JP3746150B2 - Drive motor device and light quantity diaphragm device - Google Patents
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】
この発明は、カメラ等の光量絞り装置及び光量絞り装置などに用いられる駆動モータ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
図11に従来のカメラの光量絞り装置に用いられる駆動モータ装置におけるロータと、このロータの回動力を外部に取り出し、光量調節部材に伝えるための駆動アームとを示した。
【0003】
この従来の駆動モータ装置の構成によると、円筒状になされ、径方向に磁化されたロータ1は、駆動軸2が貫通するための軸穴1aを有している。
【0004】
しかし、ロータ1にとって、このような軸線方向に沿って貫通する軸穴1aの存在は磁束の流れを乱し、永久磁石としてのロータ1の磁力を減ずる大きな障害である。このため、従来では、所望の磁力を得るために、大きな着磁エネルギを要したり、ロータ1を大型にする必要があるなどの問題点を有していた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
この発明は従来に於ける上記問題点に鑑みてなされたもので、ロータへの着磁が容易であり、同じ磁力のものではより小型のロータにすることができ、全体の小型化に寄与できる駆動モータ装置及び光量絞り装置を提供することを目的としたものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために本発明の駆動モータ装置は、固定されたコイルと、このコイルに通電することにより回転する永久磁石からなる円筒状のロータと、ロータを回転させるための回転軸部材と、回転軸部材を受ける軸受け部材と、を備え、回転軸部材をロータ表面に取り付けたものである。
【0007】
また、同時にその軸受け部材をロータの軸方向上下に分割した2つのコイル枠で構成し、そのコイル枠の一方には、回転軸部材を支持する軸穴と、コイルを巻回するコイル巻回溝と、前記光量調節部材が摺動自在にその羽根に係合する突起を、また他方のコイル枠には、回転軸部材を支持する軸穴と、コイルを巻回するコイル巻回溝をそれぞれ一体成型により形成してなるものである。
【0008】
さらに、本発明は、受光開口を開閉する絞り羽根と、この絞り羽根を移動して開口面積を制御する駆動手段と、前記駆動手段の駆動を前記絞り羽根に伝達するアーム状の伝達部材を備える光量絞り装置で、前記駆動手段を永久磁石からなるロータと、該ロータを回転させるための磁束を発生させるコイルとで構成し、前記軸受け部材を前記ロータの軸方向上下に分割した2つのコイル枠で構成し、
そのコイル枠の一方には、前記回転軸部材を支持する軸穴と、前記コイルを巻回するコイル巻回溝と、前記絞り羽根が摺動自在にその羽根に係合する突起を、また他方のコイル枠には、前記回転軸部材を支持する軸穴と、前記コイルを巻回するコイル巻回溝をそれぞれ一体成型により形成してなるとともに、前記伝達部材に前記ロータの回転軸を形成するとともに、前記伝達部材を該ロータの表面に取り付けたものである。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の駆動モータ装置の一実施例をカメラ用の光量絞り装置に適用される駆動モータ装置に基づいて説明する。図1は本発明に成る光量絞り装置の一実施例の分解斜視図を示している。
【0010】
図1において、光量絞り装置10は円柱形状のロータ11を有する。ロータ11は図2のように、直径方向に向かって磁化された永久磁石であって、回動中心軸Oから等距離の周面に位置して互いに平行な切欠部(係合部)としての一対の平坦部11a,11aを有している。なお、ロータ11の回動中心軸Oには、磁束に殆ど影響しない程度の深さに設定された小孔11b,11bが上面と底面の各々に形成されており、ロータ保持部材15の係合突起16a,19aが嵌合する。勿論、この上下2カ所の小孔11b,11bはロータ11内を貫通しているものではなく、ロータ11全体としては、あくまで中実の円柱体である。
【0011】
ロータ保持部材15は、図3(A),(B)に示すように、ロータ11の平坦部11a,11a並びに上面と底面とに跨る矩形の枠となっている保持部16と、外部へ回動力を伝達するための駆動アーム部19からなる伝達手段とが一体になって構成されている。
【0012】
また、ロータ保持部材15には、ロータ11の一方の端面に形成された小孔11bと結合する係合突起16aと、ロータ11の他方の端面に形成された小孔11bと結合する係合突起19aと、第1のコイル枠25に枢着する軸部16bと、第2のコイル枠30に回動自在に枢着する軸部19bとが形成されている。すなわち、ロータ保持部材15は、ロータ11をコイル枠25、30に対して回動させるための軸部材として用いられ、コイル枠25,30はロータ11及びロータ保持部材15を回動自在に支持する軸受け部材として用いられる。
【0013】
駆動アーム部19の両端には、絞り羽根35,36と係合する係合ピン20a,20bが突設されている。
【0014】
次に、ロータ保持部材15と結合したロータ11を内部に包含し、外周にコイルを巻回するコイル枠について説明する。
【0015】
コイル枠は、ロータ11を覆う中空部を有する第1のコイル枠25と、第1のコイル枠25とロータ11を内側に包んで結合する第2のコイル枠30とから成っている。
【0016】
