JP3728863B2 - Automatic ticket gate - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、例えば鉄道、空港等を通行する人の通行を制御する自動改札機に関し、さらに詳しくは人の通行状態を円滑に管理する自動改札機に関する。
【0002】
【従来の技術】
以下、鉄道の駅務に設置される自動改札機を例にとって説明すると、この自動改札機は左右に平行する改札機本体間で改札通路を形成し、この改札通路に沿って複数個配設した光電検知センサの遮光順序に従って通行者の通行方向や通行状態を検知し、この検知情報と乗車券情報とに基づいて改札扉を開閉制御している。例えば、有効乗車券を改札利用した適正客の場合は通行が完了するまで改札扉を開放維持して改札許容し、これに対し無効乗車券を改札利用したり、無券通行する通行者の場合は不正客として、その進行方向の改札扉を閉じて通行規制している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、このような改札制御にあっては荷物を持った通行者の場合、改札通路を通行するときに荷物が自然に揺れ動き、この荷物の動きによって通行者が逆方向に進んだように検知してしまうことがあり、このときは進行方向と逆の位置の扉が閉鎖され、この閉鎖された扉のために連続して通行利用する次客が扉に当ったり、足が払われたり、引っ掛るなどの恐れがあり危険であった。特に、1つの改札通路を双方向から改札許容する共用型の自動改札機の場合に生じやすい問題を有していた。
【0004】
そこでこの発明は、通行方向と逆方向の後戻り通行と検知した際は、扉を開保持して連続通行に適した安全性の高い扉開閉管理ができる自動改札機の提供を目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
請求項1記載の発明は、通路の入口側と出口側に人の通行を規制する扉を備えた自動改札機であって、上記通路を通行する人の通行方向を検知する検知手段と、乗車券が利用された位置を基準にして人の通行方向を決定する通行方向決定手段と、上記通路を通行する人が通路の中央部に達したとき、通行する人が中央部に達したこと、並びに、その時の時刻データを記憶管理する記憶管理手段と、上記通行する人の上記時刻データからの所定時間内に、上記検知手段が上記通行方向決定手段が決定した通行方向と逆方向の通行を検知した場合、その逆方向に対応する扉を開状態に保持し、上記通行する人の上記時刻データからの所定時間外に、上記検知手段が前記逆方向の通行を検知した場合、若しくは、上記検知手段が前記逆方向の通行を検知したときに上記通行する人が中央部に達したことが上記記憶管理手段に記憶されていない場合、その逆方向に対応する扉を閉状態にする扉制御手段とを備えたことを特徴とする。
【0006】
【作用】
この発明によれば、通路を通行する人の通行方向を検知手段が検知し、通行方向決定手段で乗車券が利用された位置を基準にして人の通行方向を決定し、記憶管理手段で上記通路を通行する人が通路の中央部に達したとき、通行する人が中央部に達したこと、並びに、その時の時刻データを記憶管理し、上記決定した通行方向と逆方向の通行を検知すると、上記記憶管理手段に記憶されている上記時刻データから所定時間内であることを条件として、その逆方向に対応する扉を保持手段が開状態に保持し、上記記憶管理手段に記憶されている上記時刻データから所定時間外である場合、若しくは、通行する人が中央部に達したことの記憶情報がない場合は、その逆方向に対応する扉を閉状態にする。
【0007】
【発明の効果】
この結果、人の通行に際して、通行中に通行方向と逆向きの通行情報を検知しても、通行する人が中央部に達してから所定時間内であれば、その逆向き方向の扉を開状態に保持して通行許容しているため、前の人に続いて通行する次の人が不測に扉と衝突せず、安全性の高い扉制御管理ができる。
また、通行する人が中央部に達してから所定時間経過した後や、通行する人が通路の中央部に達する前に、反対側から進入する逆向き不正通行者に対して、その逆向き方向に対応する扉を閉状態として不正通行を防止することができる。
【0008】
例えば、荷物を持った人の通行時に、この荷物の逆方向の揺れ動きを人が後戻りすると誤検知しても、その後方の扉を開放維持して通行許容状態を保つため、続いて通行する次客は扉に当らず、また引っ掛る恐れもない。特に、ラッシュ時の混雑する連続改札利用時に適した安全性の高い改札制御管理ができる。また、乗車券が利用された位置を基準にして、その人の通行方向を決定するようにするので、改札通路を通行利用する人との対応が正確にとれる。
また、正方向に通行する人が中央部に達してから所定時間経過した後や、正方向に通行しようとする通行者が逆方向に通過しようとした場合、逆方向に対応する扉を閉状態にして、従来どおりの通行規制を行い、不正通行を阻止できる。
【0009】
【実施例】
この発明の一実施例を以下図面に基づいて詳述する。
図1および図2は1つの改札通路を双方向から改札許容する共用型の自動改札機11を示し、この自動改札機11は両側に平行して設置される改札機本体12の改札方向入口位置に両開き式の入口扉13を配設し、また改札方向出口位置に両開き式の出口扉14を配設している。
