JP3718042B2 - Ground improvement stirrer - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は固化材と掘削土を攪拌,混合する攪拌翼と併用され、攪拌翼による攪拌,混合を補う地盤改良用攪拌装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】
固化材と掘削土を攪拌,混合してソイルセメントを構築する地盤改良工法では、掘削ロッドの外周に突設される攪拌翼によって攪拌,混合される掘削土が攪拌翼の回りに付着し、攪拌翼と共に回転することによる土塊の発生が、ソイルセメント柱の圧縮強度の低下を招くため、掘削土の攪拌翼への付着を防止することが必要になる。
【0003】
この問題に対し、出願人は掘削ロッドの外周に、掘削ロッドに対して回転自在で、且つ昇降自在な粉砕フレームを装着することで掘削土を粉砕し、掘削土が塊状態で攪拌翼に付着することを防止する装置を提案している(特許第 2051985号)。
【0004】
この装置は掘削ロッドの外周に突設される攪拌翼による攪拌,混合時に、掘削ロッドと共に回転する攪拌翼と、土の抵抗により掘削ロッドに対して遅れて回転する粉砕フレームの相対的な回転により掘削土を細かく粉砕する機能を持つ。
【0005】
本発明は上記特許の攪拌翼と粉砕フレームの相対的な回転を利用しながら、攪拌翼による攪拌の効率を高める装置を提案するものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明では攪拌翼が装着される掘削ロッドの外周に、掘削ロッドの外周面との間での摩擦力により掘削ロッドに対して遅れて回転するようにスリーブを装着し、スリーブの外周に、二方向に向けた一対または複数対の回転翼を突設,あるいは連結することにより、掘削ロッドの回転時に攪拌翼と回転翼を相対的に回転させ、攪拌翼による掘削土の攪拌の効率を高める。
【0007】
回転翼が突設,あるいは連結されるスリーブは、掘削ロッドの回転時に掘削ロッドとは同時に回転しないが、掘削ロッドの外周面とスリーブの内周面間の摩擦力により掘削ロッドと共に回転しようとする。
【0008】
スリーブに突設,あるいは連結される回転翼はスリーブと共に掘削ロッドの回転と同一の向きに回転しようとするが、掘削ロッドの回転の向きとは逆向きの土の抵抗を受けることで掘削ロッドに対して遅れて回転し、掘削ロッドと回転翼間、すなわち掘削ロッドに装着されている攪拌翼と回転翼間に相対的な回転が生ずる。
【0009】
攪拌翼と回転翼間の相対的な回転によって掘削土は攪拌翼と回転翼とによって攪拌されるため、攪拌翼による掘削土の攪拌が回転翼によって補われ、攪拌効率が向上する。
【0010】
一個のスリーブに二方向に向けて突設,あるいは連結される一対または複数対の回転翼については、2本で対をなす一方の回転翼の長さは攪拌翼の長さと同等程度であり、他方の回転翼の長さは攪拌翼より短い。短い回転翼は掘削ロッドの回転の向きに掘削土を押しながら、孔壁側へ排除し、長い回転翼は短い回転翼によって排除された掘削土を掘削ロッドの回転の向きに押しながら、長い回転翼の上下に排除する。
【0011】
短い回転翼が掘削土を掘削ロッドの中心側から孔壁側へ排除し、その孔壁側へ排除された掘削土の部分を通過する長い回転翼が掘削土を上下に排除することで、掘削土は長さの異なる複数本の回転翼によって入念に攪拌され、固化材と混合されることになる。
【0012】
長さの異なる複数対の回転翼による掘削土の攪拌効果は、請求項2に記載のように回転翼をスリーブに対して軸方向に多段に突設,あるいは連結することにより向上する。
【0013】
掘削ロッドの外周に掘削攪拌翼を装着した掘削攪拌装置を鋼管杭等の中空杭と組み合わせてソイルセメントと中空杭からなる合成杭を構築する方法では、掘削攪拌装置は支持層までの掘削と、固化材との攪拌,混合が終了した時点で、中空杭の内部を通じて引き上げられる。
【0014】
このことから、掘削攪拌翼と、それと併用される回転翼は中空杭の下端との衝突によって屈曲し、閉鎖する構造とされるが、従来の掘削攪拌翼と回転翼は一旦閉鎖した状態から再度開放できる構造とされていないため、支持層に到達するまでに硬質地盤が存在する場合に、硬質地盤に対して掘削攪拌装置と中空杭との併用によって地盤を掘削し、改めて掘削攪拌装置を中空杭の下端から突出させ、掘削攪拌翼と回転翼によって掘削土を攪拌,混合することができない。
【0015】
それに対し、攪拌翼と同等程度の長さの回転翼は、その一端がスリーブに対して回転自在に連結され、掘削ロッドの回転と共に、もしくは昇降と共に長い回転翼を開閉させることにより、上記した掘削攪拌装置を中空杭内に取り込んだ後に再度中空杭下端から突出させ、掘削攪拌翼と回転翼によって掘削土を攪拌,混合することが可能となる。