第1のコイル枠25には、外側に図示しないコイルを巻回するためのコイル巻回溝25aと、内部に収容されたロータ保持部材15の保持部16の外方へのはみ出しを許容する開口部25bとが設けられている。この開口部25bによって、この第1のコイル枠25は一層小型になっている。また、第1のコイル枠25にはコイル端子26,26が取り付けられる。なお、図4のように第1のコイル枠25の空洞部端面にはロータ保持部材15の保持部16の軸部16bが枢着する軸穴25cが穿設されている。
【0017】
第2のコイル枠30には、コイル巻回溝30aが設けられており、内側には駆動アーム部19の軸部19bに対応する軸穴30bが穿設されている。
【0018】
そして、この第2のコイル枠30には、図1のように、絞り羽根35,36を支持する羽根支持部31,32が一体に設けられている。そして、これら羽根支持部31,32にはそれぞれ絞り羽根35の案内溝35a,35b,35c、並びに羽根36の案内溝36a,36b,36cなどと摺動自在に係合する案内突起31a,31b,32a,32b等が突設されている。
【0019】
光量調節部材である絞り羽根35,36は、共に極く薄い合成樹脂片や金属薄片などでできており、駆動アーム部19の係合ピン20a,20bと摺動自在に係合する係合溝35a,36aが設けられていると共に、案内突起31a,31b,32a,32bと係合する案内溝35b,35c,35d,36b,36c,36dがそれぞれ設けられている。
【0020】
絞り羽根35,36にはそれぞれ切欠開口A,Bが設けられており、両切欠開口A,Bの開閉によってカメラの絞り開度を制御している。
【0021】
次に、図1において符号40で示すものは、第1のコイル枠25の外周を囲繞してこれに嵌合し、磁路を形成するヨークである。
【0022】
このヨーク40には、図示のように一カ所切り欠かれた間隙40aが設けられている。この間隙40aは、コイルに非通電の時、間隙40aに現れる自由磁極と、ロータ11の磁極との間に作用する磁力(この場合は斥力)がバランスする位置で、ロータ11を静止させるために設けたものである。
【0023】
従って、ロータ11はコイル非通電でこの静止位置、即ち、ロータの中立位置を中心に、コイルへの正負の通電により、都合3位置をとることができ、絞り羽根35,36を相対的に3種類の関係位置による絞り開口に制御可能とするものである。
【0024】
例えばコイルの正方向の通電で絞り羽根35、36は閉じ、非通電で小絞り(絞り開度が小)、負方向の通電で大絞り(絞り開度が大)とすることができる。
【0025】
またはコイルの正方向の通電で絞り羽根35、36を小絞り(絞り開度が小)、非通電で中絞り(絞り開度が中)、負方向の通電で大絞り(絞り開度が大)とすることもできる。
【0026】
かかる3位置制御ではなく、間隙40aのないヨークであってもよく、絞り開口を連続した任意のものに制御することもできる。この場合、ロータの角度位置を検出するためのホール素子などの検出素子をコイル枠に添わせて設ける。また、コイルへの通電で回動したロータ11を閉じる方向に付勢するリターンスプリングを駆動アーム部19に取り付ける。
【0027】
なお、第1のコイル枠25の開口部25bからは、ロータ保持部材15の保持部16が覗いてはいるが、ヨーク40とは干渉せず、その内周に沿うように揺動するものである。
【0028】
次に作用を説明する。初めに、断面略小判形のように平坦部11a,11aを有するロータ11を長径方向に着磁しておく。この場合、従来技術で示した軸孔1aのようにロータ11の回動中心軸Oを貫通する大きな孔は存在しないから、磁束は両磁極間に奇麗に揃って形成され、少ない着磁エネルギで強力な磁石にすることができる。
【0029】
次に、ロータ11を、一体になされたロータ保持部材15の保持部16に挿通させ、ロータ11の小孔11b,11bに、保持部16の係合突起16a、駆動アーム部19の係合突起19aを嵌着させる。
【0030】
次いでロータ11と結合したロータ保持部材15を第1のコイル枠25の空洞部に挿入し、軸部16bを第1のコイル枠25の軸穴に入れた後、第2のコイル枠30を軸穴30bに軸部19bに合わせるようにして、第1のコイル枠25に結合させる。
【0031】
第1,第2のコイル枠25,30が一体に結合されたならば、コイル巻回溝25a,30aに沿ってコイルを所定回数巻回し、端末をコイル端子26、26に結合しておく。
【0032】
次いで、ヨーク40を第1のコイル枠25の外周に沿って嵌合させる。この際、ヨーク40の間隙40aの位置に注意する。すなわち、ロータ11の磁化の方向と、この間隙40aとは所定の関係にあり、駆動アーム部19が中立位置になるような、言い換えれば、コイル非通電時、ロータ11が中立位置になる位置である。
【0033】
そして、駆動アーム部19の係合ピン20a,20bを絞り羽根35,36の係合溝35a,36aにそれぞれ係合させ、案内突起31a,31b,32a,32bを羽根35,36のそれぞれの案内溝35b,35c,35d,36b,36c,36dに係合させれば組み立てが完了する。
【0034】
上記のようにして組み立てられたカメラの光量絞り装置10を、適合するカメラに装着することによって、カメラの絞り開度が制御される。
【0035】
なお、本実施例のものは、切欠間隙40aを有するヨーク40が用いられ、ロータ11と前記間隙40a位置とは所定の位置に決められているので、コイル非通電の時には、ロータ11、引いては駆動アーム部19はその中立位置にあり、コイルに正負の通電によって、駆動アーム部19、引いては絞り羽根35,36は都合3種の位置、つまり、絞り開度として3種類を選択することができ、ロータの回動角度センサなどの必要もなく、安価なスチールカメラの絞り開度制御として好適である。
