JP3740692B2 - Disc player - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、マイクロコンピュータと、RAM版またはROM版のプログラムコード領域を有するサーボ制御用のデジタルシグナルプロセッサ(digitalsignal processor:DSP)とが搭載されたディスク再生装置に関し、特に、最近のDVD(digital video disc)に代表されるデジタル映像再生機器や、CD(compact disc)に代表されるデジタル音響再生機器に利用される。
【0002】
【従来の技術】
近時、マイクロコンピュータと、RAM版またはROM版のプログラムコード領域を有するサーボ制御用のデジタルシグナルプロセッサとが搭載されたDVDなどのディスク再生装置が普及しつつある。
【0003】
このようなディスク再生装置では、サーボ制御用のプログラムが予め書き込まれたROM版のデジタルシグナルプロセッサを搭載するのが基本であるが、ディスク再生装置の生産計画との兼ね合いで、ROM版のデジタルシグナルプロセッサの生産が、ディスク再生装置の生産に間に合わない場合がある。その場合には、ROM版のデジタルシグナルプロセッサの生産が追いつくまで、ディスク再生装置にRAM版のデジタルシグナルプロセッサを搭載し、ディスク再生装置の使用時、すなわち電源投入時に、マイクロコンピュータからRAM版のデジタルシグナルプロセッサに対して、サーボ制御用のプログラムコードを転送するようになっている(例えば、特開平5−81219号公報参照)。ROM版では、最初からサーボ制御用のプログラムコードが書き込まれているので、このような転送は不要である。
【0004】
このように、従来のディスク再生装置では、マイクロコンピュータと、デジタルシグナルプロセッサとを搭載するに当たり、デジタルシグナルプロセッサについては、RAM版のデジタルシグナルプロセッサである場合と、ROM版のデジタルシグナルプロセッサである場合とがある。そのため、ディスク再生装置を使用する際には、マイクロコンピュータ側において、搭載されているデジタルシグナルプロセッサがROM版であるのかRAM版であるのかを判別する必要がある。
【0005】
そこで、従来は、このような判別を不要とするために、ROM版のデジタルシグナルプロセッサに対応したマイクロコンピュータと、RAM版のデジタルシグナルプロセッサに対応したマイクロコンピュータとを予め別々に作成しておき、搭載されるデジタルシグナルプロセッサの種類(ROM版かRAM版か)に応じて、搭載するマイクロコンピュータも使い分けるといった方法が採られていた(これを、従来技術1とうい)。
【0006】
また、このような使い分けを不要としてマイクロコンピュータを共通化する方法として、搭載されているデジタルシグナルプロセッサがRAM版であるのかROM版であるのかを示すスイッチ回路をマイクロコンピュータに設けていた。すなわち、このスイッチ回路の切り換え(設定)によって、搭載されているデジタルシグナルプロセッサがRAM版であるのかROM版であるのかをマイクロコンピュータが判別できるようにしていた。そして、ディスク再生装置の使用時、すなわち電源投入時に、マイクロコンピュータがこのスイッチ回路の状態に基づいて、搭載されているデジタルシグナルプロセッサがRAM版であるのか、ROM版であるのかを判定し、RAM版である場合には、RAM版のデジタルシグナルプロセッサに対して、サーボ制御用のプログラムコードを転送するようになっていた(これを、従来技術2という)。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記した従来技術1の方法では、RAM版用のマイクロコンピュータとROM版用のマイクロコンピュータとを別々に作成する必要があることから、コスト高になるといった問題があった。
【0008】
また、上記した従来技術2の方法では、マイクロコンピュータが共通化できる分だけコストは安くなるものの、スイッチ回路を新たに設ける必要があることから、これがコスト高の原因になるといった問題があった。また、このスイッチ回路は、作業者が人為的に設定する必要があるため、設定ミスが発生する可能性があるといった問題もあった。
【0009】
本発明はかかる問題点を解決すべく創案されたもので、その目的は、応答コマンドに対する応答の有無を確認するといったソフトウェア的な処理によって、搭載されているデジタルシグナルプロセッサがRAM版であるのかROM版であるのかを判定することにより、コストの低減を図るとともに、RAM版であるのかROM版であるのかを確実に判定することのできるディスク再生装置を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため、本発明のディスク再生装置は、マイクロコンピュータと、RAM版またはROM版のプログラムコード領域を有するサーボ制御用のデジタルシグナルプロセッサとが搭載されたディスク再生装置において、前記ROM版のデジタルシグナルプロセッサのプログラムコード領域には、前記マイクロコンピュータからの応答コマンドに応答するプログラムが予め格納されており、電源投入時、前記マイクロコンピュータは前記デジタルシグナルプロセッサをリセットして、前記応答コマンドを発行した後、一定時間経過したか否かを判断し、一定時間が経過する前に前記デジタルシグナルプロセッサから応答があった場合には、前記デジタルシグナルプロセッサがROM版のデジタルシグナルプロセッサであると判定し、前記一定時間が経過しても前記デジタルシグナルプロセッサから応答がなかった場合には、前記デジタルシグナルプロセッサがRAM版のデジタルシグナルプロセッサであると判定し、RAM版のデジタルシグナルプロセッサに対してプログラムコードを転送することを特徴とする。
