JP3731309B2 - Connection adapter for ultrasonic diagnostic equipment - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、体腔内等に挿入されて超音波検査を行う超音波プローブを、超音波操作部に着脱可能に接続するために用いられる超音波診断装置の接続アダプタに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
超音波診断装置は体内の組織状態の検査を行うためのものであるが、超音波による検査を体腔内で行うために、体腔内に挿入される超音波プローブを備えたものは、従来から知られている。この種の超音波プローブは、超音波走査部を可撓性コードに接続したものであり、この超音波プローブは直接体腔内に挿入されるものと、所定のガイド手段を介して体腔内に挿入されるものとがある。ここで、超音波プローブの体腔内への挿入をガイドする手段の代表的なものとしては内視鏡がある。内視鏡には、鉗子等の処置具を挿通するための処置具挿通チャンネルが設けられているから、この処置具挿通チャンネルを超音波プローブの挿入経路として用いることは可能である。
【0003】
特に、内視鏡の処置具挿通チャンネルをガイドとして挿入される超音波プローブにあっては、細径化を図るために、超音波走査部に設けられる超音波振動子としては単板のものが用いられる。従って、この超音波振動子により所定の範囲を走査するが、この走査としてはラジアル走査等が行われるものであり、超音波振動子の駆動手段等が必要となる。この駆動手段等としては挿入部の先端に設けると太径化するので、超音波観測装置と一体的に設けられ、または超音波観測装置とは別個に設けた超音波操作部に設けるようにする。また、超音波プローブは超音波操作部と一体化したものもあるが、使用上の便宜性等から、超音波プローブを超音波操作部に着脱可能に接続する構成とするのが一般的である。超音波走査部に連結した可撓性コードは体腔内の曲がった経路に沿って挿入されるものであって、その基端部には超音波操作部に接続するコネクタ部が設けられる。
【0004】
超音波走査部に連結した可撓性コードは体腔内の曲がった経路に沿って挿入されるものであって、その基端部には超音波操作部に接続するコネクタ部が設けられる。超音波プローブのコネクタ部を超音波操作部に接続し、その超音波走査部を体腔内における超音波検査を行うべき位置に配置させる。超音波振動子から超音波パルスを体内に向けて送信すると、体内組織の断層部分から反射エコーが得られ、この反射エコーを超音波振動子により電気信号に変換してこの信号が取り出される。そして、この反射エコー信号を所定の処理を行うことによって、超音波画像が得られる。
【0005】
ラジアル超音波走査を行う場合には、超音波操作部に回転駆動手段及び回転角の検出手段が設けられる。遠隔操作により超音波振動子にまで回転を伝達するために、超音波プローブには超音波振動子に回転を伝達する必要があり、このために超音波プローブにおける可撓性チューブは、可撓性のあるチューブ内にフレキシブルシャフトを挿通させることにより構成される。フレキシブルシャフトの基端部に回転力を与えると、チューブ内でフレキシブルシャフトが軸回りに回転することになる。フレキシブルシャフトとしては、密着コイル等で形成される中空のシャフトから構成するのが一般的であり、さらにこのフレキシブルシャフト内に超音波振動子に接続した同軸ケーブルが挿通される。
【0006】
可撓性コードの先端に設けられる超音波走査部としては、チューブの先端に連結した先端キャップ内に超音波振動子を設けてなるものである。超音波振動子は回転部材に装着され、この回転部材にはフレキシブルシャフトの先端が接続される。また、先端キャップは音響特性に優れた樹脂材から構成し、かつ少なくともこの先端キャップ内には超音波伝達媒体を充満させておく。さらに、可撓性コードの基端部には超音波操作部に着脱可能に接続されるコネクタ部が設けられるが、このコネクタ部は、チューブに連結したリング状の固定部と、この固定部内に設けられ、フレキシブルシャフトに連結した回転部とから構成される。固定部は超音波操作部に固定的に保持され、また回転部は超音波操作部の回転駆動手段に接続される。また、フレキシブルシャフト内にはケーブルが挿通されるが、このケーブルを超音波操作部に電気的に接続するために、回転部には電極が設けられており、これらの電極が超音波操作部側の電極に接続されることになる。
【0007】
以上のように、超音波プローブを体腔内に挿入するに当って、内視鏡の処置具挿通チャンネルをガイド手段として挿入する場合には、その細径化が必要となる。一方、超音波振動子から送信された超音波パルスは、低周波でパワーの大きいものの方が進達度も高く、また反射エコー信号の強度も高いことから、外乱ノイズの影響を受けにくく、S/N比が高くなって、鮮明な超音波画像が得られる。低周波で高出力の超音波パルスを送信するには、超音波振動子の送受信面を広くした大型の超音波振動子を用いる必要があり、超音波走査部の外径が大きくなる。このように大きな超音波走査部を備えた超音波プローブを細い内径の処置具挿通チャンネルに挿入できるようにするには、その可撓性コード及びコネクタ部を処置具挿通チャンネルの内径より細くして、コネクタ部を処置具挿通チャンネルの先端側から挿入するようにするようにしなければならない。従って、超音波プローブは内視鏡の挿入部を体腔内に挿入する前の段階で、予め処置具挿通チャンネルに組み込むようにする。
【0008】
