JP3743918B2 - コンビネーション試薬保持およびテスト装置 - Google Patents
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Description
ある状態もしくは特定の検体の存在または不存在についてのサンプルのアッセイにおいて、アッセイシステムの試薬/成分はしばしばアッセイの異なる段階で加えられる。すなわちそれらはアッセイの適切な段階まで混合されない。試薬が混合される特定の順序はその特定のアッセイによって決まる。例えば、あるシステムにおいてはアッセイを始める前にサンプルおよび/または試薬を所望温度へもたらすためにインキュベートすることが必要であり、一方の反応が他方の反応に先行する二段階アッセイにおいても、もし2番目の反応が1番目の反応を妨害するならば、それらの試薬は1番目の反応が終了した後までは添加してはならない等である。
アッセイの途中種々の時点で成分/試薬が添加されるアッセイはユーザーエラーを蒙り、そしてしばしば実行が厄介で不効率的である。患者の血液の状態を測定するために開発されたアッセイは以後論ずるようにこの点にある一つの場合である。
止血もしくは出血停止は、各種タンパク因子および生成した要素例えば血小板によって制御される二つの生化学的経路の相互作用を含んでいる。現在理解されている血液凝固のプロセスはフィブリン形成で完結するタンパク因子の活性化の多段階カスケードを含んでいる。患者血液が適切に凝固できるかどうか、または適切な凝固のために必要な一つ以上の因子の欠乏が存在する凝固障害が存在するかどうかを決定するためにこのカスケードの個々のステップをテストする種々のテストが開発された。血小板の状態または血液の血小板機能は血液が適切に凝固する能力の一つの指示であることは良く知られている。
ヒト全血の血小板機能または一次止血をテストするために使用する主なる存続するテストは出血時テストとして知られる。数10年間存続した出血時間テストは患者の前腕部の切開を含んでいる。従って切開を含まずそしてもっと正確であるテストが開発された。
米国特許4,604,804;4,780,417および5,051,239は上記したインビボ出血時間テストに正確にそして再現し得るように相関するインビトロテストを実行するために使用でき、それにより患者の関与を排除するアッセイシステムを開示する。現在使用されているThrombostat 4000(バクスター、ダイアグノスチックス)はそのようなシステムの一つである。これらのシステムにおいて血小板機能は、非多孔質または多孔質でよい分離壁の中心に位置する小さい開口を通ってコンスタントな陰圧で抗凝固剤添加全血を吸引することによって評価される。分離壁が多孔質であるシステムにおいてはアッセイの開始に先立って血小板の凝集を活性化するアクチベーターをもって濡らされる。開口に血小板の詰物が形成され、そして血液流の停止が発生するのに要する時間が測定される。この時間を次に血小板機能、すなわちインビボ出血時間に相関させる。
Thrambostat 4000システムは、主としてコストがかかりそしてテストすべきサンプルを保持する器具の制限を含む多数の理由のため自動化に適さない現在の構造のため広く使用されていない。Thromostat 4000に現在使用されている装置は三つの別々の部品、試薬/テストチャンバー,毛細管およびサンプルカップよりなる。コラーゲンを含んでいる多孔質分離壁は試薬/テストチャンバー内に配置される。試薬/テストチャンバーは、次に規定の貯蔵寿命間コラーゲンの安定性を保つため毛細管およびサンプルカップとは別に密封包装中に貯蔵されなければならない。毛細管と試薬/テストチャンバーは実行されるテストのスタート毎にオペレーターにより人手で組立てなければならない。さらにテストすべきサンプルをサンプルカップ中へピペットし、そしてサンプルカップを毛細管および試薬/テストチャンバーへ組立てることができる前にインキュベートしなければならない。加えてこのインキュベーションステップはオペレーターにより人力で時間計測される。この別のインキュベーションステップは、オペレーターが組立てた毛細管および試薬/テストチャンバーをサンプルカップ中へ入れ、テストシーケンスを開始する時のインキュベーション期間後に追加の取扱いを必要とする。テストの終了後毛細管は除去され、その高コストにより再使用のために清浄化される。
Thrombostat 4000システムは、テストサイクルの間ユーザー相互作用の必要をなくし、複雑なサンプル取扱い機構を必要とせず、出荷および貯蔵の間試薬/テストチャンバーのために別の外部密封包装の必要性をなくし、そして使い捨てである装置の使用により改良することができるであろう。これらの目的を達成する装置は一般にいくつかの成分/試薬が別にされまたは適切な時まで混合されないアッセイシステムにおいて有用であろう。従ってそのような装置が求められている。
【図面の簡単な説明】
図1は、本発明による好ましい装置の部品の分解図である。
図2は、図1に示した装置が組立てられた形にあり、そしてさらに本発明の装置と共に使用するための機器の一部を示している、図1の線2−2に沿った断面図である。
図3は、図2と類似であるが、しかし図2に示した装置と接触しそして部品を第1の位置から第2の位置へ動かした機器の部分を図示する。
図4は、図3と類似であるが装置を通って動いたサンプルを図示する。
図5は、図1に示した毛細管ハブ30の拡大図である。
図6は、図2に示した毛細管31を有する毛細管ハブ30の拡大断面図である。
図7は、本発明のカセットの前面図である。
図8は、図7に示したカセットの背面図である。
図9は、あらかじめカットした刺通し得る部材の一具体例の図である。
図10は、4個の切断刃を含んでいる空気駆動ビットの図である。
本発明の概要
本発明は、アッセイがその間にアッセイすべきサンプルとアッセイシステムの一以上の成分とが分離されて保たれる少なくとも一ステップを含んでいる、液体サンプルのアッセイに使用するためのテストカートリッジを提供する。本発明の好ましい一具体例において、テストカートリッジは自動化分析に特に有用な使い捨て液体サンプリングおよび収容器具であり、アッセイすべき液体は該器具を通って流れる。本発明のテストカートリッジは、血液、血漿または血清のような体液のテストを含んでいるアッセイに使用するのに特に適している。
