JP3746279B2 - Duct cleaning device - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ダクト内面の塵埃を除去する吹き流し状のダクト清掃装置に係り、詳しくは小風量の集塵機等により効果的にダクト内清掃が可能なダクト清掃装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
ダクト清掃は、ダクト内面に付着した塵埃をダクトより剥離させる作業と、この塵埃を集塵する作業との2つの手順により行われている。
【0003】
前者の「塵埃をダクトから剥離させる作業」方法としては、下記特許文献1に記載されるように、吹き流し式清掃用具の帯状ヒダをはためかせて叩き落とす方法、具体的には、図7に示されるような、枠体31と、前記枠体31の後端部側に一体的に形成された多数の帯状ヒダ32、32…と、前記枠体31を牽引するロープ33とから主に構成された吹き流し式清掃用具30をダクト34内に挿入し、集塵機等によりダクト内に風量を与えながら前記牽引ロープ33を操作することにより移動させ、前記帯状ヒダ32により前記ダクト34の内壁を叩いて塵埃を落とす方法や、下記特許文献2,3に記載されるように、清掃用具に取り付けられたブラシで摺り落とす方法、清掃用具先端に取り付けられたチューブにより叩き落とす方法、風船状の清掃用具により周囲を流れる高速気流を利用して吹き飛ばす方法等がある。
【0004】
また、後者の「塵埃を集塵する作業」方法としては、空気圧により塵埃を押し出して行き、ダクト開口部に取り付けられたフィルターにより集塵する方法、ダクトに取り付けられた集塵機により吸引集塵する方法等がある。
【0005】
【特許文献1】
特公平3−44837号公報
【特許文献2】
特開昭58−170584号公報
【特許文献3】
特開昭59−49887号公報
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
前記吹き流し式清掃用具の場合には、前記清掃用具が集塵機運転によって自然発生する乱気流を動力源としている。しかしながら、ダクト内面の摩擦抵抗により、ダクトの中心部の流速が早くなり中央に近付くほど圧力が低くなるため、吹き流しの帯状ヒダが中央側に向かって集束する傾向を示し、帯状ヒダを効果的にダクト内面に接触させることができないという問題があった。
【0007】
また、集塵機によってダクト内部に流す風の速度は、通常の空調運転時の送風の速度より速くなければならないため、大風量かつ高風圧を発生させることのできる大型集塵機が必要となるが、このような大型機材をビル内に持ち込むことは現実には困難であり、小型の集塵機を数多く搬入して作業に当たっている。しかし、ダクトは通常、狭い天井内に隠蔽されているため、小型集塵機を所望の箇所に設置すること、および十分な数の小型集塵機を設置することが実際には困難であるため、往々にして集塵能力が不足してしまい、必要とされる風速を発生できず、ダクト内部に塵埃を残存させてしまう結果を招来していた。
【0008】
さらに、ダクト系統には清掃作業を行う上で障害となる曲がり部分が多数存在するが、ブラシ、チューブならびに風船状の清掃用具では、ダクトに設けた作業口より先端部に取り付けられた清掃用具を押し込みながら前へ進ませる構造であるため、ピアノ線などの硬い鉄線をエアーホースに添える必要があり、それゆえにダクト曲がり部分の外周側内壁が障壁となって清掃用具を通過させること自体が困難となる。特に、2箇所以上の曲がりが連続した部分では通過が不可能であった。
【0009】
この点に関し、前記吹き流し式清掃用具の場合には、牽引ロープの先端部に取り付けた清掃用具を、集塵機で発生させた気流で吸い込ませる構造としているため、2箇所以上の曲がり部分でも通過可能となるが、これらの清掃用具は、ロープなどの軟らかい紐で支持するため、ダクトの曲がり部分ではダクト内周側の内壁が紐の支点となってしまい、清掃用具がダクト内周側に偏ってしまい、外周側を十分に清掃できないという問題が生じている。
【0010】
一方、ブラシ、チューブもしくは風船状の清掃用具の場合には、操作可能な距離が限られるため作業範囲が短く、清掃対象となるダクトに清掃用具を挿入するために作業口を数多く設けなければならないという問題がある。
【0011】
そこで本発明の第1課題は、小風量の集塵機等であっても、ダクト内に塵埃を残存させることなく、ダクト内面を均一に清掃できるようにするとともに、吹き流し式清掃装置の帯状ヒダをダクト内面に対して効果的に接触させるようにすること、すなわち集塵機等に求められる能力の低減化を図り、かつ十分な清掃効果が期待できる吹き流し式のダクト清掃装置を提供することにある。
【0012】
次に第2の課題は、ダクトの曲がり部分においても、清掃装置を片側に偏らせることなくダクトの軸芯上に定位させ、内周側、外周側を問わず均一に清掃可能としたダクト清掃装置を提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】