超音波操作部を各種の超音波プローブに接続可能とするために、また特に処置具挿通チャンネル内にコネクタ部を挿通できるようにした超音波プローブを用いる場合には、この細いコネクタ部を保護するために接続アダプタを用いて、この接続アダプタを介して超音波操作部に接続するように構成する。ラジアル走査を行う超音波プローブにあっては、この超音波プローブに着脱可能に接続される接続アダプタは固定側部材と、この固定側部材の内部に回転側部材を設けて、超音波操作部の回転駆動手段と、超音波プローブにおけるコネクタ部の回転部とに接続される。また、固定側部材は超音波操作部に固定的に保持され、コネクタ部の固定部に着脱可能に接続される。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
前述したように、超音波プローブを接続アダプタを介して超音波操作部に接続した状態で、回転駆動手段からの回転は接続アダプタを介して間接的に伝達されることから、回転駆動手段の軸線と、接続アダプタの回転側部材の軸線と、超音波プローブのコネクタ部における回転部の軸線とが正確に一致していなければ、回転の伝達が円滑に行われなくなり、回転むらが生じたり、回転軸線の偏心や振れ等が生じたりすることになる。このように、回転軸線の偏心や振れは、特に各回転部材のうち、最も脆弱な部材に応力が集中して、損傷を生じるおそれがある。とりわけ、コネクタ部側を処置具挿通チャンネルの先端から挿入するタイプの超音波プローブにあっては、僅かな回転軸線の偏心や振れが生じると、超音波プローブの回転部に破損を来すおそれがさらに高くなる。
【0010】
本発明は以上の点に鑑みてなされたものであって、その目的とするところは、超音波プローブのコネクタ部を超音波操作部に着脱可能に接続するために用いられる接続アダプタにおいて、超音波操作部からコネクタ部の回転部への回転伝達を確実に、しかも円滑に行うことができ、この回転部等に無理な力がかからないようにして、その損傷等の発生を防止することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】
前述した目的を達成するために、本発明は、超音波走査部に可撓性コードを接続した超音波プローブの基端部に設けられ、固定部内に回転部を回転自在に設けたコネクタ部と、回転駆動手段及び回転角検出手段を備えた超音波操作部とを着脱可能に接続するために、前記コネクタ部の固定部及び超音波操作部の固定側に着脱可能に連結される固定側部材内に、前記超音波操作部の回転駆動手段と、前記コネクタ部の回転部とが着脱可能に接続される回転側部材を設けた超音波診断装置の接続アダプタであって、前記回転側部材をコネクタ部側接続部及び超音波操作部側接続部と、これらの間に介装した可撓性回転伝達部材とから構成したことをその特徴とするものである。
【0012】
ここで、超音波振動子と超音波観測装置との間には信号の授受が必要であるが、信号の伝送経路は接続アダプタにも設ける必要がある。このこのために、コネクタ部側接続部及び超音波操作部側接続部に、それぞれ各一対の電極を設けて、これらコネクタ部側接続部の電極と超音波操作部側接続部の電極とを可撓性のあるケーブルで接続する構成する。また、可撓性回転伝達部材としては、その両端がそれぞれコネクタ部側接続部と超音波操作部側接続部とに固着して設けられるコイルまたは蛇腹で構成することができる。さらに、コネクタ部の固定部は前記固定側部材に対して回転のみを規制し、偏心可能に連結するフローティング回転止め機構で構成し、また前記コネクタ部側接続部は前記固定部材に対して遊嵌状態に保持する構成とするのが好ましい。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の一形態について、図面を参照して詳細に説明する。この実施の形態においては、内視鏡に設けた処置具挿通チャンネルを介して体腔内に挿入するように構成したものを示す。ただし、これら直接体腔内に挿入される超音波プローブと超音波操作部とを接続するための接続アダプタとして構成することもできる。また、超音波操作部は超音波観測装置と別個の部材として構成するようにしたが、超音波操作部は超音波観測装置と一体的に設ける構成とすることも可能である。
【0014】
まず、図1に超音波検査装置の全体構成を示す。この超音波検査装置は、超音波プローブ1と、超音波操作部2及び超音波観測装置3とそのモニタ4とから構成される。超音波プローブ1は内視鏡5を介して体腔内に挿入されるものであり、具体的には、内視鏡5の本体操作部5aに設けられ、鉗子その他の処置具を挿通させるための処置具導入部6aから挿入されて、この本体操作部5aから挿入部5bを貫通するように形成した処置具挿通チャンネル6を介して体腔内に導かれる。また、本体操作部5aには図示しない光源装置やプロセッサ等に接続するためのユニバーサルコード5cが延在されている。ここで、超音波観測装置3及びそのモニタ4はラック7に装架されており、超音波操作部2はこのラック7に連結した支持アーム8の先端に方向調整可能に取り付けられている。そして、超音波操作部2からのコード9が引き出されて、このコード9は超音波観測装置3に接続される。
【0015】
超音波プローブ1は、図2乃至図5に示した構成となっている。まず、図2に示したように、超音波プローブ1は、先端側から、超音波走査部1a,可撓性コード1b及びコネクタ部1cから構成される。そして、超音波走査部1aの外径が最も太く、可撓性コード1b及びコネクタ部1cはそれより細くなっており、これら可撓性コード1b及びコネクタ部1cの外径寸法は処置具挿通チャンネル6の内径より小さくなっている。そして、図3及び図4から明らかなように、超音波走査部1aは先端キャップ10を有し、この先端キャップ10は連結部材11に螺合することにより連結される。
【0016】
先端キャップ10内には超音波振動子13が回転部材14に装着され、回転部材14は先端キャップ10の内面側に設けた軸受15により回転自在に支持されており、超音波振動子13でラジアル走査を行えるようになっている。ここで、先端キャップ10は処置具挿通チャンネル6の内径より太径のものであり、この先端キャップ10内に設けた超音波振動子13は大型で、広い送受信面を有し、低周波でパワーの大きい超音波パルスを送信できるものとなっている。
【0017】
