JP3747973B2 - ユーザーコンピュータシステム - Google Patents

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Description

【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は、市販のアプリケーションプログラムやオペレーティングシステム等を、ユーザーのコンピュータシステム(「ユーザーシステム」と略す。以下同じ。)にインストールするために、ソフトウエア提供者から提供されるCD−ROM等の記録媒体を使用してユーザーシステムにソフトウエアをインストールするシステムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
ソフトウエアをユーザーシステムに適応する様にインストールするにあたっては、各ユーザーシステムによりその環境が異なることから、ユーザー毎にインストールするべきプログラム群、プログラムのバージョン又はパラメータの設定等が異なり、これを正しく選択設定してインストールすることはユーザーにとって困難な作業である。そこで従来技術としては以下の様な方法が知られている。
方法a;ソフトウエア提供者が、ユーザーシステムの構成等を考慮した上で、ユーザー固有のプログラムを作成して、これをその都度記録媒体に記録して提供する方法として、例えば、複数のファイルのうち、ユーザーのシステム構成等により必要なファイルをソフトウエア提供者が適宜選択して、選択したファイルを記録媒体に記録して、ユーザー固有の製品として提供する方法があった。
方法b;で作成されたソフトウエアを記録媒体で提供する代わりに通信回線によるオンラインで提供する方法があった。
方法c;媒体に記録されたインストールプログラムがユーザーのシステム環境を自動判断して、インストールを行う方法として、例えば、CPUのバージョン、搭載メモリーの容量、ハードディスク(「HD」と略す。以下同じ。)の容量、プリンターの接続の有無等のシステム構成を当該インストールプログラムが検知してインストールすべきプログラムを自動的に選択する方法があった。
【0003】
一方、ソフトウエアを記録媒体で提供する方法にあっては、そのソフトウエアが複数のシステムに不正コピーされるのを防ぐ為に、不正コピー防止方法が提案されており、従来技術としては以下のような方法が知られている。
方法d;インストールの実行時に提供された媒体上にあるデータを書き込むことにより次回以降のインストールに制限を与える方法として、例えば、フロッピーディスク等の書き込み可能な記録媒体にプログラム及びキーデータを記録しておき、インストール実行時にこのキーデータを書き替えることにより、この記録媒体を用いての次回以降のインストールを不可能としたり、インストール回数を制限する方法があった。
方法e;インストールを行う為のキーデータをユーザーに郵便や電子メール等により通知する方法として、例えば、インストールの実行時にインストールプログラムがキーデータの入力をユーザーに促し、キーデータの入力がない場合はそれ以降のインストールが継続できない様にしたり、ソフトウエアの一部機能の使用を制限する方法があった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記aの方法にあっては、ソフトウエア提供者が提供するソフトウエアの記録媒体の種類がユーザーのシステム構成毎に必要であり、あるいはユーザー毎にソフトウエアを作成し直さなくてはならなかった。また、ソフトウエアのバージョンアップがあった場合には、それぞれのユーザーに個別に対応しなくてはならなかった。このため、ソフトウエア提供者の負担が大きくなり、また迅速なバージョンアップができないという不具合があった。
また、bの方法にあっては、aにおいて提供する記録媒体に提供するソフトウエアを記録して提供する手間は発生しないものの、ソフトウエアの容量が大きい場合は通信にかかる時間及びコストが極めて大きいという不具合があった。
さらに、cの方法にあっては、インストールプログラムが認識できる情報には限りがあり、システム環境の中で認識できない部分があった場合(通常このような部分の方が設定が難しい)、その部分についてはユーザーが設定を行わなくてはならず、またこのときユーザーが設定ミスをしてしまう可能性もあるという不具合があった。
【0005】
一方、dの方法にあっては、CD−ROM等の読み出し専用の記録媒体によるソフトウエアの提供では実施不可能であり、不正コピーを防止できないという不具合があった。
また、eの方法にあっては、キーデータをユーザーがキーデータとして認識でき、例えばそのデータが文字や数字であればその内容を容易に理解することができることからキーデータは何度でもユーザーが入力でき、また、たとえそれが暗号化されたものであってもキーデータとしては単独のファイル等により取り扱われるために、キーデータ自体のコピーは容易となることから、ユーザーが一度キーデータを入手した後は不正コピーが可能であり、不正コピー防止が不完全となるという不具合があった。