本発明の好ましい具体例においては、液体サンプルのアッセイのためのアッセイシステムに使用するためのテストカートリッジが提供され、このテストカートリッジはアッセイの間それを通ってサンプルが流れるハウジングを備え、該ハウジングは、
(a)切目をその中に有する刺通し得る部材によって分離された、液体サンプルを保持するための保持チャンバーおよび保持チャンバーから液体サンプルを受入れるためのテストチャンバーと、
(b)それを貫通する開口を有しそしてアッセイのための少なくとも1種の試薬を含んでいる、テストチャンバー内に配置された仕切り部材と、
(c)前記刺通し得る部材へ向かって動くことができ、そして切目を通って動くことによって刺通し得る部材を刺通しそして保持チャンバー内の液体サンプルと接触することができる、テストチャンバー内に可動に配置された移し換え部材を備え、それにより移し換え部材が刺通し得る部材へ向かって動きそして液体サンプルと接触するように刺通し得る部材を刺通し、そしてテストチャンバー内に陰圧を発生させる時、液体サンプルが移し換え部材を通ってテストチャンバー中へ、そして仕切り部材中の開口を通って動くようになっている。
本発明の好ましい一つのテストカートリッジは、分析すべきサンプルとアッセイの他の成分とが分離して保たれるインキュベーションステップを含んでいるアッセイシステムに使用するのに適している。この装置は、インキュベーションおよびテストステップは機器によって自動的に実施され、そしてインキュベーションステップがアッセイすべきサンプルおよびアッセイの他の成分をアッセイが実施されるあらかじめ定めた温度へ加熱することを含んでいるアッセイシステムに特に適している。そのようなテストカートリッジは止血または血液の凝固機能をテストするアッセイシステムに使用するのに特に適している。
本発明の一つのそのような好ましいテストカートリッジは、上で論じた米国特許4,604,804;4,780,418および5,051,239に記載されたアッセイの自動化バージョンを含むがそれに限らない、血小板機能の測定のような血液の凝固機能をテストするためのアッセイに使用のため特に適している。
一つのそのような好ましい具体例において、テストカートリッジはハウジングを備え、該ハウジングは、
(a)切目をその中に有する刺通し得る部材によって分離された、テストすべき血液のサンプルを収容するための保持チャンバーおよびテストチャンバーと、
(b)それを貫通する開口を有しそして血液凝固の少なくとも一つの経路を活性化する少なくとも1種の試薬を含んでいる、テストチャンバー内に配置された仕切り部材と、
(c)前記刺通し得る部材へ向かって動くことができ、そして切目を通って動くことにより刺通し得る部材を刺通できる、テストチャンバー内に可動に配置された移し換え部材と、
(d)移し換え部材から血液を受入れるため仕切り部材と移し換え部材の間にテストチャンバー内に配置された受入れチャンバーを備えている。
使用において、ユーザーにより血液が保持チャンバー内に配置され、そしてテストカートリッジがインキュベーションのため機器内に配置される。インキュベーション後、移し換え部材が刺通し得る部材へ向かって動かされ、そして切目を通って動くことによって刺通し得る部材を刺通し、血液と接触し、そしてテストチャンバー内に陰圧が発生し、血液が移し換え部材を通って受入れチャンバー中へそして仕切り部材の開口を通って動く。
本発明のテストカートリッジは実施されるアッセイのいくつかまたはすべてのステップを自動化する機器と共に使用することを意図する。この機器の構造は特に重要ではないが、しかしテストカートリッジと機器とは所望の目的を達成するために両立できなければならず、その一つは液体サンプルおよび/または他の試薬を所望のようにサンプル移し換え部材を通って吸引できるようにテストカートリッジもしくはその一部分内に陰圧の発生である。
ハウジングおよびその部品の設計および形状は実施されるアッセイを基にして選択される。ハウジングは移し換え部材が液体サンプルおよび/または試薬と接触し、アッセイを実施するのに十分な体積の液体をテストチャンバーへ移すことができるように構成される。アッセイがインキュベーションステップを含む時は、保持チャンバーの一部分が機器中の加熱もしくは冷却エレメントと接触する。この部分は好ましくは熱移動を増強することができる材料よりなる。
好ましい一具体例において、保持チャンバーはL字形であり、保持チャンバーの底を形成するL字の底は下方へ傾斜し、そのため保持チャンバー内に入れた液体サンプルは底へ容易に流れるであろう。この形状はまた加熱もしくは冷却エレメントと接触するための追加の表面積をつくる。
好ましい具体例において、テストチャンバーはサンプルカップを収容するのに適しており、サンプルカップはその中に配置した仕切り部材と、受入れチャンバーとそして移し換え部材を持っている。そのような具体例においては、アッセイは仕切り部材の近くで行われ、液体サンプルは保持チャンバーから移し換え部材を通って仕切り部材直下へ配置された受入れチャンバー中へそして仕切り部材の開口を通って吸引される。
仕切り部材は多孔質で、そして試薬で濡らされているか、または非多孔質プレートの形でよい。
血液の凝固機能をテストするために適応した具体例では、仕切り部材は好ましくは抗凝固剤添加全血および血漿中の凝固プロセスを開始させることができる、もしくは抗凝固剤添加全血および血小板リッチ血漿中の血小板凝集を開始させることができる一以上の試薬を提供された多孔質部材よりなる。例えば血小板機能をテストするために特別に適応させた好ましい一装置において、仕切り部材の血液入口側は血小板機能のためのアクチベーターとして作用する、米国特許4,606,894および5,059,239に記載されているコラーゲン材料よりなる。吸引したそして抗凝固剤添加した血液が多孔質部材上のコラーゲンと接触する時、活性化および凝集現象が開口のまわりで起こり、最終的に開口を閉塞しそして血流の停止を生じさせる血小板詰物を形成する。
予想外にもこれらの試薬はこれら多孔質部材に添加され、乾燥され、そしてアッセイ時に復元できることが発見された。
好ましいテストカートリッジにおいて、移し換え部材は毛細管チューブである。装置を通る液体サンプルの流量は毛細管の長さおよび直径を変えることによって制御することができ、そして毛細管チューブの寸法は実施される特定のテストに対して最適化されたテストカートリッジを通る液体サンプルの流量を得るために選択される。