可撓性コード1bは、軟性樹脂等のように可撓性を有するチューブ16内にフレキシブルシャフト17を挿通させたものである。フレキシブルシャフト17は金属線材を密着螺旋状に巻回した密着コイル等から構成され、回転伝達をより正確かつ効率的に行うために、2重の密着コイルから構成するのが好ましい。可撓性チューブ16の先端は先端キャップ10に固着され、またフレキシブルシャフト17の先端は回転部材14に連結して設けた回転筒体18に固着される。さらに、超音波振動子13には一対からなる電極19a,19bが設けられ、これら両電極19a,19bには信号線20a,20bが接続されており、これら信号線20a,20bは回転筒体18内で同軸ケーブル20となり、同軸ケーブル20はフレキシブルシャフト17の内部に挿通されて、コネクタ部1cまで延在されている。
【0018】
図5に可撓性コード1bとコネクタ部1cとの接続部を拡大して示す。可撓性チューブ16の基端部は金属材からなる固定部を構成する規制筒21に嵌合固定されている。また、フレキシブルシャフト17の基端部は回転部を構成する回転部材22に連結され、回転部材22は規制筒21内に摺動回転するようになっている。回転部材22は、フレキシブルシャフト17に順次連結した第1〜第4の回転体23〜26から構成される。第1の回転体23は金属等からなる剛体で形成されており、この第1の回転体23に連結した第2の回転体24は電気絶縁部材から構成され、第2の回転体24に連結した第3の回転体25は導電性を有する金属製のものであり、さらに第3の回転体に連結した第4の回転体26は電気絶縁部材から構成される。そして、これら第1〜第4の回転体23〜26は相互に螺合等の手段で連結・固定されている。
【0019】
回転部材22における第1の回転体23と規制筒21との間にはシール部材27が介装されており、同軸ケーブル20は回転部材22内に延在されている。そして、この同軸ケーブル20の芯線20cは絶縁部材からなる第4の回転体26に挿通させた電極ピン28に接続されており、シールド線20dは第3の回転体25に接続されている。また、第1の回転体23は、規制筒21と摺動回転するようになっており、またシール部材27によるチューブ16の内部をシールする機能を十分に発揮するようにしている。そして、このシール部材27の装着位置から超音波走査部1aに至るまでの部位には、超音波伝達媒体として、例えば流動パラフィン等が充填されている。このように、超音波伝達媒体として流動パラフィンを用いれば、潤滑性があることから、フレキシブルシャフト17のチューブ16内での回転も円滑に行われる。
【0020】
さらに、第3の回転体25には回転伝達ピン29が植設されており、この回転伝達ピン29は、後述するように、回転部材22に回転を伝達するためのものであり、この第3の回転体25の周胴部に螺挿されて、所定の長さ突出している。そして、回転伝達ピン29の位置と硬質パイプ24との間にはスペーサリング30が遊嵌されて、このスペーサリング30の端面は回転伝達ピン29の側部と規制筒21の端面とに当接可能となっている。これによって、フレキシブルシャフト17と、このフレキシブルシャフト17に連結した回転部材22からなる回転部と、可撓性コード1bの可撓チューブ16及び規制筒21からなる固定部とが分離されないように保持される。また、このスペーサリング30はプラスチック等の絶縁部材から構成され、これによって共に金属材で形成した第3の回転体25及び回転伝達ピン29と、規制筒21との間を絶縁している。
【0021】
さらに、超音波操作部2は、図6に示したように、プラスチック等の絶縁部材から構成されるケーシング31を有し、このケーシング31内には、回転軸32が設けられている。回転軸32は軸受33によりケーシング31に回転自在に支承して設けられて、このケーシング31に設けた開口部31aに臨んでいる。また、回転軸32には一対からなるギア34,35が取り付けられている。一方のギア34には電動モータ36の出力軸に設けた駆動ギア37が噛合して設けられ、また他方のギア35はエンコーダ38の入力軸に設けた従動ギア39と噛合している。そして、この回転軸32のケーシング31から突出した部位は大径化されており、この大径化された部分の内部には電極部材40が配置されている。電極部材40は内筒41と外筒42とを有し、これら内筒41と外筒42は導電性部材で形成され、かつこれら内筒41,外筒42間には絶縁筒43が介装されている。さらに、外筒42は絶縁リング44に挿嵌されており、この絶縁リング44が回転軸32に挿嵌されて、固着されている。従って、同軸ケーブル20は、後述する接続アダプタ50を介して、その芯線20cが内筒41に、またシールド線20dが外筒42にそれぞれ電気的に接続される。
【0022】
回転軸32の一端は、前述したように、ケーシング31の開口部31aに臨んでいるが、その他端はケーシング31内に設けたロータリコネクタ45の回転側部材45aに連結されている。また、このロータリコネクタ45の固定側部材45bにはコード9内のケーブル9aが接続されている。さらに、ロータリコネクタ45の固定側部材45bは回転規制部材46に嵌合されており、これによりこの固定側部材45bが共回りするのを規制し、かつ振れを吸収するように構成している。そして、この開口部31aの周囲には連結筒部47が立設されており、この連結筒部47は回転軸32を囲繞している。
【0023】
超音波プローブ1のコネクタ部1cは直接超音波操作部2に接続されるのではなく、接続アダプタ50を介して接続される。接続アダプタ50は、固定側部材と回転側部材とから構成され、回転側部材は固定側部材の内部に回転自在に装着されている。接続アダプタ50は、図7に示したように、固定側部材として、最外周側に略円筒状に形成したハウジング51と、このハウジング51の先端側に螺挿された保持筒52とから構成される。ハウジング51の一端側は超音波操作部2のケーシング31に設けた連結筒部47に着脱可能に連結され、かつ連結した状態で相対回動しないように、連結筒部47に形成されている係合溝47aに係脱可能に係合される係合突起51aが設けられている。また、保持筒52には、超音波プローブ1のコネクタ部1cが挿通可能な孔径を有する挿通孔52aが形成されている。
