JP3741561B2 - エージェント簡易作成装置及びエージェント簡易作成方法 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、ユーザが果たしたい作業を代行するソフトウェア部品であるエージェントを作成するエージェント簡易作成装置及びエージェント簡易作成方法に関し、例えば、マルチメディア通信サービスの通信ネットワークにおいて、エンドユーザが利用し易い形態として提供されるエージェント通信システムを構築するためのエージェント簡易作成装置及びエージェント簡易作成方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
エージェント(Agent)とは、何を処理すべきかを自ら判断し、実行できるソフトウェア・モジュールをいう。エージェントは、データと、データを扱うための手続きといったオブジェクト指向(object oriented)におけるオブジェクトと同じ機能に加えて、データや手続きを状況に応じて適切に使えるようにする知識ベースを備える。エージェント指向の応用としては、例えばグループウェアやネットワーク管理用ソフトウェアなどで実現されている。
【0003】
ネットワーク環境の整備に伴ってネットワーク上を移動してユーザの要求する情報を探したり、所定の処理を実行するネットワーク・エージェントがある。また、ネットワーク管理に関する基本要素としては、ネットワーク管理エージェントがあり、これは管理されるネットワーク構成部品それぞれに存在する。
【0004】
このようなエージェントを開発するためのソフトウェア開発システムとしては、例えば、特開平6−28164号、特開平7−44365号、特開平9−162973号の各公報に記載された装置がある。このうち、特開平6−28164号公報に記載されたものは、離れた場所にいる複数のプログラムがそれぞれ情報処理装置と通信装置を使ってソフトウェア開発作業を効率よく行おうとする。また、特開平7−44365号に記載されたものは、複数の異なる種類のCASEツール(computer aided software engineering tool)を有し、各ツールを通信メッセージによって独立に作動するエージェントにすることによって汎用性と開発データの整合性を高めようとする。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、このような従来のエージェント作成システムにあっては、以下のような不具合が生じている。
【0006】
エージェント通信システムにおいてエージェントは、システムにおいてユーザが果たしたい作業を代行するソフトウェア部品である。
【0007】
一般に、上述したようなエージェント通信システムのエージェントを作成する場合、高級プログラミング言語を用いてエージェントを記述する方法しか存在しない。また、記述する要素や手順についても規定は存在しない。
【0008】
したがって、一般のエンドユーザがエージェント通信システムのエージェントをカスタマイズして使用するためには、高級プログラミング言語を理解してエージェントの記述を書き換えなければならない。しかしながら、高級プログラミング言語を理解してエージェントの記述を書き換える方法では、エンドユーザの負担は大きく、使い易いシステムとは言い難い。
【0009】
本発明は、エンドユーザが、高級プログラミング言語を知らなくても、自由にエージェントをカスタマイズすることが可能な使い易いシステムを構築することができるエージェント簡易作成装置及びエージェント簡易作成方法を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
