JP3728369B2 - ディスペンス方法およびシステム - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、液体をディスペンサーに供給(またはチャージ)し、その後、充填−排出サイクル(fill-and-discharge cycle、「サイクル時間」とも呼ぶ)のための短い時間での所望量(「単位用量(unit dose)」とも呼ぶ)の液体の排出(またはディスチャージ)を正確にコントロールするためのバッチ式ディスペンス・システム(または計量供給システム)に関する。
【0002】
【従来の技術および発明が解決しようとする課題】
本発明は、単位用量の液体をその液体の量が重要である受け取り物質の混合物にディスペンスするまたは計量分配するためのシステムに特に関する。典型的な用途では、単一の液体をディスペンスしてよいが、複数の反応改質液体薬品(reaction-modifying liquid agent)を、別々に、また、通常は順に、使用箇所に輸送する直前の湿潤コンクリートのバッチに加えることもできる。湿潤コンクリートは、そのような液体を混合すると、直ぐに「硬化(set up)」を始めることが知られており、混合物の各液体薬品は、ディスペンサーに供給またはチャージされ、その後、コンクリートを輸送するトラックに排出またはディスチャージされるが、これは、約2分またはそれ以下の短いサイクル時間で行われる。通常、単位用量の液体の量は1リットルから100リットル以上まで種々であるが;「サイクル時間」は2分以内、好ましくは1分以内であり;充填−排出サイクルの排出部分に充当される時間は1分以内、好ましくは45秒以内である。
【0003】
短いサイクル時間とするには、液体の供給および精密にコントロールされた量の単位用量の排出は、いずれも大きい流量で行う必要があり、その結果、ディスペンサー内の液面(またはレベル)は非常に不安定となる。レベルを測定することに基づく従来技術では、単位用量をディスペンスするためには安定なレベルは必要ではないことが認識されておらず、また、液体のレベルまたはディスペンサー内で液体が占める体積を測定することなく、液体に部分的に浸かる長尺ボディ(「プランジャー(plunger)」とも呼ばれる)により退けられる液体の見掛け重量を間接的に検知することによって短いサイクル時間で精度が得られることも従来技術においては示唆されていない。米国特許第4,320,775号(Stirlingら)では、ディスペンスされる液体の量の精度は、液体が小さい流量でディスペンスされる場合に維持できたと記載されている。これは、フロー・コントロール・バルブを自動的に調節して、各排出の最初の短時間の間、より小さい流量となるようにすることにより、ディスペンサー内の液体のヘッドを相殺することにより行われていた。液体のヘッドが減少すると、フロー・コントロール・バルブは徐々に開き、それにより、液体のヘッドの変化に基づく流量の変動が抑えられる。ディスペンスすべき液体の重量を間接的に検知し、次に、±5%またはそれより良い限界精度を維持しながら比例バルブを用いずに所望量をディスペンスし、1分以内のサイクルの上述の時間的要件を満足することが困難であることは、従来技術において指摘されていない。特に、湿潤または乾燥コンクリートのバッチを混合する分野では、所望の精度を維持しながら、2分以内、好ましくは1分以内で自動的に液体の反応改質薬剤を約113リットルもの多量をどのようにチャージしてディスペンスするのかについては、従来技術は何等示唆していない。
【0004】
比較的少量の液体をディスペンサーにチャージするのをコントロールして、その後、その量をディスチャージする場合、非常に迅速かつ正確に単位用量をチャージしてディスペンスすることは、大きな問題をもたらす。これは、「単一の単位用量(single unit dose)」をディスペンスして、次にディスペンサーを供給物リザーバーから再充填する場合に特に当てはまる。用語「単一の単位用量」は、ディスペンサーからディスペンスされる液体の所望量を意味し、ディスペンス後、ディスペンサーには次の単一の単位用量を排出するのに十分な量が再チャージされる。各ディスチャージの後で液体をチャージするための時間の不利益を回避して、サイクルのディスチャージに用いられる時間を最大限にするため、2〜10、典型的には約6より大きくない複数の用量が単一のチャージ時間でディスペンサーにチャージされて、単位用量だけがディスペンスされることがある。普通の操作では、コンクリートの1バッチ、例えば7.65m3が複数のディスペンサーを備えたディスペンス・ステーションにてトラックにチャージされ、それぞれが処方に基づいて特定の反応改質液体薬剤を加える。そのような液体には、「硬化」時間を調節するための「硬化促進剤」または「硬化遅延剤」、減水剤、蒸発遅延剤(evaporation retardant)、腐食防止剤、空気同伴剤、凝固点調節剤等が含まれる。トラックが順にディスペンス・ステーションを移動する場合、より多くの個々の薬剤が加えられ、トラックが「流し込み」箇所に向かって出発できるまでの総経過時間がより長くなる。
【0005】
ディスペンスすべき量が単一の単位用量であろうと、複数の単位用量であろうと、各ディスペンサーにおいて比較的少量の液体だけが保持される。単一の単位用量をディスペンスすべきである場合、所望の比較的少量の液体は、約0.3リットル〜約113リットルの範囲であり、従って、ディスペンサーは比較的少量の液体容量を有する、即ち、そのようなディスペンサーは、典型的には190リットル以下の小さいディスペンサーである。要すれば、約6の単位用量の容量を有するより大きいディスペンサーを使用してよいが、ディスペンサー内の遥かに多量の液体から正確に小さい単位用量をディスペンスする場合の問題点が生じる。従って、コンクリートを混合する分野および同じような考察を用いることができる分野では、6を越えない、最も一般的には単一の単位用量だけが各ディスペンサーからディスペンスされ、次に、これに、数百単位用量またはそれ以上の大きい用量を含む供給物リザーバーから供給される。
【0006】
ディスペンサーから所望量の液体をディスペンスするために従来のシステムを使用することができる。一般的には、例えば、ディスペンサーは所望量の液体の供給の前後の重量を測定する場合がある。多くの従来技術のシステムには、ディスペンサー内の液体のレベル、体積または重量を検知して所望量をディスチャージするコントロール手段を操作するように手段が設けられている。あるいは、一般的には、液体の通過量を測定する出口バルブを開き、所望量が通過した時にバルブを閉じることによってディスペンサーから特定量の液体をディスチャージすることができる。少量の液体は、最も一般的には、液体のレベルがディスペンサー内に残っている液体の量を示す覗きガラス(sight glass)を有するディスペンサーからディスペンスされる。液体をディスペンスする前の元のレベルとの差により、ディスペンスされた量を決定する。
