JP3722746B2 - Frozen dessert supply equipment - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、冷菓供給装置に係り、特にピストンの移動によりシリンダ内に装填された袋詰冷菓を押し出して注出する装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の冷菓供給装置の全体構造を図8に示す。冷凍室1内の天井部分に冷却器2と庫内ファン3が配置される一方、機械室4内には冷却器2に接続された冷凍機5が配置されている。冷凍室1の奥面に設けられたダクト6を介して吸引された庫内空気が冷却器2で冷却されて庫内ファン3によって冷凍室1内に循環供給され、これにより冷凍室1内はアイスクリーム等の冷菓が注出可能な状態で保存されるような温度に維持されている。
【0003】
コック7を開操作すると、弁体8が上昇してコックパイプ9が開放されると共に注出口スイッチ10がオンして機械室4内のポンプ11が正方向に駆動され、実線矢印で示されるように、ブラインタンク12からブライン13がシリンダ14下部の圧力室15に供給される。これにより、ピストン16が上昇してシリンダ14上部に装填された袋詰冷菓17が圧縮され、袋詰冷菓17の取出口18から冷菓19が流出してコックパイプ9を通り、注出口20から注出される。コック7を閉操作すると、注出口スイッチ10がオフとなってポンプ11が停止すると共に弁体8が下降してコックパイプ9が閉鎖され、冷菓19の注出が停止される。
【0004】
冷菓19が全て注出されると、操作パネル21の操作によりポンプ11が逆方向に駆動され、破線矢印で示されるように、シリンダ14の圧力室15からブライン13がブラインタンク12に戻されてピストン16が下降する。この状態でシリンダ14の蓋22を開けて袋詰冷菓17が交換される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、ピストン16の上昇により冷菓19の注出を終了する毎に、ピストン16をそれまでの押し上げ位置から若干下降させて袋詰冷菓17内の残圧を逃がしていた。また、一日の冷菓販売終了後にコック部の洗浄を行うために袋詰冷菓17の取出口18をコックパイプ9から引き離す目的でシリンダ14を傾斜させると、冷菓供給装置はその制御上シリンダ14内のピストン16を強制的に下降させて下死点位置にまで引き戻す。
【0006】
ピストン16の上昇によって袋詰冷菓17は一旦形造られるが、上述した残圧逃がしやコック部の洗浄に伴うピストン16の下降と時間の経過により袋詰冷菓17の自重でその形状を崩していた。このようにして形状を崩した袋詰冷菓17の下端部を再びピストン16で押し上げて冷菓19を注出しようとすると、袋が不規則に畳まれるために、袋の下部が袋詰冷菓17の取出口18に接近するに従って次第に取出口18を塞ぎ、それ以上の冷菓19の注出を不可能とする怖れがあった。この場合には、袋内に冷菓19がまだ残っているにも関わらず、袋詰冷菓17の交換を余儀なくされることとなる。また、不規則に畳まれた袋の端部がシリンダ14の内壁とピストン16との隙間に挟まれ、ピストン16のシール部に噛み込まれて冷菓漏れを引き起こしたり、ピストン16の著しい傾きを誘発してシール部の面圧低下によるブライン漏れを引き起こす怖れもあった。
【0007】
この発明はこのような問題点を解消するためになされたもので、冷菓を収容する袋の不規則な畳まれに起因する冷菓取出口の閉塞やピストンシール部への噛み込みを防止することができる冷菓供給装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
この発明に係る冷菓供給装置は、シリンダ内に袋詰冷菓を装填すると共にピストンを前進させることにより冷菓を注出する冷菓供給装置において、ピストンを互いに相対移動自在な第1ピストンと第2ピストンとに分割し、第1ピストンは開口部を有すると共に第2ピストンに従動し、第2ピストンは第1ピストンとの相対位置に応じて第1ピストンの開口部を通って袋詰冷菓側に進退自在に突出する凸部を有し、第2ピストンの前進時には凸部が第1ピストンの開口部から突出した状態で第1ピストンと一体となって袋詰冷菓の後端を押圧し、第2ピストンの後退時には第1ピストンを袋詰冷菓の後端位置に留まらせたまま凸部が第1ピストンの開口部に対して後退するものである。
第1ピストンが、第2ピストンの前進時にのみ第2ピストンに従動するように、あるいは第2ピストンが所定距離だけ後退した後に第2ピストンに従動して後退するように構成することができる。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の実施の形態を添付図面に基づいて説明する。
実施の形態1.
