JP3751750B2 - Concrete slab and its construction - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明はコンクリートスラブおよびその構築物に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
鉄筋コンクリート造などの建物は、ほとんどがプレキャストコンクリート板によってスラブを構築している。このコンクリートスラブに各種配管のための段差部を構築するには、図8に示すように、一方のプレキャストコンクリート板30を下側にずらして段差部31を形成し、この段差部31を補強するためにあばら筋32を配筋したり、あるいは床のスラブ筋33をベンド筋にしたりしていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、上記のような段差部における配筋は複雑であるため、現場における鉄筋加工や施工に大変な手間がかかって、作業効率が悪かった。
【0004】
本発明はこれらの問題に鑑みてなされたものであり、その目的は、コンクリートスラブに段差部を形成する際に、現場における鉄筋加工をなくすとともに、現場施工を容易にして作業効率の向上を図ることである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
以上の課題を解決するための手段は、請求項1の発明が、トラス筋を、その上部をコンクリート板の上面から突出するように適宜間隔ごとに配筋するとともに、これらのトラス筋間に軽量充填材を適宜間隔で配設した中空プレキャストコンクリート板と、
所定の大きさのコンクリート板を所定のエリアに分割し、その一方のエリアに背の高いトラス筋を、その上部をコンクリート板の上面から突出させて適宜間隔ごとに配筋するとともに、これらのトラス筋間に軽量充填材を適宜間隔で配設し、他方のエリアには背の低いトラス筋を、その上部をコンクリート板の上面から突出させて適宜間隔ごとに配筋し、
前記背の高いトラス筋と背の低いトラス筋の端部をコンクリート板の所定箇所で長さ方向に重ね配筋した複合プレキャストコンクリート板とを梁間に配設し、
該複合プレキャストコンクリート板に隣接した中空プレキャストコンクリート板の隣接部には、前記軽量充填材よりも小さな小型軽量充填材を適宜間隔で配設し、これら小型軽量充填材間に複合プレキャストコンクリート板からの連結筋を配筋し、前記軽量充填材を配設した部分と配設しない部分との間に段差部を形成してトップコンクリートを打設したことを特徴とする。
【0006】
請求項1の発明によれば、背の高いトラス筋と背の低いトラス筋との高低差により、これらのエリア間に高低差が形成される。また背の高いトラス筋と背の低いトラス筋の端部が重ね配筋されたことにより、段差部と高い部分との境界部の強度が十分に確保される。
【0007】
また請求項2の発明が、上記のコンクリートスラブを備えたことを特徴とする。
【0008】
また請求項2の発明によれば、コンクリートスラブにおける段差部と高い部分の境界部における強度と、中空プレキャストコンクリート板の接合部における強度とが確保された構築物が構築できる。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下、本発明のプレキャストコンクリート板およびコンクリートスラブの実施の形態を図面に基づいて説明する。図1はプレキャストコンクリート板の平面図、図2の(1)は図1のA−A線断面図、同図の(2)は同B−B線断面図である。
【0016】
図1はプレキャストコンクリート板1を示し、平面矩形のコンクリート板2と、トラス筋3、4から構成されている。
【0017】
前記プレキャストコンクリート板1は所定の大きさおよび所定の厚さを備えたものであり、これを二つのエリア5、6、すなわち二つの領域に分割し、そのうちの一方のエリア5に背の高いトラス筋3が3本、長辺方向に沿い、かつ短辺方向に適宜間隔をもって配筋されている。また、プレキャストコンクリート板1を所定のエリアに分割することは、単に二つの領域に分割するだけでなく、プレキャストコンクリート板1の平面における角部、短辺側部、長辺側部、中央部の所定領域を一方のエリアとすることができる。
【0018】
このトラス筋3は、三角形状に配置された一本の上端筋7と二本の下端筋8とが波形のラチス筋9で接合された三角トラスであり、前記下端筋8がコンクリート板2内に埋設されて下部鉄筋10に接合されているとともに、上部がコンクリート板2の上面から突出している。
【0019】
