JP3719462B2 - 半導体装置、負荷駆動方法、及び媒体 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、半導体装置に関し、特に、電力供給ラインを介して負荷に接続され電力供給ラインを介して負荷に電力を各々供給する電力制御を実行するインテリジェントパワースイッチ回路を有する半導体装置に関する。
【0002】
具体的には、自動車等の車両に搭載されるラジオや車両に搭載された各種の制御用コンピュータ等の複数の負荷に、バッテリに接続された電力供給ラインを介して電力を供給する電力制御を実行するインテリジェントパワースイッチ回路(インテリジェントパワーモジュール)を有し、車両コンピュータからの制御信号に応じてスイッチング制御されて負荷に電力を供給する電力制御を実行する半導体装置に関する。
【0003】
【従来の技術】
インテリジェントパワースイッチ回路は、電子部品として比較的高価であるため装置コストを低減する意味から、また装置規模を小型化する意味から、供給する電力が同一であるような複数の負荷に対しては、インテリジェントパワースイッチ回路の共有化(則ち、1つのインテリジェントパワースイッチ回路の出力に負荷を複数並列接続してインテリジェントパワースイッチ回路から供給される電力をこれらの複数の負荷で分配して使用する使用形態)が図られてきた。
【0004】
図3は、従来の半導体装置を説明するための回路図である。
【0005】
この様な共有化を図り、1つのインテリジェントパワースイッチ回路で複数の負荷の電力制御を実行する場合、図3の半導体装置9に示すように、インテリジェントパワースイッチ回路2の出力端子に接続された共通の電力供給ラインを介して複数の負荷L1,…,Lnが並列に接続された回路構成が通常用いられていた。
【0006】
この様な半導体装置9には、図3に示すように、系統制御手段4及び異常検知手段6が設けられていた。
【0007】
異常検知手段6は、図3に示すように、抵抗素子*,R2,R3で形成された回路網及びカソード端が電源Vcc(通常、バッテリ電圧)にプルアップされたダイオードDで構成された回路が、電源供給ライン(通常、ワイヤーハーネス)に対して負荷L1,…,Ln(具体的には、車載のモータ類、ランプ類、オーディオ装置、ナビゲーション装置など)と並列に接続された構成を有しており、インテリジェントパワースイッチ回路2がこれらの負荷L1,…,Lnに対して電力制御を実行している際に発生した負荷L1,…,Ln側の異常状態(具体的には、過負荷状態)を検出して異常検知信号6aを生成する機能を有していた。
【0008】
系統制御手段4(具体的には、車両コンピュータに搭載されているCPU)は、負荷L1,…,Lnの各々に共通電力2aを供給する電力制御の実行を命ずる駆動命令信号4bをインテリジェントパワースイッチ回路2に与え、また自己に発生した異常状態(例えば、回路出力段を構成するパワーMOSFETの過負荷状態や過熱状態)を回避するためにシャットダウン制御をインテリジェントパワースイッチ回路2が実行した際に生成するステータス信号2bに応じて、負荷L1,…,Lnへ供給される共通電力2aを一括して遮断する電力制御の実行を命ずる系統断通信号4aをインテリジェントパワースイッチ回路2に与える機能を有していた。
【0009】
又系統制御手段4は、インテリジェントパワースイッチ回路2側の異常状態の発生/解消に関わらず、負荷L1,…,Ln側の異常状態を検知して異常検知手段6が生成した異常検知信号6aに応じて、負荷L1,…,Lnへ供給される共通電力2aを一括して遮断する電力制御の実行を命ずる系統断通信号4aをインテリジェントパワースイッチ回路2に与える機能を有していた。
【0010】
インテリジェントパワースイッチ回路2は、この様な系統断通信号4aを受信した場合には、インテリジェントパワースイッチ回路2がシャットダウン制御からの復帰後であっても、負荷L1,…,Lnへの電力供給を遮断する電力制御を実行していた。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、このような従来の半導体装置9では、インテリジェントパワースイッチ回路2が過負荷状態や過熱状態といった自己側の異常状態を回避するためのシャットダウン状態から開放されて正常状態に復帰したことを意味するステータス信号2bが系統制御手段4に送信された場合であっても、負荷L1,…,Lnにおける負荷側の異常状態が依然解除されない状態(則ち、負荷L1,…,Lnの中の少なくとも1つ以上が依然異常状態を維持している状態)では、異常検知手段6が異常検知信号6aを維持してしまう。
【0012】
このため、系統制御手段4は、前述の共通電力2aの遮断制御の実行を命ずる系統断通信号4aを維持する電力制御を実行してしまう。