血小板機能をテストするために設計されたテストカートリッジの場合、流量は適切な血小板詰物が仕切り部材中の開口に形成できるような流量である。もしこの流量が高過ぎると、凝固した血液の適切な栓が形成されず、そして過剰なサンプル体積が必要である以外、誤った結果を得る。
サンプルカップを含んでいる具体例では、テストチャンバーはサンプルを収容している保持チャンバーをインキュベーションの間隔離すためサンプルカップのための二位置支持体を備える。インキュベーションステップの間、サンプルカップは移し換え部材がサンプルと接触するのを防止する第1の位置にある。インキュベーションステップ後、サンプルカップは第2の位置へ動かされ、それによりその中に配置された移し換え部材を切目を通って動かすことによって刺通し得る部材へ向かって動かしそしてそれを刺通し、そして保持チャンバー内の液体サンプルと接触させる。
本発明の他の好ましいテストカートリッジでは、ハウジングは所望のアッセイを実施するための適切なテストパラメーターをセットし、そしてアッセイ結果を機器の出力として適切にラベルするようにそのアッセイを自動的に実施する機器により読取ることができるテストタイプの同定手段を備えている。
なお他の好ましい具体例では、本発明は、本発明のテストカートリッジ一つ以上を収容し、そしてサンプルを保持チャンバーへ導入しそしてその後でインキュベーションおよびテストステップを自動的に実施する機器へ移すため装置を適切な位置に維持することができるホルダーを提供する。
本発明のテストカートリッジは、試薬/成分はアッセイの途中で種々の時点で添加もしくは混合されるアッセイの実施において多数の有意義な改良を提供する。インキュベーションステップを含んでいるアッセイでは、テストすべきサンプルはアッセイが行われる同じテストカートリッジ内でインキュベートされ、それによりユーザーのハンドリングおよびエラー可能性を減らす。インキュベーション時間を最小にする効率的熱移転は、サンプル保持チャンバーの底面を薄い高度に熱伝導性の材料からつくることによって達成される。移し換え部材はオペレーターの介入の必要なしにテストチャンバーへ導入される。ハウジングは貯蔵のための制御された低湿度環境を提供するため、所望ならば密封することができる。テストタイプ同定手段を含んでいる具体例では、同定手段は適切なテストパラメーターをセットし、そして結果の出力をラベルするため、すべてユーザーの介入なしに機器によって読取ることができ、それによってエラーの他の可能性ある源を排除する。テストすべきサンプルの添加の間装置を保持するためのカセットホルダーは、容易な取扱いおよびアッセイが実施される機器からの装着および取外しを許容する。
米国特許4,604,804;4,780,418および5,051,239に開示されているアッセイにおいて血小板機能をテストするために適応された本発明のテストカートリッジは前に論じた改良と提供する。例えば、テストすべきサンプルはアッセイが行われる同じ装置内でインキュベートされ、サンプルはこの期間血小板凝集およびその後の毛細管の詰まりの危険を排除するため移し換え部材から隔離される。さらにユーザーによる減少したハンドリングは血液によるユーザー汚染の危険を減らす。
本発明のテストカートリッジは、一般に血液凝固のテストに、そして特に血液凝固が患者の血液中に存在し得る種々の作因により、または欠乏しているもしくは損傷している等の因子によって影響される場合に有用である。血小板機能テストに使用のため適応させたテストカートリッジは、例えば、手術前出血の危険を予測するため、血液銀行において機能性血小板についてドナースクリーニングおよび投与前血小板機能のための品質管理テストのため、そして病院において患者が血小板注入に対してどのように反応したかを決定する投与後テスト等において有用である。
本発明のテストカートリッジは血小板機能のテストのためのアッセイに使用のために特に適応させたカートリッジによって実証された。しかしながら本発明のテストカートリッジは成分がアッセイの特定の時点まで分離して保ち、そして成分を陰圧下でサンプル移し換え部材により混合できることを要する他のアッセイにも適応させることができることが理解できる。
例えば、このテストカートリッジは種々の細胞一カートリッジ相互作用および結合を定量化するためのアッセイに使用するために適応化することができる。そのようなアッセイにあっては、リガンドは開口のまわりの仕切り部材へ結合される。次に細胞懸濁液が移し換え部材を通ってカップ中に吸引され、そして開口を通って流れることが許容される。細胞の開口のまわりに存在するリガンドへの結合は開口を部分的に閉塞し、そして開口を通る流量の測定可能な変化を発生する。リガンドに対する白血球の相互作用の測定はそのような可能性ある応用の良い例である。白血球は相互に相互作用し、そして凝集物を生成することが知られており、これを本発明のテストカートリッジによっても評価できるであろう。このテストカートリッジはまたせん断条件下の細胞一細胞相互作用を考察するアッセイに使用のため適応させることができるであろう。一つのそのような応用は内皮細胞に対する血小板相互作用の評価である。この場合内皮細胞は開口を包む面積をライニングし、血小板懸濁液が特定のせん断条件下に開口を通って流れることが許容される。
多くの酵素イムノアッセイにおいては、抗原(もしくは抗体)は固相支持体へ結合される。抗体(もしくは抗原)が添加される時、抗原−抗体複合体が形成される。次にこの複合体の量が色を発生する基質の添加によって測定される。このアッセイシステムの個々の成分は、反応が進行しようとするまで別々に保たれなければならない。ここに記載したテストカートリッジは酵素イムノアッセイ用途に適応させることができるであろう。そのような一つのテストカートリッジにおいて、抗原(もしくは抗体)は仕切り部材へ吸収または架橋化学によって結合される。抗体(もしくは抗原)はテストの開始時テストチャンバーへ入れられる。抗体溶液は移し換え部材を通って吸引され、そして膜上に存在する抗原と反応することが許容される。特定時間インキュベーション後、移し換え部材は下方のチャンバーへ押し下げられ、二つのチャンバーを分離している刺通し得る部材を刺通し、そして基質が移し換え部材を通ってカップ中に吸引され、そこで膜上の抗原−抗体複合体と反応する。
本発明のテストカートリッジは多種類のアッセイに使用できることが理解できる。
本発明の詳細な説明