【0036】
ところで、ロータ11並びにロータ保持部材15は、図5(A)〜図5(C)に示すようなロータ41並びにロータ保持部材45としてもよい。
【0037】
図5において、ロータ41は、直径方向に向かって磁化された永久磁石であって、その上面41a並びに底面41bには中心を通る直径方向に切欠部(係合部)としての凹陥溝41c,41dが形成されている。また、ロータ41に中心に位置する凹陥部41c,41dには係合孔41e,41fが形成されている。
【0038】
なお、係合孔41e,41fは、磁束に殆ど影響しない程度の深さに設定されていると共に、ロータ41を貫通しているものでもない。
【0039】
ロータ保持部材45は、ロータ41周面の一部に軸線方向に沿っていると共に上面41aの凹陥溝41cと底面41bの凹陥溝41dとに係合する平面視コ字形状の枠としての保持部45aと、外部へ回動力を取り出すための駆動アーム部45bとを一体に備えている。また、ロータ保持部材45には、係合孔41eと結合する係合突起45cと、係合孔41fと結合する係合突起45dと、第1のコイル枠25に枢着する軸部45eと、第2のコイル枠30に回動自在に枢着する軸部49fとが設けられている。さらに、駆動アーム部45bの両端には絞り羽根35,36と係合する係合ピン45g,45hが突設されている。
【0040】
なお、図5に示したように、駆動アーム部45bの一部を保持部45aとして共用してもよい。
【0041】
このような構成においては、凹陥溝41c,41dに保持部45aの端部45a1,45a2が係合するようにロータ41を保持部45a内に挿入し、端部45a1,45a2に案内させつつ係合孔41e,41fに係合突起45c,45dを係合させることによりロータ41とロータ保持部材45とを組み付けることができ、しかも、保持部45aに凹陥溝41c,41dを係合させることによってロータ41とロータ保持部材45との相対回転が防止される。
【0042】
次に例えば図5のロータ41とロータ保持部材45を組み込んだ別の光量絞り装置について説明する。
【0043】
図6に示すように、ビデオカメラは、複数の撮影レンズ群L1、L2を備え、これら撮影レンズ群L1、L2の間は、これらを透過する被写体光の光量を絞るための光量絞り装置110が介設されている。また、これら撮影レンズ群L1、L2の結像位置には、これらを透過した被写体光が受光される撮像素子(CCD)112が配設されている。この光量絞り装置110は、撮像素子112からの検出出力に基づき、その絞り量を最適な露出となるように駆動制御されるものである。
【0044】
この光量絞り装置110は、図7に分解斜視状態で示されるように、中央部に円形状の撮影開口114が形成された細長い薄板状の基板116と、この基板116上に、これの長手方向に沿って互いに相対的にスライド移動可能に取り付けられ、撮影開口114を任意の開口度(開口率)で閉塞するための一対の絞り羽根118a,118bと、これら絞り羽根118a,118bをスライド駆動するための駆動モータ120とを概略備えて構成されている。なお、駆動モータ120は、基板116の下面に、スナップ係合によりワンタッチで取り付けられている。
【0045】
先ず、基板116には、幅方向に互いに離間した状態で、駆動モータ120の一対の係合ピン45g、45hが夫々遊嵌される一対の開口124a、124bが形成されている。
【0046】
ここで、開口124a、124bの略コ字形状の凹み部を各々規定する舌片126a、126bは、各々の先端を下方に向けて略90度折曲されている。そして、各舌片126a、126bの下方に折曲された先端部の互いに対向する内側面には、駆動モータ120のコイル組体128がスナップ係止される係止突起130a、130bが一体的に突出形成されている。
【0047】
また、基板116の略中央部における両側縁には、幅方向に互いに離間した状態で、一対の羽根押さえ132a、132bが、突出形成されている。
【0048】
そして、絞り羽根118a、118bの基端部には、係合ピン45g,45hが夫々貫通される貫通穴134a、134bが、基板116の幅方向に沿って延びた状態で形成されている。ここで、これら貫通穴134a、134bに係合ピン45g、45hを夫々貫通させた状態で、絞り羽根118a、118bを羽根押さえ132a、132b内に嵌め込むことにより、係合ピン45g、45hの揺動に応じて、絞り羽根118a、118bは、基板116の長手方向に沿って互いに相対的にスライド駆動されることになる。
【0049】
次に、駆動モータ120の構成について、詳細に説明する。
【0050】
この駆動モータ120は、図7に分解斜視状態で示すように、基板116に図中下方からスナップ係合により取り付け固定されるコイル組体128と、このコイル組体128の外周に遊嵌された状態で固定される円筒状のヨーク136と、コイル組体128の駆動コイル140及び制御コイル142に電気的に接続されるフレキシブルプリント基板144とを備えて概略構成されている。
【0051】
コイル組体128は、上下に2分割される第1のコイル枠146A及び第2のコイル枠146Bからなるコイル枠146と、このコイル枠146内にこれの中心軸線回りに回動自在に収納される図5のロータ41及びロータ保持部材45と、コイル枠146の外周に巻回された駆動コイル140及び制御コイル142(図7)とから概略構成されている。
【0052】
第1のコイル枠146Aのフレキシブルプリント基板144側には駆動コイル140及び制御コイル142の両端がそれぞれ結合される端子ピン151が4つ(2対)設けられ、各コイル端がそれぞれ接続されている。また、片側の側壁には開口163が形成され、後述するホール素子164が対向するようになっている。
