JP3738495B2 - Concrete pouring method - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、地下発電所やトンネルの斜坑,立坑などを構築する際に、コンクリートを下方に圧送して打設する工法の改良技術に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
近年におけるコンクリート構造物は、地下深い個所に大規模なものを建設する傾向が見られる。このようなコンクリート構造物のうち、例えば、地下水力発電所の導水路に用いられる斜坑や立坑などの構築では、数100mにも及ぶ長大なものもが必要となり、このようなコンクリート構造物を構築する際には、コンクリートは、非常に長い距離を下方に向けて圧送して打設することになる。
【0003】
このようなコンクリートの下方打設においては、単に、通常配合のコンクリートを配管内に供給して落下運搬すると、コンクリートの分離抵抗や粘性が小さいために、落下速度が非常に大きくなり、吐出口から放出された際に材料の分離が発生する。
【0004】
このような問題を解決するために、例えば、特公昭58ー51110号公報には、気密性が保持できるホッパーの下部にコンクリート配管を接続し、この配管を剛な鋼管と、柔軟なフレキシブルホースとで構成したコンクリートの下方打設工法が開示されている。
【0005】
この公告公報に開示されている打設工法によれば、剛な鋼管の間に介装された柔軟なフレキシブルホースが弁機能を有しているので、コンクリートの落下速度や落下衝撃が緩和され、コンクリートの材料分離が回避される。
【0006】
しかしながら、この公告公報に開示されているコンクリートの下方打設工法には、以下に説明する技術的な課題があった。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
すなわち、公告公報に開示されているように圧送管路を剛な鋼管と柔軟なフレキシブルホースとで構成している場合には、これらの継手部分でコンクリートの脱水状態が発生し易く、コンクリートが脱水すると管内閉塞の原因となる。管内閉塞が発生すると、その部分を解体して、残存コンクリートを処理することになり、施工日程が大幅にズレることになる。
【0008】
また、上記公告公報に示されている打設工法では、気密性のホッパーを必要とし、コンクリートを塊状で間欠的に供給,打設するので、全体の構造が複雑になるとともに、打設に時間がかかるという問題もあった。
【0009】
本発明は、このような従来の問題点に鑑みてなされたものであって、その目的とするところは、比較的簡単な構造により、管内閉塞が発生せず、しかも、打設が迅速に行えるコンクリートの下方打設工法を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明は、コンクリートを供給するポンプに一端が接続され、他端側に吐出口が設けられ、所定勾配の傾斜状態に設置されたコンクリート圧送管を介して、コンクリートを下方に打設する工法において、前記吐出口の近傍に前記圧送管内を流下する前記コンクリートの流下量調整弁を設置し、前記コンクリートの打設に伴う前記圧送管の傾斜路長の変化に対応させて、前記コンクリートの吐出量を前記流下量調整弁で、前記コンクリートの材料分離が発生しない流下速度内に調整するようにした。
この構成によれば、コンクリートは、圧送管内に充満された状態で連続的に供給され、吐出口の近傍で流下量調整弁により流下速度が調整されて打設される。このときの流下速度は、コンクリートの材料分離が発生しない大きさとなる。
前記流下量調整弁は、前記圧送管と連通するように介装される可撓性の筒体と、前記筒体の外周に設けられ、前記筒体を加圧して、その内径を拡大,縮小する圧力タンク部とで構成することができる。
この構成によれば、流下量調整弁の構造が簡単になる。
前記ポンプは、前記圧力タンク部の前記筒体への加圧力に対応して、その供給量を調整することができる。
この構成によれば、コンクリート圧送管内に充満されるコンクリートの供給を適正に保つことができる。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の好適な実施の形態について、添付図面を参照にして詳細に説明する。図1から図7は、本発明にかかるコンクリートの下方打設工法の一実施例を示している。
【0012】
同図に示した実施例では、本発明を地下発電所の導水路を構築する際に適用した場合であり、導水路10は、傾斜角度が約50°で全長が数100mに及ぶ傾斜部分10aと、この傾斜部分10aの下端に設けられた水平部分10bとから構成されていて、傾斜部分10aの中間から水平に延びる作業横抗11が設けられている。
【0013】
この導水路10は、図2にその断面を示すように、円形断面の内管12と、この内管12の外周に所定の空間部14を設けて掘削された岩盤壁面があり、空間部14内にコンクリートが打設充填される。
【0014】
図1に示したコンクリートの打設状態は、導水路10の水平部分10bと傾斜部分10aの一部に既に打設されていて、傾斜部分10aの略1/4から上部側に向けてこれから打設が行われる。
【0015】
コンクリートの打設装置は、図3に示すように、作業横抗11内に配置されたポンプ車18と、このポンプ車18に一端が接続され、作業横抗11を経て、傾斜部分10aに延設されたコンクリート圧送管20とを備えている。
【0016】
コンクリート圧送管20は、従来から使用されている円筒形の鋼管を連結した構造のものであり、その先端側の吐出口20aには、図4に示すように、フレキシブルホース22が接続されており、この吐出口20aの近傍には、流下量調整弁24が設けられている。
【0017】
この流下量調整弁24は、その詳細を図5に示すように、圧送管20の途中に両端の開口が連通するように介装された円筒状の可撓性筒体26と、この可撓性筒体26の外周に設けられ、可撓性筒体26を外周から均等に加圧して、その内径を拡大,縮小する圧力タンク部28とから構成されている。
【0018】
圧力タンク部28には、図外の油圧ないしは空圧供給源に接続されていて、これらの供給源からオイルないしは圧縮空気を送り込むことにより、可撓性筒体26に加圧力が加えられ、加えられた加圧力の大きさに対応して、可撓性筒体26の断面積が変化し、この部分を流下するコンクリート量が調整される。
【0019】
流下量調整弁24の圧力タンク部28は、図6に示す制御装置30により加圧力がコントロールされる。同図に示した制御装置30は、圧力タンク部28内の圧力を検出する圧力センサ30aと、圧力センサ30aの検出圧力を表示するディスプレイ30bと、圧力センサ30aの出力値と圧力設定手段30dの設定圧力とに基づいて、圧力タンク部28への流体の供給を調整して、その内圧を設定圧力に制御する制御部30cとを備えている。