【0010】
さらに、改札機本体12の入口側上面には切符や定期券等の磁気乗車券T1 を投入する券投入口15と、非接触乗車カード等の非接触乗車券T2 と無線で通信する通信アンテナ16とを有し、出口側上面には乗車券を放出する券放出口17を有している。また、改札機本体12の正面や出口側上面には案内表示器18を配設して、改札利用時の券の判定結果や改札利用案内を通行者に文字や矢印記号にて表示案内する。
【0011】
さらに、左右に平行する改札機本体12の各内面には、この間に形成される改札通路19に沿って上部通行検知センサS1 〜S4 と下部通行検知センサS5 〜S10を配設し、改札利用される乗車券のデータと通行者の検知信号とに基づいて通行許容・規制するように構成している。
【0012】
上述の上部通行検知センサS1 〜S4 は、改札機本体12の上面通路方向に略同長さを有して立設した起立フレーム20の一方と他方に投光器と受光器とを配設して通路上方を検知するように設定しており、下部通行検知センサS5 〜S10は、互に対向する改札機本体12の一方と他方に投光器と受光器を配設して、ここを通行したときの通行者の遮光信号により通行者を検知し、また通路方向に分散配置された各通行検知センサS1 〜S10の遮光順序によって、改札利用した通行者の通行方向および通行状態を正確に検知する。
【0013】
図3は自動改札機の制御回路ブロック図を示し、CPU31はROM32に格納されたプログラムに沿って各回路装置を制御し、その制御データをRAM33で読出し可能に記憶する。
【0014】
各通行検知センサS1 〜S10は、1つの改札通路19を正通行方向からと逆通行方向からとの双方向からの通行を許容し、この通路19に進入した通行者の出入りを正確に検知する他、各通行検知センサの検知順序によって通行者が一定方向に移動するのを検知し、また後戻りする等の不規則な移動方向を検知する。また、案内表示器18で通行者が円滑に通行するように通行時の改札利用案内を表示する。
【0015】
また、内部の磁気券処理部34は、券投入口15に投入された磁気乗車券T1 の磁気データを読取ってその有効性を判定し、有効と判定したとき、磁気データ処理、印刷処理、パンチ穴形成等の券処理動作を実行する。
【0016】
非接触券処理部35は、非接触乗車券T2 の券データを通信アンテナ16を介して読取り、この読取った非接触乗車券T2 の有効性を判定し、有効と判定したとき、規定の乗車券データを更新記録する。
【0017】
入口扉処理部36は、CPU31の扉制御信号に基づいて、改札通路19の入口扉13を開閉駆動し、同じく出口扉処理部37は改札通路19の出口扉14を開閉駆動する。
【0018】
ところで、CPU31は通行者の安全な通行を確保するため、定められた通行方向の通行中に、これと逆方向の通行を検知したとき、その逆方向に対応する扉を開状態に保持する保持機能を有している。
【0019】
これは、例えば荷物を持った人の通行時に、この荷物が揺れ動いて通行方向と逆方向に人が動いたかのように誤検知することがあり、この誤検知データによって通行者の後方の扉を急激に閉じれば次客が衝突する恐れがあり危険であるため、この場合は通行者の後方の扉を開放維持する。
【0020】
従って、通行途中にあっては、人と荷物を誤検知しても後方の扉は開状態を維持しているため、前客に続いて通行する次客は進入時に扉に当らず、また引っ掛る恐れもなくなり、通行者の安全を図った通行ができ、特に連続改札して改札口が混雑するラッシュ時の時間帯に適している。一方、無券通行者あるいは無効乗車券の改札に不適な通行者の場合は、前方の扉を閉鎖して通行規制する本来の改札基本動作を行う。
【0021】
また、この自動改札機11は双方向から改札許容するため、その通行方向を正確に特定できるようにしている。これは、券投入口15に磁気乗車券T1 を投入した位置を基準にして、人の通行方向を正通行方向からの進入か、逆通行方向からの進入かを決定している。このようにすれば、左右に平行する改札機本体12の対称的な位置関係から通行方向が直ちに分かると同時に改札通路19を通行利用する人との対応が正確にとれる。
【0022】
同じく、非接触乗車券T2 の場合も同様に改札時に通信アンテナ16が利用された位置から正通行方向か、逆通行方向かが直ちに分かると同時に、この改札通路19を通行する人との対応が正確にとれる。
【0023】
このように構成された自動改札機の改札制御動作を図4のフローチャートを参照して説明する。
今、改札利用時に、有効な乗車券を所持する通行者が正通行方向に通行する際、通行者が入口扉13の改札通路19に進入したことを入口側の通行検知センサS1 ,S5 が検知確認し(ステップn1 )、
これと同時に通行者が券投入口15に磁気乗車券T1 を投入するか、あるいは非接触乗車券T2 を通信アンテナ16にかざすと(ステップn2 )、
CPU31は通行者の通行方向および通行状態を検知確認しつつ乗車券の券情報を読取り(ステップn3 〜n4 )、
