JP3745651B2 - ディスプレイ装置の遠隔調整方法およびディスプレイ装置 - Google Patents

ディスプレイ装置の遠隔調整方法およびディスプレイ装置 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、パーソナルコンピュータ等のホストコンピュータにより、これに接続されたディスプレイ装置ないしディスプレイモニターを遠隔で調整する技術に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
ディスプレイモニターをパーソナルコンピュータ(以下PCという)から遠隔調整するための通信技術としては、米国VESA(Video Electronics Standards Association)にて定められたDDC2ABおよびDDC2BI規格が知られている。
【0003】
DDC2AB規格は、米国ACCESS BUS INDUSTRY GROUPが定めたACCESS BUS SPEC Ver3.0に準拠する。この規格では、SDA(Serial Data)およびSCL(Serial Clock)およびGNDの3本の信号線を利用して、ディスプレイモニターとPC間で双方向にコマンドがやり取りされる。この3本の信号線については、プラグアンドプレイを目的としたVESA DDC2B規格において既に使用されており、そのベースプロトコルはPhIlIps社のI2C BUS規格に準拠している。尚、このDDC2B規格は現在殆どのPCおよびディスプレイモニターにおいて使用されている。
【0004】
一方、DDC2BI規格はDDC2AB規格のサブセットとして登場した規格であり、DDC2AB規格と比べ、以下のような違いがある。
【0005】
DDC2AB規格:PC、ディスプレイモニター共にI2Cバスのマスターモードまたはスレーブモードの両方で動作する。
【0006】
DDC2BI規格:PC側が常にI2Cバスのマスタモードのみで、ディスプレイモニター側は常にスレーブモードのみで動作する。
【0007】
このため、以下のような大きな違いが生じる。すなわち、DDC2AB規格については、当該規格がマルチマスター(マスターとなる機器が複数個存在する構成)を前提としているので、マスター同士の競合制御を行ったり、ディスプレイモニター以外の機器(例えばマウスやキーボード)をサポートしたりするために、それぞれの機器に競合制御等の処理用のソフトウェアやハードウェアを実装することが必要となる。一方、DDC2BI規格については、PC側が常にマスター、ディスプレイモニター側は常にスレーブとなるので、競合制御は必要が無い。このため、PC側およびディスプレイモニター側のソフトウェア,ハードウェアの構成が簡素化できる。よって、現在市場においては、DDC2BI規格に従ったディスプレイモニター製品群が多数投入されている。
【0008】
次に、上記DDC2BI規格にて、PC側よりディスプレイモニターを制御ないし調整する方法について以下に述べる。
【0009】
DDC2BI規格においては、VCP(Virtual Control Panel)と呼ばれる、制御項目ないし調整項目をコード化したテーブルが用いられる。ここで、制御項目ないし調整項目とは、コントラスト、輝度、画面位置、サイズ、歪み等のディスプレイモニターの画面調整に係る項目および、消磁、調整データの記憶、γ特性、工場調整状態へのリセット等の動作制御に係る項目が標準化されている。また、テーブルには、メーカ独自の機能を定義する領域も割り当てられている。これらの内容は、VESAのMCCS(Monitor Control Command Set)規格にて定義されている。DDC2BI規格は、基本的にはこのMCCS規格を参照している。なお、MCCS規格を定めたVESAスペック(DDC/CI、Display Data Channel Commands Interface)内においても、いくつかの定義が追記されている。
【0010】
前記VCPは、前記ACCESS BUS規格およびUSB(Universal Serial Bus)規格によっても定義されている。現在、VCPのテーブルは、00h−FFhの最大256個の項目が定義可能となっている。標準コマンドの使用領域が予約されているので、MCCSスペックによると、個別のメーカが自由に定義して使える領域はE0h−FFhの32個のみである。
【0011】
DDC2BI規格においては、上記VCPを応用するため以下のようなコマンド群が規定されている。
【0012】
1)GetVCP Feature
PC側よりディスプレイモニター側へ、指定の調整項目(VCP:Virtual Control Panel)の最大調整データ値および現在の設定値を要求する。
【0013】
2)VCP Feature Reply
ディスプレイモニター側よりPC側へ、上記GetVCP Feature コマンドによって指定されたVCPについて、最大調整データ値および現在の設定値等の情報を回答する。
【0014】
3)SetVCP Feature
PC側よりディスプレイモニター側へ、指定の調整項目(VCP:Virtual Control Panel)の調整データ値を設定する。
【0015】
4)Save Current Settings