これら背の高いトラス筋3間には、軽量充填材11が適宜間隔ごとに配設されている。この軽量充填材11は中空で、かつ背の高いトラス筋3とほぼ同じ高さに形成されている。この軽量充填材11は軽量であり、かつ打設されるコンクリートによって圧壊しないものが用いられる。例えば、発泡ポリスチレンのようなピーズ型内発泡成形による合成樹脂発泡成形品が好適に使用される。しかし、その他にもエチレン系樹脂、プロピレン系樹脂等からなる発泡成形品等を使用することも可能である。なお、軽量充填材の材質としては、コンクリートに対する軽量部材であれば、特に限定するものではない。この他、軽量充填材として中空鋼管にすることもできる。
【0020】
一方、前記エリアのうちの他方のエリア6には、背の低いトラス筋4が3本、長辺方向に沿い、かつ短辺方向に適宜間隔をもって配筋され、その端部が背の高いトラス筋3の端部に重ね配筋されている。この重ね配筋は少なくともラチス筋9の2山以上を重ね合わせている。
【0021】
また背の低いトラス筋4は、背の高いトラス筋3と同一構成であるが、背の高いトラス筋3の約半分の高さしかなく、前記と同様に下端筋8がコンクリート板2内に埋設されて下部鉄筋10に接合されているとともに、上部がコンクリート板2の上面から突出している。なお、背の低いトラス筋4間に軽量充填材11は配設されていない。
【0022】
これら背の高いトラス筋3と背の低いトラス筋4の高さは、段差の大きさに応じて決定され、例えば、段差を大きくするには、背の高いトラス筋3をさらに高くし、かつ背の低いトラス筋4をさらに低くする。
【0023】
また、背の高いトラス筋3と背の低いトラス筋4の長さも、段差部の大きさに応じて決定され、例えば、面積の大きな段差部を構築する場合は背の低いトラス筋4をさらに長くし、かつ背の高いトラス筋3をさらに短くする。また端部の重ね配筋の重ね長さにより段差部における強度も自在に調節できる。
【0024】
次に、上記のようなプレキャストコンクリート板1を使用したコンクリートスラブを、図3〜図7に基づいて説明する。図3はコンクリートスラブの平面図、図4は中空プレキャストコンクリート板の平面図、図5は図3のそれぞれの断面図である。
【0025】
コンクリートスラブ12は、大梁13間に設置された中空プレキャストコンクリート板14と、複合プレキャストコンクリート板15と、これらの上に配筋された上部鉄筋16、およびトップコンクリート17から構成されている。前記複合プレキャストコンクリート板15は中央部に2枚並んで配設され、これらの両側に中空プレキャストコンクリート板14が配設されている。なお、複合プレキャストコンクリート板15は2枚に限らず、1枚または2枚以上であってもよい。
【0026】
中空プレキャストコンクリート板14には、5本の背の高いトラス筋18がコンクリート板19の長辺方向に沿って、かつ短辺方向に適宜間隔をもって配筋されている。これらのトラス筋18の下部はコンクリート板19に埋設されるとともに、上部がコンクリート板19の上面から突出し、この突出した背の高いトラス筋18間に4つの軽量充填材20が適宜間隔をもって配設されている。
【0027】
一方、この中空プレキャストコンクリート板14と隣接した複合プレキャストコンクリート板15には、二分割したエリアの一方21に背の高いトラス筋18が配筋されるとともに、他方のエリア22には背の低いトラス筋23が配筋され、これらの端部が長辺方向に重ね配筋されて、ここにおける強度を確保している。この重ね配筋は少なくともラチス筋24の2山以上が重ね合わされているが、これ以上重ね合わせることもできる。
【0028】
また、背の低いトラス筋23が配筋されたエリア22を除く他の箇所には軽量充填材20が配設されるとともに、中空プレキャストコンクリート板14と複合プレキャストコンクリート板15の接合部には、前記軽量充填材20よりも小さな小型軽量充填材25が適宜間隔をもって配設されている。そして、これらの小型軽量充填材25間には、複合プレキャストコンクリート板15からの連結筋26がそれぞれ配筋されている。この軽量充填材20および小型軽量充填材25が配設されたエリヤ21と、これらが配設されていないエリア22との間には、図5に示すように、背の高いトラス筋18と背の低いトラス筋23との高低差、すなわち段差があり、これをもってトップコンクリート17が打設されて段差部27を形成せしめている。なお中空プレキャストコンクリート板14の小型軽量充填材25が配設された箇所には、背の高いトラス筋18の半分の長さの補強用トラス筋18aが配筋されて、複合プレキャストコンクリート板15との接合部を補強している。
【0029】
上記のように、中空プレキャストコンクリート板14と複合プレキャストコンクリート板15の接合部に小型軽量充填材25を配置すると、背の高いトラス筋18および背の低いトラス筋23の直交方向に多くの連結筋26が配筋できるので、段差部27における強度を十分に確保できる。また連結筋26を適宜長さの三角トラスにすると強度がさらに大きくなり、段差部27における2方向、すなわち縦横双方の強度が十分に確保できる。