本発明に係るエージェント簡易作成装置は、ユーザが果たしたい作業を代行するソフトウェア部品であるエージェントを作成するエージェント簡易作成装置において、エージェント構成部品は、エージェントが動作するために最低必要となる機能部品である基本部品と、ユーザの要求に応じた機能を果たし、その実行には基本部品の関与が必要となる機能部品である一般部品とからなり、基本部品は、エージェントが動作する際にユーザとの情報のやりとりを効率的に行うためのインタフェース機能を提供する部品であるユーザインタフェース部品と、エージェントが動作する状態を作り出し、状態を維持または遷移させ、実行状態を管理し、一般部品の実行可能性を保証する部品である実行制御部品と、システム上で通信を行う機能を提供する部品である通信部品とを有し、各部品を組み合わせて構成されたエージェント・プログラムであり、エージェント・プログラムは、これらの部品の実体である機能プログラムファイルと、実行制御部品及び一般部品の対応表と、被選択部品リストとを、基本構成要素として構成され、該基本構成要素を用いて構成したエージェント簡易作成装置であって、エージェント部品の一覧表から選択された部品の一覧である被選択部品リストを生成する部品選択処理手段と、被選択部品リストから実行制御部品を抽出して実行制御部品抽出リストを生成する実行制御部品抽出手段と、被選択部品リスト中の一般部品に対応する実行制御部品が実行制御部品抽出リスト中に存在することを検査する一般部品検査手段と、被選択部品リストを基に機能プログラムの複製物を結合させてエージェント・プログラムを出力するプログラムファイル出力手段とを備えて構成する。
【0011】
本発明に係るエージェント簡易作成装置は、一般部品検査手段により検出された不在実行制御部品を被選択部品リストに追加する実行制御部品自動付加処理手段を備え、プログラムファイル出力手段は、被選択部品リストを基に機能プログラムの複製物を結合させてエージェント・プログラムを出力するものであってもよい。
【0012】
上記エージェントは、マルチメディア通信サービスの通信ネットワークにおいて提供されるネットワーク・エージェントであってもよい。
【0013】
本発明に係るエージェント簡易作成方法は、部品の実体である機能プログラムファイルと、実行制御部品及び一般部品の対応表と、被選択部品リストとを、基本構成要素として構成されたエージェント・プログラムを有し、該エージェント・プログラムを実行してユーザが果たしたい作業を代行するソフトウェア部品であるエージェントを作成するエージェント簡易作成方法であって、ユーザの要求に基づき、エージェント・プログラムの各部品を選択して被選択部品リストを作成し、被選択部品リストから実行制御部品抽出リストを抽出するステップと、被選択部品リストに含まれる一般部品それぞれに対して、対応する実行制御部品が実行制御部品抽出リスト中に存在することを検査するステップと、被選択部品リストの各部品に対応する機能プログラムの複製物を連結して、ユーザ要求に合致するエージェント・プログラムを出力するステップとを順次実行することを特徴とする。
【0014】
本発明に係るエージェント簡易作成方法は、検査後、不在実行制御部品については被選択部品リストに強制追加するステップを実行し、次に、被選択部品リストの各部品に対応する機能プログラムの複製物を連結して、ユーザ要求に合致するエージェント・プログラムを出力するステップを実行するものであってもよい。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。
第1の実施形態
エージェント通信システムにおいてエージェントは、システムにおいてユーザが果たしたい作業を代行するソフトウェア部品である。そのため、エージェントの果たす機能は様々なユーザの要求に応じることが可能になるように、自由度が高いことを要求される。しかし、自由度が高過ぎると、機能を記述するには高度なプログラミング技術が必要になる。
【0016】
そこで、一般のエンドユーザがエージェントをカスタマイズする作業を容易にするために、エージェントは下記部品を組み合わせて構成されたソフトウェア(エージェント・プログラム)とする。
【0017】
図1は本発明の第1の実施形態に係るエージェント簡易作成装置及び方法のエージェント・プログラムの構成を示すブロック図である。本実施形態は、エージェント通信システムにおけるエージェント作成装置に適用した例である。
【0018】
図1において、1はエージェントを構成する部品であり、エージェントを構成する部品1は、基本部品2と、一般部品3とに大別される。
【0019】
基本部品2は、エージェント通信システムの上でエージェントが動作するために最低必要となる機能部品である。
【0020】
基本部品2は、ユーザインタフェース部品4と、実行制御部品5と、通信部品6とに分類される。
【0021】