本発明のテストカートリッジは、米国特許第4,604,804;4,780,418および5,051,239に開示されている血小板機能をテストするためのアッセイ自動化バージョンを実施することができる機器に使用するために特に適応させた具体例によって例証されるであろう。これらのアッセイは機器内でのインキュベーションステップを含み、その間に分析すべき血液の液体サンプルとアッセイの成分が特定温度へ加熱され、そしてこのインキュベーション期間中サンプルとアッセイ成分は別れて保たれる。
インキュベーションステップの後、機器は移し換え部材をして保持およびテストチャンバー間の刺通し得るセクションを刺通させ、血液との接触に動かし、そして以後さらに詳しく論じるようにハウジング内に陰圧を発生することによって血液を移し換え部材を通って吸引させる。
図1は、本発明に従った好ましい装置の分解図である。組立てた形にありそしてサンプル11を収容している図1の線2−2に沿った該装置の断面は図2,3および4に示されている。図2ないし4はまた、本発明の装置と共に使用することができる機器の部品を示している。図2ないし4はまた、本発明の好ましいアッセイにおける異なる段階をも示している。
今や図1を参照すると、この装置は保持チャンバー61およびテストチャンバー63を区画するハウジング60を含む。保持チャンバー61およびテストチャンバー63は切目を有する刺通し得る部材によって分離されている。ハウジング60はフランジ67および69を備えている。
ハウジング60は除去し得る頂部シール62を備え、これは組立てた装置においてフランジ67へ気密にシールされ、そして底において底シール66で閉鎖される。好ましい具体例では、頂部シール62は、後で記載するようにハウジング60内に陰圧の発生を妨害し得るシール片を残さないように、剥離することができそしてフランジ67から完全に除去することができる。
頂部シール62は随意に図示しない乾燥剤を備える。ハウジング60は、頂部シール62,乾燥剤および底シール66が所定位置にある時貯蔵包装として作用する。乾燥剤は貯蔵中ハウジング60を透過し得る湿気を吸収することによってチャンバー61,63を低湿度に保つ。
頂部シール62は、LCFlex 7075 ポリエステル/ポリエチレン被覆アルミニウム(Jefferson Smurfit Corporation,Schaumburg,Illinoisの商標)のような湿気抵抗性材料よりなる。底シール66はテスト開始前血液サンプルを37℃(体温)へもたらすように機器から熱を効率よく伝える、金属箔のような材料からなる。
保持チャンバー61およびテストチャンバー63を区画するハウジング60の形状は、装置内に空気泡が捕捉される可能性を最小にするように選定され、そして好ましい具体例では保持チャンバー61の底は血液を開口65を通って加える時空気捕捉を最小にするように傾斜している。保持チャンバー61を区画するハウジング60のセクションは例えば保持チャンバー61へ血液の放出のためのピペット先端の挿入を容易にするため開口65においてテーパー状である。
ハウジングの形状はハウジングの加熱表面に対する血液の表面接触を最大にする一方、同時にサンプル分解の危険を最小にするため空気へ暴露される血液の面積を最小にするように選定される。図示した具体例では、ハウジング60のL字形状がこれら目的の両方を達成する。
図示した具体例では、ハウジング60はフランジ67を備える。このフランジは除去し得る頂部シール62を取付けるのに十分に広い表面を提供するように設計されている。
フランジ67はまた、パンチしたタイプ感知コード68であるタブ69を備える。自動テスト機器の作用のもとに、ハウジング60は機器の一部である反射赤外センサーの下を比較的安定した速度で動かされる。フランジ67のタブ69中のタイプ感知コード68を形成する交番するパンチホールおよび中実区域は、赤外ビームが交番に反射され、検知センサーへ向かって反射されないように位置している。検知器の得られた交番する高および低出力は、実施すべきアッセイのタイプを独特に同定するのに役立つ二元数の列として解読することができる。この一般的な原理は汎用のバーコードリーダーに使用されている原理に似ている。
感知コート68はまた、サンプルが挿入されたことを機器に知らせる。換言すれば、これは存在検知器およびテストタイプ検知器の両方である。
フランジ67はカセットスナップ80を備え、そのため一つ以上の本発明のテストカートリッジを、開口65を通ってサンプルを便利にピベットしそして空気捕捉を最小にする正しい姿勢に保持する、図7および8に示したカセット中へスナップ止めすることができる。
図示した具体例では、フランジ67は二つの平行な側縁を有し、そのため自動生産ラインにおいてボウルフィーディングすることができる。
テストチャンバー63はサンプルカップ10を収容するのに適応している。サンプルカップ10は、開口9をその中に有する試薬で処理した仕切り部材6と、そして毛細管40をサンプルカップ40へ作動的に接続する機構を提供する毛細管ハブ30を支持する。サンプルカップ10の内部には位置決めのため4個の真空チャックストップリブ14が備えられ、そのうちの2個が図1に示されている。
ハウジング60は、テストチャンバー60内またはテストチャンバー63の一部内に陰圧を発生できる機器と係合するのに適応している。図示した具体例では、これはテストチャンバー63の一部をなすサンプルカップ10のリム12によって達成される。機器はサンプルカップ10のリム12とシール係合し得る係合部品を有する。図2ないし4に図示した具体例では、係合部品は図示した真空チャック15よりなる。真空チャック15はアッセイの間リム12とシール係合するO−リング27を備えている。これらの接触は真空チャップ15がサンプルカップ10に陰圧を発生させることを可能にするのに十分である。真空チャック15は機器によってリム12と接触するように動かされ、そして移し換え部材40を切目を有する刺通し得る部材70へ向かって動かすためサンプルカップ10へ下向きの圧力を加え、移し換え部材をして切目を通って動かすことにより刺通し得る部材を刺通し、そして保持チャンバー内のサンプル11中へ突出させる。
図2は、真空チャック15がサンプルカップ10へ下方圧力を加える以前に図1に示した装置の線2−2に沿った断面を示している。図3は、真空チャック15がサンプルカップ10と接触しそれを下方へ動かすように動き、そのためサンプルカップ10の底が支持部材71と接触し、そして毛細管40が切目を通って動くことにより刺通し得る部材を刺通し得る部材を刺通しそしてサンプル11中に突出した後の、図2に示した装置の断面を示している。図3に示すように、支持部材71は機器の下方圧力のもとでサンプル10の底と接触する。