【0053】
一方、第2のコイル枠146Bの周面には、内部に収容された駆動アーム部45bの両端を夫々コイル枠146から外方に取り出すための一対の開口部158が形成されている。
【0054】
また、第2のコイル枠146Bの上部の両側には、係止突起130a,130bが夫々相補的に嵌合する係止穴160a,160bが形成されている。
【0055】
フレキシブルケーブル基板144には、2対の端子ピン151がそれぞれ挿入される2対の端子孔152と、ロータ41の回動量を検出するためのホール素子164が設けられている。このホール素子164は、先ずフレキシブルプリント基板144に取り付けられ、2対の端子ピン151を端子孔152に挿入しながらコイル組体128とヨーク136との間に装着され、開口163に対向させる。そして、端子ピン151とフレキシブルケーブル基板144とを半田付けすることにより、ヨーク136を基板116との間に挟み込んで固定できる。
【0056】
ここで、円筒状のヨーク136には、その軸方向に沿う全長に渡り、厚さ方向に貫通した状態で、スリットなどの間隙162が形成されており、この間隙162は、その上下両端において開放されている。換言すれば、このヨーク136は、その軸方向視において、略C字状に形成されている。
【0057】
なお、間隙162はヨーク136の端面に対して直角に軸方向に沿って形成されている。また、間隙162の幅は軸方向に沿って等間隔(平行)である。
【0058】
そして、この間隙162は、図8に示すように、この一実施例においては略40度の開き角度で形成されている。
【0059】
図8のようにコイル枠146に巻かれたコイル140、142の中心線D1に対して直交する直線D2にヨーク136の間隙162の周方向に沿う中心P0を一致させてヨーク136をセットすると、ロータ41を構成する永久磁石の磁化方向NSとコイル140、142の中心線D1とが一致した状態でロータ41は停止している。
【0060】
この状態から図9のようにヨーク136の間隙162の周方向に沿う中心P0を直線D2から図中右回りに回転させると、ロータ41が安定状態に止まろうとする回転力により間隙162の移動に追従してロータ41が回転する。
【0061】
しかし、ロータ41に取り付けられたロータ保持部材45の駆動アーム部45bの揺動範囲は第2のコイル枠146Bに形成された一対の開口部158の大きさにより規制され、駆動アーム部45bが開口部158の端縁に突き当たり(直線D3の位置)、それ以上回転しない。この揺動範囲は例えば50度に設定してある。そして、ヨーク136の間隙162の中心P0を駆動アーム部45bの揺動範囲を超えて45度の位置(直線D4の位置)で固定する。即ち、この駆動モータ120のヨーク136は図9の位置に固定されている。
【0062】
従って、駆動アーム部45bが図9の直線D3の位置(閉じ位置)にあるとき、絞り羽根118a、118bにより撮影開口114は閉じ、駆動コイル140に通電してロータ41を右回りに回転させて最大に回転すると図10の直線D5の位置(開放位置)になる。
【0063】
ここで、図9のように、ロータ41が羽根118a、118bの閉じ位置にある状態において、これの磁化方向NSと直交する直線D3が、間隙162の中心P0を通る直線D4から略20度だけ偏位した位置にあるので、この閉じ位置において、ロータ41は、図中右回りの回動復帰力を、常時、受けていることになる。この結果、ロータ41は、弾性的に、この閉じ位置に保持されることになる。
【0064】
そして、ロータ41が駆動コイル140への通電に伴い、閉じ位置(直線D3の位置)から開放位置(直線D5の位置)に向けて図中左回りに回動され、ロータ41の閉じ位置から回動量に応じて、徐々に回動復帰力は増大することになる。
【0065】
従って、駆動コイル140への通電が解除されると、ロータ41は何れの回動位置にあろうとも、上述した回動復帰力に基づき、閉じ位置(D3)に確実に回動復帰することになる。
【0066】
このように、ヨーク136に形成した間隙162を所定位置に設定することにより、ロータ41は、その揺動範囲の全領域に渡り、常に、閉じ位置に向かう回動復帰力の作用を受けることになる。このため、ロータ41を閉じ位置に向けて回動復帰させるためのリターンスプリングを用いる必用がない。
【0067】
また、このように構成される光量絞り装置110の駆動コイル140には、図6に示すように、撮像素子112で受光された被写体光の光量に応じて出力される輝度信号がオペアンプ168を介して駆動信号として入力され、この駆動信号の強弱に応じて、その通電量が制御されることになる。このように駆動信号が入力されると駆動コイル140は励磁され、所定の磁界が発生することになる。この結果、上述した回動復帰力に対抗して、ロータ41は動作位置に向けて、図中反時計方向に回動駆動され、これにより、一対の絞り羽根118a,118bは撮影開口14を所定の開口度(開口率)で開放することになる。このようにして、撮像素子112には、常に一定の光量で被写体光が入射されることになる。
【0068】
なお、制御コイル142には、ロータ41の回動に応じて逆起電力が発生するが、この制御コイル142は、オペアンプ168のマイナス側の入力端子に接続される基準電位に接続されているので、上述した駆動信号は、輝度信号から制御コイル142で発生した信号が抑制成分として減じられた状態で規定されることになる。
【0069】
本発明の駆動モータ装置は、他に以下に示すようなものでもよい。
【0070】
例えば、変形例1として図12に示すように、軸部材201、202を円筒ロータ200の上面及び底面の円心に接着剤等で貼り付けてもよく。