【0006】
本発明は、上記の課題を解決した、即ち、記録媒体の提供に伴うソフトウエア提供者の負担を軽減するとともに迅速なバージョンアップを可能として、通信にかかる時間及びコストを低減させ、ユーザー設定項目を減らすことにより設定ミスを減らし、CD−ROM等の読み出し専用の記録媒体によるソフトウエアの提供であっても不正コピーの防止をすることができ、かつ、キーデータとしてユーザーがその内容を認識することが無く不正コピー防止を完全とすることができるソフトウエアのインストールすることができるようにしたユーザーコンピュータシステムを提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するために、請求項1に係るユーザーコンピュータシステムは、ホストコンピュータシステムと通信可能なユーザーコンピュータシステムであって、該ユーザーコンピュータシステムのユーザーを識別するためのユーザー識別情報を入力するための入力手段と、該ユーザーコンピュータシステムの環境に適合したプログラムを生成する所定のプログラムと、該所定のプロクラムをインストールするためのインストールプログラムとを格納した媒体から該インストールプログラムを読み出して実行することにより、該ユーザーコンピュータシステムのシステム環境情報を取得する取得手段と、該ユーザー識別情報と該システム環境情報とを、ユーザー情報として、該ホストコンピュータシステムに送信する送信手段と、該ユーザー情報に基づき該ホストコンピュータで生成された、該ユーザーコンピュータシステムの環境に適合したプログラムの生成を指示する指示データを受信する受信手段と、受信した該指示データに基づいて、該所定のプログラムから該ユーザーコンピュータシステムの環境に適合したプログラムを生成する生成手段とを備えたことを特徴とするものである。
【0009】
また、請求項に係るユーザーコンピュータシステムは、請求項3に係るユーザーコンピュータシステムにおいて、前記ユーザーコンピュータシステムの環境に適合したプログラムを所定の記憶手段にインストールするインストール手段を設けたことを特徴とするものである。
また、請求項に係るユーザーコンピュータシステムは、請求項4に係るユーザーコンピュータシステムにおいて、前記指示データは、符号化されたインストール管理情報を含み、該符号化されたインストール管理情報を用いて、前記ホストコンピュータシステムとの通信でのユーザーの認証を行なうことを特徴とするものである。
また、請求項に係るユーザーコンピュータシステムは請求項3に係るユーザーコンピュータシステムにおいて、前記送信手段は、前記システム環境情報とともに、前記入力手段によって入力される手入力環境データを送信することを特徴とするものである。
【0011】
【実施例】
次に本発明の実施例について、[実施例1]、[実施例2]によりさらに詳しく説明する。
【0012】
[実施例1]
図1は、実施例1におけるソフトウエアインストールを行うユーザーシステム1ソフトウエア提供者のホストコンピュータシステム(以下、「ホストシステム」と略す。)2とこれらを用いたコンピュータの概略を示すブロック図である。ユーザーシステム1はデータ通信を行うための通信装置12、CD−ROMドライブ13、HD(ハードディスク)14、及びこれらを制御する制御装置11から構成されており、また、ホストシステム2は通信装置22、HD23、及びこれらを制御する制御装置21から構成されている。ユーザーシステム1及びホストシステム2の間においては、それぞれの通信装置12及び通信装置22により通信回線3を通じてデータ通信を行うことができる。なお、制御装置11及び制御装置21にはそれぞれ、図示はしていないが、主記憶装置、キャッシュメモリ、キーボード、表示装置又はマウス等の入力用機器、及びこれらの機器を制御するための装置も含まれており、また、通信回線3は公衆回線、専用回線を問わず、ネットワークによる接続も含まれるものとする。
【0013】
図2〜図7は、本実施例で使用される、それぞれデータの構造をその機能に応じて示す図である。ここで各データは、例えば単一のファイルで構成される場合もあれば、複数のファイルの集合で構成される場合もある。また、ディレクトリー構造等の記録形式を限定するものではない。したがって、2以上のデータを、それぞれの機能を有する1のデータとすることも、逆にある機能を実現するために複数のファイルを組み合わせて使用することも可能である。
また、以下の説明で、プログラムを「実行」するとは、いわゆる実行形式により記述されたファイルを実行する場合の他、他のプログラムから自動的に実行される場合も含む。
【0014】
