JP3733570B2

JP3733570B2 - Hand-held cutter knife

Info

Publication number: JP3733570B2
Application number: JP2003050062A
Authority: JP
Inventors: 秀峰蜂須
Original assignee: 秀峰蜂須
Priority date: 2003-01-23
Filing date: 2003-01-23
Publication date: 2006-01-11
Anticipated expiration: 2023-01-23
Also published as: JP2004223207A

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
この発明は、紙、布、封筒、紐等の切断に用いる手持ち式カッターナイフに関するものである。従来のカッターナイフよりも安全性、利用性、携帯性を高めたものである。
【０００２】
【従来の技術】
従来の紙等の切断に用いる手持ち式カッターナイフの構造及び形状は、２枚の板を接合しその間に刃、スプリング、押しピンを設けたものがある（例えば、特許文献１参照。）。
カッターナイフの本体の内部からスライダーをずらすことによって、刃が平行スライドし、切断物に刃の部分だけを当てて使用するように設けられたものがある（例えば、非特許文献１参照。）。
コンパクト型カッターナイフの本体の内部からスライダーをずらすことによって、刃が平行スライドし、切断物に刃の部分だけを当てて使用するように設けられたものがある（例えば、非特許文献２参照。）。
【０００３】
以下、図３０〜図３２により従来の手持ち式カッターナイフについて説明する。図３０において、特開２００２−１１２６１号（Ｐ２００２−１１２６１Ａ、第１図）にカッターナイフＣが掲載されている。
このカッターナイフＣの本体１０は、摺接面１１、傾斜面１４、凹所１９、回動軸３１、ガイド孔４２を有する板状の分割体である１０Ａと傾斜面１４を有する板状の分割体である１０Ｂから成り、１０Ａと１０Ｂを接合することにより、開ロ１２、収納部１３を形成し、これを３本のボルト１７で固定、ロックするものである。この本体１０は、１０Ａと１０Ｂの接合面の大きさを変えることによりガイド段部３０を形成する。
刃２０は、その穴を回動軸３１に通し、収納部１３に収納され、回動可能に支持される。スプリング４５は収納部１３に収納され、スプリングの付勢力により、刃２０を押し収納部１３に保持する。
駆動機構４０は押しピン４１、ガイド孔４２、当接盤４３、バネ４４から成り、押しピン４１をガイド孔４２に通し、ストッパーの形状をした一端４１ａを刃２０に接合し、バネ４４を通し、他端４１ｂに当接盤４３が設けられている。バネ４４の付勢力により、押しピン４１はガイド孔４２上部の方向に保持する。
カッターナイフＣを立てて持ち、摺接面１１を切断物に当て、またはガイド段部３０を定規に当て、指で当接盤４３を押すことにより、刃２０は回動軸３１を支点にして回動し、刃先端２２が突出し、刃面２１で切断物をカットする構造である。押しピン、スプリングを設けることにより、簡単に刃を出すことができ、指を離すことによって、刃が自動収納されるものである。また、定規を当ててのカットを楽にしたものである。
【０００４】
株式会社ワールドフォトプレス発行、「文房具大図鑑」１９９８年５月１０日、Ｐ．３８、ＮＴカッターＡ３００Ｒが掲載されている。
図３１に示すように、カッターナイフの本体１の内部からスライダーをずらすことによって刃２が平行スライドし、突出し、切断物に刃の部分だけを当てて使用するように設けられたものである。
【０００５】
株式会社ワールドフォトプレス発行、「文房具大図鑑」１９９８年５月１０日、Ｐ．３９、ＯＬＦＡタッチナイフが掲載されている。
図３２に示すように、コンパクト設計のカッターナイフの本体１の内部からスライダーをずらすことによって刃２が平行スライドし、突出し、切断物に刃の部分だけを当てて使用するように設けられたものである。
【０００６】
【特許文献１】
特開２００２−１１２６１号（Ｐ２００２−１１２６１Ａ、第１図）
【非特許文献１】
株式会社ワールドフォトプレス発行、「文房具大図鑑」１９９８年５
月１０日、Ｐ．３８、ＮＴカッターＡ３００Ｒ
【非特許文献２】
株式会社ワールドフォトプレス発行、「文房具大図鑑」１９９８年５
月１０日、Ｐ．３９、ＯＬＦＡタッチナイフ
【０００７】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、特許文献１の従来技術によれば、その構造上、１０Ａと１０Ｂの２枚の板状の本体を接合させないと本体に刃２０や押しピン４１、スプリング４５を装着できず、自立安定するのは困難であるため、手で鉛直方向に支持しなければならない。押しピン４１を押さないと刃が出てこない。支点である回動軸３１と押しピン４１の一端４１ａが近いため、押しピン４１を押した時の刃の支持力が弱い。刃２０を交換するときに３本のボルト１７を外さなければならない。また、押しピン４１、スプリング４５も開放され、元に戻すのが面倒である。切断物をもう一方の手で押さえなければならない。布等を押さえてカットできない。封筒や菓子袋、紐等を切りづらい。一枚切りができない。刃の種類を変えられない。
【０００８】
非特許文献１の従来技術によれば、本体１が立ち上がっているため、手の位置が空中にあり、刃２の角度が変わり不安定であり、正確でない。手が疲れる。スライダーを押さないと刃２が出ない。切断物をもう一方の手で押さえなければならない。切断中刃２がむきだしの状態なので誤って、手を切ってしまうことがある。一度横方向に細かくカットすると、カットされた部分が宙に浮いてしまい、縦方向にカットすることができない。布等柔らかい物をカットすることが困難である。封筒や菓子袋、紐等を切りづらい。新聞、雑誌等の一枚切りができない。小さい切り込みを素早く入れられない。刃２の出し入れの調整が面倒である。刃を取り替えることはできるが、刃の種類は変えられない。
【０００９】
非特許文献２の従来技術によれば、本体１は、コンパクト設計ではあるが、やはり、これも板状の本体を宙に浮かせているため、刃２の角度が変わり不安定であり、正確でない。スライダーを押さないと刃２が出ない。切断物をもう一方の手で押さえなければならない。切断中刃２がむきだしの状態なので誤って、手を切ってしまうことがある。一度横方向に細かくカットすると、カットされた部分が宙に浮いてしまい、縦方向にカットすることができない。布等柔らかい物をカットすることが困難である。封筒や菓子袋、紐等を切りづらい。新聞、雑誌等の一枚切りができない。刃の出し入れの調整が面倒である。刃の種類が変えられない。力強くカットすることができない。
【００１０】
いずれにしても、今まで、紙を切ったり、布を切ったり、一枚切りをしたり、封筒を切ったり、紐を切ったり、置いて押さえて切ったり、浮かせて切ったり、刃の種類を取り替えたり、多目的に使えるカッターナイフが無かった。
そこで、この発明は、これらの要因を排除するため、手持ち式カッターナイフを根本から考え直すことにより、その構造、形状、使用方法を変え、簡単な構造でワンタッチで手軽に、安全に、正確に、切りたい方向に紙、布、封筒や菓子袋、紐等をカットでき、一枚切りができ、置いて押さえて切ったり、浮かせて切ったり、刃の種類を取り替えたりできるカッターナイフを提供することを課題とする。
【００１１】
【課題を解決するための手段】
以上の課題を解決するために、請求項１の発明は、箱状にして自立式にした本体を設け、前記本体は底板と駆動する上部箱部を形成し、前記底板は面積、厚みのある平坦な形状に、前方部に刃が出没可能な開口部を貫通形成し、後方部に鉛直方向に立ち上がる連結ステー部を形成し、前記箱部は、下面が開放された開口部を形成し、この開口部は箱部前方部に刃取付開口部、箱部後方部に連結ステー取付開口部を有し、前方部に刃を設け、後方部を回動可能に前記連結ステー部と連結し、箱部自体が可動して刃を動かすことにより、前記底板開口部の間を刃が上下に移動して底板下面から刃の出没が可能な構造とし、前記底板の上下両方からカットできる一体構造とし、前記本体を切断物に乗せ、自立密着し、そのまま本体を押しながら切断物の切断部周辺を底板下面で押さえながら滑らせて、切断物を底板下面でカットすることにより、また、切断物を底板上面から滑り込ませ、本体を押しながら内部でカットすることにより、使用方法を選んでカットできることを特徴とする手持ち式カッターナイフである。
