JP3745253B2

JP3745253B2 - Crop pulling harvester

Info

Publication number: JP3745253B2
Application number: JP2001229819A
Authority: JP
Inventors: 幹夫松井; 章人渡邊; 重徳嶋田; 中山　　実; 義昭山本
Original assignee: セイレイ工業株式会社
Priority date: 2001-07-30
Filing date: 2001-07-30
Publication date: 2006-02-15
Anticipated expiration: 2020-11-13
Also published as: JP2002142536A

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は、枝豆等の収穫に使用される作物引抜収穫機、特に、各装置の補強構成や配置構成に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】
従来、圃場に栽培されている枝豆や茶豆といった豆類を収穫する際、機械を幹葉部に作用させてその莢をもぎ取る（脱莢）か、或いは機械によって地上から上の幹葉部を刈り取って脱莢はその後に行うかの方法をとっていた。
しかし、いずれの場合も、残った幹葉部や茎根をそのままにしてはおけないことから、これを除去する作業が必要であった。
そこで、畝上の植生作物の幹葉部を掻込装置で掻き込んだ後、挟持搬送装置により、掻き込んだ幹葉部を挟持した状態で茎根ごと引き抜いて後方に搬送する引抜作業機が考えられている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】
このような引抜作業機において、挟持搬送装置の引抜機能を十分に発揮させるには、前記掻込装置により、茎や枝葉を確実に起立させることが不可欠である。
また、機体から左右に進退させて車輪幅を変更可能な走行輪を備える引抜作業機においては、挟持搬送装置により搬送した幹葉部を溜め置いて一定量になると放出する収集装置や、引抜作業機の作業部の高さを調整するゲージ輪の配置構成が不適切な場合は、前者では幹葉部が未収穫の作物上に放出され、後者では作業部の高さが変動する、といった問題があった。
【０００４】
【課題を解決するための手段】
本発明は上記目的を達成するため、次のような構成としている。
機体から左右に進退させて車輪幅を変更可能な走行輪１・１と一方の走行輪１の前方側にゲージ輪１０を備えた３輪走行式として、機体前端に分草装置１１を設け、該分草装置１１の後に畝上の植生作物条列を後方へ掻き込む掻込装置１２と、掻き込んだ幹葉部を後上がり傾斜状の左右一対のベルト搬送部により更に後方に挟持搬送する挟持搬送装置１３を備え、前記畝上に植生した作物条列を根に土が付着した状態で畝から引抜いてその引抜いた状態で後方へ挟持搬送する作物引抜収穫機において、該挟持搬送装置１３の途中の下方にフィルム押さえ棒４６が設けられ、且つ土落し装置１５を備え、また一側のベルト搬送部の後端部に動力伝動された横誘導装置１６を備え、該横誘導装置１６には、地上に作物を放出する収集装置１７を連設し、該収集装置１７は、前記走行輪１のうちで固定した走行輪１側に配置すると共に、機体２側に設けられる支持軸４０の回りを下方回動可能にして機体幅を抑えるようにされた収集板３９で構成されると共に、前記作業部の高さを調整可能なゲージ輪１０を走行輪１のうちで作業部近傍に固定した走行輪１側に配置するものである。
【０００５】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。図１は本発明の一例を示す豆類引抜収穫機の側面図、図２は前記収穫機の一畦二条植付時の作業状態を示す正面図、図３は前記収穫機の要部の側面図、図４は前記収穫機の要部の平面図であるが、この豆類引抜収穫機（以下、収穫機という）は、左右の走行輪１に支持させた機体２の前部に作業部３を、後部にエンジンやミッション等の伝動部４を載せ、伝動部４の上方に操縦ハンドル５を設けたものである。
【０００６】
本例の収穫機は、畝６を形成してその上面に二条植えられている豆類７を往復収穫するものであり、左右の走行輪１は、畝６の両側の溝底６ｂを走行する。尚、走行輪１の外面はカバー１ａで覆っておき、幹葉部７ａがこれに噛み込まないようにしている。
この場合、異なる畝幅にも対応できるように、走行輪１の一方（進行方向から見て右側）は図外の車輪幅変更機構によってその支持筒８及び伝動筒９が左右に進退するようになっている。
尚、固定側の走行輪１の前方には、走行輪１と同じ轍を進む高さ調整可能なゲージ輪１０が設けられており、これによって作業部３の高さが調整される。
【０００７】
豆類７を引抜き収穫する作業部３は、前部から分草装置１１、掻込装置１２、挟持搬送装置１３、振動装置１４、土落し装置１５、横誘導装置１６、収集装置１７等で構成される。
【０００８】
分草装置１１は先端が尖った左右一対の分草板１８ａ、１８ｂや、分草板１８ａ、１８ｂ或いはその近傍箇所から上後方に延びる分草杆１９ａ〜１９ｆからなるものであり、豆類７の幹葉部７ａの中に分草板１８ａ、１８ｂや分草杆１９ａ〜１９ｆが分け入ることで、引き抜く幹葉部７ａとそうでない幹葉部７ａとを分け、引き抜く幹葉部７ａだけを後続する掻込装置１２へ導くものである。
【０００９】
右側の分草板１８ａは掻込装置１２や挟持搬送装置１３の作用中心を指標する機体位置合わせ基準用のもので比較的細巾で短小なものとなしてある。
この分草板１８ａから、幹葉部７ａの比較的下部を左右に押し遣るものとした左右一対の下側分草杆１９ａ、１９ｂと、幹葉部７ａの比較的上部を左右に押し遣るものとした左右一対の上側分草杆１９ｃ、１９ｄとを後方へ向け後上がり状且つ後開き状に延出させており、この際、各分草杆１９ａ〜１９ｄの先端は分草板１８ａの近傍箇所に固定させればよいのであり、図示例では分草板１８ａの裏面に固定させてある。
【００１０】
ところで、収穫間際の幹葉部７ａは非常に繁茂しており、分草板１８等はどこを走行しているのかわからない程になる。
そこで、分草板１８ａから出る左上側の分草杆１９ｃを一際高くして、繁茂した幹葉部７ａを機体の収穫走行中に効果的に左側へ押し遣ることにより、操縦ハンドル５を持った操縦者が幹葉部７ａ群の中に埋もれている分草板１８ａの先端部を目視できるようにしている。
【００１１】
また、分草板１８ａの背後には起立状部材２ａが機体２と同体状に設けてあり、分草板１８ａはこの起立状部材２ａに適宜な結合部材を介して位置変更調整可能に支持されている。
この起立状支持部材２ａにはこれの周辺に繁茂した幹葉部７ａが機体の収穫走行中に絡み付く傾向となるのであり、これを防止するため、起立状部材２ａの下端部で分草板１８ａ、下側分草杆１９ａ、１９ｂ及び上側分草杆１９ｃ、１９ｄの背後となる部分に、当該部分を覆うと共に機体の収穫移動中の幹葉部７ａの後方への流れを円滑になすものとした幹葉排除案内板１８ｃを設けている。
【００１２】
左側の分草板１８ｂは比較的広巾で長大なものとなしてあり、この分草板１８ｂ箇所からは、幹葉部７ａの比較的下部を右方に押し遣るものとした比較的短い下側分草杆１９ｅを後方へ向け後上がり状に延出させており、この際、分草杆１９ｅの先端部は分草板１８ｂの近傍箇所に固定させればよいのであり、図示例では分草板１８ｂの裏面に固定された板片に固定させてある。
この分草板１８ｂは機体２と同体状に設けられた左側の起立状部材２ｂに支持されており、この起立状部材２ｂ部分で前記下側分草杆１９ｅより上側箇所には後方へ向け後上がり状に延出され幹葉部７ａの比較的下部を右方に押し遣るものとした上側分草杆１９ｆが設けてある。