前記第1課題を解決するために請求項1に係る発明として、前後端面が共に開放され、前端側から後端側にかけて口径が漸次拡大された筒状体を成すとともに、後方側部分に周方向に亘り多数の帯状ヒダが形成され、かつ前端側に紐状部材を介して牽引索が連結された吹き流し式ダクト清掃装置本体と、この吹き流し式ダクト清掃装置本体の内部側に設けられ、前端側が開口されるとともに、後端側が実質的に閉鎖され、かつ前端側から後端側にかけて口径が漸次拡大された拡径部を有し、かつ中間の最大径部から後端にかけて円錐状に閉塞する袋形状を成した内袋とからなり、前記吹き流し式ダクト清掃装置本体の多数の帯状ヒダは、前記内袋の拡径部対応位置を始端とし、前記内袋の中間最大径部を越えて後端側に延在していることを特徴とするダクト清掃装置が提供される。
【0014】
上記請求項1に係る発明においては、吹き流し式清掃装置本体の内側に別途、内袋を設けるようにした。その結果、ダクト内においてダクト清掃装置の前端側位置と後端側位置との間において静圧差を生じるとともに、流路断面の縮小によってダクトとダクト清掃装置との間隙部(ダクト清掃装置の周囲)に高速気流が発生するようになる。従って、後述するように、小風量であっても、前記高速気流を利用して帯状ヒダをばたつかせ、ダクト内壁に有効に接触させることが可能になるとともに、塵埃を後方側に確実に搬送することが可能となる。
【0015】
請求項2に係る本発明として、前記内袋は前記吹き流し式ダクト清掃装置本体の前端部に一端が連結された複数の紐状部材を介して支持されている請求項1記載のダクト清掃装置が提供される。
【0016】
請求項3に係る本発明として、前記吹き流し式ダクト清掃装置本体および内袋は、その外形状をダクト形状に対しほぼ相似形としてある請求項1〜2いずれかに記載のダクト清掃装置が提供される。
【0017】
請求項4に係る本発明として、前記牽引索の連結側端部に連結用リングが設けられ、前記吹き流し式ダクト清掃装置本体の前端部開放面に架け渡された1又は複数の紐状部材が前記連結用リングに挿通されている請求項1〜3いずれかに記載のダクト清掃装置が提供される。
【0018】
上記請求項4に係る発明においては、牽引索と清掃装置本体との連結部構造に関し、牽引索の連結点が自由に移動可能となるように、連結用リングを介して結合するようにした。従って、ダクトの曲がり部分において牽引索の支点が変化した場合にも、清掃装置本体の開口部を気流方向に向かせ、清掃装置本体をダクトの軸芯上に定位させ得るようになり、曲がり部の内周側および外周側を均一に清掃可能となる。
【0019】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら詳述する。
図1は本発明に係るダクト清掃装置1の斜視図、図2はリング12部分の要部拡大図である。
【0020】
本ダクト清掃装置1は、主に、後方側周方向周りに多数の帯状ヒダ2b、2b…を備える筒状の吹き流し式ダクト清掃装置本体2(以下、単に清掃装置本体という。)と、この清掃装置本体2の内部側に設けられた内袋3と、前記清掃装置本体2を牽引する牽引ロープ5とから構成されている。
【0021】
前記清掃装置本体2は、前部側筒部2Aと後部側の帯状ヒダ部2Bとから構成されている。全体形状は、前部および後部が共に開放された筒状体を成すとともに、前端側から後端側にかけて口径が漸次拡大された外形状となっており、後部端から長手方向に沿って全長の約2/3程度の位置まで切り込みを入れることにより、周方向周りに多数の帯状ヒダ2b、2b…が形成されている。前記清掃装置本体2の形状は、必ずしもダクト形状に合わせる必要はないが、好ましくはダクト形状に対しほぼ相似形とするのが望ましい。
【0022】
前記清掃装置本体2の材質は、前記帯状ヒダ2b、2b…が清掃時にダクト内壁に繰り返し接触することになるので、ある程度の耐摩耗性と十分な可撓性を有するものが使用される。このような物性を持つものであれば素材は限定されないが、例えば皮革や軟質塩化ビニルシート、ナイロンターポリン、ポリエステルターポリン、ターポリン、クロロプレンターポリンなど基布の両面に軟質塩化ビニルやゴムがコーティングされた幌地や、ナイロン、ポリエステル、ビニロン等の高強力合成繊維などを好適に使用することができる。
【0023】
なお、上記例では前記帯状ヒダ2bを前部側筒部2Aと一体の素材により構成したが、前部側筒部2Aに対して帯状ヒダ2bとなる別部材を縫製やビス等により付設することでもよい。
【0024】
前記前部側筒部2Aの前端部には、清掃装置本体2の形状を所定形状、図示例では円形に保持するために開口枠フレーム2aが設けられている。この開口枠フレーム2aの材質としては、牽引ロープ5を実質的に支持する部材となること、後述の内袋3を支持する部材となること、さらに清掃時にダクト内壁に頻繁に接触することになる等から、金属や硬質塩化ビニルなどの曲がりにくく、かつ割れにくい高強度の部材が好適に用いられる。
【0025】