また、請求項２の発明は、前記底板（１イ）と前記箱部（１ロ）とを固定、可動するため、二つの形状のビス（３イ、３ロ）と、底板（１イ）と箱部（１ロ）とを刃の突出方向と逆方向に付勢するためのバネ（４イ）とを設け、前記ビス（３イ、３ロ）を箱部（１ロ）の後方部の側面に貫通し底板（１イ）と箱部（１ロ）とを回動可能に固定し、前記バネ（４イ）を前記連結ステー部（１ｂ）の片側のビス（３イ）に通し、一方のビス（３イ）の凸ねじ部分を連結ステー部（１ｂ）の立ち上り部分に貫通し他方のビス（３ロ）にねじ込み、連結ステー部（１ｂ）に圧着し、一体構造にする形状であることを特徴とする請求項１記載の手持ち式カッターナイフである。
また、請求項３の発明は、前記箱部（１ロ）と前記底板（１ハ）とを固定、可動するため、Ｔ字型ステー（５）と、二つの形状のビス（３イ、３ロ）と、箱部（１ロ）と底板（１ハ）とを刃の突出方向と逆方向に付勢するためのバネ（４イ）とを設け、前記Ｔ字型ステー（５）を底板（１ハ）が有する底板連結ステー部溝（１ｄ）に接着することにより前記連結ステー部とし、前記ビス（３イ、３ロ）を箱部（１ロ）の後方部の側面に貫通し箱部（１ロ）と底板（１ハ）とを回動可能に固定し、前記バネ（４イ）をＴ字型ステー（５）の片側のビス（３イ）に通し、一方のビス（３イ）の凸ねじ部分をＴ字型ステー（５）の立ち上り部分に貫通し他方のビス（３ロ）にねじ込み、Ｔ字型ステー（５）に圧着し、一体構造にする形状であることを特徴とする請求項１記載の手持ち式カッターナイフである。
また、請求項４の発明は、前記刃を固定、交換可能にするため二つの形状のビス（３イ、３ロ）を設け、円形刃（２イ）、台形刃（２ロ）を設け選択できるようにし、前記ビス（３イ、３ロ）を箱部前方部の側面に貫通し一方のビス（３イ）の凸ねじ部分を円形刃（２イ）、もしくは台形刃（２ロ）の穴を通し他方のビス（３ロ）にねじ込み、圧着し、一体構造にすることにより、刃の種類を交換可能な構造にして、前記刃を設置することを特徴とする請求項１、２または３記載の手持ち式カッターナイフである。
【００１２】
【発明の実施の形態】
この発明の実施形態を、図１〜図２９に示す。
また、請求項１をよくあらわす図面は図１、図２、図２６であり、請求項２をよくあらわす図面は図１、図２３であり、請求項３をよくあらわす図面は図５、図１１、図２３、図２４であり、請求項４をよくあらわす図面は図１、図２３である。
基本構造図は図２であり、平面図は図３〜図８、正面図は図９〜図１４、側面図は図１５、図１６、駆動中の状態を示す断面図は図１７〜図２２であり、部品図は図２３、図２４であり、使用方法や使用中の状態を示す図は図１、図２５〜図２９である。
【００１３】
図２３、図２４に示すように、カッターナイフの本体１は底板になる部分１イと箱の部分１ロにより構成されている。また、上記請求項にあるように、本体１は箱の部分１ロと底板になる部分１ハ、Ｔ字型ステー５によっても構成される。本体底板１ハの有する本体底板連結ステー部溝１ｄとＴ字型ステー５を接着することによって本体底板１イと同様の形状になるため、本体底板１イを例にとって説明する。
【００１４】
本体底板１イは板型の透明なプラスチック製であり切断物に対して、均等に圧力がかかるよう、接面である底面及び上面は滑らか且つ水平な平面であり、スライドする方向前後両端及び外周角は丸く削ってある。そして前方中央部には、刃２が通る縦長の穴である本体底板開口部１ａが設けられている。そしてこの本体底板開口部１ａは底板に厚みを持たせることにより安定して刃２を送り出すガイドとなる。また、後方中央部には、本体箱１ロと連結するための本体底板連結ステー部１ｂが形成されている。この本体底板連結ステー部１ｂの穴にビス３イ、３ロを挟み固定する。
【００１５】
本体箱１ロは下面が開放された開口部を持つ箱型の透明プラスチック製であり側面にはビス３イ、３ロが通るよう、左右対称に二つずつ、計４つの穴が設けられている。前方の穴は刃２を固定するため、後方の穴は本体制御バネ４イを通して本体底板１イと連結するためのものである。そしてこのビス３を通す穴は、本体箱１ロの側面に厚みを持たせることにより、ビス３イ、３ロに力が加わったとき安定して支持する連結部分になる。そして後方の穴を支点として本体箱１ロが駆動し、本体制御バネ４イによって駆動制御されている。
このことによりスライダーやスイッチを押さなくても、本体を持って押さえるだけで刃２が本体底板開口部１ａから突出し、切断物をカットすることができる。そして手を離すことにより、自動的に刃２が本体に収納される。いわゆるシーソー構造によるノーズダイブ式のカッターナイフである。
そしてこの構造、形状にした結果、図１に示すように本体底面で、切断物を押さえ、紙、布等をカットでき、さらに図２５に示すように本体底板上面で、レトルトパック等に切れ込みを入れたり、一枚切りをすることができる。
【００１６】
この本体箱１ロの後方部には本体箱ストッパー部１ｃが形成されている。この本体箱ストッパー部１ｃは普段、本体制御バネ４イの力によって本体底板連結ステー部１ｂの後面に接合し、それ以上本体箱１ロが動くのを抑止している。そして図２７に示すように本体箱１ロの後面には、ガイドが設けられている。このガイドは本体底板１イと本体箱１ロの間を通して封筒等をカットするときに厚みのあるものをまっすぐにカットできるように案内している。ガイドに押し当ててカットすることにより封筒が外れてしまうのを防ぐ。紙等をカットする時は本体を押すことにより、このガイドが解除され、曲線を切り易くなる。
さらに刃２イと本体底板連結ステー部１ｂと本体箱ストッパー部１ｃが一直線上に並んで形成されることにより、ストレス無く紙や切断物を後方に送り出すことができる。そして切りはじめやカット中に本体を軽く押すことによって、はさみを滑らせてカットするのと同様な切れ味を出すことができる。図２６に示すように新聞等極度に薄い切断物であっても一枚切りが可能である。
【００１７】
この本体箱１ロの前方部にはビス止めによって刃２が取り付けられている。この刃２は円形をした２イと台形をした２ロがあり、どちらも穴が空いておりビス３イ、３ロに挟み、本体箱１ロ前方の両穴に固定され、ビスを外すことによって付け替えて使うことができる。
円形刃２イは回転してカットするため、本体底板１イの下面でカットする場合は前後両方向の向きに切断物をカットすることができる。更に本体底板１イの上面で上記記載のようにカットすることもできる。図２８に示すように紐のかかった段ボール箱等を開封するときは、一度に段ボール箱と紐をカットすることができる。
台形刃２ロは本体底板１イの下面でカットするが、円形刃２イに比べて支点からより遠い位置に刃先が突出するため、その円周率の違いにより、刃先がより突出し深くカットすることができる。そして図２９Ａに示すようにビス穴中心と本体箱１ロ先端部で支持するため、力の加わる方向および刃先に伝わる力の配分が非常に良く繊細にカットするときや力を入れてカットするときでもカットし易い。そして左右対称に作られていることにより、左右付け替えて使うことができ、刃面の無駄がない。
尚、円形刃２イ、台形刃２ロどちらの刃を使った場合においても、図１に示すように本体底板１イの下面でカットするときは、切断物の切断部周辺を本体底板１イの下面が面で押さえているため紙を縦横に何度もカットして、さいの目を作ることができる。布も伸び縮みせず、形状を保ったままきれいにカットできる。
【００１８】
ビス３は二つの形状３イ及び３ロにより構成されており、これを２組使用する。凸ねじ部分をもつビス３イを凹ねじ部分をもつビス３ロにねじ込み、圧着することによって固定する。
このビス３イ、３ロを使い、刃２を間に挟み圧着し、本体１ロに固定している。また、片側に本体制御バネ４イを通して本体底板連結ステー部１ｂを間に挟み圧着し、本体１イ、１ロを連結し、回動可能に支持している。
このことによりビス３の径を太くすることにより、より刃２及び本体底板連結ステー部１ｂを圧着し、強靭に固定、支持することができる。
そして刃を取り替えるときは、ビス１本を外すだけで、他に影響を与えることなく簡単に交換することができる。
【００１９】
そして本体制御バネ４イは、片側のうでの部分がフック形状になっており、本体底板連結ステー部１ｂにフック部を掛け、接合し、本体底板１イの上面でカットするときに切断物に引っかかる等、影響が出ないようにしている。そしてもう一端は本体箱１ロの開口上面を押さえ、接合し、そしてコイル部分をビス３に通し、回動可能に支持する。
このバネ４イの反発によって本体底板１イと本体箱１ロを刃２突出方向と逆方向に付勢しつつ、本体を支持することによって、普段は刃２が収納された状態で保持し、本体箱１ロを押すことによって刃２が突出し、刃２を操作することができる。そして手を離すことによって自動的に刃２が収納される。
そしてこの本体制御バネ４イのコイルの太さや巻数を変えることによって、バネ４イの反発係数を変え、切断中に本体底板１イの下面が切断物を押さえる圧力を調整することができる。
【００２０】