【0024】
そして、図8に示したように、保持筒52にはその端部側の外周面から挿通孔52aに臨む貫通孔52bがそれぞれ120°の位置関係で3箇所穿設されており、これら各貫通孔52bには固定用ビス53が出没可能に挿通されており、この固定用ビス53とばね受け54との間には、固定用ビス53を突出する方向に付勢するばね55が弾装されている。固定用ビス53は先端が尖った係止部53aとなっており、コネクタ部1cの規制筒21の外周面には軸線方向に向けてスプライン状の係止溝(図示せず)が形成されている。コネクタ部1cを規制筒21が挿通孔52a内に位置するまで挿入されると、固定用ビス53の係止部53aが規制筒21の係止溝に係合して、フレキシブルシャフト17を回転させて行う超音波振動子13によるラジアル超音波走査時に、規制筒21及びこの規制筒21に連結したチューブ16が回転するのを防止する機能を発揮する保持部を構成する。
【0025】
接続アダプタ50におけるハウジング51及び保持筒52からなる固定側部材の内部には回転側部材が設けられており、回転側部材は超音波操作部側接続部を構成する第1の接続部56と、コネクタ部側接続部を構成する第2の接続部57とから構成される。これら第1,第2の接続部56,57は保持筒58,59を有し、保持筒58にはコネクタ部材60が、保持筒59にはソケット部材61がそれぞれ設けられている。そして、保持筒58,59間には蛇腹62の両端が固着して設けられている。第2の接続部57のソケット部材61は保持筒59に螺挿された絶縁部材から構成され、その内部には第1の筒状電極63が螺挿されており、この第1の筒状電極63の内側に絶縁部材64が螺挿されている。さらに、絶縁部材64の内部に第2の筒状電極65を装着する構成としたものである。ここで、これら第1,第2の筒状電極63,65はそれぞれ軸線方向に割りを入れたばね性を有するものである。さらに、第2の接続部57の周胴部には駆動ピン66が設けられており、この駆動ピン66は超音波プローブ1のコネクタ部1cが接続された時に、その回転伝達ピン29と当接可能となっている。これら駆動ピン66と回転伝達ピン29間の係合によって、接続アダプタ50の回転側部材からの回転力がコネクタ部1cの回転部材22に伝達される。そして、この回転部材22にはフレキシブルシャフト17が連結されているから、回転部材22を回転させると、フレキシブルシャフト17が軸回りに回転することになる。
【0026】
一方、第1の接続部56の先端側の部位には、超音波操作部2における回転軸32の大径化された部位の内面に形成した円環状凹部32aに係合して、接続アダプタ50が超音波操作部2から逸脱しないように保持するためのCリング67が嵌合されている。また、このCリング67の嵌合部より先端側の部位にはスプラインが形成されており、第1の接続部56の内部に設けたソケット部材60は、それぞれ導電部材からなる外套管68と電極棒69とを有し、これら外套管68,電極棒69間には絶縁リング70が介装されている。そして、第1の筒状電極63との間はケーブル71により、また第2の筒状電極63と電極棒69との間はケーブル72によりそれぞれ接続され、これらケーブル71,72は可撓性を有するものであり、所定の余長を持たせた状態となっている。また、外套管68及び電極棒69はそれぞれ割りが入ったものから構成される。
【0027】
ハウジング51及び保持筒52からなる固定側部材に対して、第1,第2の接続部56,57及びそれらを連結する蛇腹62からなる回転側部材は、非接触状態で自由回転可能になっている。ハウジング51に対して第1の接続部56は僅かな隙間を持って遊嵌されており、これによって接続アダプタ50を超音波操作部2に接続した時に、この超音波操作部2の連結筒体47にハウジング51が係合して固定的に連結した状態で、第1の接続部56が回転軸32に倣うようにして連結されることになり、その連結を容易に行えるようになっている。また、保持筒52に設けた挿通孔52aには、超音波プローブ1のコネクタ部1cが挿通されるが、このコネクタ部1cは挿通孔52aに対して遊嵌状態に挿入されるようになっている。そして、保持筒52に設けた固定用ビス53はこのコネクタ部1cの規制筒21の外周面に対して、3箇所で押圧することによって、回転方向には固定されるが、その外径と挿通孔52aの内径との径差分だけの範囲で偏心可能に保持されており、これによりコネクタ部1cの固定部と接続アダプタ50の固定側部材との間のフローティング回転止め機構が形成される。
【0028】
以上のように構成することによって、超音波プローブ1は、その先端部の超音波走査部1aにおいて、超音波振動子13を装着した先端キャップ10を内視鏡5に設けた処置具挿通チャンネル6の内径より大径に形成することができ、超音波振動子13としては、低い周波数で、パワーの大きな大型のものを用いることができる。ただし、超音波走査部1aを太くすると、可撓性コード1bはもとより、コネクタ部1cも処置具挿通チャンネル6の内径より細いものとなる。従って、超音波プローブ1は内視鏡5の挿入部5bを体腔内に挿入する前の段階で、予め挿入部5bの先端側から処置具挿通チャンネル6内に挿通させて、そのコネクタ部1cを本体操作部5aに設けた処置具導入部6aから導出させる。そして、コネクタ部1cを処置具導入部6aから導出させた後に、直ちにコネクタ部1cを接続アダプタ50に連結する。これによって、細く脆弱なコネクタ部1cの保護が図られる。
【0029】