前記開口枠フレーム2aには、図2に示されるように、正面視でX状に交差して連結紐4,4からなる紐状部材が設けられるとともに、前記牽引ロープ5の連結側端部には金属製の連結用リング12が設けられ、前記連結紐4,4がリング12に挿通されている。この牽引ロープ5の連結構造は、前記連結用リング12が連結紐4,4の長さ範囲において自由にスライド可能となっているため、図4に示されるように、ダクト7の曲がり部分において牽引ロープ5の支点が変化した場合にも、清掃装置本体2の開口部を気流方向に向かせ、清掃装置本体2をダクトの芯線上Oに定位させ得るようになる。また、清掃時にダクト内部に点在するビス等の突起物に清掃装置本体2の開口枠フレーム2aが引っ掛かってしまった際にも、牽引ロープ5を引くことにより、前記連結用リング12がスライドし、引っ掛かった箇所を支点に開口枠フレーム2aを傾倒させながらダクト内壁から離間させるように作動させることが可能となり、突起物を回避しながら通過することが可能となる。
【0026】
一方、前記内袋3は、前端部が開口されるとともに、後端部が実質的に閉鎖された袋体とされる。図示例の内袋3は、前端側から後端側にかけて口径が漸次拡大される拡径部を有し、中間の最大径部から後端にかけて円錐状に閉塞する袋形状を成している。前記内袋3の材質としては、前記清掃装置本体2の内部に設けられることから、剛性はさほど必要とせず、布やビニール等の柔軟性を有しかつ軽量のものが好適に用いられる。この内袋3は、後述のように、前記清掃装置本体2の帯状ヒダ2b、2b…を効果的にばたつかせる作用を担うものであり、この機能を満たせば、若干の通気性を有する素材であっても使用が可能である。また、牽引力が過大となる場合には、通気孔を形成し調整するようにしてもよい。なお、内袋3の形状は、前記清掃装置本体2と同様、好ましくはダクト形状に対しほぼ相似形とするのが望ましい。
【0027】
また前端部には、内袋3を所定形状、図示例では円形に保持するために開口枠フレーム3aが設けられている。この開口枠フレーム3aは、補助的なものであるため強い剛性は必要とせず、金属等の他、硬質塩化ビニル、ウレタン製リングなどを用いてもよい。
【0028】
前記清掃装置本体2とは、一端が清掃装置本体2の開口枠フレーム2aに緊結され、他端が内袋3の開口枠フレーム3aに緊結された複数の連結紐6,6…により連結され、該内袋3は前記連結紐6,6…の長さ範囲内において自由に移動可能となっている。
【0029】
〔作動原理〕
次に、本発明に係るダクト清掃装置1の作動原理について図3に基づいて詳述する。
【0030】
ダクト内にダクト清掃装置1を配置し風を送ると、前記内袋3は膨張しダクト7断面の大部分を塞ぐようになるため、前記ダクト清掃装置1の前後部に静圧差(P1ーP2)を生じさせる。その結果、この静圧差とともに、前記内袋3による流路断面の縮小によってダクト内壁と内袋3との間に高速気流SAが発生するようになる。従って、このダクト内壁と内袋3との間を流れる気流によってダクト内壁より叩き落とした塵埃を、ダクト清掃装置1の後方側へ確実に搬送することが小風量で可能となる。また、風圧抵抗×内袋3の断面積Aによって求められる引張力によって、ダクト清掃装置1はダクト内の風に乗ってどこまでも進むことが可能となる。
【0031】
更に、前記高速気流SAは、清掃装置本体2の帯状ヒダ2b、2b…を有効にはためかせる動力源として利用される。前記内袋3によって流路断面が徐々に縮小化されることにより乱流が生起されるとともに、前記帯状ヒダ2bがダクト内壁と内袋3との間を通過する空気に対する弁の効果を果たすことにより、内袋3の外側と、ダクト内壁との間を自由に動きはためくようになる。すなわち、内袋3によって流路断面が徐々に縮小化されることにより、反射流が生じこの反射流の影響によって乱流が生起されるとともに、前記内袋3とダクト内壁との間に発生した高速気流SAは、ダクト7内壁と清掃装置本体2外側との間隙の圧力P3、および清掃装置本体2の内側と内袋3の外側との間隙の圧力P4を形成する。この時、内袋3および清掃装置本体2の入口側の傾斜した形状により、P3>P4となって、清掃装置本体2の帯状ヒダ2bが内袋3側に引き寄せられると、清掃装置本体2の内側と内袋3の外側との隙間が、前記ダクト7内壁と清掃装置本体2の外側との隙間より小さくなるため、互いの圧力は逆転しP4>P3となる。P3がP4より低圧となったため帯状ヒダ2bがダクト内壁側に引き寄せられると、今度は、ダクト内壁と清掃装置本体2の外側の隙間の方が圧力が小さくなり、圧力の関係はP3>P4となり再び逆転する。この繰り返しによって、帯状ヒダ2bは強制的に波動し、帯状ヒダ2bをダクト内壁に対して有効に接触させることが可能となる。
【0032】
〔清掃方法〕
(第1形態例)
本第1形態例は、図5に示されるように、ダクト清掃にあたって集塵機によりダクト内に気流を発生させる場合の例である。
【0033】
空調機9とダクト7との境界を仕切板13により封鎖し、ダクト7の所定箇所に集塵機10の吸引ホース11を接続するとともに、ダクト7の所定箇所に設けた挿入口14よりダクト清掃装置1を挿入する。そして、集塵機10による吸引によってダクト7内に気流を発生させた状態で、ダクト清掃装置1を牽引ロープ5により操作しながら前記ダクト7内を少しずつ移動させ、帯状ヒダ2bによってダクト内面に付着している塵埃8,8…を叩き落し、気流に乗せて集塵機10により捕集するようにする。
