JP3743205B2

JP3743205B2 - Liquid packaging container

Info

Publication number: JP3743205B2
Application number: JP10678999A
Authority: JP
Inventors: 賢治栄; 守広杉山
Original assignee: Toppan Inc
Current assignee: Toppan Inc
Priority date: 1999-04-14
Filing date: 1999-04-14
Publication date: 2006-02-08
Anticipated expiration: 2019-04-14
Also published as: JP2000296859A

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は、液体包装容器、特にシートの貼り合わせにより形成される液体包装容器に関するものである。
【０００２】
【発明が解決しようとする課題】
従来から、合成樹脂製などによりなるボトルタイプの容器においてはその不要時における廃棄処理を行うことでゴミの増大や環境破壊を招き易いという点が問題となってきている。このような状況から近年、一般家庭での使用量が大きい台所用液体洗剤や洗濯用液体洗剤、液体柔軟剤、シャンプー、リンス、ボディーソープなどの商品に対しては、詰め替え用として環境への影響を考慮した素材を選択した容器であってかさ張り難い形状の液体用包装容器を用いて提供されるようになってきた。
図９はその一例としての液体包装容器１を示しており、それぞれ略方形形状とした正面シート２と背面シート３、そして、底部用の底シート４とからなり、容器底部に前記底シート４を介在させた状態で正面シート２と背面シート３とを貼り合わせ（例えば、ヒートシール）、容器底部の正面シート２の下辺と背面シート３の下辺との間を広げるようにして自立でき、また、容器上部では前記正面シート２と背面シート３との三周辺を相互に貼り合わせた形態として正面形状や背面形状を略方形形状のものとしており、この形態を一般にスタンディングパウチと称されている。この液体包装容器１から内容物を注出する場合には、前記正面シート２と背面シート３との上部を貼り合わせてなる上部シール部５の一隅をカットして開封し、ここを注出口として内容物を注ぎ出すようにしている。
また、図１０に示すように従来の液体包装容器１では、空容器に内容物を移し替える際に注出口部分をその空容器の口部にあてがい易くする目的で、上記上部シール部５の一隅を上方に向けて突出させて嘴状とした注出口部６を備え、容器の外観形状としたものがあり、内容物の注出についてはその嘴状とした注出口部６の途中部分を切断し、その切り口を空容器の口部内に差し入れて内容物を注ぎ入れるようにしている。
【０００３】
ところで、上記液体包装容器では注出口部を外部に突出させて異型形状としているためにつぎのような不都合が生じている。このような液体包装容器にあっては、図１１に示すように、注出口部６の隣を充填口７として上部の一部分が開放されている容器本体を予め作成しておき、充填時に前記充填口７を開いて内容物を充填してから正面シート２と背面シート３とのそれぞれの上部を前記充填機が有している封止装置にてヒートシールして封止している。しかしながら、封止に際して前記注出口部６に影響が及ばないようにしながら両シートの上部をヒートシールするためには、通常形状の液体包装容器の充填と封止に使用してきた充填機に対して開発や大幅な改造などの新たな費用負担が必要となる。さらに前記液体包装容器を作成するに際して、突出形状の注出口部を得るために正面シートと背面シートとの上部側を大きく切除しており、この切除する部分が広いことからシート素材を経済的に使用できないという問題もある。
一方、上記の略方形形状となる液体包装容器では上部シール部や側部シール部のシール形状を変更して開封した際の注ぎ性を改善するようにした工夫が行われているが、機能的には上記の単独の注出口部を備えるものに比べて劣っていた。
そこで本発明は上記事情に鑑み、正面形状や背面形状が略方形形状でありながら、容器の口部に差し入れ易い注出部分が得られるようにすることを課題とし、充填機側の開発や改造などを不要とし、内容物が移し替えが簡単に行なえるようにすることをを目的とする。
【０００４】
【課題を解決するための手段】
本発明は上記課題を考慮してなされたもので、それぞれ略方形にして対向した正面シート２と背面シート３との上部を貼り合わせてなる上部シール部５の一隅側の容器内方に、前記上部シール部５から容器底部側に向けて連続する延長シール部９と容器側部の側部シール部１０との間に位置した注出口形状部８を設け、延長シール部９のシール領域中での前記注出口形状部８側に寄った位置に、該延長シール部９と注出口形状部８との境界に沿った分割線部１１を設け、該分割線部１１の両端が延長シール部９のシール領域中に位置し、かつ、該分割線部１１の両端に切れ止め手段１２が設けられていて、前記分割線部１１に達するようにして前記注出口形状部８を切断した後に注出口形状部８の上部側となる切り残し部１５と延長シール部９とを、もう一方の側部シール部１０側に折り返して、前記切り残し部１５と延長シール部９との間の分割線部１１が上部シール部５に掛かるように係止可能な構成としたことを特徴とする液体包装容器を提供して、上記課題を解消するものである。
そして、本発明において、包装容器が自立可能な形態されているものであることが良好である。
【０００５】
【発明の実施の形態】
つぎに本発明を図１から図８に示す実施の形態に基づいて詳細に説明する。なお、従来例と構成が重複する部分は同符号を付してその説明を省略する。
本発明の液体包装容器１にあっては、図１に示すように、それぞれ略方形形状とした正面シート２と背面シート３とを相対して配置するとともに、容器底部に底シート４を介在させた状態で正面シート２と背面シート３との周辺をヒートシールして、容器底部の正面シート２の下辺と背面シート３の下辺との間を広げることで自立でき、容器上部では前記正面シート２と背面シート３との三周辺を相互に貼り合わせた形態として正面形状や背面形状を略方形形状のものとしているものである。