【００１３】
上記分草装置１１の他にも走行輪１やゲージ輪１０に関連した分草装置１１ａ、１１ｂが設けてある。
右側の走行輪１に関連した分草装置１１ａは、右側走行輪１下部の前方箇所に設けられるもので、伝動部４の一部を形成して走行輪１の回転中心軸保持部をなす箇所４ａに前向きの支持棒部材４ｂを同体状に固定し、この支持棒部材４ｂの先端に前記分草板１８ｂとほぼ同じ大きさの分草板１８ｄを設け、この分草板１８ｄの近傍箇所から複数の分草杆１９ｇ、１９ｈを後向き上り傾斜状に延出させたものであり、機体の収穫走行中に豆類７の幹葉部７ａが右側走行輪１に絡み付くのを阻止する上で寄与するものである。
【００１４】
この際、分草板１８ｄは支持棒部材４ｂの先端に設けた左右向き支点軸ａを介してこの支点軸ａ回りの揺動可能に支持され、且つこの揺動角度が複数の特定角度のうちの任意なものに固定されるものとなしている。
分草杆１９ｇ、１９ｈは分草板１８ｄと同体状に固定されており、一方のもの１９ｇは右側走行輪１の右側後方に向かうに伴って漸次に大きく右横方へ張り出すように設け、他方のもの１９ｈは右側走行輪１の左側後方へ向かうに伴って漸次に大きく左横方へ張り出すように設けるのであり、この際、これら分草杆１９ｇ、１９ｈの前端部は右側走行輪１下部の前方に位置されると共に、右側の分草杆１９ｇの前端部は略前後向き軸回りの揺動操作可能に支持されるのであり、これら分草杆１９ｇ、１９ｈは機体の収穫走行中に豆類７の幹葉部７ａを右側走行輪１から左右へ押し遣り幹葉部７ａが右側走行輪１の側面やその周辺部材に絡み付くのを阻止するものである。
【００１５】
ゲージ輪１０に関連した分草装置１１ｂはゲージ輪１０の前方箇所に設けられる分草板１８ｅと、ゲージ輪１０の前側箇所から左側走行輪１の側部箇所までの機体側方に設けられる分草杆１９ｉとからなるものであり、機体の収穫走行中に豆類７の幹葉部７ａがゲージ輪１０や左側走行輪１等に絡み付くのを阻止するものである。
【００１６】
分草板１８ｅは機体２に支持されたフォーク部材１０ａから左右一対の支持板部材１０ｂを前下がり状に延出させゲージ輪１０前半分を取り囲むように屈曲させてその前部を接合させ、この接合箇所に前後向き軸ｂを介してこの軸ｂ回りの角度調整可能に装着され、機体の収穫走行中に幹葉部７ａがゲージ輪１０に絡み付くのを阻止するものとなされる。
【００１７】
分草杆１９ｉは前側杆部材ｃ１に後側杆部材ｃ２を伸縮自在に外嵌させたもので、前側杆部材ｃ１の前端部を支持板部材１０ｂに略前後向き軸回りの回動自在に装着すると共に、後側杆部材ｃ２の後端部を機体２の側部に前記略前後向き軸回りの揺動角度位置の変更調整具ｄを介して装着し、略前後向き軸回りの揺動位置を変更操作することで前後長さ中央部高さを任意に変更調整可能になしたものであり、略前後向き軸回りの揺動位置を変更することで任意高さに成長した豆類７の幹葉部７ａであってもこれを機体の収穫走行中にゲージ輪１０や左側走行輪１から横外方へ的確に押し遣り幹葉部７ａが左側走行輪１の側面部やその周辺部材に絡み付くのを阻止するものとなされている。
なお、上記した２つの分草杆１９ｇ、１９ｉが略前後向き軸回りへ回動可能としていることは、路上走行や機体運搬時にこれを収納して全幅を抑える上でも寄与するものである。
【００１８】
掻込装置１２は、分草装置１１の後方に機体２と同体状に設けられるもので、上下一対のプーリ（図示省略）間に張られた突起付きベルト２１を左右に対設し、その対向面を共に前低後高傾斜平面内で後方回動させたものであり、突起付きベルト２１で引抜き対象の幹葉部７ａを掻き上げて後続する挟持搬送装置１３に誘導するものである。
従って、対向する突起付きベルト２１の中心は挟持搬送装置１３の中心と一致させられることになる。
突起付きベルト２１の上面にはカバー２２が覆設されており、幹葉部７ａの噛込み等を防止している。
このカバー２２は操縦ハンドル５を持った操縦者が分草板１８ａの先端部を目視するときの視線ｅを遮らないように位置されている。
【００１９】
挟持搬送装置１３は、掻込装置１２の後方に機体２と同体状に設けられるもので、上下一対のプーリ（図示省略）間に張られた弾性ベルト２３を有する左右一対のベルト搬送部１３ａ、１３ｂを形成し、これら搬送部１３ａ、１３ｂの左右の弾性ベルト２３の対向面同士を互いに押圧状態にして共に前低後高傾斜平面内で後方回動させるものであり、挟持搬送始端ｆが地面に密着するように畝６を被ったマルチフィルム４５を挟み付けない程度の高さで豆類７の幹下端部の地面から凡そ１０ｃｍ以下の範囲箇所のみ或いはその一部を挟持するように位置されると共に前後位置をゲージ輪１０の回転中心にほぼ合致されており、掻込装置１２で掻き込まれた幹葉部７ａの下端部近傍を弾性ベルト２３で挟持して地中から引き抜き、かつ、後上方へ搬送するものである。
ここで、挟持搬送装置１３が幹葉部７ａの下端部近傍を挟持することは幹葉部７ａの下部に育っている莢等を損傷させない上で寄与するものである。
また挟持搬送始端ｆが前後位置をゲージ輪１０の回転中心にほぼ合致されていることは、機体が畝６に対して傾斜してもゲージ輪１０が挟持搬送始端ｆを傾斜前と同じ高さに保持することを可能となすものである。
弾性ベルト２３の押圧力は、幹葉部７ａを挟持した状態で地中にある茎根７ｂを引き抜くだけの力を発揮できるように設定されているが、挟持したときに幹葉部７ａや莢７ｃを潰してはならないので、表面にはスポンジ等の軟質弾性体が使用されている。
弾性ベルト２３の上方にはカバー２４が覆設されて幹葉部７ａの噛込み等を防止している。
【００２０】
振動装置１４は、挟持搬送装置１３の始端部付近に設けられるもので、縦部２５ａと横部２５ｂとで正面視逆Ｌ字形をした振動刃２５を主体としており、横部２５ｂによって茎根７ｂ下方の土を緩め、幹葉部７ａを引き抜き易くするものである。
この場合、幹葉部７ａが挟持搬送装置１３による引抜き作用を受ける前には、茎根７ｂ下方の土は振動装置１４で緩められていることになる。
尚、縦部２５ａは機体２等にピン２６で回転可能に枢支されており、その上部にクランクロッド２７が連結されて前後に振動させられている。
振動刃２５の横部２５ｂは畝６の端の裾から挿入されて引抜き幹葉部７ａの茎根７ｂ下方にまで至っているものであるが、茎根７ｂの下方辺りでは上方にせり上がって茎根７ｂに接近させられるか又は直接触れるようにして引抜きの容易さを確保している。
従って、横部２５ｂの始端、則ち、縦部２５ａの終端は横に折り曲げられており、畝上面がマルチフィルム４５で被覆されている場合でも、それより下側で振動刃２５（横部２５ｂ）が畝６に突入できるようにしてマルチ栽培に対応している。
尚、この振動装置１４は、茎根７ｂが深く地中に延びて引抜き抵抗が強い場合に装備されるものであり、早生等で引抜き抵抗が小さい場合には外される。
【００２１】
土落し装置１５は、挟持搬送装置１３の途中の下方に設けられるもので、中心軸が垂直面内に含まれる状態で回転させられる扱歯付きドラム２８と、これと対向して設けられるゴム板２９とからなり、挟持搬送装置１３で搬送中の茎根７ｂに作用してこれに付いている土を落とすものである。
図５はその要部を示す図１のＡ矢視図、図６はＢーＢ断面図であるが、扱歯付きドラム２８は、脱穀機の扱胴のような形態をしているものであり、伝動構造を収容するハウジング３０からドラム３１が前方に回転自在に突出しており、ドラム３１の外周に扱歯３２が植設されたものである。
そして、扱歯３２の作用範囲内の個所にゴム板２９が設けられており、扱歯３２が茎根７ｂを叩いてもこれをゴム板２９が遮って逃げないようにしたものである。
【００２２】
