)は、映像メモリ302に格納されている映像データをそのまま再生した場合(β=(1.0 , 1.0))の輝度よりも明るくなる効果を施す。尚、上記映像データ510の輝度を上げ、さらに放送データ520の輝度を下げた場合のイメージを図5のイメージ530に示す。映像データ(列車)が際立つと共に、放送データ(URL)が目立たなくなることでユーザは映像データを見やすくなる。また、色彩パラメータに例えば「0.0」が入っている場合は当該数値に基づいて、映像データを例えば白黒にしたり、セピア調にしたりする。
【0062】
また、上記F1(X)に出力パラメータα=(1.9 , 1.0)が代入されたF1(α)を音声メモリ301に格納されている再生データに施すと、音声データをそのまま再生した場合(α=(1.0 , 1.0))の音量よりも大きくなる。また、音質パラメータに何らかの数値が入っている場合は当該数値に基づいて、音声データの音質を変更する処理を施す。
【0063】
上記同様、F3(γ)にて与えられる効果が例えば放送データメモリ303に格納される文字データに施され、F4(δ)にて与えられる効果が例えばネットワークデータメモリ304に格納されるネットワークデータに施される。
【0064】
データ出力制御手段108にて所定の効果が施された上記音声データは、スピーカ111(ヘッドホン505)より出力される。また、所定の効果が施された表示に関するデータ、即ち、ここでは映像データ、文字データ、ネットワークデータが、一旦描画メモリ300にて合成(即ちオーバーレイ)された後、表示部112に出力される(図2:S205→S206)。
【0065】
以上のように、関数F1〜F4の値を決定する入力値である出力パラメータα〜δは十字キー503の上下方向を指示することにより設定することができる。従ってユーザは十字キー503を上下に操作することにより、ユーザの好みの映像データ、音声データ、文字データ及びネットワークデータのオーバーレイ配分を任意に設定することができる。また、特定の映像データの輝度を変化させることができるので、ユーザの嗜好、即ち視聴の優先順位に沿った映像データと文字情報のオーバーレイ表示も可能となる。
【0066】
尚、例えば、映像データメモリ302に格納される映像データに対する出力パラメータをβ=[βi; i=1,2,・・,n]、放送データメモリ303に格納される放送データに対する出力パラメータをγ=[ γi; i=1,2,・・,n]とし、ユーザが直接βやγを変更するようにしてもよい(ここで、iはパラメータの数)。
【0067】
この場合には、例えばβi+γi=1、かつ、0≦ βi≦1、0≦ γi ≦1とし、βi→1とすれば、γi→0となり、即ち、映像データ510を目立たせるようにすることで、自動的に放送データ520を目立たなくなるようにオーバーレイ出力を変更してもよい。
【0068】
逆に、βi→0とすれば、γi→1となり、放送データ520を目立たせるようにすることで、自動的に映像データ510を目立たなくなるようにオーバーレイ出力が変更される。
【0069】
尚、本発明にかかる携帯端末では、例えば放送される映像、音声、文字データの変調方式、多重化の方式及び、誤り訂正の方式等についてどのような方式を用いてもよく、また、送受信手段106を介して送受信されるデータの形式についても同様である。
【0070】
また更に、上記出力パラメータα、β、γ、δは、本発明の目的とするところの音声出力効果、および画像出力効果が得られる関数を構成する出力パラメータであり、互いに関連づけられているが、独立して設定可能としてもよい。
【0071】
また、出力パラメータα、β、γ、δは上記2つの出力パラメータに限らず、上記以外の複数のパラメータから構成されていてもよい。
【0072】
尚、上記出力パラメータの数値は一例であり、どのような値をとってもよいのは言うまでもない。
【0073】
さらに、上記実施の形態1では、携帯端末500に対するユーザの操作を、十字キー503を用いて行っているが、当該十字キーを用いた操作は本発明に直接関連しない、即ち操作の説明を簡易的に表したものである。従って、各出力パラメータを各々選択する手順についても詳細については省略している。尚、各出力パラメータを選択する方法としては、例えば一旦メニューを表示し、当該メニューをユーザが選択することにより出力パラメータを選択した後、当該出力パラメータを十字キーを用いて変更するといった手順が考えられるが特に限定するものではない。また、以下の実施の形態においても、十字キーを用いた操作について簡潔に示すこととする。
【0074】
(実施の形態2)
本実施の形態2では、上記実施の形態1に加えて、さらに応用例を用いて発明の理解に供する。
【0075】
まず始めに、上記映像・文字に関する出力パラメータである「輝度」、「色彩」に加えて、さらに「更新頻度」を設けた実施例を説明する。当該「更新頻度」パラメータは、映像データが動画データである場合に適用することができる。
【0076】
例えば上記出力パラメータをβ=(輝度、色彩、更新頻度)とする。「更新頻度」は受信した際の動画データの再生速度を決定するパラメータであり、そのデフォルトの設定値を「1.0」とする。
【0077】
ここで、上記実施の形態1に示したように、ユーザは十字キー503を上下方向に押下することにより上記「更新頻度」パラメータを任意に変更することができる。「更新頻度」パラメータに「0.0」が設定された場合、関数F2(β)は列車の動画(映像データ510)を停止させるように作用させ、「更新頻度」パラメータに「0.5」が設定された場合、関数F2(β)は列車の動画(映像データ510)を通常の半分のスピードで再生させるように作用する。
【0078】
以上の「更新頻度」パラメータを用いることにより、変化する映像データの画面を停止またはコマ送り表示にすることで、動画データ以外のデータ、即ち放送データやネットワークデータ等の文字データを読みやすくすることが可能になる。また更に、上記同様変化する放送データを停止させることで、映像データを見やすくすることもできる。
【0079】
この場合、十字キー503の「右」を押下することで映像データを停止させたり、十字キー503の「左」を押下することで放送データを停止させたりしてもよい。また、停止した映像データは再度十字キー503の「右」を押下することで停止を解除可能である。同様に停止した放送データは再度十字キー503の「右」を押下することで停止を解除可能である。
【0080】
図5の例で説明すると、列車の映像データ510と"www.train.com"のURL文字の放送データ520が同時に放送され、ディスプレイ502においてオーバーレイ出力されている。列車の映像データ510とURL文字の放送データ520は時間とともに変化しており、ユーザは十字キー503を上下方向に操作することで映像データ510と放送データ520の両方の情報をユーザの注意配分に合わせたオーバーレイ出力配分で同時に参照することが可能である。また、ユーザは十字キー503を左右方向に操作することで映像データ510と放送データ520を任意に静止させることができる。
【0081】
また、このとき、音声データの出力を、映像データ510または放送データ520の表示に合わせて音量を大きくしたり、小さくしたり制御することもできるし、映像データ510または放送データ520の表示とは独立に制御することもできる。
【0082】
映像データ510の表示に合わせる場合、上記説明した映像メモリ302に効果を施す関数F2(β)と、音声メモリ301に効果を施す関数F1(α)を、比例させることにより、映像データ510を、より目立たせて表示している間は、映像データ510に関連するTV音声も大きくし、放送データ520を目立たせて表示している間は、映像データに関連する音声は小さくすることができる。
【0083】
(実施の形態3)
実施の形態2においては、放送局から放送される映像データ510と、当該映像データ510と関連して同時に放送される放送データ520、即ち同一コンテンツを構成する再生データ間でのオーバーレイ出力の例を示したが、本実施の形態3においては、映像データ510にオーバーレイ出力されるデータがネットワーク経由で取得したネットワークデータである場合について説明する。
【0084】
デジタル放送におけるデータ放送サービスでは図5放送データ520で示すような、番組に関連するURLデータを放送することが可能である。本発明に係る携帯端末100は、図1に示す送受信手段106を備えているので、放送されるURLデータを取得し、そのURLが示すWWW(World Wide Web)上のホームページを表示することが可能である。
【0085】
図5の例では放送データ520は"www.train.com"の文字列であるが、ここで、放送データ520として、文字列の内容を示すURLデータが同時に放送されているとする。ユーザは携帯端末500の情報取得キー504を押下することにより、"www.train.com"で示されるホームページデータ601を、送受信手段106を介して取得し、ネットワークデータデコーダ107を介してネットワークデータメモリ304に格納する。このネットワークデータメモリ304の内容と映像データメモリ302の内容は、描画メモリ300にて合成された後、携帯端末500のディスプレイ502にオーバーレイ出力される。
【0086】
ここで、ユーザは、先に説明した映像データ510と放送データ520とのオーバーレイ出力と同様の手段で任意にオーバーレイ出力配分の変更を行うことができる。この場合にも、映像データ510またはホームページデータ601の表示に合わせて音声データの出力(「音量」パラメータ)を大きくしたり、小さくしたり制御することが可能である。尚、図5の例ではホームページデータ601は文字データであるが、映像データ、即ち静止画データや動画データであっても構わない。
【0087】
上記例では、放送局から放送される映像データ510と、ネットワークを介して取得したネットワークデータであるホームページデータ601のオーバーレイ出力の例を示したが、上記ホームページデータ601を電子メールデータ602とすることもできる。
【0088】
尚、一般にホームページや電子メールを参照する場合、ユーザはかなりの注意をそれらに向ける必要がある。そのため、この場合はオーバーレイ出力をせず、ホームページや電子メールのみを参照することが考えられる、しかしながら、TV視聴の途中にホームページや電子メールを少しだけ閲覧する場合、TV視聴に戻るきっかけが必要となる。そこで、映像データを表示せず、音声データのみ独立して出力しておけば、ユーザは音声を頼りに映像データ(テレビ)の視聴に復帰することが可能となる。
【0089】
上記例では、オーバーレイ出力されるデータの組み合わせとして、映像データ510と放送データ520、映像データ510とホームページデータ601、映像データ510と電子メールデータ602としていたが、放送データ520とホームページデータ601、放送データ50と電子メールデータ602、ホームページデータ601と電子メールデータ602の組み合わせや、さらに音声データとの組み合わせも可能である。
【0090】
また、デジタル放送には番組放送を仮定していたが、ラジオ放送や、インターネット経由の放送とすることも可能である。
【0091】
以上説明したように、本発明に係る携帯端末100では、放送された映像データ・音声データと放送データ間や、あるいは放送された映像データ・音声データとネットワークより取得したホームページデータ・電子メールデータ間等、様々なコンテンツ間のオーバーレイ出力配分をユーザが任意に変更することが可能である。