図2は、ソフトウエア提供者から提供される記録媒体の一例であるCD−ROM100の記録内容を機能ごとのブロックに分けて説明する図であり、CD−ROM100には少なくとも、インストールプログラム101、通信プログラム102及びオプションプログラム群103が記録されている。
インストールプログラム101の中には、いわゆる実行形式により記述されたファイルが存在しており、インストールプログラム101はCD−ROMドライブ13により読み取られて実行される。
また、通信プログラム102は、通信装置12を制御し、通信可能とするプログラムである。
また、オプションプログラム群103は、オプションプログラムが複数記録されたものであり、後述する方法により、これらの中からプログラムが選択され、またはその一部が書き替えられてユーザーシステム1にインストールされるものである。
【0015】
図3は、ホストシステム2のHD23に構築されれいるユーザー管理データベース230のデータの内容を示した図である。
ユーザー管理データベース230の各ユーザーのデータは、いわゆるリレーショナルデータベース形式により登録されており、あるフィールドを検索フィールドにすることにより、レコードを特定することができるものである。図3において、フィールドとしては、ユーザーID番号231、ユーザーシステム構成232、付加機能233、インストール履歴234で構成されており、各ユーザー毎のこれらの組み合わせが一つのレコードを構成する。
【0016】
図4は、ユーザーシステム1において生成されてホストシステム2に送信される新規ユーザー情報300の内容を示す図であり、301はユーザーID番号、302は自動取得環境データ、303は手入力環境データを、304は追加通知項目を示す。
【0017】
図5は、ホストシステム2において生成されてユーザーシステム1に送信されるインストール継続データ400の内容を示す図であり、401はユーザー固有プログラム生成指示情報、402はインストール管理情報、403はCD−ROMに記録されていないプログラムを付加する場合の付加プログラムを示す。
【0018】
図6は、HD14にインストールされた状態のソフトウエア500の内容を示す図であり、501は通信プログラム、502は符号化インストール管理データ、503はユーザーのシステムに適応したユーザー固有プログラムを示す。
【0019】
次に、本実施例の動作を図8により説明する。
【0020】
図8は、ユーザーシステム1へのソフトウエアの初回インストールの手順を、ユーザーシステム1及びホストシステム2のそれぞれの動作にて説明するフローチャートであり、以下図中のS1〜S16の各ステップに沿って説明する。但し、以下の各ステップにおいて各手順は正常に実行されるものとして、図8では、正常に行われたかどうかの判断及び異常時の処理を省略している。なお、異常時においては、そのステップにおいてインストールは中断したり、そのステップを無視して次のステップに移行したりすることが考えられる。また、それらの判断、動作にあたっては、図1の制御装置11及び制御装置21が各装置の制御を主に司るものとする。
【0021】
S1:ユーザーが、ソフトウエア提供者から提供されたCD−ROM100をユーザーシステム1のCD−ROMドライブ13にセットする。
S2:CD−ROMに記録されているインストールプログラム101を起動する。
S3:インストールプログラム101が制御装置11に記憶されて実行されることにより、ユーザーにキーボードからのユーザーID番号の入力を促し、ユーザーは予め決められたユーザーID番号を入力する。
S4:インストールプログラム101が、CPUバージョン、ドライブ構成、HD14の空き領域等、ソフト的に把握できるユーザーのシステム環境の情報を自動的に取得する。
S5:ユーザーがソフトウエア提供者に追加して通知したい項目をキーボードにより入力する。例えばユーザーシステムの周辺機器に変更があった場合、ユーザーの要求する機能に変化が合った場合等である。
S6:制御装置11はS3〜S5で得られたデータを合わせて、図4に示す新規ユーザー情報300として、制御装置11の記憶部に一時的に記憶する。
S7:インストールプログラム101は、CD−ROMに記録された通信プログラム102を起動し、通信プログラムが制御装置11に記憶されて実行される。
S8、S9:通信プログラム102は通信装置12へコマンドを送り、通信回線3を通じてホストシステム2へ接続要求を行い、一方、ホストシステム2は接続要求を受けて、通信装置12と通信装置22との間において、通信レートの確定、ユーザーID番号の送受信等の一般的な接続手順により回線接続状態とする。
S10:ホストシステム2の制御装置21は、ユーザー管理データベース230を起動し、ユーザーシステム1に対してユーザー情報の送信要求を行う。
S11:ユーザーシステム1は、S6において記憶した新規ユーザー情報300をホストシステム2へ送信する。