この場合、ドラム３１の中心軸は挟持搬送装置１３の弾性ベルト２３の下方に、且つ、その移送方向と平面視では平行に設定されるが、側面視で前方が開くか又は後方が開く交差状態に設定されている。
茎根７ｂに対して徐々に、しかも、すべてに作用して土を確実に落とすためである。
尚、機体２等の固定部材に対するハウジング３０の取付け位置や角度は変更できるようになっており、これによって弾性ベルト２３との相関関係が調整できるようになっている。
この他、扱歯３２には、長手方向に叩き棒３２ａが渡されており、茎根７ｂに土が塊Ａとなって付着しているような場合でも、これを叩き割れるようになっている。
尚、千切れた茎根７ｂが扱歯付きドラム２８へ巻き付こうとしても、叩き棒３２ａがドラム３１から半径方向に離れた位置にあるため、巻き付き難く、たとえ、巻き付いても、除去し易い。
【００２３】
横誘導装置１６は、挟持搬送装置１３の左側のベルト搬送部１３ｂの搬送終端に設けられており、挟持搬送装置１３で搬送される作物を収集装置１７まで誘導するものであり、図７は誘導装置１６の要部を示す断面側面図、図８は同じく図７のＣ矢視図であるが、一方（左側）の弾性ベルト２３の終端上方に（カバー２４を越えて）ドラム３３と、爪３４ａがドラム３３の外周に突出する送り爪３４とを段状に重設し、しかも幹元部の上下の送り爪３４、３４の間隔が狭く幹先側の上下の送り爪３４、３４の間隔が広くなされた状態で、葉部ドラム３３と送り爪３４を上部プーリ２３ａで駆動するようにしたものである。
図９は図７のＤ−Ｄ断面図であるが、送り爪３４は全体としてリング状となされ、内孔をドラム３３に外嵌されて固定されており、送り爪３４とドラム３３との相対変位は内孔の内周面に形成された複数の突起３４ｂをドラム３３に形成された透孔に嵌め込むことで規制されている。
【００２４】
そして、左側の弾性ベルト２３の移送面とほぼ同じ位置に、最上位の送り爪３４の高さまで立ち上がってドラム３３の外方を周回して左側方に延びる誘導板３５を設けると共に、前記分草杆１９ｃの案内作用を継続して引き継ぎ得るように右側の弾性ベルト２３のカバー２４と同体状の部位から出て誘導板３５の外周を一定間隔隔てて周回する幹葉案内杆３６を設けたものである。
この幹葉案内杆３６はその後部の湾曲部が横誘導装置１６の一部をなし、前後向き部が挟持搬送装置１３により搬送される幹葉部７ａを横誘導装置１６に達するまで左側へ押し遣る作用を奏するものである。
【００２５】
尚、この誘導板３５は、最上位の送り爪３４の上方を覆うカバー３５ａも兼用しており、幹葉部７ａが回り込むときにこの上に垂れ下がって莢７ｃが脱莢したり、幹葉部７ａが送り爪３４へ巻き付いたりするのを防いでいる。
この場合、送り爪３４が干渉する誘導板３５の個所には孔３７があいており、爪３４ａは誘導板３５から出て回転することになる。
これにより、挟持搬送装置１３で搬送されて来た幹葉部７ａは、誘導板３５と幹葉案内杆３６とで形成する誘導経路３８に押し込まれ、送り爪３４の爪３４ａで左側に強制的に回り込まされる。
【００２６】
収集装置１７は、誘導経路３８に続く機体２の左側方に設けられる収集板３９を主体とするものであり、誘導経路３８から排出された幹葉部７ａをこの上に一定量溜め置くものである。
この収集板３９は、機体２側に設けられる支持軸４０の回りを下方回動可能に設けられており、幹葉部７ａが一定量になると、自動又は手動で回動してその上に溜まった幹葉部７ａを放出する。
一まとめにすることで、後の収拾作業を容易にするためである。又、路上走行や運搬時に下方回動して全幅を抑えるためでもある（格納時は上方回動してもよい）。
【００２７】
以上の各作業部３は伝動部４によって駆動されるが、その駆動系は、走行系と作業系とに分けられる。
その構成は、この種の作業機と同じであることから、以下に図示を省略して概略の構成を説明しておく。
まず、走行系については、伝動部４に伝えられた動力は伝動筒９に収容される駆動軸によって伝動ケース２０から車軸４１に伝えられ、走行輪１を駆動する。
【００２８】
一方、作業系については、伝動部４に伝えられた動力は、挟持搬送装置１３の弾性ベルト２３の上部プーリ軸に伝えられ、弾性ベルト２３を回動させる。
又、上部プーリ軸の左側のものは上方に突出しており、これにドラム３３及び送り爪３４を嵌着してこれも駆動する。
更に、弾性ベルト２３を張る適宜なローラからは、その動力が掻込装置１２の突起付きベルト２１の上部プーリ軸に伝えられ、これによって突起付きベルト２１を回動させる。
更に、伝動部４に伝えられた動力は適宜な駆動経路をとって振動装置１４の振動刃２５を振動させるクランクロッド２７を駆動するし、土落し装置１５の突起付きドラム２８も駆動する。
【００２９】
上記設備の他に、分草装置１１の後方辺りの機体２の前部にゲート４２が設けられている。
このゲート４２は、掻込装置１２を構成する左右の突起付きベルト２１が幹葉部７ａを対向面へ取り込んだときに変形等を引き起こさないように左右を連結したり、前部に重量を付加して機体２のバランスを取るもので、その中心が幹葉部７ａの搬送面（挟持搬送装置１３の弾性ベルト２３の合わせ面）と一致して設けられており、幹葉部７ａはこのゲート４２を潜って後方に搬送される。
従って、ゲート４２は、幹葉部７ａの搬送を妨げない高さに設定してある。
又、機体２の左側方にはゲージ輪１０が設けられることは前述したが、当然ながら、このゲージ輪１０は、機体２に固定される収納筒４３にハンドル４４でフォーク部材１０ａと共に上下するように装設されており、これによって作業部３の高さを設定する。
フォーク部材１０ａには、ゲージ輪１０に付着した土砂等を掻き落とすものとしたスクレーパ１０ｃが前下がり傾斜状に固設してあり、ゲージ輪１０が土砂の付着し易い畝溝６ｂを走行してゲージ輪１０に土砂が付着しても、スクレーパ１０ｃがこの土砂を確実に掻き落とし、土砂の付着による作業部３の高さの乱れを生じさせないものである。
この際、スクレーパ１０ｃを前下がり状となしたことは掻き落とした土砂の落下を促進させるほか幹葉部７ａの引っ掛かりを防止する上で寄与する。
【００３０】
作業部３の高さについては、分草装置１１の分草板１８の先端が畝頂６ａ上に至近距離を保つように調整される。
但し、畝頂６ａにマルチフィルム４５が被せられるものは、分草板１８の先端がこのマルチフィルム４５を破らない程度の間隔は取るように設定される。
そして、マルチフィルム４５を押えるフィルム押さえ棒４６が振動装置１４のやや後方で、豆類７の収穫条を挟む両側に設けられている。
この際、フィルム押さえ棒４６の先端部は前上り傾斜状となされると共にその前後位置を掻込装置１２の掻込開始位置ｆ０より後方で挟持搬送装置１３の挟持搬送始端ｆ近傍に位置される。
従って、マルチフィルム４５の植付孔から茎根７ｂを引き抜く際にマルチフィルム４５が持ち上がって弾性ベルト２３に挟まれたり或いは幹葉部の莢等が挟まれる事態が防止される。
こうして損傷を回避されたマルチフィルムは必要に応じて再使用されるのであり、再使用においては茎根７ｂの引き抜かれた跡に残存するマルチフィルムに形成された空孔箇所に所要の植付けが行われる。
【００３１】
更に、各作業部３を照らす照明手段４７が設けられている。この照明手段４７は一側の分草板１８ａの先端部を照射するための照明灯４７ａのほか、照射方向を変更可能となされ収集装置１７やその他の箇所を照射し得るものとした照明灯４７ｂとを備えている。
この際、前者照明灯４７ａは起立状部材２ａの上端近傍に固定され、後者照明灯４７ｂは操縦ハンドル５の前部上方に複数個装着されている。