【0007】
液体がディスペンサーに入る時に、液体のレベルを測定するために多くの種類の流量計が用いられている(例えばJohn W. DolencがChemical Engineering Progress(1996年1月号)にて記載した“Choose the Right Flow Meter”を参照できる)。しかしながら、液体の粘度が一定ではない場合に、予め設定した所定の時間内で所望の精度を達成するために、適当な使用可能流量計を選択することは、高価な費用または高度なメンテナンスのために除外されていた。従って、チャージしてその後にディスチャージすべき所望量の液体を測定するための別のシステムおよび方法を見いだすことが必要であった。液体およびディスペンサーの重量を一緒に測定することは、許容できないほどに精度が悪くなるので、ディスペンスすべき単位用量のみの重量を測定することにした。しかしながら、アルキメデスの原理を使用して、液体またはディスペンサーの重量を直接的に測定することなく、間接的にのみ単位用量の重量を測定することにした。
【0008】
液体の比重が本質的に一定である場合、固体の浮力は、固体の体積と固体が浸かっている液体の比重の積であるので、体積変化は、浮力に直線的に比例する。従って、ディスペンサーの容積が決まっている場合、浸かっている固体の重量の変化を検知することにより、固体が浸かっている液体の重量を得ることができる。固体が、一定の水平方向断面積を有する長尺ボディであるか「プランジャー」であり、ディスペンサーの断面も一定である場合、直線関係が得られる。ディスペンサーからディスチャージされる液体の重量を正確に測定するために上述の情報に基づいて(コンピュータにより)計算を実施する。
【0009】
ディスペンサーにおける液体の重量の上述の間接的な測定は、ディスペンサーにおける液体のレベルには影響されず(そのレベルは、約10バールまでの大気圧を越える圧力の下、液体が高速でチャージされのでレベルは激しく変動する)、また、高い粘度条件では一般的に有り得る液体の発泡にも影響されない。更に、必要とされる短いサイクル時間を満たすために、液体は圧力下でチャージおよびディスチャージされ、液体がディスペンサーに入るおよび/またはそれから出る速度のためにレベルが変動し、この変動は、レベルを測定する必要がある場合には、問題となる精度を維持することを非常に困難なものにする。
【0010】
全開または全閉する速動式バルブ(quick-acting valve)が市販されているが、ディスペンスすべき液体の量が重要であるディスペンス・システムにおいてこれらを使用する示唆は無い。そのようなバルブは、比例的に操作できる性能を持たない。そのようなバルブが全開または全閉する間である1秒以下、好ましくは0.5秒以下の短時間にも拘わらず、過圧の下では、バルブが閉じるその短時間にバルブを通過して流れる液体の量は、少量の単位用量、例えば190リットル以下、例えば0.5リットルもの少量をディスペンスする場合の精度に悪影響を与える。しかしながら、従来技術においては、液体のディスペンサーへのチャージおよびそれからのディスチャージにそれぞれ速動式入口バルブおよび速動式出口バルブを使用すること、また、臨界的な(または重要な)時間間隔の間、即ち、単位用量の大部分(例えば50%より多い量)がディスペンスされた後で、ディスペンサーからディスチャージされる液体の勢い(または運動量、momentum)を急に止める(制止または遮断する)ことにより、±5%またはそれより良い必要な精度を達成できることは従来技術において示唆されていない。「勢い(または運動量)を急に制止する」とは、ディスペンサーへの加圧ガスを締め切ることにより、またはディスペンサーからの液体の流れを締め切ることにより、あるいはその双方によりディスペンサー内の単位用量の残量の速度を1秒より短い時間以内で少なくとも半減することを意味する。勢いを制止している間の時間は、それほど狭く限定されるものではないが、長い時間はそれほど有用ではないので、好ましくは1秒より短い時間である。好ましくは、勢いの制止は、単位用量の全てがディスチャージされる前にサイクルのディスチャージ部分の最後に近い部分で実施し、その後、単位用量の100%がディスペンスされたことをロードセルが検知するまで、制止時に残っている液体の失われた勢い(または運動量)を回復させる。
【0011】
【課題を解決するための手段】
液体が供給物リザーバー(supply reservoir)からディスペンサーに供給される条件および液体の物理的性質に関係なく、予め設定した時間内である満足すべき精度でディスペンスすべき液体の重量を、ディスペンサーを通って流れる液体の勢いもしくは流れ(または運動量)を急に制止する(または止める)、好ましくは所望量の液体(「単位用量」とも呼ぶ)がディスペンスされる直前に制止するのに必要な信号を伝達するコントロール手段(「信号処理手段」とも呼ぶ)により正確にコントロールできることが見いだされた。
【0012】
特に、「充填サイクル(fill cycle、サイクルのチャージする部分)」は、ディスペンサーへの(ディスペンスすべき)液体のチャージ(または供給)、典型的には入ってくる液体用の液体入口バルブ手段を開くことによるチャージ、その後の、ディスペンサー内の液体の量が液体中に浸かっているプランジャーにより作用する力に関連する予め決めたポイントに対応した時にバルブを閉じることを含んで成る。このポイントは、「チャージ」表示ポイント(charge reference point)と呼ぶ。充填サイクルが完了すると、サイクルのディスチャージ部分が始まる。サイクルのディスチャージ部分は、ディスチャージされる単位用量の検知重量が予め決めたポイントに対応する時に終了し、このポイントは、その時に液体に浸かっているプランジャーにより作用する力に関連して「ゼロ」表示ポイント(zero reference point)と呼ぶ。ゼロ表示ポイントが単一の単位用量に対して設定されようと、あるいは複数の単位用量に対して設定されようと、コントロール手段は「チャージ」表示ポイントおよび「ゼロ」表示ポイントを認識するように適当に設定さている。いずれの場合でも、単位用量の場合のゼロ表示ポイントに関してディスペンスされる単位用量を検知する。
【0013】
