JP3755126B2 - Shutter curtain - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、建築物の開口部に設けられる建築用シャッターに係り、詳しくは遮煙性能を有する防煙シャッターのシャッターカーテン(スラット)に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来から防煙シャッターは、その遮煙性能を確保するため、スラット面とそれに対向するガイドレールの案内面との隙間を極力小さくすることが求められており、このような建築用シャッターにはスラット面が長さ方向全長にわたり平面部が形成されている防煙シャッター用のスラットが使用されていた。また防煙シャッターの多くは同時に特定防火設備としての性能を確保する必要があり、このようなシャッターでは板厚1.5mm以上の鉄板をロール成形してスラットを製作し、これらを連結して構成されるシャッターカーテンにより開口部を閉鎖していた。(特定防火設備相当の防火性能を持たせるためには、厚さ1.5mm以上の鉄板、もしくは両面が厚さ0.5mm以上の鉄製骨組み(ホロー部材)によって開口部を閉鎖しなければならない。(建設省告示第1369号))
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
前記防煙シャッター用のスラットは、ガイドレールの案内面とスラット面との隙間を小さくするのに最適であるが、シャッターの非作動時(全開時)には開口部上方に設けられた断面円形状の巻き取りシャフトに巻回されることになり、この場合には前記防煙シャッター用のスラットは、巻きに沿って湾曲状に形成されたスラットにくらべて、各巻装間に巻乱れを起こしやすく、巻き取り時に発生する摩擦音やスラットへの傷つき等が起こりやすいばかりか、シャッターカーテンの収納スペースを大きく取る必要があった。一方で湾曲状に形成したスラットは図6(b)に示すようにシャッターカーテンの全閉時にはガイドレール案内面Xとスラット面Yとの隙間S1が大きくなり防煙性能を発揮できなかった。さらに近年、防火シャッターのスラットを従来の1.5mm以上の鉄板をロール成形したものから0.5mmの鋼鈑からなるホロー型のスラットに変更する試みがなされているが、このようなスラットを採用しようとした場合はスラットに厚さがあるため、巻き取りシャフトの巻回時に発生する上記不具合がさらに悪化することとなっていた。
本発明は、上記の不具合を解決するために創作されたものであって、巻き取りシャフトへの良好な巻き取りを実現させつつ、十分な防煙性能を発揮することができるシャッターカーテンを提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】
かかる課題を達成するために本発明が採用した技術手段は、複数のスラットを上下に連結してなるシャッターカーテンの両端部を、建物開口部に設けたガイドレールに案内させて前記開口部を開閉するように構成した建築用シャッターにおいて、前記各スラットの本体部の両端部には、少なくとも前記ガイドレールへの呑込量に相当する長さの平面を圧潰形成して、シャッターカーテンの全閉時に、前記各スラットの平面の上下端部同士が当接する構成とする一方、前記各スラットの本体部の長さ方向中間部は前記平面よりも幅方向に突出させて曲面を形成して、シャッターカーテンの両端部にはガイドレールの案内面に沿う略同一平面が該案内面と対向する範囲にわたって形成されるようにしたことを特徴としたものである。そしてこのようにしたことで、シャッターカーテンの全閉時にはガイドレール呑み込み量に相当する両端部は略同一平面が形成されるため、ガイドレール案内面との隙間を最小とすることができ、シャッターカーテンの巻き取りシャフトへの巻回時にはスラットの端部以外の中間部に設けられた曲面により、良好に巻き取りシャフトに巻回されることとなり、開閉時の摩擦音やスラットへの傷付きが軽減されると共に、シャッターカーテンの収納スペースを小型化することができる。
【0005】
また好ましくは前記平面と曲面の間には、スラットの幅方向に傾斜する傾斜面が形成されていることを特徴としたものである。そしてこのようにしたことで、開口部上方のマグサ部に設けられる防煙シートがスラットの本体面の長さ方向にわたって隙間無く当接することとなり、防煙性能を向上させる。またスラットの平面はプレス加工により形成されることになるが、前記傾斜面を設けるようにして加工すると、スラット製作時における材料の伸びによる切れ目や割れが発生せず品質が安定する。
【0006】
また本発明は、複数のスラットを上下に連結してなるシャッターカーテンの両端部を、建物開口部に設けたガイドレールに案内させて前記開口部を開閉するように構成した建築用シャッターにおいて、前記各スラットの本体部は巻取りシャフトに巻回された際に内外側となる内外側面を有し、中空でかつ巻取りシャフトに沿った湾曲状に形成されていると共に、前記本体部の両端部に位置する外側面は、少なくとも前記ガイドレールへの呑込量に相当する長さの平面を圧潰形成して、シャッターカーテンの全閉時に、前記各スラットの平面の上下端部同士が当接する構成として、シャッターカーテンの両端部にはガイドレールの案内面に沿う略同一平面が該案内面と対向する範囲にわたって形成されるようにしたことを特徴したものである。そしてこのようにすることで請求項1の効果に加えて従来の防煙シャッターに使用されるシャッターカーテンの重量よりも軽量にすることが可能である。
