JP3742961B2 - Cap mounting structure - Google Patents

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Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ケースの一部表面に露出する外部接続端子を覆うキャップをケースに取り付けるキャップの取り付け構造に関する。
【０００２】
【従来の技術】
電子機器、例えば移動体電話機においては、ケースの一部表面に外部接続端子が露出しており、外部機器、例えばイヤホーンマイクを使用するときは、その外部接続端子にイヤホーンマイクを接続している。しかし、この外部接続端子は、外部機器を使用しないときは防水のために弾性片からなるキャップで覆われる。キャップは一部がケースに取り付けられる。
【０００３】
図７は、従来のキャップをケースに取り付ける従来のキャップの取り付け構造を示す斜視図である。この図において、１１は移動体電話機のケースで、下端面には、キャップ２１の大きさに合わせて凹部１２が形成されており、この凹部１２の底面一方側には端子穴１３が形成され、この端子穴１３に図示しないが外部接続端子、例えばイヤホーンマイク端子が設けられる。一方、凹部１２の底面他方側にはキャップ取り付け穴１４が形成される。２１は弾性片からなる長方形のキャップで、内面一方側には前記端子穴１３に挿入される突部２２が形成される。この突部２２が端子穴１３に挿入されることにより、キャップ２１の一方側がケース１１に固定される。一方、キャップ２１の内面他方側には、キャップ２１と同一弾性部材からなる帯状のキャップ取り付け片２３が突設される。この取り付け片２３には、長さ方向の中間部にこぶ部２４が上下に設けられる。
【０００４】
キャップ２１をケース１１に取り付ける場合は、図７および図８（ａ）の矢印で示すように取り付け片２３をケース１１の取り付け穴１４に挿入する。すると、挿入の途中で取り付け片２３に設けたこぶ部２４がケース１１に当たり、途中で取り付け片２３を挿入できなくなる。そこで、この途中までの挿入で既にケース１１内に挿入されている取り付け片２３の先端部を手で強く引っ張ることにより、こぶ部２４を取り付け穴１４を通過させ、こぶ部２４をケース１１の内側に挿入させる。すると、こぶ部２４がケース１１の内側に引っ掛かり、取り付け片２３が取り付け穴１４から抜けなくなり、キャップ２１が図８（ｂ）に示すようにケース１１に取り付けられる。その後、ケース１１内に挿入されている取り付け片２３の先端側が他の部品に対して邪魔にならないように、こぶ部２４の先で工具（ニッパ）２６で取り付け片２３を切断する。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記のような従来のキャップの取り付け構造では、次のような欠点があった。
（１）取り付け片２３を途中で強く手で引っ張る必要があるから、作業が困難である。
（２）キャップ２１の取り付け後、余分な部分である取り付け片２３の先端側を切断する際、ケース１１に傷を付けてしまう危険性がある。
（３）取り付け片２３の先端側を切り忘れ、そのまま組み立ててしまい、組立てミスが発生する可能性がある。
（４）キャップ２１の取り付け後は取り付け片２３の先端側（引っ張る際に持つところ）を切り落としてしまうので、キャップ２１をケース１１から外し、再び取り付けることは困難である。
（５）キャップ２１の取り付け後、キャップ２１を外側から引っ張ると抜けることがある。
【０００６】
本発明は上記の点に鑑みなされたもので、上記従来の問題点を一掃できるキャップの取り付け構造を提供することを目的とする。
【０００７】
【課題を解決するための手段】
本発明のキャップの取り付け構造は、電子機器のケースの一部表面に露出する外部接続端子を覆う弾性片からなるキャップを前記ケースに取り付けるキャップの取り付け構造であって、長方形の前記キャップの一端側内面に、キャップの長さ方向外側に向かってＬ形にキャップ取り付け片が弾性片により設けられ、このキャップ取り付け片の先端側には穴が形成され、そのキャップ取り付け片を、ケースに開けられたキャップ取り付け穴を介してケースの内側に挿入し、ケースの内面に重なる状態とし、さらに先端側に引っ張った状態で該先端側部分に形成された前記穴をケース内に設けた突部に係合させてキャップ取り付け片をケース内に固定することによりキャップをケースに取り付けたことを特徴とする。
【０００８】
このキャップの取り付け構造において、前記突部はケースの内面、あるいはケース内の部品に設けられる。