【0013】
この結果、全ての負荷L1,…,Lnに対して異常状態が解消されない限り、インテリジェントパワースイッチ回路2は、この様な系統断通信号4aに従って、電力制御対象となっている全ての負荷L1,…,Lnに対して、共通電力2aを一括して遮断する電力制御を実行してしまうという技術的課題があった。
【0014】
本発明は、このような従来の問題点を解決することを課題としており、特に、共通の電力供給ライン122を介して複数の負荷L1,…,Lnに並列に接続され電力供給ライン122を介して複数の負荷L1,…,Lnに電力を各々供給する電力制御を実行するインテリジェントパワースイッチ回路12を有する半導体装置10において、負荷L1,…,Lnの異常状態を検知してインテリジェントパワースイッチ回路12が実行するシャットダウン制御からインテリジェントパワースイッチ回路12が正常状態に復帰した際に、シャットダウン制御の原因となった異常状態を維持している負荷L1,…,Lnと正常状態の負荷L1,…,Lnとを識別することができるようにすることに依り、インテリジェントパワースイッチ回路12が過負荷状態や過熱状態といった自己側の異常状態を回避するためのシャットダウン状態から開放されて正常状態に復帰したことを意味するステータス信号12bが系統制御手段14に送信され、負荷L1,…,Ln側の異常状態が依然解除されない状態(則ち、負荷L1,…,Lnの中の少なくとも1つ以上が依然異常状態を維持している状態)においても、異常検知手段166が異常検知信号16aを維持することを回避することができ、また系統制御手段14が、共通電力2aの遮断制御の実行を命ずる系統断通信号14aを維持する電力制御を実行することを回避することができる半導体装置10を提供することを課題としている。
【0017】
【課題を解決するための手段】
請求項1に記載の発明は、駆動命令信号14bの入力に応じて出力端子に共通の電力供給ライン12 2 を介して並列に接続された複数の負荷L 1 ,…,L n に電力12aを供給し、過負荷状態又は過熱状態のような内部の異常状態の発生に応じて前記複数の負荷に対する電力供給をシャットダウンし、前記複数の負荷に対し電力を正常に供給している正常状態又は電力供給をシャットダウンした異常状態を外部に知らせるステータス信号12bを出力するインテリジェントパワースイッチ回路12と、前記出力端子に接続され、前記出力端子の状態により前記シャットダウンの原因となった異常状態を検出して異常検知信号16aを発生する異常検知手段16と、前記駆動命令信号を出力するとともに前記ステータス信号及び前記異常検知信号を入力する系統制御手段14とを有する半導体装置において、
前記共通の電力供給ラインと前記複数の負荷の各々との間にそれぞれ接続され、前記系統制御手段が出力する系統断通信号14aにより個別にON/OFF制御されるスイッチング手段Q 1 ,…,Q n をさらに有し、
前記系統制御手段は、前記インテリジェントパワースイッチ回路に対して前記駆動命令信号を出力するとともに前記スイッチング手段にON制御する系統断通信号を出力して前記複数の負荷に電力を供給し、該状態において前記異常状態を外部に知らせるステータス信号を前記インテリジェントパワースイッチ回路から入力したとき前記スイッチング手段を全てOFF制御する前記系統断通信号を出力し、前記異常状態から正常状態に復帰して前記インテリジェントパワースイッチ回路が出力する前記ステータス信号の入力に応じ、前記スイッチング手段を順番にON制御する系統断通信号を順次出力し、該系統断通信号の出力に伴って前記異常検知手段から前記異常信号を入力したとき当該ON制御した前記スイッチング手段をOFF制御する
ことを特徴とする半導体装置10である。
【0018】
請求項1に記載の発明に依れば、系統制御手段が出力する系統断通信号14aにより個別にON/OFF制御されるスイッチング手段Q 1 ,…,Q n が共通の電力供給ラインと複数の負荷の各々との間にそれぞれ接続され、系統制御手段は、インテリジェントパワースイッチ回路に対して駆動命令信号を出力するとともにスイッチング手段にON制御する系統断通信号を出力して複数の負荷に電力を供給し、この状態において異常状態を外部に知らせるステータス信号をインテリジェントパワースイッチ回路から入力したときスイッチング手段を全てOFF制御する系統断通信号を出力し、異常状態から正常状態に復帰してインテリジェントパワースイッチ回路が出力するステータス信号の入力に応じ、スイッチング手段を順番にON制御する系統断通信号を順次出力し、この系統断通信号の出力に伴って異常検知手段から異常信号を入力したとき当該ON制御したスイッチング手段をOFF制御するので、シャットダウン制御の原因となった異常状態を維持している負荷と正常状態の負荷とを識別して、異常状態を維持している負荷へ供給される電力のみを負荷毎に個別に遮断きるようになる。