この乗車券の有効性を判定すると、CPU31は出口扉14を開放して通行者の通行を許容し、通行完了した時点で1改札処理が終了し、次客の改札に備える(ステップn5 〜n6 )。
【0024】
ところで、CPU31は通行者が無券、あるいは無効券で通行する不正通行者と判定したとき、あるいは通行者が後戻りして通行を中断するような検知情報が得られたときは、その後、通行者がそのまま正通行方向に通行しようとすれば、出口扉14を閉じて不正通行者の通行を規制する(ステップn7 〜n8 )。
【0025】
これに対し、逆通行方向から改札利用する通行者が進入する場合、あるいは通行途中で逆通行方向に通行しようとする検知情報が得られた場合は、入口扉13を開保持して逆通行利用する通行者を通行許容させ、また後戻りする通行者を円滑に退避させる。また、このとき人と荷物とを誤検知した後戻り情報であっても、入口扉13を開保持して通行許容状態を維持する。このため、次客は入口扉13に衝突せず、安全な改札利用を図ることができる(ステップn9 )。
【0026】
また、CPU31は券投入口15に磁気乗車券T1 が投入された位置、あるいは通信アンテナ16に非接触乗車券T2 がかざされた位置によって通行方向が求められ、この通行方向に対応する通過人数をRAM33で記憶しておき、このRAM33で記憶した通行方向と逆方向の通行を通行検知センサS1 〜S10が検知したとき、その逆方向に対応する扉を開保持するように設定して円滑に安全性を高めることができる。
【0027】
この場合は、改札通路19に連続して進入する複数人との対応が正確にとれ、連続改札利用に適した安全性の高い扉の開閉管理が行える。また、このような扉開保持機能を改札口が混雑するラッシュ時間帯のみ動作させるように設定することもできる。
【0028】
次に、このような扉開保持機能を備えたラッシュ時間帯に適した改札制御動作を図5のフローチャートを参照して説明する。
今、改札利用時に、有効な乗車券を所持する通行者が正通行方向に通行する際、通行者が入口扉13の改札通路19に進入したことを入口側の通行検知センサS1 ,S5 が検知確認し(ステップn11)、
これと同時に通行者が券投入口15に磁気乗車券T1 を投入するか、あるいは非接触乗車券T2 を通信アンテナ16にかざすと(ステップn12)、
CPU31は通行者の通行状態を検知確認しつつ乗車券の券情報を読取って有効性を判定し、また通行者が改札通路19の通路中央部に達した時点で、CPU31はその通行者に対する安全性を確保するため、通行完了するまで扉を閉じないように通行者毎のデータをRAM33で記憶管理する(ステップn13〜n14)。
【0029】
この乗車券の有効性を判定すると、CPU31は出口扉14を開放して通行者の通行を許容し、通行完了した時点で1改札処理が終了し、次客の改札に備える(ステップn15〜n16)。
【0030】
ところで、CPU31は通行者が乗車券を改札利用した位置から正通行方向か逆通行方向かをチェックし、また通行途中に通行者が後戻りするような通行状態をチェックする。このような検知情報が得られたときは、RAM33で記憶した通行者毎に対応して設定された記憶情報をチェックし、この通行安全を図るために設定された記憶情報の有効設定時間だけ扉を開放して通行許容させる。これにより、通行者は有効設定時間内で安全に通行し、また次客が入口扉に衝突しなくなる(ステップn17〜n18)。
【0031】
一方、記憶情報が設定されていない場合やこの記憶情報の有効設定時間外のとき、また通行者が無券、あるいは無効券で通行する不正通行者と判定したときは、その後、不正通行者が正通行方向に通行しようとすれば、出口扉14を閉じて不正通行者の通行を規制する(ステップn19〜n20)。
【0032】
また、通行途中で逆通行方向に通行しようとする不適な通行者を検知したときは改札通路19を後戻りすると判定し、入口扉13を閉鎖して通行規制する(ステップn21)。
【0033】
上述のように、通行中に通行方向と逆向きの通行情報を検知しても、その逆向き方向の扉を開状態に保持して通行許容しているため、前客続いて通行する次客が不測に扉と衝突せず、安全性の高い扉制御管理ができる。例えば、荷物を持った人の通行時に、この荷物の動きを人と誤検知した場合であっても、その後方の扉を開放維持して通行許容状態を保つため、前客に続いて通行する次客は扉に当らず、また引っ掛る恐れもない。特に、ラッシュ時の改札口が混雑する連続改札利用に適した安全性の高い改札制御ができる。また、磁気乗車券や非接触乗車券の乗車券を投入した位置を基準にして、その人の通行方向を決定するようにすれば、改札通路への進入方向と、この改札通路を通行利用する人との対応を正確にとることができる。
【0034】
この発明と、上述の一実施例の構成との対応において、
この発明の自動改札機は、実施例の自動改札機11に対応し、
以下同様に、
通路は、改札通路19に対応し、
扉は、入口扉13と、出口扉14に対応し、
検知手段は、上部通行検知センサS1 〜S4 と、下部通行検知センサS5 〜S10とに対応し、
通行方向決定手段ならびに扉制御手段は、CPU31に対応し、