これら照明灯４７ａ、４７ｂは一畦一条植えと一畦二条植えの場合とで適宜に使用方法が変更されるのであり、一畦一条植えの場合は右側の分草板１８ａの先端部を見ないでもよいため前者照明灯４７ａは点灯しなくてもよいのであり、この場合は後者照明灯４７ｂで挟持搬送装置１３の先部と収集装置１７とを照射するようになすのであり、一方、一畦二条植えの場合は右側の分草板１８ａの先端部と収集装置１７とを照射するのである。
【００３２】
上記した実施例において、前記分草杆１９ｃと前記幹葉案内杆３６とが幹葉案内手段をなすものであり、収穫走行中、左右の分草板１８ａ、１８ｂの間を通過した幹葉部７ａは先ず分草杆１９ｃにより後方へ向けて移動しつつ漸次に左側へ押し遣られ、さらに挟持搬送装置１３により挟持された後にも左側へ押し遣られ、この後、挟持搬送装置１３により搬送される過程で分草杆１９ｃの後端に近づくと、次は幹葉案内杆３６により左側へ押し遣られつつ搬送され最終的には横誘導装置１６により横外方へ誘導され収集装置１７上に落下される。
このような収穫処理が行われる間、操縦者は操縦ハンドル５を持ち、右側の分草板１８ａの先端部を目視しつつ収穫条列から適当に右方へ離してこの条列に沿わせて進行させるように操縦するのであり、この際、収穫中の幹葉部７ａが幹葉案内手段１９ｃ、３６により操縦者の視線ｅから押し除けられるため、操縦者の視線ｅはこれら幹葉部７ａで遮られることは生じないのであり、従って操縦者はたとえ幹葉部７ａが繁茂した豆類７等の収穫においても収穫走行中に分草板１８ａの先端部を常に的確に見ることができ、作業部３を作物の条列に対し最適状態で作用させることができるのである。
【００３３】
上記収穫を実施する場合において、分草板１８ａが小さいことは操縦ハンドル５を持った操縦者が分草板１８ａの先端部を目視する際に分草板１８ａそのものが操縦者の視線ｅを遮る事態を阻止する上で効果的であり、また左右一対の下側分草杆１９ａ、１９ｂと左右一対の上側分草杆１９ｃ、１９ｄとは分草板１８ａが小さいことによる分草能力の低下を補うものとなり、またこれら分草杆１９ａ〜１９ｄはこれら相互間に隙間を提供して、分草板１８ａの先端部を見る上での操縦者の視線ｅの通過を容易となし、的確な収穫処理を行う上で寄与するものである。
【００３４】
上記した上側分草杆１９ｃ、１９ｄ及び下側分草杆１９ａ、１９ｂの相互間の隙間は一方では幹葉部７ａの後方への通過を発生させることがあるのであり、この場合は幹葉排除案内板１８ｃがこの通過した幹葉部７ａを斜め後方へ円滑に案内するものとなり、従って起立状部材２ａの下端部に幹葉部７ａが絡み付く事態は阻止される。
【００３５】
ところで、枝豆等は裂莢や鮮度低下等を回避するため未明の早朝から収穫することが行われるが、このような場合、照明灯４７ａが右側の分草板１８ａの先端部を集中的に照射するため、操縦者は一畦二条植えの場合にも的確な運転が行えるのである。
また収集装置１７は他の照明灯４７ｂで集中的に照射され得るため、操縦者は収集装置１７上の収穫作物の溜まり状態を必要な任意時に目で確認することができ、的確な収穫作物の処理が行えるのである。
なお、必要であれば、照明灯４７ａ、４７ｂの照射角度を変更操作して任意箇所を照らすことも差し支えない。
【００３６】
ゲージ輪１０の前方の分草板１８ｅは機体の収穫走行中、畝溝６ｂ内に繁茂した幹葉部７ａを掬い上げて支持板部材１０ｂの上縁に送り上げるものとなる。
支持板部材１０ｂはこれの前方にある幹葉部７ａに衝接してこの幹葉部７ａが分草杆１９ｉの分草作用により左外側へ移動するのを効果的に補助するものとなる。
分草杆１９ｉはこれの前外側にある幹葉部７ａや、分草板１８ｂ及び分草板１８ｅ及び支持板部材１０ｂから斜め横後方へ送られた幹葉部７ａ等を後方へ向かうに伴って漸次横外方へ押し遣り、これら幹葉部７ａがゲージ輪１０や左側走行輪１に絡み付くのを阻止するものとなる。
【００３７】
分草板１８ｄは機体の収穫走行中に植生作物を右側走行輪１の前方で左右に掻き分けて左右の分草杆１９ｇ、１９ｈの外側へ送るものとなり、また分草杆１９ｇ、１９ｈは植生作物が右側走行輪１や回転中心軸保持部４ａに絡み付くのを阻止する。
この際、分草杆１９ｇは略前後向き軸回りへ揺動操作することにより、幹葉部７ａに押し当たる高さが異なるものとなり、作物の種々の生育高さに適応するものとなる。
また分草板１８ｄを分草杆１９ｇ、１９ｈと共に左右向き軸ａ回りへ姿勢変更操作することによっても、分草板１８ｄや分草杆１９ｇ、１９ｈは植生作物に対するその作用範囲を変化されて、種々のその生育高さに適応するものとなる。
【００３８】
【発明の効果】
本発明は以上の如く構成したので、次のような効果を奏する。
機体から左右に進退させて車輪幅を変更可能な走行輪１・１と一方の走行輪１の前方側にゲージ輪１０を備えた３輪走行式として、機体前端に分草装置１１を設け、該分草装置１１の後に畝上の植生作物条列を後方へ掻き込む掻込装置１２と、掻き込んだ幹葉部を後上がり傾斜状の左右一対のベルト搬送部により更に後方に挟持搬送する挟持搬送装置１３を備え、前記畝上に植生した作物条列を根に土が付着した状態で畝から引抜いてその引抜いた状態で後方へ挟持搬送する作物引抜収穫機において、該挟持搬送装置１３の途中の下方にフィルム押さえ棒４６が設けられ、且つ土落し装置１５を備え、また一側のベルト搬送部の後端部に動力伝動された横誘導装置１６を備え、該横誘導装置１６には、地上に作物を放出する収集装置１７を連設し、該収集装置１７は、前記走行輪１のうちで固定した走行輪１側に配置すると共に、機体２側に設けられる支持軸４０の回りを下方回動可能にして機体幅を抑えるようにされた収集板３９で構成されると共に、前記作業部の高さを調整可能なゲージ輪１０を走行輪１のうちで作業部近傍に固定した走行輪１側に配置するので、車輪幅を変更しても、収集した作物は固定した走行輪よりも外側方に常に放出できるため、未収穫の作物上に放出されることがなく、幹葉部の損傷を防ぎ、放出後の拾い集め作業も効率的に行うことができる。
【００３９】
そして、マルチフィルムの植付孔から茎根を引き抜く際にマルチフィルムが持ち上がって弾性ベルトに挟まれたり或いは幹葉部の莢等が挟まれる事態が防止される。
【００４０】
また、作業部の高さを調整可能なゲージ輪を設け、該ゲージ輪は、前記走行輪のうちで作業部近傍に固定した走行輪側に配置するので、車輪幅を変更しても、ゲージ輪を作業部近傍に常に配置でき、作業部の高さを精度良く一定に保持することができるため、作物引抜作業の効率を良好に保つことができる。
【００４１】
そして、収集装置は、路上走行や運搬時に機体幅を抑えるようにされているものである。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の一例を示す豆類引抜収穫機の側面図である。
【図２】前記収穫機の正面図である。
【図３】前記収穫機の要部の側面図である。
【図４】前記収穫機の要部の平面図である。
【図５】図１のＡ矢視図である。
【図６】図１のＢーＢ断面図である。
【図７】前記収穫機の誘導装置の要部を示す断面側面図である。
【図８】図７のＣ矢視図である。
【図９】図７のＤ−Ｄ断面図である。
【符号の説明】
１走行輪
３作業部
６畝
７ａ幹葉部
１０ゲージ輪
１１分草装置
１２掻込装置
１３挟持搬送装置
１３ａベルト搬送部
１３ｂベルト搬送部
１６横誘導装置
１７収集装置
４２ゲート[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a crop pulling and harvesting machine used for harvesting green soybeans, and more particularly to a reinforcement configuration and an arrangement configuration of each device.