Ｔ字型ステー５は、金属製であり垂直方向に立ち上がっている部分および、長い方の脚の部分に穴が空いており、本体底板１ハの有する本体底板連結ステー部溝１ｄに接合し接着され、ビス３イ、３ロを本体箱１ロの後方の両穴に通し、片側にバネ４イを通し、ビス３イの凸ねじ部分をＴ字型ステー５の垂直方向に立ち上がっている部分にある穴を通し、ビス３ロにねじ込み、圧着し、固定する。
このことにより、本体底板１ハと本体箱１ロは連結され、後方の穴を支点として本体箱１ロが駆動し、本体制御バネ４イによって駆動制御されている。
また、Ｔ字型ステー５の長い方の脚の部分にある穴に、円切り用のアタッチメント、幅切り用のアタッチメントを取り付けることができる。
そして本体底板１ハの厚み分の高さがあるため、ねじやアームを取り付けても、切断物の他の部分を傷つけることなくカットすることができる。
【００２１】
「実施形態の構造上の詳細説明」
これら部品を組み合わせ、一体構造にすることによって、このカッターナイフを完成させることができる。しかし実際に、このカッターナイフを作り、使用したときに、その使用感、安定感を実感できる構造、形状であるのかどうかを検証するために、説明を補足する。対応する図面は図１、図２９である。
【００２２】
（本体底板１イ、および、本体底板連結ステー部１ｂに加わる負荷について）このカッターナイフ本体の安定度、および耐久性を左右する重要な部分であるが、厚みのある切断物等をカットするため、強い負荷をかけてこのカッターナイフを押したときに、各部分に加わる負荷の説明をする。
重要であるのは、本体底板１イはバネ４イの反発によって加圧されることである。つまり、本体箱１ロ前方部に、どんなに力を入れて加圧したとしても、本体底板１イに加わる負荷は、バネ４イの反発力だけである。したがって本体を駆動している部分である本体底板連結ステー部１ｂに加わる負荷は、バネ４イの反発力と本体を支持する力のみであり、それ以外の力は、直接刃２に加わる力となる。よって本体を後方部で駆動している本体底板連結ステー部１ｂに加わる力は小さく、本体箱１ロ前方部で刃２を支えている部分に加わる力は大きいことになる。
これは、本体箱１ロを押している部分が刃２の真上にあり、よりダイレクトに刃２の刃先に力が加わることを意味し、駆動部分である本体底板連結ステー部１ｂには、さほど力が加わらないため、強度を保てることを意味する。
このことにより、切断物をカットする感触がより、ダイレクトに指に伝わり、刃を折れにくくし、そして本体の耐久性を高めている構造であることがわかる。
【００２３】
（刃のロック構造について）
刃２イの円形刃の場合はビスのみで固定するため、ビス３の径を相応に太くし、圧着固定すれば、回転しても形状が変わらないため、問題は無いが、刃２ロの台形刃等を使った場合、回転してしまうのを阻止するため、また、強力に支持するため、本体箱１ロ開口部前方壁面に当てているが、この支持力と安定度が問題とされる。図２９Ｂに示すように、この壁面は、円弧を描いており、壁面の円弧をＲ１、刃２ロの支持端の回転円弧をＲ２とすると、Ｒ１の半径よりもＲ２の半径を小さくすることによって、刃を支持する壁面と刃２ロの支持端の関係は、図２９Ｂのように上にいくに従って徐々に壁面の方が狭くなるラインを描く。
刃２ロに加わる力は上方向にかかるため刃２ロの支持端は刃を支持する壁面に接し、上方向に押し付けられ、力を入れるほど締め付けられる構造である。
このことにより、刃がガタつくのを防ぎ、安定することがわかる。そして更に本体底板１イの本体底板開口部１ａの幅を刃２ロの幅に合わせることにより、本体底板開口部１ａがガイドとなり刃がぐらつくのを防ぎ、安定させることがわかる。
【００２４】
「実施形態の効果」
この実施形態によれば、コンパクトに最小部品構成でこのカッターナイフを作り上げることができる。さらに箱型の自立式にして切断物にのせることによりその結果安定し、刃を固定することによりその結果正確にカットできる。スライダーやスイッチを排除した結果、素早く直感的にカットできる。底面から垂直に刃が立っている結果、常に垂直にカットでき、曲線も容易にカットできる。底面を平坦にし、切断物に密着するようにした結果、切断部周辺を押さえながらカットすることになり、布等、柔らかいものもカットでき、さらに横方向にカットした後でも続けて縦方向にカットでき、もう片方の手で押さえなくてもカットできる。底板の上面でもカットできるようにした結果、封筒や菓子袋、紐等のカットが可能になった。さらに新聞、雑誌等の一枚切り、レトルトパックの切り込みを入れたりするのが素早くなった。本体を押すことによって刃が突出するようにした結果、ワンタッチでカットでき、刃の出し入れを調整するわずらわしさがない。本体を透明にして刃が見えるようにした結果、直接切断部分を見ながらカットできる。
バネを本体に取り付けた結果、手を離すと刃が本体内部に自動収納され、そのまま置いていても、安全である。Ｔ字型ステーを使用した場合、円切り用、幅切り用のアタッチメントをつけることにより、円切り、幅切りができる。刃の種類を変えることができる。ビス１本を外すだけで簡単に刃を交換できる。
以上のことにより、ワンタッチで手軽に安全に正確に安定して紙、布、封筒、菓子袋、紐等の切断物をカットできる。したがって、切断物をカットしやすい。
【００２５】
「実施形態の考察」
この発明が意図している実施形態を、より明確にするために、どのような流れによって導き出したかを説明する。
この発明の基本構造による、一実施形態を図２に示す。請求項１による通り、カッターナイフをつくる。カッター本体に、本体底板と本体箱を設ける。本体底板前方部に刃出没開口部を設け、後方部に連結ステー部を設ける。本体箱前方部に刃取付開口部を設け、後方部に連結ステー取付開口部を設ける。この刃取付開口部に刃を取り付け、円状凹部のある連結ステー取付開口部を本体底板の円状突起のある連結ステー部にはめ込み、回動可能に支持し、一体構造にすることによって、このカッターナイフは完成する。
カッターを箱状にして自立安定させ、刃を内部に入れ安全にし、スイッチやスライダーを排除して簡単にすること、底板の上下両方からカットでき、使い方を選べるようにすることである。
しかしながら、どうすればより良い製品として安全性、使用価値を高め、文化的生活に寄与することができるか研究を続けて導き出した結果が、上記発明実施の形態で説明した、図１に示すように、請求項１、且つ請求項２、且つ請求項４によるカッターナイフであり、または、請求項１、且つ請求項３、且つ請求項４によるカッターナイフである。
そして、デザイナーや子供が使用するときは、その使用価値、安全性を高めるため、他の実施形態が必要であり、更に追求して研究した結果を、下記に示す。尚、対応する図面は図７、図８、図１３、図１４、図２４である。
【００２６】
「他の実施形態」
図１の実施形態では、本体１イ、１ロは透明なプラスチック製としているが、刃の視認性にさほど影響を与えないのであれば、他の実施形態では、材質を変えても良いし、デザイン性を重視するために半透明にしたり、色を付けたりすることもできる。また、実用性を高めるために目盛りを付けることも可能である。摩擦係数の低い滑りやすい透明シール等に目盛りを入れ底面に貼り付けることによって滑りをよくすることもできる。さらにデザイナー等が高精密なカットを要するのであれば、図２４部品図２に示す本体箱１ニのように、前上部１ｅを球面にしてレンズにし、切断物のカット部を拡大視することもできる。自立式の箱状構造の利点である。
【００２７】
また、図２４の部品図２に示すＴ字型ステー５は金属等のステーを使い強度が保てるのであれば、他の実施形態では、Ｌ字型でも良い。またこの穴に、円切り用のアタッチメントや幅切り用のアタッチメント等を取り付け、機能を拡張することができる。底板分の高さがあるためネジやアームを取り付けても切断物の他の部分を傷つけずにカットすることができる。転倒しないで保持することができる。自立式本体に底板を設けたことによる利点である。
【００２８】
刃２は現在市販、普及されている形と同等な円形刃２イ、台形刃２ロを使用しているが他の実施形態では、図２４の部品図２に示すように四角形両刃２ハやノコギリ刃２二等を使うこともできる。つまり、本体を箱状にして内部に刃を設け中央で固定するようにした結果、自由度が高まり刃の厚みや形状が違っていても、取り付け、使用することができる。さらにこの構造によれば複数の刃を同時に装着することができるので特殊なカットをしたり、普通のカッターでは考えられないような極薄の幅切りを可能にする。箱状構造、中央支持の利点である。
【００２９】
さらに図２４の部品図２、図７、図８、に示すように刃押圧バネ４ロを刃２を取り付けているビス３の片側に通すことによって刃２が常に本体底板開口部１ａの側面に押し付けられ、接している状態になる。このことにより、刃２と本体底板開口部１ａが切断物を挟み、はさみと同等の形状になり、はさみのように力強くカットすることができる。そして刃押圧バネ４ロによって常に押し付けられているため、耐久性が高く切断性能を長く保つことができる。箱状構造、ビスで支持したことによる利点である。