第1の特定の態様では、不活性ガス圧力の下、単位用量の大部分、好ましくは80%以上がディスペンサーからディスチャージ(または排出)された後に勢いは制止される。加圧ガス、本質的には液体と反応しないガスが、速動式ソレノイド空気入口バルブを通過してディスペンサーに流れ込む。開いた液体出口バルブを通過して液体が排出される間、空気入口バルブは、1秒より短い時間以内で迅速に閉じて、所定の時間の間閉じた状態を保持し、その後、再度開き、好ましくは1秒より短い時間以内で開き、単位用量の排出が完了する、即ち、出口バルブが閉じる。加圧された空気を供給する空気ラインの空気入口バルブを閉じることにより、予め決めた間、液体の勢いが制止され、予想もできないことに、ディスペンスされる液体に必要な満足すべき精度がもたらされる。
【0014】
第2の特定の態様では、単位用量の80%がディスペンスされた後に、ガス入口バルブを開いた状態で保持して圧力を維持するが、出口バルブを1秒以内に迅速に閉じて、所定の時間閉じた状態を保持して、その後、再度開いて、好ましくは1秒以内に再度開いて、単位用量の残りをディスペンスしてから出口バルブを閉じる。
【0015】
第3の特定の態様では、単位用量を排出するように出口バルブを開いた後、また、単位用量の80%以上をディスペンスした後、空気入口バルブ用のソレノイドをオフにする(エネルギーが供給されないようにする、deenergize)ことにより加圧空気を止め、本質的に同時に、液体出口バルブを閉じるが、この双方を1秒以内に行う。短い所定時間、好ましくは1秒以下の後、ソレノイドを再度オンにして(エネルギーが供給されるようにする、energize)空気入口バルブを開き、本質的に同時に、出口バルブを開く。ロードセルが単位用量がディスペンスされたことを検知した後、出口バルブを再度閉じる。
【0016】
従って、本発明の一般的な目的は、液体より高いガス圧力の下で排出されるより多い液体を保持するディスペンサーを提供することであり、この液体は、速開−速閉(quick-opening and quick-closing)入口バルブを通過して入り、速開−速閉出口バルブを通過して出、各バルブは1秒以内、好ましくは0.5秒以内で開閉する。加圧空気は速動式バルブ(quick-activating valve)により空気ラインを通って供給される。コントロール手段は、各バルブの開閉を開始させる信号を伝達するようにプログラムされている。ディスペンサー内の液体のレベルを目視的にチェックするために、垂直方向の覗きガラスが設けられている。
【0017】
本発明の特定の目的は、保持された液体の上の空間を充填するために加圧ガスを用いるディスペンサーを提供することであって、このディスペンサーは、約2.7バール〜5バールの範囲の圧力下、2分まで、好ましくは1分までに制限された充填−排出サイクルの排出時間内にディスペンサーから単位用量を押し出すものである。サイクルの排出部分は、好ましくは1分以下、より好ましくは約45秒以下である。
また、排出すべき液体の所望量の体積の約2倍〜10倍大きい範囲の内部容積を有するディスペンサーを提供すること、また、内側断面積のプランジャーの断面積に対する割合が約3〜20の範囲にあるディスペンサーを提供することも本発明の特定の目的である。
【0018】
吊るしたプランジャーによりロードセルの直ぐ下で作用する力に応じて適当な増幅器によりアナログ信号を発するようになっているロードセルによって、電圧を切り替える場合より約4倍速くコンクリートバッチ処理コントロール手段を介して信号を処理できることも見いだされた。このコントロール手段は、所定の短時間内で所定の精度で単位用量を供給するために、単位用量が排出される直前に、単位用量の勢いを急に制止するために速動式バルブを開閉する信号を伝達する。
【0019】
【発明の実施の形態】
本発明の上述の目的および追加の目的ならびに利点は、本発明の好ましい態様を模式的に説明した図面(同じ引用番号は同様の要素を示す)を用いて、以下の詳細な説明を引用することにより最も良く理解されよう。
【0020】
以下に説明する態様のそれぞれにおいて、単位用量は、液体の比重より大きい比重を有するプランジャーが真っ直ぐに吊るされたロードセルを用いて、驚くべき程の精度で間接的に測定される。高圧および高速でディスペンサーに液体が大きい流量で流れ込むことにより、プランジャーがランダムに動き、入ってくる液体中で揺れるまたはスイングする。プランジャーの検知重量の測定の精度は、適当な分解能を有する適当なロードセルおよびロードセル用の適当な増幅器手段を構成できること、および一般的に「コントロール手段」と呼ばれる信号処理手段を供給して、開閉が必要な場合に速動式バルブに指令を出すことに依存する。コンピューターからの適当な指令により、出口バルブが閉じる信号を受け取った後の出口バルブの固有の遅れ時間(完全に閉じるのに必要な時間、lag time)の間にディスペンスされるであろう過剰の液体がバルブを通過しないのを確保する。単位用量の大部分がディスチャージされた後に、ディスチャージされている液体の勢いを制止する少なくとも0.1秒から1秒以下の間の短い時間を用いることにより、過剰の液体の流れが無いようにできる。この範囲の時間の精確な量は、それほど重要ではない。
【0021】
特に、コンクリート混合物を使用する直前に、湿潤コンクリートミックス用の反応調節薬剤の単位用量を、約0.765m3〜約11.47m3の範囲の体積を有する湿潤コンクリートミックスのバッチにディスペンスする。本明細書にて説明するシステムは、精度および使用できる時間についての問題が同様である場合には、より大きい量の物質にいずれの他の液体を少量正確にディスペンスすることにも、同じように適用できる。
【0022】
図1を参照すると、10により一般的に示されるディスペンス・システムは、液体12がチャージされるディスペンサー11、所望重量の液体がチャージされるまで部分的に浸かるように垂直に吊るされたプランジャー13を含む。浮きプランジャー13の少なくとも一部分は、ディスペンサーから所望量の液体が排出された後でも、常に浸かっている。液体は、約0.6〜約1.3の範囲の比重を有し、典型的には約1.5m/秒を越える速度でディスペンサーにチャージされた場合には発泡する性質を有する程度に粘性であってよい。ディスペンサーを迅速に充填するには、液体は、約1.5m/秒〜約15m/秒の範囲の速度でチャージされるのが最も好ましい。プランジャー13は、実質的に硬質のロッド14によって、プランジャーが揺れて、また、回転できるようにする自在軸受け(swivels、図示せず)を有するロードセルおよび歪みゲージ15に接続されている。プランジャーが少なくとも90゜回転できない場合には、ロードセルの精度に問題が生じることが見いだされた。ロードセルおよび組み合わせられた歪みゲージは、ディスペンサー11と開放状態で流体連絡状態となる導管16を通じて液体12がチャージされると、プランジャー13により生じる歪みの減少を測定する。ディスペンサーの液体の表面より上側の空間は、入口空気用の速動式バルブ21を有する導管(「空気ライン」)を通じてディスペンサー11に加圧空気を供給するように接続された空気供給源19、例えば空気シリンダーからの空気により加圧される。いずれの他の速動式バルブを使用しても良いが、最も好ましいのは、ポペット(poppet)弁式またはキノコ弁式のエアー・パイロット・バルブ(air pilot volve)または空気作動式バルブ、例えばAutomatic Valve Co.から市販されているようなものである。加圧空気の供給は、大気圧以上の圧力、好ましくは2〜6バールの範囲である。