図1にこの発明の実施の形態1に係る冷菓供給装置の全体構造を示す。この冷菓供給装置は、図8に示した従来の冷菓供給装置において、シリンダ14内のピストン16を互いに相対移動自在な第1ピストン23と第2ピストン24とに二分割したものである。第1ピストン23及び第2ピストン24はそれぞれシリンダ14内を上下方向に摺動自在に設けられており、これらのうち第1ピストン23は上側すなわち袋詰冷菓17側に配置され、第2ピストン24は下側すなわち圧力室15側に配置されている。
【0010】
図2に示されるように、第1ピストン23は、その中央部に開口部25を有するリング形状を呈しており、外周部に嵌め込まれたダストシール26によりシリンダ14の内壁面に密着しながら上下方向に摺動し得るように構成されている。一方、第2ピストン24は、第1ピストン23との相対位置に応じて第1ピストン23の開口部25を通って袋詰冷菓17側に進退自在に突出する凸部27を有しており、外周部に嵌め込まれたピストンシール28により圧力室15内のブラインの漏出を防止しつつシリンダ14の内壁面に密着しながら上下方向に摺動し得るように構成されている。
【0011】
次に、この実施の形態1に係る冷菓供給装置の動作について説明する。まず、冷菓19を注出しようとしてコック7を開操作すると、弁体8が上昇してコックパイプ9が開放されると共に注出口スイッチ10がオンして機械室4内のポンプ11が正方向に駆動され、ブラインタンク12からブライン13がシリンダ14下部の圧力室15に供給される。これにより、図2に示されるように、第2ピストン24が第1ピストン23に接触し、第1ピストン23と一体となって前進すなわち上昇する。このとき、第2ピストン24の凸部27が第1ピストン23の開口部25を貫通して上方に突出し、シリンダ14上部に装填された袋詰冷菓17の後端中央部を押圧する。袋詰冷菓17の後端周縁部は、第2ピストン24の前進動作に従動するリング形状の第1ピストン23によって押圧される。その結果、袋詰冷菓17の取出口18から冷菓19が流出してコックパイプ9を通り、注出口20から注出される。
【0012】
1回の冷菓注出が終了してコック7を閉操作すると、注出口スイッチ10がオフとなり、ポンプ11が停止すると共に弁体8が下降してコックパイプ9が閉鎖され、冷菓19の注出が停止される。さらに、図示しない制御装置によってポンプ11が逆方向にわずかに駆動され、シリンダ14下部の圧力室15から少量のブライン13がブラインタンク12に戻される。これにより、図3に示されるように、第2ピストン24が若干後退して凸部27が下降し、袋詰冷菓17内の残圧が逃される。このとき、第1ピストン23は、第2ピストン24に対して相対移動自在であるため、第2ピストン24の後退動作に従動することなく袋詰冷菓17の後端位置に留まって袋詰冷菓17の後端の形状を維持する。
【0013】
一日の冷菓販売終了後のコック部洗浄時に袋詰冷菓17の取出口18をコックパイプ9から引き離す目的でシリンダ14を傾斜させると、図示しない制御装置によってポンプ11が逆方向に駆動されてシリンダ14下部の圧力室15からブライン13がブラインタンク12に戻される。これにより、図4に示されるように、第2ピストン24が下死点位置にまで下降する。このときも、第1ピストン23は袋詰冷菓17の後端位置に留まり、袋詰冷菓17の後端の形状を維持する。
【0014】
このような袋詰冷菓17内の残圧逃がしやコック部の洗浄に伴う第2ピストン24の下降の後、改めて冷菓の注出を開始する際には、ポンプ11の正方向への駆動によりブライン13がブラインタンク12から圧力室15に供給され、第2ピストン24が上昇する。そして、図2に示されるように、第2ピストン24が第1ピストン23と一体となり、袋詰冷菓17の後端中央部を押圧する。
なお、袋詰冷菓17内の冷菓19の残量が少なくなるに従って第1ピストン23はシリンダ14内を上方へ移動し、そこに留まることになる。袋詰冷菓17内の冷菓19が全て注出されると、ポンプ11が逆方向に駆動され、シリンダ14の圧力室15からブライン13がブラインタンク12に戻されて、図4に示されるように、第2ピストン24が下死点位置にまで下降する。この状態でシリンダ14の蓋22を開けて空の袋詰冷菓17が取り出され、代わりに新しい袋詰冷菓17がシリンダ14内に装填されるが、このときシリンダ14内の上部にまで上昇して留まっている第1ピストン23が新しい袋詰冷菓17の後端部に押されて下降する。
【0015】
実施の形態2.