この液体包装容器１にあっては、正面シート２と背面シート３とのそれぞれの上部を貼り合わせてなる上部シール部５の一隅側、図示の例では図面上、前記上部シール部５の左側においての容器内方に注出口形状部８が設けられている。前記注出口形状部８は、上部シール部５から容器底部側に向けて下端を角にした略三角形状にシール領域９ａを広げるようにして連続する延長シール部９と、容器側部における正面シート２と背面シート３とのそれぞれの側部をヒートシールしてなる側部シール部１０との間に位置している。そして、側部シール部１０の容器内方との境界１０ａが縦となり、前記延長シール部９の容器側部側においての容器内方との境界９ｂが上部シール部５の一隅側から容器中心側に向けて傾斜していることから、注出口形状部８は正面側や背面側から見た形状において上部シール部５の一隅側を頂点とするテーパー状に形成されている。
【０００６】
図において１１は上記延長シール部９のシール領域９ａ内に設けられている分割線部を示している。この分割線部１１はカット目が上記正面シート２と背面シート３とを貫通するミシン目や前記両シート２、３を貫通しているスリットなどのように分離容易な状態に、あるは分離した状態に加工してなるものであり、図示されているように延長シール部９の注出口形状部８側に寄った位置にあり、かつ、該延長シール部９の上記境界９ｂに沿うようにして設けられている。勿論、シール状態を確実にするためにこの分割線部１１と前記境界９ｂとの間に所要の距離が確保されている。そして、この分割線部１１にあっては直線状に設けられていて、両端部１１ａ、１１ｂそれぞれに、裂けが進まないようにしたパンチ穴などからなる切れ止め手段１２が設けられており、後述する開封操作時にこの分割線部１１の端部１１ａ、１１ｂから裂けが延びないようにしている。
【０００７】
図中１３は注出口形状部８の開封切断箇所を示すガイド線部であり、この注出口形状部８を横断するようにして容器の側部シール部１０から上記分割線部１１のほぼ中央位置に達するようにして設けられており、側部シール部１０側を下位にし延長シール部９側を上位となるように傾斜し、このガイド線部１３の側部シール部１０での延長線上に側部シール部１０を切り欠いたノッチ１４が位置している。ガイド線部１３自体は正面シート２や背面シート３を貫通しているものではなく、前記ノッチ１４から分割線部１１までの開封切断箇所を示す役割を有するものであって、図示のものでは印刷による破線表示によってこのガイド線部１３が構成されている。印刷以外のものとしては、ガイド線部１３を前記正面シート２や背面シート３を貫通しないミシン目やキズ加工を施して構成するようにしてもよい。
【０００８】
上記構造の液体包装容器１を開封して内容物を注出するには、図２に示すように、まず、側部シール部１０にある上記ノッチ１４からガイド線部１３に沿って上記分割線部１１まで達するようにして注出口形状部８を切断する。これによって注出口形状部８で液体包装容器１が開封される。また、注出口形状部８をノッチ１４から指先で裂きながら切断するに際して、ある程度勢いが付いて裂け目が分割線部１１までに達してその分割線部１１の位置で延長シール部９が若干開くようになるが、この分割線部１１の両端に切れ止め手段１２があるため、分割線部１１以外に裂けが延びることはなく、容器内方側へ裂け目が達するのを確実に防止している。また、このように注出口形状部８を切断しても、注出口形状部８の上部側であった箇所は前記延長シール部９と連続した状態のままの切り残し部１５となり、切り落とされてゴミとなることがない（図２参照）。
そして、注出口形状部８を切断した後には上記切り残し部１５と延長シール部９とをもう一方の側部シール部側に折り返して、図３に示すように上部シール部５に、切り残し部１５と延長シール部９との間の分割線部１１が掛かるようにして係止させれば、この折り返し部分が上部シール部５に係止した状態のままとなって注出口形状部８の開口を覆うことがなく、また、下部側の分割線部１１も若干開くようになって注出口形状部８が単独で突出するようになる。
こののち、図４に示されているように突出した状態の注出口形状部８をボトル容器Ａの口部Ｂに差し入れるようにすれば、その注出口形状部８が確実に口部Ｂ内に位置して内容物の移し替えが簡単に行えるようになる。
【０００９】
一方、この構造の液体包装容器１は正面形状、背面形状が上述したように略方形形状であり、内容物を充填する前においては、図５に示すように、注出口形状部８が位置する側の側部シール部１０の上端に連続するようにして上記分割線部１１の上方である上部シール部５とこの上部シール部５から下方に延びる上記延長シール部９とを予めヒートシールしており、その延長シール部９のもう一方の境界９ｃが縦とされ、対向する側部シール部１０も縦の帯状にして形成され、その間を充填口７としている。
そして、充填後に前記充填口７をヒートシールにより封止するに際して、正面シート２と背面シート３との上部が一直線状に形成されて注出口形状部８がその直線上に位置しないことから、従来の方形形状の液体包装容器に対してのヒートシールと同じ封止装置にてヒートシールを行なっても、その封止装置が前記注出口形状部８の部分を挟み込むことがなくこの注出口形状部８に影響を及ぼさない。即ち、容器の幅方向全域に亘る長いシールバーを備える封止装置にて正面シート２と背面シート３との上部を容器幅方向全域に亘って挟み込んでヒートシールしても、本発明の液体包装容器１では予め注出口形状部８の上部がヒートシールされていることから、ヒートシール済みの部分を前記シールバーが挟み込むようにしているものである。よって、従来から使用している充填機に代えて新しく専用の充填機を開発する必要はなく、従来から使用している充填機を改良する必要もない。
【００１０】
