JP3730745B2 - Treatment tool - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、医療用の処置具に関し、断層観測装置による観察下での描出能を向上させる処置具に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、穿刺針を用いて体腔内組織より生体組織を採取しているが、その際に穿刺針先端の体内での位置を確認する必要がある。そこで、超音波診断装置、コンピュータトモグラフィー(CT)観測装置あるいは磁気共鳴(MRI)観測装置など体腔内の断層像を撮影できる装置(以下断層観測装置とも記載する)で断層像中に穿刺針のエコー像を描出して確認していた。
【0003】
前記穿刺針は、生体内への侵襲を低減するため極力細径化が望まれているが、細径化を実践することにより、モニタ画面上の超音波診断画像中に表示される穿刺針のエコー像が不鮮明に描出されていたので、穿刺針を的確に目的部位に穿刺することが難しかった。
【0004】
このため、実開昭63−93940号公報には鮮明な超音波エコー像を得るために針体の先端部外周に沿って凹凸を形成した穿刺針が開示されている。また、特開平6−327671号公報には体内に挿入される細長のプローブと、このプローブに配置された少なくとも1つの超音波反射性材料の付着分とを設けたもので、超音波反射性材料として気泡を内部に含んだ超音波画像診断用医療器具が開示されている。さらに、特開平8−206118号公報には人体に穿刺した際に、超音波撮像装置を用いて穿刺針の鮮明な像を得ることができるように、外針と内針とを備えた医療用穿刺針の内針の外周面に凹部を延在または点在させて、この凹部のエアー層で超音波を反射させることで、その穿刺箇所を容易に認識することを可能にする医療用穿刺針が開示されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、前記実開昭63−93940号公報に示した穿刺針、特開平6−327671号公報に示した超音波画像診断用医療器具及び特開平8−206118号公報に示した医療用穿刺針では、細径の穿刺針または医療器具の外周に凹凸を設けていたので、前記穿刺針自体が細径で、超音波を反射する表面積が小さかったことにより、結果的に穿刺針を明瞭に描出することは困難であった。
【0006】
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、断層観察装置による観察下で、モニタ画面上に表示される断層診断画像中に少なくとも細径な先端部が明瞭に描出される処置具を提供することを目的にしている。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明の処置具は、体腔内の断層像を断層画像として表示する断層観測装置と共に使用する処置具であって、
前記処置具手元側の操作により前記処置具先端側で外方に拡開する拡開表示手段を具備し、前記断層観測装置による観察下で前記処置具先端部を断層診断画像中に明瞭に表示させる。
【0008】
この構成によれば、前記断層観測装置のモニタ画面上に表示された断層診断画像中に、処置具が鮮明に表示される。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して本発明の実施の形態を説明する。
図1ないし図4は本発明の第1実施形態に係り、図1は超音波内視鏡の概略構成を示す説明図、図2は超音波内視鏡の先端部の構成を示す説明図、図3は超音波内視鏡に挿通される処置具の1例である穿刺針システムの構成を示す説明図、図4は穿刺針システムの作用を説明する図である。
【0010】
図1に示すように本実施形態の超音波内視鏡(以下内視鏡と略記する)1は、体腔内に挿入される可撓性を有する挿入部2と、この挿入部2の基端部に連結された把持部を兼ねる操作部3と、この操作部3の後端部に設けられ接眼部4bを備えた副操作部4とで主に構成されている。
【0011】
前記挿入部2は、先端側から順に、先端部5、湾曲部6、可撓管部7を連設して構成されており、前記操作部3の側部からは図示しない光源装置に着脱自在な光源用コネクタを基端部に備えた光源ケーブル3aが延出し、前記副操作部4の側部からは図示しない超音波診断装置に着脱自在な超音波用コネクタを基端部に備えた超音波コード4aが延出している。また、前記操作部3には後述する処置具を内視鏡1の挿入部2を介して体腔内に案内するための処置具挿入口3bが設けられている。
【0012】
前記操作部3には湾曲操作ノブ8が設けられている。この湾曲操作ノブ8は操作部3内部に設けられている湾曲機構に連結されており、この湾曲機構に図示しないワイヤの一端部が接続され、このワイヤの他端部が前記先端部5に接続されている。したがって、湾曲操作ノブ8を回転操作することによって、図示しないワイヤを牽引して、湾曲部6を所望の方向に湾曲させることができるようになっている。この湾曲操作によって、術者は、先端部5を管腔内の目的方向に、適宜移動させることが可能である。
【0013】
図2に示すように前記先端部5の先端面には体腔内の光学観察を行う観察光学系11、照明光学系12及び前記処置具挿入口3bに連通する鉗子突出口13が設けられている。
【0014】