【0011】
このような特徴を有する本発明によれば、ROM版のデジタルシグナルプロセッサのプログラムコード領域に、マイクロコンピュータからの応答コマンドに応答するプログラムを予め格納しておく。そして、電源投入時、マイクロコンピュータは、デジタルシグナルプロセッサをリセットして、デジタルシグナルプロセッサに対し応答コマンドを発行し、次に、一定時間が経過したか否かを判断する。
【0012】
そして、一定時間が経過する前にデジタルシグナルプロセッサから応答があった場合には、デジタルシグナルプロセッサがROM版のデジタルシグナルプロセッサであると判定する。
【0013】
一方、一定時間が経過してもデジタルシグナルプロセッサから応答がなかった場合には、デジタルシグナルプロセッサが、プログラムコード領域に何も書き込まれていないRAM版のデジタルシグナルプロセッサであると判定する。そして、この場合には、RAM版のデジタルシグナルプロセッサに対して、サーボ制御用のプログラムコードを転送する。
【0014】
このように、本発明によれば、ROM版のデジタルシグナルプロセッサのプログラムコード領域に、マイクロコンピュータからの応答コマンドに応答するプログラムを予め格納しておくといった極めて簡単な処理のみで、搭載されているデジタルシグナルプロセッサがRAM版であるのかROM版であるのかを確実に判定することができる。また、デジタルシグナルプロセッサがRAM版であるかROM版であるかに関係なく、マイクロコンピュータを共通化できるので、マイクロコンピュータのマスク作成の手間が軽減できる。また、上記従来技術2のようにスイッチ回路を設ける必要がないので、RAM版およびROM版に関係なく、同じ工程で基板を作成することができる。
【0015】
また、本発明のディスク再生装置は、マイクロコンピュータと、RAM版またはROM版のプログラムコード領域を有するサーボ制御用のデジタルシグナルプロセッサとが搭載されたディスク再生装置において、前記ROM版のデジタルシグナルプロセッサのプログラムコード領域には、前記マイクロコンピュータからの応答コマンドに応答するプログラムが予め格納されており、電源投入時、前記マイクロコンピュータは、前記デジタルシグナルプロセッサに対して応答コマンドを発行し、この応答コマンドに対して前記デジタルシグナルプロセッサから応答があった場合には、前記デジタルシグナルプロセッサがROM版のデジタルシグナルプロセッサであると判定し、前記応答がなかった場合には、前記デジタルシグナルプロセッサがRAM版のデジタルシグナルプロセッサであると判定することを特徴とする。
【0016】
このような特徴を有する本発明によれば、ROM版のデジタルシグナルプロセッサのプログラムコード領域に、マイクロコンピュータからの応答コマンドに応答するプログラムを予め格納しておく。そして、電源投入時、マイクロコンピュータは、デジタルシグナルプロセッサに対し応答コマンドを発行する。そして、デジタルシグナルプロセッサから応答があった場合には、デジタルシグナルプロセッサがROM版のデジタルシグナルプロセッサであると判定し、デジタルシグナルプロセッサから応答がなかった場合には、デジタルシグナルプロセッサが、プログラムコード領域に何も書き込まれていないRAM版のデジタルシグナルプロセッサであると判定する。
【0017】
このように、本発明によれば、ROM版のデジタルシグナルプロセッサのプログラムコード領域に、マイクロコンピュータからの応答コマンドに応答するプログラムを予め格納しておくといった極めて簡単な処理のみで、搭載されているデジタルシグナルプロセッサがRAM版であるのかROM版であるのかを確実に判定することができる。また、デジタルシグナルプロセッサがRAM版であるかROM版であるかに関係なく、マイクロコンピュータを共通化できるので、マイクロコンピュータのマスク作成の手間が軽減できる。また、上記従来技術2のようにスイッチ回路を設ける必要がないので、RAM版およびROM版に関係なく、同じ工程で基板を作成することができる。
【0018】
また、本発明のディスク再生装置によれば、マイクロコンピュータと、RAM版またはROM版のプログラムコード領域を有するサーボ制御用のデジタルシグナルプロセッサとが搭載されたディスク再生装置において、前記ROM版のデジタルシグナルプロセッサのプログラムコード領域には、前記マイクロコンピュータからの応答コマンドに応答するプログラムが予め格納されており、電源投入時、前記マイクロコンピュータは、前記応答コマンドを発行後、一定時間経過したか否かを判断し、一定時間が経過する前に前記デジタルシグナルプロセッサから応答があった場合には、前記デジタルシグナルプロセッサがROM版のデジタルシグナルプロセッサであると判定し、前記一定時間が経過しても前記デジタルシグナルプロセッサから応答がなかった場合には、前記デジタルシグナルプロセッサがRAM版のデジタルシグナルプロセッサであると判定することを特徴とする。