【0023】
液体は、ディスペンサー11の底部に速開−速閉入口バルブ23を有するチャージ導管16を介して約380kPa〜約790kPaの範囲の圧力でポンプ手段、好ましくは空気−ダイヤフラムポンプ33により、供給物リザーバー31から供給される。いずれの速動式液体入口バルブを使用してもよいが、最も好ましいものは、空気で作動する液体コントロールバルブ、例えばミニチュア空気作動ダイヤフラムバルブ、例えばPlast-O-Matic Valves Inc.から市販されているSeries BSDのようなものである。ディスペンサーから排出すべき液体は、速開−速閉出口バルブ25を有するディスチャージ導管18を通ってディスペンサーから出て、そして、混合受器37、例えばディスチャージした液体を他の成分と混合するコンクリートトラックに入る。ディスペンサー11の液体12のレベルを目視的にチェックするために、覗きガラスまたはサイト・チューブ51が設けられている。最も好ましいのは、0.1秒で開閉できる液体入口バルブに用いたものと同様の空気で作動するミニチュアダイヤフラムバルブである出口バルブである。
【0024】
ロードセルおよび歪みゲージ15は、「チャージ」表示ポイント、「プレ−ゼロ」表示ポイントおよび「ゼロ」表示ポイントにおける重量を検知した時に、反応するようにプログラムされている。ロードセルは、信号処理手段17により処理されるアナログ信号を発生し、手段17は、速開−速閉バルブ類、チャージサイクルでは空気パイロットバルブ36およびダイヤフラム入口バルブ23と、ディスチャージサイクルでは空気パイロットバルブ21およびダイヤフラム出口バルブ25と連絡する。図示した特定の態様では、信号手段17はコンピュータ手段45ならびに増幅手段40および43を以下に説明する理由で有し、空気作動バルブを使用する。ソレノイド空気パイロットバルブ41は、空気ポペットバルブ21およびダイヤフラム出口バルブ25を作動する。ソレノイドバルブ28および29はソレノイド空気パイロットバルブ41とバルブ21および25との間にそれぞれ配置され、バルブ21および25が独立して閉じることができるようになっている。従って、バルブ28および29は、「中間」バルブと呼ばれる。
【0025】
ディスペンサー11およびプランジャー13の断面積は、測定の精度が少なくとも±3%となるように重量を測定すべき液体の量に関連して選択される。プランジャーの重量は、その比重が液体の比重より約10%〜100%大きい範囲、典型的には水性液体の場合では約1.1〜約2となるように調整する。より大きい比重のものを使用できるが、それに付随してチャージおよびディスチャージされる液体の重量の精度が悪くなることは明らかであろう。プランジャーの比重およびその総重量は、チャージされる液体の速度に関連して選択され、総重量によって、液体がチャージされる時に、チャージされる液体の重量に対するロードセルの感度にそれほど影響を与えること無く、プランジャーが液体中で自由に揺れる(スイングする)ことができるようになる。ディスペンサーは、典型的には、ディスチャージすべき液体の所望量の約2〜10倍の内部容積を有し、ディスペンサーの内部断面積のプランジャーの断面積に対する割合は約3〜20である。
【0026】
図2は、長さが約68.6cmで外径が約4.11cmで重量が約1.9Kgの円筒状プランジャーを有する約30890cm3の内部容積を有する円筒状ディスペンサー(以下に説明する実施例で使用)の場合のロードセルの出力信号(ミリボルト)の大きさとプランジャーの浸漬深さ(インチ)とのプロットである。出力信号とプランジャーが浸かっている深さとの間の相関が直線状であることは明らかである。この情報を用いて、ディスペンサー内の液体の量を、また、差によってディスペンスされた液体の量を得ることができる。
【0027】
図1および図3を参照すると、システムの主要素の全体としての機能的な相互関係を示す模式的なフローシートが示される。ロードセル15は、ある表示ポイントを検知して信号S1を信号処理手段17に伝達し、この手段17は、いずれのコントロール手段であってもよく、例えばプログラム可能なロジックコントローラー(PLC)であってよいが、最も好ましいのは、最新の目的に合うように特別にプログラムされたパーソナル・コンピュータ(PC)であり、従って、「専用PC」とも呼ぶ。チャージサイクルは信号S2により開始される。ロードセル15により検知される充填レベルに達すると、信号処理手段が信号S3によりディスチャージサイクルを開始するまで、液体はディスペンサー内で保持される。
【0028】
図1および図4を参照すると、信号S2は、空気ポペットバルブ36を作動させるソレノイドバルブ35をオンにし、それと本質的に同時に、液体入口バルブ23を開く。空気パイロットバルブ36が開く時、ダイヤフラムポンプ33用の主空気供給も流す。液体12はディスペンサー11に入り、プランジャー13が「チャージ」表示ポイントに対応する予め設定された「充填重量」まで浸かるまで信号S1を連続して発生する。この充填重量は、所望の検知重量における第1の表示信号を発生する。プランジャーの上方部分だけが浸かっていない。充填重量において、ディスペンスすべき量より多い液体がディスペンサー内に保持される。ポンプ33は、空気パイロットバルブ35への信号S2を遮断することにより停止される。S2の遮断は、入口バルブ23も閉じる。
【0029】
図1および図5を参照すると、第3の態様の制止を使用するディスチャージサイクルにおいて、信号S3がソレノイド空気パイロットバルブ41に送られ、バルブ41が出口バルブ25を作動させ、同時に入口空気パイロットバルブ21が開いて、ディスペンサーを加圧して、液体を排出する。中間バルブ28および29は開いたままである。信号S3がディスチャージサイクルを開始した後のこの態様の詳細ならびにおよび第1および第2の態様の詳細は図6に示している。
プランジャーの水平方向断面積のディスペンサーの水平方向断面積に対する割合が一定であり、また、プランジャーの比重が液体の比重より大きいので、ディスペンサーにチャージされる液体の重量が算出される。
【0030】