【0092】
また、音声データの出力を映像データまたはホームページデータ・電子メールデータの表示(出力)に合わせて大きくしたり、小さくしたり制御することもできるし、映像データまたはホームページデータ・電子メールデータの表示とは独立に制御することもできる。
【0093】
以上により、ユーザは表示能力が限られている携帯端末において、オーバーレイ出力配分を任意に変更して、効果的に番組放送サービスとインターネットサービスを受けることが可能となる。
【0094】
(実施の形態4)
続いて、図7〜図10を用いて、再生データの出力パラメータが再生データの取得状況に応じ動的に変更される例を説明する。
【0095】
例えば、上記端末がインターネット等から取得するホームページや電子メールはプル型コンテンツである。即ちプル型コンテンツとは、上記ユーザが何らかの指示を携帯端末に与えると、携帯端末が自発的に他の端末から取得するコンテンツを言う。又、プル型コンテンツを構成する再生データをプル型データとする。
【0096】
上記プル型コンテンツを取得する場合、TV映像などとは異なりユーザが指示を出してからすべてのプル型データを取得し終えるまでに待ち時間画発生する。この待ち時間が長くなればなるほどユーザは無駄な時間をすごす必要があり、不快に感じることが容易に予想できる。
【0097】
このため本実施の形態4では、上記プル型コンテンツを取得する際には、当該データに関する出力パラメータを変更することにより、ユーザの不快感を軽減するものである。
【0098】
まず、図9は、本実施の形態4における携帯端末の概略機能ブロック図の一部を示す図である。具体的には、上記実施の形態1におけるネットワークデータデコーダ107がブラウザ901となっているが、ブラウザはネットワークデータデコーダの一実施形態である。
【0099】
ここで例を挙げるに際して、上記ブラウザ901が送受信手段106を介して例えばあるホームページを取得する場合を考え、さらにユーザは例えば当該ホームページとTV放送(スポーツ番組)とをオーバーレイ出力して表示部112より閲覧しているものとする。
【0100】
上記ユーザは主にブラウザ901から出力されるホームページのデータを、表示部112を介して閲覧しているが、上記ホームページとは異なるコンテンツであるスポーツ番組の表示輝度を下げて、上記ホームページにオーバーレイ出力しているとする。この場合、上記ユーザは主にホームページを閲覧しているが、例えばスポーツ番組でファインプレイ等があった時点では、逆にスポーツ番組の表示輝度を上げ、ホームページの表示輝度を下げることにより上記ユーザはスポーツ番組を視聴するといった利用方法があるのは上述したとおりである。
【0101】
ここで、まずユーザが、現在閲覧しているホームページに記されるリンク情報等を例えば表示部112を介して選択(タップ)したとする。この場合、当該選択した旨は、上記ブラウザ901に伝えられ、当該選択した旨を受けたブラウザ901は、上記選択に対応するデータ、例えばリンク先であるホームページのデータを、送受信手段106を介して受信しようとする。この際、受信に先立って、当該ブラウザ901は、データ出力制御手段108に対して、これからホームページのデータを受信する旨を送信する。
【0102】
上記“ホームページのデータを受信する旨“を受信したデータ出力制御手段108は、上記ブラウザ901より入力されていたプル型コンテンツの表示輝度を減少させるよう、出力パラメータを変更する。
【0103】
上記データ出力制御手段108による出力パラメータの変更と、表示部112に表示される各コンテンツ(ホームページとTV放送)との関係を表した図が図7(a)である。
【0104】
即ち、上記“ホームページのデータを受信する旨“を上記出力制御手段108が受信した時刻をTsとすると、時刻Tsにはホームページの表示輝度がTV映像の出力より下回っている。これにより、プル型コンテンツの再生データを上記ブラウザ901が受信している際には、ホームページよりもTV映像の表示輝度のほうが高く、即ちユーザの意識はホームページからTV映像に移ることになる。
【0105】
次に、所定の時刻Teにて上記ブラウザ901がホームページのデータを受信し終わると、ホームページの受信が完了した旨を上記データ出力制御手段108に送信する。上記“ホームページの受信が完了した旨”を受信したデータ出力制御手段108は、上記時刻Teにおいて、ホームページの表示輝度を時刻Ts以前の状態に戻すように出力パラメータを変更する。
【0106】
これにより、再び上記ユーザの意識はTV映像からホームページに移ることになる。
【0107】
以上のように、プル型コンテンツの取得中には該プル型コンテンツに対応する再生データの出力を減少させるように出力パラメータを変更することで、ユーザの意識を取得中のコンテンツとは異なるコンテンツに向けることが可能になる。従って、ユーザの、プル型コンテンツの取得に必要な待ち時間への不快感を軽減することが可能になる。
【0108】
尚、以上の説明では、ホームページの表示輝度は下げるもののTV映像の表示輝度は変更していなかったが、例えば図7(b)に示すようにホームページの表示輝度を下げるとともにTV映像の表示輝度を上げるように出力パラメータを変更してもよい。これによりより一層、ユーザの意識をTV映像に向けることも可能になる。
【0109】
以上に述べた例の応用として、以下のように出力をしてもよい。
【0110】
即ち、例えば、ユーザが表示部112を選択することで、ブラウザ901に対してプル型コンテンツの取得を指示すると、ブラウザ901は時刻Tsに“ホームページのデータを受信する旨“及び現在の受信の進捗状況(この時点では0%)をデータ出力制御手段に送信する(図10:S1001→S1002)。上記データ出力制御手段108は、上記“ホームページのデータを受信する旨“及び現在の受信の進捗状況を受けて、出力パラメータを変更することで、ホームページの出力を減少させる(図10:S1003)。
【0111】
上記TV映像とホームページの出力の関係を示した図が図8である。
【0112】
即ち、ホームページの出力は当初出力801であったのが、時刻Tsにおいて出力802に下がっているのがわかる。尚、上記出力802にて示される出力を0%とし、上記出力801にて示される出力を100%とする。
【0113】
次に、上記ブラウザ901は、ホームページの受信の状況を逐次データ出力制御手段108に送信するものとする。例えば、時刻T1において、ホームページの受信が25%完了した場合、その旨がデータ出力手段108に送信され、データ出力制御手段108はホームページの出力を25%上げるように出力パラメータを変更し、表示部に出力する(図10:S1004→S1005)。
【0114】
上記同様、時刻T2にて受信が50%完了した場合には時刻T2にてホームページの出力を50%とし、時刻T3にて受信が75%完了した場合には時刻T3にてホームページの出力を75%とする(図10:S1006→S1009)。
【0115】
最後に、時刻Teにて受信が100%完了した場合、時刻Teにてホームページの出力が100%、即ち出力801となる(図10:S1010→S1011)。
【0116】
以上のように、プル型コンテンツの取得中には該プル型コンテンツの受信状況(取得状況)に応じて、上記プル型コンテンツを構成する再生データの出力を増加させるように出力パラメータを変更することで、ユーザの待ち時間への不快感を軽減するだけでなく、出力を利用してコンテンツの受信状況をユーザに通知することが可能となる。
【0117】
尚、上記プル型コンテンツがホームページの例では受信したデータ量で出力を変更しているが、例えば電子メールの場合、受信開始時の総未受信メール数に対する受信済みメール数を出力に反映させてもよい。
【0118】
(実施の形態5)
続いて、図11〜図13を用いて、再生データの出力パラメータが状況に応じ動的に変更される別の例を説明する。
【0119】
まず、図12は、本実施の形態5における携帯端末の概略機能ブロック図の一部を示す図である。具体的には、上記実施の形態1における携帯端末100の構成に加えて、予約手段1201とタイマー手段1202を備える。
【0120】
ここで例を挙げるに際して、予約手段1201には、ユーザがあらかじめ視聴するTV番組の開始時刻、予約チャンネル、終了時刻が記憶されているものとする。尚、記憶のための設定手順については、特に本発明と関係しないために詳細は省略する。
【0121】
ユーザは、上記実施の形態4と同様、主にブラウザ901から出力されるホームページを、表示部112を介して閲覧しているが、上記ホームページとは異なるコンテンツであるTV映像の表示輝度を下げて、上記ホームページにオーバーレイ出力している。
【0122】
ここで、まず、上記タイマー手段1202は、上記予約手段1201に問い合わせ(ポーリング)を行う(図13:S1301)。この際、上記ポーリングを受けた予約手段1201は、設定されているTV番組の開始時刻でなければ、その旨をタイマー手段1202に返信する(図13:S1302)
ここで、ポーリングが時刻Tpにて行われ、これに対して設定されているTV番組の開始時刻がある場合、上記予約手段1201は、その旨、及び予約チャンネルをタイマー手段1202に送信する(図13:S1303→S1304)。
【0123】
上記タイマー手段1202が上記開始時刻である旨を受信すると、データ出力制御手段108に対して開始時刻である旨、及び予約チャンネルを送信する(図13:S1305)。
【0124】
上記開始時刻である旨、及び予約チャンネルを受信すると、上記データ出力制御手段108は、例えば現在表示部112にて表示されている予約チャンネルのTV映像の表示輝度を増加させるように、当該TV映像を構成する再生データの出力パラメータを変更する。また、上記データ出力制御手段108は、変更された当該出力パラメータに基づいて再生データを加工して表示部112に出力する(図13:S1306)。
【0125】
上記データ出力制御手段108による出力パラメータの変更と、表示部112に表示される各コンテンツ(ホームページとTV映像)との関係を表した図が図11である。
【0126】
即ち、上記開始時刻Tpにて、TV映像の表示輝度が増加しているのがわかる。これに対して、例えば上記TV映像(再生データ)の出力パラメータの変更に関連して、ホームページの出力パラメータを変更して、当該ホームページの表示輝度を減少させてもよい。これにより、上記ユーザの意識はホームページからTV映像に移ることになる。
【0127】
続いて、上記タイマー手段1202が上記予約手段1201に問い合わせを行い、該予約手段1201は、あらかじめ設定されている上記終了時刻を判定する(図13:S1307)。
【0128】
ここで、上記終了時刻ではない場合、その旨をタイマー手段1202に通知する(図13:S1307)。
【0129】
尚、上記終了時刻である場合、その旨をタイマー手段1202に通知し、当該通知を受けたタイマー手段1202は、その旨を上記データ出力制御手段108に通知する(図13:S1309→S1310)。
【0130】
上記終了時刻である旨の通知を受けたデータ出力手段108は、例えばTV映像の表示輝度、及びホームページの表示輝度を上記時刻Tpの状態と同じになるように出力パラメータをそれぞれ変更する。
【0131】
また、上記データ出力制御手段108は、変更された当該出力パラメータに基づいて再生データを加工して表示部112に出力する(図13:S1311)。これにより、再び上記ユーザの意識はTV映像からホームページに移ることになる。