【0019】
このような特徴を有する本発明によれば、ROM版のデジタルシグナルプロセッサのプログラムコード領域に、マイクロコンピュータからの応答コマンドに応答するプログラムを予め格納しておく。そして、電源投入時、マイクロコンピュータは、デジタルシグナルプロセッサをリセットして、デジタルシグナルプロセッサに対し応答コマンドを発行し、次に、一定時間が経過したか否かを判断する。
【0020】
そして、一定時間が経過する前にデジタルシグナルプロセッサから応答があった場合には、デジタルシグナルプロセッサがROM版のデジタルシグナルプロセッサであると判定する。
【0021】
一方、一定時間が経過してもデジタルシグナルプロセッサから応答がなかった場合には、デジタルシグナルプロセッサが、プログラムコード領域に何も書き込まれていないRAM版のデジタルシグナルプロセッサであると判定する。
【0022】
このように、本発明によれば、ROM版のデジタルシグナルプロセッサのプログラムコード領域に、マイクロコンピュータからの応答コマンドに応答するプログラムを予め格納しておくといった極めて簡単な処理のみで、搭載されているデジタルシグナルプロセッサがRAM版であるのかROM版であるのかを確実に判定することができる。また、デジタルシグナルプロセッサがRAM版であるかROM版であるかに関係なく、マイクロコンピュータを共通化できるので、マイクロコンピュータのマスク作成の手間が軽減できる。また、上記従来技術2のようにスイッチ回路を設ける必要がないので、RAM版およびROM版に関係なく、同じ工程で基板を作成することができる。
【0023】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して説明する。
図1は、本発明のディスク再生装置をDVDのデジタル映像再生装置に適用した実施形態を示す回路ブロック図である。
【0024】
ディスクモータ2によって回転駆動されるディスク1から情報を検出するピックアップ3の出力は、RFアンプ4を介して信号処理回路5とサーボ処理回路6とに導かれており、サーボ処理回路6の出力はデジタルシグナルプロセッサ(以下、DSPと略記する)5に導かれている。また、DSP5には、RFアンプ4によって増幅され、DVD規格に従ってデコードされたデータ(ただし、ここではMPEG(Motion Picture Expert Group )により圧縮されている)を一旦格納するトラックバッファRAM7が接続されている。これらRFアンプ4、DSP5およびサーボ処理回路6は、フロントエンドCPUであるマイクロコンピュータ8によって制御される。
【0025】
サーボ処理回路6は、マイクロコンピュータ8からDSP5を経由して送受信されるコマンドや制御データに従って、ピックアップ3に対するフォーカシングサーボやトラッキングサーボのサーボ制御を行うとともに、ピックアップ3全体をディスク1の半径方向に移動させるためのスレッドモータ9の制御や、ディスク1を装填する図示しないトレイを駆動するトレイモータ10の制御を行う。なお、トレイに装填されたディスク1がDVDである場合の再生信号は、RFアンプ4を経由してDSP5に入力され、トレイに装填されたディスク1がCD−ROMである場合の再生信号は、RFアンプ4からサーボ処理回路6を経由してDSP5に入力される。DSP5は、これらDVDデータのデコード処理やCD−ROMデータのデコード処理等も行う。
【0026】
また、DSP5は、A/V(Audio/Video )デコーダ11に接続されており、A/Vデコーダ11の出力は、ビデオ出力端子13a,13bを有するビデオエンコーダ13と、オーディオ出力端子14aを有するD/Aコンバータ14とに接続されている。A/Vデコーダ11は、トラックバッファRAM7から読み出されたMPEGにより圧縮されているデータを伸長する。また、A/Vデコーダ11には、伸長したデジタルのデータを数画面分格納するためのA/VデコードRAM15が接続されている。
【0027】
また、A/Vデコーダ11は、バックエンドCPU16に接続されており、バックエンドCPU16には、ワークRAM17が接続されている。
また、バックエンドCPU16には、LCD等からなるフロントパネル20の表示制御を行うフロントパネルコントローラ19が接続されており、フロントパネルコントローラ19には、キー入力部21の出力が導かれている。また、フロントパネルコントローラ19には、リモコン22からの送信信号を受信する受信部(図示省略)が設けられている。
【0028】
ここで、上記構成のディジタル映像再生装置における再生時の動作について簡単に説明する。
ディスク1に記録されたデータはピックアップ3で検出され、RFアンプ4で波形整形と増幅とが行われた後、DSP5においてDVD規格に従いデコードされる。デコードされたデータは、MPEGにより圧縮されている状態でトラックバッファRAM7に順次蓄えられ、バックエンドCPU16からの読み出し要求を待つ。
【0029】
そして、トラックバッファRAM7に蓄えられたデータは、バックエンドCPU16からの読み出し要求に従って順次読み出され、A/Vデコーダ11に転送されて、ここでMPEGによる圧縮データの伸長が行われてビデオデータにデコードされる。デコードされたビデオデータは、A/VデコードRAM15に一旦蓄えられた後、再び読み出されてビデオエンコーダ13に順次転送され、ここでアナログのビデオ信号に変換されてビデオ出力端子13a,13bから出力される。