この連結は、コネクタ部1cの最先端を構成する電極ピン28を保持筒52の挿通孔52aに挿嵌させることにより行える。この結果、電極ピン28が接続アダプタ50の第2の接続部57におけるソケット部材61の第2の筒状電極63と電気的に接続されるとと共に、第1の筒状電極63がコネクタ部1cにおける他方の電極を構成する第3の回転体25と当接して、両者が電気的に接続される。また、この第3の回転体25に設けた回転伝達ピン29がソケット部材61側の駆動ピン66に接合されて、回転力が接続アダプタ50側からコネクタ部1c側に伝達可能な状態になる。一方、コネクタ部1cにおける固定部を構成する規制筒21は、保持筒52に設けた固定用ビス53と係合して、コネクタ部1cにおける固定部が回転しない状態に保持され、かつこのコネクタ部1cは保持筒52内で、所定の範囲で偏心可能となったフローティング状態になる。
【0030】
超音波プローブ1は以上のように接続アダプタ50に接続されるが、さらにこの接続アダプタ50は、図9に示したように、超音波操作部2に接続されることになる。この状態で、超音波操作部2における電動モータを駆動して、回転軸32を回転駆動すると、この回転が接続アダプタ50の第1の接続部56に伝達される。この第1の接続部56は蛇腹62を介して第2の接続部57に連結されている。この蛇腹62は第1の接続部56から第2の接続部57に回転は伝達するが、第1,第2の接続部56,57間に回転軸線のずれがあると、このずれを吸収するように、可撓性のある回転伝達部材となっている。従って、第2の接続部57は第1の接続部56に対して軸線のずれが許容される。そして、第2の接続部57からは超音波プローブ1のコネクタ部1cにおける回転部材22に伝達されるが、この超音波プローブ1側への回転の伝達は駆動ピン66と回転伝達ピン29との係合により行われる。そして、回転部材22が回転すると、フレキシブルシャフト17に順次この回転力が伝達される。一方、このフレキシブルシャフト17を挿通しているチューブ16には、接続アダプタ50の保持筒52に設けた固定用ビス53と係合している規制筒21に連結されているから、チューブ16がフレキシブルシャフト17に追従して回転する、所謂共回りが生じるようなことはない。
【0031】
フレキシブルシャフト17の先端には回転筒体18が連結されており、この回転筒体18は超音波振動子13を装着した回転部材14と一体物となっているから、超音波振動子13が回転駆動されることになる。しかも、フレキシブルシャフト17は、その基端側を回転させた時に、回転当初はともかくとして、定常回転状態になると、先端側にまで正確に回転が伝達されて、回転むら等が生じることがないので、基端側でエンコーダ38により回転角を検出することによって、正確かつ確実に超音波振動子13の回転角の検出が行われる。従って、このエンコーダ38からの信号に基づいて、超音波振動子13からの超音波パルスの送信を行うことによって、この超音波振動子13によるラジアル走査が行われる。
【0032】
ここで、超音波プローブ1のコネクタ1cが一体的に連結されるのは、接続アダプタ50の第2の接続部57だけであり、固定側部材を構成する保持筒52に対しては、フローティング状態に保持され、また第2の接続部57は可撓性回転伝達部材を構成する蛇腹62を介して第1の接続部56に連結されており、かつ固定側部材とも非接触状態となっており、従って第2の接続部57は第1の接続部56の回転軸線や、固定側部材の軸線に対しての調芯性が要求されないことから、この第2の接続部57内に挿入された回転筒部22は、駆動ピン66と回転伝達ピン29との係合により回転駆動される際に、この回転部材22に対して過大な負荷が作用することがなくなり、回転部材22は細いものであり、かつ第1〜第4の回転体23〜26を順次連結して、脆弱な部材であるにも拘らず、その折損等の発生を抑制できる。これによって、超音波操作部2から接続アダプタ50を介して、超音波プローブ1への回転の伝達が極めて性格かつ確実に行われることになる。
【0033】
なお、接続アダプタ50における回転側部材の超音波操作部側接続部である第1の接続部56とコネクタ部側接続部を構成する第2の接続部57との間に介装される可撓性回転伝達部材としては、第1,第2の接続部56,57間における回転は正確に伝達されるが、相互の回転軸線のずれを許容するようになっておれば良く、前述した蛇腹62に代えて、図10に示したように、弾性コイル80で構成することもできる。ただし、弾性コイル80で構成した場合には、回転伝達時にコイルピッチが変化しないようにするのが好ましく、このためには弾性コイルを例えば密着コイル状に形成することも可能である。
【0034】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明は、回転側部材におけるコネクタ部側接続部と、超音波操作部側接続部との間に可撓性回転伝達部材を介装する構成としたので、超音波プローブのコネクタ部が接続されたコネクタ部側接続部は、超音波操作部側接続部や、その他の軸線と一致しない状態でも、正確かつ確実に超音波操作部からの回転を超音波プローブに伝達でき、超音波振動子に回転むらが発生したり、またコネクタ部における回転部に無理な力が作用して折損等が生じるおそれはない等の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一形態を示す超音波診断装置の全体構成図である。
【図2】超音波プローブと接続アダプタとを示す外観図である。
【図3】超音波プローブの先端部分の断面図である。
【図4】図3のX−X断面図である。
【図5】超音波プローブの基端側の部分の断面図である。
【図6】超音波操作部の断面図である。
【図7】接続アダプタの断面図である。
【図8】図7のY−Y断面図である。
【図9】超音波操作部に接続アダプタ及び超音波プローブを接続した状態の接続部分の断面図である。
【図10】接続アダプタの他の例を示す断面図である。
【符号の説明】
1 超音波プローブ 1a 超音波走査部
1b 可撓性コード 1c コネクタ部
2 超音波操作部 5 内視鏡
6 処置具挿通チャンネル 10 先端キャップ
13 超音波振動子 16 可撓性チューブ
17 フレキシブルシャフト 21 規制筒
