JP3748113B2 - CT system - Google Patents
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】
この発明は、放射線治療の計画を立てる放射線治療計画の機能を有するCTシステムに係り、特に、放射線の照射範囲を決定したり、照射結果と照合したりするために透過像を用いるようにしたCTシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、癌などの病変部に放射線を照射する放射線治療が臨床の場で行われており、その有効性が認められている。
【0003】
この放射線治療を行う放射線治療装置としては一般に、リニアアクセラレータが使われている。このリニアアクセラレータは、治療台に横たわった患者の患部に、加速電子線をターゲットに当てることにより発生する放射線(X線)を照射したり、加速電子線を直接照射したりするものである。
【0004】
このような放射線治療装置を利用して治療するには、事前の種々の準備作業が必要になる。その第1段階は、例えばX線CTスキャナにより疾患部の画像を取得することである。そして、第2段階では、その画像を用いて患部の位置,大きさ,形状,数などを正確に把握し、どのようなアイソセンタの位置及び線量分布,照射粒(視野,角度,門数など)を選択したら患部のみに的確に放射線を照射できるかを決める。さらに第3段階では、X線シミュレータにより決定したアイソセンタ,線量分布及び照射条件を使ってアイソセンタの設定,透視による患者位置決め,体表マーキング(アイソセンタ,照射野),及び決定した照射法によるシミュレーションが行われる。
【0005】
このようにしてシミュレーションまでが完了すると、その後、通常、適宜な期間を置いて、放射線治療装置による治療に至る。この治療に先立ち、照合用透視画像で照射野を照合するとともに、患者に付いている体表マークの内、アイソセンタマークにより患者が位置決めされ、照射野マークによりコリメータの照射範囲が設定される。この後、実際の放射線治療が決められた照射法に従って行われる。
【0006】
近年、癌治療に対する種々のアプローチがなされている中で根治療法、姑息療法として、放射線治療の意義が見直されてきており、より正確な患部の位置決め、より綿密な治療計画及びより高精度な治療が要求されつつある。
【0007】
かかる現状において、治療計画を立てる場合、一般に、被検体のスキャノ像と再構成されたアキシャル像とを用いていた。つまり、スキャノ像又はそれと等価な像で病変部(ターゲット)に対する照射野を決め、線錐をアキシャル像で確認するというものであった。
【0008】
X線CTスキャナにより疾患部の画像を取得した場合、照射野を決めるための参照像としては、CT画像から再構成された透過像が多く使われる。透過像は治療用放射線源から見た画像(つまり、視線は1点から拡がる)であり、2次元の複数枚のCT画像(断層像)から3次元ボクセルデータを中間的に形成し、この3次元ボクセルデータから透過像を作成している。また、アキシャル像としてはCT画像が用いられる。
【0009】
従来では透過像を作成する積算パスの長さは、図22に示す如く、視線方向の被検体全体(全厚)に亘っている。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述した従来手法に係る透過像にあっては、被検体の視線方向の全域(全厚)に亘った積算パスを使用しているため、例えば図22の積算パスP1とP2の如く、位置決定の目印となる骨Bが体厚に占める割合が低いことがあり、そのような場合、骨Bを通るパスP1とそうでないパスP2との積算値にさほど大きな差が生じない(図23参照)。このため、背景に対する骨Bのコントラストが低くなり、その位置の同定が困難になっており、透過像と患者部位の同定に骨や気管分岐点などの位置情報を用いることが難しく、位置決めの精度が低かった。
【0011】
本発明は、上述した従来の透過像に係る問題を改善すべくなされたもので、目印となる骨や気管分岐点などの特定部位の体厚に占める割合が低くても、それらの特定部位の透過像上でのコントラストを上げることができ、精度の高い位置同定を可能にする放射線治療計画の機能を有するCTシステムを提供することを、その目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決するために本発明は次のように構成される。
【0013】
本発明の請求項1によれば、被検体の複数のX線CT画像から3次元のボクセルデータを作成し、この3次元のボクセルデータを放射線源の仮想位置から透視したときの透過像を作成し、この透過像を前記被検体の放射線治療の計画に用いるようにしたCTシステムにおいて、前記複数のX線CT画像のCT値を前記透過像における前記被検体の骨を強調した非線形な変換データで変換することにより当該骨の部分のコントラストを強調しながら当該複数のX線CT画像から前記3次元のボクセルデータを作成する3次元データ作成手段と、前記透視の方向に沿った前記ボクセルデータのCT値の積算範囲を設定する積算範囲設定手段と、前記3次元データ作成手段により作成された前記ボクセルデータを前記積算範囲設定手段により設定された積算範囲に応じて積算して前記被検体の骨の部分のコントラストを強調したボクセルデータを含む前記透過像を作成する透過像作成手段と、を備えたことを特徴とする。
【0014】
また、本発明の請求項2によれば、被検体の複数のX線CT画像から3次元のボクセルデータを作成する3次元データ作成手段を備え、前記3次元のボクセルデータを放射線源の仮想位置から透視したときの透過像を作成し、この透過像を前記被検体の放射線治療の計画に用いるようにしたCTシステムにおいて、前記透視の方向に沿った前記ボクセルデータのCT値の積算範囲を設定する積算範囲設定手段と、この積算範囲設定手段により設定された積算範囲に応じて前記ボクセルデータを積算して前記被検体の骨の部分のコントラストを強調したボクセルデータを含む前記透過像を作成する透過像作成手段と、を備えたことを特徴とする。
さらに、本発明の請求項3によれば、前記積算範囲設定手段は、例えば、前記3次元のボクセルデータに関する参照画像を表示する手段と、この参照画像で前記透視の方向における前記骨の部分を限定可能なROIを前記参照画像に重畳表示する手段とを備える。
【0015】
【作用】
本発明では、複数のX線CT画像から3次ボクセルデータを作成する際、骨を強調した非線形な変換データで複数のX線CT画像のCT値を変換したり、その3次元のボクセルデータから透過像を作成するときの透視の方向に沿ったCT値の積算範囲をROIにより限定したりする。この結果、透過像に現れる骨の部位は、それが体厚に示す割合が小さい場合であっても、従来よりも格段にコントラストが高くなり、骨の部位を使って位置の同定が容易になる。
【0016】
【実施例】
以下、本発明の一実施例に係る放射線治療計画装置を備えた放射線治療システムの全体を図1〜図20に基づいて説明する。
【0017】