【0030】
一方、MPEGにより圧縮されているオーディオデータについては、ビデオデータと同様にトラックバッファRAM7に順次蓄えられ、バックエンドCPU16からの読み出し要求に従って順次読み出され、D/Aコンバータ14に転送されて、ここでMPEGによる圧縮データの伸長が行われてオーディオデータにデコードされる。デコートされたオーディオデータは、A/VデコードRAM15に一旦蓄えられた後、再び読み出されてD/Aコンバータ14に順次転送され、ここでアナログのオーディオ信号に変換されてオーディオ出力端子14aから出力される。
【0031】
このような再生動作過程において、トラックバッファRAM7に蓄えられたデータは、バックエンドCPU16からの読み出し要求に従って順次読み出されると、次のデータによって順次上書きされ、これを繰り返すことによって画像データを順次その後の信号再生系に出力するようになっている。また、A/VデコードRAM15についても同様であり、A/VデコードRAM15に蓄えられたデータは、バックエンドCPU16からの読み出し要求に従って順次読み出されると、トラックバッファRAM7から読み出され転送されてきた次のデータによって順次上書きされ、これを繰り返すことによって画像データを順次その後の信号再生系に出力するようになっている。
【0032】
このような再生動作を行うディジタル映像再生装置において、搭載されているDSP5は、サーボ制御用のプログラムが予め書き込まれたROM版のDSP5を搭載するのが原則であるが、場合によっては、ディジタル映像再生装置の生産時にRAM版のDSP5を搭載し、電源投入時に、マイクロコンピュータ8からRAM版のDSP5に対し、サーボ制御用のプログラムコードを転送して、RAM版のDSP5にサーボ制御用のプログラムを格納する場合がある。その後のマイクロコンピュータ8とDSP5との間のコマンドや制御データのやり取りは、ROM版のDSP5でもRAM版のDSP5でも同じである。
そのため、ディジタル映像再生装置では、電源投入時、搭載されているDSP5がRAM版であるのかROM版であるのかを判定する必要がある。
【0033】
そこで、本実施形態のディジタル映像再生装置では、ROM版のDSP5については、そのプログラムコード領域に、マイクロコンピュータ8からの応答コマンドに応答するプログラムを予め格納している。そして、電源投入時、マイクロコンピュータ8はDSP5をリセットして、応答コマンドを発行し、この応答コマンドに対してDSP5から応答があった場合には、搭載されているDSP5がROM版のDSPであると判定し、応答がなかった場合には、搭載されているDSP5がRAM版のDSPであると判定するようになっている。
【0034】
図2は、マイクロコンピュータ8とDSP5との接続を詳細に示す説明図である。
マイクロコンピュータ8とDSP5とは、8ビットのパラレルデータを送受信するデータバス31と、アドレスバス32と、HINT 信号を送信する信号線33とによって相互に接続されている。また、DSP5には、書き込み用の4つのレジスタ(書き込みレジスタ)51と、読み出し用の4つのレジスタ(ステータスレジスタ)52とが設けられている。そして、このDSP5に、マイクロコンピュータ8からの応答コマンドに応答するためのプログラムが格納されている。
【0035】
すなわち、マイクロコンピュータ8は、データバス31を通じて応答コマンドである例えば「5Dh」(16進数)のコードをDSP5の書き込みレジスタ51に書き込むと、DSP5ではこれを検知して、ステータスレジスタ52に、応答コマンドと同じ「5Dh」を応答データとして書き込み、次にHINT 信号を「L」レベルとする。マイクロコンピュータ8は、このHINT 信号が「L」レベルになったことを検知して、DSP5のステータスレジスタ52に書き込まれた応答データ「5Dh」を読み込む。そして、応答コマンドと同じ応答データが返されたことによって、DSP5がROM版のDSPであると判定する。
【0036】
一方、RAM版のDSP5であれば、データバス31を通じて応答コマンドを書き込みレジスタ51に書き込んでも、DSP5ではこれに対する応答データをステータスレジスタ52に書き込むことがない(そのような処理プログラムを持っていない)ので、マイクロコンピュータ8に対して応答データを返すことがない。従って、マイクロコンピュータ8は、応答コマンドを送信しても応答データが返されてこないことによって、DSP5がRAM版のDSPであると判定することができる。
【0037】
次に、マイクロコンピュータ8によるDSP5の判定処理について、図3および図4に示すフローチャートを参照してより詳細に説明する。ただし、図3はマイクロコンピュータ8側での処理、図4はROM版であるDSP5側での処理を示している。
【0038】
電源投入時、マイクロコンピュータ8はDSP5をリセットして(ステップS1)、DSP5に対し応答コマンド「5Dh」を発行する(ステップS2)。そして、DSP5が応答データをセットしたか否かを判断する(ステップS3)。このとき、マイクロコンピュータ8は、図示しないタイマー回路を起動して、一定時間の計測を開始する(ステップS4)。すなわち、応答コマンドを発行後、一定時間の間に、DSP5が応答データをセットしたか否かを判断する。