22 回転部材 23〜26 回転体
29 回転伝達ピン 32 回転軸
36 電動モータ 38 エンコーダ
40 電極部材 41 内筒
42 外筒 50 接続アダプタ
51 ハウジング 52 保持筒
53 固定用ビス 56 第1の接続部
57 第2の接続部 58,59 保持筒
60 コネクタ部材 61 ソケット部材
62 蛇腹 63 第1の筒状電極
65 第2の筒状電極 66 駆動ピン
68 外套管 69 電極棒
71,72 ケーブル 80 弾性コイル[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a connection adapter of an ultrasonic diagnostic apparatus that is used to detachably connect an ultrasonic probe that is inserted into a body cavity or the like and performs an ultrasonic examination to an ultrasonic operation unit.
[0002]
[Prior art]
Ultrasound diagnostic devices are used for examining tissue conditions in the body, but devices equipped with ultrasound probes that are inserted into body cavities in order to conduct ultrasound examinations in body cavities are conventionally known. It has been. This type of ultrasonic probe has an ultrasonic scanning unit connected to a flexible cord, and this ultrasonic probe can be inserted directly into a body cavity or inserted into a body cavity via a predetermined guide means. There is something to be done. Here, there is an endoscope as a typical means for guiding the insertion of the ultrasonic probe into the body cavity. Since the endoscope is provided with a treatment instrument insertion channel for inserting a treatment instrument such as forceps, the treatment instrument insertion channel can be used as an insertion path of the ultrasonic probe.
[0003]
In particular, in an ultrasonic probe inserted using a treatment instrument insertion channel of an endoscope as a guide, a single plate is used as an ultrasonic transducer provided in an ultrasonic scanning unit in order to reduce the diameter. Used. Accordingly, a predetermined range is scanned by this ultrasonic transducer, and as this scanning, radial scanning or the like is performed, and a driving means for the ultrasonic transducer is required. Since this driving means is increased in diameter when provided at the distal end of the insertion portion, it is provided integrally with the ultrasonic observation device or provided in the ultrasonic operation portion provided separately from the ultrasonic observation device. . In addition, some ultrasonic probes are integrated with the ultrasonic operation unit. However, for convenience in use, the ultrasonic probe is generally configured to be detachably connected to the ultrasonic operation unit. . The flexible cord connected to the ultrasonic scanning unit is inserted along a curved path in the body cavity, and a connector portion connected to the ultrasonic operation unit is provided at the base end portion.