ユーザインタフェース部品4は、エージェントが動作する際にエンドユーザとの情報のやりとりを効率的に行うためのインタフェース機能を提供する部品とする。実行制御部品5は、エージェントが動作する状態を作り出し、状態を維持または遷移させ、実行状態を管理し、併せて一般部品3の実行可能性を保証する部品とする。通信部品6は、システム上で通信を行う機能を提供する部品とする。
【0022】
一般部品3は、少なくとも一つの実行制御部品より動作可能性が保証され、その実行制御部品との依存関係を一般部品3内部に依存情報として保持する。それにより一般部品3は、エンドユーザの要求に応じた自由度の高い機能を提供することができる。
【0023】
これらの部品の実体である機能プログラムファイルと、実行制御部品及び一般部品の対応表と、被選択部品リストが基本構成要素となる。
【0024】
これら基本構成要素を図2に示す構成のエージェント簡易作成装置に適用する。
【0025】
図2は上記エージェント簡易作成装置の構成を示すブロック図であり、図1のエージェントを作成する装置である。
【0026】
図2において、エージェント簡易作成装置は、ユーザ要求の入力部11、部品選択処理部12(部品選択処理手段)、実行制御部品抽出部13(実行制御部品抽出手段)、一般部品検査部14(一般部品検査手段)、プログラムファイル出力部15(プログラムファイル出力手段)、バッファメモリ16、及びユーザ要求に合致したエージェント・プログラム17により構成される。
【0027】
ユーザ要求の入力部11は、ユーザが部品選択を行う時に使用するキーボード、マウス等の入力装置である。
【0028】
部品処理選択部12は、エンドユーザの要求の入力を求め、入力された要求に対応する基本部品または一般部品の被選択部品リストを生成し、バッファメモリ16に格納する。
【0029】
実行制御部品抽出部13は、バッファメモリ16に格納された被選択部品リストから実行制御部品のリストを抽出し、バッファメモリ16に格納する。
【0030】
一般部品検査部14は、被選択部品リスト中にある各々の一般部品について、対応する実行制御部品をバッファメモリ16に格納されている実行制御部品抽出リストから捜し出す。
【0031】
プログラムファイル出力部15は、バッファメモリ16に格納されている被選択部品リストを基に機能プログラムファイルを収集/連結し、プログラムファイルを出力する。
【0032】
バッファメモリ16は、処理に使用する実行制御部品や一般部品及び各種部品抽出リスト等のデータを一時的に格納する。
【0033】
ユーザ要求に合致したエージェント・プログラム17は、例えば固定ディスクドライブ等のデータ格納手段に格納される。
【0034】
以下、上述のように構成されたエージェント簡易作成装置及びエージェント簡易作成方法の動作を説明する。
【0035】
エンドユーザが、本エージェント簡易作成装置に対して部品選択を行うことにより、以下の動作が装置内部で行われる。
1.ユーザが部品選択を行う度に、部品選択処理部12においてその部品を被選択部品リストに追加する。このとき被選択部品リストが存在しなければ作成する。
2.ユーザの部品選択が全て終了すると、実行制御部品抽出部13において被選択部品から実行制御部品を抽出し、実行制御部品抽出リストをバッファメモリ16に格納する。実行制御部品抽出リストが空な場合は、ユーザに部品選択をやり直してもらう。
3.実行制御部品抽出リストがバッファメモリ16に格納された後、一般部品検査部14において被選択部品リスト中の一般部品各々について、対応する実行制御部品がバッファメモリ16に格納されている実行制御部品抽出リスト中に存在するか否かチェックする。存在が確認できない場合は、ユーザに部品選択をやり直してもらう。
4.一般部品検査部14のチェックが正常終了したら、プログラムファイル出力部15において被選択部品リスト中の部品に対応する機能プログラムファイルの複製物を生成し、それらを連結して新規のプログラムファイルとして出力する。
【0036】
以上によりエージェントプログラム17を生成する。生成されたエージェント・プログラム17は、例えば固定ディスクドライブ等のデータ格納手段に格納される。
【0037】
上述したエージェント簡易作成装置のエージェント簡易作成方法について、フローチャートを参照して具体的に動作を説明する。
