JP3739503B2 - 異常高温感知表示具 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、異常温度感知表示具、詳しくは送電線の接合部や電気機器の発熱箇所に取付け、異常に温度が上昇した際、警告の為それを表示する装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
送電線の接合部やモーターなど稼動の際に熱を発する各種電気機器においては、何らかの原因によって異常な発熱がおこる場合があるが、その際には機器の運転の停止、原因の探求等必要な措置をすみやかに取らなければ更に重大な事故の発生にもつながる為、この異常発熱を迅速確実に知ることが是非とも必要である。
【0003】
この異常発熱を知る手段として、平面状に加工されあらかじめ設定された温度に達すると溶融する着色ワックスとこの着色ワックスが浸透することにより発色する紙片とを重畳してシート状にしたものが従来から存在しており、あらかじめ温度感知すべき送電線の接合部や電気機器の表面にこれを貼り付けておき、着色ワックスの溶融に伴う発色によって温度状態を判断しようとするものであった。又、作業者が機器表面の状態を目視し、その色や焦げ具合によって温度を推測することも行われていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、上述のシート状物を送電線の接合部の表面や電気機器の表面に貼るものにおいては、表面温度から内部温度を推定するにすぎず、極めて不正確であり、気象等外環境の変化によって大きく影響を受ける重大な欠点があった。又、作業員の目視による判断が極めて不正確なものであることは論を待たない。この発明はこの電気機器の温度感知に関する上記従来の問題点を解決することを目的とするものであり、気象等外環境の変化による影響を受けることなく、正確に発熱箇所、発熱温度を客観的に把握できる便利な異常高温感知表示具を提供せんとするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
この発明は、外周にネジ山2が切られた円柱体3の上端に径の大きい角柱状の頭部4が一体的に形成されたボルト状の金属製本体1の頭部4に径の大きい浅い皿状の凹穿部5aを形成し、該凹穿部5aの底にこれと同心円状にそれより径の小さい浅い皿状の凹穿部5bを形成し、該凹穿部5bの底から円柱体3の軸芯にそって深孔6を設け、該深孔6中にあらかじめ設定された温度に達すると溶融を開始する着色ワックス7をその上端面が凹穿部5bの底面に達する様に充填すると共に、前記凹穿部5aの底面に溶融した着色ワックス7が浸み込みやすい材質のシート8を嵌め込み、その上を透明体9で被覆することにより上記課題を解決せんとするものである。又、ヒートパイプ10をその一端が深孔6中に露出する様に円柱体3の軸芯にそって埋め込んでも良く、更に、外周にネジ山2が切られた円柱体3の上端に径の大きい角柱状の頭部4が一体的に形成されたボルト状の金属製本体1の頭部4に皿状の浅い凹穿部5を形成し、該凹穿部5の底から円柱体3の軸芯によって深孔6を設け、前記凹穿部5に溶融した着色ワックス7が浸み込みやすい材質のシート8を嵌め込むと共に、上方に突起した吐出口11を有し、内部には着色ワックス7を収容した有底筒状の容器12を前記深孔6中に挿入し、前記吐出口11をシート8を貫通してその上面側に開口させ、凹穿部5の上面にドーム状に膨出した透明体13を嵌め込む様にしても良い。更に又、上記課題を解決する為、外周にネジ山2が切られた円柱体3の上端に径の大きい角柱状の頭部4が一体的に形成されたボルト状の金属製本体1の頭部4に皿状の浅い凹穿部5を形成し、該凹穿部5の底から円柱体3の軸芯にそって深孔6を設け、該深孔6中にあらかじめ設定された温度に達すると溶融を開始するワックスを充填すると共に、該ワックスの上面にはゴム製のピストン14を、深孔6の上端開口部内縁には環状のワッシャ17を取り付け、更に、このピストン14とワッシャ17との間の空隙には外力により容易に破裂するカプセル15を位置せしめ、該カプセル15中には着色液16を封入し、更に前記凹穿部5には着色液16が浸み込みやすい材質のシート8を嵌め込み、その上を透明体9で被覆せしめても良い。