【0041】
請求項12に記載の発明は、請求項11に記載の負荷駆動方法において、
前記系統制御工程は、
前記遮断制御工程に加えて、前記シャットダウン制御から前記電力供給工程が正常状態に復帰した際に、当該シャットダウン制御の原因となった異常状態を維持している前記負荷L1,…,Lnと正常状態の前記負荷L1,…,Lnとを識別する工程と、当該正常状態の負荷L1,…,Lnへの電力12aの供給を再開する工程を含む供給復帰制御工程を有する、
ことを特徴とする負荷駆動方法である。
【0042】
請求項12に記載の発明に依れば、請求項3に記載の効果と同様の効果を奏する。
【0043】
請求項13に記載の発明は、請求項11又は12に記載の負荷駆動方法において、
前記系統制御工程は、
前記遮断制御工程又は供給復帰制御工程に加えて、前記シャットダウン制御に同期して前記電力供給ライン122を前記負荷L1,…,Lnから遮断して前記電力供給ライン122と当該負荷L1,…,Lnとを非導通にする非導通制御工程を有する、
ことを特徴とする負荷駆動方法である。
【0073】
【発明の実施の形態】
以下、図面に基づき、半導体装置10の一実施形態を説明する。
【0074】
図1は、本発明の半導体装置10の基本構成を説明するための回路図である。
【0075】
図1に示す半導体装置10は、自動車等の車両に搭載されるラジオ、モータ類、車両に搭載された各種の制御用コンピュータ等の複数の負荷L1,…,Lnに、バッテリに接続された電力供給ライン122を介して電力12aを並列に供給する電力制御を実行するインテリジェントパワースイッチ回路12(インテリジェントパワーソース、通常、IPSと総称されることが多いパワーIC)を有し、車両コンピュータからの制御信号に応じてスイッチング制御されて負荷L1,…,Lnに電力12aを並列に供給する電力制御を実行する機能を有している。
【0076】
また、半導体装置10は、インテリジェントパワースイッチ回路12のシャットダウン制御の原因となった異常状態を維持している負荷L1,…,Lnを識別すると共に、異常状態を維持している負荷L1,…,Lnへ供給される電力12aを遮断する遮断制御機能を実行する系統制御手段14を有する点に特徴がある。
【0077】
具体的な電力供給ライン122としては、バッテリ電源(通常12VDC)に接続された電力供給用のワイヤーハーネスを用いることが望ましい。
【0078】
本実施形態では、インテリジェントパワースイッチ回路12の共有化を図り、1つのインテリジェントパワースイッチ回路12で複数の負荷L1,…,Lnの電力制御を実行するために、図1の半導体装置10に示すように、インテリジェントパワースイッチ回路12の出力端子に接続された共通の電力供給ライン122を介して複数の負荷L1,…,Lnが並列に接続された回路構成を用いている。
【0079】
具体的な負荷L1,…,Lnとしては、車載のモータ類及びその駆動回路、ランプ類及びその駆動回路、オーディオ装置、ナビゲーション装置などを意味する。モータ類は、ワイパーやパワーウインドウ、電動ミラー、エアコンディショナー等の駆動部分に用いられている。ランプ類は、テールランプ、ルームランプ、ヘッドランプ等を意味する。
【0080】
インテリジェントパワースイッチ回路12が実行するシャットダウン制御とは、自己に発生した異常状態を回避するために出力のパワーをダウンすると共に、このパワーダウン状態を外部に知らせるためのステータス信号12bを出力する制御を意味する。
【0081】
本実施形態における具体的なシャットダウン制御としては、回路出力段を構成するパワーMOSFETの過負荷状態や過熱状態を回避する目的でパワーMOSFETの出力電力を減少させたり、完全にシャットダウンさせたりしてパワーMOSFETの電気的な保護を図ると共に、このパワーMOSFETの保護状態を外部に知らせるためのステータス信号12bを出力する制御が挙げられる。
【0082】
図1に示す半導体装置10は、系統制御手段14と、異常検知手段16とインテリジェントパワースイッチ回路12とスイッチング手段Q1,…,Qnとを有している。
【0083】
異常検知手段16は、負荷L1,…,Lnの動作状態を検知して動作状態にかかる異常検知信号16aを生成する機能を有している。
【0084】
具体的には、異常検知手段16は、図1に示すように、抵抗素子R1,R2で形成された回路網及びカソード端が電源Vcc(通常、バッテリ電圧)にプルアップされたダイオードD、ダイオードDのアノード−接地電位間に接続されたコンデンサーCで構成された回路が、電力供給ライン122に対して負荷L1,…,Lnと並列に接続された構成を有している。
