JP3717545B2 - 内燃機関の積算時間計 - Google Patents
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Description
【産業上の利用分野】
この発明は、内燃機関を動力源とするチェンソーや草刈機などの作業機などに設けられ、これらの内燃機関や作業機の保守,点検などのメンテナンス用として使用される内燃機関の積算時間計および積算時間計ユニットに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より提供されている内燃機関を動力源とするチェンソーあるいは草刈機などの作業機には、自動車やオートバイなどの保守,点検等に使用される積算距離計に相当するものは何ら設けられていない。すなわち、前記作業機の使用時間や内燃機関の運転時間の積算値を知ることができないものであった。
【0003】
このため、前記作業機や内燃機関の保守,点検などのメンテナンスは、使用者が任意に決めた時期および回数ごとになされたり、あるいは全く行われない場合があるために、前記作業機や内燃機関がメンテナンスの不十分により突然故障して、使用不能に陥ったり、部品の破壊などを原因とする人身事故を引き起こすなどの問題点があった。
【0004】
一方、前記のようなメンテナンスの不十分さや不完全を回避するために、作業機自体に後付けにて積算時間計を着脱可能に取り付けられるようにし、これによりその作業機や内燃機関の使用当初からの積算時間を計数および記憶させて、これを表示するものが提供されるに及んでいる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、このような着脱可能な積算時間計は、使用者の勝手な判断などにより前記作業機より取り外されてしまう場合があり、このような積算時間計を再び作業機に装着して作業を行うと、前記積算時間計が取り外されている時間中の使用時間が積算されないため、前記作業機や内燃機関の使用開始当初からの積算時間を正確に計数,記憶および表示させることができないという問題点があった。
【0006】
請求項1の発明は前記のような従来の問題点を解消するためになされたもので、作業機に装着されて、内燃機関が実稼働したときのみ、内燃機関の作業開始当初からの積算時間を確実かつ正確に計数および記憶して表示することができ、また、前記作業機や内燃機関の保守,点検などのメンテナンスを、信頼性の高い正確な積算時間のデータを基に実施でき、さらに簡単かつ安価に構成できる内燃機関の積算時間計を提供することを目的とする。
【0007】
請求項2の発明は任意に設定した時点からの内燃機関の作業時間を、内燃機関の作動開始当初からの作動時間とは別に計数して、これらを選択的に表示することができる内燃機関の積算時間計を得ることを目的とする。
【0008】
請求項3の発明は点火装置内の一部とともにパルス処理回路を同一プリント基板に載せることで、全体の形状をコンパクトにまとめて、ローコスト化できる内燃機関の積算時間計を得ることを目的とする。
【0012】
請求項4の発明は点火装置が出力するパルスをリード線を介して直接積算時間計に取り込むことで、積算時間の計測を高感度にて実現できる内燃機関の積算時間計を得ることを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】
請求項1の発明にかかる内燃機関の積算時間計 は、点火パルスを点火装置の外へ迂回させる点火装置内の一部と、該点火装置内の一部の途中に介在され、作業機に対する前記着脱に応じてそれぞれ発電コイルから点火用充放電コンデンサへの誘起電圧の供給、遮断をするように連結または連結解除可能なコネクタと、前記点火装置内の一部を流れる点火パルスを電磁誘導するパルス誘導手段と、該パルス誘導手段で電磁誘導したパルスの波形を整形する波形整形手段と、該波形整形手段の出力パルスが内燃機関の作動によるものであるか否かを判定する判定手段とを設けて、該判定手段で判定された前記出力パルスにもとづいて、計数記憶手段に、前記内燃機関の作動開始当初からの作動時間を計数および記憶させ、該計数記憶手段で計数された作動時間を、表示手段に表示させるようにしたものである。
【0014】