上記分割線部１１においては切れ止め手段１２の間を直線状のものとして説明したが、これに限定されるものではなく、図６（イ）（ロ）に示すように注出口形状部８側に対して凸となる形状としたり、凹となる形状にしてもよい。また、図６（ハ）に示すようにジグザグの形状にするとともに、注出口形状部８に対応する側部シール部１０の側縁形状もジグザグに切り欠いた形状としてもよく、このようにすることで上記内容物注出時にそれらのジグザグ形状部分ａが容器の口部に係止して注出口形状部が安定的に挿入させておくことが簡単になる。
図７はさらに注出口形状部８や延長シール部９の変更例をそれぞれ未封止の状態で示している。図７（イ）は上記実施例における分割線部１１の上部に三角形状の未シール領域１６を形成して充填口７側を縦のシール部としているものである。そして、充填を行い充填口をヒートシールすることで内容物を収容した容器が得られる。前述したように充填口７側を縦のシール部としていたことから、上述の開封後の折り返しではヒートシールされた上部シール部５側に折り返すことが容易に行なえるようになる。
図７（ロ）は上記延長シール部９の下端をさらに円状に延設して拡大部９ｄを連続させているとともに、注出口形状部８における上端側のシール縁、即ち、上端側における容器内方との境界８ａを上記ガイド線部１３に近接させたものである。このように、延長シール部９の下端に拡大部９ｄを備えているため、注出口形状部８を引き裂き開封した際や上述の折り返し操作する際に分割線部１１の下端側に大きな引き裂き力が加わって裂け目が延びた場合でも、その拡大部９ｄで裂け目の延びを止めることができ、また、ガイド線部１３に境界８ａが近接していることで引き裂きする際の裂け目がその境界８ａに案内されながらガイド線部１３に沿って適正に進むようになり、適正な開口形状が得られるようになる。図７（ハ）は上記延長シール部９における境界９ｃを分割線部１１側に傾斜させたものであり、充填口７が広くなるようにしている。そして、図７（ニ）では前記境界９ｃを逆方向に傾斜するようにしたものである。この例の場合では、内容物の注出時に容器底が上になるように傾斜させてもその境界９ｃ側に液溜りが生じないようになる。
図７（ホ）は延長シール部９を縦長の形状とすることで、注出口形状部８の幅が上下方向においてほぼ同じとなるようにし、前記延長シール部９に位置する分割線部１１が縦方向にしたものである。即ち、前記注出形状部８における流路幅が上下方向でほぼ同じようになり、内容物の注出がより行ない易くなるようにしている。なお、この例では前記分割線部１１を立てているが、折り返しを行なって上部シール部に切り残し部を引っかける操作が若干行い難くなるため、分割線部自体は、上部シール部と平行な状態から前述の立った状態の９０度の角度範囲で傾斜していることが望ましい。
【００１１】
図８は内容物を注出する際の操作性をより良好にする工夫を施したもので、上記延長シール部９における境界９ｂの延長線上となる位置に折り曲げ指示線１７を設けており、内容物を注出するに際して前記折り曲げ指示線１７の位置で容器全体を折るようにすることで容器全体が注出口形状部の上部を頂点とする大きな三角形状となり、容器内に収容されている内容物を注出口形状部の開放された開口へ導き易く、効率的に内容物を注出できるようにしたものである。特にシャンプーやリンス、ボディーソープのような高粘度の内容物を注ぎ出すときには適切に開口へと内容物が案内され、また、絞り出し操作も行ない易くなる。
【００１２】
本発明の容器に使用する材料構成としては、下記のものを例として挙げることができる。
（１）
正面シート、背面シート：（外面）ポリエチレンテレフタレート（１２μｍ）／アルミ箔（７μｍ）／延伸ナイロン（１５μｍ）／線状低密度ポリエチレン（１００μｍ）
底シート：（外面）ナイロン（２５μｍ）／アルミ箔（７μｍ）／線状低密度ポリエチレン（１２０μｍ）
（２）
正面シート、背面シート：（外面）内面に蒸着層を設けたポリエチレンテレフタレート（１２μｍ）／延伸ナイロン（１５μｍ）／線状低密度ポリエチレン（１３０μｍ）
＊蒸着層としてはアルミニウムなどの金属蒸着、アルミナ、シリカなどの無機化合物蒸着などを挙げることができる。
底シート：（外面）ナイロン（２５μｍ）／線状低密度ポリエチレン（１２０μｍ）
（３）
正面シート、背面シート：（外面）内面に蒸着層を設けたポリエチレンテレフタレート（１２μｍ）／外面に蒸着層を設けた延伸ナイロン（１５μｍ）／線状低密度ポリエチレン（１３０μｍ）
底シート：（外面）ナイロン（２５μｍ）／線状低密度ポリエチレン（１２０μｍ）
（４）
正面シート、背面シート：（外面）内面に蒸着層を設けたポリエチレンテレフタレート（１２μｍ）／線状低密度ポリエチレン（１５０μｍ）
底シート：（外面）ナイロン（２５μｍ）／線状低密度ポリエチレン（１５０μｍ）
（５）
正面シート、背面シート：（外面）ポリエチレンテレフタレート（１２μｍ）／延伸ナイロン（１５μｍ）／線状低密度ポリエチレン（１３０μｍ）
底シート：（外面）ナイロン（２５μｍ）／線状低密度ポリエチレン（１３０μｍ）
（６）
正面シート、背面シート：（外面）ポリエチレンテレフタレート（１２μｍ）／外面に蒸着層を設けた延伸ナイロン（１５μｍ）／線状低密度ポリエチレン（１３０μｍ）
底シート：（外面）ナイロン（２５μｍ）／線状低密度ポリエチレン（１３０μｍ）
（７）
正面シート、背面シート：（外面）延伸ナイロン（１５μｍ）／線状低密度ポリエチレン（１５０μｍ）
底シート：（外面）延伸ナイロン（２５μｍ）／線状低密度ポリエチレン（１５０μｍ）
【００１３】
上記各実施の例の液体包装容器１においては、容器底に底部シールを備えて正面シートと背面シートとの下部を開くことでそれぞれの下部が脚となって自立できる形態のものを示したが、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、正面シートと背面シートとの二枚のみを用いて四方の辺部を上述のようにヒートシールした四方シール平パウチ形式の容器、一枚のシートを折り曲げることで対面状態の正面シートと背面シートとを得て、その折り部側以外の三方の辺をヒートシールした三方シール平パウチ形式の容器、胴部シール部を背面シート側に位置させるようにしてシート材からスリーブ形態の容器本体を得て上下端をヒートシールするピローパウチ形式の容器など各種のものに採用できる。特に底部をシールし、上部から液体を充填しなければならない自立形態の包装容器に適している。