この放射線治療システム、図1に示すように、放射線治療に際し、画像取得から治療計画及び位置合わせ(シミュレーション)までを一貫して行うための放射線治療計画装置としての放射線治療計画用CTシステム1と、この放射線治療計画用CTシステム1で計画及びシミュレートされた治療計画データに従って放射線治療を行う放射線治療装置2とを備えるとともに、放射線治療装置2に内蔵された、後述するコリメータを自動制御するため、放射線治療計画用CTシステム1と放射線治療装置2との間を信号伝送線としての信号線3により接続している。この信号線3の途中には、上記コリメータの開度をオペレータが実際の放射線治療時に微調整可能な照合記録装置4が介挿されている。さらに、放射線治療計画用CTシステム1には、放射線の線量分布計算などの専門の演算処理を行う治療計画用専用処理装置5及び計画データを出力するレーザプリンタ6が伝送ライン7及び8を介して各々、接続されている。
【0018】
これらの各構成要素の内、最初に、放射線治療計画用CTシステム1(以下、単に「CTシステム」という)から説明する。
【0019】
このCTシステム1は、通常のX線CTスキャナを応用して構成したものであって、図1に示す如く、ガントリ11,寝台12及び制御用のコンソール13を備え、例えばR−R方式で駆動する装置である。寝台12の上面には、その長手方向(Z軸(体軸)方向)にスライド可能に支持された状態で天板12aが配設されており、その天板12aの上面に被検体Pが載せられる。天板12aは、電動モータ13により代表されるスライド機構の駆動によって、ガントリ11の診断用開口部OPに進退可能に挿入される。
【0020】
ガントリ11は、その開口部OPに挿入された被検体Pを挟んだ対向するX線管20及びX線検出器21を内蔵している(図2参照)。X線検出器21で検出された透過X線に相当する微弱な電流信号は、図2に示す如くデータ収集部22にてデジタル量に変換され、コンソール13に送られる。図2中、符号23はガントリ11内のコリメータやフィルタを示し、符号24はX線ファンを示している。
【0021】
さらに、ガントリ11の前面側、すなわち寝台12側に位置するフロントカバー11aの内側に、アイソセンタをマーキングするときに作動させる3台の位置決め用のレーザ投光器27a,27b,27cが配設されている。
【0022】
コンソール13は図2に示すように、このCTシステム全体を統括する主制御部40のほか、この主制御部40から指令を受けて作動する寝台制御部41,架台制御部42を有し、内部バスを介して相互に接続されている。主制御部40はまた、コンソール外部のX線制御器43に接続され、X線制御器43からの駆動信号に応じて作動する高電圧発生装置44が備えられている。この高電圧発生装置44で生成した高電圧がX線管20に供給され、X線曝射が行われる。さらに、コンソール13はデータ収集部22の収集信号を受けて画像データを再構成する画像再構成部45,画像データを記憶しておく画像メモリ46,再構成画像を表示する表示器47,及びオペレータが主制御部40に指令を与えるための入力器48を夫々備えている。各制御部及び制御器40〜43はコンピュータを搭載しており、予めそのメモリに格納されたプログラムに基づいて動作する。
【0023】
コンソール13の内部バスは更に、信号線の拡張ボード13Aに接続され、この拡張ボード13Aに前記投光器27a〜27cのマーカ照射位置を制御する投光器コントローラ49が信号線50を介して接続されるとともに、前記レーザプリンタ6及び照合記録装置4が信号線8,3を介して接続されている。
【0024】
続いて放射線治療装置2を説明する。
【0025】
放射線治療装置2(以下、単に「治療装置」という)は、本実施例ではX線を使って治療するもので、図1に示す如く、被検体Pを載せる治療台60と、被検体Pの体軸(Z)方向を回転軸として回転可能な架台61と、この架台61を回転可能に支持する架台支持体62とを、コンソール65を備えている。
【0026】
治療台60は、その上側に天板60aを備えている。治療台60は内部の駆動機構により高さ調節可能であるから、これにより天板60aを上下動(Y軸方向)させることができる。また、治療台60は内部の別の駆動機構の駆動により、天板60aをその長手方向(Z方向)及び横方向(X方向)に所定範囲で各々移動させることができるほか、更に別の駆動機構を作動させることで、天板支柱回転及びアイソセンタを中心とした回転が可能になっている。これらの治療台60の動作は、被検体Pの天板60a上の位置決め及び放射線照射のときに必要であり、コンソールからの制御信号により制御される。
【0027】
一方、架台61はクライストロンからの加速電子を偏向してターゲットに当て、そこから発生するX線ビームを被検体Pに照射する照射ヘッド61aを備えている。この照射ヘッド61aには、ターゲット、すなわち放射線源と照射口との間に、被検体Pの体表上の照射野を決めるマルチリーフ形のコリメータ65が設置されている。
【0028】
更に、架台支持体62はその内蔵する駆動機構によって、架台61全体を時計回り、反時計回りの何れにも回転可能になっている。この駆動機構の動作は図示しないコンソールからの制御信号に基づいて行われる。治療装置2のコンソールは、治療装置2全体を管理する主制御部、コリメータ制御部などを有する。
【0029】
次に、本実施例の動作をフローチャートに従って説明する。
【0030】
図3は、治療部位の画像取得のためのスキャンから治療計画までの全体の流れを示すもので、CTシステム1のコンソール13が中心に行う処理である。
【0031】
まず、図3のステップ101にて投光器27a〜27bの各方向の位置がホームポジションにあることを確認し、ステップ102以降の治療計画のための処理に移行する。まず、ステップ102では、主制御部40が寝台制御部41、架台制御部42、X線制御部43に例えばヘリカルスキャンの指令を与えてスキャンを実行させると伴に、データ収集部22の収集データに基づき、画像再構成部45に画像再構成を指令する。これにより治療部位を含む3次元領域のCT画像データが複数枚のアキシャル像データとして得られる。なお、このヘリカルスキャンに先立って治療部位のスキャノ像(透視像)が撮影される。
【0032】
この一連のスキャン及びその再構成が終了したことがステップ103で判断されると、ステップ104に移行して線量分布計算が必要か否か判断される。この線量分布計算は、治療部位が臨床的にルーチン化されていないような新しい箇所であるときなどに、線量分布計算を確認的に行うことが多い。そこで、主制御部40は入力器48からのオペレータの指令情報に基づいて、かかる計算が指令されているか否か判断し、YESの場合は、専用処理装置5に画像データをオンライン転送し、線量分布計算を指令する。この場合、専用処理装置5は指令された線量分布計算を行うと共に、この装置5を使ってアイソセンタや照射方法が決定される。この決定データは、後述するレーザマーキング時に再びCTシステム1側に取り込まれる。
【0033】