【0030】
また、中空プレキャストコンクリート板14と複合プレキャストコンクリート板15との接合部および、これらのプレキャストコンクリート板14、15と大梁13との接合部にも連結筋26がそれぞれ配筋されている。
【0031】
図6は、図3のコンクリートスラブ12において、中空プレキャストコンクリート板14と複合プレキャストコンクリート板15の接合部の小型軽量充填材25に代わって軽量充填材20が配設されたコンクリートスラブ12aであり、この点のみが図3のコンクリートスラブ12と異なる構成である。なお、このコンクリートスラブ12aにおいて複合プレキャストコンクリート板15は1枚または2枚以上であってもよい。
【0032】
図7は複合プレキャストコンクリート板15のみを使用して構築したコンクリートスラブ12bであり、一方側にのみ段差部27が形成されたものである。複合プレキャストコンクリート板15同士の接合部には背の低いトラス筋23間にわたって連結筋26が配筋されている。
【0033】
また、上記のコンクリートスラブ12、12a、12bを使用して鉄骨造、鉄筋コンクリート造、鉄骨鉄筋コンクリート造の構築物を構築すると、コンクリートスラブに段差部をもうけた構築物となる(図示せず)。
【0034】
【発明の効果】
所定の大きさのコンクリート板を所定のエリアに分割し、その一方のエリアに背の高いトラス筋を配筋するとともに、他方のエリアには背の低いトラス筋を配筋し、これらの高低差を利用してトップコンクリートを打設することにより、段差部のあるプレキャストコンクリート板が簡単に形成できる。
【0035】
背の高いトラス筋と背の低いトラス筋の端部を、コンクリート板の所定箇所で長さ方向に重ね配筋したことにより、段差部と高い部分の境界部の強度を十分に確保できる。
【0036】
現場における鉄筋加工や複雑な配筋作業をすることなく、簡単な現場施工、すなわちトップコンクリートを打設することにより段差部のあるコンクリートスラブが構築できる。
【0037】
中空プレキャストコンクリート板と複合プレキャストコンクリート板とを梁間に設置し、その上にトップコンクリートを打設するだけで段差部のあるコンクリートスラブが構築できるので、施工性を高め、かつ作業効率の向上を図ることができる。
【0038】
コンクリートスラブにおける段差部にも背の低いトラス筋が配筋されたので、段差部における強度を高めることができる。
【0039】
複合プレキャストコンクリート板に隣接した中空プレキャストコンクリート板の隣接部に、前記軽量充填材よりも小さな小型軽量充填材を適宜間隔で配設し、これら小型軽量充填材間に複合プレキャストコンクリート板からの連結筋を多く配筋することができるので、中空プレキャストコンクリートとの接合部における強度を十分に確保することができる。
【0040】
複合プレキャストコンクリート板に隣接した中空プレキャストコンクリート板の隣接部に、前記軽量充填材よりも小さな小型軽量充填材を適宜間隔で配設したことにより、複合プレキャストコンクリート板からの連結筋を多く配筋することができるので、大きなせん断力が作用する周辺部における段差部において荷重を縦横両方向、すなわちトラス筋および連結筋に沿って流すことができる。
【0041】
コンクリートスラブにける段差部と高い部分の境界部おける強度と、中空プレキャストコンクリート板の接合部における強度とが確保された構築物が構築できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】プレキャストコンクリート板の平面図である。
【図2】(1)は図1のA−A線断面図、(2)は同B−B線断面図である。
【図3】コンクリートスラブの一部切欠平面図である。
【図4】中空プレキャストコンクリート板の平面図である。
【図5】(1)は図3のC−C線断面図、(2)は同D−D線断面図、(3)はコンクリートスラブの段差部の断面図である。
【図6】他のコンクリートスラブの一部切欠平面図である。
【図7】他のコンクリートスラブの一部切欠平面図である。
【図8】(1)〜(3)は従来のコンクリートスラブの段差部の断面図である。
【符号の説明】
1 プレキャストコンクリート板
2、19 コンクリート板
3、18 背の高いトラス筋
4、23 背の低いトラス筋
5、21 一方のエリア
6、22 他方のエリア
11、20 軽量充填材
12、12a、12b コンクリートスラブ
14 中空プレキャストコンクリート板
15 複合プレキャストコンクリート板
17 トップコンクリート
25 小型軽量充填材
26 連結筋
27 段差部[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to co-down cleats slabs and constructs thereof.