請求項2の発明にかかる内燃機関の積算時間計 は、点火パルスを点火装置の外へ迂回される点火装置内の一部と、該点火装置内の一部の途中に介在され、作業機に対する前記着脱に応じてそれぞれ前記発電コイルから点火用充放電コンデンサへの誘起電圧の供給、遮断をするように連結または連結解除可能なコネクタと、前記点火装置内の一部を流れる点火パルスを電磁誘導するパルス誘導手段と、該パルス誘導手段で電磁誘導したパルスの波形を整形する波形整形手段と、該波形整形手段の出力パルスが内燃機関の作動によるものであるか否かを判定する判定手段とを設けて、該判定手段で判定された前記出力パルスにもとづいて、第1の計数記憶手段に、前記内燃機関の作動開始当初からの作動時間を計数および記憶させ、前記判定手段で判定された前記出力パルスにもとづいて、第2の計数記憶手段に、リセット操作により任意に設定した時点からの内燃機関の作動時間を計測および記憶させ、前記第1の計数記憶手段または第2の計数記憶手段で計数された作動時間を、表示手段に表示させるようにしたものである。
【0015】
請求項3の発明にかかる内燃機関の積算時間計は、パルス誘導手段および該パルス誘導手段が誘導したパルスを処理するパルス処理回路を設けたプリント基板上に、点火装置内の一部をマウントするようにしたものである。
【0019】
請求項4の発明にかかる内燃機関の積算時間計 は、前記誘起電圧を点火用充放電コンデンサへ導入する回路を分断するように設けられたリード線と、前記点火パルスを迂回させる点火装置内の一部のリード線とを、前記コネクタを介して連結または連結解除可能したものである。
【0020】
【作用】
請求項1の発明における内燃機関の積算時間計は、作業機内の点火装置内の残部と点火装置内の一部をコネクタを介して電気的に接続することで、前記作業機や内燃機関が実稼働したときのみ、パルス誘導手段で前記点火装置内の一部を流れる点火パルスを検出し、波形整形手段でそのパルス誘導手段が検出したパルスを波形整形し、その波形整形出力が単位時間ごとに得られたか否かを判定し、計数記憶手段で内燃機関の作動開始当初からの積算時間を確実かつ正確に計数および記憶し、さらに、表示手段で前記計数手段で記憶した積算時間である計数値を表示する。
【0021】
請求項2の発明における内燃機関の積算時間計は、作業機内の点火装置内の残部と点火装置内の一部をコネクタを介して電気的に接続することで、前記作業機や内燃機関が実稼働したときのみ、パルス誘導手段で前記点火装置内の一部を流れる点火パルスを検出し、波形整形手段でそのパルス誘導手段が検出したパルスを波形整形し、その波形整形出力が単位ごとに得られたか否かを判定手段にて判定し、第1の計数記憶手段で使用開始当初からの積算時間を、また、使用者がリセット手段を操作することで第2の計数記憶手段により使用者が任意に設定した時点からの積算時間を、それぞれ確実かつ正確に計数および記憶し、表示手段で前記第1の計数記憶手段および第2の計数記憶手段で記憶したそれぞれの積算時間である計数値を表示する。
【0022】
請求項3の発明における内燃機関の積算時間計は、点火装置内の一部を、積算時間計のプリント基板上にマウントすることで、わざわざプリント基板を2つ用意する必要をなくし、積算時間計本体をより小型化および安価化する。
【0026】
請求項4における内燃機関の積層時間計は、リード線を介して点火装置から直接積算時間計のパルス検出部に点火パルスを取り込むことで、十分なレベルのパルスデータにもとづき高感度かつ確実に積算時間計測処理を実行可能にする。
【0027】
【実施例】
以下に、この発明の一実施例を図について説明する。図1はこの発明の積算時間計の全体を示すブロック図を示し、同図において、1は積算時間計、2はこの積算時間計1に接続される点火装置内の残部であり、積算時間計1はその点火装置内の残部2と接続される点火装置内の一部3を備えている。
【0028】
また、積算時間計1において、4は点火装置内の一部3に近接配置されて、この点火装置内の一部3に流れる点火パルスを誘導検出する例えば電磁誘導コイルからなるプリントパターン化されたパルス誘導手段、5はこの誘導されたパルス出力の波形を整形する波形整形手段である。
【0029】
さらに、6は単位時間ごとに前記波形整形出力が得られたか否か、つまり内燃機関が実稼働(作動)しているか否かを判定する判定手段、7はこの判定手段6により判定された正規の波形整形出力にもとづいて、内燃機関の作動開始当初(作業機の使用開始当初)からの積算時間を確実かつ正確に計数しかつ記憶する計数記憶手段である。