【0007】
【発明の詳細な説明】
本発明の実施の形態について図面に基づいて説明する。図1は本発明の建築用シャッターの正面図、図2は要部縦断面図であり、図面において、1は金属製のスラット2を上下に連結して構成されるシャッターカーテンであって、シャッターカーテン1の上端は開口部上方に位置する左右一対のブラケット3、3を介して架設された巻き取りシャフト4に装着されており、巻き取りシャフト4の正逆回転により開口部の左右に立設したガイドレール5にガイドされながらシャッターカーテン1が繰り出し、巻き取られ開口部を開閉するようになっている。6は伝達機構7を介して巻き取りシャフト4に回転力を与える開閉機である。また8はマグサ部9に設けられる防煙シートであって、シャッターカーテン1の閉鎖時にシャッターカーテン1とマグサ部9との隙間を覆うものである。
【0008】
図3は本発明のシャッターカーテン1を構成するスラット2の斜視図、図4(a)はスラット2の長さ方向中間部位における断面図(図3のA−A断面図)、図4(b)はスラット2の端部における断面図(図3のB−B断面図)、図5は図3のC−C断面図である。スラット2は厚さおよそ0.5mmの鉄製鋼鈑をロール成形して製作され、中空状に形成された本体部21を有する。本体部21は巻き取りシャフト4に巻回されるときに内側となる内側面21aと、巻き取りシャフト4に巻回されるときに外側となる外側面21bが対向して設けられ、また内側面21aと外側面21bの上部、下部をそれぞれ連結して中空状(ホロー形状)に形成される。本体部21の上端からは上部連結部22が、本体部21の下端からは下部連結部23がそれぞれ形成されている。上部連結部22は本体部21の上端から上方に立ち上がると共に内側面21a側に折返し状に形成される。また、下部連結部23は本体部21の下端から下方に延出し、外側面21b側上方に向けてフック状に形成される。そして上方に位置するスラット2の下部連結片23と上部連結片22を連結し、また下部連結片23と下方に位置するスラット2の上部連結片22とを順に連結していくことで開口部を閉鎖するシャッターカーテン1が構成されるようになっている。また下部連結片23と対向する位置には、本体部21から垂下したホロー状の延長部24が形成されており、シャッターカーテン1の全閉時には前記延長部24が下方に位置するスラット2における本体部21の上端に当接するように構成されている(図6(a)又は図7参照)。
【0009】
図4(a)に示すようにスラット2の長さ方向中間部位は、本体部21が湾曲状に形成されている。シャッターカーテン1が巻き取りシャフト4に巻回されたときに内側となる内側面21aは巻き取りシャフト4の外径と略同径の円弧状に形成されており、外側面21bは前記内側面21aよりもわずかに緩やかな円弧状(曲面Q)に形成され、本体部21が巻き取りシャフト4側を内側とする湾曲形状となっている。一方、図4(b)に示すように、スラット2の長さ方向両端部は前記スラット2の中間部の断面形状とは異なり、外側面21bが圧潰されて平面Pが形成されている。また他の部分については前記スラット2の中間部における断面の形状と同一に形成されている。図5に示すように外側面21bが平面状に形成されている範囲は、スラット2の端部からガイドレール呑み込み量に相当する長さL1は少なくとも必要で、さらにはシャッターカーテン1が片寄ったとき、すなわちガイドレール5の底部5aにスラット2の端部が当接した状態でもわずかに前記平面がガイドレールよりも出るような長さL3(L3=L1+L2+α)に設定されていることが好ましい。また図2に示すようにスラット2の端部と中間部の間の外側面21bにはスラット2の端部の平面Pからスラット中間部の曲面Qへと続く傾斜面Rが形成されている。この傾斜面Rはなるべく緩やかな方が好ましい。
【0010】
以上のように構成したスラット2を上下に連結したシャッターカーテン1を閉鎖作動させると、シャッターカーテン1は巻き取りシャフト4から繰り出されてマグサ部9を通過後、開口部に設けたガードレール5に両端部をガイドされながら降下する。そして最下段のスラット2が床面に接地すると、各スラット2、2は順次下段スラットに積み重なるようにして開口部を閉鎖する。シャッターカーテン1が全閉状態になると各スラット2、2の本体部21の延長部24が下段スラットにおける本体部21の上端に当接することになり、シャッターカーテン1は正面視において各スラット2、2の外側面21b同士が上下方向に連接している状態となる。
【0011】
また、シャッターカーテン1の両端部は図6(a)に示すように各スラット2、2の外側面21bに形成された各平面P、Pが上下に連接され、また図7に示すようにシャッターカーテン1の端部はガイドレール5に呑み込まれる量にわたり平面Hを形成しているため、シャッターカーテン1の端部はガイドレール5の案内面5bと平行である略同一平面Hが、案内面5bとシャッターカーテン1の端部が対向する範囲にわたり形成されることとなる。このためシャッターカーテン1とガイドレール5との隙間を小さくすることができ、防煙シャッターに必要な防煙性能を発揮することが可能である。