【0132】
以上のように、タイマー手段、及び予約手段を設けることで、所定の時刻に応じて出力パラメータを変更することが可能になる。これにより、ユーザの利便性を高めることが可能になる。
【0133】
(実施の形態6)
続いて、実施の形態6において、上記ユーザが設定した出力パラメータを容易に呼び出す処理について説明する。
【0134】
本実施の形態6においては、携帯端末100は、さらにパラメータ記憶手段110を備え、当該パラメータ記憶手段110には、予め様々な組み合わせの出力パラメータが格納されている。
【0135】
図4において、「設定名称」407テーブルには、当該設定がどのような場合に有効である設定かがユーザにわかるような名称が記憶されており、具体的には、「初期値」「TV」「電子メール」「屋内」「屋外」等である。
【0136】
まず、携帯端末100では、ユーザの所定の操作により上記設定名称407から希望する設定項目、例えば「TV」を選択することが可能である。具体的には、メニューボタン(図示せず)を押下することで、表示部112に「設定変更メニュー」等を表示させ、十字キー503を用いて希望する設定名称を選択する。
【0137】
ユーザが目的とする設定名称を選択すると、設定手段109は当該設定名称に対応する設定、即ち音声データ、映像データ、文字データ、ネットワークデータそれぞれの出力パラメータを読み出す。続いて、上記設定手段109は、読み出した出力パラメータをデータ出力制御手段108に送信する。
【0138】
具体的には、例えばユーザが「電子メール」を選択した場合には、デジタル放送(放送データ400)に関連する出力パラメータの輝度を低めに設定していると共に、ネットワークデータに関連する出力パラメータの輝度を高めに設定している出力パラメータ406が設定手段109に読み出される。
【0139】
以後は、上記実施の形態1にて説明した処理と同様に、上記出力パラメータが各再生データに所定の効果を施した後、再生データがオーバーレイ出力される。
【0140】
以上のように、予め各状況に適した出力パラメータを格納するパラメータ記憶手段を設け、ユーザが出力パラメータを呼び出すことを可能とすることで、ユーザは再生データに対して、容易に且つ適切な出力パラメータを設定することが出来る。
【0141】
尚、上記呼び出した出力パラメータをユーザが自由に変更可能とすることで、ユーザは自分好みに出力パラメータをカスタマイズし、オーバーレイ出力を設定できる。また更に、設定手段109が、上記カスタマイズした出力パラメータをパラメータ記憶手段110に記憶可能とすることで、ユーザは適宜好みの出力パラメータを設定可能となる。
【0142】
(実施の形態7)
上記各実施の形態においては、出力パラメータの変更はユーザにより決定されていた。しかしながら、出力パラメータの決定はユーザによる入力に限定する必要は無いため、以下に他の出力パラメータの入力方法を記述する。
【0143】
まず、放送デコーダ105からの出力パラメータの入力が考えられる。
【0144】
上記放送デコーダから出力パラメータを入力可能とすることで、放送を送信する立場からの各出力パラメータの設定が可能になる。映像データの輝度を下げて表示し、更には音声データの出力も下げている場合、例えば地震等の天災が発生した際の津波警報や避難場所を伝える緊急ニュース等にユーザが気付かない場合が考えられる。このような場合には、放送送信側が出力パラメータを変更することで、当該緊急ニュース等をユーザに効率よく伝えることが可能となる。また、放送送信側の意図に基づきユーザに対する表示を制御可能とするだけでなく、規定の出力パラメータを放送で一度に大量に配布することが可能となる。
【0145】
また、上記放送デコーダ105からの入力に替えて、ネットワークデータデコーダ107から出力パラメータを入力可能とすることで同様の効果を有することが可能である。
【0146】
また更に、携帯端末100にメモリカードインターフェイスを設け、当該メモリカードインターフェイスに出力パラメータを記憶しているメモリカード(外部記憶媒体)を接続することで、設定手段109が上記メモリカードに格納された出力パラメータを読み出してもよい。当然、上記設定手段109が当該メモリカードに書き込みを行ってもよい。
【0147】
この構成では、ユーザは気に入った出力パラメータを上記メモリカードに記憶し、他の人に渡すことで出力パラメータの授受・配布が可能となる。
【0148】
また更に、例えば上記携帯端末が(ハンディ)スキャナを備え、例えば雑誌や書籍等にバーコードや数値として印刷された出力パラメータを読み出すことにより、設定手段109に入力してもよい。
【0149】
また更に、光センサーから取得した端末を参照する環境の明暗に関するデータを入力し、当該明暗に関するデータに基づいて設定手段109が出力パラメータを決定してもよい。
【0150】
例えば屋内にいる場合には、「輝度」パラメータを少し下げても表示内容は比較的認識可能である。しかしながら出力パラメータを下げたまま屋外に出た場合には、表示が暗いため、表示内容を認識するのが困難になる場合があり、昼と夜でも同様である。このような場合には、光センサーから取得した明暗に関するデータに基づいて「輝度」パラメータや「色彩」パラメータを変更することで、自動的にユーザが認識しやすいオーバーレイ出力を行うことが可能になる。尚、上記明暗に関するデータに基づいて出力パラメータを変更するのではなく、設定名称407の選択を行うものであってもよい。
【0151】
また更に、GPS(Global Positioning System)から取得した端末の位置データを入力し、該位置データに基づいて出力パラメータの設定を変更し、または設定名称407を選択するものでもよい。
【0152】
上記GPSを用いた利用方法として以下のようなものが考えられる。即ち、例えばデジタル放送にて所定の地域の位置データ(範囲)及び当該地域特有の情報が送信されることが考えられる。このような場合に、設定手段109は、例えばGPSから受信した位置データと、上記所定の地域の位置データとを比較し、所定の地域の位置データ内にユーザが居ると判断した場合には地域特有の情報の「輝度」パラメータや「色彩」パラメータを変更し、当該地域特有の情報が際立つように表示する。
【0153】
以上により、携帯端末100は、位置データに基づいてオーバーレイ出力を変更することが可能となる。
【0154】
また更に、例えば車載型携帯端末の場合、速度センサーより取得した速度データ(速度情報)を携帯端末100に入力し、該速度データに基づいて出力パラメータの設定を変更し、または設定名称407を選択するものでもよい。
【0155】
上記速度センサーを用いた利用方法として以下のようなものが考えられる。即ち、例えば音声データの音量は一定とし、移動速度が高速になるにつれて表示部における映像データや文字データの表示をフェードアウトさせることで、危険なわき見運転を防ぐという利用ができる。
【0156】
また、上記GPSから得られる位置情報から、単位時間あたりの移動量、即ち速度を割り出すようにしてもよい。
【0157】
なお、本発明の実施の例では移動可能な携帯端末を参照しているが、移動環境に適用できるばかりでなく、固定環境で使用する端末にも適用可能である。
【0158】
【発明の効果】
ユーザは、映像データ、音声データ、放送データ(文字データ)及びネットワークデータのオーバーレイ配分を好みに応じて任意に設定することができ、特定の映像データの輝度を変化させること等ができるので、ユーザの嗜好、即ち視聴の優先順位に沿った映像データと文字情報のオーバーレイ表示が可能となる。
【0159】
また、一方の再生データの出力の増加(変更)に対し、他方の再生データの出力を減少(変更)させた場合、例えば2種類のコンテンツを再生しているとすると、主に見たいコンテンツの出力の増加に応じて、他のコンテンツ(主には見る必要がないコンテンツ)の出力を自動的に下げることができる。
【0160】
さらに、一方の再生データの出力の増加(変更)に対し、他方の再生データの出力も増加(変更)させた場合、例えば1つのコンテンツの映像データの出力を増加させた際には同一コンテンツの再生データである音声データの出力を増加させるといったことが可能となる。
【0161】
これにより、オーバーレイ出力変更のための効率のよい操作を提供することが可能となる。
【0162】
また、再生データがプル型コンテンツを構成する場合には、設定手段は、コンテンツの取得中には該コンテンツを構成する再生データの出力を減少させるよう出力パラメータを変更することで、ユーザの、プル型コンテンツの取得に必要な待ち時間への不快感を軽減することが可能になる。
【0163】
さらに、プル型コンテンツの受信状況に応じて、該コンテンツを構成する再生データの出力を増加させるよう出力パラメータを変更することで、出力を利用してコンテンツの受信状況をユーザに通知することが可能となる。
【0164】
また、パラメータ記憶手段に予め各状況に適した出力パラメータを格納し、ユーザが出力パラメータを呼び出すことを可能とすることで、ユーザは再生データに対して、容易に且つ適切な出力パラメータを設定することが出来る。
【0165】
またさらに、設定手段は、放送データデコーダから得られる情報に基づいて出力パラメータを設定したり、ネットワークデータデコーダから得られる情報に基づいて出力パラメータを設定することで、放送送信側の意図に基づきユーザの表示を制御可能とするだけでなく、規定の出力パラメータを放送で一度に大量に配布することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施の形態における携帯端末の概略機能ブロック図。
【図2】本発明に係る携帯端末の処理を示すフローチャート。
【図3】出力パラメータ及び出力パラメータの格納イメージを示す図。
【図4】規定の出力パラメータの設定例。
【図5】オーバーレイ表示を説明するイメージ図。
【図6】ホームページデータ及び電子メールデータの一例。
【図7】ホームページとTV映像との出力の関係を表した第1の図。
【図8】ホームページとTV映像との出力の関係を表した第2の図。
【図9】実施の形態4における携帯端末の概略機能ブロックの一部を示す図。
【図10】プル型コンテンツ受信における処理のフローチャート。
【図11】ホームページとTV映像との出力の関係を表した第3の図。
【図12】実施の形態5における携帯端末の概略機能ブロックの一部を示す図。
【図13】時刻に応じた出力パラメータ変更時の処理のフローチャート。
【符号の説明】
100 携帯端末
101 デジタル放送チューナー
102 TSデコーダ
103 音声デコーダ
104 映像デコーダ
105 放送データデコーダ
106 送受信手段
107 ネットワークデータデコーダ
108 データ出力制御手段
109 設定手段
110 パラメータ記憶手段
111 スピーカ
112 表示部
[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a mobile terminal, and more particularly to a mobile terminal that simultaneously reproduces a plurality of contents including at least one of video data, audio data, and character data, an overlay output method, and a program thereof.