前記観察光学系11の後端面には図示しないイメージファイバ束の一端が臨まれている。このイメージファイバ束は、挿入部2、操作部3、副操作部4の内部を挿通して接眼部4bまで延出しており、前記観察光学系11で取得した被検査部位の光学像を接眼部4bまで伝達している。
【0015】
また、前記照明光学系12の後端面には図示しないライトガイドファイバ束の一端が臨まれており、このライトガイドファイバ束は、挿入部2、操作部3、光源ケーブル3aの内部を挿通して光学コネクタの内部まで延出している。この光源コネクターを図示しない光源装置に接続することによって、光源装置で発せられた照明光がこのライトガイドファイバ束を介して照明光学系12まで伝達されて、体腔内に照射されるようになっている。
【0016】
前記先端部5の先端側には超音波プローブ部(以下プローブ部と略記する)30が設けられている。この超音波プローブ部30にはフレキシブルシャフト31が突出している。このフレキシブルシャフト31は、前記副操作部4の内部に設けられている回転駆動装置(不図示)の駆動力を伝達するためのものであり、回転駆動装置の駆動力が操作部3、挿入部2内を挿通しているフレキシブルシャフトを介してプローブ部30まで伝達されている。
【0017】
前記フレキシブルシャフト31の先端部には駆動ベベルギア32が設けられている。この駆動ベベルギア32の一端部側には前記駆動ベベルギア32に直交する方向に配置されている従動ベベルギア33の一端部側が噛合している。この従動ベベルギア33の駆動軸34の先端部には反射ミラー35が固定されている。したがって、この反射ミラー35は、前記フレキシブルシャフト31の長手軸方向に対して直交する向きに回転するようになっている。
【0018】
前記反射ミラー35を保持する駆動軸34の先端面前方側には振動子36が配設されており、この振動子36から発せられる超音波の音軸の中心と前記反射ミラー35を回転させる駆動軸34の中心線とが一致している。なお、この振動子36には超音波コード4a、副操作部4、操作部3及び挿入部2内を挿通して超音波診断装置で発生されたパルス状の電気信号を伝送する信号線(不図示)の一端が接続されている。また、このプローブ部30は水密キャップ37によって覆われており、この水密キャップ37の内部には水などの音響媒体が充満されている。
【0019】
超音波の送受信方法について説明する。
超音波診断装置で発生されたパルス状の電気信号は、前記信号線によって振動子36に送信され、この振動子36の圧電効果によって超音波が発生する。すると、この振動子から発せられた超音波の一部は走査面内の反射体に反射して再度振動子36に受信されて電気信号に変換される。この電気信号は、図示しない超音波診断装置にてその大きさを記録されると同時に、受信タイミングを処理することによって、振動子36から反射体までの距離が計算される。
【0020】
この超音波の送受信は、反射ミラー35の回転によって、この反射ミラー35の駆動軸34に対して直交する面内で走査的に行われる。そして、超音波の受信信号の大きさを明るさに変換し、振動子36から反射体までの距離に応じた超音波画像を図示しないモニター画面上に表示することによって、断層像を観察することができるようになっている。
【0021】
図3を参照して処置具の1例を説明する。
図に示すように前記処置具挿入口3bから挿入されて鉗子突出口13から突出する処置具である、例えば、穿刺針システム50は、金属製で細長な管状の細径パイプ51で形成された針部50aと、この針部50aの先端部に高弾性の金属部材で形成した拡開表示手段であるコイル52を配置させたコイル部50bとで主に構成されている。
【0022】
前記針部50aの先端部には、この針部50aが容易に被検査部位に刺入されるように先端が尖るように先細で斜めに切断して形成した傾斜面部53aを有する穿刺部53が設けられ、この針部50aの後端部には後端面側から順に口金54及び把持ハンドル55が設けられる。
【0023】
前記コイル部50bは、先端側から順に前記針部50aの傾斜面部53aの後方側の先端部分外周面に配置されるコイル52と、このコイル52の後方側に配置されて前記細径パイプ51を覆う管状の金属パイプで形成されたパイプ部材56と、このパイプ部材56の後端部に一体的に設けられたコイルハンドル57とで構成されている。
【0024】
前記コイル52の先端部は、前記針部50aの傾斜面部53aよりわずかに後方の細径パイプ51の外周面に例えば半田などの固定手段で一体的に固定され、このコイル52の後端部は前記パイプ部材56の先端面部に例えば接着剤などの固定手段で一体的に固定されている。
【0025】
そして、前記コイル52の内径寸法を、自然状態のとき前記針部50aの外径寸法よりやや小さく設定している。このことにより、自然状態のとき、このコイル52が弾性力によって細径パイプ51の外周面に密着した状態になる。
【0026】
また、前記パイプ部材56の内径寸法を、前記針部50aの細径パイプ51外径寸法より大きく設定してこのパイプ部材56を細径パイプ51に対して摺動自在にしている。このことにより、コイルハンドル57を前記細径パイプ51に対して回動操作することによって、このコイルハンドル57の操作に対応してパイプ部材56が前記細径パイプ51に対して回動動作してパイプ部材56の先端面部に固定されているコイル52にパイプ部材56の回転が伝達される。