【0020】
また、この実施例の制御装置30は、ポンプ車18に搭載されている圧送ポンプ18aの制御も圧力センサ30aの検出値に基づいて行うようになっていて、圧送ポンプ18aを回転駆動させる駆動モータ18bに接続されたインバータ18cに制御信号を送出し、ポンプ18aから圧送管20に供給するコンクリート量をコントロールする。
【0021】
この制御装置30で行われる制御の一例について説明する。まず、図1に示したようなコンクリートの下方打設においては、打設の初期には、導水路10の傾斜部分10aに敷設されている圧送管20中を数100m程度流下させて、吐出口20aから打設する。
【0022】
ところが、打設が進行するに従って、圧送管20を徐々に短縮して、打設個所が作業横抗11の近傍に到達した際には、数m程度の流下距離で打設することになる。
【0023】
つまり、本発明の対象とするコンクリート構築物では、コンクリートを数100m〜数mという広範囲な流下距離で打設することになり、このようなコンクリートの打設の際に、材料分離を発生することなく行う必要がある。
【0024】
そこで、本発明者らは、粘性が高く材料分離の起こり難いハイパフォーマンスコンクリートの使用を前提として、傾斜角度が50°の斜路において、流下距離の長さを変化させたときに、吐出口からどの程度のコンクリート量が排出されるかシュミレーションを行った。
【0025】
図7に示したグラフが、このときのシュミレーション結果であり、同図に示したシュミレーションでは、圧送管の直径を100mm〜200mmに設定した。
【0026】
このシュミレーション結果から考察すると、例えば、コンクリートの吐出量を、打設期間中、常時1時間当たり100立方m確保しようとすると、圧送管20の直径は、流下距離が150m以上の場合には、150mm程度であればよいが、流下距離が短くなるとそのままの直径では、吐出量が多くなりすぎるので、130mm程度にしなければならない。
【0027】
本実施例では、このようなシュミレーション結果に基づいて、コンクリートの流下距離の変化に対応させて、圧力タンク部28の圧力を調整するために、流下距離の変化に対応した所定の圧力値が圧力設定手段30dから制御部30cに入力される。
【0028】
制御部30cでは、圧力センサ30aが検出した現在の圧力タンク部28の圧力値と、設定手段30dから入力されている圧力値とを比較して、圧力タンク部28内の圧力が設定値になるように制御する。
【0029】
この場合、実際の流下距離の変化は、時間当たりの吐出量が一定なので、コンクリートを充填打設する空間部14の断面積が既知であれば、時間の経過により求めることができる。
【0030】
このようにして、圧力タンク部28の圧力を設定圧に調整すると、可撓性筒体26の直径が拡開,縮小して調整され、コンクリートの流下距離の変化に関係なく、常時一定の吐出量を、材料分離が発生することなく確保することが可能になる。
【0031】
この場合、本実施例では、コンクリートは、圧送管20の内部に充満された状態で、吐出口20aから排出される。このような状態で、可撓性筒体26の直径を縮小して、同じ量のコンクリートを圧送ポンプ18aで送り込むと、可撓性筒体26の直径が変動するので、制御部30cからインバータ20cに制御信号を送出して、圧送ポンプ18aからの供給量も設定圧力に対応させる。
【0032】
さて、以上のようにして行われるコンクリートの下方打設工法によれば、コンクリートは、圧送管20内に充満された状態で連続的に供給され、吐出口20aの近傍で流下量調整弁24により流下速度が調整されて打設され、このときの流下速度は、コンクリートの材料分離が発生しない大きさとなる。
【0033】
従って、コンクリートを簡潔的に供給打設する場合よりも、打設効率が向上するとともに、圧送管20は、通常の円筒形のものであり、管内閉塞が発生することもない。
また、本実施例の場合には、流下量調整弁24は、圧送管20と連通するように介装される可撓性の筒体26と、筒体26の外周に設けられ、筒体26を加圧して、その内径を拡大,縮小する圧力タンク部28とで構成しているのので、流下量調整弁24の構造が簡単になるとともに、拡大,縮小の応答性も速くなる。
さらに、本実施例の場合には、圧送ポンプ18aは、圧力タンク部28の筒体26への加圧力に対応して、その供給量を調整するので、コンクリート圧送管20内に充満されるコンクリートの供給を適正に保つことができる。
【0034】
【発明の効果】
以上、実施例で詳細に説明したように、本発明にかかるコンクリートの下方打設工法によれば、比較的簡単な構造により、管内閉塞が発生せず、しかも、打設が迅速に行える
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明にかかるコンクリートの下方打設工法の施工状態の説明図である。
【図2】図1のA−A線断面図である。
【図3】図1のB部拡大図である。
【図4】図1のC部拡大図である。
【図5】図4の要部拡大斜視図である。
【図6】図1の打設工法に使用する制御装置のブロック図である。
【図7】コンクリートの下方打設のシュミレーション結果のグラフである。
【符号の説明】
10 導水路
12 内管
14 空間部
18 ポンプ車
18a 圧送ポンプ
18b 駆動モータ
18c インバータ
20 圧送管
20a 吐出口
24 流下量調整弁
26 可撓性筒体
28 圧力タンク部
30 制御装置[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a technique for improving a construction method in which concrete is pumped down and placed when an underground power plant, a tilt shaft, a shaft, or the like is constructed.
[0002]
[Prior art]
In recent years, there is a tendency to construct large-scale concrete structures deep underground. Among such concrete structures, for example, construction of inclined shafts and vertical shafts used for the conduits of underground hydroelectric power plants requires long ones of several hundred meters, and such concrete structures are constructed. When doing so, the concrete will be placed by pumping a very long distance downward.