[0002]
[Prior art]
Conventionally, when harvesting beans such as green soybeans and tea beans that are cultivated in the field, a machine is applied to the stem and leaves to remove the straw (peeling), or the machine is used to cut the upper stem and leaves from the ground Then, the method of how to do the removal was taken afterwards.
However, in any case, since the remaining stem leaves and stem roots cannot be left as they are, it is necessary to remove them.
Therefore, after the stem and leaf portion of the vegetation crop on the ridge is scraped with a scratching device, a pulling work machine that pulls the stem root together with the pinched stem and leaf portion in a state of sandwiching the stem and leaves and transports it backward It is considered.
[0003]
[Problems to be solved by the invention]
In such a drawing work machine, it is indispensable to reliably stand up the stem and the branches and leaves by the above-mentioned scraping device in order to fully exert the drawing function of the holding and conveying device.
Also, in a pulling work machine equipped with a traveling wheel that can be moved back and forth from the body to the left and right to change the wheel width, a collecting device that stores the stem and leaf parts transported by the sandwiching and transporting device and releases it when it reaches a certain amount, and a pulling work When the arrangement of the gauge ring that adjusts the height of the working part of the machine is inappropriate, the former causes the stems and leaves to be released onto unharvested crops, and the latter causes the working part to fluctuate in height. was there.
[0004]
[Means for Solving the Problems]
In order to achieve the above object, the present invention is configured as follows.
As a three-wheeled traveling type equipped with traveling wheels 1 and 1 that can change the wheel width by moving forward and backward from the aircraft and a gauge wheel 10 on the front side of one traveling wheel 1, a weeding device 11 is provided at the front end of the aircraft, After the weeding device 11, the vegetation crop row on the ridge is scraped backward, and the raked stem and leaf portion is further rearwardly clamped and transported by a pair of right and left belt transporting portions. In a crop pulling and harvesting machine that includes a holding and conveying device 13 and pulls out a row of crops vegetated on the ridge from the ridge in a state where soil adheres to the root, the holding and conveying device 13 A film presser bar 46 is provided in the lower part of the belt, and a ground dropping device 15 is provided. Further, a lateral guide device 16 that is motively transmitted to the rear end portion of the belt conveying portion on one side is provided. Connected a collection device 17 for releasing crops on the ground. And, the collection device 17, as well as arranged in a fixed running wheels 1 side of the running wheel 1, around the support shaft 40 provided on the body 2 side and enables downwardly rotated so as to suppress the body width The gauge wheel 10 that is configured by the collecting plate 39 and that can adjust the height of the working part is disposed on the traveling wheel 1 side of the traveling wheel 1 fixed in the vicinity of the working part .
[0005]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Hereinafter, embodiments of the present invention will be described with reference to the drawings. FIG. 1 is a side view of a bean drawing harvester showing an example of the present invention, FIG. 2 is a front view showing a working state at the time of planting the first and second strips of the harvester, and FIG. 3 is a side view of an essential part of the harvester. Although FIG. 4 is a plan view of an essential part of the harvester, the legumes drawing harvester (hereinafter, referred harvester) is working unit 3 in front of the supported was the airframe 2 to the right and left running wheels 1 The transmission part 4 such as an engine or a mission is mounted on the rear part, and the steering handle 5 is provided above the transmission part 4.
[0006]
The harvesting machine of this example forms a reed 6 and harvests beans 7 planted on the upper surface of the reed back and forth. The left and right traveling wheels 1 travel on the groove bottoms 6 b on both sides of the reed 6. Note that the outer surface of the traveling wheel 1 is covered with a cover 1a so that the stem and leaf portion 7a is not bitten by this.
In this case, one of the traveling wheels 1 (on the right side when viewed from the traveling direction) is adapted so that the support cylinder 8 and the transmission cylinder 9 are moved back and forth by a wheel width changing mechanism (not shown) so as to be able to cope with different saddle widths. It has become.
In addition, a gauge wheel 10 whose height can be adjusted is provided in front of the traveling wheel 1 on the fixed side, and the height of the working unit 3 is adjusted.
[0007]
The working unit 3 for extracting and harvesting the beans 7 includes a weeding device 11, a scraping device 12, a sandwiching and conveying device 13, a vibrating device 14, a soil dropping device 15, a lateral guiding device 16, a collecting device 17 and the like from the front. The
[0008]
The weeding device 11 is composed of a pair of left and right weed plates 18a and 18b with pointed tips, weed plates 18a and 18b or weed pods 19a to 19f extending upward and backward from the vicinity thereof. By separating the weed plates 18a and 18b and the weed pods 19a to 19f into the stem leaf portion 7a, the stem leaf portion 7a to be pulled out and the stem leaf portion 7a to be pulled out are separated, and only the stem leaf portion 7a to be pulled out is followed. To the scraping device 12.
[0009]
The right weed plate 18a is used for the machine body alignment reference for indicating the center of action of the scraping device 12 and the holding and conveying device 13, and is relatively narrow and short.
From this weed board 18a, a pair of left and right lower weed ridges 19a, 19b that push the relatively lower part of the stem and leaf portion 7a to the left and right, and those that push the relatively upper part of the stem and leaf portion 7a to the left and right A pair of left and right upper weed ridges 19c and 19d are extended rearward and rearwardly open, and at this time, the tips of the weed folds 19a to 19d are in the vicinity of the weed plate 18a. What is necessary is just to fix to a location, and is fixing to the back surface of the weed board 18a in the example of illustration.
[0010]
By the way, the stem and leaf portion 7a just before harvesting is very prosperous, and it is difficult to know where the weeding board 18 or the like is traveling.
Therefore, by holding the control handle 5 by raising the upper left weed ridge 19c coming out of the weed board 18a and pushing the prosperous trunk leaf portion 7a to the left side effectively during the harvesting run of the aircraft. The operator can visually check the tip of the weed board 18a buried in the group of stem leaves 7a.
[0011]
Further, the standing member 2a behind the minute grass plate 18a is is provided with the airframe 2 and homologues shaped, minute grass plate 18a is repositionable adjustably supported via an appropriate coupling member to the upright member 2a Has been.
The standing support member 2a has a tendency that the trunk leaf portion 7a proliferating around the standing support member 2a tends to get entangled during the harvesting of the airframe. In order to prevent this, the weed plate 18a is formed at the lower end of the standing member 2a. The lower weed ridges 19a and 19b and the upper weed ridges 19c and 19d are covered with the portions, and the flow of the trunk leaves 7a during the harvesting movement of the aircraft is made smooth. The stem-leave exclusion guide plate 18c is provided.
[0012]
The left weed board 18b is relatively wide and long. From this weed board 18b, a relatively short lower side that pushes the lower part of the stem and leaf portion 7a to the right. The weed ridge 19e is extended rearward and the tip of the weed ridge 19e may be fixed at a location near the weed plate 18b. It is then fixed to the plate member that is fixed to the rear surface of the plate 18 b.
The minute grass plate 18b is supported in the standing member 2b on the left side provided in the airframe 2 and homologues shape, the upper portion than the lower partial grass lever 19e in the upright member 2b portion rearward There is provided an upper weed ridge 19f that extends upward and pushes the lower part of the stem leaf 7a to the right.
[0013]
In addition to the weeding device 11, weeding devices 11a and 11b related to the traveling wheel 1 and the gauge wheel 10 are provided.
The weeding device 11a related to the right traveling wheel 1 is provided at a front position below the right traveling wheel 1, and forms a part of the transmission portion 4 to form a rotation center axis holding portion of the traveling wheel 1. A support bar member 4b facing forward is fixed to 4a, and a weed board 18d having the same size as the weed board 18b is provided at the tip of the support bar member 4b. A plurality of weed pods 19g and 19h are extended in an upwardly inclined manner, and contribute to preventing the stem 7a of the beans 7 from being entangled with the right traveling wheel 1 during the traveling of the aircraft. Is.
[0014]
At this time, the weed plate 18d is supported so as to be swingable about the fulcrum axis a via a left and right fulcrum shaft a provided at the tip of the support bar member 4b, and the swing angle is a plurality of specific angles. It is supposed to be fixed to any of the above.