【0027】
したがって、図4に示すように例えば、前記コイルハンドル57を先端方向に押し込みながら矢印A方向に回転させることによって、前記コイル52がコイル巻き方向とは反対方向の矢印B方向に捻られて、コイル52全体が外周方向に発生するねじれによって外径寸法を大きくさせる外方に拡開していく。
なお、前記穿刺針システム50には、針部50a全体を十分に覆う長さの保護シース(不図示)が被せられる。
【0028】
上述のように構成した穿刺針システム50の作用を説明する。
まず、内視鏡1を体腔内に挿入して超音波を走査して検査部位を特定する。次に、検査部位の生体組織が悪性か否かを診断するため、試料採取用の穿刺針システム50を図示しない保護シースと共に処置具挿入口3bから挿入する。
【0029】
すると、前記穿刺針システム50の細形の針部50aが鉗子突出口13から突出する。しかしこのとき、前記針部50aの外形が細径で超音波を反射させる表面積が小さいため、鉗子突出口13から突出した針部50aの映像が、モニタ画面上に表示されている断層診断画像中で明瞭に描出されない。このため、針部50aと検査部位との位置関係を正確に把握することができない。
【0030】
ここで、前記針部50aをモニタ画面上の断層診断画像中に表示させるため、把持ハンドル55を固定した状態でコイルハンドル57を先端方向に押し込みながら矢印A方向に回転させていく。すると、前記コイルハンドル57の回転に応じて、パイプ部材56及びコイル52が矢印B方向に回転してコイル52にねじれが生じて、コイル52が拡開していく。
【0031】
前記コイル52が拡開していくことによって、超音波を反射する表面積が拡大されるので、モニタ画面上の断層診断画像中に針部50aの先端部分が表示される。このことにより、検査部位と針部50aとの位置関係を把握することができるので、検査部位に針部50aの穿刺部53を正確に穿刺させて試料の採取を行える。
【0032】
このように、穿刺針システムの細径の針部の先端部に術者の操作によって拡開自在なコイルを設けたことにより、必要に応じてコイルを拡開させて、超音波を反射させる針部の表面積を拡大して、超音波画像下でモニタ画面上に表示される断層診断画像中に針部の先端部を明瞭に表示することができる。
【0033】
なお、コイルの代わりに強反射体のワイヤや板ばねなどを配設するようにしてもよい。また、本実施形態では、断層観察装置として、超音波診断装置を用いた実施形態を記載したが、断層観察装置は超音波診断装置に限定されるものではなく例えば、磁気共鳴画像診断装置やコンピュータトモグラフィーを用いた観測装置等と穿刺針とを組み合わせる場合などであってもよい。さらに、本実施形態では、処置具として穿刺針を用いた穿刺針システムを実施形態として記載したが、処置具は穿刺針に限定されるものではなく例えば、先端に金属チップを備え、金属チップに高周波電流を通電することによって組織を焼灼する細径の高周波処置具などにおいてその断層観察装置で反射できる表面積を拡大するために、本実施形態に示したコイル部の構成を設ける例などであってもよい。
【0034】
図5ないし図8は本発明の第2実施形態に係り、図5は穿刺針システムの他の構成を示す説明図、図6は穿刺針システムの針部先端の長手方向拡大断面図、図7は図6の針部先端の長手方向に対して直交する周A−A、周B−B、周C−Cにおける拡大断面図、図8は針部の後端部とシリンジ部との接合部分の拡大図である。
【0035】
図5に示すように本実施形態の穿刺針システム60は、先端が尖った細長な針部61と、この針部61の基端側に設けられたシリンジ部62と、このシリンジ部62に配設されるピストン部63とで構成されている。
【0036】
図5及び図6に示すように前記針部61は、パイプ形状で全長にわたって細長で先端部に先細で先端が尖った穿刺部64aを備えた金属性の外針64と、この外針64の内孔に挿通され全長にわたって中実で先端部を半球状に形成した金属性の内針65とで構成されている。この内針65の後端部には図5に示すような例えば円板形状の突き当て部65aが設けられている。なお、外針64の先端部にはこの外針64が容易に被検査部位に刺入されるように先細で斜めに切断して形成した傾斜面部を設けている。
【0037】
図6に示すように針部61を構成する外針64の先端部外周面の周A−A,周B−B,周C−Cの例えば3箇所には図7に示すように外針64の内孔に連通する貫通穴67が周上に等間隔で4つ形成されている。即ち、外針64の先端部外周面には前記外針64の内孔に連通する貫通穴67を本実施形態では12個設けている。
【0038】
一方、図7に示すように内針65の外周面には、前記外針64の周上に等間隔で4つ形成した貫通穴67に連通する4本の溝68が形成されている。図6に示すように4本の溝68の先端部分は、前記外針64の周A−Aに形成した貫通穴67に連通するように始まって後端側の突き当て部65aの手前まで、内針65の全長にわたって一直線に形成されている。なお、前記外針64と内針65とは前記貫通穴67と前記溝68とが連通する位置関係で配置されている。
【0039】