【0039】
一方、ROM版のDSP5では、マイクロコンピュータ8からの各種コマンドの受信待ち状態となっており(ステップS11)、コマンドを受信した場合(ステップS11でYesと判断された場合)には、その受信したコマンド(すなわち、書き込みレジスタ51に書き込まれたコマンド)が応答コマンドか否かを判断する(ステップS12)。その結果、応答コマンドである場合(ステップS12でYesと判断された場合)には、ステータスレジスタ52に、応答コマンドと同じ「5Dh」を応答データとして書き込み(ステップS13)、次にHINT 信号を「L」レベルとする(ステップS14)。一方、受信したコマンドが応答コマンドでなかった場合(ステップS12でNoと判断された場合)には、そのコマンドに対応した処理を実行する(ステップS15)。
【0040】
一方、マイクロコンピュータ8では、応答コマンドを発行した後、一定時間経過したか否かを判断し(ステップS3、ステップS4の繰り返し)、一定時間が経過する前にDSP5から応答があった場合(HINT 信号が「L」レベルになったことを検知した場合)には(ステップS3でYesと判断された場合には)、DSP5のステータスレジスタ52に書き込まれた応答データ「5Dh」を読み込む(ステップS5)。そして、取得した応答データが、発行した応答コマンドに対応した応答データであるか否かを判断し(ステップS6)、応答コマンドに対応する応答データである場合(ステップS6でYesと判断された場合)には、搭載されているDSP5がROM版のDSPであると判定する(ステップS7)。つまり、DSP5には、すでにサーボ制御用のプログラムが書き込まれているので、マイクロコンピュータ8では、そのまま引き続いて、通常通りディスク再生処理を実行することになる。
【0041】
一方、ステップS3およびステップS4において、一定時間が経過してもDSP5から応答がなかった場合(HINT 信号が「L」レベルにならなかった場合)には(ステップS3でNo、ステップS4でYesと判断された場合には)、搭載されているDSP5がRAM版のDSPであると判定し(ステップS8)、RAM版のDSP5に対してサーボ制御用のプログラムコードを転送する(ステップS9)。これにより、DSP5には、ROM版のDSP5と同様にサーボ制御用のプログラムコードが書き込まれることになるので、マイクロコンピュータ8では、その後引き続いて、通常通りディスク再生処理を実行することになる。
【0042】
【発明の効果】
本発明のディスク再生装置によれば、ROM版のデジタルシグナルプロセッサのプログラムコード領域に、マイクロコンピュータからの応答コマンドに応答するプログラムを予め格納しておくといった極めて簡単な処理のみで、搭載されているデジタルシグナルプロセッサがRAM版であるのかROM版であるのかを確実に判定することができる。また、デジタルシグナルプロセッサがRAM版であるかROM版であるかに関係なく、マイクロコンピュータを共通化できるので、マイクロコンピュータのマスク作成の手間が軽減できる。また、従来技術のようにスイッチ回路を設ける必要がないので、RAM版およびROM版に関係なく、マイクロコンピュータやデジタルシグナルプロセッサを搭載する基板を同じ工程で作成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のディスク再生装置をDVDのデジタル映像再生装置に適用した実施形態を示す回路ブロック図である。
【図2】マイクロコンピュータとDSPとの接続を詳細に示す説明図である。
【図3】マイクロコンピュータによるDSPの判定処理を説明するためのマイクロコンピュータ側での処理を示すフローチャートである。
【図4】マイクロコンピュータによるDSPの判定処理を説明するためのDSP側での処理を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 ディスク
5 DSP(デジタルシグナルプロセッサ)
6 サーボ処理回路
8 マイクロコンピュータ(フロントエンドCPU)
16 バックエンドCPU
19 フロントパネルコントローラ
20 フロントパネル
21 キー入力部
22 リモコン[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a disc playback apparatus on which a microcomputer and a digital signal processor (DSP) for servo control having a program code area of a RAM version or a ROM version are mounted, and in particular, a recent DVD (digital video). It is used for digital video reproduction equipment represented by disc) and digital sound reproduction equipment represented by CD (compact disc).