【0085】
電力供給ライン122の電圧は抵抗素子R1,R2に依って検出され、ダイオードDのアノードとコンデンサーCとの接続点に伝達される。ダイオードDは、抵抗素子R1,R2に依って検出された信号が電源電圧Vccを越えないようにクリッピングする役割を果たしている。コンデンサーCは、抵抗素子R1,R2に依って検出された信号をフィルタリングして重畳ノイズ(負荷L1,…,Lnの動作状態に応じて発生すると考えられるノイズ)を除去して異常検知信号16aを生成する。
【0086】
インテリジェントパワースイッチ回路12は、負荷L1,…,Lnの異常状態を検知してシャットダウン制御を実行した際にシャットダウン制御の実行にかかるステータス信号12bを生成する機能を有している。
【0087】
スイッチング手段Q1,…,Qnは、負荷L1,…,Lnとインテリジェントパワースイッチ回路12との間の電力供給ライン122上に設けられ、電力供給ライン122の導通又は非導通を実行してインテリジェントパワースイッチ回路12から負荷L1,…,Lnへの電力12aの供給又は遮断を実行する機能を有している。
【0088】
具体的なスイッチング手段Q1,…,Qnの各々は、pチャネルFETを用いて実現している。図1に示すように、pチャネルFETQ1,…,Qnの各々のソースは、負荷L1,…,Lnの各々の電力入力端子に接続され、各々のコレクターは電力供給ライン122に共通に並列接続され、各々のゲートは系統制御手段14に独立に並列接続されている。これに依り、系統制御手段14は、各pチャネルFETQ1,…,Qnのゲートに個別の系統断通信号14a,…,14aを独立に供給することができる。
【0089】
また、供給復帰制御機能の実行結果又は遮断制御機能の実行結果に応じて、電力供給状態にある負荷L1,…,Ln又は電力遮断状態にある負荷L1,…,Lnを表示する表示手段(図示せず)を設けることも可能である。これに依り、電力遮断状態にある負荷L1,…,Lnを運転者や作業者が視認し易い表示形態で報知することができるようになるといった効果を奏する。この結果、異常状態を維持している負荷L1,…,Lnを迅速、的確、且つ少ない労力で特定することができるようになるといった効果を奏する。
【0090】
なお、本実施形態では、pチャネルFETQ1,…,Qnとして、pチャネルFETを用いた実施形態を示したが、特にこれに限定されるものではなく、系統断通信号14aに応じてインテリジェントパワースイッチ回路12−負荷L1,…,Ln間の電力供給ライン122を電気的切断状態/接続状態に制御できる手段であれば良く、リレーやトランジスタ等をも用いることができる。
【0091】
これらの手段を設けることに依り、各負荷毎の異常検知信号16aに応じて、異常状態を維持している負荷に対応するpチャネルFETQ1,…,QnをOFF制御することができるようになり、その結果、シャットダウン制御の原因となった異常状態を維持している負荷L1,…,Lnと正常状態の負荷L1,…,Lnとの識別結果に基づいて、異常状態を維持している負荷L1,…,Lnへ供給される電力のみを負荷L1,…,Ln毎に個別に遮断する遮断制御機能を実行できるようになるといった効果を奏する。
【0092】
次に、図面に基づき系統制御手段14の実施形態を説明する。
【0093】
系統制御手段14は、負荷L1,…,Lnの異常状態を検知してインテリジェントパワースイッチ回路12が実行するシャットダウン制御からインテリジェントパワースイッチ回路12が正常状態に復帰した際のステータス信号12bに応じて、シャットダウン制御の原因となった異常状態を維持している負荷L1,…,Lnと正常状態の負荷L1,…,Lnとを異常検知信号16aを用いて識別して遮断制御機能を実行する機能を有している。
【0094】
ここで負荷L1,…,Lnが維持しているシャットダウン制御の原因となった異常状態とは、具体的には、車載のモータ類及びその駆動回路、ランプ類及びその駆動回路、オーディオ装置、ナビゲーション装置などに発生した過負荷状態を意味する。
【0095】
例えば、ワイパーやパワーウインドウ、電動ミラー、エアコンディショナー等の駆動部分に用いられているモータ類及びその駆動回路に発生したオーバーロードやショート状態、テールランプ、ルームランプ、ヘッドランプ等のランプ類及びその駆動回路に発生したオーバーロードやショート状態の他、オーディオ装置やナビゲーション装置などに発生したオーバーロードやショート状態が挙げられる。
【0096】
ここで負荷L1,…,Lnにおける正常状態とは、インテリジェントパワースイッチ回路12が電力制御を再開した場合に再びシャットダウン制御を実行しなければならないような過負荷状態から脱した状態を意味するものである。具体的には、負荷L1,…,Lnが前述のような過負荷状態に無い状態を意味する。