機器はその時例えば真空を引くことによりテストチャンバー63内に陰圧を発生させることができる。この真空もしくは陰圧はサンプル11を保持チャンバー61から毛細管移し換え部材40を通って受入れチャンバー18中へ、そして図4に示すように仕切り部材6中の開口11を通って流す。血小板機能アッセイに使用するためのテストカートリッジの場合、仕切り部材6上の試薬は最終的に開口9を閉塞しそしえ移し換え部材40を通るサンプルの流れを停止する血小板栓の生成を活性化する。血流が停止するのに要する時間がその後血液の血小板機能が正常である時の血液流停止に要する時間と比較される。血液流が停止する正常範囲は正常血液をテストすることによって得られる。
毛細管ハブ30は図5に詳細に示されている。図6は、接着剤ギャップ42に入れた接着剤によって毛細管ハブ30へ毛細管40が接着された装置の断面を示している。毛細管ハブ30は超音波溶接によって溶接表面34においてサンプルカップ10へ取付けられる。
図示した具体例では、毛細管ハブ30は破損し易い仕切り部材コーティングしそして開口をパンチするのを容易にするため別体片として成形される。しかしながらサンプルカップ10は毛細管ハブ30および毛細管40を含んでいる単一片として成形できるであろう。
毛細管ハブ30をサンプルカップ10へ取付ける前に、仕切り部材6は膜シート6へ溶接され、そして1種以上の試薬が受入れチャンバーへ面する仕切り部材6の表面へ塗布される。仕切り部材6は次に乾燥され、そして図1に示す開口が乾燥した膜に形成される。
仕切り部材6中の開口9は、特定アッセイの条件下で栓が形成されそして開口が閉鎖されるように寸法決めされる。もしこの開口が小さ過ぎると非アッセイ関連閉塞が発生するであろう。もしこれが大き過ぎると栓が適切に形成されないであろう。血小板機能テストに対して、この開口は好ましくは約100ミクロンないし約200ミクロン、さらに好ましくは140ミクロンないし約160ミクロン、最も好ましくは約150ミクロンである。仕切り部材中の開口は装置の初期流れ特性には大きな影響を持たない。
図2および3に示した受入れチャンバー18は仕切り部材6と毛細管ハブ30の間にテストチャンバー63内に位置決めされる。受入れチャンバー18は毛細管40から入って来る血液が膜に近付き過ぎて入り、栓の形成を妨害しないような寸法にされる。
仕切り部材6は血液の凝固を活性化するコラーゲンおよび/または他の試薬のための多孔質もしくは非多孔質支持マトリックスである。好ましい材料は試薬を適用できるように液体に対し吸収性を有し、しかしなお精密な開口を例えばパンチできるように安定な構造を有する。血小板機能テストでは、アデノシン−5’−フォスフェート(ADP)およびコラーゲンが仕切り部材6に対する好ましい試薬である。
本発明テストカートリッジおよび方法に使用のため好ましい多孔質仕切り部材は、セルロースエステル、セラミック、ナイロン、ポリプロピレン、ポリフッ化ビニリデン(PVDF)、およびファイバーグラスを含む。特に好ましい多孔質仕切り部材はMilliporeからの混合セルロースエステル(アセテートおよびナイトレート)である。
仕切り部材がコラーゲンコーティングを施される具体例では、開口のまわりのコラーゲンの均一層が高度に望ましい。膜上のコラーゲンの量は特に重要ではない。約1〜2μgの範囲が血小板機能アッセイにおいて良好に機能することが発見された。本発明の一つのテストカートリッジでは、コラーゲンが仕切り部材へ提供され、そして次に多孔質部材は密封シール下ハウジング中に貯蔵のため乾燥される。
ADPは水溶液中不安定であることが知られ、たった約4時間の有効寿命しか持たない。従ってこれは使用直前約1mg/mlないし約90mg/ml,もっと好ましくは約45mg/mlないし約55mg/mlの濃度において多孔質部材へ適用される。
しかしながら本発明の好ましいテストカートリッジでは、ADPが多孔質仕切り部材へ加えられ、仕切り部材は乾燥されそしてサンプルカップ10へ溶接され、そして使用直前まで密封シール条件下貯蔵される。ADPは濡らし溶液を適用することにより、使用前溶液にもたらされる。
血小板機能をテストするためのアッセイシステムでは、ADPのような血小板凝集変調剤が本発明の多孔質仕切り部材中へ加えられる。本発明はまた、リストセチン、アラキドン酸およびその塩、トロンビン、エピネフリン、血小板活性化因子(PAF)、トロンビンレセプターアゴニストペプチド(TRAP)等血小板機能の種々の面の評価に有用な剤のような他の標準的変調剤を加えた多孔質仕切り部材を提供する。
本発明のテストカートリッジおよび方法に使用するための多孔質仕切り部材は、PTおよびPTTテストに類似の凝固機能を評価する、全血および血漿凝固アッセイにも有用である。そのような具体例では、血塊形成は、多孔質仕切り部材へ加えられ、最終的に多孔質仕切り部材を通る血液を停止させる、外因性または内因性経路の適当なアクチベーターと血液の接触によって開始される。血流停止の発生に要する時間は、例えば患者のトロンビン時間または部分的トロンビン時間と相関させることができる。対照的に現在の全血凝固機器は血塊が生成した時の光信号または電気信号の変化に依存する。
本発明の多孔質仕切り部材へ添加するのに適したプロトロンビン変換の外因性経路のアクチベーターは、トロンボプラスチン試薬、例えばTHROMBOPLASTIN−C(Baxter−Dade)を含んでいる。本発明の多孔質仕切り部材へ添加に適した内因性経路のアクチベーターは、イノシチン、および塩化カルシウムおよび/または活性化セファロプラスチン試薬(ACTIN,Baxter−Dade)を含む。ACTINは多孔質仕切り部材へ添加するか、またはテストすべき全血サンプルと事前混合することができる。これらのテストは抗凝固剤添加全血および血漿サンプルの両方に実施することができる。
多孔質仕切り部材中の試薬の濃度は、正常および異常凝固パラメーター間の差を示す開口閉鎖時間が得られるように選択される。
血小板機能テストでは、アデノシン−5’−フォスフェート(ADP)が本発明の多孔質仕切り部材へ添加のための好ましい試薬である。ADPは水溶液中で不安定であり、たった約4時間の有効寿命しか持たない。予想外にも、多孔質仕切り部材へADPを加え、それを乾燥しそして約4℃において密封シール条件下で貯蔵することにより、それは約1年ないし1年半の間安定であることが発見された。ユーザーがアッセイに使用のためADP溶液を調製する必要性を排除することにより、そのような多孔質仕切り部材はユーザーエラー、浸透変動を排除し、そして血小板凝集の再現性ある刺激を提供する。