【0071】
また、変形例2として図13に示すように、軸部材211、212に形成した突起部211a、212aを円筒ロータ210の上面、底面に形成された孔にそれぞれ圧入してもよい。
【0072】
さらに、変形例3として図14に示すように、円筒ロータ220の上面及び底面のそれぞれの円心に凹部220a、220bを形成し、この凹部に係合してロータ220を回転自在に支持する凸部が形成された支持手段220でロータ220を覆ってもよい。
【0073】
変形例4としては図15に示すように、コの字状のロータ保持部材241に軸部241a、241bを形成し、ロータ保持部材241の両脚部241c、241dを円筒状ロータ240の上面及び底面に形成した凹溝240a、240bに圧入してもよい。
【0074】
変形例5としては図16に示すように、円筒ロータ250の上面、底面のそれぞれに凹溝250a、250bを形成し、軸部251aが形成された第1のロータ保持部材251を円筒ロータ250の上面に形成した凹溝250aに圧入し、軸部252aが形成された第2のロータ保持部材252を円筒ロータ250の底面に形成した凹溝250bに圧入してもよい。
【0075】
このように、本発明は上述に示した光量絞り装置に適応される駆動モータ装置の実施例、変形例及び変形例1から変形例5に限定されるものでなく、種々の変形が可能である。
【0076】
【図面の簡単な説明】
【図1】カメラの光量絞り装置の分解斜視図である。
【図2】ロータの軸直角断面形状と着磁方向を示す説明図である。
【図3】(A)はロータとロータ保持部材とを組み付けた状態の平面図、(B)はロータとロータ保持部材とを組み付けた状態の一部断面図である。
【図4】コイル枠内にロータ保持部材と結合したロータを組み込んだ一部断面図である。
【図5】本発明の光量絞り装置に適応される駆動モータ装置の変形例を示し、(A)はロータの斜視図、(B)はロータとロータ保持部材との分解図、(C)はロータとロータ保持部材とを組み付けた断面図である。
【図6】この発明に係わるカメラの光量絞り装置の一実施例をビデオカメラに適用した場合の構成を概略的に示すシステム構成図である。
【図7】別の光量絞り装置を分解した状態で示す分解斜視図である。
【図8】安定状態にあるロータとヨークに形成された間隙との位置関係を示す平面断面図である。
【図9】閉じ位置にあるロータとヨークに形成された間隙との位置関係を示す平面断面図である。
【図10】動作位置にあるロータとヨークに形成された間隙との位置関係を示す平面断面図である。
【図11】従来装置のロータの構造及び駆動アーム部の説明図である。
【図12】本発明の駆動モータ装置の変形例1を示し、(A)は変形例1の斜視図、(B)は変形例1の断面図である。
【図13】本発明の駆動モータ装置の変形例2を示し、(A)は変形例2の斜視図、(B)は変形例2の断面図である。
【図14】本発明の駆動モータ装置の変形例3を示し、(A)は変形例3の斜視図、(B)は変形例3の断面図である。
【図15】本発明の駆動モータ装置の変形例4を示し、(A)は変形例4の斜視図、(B)は変形例4の断面図である。
【図16】本発明の駆動モータ装置の変形例5を示し、(A)は変形例5の斜視図、(B)は変形例5の断面図である。
【符号の説明】
11…ロータ
11a…平坦部(切欠部)
15…ロータ保持部材
16…保持部
41…ロータ
41c…凹陥溝(切欠部)
41d…凹陥溝(切欠部)
45…ロータ保持部材
45a…保持部
110 カメラの自動光量絞り装置
112 撮像素子
114 撮影開口
116 基板
118a;118b 絞り羽根
120 駆動モータ
128 コイル組体
136 ヨーク
140 駆動コイル
142 制御コイル
144 フレキシブルプリント基板
146 コイル枠
146A 第1のコイル枠
146B 第2のコイル枠
164 ホール素子[0001]
[Industrial application fields]
The present invention relates to a light-aperture device such as a camera, and a drive motor device used in a light-aperture device.
[0002]
[Prior art]
FIG. 11 shows a rotor in a drive motor device used in a conventional light quantity diaphragm device of a camera and a drive arm for taking out the rotational force of the rotor and transmitting it to the light quantity adjusting member.
[0003]
According to the configuration of this conventional drive motor device, the
[0004]
However, for the
[0005]
[Problems to be solved by the invention]
The present invention has been made in view of the above-mentioned problems in the prior art, and can be easily magnetized to the rotor. With the same magnetic force, the rotor can be made smaller, contributing to the overall size reduction. An object of the present invention is to provide a drive motor device and a light quantity diaphragm device.