[0004]
The flexible cord connected to the ultrasonic scanning unit is inserted along a curved path in the body cavity, and a connector portion connected to the ultrasonic operation unit is provided at the base end portion. The connector part of the ultrasonic probe is connected to the ultrasonic operation part, and the ultrasonic scanning part is arranged at a position to be subjected to ultrasonic examination in the body cavity. When an ultrasonic pulse is transmitted from the ultrasonic transducer toward the inside of the body, a reflected echo is obtained from the tomographic portion of the body tissue, and this reflected echo is converted into an electrical signal by the ultrasonic transducer, and this signal is extracted. An ultrasonic image is obtained by performing predetermined processing on the reflected echo signal.
[0005]
In the case of performing radial ultrasonic scanning, a rotation driving unit and a rotation angle detection unit are provided in the ultrasonic operation unit. In order to transmit the rotation to the ultrasonic transducer by remote control, the ultrasonic probe needs to transmit the rotation to the ultrasonic transducer. For this reason, the flexible tube in the ultrasonic probe is flexible. It is configured by inserting a flexible shaft through a tube having a gap. When a rotational force is applied to the base end portion of the flexible shaft, the flexible shaft rotates around the axis in the tube. The flexible shaft is generally composed of a hollow shaft formed of a contact coil or the like, and a coaxial cable connected to an ultrasonic vibrator is inserted into the flexible shaft.
[0006]
As an ultrasonic scanning unit provided at the distal end of the flexible cord, an ultrasonic transducer is provided in a distal end cap connected to the distal end of the tube. The ultrasonic transducer is mounted on a rotating member, and the tip of a flexible shaft is connected to the rotating member. The tip cap is made of a resin material having excellent acoustic characteristics, and at least the tip cap is filled with an ultrasonic transmission medium. In addition, a connector portion that is detachably connected to the ultrasonic operation portion is provided at the base end portion of the flexible cord. The connector portion includes a ring-shaped fixing portion connected to the tube, and a fixing portion in the fixing portion. The rotating part is provided and connected to the flexible shaft. The fixing unit is fixedly held by the ultrasonic operation unit, and the rotation unit is connected to the rotation driving means of the ultrasonic operation unit. In addition, a cable is inserted into the flexible shaft. In order to electrically connect the cable to the ultrasonic operation unit, electrodes are provided on the rotating unit, and these electrodes are connected to the ultrasonic operation unit side. Will be connected to the other electrode.
[0007]
As described above, when the ultrasonic probe is inserted into the body cavity, when the treatment instrument insertion channel of the endoscope is inserted as the guide means, it is necessary to reduce the diameter thereof. On the other hand, the ultrasonic pulse transmitted from the ultrasonic transducer is low in frequency and high in power, and has a higher degree of advancement and the intensity of the reflected echo signal is higher. The N ratio is increased, and a clear ultrasonic image is obtained. In order to transmit a high-frequency ultrasonic pulse at a low frequency, it is necessary to use a large ultrasonic transducer having a wide transmission / reception surface of the ultrasonic transducer, and the outer diameter of the ultrasonic scanning unit becomes large. In order to enable insertion of an ultrasonic probe having such a large ultrasonic scanning section into a treatment instrument insertion channel having a narrow inner diameter, the flexible cord and the connector section are made thinner than the inner diameter of the treatment instrument insertion channel. The connector portion must be inserted from the distal end side of the treatment instrument insertion channel. Therefore, the ultrasonic probe is incorporated in the treatment instrument insertion channel in advance before the insertion portion of the endoscope is inserted into the body cavity.
[0008]
In order to connect the ultrasonic operation section to various ultrasonic probes, and particularly when using an ultrasonic probe that allows the connector section to be inserted into the treatment instrument insertion channel, this thin connector section is protected. Therefore, a connection adapter is used to connect to the ultrasonic operation unit via this connection adapter. In an ultrasonic probe that performs radial scanning, a connection adapter that is detachably connected to the ultrasonic probe includes a fixed-side member, and a rotation-side member provided inside the fixed-side member. It connects with a rotation drive means and the rotation part of the connector part in an ultrasonic probe. The fixed side member is fixedly held by the ultrasonic operation unit, and is detachably connected to the fixing unit of the connector unit.
[0009]
[Problems to be solved by the invention]
As described above, since the rotation from the rotation driving means is indirectly transmitted through the connection adapter in a state where the ultrasonic probe is connected to the ultrasonic operation unit via the connection adapter, the axis of the rotation driving means is If the axis of the rotation side member of the connection adapter and the axis of the rotating part of the connector part of the ultrasonic probe do not exactly match, the rotation is not transmitted smoothly, causing uneven rotation or rotation. The eccentricity or runout of the axis may occur. As described above, the eccentricity or runout of the rotation axis may cause damage due to stress concentration on the most fragile member among the rotating members. In particular, in a type of ultrasonic probe in which the connector side is inserted from the distal end of the treatment instrument insertion channel, there is a possibility that the rotating part of the ultrasonic probe may be damaged if a slight eccentricity or vibration of the rotation axis occurs. It gets even higher.