【００１４】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明の液体包装容器によれば、それぞれ略方形にして対向した正面シート２と背面シート３との上部を貼り合わせてなる上部シール部５の一隅側の容器内方に、前記上部シール部５から容器底部側に向けて連続する延長シール部９と容器側部の側部シール部１０との間に位置した注出口形状部８を設け、延長シール部９のシール領域中での前記注出口形状部８側に寄った位置に、該延長シール部９と注出口形状部８との境界に沿った分割線部１１を設け、該分割線部１１の両端が延長シール部９のシール領域中に位置し、かつ、該分割線部１１の両端に切れ止め手段１２が設けられていて、前記分割線部１１に達するようにして前記注出口形状部８を切断した後に注出口形状部８の上部側となる切り残し部１５と延長シール部９とを、もう一方の側部シール部１０側に折り返して、前記切り残し部１５と延長シール部９との間の分割線部１１が上部シール部５に掛かるように係止可能な構成としたことを特徴とするものである。
このように注出口形状部に近接して分離線部を設けて、前記注出口形状部を切断開封してからその注出口形状部の隣に位置する延長シール部にて折り返してその折り返し部分を係止させることができる構成としているので、その折り返し部分の係止によって、覆われることなく突出した形状の注出口形状部が得られ、容器の口部にその注出口形状部を差し入れ易くなって内容物をボトル形状の容器などに移し替える作業が簡単になる。また、この液体包装容器自体の形状が略方形形状であり、内容物の充填後に充填口を封止するシールバーが、従来の略方形形状の容器上部をヒートシールするものがそのまま利用でき、よって、従来のシールバーからなる封止装置を装備した充填機により充填、ヒートシールが行なえ、新たな設備コストを要することなく注ぎ性が極めて良好な液体包装容器を得ることができる。
さらに、商品としての高さ制限、例えば、陳列棚に並べ置く際の高さ制限や一般消費者が取り扱い易い大きさなどにより、シャンプー、リンスなどの詰め替え商品に対して高さが設定されていても、その限度の高さに上部シール部を位置させるようにする寸法形状とすることで容器の内容量が大きくなる。また、全体形状に対しての内容量の比率が高くなるため、従来と同量の内容量であっても容器全体のコンパクト化が図れるようになる。そして、全体形状が略方形形状であることから充填前の容器製造過程で抜き取り部分が少なくなり、製造時に発生するゴミの削減が図れるようになるなど、実用性に優れた効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明に係る液体包装容器の一例を示す説明図である。
【図２】一例において注出口形状部を切断した状態を示す説明図である。
【図３】一例において切り残し部を上部シール部に係止させた状態を示す説明図である。
【図４】内容物の移し替えを示す説明図である。
【図５】一例における未封止時の充填口を示す説明図である。
【図６】分割線部の変形例を示す説明図である。
【図７】注出口形状部と延長シール部の変形例を示す説明図である。
【図８】折り曲げ指示線を有する例を示す説明図である。
【図９】略方形形状の従来例を示す説明図である。
【図１０】突出する注出口部を有する従来例を示す説明図である。
【図１１】突出の注出口部を有する従来例での充填口を示す説明図である。
【符号の説明】
１…液体包装容器
２…正面シート
３…背面シート
５…上部シール部
６…注出口部
７…充填口
８…注出口形状部
９…延長シール部
９ａ…シール領域
１０…側部シール部
１１…分割線部
１２…切れ止め手段
１３…ガイド線部
１５…切り残し部
１７…折り曲げ指示線[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a liquid packaging container, particularly a liquid packaging container formed by bonding sheets.
[0002]
[Problems to be solved by the invention]
Conventionally, a bottle type container made of synthetic resin or the like has been problematic in that it tends to cause an increase in dust and environmental destruction by performing disposal when it is not needed. Under these circumstances, products such as kitchen detergents, laundry detergents, liquid softeners, shampoos, rinses, and body soaps, which have been used in large households in recent years, have an environmental impact as refills. It has come to be provided by using a liquid packaging container which is a container in which a material considering the above is selected and is difficult to bulk.