[0002]
[Prior art]
Recently, a disk playback device such as a DVD on which a microcomputer and a servo-controlled digital signal processor having a RAM or ROM program code area are mounted is becoming widespread.
[0003]
Such a disk playback device is basically equipped with a ROM version of a digital signal processor in which a servo control program is written in advance. However, in consideration of the production plan of the disk playback device, the ROM version of the digital signal processor is used. The production of the processor may not be in time for the production of the disk playback device. In that case, until the production of the ROM version of the digital signal processor catches up, the disk playback device is equipped with the RAM version of the digital signal processor. A program code for servo control is transferred to the signal processor (see, for example, JP-A-5-81219). In the ROM version, since the servo control program code is written from the beginning, such a transfer is unnecessary.
[0004]
As described above, when the conventional disk reproducing apparatus is equipped with the microcomputer and the digital signal processor, the digital signal processor is a RAM version digital signal processor or a ROM version digital signal processor. There is. For this reason, when using the disk reproducing apparatus, it is necessary to determine whether the digital signal processor installed is the ROM version or the RAM version on the microcomputer side.
[0005]
Therefore, conventionally, in order to eliminate the need for such determination, a microcomputer corresponding to the ROM version of the digital signal processor and a microcomputer corresponding to the RAM version of the digital signal processor are separately prepared in advance. Depending on the type of digital signal processor to be mounted (ROM version or RAM version), a method has been adopted in which the mounted microcomputer is properly used (this is called prior art 1).
[0006]
Further, as a method for sharing the microcomputer without using such a proper use, the microcomputer is provided with a switch circuit indicating whether the mounted digital signal processor is the RAM version or the ROM version. That is, the switching (setting) of the switch circuit allows the microcomputer to determine whether the installed digital signal processor is the RAM version or the ROM version. Then, when the disk playback device is used, that is, when the power is turned on, the microcomputer determines whether the mounted digital signal processor is the RAM version or the ROM version based on the state of the switch circuit. In the case of the version, the servo control program code is transferred to the RAM version of the digital signal processor (this is called prior art 2).
[0007]
[Problems to be solved by the invention]
However, the method of the
[0008]
Further, although the method of the above-described
[0009]
The present invention was devised to solve such problems, and its purpose is to determine whether the installed digital signal processor is a RAM version by software processing such as checking the presence or absence of a response to a response command. It is an object of the present invention to provide a disk reproducing apparatus capable of reducing costs by determining whether a version is a version or not, and reliably determining whether a version is a RAM version or a ROM version.
[0010]
[Means for Solving the Problems]
In order to solve the above-mentioned problems, a disk reproducing apparatus according to the present invention is a disk reproducing apparatus in which a microcomputer and a digital signal processor for servo control having a RAM or ROM program code area are mounted. In the program code area of the digital signal processor, a program that responds to a response command from the microcomputer is stored in advance, and when the power is turned on, the microcomputer resets the digital signal processor and outputs the response command. After issuing, it is determined whether or not a certain time has elapsed, and if there is a response from the digital signal processor before the certain time has elapsed, it is determined that the digital signal processor is a ROM version digital signal processor. Shi If no response is received from the digital signal processor after the predetermined time has elapsed, it is determined that the digital signal processor is a RAM version of the digital signal processor, and a program code is transmitted to the RAM version of the digital signal processor. It is characterized by transferring.
[0011]
According to the present invention having such characteristics, a program that responds to a response command from a microcomputer is stored in advance in the program code area of the ROM version of the digital signal processor. When the power is turned on, the microcomputer resets the digital signal processor, issues a response command to the digital signal processor, and then determines whether or not a certain time has elapsed.
[0012]
If there is a response from the digital signal processor before the predetermined time has elapsed, it is determined that the digital signal processor is a ROM version digital signal processor.
[0013]
On the other hand, if there is no response from the digital signal processor even after a predetermined time has elapsed, the digital signal processor determines that the digital signal processor is a RAM version in which nothing is written in the program code area. In this case, the servo control program code is transferred to the RAM version of the digital signal processor.
[0014]
As described above, according to the present invention, the program code area of the ROM version of the digital signal processor is mounted with only a very simple process of storing a program responding to a response command from the microcomputer in advance. It is possible to reliably determine whether the digital signal processor is the RAM version or the ROM version. In addition, since the microcomputer can be made common regardless of whether the digital signal processor is the RAM version or the ROM version, it is possible to reduce the effort for creating a mask for the microcomputer. Further, since it is not necessary to provide a switch circuit as in the above-described
[0015]
The disk reproducing apparatus of the present invention is a disk reproducing apparatus in which a microcomputer and a servo control digital signal processor having a RAM or ROM version program code area are mounted. In the program code area, a program that responds to a response command from the microcomputer is stored in advance. When the power is turned on, the microcomputer issues a response command to the digital signal processor. If there is a response from the digital signal processor, it is determined that the digital signal processor is a ROM version of the digital signal processor. If there is no response, the digital signal processor And judging that the AM version of digital signal processors.