【0034】
(第2態様例)
本第2形態例は、図6に示されるように、ダクト清掃にあたって空調機を運転しダクト内に気流を発生させる場合の例である。
【0035】
ダクトの所定箇所に開口部14,15を設け、風上側の開口14よりダクト清掃装置1を挿入した後、牽引ロープ5の隙間を残して封鎖板16により開口を塞ぐとともに、風下側の開口15にはバグフィルター19が設けられたビニールチューブ18を接続する。また、開口15の下流側を仕切板17により封鎖する。
【0036】
そして、空調機9を運転しダクト7内に気流を発生させた状態で、ダクト清掃装置1を牽引ロープ5により操作しながら少しずつ移動させ、帯状ヒダ2bによってダクト内面に付着している塵埃8,8…を叩き落し、塵埃8をバグフィルター19等のフィルターによって捕集するようにする。
【0037】
【発明の効果】
以上詳説のとおり本発明によれば、小風量の集塵機等であっても、ダクト内に塵埃を残存させることなく、ダクト内面を均一に清掃できるようになるとともに、吹き流し式清掃装置の帯状ヒダをダクト内面に対して効果的に接触できるようになる。
【0038】
また、ダクトの曲がり部分においても、清掃装置を片側に偏らせることなくダクトの軸芯上に定位させ、内周側、外周側を問わず均一に清掃可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係るダクト清掃装置1の斜視図である。
【図2】 牽引ロープ5の連結部を示す拡大図である。
【図3】 ダクト清掃装置1の作動原理を説明するための模式図である。
【図4】 ダクト7の曲がり部分におけるダクト清掃装置1の状態図である。
【図5】 本ダクト清掃装置1を用いたダクト清掃方法の第1態様例図である。
【図6】 本ダクト清掃装置1を用いたダクト清掃方法の第2態様例図である。
【図7】 従来の吹き流し式ダクト清掃装置の斜視図である。
【符号の説明】
1…ダクト清掃装置、2…清掃装置本体、2b…帯状ヒダ、3…内袋、4・6…連結紐、5…牽引ロープ、7…ダクト、8…塵埃、9…空調機、10…集塵機、12…連結用リング、16…バグフィルター[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a blow-off type duct cleaning device that removes dust on the inner surface of a duct, and more particularly to a duct cleaning device that can effectively clean the inside of a duct with a small air volume dust collector or the like.
[0002]
[Prior art]
Duct cleaning is performed by two procedures: an operation of separating dust attached to the inner surface of the duct from the duct and an operation of collecting the dust.
[0003]
As the former “work for separating dust from the duct”, as described in
[0004]
In addition, as the latter method of “collecting dust”, a method of extruding dust by air pressure and collecting dust with a filter attached to the duct opening, a method of collecting dust by suction with a dust collector attached to the duct Etc.
[0005]
[Patent Document 1]
Japanese Patent Publication No. 3-44837 [Patent Document 2]
Japanese Patent Application Laid-Open No. 58-170584 [Patent Document 3]
JP 59-49887 A [0006]
[Problems to be solved by the invention]
In the case of the blow-off type cleaning tool, the cleaning tool uses a turbulent air generated naturally by the operation of the dust collector as a power source. However, due to the frictional resistance of the inner surface of the duct, the flow velocity at the center of the duct becomes faster and the pressure becomes lower as it approaches the center, so the swirling band folds tend to converge toward the center side, effectively eliminating the band folds There was a problem that the inner surface of the duct could not be contacted.