FIG. 9 shows a liquid packaging container 1 as an example, which includes a front sheet 2 and a back sheet 3 each having a substantially rectangular shape, and a bottom sheet 4 for the bottom, and the bottom sheet 4 is disposed at the bottom of the container. The front sheet 2 and the back sheet 3 are bonded together (for example, heat sealing) in an intervening state, and can stand on its own so as to widen between the lower side of the front sheet 2 and the lower side of the back sheet 3 at the bottom of the container, In the upper part of the container, the front and rear shapes of the front sheet 2 and the back sheet 3 are bonded to each other, and the front shape and the back shape are substantially rectangular. This form is generally called a standing pouch. When the contents are poured out from the liquid packaging container 1, one corner of the upper seal portion 5 formed by bonding the upper portions of the front sheet 2 and the back sheet 3 is cut and opened, and this is used as a spout. The contents are poured out.
Further, as shown in FIG. 10 , in the conventional liquid packaging container 1, when the contents are transferred to the empty container, one corner of the upper seal part 5 is used for the purpose of easily placing the spout part into the mouth of the empty container. Is provided with a spout portion 6 that protrudes upward and has a bowl-like shape, and has an outer shape of the container. Then, the cut end is inserted into the mouth portion of the empty container to pour the contents.
[0003]
By the way, in the said liquid packaging container, since the spout part protrudes outside and is made into the unusual shape, the following inconvenience has arisen. In such a liquid packaging container, as shown in FIG. 11 , a container body whose upper part is opened with the filling port 7 next to the spout portion 6 is prepared in advance, and the filling is performed at the time of filling. After the opening 7 is opened and the contents are filled, the upper portions of the front sheet 2 and the back sheet 3 are sealed by heat sealing with a sealing device included in the filling machine. However, in order to heat-seal the upper portions of both sheets while preventing the spout 6 from being affected during sealing, the filling machine has been used for filling and sealing liquid containers of normal shape. New costs such as development and major modifications are required. Furthermore, when producing the liquid packaging container, the upper side of the front sheet and the back sheet is largely cut to obtain a protruding spout part, and the sheet material is economical because the cut part is wide. There is also a problem that it cannot be used.
On the other hand, in the liquid packaging container having the above-mentioned substantially square shape, the device has been devised to improve the pouring property when opening by changing the seal shape of the upper seal part and the side seal part. It was inferior compared with what provided said single spout part.
Therefore, in view of the above circumstances, the present invention has an object to obtain a pouring part that can be easily inserted into the mouth portion of a container while the front shape and the back shape are substantially square shapes. The purpose is to make it easy to transfer the contents.
[0004]
[Means for Solving the Problems]
The present invention has been made in consideration of the above-described problems. In the container inside of one corner side of the upper seal portion 5 formed by bonding the upper portions of the front sheet 2 and the back sheet 3 facing each other in a substantially square shape, A spout shape portion 8 is provided between the extension seal portion 9 continuous from the upper seal portion 5 toward the container bottom side and the side seal portion 10 on the container side portion , and in the seal region of the extension seal portion 9 the spout-shaped part 8 side in a position closer of the parting line 11 along the boundary between the extension seal portion 9 with the spout-shaped part 8 is provided, at both ends of the split line 11 is extended seal portion 9 The cut-out means 12 is provided at both ends of the dividing line portion 11 and the cut-out shape portion 8 is cut so as to reach the dividing line portion 11. Uncut portion 15 and extension seal portion on the upper side of the shape portion 8 Preparative, folded to the other side seal portion 10, the dividing line 11 between the cutting leaving portion 15 and the extension seal portion 9 has a lockable configured across the upper seal portion 5 The liquid packaging container characterized by the above is provided to solve the above problems.
Then, in the present invention, it is favorable that the packaging container is one that is self-sustaining form.
[0005]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
It will be described in detail with reference now to the present invention from Figure 1 in the embodiment shown in FIG. In addition, the part which a structure overlaps with a prior art example attaches | subjects the same code | symbol, and abbreviate | omits the description.
In the liquid packaging container 1 of the present invention, as shown in FIG. 1, a front sheet 2 and a back sheet 3 each having a substantially rectangular shape are disposed to face each other, and a bottom sheet 4 is interposed at the bottom of the container. In this state, the front sheet 2 and the back sheet 3 can be heat-sealed and the gap between the lower side of the front sheet 2 and the lower side of the back sheet 3 at the bottom of the container can be self-supported. As a form in which the three peripheries of the back sheet 3 and the back sheet 3 are bonded to each other, the front shape and the back shape are substantially rectangular.
In this liquid packaging container 1, one corner side of the upper seal portion 5 formed by bonding the upper portions of the front sheet 2 and the back sheet 3, in the illustrated example, on the left side of the upper seal portion 5 in the drawing. An outlet shape portion 8 is provided inside the container. The spout shape portion 8 includes an extended seal portion 9 that extends continuously from the upper seal portion 5 toward the container bottom side so as to widen the seal region 9a in a substantially triangular shape with the lower end being a corner, and a front sheet on the container side portion. 2 and the side seal part 10 formed by heat-sealing each side part of the back sheet 3. And the boundary 10a with the container inner side of the side seal part 10 is vertical, and the boundary 9b with the container inner side on the container side part side of the extension seal part 9 is the container center side from one corner side of the upper seal part 5 Therefore, the spout shape portion 8 is formed in a taper shape having a vertex at one corner side of the upper seal portion 5 in the shape viewed from the front side or the back side.