[0010]
The present invention has been made in view of the above points, and an object of the present invention is to provide a connection adapter used for detachably connecting a connector part of an ultrasonic probe to an ultrasonic operation part. It is possible to reliably and smoothly transmit the rotation from the operation portion to the rotating portion of the connector portion, and to prevent the rotating portion or the like from being subjected to excessive force and to prevent the occurrence of damage or the like.
[0011]
[Means for Solving the Problems]
In order to achieve the above-described object, the present invention provides a connector portion provided at a proximal end portion of an ultrasonic probe in which a flexible cord is connected to an ultrasonic scanning portion, and a rotating portion provided rotatably in a fixed portion. A fixed-side member that is detachably connected to the fixed portion of the connector portion and the fixed side of the ultrasonic operation portion in order to detachably connect the ultrasonic operation portion including the rotation driving means and the rotation angle detection means. A connection adapter for an ultrasonic diagnostic apparatus, wherein a rotation-side member to which a rotation driving means of the ultrasonic operation unit and a rotation unit of the connector unit are detachably connected is provided, the rotation-side member being It is characterized by comprising a connector part side connection part and an ultrasonic operation part side connection part, and a flexible rotation transmission member interposed therebetween.
[0012]
Here, it is necessary to exchange signals between the ultrasonic transducer and the ultrasonic observation apparatus, but it is also necessary to provide a signal transmission path in the connection adapter. For this purpose, a pair of electrodes are provided on the connector side connection part and the ultrasonic operation part side connection part, respectively, and the electrodes on the connector part side connection part and the electrodes on the ultrasonic operation part side connection part are allowed. Connect with a flexible cable. Further, the flexible rotation transmission member can be constituted by a coil or a bellows provided at both ends thereof fixed to the connector part side connection part and the ultrasonic operation part side connection part. Further, the fixing part of the connector part is constituted by a floating rotation stop mechanism that restricts only the rotation with respect to the fixing side member and is connected eccentrically, and the connector part side connecting part is loosely fitted to the fixing member. It is preferable to maintain the state.
[0013]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Hereinafter, an embodiment of the present invention will be described in detail with reference to the drawings. In this embodiment, the one configured to be inserted into a body cavity through a treatment instrument insertion channel provided in an endoscope is shown. However, it can also be configured as a connection adapter for connecting the ultrasonic probe inserted directly into the body cavity and the ultrasonic operation unit. In addition, the ultrasonic operation unit is configured as a separate member from the ultrasonic observation apparatus, but the ultrasonic operation unit may be provided integrally with the ultrasonic observation apparatus.
[0014]
First, FIG. 1 shows the overall configuration of the ultrasonic inspection apparatus. The ultrasonic inspection apparatus includes an
[0015]
The
[0016]
An
[0017]
The
[0018]
FIG. 5 shows an enlarged connection portion between the
[0019]
A
[0020]
Further, a
[0021]
Furthermore, as shown in FIG. 6, the
[0022]
As described above, one end of the
[0023]
The
[0024]
As shown in FIG. 8, the holding
[0025]
A rotation side member is provided inside the fixed side member including the
[0026]
On the other hand, the distal end side portion of the
[0027]
With respect to the fixed side member composed of the
[0028]
By configuring as described above, the
[0029]
This connection can be performed by inserting the
[0030]
Although the
[0031]
A rotating
[0032]
Here, the
[0033]
In addition, the flexibility interposed between the
[0034]
【The invention's effect】
As described above, since the present invention has a configuration in which the flexible rotation transmission member is interposed between the connector portion side connection portion and the ultrasonic operation portion side connection portion in the rotation side member, the ultrasonic probe The connector side connecting part to which the connector part is connected can transmit the rotation from the ultrasonic operating part to the ultrasonic probe accurately and reliably even when it does not coincide with the ultrasonic operating part side connecting part or other axes. In addition, there is an effect that there is no possibility that rotation unevenness occurs in the ultrasonic vibrator, or that an excessive force acts on the rotating portion in the connector portion to cause breakage or the like.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is an overall configuration diagram of an ultrasonic diagnostic apparatus showing an embodiment of the present invention.
FIG. 2 is an external view showing an ultrasonic probe and a connection adapter.
FIG. 3 is a cross-sectional view of a tip portion of an ultrasonic probe.
4 is a cross-sectional view taken along the line XX of FIG.
FIG. 5 is a cross-sectional view of a proximal end portion of the ultrasonic probe.
FIG. 6 is a cross-sectional view of an ultrasonic operation unit.
FIG. 7 is a cross-sectional view of a connection adapter.
8 is a YY cross-sectional view of FIG.
FIG. 9 is a cross-sectional view of a connection portion in a state where a connection adapter and an ultrasonic probe are connected to an ultrasonic operation unit.
FIG. 10 is a cross-sectional view showing another example of a connection adapter.
[Explanation of symbols]
1 Ultrasonic probe 1a Ultrasonic scanning unit
2 Ultrasonic operation part 5 Endoscope
6 Treatment
13
17
22 Rotating member 23-26 Rotating body
29
36
40
42
51
53
57
60
62 bellows 63 first cylindrical electrode
65 Second
68
71, 72
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