【0006】
【発明の実施の形態】
図1はこの発明に係る異常高温感知表示具の一実施形態の断面図、図2はその作動状態の断面図である。
【0007】
図中1はボルト状をした金属製の本体であり、外周にネジ山2が切られた円柱体3と該円柱体3の上端に一体的に設けられた径の大きい角柱状の頭部4とからなっており、その素材としては熱伝導性にすぐれた鉄、アルミニューム等の金属が好適に用いられる。そして、この頭部4の上端面には深さの浅い皿状の凹穿部5aが形成され、該凹穿部5aの底にはこれと同心円状に、それより径の小さい皿状の凹穿部5bが形成されている。
又、この凹穿部5bの底からはこれと同心円状に円柱体3の軸芯にそって径の小さい深孔6があけられている。
【0008】
そして、この深孔6の中にはあらかじめ設定された温度に達すると溶融を開始する着色ワックス7が凹穿部5bの底へ達するまで一杯に充填されている。一方、この凹穿部5aには溶融した着色ワックス7が容易に浸透する性質を有する紙あるいは布製のシート8を嵌め込まれており、その上には透明体9が重畳され、その周囲はカシメられている。この透明体9はシート8を保護し、その発色を視認しやすくする為のものであり、ガラス板、合成樹脂板等が好ましい。
【0009】
この実施の形態は上記の通りの構成を有し、送電線の接合部等所望の被測定箇所にメネジをあけ、そこに円柱体3をネジ込んで固定し、使用に供するものである。
そして、被測定箇所があらかじめ設定された温度、例えば70℃に達すると図2に示す様に深孔6に充填されている着色ワックス7は溶融を開始し、その体積を増加し始め、凹穿部5aに充満した後、更に上方に盛り上り、ついにはシート8に浸み込み、このシート8を発色させる。
【0010】
そのシート8の発色は透明板9を通して外部から視認することができ、これによって被測定箇所の温度の異常な上昇を知ることができる。なお、このシート8は一旦発色するとその色は元に戻らないので、被測定箇所が正常な温度に復帰しても、そのまま昇温したときの状態を保持しつづける。従って、過去の異常高温の状態をいつまでも示すので、送電線接続部の様に、常時点検するのではなく、一定の期間毎に巡回点検を行う機器類においても過去の異常高温の履歴を正確に知ることができる。又、ワックスの膨張作用を利用しているので、高い精度で正確に作動させることが出来、誤作動や不作動のおそれもほとんどない。
【0011】
次に、図3はこの発明に係る異常高温感知表示具の第二の実施形態を示したものであり、この実施形態においては、ヒートパイプ10が円柱体3の軸芯にそって埋め込まれており、その上方部分は深孔6中に露出している。他の部分は上述した第一の実施形態と同一であり、その説明は省略する。この第二の実施形態においてはヒートパイプ10が用いられているので、着色ワックスの感温効率が一段と良好である。
【0012】
更に、図4は第三の実施形態を示したものであり、この実施形態においては、深孔6には上方に突起した吐出口11を有する有底箇状の容器12が挿入されており、該容器12の吐出口11はシート8を貫いてその上面に開口している。そして、このシート8の上方にはドーム状に上方へ膨出した透明体13が嵌め込まれ、その周囲がカシメられている。この第三の実施形態においては、溶融した着色ワックス7は吐出口 11 を通ってシート8の上面側に溶け出すのでより鮮明に発色することになる。
【0013】
次に、図5は第四の実施形態を示すものであり、この実施形態においては、深孔6中に充填せしめられているワックス7´の上面にはゴム製のピストン14が、深孔6の上端開口部内縁には環状のワッシャ17がそれぞれ取りつけられており、このピストン14とワッシャ17との間の空間には外力により容易に破裂するカプセル15が位置せしめられており、該カプセル15中にはインキ、染料、塗料等からなる着色液16が封入されている。該カプセル15の素材としてはゴム、ビニール、プラスチック等が用いられている。なお、ワックス7´は着色されたものである必要はない。