【0097】
例えば、ワイパーやパワーウインドウ、電動ミラー、エアコンディショナー等の駆動部分に用いられているモータ類及びその駆動回路に発生したオーバーロードやショート状態が解除された状態、テールランプ、ルームランプ、ヘッドランプ等のランプ類及びその駆動回路に発生したオーバーロードやショート状態が解除された状態の他、オーディオ装置やナビゲーション装置などに発生したオーバーロードやショート状態が解除された状態等が挙げられる。
【0098】
このような遮断制御機能を設けることに依り、正常状態に復帰した際のステータス信号12bを検知した後に異常状態を維持している負荷毎の異常検知信号16aに応じて、各負荷に対応するpチャネルFETQ1,…,QnをOFF制御することができるようになり、その結果、シャットダウン制御の原因となった異常状態を維持している負荷L1,…,Lnと正常状態の負荷L1,…,Lnとの識別結果に基づいて、異常状態を維持している負荷L1,…,Lnへ供給される電力のみを負荷L1,…,Ln毎に個別に遮断する遮断制御機能を実行できるようになるといった効果を奏する。
【0099】
系統制御手段14は、遮断制御機能に加えて、シャットダウン制御からインテリジェントパワースイッチ回路12が正常状態に復帰した際のステータス信号12bに応じて、シャットダウン制御の原因となった異常状態を維持している負荷L1,…,Lnと正常状態の負荷L1,…,Lnとを異常検知手段16を用いて識別して供給復帰制御機能を実行機能を有している。
【0100】
このような機能を設けることに依り、正常状態に復帰した際のステータス信号12bを検知した後に正常状態にある負荷毎の異常検知信号16aに応じて、各負荷に対応するpチャネルFETQ1,…,QnをON制御することができるようになり、その結果、シャットダウン制御の原因となった異常状態を維持している負荷L1,…,Lnと正常状態の負荷L1,…,Lnとの識別結果に基づいて、異常状態を維持している負荷L1,…,Lnへ供給される電力のみを負荷L1,…,Ln毎に個別に遮断する供給復帰制御機能を実行できるようになるといった効果を奏する。
【0101】
また系統制御手段14は、負荷L1,…,Lnの異常状態を検知してインテリジェントパワースイッチ回路12が実行するシャットダウン制御からインテリジェントパワースイッチ回路12が正常状態に復帰した際に、シャットダウン制御の原因となった異常状態を維持している負荷L1,…,Lnと正常状態の負荷L1,…,Lnとを識別し、異常状態を維持している負荷L1,…,Lnへ供給される電力12aを遮断する遮断制御機能を実行する機能を有する点に特徴がある。
【0102】
この様な遮断制御機能を設けることに依り、全ての負荷L1,…,Lnに対して異常状態が解消されない場合に、インテリジェントパワースイッチ回路12が、この様な系統断通信号14aに従って電力制御対象となっている全ての負荷L1,…,Lnに対して共通電力12aを一括して遮断する電力制御を実行することを回避することができるようになるといった効果を奏する。
【0103】
また、系統制御手段14は、前述の遮断制御機能に加えて、前述のシャットダウン制御からインテリジェントパワースイッチ回路12が正常状態に復帰した際に、シャットダウン制御の原因となった異常状態を維持している負荷L1,…,Lnと正常状態の負荷L1,…,Lnとを識別し、正常状態の負荷L1,…,Lnへの電力12aの供給を再開する供給復帰制御機能を実行する機能を有する点に特徴がある。
【0104】
系統制御手段14における供給復帰制御機能とは、シャットダウン制御からインテリジェントパワースイッチ回路12が正常状態に復帰した際に、シャットダウン制御の原因となったこの様なオーバーロードやショート状態を維持している負荷L1,…,Lnと正常状態の負荷L1,…,Lnとを前述の異常検知手段16を用いて識別する機能を有している。更に、オーバーロードやショート状態を維持していると異常検知手段16を用いて識別された負荷L1,…,Lnに対しては後述する非導通制御が実行され、正常状態の負荷L1,…,Lnに対しては、電力12aの供給を再開する制御機能を意味する。
【0105】
具体的には、系統制御手段14は、ステータス信号12bに同期して系統断通信号14aをpチャネルFETQ1,…,Qnに与え、pチャネルFETQ1,…,QnのゲートをON/OFF制御して非導通制御を実行している。
【0106】
ここで正常状態への復帰とはインテリジェントパワースイッチ回路12が電力制御を再開した場合に再びシャットダウン制御を実行しなければならないような、直前の過負荷原因が解消された状態を意味するものである。
【0107】