[0006]
In the figure, reference numeral 11 denotes a dividing line portion provided in the seal region 9 a of the extension seal portion 9. The dividing line portion 11 is in a state where the cut line is easily separated or separated, such as a perforation that penetrates the front sheet 2 and the back sheet 3 or a slit that penetrates both the sheets 2 and 3. As shown in the drawing, it is in a position close to the spout shape portion 8 side of the extension seal portion 9, and along the boundary 9 b of the extension seal portion 9. Is provided. Of course, a required distance is secured between the dividing line portion 11 and the boundary 9b in order to ensure a sealed state. The dividing line portion 11 is provided in a straight line shape, and is provided with cut-off means 12 made of punch holes or the like that prevent the tear from progressing at both ends 11a and 11b. During the opening operation, the tears are prevented from extending from the end portions 11a and 11b of the dividing line portion 11.
[0007]
In the figure, reference numeral 13 denotes a guide line portion indicating an opening / cutting position of the spout shape portion 8, and a substantially central position of the dividing line portion 11 from the side seal portion 10 of the container so as to cross the spout shape portion 8. Is inclined so that the side seal portion 10 side is in the lower position and the extension seal portion 9 side is in the upper position, and the guide wire portion 13 is on the side of the extension line at the side seal portion 10. A notch 14 is formed by cutting out the partial seal portion 10. The guide wire portion 13 itself does not penetrate the front sheet 2 or the back sheet 3 but has a role of indicating an unsealed cut portion from the notch 14 to the dividing line portion 11. This guide line portion 13 is configured by a broken line display. As a means other than printing, the guide line portion 13 may be configured by performing perforation or scratching that does not penetrate the front sheet 2 or the back sheet 3.
[0008]
In order to open the liquid packaging container 1 having the above structure and pour out the contents, first, as shown in FIG. 2, the dividing line extends from the notch 14 in the side seal portion 10 along the guide wire portion 13. The spout shape portion 8 is cut so as to reach the portion 11. As a result, the liquid packaging container 1 is opened at the spout shape portion 8. Further, when the spout shape portion 8 is cut from the notch 14 while being torn with a fingertip, a certain amount of momentum is applied so that the tear reaches the dividing line portion 11 and the extension seal portion 9 is slightly opened at the position of the dividing line portion 11. However, since the breaking means 12 is provided at both ends of the dividing line portion 11, the tear does not extend to other than the dividing line portion 11, and it is reliably prevented that the tear reaches the inner side of the container. Further, even if the spout shape portion 8 is cut in this way, the portion on the upper side of the spout shape portion 8 becomes the uncut portion 15 that remains continuous with the extension seal portion 9 and is cut off. There is no waste (see FIG. 2).
After the spout shape portion 8 is cut, the uncut portion 15 and the extension seal portion 9 are folded back to the other side seal portion side to leave the uncut portion on the upper seal portion 5 as shown in FIG. If the parting line portion 11 between the portion 15 and the extension seal portion 9 is engaged and locked, the folded portion remains in the state of being locked to the upper seal portion 5 and the spout shape portion 8 The opening is not covered, and the dividing line portion 11 on the lower side is slightly opened so that the spout shape portion 8 protrudes alone.
After that, if the spout shape portion 8 in a protruding state as shown in FIG. 4 is inserted into the mouth portion B of the bottle container A, the spout shape portion 8 is surely placed in the mouth portion B. The contents can be easily transferred.
[0009]
On the other hand, the liquid packaging container 1 having this structure has a substantially square shape as described above, and before filling the contents, the spout shape portion 8 is located as shown in FIG. The upper seal portion 5 above the dividing line portion 11 and the extension seal portion 9 extending downward from the upper seal portion 5 are heat-sealed in advance so as to be continuous with the upper end of the side seal portion 10 on the side. The other boundary 9c of the extension seal portion 9 is vertical, the opposing side seal portion 10 is also formed in a vertical belt shape, and the filling port 7 is formed therebetween.
And since the upper part of the front sheet 2 and the back sheet 3 is formed in a straight line when the filling port 7 is sealed by heat sealing after filling, the spout shape part 8 is not located on the straight line. Even if heat sealing is performed with the same sealing device as the heat sealing for the rectangular liquid packaging container, the spout shape portion does not sandwich the spout shape portion 8. 8 is not affected. That is, even if the upper part of the front sheet 2 and the back sheet 3 is sandwiched across the entire region in the container width direction with a sealing device having a long seal bar across the entire width direction of the container, the liquid packaging of the present invention In the container 1, since the upper part of the spout shape part 8 is heat-sealed in advance, the seal bar sandwiches the heat-sealed part. Therefore, it is not necessary to develop a new dedicated filling machine in place of the conventionally used filling machine, and it is not necessary to improve the conventional filling machine.
[0010]
In the dividing line portion 11, the space between the cut-off preventing means 12 has been described as being linear. However, the present invention is not limited to this, and the spout shape portion 8 side as shown in FIGS. May be a convex shape or a concave shape. Further, as shown in FIG. 6C, the zigzag shape is formed, and the side edge shape of the side seal portion 10 corresponding to the spout shape portion 8 may be notched in a zigzag shape. This makes it easy for the zigzag-shaped portion a to be locked to the mouth portion of the container and the spout-shaped portion to be stably inserted when the contents are poured out.