PC側よりディスプレイモニター側へ、現在の調整データのディスプレイモニター内部の記憶装置(EEPROM等)への記憶を指示する。
【0016】
5)Capabilities Request
PC側よりディスプレイモニター側へ、サポートしているVCPの一覧その他の情報を要求する。
【0017】
6)Capabilities Reply
ディスプレイモニター側よりPC側へ、上記Capabilities Requestコマンドに対して応答を行う。
【0018】
7)GetTiming Report
PC側よりディスプレイモニター側へ、動作中のタイミング(水平および垂直の同期信号周波数および信号極性)に係る情報の提供を要求する。
【0019】
8)Timimng Report
ディスプレイモニター側よりPC側へ、上記GetTiming Reportコマンドに対して応答(水平および垂直の同期信号周波数および信号極性の通知)を行う。
【0020】
次に、上記のコマンド群を用いた実際のアプリケーションの動作について、一例を以下に説明する。
【0021】
図7および図8は、PC側のアプリケーションの動作の一部を示すフローチャートであり、図9はディスプレイモニター側のソフトウェアの動作の一部を示すフローチャートである。
【0022】
図7において、先ず、PC側がディスプレイモニターのサポートするVCPを確認するために、Capabilities Request コマンドをディスプレイモニター側へ送信する(ステップST1)。これを受けたディスプレイモニター側は図9のステップST20による判断にてYesとなり、ステップST21の処理により、対応するVCPコードをアスキーコードにてPC側へ返答する。これを受けたPC側はステップST2のCapabilities Reply受信処理にてディスプレイモニター側がサポートするVCPコードの一覧を受信する。
【0023】
次に、ステップST3にてGetTiming ReportコマンドをPC側よりディスプレイモニター側へ送信する。これを受けたディスプレイモニター側は図9のステップST22による判断がYesとなり、ステップST23の処理により、Timing ReportをPC側へ返答する。これを受けたPC側はステップST4にてTiming Reportを受信し、ディスプレイモニターが動作している水平同期周波数、垂直同期周波数およびそれぞれの同期信号極性に係る情報を受信する。
【0024】
次に上記ステップST1,ステップST2にて受信したVCPのサポート情報に基づき、サポートされたVCPのすべてについて、ステップST5−ステップST7にてGetVCP Featureコマンドを送信し、VCP Feature Replyを受信する。このとき、ディスプレイモニター側は、ステップST24およびステップST25にてこれに対応した処理を行う。
【0025】
次にステップST8において、外部からマウスやキーボードで操作するための所定意匠のコントロールパネル画面の描画処理を行う。この時読みこまれたVCPの項目および調整データの内容に従って、項目アイコンおよびスライドバーが表示される。
【0026】
次に、ステップST9において、PCに接続されたマウスやキーボードのユーザによる操作入力を処理する。その結果、スライドバーの操作等、調整データの変更要求が発生した場合は、ステップST10の判断がYesとなって、ステップST11のSetVCP Featureコマンド処理が起動され、SetVCP FeatureコマンドがPC側よりディスプレイモニター側へ送信される。この時、ディスプレイモニター側では、ステップST26によりSetVCP Featureコマンド受信が確認され、ステップST27にて内部の調整データが変更される。
【0027】
また、調整データの記憶の要求が発生した場合は、ステップST12によりステップST13のSave Current Setings処理が起動され、Save Current SettingsコマンドがPC側よりディスプレイモニター側へ送信される。この場合、ディスプレイモニター側では、ステップST28によりSave Current Settingsコマンド受信が確認され、ステップST29にて内部の調整データが内部記憶装置(EEPROM等)に記憶される。
【0028】
次に、ステップST14、ステップST15にてGetTiming Reportコマンドが再度送受信され、定期的にディスプレイモニター側の動作タイミングが監視される(ステップST16)。この時、動作タイミングに変化があった場合は、同時に調整データが変化した可能性が大きいので、ステップST5に戻り、すべての調整データを再度読み込み、以下の処理を繰り返す。また、ステップST16で動作タイミングに変化が無いと判断された場合は、ステップST8に戻り、以下の処理を繰り返す。
【0029】
【発明が解決しようとする課題】