[0002]
[Prior art]
In recent years, the use of the Internet by mobile terminals such as mobile phones has been increasing. On the other hand, data broadcasting services are becoming common due to digitization of program broadcasting. Therefore, there is a demand for a portable terminal that can use both a program broadcasting service and the Internet in a mobile environment.
[0003]
By the way, in such a terminal that receives content from a plurality of information sources, a plurality of types of reproduction data, that is, for example, TV video (moving image data), data broadcast (character data), audio (audio data) as content, for example. , E-mail (character data, still image data, video data, audio data), homepage (character data, still image data, video data, audio data) may be played back, and more than one content is played back simultaneously Sometimes it happens. However, the portable terminal is miniaturized in order to emphasize its portability, and the display screen for displaying the content is small. For this reason, it is not practical to display a plurality of contents on a display screen of a mobile terminal using a plurality of windows like a stationary TV. In addition, when a plurality of contents are displayed using a plurality of windows, a complicated display switching operation is required to refer to many contents. However, it can be said that it is very difficult to switch a plurality of displays during movement.
[0004]
As a method for referring to a plurality of contents without complicated display switching, there is an overlay display in which a plurality of contents (reproduction data) are displayed in a superimposed manner on one screen. For example, if character data is displayed as an overlay on a TV broadcast (video data), both pieces of information can be referenced simultaneously. Conventionally, an OSD (On Screen Display) method is known as a method for overlaying character data on video data.
[0005]
However, since there is a problem that it becomes difficult to see only by overlaying the character data on the video data, the OSD has proposed the output distribution of each reproduction data used for overlay display.
[0006]
On the other hand, in the technique described in Japanese Patent Laid-Open No. 2001-60080, when the user adjusts the brightness and contrast of the display device, the brightness and contrast state, the ambient temperature and brightness are stored, The brightness and contrast can be automatically adjusted according to (temperature and brightness). Thereby, even if the usage environment changes, it is possible to realize a display state that is easy for the user to see, that is, easy-to-see brightness and contrast. Further, in addition to the temperature and brightness, an ID (type information) given to the display unit (liquid crystal) is judged, and when the display unit is replaced due to repair or the like, it is based on the type information of the display unit. To change the display state.
[0007]
[Problems to be solved by the invention]
However, although the conventional overlay display has been devised to make the display itself easy to see, the distribution of each output parameter related to the output of playback data is fixed, and each user can flexibly allocate the overlay display according to the user's preference. There is a problem that cannot be changed.
[0008]
For example, which reproduction data is mainly viewed among the information output as an overlay changes depending on the user's intention and the type of information. Specifically, a scene is assumed in which an electronic mail, TV video, and audio corresponding to the TV video are output in an overlay manner. When the user mainly wants to refer to the e-mail, if the TV image stands out more than necessary, it is easily expected that the user will feel the TV image unsightly and also the TV sound will be harsh. In this case, the user will want to display the TV video lightly in a discriminable range, and will want to reduce or erase the TV sound.
[0009]
However, if it is desired to refer to the TV image at the next moment, this time, the overlaid electronic mail becomes annoying or the TV sound is too low to be heard.
[0010]
In this way, which information (content) is mainly viewed, and how much attention is to be allocated varies depending on the user's usage environment, etc., so the overlay output distribution between playback data or between contents If this setting is fixed, inconvenience may occur when the user reproduces information.
[0011]
On the other hand, Japanese Patent Laid-Open No. 2001-60080 describes a technique for automatically changing brightness and contrast in accordance with the use environment. However, this technique is used for overlay output between playback data or between contents. It does not change the allocation setting. Therefore, the user cannot freely set the overlay output distribution between the reproduction data (content) that is the main target of viewing by the user and the reproduction data (content) that is not the main target.
[0012]
The present invention has been proposed on the basis of the above-described conventional circumstances, and each user can flexibly and easily change the distribution of reproduction data overlay output according to the user's preference, and the surrounding environment. It is an object of the present invention to provide a portable terminal, an overlay output method, and a program for automatically controlling overlay output distribution according to the above.
[0013]
In the present invention, when a plurality of audio data are reproduced simultaneously, the overlay output is defined together with the overlay display.
[0014]
[Means for Solving the Problems]
In order to achieve the above object, the present invention comprises the following means. That is, the present invention is premised on a portable terminal that simultaneously reproduces a plurality of contents including at least one of video data, audio data, and character data as reproduction data. Here, the setting means sets an output parameter, which is a parameter related to the output of the reproduction data, for each reproduction data, and the data output control means processes each reproduction data based on the output parameter set by the setting means. Output.
[0015]
Therefore, the user can arbitrarily set the overlay output distribution of the reproduction data (video data, audio data, character data) according to preference.
[0016]
In addition, when the setting unit changes the output parameter related to the predetermined reproduction data, the output parameter related to the reproduction data corresponding to the predetermined reproduction data is also changed.
[0017]
Here, for example, when the output (output) of one playback data is increased (changed) while the output (output) of the other playback data is decreased (changed), for example, if two types of content are being played, we would like to see mainly As the output of content increases, the output of other content (content that is mainly unnecessary to be viewed) can be automatically reduced.
[0018]
Also, when the output of one playback data is increased (changed) while the output of the other playback data is also increased (changed), for example, when the output of video data of one content is increased, It is possible to increase the output of audio data as reproduction data. As described above, it is possible to provide an efficient operation for changing the overlay output distribution.
[0019]
Furthermore, when the reproduction data constitutes a pull-type content, the setting means changes the output parameter so as to decrease the output of the reproduction data constituting the content during the acquisition of the content.
[0020]
In this configuration, the user's consciousness can be directed to content that is different from the content that is being acquired, so that it is possible to reduce the user's discomfort with respect to the waiting time necessary for acquiring the pull-type content. .
[0021]
Furthermore, according to the reception status of the pull-type content, when it is configured to change the output parameter so as to increase the output of the playback data constituting the content, not only the discomfort to the waiting time is reduced, It is possible to notify the user of the content reception status using the output.
[0022]
In addition, a reservation means for storing the reproduction time of the content, and a timer means for monitoring the reproduction time stored in the reservation means, the setting means receives the notification of the reproduction time from the timer means and receives the corresponding predetermined content. There is a configuration in which the output parameter is changed so as to increase the output of the playback data to be configured.
[0023]
Even in this configuration, the output parameter can be changed according to a predetermined time, and an efficient operation for changing the overlay output distribution can be provided.
[0024]
Further, there is a configuration in which parameter storage means for storing the set output parameter is provided, and reading / writing of the output parameter to / from the parameter storage means is performed as necessary.
[0025]
In the above configuration, output parameters suitable for each situation are stored in the parameter storage means in advance, and the user can call the output parameters, so that the user can easily and appropriately output the output parameters for the reproduction data. It can be set.
[0026]
In addition, in the configuration including the luminance and / or color, the output parameter related to the video data can change the luminance of the specific video data, so that the overlay of the video data and the character information in accordance with the viewing priority of the user Display is possible.
[0027]
Furthermore, the setting means has a configuration for setting an output parameter based on information obtained from a broadcast data decoder, and a configuration for setting an output parameter based on information obtained from a network data decoder.
[0028]
In the above configuration, not only the display of the user can be controlled based on the intention of the broadcast transmission side, but also a predetermined output parameter can be distributed in large quantities at a time by broadcasting.
[0029]
Still further, the setting means sets the output parameter based on information stored in an external storage medium.
[0030]
In the above configuration, the user can store the output parameters he / she likes in the external storage medium and transfer / output the output parameters to other people.
[0031]
Still further, the portable terminal includes a scanner, and the setting means sets the output parameter based on information read from the print medium via the scanner.
[0032]
In the above configuration, for example, output parameters printed on a printed material can be easily input.
[0033]
Still further, the portable terminal includes a GPS, and the setting means sets an output parameter based on position information obtained from the GPS.
[0034]
In the above configuration, for example, the position data received from the GPS and the position data of the predetermined area are compared, and if it is determined that the user is in the position data of the predetermined area, the “brightness” of the area-specific information It is possible to operate such as changing parameters and “color” parameters and displaying the information peculiar to the area.
[0035]
Still further, the portable terminal includes an optical sensor, and the setting means sets an output parameter based on lightness information obtained from the optical sensor.
[0036]
In the above configuration, by changing the “luminance” parameter and the “color” parameter based on the data relating to light and dark acquired from the optical sensor, it is possible to automatically perform overlay display that is easy for the user to recognize.
[0037]
Furthermore, the setting means has a configuration for setting an output parameter based on speed information that is a moving speed of the mobile terminal.