[0006]
[Means for Solving the Problems]
In order to solve the above problems, a drive motor device according to the present invention includes a fixed coil, a cylindrical rotor made of a permanent magnet that rotates by energizing the coil, and a rotating shaft member for rotating the rotor. And a bearing member that receives the rotating shaft member, and the rotating shaft member is attached to the rotor surface.
[0007]
Also,At the same time, the bearing member is composed of two coil frames divided vertically in the axial direction of the rotor, and one of the coil frames has a shaft hole for supporting the rotating shaft member, a coil winding groove for winding the coil, The light amount adjusting member is slidably engaged with the blade, and the other coil frame is integrally formed with a shaft hole for supporting the rotating shaft member and a coil winding groove for winding the coil. FormedIs.
[0008]
Further, the present invention includes a diaphragm blade that opens and closes the light receiving opening, a driving unit that moves the diaphragm blade to control the opening area, and an arm-shaped transmission member that transmits the drive of the driving unit to the diaphragm blade. In the light quantity diaphragm device, the driving means is composed of a rotor made of a permanent magnet and a coil for generating magnetic flux for rotating the rotor,The bearing member is composed of two coil frames divided in the axial direction of the rotor,
One of the coil frames has a shaft hole that supports the rotating shaft member, a coil winding groove that winds the coil, and a protrusion that slidably engages with the blade, and the other. In the coil frame, a shaft hole for supporting the rotating shaft member and a coil winding groove for winding the coil are formed by integral molding, respectively,A rotating shaft of the rotor is formed on the transmission member, and the transmission member is attached to the surface of the rotor.
[0009]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Hereinafter, an embodiment of the drive motor device of the present invention will be described based on a drive motor device applied to a light quantity diaphragm device for a camera. FIG. 1 is an exploded perspective view of an embodiment of a light quantity diaphragm device according to the present invention.