正常血液サンプルについての開口閉鎖時間は一部膜へ加えた生物学的活性物質の濃度に依存する。試薬の濃度は正常および異常凝固パラメーター間の好都合な区別を提供するように選定される。これは当業者によって容易に決定できる。アグレゴメトリーに使用のため報告された類似の試薬の濃度範囲は適切な濃度範囲の決定における一つの出発点を提供する。試薬濃度はアッセイの所望感度を念頭に置いて最適化される。例えばADPの濃度は中程度の血小板異常機能を検出するには十分であるが、しかし変動する結果を導入するほど低くないことが望ましい。
完全活性化および凝集のための閾値量が必要であり、そしてもし中程度血小板異常機能が研究されているならば、少量の試薬が用いられる。テストの感度と再現性ある結果の取得の間のバランスが望ましい。
図2および3に示すように、テストチャンバー63にはサンプルカップ10のための二位置支持具が設けられる。この支持具は支持部材71と圧潰リブ72よりなる。支持部材71は毛細管ハブ30のセクション31を通過することを許容する寸法とした中央開口を有する。図2に示すように圧潰リブ72(他のものは図示せず)はサンプルカップ10を、毛細管40が刺通し得る部材70の上方であるがしかしそれとの接触にあるように第1の位置に保つ。図3に示すように、サンプルカップ10は第2の位置へ動かされ、それにより圧潰リブが圧縮され、サンプルカップ10は支持部材71と接触して所定位置に固定され、毛細管ハブ30のセクション31は支持部材71を通過し、そして毛細管40は刺通し得る部材70へ向かって動きそして切目を通ってそれを刺通し、保持チャンバー61およびその中に配置されたサンプル11中に突出する。
サンプルは機器により発生した陰圧により保持チャンバー61からテストチャンバー63へ流れる。
装置を通る初期流量は毛細管の長さおよび内径を変えることによって制御される。
血小板機能テストでは、サンプル体積約500ないし800μlに対し、装置を通る血液の初期流量は毎分約100μlないし200μlであることが好ましい。100ミクロンよりもっと小さい直径は血小板にある影響を持つものと信じられる。従って、毛細管40の好ましい内径は約100ないし220ミクロンである。特に好ましい内径は約150〜210ミクロンであり、そして毛細管の好ましい長さは約0.6〜1.2インチ(1.524〜3.048cm)である。特に好ましい具体例では、毛細管の内径は約200±10ミクロンであり、そして毛細管の長さは約1.2インチ(3.048cm)である。この構造および流れにより、膜中の開口はもし血液が正常であれば約1ないし3分で閉鎖されるであろう。
もしある種のアッセイのために毛細管をもっと短くつくることを望むならば、毛細管の内径はシステムを通る同じ流量を維持するため小さくすることができ、またはサンプル体積をそれに応じて調節することができよう。
毛細管は、内径に関して狭い公差を保持することができ、比較的平滑な内表面を有し、そして血液適合性すなわち血液のアクチベーターでない任意の材料からつくることができる。サンプルカップ10が毛細管ハブ30を含んでいる単一片として成形される具体例では、毛細管ハブ30のための便利な材料はプラスチックである。毛細管のための便利な材料はステンレス鋼である。
本発明の部品は血液と適合性の材料から製作される。血小板機能テストにおいては、材料はそれらが血小板を活性化しないように選定される。ポリプロピレンがハウジングのための好ましい材料である。しかしながらポリエチレンテレフタレート(PET)のような他のプラスチックも許容できる。ポリプロピレンは装置の部品を組立てるために溶接が用いられる時の好ましいプラスチックである。
オペレーターは頂部フォイル62およびもし存在すれば取付けた乾燥剤を除去することによって図面に示した使い捨て装置を使用のために準備する。好ましい一具体例では、装置は図7および8に示したカセット106中にスナップ止めされる。オペレーターは次にテストすべきサンプルをピペットまたは類似の器具を使って開口65を通って保持チャンバー61中に移す。サンプルを装填した使い捨て装置を収容しているカセット100は自動機器中へ入れられ、そこでサンプルは必要なテスト温度へ加熱される。
機器は、フランジ67のタブ69上に位置するタイプ感知コード68を読取ることによって加熱時間および他のテストパラメーターを決定することができる。サンプル11の加熱は底シール66の高い熱移動特性によって増大され、底シール66の外表面は機器のヒーターブロックへ接近にあり、内表面はサンプル11と接触にある。
保持チャンバー61内のサンプルはインキュベーション期間中図2に示した刺通し得る部材70によってテストチャンバー63から隔離されている。
今や図2および3を参照すると、インキュベーション期間の終わりに、自動機器はサンプルカップ10/毛細管ハブ30アセンブリを図2の位置Aから図3の位置Bへ動かし、移し換え部材40を刺通し得る部材70を通って保持チャンバー内へそしてこのためサンプル11との接触に通過させることによってテストサイクルを開始する。機器は、サンプルカップ10のリム12とシール係合する真空チャック15を介してサンプルカップ10に下方圧力を加え、それにより機器の係合部分とリム12の間にシールを形成する。機器は次にサンプルカップ10内に陰圧を発生させ、サンプルを毛細管40を通って受入れチャンバー18へそして仕切り部材6中の開口を通って上へ吸引する。
使い捨て装置はサンプルと一所にテスト終了時機器から除去され、捨てられる。カセットは再使用される。
本発明のテストカートリッジの好ましい具体例では、刺通し得る部材はハウジングの一体部分であり、そしてハウジングと同じ材料、好ましくはポリプロピレンまたはPVCのような任意の成形し得るポリマーから、しかし最も好ましくは高密度ポリエチレンから製作される。しかしながら刺通し得る部材の厚みは、典型的には毛細管移し換え部材が刺通し得る部材を刺通しそしてサンプルと接触するのを許容するようにハウジングの厚みより小さい。
刺通し得る部材は毛細管移し換え部材の直径より大きくそしてハウジングの寸法と矛盾しない任意の寸法とすることができる。好ましい具体例では刺通し得る部材は直径約4mmである。