【0030】
また、8は前記計数記憶手段7による計数結果を表示する液晶ディスプレイなどの表示手段である。なお、前記波形整形手段5,判定手段6および計数記憶手段7は、パルス処理回路9を構成している。
【0031】
図2はこの積算時間計1の具体的構成を一部破断して示す斜視図であり、図において、点火装置内の一部3であるダイオード10がパルス誘導手段4および前記パルス処理回路9などとともに、同一のプリント基板11上に取り付けられている。なお、点火装置内の一部3としては必ずしもダイオード10を含ませる必要はない。
【0032】
また、パルス処理回路9のブロック上には、図2に示すように、前記表示手段8が配置されている。12は前記点火装置内の一部3,パルス誘導手段4,パルス処理回路9,プリント基板11などを収納する積算時間計1のケースで、これの取付片12bには取付ねじ13を挿入するためのねじ挿通孔14が設けられている。また、12aは表示手段8が外方に臨む開口窓である。
【0033】
さらに、15は前記点火装置内の一部3を構成するダイオード10の両端に接続されたリード線、16はこれらの各リード線15端にそれぞれ取り付けられた2つの接続端子としてのコネクタで、これらが点火装置内の残部2側の後述の2つのコネクタにそれぞれ着脱自在に装着可能となっている。
【0034】
図3はこの発明における内燃機関の点火装置を具体的に示す回路図であり、同図において、21は内燃機関の回転に同期して回転する磁石,磁極などを有するロータ、22はロータ21の回転による前記磁石の近接および隔離によって電圧を誘起する発電コイルである。
【0035】
また、23,24,25は整流用ダイオード、26は後述のサイリスタのゲートをトリガする電位を設定する抵抗である。
【0036】
さらに、27は点火用充放電コンデンサ、28はこの点火用充放電コンデンサ27および前記点火装置内の一部3であるダイオード10を介して直列接続された点火コイルで、一次コイル28aおよび二次コイル28bからなり、二次コイル28bには点火プラグ29が接続されている。
【0037】
また、30はサイリスタで、これが前記抵抗26を介して点火用充放電コンデンサ27および点火コイル28の一次コイル28aに順次直列に接続されている。ここで、このサイリスタ30のゲートはダイオード24を介して抵抗26に接続されている。
【0038】
なお、31は誘起電圧を点火用充放電コンデンサ27へ導入する回路を分断するように設けられた一対のリード線で、これらの各リード線31端には接続端子としてのコネクタ32が取り付けられており、これらの各コネクタ32は前記積算時間計1側の各コネクタ16に、ワンタッチで個別に接続可能となっている。この場合において、点火装置内の一部3であるダイオード10は方向性を持つため、各コネクタ32に対する各コネクタ16の接続を誤らないように、例えばそれぞれ一方を雄コネクタおよび他方を雌コネクタとすることが望ましい。
【0039】
また、前記のような点火装置内の残部2は前記内燃機関とともに、例えば、図4に示すようなチェンソー40に設置されており、前記積算時間計1がチェンソー40に着脱自在に取り付けられている。
【0040】
このチェンソー40はソーチェン案内板41の外周に、前記内燃機関の動力を受けて駆動走行するソーチェーン42を設けたものからなり、一方、前記積算時間計1のケース12がチェンソー40の把手部43の近傍に、取付ねじ13によりねじ挿通孔14を通して着脱自在にねじ込み固定されている。なお、44はチェンソー40の把手部43付近に設けられて、オン操作により点火制御動作を停止させるための、図1にも示すような停止スイッチである。
【0041】
次に動作について説明する。まず、内燃機関の動作を開始し、ロータ21を駆動すると、ロータ21に設けた磁石の磁束を受けて発電コイル22が誘起電圧の電圧を発生する。
【0042】
そして、この電圧を点火装置内の一部3である前記ダイオード10を介して、前記点火用充放電コンデンサ27を充電する。
【0043】
また、前記抵抗26の端子電圧が設定電圧に達すると、前記サイリスタ30はターンオンし、その点火用充放電コンデンサ27の電荷を点火コイル28の一次コイル28aに供給する。このため、二次コイル28bには高電圧が誘起され、点火プラグ29に火花を発生し、この火花によって燃料および空気を含む混合気に点火し、内燃機関の運転を継続することとなる。