例えば、ワイパーやパワーウインドウ、電動ミラー、エアコンディショナー等の駆動部分に用いられているモータ類及びその駆動回路に発生したオーバーロードやショート状態が修理や部品交換作業に依り解除された状態、テールランプ、ルームランプ、ヘッドランプ等のランプ類及びその駆動回路に発生したオーバーロードやショート状態が修理や部品交換作業に依り解除された状態の他、オーディオ装置やナビゲーション装置などに発生したオーバーロードやショート状態が修理や部品交換作業に依り解除された状態等が挙げられる。
を意味する。
【0108】
このような供給復帰制御機能を設けることに依り、インテリジェントパワースイッチ回路12が過負荷状態や過熱状態といった自己側の異常状態を回避するためのシャットダウン状態から開放されて正常状態に復帰したことを意味するステータス信号12bが系統制御手段14に送信され、負荷L1,…,Ln側の異常状態が依然解除されない状態(則ち、負荷L1,…,Lnの中の少なくとも1つ以上が依然異常状態を維持している状態)においても、異常検知手段16が異常検知信号16aを維持することを回避する供給復帰制御機能を実行できるようになるといった効果を奏する。
【0109】
また、系統制御手段14が、共通電力12aの遮断制御機能の実行を命ずる系統断通信号14aを維持する電力制御を実行することを回避することができるようになるといった効果を奏する。
【0110】
更に系統制御手段14は、前述の遮断制御機能及び供給復帰制御機能に加えて、シャットダウン制御に同期して電力供給ライン122を負荷L1,…,Lnから遮断してインテリジェントパワースイッチ回路12と負荷L1,…,Lnとを非導通にする非導通制御を実行機能を有している。
【0111】
このような非導通制御機能を設けることに依り、全ての負荷L1,…,Lnに対して異常状態が解消されない場合に、インテリジェントパワースイッチ回路12が、この様な系統断通信号14aに従って電力制御対象となっている全ての負荷L1,…,Lnに対して共通電力12aを一括して遮断する電力制御を実行することを回避する非導通制御ができるようになるといった効果を奏する。
【0112】
この様な系統制御手段14は、具体的には、車両コンピュータに搭載されているCPUに依って実現することが望ましい。CPUには、ステータス信号12b、系統断通信号14a、駆動命令信号14b、異常検知信号16aの入出力を実行するためのペリフェラルインタフェースや、負荷駆動方法等を実行するプログラムコードが記録された媒体のリード/ライトを実行するための装置や、負荷駆動方法等を実行するプログラムコード等をロードするためのRAMや、各種の制御結果やパラメータ等の入力を指示するディスプレイ等を接続することができる。
【0113】
以上説明したように、本実施形態に依れば、シャットダウン制御の原因となった異常状態を維持している負荷L1,…,Lnと正常状態の負荷L1,…,Lnとの識別結果に基づいて、異常状態を維持している負荷L1,…,Lnへ供給される電力のみを負荷L1,…,Ln毎に個別に遮断する遮断制御機能を実行できるようになるといった効果を奏する。
【0114】
次に、図面に基づき、半導体装置10に用いられる負荷駆動方法の実施形態を説明する。
【0115】
図2は、図1の半導体装置10で実行される負荷駆動方法を説明するためのフローチャートである。
【0116】
負荷駆動方法は、共通の電力供給ライン122を介して複数の負荷L1,…,Lnに並列に接続され電力供給ライン122を介して複数の負荷L1,…,Lnに電力12aを各々供給する電力制御を実行する電力供給工程を有する負荷駆動方法であって、IPS動作検知工程(ステップS2、ステップS5)、異常検知工程(ステップS3、ステップS7)、スイッチング工程(ステップS4、ステップS6)、系統制御工程(ステップS5乃至ステップS12)を有している。
【0117】
IPS動作検知工程(ステップS2)は、インテリジェントパワースイッチ回路12がシャットダウン制御を実行しステータス信号12bを生成する工程である。
【0118】
IPS動作検知工程(ステップS5)は、負荷L1,…,Lnの異常状態を異常検知手段16が検知し、インテリジェントパワースイッチ回路12がシャットダウン制御を実行した際に、シャットダウン制御の実行にかかるステータス信号12bを生成する工程である。
【0119】
異常検知工程(ステップS3、ステップS7)は、負荷L1,…,Lnの動作状態を異常検知手段16が検知して動作状態にかかる異常検知信号16aを生成する工程である。
【0120】
スイッチング工程(ステップS4、ステップS6)は、系統制御手段14がpチャネルFETQ1,…,Qnを制御して電力供給ライン122の導通又は非導通を実行して電力供給ライン122から負荷L1,…,Lnへの電力12aの供給又は遮断を実行する工程である。