上述の説明から、あるバッチから次のバッチまで本質的に一定の比重を有する液体を迅速にチャージしてディスチャージするバッチ式のディスペンスシステムは、液体を含むようになっている供給物リザーバー;単一の単位用量でディスペンスすべき量よりも多い、供給物リザーバーからの液体を保持するようになっているディスペンサー(この液体は十分に大きい圧力および速度でチャージされてディスペンサー内に溜まる液体には不安定で平らでない表面が形成される);供給物リザーバーとディスペンサーとの間で選択的に開いた流体連絡状態にあるポンプ手段;チャージされる液体内で、垂直方向で測定されるプランジャーの長さより短い深さまで長さ方向に順に浸かり、同時にディスペンサーの底と間隔を隔てて離れた関係にある下方端部を有するようになっている長尺プランジャー;ロードセルから自由にスイング可能であり、入ってくる液体により作用する力に応じてロッド手段上で回転可能である、プランジャーに取り付けられた本質的に伸張しない手段;ディスペンサー内に配置され、伸張しない手段に接続されている密封的にシールされたロードセル;リザーバーとディペンサーとの間で選択的に開いた流体連絡状態にする速動式液体入口バルブ手段;ディペンサーとディスチャージ出口との間で選択的に流体連絡状態にする速動式液体出口バルブ手段;2〜5バールの範囲の圧力で空気を供給する、ディスペンサーと選択的に開いた流体連絡状態にする速動式空気入口バルブ手段;およびロードセルからの出力信号に応答し、ポンプを作動させる信号、ポンプを停止する信号、ならびに空気入口バルブならびに液体出口バルブおよび液体入口バルブを開閉する信号を送るようにプログラムされたコントロール手段を含んで成る。
【0031】
ロードセルは、プランジャーにより作用する力を測定し、チャージ、プレ−ゼロおよびゼロ表示ポイントに対応する力に応じて異なる連続的なアナログ出力信号を発生するが、チャージ表示ポイントに対応する力は、プレ−ゼロ表示ポイントに対応する力より小さく、また、プレ−ゼロ表示ポイントに対応する力はゼロ表示ポイントに対応する力より小さく;コントロール手段は、チャージ、プレ−ゼロおよびゼロ表示ポイントに対応する出力信号に応じて対応するコンピュータ信号を発生して、ディスペンサーからの液体の排出を開始し、ディスペンサーにおける液体の勢いを制止し、その後、ディスペンサーの再チャージを開始する。どのモードの制止を選択するかに応じて、空気入口バルブ手段または液体出口バルブ手段、あるいは双方が、プレ−ゼロ表示ポイントを検知した時に受け取るコンピュータ信号に応答するが、この信号はいずれか、または双方のバルブを閉じる。いずれのモードにおいても、ディスペンサー内に含まれる液体のレベルまたは体積を測定すること無く、あるいはディスペンサーから排出される液体の重量を直接的に測定することなく、液体はチャージされ、単位用量±3%が1分以内で排出される。
【0032】
ロードセルは、供給されてディスペンサー11から排出される液体の重量の所望の範囲に対して検量(キャリブレーション)する。コンクリートに加える反応調節剤液体の場合、セメント1袋(sack)当たりについて3.7mlの少量を、セメントを5袋(約227Kg)と少量しか含まないことがあるコンクリートのバッチにディスペンスする必要があることがあり、従って、単位用量は18.5mlとなる。他方、セメント1袋当たりに5.9リットルもの多量の促進剤が必要な場合があり、6袋のコンクリートの11.5m3のバッチの場合には、530リットルもの多くの量を約45秒でディスチャージする必要がある。所定の時間内で所望の精度を得るために、ディスペンサーおよびプランジャーのディメンジョン(または断面)は、30秒以内に±3%の精度で所望の単位用量をディスチャージできるように選択する。
【0033】
ディスペンサーおよびプランジャーのディメンジョンは、ディスペンスすべき液体の量に応じて選択する。典型的なコンクリートプラントの場合、それぞれが特定の液体用である複数のディスペンサーを使用する。±3%の精度で約18.5ml/袋〜1.5リットル/袋の範囲の量で液体をディスチャージするには、ディスペンサーは約176cm2〜約761cm2の範囲の断面積を有し、約15.5cm2〜約39cm2の範囲の断面積を有するプランジャーを取り付けるのが好ましい。これにより、約15秒〜約50秒の充填−排出サイクル時間内で上述と同じ程度の精度で約5Kgまでの単位用量をチャージしてディスペンサーからディスチャージできる。
【0034】
図1および図3に戻ると、当該分野において最も好ましい空気作動バルブ(pneumatic valve)と共に使用する特定のシステムを示すが、コンピュータ手段17は、第1および第2出力信号増幅手段(40および43)ならびにプログラム可能コンピュータ「PC」45を含む。信号S1は同時に増幅器(またはアンプ)40および43に伝達される。増幅器40は信号S4(図示せず)をPC45に送り、PC45は、充填サイクルおよび排出サイクルのために2つの出力信号S2およびS3をそれぞれ発生する。増幅器43は、排出される液体の勢いを制止するためにバルブ手段を作動させる信号S5(図示せず)を伝達する。
【0035】
PC45からの出力信号S2は電気コントロールされたソレノイド空気コントロールバルブ35(好ましくは手動の補助装置(manual override)を有するもの)をオンにする。空気コントロールバルブ35から送られるパイロット空気は、同時に、速開−速閉空気コントロールパイロットバルブ36を作動させ(開き)、また、液体入口ダイヤフラムバルブ23も作動させる(開く)。バルブ36は、直接作動するソレノイドバルブであってもよいが、より好ましくは、ポペット型の空気パイロットバルブ(「空気ポペットバルブ(air poppet valve)」とも呼ぶ)、例えばAutomatic Valve Co.から市販されているものである。パイロット空気は、空気ダイヤフラムポンプに供給するメイン空気サプライのソースを開閉する機能を有する。ポペットバルブ36から送られるパイロット空気は、次に、ダイヤフラムポンプ33を作動させる(運転を開始する)。別法では、充填の出力信号S2がいずれの他のポンプ手段、例えば遠心ポンプ用の電気モーターおよび電流を用いる入口バルブ23を同時に作動させても、あるいは信号S2がポンプ33および入口バルブ23を作動させる油圧手段を作動させてもよい。
【0036】
このようにして、充填サイクルが完了する。
ディスチャージサイクルを開始する前に、S2はソレノイド35を作動させ(閉じ)、空気ポペットバルブ36をオフにしてポンプを停止させ、入口バルブ23を閉じる。
ディスチャージサイクルを開始する時に、出口バルブ25を開き、PC45が信号S3を止めるまで液体12を排出し、信号S3の停止により、出口バルブ25を閉じる。
【0037】