【００３０】
また、子供が使用することを考え、その安全性ゆえに分解したり、刃２が簡単に取り出せないようにするため、他の実施形態では、ビス３は刃２および本体底板連結ステー部１ｂを挟んで本体に固定できれば、ビスでなくても、例えばパイプや棒をかしめたものであっても良い。
【００３１】
本体制御バネ４イはビス３を通して固定してあったが、他の実施形態では、ビス３を通さずに本体１に固定しても、また、本体制御バネ４イをコイルスプリングではなく板バネを使用しても良い。また、デザイナー等が絶妙な操作感覚を必要とする場合は、バネの代わりに本体箱１ロ後端にバランスウエイトや鉛を使用しても良い。シーソーによるバランス構造の利点である。
【００３２】
子供が使用することを考え、更に安全にするために底フタ６を設け、本体底板１イに取付可能にし、底フタ６を取付けていれば、いかなる場合であっても刃２が外部に突出しないようにする。
図２５に示すように、底フタ６を取付けていても本体底板１イ上面でカットすることができる。そして本体を収納しているとき及び本体を持ち上げて使うときに使用すると、より安全である。
【００３３】
【発明の効果】
以上説明したように、この発明によれば、ワンタッチで手軽に安全に正確に安定して紙、布、封筒、菓子袋、紐等の切断物をカットできる。さらに、簡単に垂直にカットできる。簡単に曲線をカットできる。横方向にカットした後、そのまま縦方向にカットできる。もう片方の手で押さえなくてもカットできる。新聞、雑誌等の一枚切りができる。本体底板の上面からも、下面からも、同時にもカットができる。本体の内側または底面でカットしているため、切断中も刃が外部に出ない。刃が折れても飛ばない。コンパクト設計なので、ポケットに手軽に入る。手が空中に浮いていないので、長時間でも疲れない。定規を当てての直線のカットが楽に正確になる。刃を直接定規に当てないため定規を傷つけない、刃をたくさん出す必要がない。カット後の切断物が、位置移動しない。
【００３４】
刃の種類が変えられる。刃の取替えが簡単である。刃のメンテナンスができる。アタッチメントを取り付けることによって円切り、幅切りができる。製作コストが安い。デザイン性が高い。剛性が高い。構造が簡単である。より素早く直感的なカットができる。そしてデザイナーがこだわる操作感や緻密なカットまで対応できることである。
【図面の簡単な説明】
【図１】この発明の一実施形態を示す斜視図１である。
【図２】この発明の基本になる構造による一実施形態を示す基本構造図である。
【図３】この発明の円形刃を使ったときの一実施形態を示す平面図１である。
【図４】この発明の台形刃を使ったときの一実施形態を示す平面図２である。
【図５】この発明の円形刃を使いＴ字型ステーを使ったときの一実施形態を示す平面図３である。
【図６】この発明の台形刃を使いＴ字型ステーを使ったときの一実施形態を示す平面図４である。
【図７】この発明を応用して利用価値を高めた一実施形態を示す平面図５である。
【図８】この発明を応用して利用価値を高めた一実施形態を示す平面図６である。
【図９】この発明の円形刃を使ったときの一実施形態を示す正面図１である。
【図１０】この発明の台形刃を使ったときの一実施形態を示す正面図２である。
【図１１】この発明の円形刃を使いＴ字型ステーを使ったときの一実施形態を示す正面図３である。
【図１２】この発明の台形刃を使いＴ字型ステーを使ったときの一実施形態を示す正面図４である。
【図１３】この発明を応用して利用価値を高めた一実施形態を示す正面図５である。
【図１４】この発明を応用して利用価値を高めた一実施形態を示す正面図６である。
【図１５】この発明の円形刃を使ったときの一実施形態を示す側面図１である。
【図１６】この発明の台形刃を使ったときの一実施形態を示す側面図２である。
【図１７】この発明の一実施形態を示す円形刃を使ったときの図３におけるＡ−Ａ断面図１であるが、使用中の状態と使用後の状態を示した図である。
【図１８】この発明の一実施形態を示す台形刃を使ったときの図４におけるＡ−Ａ断面図２であるが、使用中の状態と使用後の状態を示した図である。
【図１９】この発明の一実施形態を示す円形刃を使ったときの図３におけるＢ−Ｂ断面図１であるが、使用中の状態と使用後の状態を示した図である。
【図２０】この発明の一実施形態を示す台形刃を使ったときの図４におけるＢ−Ｂ断面図２であるが、使用中の状態と使用後の状態を示した図である。
【図２１】この発明の一実施形態を示す円形刃を使ったときの図３におけるＣ−Ｃ断面図１であるが、使用中の状態と使用後の状態を示した図である。
【図２２】この発明の一実施形態を示す台形刃を使ったときの図４におけるＣ−Ｃ断面図２であるが、使用中の状態と使用後の状態を示した図である。
【図２３】この発明の一実施形態を示す部品図１である。
【図２４】この発明の一実施形態を示す部品図２である。
【図２５】この発明の一実施形態を示す参考図１である。
【図２６】この発明の一実施形態を示す参考図２である。
【図２７】この発明の一実施形態を示す参考図３である。
【図２８】この発明の一実施形態を示す参考図４である。
【図２９】この発明の一実施形態を示す参考図５である。
【図３０】従来技術を示す斜視図２である。
【図３１】従来技術を示す斜視図３である。
【図３２】従来技術を示す斜視図４である。
【符号の説明】
１本体
１イ（請求項２の）本体底板
１ロ本体箱
１ハ（請求項３の）本体底板
１ニ（レンズ形状を持つ）本体箱
１ａ本体底板開口部
１ｂ本体底板連結ステー部
１ｃ本体箱ストッパー部
１ｄ本体底板連結ステー部溝
１ｅ本体箱レンズ部
２刃
２イ円形刃
２ロ台形刃
２ハ四角形両刃
２ニノコギリ刃
３ビス
３イビスのうち、凸ねじ部分のあるもの
３ロビスのうち、凹ねじ部分のあるもの
４バネ
４イ本体制御バネ
４ロ刃押圧バネ
５Ｔ字型ステー
６底フタ
Ｒ１本体箱１ロ開口部前方壁面の円弧
Ｒ２刃２ロの支持端の回転円弧[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a hand-held cutter knife used for cutting paper, cloth, envelopes, strings and the like. It is safer, more usable and more portable than conventional cutter knives.
[0002]
[Prior art]
Conventional structures and shapes of hand-held cutter knives used for cutting paper or the like include a structure in which two plates are joined and a blade, a spring, and a push pin are provided between them (for example, see Patent Document 1).
Some are provided so that the blade slides in parallel by shifting the slider from the inside of the main body of the cutter knife so that only the portion of the blade is applied to the cut object (for example, see Non-Patent Document 1).
Some blades are provided so that the blade slides in parallel by shifting the slider from the inside of the main body of the compact cutter knife, and only the blade portion is applied to the cut object (for example, see Non-Patent Document 2). ).
[0003]
Hereinafter, a conventional hand-held cutter knife will be described with reference to FIGS. In FIG. 30, the cutter knife C is published by Unexamined-Japanese-Patent No. 2002-11261 (P2002-11261A, FIG. 1).