【0121】
系統制御工程は、負荷L1,…,Lnの異常状態を異常検知手段16が検知し(ステップS2のON→ステップS3)、系統制御手段14が全pチャネルFETQ1,…,QnをOFF制御する工程(ステップS3の異常(シャットダウン)検知→ステップS4)を有している。
【0122】
また系統制御工程は、電力供給工程が正常状態に復帰した際に(ステップS5の「復帰検知」)、系統制御手段14が全pチャネルFETQ1,…,QnをON制御する工程(ステップS5の「復帰検知」→ステップS6)と、シャットダウン制御の原因となった異常状態を維持している負荷L1,…,Lnを識別する工程(ステップS7の「ショート検知」)と、正常状態の負荷L1,…,Lnとを識別する工程(ステップS7の「正常検知」)と、異常状態を維持している負荷L1,…,Lnへ供給される電力12aを遮断する工程(ステップS8)を含む遮断制御機能工程を有している。
【0123】
また系統制御工程は、正常状態の負荷L1,…,Lnへの電力12aの供給をインテリジェントパワースイッチ回路12が再開する工程(ステップS10)を含む供給復帰制御機能工程(ステップS7の「正常検知」→ステップS10→ステップS11のNo→ステップS6→ステップS7)を有している。
【0124】
更に系統制御工程は、遮断制御機能工程又は供給復帰制御機能工程に加えて、pチャネルFETQ1,…,QnをON制御することに依り、インテリジェントパワースイッチ回路12におけるシャットダウン制御に同期して電力供給ライン122を負荷L1,…,Lnから遮断して電力供給ライン122と負荷L1,…,Lnとを非導通にする非導通制御工程を有する(ステップS7の「ショート検知」→ステップS8→ステップS9→ステップS11)。
【0125】
なお、非導通制御工程において、供給復帰制御機能工程の実行結果又は遮断制御機能工程の実行結果に応じて、電力供給状態にある負荷L1,…,Ln又は電力遮断状態にある負荷L1,…,Lnを前述の表示手段を用いて表示する表示工程(ステップS9の[異常系統の表示])を設けることも可能である。本実施形態では、ステップS8とステップS11との間にステップS9を設け、ステップS7の「ショート検知」→ステップS8→ステップS11の順で実行している。
【0126】
次に、図面に基づき、前述の負荷駆動方法を実行するプログラムコードが記録された媒体を説明する。
【0127】
媒体には、負荷L1,…,Lnの動作状態を検知して動作状態にかかる異常検知信号16aを生成する異常検知ルーチンプログラムと、負荷L1,…,Lnの異常状態を検知してシャットダウン制御を実行した際にシャットダウン制御の実行にかかるステータス信号12bを生成するIPS動作検知ルーチンプログラムと、電力供給ライン122の導通又は非導通を実行して電力供給ライン122から負荷L1,…,Lnへの電力12aの供給又は遮断を実行するスイッチングルーチンプログラムを有している、
更に、これらのルーチンプログラムに加えて、電力供給ルーチンプログラムにおいてシャットダウン制御の原因となった異常状態を維持している負荷L1,…,Lnを識別する負荷L1,…,Ln識別プログラムコードと、異常状態を維持している負荷L1,…,Lnへ供給される電力12aを遮断する遮断制御機能を実行する遮断制御機能プログラムコードを含む系統制御ルーチンプログラムが記録されている。
【0128】
また系統制御ルーチンプログラムは、負荷L1,…,Lnの異常状態を検知してIPS動作検知ルーチンプログラムが実行するシャットダウン制御から電力供給ルーチンプログラムが正常状態に復帰した際に、シャットダウン制御の原因となった異常状態を維持している負荷L1,…,Lnと正常状態の負荷L1,…,Lnとを識別する負荷L1,…,Ln識別プログラムコードと、異常状態を維持している負荷L1,…,Lnへ供給される電力12aを遮断する遮断制御機能プログラムコードを含む遮断制御機能ルーチンプログラムを有している。
【0129】
また系統制御ルーチンプログラムは、遮断制御機能ルーチンプログラムに加えて、シャットダウン制御から電力供給ルーチンプログラムが正常状態に復帰した際に、シャットダウン制御の原因となった異常状態を維持している負荷L1,…,Lnと正常状態の負荷L1,…,Lnとを識別する負荷L1,…,Ln識別プログラムコードと、正常状態の負荷L1,…,Lnへの電力12aの供給を再開する供給復帰プログラムコードを含む供給復帰制御機能ルーチンプログラムを有している。
【0130】
また系統制御ルーチンプログラムは、遮断制御機能ルーチンプログラム又は供給復帰制御機能ルーチンプログラムに加えて、シャットダウン制御に同期して電力供給ライン122を負荷L1,…,Lnから遮断して電力供給ライン122と負荷L1,…,Lnとを非導通にする非導通制御ルーチンプログラムを有している。