[0016]
According to the present invention having such characteristics, a program that responds to a response command from a microcomputer is stored in advance in the program code area of the ROM version of the digital signal processor. When the power is turned on, the microcomputer issues a response command to the digital signal processor. If there is a response from the digital signal processor, it is determined that the digital signal processor is a ROM version digital signal processor. If there is no response from the digital signal processor, the digital signal processor It is determined that the digital signal processor is a RAM version to which nothing is written.
[0017]
As described above, according to the present invention, the program code area of the ROM version of the digital signal processor is mounted with only a very simple process of storing a program responding to a response command from the microcomputer in advance. It is possible to reliably determine whether the digital signal processor is the RAM version or the ROM version. In addition, since the microcomputer can be made common regardless of whether the digital signal processor is the RAM version or the ROM version, it is possible to reduce the effort for creating a mask for the microcomputer. Further, since it is not necessary to provide a switch circuit as in the above-described
[0018]
According to the disk reproducing apparatus of the present invention, in the disk reproducing apparatus equipped with a microcomputer and a digital signal processor for servo control having a program code area of RAM version or ROM version, the ROM version digital signal is provided. In the program code area of the processor, a program that responds to a response command from the microcomputer is stored in advance, and when the power is turned on, the microcomputer checks whether or not a certain time has elapsed after issuing the response command. If a response is received from the digital signal processor before a predetermined time elapses, it is determined that the digital signal processor is a ROM version digital signal processor, and the digital signal processor From signal processor If the answer was not, characterized in that the digital signal processor is determined to be a digital signal processor RAM version.
[0019]
According to the present invention having such characteristics, a program that responds to a response command from a microcomputer is stored in advance in the program code area of the ROM version of the digital signal processor. When the power is turned on, the microcomputer resets the digital signal processor, issues a response command to the digital signal processor, and then determines whether or not a certain time has elapsed.
[0020]
If there is a response from the digital signal processor before the predetermined time has elapsed, it is determined that the digital signal processor is a ROM version digital signal processor.
[0021]
On the other hand, if there is no response from the digital signal processor even after a predetermined time has elapsed, the digital signal processor determines that the digital signal processor is a RAM version in which nothing is written in the program code area.
[0022]
As described above, according to the present invention, the program code area of the ROM version of the digital signal processor is mounted with only a very simple process of storing a program responding to a response command from the microcomputer in advance. It is possible to reliably determine whether the digital signal processor is the RAM version or the ROM version. In addition, since the microcomputer can be made common regardless of whether the digital signal processor is the RAM version or the ROM version, it is possible to reduce the effort for creating a mask for the microcomputer. Further, since it is not necessary to provide a switch circuit as in the above-described
[0023]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Embodiments of the present invention will be described below with reference to the drawings.
FIG. 1 is a circuit block diagram showing an embodiment in which a disc playback apparatus of the present invention is applied to a DVD digital video playback apparatus.
[0024]
The output of the
[0025]
The
[0026]
The
[0027]
The A / V decoder 11 is connected to a back-end CPU 16, and a work RAM 17 is connected to the back-end CPU 16.
Further, a
[0028]
Here, the operation at the time of reproduction in the digital video reproduction apparatus having the above configuration will be briefly described.
Data recorded on the
[0029]
The data stored in the
[0030]
On the other hand, audio data compressed by MPEG is sequentially stored in the
[0031]
In such a reproduction operation process, the data stored in the
[0032]
In a digital video reproduction apparatus that performs such a reproduction operation, the
Therefore, in the digital video reproduction apparatus, it is necessary to determine whether the
[0033]
Therefore, in the digital video reproduction apparatus of the present embodiment, a program that responds to a response command from the
[0034]
FIG. 2 is an explanatory diagram showing in detail the connection between the
The
[0035]
That is, when the
[0036]
On the other hand, in the case of the RAM version DSP5, even if a response command is written to the write register 51 through the data bus 31, the DSP5 does not write response data to the status register 52 (there is no such processing program). Therefore, response data is not returned to the
[0037]
Next, the determination process of the
[0038]
When the power is turned on, the
[0039]
On the other hand, the
[0040]
On the other hand, after issuing the response command, the
[0041]
On the other hand, in step S3 and step S4, if there is no response from the
[0042]
【The invention's effect】
According to the disk reproducing apparatus of the present invention, it is mounted by a very simple process such as storing a program responding to a response command from a microcomputer in advance in a program code area of a ROM version of a digital signal processor. It is possible to reliably determine whether the digital signal processor is the RAM version or the ROM version. In addition, since the microcomputer can be made common regardless of whether the digital signal processor is the RAM version or the ROM version, it is possible to reduce the effort for creating a mask for the microcomputer. Further, since there is no need to provide a switch circuit as in the prior art, a substrate on which a microcomputer and a digital signal processor are mounted can be produced in the same process regardless of the RAM version and the ROM version.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a circuit block diagram showing an embodiment in which a disc playback apparatus of the present invention is applied to a digital video playback apparatus for DVD.