[0010]
In FIG. 1, the light
[0011]
As shown in FIGS. 3A and 3B, the
[0012]
Further, the
[0013]
Engagement pins 20 a and 20 b that engage with the
[0014]
Next, the coil frame that includes the
[0015]
The coil frame includes a
[0016]
The
[0017]
A
[0018]
The
[0019]
The
[0020]
The
[0021]
Next, what is denoted by
[0022]
The
[0023]
Therefore, the
[0024]
For example, the
[0025]
Alternatively, the
[0026]
Instead of such a three-position control, a yoke without a
[0027]
Although the holding
[0028]
Next, the operation will be described. First, the
[0029]
Next, the
[0030]
Next, the
[0031]
When the first and second coil frames 25 and 30 are integrally coupled, the coil is wound a predetermined number of times along the
[0032]
Next, the
[0033]
Then, the engaging
[0034]
By attaching the light
[0035]
In this embodiment, the
[0036]
By the way, the
[0037]
In FIG. 5, the
[0038]
The engagement holes 41e and 41f are set to a depth that hardly affects the magnetic flux, and do not penetrate the
[0039]
The
[0040]
In addition, as shown in FIG. 5, you may share a part of
[0041]
In such a configuration, the
[0042]
Next, for example, another light quantity reduction device incorporating the
[0043]
As shown in FIG. 6, the video camera includes a plurality of photographing lens groups L1 and L2, and a light
[0044]
As shown in an exploded perspective view in FIG. 7, the light
[0045]
First, the
[0046]
Here, the
[0047]
In addition, a pair of
[0048]
Then, through
[0049]
Next, the configuration of the
[0050]
As shown in an exploded perspective view in FIG. 7, the
[0051]
The
[0052]
Four (two pairs) of
[0053]
On the other hand, on the peripheral surface of the
[0054]
Further, locking holes 160a and 160b into which the locking
[0055]
The
[0056]
Here, a
[0057]
The
[0058]
As shown in FIG. 8, the
[0059]
When the
[0060]
From this state, when the center P0 along the circumferential direction of the
[0061]
However, the swing range of the
[0062]
Accordingly, when the
[0063]
Here, as shown in FIG. 9, in a state where the
[0064]
Then, as the
[0065]
Accordingly, when the energization of the
[0066]
In this way, by setting the
[0067]
Further, as shown in FIG. 6, a luminance signal output according to the amount of subject light received by the image sensor 112 is input to the
[0068]
Note that a counter electromotive force is generated in the
[0069]
The drive motor device of the present invention may be as shown below.
[0070]
For example, as shown in FIG. 12 as
[0071]
Further, as shown in FIG. 13 as a second modification, the protruding
[0072]
Further, as shown in FIG. 14 as a third modification,
[0073]
As Modification 4, as shown in FIG. 15,
[0074]
As Modification 5, as shown in FIG. 16, concave grooves 250 a and 250 b are formed on the upper surface and the bottom surface of the
[0075]
As described above, the present invention is not limited to the embodiment, the modified example, and the modified examples 1 to 5 of the drive motor device adapted to the above-described light quantity diaphragm device, and various modifications are possible. .
[0076]
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is an exploded perspective view of a light quantity diaphragm device of a camera.
FIG. 2 is an explanatory view showing a cross-sectional shape perpendicular to the axis of a rotor and a magnetization direction.
3A is a plan view of a state in which the rotor and the rotor holding member are assembled, and FIG. 3B is a partial cross-sectional view of the state in which the rotor and the rotor holding member are assembled.
FIG. 4 is a partial cross-sectional view in which a rotor combined with a rotor holding member is incorporated in a coil frame.
FIGS. 5A and 5B show a modified example of a drive motor device adapted to the light quantity diaphragm device of the present invention, FIG. 5A is a perspective view of a rotor, FIG. 5B is an exploded view of a rotor and a rotor holding member, and FIG. It is sectional drawing which assembled | attached the rotor and the rotor holding member.
FIG. 6 is a system configuration diagram schematically showing a configuration when one embodiment of a light quantity diaphragm device for a camera according to the present invention is applied to a video camera;
FIG. 7 is an exploded perspective view showing another light quantity diaphragm device in an exploded state.
FIG. 8 is a plan sectional view showing a positional relationship between a rotor in a stable state and a gap formed in the yoke.
FIG. 9 is a plan sectional view showing the positional relationship between the rotor in the closed position and the gap formed in the yoke.
FIG. 10 is a plan sectional view showing the positional relationship between the rotor in the operating position and the gap formed in the yoke.
FIG. 11 is an explanatory diagram of a structure of a rotor and a drive arm portion of a conventional device.
12A and 12B show a first modification of the drive motor device of the present invention, in which FIG. 12A is a perspective view of the first modification, and FIG. 12B is a cross-sectional view of the first modification.