図5に実施の形態2に係る冷菓供給装置で用いられたシリンダ14内の第1ピストン31及び第2ピストン32を示す。第1ピストン31は、その上端周縁部及び下端周縁部にそれぞれシリンダ14の中心軸方向に延在形成された環状のフランジ33及び34を有するほぼ円筒形状を呈しており、外周部に嵌め込まれたピストンシール35により圧力室15内のブラインの漏出を防止しつつシリンダ14の内壁面に密着しながら上下方向に摺動し得るように構成されている。また、第1ピストン31の上端にはフランジ33に囲まれた開口部36が形成されている。
【0016】
この第1ピストン31の中に第2ピストン32が配置されている。第2ピストン32は、その外周部に嵌め込まれたピストンシール37により第1ピストン31の内壁面に密着しながら第1ピストン31に対して相対移動自在に摺動し得るように構成されている。第2ピストン32には、第1ピストン31との相対位置に応じて第1ピストン31の開口部36を通って袋詰冷菓17側に進退自在に突出する凸部38が形成されている。
【0017】
なお、圧力室15へのブライン13の供給量に応じて第1ピストン31より先に第2ピストン32が進退を始めるように第1ピストン31及び第2ピストン32のブライン圧を受ける面積並びにピストンシールの個数が予め設定されている。
【0018】
冷菓の注出時にブラインタンク12からシリンダ14下部の圧力室15にブライン13が供給されると、まず第2ピストン32のみが上昇して図5に破線で示されるように凸部38が第1ピストン31の開口部36を通って大きく突出し、第2ピストン32の肩部39が第1ピストン31のフランジ33の下面に当接したところで第1ピストン31と第2ピストン32とが一体となって上昇する。これにより、シリンダ14上部に装填された袋詰冷菓17の後端中央部が凸部38で押圧され、袋詰冷菓17の後端周縁部は第2ピストン32の前進動作に従動するほぼ円筒形状の第1ピストン31によって押圧される。
【0019】
このようにして冷菓注出が終了した後にシリンダ14下部の圧力室15から少量のブライン13がブラインタンク12に戻されると、第1ピストン31を袋詰冷菓17の後端位置に留まらせたまま第2ピストン32が下降して凸部38が第1ピストン31の開口部36に対して若干後退し、袋詰冷菓17内の残圧が逃される。このとき、位置が留まっている第1ピストン31により袋詰冷菓17の後端の形状が維持される。
【0020】
一日の冷菓販売終了後のコック部洗浄時にシリンダ14下部の圧力室15からブラインタンク12にブライン13が戻されると、まず第2ピストン32のみが下降して図5に実線で示されるように凸部38が第1ピストン31の開口部36に対して後退し、第2ピストン32の下端部が第1ピストン31のフランジ34の上面に当接したところで第1ピストン31と第2ピストン32とが一体となって下降する。すなわち、第1ピストン31は第2ピストン32が所定距離だけ後退した後に第2ピストン32に従動し、第2ピストン32と共に後退する。
【0021】
実施の形態3.
図6に実施の形態3に係る冷菓供給装置で用いられたシリンダ14内の第1ピストン41及び第2ピストン42を示す。第1ピストン41は、上方に向かって開いた開口部43を有する有底円筒形状を呈しており、外周部に嵌め込まれたダストシール44によりシリンダ14の内壁面に密着しながら上下方向に摺動し得るように構成されている。また、開口部43の底部45の中央には貫通孔46が形成されている。
【0022】
一方、第2ピストン42は、その外周部に嵌め込まれたピストンシール47により圧力室15内のブラインの漏出を防止しつつ第1ピストン41の下側においてシリンダ14の内壁面に密着しながら第1ピストン41に対して相対移動自在に摺動し得るように構成されている。第2ピストン42には、第1ピストン41の貫通孔46を緩く貫通して上方へ延びる円柱部48とこの円柱部48の上部に配置された円錐台形状の凸部49とが形成されている。凸部49は、第1ピストン41の開口部43の直径よりわずかに小さな直径を有しており、第2ピストン42と第1ピストン41との相対位置に応じて第1ピストン41の開口部43を通って袋詰冷菓17側に進退自在に突出する。
【0023】
冷菓の注出時にブラインタンク12からシリンダ14下部の圧力室15にブライン13が供給されると、まず第2ピストン42のみが上昇して図6に示されるように凸部49が第1ピストン41の開口部43を通って大きく突出し、第2ピストン42が第1ピストン41の底部45の下面に当接したところで第1ピストン41と一体となって上昇する。これにより、シリンダ14上部に装填された袋詰冷菓17の後端中央部が凸部49で押圧され、袋詰冷菓17の後端周縁部は第2ピストン42の前進動作に従動する第1ピストン41によって押圧される。
【0024】
このようにして冷菓注出が終了した後にシリンダ14下部の圧力室15から少量のブライン13がブラインタンク12に戻されると、第1ピストン41を袋詰冷菓17の後端位置に留まらせたまま第2ピストン42が下降して凸部49が第1ピストン41の開口部43に対して若干後退し、袋詰冷菓17内の残圧が逃される。このとき、位置が留まっている第1ピストン41により袋詰冷菓17の後端の形状が維持される。
【0025】
一日の冷菓販売終了後のコック部洗浄時にシリンダ14下部の圧力室15からブラインタンク12にブライン13が戻されると、まず第2ピストン42のみが下降して凸部49が第1ピストン41の開口部43に対して後退し、図7に示されるように第2ピストン42の凸部49の下面が第1ピストン41の底部45の上面に当接したところで第1ピストン41と第2ピストン42とが一体となって下降する。すなわち、第1ピストン41は第2ピストン42が所定距離だけ後退した後に第2ピストン42に従動し、第2ピストン42と共に後退する。
【0026】
【発明の効果】