FIG. 2 is an explanatory diagram showing in detail the connection between a microcomputer and a DSP.
FIG. 3 is a flowchart showing processing on the microcomputer side for explaining DSP determination processing by the microcomputer;
FIG. 4 is a flowchart showing processing on the DSP side for explaining DSP determination processing by the microcomputer;
[Explanation of symbols]
1 disc
5 DSP (Digital Signal Processor)
6 Servo processing circuit
8 Microcomputer (front-end CPU)
16 Backend CPU
19 Front panel controller
20 Front panel
21 Key input section
22 Remote control
Claims (3)
前記ROM版のデジタルシグナルプロセッサのプログラムコード領域には、前記マイクロコンピュータからの応答コマンドに応答するプログラムが予め格納されており、
電源投入時、前記マイクロコンピュータは前記デジタルシグナルプロセッサをリセットして、前記応答コマンドを発行した後、一定時間経過したか否かを判断し、一定時間が経過する前に前記デジタルシグナルプロセッサから応答があった場合には、前記デジタルシグナルプロセッサがROM版のデジタルシグナルプロセッサであると判定し、前記一定時間が経過しても前記デジタルシグナルプロセッサから応答がなかった場合には、前記デジタルシグナルプロセッサがRAM版のデジタルシグナルプロセッサであると判定し、RAM版のデジタルシグナルプロセッサに対してプログラムコードを転送することを特徴とするディスク再生装置。In a disk reproducing apparatus equipped with a microcomputer and a digital signal processor for servo control having a program code area of RAM version or ROM version,
In the program code area of the ROM version of the digital signal processor, a program that responds to a response command from the microcomputer is stored in advance.
When the power is turned on, the microcomputer resets the digital signal processor, issues a response command, determines whether a certain time has elapsed, and receives a response from the digital signal processor before the certain time elapses. If there is a response, the digital signal processor is determined to be a ROM version of the digital signal processor. A disc reproducing apparatus characterized by determining that the digital signal processor is a version and transferring a program code to the digital signal processor of a RAM version.
前記ROM版のデジタルシグナルプロセッサのプログラムコード領域には、前記マイクロコンピュータからの応答コマンドに応答するプログラムが予め格納されており、
電源投入時、前記マイクロコンピュータは、前記デジタルシグナルプロセッサに対して応答コマンドを発行し、この応答コマンドに対して前記デジタルシグナルプロセッサから応答があった場合には、前記デジタルシグナルプロセッサがROM版のデジタルシグナルプロセッサであると判定し、前記応答がなかった場合には、前記デジタルシグナルプロセッサがRAM版のデジタルシグナルプロセッサであると判定することを特徴とするディスク再生装置。In a disk reproducing apparatus equipped with a microcomputer and a digital signal processor for servo control having a program code area of RAM version or ROM version,
In the program code area of the ROM version of the digital signal processor, a program that responds to a response command from the microcomputer is stored in advance.
When the power is turned on, the microcomputer issues a response command to the digital signal processor. If there is a response from the digital signal processor to the response command, the digital signal processor A disc reproducing apparatus, characterized in that it is determined that the signal processor is a signal processor, and if the response is not received, the digital signal processor is determined to be a RAM version digital signal processor.
前記ROM版のデジタルシグナルプロセッサのプログラムコード領域には、前記マイクロコンピュータからの応答コマンドに応答するプログラムが予め格納されており、
電源投入時、前記マイクロコンピュータは、前記応答コマンドを発行後、一定時間経過したか否かを判断し、一定時間が経過する前に前記デジタルシグナルプロセッサから応答があった場合には、前記デジタルシグナルプロセッサがROM版のデジタルシグナルプロセッサであると判定し、前記一定時間が経過しても前記デジタルシグナルプロセッサから応答がなかった場合には、前記デジタルシグナルプロセッサがRAM版のデジタルシグナルプロセッサであると判定することを特徴とするディスク再生装置。In a disk reproducing apparatus equipped with a microcomputer and a digital signal processor for servo control having a program code area of RAM version or ROM version,
In the program code area of the ROM version of the digital signal processor, a program that responds to a response command from the microcomputer is stored in advance.
When the power is turned on, the microcomputer determines whether or not a certain time has elapsed after issuing the response command, and if there is a response from the digital signal processor before the certain time has elapsed, the digital signal If it is determined that the processor is a ROM version digital signal processor and no response is received from the digital signal processor even after the predetermined time has elapsed, it is determined that the digital signal processor is a RAM version digital signal processor. And a disc reproducing apparatus.
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