図5に示すようにシリンジ部62は、一端側が開口した筒状のシリンジ71と、このシリンジ71の底部側に形成した内部と外部とを連通する透孔71aに着脱自在なゴム栓72とで構成されている。なお、前記シリンジ71の底部には外針64の基端部64bが一体的に固定されている。このため、外針64の内孔とシリンジ71の内部とは連通状態になっている。
【0040】
図5に示すようにピストン部63は、棒状部63aと基端側の把持部63bとで断面形状が略T字形状に形成されており、前記棒状部63aの先端部には前記シリンジ71の内周面部に摺接する略円柱形状の水密部材であるピストンゴム66が配設されている。このピストンゴム66の先端部側面には糸69が固設されており、この糸69の先端側が前記内針65の突き当て部65a近傍に固定されている(図8参照)。なお、前記ピストンゴム66は、シリンジ71の内周面に対して水密を保ちながら、長手方向に対してスライド自在に接している。
【0041】
上述のように構成した穿刺針システム60の作用を図9ないし図13を参照して説明する。
まず、図9に示すようにシリンジ71の底部側に形成されている透孔71aにゴム栓72を取り付けた状態で、穿刺針システム60の針部61を超音波造影剤が貯溜されている容器内に浸し、ピストン部63を手元側に引っ張る。すると、シリンジ71内部に引圧がかかって容器内の超音波造影剤がシリンジ71側に吸入されて、このシリンジ71内部に超音波造影剤75が貯溜されていく。
【0042】
次に、このシリンジ71内部に超音波造影剤75を貯溜した穿刺針システム60を処置具挿入口3bから挿入して、針部61を鉗子突出口13から突出させ、モニタ画面上の超音波画像を観察しながら針部61を生体内部の目的部位まで刺入する。そして、図10に示すようにピストン部63を押し込んでいくと、シリンジ71内部が加圧されて、このシリンジ71の内部に貯溜されている超音波造影剤75が内針65の外周面に形成した溝68を介して針部61の先端部に送り込まれていく。すると、外針64の先端部外周面に形成されている12個の貫通穴67を通って超音波造影剤75が生体内に注入されていく。このことにより、針部61の音響反射に加えて、針部61の外周面から生体内に広がっていく超音波造影剤75の音響反射によって、モニタ画面上の断層診断画像中に針部61のみならず針部61周辺部の像が表示されるので、術者は検査部位と針部61との位置関係を把握することができる。そして、超音波画像で針部61が生体内部の目的部位に到達したことを確認後、図11に示すようにゴム栓72をシリンジ71の透孔71aから抜き取っておく。そして、ピストン部63を手元側に引いて、ピストンゴム66をシリンジ71から引き抜く。ここで、さらにピストン部63を矢印方向に引っ張っていく。すると、ピストン部63に固定されている糸69に引っ張られて内針65が外針64から徐々に引き抜かれていく。完全に内針65が外針64から引き抜かれるまでピストン部63を手元側に引っ張っていく。
【0043】
次いで、前記内針65を外針64から完全に引き抜いた後、ピストン部63に固定されていた糸69をこのピストンゴム66から切り離して、図12に示すようにピストン部63を再びシリンジ71の内周部に挿入してピストン部63を矢印方向に押し込んでいく。このとき、シリンジ71内部の空気は透孔71aから外部に排出されていく。
【0044】
次に、図13に示すように前記シリンジ71の透孔71aにゴム栓72を取り付ける。そして、ピストン部63を矢印方向に引き戻していく。すると、シリンジ71内部に引圧がかかって生体組織76がシリンジ71内部に引き込まれて組織採取が行える。
【0045】
このように、穿刺針システムを構成する外針と内針との間に設けた空間部を介して超音波造影剤を生体内に注入することによって、針部先端部から超音波造影剤が生体内に広がり、この超音波造影剤が音響反射してモニタ画面上に表示されることによって、超音波画像上で針部先端部の位置を容易に確認することできる。
【0046】
また、針部の穿刺部を目的部位に穿刺する際、外針の内孔に中実部材で形成されている内針が挿通されているので、この内針が外針を補強するスタイレットの役割をするので、穿刺部を確実に目的部位に穿刺することができる。
【0047】
さらに、穿刺針システムから生体内に注入された超音波造影剤によって生体内の超音波画像も得ることができるので、針部を検査部位の目的部位により確実に到達させることができる。
【0048】
又、ピストン部をシリンジから引き抜いて内針を外針から取り外して、ピストン部を再びシリンジに挿入し、シリンジの透孔を塞いだ状態で、ピストン部を手元側に引き戻すことによって、シリンジ内に引圧がかかって確実に生体組織の採取を行うことができる。その他の作用及び効果は前記第1実施形態と同様である。
【0049】
ところで、図1に示した超音波内視鏡1では、操作部3に湾曲部6を湾曲させる湾曲機構などを設けると共に、副操作部4にプローブ部30内の反射ミラーを回転駆動させるための回転駆動装置などを設けていたため、操作部3周辺の重量が重く、長時間の操作を行う場合、操作性を低下させる要因になっていた。このため、回転駆動装置を有する副操作部を超音波コネクタ内部に設けることなどが提案されている。
【0050】
しかし、回転駆動装置を超音波コネクタ内部に設けた場合、前記回転駆動装置の駆動力をプローブ部30まで伝達するためのフレキシブルシャフトの全長が大幅に長くなってしまう。すると、フレキシブルシャフトの回転追従性が低下する。このため、回転追従性に優れ、且つ操作性のよい超音波内視鏡装置が望まれていた。