The main body 10 of the cutter knife C is a plate-like divided member having a sliding contact surface 11, an inclined surface 14, a recess 19, a rotating shaft 31, and a plate-like divided body having a guide hole 42 and an inclined surface 14. It consists of 10B which is a body, and 10A and 10B are joined together to form an opening 12 and a storage portion 13, which are fixed and locked by three bolts 17. The main body 10 forms the guide step portion 30 by changing the size of the joint surface between 10A and 10B.
The blade 20 passes through the hole through the rotation shaft 31, is stored in the storage portion 13, and is rotatably supported. The spring 45 is housed in the housing portion 13 and holds the blade 20 in the housing portion 13 by pushing the urging force of the spring.
The drive mechanism 40 includes a push pin 41, a guide hole 42, a contact plate 43, and a spring 44. The push pin 41 is passed through the guide hole 42, a stopper-shaped end 41 a is joined to the blade 20, and the spring 44 is passed through. The contact plate 43 is provided at the other end 41b. The push pin 41 is held in the direction of the upper portion of the guide hole 42 by the biasing force of the spring 44.
By holding the cutter knife C upright and applying the sliding contact surface 11 to the cut object, or applying the guide step 30 to the ruler and pressing the contact plate 43 with a finger, the blade 20 uses the rotary shaft 31 as a fulcrum. The blade tip 22 protrudes and the blade surface 21 cuts the cut material. By providing the push pin and the spring, the blade can be easily taken out, and the blade is automatically stored by releasing the finger. It also makes it easier to cut with a ruler.
[0004]
Published by World Photo Press, “Stationery Encyclopedia”, May 10, 1998, p. 38, NT cutter A300R is published.
As shown in FIG. 31, the blade 2 slides in parallel by shifting the slider from the inside of the main body 1 of the cutter knife, protrudes, and is provided so that only the portion of the blade is applied to the cut object.
[0005]
Published by World Photo Press, “Stationery Encyclopedia”, May 10, 1998, p. 39, OLFA touch knife is published.
As shown in FIG. 32, the blade 2 is slid in parallel by shifting the slider from the inside of the main body 1 of the compact cutter knife, protruded, and provided so that only the blade portion is applied to the cut object. It is.
[0006]
[Patent Document 1]
JP 2002-11261 (P2002-11261A, FIG. 1)
[Non-Patent Document 1]
Published by World Photo Press, "Stationery Encyclopedia", May 1998
May 10, P.I. 38, NT cutter A300R
[Non-Patent Document 2]
Published by World Photo Press, "Stationery Encyclopedia", May 1998
May 10, P.I. 39, OLFA touch knife
[0007]
[Problems to be solved by the invention]
However, according to the prior art of Patent Document 1, due to its structure, the blade 20, the push pin 41, and the spring 45 cannot be attached to the main body unless the two plate-like main bodies 10 </ b> A and 10 </ b> B are joined, and the self-standing stability is achieved. Since it is difficult, it must be supported vertically by hand. The blade will not come out unless the push pin 41 is pressed. Since the rotation shaft 31 that is a fulcrum and the one end 41a of the push pin 41 are close to each other, the support force of the blade when the push pin 41 is pushed is weak. When replacing the blade 20, the three bolts 17 must be removed. In addition, the push pin 41 and the spring 45 are also opened, and it is troublesome to return to the original state. You must hold the cut with the other hand. I can't cut with a cloth. Difficult to cut envelopes, candy bags, strings, etc. I can't cut it. The blade type cannot be changed.
[0008]
According to the prior art of Non-Patent Document 1, since the main body 1 stands up, the position of the hand is in the air, the angle of the blade 2 changes and is unstable, and is not accurate. I get tired of my hands. If the slider is not pressed, the blade 2 will not come out. You must hold the cut with the other hand. Since the cutting middle blade 2 is in a bare state, the hand may be cut by mistake. Once cut in the horizontal direction, the cut part floats in the air and cannot be cut in the vertical direction. It is difficult to cut soft materials such as cloth. Difficult to cut envelopes, candy bags, strings, etc. Cannot cut a piece of newspaper, magazine, etc. I can't make small cuts quickly. Adjustment of taking in and out of the blade 2 is troublesome. The blade can be replaced, but the blade type cannot be changed.
[0009]
According to the prior art of Non-Patent Document 2, the main body 1 has a compact design. However, since the plate-like main body is also suspended in the air, the angle of the blade 2 changes and is unstable and is not accurate. . The blade 2 will not come out unless the slider is pressed. You must hold the cut with the other hand. Since the cutting middle blade 2 is in a bare state, the hand may be cut by mistake. Once cut in the horizontal direction, the cut part floats in the air and cannot be cut in the vertical direction. It is difficult to cut soft materials such as cloth. Difficult to cut envelopes, candy bags, strings, etc. Cannot cut a piece of newspaper, magazine, etc. Adjustment of the insertion and removal of the blade is troublesome. The blade type cannot be changed. Cannot cut strongly.
[0010]
In any case, until now, cutting paper, cutting cloth, cutting one piece, cutting envelopes, cutting strings, placing and holding, cutting floating, cutting blade types There was no cutter knife that could be used for various purposes.
Therefore, in order to eliminate these factors, this invention changes the structure, shape, and usage by rethinking the hand-held cutter knife from the ground up, easily and safely with one touch with a simple structure, accurately, To provide a cutter knife that can cut paper, cloth, envelopes, confectionery bags, strings, etc. in the direction you want to cut, cut one piece, place and hold, cut, float, and change blade types Is an issue.
[0011]
[Means for Solving the Problems]
In order to solve the above-mentioned problems, the invention of claim 1 is provided with a box-like main body, the main body forms a top box portion to be driven with a bottom plate, and the bottom plate has an area and a thickness. In a flat shape, the front part is formed with an opening through which the blade can protrude and retract, and a connecting stay part that rises in the vertical direction is formed in the rear part, and the box part forms an opening part in which the lower surface is opened, This opening is a box Part Blade mounting opening in front, box Part It has a connecting stay mounting opening in the rear part, a blade is provided in the front part, and the rear part is rotatably connected to the connecting stay part, Part By moving itself and moving the blade, the blade moves up and down between the bottom plate openings. From the bottom of the bottom plate An integrated structure that can be cut from both the top and bottom of the bottom plate Shi The main body is placed on the cut object, is in close contact with itself, and while pressing the main body as it is, the periphery of the cut portion of the cut object is slid while pressing the lower surface of the bottom plate, and the cut object is cut on the lower surface of the bottom plate. By sliding from the top of the bottom plate and cutting inside while pushing the main body, you can choose the usage method and cut thing Is a hand-held cutter knife characterized by
The invention of claim 2 Said Bottom plate ( 1 ) When Said box Department ( 1 b )When To fix and move Of two shapes Screw ( 3I, 3B )When , The bottom plate (1) and the box (1) are urged in the direction opposite to the protruding direction of the blade. To do of Spring ( 4 )When Provided, Said Screw ( 3I, 3B ) The box Department ( 1 b ) Penetrate the side of the rear part of The bottom plate (1) and the box (1) Rotating Fixed And Said Spring ( 4 ) The Of the connecting stay (1b) one side No screws (3) Through One Screw ( 3 ) Connect the convex thread part of the stay ( 1b ) Penetrates the rising part of The other Screw ( 3 b ) Screwed into the connecting stay ( 1b ) The hand-held cutter knife according to claim 1, wherein the hand-held cutter knife has a shape that is crimped to an integrated structure.
The invention of claim 3 Said box Department ( 1 b ) When Said Bottom plate ( 1 c ) To fix and move , T-shaped stay ( 5 )When , Two shapes Screw ( 3I, 3B )When , Energizing the box (1) and the bottom plate (1) in the direction opposite to the protruding direction of the blade To do of Spring ( 4 )When Provided, Said T-shaped stay ( 5 ) The The bottom plate (1) has Bottom plate connecting stay groove ( 1d ) Glued to By connecting the connecting stay part And Said Screw ( 3I, 3B ) The box Department ( 1 b ) Penetrate the side of the rear part of Box part (1 b) and bottom plate (1 c) Rotating Fixed Shi The above Spring ( 4 ) The T-shaped stay (5) one side No screws (3) Through One Screw ( 3 ) The convex thread of the T-shaped stay ( 5 ) Penetrates the rising part of The other Screw ( 3 b ) Screwed into a T-shaped stay ( 5 ) The hand-held cutter knife according to claim 1, wherein the hand-held cutter knife has a shape that is crimped to an integrated structure.