ステップ104にてNOの判断のときは、線量分布計算を行わずに治療計画に入る。すなわち、ステップ105でCTシステムの対話機能を起動させ、ステップ106で治療計画方法を選択する。この実施例では、治療計画方法として、「スキャノプラン」と「オブリークプラン」の2通りが用意されており、ステップ107a又は107bでその何れかが選択されることになる。
【0034】
スキャノプランはスキャノ画像の正面像(トップ像)及び側面像(サイド像)の何れか、或いは、両方を使用しアイソセンタを決定するものである(スキャノ画像が1枚の場合にはアイソセンタの上下方向の決定のため、アキシャル像は最低限1枚必要である)、これは子宮癌,喉頭癌などの定型照射(1門或いは対向2門)に好適な計画であり、治療装置2のコリメータ65の制御情報も出力される。
【0035】
さらに、治療計画方法の第2のプランであるオブリークプランを説明する。オブリークプランは、前述のスキャノプランでは計画が困難な場合に使用するもので、複数の標的(ターゲット)及び重要臓器をROIにて正確にトレースすることができる。また、複数のアキシャル像を用い仮想線源(任意角度、アキシャル面に線源回転平面があるものとする)からの透過像及び標的像を作成・表示し、ビーム照射、セーフティマージンが適切であるかどうかを的確に把握することができる。ここでは、多門照射及びコリメータの制御情報も出力される。
【0036】
図4には、このオブリークプランの概要を示している。
【0037】
まず、図19のステップ120では、主制御部40によって、計画に必要なアキシャル像及びスキャノ像が選択される。かかるオブリークプランではスキャノ像は体軸方向のアイソセンタの指定に用いられる。
【0038】
次いで、ステップ121に移行し、ターゲット及び重要臓器のROIトレースが実施される。つまり、図5に示す如く、選択画像に対してターゲット及び重要臓器の位置・形状をマウスを使ってROIトレースする。
【0039】
次いで、ステップ122で、(X−Y)平面上のアイソセンタが指定される。つまり、(X−Y)平面上(アキシャル面)のアイソセンタを決定するために、画像送りによってユーザが指定した画像上に、指定されたターゲット番号/重要臓器番号を持つROI全てを重ね合せて表示する。ユーザはこの重ね合せたROIをもとにアイソセンタの場所を推定する(図6参照)。アイソセンタはターゲット番号と共にシステムに保存される。
【0040】
次いで、ステップ123で、(X−Z)平面上のアイソセンタが指定される。つまり、(X−Z)平面(体軸方向の平面)のアイソセンタを決定するために、スキャノ像を表示する。このスキャノ像上には、ターゲット及び重要臓器の形状を重ね合せる。ユーザはこれらを参照して、大きなクロスROIをアイソセンタにセットする(図7参照)。このアイソセンターターゲット番号と共に保存される。
【0041】
次いでステップ124に移行して、全ての画像上でアイソセンタI/Cが決定したか否か判断し、残っている画像があればステップ123,124を繰り返す。全てのアイソセンタI/Cが決定されたときは、ステップ125に移行し、仮想線源位置及びビーム角度が指定される。ここでの照射方法としては1門照射,対向2門照射,直角2門照射,及び多門照射が可能である。
【0042】
次いで、ステップ126で、任意の方向に対する透過像が3次元断層像データから作成される。
【0043】
仮想放射線源からビームが放射されたものと仮定し作成した画像を透過像(図8参照)という。この透過像を使用することで、治療時と幾何学的に同等の画像が得られる。治療装置の幾何学的な距離、SAD(Source-to-axis-of radiationdistance)及びSID(Source-to-image-receptor distance)が分かっていれば透過像を求めることができる(これらは「環境パラメータ」として設定されるべきものである)。
【0044】
この透過像の作成手順を図9に基づいて説明する。
【0045】
まず同図ステップ126−1では、透過像作成に必要な初期画像を表示器47に図10に示す如く例えば分割表示させる。ここではアキシャル像,サジタル像,コロナル像の3つを複数の3次元X線CT像から断面変換によって作成するようになっており、以下に説明する透過像作成のための積算範囲の限定は、仮想放射線源の照射方向に応じてアキシャル像,サジタル像,コロナル像の内の1つ,2つ,又は3つを適宜使って行う。本実施例では脊椎を含む画像であって、アキシャル像及びサジタル像を使って積算範囲の限定を行うもので、アキシャル像とサジタル像には積算範囲を示す線分ROI;LU,LLが各々その初期位置に重畳表示されている(図10参照)。これらの線分ROI;LU,LLは入力器48のマウスなどで透過像作成のための積算パス方向Pに移動可能であり、何れかの画像(例えばアキシャル像)上の線分ROI;LU,LLを動かすと、他の画像(例えばサジタル像)上の対応するROI;LU,LLも連動して動くように構成されている。
【0046】
次いで、主制御部40はステップ126−2でオペレータがマウスなどを介して画面上の「CT値変換」領域をクリックしたか否かを検知することで、CT値を変換するか否かを判断する。このCT値変換は本発明の主題に係るもので、複数のX線CT画像から中間の3次元ボクセルデータを作成する途中で、予め骨の部分を強調したCT画像を作っておこうとするものである。オペレータが図11に示す如くクリックしており、ステップ126−2の判断でYES(CT値を変換する)の場合、次いでステップ126−3で実際にCT値変換を行う。このCT値変換は、本実施例では内部メモリ上に予め記憶させた変換テーブルを用いて行うようになっており、その入力値(変換前のCT値)対出力値(変換後のCT値)の関係は図14の曲線凸部に示す如く、骨などの関心のあるCT値範囲RBONEに対してはその他のCT値領域に比して大きい出力値の特性を持たせ、強調するようになっている。図14の凸部領域RBONEは、入力CT値が例えば200程度からその上の適宜な値に亘っている。
【0047】
なお、CT値変換に使う変換テーブルは図14に示す特性曲線のほか、図15に示す変換特性を備えていてもよい。この図15の場合、入力CT値が骨などに一般的に相当する「200」未満の範囲では入力CT値−出力CT値の傾きを緩やかにし、しきい値である「200」以上の範囲では曲線をステップ状にジャンプさせ且つその傾きを増している。これにより、骨などの「200」以上のCT値を持つ組織は強調される。
【0048】
このようにCT値変換が済むと、さらにステップ126−4にてアキシャル補間により中間の3次元ボクセルデータを作成する。
【0049】
なお、ステップ126−2でCT値変換を行わないと判断したときは、ステップ126−3,4の処理をスキップしてステップ126−5に入る。
【0050】
次いでステップ126−5に移行し、主制御部40は画像上の線分ROI;LU,LLの位置を入力する。このとき、オペレータによりアキシャル像の線分ROI;LU,LLが例えば図12に示す如く、脊椎Bを挟む状態でその近傍まで互いに狭められたとすると、主制御部40は次のステップ126−6の「線分ROI移動か否か」の判断でYES(移動した)と確定する。
【0051】