【0051】
図14に示すように本実施形態の超音波内視鏡1Aは、副操作部40を操作部3から取り外したものであり、術者の腰にバンド41によって取り付けるようになっている。即ち、本実施形態の超音波内視鏡1Aでは挿入部2内を挿通されていたフレキシブルシャフトが鉗子挿入口3bの近傍から分岐している駆動ケーブル42内を挿通して副操作部40まで延出している。その他の構成は前記第1実施形態と同様であり、同部材には同符号を付して説明を省略する。
【0052】
このように、超音波内視鏡の副操作部を操作部に対して別に設ける一方、この副操作部をバンドによって術者の腰に取り付けることによって、操作部の重さを軽量化させて、術者が腕で支える部分の総重量が軽くして、長時間の診断による疲労を軽減することができる。
【0053】
また、フレキシブルシャフトの全長を大幅に長くすることなく、副操作部を操作部に対して別体にして回転追従性を確保することができる。
【0054】
なお、本発明は、以上述べた実施形態のみに限定されるものではなく、発明の要旨を逸脱しない範囲で種々変形実施可能である。
【0055】
[付記]
以上詳述したような本発明の上記実施形態によれば、以下の如き構成を得ることができる。
【0056】
(1)体腔内の断層像を断層画像として表示する断層観測装置と共に使用する処置具において、
前記処置具手元側の操作により前記処置具先端側で外方に拡開する拡開表示手段を具備し、前記断層観測装置による観察下で前記処置具先端部を断層診断画像中に前記処置具を明瞭に表示させる処置具。
【0057】
(2)前記拡開表示手段は、穿刺部を備えた処置具先端部を構成する細径パイプに密着するように設けられ、先端部分を前記穿刺部後方の細径パイプの先端部外周面に一体的に固定したコイルバネと、
このコイルバネの後端部を一体的に固定して、前記細径パイプに対して摺動自在なパイプ部材とを具備する付記1記載の処置具。
【0058】
(3)生体内に注入される拡開表示手段である超音波造影剤を貯溜する筒状のシリンジを有するシリンジ部と、
前記シリンジの内周面対して水密を保ち、かつ長手方向に移動可能な水密部材を先端に有するピストン部と、
前記シリンジの内周面に連通する内孔を有し、先端に穿刺部を備えると共に、先端部分に前記内孔に連通する貫通穴を複数設けた細長な外針と、
この外針の内孔に挿抜自在で、前記水密部材の長手方向への移動によって前記超音波造影剤を外針先端部分に送り込む溝部を形成した細長な内針と、
を具備する処置具。
【0059】
(4)前記シリンジの底部に外部に連通する透孔を形成し、この透孔に着脱自在な栓を設けた付記3記載の処置具。
【0060】
(5)前記ピストン部に設けた水密部材と内針とは接続部材で接続されている付記3記載の処置具。
【0061】
(6)挿入部先端部に反射ミラーを内蔵したプローブ部を有する超音波内視鏡において、
前記反射ミラーにフレキシブルシャフトを介して回転駆動力を供給する回転駆動装置を、操作部に対して別体の副操作部に設けた超音波内視鏡。
【0062】
(7)前記副操作部を術者の体の一部に取り付ける付記6記載の超音波内視鏡。
【0063】
【発明の効果】
以上説明したように本発明によれば、断層観察装置による観察下で、モニタ画面上に表示される断層診断画像に細径な処置具先端が明瞭に描出される処置具を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1ないし図4は本発明の第1実施形態に係り、図1は超音波内視鏡の概略構成を示す説明図
【図2】超音波内視鏡の先端部の構成を示す説明図
【図3】超音波内視鏡に挿通される処置具の1例である穿刺針システムの構成を示す説明図
【図4】穿刺針システムの作用を説明する図
【図5】図5ないし図8は本発明の第2実施形態に係り、図5は穿刺針システムの他の構成を示す説明図
【図6】穿刺針システムの針部先端の長手方向拡大断面図
【図7】図6の針部先端の長手方向に対して直交するA−A、B−B、C−Cにおける拡大断面図
【図8】針部の後端部とシリンジ部との接合部分の拡大図
【図9】穿刺針システムのシリンジ内部に超音波造影剤を吸引した状態を示す説明図
【図10】針部を生体内部の目的部位に刺入して超音波造影剤が穿刺針外方に拡開している状態を示す説明図
【図11】内針を外針から引き抜く状態を示す説明図
【図12】ピストン部を再びシリンジに挿入した状態を示す説明図
【図13】組織を採取している状態を示す説明図
【図14】操作性を向上させた超音波内視鏡の概略構成を示す説明図
【符号の説明】
50…穿刺針システム
50a…針部
50b…コイル部
51…細径パイプ
52…コイル
56…パイプ部材
57…コイルハンドル[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a medical treatment instrument, and more particularly to a treatment instrument that improves rendering performance under observation by a tomographic observation apparatus.