【0016】
スリーブと一対または複数対の回転翼からなる攪拌装置は上記の合成杭を構築する際には、外周に掘削攪拌翼が装着された掘削ロッドに装着されるが、回転翼と同じく掘削攪拌翼もスリーブを介して掘削ロッドに装着され、スリーブに回転自在に連結されることで、掘削攪拌翼は掘削ロッドの回転と共に、もしくは昇降と共に回転翼と同じく開閉するため、掘削攪拌装置を一旦中空杭の内部に格納した後にも掘削攪拌装置を中空杭の下端から突出させ、掘削攪拌翼を開放させることが可能になり、中空杭の下端から突出した掘削攪拌翼と回転翼によって再度攪拌,混合することが可能になる。
【0017】
【発明の実施の形態】
請求項1の攪拌装置1は図1,図2に示すように攪拌翼6が装着される掘削ロッド5の外周に装着されるスリーブ2と、スリーブ2の外周に、二方向を向いて突設,あるいは連結される一対または複数対の回転翼3,4から構成される。スリーブ2は、掘削ロッド5に固定はされていないので、掘削ロッド5の回転時に掘削ロッド5と同時には回転しないが、掘削ロッド5の外周面とスリーブ2の内周面間の摩擦力により掘削ロッド5の回転に遅れて回転しようとする。
【0018】
掘削ロッド5の外周の、スリーブ2の装着位置の上下にはストッパ7,7が突設され、スリーブ2はストッパ7,7によって掘削ロッド5に対する上下動が拘束される、あるいは一定量以下に制限される。
【0019】
回転翼3,4をスリーブ2に回転自在に連結した攪拌装置1を掘削ロッド5に装着した場合を示す図1,図2に示すように一個のスリーブ2に突設,あるいは連結される一対または複数対の回転翼3,4の内、対をなす一方の回転翼3の長さは攪拌翼6の長さと同等程度であり、他方の回転翼4は攪拌翼6より短い。
【0020】
図1,図2に示す回転翼3,4の内、長い回転翼3は掘削ロッド5の回転と共に、もしくは昇降と共に開閉するよう、スリーブ2の外周に一体化しているプレート21にピン22により水平な軸、あるいは水平に対して傾斜した軸の回りに回転自在に連結される。
【0021】
スリーブ2に回転自在に連結された回転翼3は掘削ロッド5の回転と停止によって開閉する他、掘削ロッド5の昇降によって開閉する。掘削ロッド5の回転と停止によって開閉する場合、回転翼3は閉鎖状態からは遠心力によって開放し、掘削ロッド5の回転の停止によって閉鎖する。
【0022】
掘削ロッド5の昇降によって開閉する場合、回転翼3は両面が鉛直面に対して傾斜した状態でスリーブ2に連結され、掘削ロッド5の降下時の土の上向きの抵抗によって開放し、掘削ロッド5の上昇時の下向きの抵抗によって閉鎖する。
【0023】
図3,図4は最も基本的な攪拌装置1を示す。図面では平面上、長さの異なる回転翼3,4をスリーブ2を挟んで同一線上に位置させているが、必ずしも回転翼3,4が同一線上に位置する必要はない。
【0024】
図5,図6は一個のスリーブ2に対し、回転翼3,4を軸方向に二段に突設,あるいは連結した場合を示す。この場合、回転翼3,4の重量によるスリーブ2への偏心の影響を低減するために、上下に隣接する各段の長い回転翼3,3の方向は互いにずれて配置される。二本の回転翼3,4を平面上、同一線上に位置させ場合、上下の回転翼3,3と回転翼4,4は互いに逆を向いて配置される。
【0025】
図7は一個のスリーブ2に対し、回転翼3,4を軸方向に三段に突設,あるいは連結した場合を示す。この場合も、スリーブ2への偏心の影響を低減するために、長い回転翼3,3,3と短い回転翼4,4,4は平面上、周方向に均等に配置される。
【0026】
図8は短い回転翼4と長い回転翼3による掘削土の攪拌の様子を示す。スリーブ2は掘削ロッド5の回転時、掘削ロッド5の外周面とスリーブ2の内周面間に生ずる摩擦力によって掘削ロッド5と共に回転しようとするが、回転翼3,4が掘削ロッド5の回転の向きとは逆向きに土の抵抗を受けることで、掘削ロッド5に対して遅れて回転する。この結果、掘削ロッド5と回転翼3,4間に相対的な回転が生じ、掘削ロッド5に突設,あるいは連結されている攪拌翼6と、回転翼3,4によって掘削土が攪拌される。
【0027】
具体的には図8に示すように短い回転翼4がその回転の向きに掘削土を押しながら、孔壁側へ排除し、その回転翼4の通過後にその位置を通過する長い回転翼3が回転翼4によって排除された掘削土を掘削ロッド5の回転の向きに押しながら、回転翼3の上下に排除する。掘削土はこの交互に通過する短い回転翼4と長い回転翼3によって入念に攪拌,混合される。
【0028】
図1,図2に示す攪拌装置1はソイルセメント9と、鋼管杭や中空のコンクリート杭等の中空杭10からなる合成杭11を構築する場合で、特に中空杭10が定着される支持層12や支持層12に到達する以前の中間層が硬質層13である場合に使用される。その場合、攪拌翼6には爪が突設され、攪拌翼6は攪拌の機能と掘削の機能を持つ。