従来のDDC2BI対応のシステムでは、上記のように、VCPテーブルのうち、個々のメーカが自由に定義して使える領域はE0h−FFhの32個のみである。一方、最近のディスプレイモニターに対しては新規機能の追加要求が増加している。例えば高解像度CRTディスプレイにおけるデジタルコンバーゼンス調整や、高精度歪み補正の導入により、画面の局所的に細かい調整が可能となっている。また、音声信号の伝送に伴う音質・音量等の調整等の要求もある。よって、現在のメーカ定義の領域に不足が発生している。このように、VCPのテーブルを拡張する必要がある(拡張しなければ対処できない)機器が増えている。ただし、単純にVCPを例えば0000−FFFFhに拡張したのでは、現規格との互換性がなくなってしまうので問題である。
【0030】
一方、機器によっては、既存のVCP領域にて十分に運営できるものもある。既存規格のVCPのみを運用することで、安価に対応が可能である。このように、全ての機器にとって拡張が必要なわけではなく、機器によって拡張が必要なものと不要なものとがある。
【0031】
現在、DDC2BI規格においては、工場調整時にも使用されることがある。この場合、工場調整専用項目の中にはユーザがアクセスすると問題の起きる項目が含まれており、工場調整用の項目とユーザ開放の項目との区別を明確に行う必要がある。よって、工場調整用のVCPが、将来VESAの規格により定義されるであろうVCPの領域(現在の空き領域)を使用するのは危険である。一方、ベンダー定義の領域はユーザ開放用に利用される部分が多く、かつ上述のようにユーザ開放用領域は、既に不足している。よって、工場調整専用のVCP領域を確保することも必要である。
【0032】
そこで、本発明の目的は、現行の規格による方式との互換性を保ちつつ、使用目的に応じてVCPの領域を容易かつ自在に拡張することのできるディスプレイ装置の遠隔調整方法を提供することである。
【0033】
【課題を解決するための手段】
請求項1に係る遠隔調整方法は、ディスプレイ装置をコンピュータにより遠隔調整するための所定規格に従ったディスプレイ装置の拡張された遠隔調整方法であって、前記所定規格は1群の制御項目コード群を有し、前記所定規格の前記1群の制御項目コード群を含む複数群の制御項目コード群の各群に対応づけられる上位コードが予め定義され、前記遠隔調整方法は、(a)前記コンピュータ、ディスプレイ装置間で前記上位コードを特定する工程と、(b)前記特定された上位コードに対応する制御項目コード群を用いて、前記コンピュータから前記ディスプレイ装置を遠隔調整する工程と、を備えて構成される。
【0034】
請求項2に係る遠隔調整方法では、前記工程(a)は、(a−1)前記コンピュータから前記ディスプレイ装置へ、前記上位コードを読み取るコマンドを送る工程と、(a−2)前記ディスプレイ装置から前記コマンドに対する応答がない場合に、前記ディスプレイ装置が拡張に対応していないと判別する工程と、を備えて構成される。
【0035】
請求項3に係る遠隔調整方法では、前記工程(a)は、(a−1)前記コンピュータから前記ディスプレイ装置へ、前記上位コードを読み取るコマンドを送る工程と、(a−2)前記ディスプレイ装置から前記コンピュータへ、前記上位コードの可変範囲の上限値および/または下限値を送る工程と、を備えて構成される。
【0036】
請求項4に係る遠隔調整方法では、前記上位コードの特定の値は予め工場調整用と定められており、(c)前記ディスプレイ装置側で、デフォルト時には上記特定の値とは異なる値にリセットする工程をさらに備えて構成される。
【0037】
請求項5に係る遠隔調整方法では、前記工程(a)は、(a−3)前記上位コードの可変範囲の前記上限値および/または下限値の範囲外の上位コードが前記コンピュータから前記ディスプレイ装置に指定された場合に、前記ディスプレイ装置ではこれを無視する工程、をさらに備えて構成される。
【0038】
請求項6に係る遠隔調整方法では、前記工程(a)は、(a−1)前記コンピュータが前記ディスプレイ装置へ前記上位コードの値を指定する工程と、(a−2)前記ディスプレイ装置が前記コンピュータへ自身の前記値を返信する工程と、を備えて構成される。
【0039】
請求項7に係る遠隔調整方法では、前記工程(a)は、(a−1)前記コンピュータが前記ディスプレイ装置へ、前記上位コードのサポートを含む調整項目サポート状況の問い合わせを行うコマンドを送る工程と、(a−2)前記ディスプレイ装置が前記コンピュータへ応答コマンドを送る工程と、(a−3)前記応答コマンドの内容に前記上位コードが含まれていない場合に前記ディスプレイ装置が拡張に対応していないと判別する工程と、を備えて構成される。
【0040】
請求項8に係る遠隔調整方法は、ディスプレイ装置をコンピュータにより遠隔調整するための所定規格に従ったディスプレイ装置の拡張された遠隔調整方法であって、前記所定規格は制御項目コード群を有し、複数のページが予め準備され、それらのうちの一のページには前記所定規格の前記制御項目コード群が割り当てられ、他の各ページには他の制御項目コード群の各群をそれぞれ割り当てることが可能であり、前記遠隔調整方法は、(a)前記コンピュータ、ディスプレイ装置間で前記ページを特定する工程と、(b)前記特定されたページの前記制御項目コード群を用いて、前記コンピュータから前記ディスプレイ装置を遠隔調整する工程と、を備えて構成される。
【0041】
請求項9に係るディスプレイ装置は、上記のいずれかの遠隔調整方法によってコンピュータから遠隔調整されることが可能なディスプレイ装置である。
【0042】
【発明の実施の形態】
実施の形態1.