[0002]
[Prior art]
Conventionally, a living tissue is collected from a body cavity tissue using a puncture needle. At this time, it is necessary to confirm the position of the tip of the puncture needle in the body. Therefore, an echo diagnostic device, a computer tomography (CT) observation device, or a magnetic resonance (MRI) observation device, such as a tomographic image in a body cavity (hereinafter also referred to as a tomographic observation device), echoes of the puncture needle in the tomographic image I was drawing and confirming the image.
[0003]
The puncture needle is desired to be reduced in diameter as much as possible in order to reduce invasion into the living body, but by practicing the reduction in diameter, the puncture needle is displayed on the ultrasonic diagnostic image on the monitor screen. Since the echo image was unclearly depicted, it was difficult to accurately puncture the target site with the puncture needle.
[0004]
For this reason, Japanese Utility Model Laid-Open No. 63-93940 discloses a puncture needle in which irregularities are formed along the outer periphery of the tip of the needle body in order to obtain a clear ultrasonic echo image. Japanese Patent Application Laid-Open No. 6-327671 is provided with an elongate probe inserted into the body and an attached portion of at least one ultrasonic reflective material disposed on the probe. As described above, a medical device for ultrasonic diagnostic imaging containing bubbles inside is disclosed. Further, JP-A-8-206118 discloses a medical device provided with an outer needle and an inner needle so that a clear image of a puncture needle can be obtained using an ultrasonic imaging device when puncturing a human body. A medical puncture needle that makes it possible to easily recognize the puncture site by extending or interspersing the concave portion on the outer peripheral surface of the inner needle of the puncture needle and reflecting the ultrasonic wave with the air layer of the concave portion Is disclosed.
[0005]
[Problems to be solved by the invention]
However, in the puncture needle disclosed in Japanese Utility Model Laid-Open No. 63-93940, the medical device for ultrasonic image diagnosis disclosed in Japanese Patent Laid-Open No. 6-327671 and the medical puncture needle disclosed in Japanese Patent Laid-Open No. 8-206118. Since the puncture needle or the medical instrument has irregularities on the outer periphery, the puncture needle itself has a small diameter and a small surface area for reflecting ultrasonic waves, so that the puncture needle is clearly depicted as a result. It was difficult.
[0006]
The present invention has been made in view of the above circumstances, and provides a treatment tool in which at least a thin tip is clearly depicted in a tomographic diagnosis image displayed on a monitor screen under observation by a tomographic observation apparatus. The purpose is to do.
[0007]
[Means for Solving the Problems]
The treatment tool of the present invention is a treatment tool used together with a tomographic observation apparatus for displaying a tomographic image in a body cavity as a tomographic image,
Expanding display means for expanding outward on the distal end side of the treatment instrument by operation on the proximal side of the treatment instrument, and clearly displaying the distal end portion of the treatment instrument in a tomographic diagnosis image under observation by the tomographic observation apparatus Let
[0008]
According to this configuration, the treatment tool is clearly displayed in the tomographic diagnosis image displayed on the monitor screen of the tomographic observation apparatus.
[0009]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Embodiments of the present invention will be described below with reference to the drawings.
1 to 4 relate to a first embodiment of the present invention, FIG. 1 is an explanatory diagram showing a schematic configuration of an ultrasonic endoscope, FIG. 2 is an explanatory diagram showing a configuration of a distal end portion of the ultrasonic endoscope, FIG. 3 is an explanatory view showing the configuration of a puncture needle system which is an example of a treatment instrument inserted through an ultrasonic endoscope, and FIG. 4 is a view for explaining the operation of the puncture needle system.
[0010]
As shown in FIG. 1, an ultrasonic endoscope (hereinafter abbreviated as an endoscope) 1 according to this embodiment includes a
[0011]
The
[0012]
The
[0013]
As shown in FIG. 2, the distal end surface of the distal end portion 5 is provided with an observation
[0014]
One end of an image fiber bundle (not shown) faces the rear end surface of the observation
[0015]
One end of a light guide fiber bundle (not shown) faces the rear end surface of the illumination
[0016]
An ultrasonic probe portion (hereinafter abbreviated as a probe portion) 30 is provided on the distal end side of the distal end portion 5. A
[0017]
A driving
[0018]
A
[0019]
An ultrasonic transmission / reception method will be described.