【0029】
この場合の攪拌翼6は回転翼3,4と同様に掘削ロッド5の外周に、掘削ロッド5の回転から絶縁された状態で装着されるスリーブ8に回転自在に連結され、掘削ロッド5の回転や昇降と共に開閉する。
【0030】
図9に図1,図2に示す掘削ロッド5を用いて合成杭11を構築する場合の施工手順を示す。図9中、攪拌装置1は省略してある。
【0031】
(a) に示すように掘削ロッド5の下端に接続しているビット14が硬質層13に到達するまでは掘削ロッド5が中空杭10の下端より突出し、一方の向きに回転(正回転)した状態で、ビット14と開放している攪拌翼6によって地盤が掘削され、同時に掘削ロッド5を通じて、もしくは地上から地中に供給される固化材と掘削土が攪拌,混合される。
【0032】
ビット14が硬質層13に到達した時点で、(b) に示すように掘削ロッド5を逆回転させながら上昇させて中空杭10内に格納する。
【0033】
その状態で(c) に示すように掘削ロッド5と中空杭10を回転させ、ビット14と中空杭10の爪によって硬質層13を貫通するまで地盤を掘削する。
【0034】
硬質層13の貫通後、(d) に示すように掘削ロッド5と中空杭10を硬質層13の上層まで引き上げ、再度掘削ロッド5を(a) と同様に中空杭10の下端より突出させると共に、掘削ロッド5を正回転させて攪拌翼6を開放させ、(e) に示すようにビット14と攪拌翼6によって支持層12まで地盤を掘削しながら、固化材と掘削土を攪拌翼6によって攪拌,混合し、杭先端部15を構築する。
【0035】
その後、杭先端部15の、掘削土と固化材からなるソイルセメント9の硬化前に、一旦掘削ロッド5と中空杭10が引き上げられる。このとき、掘削ロッド5は逆回転しながら引き上げられ、攪拌翼6が閉鎖する。
【0036】
更に攪拌翼6を閉鎖させたまま、掘削ロッド5を中空杭10の内部に取り込んだ後に中空杭10を杭先端部15中に圧入し、掘削ロッド5を引き上げることにより施工が終了する。
【0037】
支持層12が硬質層13である場合にも、図15−(a) 〜(e) に示す工程と同様に施工される。
【0038】
【発明の効果】
攪拌翼が装着される掘削ロッドの外周に、掘削ロッドの回転から切り離されて遅れた状態で回転するようにスリーブを装着し、スリーブの外周に、一対または複数対の回転翼を二方向に向けて突設,あるいは連結することで、掘削ロッドの回転時に掘削ロッドと回転翼を相対的に回転させると共に、2本で対をなす一方の回転翼の長さを攪拌翼の長さと同等程度の大きさにし、他方の回転翼の長さを攪拌翼より短くすることで、交互に通過する長さの異なる回転翼によって掘削土を入念に攪拌するため、攪拌翼による掘削土の攪拌が回転翼によって補われ、掘削土の攪拌効率を高めることができる。
【0039】
請求項2では回転翼をスリーブに対して軸方向に多段に突設,あるいは連結するため、回転翼による掘削土の攪拌効率がより向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 攪拌装置を掘削ロッドに装着した様子を示した立面図である。
【図2】 図1の側面図である。
【図3】 最も単純な攪拌装置を示した斜視図である。
【図4】 (a) は図3の立面図、(b) は(a) の平面図である。
【図5】 回転翼を二段に配置した攪拌装置を示した斜視図である。
【図6】 (a) は図5の立面図、(b) は(a) の平面図である。
【図7】 (a) は回転翼を三段に配置した攪拌装置を示した立面図、(b) は(a) の平面図である。
【図8】 回転翼による掘削土の攪拌の様子を示した斜視図である。
【図9】 (a) 〜(e) は支持層までの間に硬質層が存在する場合の施工手順を示した立面図である。
【符号の説明】
1……攪拌装置、2……スリーブ、21……プレート、22……ピン、3,4……回転翼、5……掘削ロッド、6……攪拌翼、7……ストッパ、8……スリーブ、9……ソイルセメント、10……中空杭、11……合成杭、12……支持層、13……硬質層、14……ビット、15……杭先端部。[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a ground improvement stirrer that is used in combination with a stirring blade that stirs and mixes solidified material and excavated soil and supplements stirring and mixing by the stirring blade.