図1は、本発明によるディスプレイ装置の遠隔調整方法を実施するシステムの一例を示す図である。システムは、ディスプレイモニター1とパーソナルコンピュータ(PC)2とからなる。パーソナルコンピュータ2はディスプレイモニター1に接続され、ディスプレイモニター1を遠隔で調整する。遠隔調整のための通信技術は、周知の規格、たとえばDDC2BI規格が、基本的に用いられる。DDC2BI規格では、前述したように、制御項目ないし調整項目をコード化したVCPテーブルが用いられ、このVCPテーブルは00h−FFhの最大256個の制御ないし調整項目(VCP)が定義可能である。本発明では、基本となる規格(この場合はDDC2BI規格)との互換を保った上で、定義可能な項目数を例えば256×256個に拡張する。
【0043】
図2は、本発明の実施の形態1におけるVCP拡張の方法を示す図である。図において、各VCP Pageは、DDC2BI規格にあわせ、それぞれ256個のVCP(1群のVCP)よりなるページを構成する。本実施の形態では、ページを1バイトにて定義するので、256群のVCP、すなわち256×256=65536個のVCPを定義することが可能である。
【0044】
つまり、本発明によるVCP拡張方法は、現行のVCPの上位概念としてPageの概念を導入し、このVCP Pageの最大値(VCPP MAX)を定義し、これらをPC側より制御することにより、更に多くのVCPを定義、制御可能とする。VCP Page=0の場合は、従来とまったく同じVESAのMCCSに定義の標準VCPとする。VCP Page=1の場合は、将来のVESA標準規格による予約領域とする。VCP Page=2よりMAX(最大ページ)までは、メーカによる使用領域とする。メーカによる使用領域の中でも特に最大ページ(VCPP=MAX)は、常に工場調整用のページとする。
【0045】
DDC2BI規格では、前述したように1)〜8)のコマンド群が規定されている。本発明では、これに加えて、以下のコマンドを新たに規定する。
【0046】
9)Set VCP Page
VCP Pageの値をPC側よりディスプレイモニター側へ指定する。指定されたVCP Pageはディスプレイモニター内部の記憶装置に記憶されることは無く、デフォルト時、例えばディスプレイモニターの電源のオン/オフ時または、ディスプレイモニターの内蔵マイコンの暴走時等の異常処理において、常にリセットされ、MAX以外の値、例えば0となる。これにより、工場調整用の制御ないし調整項目へのアクセスを制限し、工場調整用データを保護する。また、デフォルトのページを0とすることにより、適用する既存規格(今の場合DDC2BI規格)との互換性を容易に保つことができる。
【0047】
10)GetVCP Page
PC側よりディスプレイモニター側へ、ディスプレイモニター側のVCP Pageの設定値を要求する。
【0048】
11)VCP Page Reply
ディスプレイモニター側よりPC側へ、上記GetVCP Pageコマンドに対して、VCP Pageの設定値の返答を行う。
【0049】
上記10),11)のコマンドにより、PC側は、ディスプレイモニター側のVCP Pageの設定を確認することが出来る。もし、GetVCP Pageコマンドにディスプレイモニター側よりPC側へ応答が無い場合、本実施の形態では、ディスプレイモニター側のVCPのサポートは0ページのみ(すなわち拡張に対応していない)として動作するので、既存のVCPにのみ従った非拡張のシステムにも対応可能である。
【0050】
次に、上記のコマンド群9)〜11)ならびにDDC2BI規格で規定された前述したコマンド群1)〜8)を用いた実際のアプリケーションの動作について、一例を以下に説明する。
【0051】
図3〜図5は、VCP Page対応のPC側のアプリケーションの動作の一部を示すフローチャートである。また、図6は、VCP Page対応のディスプレイモニター側のソフトウェアの動作の一部を示すフローチャートである。なお、従来技術に関して前述した図7〜図9の処理と同様の内容の処理については、同一のステップST番号を付して示している。
【0052】