この場合、ステップ126−7で、サジタル像上の線分ROI;LU,LLも連動して動かす。そして、ステップ126−8にて、オペレータの入力情報に基づいてROI位置が最終的に決定したか否かを判断し、NOの場合はステップ126−5に戻る。YESの場合、ステップ126−9に移行し、その決定位置情報を読み込んで透過像作成を行う積算(加算)範囲を演算する。この積算範囲Pyは必要に応じて、脊椎Bを挟み且つ積算パス方向Pの狭い範囲に設定される。
【0052】
次いで、ステップ126−10に移行し、仮想線源を1点として透視した各パスのCT値を、設定された積算範囲Pyのみに亘って加算し、透過像のデータを作成する。
【0053】
さらにステップ126−11で、作成した透過像を確認のために表示器47上に分割表示する。この様子を図13に例示する。同図に示す如く、表示された透過像は、CT値変換され且つ積算範囲Pyを脊椎Bの近傍の狭い領域に限定されているため、背景像に対する脊椎Bのコントラストは格段に明瞭になる。
【0054】
最後に、主制御部40はステップ126−11で、画像メモリ46の所定領域に透過像データを一旦格納して、透過像作成のための一連の処理を終り、主制御部40は図4のステップ127にその処理を戻す。
【0055】
この図9の一連の処理の流れを図16に示す。
【0056】
なお、図9に示した透過像の作成手順の中で、「CT値変換」と「積算範囲の決定」とに係る各々の手順を互いに入れ替え、先に「積算範囲の決定」を行うようにしてもよい。さらに、「CT値変換」と「積算範囲の決定」との内、何れか一方の処理に係る手順のみを行うようにプログラムを簡単化してもよい。この一方の処理のみを行う場合であっても、脊椎Bのコントラストは強調されることになる。
【0057】
さらに、図9の処理において、積算範囲決定のために線分ROIを動かす際、一度CT値変換した複数のCT断層像を使ってアキシャル像,サジタル像,コロナル像を再構成し、これらの画像を再表示するようにしてもよい。これにより、再表示した画像上のコントラストの改善した脊椎Bを観察しながら、積算範囲Pyを線分ROIでより厳密に指定することができる。
【0058】
一方、図4のステップ127では標的像が作成される。標的像はアイソセンタを含む面に平行な画像を言う(図17参照)。この標的像はアイソセンタ面に平行な各断面での照射状況を的確に把握することができる。標的像はアイソセンタ面に水平な画像であるので、透過像と同様に仮想放射線源がどこにあるかによって、断面方向が決定される。ユーザはマウス或いは数値入力(仮想放射線源からの距離等)によって深さ方向の位置を指定し、その位置の標的像を得ることができる。更に、ステップ128では、透過像及び標的像上に、ターゲット及び重要臓器のトレース結果が合成され、照射範囲の確認が容易になされる。
【0059】
なお、透過像及び標的像は3次元断層像データから断面変換により作成されるので、仮想線源の位置がX、Y、Z軸に対して斜めのときは、オブリーク像となる。
【0060】
さらにステップ129では、照射野及びセーフティマージンが設定される。つまり、治療装置がマルチリーフ形のコリメータを装備しているので、図18に示す如く、ターゲットの形状をそのまま照射野形状とし、合せてセーフティマージンを照射野形状の相似形とする。
【0061】
次いでステップ130にて、透過像,標的像上で照射野を確認し、ステップ131で再設定の必要があるか否か判断する。再設定の場合、ステップ129に戻り、その必要が無いときは、ステップ132に移行し、アキシャル像上での線錐表示及びオブリーク像上での照射野表示を行って、照射野,ビーム角度,照射条件等のパラメータを確認する。この様子を図19に示す。このアキシャル像及びオブリーク像上での線錐及び照射野形状表示の何れの場合にも、ターゲット番号と仮想放射線源を指定することにより表示が可能となる。
【0062】
この後、上述した各種の処理をやり直す必要がある場合はステップ133でYESとなり、ステップ129の処理からやり直すことができる。そして、ステップ134の設定終了か否かの判断でYESとなると、ステップ135に移行し、設定したパラメータのデータをメモリに記憶する。
【0063】
上述してきたように、スキャノプラン及びオブリークプランにより、アイソセンタの位置(3次元の位置データ)及び体表上での照射野形状(2次元の形状データ)が設定される。
【0064】
そこで、主制御部40はその処理を図3に戻し、ステップ108〜111に示す処理を行い、レーザ投光器27a〜27cを使ってマーキング作業を実施することになる。このマーキングは、決定したアイソセンタI/Cの位置を十字マーカが自動的に指示するように、投光器27a〜27cの位置及び寝台11の天板11aの位置を制御することである。被検体Pの体表上に3つのマーカが照射されると、これらの位置にオペレータがマジック等で印を付し、通常、後日に行われる放射線治療に備えることになる。
【0065】
続いて、治療装置2による放射線治療におけるコリメータ制御を図20に基づいて説明する。ここでは、治療計画を立てるためのCTシステム1が治療装置2のコリメータ65の開度を直接制御する。
【0066】
まず、図20のステップ140で、CTシステム1の主制御部40は、放射線治療を行うか否かを入力器48からの操作情報に基づいて判断し、治療を行う場合(YES)、ステップ141〜143の処理を順次行う。
【0067】
すなわち、ステップ141では、すでに決まっている照射野の形状データを画像メモリ46から呼び出す。ステップ142では、コリメータ65全体の角度及びリーフの制御モードを設定する。この角度は照射野形状の例えば長軸方向の傾きに合せて適宜な値が決められる。また、リーフ制御モードとしては「内接モード」,「外接モード」,「中点モード」などがある。
【0068】
このようにコリメータ65を制御する上でのデータが決まると、ステップ143に移行し、それらのデータを照合記録装置4に出力する。
【0069】
照合記録装置4は照射野を設定した時期から実際の放射線治療までに時間が経過したことに伴う、照射野の微調整を主眼とするもので、例えば治療装置2に付加されている透視機構を使って治療直前に得られた透視画像と過去に設定されている照射野とを重畳に表示、オペレータの照合・判断をあおぐ。
【0070】
そして、この照合の結果、例えば病変部が小さくなっているなどの場合、ステップ145の照合OKか否かの判断でNOとなる。この場合、ステップ146にて、リーフの位置を微調整し、新しい修正データが照合記録装置4にて用意される。
【0071】
このように最終的なコリメータ制御データが確立すると、ステップ147に移行してそれらのデータが治療装置2の主制御部まで伝送される。これを受けた主制御部は制御データに沿って各リーフの駆動機構を独立に駆動させる。
【0072】
この結果、コリメータ65の二組のリーフ群で形成される開口サイズ,形状は、設定した体表上の照射野にほぼ完全に一致し、内部に在る病変部に対してその後に行うX線照射範囲もほぼ完全に一致することになる。従って、その後、治療装置2により、計画された治療法に沿って放射線治療が実施される。治療対象の部位(即ちアイソセンタ及び照射野)が複数設定されている場合、各治療部位に対して同様のコリメータ制御データ設定,照合確認及びコリメータ自動制御を経て、放射線治療が実施される。