記憶管理手段は、RAM33に対応するも、この発明は上述の一実施例の構成のみに限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の自動改札機の片側の内側面を示す側面図。
【図2】 この発明の自動改札機の正面図。
【図3】 この発明の自動改札機の制御回路ブロック図。
【図4】 この発明の自動改札機の改札制御動作を示すフローチャート。
【図5】 この発明の自動改札機の他の改札制御動作を示すフローチャート。
【符号の説明】
11…自動改札機
13…入口扉
14…出口扉
15…券投入口
16…通信アンテナ
19…改札通路
T1 …磁気乗車券
T2 …非接触乗車券
S1 〜S10…通行検知センサ
31…CPU
33…RAM[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to an automatic ticket gate that controls the passage of people passing through, for example, a railway, an airport, and the like, and more particularly to an automatic ticket gate that smoothly manages a person's traffic state.
[0002]
[Prior art]
Hereinafter, an automatic ticket gate installed in the railway station will be described as an example. This automatic ticket gate forms a ticket gate passage between the ticket gate bodies parallel to the left and right, and a plurality of ticket gates are arranged along the ticket gate. The passage direction and passage state of the passer-by are detected in accordance with the light shielding sequence of the photoelectric detection sensor, and the gate of the ticket gate is controlled to open and close based on the detection information and the ticket information. For example, in the case of a proper passenger who uses a valid ticket, the ticket gate door is kept open until the pass is completed, and the ticket is allowed. In contrast, a passer who uses an invalid ticket or passes a ticket without a ticket As a fraudulent customer, the ticket gate in the direction of travel is closed to restrict traffic.
[0003]
[Problems to be solved by the invention]
However, in the case of such a ticket gate control, a person with a baggage detects that the baggage naturally shakes when passing through the ticket gate passage, and that the person traveling in the opposite direction is detected by this movement of the baggage. At this time, the door in the opposite direction to the direction of travel is closed, and the next customer who uses the closed door for this closed door hits the door, his feet are removed, or the door is pulled. There was a risk of hanging, and it was dangerous. In particular, there is a problem that is likely to occur in the case of a shared type automatic ticket gate that permits ticket gates from both directions.