図3のステップST30において、先ず、PC側よりディスプレイモニター側へGetVCP Pageコマンドを送信する。この時、ディスプレイモニター側が、VCP Pageに対応している場合、図6のステップST43により、GetVCP Pageコマンドが検出され、ステップST44にてVCP Page Replyが送信される。なお、VCP Page Replyには、VCPP MAX(VCP Pageの最大値)が含まれる。なお、本実施の形態では、VCP Pageの最小値は0と決めているが、これを変更可能とするときは最小値もVCP Page Replyに含ませる。すなわち、VCP Page Replyには、VCP Pageの最大値および/または最小値が含まれる。
【0053】
次にPC側は、図3のステップST31にてVCP Page Replyコマンドを受信し、この結果正常にVCP Page Replyが受信できた場合は、ステップST32にてVCP Pageのサポートありとし、VCP Pageの最大値はVCPP MAXにて受信された値が設定される。また、ステップST32にてVCP Pageのサポート無しとされた場合(応答がない等、正常にVCP Page Replyが受信できなかった場合)は、VCP Pageの最大値は0とされる。
【0054】
次に、図3のステップST1により、Cpapabilities RequestコマンドがPC側から送信される。これがディスプレイモニター側にて図6のステップST20により検出されると、ステップST40にて、VCP Pageの設定状況に応じたCapabilities Replyコマンドの送信が行われる。つまり、ディスプレイモニター側はVCP Pageの値によって、異なるVCPのサポート内容となるので、これに従った情報をPC側に通知する。
【0055】
次に、図3のステップST2により、PC側はCapabilities Replyコマンドを受信する。その後、ステップST34にてVCP=0からMAXまでの全てのページのCapabilities Requestを行ったか確認し、Page=0よりMAXまでPageを切り替えながら、読みこみ処理を繰り返す。
【0056】
次に、従来同様、図3のステップST3にて、GetTiming ReportコマンドをPC側よりディスプレイモニター側へ送信する。これを受けたディスプレイモニター側は図6のステップST22による判断がYesとなり、ステップST23の処理により、Timing ReportをPC側へ返答する。これを受けたPC側はステップST4にてTiming Reportを受信し、ディスプレイモニターが動作している水平同期周波数、垂直同期周波数およびそれぞれの同期信号極性に係る情報を受信する。
【0057】
次に、図4のステップST35にて、PC側はSetVCP Pageコマンドを送信して、ディスプレイモニター側のVCP Pageを切り替える。そして、以下のステップST5,ステップST6,ステップST7およびステップST36において、ディスプレイモニター側でサポートされるすべてのVCP PageのVCPについてのデータの読みこみを行う。
【0058】
このとき、ディスプレイモニター側では、図6のステップST45,46およびステップST24,41により応答する。すなわち、ステップST45にてSetVCP Pageコマンド受信が検出された場合は、ステップST46にてVCP Pageの切替を行う。この時、VCP PageのMAX値を超える指定があった場合は、異常操作を防止するために、これを無視する。また、ステップST24にてGetVCP Featureコマンド受信が検出された場合は、設定されたVCP Pageに従ったVCP定義に基づいて調整データの返信を行う。
【0059】
次に、PC側では、図4のステップST8において、外部からマウスやキーボードで操作するための所定意匠のコントロールパネル画面の描画処理を行う。この時読みこまれたVCPの項目および調整データの内容に従って、項目アイコンおよびスライドバーが表示される。
【0060】
次に、図4のステップST9において、PCに接続されたマウスやキーボードのユーザによる操作入力を処理する。その結果、スライドバーの操作等、調整データの変更要求が発生した場合は、図5のステップST10の判断がYesとなって、ステップST11のSetVCP Featureコマンド処理が起動され、SetVCP FeatureコマンドがPC側よりディスプレイモニター側へ送信される。この時、ディスプレイモニター側では、図6のステップST26によりSetVCP Featureコマンド受信が確認され、ステップST27にて内部の調整データが変更される。
【0061】