[0038]
In the above configuration, for example, the volume of the audio data is constant, and the display of the video data and the character data on the display unit is faded out as the moving speed becomes high, so that it is possible to prevent dangerous side-view driving.
[0039]
In addition, this invention can be provided as a program distribute | circulated separately via a telecommunication line etc. In this case, a control unit including a central processing unit (CPU) (not shown) implements a control operation in cooperation with each circuit other than the CPU according to the program of the present invention. However, each means realized using the program and the CPU can be configured using dedicated hardware. The program may be distributed in a state where it is recorded on a computer-readable recording medium such as a CD-ROM.
[0040]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Hereinafter, embodiments of the present invention will be described with reference to the accompanying drawings for understanding of the present invention. In addition, the following embodiment is an example which actualized this invention, Comprising: It is not the thing of the character which limits the technical scope of this invention.
[0041]
Here, the content in the present invention is information including at least one of reproduction data, that is, video data, audio data, and character data, and includes TV video, data broadcast, audio, e-mail, homepage. Etc. The video data includes still image data and moving image data.
[0042]
(Embodiment 1)
Hereinafter, the portable terminal according to the present invention will be described with reference to FIGS. 1, 2, 3, 4, and 5. FIG. 1 is a schematic functional block diagram of the mobile terminal according to the present embodiment.
[0043]
First, the configuration of the mobile terminal according to the first embodiment will be described. A mobile terminal 500 in FIG. 5 shows an example of an overview of the mobile terminal 100 in FIG. The mobile terminal 500 includes an antenna 501 for receiving digital broadcasts (television broadcasts and radio broadcasts) and accessing a wireless network, a display (display unit) 502 for displaying digital broadcasts and network data as necessary, A cross key 503 for accepting up / down / left / right instructions, an information acquisition key 504, and a terminal (not shown) for outputting sound are provided. In the example of FIG. 5, the terminal that outputs the sound is connected to the headphones 505.
[0044]
The portable terminal 100 includes, for example, a digital broadcast tuner 101 and a transmission / reception means 106 that transmits / receives data via a network such as the Internet. is there. However, a plurality of inputs are not necessarily required. For example, only the transmission / reception means 106 may be provided, and the transmission / reception means 106 may receive both digital broadcasting and electronic mail via a network.
[0045]
Hereinafter, the processing for overlay display of video data and character data will be described with reference to FIGS. 1, 2, 3 and 5. FIG.
[0046]
Here, the video data 510 shown in FIG. 5 is a moving image indicating a train, and the broadcast data 520 is character data including a character string of a URL (Uniform Resource Locator) indicating a position where the video data 510 is stored. In this case, the video data and the character data form the same content. However, for example, when the character data is received independently (text broadcasting), the video data and the character data can be defined as different contents. In addition, the moving image of the train is updated with time, that is, in the example of FIG. 5, only a data example and a display example at a certain time are shown.
[0047]
First, content including video, audio, text, etc. received as multiplexed data by the digital broadcast tuner 101 via the antenna 501 is reproduced by each TS (Transport Stream) decoder 102 (video data, audio data, text). Data) (FIG. 2: S201).
[0048]
Next, each of the separated reproduction data can be reproduced by each of the decoders 103 to 105 by inputting video data to the video decoder 104, audio data to the audio decoder 103, and character data to the broadcast data decoder 105. The data is converted into a format and transmitted to the data output control means 108 (FIG. 2: S202).
[0049]
Subsequently, as shown in FIG. 3, the reproduction data transmitted to the data output control means 108 includes reproduction data from the audio decoder in the audio memory 301 and reproduction data from the video decoder 104 in the video memory 302. The reproduction data from the broadcast decoder 105 is received by the broadcast data memory 303, respectively.
[0050]
The reproduction data received by the transmission / reception means 106 is converted into a format that can be reproduced by the network decoder 107 and transmitted to the data output control means 108. Here, with respect to the reproduction data received by the transmission / reception means 106, various types of reproduction data such as audio data, video data, character data, and the like can be considered, but here they are handled as character data.
[0051]
When the reproduction data (audio data, video data, character data, network data) input to the portable terminal 100 is transmitted to the data output control means 108, the audio memory 301, the video memory 302, and the broadcast data shown in FIG. They are stored in the memory 303 and the network data memory 304, and these are overlaid and temporarily stored in the drawing memory 300 (FIG. 2: S203 No → S205). The reproduction data has a predetermined effect by the functions F1 (X), F2 (X), F3 (X), and F4 (X) whose output parameters are variable groups in the previous stage stored in the drawing memory 300. Details will be described later.
[0052]
The reproduction data (for display) stored in the drawing memory 300 is displayed on the display unit 112 (display 502). However, the audio data is output directly from the audio memory 301 without being overlaid. For example, when the audio data is included in the network data, the audio data is also overlaid and output.
[0053]
An example in which the video data 510 and the broadcast data 520 are overlaid and displayed on the display unit 112 is shown in a display 506.
[0054]
The processing method in general overlay output is as described above. In the present invention, output parameters can be set independently for the reproduction data. Details of the process for setting the output parameter will be described below.
[0055]
Here, the output parameter indicates a group of variables for applying a predetermined effect to the reproduction data when reproducing the reproduction data. In the first embodiment, “volume”, “sound quality”, and the like correspond to the output parameters of the audio data, and “luminance”, “color”, and the like correspond to the output parameters of the video data and character data. When the reproduction data is displayed on the display unit 112 without being applied with a predetermined effect, “1.0” is set to the output parameter of each reproduction data as shown by the initial value 401 in FIG. .
[0056]
When the user using the mobile terminal 100 views the display unit 112 while paying attention to, for example, digital broadcasting, for example, an operation for increasing the display brightness related to the digital broadcasting (broadcast data 400) using the cross key 503 is performed. Do. Specifically, this operation is, for example, an operation of pressing “up” of the cross key 503. When “up” of the cross key 503 is pressed, the setting unit 109 increases the brightness parameter 403 of the video data by “0.1”.
[0057]
Furthermore, the luminance parameter 404 of character data and the volume parameter 405 of audio data, which are the same content as the video data, may be raised in conjunction with the luminance parameter 403. Furthermore, the luminance parameter 402 of the reproduction data (here, network data) other than the broadcast data 400 may be decreased by “0.1” in conjunction with the operation of increasing the luminance parameter 403 of the video data.
[0058]
As described above, each output parameter changed by the setting unit 109 is transmitted to the data output control unit 108.
[0059]
Next, the details of the processing of the data output control means that has received the reproduction data and the output parameters will be described.
[0060]
When the data output control unit 108 receives the output parameters α, β, γ, and δ of the video data, audio data, character data, and network data from the setting unit 109, for example, predetermined functions F1 (volume, sound quality), F2 A predetermined effect is applied to each reproduction data using (luminance, color), F3 (luminance, color), and F4 (luminance, color) (FIG. 2: S203 Yes → S204). That is, for example, the audio data once stored in the audio memory 301 has an effect derived from F1 (α), and the video data stored in the video memory 302 is derived from F2 (β). Apply effect.
[0061]
As a specific example, F2 (β) is a function for applying a predetermined effect to video data based on luminance and color. For example, when the output parameter β is (1.9, 1.0), , F2 (β) has an effect of making it brighter than the luminance when the video data stored in the video memory 302 is reproduced as it is (β = (1.0, 1.0)). An image when the luminance of the video data 510 is increased and the luminance of the broadcast data 520 is further reduced is shown in an image 530 of FIG. The video data (train) stands out and the broadcast data (URL) becomes inconspicuous so that the user can easily view the video data. For example, when “0.0” is included in the color parameter, the video data is converted to, for example, black and white or sepia based on the numerical value.
[0062]
Further, when F1 (α) in which the output parameter α = (1.9, 1.0) is substituted for F1 (X) is applied to the reproduction data stored in the audio memory 301, the audio data is reproduced as it is (α = (1.0, 1.0)). If the sound quality parameter includes any numerical value, processing for changing the sound quality of the audio data is performed based on the numerical value.
[0063]
As described above, the effect given by F3 (γ) is applied to, for example, character data stored in the broadcast data memory 303, and the effect given by F4 (δ) is applied to, for example, network data stored in the network data memory 304. Applied.
[0064]
The audio data to which a predetermined effect is applied by the data output control means 108 is output from the speaker 111 (headphone 505). In addition, data relating to a display to which a predetermined effect has been applied, that is, video data, character data, and network data in this case are once combined (that is, overlaid) in the drawing memory 300 and then output to the display unit 112 ( FIG. 2: S205 → S206).
[0065]
As described above, the output parameters α to δ that are input values for determining the values of the functions F1 to F4 can be set by instructing the up and down direction of the cross key 503. Therefore, the user can arbitrarily set the overlay distribution of the user's favorite video data, audio data, character data, and network data by operating the cross key 503 up and down. In addition, since the brightness of specific video data can be changed, overlay display of video data and character information in accordance with the user's preference, that is, viewing priority, is also possible.
[0066]
For example, the output parameter for video data stored in the video data memory 302 is β = [βi; i = 1, 2,..., N], and the output parameter for broadcast data stored in the broadcast data memory 303 is γ. = [γi; i = 1, 2,..., n], and the user may directly change β and γ (where i is the number of parameters).
[0067]
In this case, for example, βi + γi = 1, 0 ≦ βi ≦ 1, 0 ≦ γi ≦ 1, and if βi → 1, then γi → 0, that is, the video data 510 is made conspicuous. The overlay output may be changed so that the broadcast data 520 is automatically unnoticeable.
[0068]
Conversely, if βi → 0, then γi → 1, and by making the broadcast data 520 conspicuous, the overlay output is automatically changed so that the video data 510 is not conspicuous.
[0069]
In the portable terminal according to the present invention, any method may be used for, for example, a modulation method, a multiplexing method, an error correction method, and the like of broadcast video, audio, character data, and transmission / reception means. The same applies to the format of data transmitted and received via the network 106.