S12:ホストシステム2は、送信された新規ユーザー情報300に基づき、図3に示すユーザー管理データベース230との照合によりユーザーを特定する。ここでは、新規ユーザー情報300のユーザーID番号301をキーとして、ユーザー管理データベース230のユーザーID番号フィールド231を検索して、該当するユーザーのレコードを特定する。
S13:送信された新規ユーザー情報300とユーザー管理データベース230に記録されている内容を合わせたデータに基づき、図5に示すインストール継続データ400を生成する。ここでユーザー固有プログラム生成指示情報401は、新規ユーザー情報300の自動取得環境データ302、手入力環境データ303、ユーザー管理データベース230のユーザーシステム構成232、付加機能233、インストール履歴234等に基づき、CD−ROM100のオプションプログラム群103とインストール継続データ400にて追加される付加プログラムをユーザーシステム1に最適となるように、プログラムの組み合わせ、各種パラメータの設定を行うような指示情報を有する。
S14:ユーザー管理データベース230の該当ユーザーレコードにおけるインストール履歴フィールド234を更新する。インストール履歴フィールド234には、今回の通信におけるユーザーシステム1の変化を記録し、次回以降の通信があった場合の参照とする。
S15:ホストシステム2は、生成したインストール継続データ400をユーザーシステム1に送信する。
S16:ユーザーシステム1は、インストール継続データ400を受信して、このインストール継続データ400に基づき、図6に示すソフトウエア500をハードディスク13上にインストールする。通信プログラム501及びユーザー固有プログラム503は、インストール継続データ400の中のユーザー固有プログラム生成指示情報401に基づき、CD−ROM100の中で指示されたプログラム及び付加プログラム403により生成され、各種パラメータの設定を行い、インストールされる。また、符号化インストール管理データ502は、インストール管理情報402がユーザーに認識できない様に符号化されてインストールされる。したがってユーザーは符号化インストール管理データ502の内容を認知できず、不法なコピーが不可能となる。符号化の方法としては公知の方法が種々あり、ここでは特に方法を限定しない。
また、この符号化インストール管理データ502はインストールされたソフトウエアの実行に際してキーデータとして、正規ユーザーによる実行であることを確認するために使用されると共に、次回以降のホストシステム2との通信において正規ユーザーであるこのの認証データとしても使用される。
【0022】
[実施例2]
図7は、実施例1において示した初回インストールのためのユーザーシステム1とホストシステム2との通信終了後において、2回目以降の通信を行う際に、ユーザーシステム1にて生成され、ホストシステム2に送信される登録ユーザー情報600のデータの内容を示す図である。601はユーザーID番号であり、実施例1にて説明したユーザーID番号301と同様、ホストシステム2におけるユーザーの特定に使用される。602は管理データであり、符号化インストール管理データ502の内容により正規ユーザーであることをホストに通知するためのものであり、その生成は、例えば先にインストールされた通信プログラム501により自動的に行われる。
また、603はその他データを示し、テキストファイルや画像ファイル等、ユーザーシステム1がホストシステム2に送付するべきデータがある場合に添付される。
【0023】
図9は、2回目以降の通信におけるホストシステム2の動作を説明するフローチャートであり以下、図中のS20〜S24の各ステップに沿って説明する。
【0024】
S20:ホストシステム2は、実施例1のS1〜S12で説明した手順と同様な手順で、ユーザーシステム1より登録ユーザー情報600を受信して、ユーザーID番号601によりユーザーを特定する。
S21:管理データ602とユーザー管理データベース230の特定されたユーザーのインストール履歴204の内容とを照合して、回線を通じてアクセスをしてきたユーザーが正規のユーザーかどうかのチェックを行う。
S22:正規のユーザーであれば、ユーザーシステム1に符号化インストール管理データ502の更新を指示する。
S23:、ユーザーコンピュータシステムからの更新完了信号を受信するのを待って、ホストコンピュータシステムのインストール履歴234を更新する。
つまり、ユーザーシステム1とホストシステム2との間で通信を行った場合は、それぞれのシステムにその履歴を残し、その履歴を照合することによって、いわばパスワードを毎回変更すると同じ効果が得られ、正規ユーザーか否かのチェックを厳密にする。
S24:所用のデータ通信をおこなう。
【0025】
【発明の効果】