The pulsed electric signal generated by the ultrasonic diagnostic apparatus is transmitted to the
[0020]
Transmission / reception of the ultrasonic waves is performed in a scanning manner in a plane orthogonal to the
[0021]
An example of a treatment tool will be described with reference to FIG.
As shown in the figure, the
[0022]
At the distal end portion of the
[0023]
The
[0024]
The distal end portion of the
[0025]
The inner diameter dimension of the
[0026]
Further, the inner diameter dimension of the
[0027]
Therefore, as shown in FIG. 4, for example, by rotating the coil handle 57 in the direction of the arrow A while pushing the coil handle 57 in the distal direction, the
The
[0028]
The operation of the
First, the
[0029]
Then, the
[0030]
Here, in order to display the
[0031]
As the
[0032]
In this way, by providing a coil that can be expanded by an operator's operation at the distal end portion of the small-diameter needle portion of the puncture needle system, the needle that expands the coil as necessary and reflects ultrasonic waves. By expanding the surface area of the portion, the tip of the needle portion can be clearly displayed in the tomographic diagnosis image displayed on the monitor screen under the ultrasonic image.
[0033]
Instead of the coil, a strong reflector wire, a leaf spring, or the like may be provided. In the present embodiment, an embodiment using an ultrasonic diagnostic apparatus as the tomographic observation apparatus has been described. However, the tomographic observation apparatus is not limited to the ultrasonic diagnostic apparatus, for example, a magnetic resonance image diagnostic apparatus or a computer. For example, an observation device using tomography may be combined with a puncture needle. Furthermore, in the present embodiment, a puncture needle system using a puncture needle as a treatment instrument has been described as an embodiment. However, the treatment instrument is not limited to a puncture needle, and for example, a tip is provided with a metal tip. In order to increase the surface area that can be reflected by the tomographic observation device in a small-diameter high-frequency treatment instrument that cauterizes tissue by energizing a high-frequency current, the configuration of the coil unit shown in this embodiment is provided. Also good.
[0034]
FIGS. 5 to 8 relate to the second embodiment of the present invention, FIG. 5 is an explanatory view showing another configuration of the puncture needle system, FIG. 6 is an enlarged longitudinal sectional view of the tip of the needle portion of the puncture needle system, and FIG. FIG. 8 is an enlarged cross-sectional view of a circumference AA, a circumference BB, and a circumference CC that are orthogonal to the longitudinal direction of the distal end of the needle portion of FIG. 6, and FIG. FIG.
[0035]
As shown in FIG. 5, the
[0036]
As shown in FIGS. 5 and 6, the
[0037]
As shown in FIG. 7, the
[0038]
On the other hand, as shown in FIG. 7, four
[0039]
As shown in FIG. 5, the
[0040]
As shown in FIG. 5, the
[0041]
The operation of the
First, as shown in FIG. 9, in a state where the
[0042]
Next, the
[0043]
Next, after the
[0044]
Next, as shown in FIG. 13, a
[0045]
In this way, by injecting an ultrasound contrast agent into the living body through the space provided between the outer needle and the inner needle constituting the puncture needle system, the ultrasound contrast agent is generated from the tip of the needle portion. The ultrasound contrast agent is acoustically reflected and displayed on the monitor screen by spreading into the body, so that the position of the tip of the needle portion can be easily confirmed on the ultrasound image.
[0046]
Further, when the puncture portion of the needle portion is punctured to the target site, the inner needle formed of the solid member is inserted into the inner hole of the outer needle, so that the inner needle reinforces the outer needle. Since it plays a role, the puncture part can be punctured to the target site reliably.
[0047]
Furthermore, since an ultrasonic image in the living body can be obtained by the ultrasonic contrast agent injected into the living body from the puncture needle system, the needle portion can be surely reached by the target portion of the examination portion.
[0048]
Also, pull out the piston part from the syringe, remove the inner needle from the outer needle, insert the piston part into the syringe again, and with the syringe hole closed, pull the piston part back to the hand side, A biological tissue can be reliably collected by applying a pulling pressure. Other operations and effects are the same as those in the first embodiment.
[0049]
By the way, in the
[0050]
However, when the rotation driving device is provided inside the ultrasonic connector, the total length of the flexible shaft for transmitting the driving force of the rotation driving device to the
[0051]
As shown in FIG. 14, the
[0052]
Thus, while providing the sub operation part of the ultrasonic endoscope separately to the operation part, by attaching this sub operation part to the operator's waist with a band, the weight of the operation part is reduced, The total weight of the part supported by the operator with the arm can be reduced, and fatigue due to long-term diagnosis can be reduced.
[0053]
Moreover, rotation followability can be ensured by making the sub operation part separate from the operation part without significantly increasing the overall length of the flexible shaft.