【0038】
図3はエージェント簡易作成装置のエージェント簡易作成処理のプログラムを示すフローチャートであり、本プログラムは、コンピュータにより所定時間毎に割り込み実行される。図中、STはフローの各ステップを示す。
【0039】
まず、ステップST1でユーザがユーザ要求の入力部11により、部品一覧から部品を選択する。次いで、ステップST2でユーザが部品選択をした被選択部品リストがなければ作成し、ステップST3で追加する部品があればステップST1に戻って上記処理を繰り返して選択された部品を追加する。ステップST1〜ステップST3の処理は、部品選択処理部12が、選択部品を被選択部品リストに追加する処理に相当する。
【0040】
追加する部品がないときはユーザの部品選択が全て終了したと判断してステップST4で被選択部品リストから基本部品をチェックして含まれている実行制御部品の抽出リストを作成し、ステップST5で実行制御部品抽出リストが空であるか否かを判別する。実行制御部品抽出リストが空のときはステップST1に戻ってユーザに部品選択をやり直してもらい、上記処理を繰り返す。ステップST4及びステップST5の処理は、実行制御部品抽出部13が、被選択部品から実行制御部品を抽出し、実行制御部品抽出リストをバッファメモリ16に格納する処理に相当する。
【0041】
実行制御部品抽出リストが空でないときはステップST6〜ステップST8のループ処理を繰り返すことによって、一般部品検査部14が、被選択部品リスト中の一般部品各々について、対応する実行制御部品がバッファメモリ16に格納されている実行制御部品抽出リスト中に存在することをチェックし、存在が確認できない場合には、ユーザに部品選択をやり直してもらう処理を行う。
【0042】
すなわち、ステップST6のループ端によりループ処理が開始され、被選択部品リスト中の一般部品毎に繰り返し、ステップST7で選択された一般部品に対する実行制御部品が実行制御部品抽出リスト中に存在しないか否かを判別する。上記実行制御部品が実行制御部品抽出リスト中に存在しないときはステップST1に戻ってユーザに部品選択をやり直してもらい、上記実行制御部品が実行制御部品抽出リスト中に存在したときはステップST8のループ端により次の一般部品を選択する。このループ処理によって、被選択部品リスト中の一般部品各々について、対応する実行制御部品が実行制御部品抽出リスト中に存在することがチェックされる。
【0043】
ステップST9では、被選択部品リスト中の部品名に対応する機能プログラムファイルの複製物を連結し新規のプログラムファイルとして生成する。次いで、ステップST10で生成されたプログラムファイルの内容をエージェント・プログラムとして本フローを終了する。ステップST9及びステップST10の処理は、プログラムファイル出力部15が、被選択部品リスト中の部品に対応する機能プログラムファイルの複製物を生成し、それらを連結して新規のプログラムファイルとする処理に相当する。
【0044】
以上説明したように、第1の実施形態では、エージェント・プログラムが、部品の実体である機能プログラムファイルと、実行制御部品及び一般部品の対応表と被選択部品リストとを基本構成要素とし、これら基本構成要素を適用して構成されたエージェント簡易作成装置は、ユーザが部品選択を行うユーザ要求の入力部11、エンドユーザの要求の入力により、エージェント部品の一覧表から選択された部品の一覧である被選択部品リストを生成する部品選択処理部12、被選択部品リストから実行制御部品を抽出して実行制御部品抽出リストを生成する実行制御部品抽出部13、被選択部品リスト中の一般部品に対応する実行制御部品が実行制御部品抽出リスト中に存在することを検査する一般部品検査部14、被選択部品リストを基に機能プログラムの複製物を結合させてエージェント・プログラムを出力するプログラムファイル出力部15、及び処理に使用する実行制御部品や各種部品抽出リスト等のデータを一時的に格納するバッファメモリ16を備え、そのエージェント簡易作成方法は、ユーザの要求に基づき、エージェント・プログラム部品を選択して被選択部品一覧を作成し、被選択部品リストから実行制御部品抽出リストを抽出し、被選択部品リストに含まれる一般部品それぞれに対して、対応する実行制御部品が実行制御部品抽出リスト中に存在することを検査し、被選択部品リストの各部品に対応する機能プログラムの複製物を連結して、ユーザ要求に合致するエージェント・プログラムを出力するようにしたので、エンドユーザが高級プログラミング言語やプログラミング技術の知識を持たなくても容易にエージェントプログラムをカスタマイズした状態で作成することが可能になる。