[0070]
Furthermore, the output parameters α, β, γ, and δ are output parameters that constitute a function that can obtain the audio output effect and the image output effect as the object of the present invention, and are associated with each other. It may be set independently.
[0071]
The output parameters α, β, γ, and δ are not limited to the above two output parameters, and may include a plurality of parameters other than the above.
[0072]
The numerical values of the output parameters are examples, and it goes without saying that any values may be taken.
[0073]
Furthermore, in the first embodiment, the user's operation on the portable terminal 500 is performed using the cross key 503. However, the operation using the cross key is not directly related to the present invention, that is, the description of the operation is simplified. It is a representation. Therefore, details of the procedure for selecting each output parameter are also omitted. As a method for selecting each output parameter, for example, a procedure may be used in which a menu is displayed once, the user selects the output parameter by selecting the menu, and then the output parameter is changed using the cross key. However, it is not particularly limited. Also in the following embodiments, the operation using the cross key will be briefly described.
[0074]
(Embodiment 2)
In the second embodiment, in addition to the first embodiment, an application example is used to understand the invention.
[0075]
First, an embodiment in which “update frequency” is further provided in addition to “luminance” and “color” which are output parameters relating to the video / characters will be described. The “update frequency” parameter can be applied when the video data is moving image data.
[0076]
For example, the output parameter is β = (luminance, color, update frequency). “Update frequency” is a parameter that determines the playback speed of moving image data when received, and its default setting value is “1.0”.
[0077]
Here, as shown in the first embodiment, the user can arbitrarily change the “update frequency” parameter by pressing the cross key 503 in the vertical direction. When “0.0” is set in the “update frequency” parameter, the function F2 (β) is operated to stop the train moving image (video data 510), and “0.5” is set in the “update frequency” parameter. In this case, the function F2 (β) acts to reproduce the train moving image (video data 510) at half the normal speed.
[0078]
By using the above “update frequency” parameter, the screen of changing video data is stopped or frame-by-frame display, making it easy to read data other than video data, that is, character data such as broadcast data and network data. Is possible. Furthermore, by stopping the broadcast data that changes in the same manner as described above, the video data can be made easier to see.
[0079]
In this case, the video data may be stopped by pressing the “right” of the cross key 503, or the broadcast data may be stopped by pressing the “left” of the cross key 503. The stopped video data can be released by pressing the “right” of the cross key 503 again. Similarly, the stopped broadcast data can be released by pressing the “right” of the cross key 503 again.
[0080]
In the example of FIG. 5, the train video data 510 and the broadcast data 520 of the URL character of “www.train.com” are broadcast simultaneously, and are output on the display 502 as an overlay. The train video data 510 and the URL text broadcast data 520 change with time, and the user operates the cross key 503 in the vertical direction to distribute both the video data 510 and the broadcast data 520 information to the user's attention. It is possible to refer simultaneously with the combined overlay output distribution. Further, the user can arbitrarily freeze the video data 510 and the broadcast data 520 by operating the cross key 503 in the left-right direction.
[0081]
At this time, the output of the audio data can be controlled to be increased or decreased in accordance with the display of the video data 510 or the broadcast data 520. What is the display of the video data 510 or the broadcast data 520? It can also be controlled independently.
[0082]
When matching with the display of the video data 510, the function F2 (β) that applies the effect to the video memory 302 described above and the function F1 (α) that applies the effect to the audio memory 301 are made proportional to each other, While the video data 510 is displayed more prominently, the TV sound related to the video data 510 can be increased, and while the broadcast data 520 is displayed more prominently, the audio related to the video data can be decreased.
[0083]
(Embodiment 3)
In the second embodiment, an example of overlay output between video data 510 broadcast from a broadcast station and broadcast data 520 broadcast simultaneously in association with the video data 510, that is, reproduction data constituting the same content, is provided. Although shown in the third embodiment, a case will be described in which the data to be overlaid on the video data 510 is network data acquired via a network.
[0084]
In the data broadcasting service in digital broadcasting, it is possible to broadcast URL data related to a program as shown by broadcasting data 520 in FIG. Since the portable terminal 100 according to the present invention includes the transmission / reception means 106 shown in FIG. 1, it is possible to acquire broadcast URL data and display a home page on the WWW (World Wide Web) indicated by the URL. It is.
[0085]
In the example of FIG. 5, the broadcast data 520 is a character string “www.train.com”. Here, it is assumed that URL data indicating the contents of the character string is broadcast as the broadcast data 520 at the same time. When the user presses the information acquisition key 504 of the portable terminal 500, the home page data 601 indicated by “www.train.com” is acquired via the transmission / reception means 106, and the network data memory via the network data decoder 107 is acquired. Stored in 304. The contents of the network data memory 304 and the contents of the video data memory 302 are combined in the drawing memory 300 and then overlaid on the display 502 of the portable terminal 500.
[0086]
Here, the user can arbitrarily change the overlay output distribution by means similar to the overlay output of the video data 510 and the broadcast data 520 described above. Also in this case, the output (“volume” parameter) of the audio data can be increased or decreased in accordance with the display of the video data 510 or the home page data 601. In the example of FIG. 5, the homepage data 601 is character data, but may be video data, that is, still image data or moving image data.
[0087]
In the above example, an example of overlay output of video data 510 broadcast from a broadcasting station and homepage data 601 which is network data acquired via a network is shown. However, the homepage data 601 is assumed to be e-mail data 602. You can also.
[0088]
In general, when referring to a home page or an e-mail, the user needs to pay considerable attention to them. Therefore, in this case, it is conceivable to refer only to the homepage and e-mail without performing the overlay output. However, when viewing the homepage or e-mail for a while during TV viewing, there is a need to return to TV viewing. Become. Therefore, if the video data is not displayed and only the audio data is output independently, the user can return to viewing the video data (television) by relying on the audio.
[0089]
In the above example, the video data 510 and the broadcast data 520, the video data 510 and the homepage data 601, and the video data 510 and the e-mail data 602 are combined as the data to be overlaid. However, the broadcast data 520 and the homepage data 601 A combination of the data 50 and the e-mail data 602, the homepage data 601 and the e-mail data 602, and further a combination with voice data are possible.
[0090]
In addition, program broadcasting is assumed for digital broadcasting, but it is also possible to use radio broadcasting or broadcasting via the Internet.
[0091]
As described above, in the mobile terminal 100 according to the present invention, between broadcast video data / audio data and broadcast data, or between broadcast video data / audio data and homepage data / e-mail data acquired from a network. It is possible for the user to arbitrarily change the overlay output distribution among various contents.
[0092]
Audio data output can be controlled to be larger or smaller in accordance with the display (output) of video data or homepage data / email data, and display of video data or homepage data / email data can be controlled. Can also be controlled independently.
[0093]
As described above, the user can effectively receive the program broadcasting service and the Internet service by arbitrarily changing the overlay output distribution in the portable terminal having a limited display capability.
[0094]
(Embodiment 4)
Subsequently, an example in which the output parameter of the reproduction data is dynamically changed according to the acquisition state of the reproduction data will be described with reference to FIGS.
[0095]
For example, a homepage or e-mail that the terminal acquires from the Internet or the like is pull-type content. That is, pull type content refers to content that the mobile terminal voluntarily acquires from another terminal when the user gives any instruction to the mobile terminal. Further, the reproduction data constituting the pull type content is assumed to be pull type data.
[0096]
When the pull type content is acquired, a waiting time image is generated from when the user issues an instruction until the acquisition of all the pull type data, unlike TV images. The longer this waiting time is, the more the user needs to spend wasted time, and it can be easily predicted that the user feels uncomfortable.
[0097]
For this reason, in this Embodiment 4, when acquiring the said pull type content, the discomfort of a user is reduced by changing the output parameter regarding the said data.
[0098]
First, FIG. 9 is a diagram illustrating a part of a schematic functional block diagram of a mobile terminal according to the fourth embodiment. Specifically, the network data decoder 107 in the first embodiment is the browser 901, but the browser is an embodiment of the network data decoder.
[0099]
In this example, it is assumed that the browser 901 acquires, for example, a certain home page via the transmission / reception means 106, and the user further outputs, for example, the home page and a TV broadcast (sports program) from the display unit 112. Assume that you are browsing.
[0100]
The user mainly browses homepage data output from the browser 901 via the display unit 112, but lowers the display brightness of a sports program, which is content different from the homepage, and outputs an overlay on the homepage. Suppose you are. In this case, the user mainly browses the homepage. However, when there is a fine play or the like in a sports program, for example, the user increases the display brightness of the sports program and decreases the display brightness of the homepage. As described above, there is a usage method such as viewing a sports program.
[0101]
Here, first, it is assumed that the user selects (tap) the link information or the like written on the homepage that is currently being browsed via the display unit 112, for example. In this case, the selection is communicated to the browser 901, and the browser 901 that has received the selection transmits the data corresponding to the selection, for example, the homepage data that is the link destination, via the transmission / reception means 106. Try to receive. At this time, prior to the reception, the browser 901 transmits to the data output control means 108 that the homepage data will be received.
[0102]
The data output control means 108 that has received the message “Receive homepage data” changes the output parameter so as to decrease the display brightness of the pull-type content input from the browser 901.
[0103]
FIG. 7A shows the relationship between the change of the output parameter by the data output control means 108 and each content (homepage and TV broadcast) displayed on the display unit 112.
[0104]
That is, assuming that the time when the output control means 108 receives the message “to receive homepage data” is Ts, the display brightness of the homepage is lower than the output of the TV video at time Ts. Accordingly, when the browser 901 receives the playback data of the pull-type content, the display luminance of the TV video is higher than that of the home page, that is, the user's consciousness shifts from the home page to the TV video.
[0105]
Next, when the browser 901 finishes receiving homepage data at a predetermined time Te, it transmits to the data output control means 108 that the reception of the homepage has been completed. The data output control means 108 that has received the message “the reception of the homepage is completed” changes the output parameter so that the display brightness of the homepage is returned to the state before the time Ts at the time Te.