[0002]
[Prior art]
Most buildings, such as reinforced concrete, have slabs made of precast concrete boards. In order to construct step portions for various pipes in the concrete slab, as shown in FIG. 8, one
[0003]
[Problems to be solved by the invention]
However, since the bar arrangement in the stepped portion as described above is complicated, it takes a lot of labor for the rebar processing and construction on site, and the work efficiency is poor.
[0004]
The present invention has been made in view of these problems, and an object of the present invention is to eliminate on-site rebar processing and improve work efficiency by facilitating on-site construction when forming a stepped portion on a concrete slab. That is.
[0005]
[Means for Solving the Problems]
Means for solving the above problems is that the invention of
A concrete board of a predetermined size is divided into predetermined areas, and a tall truss bar is placed in one area, and the upper part protrudes from the top surface of the concrete board and is arranged at appropriate intervals. Light weight fillers are arranged at appropriate intervals between the bars, and the lower truss bars are arranged in the other area with the upper part protruding from the upper surface of the concrete plate and arranged at appropriate intervals.
A composite precast concrete plate in which the ends of the tall truss bars and the short truss bars are arranged in a longitudinal direction at a predetermined location of the concrete plate and arranged between the beams,
In the adjacent part of the hollow precast concrete board adjacent to the composite precast concrete board, small lightweight fillers smaller than the lightweight filler are disposed at appropriate intervals, and the composite precast concrete boards are spaced between these small lightweight fillers. A connecting bar is arranged, and a top concrete is placed by forming a stepped portion between a portion where the light-weight filler is disposed and a portion where the lightweight filler is not disposed.
[0006]
According to the first aspect of the present invention, a height difference is formed between these areas due to the height difference between the tall truss muscle and the short truss muscle. Further, since the end portions of the tall truss muscle and the short truss muscle are overlapped, the strength of the boundary portion between the stepped portion and the high portion is sufficiently ensured.
[0007]
The invention of
[0008]
Moreover, according to invention of
[0015]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Hereinafter, embodiments of a precast concrete board and a concrete slab of the present invention will be described with reference to the drawings. 1 is a plan view of a precast concrete plate, FIG. 2A is a cross-sectional view taken along the line AA of FIG. 1, and FIG. 1B is a cross-sectional view taken along the line BB of FIG.
[0016]
FIG. 1 shows a
[0017]
The
[0018]
The
[0019]
Between these
[0020]
On the other hand, in the other area 6 among the above-mentioned areas, three
[0021]
The
[0022]
The heights of the
[0023]
The lengths of the
[0024]
Next, the concrete slab using the above precast
[0025]
The
[0026]
In the hollow precast
[0027]
On the other hand, the composite precast
[0028]
In addition, a
[0029]
As described above, when the small and
[0030]
Further, connecting
[0031]
FIG. 6 is a
[0032]
FIG. 7 shows a
[0033]
Moreover, when a steel structure, a reinforced concrete structure, or a steel reinforced concrete structure is constructed using the above
[0034]
【The invention's effect】
A concrete board of a predetermined size is divided into predetermined areas, and a tall truss bar is placed in one area, and a short truss bar is placed in the other area. By placing the top concrete using, a precast concrete board with a stepped portion can be easily formed.
[0035]
The strength of the boundary between the stepped portion and the high portion can be sufficiently secured by overlapping and arranging the ends of the tall truss bars and the short truss bars in the longitudinal direction at predetermined locations on the concrete plate.