第2の実施形態
第2の実施形態に係るエージェント簡易作成装置及び方法において、エージェント部品構成は、図1に示す第1の実施形態と同様に、エージェントを構成する部品1は、エージェント通信システムの上でエージェントが動作するために最低必要となる機能部品である基本部品2と、エンドユーザの要求に応じた機能を果たし、その実行には基本部品の関与が必要となる機能部品である一般部品3とからなる。
【0045】
また、基本部品2は、エージェントが動作する際にエンドユーザとの情報のやりとりを効率的に行うためのインタフェース機能を提供する部品であるユーザインタフェース部品4と、エージェントが動作する状態を作り出し、状態を維持または遷移させ、実行状態を管理し、併せて一般部品3の実行可能性を保証する部品である実行制御部品5と、システム上で通信を行う機能を提供する部品である通信部品6とからなる。
【0046】
これらの部品の実体である機能プログラムファイルと、実行制御部品及び一般部品の対応表と、被選択部品リストが基本構成要素となる。
【0047】
これら基本構成要素を図4に示す構成の自動化機能付きエージェント簡易作成装置に適用する。
【0048】
図4は上記自動化機能付きエージェント簡易作成装置の構成を示すブロック図であり、前記図1のエージェントを作成する装置である。本実施形態に係るエージェント簡易作成装置の説明にあたり図2と同一構成部分には同一符号を付している。
【0049】
図4において、自動化エージェント簡易作成装置は、ユーザ要求の入力部11、部品選択処理部12、実行制御部品抽出部13、一般部品検査部14、プログラムファイル出力部15、バッファメモリ16、ユーザ要求に合致したエージェント・プログラム17、及び実行制御部品自動付加処理部18(実行制御部品自動付加処理手段)により構成される。
【0050】
ユーザ要求の入力部11は、ユーザが部品選択を行う時に使用するキーボード、マウス等の入力装置である。
【0051】
部品処理選択部12は、エンドユーザの要求の入力を求め、入力された要求に対応する基本部品または一般部品の被選択部品リストを生成し、バッファメモリ16に格納する。
【0052】
実行制御部品抽出部13は、バッファメモリ16に格納された被選択部品リストから実行制御部品のリストを抽出し、バッファメモリ16に格納する。
【0053】
一般部品検査部14は、被選択部品リスト中にある各々の一般部品について、対応する実行制御部品をバッファメモリ16に格納されている実行制御部品抽出リストから捜し出す。
【0054】
プログラムファイル出力部15は、バッファメモリ16に格納されている被選択部品リストを基に機能プログラムファイルを収集/連結し、プログラムファイルを出力する。
【0055】
バッファメモリ16は、処理に使用する実行制御部品や一般部品及び各種部品抽出リスト等のデータを一時的に格納する。
【0056】
ユーザ要求に合致したエージェント・プログラム17は、例えば固定ディスクドライブ等のデータ格納手段に格納される。
【0057】
実行制御部品自動付加処理部18は、一般部品検査部14が発見できなかった実行制御部品を、バッファメモリ16に格納されている被選択部品リストに強制追加する。
【0058】
以下、上述のように構成された自動化機能付きエージェント簡易作成装置及びエージェント簡易作成方法の動作を説明する。
【0059】
本実施形態は、不在実行制御部品を被選択部品リストに強制追加する実行制御部品自動付加処理部18が追加されるものであり、それ以外の基本的な動作は前記第1の実施形態と同様である。
【0060】
エンドユーザが、本自動化機能付きエージェント簡易作成装置に対して部品選択を行うことにより、以下の動作が装置内部で行われる。
1.ユーザが部品選択を行う度に、部品選択処理部12においてその部品を被選択部品リストに追加する。このとき被選択部品リストが存在しなければ作成する。