[0004]
SUMMARY OF THE INVENTION Accordingly, an object of the present invention is to provide an automatic ticket gate that can perform door opening / closing management with high safety suitable for continuous passage by opening and holding a door when detecting backward travel in the direction opposite to the traffic direction.
[0005]
[Means for Solving the Problems]
The invention according to
[0006]
[Action]
According to this invention, the detection means detects the direction of passage of the person passing through the passage, the direction of determination of the person is determined based on the position where the boarding pass is used by the direction of travel determination means, and the storage management means When a person who passes through the passage reaches the central part of the passage, the person who passes through reaches the central part, and stores and manages the time data at that time, and detects passage in the direction opposite to the determined passage direction. On the condition that it is within a predetermined time from the time data stored in the storage management means, the holding means holds the door corresponding to the opposite direction and is stored in the storage management means . When it is outside the predetermined time from the time data, or when there is no stored information indicating that the passerby has reached the center , the door corresponding to the opposite direction is closed.
[0007]
【The invention's effect】
As a result, even when traffic information in the direction opposite to the direction of travel is detected during traffic, the door in the reverse direction is opened if the passerby is within a predetermined time after reaching the center. Since the passage is permitted while being held in a state, the next person who follows the previous person does not accidentally collide with the door, and the door control management with high safety can be performed.
In addition, after a predetermined time has passed since the passing person reached the central part, or before the passing person reaches the central part of the passage, the reverse direction of the reverse illegal passer entering from the opposite side Unauthorized traffic can be prevented by closing the door corresponding to.
[0008]
For example, when a person carrying a baggage passes, even if a person mistakenly detects that the swinging movement of the baggage in the reverse direction is reversed, the next door will continue to pass in order to keep the rear door open and maintain the passage-permitted state. The customer does not hit the door or get caught. In particular, it is possible to perform highly secure ticket gate control management suitable for use when crowded continuous ticket gates are used during rush hours. Further, since the direction of the person's passage is determined with reference to the position where the boarding ticket is used, it is possible to accurately correspond to the person who uses the ticket gate passage.
Also, after a certain amount of time has passed since a person passing in the forward direction has reached the center, or when a passerby who wants to pass in the forward direction tries to pass in the reverse direction, the door corresponding to the reverse direction is closed. As a result, traffic can be restricted as usual and illegal traffic can be prevented.
[0009]
【Example】
An embodiment of the present invention will be described below in detail with reference to the drawings.
FIG. 1 and FIG. 2 show a common type
[0010]
Furthermore, a
[0011]
Further, on each inner surface of the ticket gate
[0012]
The above-mentioned upper traffic detection sensors S1 to S4 are provided with a light projector and a light receiver on one side and the other side of the
[0013]
FIG. 3 shows a control circuit block diagram of the automatic ticket gate. The
[0014]
Each of the traffic detection sensors S1 to S10 allows the
[0015]
Further, the internal magnetic
[0016]
The contactless
[0017]
The entrance
[0018]
By the way, in order to ensure safe passage for passers-by, the
[0019]
This is because, for example, when a person carrying a baggage passes, the baggage may shake and erroneously detect as if the person has moved in the direction opposite to the direction of travel. If the door is closed, the next passenger may collide, which is dangerous. In this case, the door behind the passerby is kept open.
[0020]
Therefore, during the passage, the rear door remains open even if a person and baggage are mistakenly detected. There is no risk of hangups, and it is possible to pass traffic for passers-by, and it is particularly suitable for rush hours when the ticket gates are crowded due to continuous ticket gates. On the other hand, in the case of a passer who is not suitable for ticketless passers or ticket gates for invalid tickets, the basic operation of ticket gates is performed by closing the front door and restricting traffic.
[0021]
Further, since the
[0022]
Similarly, in the case of the non-contact ticket T2 as well, at the same time as the ticket gate, the
[0023]
The ticket gate control operation of the automatic ticket gate configured as described above will be described with reference to the flowchart of FIG.
At the time of using the ticket gate, when the passerby who has a valid ticket passes in the normal direction, the entrance side traffic detection sensors S1 and S5 detect that the passer has entered the
At the same time, when the passerby inserts the magnetic ticket T1 into the
The
When the validity of the ticket is determined, the
[0024]
By the way, when the
[0025]
On the other hand, when a passerby who uses the ticket gate enters from the reverse direction, or when detection information is obtained that attempts to pass in the reverse direction in the middle of the pass, the
[0026]
Further, the
[0027]
In this case, it is possible to accurately deal with a plurality of persons entering the
[0028]
Next, the ticket gate control operation suitable for the rush time zone having such a door opening holding function will be described with reference to the flowchart of FIG.