図1および図6に戻ると、勢いを制止するための第1の態様は、次のように行う。ロードセル15が予め設定したプレ−ゼロ表示ポイントを検知する時、バルブ25および21は開いた状態であり、信号S3によって開いた状態に保持されている。また、中間空気バルブ28および29も開いており、これらは閉じる指令が送られるまで常に開いている。信号S3は、バルブ25および21を開いた状態で保持するが、これは、それぞれを開くために空気を供給するように空気パイロットソレノイドバルブ41に指令することにより行う。例示した特定の態様では、PC45が出力信号を供給するようにプログラムされていないので、空気パイロットバルブ41への出力信号はアンプ43で発生する。好ましくは、コントロール手段は、アンプを使用するのを避けるように信号を供給するようにプログラムされている。プレ−ゼロ表示ポイントにてプランジャーによって予め設定した力が作用させると、信号S3がバルブ25を開いた状態で維持し、アンプ43の内部リレーにより発生する信号S4が通常は開いている空気パイロットバルブ28のソレノイドを瞬間的にオンにしてこのバルブを閉じる。約0.5秒後、信号S4は遮断されて、バルブ28のソレノイドがオフになり、従って、空気入口バルブ21が開く。ソレノイドのオンとオフとの間の時間は、0.1秒以上であるが、1秒を越えない範囲である。
【0038】
勢いの制止の第2の態様は、次の通りである。態様1と同様に、ロードセル15がプレ−ゼロ表示ポイントを検知する時、バルブ25および21は開いた状態であり、中間空気バルブ28および29も同様である。(アンプを避けるために)プログラムされたコントロール手段は信号S4を発生し、これが通常は開いた状態にある空気パイロットバルブ29のソレノイドをオンにして、バルブを閉じる。バルブ29が閉じると、出口バルブ25が閉じる。約0.5秒後、信号S4は遮断され、バルブ29のソレノイドはオフとなり、従って、バルブが開き、次に液体出口バルブ25が再度開く。ソレノイドのオフと再オンとの間の時間は、0.1秒以上であるが、1秒を越えない範囲である。
【0039】
図6に示すような勢いの制止の第3の態様は、次の通りである。態様1および2と同様に、ロードセル15がプレ−ゼロ表示ポイントを検知する時、バルブ25および21は開いた状態であり、中間空気バルブ28および29も同様である。プログラムされたコントロール手段は、プレ−ゼロ表示ポイントに達したことを知らされると、信号S3を遮断する。これが空気パイロットソレノイドバルブ41をオフにして、バルブ21および25を閉じる。約0.5秒後、信号S3が再度伝達されてソレノイド41がオンになり、バルブ21および45の双方を再度開く。ソレノイドのオフと再オンとの間の時間は、0.1秒以上であるが、1秒を越えない範囲である。
【0040】
上述の3つの態様のいずれにおいても、プレ−ゼロ表示ポイントにおいて勢いが制止された後、ディスペンサー内の液体の勢いまたは運動量の一部分が回復するように、ディスチャージが再形成される。ゼロ表示ポイントに達すると、信号S3は遮断されて、バルブ21および25は完全に閉じられる。
特に単一の単位用量のディスペンスに関する詳細では、プランジャーの底部付近の「ゼロ表示ポイント」におけるゼロの読み、頂部付近の「チャージ表示ポイント」における読み(これらの差が単位用量を意味する)、および単位用量の85%がディスペンスされた時における「プレ−ゼロ表示ポイント」(「ゼロ表示ポイント」の直ぐ上)における読みについてディスペンスシステムを検量する。
【0041】
システムを検量するには、手動補助装置のコントロールがコンピュータ手段により提供されようと、あるいはそうでなかろうと、ソレノイド空気パイロットバルブ35を開いて、入口バルブ23をオンにして、覗きガラス51のレベルが「ゼロライン」と記した印に達するまで液体をチャージする。次に、ゼロラインを認識するようにコンピュータに検量線をマニュアルで入力する。単一の単位用量に対応する「単位用量充填量」が供給されるまで更に液体をチャージする。次に、単位用量をゼロ表示ラインまでディスチャージして、ディスペンスされた量の重量を測定して、検知重量(ミリボルトの出力信号)と測定した重量との間の相関を決定する。単位用量がディスペンスされて、また、ディスペンサー内に受容された後に減少した力に対応するように電圧インプットを設定する。「キャパシティ充填」と呼ぶ複数の用量をディスペンスする場合、レベルがプランジャーの頂部より上に行かないことを条件に、ディスペンスすべき全用量に対応する覗きガラスのレベルまでディスペンサーをチャージする。複数用量をディスペンスする場合、全てのポイントはその間で直線関係があるので、出力信号は直線状に比例する。チャージ表示ポイントも、そのポイントを認識するようにコンピュータに入力する。単位用量をディスペンスして、プランジャーにより作用するより大きい力に対応する電圧をPCが受容し、これにより、ディスチャージサイクルの準備が完了する。
【0042】
ディスチャージサイクルを始める前に、コンピュータは自動的に内部検量線をチェックし、所望量のチャージが予め設定した精度、例えば±3%内であるか否かを判断する。もし、これが所望の許容範囲外にあれば、コンピュータは「ホールド」モードとなり、人の対応を必要とする。もし、所望の許容範囲内にあれば、ディスチャージサイクルを開始する。
【0043】
【実施例】
(実施例1)0.5秒の遅れ時間(閉じる動作を初めてから完全に閉じるまでに0.5秒を要する)の速動式バルブを用いる場合のディスチャージの精度に対する圧力の影響:
0.5秒の遅れ時間を有する出口バルブが完全に閉まる前に、流れを制止しないで単位用量をディスチャージする場合の影響を測定するために、セメント1袋(45.5Kg)当たりの単一の単位用量が473mlの促進剤を、6袋のコンクリートの7.65m3のバッチ(即ち、セメント6袋/(ヤード)3(0.765m3)含む場合)に加える場合について、以下の例示的な計算を示す。単位用量は28.4リットル−促進剤である。この単位用量は、空気により約380kPaに加圧されるディスペンサーと開いた状態では流れ連絡している公称直径1インチのパイプを通って2.2リットル/秒の速度で排出される。
【0044】
出口バルブが閉じ始める前に経過する時間は、(1)コンピュータがロードセルからの指示を処理する時間、(2)空気コントロールバルブ41のソレノイドが閉じる前にそのソレイドから空気が排気される時間、(3)空気圧力が出口バルブ25に伝達される時間、および(4)出口バルブ25から空気を排気するための時間の総和である。更に、始動後にバルブが実際に閉じる時間は0.5秒である。典型的には経過時間は合計で約0.8秒である。上述の条件下で0.8秒にディスペンスされる促進剤の量は、約1.75リットルであり、これは、+3%の限界の外側にある(28.38リットルの場合の許容可能な+3%の限界は、851mlである)。0.8秒で過剰にディスペンスされるのは893mlである。