2.ユーザの部品選択が全て終了すると、実行制御部品抽出部13において被選択部品から実行制御部品を抽出し、実行制御部品抽出リストをバッファメモリ16に格納する。
3.実行制御部品抽出リストがバッファメモリ16に格納された後、一般部品検査部14において被選択部品リスト中の一般部品各々について、対応する実行制御部品がバッファメモリ16に格納されている実行制御部品抽出リスト中に存在するか否かチェックする。存在が確認できない場合は、不在実行制御部品リストをバッファメモリ16に作成し、その存在が確認できない実行制御部品をリストに追加する。
4.一般部品検査部14のチェックが終了した後、実行制御部品自動付加処理部18においてバッファメモリ16中の不在実行制御部品リストの有無を確認する。バッファメモリ16中に不在実行制御部品リストが存在する場合、不在実行制御部品をバッファリストに格納されている被選択部品リストに追加する。不在実行制御部品リストが存在しなければ、被選択部品リストは変化させない。
5.実行制御部品自動付加処理部18の処理が終了したら、プログラムファイル出力部15において被選択部品リスト中の部品に対応する機能プログラムファイルの複製物を生成し、それらを連結して新規のプログラムファイルとして出力する。
【0061】
以上によりエージェントプログラム17を生成する。
【0062】
上述した自動化機能付きエージェント簡易作成装置のエージェント簡易作成方法について、フローチャートを参照して具体的に動作を説明する。
【0063】
図5は自動化機能付きエージェント簡易作成装置のエージェント簡易作成処理のプログラムを示すフローチャートであり、図3に示すフローと同一処理を行うステップには同一符号を付している。
【0064】
まず、ステップST1でユーザがユーザ要求の入力部11により、部品一覧から部品を選択する。次いで、ステップST2でユーザが部品選択をした被選択部品リストがなければ作成し、ステップST3で追加する部品があればステップST1に戻って上記処理を繰り返して選択された部品を追加する。ステップST1〜ステップST3の処理は、部品選択処理部12が、選択部品を被選択部品リストに追加する処理に相当する。
【0065】
追加する部品がないときはユーザの部品選択が全て終了したと判断してステップST4で被選択部品リストから基本部品をチェックして含まれている実行制御部品の抽出リストを作成する。ステップST4の処理は、実行制御部品抽出部13が、被選択部品から実行制御部品を抽出し、実行制御部品抽出リストをバッファメモリ16に格納する処理に相当する。
【0066】
実行制御部品抽出リストをバッファメモリ16に格納するとステップST11〜ステップST14のループ処理を繰り返すことによって、一般部品検査部14が、被選択部品リスト中の部品各々について、対応する実行制御部品がバッファメモリ16に格納されている実行制御部品抽出リスト中に存在することをチェックし、存在が確認できない場合は、不在実行制御部品リストをバッファメモリ16に作成し、その存在が確認できない実行制御部品を不在実行制御部品リストに追加する処理を行う。
【0067】
すなわち、ステップST11のループ端によりループ処理が開始され、被選択部品リスト中の一般部品毎に繰り返し、ステップST12で選択された一般部品に対する実行制御部品が実行制御部品抽出リスト中に存在しないか否かを判別する。上記実行制御部品が実行制御部品抽出リスト中に存在しないときはステップST13で不在実行制御部品リストを作成し、不在実行制御部品を追加してステップST14に進む。上記実行制御部品が実行制御部品抽出リスト中に存在したときはそのままステップST14に進む。ステップST14のループ端により次の一般部品を選択し、上記ステップST11に戻る。
【0068】
ステップST15では、不在実行制御部品リストの部品を被選択部品リストに追加生成する。ステップST15の処理は、実行制御部品自動付加処理部18が、バッファメモリ16中に不在実行制御部品リストが存在する場合、不在実行制御部品をバッファリストに格納されている被選択部品リストに追加する処理に相当する。
【0069】