この実施形態は上記の通りの構成を有するものであり、あらかじめ設定された温度になるとワックス7´が膨張してピストン14を押し上げ、該ピストン14はカプセル15をワッシャ17に押圧してこれを破裂する。すると、その中に封入されていた着色液16は外部に漏れ出し、シート8に浸透してシート8を発色させ、被測定物の異常高温を表示することになる。この実施形態においては着色剤とワックス7´との整合性を考慮せず視認性の高い極端に鮮明な染料、顔料等も自由に用いることができ、表示効率をより一層高めることができる。
【0014】
【発明の効果】
この発明に係る異常高温感知表示具は上記の通りの構成を有するものであり、ワックスの膨張作用を利用しているので、高い精度で正確に温度を感知することが出来、誤作動や 不作動のおそれもほとんどなく、屋外など曝露状態でも温度感知を高い信頼性で継続し得る。又、色彩の変化/発色といった最も分かりやすい方法で異常高温の事実を表示するものであり、一旦この異常高温が起きた場合には、たとえその後に正常温度に復帰しても表示は継続されるので、山間部の送電線接続部の様に時々しか点検を行えない場所においても正確に事実を知ることができる。
又、機器の表面ではなく、実際に知りたい機器内部の温度の状態を表示する為、正確に発熱箇所や温度を特定でき、故障原因の探究や機器の機能維持の為の重要な情報として用いることができる、などの種々のすぐれた効果を有し、極めて実用的なものである。
【0015】
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明に係る異常高温感知表示具の第一の実施形態の断面図。
【図2】 その表示状況を表した断面図。
【図3】 第二の実施形態の断面図。
【図4】 第三の実施形態の断面図。
【図5】 第四の実施形態の断面図。
【符号の説明】
1 本体
2 ネジ山
3 円柱体
4 頭部
5 凹穿部
6 深孔
7 着色ワックス
8 シート
9 透明体
10 ヒートパイプ
11 吐出口
12 容器
13 透明体
14 ピストン
15 カプセル
16 着色液
17 ワッシャ
Claims (4)
- 外周にネジ山2が切られた円柱体3の上端に径の大きい角柱状の頭部4が一体的に形成されたボルト状の金属製本体1の頭部4に径の大きい浅い皿状の凹穿部5aを形成し、該凹穿部5aの底にこれと同心円状にそれより径の小さい浅い皿状の凹穿部5bを形成し、該凹穿部5bの底から円柱体3の軸芯にそって深孔6を設け、該深孔6中にあらかじめ設定された温度に達すると溶融を開始する着色ワックス7をその上端面が凹穿部5bの底面に達する様に充填すると共に、前記凹穿部5aの底面に溶融した着色ワックス7が浸み込みやすい材質のシート8を嵌め込み、その上を透明体9で被覆したことを特徴とする異常高温感知表示具。
- ヒートパイプ10が円柱体3の軸芯にそって埋め込まれており、該ヒートパイプ10の一部が深孔6中に露出していることを特徴とする請求項(1)記載の異常高温感知表示具。
- 外周にネジ山2が切られた円柱体3の上端に径の大きい角柱状の頭部4が一体的に形成されたボルト状の金属製本体1の頭部4に皿状の浅い凹穿部5を形成し、該凹穿部5の底から円柱体3の軸芯によって深孔6を設け、前記凹穿部5に溶融した着色ワックス7が浸み込みやすい材質のシート8を嵌め込むと共に、上方に突起した吐出口11を有し、内部には着色ワックス7を収容した有底筒状の容器12を前記深孔6中に挿入し、前記吐出口11をシート8を貫通してその上面側に開口させ、凹穿部5の上面にドーム状に膨出した透明体13を嵌め込んだことを特徴とする異常高温感知表示具。
- 外周にネジ山2が切られた円柱体3の上端に径の大きい角柱状の頭部4が一体的に形成されたボルト状の金属製本体1の頭部4に皿状の浅い凹穿部5を形成し、該凹穿部5の底から円柱体3の軸芯にそって深孔6を設け、該深孔6中にあらかじめ設定された温度に達すると溶融を開始するワックス7´を充填すると共に、該ワックス7´の上面にはゴム製のピストン14を、深孔6の上端開口部内縁には環状のワッシャ17を取り付け、更に、このピストン14とワッシャ17との間の空隙には外力により容易に破裂するカプセル15を位置せしめ、該カプセル15中には着色液16を封入し、更に前記凹穿部5には着色液16が浸み込みやすい材質のシート8を嵌め込み、その上を透明体9で被覆したことを特徴とする異常高温感知表示具。
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