[0002]
[Prior art and problems to be solved by the invention]
In the ground improvement method in which soil cement is constructed by stirring and mixing solidified material and excavated soil, the excavated soil that is stirred and mixed by the stirring blades protruding from the outer periphery of the excavating rod adheres around the stirring blades and is stirred. Since the generation of a lump by rotating together with the blade causes a decrease in the compressive strength of the soil cement column, it is necessary to prevent the excavated soil from adhering to the stirring blade.
[0003]
In response to this problem, the applicant crushed the excavated soil by attaching a crushing frame that can rotate with respect to the excavating rod and move up and down on the outer periphery of the excavating rod, and the excavated soil adhered to the stirring blade in a lump state. A device that prevents this is proposed (Japanese Patent No. 2051985).
[0004]
This device is based on the relative rotation of a stirring blade that rotates together with the drilling rod during stirring and mixing by the stirring blade protruding from the outer periphery of the drilling rod and a grinding frame that rotates behind the drilling rod due to soil resistance. It has a function to pulverize excavated soil.
[0005]
The present invention proposes an apparatus for increasing the efficiency of stirring by a stirring blade while utilizing the relative rotation of the stirring blade and the pulverization frame of the above-mentioned patent.
[0006]
[Means for Solving the Problems]
The outer periphery of the drill rod which agitating blade is mounted in the present invention, the sleeve so as to rotate with a delay with respect to the drilling rod is attached by a frictional force between the outer circumferential surface of the drill rod, the outer periphery of the sleeve, the two By projecting or connecting one or more pairs of rotating blades oriented in the direction, the stirring blade and the rotating blade are relatively rotated when the excavating rod is rotated, and the efficiency of stirring the excavated soil by the stirring blade is increased.
[0007]
The sleeve to which the rotor blades project or are connected does not rotate simultaneously with the drilling rod when the drilling rod rotates, but tries to rotate with the drilling rod by the frictional force between the outer peripheral surface of the drilling rod and the inner peripheral surface of the sleeve. .
[0008]
The rotor blade protruding or connected to the sleeve tries to rotate in the same direction as the excavation rod with the sleeve, but the excavation rod receives the resistance of the soil opposite to the rotation direction of the excavation rod. Rotating with a delay, relative rotation occurs between the excavation rod and the rotor blade , that is, between the stirring blade and the rotor blade attached to the excavation rod.
[0009]
Since the excavated soil is agitated by the agitating blade and the rotating blade by the relative rotation between the agitating blade and the rotating blade , the agitating of the excavated soil by the agitating blade is supplemented by the rotating blade , and the stirring efficiency is improved.
[0010]
The one or more pairs rotor blades are projecting or connected, toward the two directions in one of the sleeves, the length of one of the rotor blades forming a pair with two is at the stirring blade length equal extent The other rotor blade is shorter than the stirring blade. Short rotors while pressing the excavated soil in the direction of rotation of the drill rod, to eliminate the pores wall, long rotors while pressing the excavated soil which has been eliminated by a short rotating blades in the direction of rotation of the drill rod, long rotary Eliminate above and below the wing .
[0011]
The short rotor blades remove the excavated soil from the center side of the excavation rod to the hole wall side, and the long rotor blades passing through the excavated soil portion removed to the hole wall side excavate the excavated soil up and down. The soil is carefully stirred by a plurality of rotor blades of different lengths and mixed with the solidified material.