【0012】
またシャッターカーテン1の全閉時には、図2に示すようにシャッターカーテン1とマグサ部9の隙間は、マグサ部9から突出状に垂下させた長方形状の防煙シート8がスラット2の外側面21bに当接することにより覆うこととなるが、本発明の構成する各スラット2、2の外側面21bは、平面Pと曲面Qとの間に傾斜面Rが形成されていて、防煙シート8がスラット2の長さ方向全長にわたり当接できるため、本発明にかかるスラット2のように長手方向の位置によって表面の形状が異なるものでも良好にマグサ部8とシャッターカーテン1との隙間を覆うことができる。図8(b)のように平面Pと曲面Qとに段差があるような場合には、防煙シート8で覆ってもその部分に隙間S2が生じてしまい防煙性能を低下させるおそれがある。また、図8(b)のように平面Pを加工するとその部分で材料が急激に変形することになり、本実施形態のように特にスラット2の板厚が薄い場合には、切れ目や割れが発生する恐れがあるが、本発明のように急激に材料を変形させないように傾斜面Rを設けることにより上記のような不具合は発生せず品質管理上においても好適である。
【0013】
次にシャッターカーテン1の全閉状態から開放動作を行うと、シャッターカーテン1を構成するスラット2は順次巻き取りシャフト4の巻回されることとなる。図9(a)に示すようにまず第一巻目においては円形の巻き取りシャフト4に沿って巻かれ、つぎに第二巻目になると第一巻目に巻かれた各スラット2、2の外側面21bに沿って巻かれることとなるが、本発明におけるスラット2の本体部の外側面21bは曲面Qが形成されており、第一巻目に巻かれるスラット2の外側面21bは巻き取りシャフト4と略同芯円状となるため第二巻目においても良好に巻き取られることになる。同様に第三巻目も第二巻目の各スラット2、2の外側面21bが略同芯円状となるため、全体としてシャッターカーテン1が巻き取りシャフト4にきれいに巻かれることとなり、シャッターカーテン1の開閉時に発生する摩擦音やスラット2への傷付きが軽減されることとなる。また本実施例のようにホロー型のスラット2であっても、スラット2の内側面21aが曲面状に形成されており本体部21が巻き取りシャフトの巻きに沿った湾曲状に形成されているため、良好に巻き取りシャフト4に巻回されることとなる。尚、各スラット2、2の中間部における外側面21b(曲面Q)は、各スラット2、2の両端部の外側面21b(平面P)よりも突出しており、スラット2の長さ方向の大部分を占めるため、スラット2の端部の平面Pが巻き取りシャフト4へのシャッターカーテン1の巻きに影響を及ぼすことが無いようになっている。
【0014】
図9(b)に示すように平面状に形成されているスラットを使用すると、スラットの角部や凸部に他のスラットが乗り上げて巻きが崩れるため、同じ巻き数でもシャッターカーテンの収納スペースを大きく取る必要があるばかりか、スラットの平面部に他のスラットの角部や凸部が接触することにより、スラットに傷が付きやすく、開閉時にも摩擦音が発生しやすかった。
【0015】
図10において、10はスラット2の端部に固定され、スラット2がガイドレール5から抜け出すことを防止する耐風フックであり、耐風フック10はスラット2にビス等で固定される基端面101aと基端面101aの上下端から垂直方向に延出した上片101b、下片101cとで断面コ字状の本体部101が形成される。また本体部101の端部からは前記上片101b・下片101cとは反対で斜め方向に突出した係止部102が形成されており、シャッターカーテン1が風圧などにより撓んだ場合にはガイドレール5に設けられた被係止面5cに係止部102が引掛ってガイドレール5から抜け出すことを防いでいる。前記基端面101aはスラット2の外側面21bの内周に沿った形状(本実施の形態ではスラット2の端部の外側面21bは平面状なので平面)に形成されており、上片101b及び下片101cは、その先端がスラット2の内側面21aの上部、下部にそれぞれ当接するような長さに設定されている。また前記コ字状の本体部101はスラット2のガイドレール5への呑み込み量と略同じ長さを有し、スラット2の端部に取り付けてガイドレール5内に嵌入させた場合に、図11(a)に示すようにガイドレール5の先端面5dと略面一の状態のなるように設定されている。そしてシャッターカーテン1が風圧で撓んだ場合にはガイドレール5の先端面5dよりも耐風フック10の本体部101の先端が出るようになっている。
【0016】