また、調整データの記憶の要求が発生した場合は、図5のステップST12によりステップST13のSave Current Setings処理が起動され、Save Current SettingsコマンドがPC側よりディスプレイモニター側へ送信される。この場合、ディスプレイモニター側では、ステップST28によりSave Current Settingsコマンド受信が確認され、ステップST29にて内部の調整データが内部記憶装置(EEPROM等)に記憶される。
【0062】
なお、ステップST10、ステップST11、ステップST12、ステップST13において、必要に応じてVCPの選択および調整値の記憶処理を行う際、調整項目によってはVCP Pageを切り替える必要があるので、ステップST37にてSetVCP Pageの発行要求がある場合、つまり、現在のVCP Pageとは異なるページに割り振られている調整項目にアクセスしたい場合は、ステップST38にてSetVCP Pageコマンドを送信し、VCPPageを切り替える。
【0063】
次に、図5のステップST14、ステップST15にてGetTiming ReportコマンドがPC側から再度送受信され、定期的にディスプレイモニター側の動作タイミングが監視される(ステップST16)。この時、動作タイミングに変化があった場合は、同時に調整データが変化した可能性が大きいので、ステップST5に戻り、すべての調整データを再度読み込み、ステップST5以下の処理を繰り返す。また、ステップST16で動作タイミングに変化が無いと判断された場合は、ステップST8に戻り、ステップST8以下の処理を繰り返す。
【0064】
本実施の形態によるVCP Pageの概念を採用したディスプレイモニターの動作においては、ステップST40において、設定されたVCP Pageに応じたCapabilities StringsとしてVCPコードをアスキーコードにて返答する。また、ステップST41のGetVCP Featureコマンド処理においては、設定されたVCP Pageに従ったVCP定義に基づいて調整データの返信を行う。ステップST42のSetVCP Featreuコマンド処理においては、設定されたVCP Pageに従ったVCP定義に基づいて、調整データの変更を行う。ステップST43のGetVCP Pageコマンド受信検出時には、ステップST44によりその時のVCP Page設定をVCP Page Replyコマンドにより返信する。ステップST45にてSetVCP Pageコマンド受信が検出された場合は、ステップST46によりVCP Pageの切替を行う。この時、VCP PageのMAX値を超える指定があった場合は、これを無視する。
【0065】
本発明によるVCP拡張方法は、上記のように構成したので、従来のシステムと完全な互換性を保ちつつ、安全な方法でVCPを拡張出来ると共に、工場調整用のVCPコードを明確に区分け可能であり、かつ、ディスプレイモニター側の不意の電源オフや内蔵マイコンの暴走時にも安全なシステムを提供できる。また、VCP Pageの利用においては、その利用の有無および利用時の利用Page数を機器毎に切り替えることにより、必要に応じて機器毎に柔軟に対応が可能である。
【0066】
実施の形態2.
上記実施の形態1においては、VCP Page=MAXの時、これを工場調整用と定義した。これに対し、本実施の形態2では、VCP Page=MAX以外の任意の特定ページの時、これを工場調整用と定義する。この場合にも上記実施の形態1と同様な効果を得られる。
【0067】
実施の形態3.
上記実施の形態1においては、ディスプレイモニター側にてSetVCP Pageを受信した時、その命令がVCP Page=MAXを超える命令である時はこれを無視することにより、ディスプレイ装置側のデータの保護を行った。本実施の形態3では、この時、VCP Page Replyコマンドをディスプレイモニター側よりPC側へ返信する。これをPC側で受信し、ディスプレイモニター側のPage設定状態の確認を行うことで、異常操作を防止する。このように、動作の確認情報を伝えるようにすると、より安全なシステムが構成可能となる。この場合、SetVCP Pageにて指定した値と同じ値が返信されるか否かで、動作のチェックを行うことができる。このようにすることによって、実施の形態1と同様以上の効果を得られる。
【0068】
実施の形態4.