The weed ridges 19g and 19h are fixed in the same shape as the weed plate 18d, and the one 19g is provided so as to gradually protrude to the right side gradually toward the right rear of the right traveling wheel 1, The other one 19h is provided so as to gradually protrude to the left side gradually toward the left rear side of the right traveling wheel 1. At this time, the front end portions of these weed ridges 19g and 19h are located on the right traveling wheel 1. It is positioned in front of the lower part, and the front end portion of the right weed culm 19g is supported so as to be swingable about a substantially front-rear axis. The stem leaves 7a of the beans 7 are pushed left and right from the right traveling wheel 1 to prevent the stem leaves 7a from being entangled with the side surface of the right traveling wheel 1 and its peripheral members.
[0015]
The weeding device 11b related to the gauge wheel 10 includes a weeding plate 18e provided at the front part of the gauge wheel 10 and a part provided on the side of the machine body from the front side part of the gauge wheel 10 to the side part of the left traveling wheel 1. It is made up of grass 19i and prevents the stems 7a of the beans 7 from being entangled with the gauge wheel 10, the left traveling wheel 1 and the like during the harvesting traveling of the aircraft.
[0016]
Min grass plate 18e is allowed to join the front portion thereof is bent so as to surround the front half gauge wheel 10 by extending the pair of left and right support plates member 10b before falling like from the fork member 10a which is supported on the machine body 2, The joint portion is attached through an anteroposterior axis b so that the angle around the axis b can be adjusted, and the stem leaf portion 7a is prevented from being entangled with the gauge wheel 10 during the traveling of the body.
[0017]
The weed cage 19i is a front collar member c1 and a rear collar member c2 that is telescopically fitted. The front end of the front collar member c1 is attached to the support plate member 10b so as to be rotatable about a substantially front-rear axis. while, the rear guidance rod c2 rear end the generally via changing adjuster d of the swing angular positions of the front and rear direction axis a on the side of the machine body 2 is mounted in a substantially longitudinal direction axis of the pivot By changing the position, the height of the central part of the front and rear length can be arbitrarily changed and adjusted, and the beans 7 that have grown to an arbitrary height can be adjusted by changing the swing position about the front-rear axis. Even in the case of the stem leaf portion 7a, this is accurately pushed laterally outward from the gauge wheel 10 or the left traveling wheel 1 during the harvesting travel of the aircraft, and the stem leaf portion 7a is applied to the side surface portion of the left traveling wheel 1 or its peripheral members. It is supposed to prevent tangling.
Incidentally, the two minute grass rod 19 g, 19 i described above is turnable into a substantially longitudinal direction axis is to contribute even for suppressing the full width accommodates this during road and aircraft transportation.
[0018]
Scraping device 12, the rear partial grass device 11 intended to be provided on the machine body 2 and homologues shape, and oppositely arranged upper and lower pair of pulleys (not shown) with projections belt 21 stretched between the right and left, the Both of the opposing surfaces are rotated backward in the front, low, and high inclined planes, and the stem-leaved portion 7a to be pulled out is scraped up by the belt 21 with protrusions and guided to the subsequent holding and conveying device 13.
Accordingly, the center of the opposed belt 21 with protrusions is made to coincide with the center of the holding and conveying device 13.
A cover 22 is covered on the upper surface of the belt with protrusions 21 to prevent the stem leaf portion 7a from being bitten.
The cover 22 is positioned so as not to block the line of sight e when the operator holding the steering handle 5 looks at the tip of the weed board 18a.
[0019]
Clamping and conveying device 13 is intended to be provided on the machine body 2 and homologues shape behind the scraping device 12, a pair of left and right belt conveyance unit 13a having an elastic belt 23 stretched between a pair of upper and lower pulleys (not shown) 13b, and the left and right elastic belts 23 of the transport portions 13a and 13b are pressed against each other and are both rotated rearwardly in a front, rear, rear, and high inclined plane. It is positioned so as to sandwich only a part or a part thereof within a range of about 10 cm or less from the ground at the lower end of the trunk of the beans 7 at a height that does not sandwich the multi-film 45 covered with the ridge 6 so as to be in close contact with the ground. And the front-rear position is substantially matched with the rotation center of the gauge wheel 10, the lower end portion of the stem leaf portion 7a scraped by the scraping device 12 is sandwiched by the elastic belt 23 and pulled out from the ground, and Rear upper It is intended to convey.
Here, the holding and conveying device 13 holding the vicinity of the lower end portion of the stem and leaf portion 7a contributes to preventing damage to the wrinkles and the like growing under the stem and leaf portion 7a.
In addition, the nipping and conveying start end f substantially coincides with the rotation center of the gauge wheel 10 because the gauge wheel 10 has the same height as that before the nipping and conveying start end f is inclined even if the machine body is inclined with respect to the saddle 6. It is possible to hold it.
The pressing force of the elastic belt 23 is set so as to exert a force sufficient to pull out the stem 7b in the ground with the stem 7a sandwiched. Since 7c must not be crushed, a soft elastic body such as a sponge is used on the surface.
A cover 24 is provided over the elastic belt 23 to prevent the stem leaves 7a from being bitten.
[0020]
The vibration device 14 is provided in the vicinity of the starting end portion of the holding and conveying device 13, and mainly includes a vibrating blade 25 having a reverse L-shape when viewed from the front with a vertical portion 25a and a horizontal portion 25b. The lower soil is loosened to make it easier to pull out the trunk leaf portion 7a.
In this case, the soil below the pedicle 7b is loosened by the vibration device 14 before the stem and leaf portion 7a is subjected to the pulling action by the holding and conveying device 13.
The vertical portion 25a is pivotally supported by the machine body 2 and the like with a pin 26, and a crank rod 27 is connected to the upper portion of the vertical portion 25a so as to vibrate back and forth.
The horizontal portion 25b of the oscillating blade 25 is inserted from the hem of the end of the heel 6 and reaches the lower portion of the stem 7b of the extracted stem leaf portion 7a, but rises upward around the lower portion of the stem 7b. The ease of extraction is ensured by approaching or directly touching the root 7b.
Accordingly, the start end of the horizontal portion 25b, that is, the end of the vertical portion 25a is bent sideways, and even when the upper surface of the collar is covered with the multifilm 45, the vibrating blade 25 (the horizontal portion 25b ) Can rush into the ridge 6 to support multi-cultivation.
The vibration device 14 is installed when the stalk 7b extends deeply into the ground and has a strong pulling resistance, and is removed when the pulling resistance is small due to premature growth or the like.
[0021]
The earth dropping device 15 is provided in the lower part of the sandwiching and conveying device 13, and has a toothed drum 28 that is rotated in a state where the central axis is included in the vertical plane, and a rubber plate that is provided to face the drum 28. 29, which acts on the pedicle root 7b being transported by the sandwiching and transporting device 13 and drops the soil attached thereto.
FIG. 5 is a cross-sectional view taken along the line A-B in FIG. 1 showing the main part, and FIG. 6 is a cross-sectional view taken along the line B-B. There is a drum 31 that protrudes forward from a housing 30 that houses the transmission structure, and teeth 32 are implanted on the outer periphery of the drum 31.
And the rubber plate 29 is provided in the location within the action | operation range of the tooth-handling 32, and even if the tooth-handling 32 strikes the pedicle 7b, this will be blocked by the rubber plate 29 and will not escape.
[0022]
In this case, the central axis of the drum 31 is set below the elastic belt 23 of the holding and conveying device 13 and in parallel with the transfer direction in a plan view, but in an intersecting state where the front opens or the rear opens in a side view. Is set to
This is because it gradually acts on all the stems 7b and surely drops the soil.
The mounting position and angle of the housing 30 relative to the fixed member, such as a machine body 2 is adapted to be changed, thereby being enabled to adjust the correlation between the elastic belt 23.
In addition, a hitting bar 32a is handed over in the longitudinal direction to the tooth handling 32, and even when soil is attached as a lump A to the pedicle root 7b, it is struck and cracked. .
Even if the stalk 7b is to be wound around the drum 28 having the tooth handling, since the hitting bar 32a is located at a position away from the drum 31 in the radial direction, it is difficult to wind, and even if it is wound, it can be easily removed. .