【0073】
このように本実施例の放射線治療システムでは、従来、X線CT装置,放射線治療計画装置、更にはX線CTシミュレータなどの複数台の装置を用いたところを、画像取得用のスキャナ機能,治療計画機能,及びシミュレータ機能の統合化に拠り、放射線治療計画用CTシステム1台でそれらの殆どの機能及び作業を代替する構成となった。従って、従来の放射線治療システムに比べて、システム全体のハードウェア構成を小形化および簡素化することができ、著しい省スペース化が図られるとともに、設置や部屋のレイアウト変更などに伴う運搬も容易になる。
【0074】
また、本実施例では図16に概略的に示す如く、CT値変換及び透過像作成の積算範囲の限定を行って、骨や気管分岐点などの目印部位のコントラストが高まり、強調される。これにより、目印部位を使って患者の病変部を精度良く且つ簡単に同定することができ、また透過像とX線フィルムとを精度良く且つ簡単に照合でき、結局、治療計画における照射野設定の精度も高められる。また、目印位置の確認が容易になるため、患者さんの拘束時間を短縮できる。さらに、積算範囲を限定するときは、透過像作成の演算量も減るので、透過像の作成時間を大幅に短縮させ、治療計画そのものもより短時間で終わらせることができる。
【0075】
なお、上記実施例ではオブリークプランと、より簡易なスキャノプランを併設した放射線治療計画用CTシステムとしたが、必要に応じてオブリークプランの機能のみを設けるようにしてもよい。
【0076】
また、上述したCT値変換の処理は、図4のステップ122、123で使用する画像に適用することもでき、CT値変換した骨の強調されたアキシャル像、スキャノ像(その場合は、CT画像からのMPR像)上でアイソセンタを指定するようにしてもよい。
【0077】
さらに、上記実施例の放射線治療装置はX線を線源とするとしたが、これに必ずしも限定されず、速中性子線やγ線など、他の線源を使用する治療装置であってもよい。
【0078】
続いて図21に基づいて本発明の透過像作成に係る変形例を説明する。同図には、透過像作成を専門に行う透過像作成装置のブロック図を示す。この透過像作成装置は、2台の第1,第2の高速演算プロセッサ220,221、第1〜第3のメモリ223〜224、入力器225、表示器226を備えている。第1のメモリ223には予め複数枚のCT像が格納されている。入力器225は高速演算プロセッサ220,221に処理指令やその他の必要な情報を与えるとともに、表示器226に作成された透過像の表示を指令できる。第1の高速演算プロセッサ220は高速なCPUを有しており、入力器225から処理が指令されると、第1のメモリ222から複数枚のCT画像を読み出し、前述した実施例と同様にCT値変換を施して3次元のボクセルデータを作成する、この3次元ボクセルデータは第2のメモリ223に格納される。なお、この第1の高速演算プロセッサ220はCT値変換とともにアキシャル補間を行って空間内のデータを埋めるようにしてもよい。
【0079】
第2の高速演算プロセッサ221も高速動作のCPUを有し、入力器225からの処理指令に付勢されて動作する。すなわち、第2のメモリ223から3次元ボクセルデータを読み出して、与えられている視点,透視角度,透視範囲について、各透視線パスに沿ってCT値を加算し、透過像データを作成する。この透過像データは第3のメモリ224に格納され、指令に応じて、表示器226に透過像が表示される。第2の高速演算プロセッサ221ではエッジ強調などのフィルタ処理を合わせて実行するようにしてもよい。
【0080】
このように構成され機能する透過像作成装置にあっても、CT値変換によって、被検体の骨の部位が強調され、やはりその部位のコントラストが上がる。このため、この透過像作成装置を前述したCTシステムに一体又はオンラインで備えることで、前述と同様に透過像をも使った好適な放射線治療計画を立てることができる。
【0081】
【発明の効果】
以上説明したように、照射範囲の決定や照射結果との照合に用いる透過像を作成する際、骨や気管分岐などの目印となる部位を強調する処理を付加するようにしたので、その目印部位の体厚に占める割合が低い場合であっても、目印部位の背景像に対するコントラストを従来よりも格段に上げることができ、高精度で且つ簡単な位置同定を行うことができ、強いては従来よりも精度の高い治療計画を立てることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例に係る放射線治療システムの全体構成の概略図。
【図2】 放射線治療計画用CTシステムの概略を示すブロック図。
【図3】 治療計画の全体の流れを示すフローチャート。
【図4】 オブリークプランの流れを示すフローチャート。
【図5】 オブリークプランを説明する説明図。
【図6】 オブリークプランを説明する説明図。
【図7】 オブリークプランを説明する説明図。
【図8】 オブリークプランを説明する説明図。
【図9】 透過像作成の流れを例示するフローチャート。
【図10】 透過像作成の手順を説明するモニタ画面の図。
【図11】 透過像作成の手順を説明するモニタ画面の図。
【図12】 透過像作成の手順を説明するモニタ画面の図。
【図13】 透過像作成の手順を説明するモニタ画面の図。
【図14】 CT値変換の変換特性を示すグラフ。
【図15】 CT値変換の別の変換特性を示すグラフ。
【図16】 透過像作成の流れを模式的に説明する説明図。
【図17】 オブリークプランを説明する説明図。
【図18】 オブリークプランを説明する説明図。
【図19】 オブリークプランを説明する説明図。
【図20】 治療の際のコリメータの開度制御を示すフローチャート。
【図21】 変形例に係る透過像作成装置の概略構成を示すブロック図。
【図22】 従来例の透過像作成パスを説明する図。
【図23】 従来の全厚積算による不都合を説明する図。
【符号の説明】
1 放射線治療計画用CTシステム(CTシステム)
11 ガントリ
12 寝台
13 コンソール
40 主制御部
45 画像再構成部
46 画像メモリ
47 表示器
48 入力器[0001]
[Industrial application fields]
The present invention relates to a CT system having a radiotherapy planning function for planning a radiotherapy plan, and in particular, determines an irradiation range of radiation and collates with an irradiation result. Or The present invention relates to a CT system in which a transmission image is used for the purpose.