The invention of claim 4 Said To make the blade fixed and replaceable Two shapes Screw ( 3I, 3B ) A circular blade ( 2 ) , Trapezoidal blade ( 2 b ) To be able to select Said Screw ( 3I, 3B ) The box Part Penetrate the side of the front part One Screw ( 3 ) The convex thread part of the circular blade ( 2 ) Or trapezoidal blade ( 2 b ) Through the hole The other Screw ( 3 b ) The hand-held cutter knife according to claim 1, 2, or 3, wherein the blade is installed by screwing, crimping, and forming an integral structure so that the blade type can be exchanged.
[0012]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
An embodiment of the present invention is shown in FIGS.
1, FIG. 2, and FIG. 26 are drawings that well express claim 1, FIG. 1 and FIG. 23 are drawings that show claim 2 well, and FIG. 5 and FIG. 11 are drawings that show claim 3 well. 23 and FIG. 24, and FIGS. 1 and 23 show the fourth aspect of the present invention.
2 is a basic structural view, FIGS. 3 to 8 are plan views, FIGS. 9 to 14 are front views, FIGS. 15 and 16 are side views, and FIGS. 17 to 22 are sectional views showing a driving state. FIG. 23 and FIG. 24 are parts diagrams, and FIGS. 1 and 25 to 29 are diagrams showing a usage method and a state in use.
[0013]
As shown in FIG. 23 and FIG. 24, the main body 1 of the cutter knife is composed of a part 1a to be a bottom plate and a part 1b of a box. Further, as described in the above claims, the main body 1 is also composed of a box portion 1 b, a bottom plate 1 c, and a T-shaped stay 5. Since the main body bottom plate 1a has the same shape as the main body bottom plate 1a by bonding the main body bottom plate connecting stay groove 1d and the T-shaped stay 5, the following description will be given taking the main body bottom plate 1a as an example.
[0014]
The bottom plate 1a is made of a plate-shaped transparent plastic, and the bottom and top surfaces, which are the contact surfaces, are smooth and horizontal planes so that pressure is evenly applied to the cut material. The corners are rounded. A main body bottom plate opening 1a, which is a vertically long hole through which the blade 2 passes, is provided in the front center portion. The main body bottom plate opening 1a serves as a guide for stably feeding the blade 2 by giving the bottom plate a thickness. In addition, a main body bottom plate connecting stay portion 1b for connecting to the main body box 1b is formed in the rear center portion. Screws 3a and 3b are sandwiched and fixed in the holes of the main body bottom plate connecting stay portion 1b.
[0015]
The main body box 1B is made of a box-shaped transparent plastic with an opening having an open bottom surface, and the side face is provided with four holes in total, two symmetrically so that screws 3 and 3 can pass. Yes. The front hole is for fixing the blade 2, and the rear hole is for connection with the main body bottom plate 1a through the main body control spring 4a. And the hole which passes this screw | thread 3 becomes a connection part which supports stably when force is added to the screw | thread 3i and 3b by giving thickness to the side surface of the main body box 1b | b. The main body box 1b is driven with the rear hole as a fulcrum, and is driven and controlled by the main body control spring 4a.
Thus, even if the slider or switch is not pressed, the blade 2 protrudes from the main body bottom plate opening 1a only by holding and holding the main body, and the cut object can be cut. When the hand is released, the blade 2 is automatically stored in the main body. This is a nose dive cutter knife with a so-called seesaw structure.
As a result of this structure and shape, as shown in FIG. 1, it is possible to hold the cut material on the bottom surface of the main body and cut paper, cloth, etc., and further cut the retort pack etc. on the top surface of the main body bottom plate as shown in FIG. Can be inserted or cut.
[0016]
A main body box stopper 1c is formed at the rear of the main body box 1b. The main body box stopper portion 1c is usually joined to the rear surface of the main body bottom plate connecting stay portion 1b by the force of the main body control spring 4a, and further prevents the main body box 1b from moving. As shown in FIG. 27, a guide is provided on the rear surface of the main body box 1B. This guide is provided so that when the envelope or the like is cut through between the main body bottom plate 1a and the main body box 1b, a thicker one can be cut straight. The envelope is prevented from coming off by being pressed against the guide and cut. When cutting paper or the like, the guide is released by pushing the main body, making it easier to cut the curve.
Further, the blade 2a, the main body bottom plate connecting stay portion 1b, and the main body box stopper portion 1c are formed in a straight line, so that paper or a cut object can be fed backward without stress. By cutting the main body lightly during the beginning of cutting or during cutting, the same sharpness as that obtained by sliding scissors can be produced. As shown in FIG. 26, even an extremely thin cut such as a newspaper can be cut.
[0017]
A blade 2 is attached to the front portion of the main body box 1 by screws. This blade 2 has a round 2a and a trapezoid 2b, both of which have holes and are sandwiched between screws 3a and 3b, fixed to both holes in front of the body box 1b, and the screws are removed. Can be used by replacing.
Since the circular blade 2a is rotated and cut, when cutting on the lower surface of the main body bottom plate 1a, the cut object can be cut in both the front and rear directions. Further, it can be cut as described above on the upper surface of the main body bottom plate 1a. As shown in FIG. 28, when opening a corrugated cardboard box or the like, the cardboard box and the cord can be cut at a time.
The trapezoidal blade 2B is cut on the lower surface of the main body bottom plate 1a, but the blade edge protrudes at a position farther from the fulcrum than the circular blade 2a. be able to. And, as shown in FIG. 29A, because it is supported by the screw hole center and the tip of the main body box 1 b, when the force is applied and the distribution of the force transmitted to the cutting edge is very fine, when cutting with force or cutting But it is easy to cut. And by being made symmetrical, it can be used by changing the left and right, and there is no waste of the blade surface.
In addition, in the case of using either the circular blade 2a or the trapezoidal blade 2b, when cutting on the lower surface of the main body bottom plate 1a as shown in FIG. Since the lower surface of the paper is pressed by the surface, the paper can be cut many times vertically and horizontally to make dice. The cloth does not stretch and can be cut neatly while maintaining its shape.
[0018]
The screw 3 is composed of two shapes 3A and 3B, and two sets of these are used. A screw 3 having a convex screw portion is screwed into a screw 3 having a concave screw portion and fixed by crimping.
Using these screws 3 and 3, the blade 2 is sandwiched and crimped, and fixed to the main body 1. Further, the main body bottom plate connecting stay portion 1b is sandwiched and pressed on one side through the main body control spring 4a, and the main bodies 1a and 1b are connected and rotatably supported.
Thus, by increasing the diameter of the screw 3, the blade 2 and the main body bottom plate connecting stay portion 1b can be further crimped and firmly fixed and supported.
Then, when replacing the blade, it is possible to simply replace the blade without affecting the others by simply removing one screw.
[0019]
The main body control spring 4a has a hook-shaped portion on one side, and a hook is attached to the main body bottom plate connecting stay portion 1b so as to be cut when cut on the upper surface of the main body bottom plate 1a. To avoid being affected. The other end presses and joins the upper surface of the opening of the main body box 1 b, and the coil portion is passed through the screw 3 so as to be rotatably supported.
By supporting the main body while urging the main body bottom plate 1a and the main body box 1b in the direction opposite to the protruding direction of the blade 2 due to the repulsion of the spring 4I, the blade 2 is normally held in the stored state. By pushing the main body box 1 b, the blade 2 protrudes and the blade 2 can be operated. The blade 2 is automatically stored when the hand is released.
By changing the thickness and the number of turns of the coil of the main body control spring 4a, the coefficient of restitution of the spring 4a can be changed, and the pressure with which the lower surface of the main body bottom plate 1a presses the cut object during cutting can be adjusted.
[0020]
The T-shaped stay 5 is made of metal and has a hole in the vertically rising part and the longer leg part, and is bonded and bonded to the body bottom plate connecting stay part groove 1d of the body bottom plate 1c. The screw 3a and 3b are passed through both holes at the back of the main body box 1b, the spring 4a is passed on one side, and the convex screw part of the screw 3a is raised in the vertical direction of the T-shaped stay 5. Pass through the hole in and screw into the screw 3 and press to fix.
Thus, the main body bottom plate 1 c and the main body box 1 b are connected, and the main body box 1 b is driven with the rear hole as a fulcrum, and is driven and controlled by the main body control spring 4 i.
Further, an attachment for cutting a circle and an attachment for cutting a width can be attached to a hole in the longer leg portion of the T-shaped stay 5.
And since it is as high as the thickness of the main body bottom plate 1c, even if a screw or an arm is attached, it can cut without damaging the other part of the cut.
[0021]
"Detailed structural description of the embodiment"
The cutter knife can be completed by combining these parts into an integral structure. However, when this cutter knife is actually made and used, the explanation will be supplemented in order to verify whether it has a structure and shape that can realize a feeling of use and stability. Corresponding drawings are FIGS. 1 and 29.