At the time of using the ticket gate, when the passerby who has a valid ticket passes in the normal direction, the entrance side traffic detection sensors S1 and S5 detect that the passer has entered the
At the same time, when the passerby inserts the magnetic ticket T1 into the
The
[0029]
When the validity of the ticket is determined, the
[0030]
By the way, the
[0031]
On the other hand, when the stored information is not set, or when the stored information is outside the valid setting time, or when the passerby determines that the passer is an invalid passer who passes without a ticket or an invalid pass, If the vehicle is to pass in the normal direction, the
[0032]
Further, when an inappropriate passerby who tries to pass in the reverse direction in the course of traffic is detected, it is determined that the
[0033]
As described above, even if traffic information in the direction opposite to the direction of travel is detected during traffic, the door in the reverse direction is kept open and traffic is allowed. Does not accidentally collide with the door, and safe door control management is possible. For example, even if a person carrying a baggage passes, even if this movement of the baggage is mistakenly detected as a person, the passenger behind the vehicle will pass in order to keep the door behind it open and keep the passage permitted. The next customer does not hit the door or get caught. In particular, it is possible to perform highly safe ticket gate control suitable for continuous ticket gates where the ticket gates are crowded during rush hours. Also, if the direction of the person's passage is determined based on the position at which the ticket of the magnetic ticket or the non-contact ticket is inserted, the direction of entering the ticket gate and the passage through the ticket gate are used. The correspondence with people can be taken accurately.
[0034]
In correspondence between the present invention and the configuration of the above-described embodiment,
The automatic ticket gate of the present invention corresponds to the
Similarly,
The passage corresponds to the
The doors correspond to the
The detection means corresponds to the upper traffic detection sensors S1 to S4 and the lower traffic detection sensors S5 to S10.
The direction determining means and the door control means correspond to the
The storage management means corresponds to the
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a side view showing an inner surface of one side of an automatic ticket gate according to the present invention.
FIG. 2 is a front view of the automatic ticket gate according to the present invention.
FIG. 3 is a block diagram of a control circuit of the automatic ticket gate according to the present invention.
FIG. 4 is a flowchart showing a ticket gate control operation of the automatic ticket gate according to the present invention.
FIG. 5 is a flowchart showing another ticket gate control operation of the automatic ticket gate according to the present invention.
[Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF
33 ... RAM
Claims (1)
乗車券が利用された位置を基準にして人の通行方向を決定する通行方向決定手段と、
上記通路を通行する人が通路の中央部に達したとき、通行する人が中央部に達したこと、並びに、その時の時刻データを記憶管理する記憶管理手段と、
上記通行する人の上記時刻データからの所定時間内に、上記検知手段が上記通行方向決定手段が決定した通行方向と逆方向の通行を検知した場合、その逆方向に対応する扉を開状態に保持し、
上記通行する人の上記時刻データからの所定時間外に、上記検知手段が前記逆方向の通行を検知した場合、若しくは、上記検知手段が前記逆方向の通行を検知したときに上記通行する人が中央部に達したことが上記記憶管理手段に記憶されていない場合、その逆方向に対応する扉を閉状態にする扉制御手段とを備えた
自動改札機。An automatic ticket gate having doors for restricting the passage of people on the entrance side and the exit side of the passage, and detecting means for detecting the direction of passage of the person passing through the passage;
A direction-of-direction determining means for determining the direction of passage of a person based on the position where the ticket is used;
A storage management means for storing and managing the time data at that time when the person passing the passage reaches the central portion of the passage, and that the passing person has reached the central portion;
Within a predetermined time from the time data of the person to be the way, when the detecting means detects the passage of traffic direction opposite that determined the passing direction setting unit, a door corresponding to the opposite direction to the open state Hold and
When the detecting means detects the reverse direction traffic outside the predetermined time from the time data of the passing person, or when the detecting means detects the reverse direction traffic, An automatic ticket gate comprising door control means for closing the door corresponding to the opposite direction when the storage management means does not store that the center has been reached .
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