ステップST9では、被選択部品リスト中の部品名に対応する機能プログラムファイルの複製物を連結し新規のプログラムファイルとして生成する。次いで、ステップST10で生成されたプログラムファイルの内容をエージェント・プログラムとして本フローを終了する。ステップST9及びステップST10の処理は、プログラムファイル出力部15が、被選択部品リスト中の部品に対応する機能プログラムファイルの複製物を生成し、それらを連結して新規のプログラムファイルとする処理に相当する。
【0070】
以上説明したように、第2の実施形態に係る自動化機能付きエージェント簡易作成装置は、一般部品検査部14で検出された不在実行制御部品を被選択部品リストに追加する実行制御部品自動付加処理部18を備え、対応する実行制御部品が実行制御部品抽出リスト中に存在することを検査し、不在実行制御部品については被選択部品リストに強制追加するようにしたので、第1の実施形態と同様に、エンドユーザが高級プログラミング言語やプログラミング技術の知識を持たなくても容易にエージェントプログラムをカスタマイズした状態で作成することが可能になり、実行制御に関する知識がなくても自動に実行制御部品を付加したエージェントプログラムが生成できる。
【0071】
特に、第2の実施形態では、不在実行制御部品については被選択部品リストに自動的に強制追加されるので、実行制御部品が実行制御部品抽出リスト中に存在しない場合に、エンドユーザが部品選択をやり直す必要がなくなるため、実行制御に関する知識がないエンドユーザでも容易にエージェントプログラムを生成することができる。
【0072】
なお、上記各実施形態では、エージェント簡易作成装置及びエージェント簡易作成方法を、社内外のクライアント・サーバシステムに適用した例であるが、ネットワーク上でワークフローを実行する装置であればどのようなシステムであってもよい。この場合、必ずしも社内外である必要はなく、また、無線通信を含むどのような通信線で接続してもよい。
【0073】
なお、上記各実施形態では、エージェント簡易作成装置及びエージェント簡易作成方法を、マルチメディア通信サービスの通信ネットワークにおいて提供されるネットワーク・エージェントに適用した例であるが、エージェントを作成する装置及び方法であればどのようなものでもよい。
【0074】
また、上記各実施形態では、エージェントの作成に適用した例を説明したが、特定環境での実行制御が必要なオプジェクト指向プログラムに対しても同様に適用することができる。この場合、部品構成をそのオプジェクト指向プログラムの特定環境に適した構成に変更するようにすれば適用が可能である。
【0075】
さらに、上記エージェント簡易作成装置を構成する、メモリや記憶媒体等の数、種類、接続状態などは前述した実施形態に限られない。
【0076】
【発明の効果】
本発明に係るエージェント簡易作成装置及び方法では、エージェント部品の一覧表から選択された部品の一覧である被選択部品リストを生成する部品選択処理手段と、被選択部品リストから実行制御部品を抽出して実行制御部品抽出リストを生成する実行制御部品抽出手段と、被選択部品リスト中の一般部品に対応する実行制御部品が実行制御部品抽出リスト中に存在することを検査する部品検査手段と、被選択部品リストを基に機能プログラムの複製物を結合させてエージェント・プログラムを出力するプログラムファイル出力手段とを備えているので、エンドユーザが、高級プログラミング言語を知らなくても、自由にエージェントをカスタマイズすることが可能な使い易いシステムを構築することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した第1の実施形態に係るエージェント簡易作成装置及びエージェント簡易作成方法のエージェント・プログラムの構成を示すブロック図である。
【図2】上記エージェント簡易作成装置及びエージェント簡易作成方法の構成を示すブロック図である。
【図3】上記エージェント簡易作成装置及びエージェント簡易作成方法のエージェント簡易作成処理のプログラムを示すフローチャートである。
【図4】本発明を適用した第2の実施形態に係るエージェント簡易作成装置及びエージェント簡易作成方法の構成を示すブロック図である。