[0022]
(Regarding the load applied to the main body bottom plate 1a and the main body bottom plate connecting stay portion 1b) Although this is an important part that affects the stability and durability of the cutter knife main body, in order to cut a thick cut or the like The load applied to each part when a strong load is applied and this cutter knife is pushed will be described.
What is important is that the main body bottom plate 1a is pressurized by the repulsion of the spring 4a. That is, no matter how much force is applied to the front portion of the main body box 1B, the load applied to the main body bottom plate 1a is only the repulsive force of the spring 4a. Therefore, the load applied to the main body bottom plate connecting stay portion 1b, which is the part driving the main body, is only the repulsive force of the spring 4a and the force supporting the main body, and the other forces are the force directly applied to the blade 2. Become. Therefore, the force applied to the main body bottom plate connecting stay 1b driving the main body at the rear portion is small, and the force applied to the portion supporting the blade 2 at the front portion of the main body box 1b is large.
This means that the portion where the main body box 1 b is pressed is directly above the blade 2, and more force is directly applied to the blade edge of the blade 2. It means that strength can be maintained because no force is applied.
As a result, it can be seen that the structure is such that the feel of cutting the cut material is directly transmitted to the finger, the blade is not easily broken, and the durability of the main body is enhanced.
[0023]
(About the blade lock structure)
In the case of the circular blade of the blade 2a, since it is fixed only with a screw, if the diameter of the screw 3 is increased to be correspondingly thick and fixed by crimping, the shape will not change even if it is rotated. When using a trapezoidal blade or the like, it is applied to the front wall surface of the opening of the main body box 1 to prevent it from rotating and to support it strongly, but this support force and stability are problems. The As shown in FIG. 29B, this wall surface has drawn an arc, and when the arc of the wall surface is R1 and the rotation arc of the support end of the blade 2b is R2, the radius of R2 is made smaller than the radius of R1. The relationship between the wall surface supporting the blade and the support end of the blade 2b draws a line in which the wall surface gradually becomes narrower as it goes upward as shown in FIG. 29B.
Since the force applied to the blade 2b is applied in the upward direction, the support end of the blade 2b is in contact with the wall surface supporting the blade, pressed upward, and tightened as the force is applied.
It can be seen that this prevents the blade from rattling and stabilizes. Further, by adjusting the width of the main body bottom plate opening 1a of the main body bottom plate 1a to the width of the blade 2b, it can be seen that the main body bottom plate opening 1a serves as a guide to prevent and stabilize the blade.
[0024]
"Effect of the embodiment"
According to this embodiment, the cutter knife can be made compactly with a minimum part configuration. In addition, a box-shaped self-supporting type is stabilized as a result of being placed on a cut object, and can be cut accurately as a result of fixing the blade. As a result of eliminating sliders and switches, you can cut quickly and intuitively. As a result of the blade standing vertically from the bottom, it can always be cut vertically and the curve can be cut easily. As a result of flattening the bottom surface and sticking to the cut object, it is possible to cut while pressing the periphery of the cut part, it is possible to cut soft things such as cloth, and then cut in the vertical direction even after cutting in the horizontal direction It can be cut without holding it with the other hand. As a result of being able to cut even the upper surface of the bottom plate, it became possible to cut envelopes, confectionery bags, strings, and the like. In addition, cutting newspapers and magazines and cutting retort packs became quicker. As a result of the blade protruding by pressing the main body, it can be cut with one touch, and there is no hassle of adjusting the insertion and removal of the blade. As a result of making the main body transparent so that the blade can be seen, it is possible to cut while looking directly at the cut portion.
As a result of attaching the spring to the main body, the blade is automatically housed inside the main body when it is released, and it is safe to leave it as it is. When a T-shaped stay is used, it can be cut into a circle and a width by attaching attachments for cutting a circle and a width. You can change the blade type. The blade can be easily replaced by simply removing one screw.
By the above thing, cuts, such as paper, cloth, an envelope, a confectionery bag, a string, can be cut easily, safely and accurately with one touch. Therefore, it is easy to cut the cut material.
[0025]
"Consideration of Embodiment"
In order to clarify the embodiment intended by the present invention, it will be described how it was derived.
An embodiment according to the basic structure of the present invention is shown in FIG. According to claim 1, a cutter knife is made. A main body bottom plate and a main body box are provided on the cutter body. A blade protrusion opening is provided in the front part of the main body bottom plate, and a connecting stay part is provided in the rear part. A blade mounting opening is provided in the front part of the main body box, and a connecting stay mounting opening is provided in the rear part. By attaching a blade to this blade mounting opening, fitting the connecting stay mounting opening with a circular recess into the connecting stay with a circular projection on the bottom plate of the main body, supporting it rotatably, and making it an integral structure, The cutter knife is completed.
To make the cutter self-supporting in a box shape, put the blade inside to make it safer, eliminate the switches and sliders, make it easy, cut from both the top and bottom of the bottom plate, and choose how to use.
However, as shown in FIG. 1 described in the embodiment of the present invention, the results of continuing research on how to improve safety, use value and contribute to cultural life as a better product, A cutter knife according to claim 1, claim 2, and claim 4, or a cutter knife according to claim 1, claim 3, and claim 4.
And when a designer and a child use, in order to raise the use value and safety | security, other embodiment is required and the result of having investigated further is shown below. The corresponding drawings are FIG. 7, FIG. 8, FIG. 13, FIG.
[0026]
"Other embodiments"
In the embodiment of FIG. 1, the main body 1a, 1b is made of transparent plastic, but the material may be changed in other embodiments as long as it does not significantly affect the visibility of the blade. It can be made translucent or colored to emphasize design. It is also possible to add a scale to increase practicality. Sliding can be improved by putting a scale on a slippery transparent seal or the like having a low friction coefficient and sticking it to the bottom surface. Furthermore, if a high-precision cut is required by a designer or the like, the front upper portion 1e may be formed into a lens and the cut portion of the cut object may be enlarged as in the case of the main body box 1 d shown in FIG. it can. This is an advantage of a self-supporting box-like structure.
[0027]
Further, the T-shaped stay 5 shown in the component diagram 2 of FIG. 24 may be L-shaped in other embodiments as long as the strength can be maintained by using a stay of metal or the like. Further, an attachment for cutting a circle, an attachment for cutting a width, or the like can be attached to this hole to expand the function. Because of the height of the bottom plate, it can be cut without damaging other parts of the cut object even if screws or arms are attached. Can be held without falling. This is an advantage of providing a bottom plate on the self-supporting body.
[0028]
The blade 2 uses a circular blade 2a and a trapezoidal blade 2b, which are equivalent to the currently marketed and widely used shapes, but in other embodiments, as shown in the component diagram 2 of FIG. A saw blade 2 or the like can also be used. That is, as a result of having the main body in a box shape and providing a blade inside and fixing it at the center, it can be mounted and used even if the degree of freedom increases and the blade thickness and shape are different. Furthermore, according to this structure, a plurality of blades can be mounted at the same time, so that special cutting is possible, or ultra-thin width cutting that is unthinkable with an ordinary cutter is possible. This is an advantage of a box-like structure and central support.
[0029]
Further, as shown in FIG. 2, FIG. 7, and FIG. 8, the blade pressing spring 4 b is passed through one side of the screw 3 to which the blade 2 is attached, so that the blade 2 is always on the side surface of the main body bottom plate opening 1 a. Pressed and in contact. By this, the blade 2 and the main body bottom plate opening 1a sandwich the cut object, have a shape equivalent to scissors, and can be cut as powerfully as scissors. And since it is always pressed by the blade pressing spring 4b, durability is high and cutting performance can be kept long. This is an advantage of having a box-like structure and screws.
[0030]
Further, in consideration of use by children, in order to prevent disassembly for safety and to prevent the blade 2 from being easily taken out, in another embodiment, the screw 3 sandwiches the blade 2 and the main body bottom plate connecting stay portion 1b. As long as it can be fixed to the main body, it may not be a screw, but may be, for example, a caulked pipe or rod.
[0031]
Although the main body control spring 4a is fixed through the screw 3, in other embodiments, the main body control spring 4a may be fixed to the main body 1 without passing through the screw 3, and the main body control spring 4a is not a coil spring but a plate spring. May be used. When a designer or the like needs an exquisite operation feeling, a balance weight or lead may be used at the rear end of the main body box 1 instead of the spring. This is an advantage of a balance structure with a seesaw.
[0032]
In consideration of the use by children, a bottom cover 6 is provided for further safety so that it can be attached to the bottom plate 1a of the main body. If the bottom cover 6 is attached, the blade 2 protrudes to the outside in any case. Do not.