ある場合には、毛細管移し換え部材が膜を刺通する時、膜材料が毛細管の端部へくっつき、血液または液体が移し換え部材を通って移動するのを防止する。毛細管閉塞は刺通し得る部材に切目を設けることによって避けられる。そのような切目の例示的形状が図9に示されている。刺通し得る部材の材料は、図9に示した刺通し得る材料中の切目がインキュベーション相の間所定位置に留まり、液体または血液サンプルが切目を通って逃げるのを防止するフラップを刺通し得る部材中につくるように十分に硬質であるように選定されるが、しかし刺通し得る部材は毛細管移し換え部材が切目を通って動くことによりそれを刺通できるように十分に可撓性である。
テストの始めにおいて、毛細管がサンプルチャンバー内へ押し下げられる時、フラップは毛細管の通路から外側へ容易に動き、そして毛細管が血液サンプルへ浸漬することを許容する。刺通し得る部材はテストカートリッジの製作の間にカットされ、そしてこの分野で既知の方法で達成される。例えば、図9に示した切目は図10に示したような4枚のスリット刃を含む空気駆動ビットによってつくられた。得られる切目は非常に鋭利であり、材料を少しも除去することなくつくられる。これは毛細管による刺通前にサンプルが通過しないことを確実にする。
刺通し得る部材中の切目の寸法および形状は、刺通し得る部材の材料および毛細管の形状を基にして有効性を最大にするように当業者によって容易に決定できる。好ましい一具体例では切目は端から端まで約3ないし3.5mm延び、または部材の中心から約1.5ないし2mm延びる。切目の形状および寸法は、移し換え部材を刺通し得る部材へ向かって動かすとき毛細管が切目と接触することを確実にするように当業者によって調整することができる。切目は毛細管移し換え部材が刺通し得る部材を刺通できる任意の形状、例えば図9に示した形状、または三側切目とすることができる。
本発明の好ましいテストカートリッジでは、凍結乾燥したADPまたはエピネフリンジ酒石酸塩が膜を含む多孔質仕切り部材に加えられた。これらの剤は5%グルコース(浸透圧280mOsm/kg)を含む酢酸ナトリウム−酢酸緩衝液(pH3.5)中に溶解された。膜中に加えるために使用されたADP溶液の濃度は50mg/mlであり、そしてエピネフリン溶液の濃度は10mg/mlであった。
膜はストリップがADPまたはエピネフリン溶液1μLでスポット被覆された。それ故テストカートリッジに配置されためいめいの膜はADP50μgまたはエピネフリン10μgを含んでいた。膜は次にNycomed AGから入手し得るウマ腱からのフィブリル状タイプ■コラーゲン1μLでスポット被覆された。
スポット被覆は液体試薬のスポットを膜ストリップ上に置くことを含んでいた。スポット被覆後膜はADPまたはエピネフリンの乾燥のため、そして被覆区域上にコラーゲンフィルムの形成のため強制空気乾燥室に25分間入れられた。乾燥時、開口は例えばスポットの中心にパンチされ、そして膜ディスクが膜ストリップから切断された。この膜ディスクはテストカートリッジ中に挿入された。
血液テストに先立って、ADPまたはエピネフリンを溶液にするため食塩水が膜上に分配された。血液サンプルは単独で膜中に存在する乾燥したADPまたはエピネフリンを溶解することができる。
両方のテストのため、血液が開口を通って約40ミリバールのコンスタントな圧力勾配において吸引され、血流の停止が発生するに要した時間が決定された。
同様な結果を得るため、サンプルカップ、毛細管ハブおよび毛細管を一部品に結合すること、またはサンプル貯蔵区域をサンプルカップ/毛細管ハブアセンブリの下に完全に配置することのような主要部品の種々の配置を実行することができるであろう。
その好ましい具体例を含む本発明が詳細に記載された。しかしながら当業者は、この開示を考慮する時本発明の修飾および/または改良をすることができ、そしてなお以下の請求の範囲に述べた本発明の範囲および精神内であることを認めるであろう。
Claims (24)
- 液体サンプルのアッセイのためのアッセイシステムにおいて使用のためのテストカートリッジであって、該テストカートリッジはアッセイの間サンプルがそれを通って流れるハウジングを含み、該ハウジングは、
(a)切目をその中に有する刺通し得る部材によって分離された、液体サンプルを保持するための保持チャンバーおよび保持チャンバーから液体サンプルを受入れるためのテストチャンバーと、
(b)それを貫通する開口を有し、そしてアッセイのための少なくとも1種の試薬を含んでいる、テストチャンバー内に配置された仕切り部材と、
(c)前記刺通し得る部材へ向かって動くことができ、そして切目を通って動くことによって刺通し得る部材を刺通しかつ保持チャンバー内の液体サンプルと接触することができる、テストチャンバー内に可動に配置された移し換え部材を備え、
(d)該刺通し得る部材はハウジングの一体部分として同じ材料から製作されており、
(e)該切目は鋭利であり、かつ該刺通し得る部材を複数のフラップに分割し、
(f)該刺通し得る部材の材料は、
(i)該移し換え部材が切目を通って刺通し得る部材を刺通する前は液体サンプルが切目を通って逃げるのを防止するため該切目を閉じた位置に留めるのに十分な硬さを有し、しかし
(ii)該移し換え部材が該刺通し得る部材を刺通し、そしてテストチャンバー内に陰圧を発生させた時、切目によって分割された刺通し得る部材のフラップが該移し換え部材の外側を囲み、液体サンプルが移し換え部材を通ってテストチャンバー内へ、そして該仕切り部材の開口を通って動くことができるように十分に可撓性である、
ことを特徴とするテストカートリッジ。 - テストチャンバー内に支持されているサンプルカップと、該サンプルカップとシール係合する負圧手段をさらに含み、それによって該サンプルカップと負圧手段とが移し換え部材へ下向きの圧力を加える時、前記移し換え部材が刺通し得る部材へ向って動きそしてそれを刺通する請求項1のテストカートリッジ。
- 前記サンプルカップ中に該仕切り部材が配置されている請求項2のテストカートリッジ。
- 少なくとも1種の試薬はコラーゲン、抗原、抗体または細胞を結合するためのリガンドである請求項1のテストカートリッジ。
- 前記仕切り部材は多孔質材料よりなる請求項1のテストカートリッジ。
- 多孔質仕切り部材は開口を有し、そしてその中へ加えた血液凝固プロセスまたは血液中の血小板凝集を開始することができる少なくとも1種の剤を有する多孔質材料よりなる請求項5のテストカートリッジ。