[0036]
A concrete slab with a stepped portion can be constructed by simple on-site construction, that is, by placing top concrete without rebar processing or complicated bar arrangement work on site.
[0037]
By installing a hollow precast concrete plate and a composite precast concrete plate between the beams and placing the top concrete on it, a concrete slab with a stepped portion can be constructed, thus improving workability and improving work efficiency. be able to.
[0038]
Since a truss bar with a short height is also arranged in the step portion of the concrete slab, the strength in the step portion can be increased.
[0039]
A small and lightweight filler smaller than the lightweight filler is disposed at an appropriate interval in an adjacent portion of the hollow precast concrete plate adjacent to the composite precast concrete plate, and a connecting bar from the composite precast concrete plate is interposed between the small and lightweight fillers. As a result, it is possible to sufficiently secure the strength at the joint portion with the hollow precast concrete.
[0040]
By arranging small lightweight filler smaller than the lightweight filler at an appropriate interval in the adjacent part of the hollow precast concrete board adjacent to the composite precast concrete board, many connecting bars from the composite precast concrete board are arranged. Therefore, the load can flow in both the longitudinal and lateral directions, that is, along the truss and connecting bars at the step portion in the peripheral portion where a large shear force acts.
[0041]
It is possible to construct a structure in which the strength at the boundary between the step portion and the high portion in the concrete slab and the strength at the joint portion of the hollow precast concrete plate are ensured.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a plan view of a precast concrete board.
2 is a cross-sectional view taken along line AA in FIG. 1, and FIG. 2 is a cross-sectional view taken along line BB in FIG.
FIG. 3 is a partially cutaway plan view of a concrete slab.
FIG. 4 is a plan view of a hollow precast concrete board.
5 is a cross-sectional view taken along the line CC of FIG. 3, FIG. 5 is a cross-sectional view taken along the line DD, and FIG. 5 is a cross-sectional view of a step portion of the concrete slab.
FIG. 6 is a partially cutaway plan view of another concrete slab.
FIG. 7 is a partially cutaway plan view of another concrete slab.
FIGS. 8A to 8C are cross-sectional views of a step portion of a conventional concrete slab.
[Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF
Claims (2)
所定の大きさのコンクリート板を所定のエリアに分割し、その一方のエリアに背の高いトラス筋を、その上部をコンクリート板の上面から突出させて適宜間隔ごとに配筋するとともに、これらのトラス筋間に軽量充填材を適宜間隔で配設し、他方のエリアには背の低いトラス筋を、その上部をコンクリート板の上面から突出させて適宜間隔ごとに配筋し、 A concrete board of a predetermined size is divided into predetermined areas, and a tall truss bar is arranged in one area, and the upper part protrudes from the top surface of the concrete board and is arranged at appropriate intervals. Light weight fillers are arranged at appropriate intervals between the bars, and the lower truss bars are arranged in the other area with the upper part protruding from the upper surface of the concrete plate and arranged at appropriate intervals.
前記背の高いトラス筋と背の低いトラス筋の端部をコンクリート板の所定箇所で長さ方向に重ね配筋した複合プレキャストコンクリート板とを梁間に配設し、A composite precast concrete board in which the ends of the tall truss bars and the short truss bars are arranged in a longitudinal direction at predetermined locations on the concrete board and arranged between the beams,
該複合プレキャストコンクリート板に隣接した中空プレキャストコンクリート板の隣接部には、前記軽量充填材よりも小さな小型軽量充填材を適宜間隔で配設し、これら小型軽量充填材間に複合プレキャストコンクリート板からの連結筋を配筋し、前記軽量充填材を配設した部分と配設しない部分との間に段差部を形成してトップコンクリートを打設したことを特徴とするコンクリートスラブ。 In the adjacent part of the hollow precast concrete board adjacent to the composite precast concrete board, small lightweight fillers smaller than the lightweight filler are disposed at appropriate intervals, and the composite precast concrete boards are spaced between the small lightweight fillers. A concrete slab in which connecting bars are arranged and a step concrete is formed between a portion where the lightweight filler is disposed and a portion where the lightweight filler is not disposed, and top concrete is placed.
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