【図5】上記エージェント簡易作成装置及びエージェント簡易作成方法のエージェント簡易作成処理のプログラムを示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 エージェント構成部品、2 基本部品、3 一般部品、4 ユーザインタフェース部品、5 実行制御部品、6 通信部品、11 ユーザ要求の入力部、12 部品選択処理部(部品選択処理手段)、13 実行制御部品抽出部(実行制御部品抽出手段)、14 一般部品検査部(一般部品検査手段)、15 プログラムファイル出力部(プログラムファイル出力手段)、16 バッファメモリ、17 エージェント・プログラム、18 実行制御部品自動付加処理部(実行制御部品自動付加処理手段)
Claims (5)
- ユーザが果たしたい作業を代行するソフトウェア部品であるエージェントを作成するエージェント簡易作成装置において、
エージェント構成部品は、
エージェントが動作するために最低必要となる機能部品である基本部品と、
ユーザの要求に応じた機能を果たし、その実行には基本部品の関与が必要となる機能部品である一般部品とからなり、
基本部品は、エージェントが動作する際にユーザとの情報のやりとりを効率的に行うためのインタフェース機能を提供する部品であるユーザインタフェース部品と、
エージェントが動作する状態を作り出し、状態を維持または遷移させ、実行状態を管理し、一般部品の実行可能性を保証する部品である実行制御部品と、
システム上で通信を行う機能を提供する部品である通信部品とを有し、
各部品を組み合わせて構成されたエージェント・プログラムであり、
前記エージェント・プログラムは、
これらの部品の実体である機能プログラムファイルと、実行制御部品及び一般部品の対応表と、被選択部品リストとを、基本構成要素として構成され、該基本構成要素を用いて構成したエージェント簡易作成装置であって、
前記エージェント部品の一覧表から選択された部品の一覧である前記被選択部品リストを生成する部品選択処理手段と、
前記被選択部品リストから前記実行制御部品を抽出して実行制御部品抽出リストを生成する実行制御部品抽出手段と、
前記被選択部品リスト中の一般部品に対応する実行制御部品が前記実行制御部品抽出リスト中に存在することを検査する一般部品検査手段と、
前記被選択部品リストを基に機能プログラムの複製物を結合させてエージェント・プログラムを出力するプログラムファイル出力手段と
を備えたことを特徴とするエージェント簡易作成装置。 - 前記一般部品検査手段により検出された不在実行制御部品を前記被選択部品リストに追加する実行制御部品自動付加処理手段を備え、
前記プログラムファイル出力手段は、
被選択部品リストを基に機能プログラムの複製物を結合させてエージェント・プログラムを出力する
ことを特徴とする請求項1記載のエージェント簡易作成装置。 - 前記エージェントは、
マルチメディア通信サービスの通信ネットワークにおいて提供されるネットワーク・エージェントである
ことを特徴とする請求項1記載のエージェント簡易作成装置。 - 部品の実体である機能プログラムファイルと、実行制御部品及び一般部品の対応表と、被選択部品リストとを、基本構成要素として構成されたエージェント・プログラムを有し、該エージェント・プログラムを実行してユーザが果たしたい作業を代行するソフトウェア部品であるエージェントを作成するエージェント簡易作成方法であって、
ユーザの要求に基づき、前記エージェント・プログラムの各部品を選択して前記被選択部品リストを作成し、被選択部品リストから実行制御部品抽出リストを抽出するステップと、
前記被選択部品リストに含まれる一般部品それぞれに対して、対応する実行制御部品が実行制御部品抽出リスト中に存在することを検査するステップと、
前記被選択部品リストの各部品に対応する機能プログラムの複製物を連結して、ユーザ要求に合致するエージェント・プログラムを出力するステップと
を順次実行する
ことを特徴とするエージェント簡易作成方法。 - 前記検査後、不在実行制御部品については被選択部品リストに強制追加するステップを実行し、
次に、被選択部品リストの各部品に対応する機能プログラムの複製物を連結して、ユーザ要求に合致するエージェント・プログラムを出力するステップを実行することを特徴とする請求項4記載のエージェント簡易作成方法。
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