以上説明したように、この発明によれば、ピストンを互いに相対移動自在な第1ピストンと第2ピストンとに分割し、前進時には第2ピストンの凸部が第1ピストンの開口部から袋詰冷菓側に突出した状態で第1ピストンと一体となって袋詰冷菓の後端を押圧し、後退時には第1ピストンを袋詰冷菓の後端位置に留まらせたまま第2ピストンの凸部が第1ピストンの開口部に対して後退するようにしたので、残圧逃がしに伴うピストン下降時に袋詰冷菓の自重による形状の変化が抑制され、袋の不規則な畳まれに起因する冷菓取出口の閉塞やピストンシール部への噛み込みを防止することができる。従って、袋に内包された規定量の冷菓の注出が可能になると共に袋のピストンシール部への噛み込みによるブライン漏れの怖れが回避される。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1に係る冷菓供給装置の全体構造を示す断面図である。
【図2】 実施の形態1における冷菓注出時の第1及び第2ピストンの状態を示す断面図である。
【図3】 実施の形態1における袋詰冷菓の残圧逃しの際の第1及び第2ピストンの状態を示す断面図である。
【図4】 実施の形態1における冷菓注出終了後の第1及び第2ピストンの状態を示す断面図である。
【図5】 実施の形態2における袋詰冷菓の残圧逃しの際の第1及び第2ピストンの状態を示す断面図である。
【図6】 実施の形態3における冷菓注出時の第1及び第2ピストンの状態を示す断面図である。
【図7】 実施の形態3における袋詰冷菓の残圧逃しの際の第1及び第2ピストンの状態を示す断面図である。
【図8】 従来の冷菓供給装置の全体構造を示す断面図である。
【符号の説明】
11 ポンプ、12 ブラインタンク、13 ブライン、14 シリンダ、15 圧力室、17 袋詰冷菓、19 冷菓、23,31,41 第1ピストン、24,32,42 第2ピストン、25,36,43 開口部、26,44 ダストシール、27,38,49 凸部、28,35,37,47 ピストンシール。[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a frozen confection supply device, and more particularly to an apparatus for extruding and discharging a packed frozen confection loaded in a cylinder by movement of a piston.
[0002]
[Prior art]
The whole structure of the conventional frozen dessert supply apparatus is shown in FIG. While the
[0003]
When the
[0004]
When all of the frozen
[0005]
[Problems to be solved by the invention]
By the way, every time the extraction of the frozen
[0006]
The bag frozen
[0007]
The present invention has been made to solve such problems, and it is possible to prevent clogging of the frozen dessert outlet and biting into the piston seal portion due to irregular folding of the bag containing the frozen dessert. It aims at providing the frozen dessert supply apparatus which can be performed.
[0008]
[Means for Solving the Problems]
A frozen dessert supply apparatus according to the present invention is a frozen dessert supply apparatus that fills a cylinder with a packaged frozen dessert and dispenses the frozen dessert by advancing the piston. The first piston and the second piston can be moved relative to each other. The first piston has an opening and is driven by the second piston. The second piston can be moved forward and backward through the opening of the first piston to the bagging frozen dessert side according to the relative position with the first piston. The second piston, when the second piston moves forward, presses the rear end of the packed frozen dessert together with the first piston with the convex portion protruding from the opening of the first piston. At the time of retreating, the convex portion retreats with respect to the opening portion of the first piston while keeping the first piston at the rear end position of the packed frozen dessert.