【００１０】
【発明の実施の形態】
次に添付図面を参照して本発明によるキャップの取り付け構造の実施の形態を詳細に説明する。図１は本発明のキャップの取り付け構造の実施の形態を示す断面図であり、図２はキャップを取り出して示す斜視図である。これらの図において、３１は電子機器例えば移動体電話機のケースであり、このケース３１の裏面と側面がなす角部は湾曲しており、この湾曲角部表面には、後述するキャップ４１の大きさに合わせて凹部３２が形成されている。そして、凹部３２の底面一方側（ケース３１の側面側）には端子穴３３が形成され、この端子穴３３に外部接続端子例えばイヤホーンマイク端子（図示せず）が設けられる。一方、凹部３２の底面他方側（ケース３１の裏面側）には、キャップ取り付け穴３４が形成される。さらに、このキャップ取り付け穴３４の近傍においてケース３１の内面には、後述するキャップ取り付け片４３を固定するための突部３５が設けられる。
【００１１】
４１は弾性片からなる長方形のキャップである。このキャップ４１は、前記端子部分を含む前記湾曲したケース３１の角部を覆えるように長さ方向に湾曲して形成される。また、キャップ４１の内面長さ方向一方側には、突部４２が設けられる。この突部４２がケース３１の端子穴３３の図示しない端子の挿入孔に挿入されることにより、キャップ４１の一方側が図示しない端子（ケース３１）に固定される。一方、キャップ４１の内面長さ方向他方側には、キャップ４１の長さ方向外側に向かってＬ形にキャップ取り付け片４３が設けられる。このキャップ取り付け片４３は、キャップ４１と同様な弾性片からなり、キャップ４１と一体に形成され、先端側には、前記ケース３１内面の突部３５が挿入される穴４４が形成される。
【００１２】
上記キャップ４１をケース３１に取り付ける場合は、図３（ａ），（ｂ）に示すようにキャップ取り付け片４３を変形させて、このキャップ取り付け片４３をケース３１の取り付け穴３４からケース３１の内側にキャップ取り付け片４３の根元まで挿入する。その後、例えばピンセットでキャップ取り付け片４３をその先端側に若干引っ張った状態で、図３（ｃ）に示すようにキャップ取り付け片４３をケース３１の内面に押しつけ正規のＬ形形状に戻すことにより、ケース３１の内面にキャップ取り付け片４３が重なった状態で、該キャップ取り付け片４３の穴４４にケース３１内面の突部３５を挿入させる。これにより、キャップ取り付け片４３がケース３１内面に係合保持され、同時にキャップ４１がケース３１に取り付けられる。この状態ではキャップ取り付け片４３が正規のＬ形形状に戻って安定しており、かつキャップ４１をケース３１の外側に引っ張ったとき、キャップ取り付け片４３には穴４４と突部３５の係合方向と直角方向に引っ張り力が加わるから、キャップ取り付け片４３が突部３５から抜けることはない。しかも、キャップ取り付け片４３の穴４４に突部３５を係合させる際、キャップ取り付け片４３をその先端側に若干引っ張った状態で穴４４に突部３５を挿入させているので、キャップ取り付け片４３の弾性復帰力により穴４４と突部３５との間には摩擦力が発生する。そして、この摩擦力によりキャップ取り付け片４３が突部３５から抜けずらくなるので、キャップ取り付け片４３の固定がよりしっかりとしたものとなり、ひいてはキャップ４１がしっかりとケース３１に取り付けられる。
【００１３】
なお、図３（ｂ）に示すようにキャップ取り付け片４３が根元までケース３１の内側に挿入されると、該キャップ取り付け片４３の穴４４とケース３１内面の突部３５がほぼ一致するように位置決めされているので、その後、キャップ取り付け片４３をその先端側に若干引っ張ってキャップ取り付け片４３をケース３１の内面に押し付ければ、容易にキャップ取り付け片４３の穴４４にケース３１内面の突部３５が挿入される。このとき、キャップ取り付け片４３を先端側に引っ張っているが、この作業は従来のこぶ部をケース内側に挿入させる引っ張り作業に比較すれば引っ張り作業といえないぐらい容易な作業であり、例えばピンセットの先端で簡単にできる。
【００１４】
そして、上記のような本発明の取り付け構造によれば、次のような効果がある。
（１）キャップ取り付け片４３をケース３１の内側に挿入した後、キャップ取り付け片４３をその先端側に引っ張ってケース３１の内面に押し付けるだけで、キャップ４１を簡単にケース３１に取り付けることができる。
（２）キャップ取り付け片４３はケース３１の内面に重なった状態となり、ケース３１内に長く突出しないので、キャップ取り付け片４３を切断する必要がなく、ケース３１に傷を付ける恐れがない。