[0106]
As a result, the user's consciousness is transferred from the TV image to the homepage again.
[0107]
As described above, during the acquisition of the pull type content, the output parameter is changed so as to reduce the output of the reproduction data corresponding to the pull type content, so that the content of the user is different from the content being acquired. It becomes possible to turn. Therefore, it is possible to reduce the user's discomfort with respect to the waiting time necessary for acquiring the pull-type content.
[0108]
In the above description, although the display brightness of the home page is lowered, the display brightness of the TV image is not changed. For example, as shown in FIG. The output parameter may be changed to increase it. As a result, the user's consciousness can be further directed to the TV image.
[0109]
As an application of the example described above, output may be performed as follows.
[0110]
That is, for example, when the user selects the display unit 112 to instruct the browser 901 to acquire pull-type content, the browser 901 indicates “to receive homepage data” and the current reception progress at time Ts. The situation (0% at this time) is transmitted to the data output control means (FIG. 10: S1001 → S1002). The data output control means 108 reduces the output of the home page by changing the output parameter in response to the above-mentioned “intention to receive home page data” and the current reception progress (FIG. 10: S1003).
[0111]
FIG. 8 shows the relationship between the TV video and the output of the home page.
[0112]
That is, it can be seen that the output of the home page was initially the output 801 but decreased to the output 802 at the time Ts. The output indicated by the output 802 is 0%, and the output indicated by the output 801 is 100%.
[0113]
Next, it is assumed that the browser 901 sequentially transmits the homepage reception status to the data output control means 108. For example, when reception of the home page is completed 25% at time T1, that fact is transmitted to the data output means 108, and the data output control means 108 changes the output parameter so as to increase the output of the home page by 25%, and the display unit (FIG. 10: S1004 → S1005).
[0114]
As described above, when 50% reception is completed at time T2, the homepage output is set to 50% at time T2, and when reception is completed 75% at time T3, homepage output is set to 75 at time T3. % (FIG. 10: S1006 → S1009).
[0115]
Finally, when the reception is completed 100% at time Te, the homepage output is 100%, that is, output 801 at time Te (FIG. 10: S1010 → S1011).
[0116]
As described above, during the acquisition of the pull type content, the output parameter is changed so as to increase the output of the reproduction data constituting the pull type content according to the reception status (acquisition status) of the pull type content. Thus, not only the user's discomfort with the waiting time can be reduced, but the user can be notified of the reception status of the content using the output.
[0117]
In the example of the pull type content on the homepage, the output is changed according to the amount of received data. However, in the case of e-mail, for example, the number of received mails with respect to the total number of unreceived mails at the start of reception is reflected in the output. Also good.
[0118]
(Embodiment 5)
Subsequently, another example in which the output parameter of the reproduction data is dynamically changed according to the situation will be described with reference to FIGS.
[0119]
First, FIG. 12 is a diagram illustrating a part of a schematic functional block diagram of the mobile terminal according to the fifth embodiment. Specifically, in addition to the configuration of mobile terminal 100 in the first embodiment, reservation unit 1201 and timer unit 1202 are provided.
[0120]
In this example, it is assumed that the reservation unit 1201 stores the start time, reserved channel, and end time of a TV program that the user views in advance. The setting procedure for storing is not particularly related to the present invention, and therefore the details are omitted.
[0121]
As in the fourth embodiment, the user mainly browses the home page output from the browser 901 via the display unit 112, but lowers the display brightness of TV video that is content different from the home page. , Overlay output on the above website.
[0122]
First, the timer means 1202 inquires (polls) the reservation means 1201 (FIG. 13: S1301). At this time, the reservation unit 1201 that has received the polling returns a message to that effect to the timer unit 1202 if it is not the start time of the set TV program (FIG. 13: S1302).
Here, when polling is performed at time Tp and there is a TV program start time set for this, the reservation means 1201 transmits the fact and the reservation channel to the timer means 1202 (FIG. 13: S1303 → S1304).
[0123]
When the timer means 1202 receives the start time, the timer means 1202 transmits the start time and a reserved channel to the data output control means 108 (FIG. 13: S1305).
[0124]
When the start time and the reserved channel are received, the data output control means 108, for example, the TV image so as to increase the display luminance of the TV channel of the reserved channel currently displayed on the display unit 112. The output parameter of the reproduction data that constitutes is changed. Further, the data output control means 108 processes the reproduction data based on the changed output parameter and outputs it to the display unit 112 (FIG. 13: S1306).
[0125]
FIG. 11 is a diagram showing the relationship between the output parameter change by the data output control means 108 and each content (homepage and TV video) displayed on the display unit 112.
[0126]
That is, it can be seen that the display luminance of the TV video increases at the start time Tp. On the other hand, for example, in association with the change of the output parameter of the TV video (playback data), the output parameter of the home page may be changed to reduce the display brightness of the home page. As a result, the user's awareness shifts from the homepage to the TV video.
[0127]
Subsequently, the timer unit 1202 makes an inquiry to the reservation unit 1201, and the reservation unit 1201 determines the end time set in advance (FIG. 13: S1307).
[0128]
Here, if it is not the end time, it notifies the timer means 1202 to that effect (FIG. 13: S1307).
[0129]
When the end time is reached, the timer unit 1202 is notified of this, and the timer unit 1202 that has received the notification notifies the data output control unit 108 of that fact (FIG. 13: S1309 → S1310).
[0130]
The data output means 108 that has received the notification that it is the end time changes the output parameters so that, for example, the display brightness of the TV video and the display brightness of the homepage are the same as the state at the time Tp.
[0131]
Further, the data output control means 108 processes the reproduction data based on the changed output parameter and outputs it to the display unit 112 (FIG. 13: S1311). As a result, the user's consciousness is transferred from the TV image to the homepage again.
[0132]
As described above, by providing the timer unit and the reservation unit, the output parameter can be changed according to a predetermined time. Thereby, it becomes possible to improve a user's convenience.
[0133]
(Embodiment 6)
Next, a process for easily calling output parameters set by the user in the sixth embodiment will be described.
[0134]
In the sixth embodiment, the mobile terminal 100 further includes parameter storage means 110, and the parameter storage means 110 stores various combinations of output parameters in advance.
[0135]
In FIG. 4, a “setting name” 407 table stores names that allow the user to know when the setting is effective, specifically “initial value” “TV” "Email", "Indoor", "Outdoor", etc.
[0136]
First, the portable terminal 100 can select a desired setting item, for example, “TV” from the setting name 407 by a predetermined operation of the user. Specifically, by pressing a menu button (not shown), a “setting change menu” or the like is displayed on the display unit 112 and a desired setting name is selected using the cross key 503.
[0137]
When the user selects a desired setting name, the setting unit 109 reads the setting corresponding to the setting name, that is, the output parameters of the audio data, video data, character data, and network data. Subsequently, the setting unit 109 transmits the read output parameter to the data output control unit 108.
[0138]
Specifically, for example, when the user selects “e-mail”, the brightness of the output parameter related to digital broadcasting (broadcast data 400) is set lower, and the output parameter related to network data is set to be lower. The output parameter 406 that is set to a higher luminance is read to the setting means 109.
[0139]
Thereafter, similar to the processing described in the first embodiment, after the output parameter gives a predetermined effect to each reproduction data, the reproduction data is output as an overlay.
[0140]
As described above, parameter storage means for storing output parameters suitable for each situation is provided in advance, and the user can call the output parameters, so that the user can easily and appropriately output the reproduction data. Parameters can be set.
[0141]
By allowing the user to freely change the called output parameter, the user can customize the output parameter to his preference and set the overlay output. Furthermore, the setting unit 109 can store the customized output parameter in the parameter storage unit 110, so that the user can set a desired output parameter as appropriate.
[0142]
(Embodiment 7)
In each of the above embodiments, the change of the output parameter is determined by the user. However, since the determination of the output parameter need not be limited to the input by the user, another input method for the output parameter will be described below.
[0143]
First, input of output parameters from the broadcast decoder 105 can be considered.
[0144]
By making it possible to input output parameters from the broadcast decoder, each output parameter can be set from the standpoint of transmitting the broadcast. If the video data is displayed with reduced brightness, and the audio data output is also reduced, for example, the user may not be aware of tsunami warnings in the event of a natural disaster such as an earthquake or emergency news that tells the evacuation site. It is done. In such a case, the broadcast transmission side changes the output parameter, so that the emergency news and the like can be efficiently transmitted to the user. Further, not only can the display to the user be controlled based on the intention of the broadcast transmission side, but also it becomes possible to distribute a large amount of prescribed output parameters at once by broadcasting.
[0145]
In addition, it is possible to have the same effect by allowing output parameters to be input from the network data decoder 107 instead of the input from the broadcast decoder 105.
[0146]
Furthermore, by providing the portable terminal 100 with a memory card interface and connecting a memory card (external storage medium) storing output parameters to the memory card interface, the setting means 109 stores the output stored in the memory card. The parameter may be read out. Of course, the setting means 109 may write to the memory card.
[0147]
In this configuration, the user can store the output parameters he / she likes in the memory card, and pass the output parameters to another person, so that the output parameters can be exchanged / distributed.
[0148]
Still further, for example, the portable terminal may be provided with a (handy) scanner, and may be input to the setting unit 109 by reading out output parameters printed as barcodes or numerical values in magazines or books, for example.
[0149]
Still further, data relating to the brightness of the environment referring to the terminal acquired from the optical sensor may be input, and the setting unit 109 may determine the output parameter based on the data related to the brightness.
[0150]
For example, when the user is indoors, the display content can be relatively recognized even if the “luminance” parameter is slightly lowered. However, when the user goes outdoors with the output parameters lowered, the display is dark, so it may be difficult to recognize the display contents, and the same applies to day and night. In such a case, it is possible to automatically perform overlay output that is easy for the user to recognize by changing the “brightness” parameter and the “color” parameter based on the light and dark data acquired from the light sensor. . Note that the setting name 407 may be selected instead of changing the output parameter based on the light and dark data.