13A and 13B show a second modification of the drive motor device of the present invention, in which FIG. 13A is a perspective view of the second modification, and FIG. 13B is a cross-sectional view of the second modification.
14A and 14B show a third modification of the drive motor device of the present invention, in which FIG. 14A is a perspective view of the third modification, and FIG. 14B is a cross-sectional view of the third modification.
15A and 15B show a fourth modification of the drive motor device of the present invention, in which FIG. 15A is a perspective view of the fourth modification, and FIG. 15B is a cross-sectional view of the fourth modification.
16A and 16B show a fifth modification of the drive motor device of the present invention, in which FIG. 16A is a perspective view of the fifth modification, and FIG. 16B is a cross-sectional view of the fifth modification.
[Explanation of symbols]
11 ... Rotor
11a: Flat part (notch part)
15 ... Rotor holding member
16 ... holding part
41 ... Rotor
41c ... concave groove (notch)
41d ... recessed groove (notch)
45 ... Rotor holding member
45a ... holding part
110 Camera automatic light iris device
112 Image sensor
114 Shooting aperture
116 substrates
118a; 118b Aperture blade
120 drive motor
128 coil assembly
136 York
140 Drive coil
142 Control coil
144 Flexible printed circuit board
146 Coil frame
146A First coil frame
146B Second coil frame
164 Hall element
Claims (2)
このコイルに通電することにより回転する永久磁石からなる円筒状のロータと、
該ロータを回転させるための回転軸部材と、前記回転軸部材を受ける軸受け部材と、
を備え、
前記ロータの回動で受光開口の開閉を行う光量調節部材を駆動する駆動モータ装置であって、
前記軸受け部材を前記ロータの軸方向上下に分割した2つのコイル枠で構成し、
そのコイル枠の一方には、前記回転軸部材を支持する軸穴と、前記コイルを巻回するコイル巻回溝と、前記光量調節部材が摺動自在にその羽根に係合する突起を、また他方のコイル枠には、前記回転軸部材を支持する軸穴と、前記コイルを巻回するコイル巻回溝をそれぞれ一体成型により形成してなるとともに、
前記回転軸部材を前記ロータ表面に取り付けたことを特徴とする駆動モータ装置。A fixed coil;
A cylindrical rotor made of a permanent magnet that rotates by energizing this coil;
A rotating shaft member for rotating the rotor; a bearing member for receiving the rotating shaft member;
With
A drive motor device that drives a light amount adjusting member that opens and closes a light receiving opening by rotating the rotor;
The bearing member is composed of two coil frames divided in the axial direction of the rotor,
One of the coil frames has a shaft hole that supports the rotating shaft member, a coil winding groove that winds the coil, and a protrusion that slidably engages the blade with the light amount adjusting member. In the other coil frame, a shaft hole for supporting the rotating shaft member and a coil winding groove for winding the coil are formed by integral molding, respectively,
A drive motor device, wherein the rotary shaft member is attached to a surface of the rotor.
この絞り羽根を移動して開口面積を制御する駆動手段と、
前記駆動手段の駆動を前記絞り羽根に伝達するアーム状の伝達部材を備える光量絞り装置において、
前記駆動手段を永久磁石からなるロータと、該ロータを回転させるための磁束を発生させるコイルとで構成し、
前記軸受け部材を前記ロータの軸方向上下に分割した2つのコイル枠で構成し、
そのコイル枠の一方には、前記回転軸部材を支持する軸穴と、前記コイルを巻回するコイル巻回溝と、前記絞り羽根が摺動自在にその羽根に係合する突起を、また他方のコイル枠には、前記回転軸部材を支持する軸穴と、前記コイルを巻回するコイル巻回溝をそれぞれ一体成型により形成してなるとともに、
前記伝達部材に前記ロータの回転軸を形成するとともに、前記伝達部材を該ロータの表面に取り付けたことを特徴とする光量絞り装置。A diaphragm blade that opens and closes the light receiving aperture;
Driving means for controlling the aperture area by moving the diaphragm blade;
In the light quantity diaphragm device including an arm-shaped transmission member that transmits the drive of the driving means to the diaphragm blades,
The driving means is composed of a rotor made of a permanent magnet and a coil for generating magnetic flux for rotating the rotor,
The bearing member is composed of two coil frames divided in the axial direction of the rotor,
One of the coil frames has a shaft hole that supports the rotating shaft member, a coil winding groove that winds the coil, and a protrusion that slidably engages with the blade, and the other. In the coil frame, a shaft hole for supporting the rotating shaft member and a coil winding groove for winding the coil are formed by integral molding, respectively,
A light quantity reduction device characterized in that a rotating shaft of the rotor is formed on the transmission member, and the transmission member is attached to a surface of the rotor.
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