以上説明したように、請求項1,2,4に係るユーザシステムは、着脱可能な記録媒体Aの読み取り手段、読み書き可能な記録媒体Bの読み書き手段、回線に接続されているデータ通信を行うための通信手段を有し、少なくともインストルプログラム及び通信プログラムを有する記録媒体Aに記録されたソフトウエアをインストールし、前記インストールプログラムの実行により、ユーザー情報を取得し、続いて、前記通信プログラム及び通信手段により回線を通じてそのユーザー情報を、回線に接続された通信手段を有するホストシステムに自動的に送信し、さらに、ホストシステムから送信された、前記ユーザー情報に基づいてホストシステムにより生成されたインストール継続データを受信し、このインストール継続データ及び記録媒体Aに記録されたデータに基づきユーザーシステムの環境に適合したプログラムを自動的に生成して、記録媒体Bに書き込むことにより、ユーザーが自身のシステムの内容を熟知していなくてもそのシステムに適応したソフトウエアのインストールができると同時に不正コピーの防止を行うことができる。
【0027】
また、請求項に係るユーザシステムは、前記ホストシステムから送信された前記インストール継続データには、インストール管理情報を含み、インストールに際してこのインストール管理情報は暗号コード化されてハードディスクに書き込まれ、次回以降のホストシステムとの通信において、このコードに基づき生成されたデータが自動的にホストシステムに送信されると共に、この暗号化されたコードを更新することにより、ユーザーが暗号化コードの内容を知ることなく、ホストとの通信の度に常に更新されることから、正規ユーザー以外のソフトウエアの使用をできなくすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】ホストシステムとユーザーシステムとこれらを用いたコンピュータシステムの一実施例を示すブロック図である。
【図2】CD−ROMの記録内容を示す図である。
【図3】ユーザー管理データベースのデータの内容を示す図である。
【図4】新規ユーザー情報の内容を示す図である。
【図5】インストール継続データの内容を示す図である。
【図6】インストールされたソフトウエアの内容を示す図である。
【図7】登録ユーザー情報の内容を示す図である。
【図8】ソフトウエアの初回インストールの手順を説明するフローチャートである。
【図9】2回目以降の通信におけるホストシステムの動作を説明するフローチャートである。
【符号の説明】
1 ユーザーシステム
2 ホストシステム
3 通信回線
11、21 制御装置
12、22 通信装置
13 CD−ROMドライブ
14、23 ハードディスク
14、23 制御手段
100 CD−ROM
230 ユーザー管理データベース
300 新規ユーザー情報
400 インストール継続データ
500 インストールされたソフトウエア
600 登録ユーザー情報

Claims (4)

  1. ホストコンピュータシステムと通信可能なユーザーコンピュータシステムであって、
    該ユーザーコンピュータシステムのユーザーを識別するためのユーザー識別情報を入力するための入力手段と、
    該ユーザーコンピュータシステムの環境に適合したプログラムを生成する所定のプログラムと、該所定のプロクラムをインストールするためのインストールプログラムとを格納した媒体から該インストールプログラムを読み出して実行することにより、該ユーザーコンピュータシステムのシステム環境情報を取得する取得手段と、
    該ユーザー識別情報と該システム環境情報とを、ユーザー情報として、該ホストコンピュータシステムに送信する送信手段と、
    該ユーザー情報に基づき該ホストコンピュータで生成された、該ユーザーコンピュータシステムの環境に適合したプログラムの生成を指示する指示データを受信する受信手段と、
    受信した該指示データに基づいて、該所定のプログラムから該ユーザーコンピュータシステムの環境に適合したプログラムを生成する生成手段と
    を備えたことを特徴とするユーザーコンピュータシステム。
  2. 請求項1記載のユーザーコンピュータシステムにおいて、
    前記ユーザーコンピュータシステムの環境に適合したプログラムを所定の記憶手段にインストールするインストール手段を設けたことを特徴とするユーザーコンピュータシステム。
  3. 請求項2記載のユーザーコンピュータシステムにおいて、
    前記指示データは、符号化されたインストール管理情報を含み、
    該符号化されたインストール管理情報を用いて、前記ホストコンピュータシステムとの通信でのユーザーの認証を行なうことを特徴とするユーザーコンピュータシステム。
  4. 請求項1記載のユーザーコンピュータシステムにおいて、
    前記送信手段は、前記システム環境情報とともに、前記入力手段によって入力される手入力環境データを送信することを特徴とするユーザーコンピュータシステム。
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