[0151]
Furthermore, terminal position data acquired from GPS (Global Positioning System) may be input, and output parameter settings may be changed or setting names 407 may be selected based on the position data.
[0152]
The following can be considered as a method of using the GPS. That is, for example, position data (range) of a predetermined area and information specific to the area may be transmitted by digital broadcasting. In such a case, for example, the setting unit 109 compares the position data received from the GPS with the position data of the predetermined area, and if it is determined that the user is in the position data of the predetermined area, The “luminance” parameter and “color” parameter of the specific information are changed, and the information specific to the area is displayed prominently.
[0153]
As described above, the mobile terminal 100 can change the overlay output based on the position data.
[0154]
Furthermore, for example, in the case of an in-vehicle portable terminal, the speed data (speed information) acquired from the speed sensor is input to the mobile terminal 100, and the setting of the output parameter is changed based on the speed data, or the setting name 407 is selected. You may do it.
[0155]
The following can be considered as usage methods using the speed sensor. That is, for example, the volume of audio data is fixed, and the display of video data and character data on the display unit is faded out as the moving speed increases, thereby preventing dangerous side-view driving.
[0156]
Further, the movement amount per unit time, that is, the speed may be calculated from the position information obtained from the GPS.
[0157]
In the embodiment of the present invention, a mobile terminal that can be moved is referred to, but it can be applied not only to a mobile environment but also to a terminal used in a fixed environment.
[0158]
【The invention's effect】
The user can arbitrarily set the overlay distribution of video data, audio data, broadcast data (character data) and network data according to his / her preference, and can change the brightness of specific video data, etc. Video data and text information can be displayed in an overlay according to the user's preference, that is, viewing priority.
[0159]
Also, when the output of one playback data is decreased (changed) while the output of the other playback data is decreased (changed), for example, if two types of content are being played back, As the output increases, the output of other content (content that is mainly unnecessary to be viewed) can be automatically reduced.
[0160]
Further, when the output of one playback data is increased (changed) while the output of the other playback data is also increased (changed), for example, when the output of video data of one content is increased, It is possible to increase the output of audio data as reproduction data.
[0161]
This makes it possible to provide an efficient operation for changing the overlay output.
[0162]
In addition, when the playback data constitutes pull-type content, the setting means changes the output parameter so as to reduce the output of the playback data that constitutes the content during acquisition of the content. This makes it possible to reduce the discomfort associated with the waiting time required for acquiring type content.
[0163]
Furthermore, it is possible to notify the user of the content reception status using the output by changing the output parameter so as to increase the output of the reproduction data constituting the content according to the reception status of the pull-type content. It becomes.
[0164]
In addition, by storing output parameters suitable for each situation in the parameter storage unit in advance and enabling the user to call the output parameters, the user can easily set appropriate output parameters for the reproduction data. I can do it.
[0165]
Furthermore, the setting means sets the output parameter based on information obtained from the broadcast data decoder or sets the output parameter based on information obtained from the network data decoder, so that the user can set the output parameter based on the intention of the broadcast transmission side. It is possible not only to control the display of the image, but also to distribute a large amount of specified output parameters at once by broadcasting.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a schematic functional block diagram of a mobile terminal in the present embodiment.
FIG. 2 is a flowchart showing processing of the mobile terminal according to the present invention.
FIG. 3 is a diagram showing an output parameter and a storage image of the output parameter.
FIG. 4 is a setting example of a specified output parameter.
FIG. 5 is a conceptual diagram illustrating overlay display.
FIG. 6 shows an example of homepage data and e-mail data.
FIG. 7 is a first diagram showing the output relationship between a home page and a TV video.
FIG. 8 is a second diagram showing the output relationship between a home page and a TV video.
FIG. 9 is a diagram showing a part of schematic functional blocks of a mobile terminal according to Embodiment 4;
FIG. 10 is a flowchart of processing in pull-type content reception.
FIG. 11 is a third diagram showing the output relationship between a home page and TV video.
12 is a diagram showing a part of schematic functional blocks of a mobile terminal in Embodiment 5. FIG.
FIG. 13 is a flowchart of processing when an output parameter is changed according to time.
[Explanation of symbols]
100 Mobile terminal
101 Digital broadcast tuner
102 TS decoder
103 audio decoder
104 Video decoder
105 Broadcast data decoder
106 Transmission / reception means
107 Network data decoder
108 Data output control means
109 Setting means
110 Parameter storage means
111 Speaker
112 Display section

Claims (6)

複数の情報源から取得されるコンテンツに含まれる表示データを同時に表示可能な携帯端末において、
表示データであるプル型データを受信する第一の受信手段と、
表示データである放送データを受信する第二の受信手段と、
上記表示データの表示に関するパラメータである輝度又は色彩を表示データ毎に設定する設定手段と、
上記設定手段にて設定された輝度又は色彩に基づいて上記表示データを加工して表示するデータ出力手段とを備え、
上記設定手段は、プル型データの受信の割合の増加に基づき当該プル型データの輝度又は色彩を増加させ、当該プル型データの輝度又は色彩増加に連動して、放送データ輝度又は色彩を減少させ
上記データ出力手段は、変更後の輝度又は色彩に基づいて、上記プル型データと上記放送データとを一つの画面に重ねて同時に表示することを特徴とする携帯端末。
In a mobile terminal that can simultaneously display display data included in content acquired from multiple information sources,
First receiving means for receiving pull-type data as display data;
Second receiving means for receiving broadcast data which is display data;
Setting means for setting brightness or color , which is a parameter relating to display of the display data, for each display data;
Data output means for processing and displaying the display data based on the luminance or color set by the setting means,
The setting means increases the brightness or color of the pull-type data based on an increase in the proportion of reception of pull-type data, in conjunction with the increase in the brightness or color of the pull-type data, the brightness or color of the broadcast data Decrease ,
The portable terminal characterized in that the data output means simultaneously displays the pull-type data and the broadcast data on a single screen based on the changed luminance or color .
上記プル型データはネットワーク経由のダウンロードデータであり、
上記設定手段は、ダウンロードデータの取得の割合に基づいて、ダウンロードデータの輝度又は色彩を変更する請求項1に記載の携帯端末。
The pull type data is download data via the network.
The mobile terminal according to claim 1, wherein the setting unit changes the luminance or color of the download data based on a download data acquisition rate.
上記プル型データは電子メールデータであり、
上記設定手段は、電子メールデータの取得の割合に基づいて、電子メールデータの輝度又は色彩を変更する請求項1に記載の携帯端末。
The pull type data is email data,
The portable terminal according to claim 1, wherein the setting unit changes the luminance or color of the e-mail data based on a rate of acquisition of the e-mail data.
複数の情報源から取得されるコンテンツに含まれる表示データを同時に表示可能な携帯端末における当該表示データの出力方法において、
表示データであるプル型データを受信する第一の受信ステップと、
表示データである放送データを受信する第二の受信ステップと、
プル型データの受信の割合の増加に基づき当該プル型データの輝度又は色彩を増加させ、当該プル型データの輝度又は色彩の増加に連動して、放送データの輝度又は色彩を減少させる設定ステップと、
変更後の輝度又は色彩に基づいて、上記プル型データと上記放送データとを一つの画面に重ねて同時に表示する表示ステップとを備えることを特徴とする出力方法。
In the display data output method in the portable terminal capable of simultaneously displaying the display data included in the content acquired from a plurality of information sources,
A first receiving step for receiving pull-type data as display data;
A second receiving step of receiving broadcast data as display data;
A setting step of increasing the brightness or color of the pull-type data based on an increase in the reception rate of the pull-type data, and decreasing the brightness or color of the broadcast data in conjunction with the increase of the brightness or color of the pull-type data; ,
An output method comprising: a display step of simultaneously displaying the pull-type data and the broadcast data on a single screen based on the changed luminance or color .
複数の情報源から取得されるコンテンツに含まれる表示データを同時に表示可能なコンピュータに、
表示データであるプル型データを受信する第一の受信ステップと、
表示データである放送データを受信する第二の受信ステップと、
プル型データの受信の割合の増加に基づき当該プル型データの輝度又は色彩を増加させ、当該プル型データの輝度又は色彩の増加に連動して、放送データの輝度又は色彩を減少させる設定ステップと、
変更後の輝度又は色彩に基づいて、上記プル型データと上記放送データとを一つの画面に重ねて同時に表示する表示ステップとを実行させるプログラム。
To a computer that can simultaneously display display data contained in content acquired from multiple information sources,
A first receiving step for receiving pull-type data as display data;
A second receiving step of receiving broadcast data as display data;
A setting step of increasing the brightness or color of the pull-type data based on an increase in the reception rate of the pull-type data, and decreasing the brightness or color of the broadcast data in conjunction with the increase of the brightness or color of the pull-type data; ,
A program for executing a display step of simultaneously displaying the pull-type data and the broadcast data on a single screen based on the luminance or color after the change .
複数の情報源から取得されるコンテンツに含まれる表示データを同時に表示可能なコンピュータに、
表示データであるプル型データを受信する第一の受信ステップと、
表示データである放送データを受信する第二の受信ステップと、
プル型データの受信の割合の増加に基づき当該プル型データの輝度又は色彩を増加させ、当該プル型データの輝度又は色彩の増加に連動して、放送データの輝度又は色彩を減少させる設定ステップと、
変更後の輝度又は色彩に基づいて、上記プル型データと上記放送データとを一つの画面に重ねて同時に表示する表示ステップとを実行させるプログラムを記憶したコンピュータ読み出し可能な記録媒体。
To a computer that can simultaneously display display data contained in content acquired from multiple information sources,
A first receiving step for receiving pull-type data as display data;
A second receiving step of receiving broadcast data as display data;
A setting step of increasing the brightness or color of the pull-type data based on an increase in the reception rate of the pull-type data, and decreasing the brightness or color of the broadcast data in conjunction with the increase of the brightness or color of the pull-type data; ,
A computer-readable recording medium storing a program for executing a display step of simultaneously displaying the pull-type data and the broadcast data on a single screen based on the luminance or color after the change .
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