図11(b)に示すようにスラット2の外側面21b方向にシャッターカーテン1が撓んだ場合には、ガイドレール5の案内面5bの先端側角部5eとスラット2の外側面21bが当接することになるが、前記耐風フック10の基端面101aは外側面21bに内面に沿って取り付けられ、かつ、耐風フック10の本体部101の先端がガイドレール5の先端面5dより出ているため、当接部分を補強することとなって、外側面21bが変形することを防止する役割をする。また図11(c)に示すように、スラット2の内側面21a方向にシャッターカーテン1が撓んだ場合には、ガイドレール5の案内面5bの先端側角部5fとスラット2の内側面21aが当接することになるが、前記耐風フック10の上片101b及び下片101cの先端は内側面21aの上下部分に達しており、かつ、耐風フック10の本体部101の先端がガイドレール5の先端面5dより出ているため、当接部分を補強する働きをし、同様に内側面21aが変形することを防止する。本実施の形態のように、スラット2の板厚が薄い場合にはガイドレール5との接触により変形しやすいが、上記耐風フック10を使用することで、シャッターカーテン1の抜け止めと共に、スラット2の端部を補強することができる。
【0017】
本発明は以上のように構成されるており、シャッターカーテン1の全閉時にはガイドレール5の呑み込み量に相当する両端部に略同一平面Hが形成されるため、ガイドレール5の案内面5bとの隙間を最小とすることができ、さらにシャッターカーテン1の巻き取りシャフト4への巻回時にはスラット2の端部以外の中間部に設けられた曲面Qにより、良好に巻き取りシャフト4に巻回されることとなる。よって一つの種類のスラット2を用いたシャッターカーテン1でありながらガイドレール5における遮煙性と巻き取りシャフト4への巻回時の適応性を共に兼ね備えており、防煙シャッターに適応できうるスラット2でありながら、良好に巻き取りシャフト4に巻き取られ、開閉時の摩擦音やスラット2への傷付きが軽減されると共に、シャッターカーテンの収納スペースを小型化することができる。
また、スラット2の平面Pと曲面Qとの間には傾斜面Rが形成されているため、開口部上方のマグサ部9に設けられる防煙シート8がスラット2の外側面21bに長さ方向にわたって隙間無く当接することとなり、防煙性能が向上する。またスラット製作時には前記傾斜面Rを設けるようにして加工すると、製作時の材料の伸びによる切れ目や割れが発生せず品質が安定する。
【0018】
さらに、本発明のシャッターカーテン1を構成するスラット2をホロー型にすることにより、シャッターカーテン1の軽量化を図ることができ、巻き取りシャフト4、ブラケット3、開閉機6等の周辺部材も軽薄短小化することが可能で生産コスト及び施工コストの削減をはかることはできる。
【0019】
本実施例では、ホロー型スラット2を用いてシャッターカーテン1を構成したが必ずしもこの必要は無く、請求項1又は2の発明では図12に示すように1.5mm以上の鋼鈑を用いたものであっても本発明が実施可能であることは言うまでもない。また、スラット2の長さ方向中間部は湾曲状(曲面Q)に形成したが、本発明はこれに限定されることなく、例えば図12(d)に示すようにシャッターカーテン1の巻きが良好となる形状であればどのような形状であってもよい。この場合もスラット2の両端部は図の点線のように平面形状となっている。
【図面の簡単な説明】
【図1】建築用シャッターの正面図
【図2】同要部縦断面図
【図3】スラットの斜視図
【図4】(a)図3のA−A断面図(b)図3のB−B断面図
【図5】図3のC−C断面図
【図6】(a)シャッターカーテンとガイドレールの取合いを示す図
(b)湾曲状のシャッターカーテンとガイドレールの取合いを示す図
【図7】シャッターカーテンの斜視図
【図8】(a)スラットと防煙シートの密着状態を示す図
(b)段差があるスラットと防煙シートの密着状態を示す図
【図9】(a)本発明のシャッターカーテンの巻回状態を示す図
(b)平面状スラットの巻回状態を示す図
【図10】スラット端部への耐風フックの取付状態を示す図
【図11】(a)耐風フックを取付けたスラットのガイドレールへの嵌入状態を示す図
(b)スラットが外側面側に撓んだ状態を示す図
(c)スラットが内側面側に撓んだ状態を示す図
【図12】(a)他の実施例におけるスラットの斜視図
(b)図11のA−A断面図
(c)図11のB−B断面図
(d)他の実施例におけるスラットの断面図
【符号の説明】
1 シャッターカーテン
2 スラット
21 本体部
21a 内側面
21b 外側面
22 上部連結部
23 下部連結部
24 延長部
3 ブラケット
4 巻き取りシャフト
5 ガイドレール
5a 底部
5b 案内面
5c 被係止面
5d 先端面
5e 角部
5f 角部
6 開閉機
7 伝達機構
8 防煙シート
9 マグサ部
10 耐風フック
101 本体部
101a 基端面
101b 上片
101c 下片
102 係止部
P 平面
Q 曲面
R 傾斜面[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a building shutter provided at an opening of a building, and more particularly to a shutter curtain (slat) of a smoke-proof shutter having smoke-proof performance.
[0002]
[Prior art]