[0002]
[Prior art]
Conventionally, radiation therapy for irradiating a lesion such as cancer with radiation has been performed in clinical settings, and its effectiveness has been recognized.
[0003]
In general, a linear accelerator is used as a radiotherapy apparatus for performing this radiotherapy. This linear accelerator irradiates an affected part of a patient lying on a treatment table with radiation (X-rays) generated by applying an accelerated electron beam to a target or directly irradiates an accelerated electron beam Or To do.
[0004]
In order to treat using such a radiotherapy apparatus, various preparatory operations are required. The first step is to acquire an image of a diseased part using, for example, an X-ray CT scanner. In the second stage, the image is used to accurately grasp the position, size, shape, number, etc. of the affected area, and what isocenter position and dose distribution, irradiated particles (field of view, angle, number of gates, etc.) If you select, decide whether only the affected area can be irradiated with radiation accurately. Furthermore, in the third stage, the isocenter determined by the X-ray simulator, isocenter setting using the dose distribution and irradiation conditions, patient positioning by fluoroscopy, body surface marking (isocenter, irradiation field), and simulation by the determined irradiation method are performed. Is called.
[0005]
When the process up to the simulation is completed in this way, the treatment with the radiotherapy apparatus is usually performed after an appropriate period. Prior to this treatment, the radiation field is collated with the fluoroscopic image for collation, the patient is positioned by the isocenter mark among the body surface marks attached to the patient, and the irradiation range of the collimator is set by the radiation field mark. After this, actual radiation therapy is performed according to the determined irradiation method.
[0006]
In recent years, various approaches to cancer treatment have been made, and the significance of radiation therapy has been reviewed as radical treatment and palliative treatment. More accurate affected area positioning, more precise treatment planning, and more accurate treatment Is being demanded.
[0007]
Under such circumstances, when a treatment plan is made, generally, a scanogram of a subject and a reconstructed axial image are used. That is, the irradiation field for the lesion (target) is determined by a scanogram or an equivalent image, and the line cone is confirmed by an axial image.
[0008]
When an image of a diseased part is acquired by an X-ray CT scanner, a transmission image reconstructed from a CT image is often used as a reference image for determining an irradiation field. The transmission image is an image viewed from the therapeutic radiation source (that is, the line of sight spreads from one point), and three-dimensional voxel data is formed intermediately from a plurality of two-dimensional CT images (tomographic images). A transmission image is created from the dimensional voxel data. A CT image is used as the axial image.
[0009]
Conventionally, the length of an integration path for creating a transmission image extends over the entire subject (full thickness) in the line-of-sight direction, as shown in FIG.
[0010]
[Problems to be solved by the invention]
However, since the transmission image according to the above-described conventional method uses an integration path over the entire region (total thickness) in the line-of-sight direction of the subject, for example, integration paths P1 and P2 in FIG. The ratio of the bone B serving as a position determination mark to the body thickness may be low. In such a case, there is no significant difference between the integrated values of the path P1 that passes through the bone B and the path P2 that does not (see FIG. 23). reference). For this reason, the contrast of the bone B with respect to the background is low, and its position is difficult to identify, and it is difficult to use positional information such as bones and tracheal bifurcation points for identification of the transmission image and the patient site, and positioning accuracy Was low.
[0011]
The present invention has been made to improve the above-described problems related to conventional transmission images, and even if the proportion of the specific part such as bones or tracheal bifurcation points serving as landmarks in the body thickness is low, It is an object of the present invention to provide a CT system having a radiotherapy planning function capable of increasing the contrast on a transmission image and enabling highly accurate position identification.
[0012]
[Means for Solving the Problems]
In order to solve the above problems, the present invention is configured as follows.
[0013]
According to
[0014]
According to a second aspect of the present invention, the apparatus further comprises three-dimensional data creation means for creating three-dimensional voxel data from a plurality of X-ray CT images of the subject, and the three-dimensional voxel data is used as a virtual position of a radiation source. In a CT system that creates a transmission image when seen through and uses this transmission image for planning radiotherapy of the subject, the direction along the direction of fluoroscopy Voxel data An integration range setting means for setting the integration range of the CT value, and according to the integration range set by the integration range setting means, Voxel data To enhance the contrast of the bone part of the subject. Voxel data And a transmission image generating means for generating the transmission image including
Furthermore, according to
[0015]
[Action]
In the present invention, when generating third-order voxel data from a plurality of X-ray CT images, the CT values of the plurality of X-ray CT images are obtained by nonlinear conversion data in which bones are emphasized. Converted Create a transmission image from the 3D voxel data When seeing through The CT value integration range along the direction By ROI Limited Do . As a result, the bone part appearing in the transmission image has a much higher contrast than the conventional one even when the proportion of the body thickness is small, and it is easy to identify the position using the bone part. .
[0016]
【Example】
Hereinafter, an entire radiation therapy system including a radiation therapy planning apparatus according to an embodiment of the present invention will be described with reference to FIGS.
[0017]
This radiotherapy system, as shown in FIG. 1, a radiotherapy
[0018]
Among these components, the radiation treatment planning CT system 1 (hereinafter simply referred to as “CT system”) will be described first.
[0019]
The
[0020]
The gantry 11 includes an
[0021]
Further, three
[0022]
As shown in FIG. 2, the
[0023]
The internal bus of the
[0024]
Next, the
[0025]
The radiotherapy apparatus 2 (hereinafter simply referred to as “therapeutic apparatus”) treats using X-rays in this embodiment. As shown in FIG. 1, a treatment table 60 on which the subject P is placed, and the
[0026]
The treatment table 60 includes a
[0027]
On the other hand, the
[0028]
Further, the
[0029]
Next, the operation of this embodiment will be described with reference to a flowchart.