FIG. 7 further shows modified examples of the spout shape portion 8 and the extension seal portion 9 in an unsealed state. FIG. 7A shows a case where a triangular unsealed region 16 is formed in the upper portion of the dividing line portion 11 in the above embodiment, and the filling port 7 side is a vertical seal portion. And the container which accommodated the content is obtained by filling and heat-sealing a filling port. As described above, since the side of the filling port 7 is a vertical seal portion, it is possible to easily fold back to the heat-sealed upper seal portion 5 side in the above-described folding after opening.
FIG. 7 (b) shows that the lower end of the extension seal portion 9 is further extended in a circular shape so that the enlarged portion 9d is continuous, and the seal edge on the upper end side of the spout shape portion 8, that is, the container on the upper end side. The inward boundary 8a is brought close to the guide wire portion 13. Thus, since the enlarged portion 9d is provided at the lower end of the extension seal portion 9, a large tearing force is exerted on the lower end side of the dividing line portion 11 when the spout shape portion 8 is torn open and when the above folding operation is performed. Even when the tear is extended due to the addition, the expansion of the tear can be stopped by the enlarged portion 9d, and the tear when the boundary 8a is close to the guide line portion 13 is guided to the boundary 8a. In this way, it proceeds properly along the guide line portion 13, and an appropriate opening shape can be obtained. FIG. 7 (c) shows the boundary 9c of the extension seal portion 9 inclined toward the parting line portion 11 side so that the filling port 7 becomes wider. In FIG. 7 (d), the boundary 9c is inclined in the opposite direction. In the case of this example, even if the container bottom is inclined when the contents are poured out, no liquid pool is generated on the boundary 9c side.
In FIG. 7 (e), the extension seal portion 9 has a vertically long shape so that the width of the spout shape portion 8 is substantially the same in the vertical direction, and the dividing line portion 11 positioned in the extension seal portion 9 is The vertical direction. That is, the flow path width in the extraction shape portion 8 is substantially the same in the vertical direction, so that the contents can be more easily extracted. In this example, the dividing line portion 11 is erected. However, since it is difficult to slightly turn back and hook the uncut portion on the upper seal portion, the dividing line portion itself is in a state parallel to the upper seal portion. It is desirable to incline in the 90 degree angle range of the above-mentioned standing state.
[0011]
FIG. 8 shows a contrivance for improving the operability when the contents are poured out, and a bending instruction line 17 is provided at a position on the extension line of the boundary 9b in the extension seal portion 9. When the object is poured out, the entire container is folded at the position of the folding instruction line 17 so that the entire container has a large triangular shape with the top of the spout shape part as the apex, and the contents contained in the container Is easily guided to the opening in which the spout shape portion is opened, and the contents can be efficiently poured out. In particular, when pouring out high-viscosity contents such as shampoos, rinses, and body soaps, the contents are appropriately guided to the opening, and the squeezing operation is facilitated.
[0012]
Examples of the material configuration used for the container of the present invention include the following.
(1)
Front sheet, back sheet: (outer surface) polyethylene terephthalate (12 μm) / aluminum foil (7 μm) / stretched nylon (15 μm) / linear low density polyethylene (100 μm)
Bottom sheet: (Outer surface) Nylon (25 μm) / Aluminum foil (7 μm) / Linear low density polyethylene (120 μm)
(2)
Front sheet, back sheet: (outer surface) polyethylene terephthalate (12 μm) / stretched nylon (15 μm) / linear low density polyethylene (130 μm) with a vapor deposition layer on the inner surface
* Examples of the vapor deposition layer include metal vapor deposition such as aluminum, and inorganic compound vapor deposition such as alumina and silica.
Bottom sheet: (Outer surface) Nylon (25 μm) / Linear low density polyethylene (120 μm)
(3)
Front sheet, rear sheet: (outer surface) polyethylene terephthalate (12 μm) with a vapor deposition layer on the inner surface / stretched nylon (15 μm) with a vapor deposition layer on the outer surface / linear low density polyethylene (130 μm)
Bottom sheet: (Outer surface) Nylon (25 μm) / Linear low density polyethylene (120 μm)
(4)
Front sheet, rear sheet: (outer surface) polyethylene terephthalate (12 μm) / linear low density polyethylene (150 μm) with a vapor deposition layer on the inner surface
Bottom sheet: (Outer surface) Nylon (25 μm) / Linear low density polyethylene (150 μm)
(5)
Front sheet, rear sheet: (outer surface) polyethylene terephthalate (12 μm) / stretched nylon (15 μm) / linear low density polyethylene (130 μm)
Bottom sheet: (Outer surface) Nylon (25 μm) / Linear low density polyethylene (130 μm)
(6)
Front sheet, back sheet: (outer surface) polyethylene terephthalate (12 μm) / stretched nylon (15 μm) provided with a vapor deposition layer on the outer surface / linear low density polyethylene (130 μm)
Bottom sheet: (Outer surface) Nylon (25 μm) / Linear low density polyethylene (130 μm)
(7)
Front sheet, rear sheet: (outer surface) stretched nylon (15 μm) / linear low density polyethylene (150 μm)
Bottom sheet: (outside) stretched nylon (25 μm) / linear low density polyethylene (150 μm)
[0013]
In the liquid packaging container 1 of each of the above embodiments, the bottom of the container is provided with a bottom seal, and the lower part of the front sheet and the back sheet is opened to allow each lower part to be a leg and to stand independently. However, the present invention is not limited to this. For example, a four-side sealed flat pouch-type container in which the two sides of the front sheet and the rear sheet are used and heat-sealed on the four sides as described above, the front sheet and the rear surface facing each other by folding one sheet A three-side sealed flat pouch type container in which three sides other than the folded part side are heat-sealed, and the body part in a sleeve form from the sheet material so that the body part sealing part is located on the back sheet side. It can be applied to various types such as a pillow pouch type container that heat seals the upper and lower ends. It is particularly suitable for a self-supporting packaging container that must be sealed at the bottom and filled with liquid from the top.