Conventionally, smoke-proof shutters have been required to minimize the gap between the slat surface and the guide surface of the guide rail that faces the slat surface in order to ensure the smoke-proof performance. A slat for a smoke-proof shutter having a flat surface formed over the entire length in the length direction has been used. In addition, many smoke-proof shutters need to ensure the performance of specific fire-proof equipment at the same time. In such shutters, iron plates with a thickness of 1.5 mm or more are roll-formed to produce slats, which are connected together. The opening was closed by a shutter curtain. (In order to provide fire resistance equivalent to the specific fire prevention equipment, the opening must be closed by an iron plate having a thickness of 1.5 mm or more, or an iron framework (hollow member) having a thickness of 0.5 mm or more on both sides. (Ministry of Construction Notification No. 1369))
[0003]
[Problems to be solved by the invention]
The smoke-proof shutter slat is optimal for reducing the gap between the guide rail guide surface and the slat surface, but the cross-sectional circle provided above the opening when the shutter is not in operation (fully opened). In this case, the slat for the smoke-proof shutter causes turbulence between the windings compared to the slat formed in a curved shape along the winding. In addition to the frictional noise generated during winding and damage to the slats, the shutter curtain storage space must be increased. On the other hand, as shown in FIG. 6B, the slat formed in a curved shape has a large gap S1 between the guide rail guide surface X and the slat surface Y when the shutter curtain is fully closed, and cannot exhibit smoke prevention performance. Furthermore, in recent years, attempts have been made to change the slats of fire-proof shutters from rolls made of conventional iron plates of 1.5 mm or more to hollow-type slats made of 0.5 mm steel slats. When trying to do so, since the slats are thick, the above-mentioned problems that occur during winding of the winding shaft are further exacerbated.
The present invention has been created to solve the above-described problems, and provides a shutter curtain that can exhibit sufficient smoke-proof performance while realizing good winding on a winding shaft. For the purpose.