[0003]
In such concrete pouring, if the concrete of the normal composition is simply supplied into the pipe and dropped and transported, the drop speed will be very large due to the low separation resistance and viscosity of the concrete, and it will be discharged from the discharge port. When released, material separation occurs.
[0004]
In order to solve such a problem, for example, Japanese Patent Publication No. 58-51110 discloses a concrete pipe connected to the lower part of a hopper capable of maintaining airtightness, and this pipe is connected to a rigid steel pipe, a flexible flexible hose, and the like. A concrete pouring method for concrete composed of is disclosed.
[0005]
According to the placement method disclosed in this publication, the flexible flexible hose interposed between rigid steel pipes has a valve function, so that the falling speed and dropping impact of concrete are alleviated, Concrete material separation is avoided.
[0006]
However, the concrete downward placing method disclosed in the official gazette has technical problems described below.
[0007]
[Problems to be solved by the invention]
That is, as disclosed in the official gazette, when the pumping line is composed of a rigid steel pipe and a flexible flexible hose, the dewatered state of the concrete tends to occur at these joints, and the concrete is dehydrated. Then, it becomes the cause of occlusion in the tube. When the blockage in the pipe occurs, the part is dismantled and the remaining concrete is processed, and the construction schedule is greatly shifted.
[0008]
In addition, in the placing method shown in the above publication, an airtight hopper is required, and concrete is supplied and placed intermittently in a lump, so that the overall structure becomes complicated and time is required for placing. There was also a problem that it took.
[0009]
The present invention has been made in view of such conventional problems, and the object of the present invention is to have a relatively simple structure that does not cause clogging in the tube and can be driven quickly. It is to provide a concrete pouring method for concrete.
[0010]
[Means for Solving the Problems]
In order to achieve the above object, the present invention provides a concrete pump via a concrete pumping pipe having one end connected to a pump for supplying concrete, a discharge port provided on the other end, and installed in an inclined state with a predetermined gradient. In the construction method of placing the concrete pipe downward, the concrete flow rate adjusting valve that flows down in the pressure feed pipe is installed in the vicinity of the discharge port to cope with a change in the slope length of the pressure feed pipe accompanying the concrete placement. Then, the discharge amount of the concrete is adjusted by the flow-down amount adjusting valve within the flow-down speed at which the material separation of the concrete does not occur.