上記実施の形態1においては、PC側で、ディスプレイモニター側がVCP Pageをサポートしているか否かを知るための方法として、PC側よりディスプレイモニター側にGetVCP Pageコマンドを送り、その結果にてVCP Pageのサポートの有無を判断するようにした。これに対し、本実施の形態4では、Capabilities Requestコマンドのディスプレイ側よりの応答(Capabilities Reply)の中で、上記実施形態1にて応答したVCP情報以外に、VCP Page情報を追加する。これにより、ディスプレイモニター側でのVCP Pageのサポートの有無をPC側へ知らしめることが可能になる。すなわち、応答(Capabilities Reply)の中にVCP Pageの情報が含まれていない場合に、ディスプレイモニターが拡張に対応していないと判別できる。この場合も実施の形態1と同様の効果を得られる。
【0069】
【発明の効果】
請求項1に係る遠隔調整方法は、ディスプレイ装置をコンピュータにより遠隔調整するための所定規格に従ったディスプレイ装置の拡張された遠隔調整方法であって、前記所定規格は1群の制御項目コード群を有し、前記所定規格の前記1群の制御項目コード群を含む複数群の制御項目コード群の各群に対応づけられる上位コードが予め定義され、前記遠隔調整方法は、(a)前記コンピュータ、ディスプレイ装置間で前記上位コードを特定する工程と、(b)前記特定された上位コードに対応する制御項目コード群を用いて、前記コンピュータから前記ディスプレイ装置を遠隔調整する工程と、を備えて構成されるので、所定規格との互換性を維持しつつ、制御項目コードを容易に拡張することができる。
【0070】
請求項2に係る遠隔調整方法では、前記工程(a)は、(a−1)前記コンピュータから前記ディスプレイ装置へ、前記上位コードを読み取るコマンドを送る工程と、(a−2)前記ディスプレイ装置から前記コマンドに対する応答がない場合に、前記ディスプレイ装置が拡張に対応していないと判別する工程と、を備えて構成されるので、拡張に対応していないディスプレイ装置に対しても適切に対処することができる。
【0071】
請求項3に係る遠隔調整方法では、前記工程(a)は、(a−1)前記コンピュータから前記ディスプレイ装置へ、前記上位コードを読み取るコマンドを送る工程と、(a−2)前記ディスプレイ装置から前記コンピュータへ、前記上位コードの可変範囲の上限値および/または下限値を送る工程と、を備えて構成されるので、上位コードの可変範囲を越えた拡張による誤動作を避けることができる。
【0072】
請求項4に係る遠隔調整方法では、前記上位コードの特定の値は予め工場調整用と定められており、(c)前記ディスプレイ装置側で、デフォルト時には上記特定の値とは異なる値にリセットする工程をさらに備えて構成されるので、工場調整用の上位コードへのユーザのアクセスを効果的に防止することができ、工場調整用の制御項目コード群を保護することができる。
【0073】
請求項5に係る遠隔調整方法では、前記工程(a)は、(a−3)前記上位コードの可変範囲の前記上限値および/または下限値の範囲外の上位コードが前記コンピュータから前記ディスプレイ装置に指定された場合に、前記ディスプレイ装置ではこれを無視する工程、をさらに備えて構成されるので、上位コードの可変範囲を越えた拡張による誤動作を効果的に避けることができる。
【0074】
請求項6に係る遠隔調整方法では、前記工程(a)は、(a−1)前記コンピュータが前記ディスプレイ装置へ前記上位コードの値を指定する工程と、(a−2)前記ディスプレイ装置が前記コンピュータへ自身の前記値を返信する工程と、を備えて構成されるので、より安全に遠隔調整を実行することができる。
【0075】
請求項7に係る遠隔調整方法では、前記工程(a)は、(a−1)前記コンピュータが前記ディスプレイ装置へ、前記上位コードのサポートを含む調整項目サポート状況の問い合わせを行うコマンドを送る工程と、(a−2)前記ディスプレイ装置が前記コンピュータへ応答コマンドを送る工程と、(a−3)前記応答コマンドの内容に前記上位コードが含まれていない場合に前記ディスプレイ装置が拡張に対応していないと判別する工程と、を備えて構成されるので、拡張に対応していないディスプレイ装置に対しても適切に対処することができる。
【0076】
請求項8に係る遠隔調整方法は、ディスプレイ装置をコンピュータにより遠隔調整するための所定規格に従ったディスプレイ装置の拡張された遠隔調整方法であって、前記所定規格は制御項目コード群を有し、複数のページが予め準備され、それらのうちの一のページには前記所定規格の前記制御項目コード群が割り当てられ、他の各ページには他の制御項目コード群の各群をそれぞれ割り当てることが可能であり、前記遠隔調整方法は、(a)前記コンピュータ、ディスプレイ装置間で前記ページを特定する工程と、(b)前記特定されたページの前記制御項目コード群を用いて、前記コンピュータから前記ディスプレイ装置を遠隔調整する工程と、を備えて構成されるので、所定規格との互換性を維持しつつ、制御項目コードを容易に拡張することができる。
【0077】