[0012]
The effect of stirring the excavated soil by a plurality of pairs of rotor blades having different lengths can be improved by projecting or connecting the rotor blades in multiple stages in the axial direction with respect to the sleeve.
[0013]
In the method of constructing a composite pile consisting of soil cement and a hollow pile by combining a drilling stirring device equipped with a drilling stirring blade on the outer periphery of the drilling rod with a hollow pile such as a steel pipe pile, the drilling stirring device is drilled to the support layer, When the stirring and mixing with the solidified material is completed, it is pulled up through the hollow pile.
[0014]
From this, the excavation stirring blade and the rotor blade used together with it are bent and closed by the collision with the lower end of the hollow pile, but the conventional excavation stirring blade and the rotor blade are once again closed from the closed state. Since there is no structure that can be opened, when there is hard ground before reaching the support layer, the ground is excavated by using a drilling stirrer and a hollow pile together with the hard ground, and the excavator stirrer is hollow again Projecting from the lower end of the pile, the excavated soil cannot be stirred and mixed by the excavating agitating blade and the rotary blade .
[0015]
And against rotation wing 攪拌翼equivalent of about length has one end rotatably coupled to the sleeve, with the rotation of the drill rod, or by opening and closing the long rotor blades with lift, the projecting the excavating stirrer again from the hollow pile bottom after taken in the hollow pile, stirred excavated soil and drilling stirring blade by rotating blades, it is possible to mix.
[0016]
Sleeve a stirring device consisting of one or more pairs rotor blade when constructing the synthetic pile is drilled stirring blade is attached to the drill rod mounted on the outer, likewise drilling stirring blade and the rotating blade also The excavation stirring blade is attached to the excavation rod through the sleeve and is rotatably connected to the sleeve, so that the excavation agitation blade opens and closes together with the rotation of the excavation rod or as the rotary vane moves up and down. After storing inside, the excavation stirring device can be protruded from the lower end of the hollow pile, and the excavation stirring blade can be released. The excavation stirring blade and the rotary blade protruding from the lower end of the hollow pile can be stirred and mixed again. Is possible.
[0017]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
1 and 2, the
[0018]
Stoppers 7 and 7 are provided on the outer periphery of the
[0019]
As shown in FIGS. 1 and 2 showing a case where the
[0020]
1 and 2, the
[0021]
The
[0022]
When the
[0023]
3 and 4 show the most
[0024]
5 and 6 show a case where the
[0025]
FIG. 7 shows a case where the
[0026]
FIG. 8 shows how the excavated soil is agitated by the
[0027]
While pressing the concrete to the excavated soil in the direction of such a
[0028]
The
[0029]
The
[0030]
FIG. 9 shows a construction procedure when the composite pile 11 is constructed using the
[0031]
As shown in (a), until the
[0032]
When the
[0033]
In this state, the
[0034]
After the penetration of the
[0035]
Thereafter, the
[0036]
Further, after the
[0037]
Even when the
[0038]
【The invention's effect】
A sleeve is attached to the outer periphery of the excavating rod to which the agitating blade is attached so as to rotate in a state of being delayed from the rotation of the excavating rod, and one or more pairs of the rotating blades are directed in two directions on the outer periphery of the sleeve. By projecting or connecting, the excavation rod and the rotor blades are rotated relative to each other when the excavation rod is rotated, and the length of one of the rotor blades paired with the two is about the same as the length of the stirring blades. the size, the length of the rotor blades of the other hand by shortening from stirring blade, to carefully stirred excavated soil by the length of different rotor blades passing alternately rotating agitation of excavated soil by agitation blades It can be supplemented by wings to increase the agitation efficiency of excavated soil.
[0039]
According to the second aspect of the present invention, since the rotor blades are projected or connected in multiple stages in the axial direction with respect to the sleeve, the stirring efficiency of the excavated soil by the rotor blades is further improved.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is an elevational view showing a state in which a stirring device is mounted on a drilling rod.
FIG. 2 is a side view of FIG.
FIG. 3 is a perspective view showing the simplest stirring device.
4A is an elevation view of FIG. 3, and FIG. 4B is a plan view of FIG.
FIG. 5 is a perspective view showing a stirring device in which rotary blades are arranged in two stages.
6A is an elevation view of FIG. 5, and FIG. 6B is a plan view of FIG.
7 (a) is an elevation view showing a stirring device in which rotary blades are arranged in three stages, and (b) is a plan view of (a). FIG.
FIG. 8 is a perspective view showing a state of agitation of excavated soil by a rotary blade .
FIGS. 9A to 9E are elevation views showing a construction procedure when a hard layer exists between the support layer and the support layer.
[Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF
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