[0007]
In addition, since the speed of the wind that flows inside the duct by the dust collector must be faster than the speed of the air blow during normal air conditioning operation, a large dust collector that can generate a large air volume and high wind pressure is required. In reality, it is difficult to bring large and large equipment into the building, and many small dust collectors are carried in. However, since ducts are usually concealed within a narrow ceiling, it is often difficult to install small dust collectors at desired locations and to install a sufficient number of small dust collectors, so As a result, the dust collection capability is insufficient, and the required wind speed cannot be generated, resulting in the dust remaining inside the duct.
[0008]
In addition, the duct system has many bent parts that obstruct the cleaning work.Brush, tube, and balloon-shaped cleaning tools have a cleaning tool attached to the tip from the work port provided in the duct. Because it is a structure that pushes forward while pushing, it is necessary to attach a hard iron wire such as a piano wire to the air hose, so it is difficult to pass the cleaning tool by the outer wall on the outer peripheral side of the bent part of the duct as a barrier Become. In particular, it was impossible to pass through a portion where two or more bends continued.
[0009]
With regard to this point, in the case of the blow-off type cleaning tool, since the cleaning tool attached to the tip of the tow rope is structured to be sucked by the air flow generated by the dust collector, it can pass even at two or more bent portions. However, since these cleaning tools are supported by a soft string such as a rope, the inner wall of the duct inner periphery becomes the fulcrum of the string at the bent part of the duct, and the cleaning tool is biased toward the inner periphery of the duct. There is a problem that the outer peripheral side cannot be sufficiently cleaned.