[0030]
FIG. 3 shows the entire flow from the scan for acquiring the image of the treatment site to the treatment plan, and is a process performed mainly by the
[0031]
First, in
[0032]
When it is determined in
[0033]
If NO in
[0034]
The scan plan uses either or both of the front image (top image) and the side image (side image) of the scan image. Socenta (If there is only one scano image, Center In order to determine the vertical direction, at least one axial image is required.) This is a plan suitable for routine irradiation (one or two opposite) of uterine cancer, laryngeal cancer, etc., and the collimator of the
[0035]
Furthermore, an oblique plan which is a second plan of the treatment planning method will be described. The oblique plan is used when the above-mentioned scano plan is difficult to plan, and a plurality of targets (targets) and important organs can be accurately traced by the ROI. In addition, a plurality of axial images are used to create and display a transmission image and a target image from a virtual source (assuming that the source rotation plane is at an arbitrary angle and an axial plane), and beam irradiation and safety margins are appropriate. It is possible to accurately grasp whether or not. Here, control information for multi-port irradiation and collimator is also output.
[0036]
FIG. 4 shows an outline of this oblique plan.
[0037]
First, in
[0038]
Next, the process proceeds to step 121, and ROI tracing of the target and the vital organ is performed. That is, as shown in FIG. 5, the position and shape of the target and the important organ are ROI traced on the selected image using the mouse.
[0039]
Next, in
[0040]
Next, in step 123, the isolator on the (XZ) plane is Center It is specified. That is, the (X-Z) plane (plane in the body axis direction) Center Display the scanogram to determine. On this scanogram, the shapes of the target and the important organ are superimposed. Users can refer to these and isolate large cross-ROIs. To the center Set (see FIG. 7). Stored with this isocenter target number.
[0041]
Next, the process proceeds to step 124, where the isochronism is detected on all images. center It is determined whether I / C has been determined. If there are remaining images, steps 123 and 124 are repeated. All iso center When the I / C is determined, the process proceeds to step 125, and the virtual source position and beam angle are designated. As the irradiation method here, one gate irradiation, two opposing gate irradiations, two right angle gate irradiations, and multiple gate irradiations are possible.
[0042]
Next, in step 126, a transmission image in an arbitrary direction is created from the three-dimensional tomographic image data.
[0043]
An image created on the assumption that a beam is emitted from a virtual radiation source is referred to as a transmission image (see FIG. 8). By using this transmission image, an image that is geometrically equivalent to that during treatment can be obtained. If the geometric distance of the treatment device, SAD (Source-to-axis-of radiation distance) and SID (Source-to-image-receptor distance) are known, transmission images can be obtained (these are “environmental parameters”). Should be set as).
[0044]
The procedure for creating the transmission image will be described with reference to FIG.
[0045]
First, in step 126-1 in the figure, an initial image necessary for transmission image creation is displayed on the
[0046]
Next, in step 126-2, the
[0047]
Note that the conversion table used for CT value conversion may have the conversion characteristics shown in FIG. 15 in addition to the characteristic curves shown in FIG. In the case of FIG. 15, the slope of the input CT value-output CT value is gentle in the range where the input CT value is less than “200”, which generally corresponds to bones, and in the range above “200” which is the threshold value. The curve jumps stepwise and increases its slope. Thereby, a tissue having a CT value of “200” or more such as a bone is emphasized.
[0048]
After the CT value conversion is completed in this way, intermediate three-dimensional voxel data is created by axial interpolation in step 126-4.
[0049]
If it is determined in step 126-2 that the CT value conversion is not performed, the processing of steps 126-3 and 4 is skipped and the process proceeds to step 126-5.
[0050]
Next, the process proceeds to step 126-5, and the
[0051]
In this case, in step 126-7, the line segment ROI; LU, LL on the sagittal image is also moved in conjunction. Then, in step 126-8, it is determined whether or not the ROI position is finally determined based on the input information of the operator. If NO, the process returns to step 126-5. In the case of YES, the process proceeds to step 126-9, and the integrated (addition) range in which the determined position information is read and a transmission image is created is calculated. The integration range Py is set to a narrow range in the integration path direction P with the spine B interposed therebetween as necessary.
[0052]
Next, the process proceeds to step 126-10, and the CT value of each path seen through with the virtual source as one point is added over only the set integration range Py to create transmission image data.
[0053]
In step 126-11, the created transmission image is divided and displayed on the
[0054]
Finally, in step 126-11, the
[0055]
FIG. 16 shows a flow of a series of processes in FIG.
[0056]
In the transmission image creation procedure shown in FIG. 9, the procedures relating to “CT value conversion” and “determination of integration range” are interchanged, and “determination of integration range” is performed first. May be. Furthermore, the program may be simplified so that only the procedure related to either one of “CT value conversion” and “determination of integration range” is performed. Even when only one of these processes is performed, the contrast of the spine B is enhanced.
[0057]
Furthermore, in the process of FIG. 9, when moving the line segment ROI to determine the integration range, an axial image, a sagittal image, and a coronal image are reconstructed using a plurality of CT tomographic images that have been converted into CT values, and these images May be displayed again. As a result, the integrated range Py can be more strictly specified by the line segment ROI while observing the spine B with improved contrast on the redisplayed image.
[0058]
On the other hand, in
[0059]
Since the transmission image and the target image are created by cross-sectional transformation from the three-dimensional tomographic image data, an oblique image is obtained when the position of the virtual source is oblique to the X, Y, and Z axes.
[0060]
In
[0061]
Next, in
[0062]
Thereafter, if it is necessary to redo the various processes described above, the determination in
[0063]
As mentioned above, the scano plan and oblique plan center Position (three-dimensional position data) and an irradiation field shape (two-dimensional shape data) on the body surface are set.
[0064]
Therefore, the
[0065]
Subsequently, collimator control in radiation therapy by the
[0066]
First, in
[0067]
That is, in
[0068]
When the data for controlling the
[0069]
The collation recording device 4 mainly focuses on fine adjustment of the irradiation field as time elapses from the time when the irradiation field is set to the actual radiotherapy. For example, a fluoroscopic mechanism added to the
[0070]
If the result of this collation is, for example, that the lesion is small, NO is determined in
[0071]
When the final collimator control data is thus established, the process proceeds to step 147 and the data is transmitted to the main control unit of the
[0072]
As a result, the size and shape of the opening formed by the two sets of leaf groups of the
[0073]
As described above, in the radiotherapy system according to the present embodiment, conventionally, a plurality of devices such as an X-ray CT apparatus, a radiotherapy planning apparatus, and an X-ray CT simulator are used, and a scanner function for image acquisition, treatment Based on the integration of the planning function and the simulator function, a single CT system for radiation therapy planning is used to replace most of these functions and operations. Therefore, compared to conventional radiotherapy systems, the hardware configuration of the entire system can be reduced in size and simplified, and a significant space saving can be achieved, and transportation accompanying installation or room layout change is easy. Become.