- 血液凝固プロセスを開始することができる剤はプロトロンビン変換の外因性もしくは内因性経路の少なくとも1種のアクチベーターよりなる請求項6のテストカートリッジ。
- プロトロンビン変換の外因性もしくは内因性経路のアクチベーターはトロンボプラスチン試薬または活性化セファロプラスチン試薬よりなる請求項7のテストカートリッジ。
- トロンボプラスチン試薬はTHROMBOPLASTIN−C(登録商標)よりなり、活性化セファロプラスチンはACTIN(登録商標)よりなる請求項8のテストカートリッジ。
- 血液中の血小板凝集を開始することができる剤は、ADP,リストセチン、アラキドン酸、トロンビン、エピネフリン、血小板アクチベーター因子(PAF)、またはトロンビンレセプターアゴニストペプチド(TRAP)よりなる請求項6のテストカートリッジ。
- コラーゲンをさらに含んでいる請求項10のテストカートリッジ。
- 前記多孔質部材が膜、セラミック、ナイロン、ポリプロピレン、ポリフッ化ビニリデンまたはファイバーグラスを含んでいる請求項6のテストカートリッジ。
- 膜は混合セルロースエステル膜を含んでいる請求項12のテストカートリッジ。
- 混合セルロースエステル膜はアセテートおよびナイトレートを含んでいる請求項13のテストカートリッジ。
- 前記保持チャンバーはL字形であり、その一部分は底を形成するように曲がっており、そのための保持チャンバーに入れた液体サンプルは保持チャンバーの底部分へ下方に流れる請求項1のテストカートリッジ。
- 保持チャンバーの底部分は熱移動を増強し得る材料を含んでいる請求項15のテストカートリッジ。
- 前記ハウジングの上表面は保持およびテストチャンバーの両方をシールする除去し得るシールを備えている請求項1のテストカートリッジ。
- ハウジングの内側部分へ向かって配置された除去し得るシールの一部分に乾燥剤が備えられている請求項17のテストカートリッジ。
- ハウジングの上表面はタイプ感知コードをその上に有するフランジを備えている請求項1のテストカートリッジ。
- 血液の凝固機能をテストするためのアッセイシステムに使用のためのテストカートリッジであって、該テストカートリッジは血液がそれを通って流れるハウジングを含み、該ハウジングは、
(a)切目をその中に有する刺通し得る部材によって分離された、テストすべき血液のサンプルを収容するための保持チャンバーおよびテストチャンバーと、
(b)それを貫通する開口を有しそして血液凝固の少なくとも一つの経路を活性化する少なくとも1種の試薬を含んでいる、テストチャンバー内に配置された仕切り部材と、
(c)前記刺通し得る部材へ向かって動くことがで、そして切目を通って動くことにより刺通し得る部材を刺通できる、テストチャンバー内に可動に配置された移し換え部材と、
(d)該刺通し得る部材はハウジングの一体部分として同じ材料から製作されており、
(e)該切目は鋭利であり、かつ該刺通し得る部材を複数のフラップに分割し、
(f)該刺通し得る部材の材料は、
(i)該移し換え部材が切目を通って刺通し得る部材を刺通する前は血液サンプルが切目を通って逃げるのを防止するため該切目を閉じた位置に留めるのに十分な硬さを有し、しかし
(ii)該移し換え部材が該刺通し得る部材を刺通し、そしてテストチャンバー内に陰圧を発生させた時、切目によって分割された刺通し得る部材のフラップが該移し換え部材の外側を囲み、血液サンプルが移し換え部材を通ってテストチャンバー内へ、そして該仕切り部材の開口を通って動くことができるように十分に可撓性である、
ことを特徴とするテストカートリッジ。 - 前記試薬はトロンビン変換の外因性もしくは内因性経路の少なくとも1種のアクチベーターよりなる請求項20のテストカートリッジ。
- プロトロンビン変換の外因性もしくは内因性経路のアクチベーターはトロンボプラスチン試薬または活性化セファロプラスチン試薬よりなる請求項21のテストカートリッジ。
- トロンボプラスチン試薬はTHROMBOPLASTIN−C(登録商標)であり、活性化セファロプラスチン試薬はACTIN(登録商標)よりなる請求項22のテストカートリッジ。
- 血液をテストカートリッジを通過させることを含む血小板機能をテストする方法であって、該テストカートリッジはアッセイの間それを通って流れるハウジングを備え、該ハウジングは、
(a)その中に切目を有する刺通し得る部材によって分離された、テストすべき血液のサンプルを保持するための保持チャンバーおよびテストチャンバーと、
(b)それを貫通する開口を有しそして血小板凝集を活性化する少なくとも一種の試薬を含んでいる、テストチャンバー内に配置された仕切り部材と、
(c)前記刺通し得る部材へ向かって動くことができ、そして切目を通って動くことにより刺通し得る部材を刺通できる、テストチャンバー内に可動に取付けられた移し換え部材を備え、
(d)該刺通し得る部材はハウジングの一体部分として同じ材料から製作されており、
(e)該切目は鋭利であり、かつ該刺通し得る部材を複数のフラップに分割し、
(f)該刺通し得る部材の材料は、
(i)該移し換え部材が切目を通って刺通し得る部材を刺通する前は血液サンプルが切目を通って逃げるのを防止するため該切目を閉じた位置に留めるのに十分な硬さを有し、しかし
(ii)該移し換え部材が該刺通し得る部材を刺通し、そしてテストチャンバー内に陰圧を発生させた時、切目によって分割された刺通し得る部材のフラップが該移し換え部材の外側を囲み、血液サンプルが移し換え部材を通ってテストチャンバー内へ、そして該仕切り部材の開口を通って動くことができるように十分に可撓性であり、
前記方法は、
(i)血液のサンプルを保持チャンバーへ提供するステップ、
(ii)サンプルをあらかじめ定めた条件下プレインキュベーションするステップ、
(iii)移し換え部材を刺通し得る部材へ向かって動かしそしてそれを切目を通って保持チャンバー内の血液との接触に動かすことにより刺通し得る部材を通って動かすステップ、
(iv)血液を移し換え部材を通って受入れチャンバー中へそして仕切り部材中の開口を通って流すのに十分な陰圧にテストチャンバー内の圧力を持って来るステップ、
(v)仕切り部材中の開口に血小板の栓が形成されそれにより血液の流れを停止させるのにかかる時間量を測定するステップ、
(vi)ステップ(v)において測定した時間をあらかじめ定めた正常範囲と相関させるステップ
を含むことを特徴とする血小板機能をテストする方法。
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