[0054]
It should be noted that the present invention is not limited to the embodiments described above, and various modifications can be made without departing from the spirit of the invention.
[0055]
[Appendix]
According to the embodiment of the present invention as described above in detail, the following configuration can be obtained.
[0056]
(1) In a treatment instrument used with a tomographic observation apparatus that displays a tomographic image in a body cavity as a tomographic image,
An expansion display means that expands outward on the distal end side of the treatment instrument by an operation on the proximal side of the treatment instrument is provided, and the distal end portion of the treatment instrument is observed in the tomographic diagnosis image under observation by the tomographic observation apparatus A treatment tool that clearly displays
[0057]
(2) The spread display means is provided so as to be in close contact with a small diameter pipe constituting the distal end portion of the treatment instrument having a puncture portion, and the distal end portion is provided on the outer peripheral surface of the distal end portion of the small diameter pipe behind the puncture portion. A coil spring fixed integrally;
The treatment instrument according to
[0058]
(3) a syringe unit having a cylindrical syringe for storing an ultrasonic contrast agent that is an expanded display means to be injected into a living body;
A piston portion having a watertight member at the tip thereof that is watertight with respect to the inner peripheral surface of the syringe and movable in the longitudinal direction;
An elongated outer needle having an inner hole communicating with the inner peripheral surface of the syringe, provided with a puncture portion at the distal end, and provided with a plurality of through holes communicating with the inner hole at the distal end portion;
An elongate inner needle in which a groove portion for feeding the ultrasonic contrast agent to the distal end portion of the outer needle by movement in the longitudinal direction of the watertight member can be inserted into and removed from the inner hole of the outer needle,
A treatment instrument comprising:
[0059]
(4) The treatment instrument according to
[0060]
(5) The treatment instrument according to
[0061]
(6) In an ultrasonic endoscope having a probe part with a built-in reflection mirror at the distal end part of the insertion part,
An ultrasonic endoscope in which a rotation driving device that supplies a rotation driving force to the reflection mirror via a flexible shaft is provided in a separate sub operation unit with respect to the operation unit.
[0062]
(7) The ultrasonic endoscope according to
[0063]
【The invention's effect】
As described above, according to the present invention, it is possible to provide a treatment tool in which a distal end of a small-sized treatment tool is clearly depicted in a tomographic diagnosis image displayed on a monitor screen under observation by a tomographic observation apparatus. .
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 to FIG. 4 relate to a first embodiment of the present invention, and FIG. 1 is an explanatory diagram showing a schematic configuration of an ultrasonic endoscope.
FIG. 2 is an explanatory diagram showing a configuration of a distal end portion of an ultrasonic endoscope
FIG. 3 is an explanatory view showing a configuration of a puncture needle system which is an example of a treatment instrument inserted through an ultrasonic endoscope.
FIG. 4 is a diagram illustrating the operation of the puncture needle system
5 to 8 relate to a second embodiment of the present invention, and FIG. 5 is an explanatory view showing another configuration of the puncture needle system.
FIG. 6 is an enlarged cross-sectional view in the longitudinal direction of the tip of the needle portion of the puncture needle system
7 is an enlarged cross-sectional view taken along lines AA, BB, and CC that are orthogonal to the longitudinal direction of the tip of the needle portion of FIG.
FIG. 8 is an enlarged view of a joint portion between a rear end portion of a needle portion and a syringe portion.
FIG. 9 is an explanatory view showing a state in which an ultrasonic contrast agent is sucked into the syringe of the puncture needle system.
FIG. 10 is an explanatory view showing a state in which an ultrasonic contrast agent is spread outward from a puncture needle by inserting a needle portion into a target site inside a living body.
FIG. 11 is an explanatory view showing a state in which the inner needle is pulled out from the outer needle.
FIG. 12 is an explanatory view showing a state where the piston portion is inserted into the syringe again.
FIG. 13 is an explanatory diagram showing a state where a tissue is collected.
FIG. 14 is an explanatory diagram showing a schematic configuration of an ultrasonic endoscope with improved operability.
[Explanation of symbols]
50 ... Puncture needle system
50a ... Needle part
50b ... Coil part
51 ... Small diameter pipe
52 ... Coil
56. Pipe member
57 ... Coil handle
Claims (1)
前記処置具手元側の操作により前記処置具先端側で外方に拡開する拡開表示手段を具備し、前記断層観測装置による観察下で前記処置具先端部を断層診断画像中に明瞭に表示させることを特徴とする処置具。In a treatment instrument used with a tomographic observation apparatus that displays a tomographic image in a body cavity as a tomographic image,
Expanding display means for expanding outward on the distal end side of the treatment instrument by operation on the proximal side of the treatment instrument, and clearly displaying the distal end portion of the treatment instrument in a tomographic diagnosis image under observation by the tomographic observation apparatus A treatment tool characterized by having
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