[0074]
Further, in this embodiment, as schematically shown in FIG. 16, the range of the CT value conversion and transmission image creation is limited, and the contrast of mark sites such as bones and tracheal branch points is increased and emphasized. As a result, it is possible to accurately and easily identify the lesion of the patient using the mark site, and to accurately and easily check the transmission image and the X-ray film. Accuracy can be increased. In addition, since the position of the mark can be easily confirmed, the patient's restraint time can be shortened. Furthermore, when the integration range is limited, the amount of calculation for transmission image creation is also reduced, so that the transmission image creation time can be greatly shortened and the treatment plan itself can be completed in a shorter time.
[0075]
In the above embodiment, the CT system for radiation treatment planning is provided with an oblique plan and a simpler scano plan. However, only the function of the oblique plan may be provided as necessary.
[0076]
The CT value conversion process described above can also be applied to the image used in
[0077]
Furthermore, although the radiotherapy apparatus of the said Example used X-rays as a radiation source, it is not necessarily limited to this, The treatment apparatus which uses other radiation sources, such as a fast neutron beam and a gamma ray, may be sufficient.
[0078]
Next, a modified example related to transmission image creation according to the present invention will be described with reference to FIG. FIG. 1 shows a block diagram of a transmission image creating apparatus that specializes in creating a transmission image. The transmission image creating apparatus includes two first and second high-
[0079]
The second high-
[0080]
Even in the transmission image creating apparatus configured and functioning in this way, the bone part of the subject is emphasized by CT value conversion, and the contrast of the part is also increased. For this reason, by providing this transmission image creation apparatus integrally or online with the above-described CT system, a suitable radiotherapy plan using a transmission image as described above can be made.
[0081]
【The invention's effect】
As described above, when creating a transmission image for use in determining the irradiation range and collating with the irradiation result, a process for emphasizing a part to be a mark such as a bone or trachea branch is added. Even when the proportion of the body thickness is low, the contrast of the landmark portion with respect to the background image can be significantly increased compared to the conventional one, and the position can be identified with high accuracy and simple. Can make a highly accurate treatment plan.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a schematic diagram of the overall configuration of a radiation therapy system according to an embodiment of the present invention.
FIG. 2 is a block diagram showing an outline of a CT system for radiation therapy planning.
FIG. 3 is a flowchart showing the overall flow of a treatment plan.
FIG. 4 is a flowchart showing the flow of an oblique plan.
FIG. 5 is an explanatory diagram for explaining an oblique plan.
FIG. 6 is an explanatory diagram for explaining an oblique plan.
FIG. 7 is an explanatory diagram for explaining an oblique plan.
FIG. 8 is an explanatory diagram for explaining an oblique plan.
FIG. 9 is a flowchart illustrating a flow of transmission image creation.
FIG. 10 is a monitor screen for explaining a procedure for creating a transmission image.
FIG. 11 is a monitor screen for explaining a procedure for creating a transmission image.
FIG. 12 is a monitor screen for explaining a procedure for creating a transmission image.
FIG. 13 is a monitor screen for explaining a procedure for creating a transmission image.
FIG. 14 is a graph showing conversion characteristics of CT value conversion.
FIG. 15 is a graph showing another conversion characteristic of CT value conversion.
FIG. 16 is an explanatory diagram schematically illustrating the flow of transmission image creation.
FIG. 17 is an explanatory diagram for explaining an oblique plan.
FIG. 18 is an explanatory diagram for explaining an oblique plan.
FIG. 19 is an explanatory diagram for explaining an oblique plan.
FIG. 20 is a flowchart showing collimator opening control during treatment.
FIG. 21 is a block diagram showing a schematic configuration of a transmission image creating apparatus according to a modification.
FIG. 22 is a diagram illustrating a transmission image creation path of a conventional example.
FIG. 23 is a diagram for explaining inconveniences caused by conventional total thickness integration.
[Explanation of symbols]
1 CT system for radiation therapy planning (CT system)
11 Gantry
12 sleeper
13 Console
40 Main control unit
45 Image reconstruction unit
46 Image memory
47 Display
48 input device
Claims (3)
前記複数のX線CT画像のCT値を前記透過像における前記被検体の骨を強調した非線形な変換データで変換することにより当該骨の部分のコントラストを強調しながら当該複数のX線CT画像から前記3次元のボクセルデータを作成する3次元データ作成手段と、
前記透視の方向に沿った前記ボクセルデータのCT値の積算範囲を設定する積算範囲設定手段と、
前記3次元データ作成手段により作成された前記ボクセルデータを前記積算範囲設定手段により設定された積算範囲に応じて積算して前記被検体の骨の部分のコントラストを強調したボクセルデータを含む前記透過像を作成する透過像作成手段と、を備えたことを特徴とするCTシステム。Three-dimensional voxel data is created from a plurality of X-ray CT images of the subject, and a transmission image is created when the three-dimensional voxel data is seen through from a virtual position of the radiation source. In a CT system designed for radiation therapy planning,
By converting the CT values of the plurality of X-ray CT images with non-linear conversion data in which the bone of the subject in the transmission image is emphasized, the contrast of the bone portion is enhanced while the CT values of the plurality of X-ray CT images are enhanced. Three-dimensional data creating means for creating the three-dimensional voxel data ;
An integration range setting means for setting an integration range of CT values of the voxel data along the fluoroscopic direction;
The transmission image including the voxel data in which the contrast of the bone part of the subject integrated to according the voxel data created by the three-dimensional data generation means on the integration range set by the integration range setting means And a transmission image creating means for creating a CT system.
前記透視の方向に沿った前記ボクセルデータのCT値の積算範囲を設定する積算範囲設定手段と、
この積算範囲設定手段により設定された積算範囲に応じて前記ボクセルデータを積算して前記被検体の骨の部分のコントラストを強調したボクセルデータを含む前記透過像を作成する透過像作成手段と、を備えたことを特徴とするCTシステム。A three-dimensional data creating means for creating three-dimensional voxel data from a plurality of X-ray CT images of a subject, and creating a transmission image when the three-dimensional voxel data is seen through from a virtual position of a radiation source; In a CT system in which a transmission image is used for planning radiotherapy of the subject,
An integration range setting means for setting an integration range of CT values of the voxel data along the fluoroscopic direction;
A transmission image creation means for creating the transmission image including the voxel data in which the voxel data is integrated according to the integration range set by the integration range setting means and the contrast of the bone part of the subject is emphasized; CT system characterized by comprising.
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