【0045】
望ましくない過剰量を相殺するために、単位用量の85%がディスチャージされた後のプレ−ゼロ表示ポイントにおいて出口バルブの閉鎖の始動の信号を送る。この85%は、ある特定の場合では、単位用量に対して予め設定された検量ポイントをロードセルが検知する時の0.11秒前である。単位用量の85%に関するこの調節は、ディスチャージされる液体の体積%はアンプにて設定できないので、検量したゼロ表示ポイントの位置を考慮して、PC45(またはアンプ43)において為される。
【0046】
(実施例2)
コンクリートトラックに特定の処方のコンクリートミックスを充填する典型的な状況において、特定の処方のミックスに使用するのに必要な液体成分を受容するようにトラックが配置される。オペレーターは、予め充填する処方のミックスおよびトラックに含まれるコンクリートバッチの体積をインプットする。チャージサイクルが上述のように自動的に始まる。プランジャーの頂部に近いチャージ表示ポイントを検知すると、ロードセルは、充填サイクルが完了したことを示すようにアンプ40に信号を送る。
【0047】
全ての液体成分がチャージされると、ディスチャージサイクルが自動的に始まる。ディスチャージサイクルが始まると、単位用量の約90%がディスチャージされた後、各ディスペンサー(複数のディスペンサーが通常使用される)において勢いが制止され;そして、ディスチャージサイクルが再開されて全単位用量がディスチャージされる。
以下の運転のそれぞれにおいて、ディスペンスすべき単位用量の大きさに応じて、50秒またはそれ以下の全サイクル期間内で上述の±3%の精度が達成される。
【0048】
直径4.13cmのプランジャーを有し、容積が9832cm3で直径が15cmのディスペンサーを使用して、小さい単位用量、例えば7.65m3のバッチの場合に6袋のミックス中に空気同伴剤59ml/袋、即ち、10秒で3.5リットルをディスペンスするには、0.5秒の時間遅れおよび0.8秒全経過時間で出口バルブを通過する過剰の液体は218mlである。3193mlがディスペンスされた時にディスチャージを制止することにより、ディスペンスされる単位用量は106ml以内の許容誤差内に入る。
【0049】
直径5.1cmのプランジャーを有し、容積が88490cm3で直径が30.5cmのディスペンサーを使用して、大きい単位用量、例えば7.65m3のバッチの場合に6袋のミックス中に促進剤1794ml/袋、即ち、40秒で106リットルをディスペンスするには、0.5秒の時間遅れおよび0.8秒全経過時間で出口バルブを通過する過剰の液体は6.5リットルであり、これは許容範囲を3.34リットル越えている。95.8リットルがディスペンスされた時にディスチャージを制止することにより、ディスペンスされる単位用量は3.19リットルの許容誤差内に入る。
【0050】
(実施例3)デジタル・ディスプレイスメント・メーター(digital displacement meter)を使用する従来技術のディスペンサー:
本実施例で使用するメーターは、Badger Meter, Inc.により製造されているModel PFT-25 Concrete Additive Flow Transmission System meterである。このメーターは、「単一の単位用量」モードで操作するディスペンサーにチャージする場合にマス・フロー・メーター(mass flow meter)として作用する。このメーターは、10カウント/秒を読み取るコンピュータと組み合わせて使用される。単位用量がコンクリートトラックにディスチャージされる前に単位用量を確認する必要があるので、このメーターは、単位用量がコンクリートトラックにディスチャージされる前にディスペンサー内への単位用量を測定するために使用される。このディスペンサーには1対のプローブ、間隔を隔てて垂直に配置された第1および第2(ロッド)が装着され、第1プローブの底部は、第2プローブの底部よりディスペンサーの底から少し高く配置される。コンピュータは、第1プローブを離れ、次に第2プローブを離れる液体レベルに応答するように接続されている。単位用量は、液体レベルが第2プローブを離れる時にディスペンスされる。
【0051】
このメーターは、コンピュータの能力に合わせるために10カウント/秒の最大カウント速度を有し、1カウントは29.6mlに相当し、従って、23.7リットルの単位用量をディスペンサーにチャージするには80秒を要する。サイクルのチャージ部分が1分を越えることを無視して、380kPaの空気圧力の下、20秒で単位用量をディスチャージすることを目指して、液体のレベルがプローブの下に下がるまでディスチャージを継続する。プローブが液体ともはや接触していないようになると、出口バルブを閉じる。プローブの底部は、速動式出口バルブを閉じる0.5秒の時間遅れを相殺するように配置されている。コンピュータがメーターの1秒当たりのカウント数を読みとることができる必要があるので、コンピュータが15カウント/秒を読みとることができても、1分の全サイクル時間を満足しないのは明らかである。
【0052】
更に、ディスチャージサイクルの最後において、プローブより下方で変動するレベルまでレベルは低下し得るので、ディスペンサー内の液体の実際の体積は誰にも判らない。従って、メーターは正確に単位用量をチャージするかもしれないが、プローブは液体レベルがそれより下に低下したことを検知できるに過ぎないので、単位用量の量をコントロールできなかった。
【0053】
一般的な説明を行い、全体の方法を詳細に説明し、その方法を実施するための最良のモードの特定の例を用いて本発明を例証してきたが、本発明は、特にコンクリート調製分野において長年必要とされていたものを提供したことは明らかである。従って、特定の態様が例示されて説明されているという理由によって不当に制限されることはなく、特に、本発明は本明細書にて説明した詳細に制限されるものではないと理解すべきである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 図1は、所望量の液体添加剤を迅速にチャージしてディスペンサーからコンクリートトラック内に保持されているコンクリートミックスの湿潤バッチに正確に排出するディスペンス・システムの主要素を模式的に図示する図面である。
【図2】 図2は、ディスペンサーおよび長尺ボディがそれぞれ直円筒の円形断面を有する場合に、プランジャーの浸漬深さの関数として押しのけられた液体の量をプロットしたグラフであり、押しのけられた液体の重量がボディの浸漬深さに直線的に比例していることを示す。
【図3】 図3は、主要素および信号処理手段の機能を示すアナログ回路の簡素化した機能フローシートである。