（３）キャップ取り付け前と取り付け後で形状が変わらないから、作業ミスが発生しない。
（４）キャップ取り付け片４３をケース３１内面の突部３５から外せばキャップ４１を簡単に外せるので、再利用が可能である。
（５）キャップ４１がしっかりと取り付けられ、キャップ４１を引っ張ってもキャップ４１が外れない。
【００１５】
なお、上記の実施の形態では、キャップ取り付け片４３に形成した１つの穴４４にケース３１側の１つの突部３５を挿入させてキャップ取り付け片４３をケース３１内面に係合保持させたが、図４に示すように穴４４と突部３５は複数（図４では２個）としてもよい。また、穴４４と突部３５の代わりに、図５に示すようにケース側にキー５１、キャップ取り付け片４３側にキー溝５２を設けて、キー５１とキー溝５２との係合によりキャップ取り付け片４３をケースの内面に保持させてもよい。
【００１６】
また、ケース３１は通常図６に示すように表ケース３１ａと裏ケース３１ｂからなり、図１の上記実施の形態では、キャップ取り付け穴３４が形成され、キャップ４１が取り付けられる裏ケース３１ｂの内面にキャップ取り付け片４３固定用の突部３５を設けたが、図６に示すように、キャップ４１が取り付けられない表ケース３１ａ側にキャップ取り付け片４３固定用の突部３５ａを設けるようにしてもよい。図５のキー５１を設ける場合も同様とすることができる。さらに、突部３５あるいはキー５１は、ケース３１ではなくて、ケース３１内に設けられる部品に設けるようにしてもよい。
【００１７】
さらに、上記の実施の形態は、移動体電話機のイヤホーンマイク端子を覆うキャップの場合であるが、その他の端子を覆うキャップの場合も同様な取り付け構造とすることができる。さらに、この取り付け構造が応用される電子機器も、移動体電話機以外の電子機器とすることができる。
【００１８】
【発明の効果】
以上詳細に説明したように本発明のキャップの取り付け構造によれば、取り付けが簡単で、しかし引っ張っても外れず、再利用が可能であり、しかもケースに対する傷付けや作業ミスの発生を防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明によるキャップの取り付け構造の実施の形態を示す断面図。
【図２】本発明の実施の形態で使用されるキャップを取り出して示す斜視図。
【図３】本発明の実施の形態において、キャップをケースに取り付ける様子を示す断面図。
【図４】本発明において、キャップ取り付け片をケースの内面に保持する他の手段を示す斜視図。
【図５】本発明において、キャップ取り付け片をケースの内面に保持する更に他の手段を示す斜視図。
【図６】本発明において、キャップ取り付け片をケースの内面に保持する更に他の手段を示す斜視図。
【図７】従来のキャップの取り付け構造を示す斜視図。
【図８】従来の構造において、キャップをケースに取り付ける様子を示す断面図。
【符号の説明】
３１ ケース
３４ キャップ取り付け穴
３５ 突部
４１ キャップ
４３ キャップ取り付け片
４４ 穴[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a cap attachment structure for attaching a cap that covers an external connection terminal exposed on a partial surface of a case to the case.
[0002]
[Prior art]
In an electronic device such as a mobile phone, an external connection terminal is exposed on a part of the surface of the case, and when using an external device such as an earphone microphone, the earphone microphone is connected to the external connection terminal. However, the external connection terminal is covered with a cap made of an elastic piece for waterproofing when an external device is not used. A part of the cap is attached to the case.