As shown in FIG. 25, even if the bottom cover 6 is attached, it can be cut on the upper surface of the main body bottom plate 1a. And it is safer when used when the main body is stored and when the main body is lifted.
[0033]
【The invention's effect】
As described above, according to the present invention, cuts such as paper, cloth, envelopes, confectionery bags, and strings can be cut easily, safely, and accurately with one touch. Furthermore, it can be easily cut vertically. You can easily cut the curve. After cutting in the horizontal direction, it can be cut in the vertical direction as it is. Cut without holding with the other hand. Can cut one piece of newspaper, magazine, etc. Cuts can be made from the top or bottom of the bottom plate at the same time. Because it is cut on the inside or bottom of the main body, the blade does not come out during cutting. Even if the blade breaks, it will not fly. Compact design makes it easy to fit in your pocket. Because your hands are not floating in the air, you won't get tired even for a long time. The straight line cut with a ruler is easy and accurate. Because the blade is not directly applied to the ruler, the ruler is not damaged and there is no need to put out many blades. The cut product after cutting does not move.
[0034]
The blade type can be changed. Easy blade replacement. Blade maintenance is possible. By attaching the attachment, it can be cut into circles and widths. Production cost is low. High design. High rigidity. The structure is simple. Quick and intuitive cut. And it is possible to cope with the operation feeling and the precise cut that the designer is particular about.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a perspective view 1 showing an embodiment of the present invention.
FIG. 2 is a basic structure diagram showing an embodiment according to the structure which is the basis of the present invention.
FIG. 3 is a plan view 1 showing one embodiment when the circular blade of the present invention is used.
FIG. 4 is a plan view 2 showing one embodiment when the trapezoidal blade of the present invention is used.
FIG. 5 is a plan view 3 showing one embodiment when a T-shaped stay is used using the circular blade of the present invention.
FIG. 6 is a plan view 4 showing an embodiment when a trapezoidal blade of the present invention is used and a T-shaped stay is used.
FIG. 7 is a plan view 5 showing an embodiment in which utility value is increased by applying the present invention.
FIG. 8 is a plan view 6 showing an embodiment in which the utility value is increased by applying the present invention.
FIG. 9 is a front view 1 showing one embodiment when the circular blade of the present invention is used.
FIG. 10 is a front view 2 showing an embodiment when the trapezoidal blade of the present invention is used.
FIG. 11 is a front view 3 showing an embodiment when a T-shaped stay is used using the circular blade of the present invention.
12 is a front view 4 showing an embodiment when a trapezoidal blade of the present invention is used and a T-shaped stay is used. FIG.
FIG. 13 is a front view 5 showing an embodiment in which the utility value is increased by applying the present invention.
FIG. 14 is a front view 6 showing an embodiment in which the utility value is increased by applying the present invention.
FIG. 15 is a side view 1 showing an embodiment when the circular blade of the present invention is used.
FIG. 16 is a side view showing an embodiment when the trapezoidal blade of the present invention is used.
17 is a cross-sectional view taken along line AA in FIG. 3 when a circular blade showing an embodiment of the present invention is used, and shows a state in use and a state after use.
18 is a cross-sectional view taken along the line AA in FIG. 4 when a trapezoidal blade showing an embodiment of the present invention is used, and shows a state in use and a state after use.
19 is a cross-sectional view taken along the line B-B in FIG. 3 when a circular blade showing an embodiment of the present invention is used, and shows a state in use and a state after use.
20 is a cross-sectional view taken along the line BB in FIG. 4 when a trapezoidal blade showing an embodiment of the present invention is used, and shows a state in use and a state after use.
FIG. 21 is a cross-sectional view taken along the line CC in FIG. 3 when a circular blade showing an embodiment of the present invention is used, and shows a state in use and a state after use.
22 is a cross-sectional view taken along the line CC in FIG. 4 when a trapezoidal blade showing an embodiment of the present invention is used, and shows a state in use and a state after use.
FIG. 23 is a component diagram 1 showing one embodiment of the present invention.
FIG. 24 is a component diagram 2 showing an embodiment of the present invention.
FIG. 25 is a reference diagram 1 showing an embodiment of the present invention.
FIG. 26 is a reference diagram 2 showing an embodiment of the present invention.
FIG. 27 is a reference diagram 3 showing one embodiment of the present invention.
FIG. 28 is a reference diagram 4 showing an embodiment of the present invention.
FIG. 29 is a reference diagram 5 showing one embodiment of the present invention.
FIG. 30 is a perspective view 2 showing a conventional technique.
FIG. 31 is a perspective view 3 showing a conventional technique.
FIG. 32 is a perspective view 4 showing a conventional technique.
[Explanation of symbols]
1 Body
1a (Claim 2) Base plate
1 b Body box
1 c Main body bottom plate (Claim 3)
1 d Body box (with lens shape)
1a Body bottom plate opening
1b Body bottom plate connecting stay
1c Body box stopper
1d Body bottom plate connecting stay groove
1e Body box lens
2 blades
2I Circular blade
2 B trapezoidal blade
2 c Square double-edged
2 Saw blade
3 screws
Of the three ibis, those with a convex thread
Among 3 lobes, those with concave thread
4 Spring
4I Body control spring
4 B blade pressing spring
5 T-shaped stay
6 Bottom cover
R1 Arc of the front wall of the main body box 1 b opening
R2 Rotating arc of blade 2 support end

Claims

A box-shaped main body is provided, the main body forms an upper box portion that drives with the bottom plate, the bottom plate has a flat shape with a large area and thickness, and an opening in which the blade can protrude and retract at the front portion. through form, to form a joint stay portions raised in a vertical direction in the rear portion, the box portion forms an opening is open on the bottom side, the blade attachment openings in the opening the box portion front portion, the box portion The bottom plate opening has a connecting stay mounting opening in the rear part, a blade is provided in the front part, the rear part is rotatably connected to the connecting stay part, and the box part itself is moved to move the blade. move between parts vertically blades and the possible structure retractable blade from the bottom plate bottom surface, an integral structure can be cut from both the top and bottom of the bottom plate, carrying the body to the cutting thereof, and self adhesion, as main While pressing, slide the area around the cut part of the cut object while pressing it with the bottom of the bottom plate. By cutting the cut products at the bottom plate bottom surface, also slide the cuttings from the bottom plate upper surface, by cutting inside while pressing the body, hand-held utility knife, wherein a can be cut to choose how to use.

The bottom plate (1 a) and fixed to said box section (1 b), for moving, the two shape-bis (3 b, 3 b) and a bottom plate (1 a) and the box section (1 b) a blade spring for biasing the projecting direction opposite to the direction of (4 b) provided, the bis (3 b, 3 b) of the box portion (1 b) the bottom plate through the side surface of the rear portion (1 b ) and fixed box section (1 b) rotatably, through the spring (4 a) bis (3 a) of one side of the connecting stay portion (1b), one of the bis (3 b) claims through the convex thread portion to the rising portion of the connecting stay part (1b) screwed to the other bis (3 b), and crimped to the connecting stay portion (1b), characterized in that it is shaped to the integral structure The hand-held cutter knife according to 1.

Fixing the said box portion (1 b) and the bottom plate (1 c), for moving a T-shaped stay (5), bis two shapes (3 b, 3 b) and the box section (1 b ) and bottom plate (1 c) spring for the the biasing to the projecting direction opposite to the direction of the blade (4 a) provided, said T-shaped stay (5) of the bottom plate (1 c) a bottom plate connecting stay with the and the connecting stay portion by bonding to part groove (1d), the bis (3 b, 3 b) of the box portion (1 b) of penetrating the box portion to the side surface of the rear portion (1 b) and bottom plate ( 1 c) and pivotally secured, the through spring (one side of the bis (3 b 4 b) a T-shaped stay (5)), the convex thread portion of the one-bis (3 a) through the rising portion of the T-shaped stay (5) screwed into the other bis (3 b), and crimped to the T-shaped stay (5), and characterized in that a shape of an integral structure Handheld cutter knife according to claim 1, wherein that.

The blade fixed, exchangeable two shapes bis order to (3 b, 3 b) is provided, circular blade (2 b), so a trapezoidal blade (2 b) is provided can be selected, the bis (3 b , 3 b) other bis (3 through the holes in the protruding threaded portion of the bis (3 a) either through the side surface of the box portion front portion of the circular blade (2 b), or trapezoidal blades (2 b) b screwed into), by crimping, to an integral structure, and a replaceable structure type blade, handheld cutter knife according to claim 1, 2 or 3, wherein placing the blade.