【0131】
特に、系統制御ルーチンプログラムは、負荷L1,…,Lnの異常状態を検知してIPS動作検知ルーチンプログラムが実行するシャットダウン制御から電力供給ルーチンプログラムが正常状態に復帰した際のステータス信号12bに応じて、シャットダウン制御の原因となった異常状態を維持している負荷L1,…,Lnと正常状態の負荷L1,…,Lnとを異常検知信号16aを用いて識別して遮断制御機能ルーチンプログラムを実行している。
【0132】
また系統制御ルーチンプログラムは、遮断制御機能ルーチンプログラムに加えて、シャットダウン制御から電力供給ルーチンプログラムが正常状態に復帰した際のステータス信号12bに応じて、シャットダウン制御の原因となった異常状態を維持している負荷L1,…,Lnと正常状態の負荷L1,…,Lnとを異常検知ルーチンプログラムを用いて識別して供給復帰制御機能ルーチンプログラムを実行している。
【0133】
また系統制御ルーチンプログラムは、ステータス信号12bに同期して系統断通信号14aをスイッチングルーチンプログラムに与えて非導通制御ルーチンプログラムを実行している。
【0134】
また、媒体には、供給復帰制御機能ルーチンプログラムの実行結果又は遮断制御機能ルーチンプログラムの実行結果に応じて、電力供給状態にある負荷L1,…,Ln又は電力遮断状態にある負荷L1,…,Lnを表示する表示ルーチンプログラムが含まれている。
【0135】
【発明の効果】
請求項1に記載の発明に依れば、シャットダウン制御の原因となった異常状態を維持している負荷と正常状態の負荷とを識別して、異常状態を維持している負荷へ供給される電力のみを負荷毎に個別に遮断できるようになり、シャットダウン制御の原因となった異常状態を維持している負荷が切り離され、異常状態を維持している負荷を除く正常状態の負荷へ電力が供給されるようになるといった効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の半導体装置の基本構成を説明するための回路図である。
【図2】図1の半導体装置で実行される負荷駆動方法を説明するためのフローチャートである。
【図3】従来の半導体装置を説明するための回路図である。
【符号の説明】
10 半導体装置
12 インテリジェントパワースイッチ回路(IPS)
122 電力供給ライン
12a 電力
12b ステータス信号
14 系統制御手段(CPU)
14a 系統断通信号
14b 駆動命令信号
16 異常検知手段
16a 異常検知信号
D ダイオード
C コンデンサー
R1,R2 抵抗素子
Vcc 電源
Q1,…,Qn スイッチング手段(FET)
L1,…,Ln 負荷
Claims (1)
- 駆動命令信号の入力に応じて出力端子に共通の電力供給ラインを介して並列に接続された複数の負荷に電力を供給し、過負荷状態又は過熱状態のような内部の異常状態の発生に応じて前記複数の負荷に対する電力供給をシャットダウンし、前記複数の負荷に対し電力を正常に供給している正常状態又は電力供給をシャットダウンした異常状態を外部に知らせるステータス信号を出力するインテリジェントパワースイッチ回路と、前記出力端子に接続され、前記出力端子の状態により前記シャットダウンの原因となった異常状態を検出して異常検知信号を発生する異常検知手段と、前記駆動命令信号を出力するとともに前記ステータス信号及び前記異常検知信号を入力する系統制御手段とを有する半導体装置において、
前記共通の電力供給ラインと前記複数の負荷の各々との間にそれぞれ接続され、前記系統制御手段が出力する系統断通信号により個別にON/OFF制御されるスイッチング手段をさらに有し、
前記系統制御手段は、前記インテリジェントパワースイッチ回路に対して前記駆動命令信号を出力するとともに前記スイッチング手段にON制御する系統断通信号を出力して前記複数の負荷に電力を供給し、該状態において前記異常状態を外部に知らせるステータス信号を前記インテリジェントパワースイッチ回路から入力したとき前記スイッチング手段を全てOFF制御する前記系統断通信号を出力し、前記異常状態から正常状態に復帰して前記インテリジェントパワースイッチ回路が出力する前記ステータス信号の入力に応じ、前記スイッチング手段を順番にON制御する系統断通信号を出力し、該系統断通信号の出力に伴って前記異常検知手段から前記異常信号を入力したとき当該ON制御した前記スイッチング手段をOFF制御する前記系統断通信号を出力する動作を前記スイッチング手段の全てに対して行う
ことを特徴とする半導体装置。
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