[0003]
FIG. 7 is a perspective view showing a conventional cap attachment structure for attaching a conventional cap to a case. In this figure, reference numeral 11 denotes a mobile phone case. A recess 12 is formed on the lower end surface in accordance with the size of the cap 21, and a terminal hole 13 is formed on one side of the bottom surface of the recess 12. Although not shown, the terminal hole 13 is provided with an external connection terminal such as an earphone microphone terminal. On the other hand, a cap attachment hole 14 is formed on the other side of the bottom surface of the recess 12. Reference numeral 21 denotes a rectangular cap made of an elastic piece, and a protrusion 22 to be inserted into the terminal hole 13 is formed on one side of the inner surface. By inserting the protrusion 22 into the terminal hole 13, one side of the cap 21 is fixed to the case 11. On the other hand, a strip-shaped cap attachment piece 23 made of the same elastic member as that of the cap 21 protrudes from the inner surface of the cap 21 on the other side. The mounting piece 23 is provided with a hump 24 in the middle in the length direction.
[0004]
When the cap 21 is attached to the case 11, the attachment piece 23 is inserted into the attachment hole 14 of the case 11 as shown by the arrows in FIGS. 7 and 8A. Then, the hump portion 24 provided on the attachment piece 23 hits the case 11 during the insertion, and the attachment piece 23 cannot be inserted halfway. Therefore, by pulling the tip portion of the mounting piece 23 already inserted into the case 11 by hand until the middle, the hump portion 24 is passed through the mounting hole 14, and the hump portion 24 is placed inside the case 11. To insert. Then, the hump part 24 is caught inside the case 11, the attachment piece 23 cannot be removed from the attachment hole 14, and the cap 21 is attached to the case 11 as shown in FIG. Thereafter, the attachment piece 23 is cut with a tool (nipper) 26 at the tip of the hump portion 24 so that the tip end side of the attachment piece 23 inserted into the case 11 does not interfere with other parts.
[0005]
[Problems to be solved by the invention]
However, the conventional cap mounting structure as described above has the following drawbacks.
(1) Since it is necessary to pull the attachment piece 23 by hand strongly in the middle, the operation is difficult.
(2) After the cap 21 is attached, there is a risk that the case 11 may be damaged when the distal end side of the attachment piece 23 which is an extra portion is cut.
(3) Forgetting to cut the tip side of the mounting piece 23 and assembling it as it is, there is a possibility that an assembly error occurs.
(4) Since the tip end side of the attachment piece 23 (where it is pulled) is cut off after the cap 21 is attached, it is difficult to remove the cap 21 from the case 11 and attach it again.
(5) After the cap 21 is attached, it may come off when the cap 21 is pulled from the outside.
[0006]
The present invention has been made in view of the above points, and an object thereof is to provide a cap mounting structure that can eliminate the above-mentioned conventional problems.
[0007]
[Means for Solving the Problems]
The cap mounting structure of the present invention is a cap mounting structure for mounting a cap made of an elastic piece covering an external connection terminal exposed on a partial surface of a case of an electronic device to the case, and one end side of the rectangular cap On the inner surface, a cap attachment piece is provided by an elastic piece in an L shape toward the outside in the length direction of the cap, and a hole is formed on the tip side of the cap attachment piece, and the cap attachment piece is opened in the case Inserted into the inside of the case through the cap mounting hole, overlapped with the inner surface of the case, and further pulled to the tip side, the hole formed in the tip side part was engaged with the protrusion provided in the case The cap is attached to the case by fixing the cap attachment piece in the case .
[0008]
In the cap mounting structure, the protrusion is provided on the inner surface of the case or a component in the case.
[0010]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Next, an embodiment of a cap mounting structure according to the present invention will be described in detail with reference to the accompanying drawings. FIG. 1 is a sectional view showing an embodiment of a cap mounting structure of the present invention, and FIG. 2 is a perspective view showing the cap taken out. In these figures, reference numeral 31 denotes a case of an electronic device such as a mobile telephone. A corner formed by the back surface and side surface of the case 31 is curved, and the surface of the curved corner has a size of a cap 41 described later. A recess 32 is formed in accordance with the above. A terminal hole 33 is formed on one side of the bottom surface of the recess 32 (side surface of the case 31), and an external connection terminal such as an earphone microphone terminal (not shown) is provided in the terminal hole 33. On the other hand, a cap attachment hole 34 is formed on the other side of the bottom surface of the recess 32 (the back side of the case 31). Further, a protrusion 35 for fixing a cap attachment piece 43 to be described later is provided on the inner surface of the case 31 in the vicinity of the cap attachment hole 34.