[0014]
【The invention's effect】
As described above, according to the liquid packaging container of the present invention, the upper part of the front sheet 2 and the back sheet 3 facing each other in a substantially square shape are bonded to the inner side of the container on the one corner side of the upper seal portion 5. A spout shape portion 8 is provided between the extension seal portion 9 continuous from the upper seal portion 5 toward the container bottom side and the side seal portion 10 on the container side portion , and a seal region of the extension seal portion 9 is provided. A dividing line portion 11 is provided along a boundary between the extended seal portion 9 and the outlet shape portion 8 at a position close to the outlet shape portion 8 in the inside, and both ends of the dividing line portion 11 are extended seals. After cutting the spout shape portion 8 so as to reach the dividing line portion 11, which is located in the sealing region of the portion 9 and is provided with both ends of the dividing line portion 11. An uncut portion 15 and an extension on the upper side of the spout shape portion 8 The seal portion 9 can be folded back toward the other side seal portion 10 so that the dividing line portion 11 between the uncut portion 15 and the extension seal portion 9 can be engaged with the upper seal portion 5. It is characterized by having a simple configuration .
Thus Note to close the outlet shape portion provided separation line portion, the note outlet shaped portion from the cut opened by return folded in extension seal portion is located next to the spout-shaped portion thereof folded Since the portion can be locked, it is possible to obtain a spout shape portion having a shape that protrudes without being covered by locking the folded portion, and it is easy to insert the spout shape portion into the mouth portion of the container. This makes it easier to transfer the contents to a bottle-shaped container. In addition, the shape of the liquid packaging container itself is a substantially rectangular shape, and a seal bar that seals the filling port after filling the contents can be used as it is, and the one that heat-seals the upper part of the conventional substantially rectangular container can be used as it is In addition, filling and heat sealing can be performed by a filling machine equipped with a sealing device composed of a conventional seal bar, and a liquid packaging container with extremely good pouring properties can be obtained without requiring new equipment costs.
In addition, the height is set for refilled products such as shampoos, rinses, etc. due to height restrictions as products, for example, height restrictions when placed on display shelves and sizes that are easy for ordinary consumers to handle. However, the inner capacity of the container is increased by adopting a dimensional shape that allows the upper seal portion to be positioned at the limit height. In addition, since the ratio of the internal volume to the overall shape is increased, the entire container can be made compact even if the internal volume is the same as the conventional volume. And since the overall shape is a substantially square shape, there are fewer extraction parts in the container manufacturing process before filling, and it is possible to reduce dust generated at the time of manufacturing, and there is an excellent effect in practicality. .
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is an explanatory view showing an example of a liquid packaging container according to the present invention.
FIG. 2 is an explanatory view showing a state in which a spout shape portion is cut in an example.
FIG. 3 is an explanatory view showing a state where an uncut portion is locked to an upper seal portion in one example.
FIG. 4 is an explanatory diagram showing transfer of contents.
FIG. 5 is an explanatory view showing a filling port when not sealed in an example.
FIG. 6 is an explanatory diagram showing a modification of the dividing line portion.
FIG. 7 is an explanatory view showing a modified example of the spout shape portion and the extension seal portion.
FIG. 8 is an explanatory diagram showing an example having a folding instruction line;
FIG. 9 is an explanatory view showing a conventional example of a substantially square shape .
FIG. 10 is an explanatory view showing a conventional example having a spout portion that protrudes .
FIG. 11 is an explanatory view showing a filling port in a conventional example having a protruding spout part .
[Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF SYMBOLS 1 ... Liquid packaging container 2 ... Front sheet 3 ... Back sheet 5 ... Upper seal part 6 ... Spout part 7 ... Filling port 8 ... Spout shape part 9 ... Extension seal part 9a ... Sealing area 10 ... Side part seal part 11 ... Dividing line part 12: Cut-off means 13 ... Guide line part 15 ... Uncut part 17 ... Bending instruction line

Claims

An extension extending continuously from the upper seal part 5 toward the container bottom side inside the container at one corner side of the upper seal part 5 formed by bonding the upper parts of the front sheet 2 and the back sheet 3 facing each other in a substantially square shape. A spout shape portion 8 located between the seal portion 9 and the side seal portion 10 on the container side is provided, and at a position close to the spout shape portion 8 side in the seal region of the extension seal portion 9 , A dividing line portion 11 is provided along the boundary between the extension seal portion 9 and the spout shape portion 8 , both ends of the dividing line portion 11 are located in a seal region of the extension seal portion 9, and the dividing line portion 11 is provided with cut-off means 12 at both ends, and an uncut portion 15 and an extension that becomes the upper side of the spout shape portion 8 after cutting the spout shape portion 8 so as to reach the dividing line portion 11. Fold seal 9 to the other side seal 10 To, liquid packaging container, characterized in that the dividing line 11 between the cutting leaving portion 15 and the extension seal portion 9 has a lockable configured across the upper seal portion 5.

The liquid packaging container according to claim 1, wherein the packaging container is in a self-supporting form .