[0023]
The lateral guiding device 16 is provided at the conveying terminal end of the belt conveying unit 13b on the left side of the sandwiching and conveying device 13, and guides the crop conveyed by the sandwiching and conveying device 13 to the collecting device 17, and FIG. FIG. 8 is also a cross-sectional side view showing the main part of the device 16, and FIG. 8 is a view taken in the direction of the arrow C in FIG. 7. 34a overlaps with the feed claws 34 projecting from the outer periphery of the drum 33, and the distance between the upper and lower feed claws 34, 34 in the trunk portion is narrow, and the gap between the upper and lower feed claws 34, 34 on the trunk tip side In this state, the leaf drum 33 and the feed claw 34 are driven by the upper pulley 23a.
FIG. 9 is a cross-sectional view taken along the line DD in FIG. 7. The feed claw 34 is formed in a ring shape as a whole, and the inner hole is externally fitted to the drum 33 and fixed. The displacement is regulated by fitting a plurality of protrusions 34 b formed on the inner peripheral surface of the inner hole into the through holes formed in the drum 33.
[0024]
A guide plate 35 is provided at substantially the same position as the transfer surface of the left elastic belt 23 so as to rise up to the height of the uppermost feed claw 34 and go around the outside of the drum 33 and extend leftward. Provided with a stem-leaf guide rod 36 that goes out of the same body part as the cover 24 of the right elastic belt 23 and circulates around the outer periphery of the guide plate 35 at a predetermined interval so that the guide action of the rod 19c can be continuously taken over. It is.
The stem-leaf guide rod 36 has a curved portion at the rear thereof forming a part of the lateral guiding device 16, and a front-rear facing portion pushes the stem-leaf portion 7 a transported by the sandwiching and transporting device 13 to the left until reaching the lateral guiding device 16. It plays the action.
[0025]
The guide plate 35 also serves as a cover 35a covering the top of the uppermost feed claw 34. When the stem leaf portion 7a wraps around, the guide plate 35 hangs down on the stem leaf portion 7c, or the stem leaf portion is removed. 7a is prevented from being wound around the feed claw 34.
In this case, there is a hole 37 at the location of the guide plate 35 where the feed claw 34 interferes, and the claw 34a rotates out of the guide plate 35.
As a result, the stem and leaf portion 7a conveyed by the holding and conveying device 13 is pushed into the guide path 38 formed by the guide plate 35 and the stem and leaf guide rod 36, and is forced to the left by the claw 34a of the feed claw 34. Sneak into.
[0026]
The collecting device 17 is mainly composed of a collecting plate 39 provided on the left side of the airframe 2 following the guiding path 38, and stores a certain amount of the stem and leaf portion 7a discharged from the guiding path 38 on this. is there.
The collecting plate 39 is provided so as to be able to rotate downward around a support shaft 40 provided on the machine body 2 side, and when the stem and leaf portion 7a reaches a certain amount, it automatically or manually rotates and accumulates on the collecting plate 39. The stem leaf portion 7a is released.
This is to make it easier to collect later. Moreover, it is also for turning down at the time of driving | running | working on a road and conveyance, and to suppress a full width (it may rotate up at the time of storage).
[0027]
Each of the above working units 3 is driven by the transmission unit 4, and the drive system is divided into a traveling system and a working system.
Since the configuration is the same as this type of work machine, the schematic configuration will be described below with illustration omitted.
First, regarding the traveling system, the power transmitted to the transmission unit 4 is transmitted from the transmission case 20 to the axle 41 by the drive shaft accommodated in the transmission cylinder 9 to drive the traveling wheel 1.
[0028]
On the other hand, for the work system, the power transmitted to the transmission unit 4 is transmitted to the upper pulley shaft of the elastic belt 23 of the holding and conveying device 13 to rotate the elastic belt 23.
Further, the left side of the upper pulley shaft protrudes upward, and the drum 33 and the feed claw 34 are fitted to this to drive it.
Furthermore, the power is transmitted from an appropriate roller that stretches the elastic belt 23 to the upper pulley shaft of the protruding belt 21 of the scraping device 12, thereby rotating the protruding belt 21.
Further, the power transmitted to the transmission unit 4 takes an appropriate drive path to drive the crank rod 27 that vibrates the vibration blade 25 of the vibration device 14 and also drives the drum 28 with projections of the earth dropping device 15.
[0029]
In addition to the above facilities, a gate 42 is provided at the front of the body 2 near the rear of the weeding device 11.
This gate 42 connects the left and right so that the belt 21 with the left and right protrusions 21 constituting the scraping device 12 does not cause deformation or the like when the stem leaves 7a are taken into the opposite surface, or adds weight to the front part. The body 2 is balanced, and the center thereof is provided to coincide with the transport surface of the stem leaf portion 7a (the mating surface of the elastic belt 23 of the sandwiching transport device 13). Submerged 42 and conveyed backward.
Therefore, the gate 42 is set to a height that does not hinder the conveyance of the stem and leaf portion 7a.
As described above, the gauge wheel 10 is provided on the left side of the machine body 2, but naturally, the gauge wheel 10 is moved up and down together with the fork member 10 a by the handle 44 on the storage cylinder 43 fixed to the machine body 2. This sets the height of the working unit 3.
On the fork member 10a, a scraper 10c that scrapes off the earth and sand adhering to the gauge wheel 10 is fixed in a slanting manner so that the gauge wheel 10 travels in a trough groove 6b on which earth and sand easily adhere. Even if earth and sand adhere to the gauge wheel 10, the scraper 10c reliably scrapes off the earth and sand, and does not cause disturbance in the height of the working unit 3 due to the adhesion of earth and sand.
At this time, the fact that the scraper 10c is in a front-lowering shape contributes to preventing the trunk leaf portion 7a from being caught in addition to promoting the falling of the scraped earth and sand.
[0030]
About the height of the working part 3, it adjusts so that the front-end | tip of the weeding board 18 of the weeding device 11 may keep a close distance on the top 6a.
However, when the multi-film 45 is put on the crown 6a, the interval is set so that the tip of the weed plate 18 does not break the multi-film 45.
And the film pressing bar 46 which presses the multi-film 45 is provided in the both sides which pinch | interpose the harvest strip of the beans 7 in the back of the vibration apparatus 14 a little.
At this time, the front end portion of the film pressing bar 46 is inclined forward and the front and rear positions thereof are positioned in the vicinity of the nipping / conveying start end f of the nipping / conveying device 13 behind the scratching start position f0 of the scraping device 12. .
Therefore, when the stem 7b is pulled out from the planting hole of the multi-film 45, the situation where the multi-film 45 is lifted and sandwiched between the elastic belts 23 or the stems and the like are trapped is prevented.
The multi-film thus prevented from being damaged is reused as necessary, and in the re-use, necessary planting is carried out in the hole portions formed in the multi-film remaining on the trace of the stem 7b pulled out. Is called.
[0031]
Furthermore, the illumination means 47 which illuminates each working part 3 is provided. In addition to the illumination lamp 47a for irradiating the tip of the one side weed plate 18a, the illumination means 47 can change the illumination direction and can illuminate the collecting device 17 and other places. And.
At this time, the former illuminating lamp 47 a is fixed near the upper end of the upright member 2 a, and a plurality of the latter illuminating lamps 47 b are mounted above the front part of the steering handle 5.
These lighting lamps 47a and 47b are used in different ways depending on whether they are planted in a single row or a single row, and in the case of single row and single row planting, the tip of the right weed plate 18a is not seen. However, the former illuminating lamp 47a does not have to be turned on. In this case, the latter illuminating lamp 47b irradiates the front part of the sandwiching and conveying apparatus 13 and the collecting apparatus 17, while In the case of double row planting, the tip of the right weed plate 18a and the collection device 17 are irradiated.
[0032]
In the above-described embodiment, the weed culm 19c and the stem and leaf guide rod 36 form the stem and leaf guide means, and the stem and leaf portion that has passed between the left and right weed plates 18a and 18b during the harvesting run. 7a is first pushed to the left side while moving backward by the weed ridge 19c, and further pushed to the left side after being pinched by the pinching and transporting device 13, and thereafter transported by the pinching and transporting device 13. In the process of approaching the rear end of the weed culm 19c, the next is transported while being pushed leftward by the trunk leaf guide rod 36 and finally guided laterally outward by the lateral guiding device 16 and onto the collecting device 17 Be dropped.