[0011]
Reference numeral 41 denotes a rectangular cap made of an elastic piece. The cap 41 is formed to bend in the length direction so as to cover the corner portion of the curved case 31 including the terminal portion. Further, a protrusion 42 is provided on one side in the inner surface length direction of the cap 41. By inserting the protrusion 42 into a terminal insertion hole (not shown) of the terminal hole 33 of the case 31, one side of the cap 41 is fixed to a terminal (case 31) (not shown). On the other hand, on the other side in the inner surface length direction of the cap 41, a cap attachment piece 43 is provided in an L shape toward the outer side in the length direction of the cap 41. The cap attachment piece 43 is made of an elastic piece similar to the cap 41, is formed integrally with the cap 41, and a hole 44 into which the protrusion 35 on the inner surface of the case 31 is inserted is formed at the distal end side.
[0012]
When the cap 41 is attached to the case 31, the cap attachment piece 43 is deformed as shown in FIGS. 3A and 3B, and the cap attachment piece 43 is moved from the attachment hole 34 of the case 31 to the inside of the case 31. Into the base of the cap mounting piece 43. After that, for example, with the tweezers slightly pulled the cap attachment piece 43 to the tip side, the cap attachment piece 43 is pressed against the inner surface of the case 31 as shown in FIG. In a state where the cap attachment piece 43 overlaps the inner surface of the case 31, the protrusion 35 on the inner surface of the case 31 is inserted into the hole 44 of the cap attachment piece 43. Thereby, the cap attachment piece 43 is engaged and held on the inner surface of the case 31, and the cap 41 is attached to the case 31 at the same time. In this state, the cap attachment piece 43 returns to the regular L-shape and is stable, and when the cap 41 is pulled to the outside of the case 31, the cap attachment piece 43 has an engagement direction between the hole 44 and the protrusion 35. Since the pulling force is applied in the direction perpendicular to the cap mounting piece 43, the cap mounting piece 43 does not come off from the protrusion 35. Moreover, when the protrusion 35 is engaged with the hole 44 of the cap attachment piece 43, the protrusion 35 is inserted into the hole 44 in a state where the cap attachment piece 43 is slightly pulled toward the tip end side. A frictional force is generated between the hole 44 and the projection 35 by the elastic restoring force. Then, the cap attachment piece 43 is not easily removed from the protrusion 35 by this frictional force, so that the cap attachment piece 43 is fixed more firmly, and the cap 41 is firmly attached to the case 31.
[0013]
As shown in FIG. 3B, when the cap mounting piece 43 is inserted to the inside of the case 31 up to the base, the hole 44 of the cap mounting piece 43 and the protrusion 35 on the inner surface of the case 31 are substantially aligned. After being positioned, if the cap mounting piece 43 is slightly pulled toward the distal end side and the cap mounting piece 43 is pressed against the inner surface of the case 31, the protrusion of the inner surface of the case 31 can be easily inserted into the hole 44 of the cap mounting piece 43. 35 is inserted. At this time, the cap attachment piece 43 is pulled to the tip side, but this operation is not as easy as a pulling operation compared to a conventional pulling operation that inserts the hump into the inside of the case. Easy to do at the tip.
[0014]
And according to the above attachment structure of this invention, there exists the following effect.
(1) The cap 41 can be easily attached to the case 31 simply by inserting the cap attachment piece 43 into the inside of the case 31 and then pulling the cap attachment piece 43 toward the tip side and pressing it against the inner surface of the case 31.
(2) The cap attachment piece 43 is overlapped with the inner surface of the case 31 and does not protrude long into the case 31, so there is no need to cut the cap attachment piece 43 and there is no fear of scratching the case 31.
(3) Since the shape does not change before and after the cap is attached, no work mistakes occur.
(4) Since the cap 41 can be easily removed by removing the cap attachment piece 43 from the protrusion 35 on the inner surface of the case 31, it can be reused.
(5) The cap 41 is firmly attached, and even if the cap 41 is pulled, the cap 41 does not come off.