【図4】 図4は、液体をディスペンサーにチャージする間である「充填」サイクルのステップを示すアナログサーキットにおいて接続された、対応する機能に関するシステムの要素を示す機能フローシートであり、要素の機能は図1に関して説明したものである。
【図5】 図5は、液体をディスペンサーからディスチャージする間である「排出」サイクルのステップを示すアナログサーキットにおいて接続された、対応する機能に関するシステムの要素を示す機能フローシートであり、要素の機能は図1に関して説明したものである。
【図6】 図6は、ディスペンサーから排出される液体の勢いを制止するための2つの態様のそれぞれにおいて信号処理手段(または「コントロール」手段)の操作を説明する機能フローシートである。
【符号の説明】
10…ディスペンス・システム、11…ディスペンサー、12…液体、
13…プランジャー、14…硬質ロッド、15…ロードセル、
16…チャージ導管、17…信号処理手段、18…ディスチャージ導管、
19…空気供給源、21…速動式バルブ、23…速開−速閉入口バルブ、
25…速開−速閉出口バルブ、28,29,35…ソレノイドバルブ、
31…供給物リザーバー、33…空気−ダイヤフラムポンプ、
36…空気パイロットバルブ、37…混合受器、40,43…増幅手段、
41…ソレノイド空気パイロットバルブ、45…コンピュータ手段、
51…覗きガラス。

Claims (3)

  1. ディスペンスすべき液体が通過する液体出口バルブ手段、ディスペンサー内に導入される加圧ガスが通過するガス入口バルブ手段、液体より大きい比重を有し、液体のレベルが変化するディスペンサー内の範囲より大きい長さを有する、液体に部分的に浸漬する長尺プランジャー、およびプランジャーの見掛け重量を連続的に検知するロードセル発生する信号を受け取り、バルブ手段に指令を送るコントロール手段を有して成るシステムにおいて、ディスペンサーから液体の単位用量をディスペンスする方法であって、
    (a)出口バルブ手段を開いて単位用量のディスペンスを始めること、
    (b)空気入口バルブ手段を開いてディスペンサー内に加圧空気を流し込み、約790kPaまでの大気圧以上の圧力を維持すること
    (c)単位用量の大部分がディスペンスされた後でプレ−ゼロ表示ポイントを検知した時に、プランジャーの検知重量に比例する第1信号を、コントロール手段で受け取ること
    (d)コントロール手段からガス入口バルブ手段および液体出口バルブ手段の少なくとも一方に第1出力信号を伝達してディスペンサー内の液体の勢いを制止すること、
    (e)勢いの一部分を回復すること、
    (f)ゼロ表示ポイントを検知した時にプランジャーの検知重量に対応する第2信号を、コントロール手段で受け取ること、および、その後、
    (g)第2出力信号を伝達して1秒より短い時間で出口バルブ手段を閉じること
    を含んで成り、それによって、ディスペンサー内に含まれる液体のレベルまたは体積を測定することなく、あるいはディスペンサーからディスペンスされる液体の重量を直接測定することなく、所定時間内で単位用量±5%をディスペンスするようになっている方法。
  2. ディスペンスすべき液体が通過する液体出口バルブ手段、ディスペンサー内に導入される加圧ガスが通過するガス入口バルブ手段、液体より大きい比重を有し、ディスペンサー内の液体のレベルの変動より大きい長さを有する、液体に部分的に浸漬する長尺プランジャー、およびプランジャーの見掛け重量を連続的に検知するロードセル発生する信号を受け取り、バルブ手段に指令を伝達するコントロール手段を有して成るディスペンサーから液体の単位用量をディスペンスするシステムであって、
    (a)出口バルブ手段を開いて単位用量のディスペンスを始める手段、
    (b)空気入口バルブ手段を開いてディスペンサー内に加圧空気を流し込み、約790kPaまでの大気圧以上の圧力を維持する手段
    (c)単位用量の大部分がディスペンスされた後プレ−ゼロ表示ポイントを検知した時に、プランジャーの検知重量に比例する第1信号を発生するロードセル手段、
    (d)コントロール手段第1信号を受け取り、コントロール手段からガス入口バルブ手段および液体出口バルブ手段の少なくとも一方に第1出力信号を伝達してディスペンサー内の液体の勢いを予め選択した時間制止する手段、
    (e)勢いの一部分を回復する手段、
    (f)ゼロ表示ポイントを検知した時にプランジャーの検知重量に対応する第2信号をコントロール手段受け取る手段、および
    (g)第2出力信号を伝達して1秒より短い時間で出口バルブ手段を閉じる手段
    を有して成り、それによって、ディスペンサー内に含まれる液体のレベルまたは体積を測定することなく、あるいはディスペンサーからディスペンスされる液体の重量を直接測定することなく、所定のサイクル時間内で単位用量±5%をチャージしてディスペンスするシステム。
  3. 供給物リザーバーから液体入口バルブ手段を通ってチャージされ、出口バルブ手段を通ってディスチャージされる、ディスペンサー内の液体の何の重量も、またはレベルもしくは体積を直接測定することなく、ディスペンサーにチャージして、それから、規定された時間の充填−排出サイクルの排出部分において単位用量の液体をディスペンサーからディスペンスするシステムであって、
    システムは、液体に部分的に浸漬する長尺プランジャーが吊るされるロードセル手段発生する信号を受け取るコントロール手段を含み、
    (1)ガス入口バルブ手段は、ディスペンサーへの加圧ガスの流れをコントロールし、コンピュータ手段からの出力信号に応答して1秒より短い時間で開閉するように迅速に作動し、
    (2)液体入口バルブ手段および液体出口バルブ手段は、コンピュータ手段からの出力信号に応答して1秒より短い時間で開閉するように迅速に作動し、
    (3)ロードセルは、チャージ表示ポイント、ゼロ表示ポイントおよびプレ−ゼロ表示ポイントに対応するディスペンサー内の液体の量に応じて変化する信号を発生し、チャージ表示ポイントはディスチャージ部分を開始すべきことおよび少なくとも1の単位用量が存在することまたは排出できることを示し、ゼロ表示ポイントは単位用量がディスペンスされたことを示し、プレ−ゼロ表示ポイントは単位用量の大部分がディスペンスされたことを示し、
    (4)コントロール手段は、プレ−ゼロ表示ポイントを検知した時にディスペンサーを通って流れる液体の勢いを制止する第1出力信号を伝達し、1秒より短い時間内で勢いの一部分を回復し、ゼロ表示ポイントを検知した時に出口バルブ手段を閉じる第2出力信号を伝達し、
    それによって、2分以内で単位用量±5%をチャージしてディスペンスするようになっているシステム。
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