According to this configuration, the concrete is continuously supplied in a state where the inside of the pressure feeding pipe is filled, and is placed in the vicinity of the discharge port with the flow rate adjusted by the flow rate adjusting valve. The flow velocity at this time is such that the material separation of the concrete does not occur.
The flow-down amount adjusting valve is provided on a flexible cylinder interposed so as to communicate with the pressure-feed pipe and an outer periphery of the cylinder, and pressurizes the cylinder to enlarge or reduce its inner diameter. And a pressure tank part to be configured.
According to this configuration, the structure of the flow amount adjusting valve is simplified.
The pump can adjust the supply amount corresponding to the pressure applied to the cylindrical body of the pressure tank portion.
According to this structure, the supply of the concrete with which a concrete pumping pipe is filled can be maintained appropriately.
[0011]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
DESCRIPTION OF EXEMPLARY EMBODIMENTS Hereinafter, preferred embodiments of the invention will be described in detail with reference to the accompanying drawings. 1 to 7 show an embodiment of a concrete downward placing method according to the present invention.
[0012]
In the embodiment shown in the figure, the present invention is applied when constructing a conduit for an underground power plant. The
[0013]
As shown in FIG. 2, the
[0014]
The concrete placement state shown in FIG. 1 has already been placed in a part of the
[0015]
As shown in FIG. 3, the concrete placing device has a
[0016]
The concrete
[0017]
As shown in detail in FIG. 5, the flow
[0018]
The
[0019]
The pressure of the
[0020]
The
[0021]
An example of control performed by the
[0022]
However, as the driving progresses, the pressure-
[0023]
That is, in the concrete structure which is the subject of the present invention, the concrete is cast at a wide flow distance of several hundreds to several meters, and no material separation occurs when such concrete is placed. There is a need to do.
[0024]
Therefore, the present inventors presuppose the use of high-performance concrete that is highly viscous and is unlikely to cause material separation. The amount of concrete was discharged and a simulation was conducted.
[0025]
The graph shown in FIG. 7 shows the simulation result at this time. In the simulation shown in FIG. 7, the diameter of the pressure feeding tube was set to 100 mm to 200 mm.
[0026]
Considering from this simulation result, for example, if it is attempted to always secure 100 cubic meters per hour during the placement period of the concrete discharge amount, the diameter of the
[0027]
In the present embodiment, in order to adjust the pressure of the
[0028]
In the
[0029]
In this case, since the amount of discharge per hour is constant, the actual change in the flow-down distance can be obtained over time if the cross-sectional area of the
[0030]
Thus, when the pressure of the
[0031]
In this case, in this embodiment, the concrete is discharged from the
[0032]
Now, according to the concrete pouring method performed as described above, the concrete is continuously supplied in a state where the inside of the
[0033]
Therefore, the placement efficiency is improved as compared with the case where the concrete is simply placed and placed, and the
In the case of the present embodiment, the flow
Furthermore, in the case of the present embodiment, the
[0034]
【The invention's effect】
As described above in detail in the embodiments, the concrete downward placing method according to the present invention has a relatively simple structure and does not cause clogging in the pipe, and can be placed quickly. Brief description of]
FIG. 1 is an explanatory diagram of a construction state of a concrete downward placing method according to the present invention.
FIG. 2 is a cross-sectional view taken along line AA in FIG.
FIG. 3 is an enlarged view of a part B in FIG. 1;
4 is an enlarged view of a portion C in FIG. 1. FIG.
FIG. 5 is an enlarged perspective view of a main part of FIG. 4;
6 is a block diagram of a control device used in the placing method of FIG. 1. FIG.
FIG. 7 is a graph showing a simulation result of downward placement of concrete.
[Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF
Claims (3)
前記吐出口の近傍に前記圧送管内を流下する前記コンクリートの流下量調整弁を設置し、前記コンクリートの打設に伴う前記圧送管の傾斜路長の変化に対応させて、前記コンクリートの吐出量を前記流下量調整弁で、前記コンクリートの材料分離が発生しない流下速度内に調整することを特徴とするコンクリートの下方打設工法。In the construction method in which one end is connected to a pump for supplying concrete, a discharge port is provided on the other end side, and the concrete is placed downward via a concrete pumping pipe installed in a predetermined inclined state,
A concrete flow rate adjusting valve that flows down in the pressure feed pipe is installed in the vicinity of the discharge port, and the discharge amount of the concrete is adjusted in accordance with the change in the length of the slope of the pressure feed pipe accompanying the placement of the concrete. The concrete pouring method, wherein the flow rate adjusting valve adjusts the flow rate within a flow rate at which the material separation of the concrete does not occur.
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- 1996-10-11 JP JP26970096A patent/JP3738495B2/en not_active Expired - Fee Related
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