[0015]
In the above embodiment, one protrusion 35 on the case 31 side is inserted into one hole 44 formed in the cap attachment piece 43 to engage and hold the cap attachment piece 43 on the inner surface of the case 31. As shown in FIG. 4, the number of holes 44 and protrusions 35 may be plural (two in FIG. 4). Further, instead of the hole 44 and the protrusion 35, as shown in FIG. 5, a key 51 is provided on the case side, and a key groove 52 is provided on the cap attachment piece 43 side, and the cap is attached by engaging the key 51 and the key groove 52. The piece 43 may be held on the inner surface of the case.
[0016]
As shown in FIG. 6, the case 31 is generally composed of a front case 31a and a back case 31b. In the above embodiment of FIG. 1, a cap attachment hole 34 is formed on the inner surface of the back case 31b to which the cap 41 is attached. Although the protrusion 35 for fixing the cap attachment piece 43 is provided, as shown in FIG. 6, the protrusion 35a for fixing the cap attachment piece 43 may be provided on the side of the front case 31a to which the cap 41 is not attached. . The same applies when the key 51 of FIG. 5 is provided. Further, the protrusion 35 or the key 51 may be provided not on the case 31 but on a component provided in the case 31.
[0017]
Further, the above embodiment is a case of a cap that covers the earphone microphone terminal of the mobile telephone, but a similar mounting structure can be used for a cap that covers other terminals. Furthermore, the electronic device to which this mounting structure is applied can also be an electronic device other than the mobile phone.
[0018]
【The invention's effect】
As described above in detail, according to the cap mounting structure of the present invention, the mounting is simple, but it cannot be removed even if it is pulled, and can be reused.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a cross-sectional view showing an embodiment of a cap mounting structure according to the present invention.
FIG. 2 is a perspective view showing a cap used in an embodiment of the present invention.
FIG. 3 is a cross-sectional view showing a state where a cap is attached to a case in the embodiment of the present invention.
FIG. 4 is a perspective view showing another means for holding the cap attachment piece on the inner surface of the case in the present invention.
FIG. 5 is a perspective view showing still another means for holding the cap mounting piece on the inner surface of the case in the present invention.
FIG. 6 is a perspective view showing still another means for holding the cap mounting piece on the inner surface of the case in the present invention.
FIG. 7 is a perspective view showing a conventional cap mounting structure.
FIG. 8 is a cross-sectional view showing how a cap is attached to a case in a conventional structure.
[Explanation of symbols]
31 Case 34 Cap mounting hole 35 Projection 41 Cap 43 Cap mounting piece 44 Hole

Claims (2)

電子機器のケースの一部表面に露出する外部接続端子を覆う弾性片からなるキャップを前記ケースに取り付けるキャップの取り付け構造であって、
長方形の前記キャップの一端側内面に、キャップの長さ方向外側に向かってＬ形にキャップ取り付け片が弾性片により設けられ、このキャップ取り付け片の先端側には穴が形成され、
そのキャップ取り付け片を、ケースに開けられたキャップ取り付け穴を介してケースの内側に挿入し、ケースの内面に重なる状態とし、さらに先端側に引っ張った状態で該先端側部分に形成された前記穴をケース内に設けた突部に係合させてキャップ取り付け片をケース内に固定することによりキャップをケースに取り付けたことを特徴とするキャップの取り付け構造。 A cap mounting structure for mounting a cap made of an elastic piece covering an external connection terminal exposed on a partial surface of a case of an electronic device to the case,
On the inner surface at one end of the rectangular cap , a cap mounting piece is provided by an elastic piece in an L shape toward the outside in the length direction of the cap, and a hole is formed on the tip side of the cap mounting piece .
The capping piece, and inserted into the inside of the case through the cap mounting hole drilled into the case, the hole and the state overlapping the inner surface of the case, which is formed on the distal end side portion in a state where further pulled distally A cap mounting structure characterized in that the cap is attached to the case by engaging a cap mounting piece in the case by engaging a protrusion provided in the case . 前記突部はケースの内面、あるいはケース内の部品に設けられることを特徴とする請求項１に記載のキャップの取り付け構造。The cap mounting structure according to claim 1 , wherein the protrusion is provided on an inner surface of the case or a component in the case.
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