While such a harvesting process is being performed, the operator holds the steering handle 5 and observes the tip of the right weed plate 18a while keeping it away from the harvesting row to the right and along the row. At this time, since the trunk leaf portion 7a being harvested is pushed away from the operator's line of sight e by the stem and leaf guide means 19c, 36, the pilot's line of sight e is the stem leaf portion 7a. Therefore, the operator can always accurately see the tip of the weed plate 18a during the harvesting operation even in the harvesting of the beans 7 and the like with the stems 7a prospering. Part 3 can be operated in an optimal state on the crop row.
[0033]
In carrying out the above harvesting, the small weed board 18a means that when the operator holding the steering handle 5 looks at the tip of the weed board 18a, the weed board 18a itself blocks the operator's line of sight e. It is effective in preventing the situation, and the pair of left and right lower weed ridges 19a and 19b and the pair of left and right upper weed ridges 19c and 19d have a reduced weeding ability due to the small weed board 18a. These weed ridges 19a to 19d provide a gap between them to facilitate passage of the driver's line of sight e when looking at the front end of the weed plate 18a, and to obtain an accurate harvest. This contributes to the processing.
[0034]
On the one hand, the gap between the upper weed ridges 19c and 19d and the lower weed ridges 19a and 19b may cause the stem leaves 7a to pass backward. In this case, the stem leaves are excluded. The guide plate 18c smoothly guides the passing trunk leaf portion 7a obliquely rearward, and therefore, the situation where the trunk leaf portion 7a is entangled with the lower end portion of the upright member 2a is prevented.
[0035]
By the way, edamame etc. are harvested from early morning to avoid fissures and a decrease in freshness. In such a case, the illumination lamp 47a irradiates the tip of the right weed plate 18a intensively. Therefore, the driver can perform accurate driving even in the case of planting two or one row.
Further, since the collecting device 17 can be intensively irradiated with another illumination lamp 47b, the operator can visually check the state of the harvested crop pooled on the collecting device 17 at any desired time. It can be processed.
If necessary, it is possible to illuminate an arbitrary place by changing the irradiation angle of the illumination lamps 47a and 47b.
[0036]
The weeding board 18e in front of the gauge wheel 10 scoops up the trunk leaf portion 7a prospering in the ridge groove 6b and feeds it to the upper edge of the supporting plate member 10b during the harvesting traveling of the aircraft.
The support plate member 10b comes into contact with the stem leaf portion 7a in front of the support plate member 10b and effectively assists the stem leaf portion 7a to move to the left outer side by the weeding action of the weed pod 19i.
As the weed ridge 19i heads backward, the stem leaves 7a on the front outer side, the stem leaves 18b, the weed boards 18e, and the stem leaves 7a sent obliquely laterally rearward from the support plate member 10b are moved backward. As a result, the trunk leaves 7a are prevented from being entangled with the gauge wheel 10 or the left traveling wheel 1 gradually.
[0037]
The weeding board 18d is used to divide the vegetation crops left and right in front of the right traveling wheel 1 during the harvesting of the aircraft and send them to the outside of the left and right weeding rods 19g and 19h. Prevents the right traveling wheel 1 and the rotation center shaft holding portion 4a from being entangled.
At this time, the weed culm 19g swings about the axis in the front-rear direction, so that the height against which it presses against the stem and leaf portion 7a differs, and adapts to various growth heights of the crop.
In addition, by changing the posture of the weed board 18d and the weed pods 19g and 19h around the left and right axis a, the weed board 18d and the weed moths 19g and 19h have their action ranges on the vegetation crops changed, It will be adapted to various growth heights.
[0038]
【The invention's effect】
Since the present invention is configured as described above, the following effects can be obtained.
As a three-wheeled traveling type equipped with traveling wheels 1 and 1 that can change the wheel width by moving forward and backward from the aircraft and a gauge wheel 10 on the front side of one traveling wheel 1, a weeding device 11 is provided at the front end of the aircraft, After the weeding device 11, the vegetation crop row on the ridge is scraped backward, and the raked stem and leaf portion is further rearwardly clamped and transported by a pair of right and left belt transporting portions. In a crop pulling and harvesting machine that includes a holding and conveying device 13 and pulls out a row of crops vegetated on the ridge from the ridge in a state where soil adheres to the root, the holding and conveying device 13 A film presser bar 46 is provided in the lower part of the belt, and a ground dropping device 15 is provided. Further, a lateral guide device 16 that is motively transmitted to the rear end portion of the belt conveying portion on one side is provided. Connected a collection device 17 for releasing crops on the ground. And, the collection device 17, as well as arranged in a fixed running wheels 1 side of the running wheel 1, around the support shaft 40 provided on the body 2 side and enables downwardly rotated so as to suppress the body width The gauge wheel 10 that is configured with the collected collecting plate 39 and that can adjust the height of the working part is disposed on the traveling wheel 1 side fixed in the vicinity of the working part in the traveling wheel 1, so that the wheel width is changed. However, since the collected crop can always be released outward from the fixed running wheel, it will not be released on unharvested crops, preventing damage to the stems and leaves, and collecting work after release. Can be done efficiently.
[0039]
Then, when the shoot root is pulled out from the planting hole of the multi-film, it is possible to prevent the multi-film from being lifted and sandwiched between the elastic belts or the stem-and-leaf portion ridges.
[0040]
Also, a gauge wheel capable of adjusting the height of the working part is provided, and the gauge wheel is arranged on the traveling wheel side fixed in the vicinity of the working part among the traveling wheels, so even if the wheel width is changed, the gauge wheel Since the wheel can always be arranged in the vicinity of the working part and the height of the working part can be kept constant with high accuracy, the efficiency of the crop drawing work can be kept good.
[0041]
The collecting device is designed to suppress the width of the vehicle body when traveling on the road or transporting.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a side view of a bean drawing and harvesting machine showing an example of the present invention.
FIG. 2 is a front view of the harvester.
FIG. 3 is a side view of a main part of the harvester.
FIG. 4 is a plan view of a main part of the harvester.
FIG. 5 is a view on arrow A in FIG. 1;
6 is a cross-sectional view taken along the line BB in FIG. 1. FIG.
FIG. 7 is a cross-sectional side view showing a main part of the harvesting device guidance device.
FIG. 8 is a view taken in the direction of arrow C in FIG.
9 is a cross-sectional view taken along the line DD of FIG.
[Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF SYMBOLS 1 Traveling wheel 3 Working part 6 畝 7a Stem leaf part 10 Gauge wheel 11 Weeding device 12 Scratching device 13 Nipping and conveying device 13a Belt conveying unit 13b Belt conveying unit 16 Lateral guiding device 17 Collecting device 42 Gate

Claims

As a three-wheeled traveling type equipped with traveling wheels 1 and 1 that can change the wheel width by moving forward and backward from the aircraft and a gauge wheel 10 on the front side of one traveling wheel 1, a weeding device 11 is provided at the front end of the aircraft, After the weeding device 11, the vegetation crop row on the ridge is scraped backward, and the raked stem and leaf portion is further rearwardly clamped and transported by a pair of right and left belt transporting portions. In a crop pulling and harvesting machine that includes a holding and conveying device 13 and pulls out a row of crops vegetated on the ridge from the ridge in a state where soil adheres to the root, the holding and conveying device 13 A film presser bar 46 is provided in the lower part of the belt, and a ground dropping device 15 is provided. Further, a lateral guide device 16 that is motively transmitted to the rear end portion of the belt conveying portion on one side is provided. Connected a collection device 17 for releasing crops on the ground. And, the collection device 17, as well as arranged in a fixed running wheels 1 side of the running wheel 1, around the support shaft 40 provided on the body 2 side and enables downwardly rotated so as to suppress the body width The crop wheel characterized by comprising a collecting plate 39 arranged on the traveling wheel 1 side of the traveling wheel 1 that is fixed in the vicinity of the working portion , and having a gauge wheel 10 capable of adjusting the height of the working portion. Drawing harvester.