[0004]
[Means for Solving the Problems]
The technical means employed by the present invention in order to achieve such a problem is to open and close the opening by guiding both ends of a shutter curtain formed by connecting a plurality of slats up and down to guide rails provided in the building opening. In the architectural shutter constructed as described above, at least two flat surfaces corresponding to the amount of insertion into the guide rails are crushed at both ends of the main body of each slat so that the shutter curtain is fully closed. , the one lower end portions on the plane of each slat is configured to abut, the longitudinal intermediate portion of the main body portion of the slat to form a curved surface protruding in the width direction than the plane, the shutter curtain At both end portions, substantially the same plane along the guide surface of the guide rail is formed over a range facing the guide surface . And by doing in this way, when the shutter curtain is fully closed, both end portions corresponding to the guide rail squeezing amount are formed with substantially the same plane, so that the gap between the guide rail guide surface and the shutter curtain can be minimized. When winding on the take-up shaft, the curved surface provided in the intermediate part other than the end of the slat will wind it well on the take-up shaft, reducing the frictional noise during opening and closing and scratching on the slat In addition, the storage space for the shutter curtain can be reduced.
[0005]
Preferably, an inclined surface inclined in the width direction of the slat is formed between the flat surface and the curved surface. And by doing in this way, the smoke-proof sheet | seat provided in the magsa part above an opening part will contact | abut without a gap over the length direction of the main body surface of a slat, and smoke-proof performance is improved. Further, the flat surface of the slat is formed by press working. However, if the inclined surface is provided, the quality is stabilized without any breaks or cracks due to the elongation of the material at the time of manufacturing the slat.
[0006]
Further, the present invention provides an architectural shutter configured to open and close the opening by guiding both ends of a shutter curtain formed by connecting a plurality of slats up and down to a guide rail provided in a building opening. The main body portion of each slat has inner and outer surfaces that become the inner and outer sides when wound around the winding shaft, is hollow and formed in a curved shape along the winding shaft , and both end portions of the main body portion The outer surface located at the position is formed by crushing at least a plane having a length corresponding to the amount of insertion into the guide rail, and the upper and lower ends of the planes of the slats abut each other when the shutter curtain is fully closed. As described above , at both ends of the shutter curtain, substantially the same plane along the guide surface of the guide rail is formed over a range facing the guide surface . By doing so, in addition to the effect of the first aspect, the weight of the shutter curtain used in the conventional smoke-proof shutter can be reduced.
[0007]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Embodiments of the present invention will be described with reference to the drawings. FIG. 1 is a front view of an architectural shutter according to the present invention, FIG. 2 is a longitudinal sectional view of an essential part, and in the drawing, 1 is a shutter curtain constructed by connecting
[0008]
3 is a perspective view of the
[0009]
As shown in FIG. 4A, the
[0010]
When the
[0011]
Further, as shown in FIG. 6A, both ends of the
[0012]
Further, when the
[0013]
Next, when the
[0014]
If a flat slat is used as shown in FIG. 9 (b), other slats ride on the corners and projections of the slat and the winding collapses. Not only did it need to be large, but the corners and projections of other slats were in contact with the flat surface of the slats, and the slats were easily scratched, and frictional noises were also likely to occur during opening and closing.
[0015]
In FIG. 10,
[0016]
When the
[0017]
The present invention is configured as described above. When the
Further, since the inclined surface R is formed between the flat surface P and the curved surface Q of the
[0018]
Furthermore, by making the
[0019]
In this embodiment, the
[Brief description of the drawings]
1 is a front view of an architectural shutter. FIG. 2 is a longitudinal sectional view of the main part. FIG. 3 is a perspective view of a slat. FIG. 4 (a) is a sectional view taken along line AA in FIG. -B cross-sectional view [Fig. 5] CC cross-sectional view of Fig. 3 [Fig. 6] (a) Diagram showing engagement between shutter curtain and guide rail (b) Diagram showing engagement between curved shutter curtain and guide rail [ FIG. 7 is a perspective view of a shutter curtain. FIG. 8A is a view showing a close contact state between a slat and a smokeproof sheet. FIG. 7B is a view showing a close contact state between a slat having a step and a smokeproof sheet. FIG. 10B is a view showing the winding state of the shutter curtain of the present invention. FIG. 10B is a view showing the winding state of the flat slat. FIG. The figure which shows the fitting state to the guide rail of the slat which attached the hook (b) Slat FIG. 12 (c) is a view showing a state in which the slat is bent toward the inner side. FIG. 12 (a) is a perspective view of the slat in another embodiment. FIG. -A cross-sectional view (c) BB cross-sectional view of FIG. 11 (d) Cross-sectional view of a slat in another embodiment
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