[0010]
On the other hand, in the case of a cleaning tool in the form of a brush, tube or balloon, the operating range is limited, so the work range is short, and many work openings must be provided to insert the cleaning tool into the duct to be cleaned. There is a problem.
[0011]
Accordingly, the first problem of the present invention is to enable uniform cleaning of the inner surface of the duct without leaving dust in the duct even in a dust collector or the like having a small air volume, and to remove the belt-like folds of the blow-off type cleaning device from the duct. An object of the present invention is to provide a blow-off type duct cleaning device that is effectively brought into contact with the inner surface, that is, the capacity required of a dust collector or the like is reduced and a sufficient cleaning effect can be expected.
[0012]
Next, the second problem is to clean the duct evenly at the bent portion of the duct, so that the cleaning device can be positioned on the axial center of the duct without biasing to one side, and can be cleaned uniformly regardless of the inner or outer peripheral side. To provide an apparatus.
[0013]
[Means for Solving the Problems]
In order to solve the first problem, as the invention according to
[0014]
In the invention according to the first aspect, an inner bag is separately provided on the inner side of the blow-off type cleaning device body. As a result, a static pressure difference is produced between the front end side position and the rear end side position of the duct cleaning device in the duct, and the gap between the duct and the duct cleaning device (around the duct cleaning device) due to the reduction in the cross section of the flow path. A high-speed airflow is generated. Therefore, as will be described later, even if the air volume is small, it is possible to use the high-speed airflow to flutter the band-like folds and effectively contact the inner wall of the duct, and reliably convey the dust to the rear side. It becomes possible to do.
[0015]
As the present invention according to
[0016]
According to a third aspect of the present invention, there is provided the duct cleaning device according to any one of the first and second aspects, wherein the blowout type duct cleaning device main body and the inner bag have an outer shape substantially similar to the duct shape. The
[0017]
As a fourth aspect of the present invention, there is provided one or a plurality of string-like members that are provided with a connection ring at a connection side end portion of the tow rope, and are stretched over a front end opening surface of the blow-off type duct cleaning device body. The duct cleaning apparatus in any one of Claims 1-3 currently penetrated by the said ring for connection is provided.
[0018]
In the invention which concerns on the said
[0019]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Hereinafter, embodiments of the present invention will be described in detail with reference to the drawings.
FIG. 1 is a perspective view of a
[0020]
The
[0021]
The cleaning device
[0022]
As the material of the cleaning device
[0023]
In the above example, the band-
[0024]
An
[0025]
As shown in FIG. 2, the
[0026]
On the other hand, the
[0027]
In addition, an
[0028]
The cleaning device
[0029]
[Operating Principle]
Next, the operation principle of the
[0030]
When the
[0031]
Further, the high-speed air flow SA is used as a power source for effectively scraping the band-
[0032]
[Cleaning method]
(First embodiment)
In the first embodiment, as shown in FIG. 5, an air flow is generated in the duct by a dust collector when cleaning the duct.
[0033]
The boundary between the
[0034]
(Second embodiment example)
As shown in FIG. 6, the second embodiment is an example in the case where an air conditioner is operated to clean the duct and an air flow is generated in the duct.
[0035]
[0036]
Then, in a state where the
[0037]
【The invention's effect】
As described above, according to the present invention, even with a dust collector or the like having a small air volume, the inner surface of the duct can be uniformly cleaned without leaving dust in the duct, and the belt-like folds of the blow-off type cleaning device can be removed. Effective contact with the inner surface of the duct becomes possible.
[0038]
Further, even in the bent portion of the duct, the cleaning device can be positioned on the axial center of the duct without being biased to one side, and can be uniformly cleaned regardless of the inner peripheral side or the outer peripheral side.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a perspective view of a
FIG. 2 is an enlarged view showing a connecting portion of the
FIG. 3 is a schematic diagram for explaining an operation principle of the
4 is a state diagram of the
FIG. 5 is a diagram illustrating a first mode example of a duct cleaning method using the
FIG. 6 is a diagram showing a second mode example of a duct cleaning method using the
FIG. 7 is a perspective view of a conventional blow-off type duct cleaning apparatus.
[Explanation of symbols]
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Claims (4)
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