The first piston can be configured to follow the second piston only when the second piston moves forward, or can be driven to move back by following the second piston after the second piston has moved back a predetermined distance.
[0009]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Embodiments of the present invention will be described below with reference to the accompanying drawings.
FIG. 1 shows the overall structure of a frozen dessert supply apparatus according to Embodiment 1 of the present invention. This frozen dessert supply device is obtained by dividing the
[0010]
As shown in FIG. 2, the
[0011]
Next, the operation of the frozen dessert supply apparatus according to the first embodiment will be described. First, when the
[0012]
When the operation of closing the
[0013]
When the
[0014]
When the
In addition, as the remaining amount of the
[0015]
FIG. 5 shows the
[0016]
A
[0017]
It should be noted that the area under which the brine pressure of the
[0018]
When the
[0019]
When a small amount of
[0020]
When the
[0021]
FIG. 6 shows the
[0022]
On the other hand, the
[0023]
When the
[0024]
When a small amount of
[0025]
When the
[0026]
【The invention's effect】
As described above, according to the present invention, the piston is divided into the first piston and the second piston that are movable relative to each other, and the convex portion of the second piston moves from the opening of the first piston to the bagging frozen confectionery when moving forward. The rear piston protrudes to the side with the first piston and presses the rear end of the frozen frozen dessert, and when retracted, the first piston remains in the rear end position of the packed frozen dessert while the convex portion of the second piston is Since the piston is retracted with respect to the opening of the piston, the shape change due to the dead weight of the packed frozen dessert is suppressed when the piston descends due to the residual pressure relief, and the ice cream Blockage and biting into the piston seal can be prevented. Therefore, it becomes possible to pour out a predetermined amount of frozen dessert contained in the bag, and avoid the fear of brine leakage due to biting into the piston seal portion of the bag.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a cross-sectional view showing the overall structure of a frozen dessert supply apparatus according to
FIG. 2 is a cross-sectional view showing a state of first and second pistons when the frozen dessert is dispensed in the first embodiment.
FIG. 3 is a cross-sectional view showing a state of first and second pistons when the residual pressure of the frozen frozen dessert in
4 is a cross-sectional view showing the state of the first and second pistons after the end of the frozen dessert dispensing in
FIG. 5 is a cross-sectional view showing the state of first and second pistons when the residual pressure of the frozen frozen dessert in
6 is a cross-sectional view showing a state of first and second pistons when a frozen dessert is dispensed in
FIG. 7 is a cross-sectional view showing a state of first and second pistons when the residual pressure of the frozen frozen dessert in
FIG. 8 is a cross-sectional view showing the overall structure of a conventional frozen dessert supply apparatus.
[Explanation of symbols]
11 Pump, 12 Brine tank, 13 Brine, 14 Cylinder, 15 Pressure chamber, 17 Packed frozen dessert, 19 Frozen dessert, 23, 31, 41 First piston, 24, 32, 42 Second piston, 25, 36, 43
Claims (3)
ピストンを互いに相対移動自在な第1ピストンと第2ピストンとに分割し、
第1ピストンは開口部を有すると共に第2ピストンに従動し、
第2ピストンは第1ピストンとの相対位置に応じて第1ピストンの開口部を通って袋詰冷菓側に進退自在に突出する凸部を有し、
第2ピストンの前進時には前記凸部が第1ピストンの開口部から突出した状態で第1ピストンと一体となって袋詰冷菓の後端を押圧し、第2ピストンの後退時には第1ピストンを袋詰冷菓の後端位置に留まらせたまま前記凸部が第1ピストンの開口部に対して後退することを特徴とする冷菓供給装置。In the frozen confection supply device that pours frozen confectionery by loading the packed frozen confectionery in the cylinder and moving the piston forward,
The piston is divided into a first piston and a second piston which are movable relative to each other;
The first piston has an opening and is driven by the second piston;
The second piston has a convex portion that protrudes forward and backward toward the bagging frozen dessert through the opening of the first piston according to the relative position with the first piston,
When the second piston moves forward, the convex portion protrudes from the opening of the first piston, and presses the rear end of the packed frozen dessert together with the first piston. When the second piston moves backward, the first piston is inserted into the bag. The frozen dessert supply device, wherein the convex part is moved backward with respect to the opening of the first piston while being kept at the rear end position of the frozen frozen dessert.
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