請求項9に係るディスプレイ装置は、上記のいずれかの遠隔調整方法によってコンピュータから遠隔調整されることが可能なディスプレイ装置であるので、所定規格との互換性を維持しつつ、制御項目コードを容易に拡張して、コンピュータにより遠隔調整を実行することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明による拡張された遠隔調整が実施されるシステムを示す図である。
【図2】 本発明によるVCP Pageの概念を用いたVCPの拡張方法を示す模式図である。
【図3】 本発明によるPC側のアプリケーションの動作の一部を示すフローチャートである。
【図4】 本発明によるPC側のアプリケーションの動作の一部を示すフローチャートである。
【図5】 本発明によるPC側のアプリケーションの動作の一部を示すフローチャートである。
【図6】 本発明によるディスプレイモニター側のソフトウェアの動作の一部を示すフローチャートである。
【図7】 従来技術によるPC側のアプリケーションの動作の一部を示すフローチャートである。
【図8】 従来技術によるPC側のアプリケーションの動作の一部を示すフローチャートである。
【図9】 従来技術によるディスプレイモニター側のソフトウェアの動作の一部を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 ディスプレイモニター、2 パーソナルコンピュータ。

Claims (9)

  1. ディスプレイ装置をコンピュータにより遠隔調整するための所定規格に従ったディスプレイ装置の拡張された遠隔調整方法であって、
    前記所定規格は1群の制御項目コード群を有し、
    前記所定規格の前記1群の制御項目コード群を含む複数群の制御項目コード群の各群に対応づけられる上位コードが予め定義され、
    前記遠隔調整方法は、
    (a)前記コンピュータ、ディスプレイ装置間で前記上位コードを特定する工程と、
    (b)前記特定された上位コードに対応する制御項目コード群を用いて、前記コンピュータから前記ディスプレイ装置を遠隔調整する工程と、
    を備えるディスプレイ装置の遠隔調整方法。
  2. 前記工程(a)は、
    (a−1)前記コンピュータから前記ディスプレイ装置へ、前記上位コードを読み取るコマンドを送る工程と、
    (a−2)前記ディスプレイ装置から前記コマンドに対する応答がない場合に、前記ディスプレイ装置が拡張に対応していないと判別する工程と、
    を備える請求項1に記載のディスプレイ装置の遠隔調整方法。
  3. 前記工程(a)は、
    (a−1)前記コンピュータから前記ディスプレイ装置へ、前記上位コードを読み取るコマンドを送る工程と、
    (a−2)前記ディスプレイ装置から前記コンピュータへ、前記上位コードの可変範囲の上限値および/または下限値を送る工程と、
    を備える請求項1に記載のディスプレイ装置の遠隔調整方法。
  4. 前記上位コードの特定の値は予め工場調整用と定められており、
    (c)前記ディスプレイ装置側で、デフォルト時には上記特定の値とは異なる値にリセットする工程をさらに備える、請求項1に記載のディスプレイ装置の遠隔調整方法。
  5. 前記工程(a)は、
    (a−3)前記上位コードの可変範囲の前記上限値および/または下限値の範囲外の上位コードが前記コンピュータから前記ディスプレイ装置に指定された場合に、前記ディスプレイ装置ではこれを無視する工程、
    をさらに備える、請求項3に記載のディスプレイ装置の遠隔調整方法。
  6. 前記工程(a)は、
    (a−1)前記コンピュータが前記ディスプレイ装置へ前記上位コードの値を指定する工程と、
    (a−2)前記ディスプレイ装置が前記コンピュータへ自身の前記値を返信する工程と、
    を備える、請求項1に記載のディスプレイ装置の遠隔調整方法。
  7. 前記工程(a)は、
    (a−1)前記コンピュータが前記ディスプレイ装置へ、前記上位コードのサポートを含む調整項目サポート状況の問い合わせを行うコマンドを送る工程と、
    (a−2)前記ディスプレイ装置が前記コンピュータへ応答コマンドを送る工程と、
    (a−3)前記応答コマンドの内容に前記上位コードが含まれていない場合に前記ディスプレイ装置が拡張に対応していないと判別する工程と、
    を備える、請求項1に記載のディスプレイ装置の遠隔調整方法。
  8. ディスプレイ装置をコンピュータにより遠隔調整するための所定規格に従ったディスプレイ装置の拡張された遠隔調整方法であって、
    前記所定規格は制御項目コード群を有し、
    複数のページが予め準備され、それらのうちの一のページには前記所定規格の前記制御項目コード群が割り当てられ、他の各ページには他の制御項目コード群の各群をそれぞれ割り当てることが可能であり、
    前記遠隔調整方法は、
    (a)前記コンピュータ、ディスプレイ装置間で前記ページを特定する工程と、
    (b)前記特定されたページの前記制御項目コード群を用いて、前記コンピュータから前記ディスプレイ装置を遠隔調整する工程と、
    を備えるディスプレイ装置の遠隔調整方法。
  9. 請求項1から8のいずれかに記載のディスプレイ装置の遠隔調整方法によってコンピュータから遠隔調整されることが可能なディスプレイ装置。
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