【0044】
一方、このような内燃機関の運転においては、数100ボルトにも及ぶ誘起電圧を点火用充放電コンデンサ27へ導入するとともに回路の一部、すなわちダイオード10を点火装置内の一部3として持つ積算時間計1内に取り込んでいる。このため、点火パルスはダイオード10を通過する際に、前記パルス誘導手段4にて誘導検出された後、波形整形手段5にて波形整形される。また、この波形整形出力は判定手段6に入力され、単位時間ごとに波形整流手段5からの出力信号が得られたか否か、すなわち前記の点火パルスが内燃機関の作動によるものであるか否かを判定する。
【0045】
そして、その内燃機関の作動による点火パルスであると判定された場合には、その判定結果を用いて、内燃機関の作動開始(作業機の使用開始)からの作動時間(使用時間)を、計数記憶手段7により計数および記憶して、その計数結果を表示手段8により表示させることとなる。なお、この実施例では発電コイルの誘起電圧を利用したが、さらに電磁誘導作用の効果が大きい点火コイルの二次コイル28bで発生する電圧を検出してもよい。
【0046】
一方、内燃機関を停止させようとする場合には、前記停止スイッチ44をオンにする。これにより、発電コイル22は短絡され、点火用充放電コンデンサ27への電荷の充電が停止され、前記ダイオード10に対する点火パルスの供給も停止する。
【0047】
これにより、内燃機関は停止するとともに、内燃機関の作動開始からの積算時間が計数記憶手段7内に保持され、この積算時間を表示手段8によって常時または任意に表示することができる。
【0048】
一方、例えば積算時間計1の表示手段8が200時間を表示したとき、この表示に従って、使用者は作業機各部のボルト,ナットの緩み、点火時期のずれによるパワーダウン、排気ガス量の増加などに対するメンテナンスを施し、次回からの内燃機関および作業機の安全かつ効率的な作動を実現可能にする。
【0049】
また、前記積算時間計1は作業機である、図4に示すようなチェンソー40から、何らかの理由、例えば盗難防止や子供のいたずらによる危険を回避するなどの理由により、取り外しが可能となっている。
【0050】
こうすることで、積算時間計1の前記取り外しによってダイオード10も点火装置内の残部2から分離されることとなり、従って、誘起電圧の点火用充放電コンデンサ27に対する充電が阻止され、内燃機関は決して運転されることがなくなる。このとき、積算時間計1も機能しなくなる。
【0051】
つまり、内燃機関の運転(作業機の使用)時には必ず積算時間計1が装着され、具体的には、図3に示した互いに対応するコネクタ16,31どうしを連結することで、その後の内燃機関の作動後においても、内燃機関の作動開始当初からの積算時間を正確かつ自動的に計数して、これを表示手段8に表示させることができる。
【0052】
なお、前記実施例では、前記積算時間計1を取付ねじ13などを使用して前記チェンソー40の本体の適位置に取り付けたが、取り付けの構造としは、ワンタッチ式で着脱できる構成やねじ込み式の構成などを採用してもよい。
【0053】
また、前記実施例においては、積算時間計1において、ダイオード10をパルス誘導手段4やパルス処理回路9を載せたプリント基板と同一のプリント基板11上にマウントすることにより、積算時間計本体の小形化,軽量化を図ることができる。なお、設計上の理由により別々のプリント基板を使用してもいっこうに差し支えはない。
【0054】
また、図3においてはコンデンサ放電型の点火制御回路を持った点火装置について述べたが、スイッチング用のサイリスタおよびパワートランジスタを用いた電流遮断式の点火制御回路を持った点火装置にも同様に応用できることは言うまでもない。
【0055】
この電流遮断式の点火制御回路は、例えば点火コイルが誘起する一次短絡電流をパワートランジスタに流し、これを一定のタイミングで遮断することにより、点火コイルの一次側に逆起電力を発生し、かつ二次側に高電圧を発生させて点火プラグに出力するように機能する。
【0056】
図5はこの発明の他の実施例を示す。これが前述した内燃機関の積算時間計と異なるところは、使用開始当初からの積算時間を第1の計数記憶手段7Aで確実かつ正確に計数記憶させ、また、使用者がリセット手段50を操作することで使用者が任意に設定した時点からの積算時間を第2の計数記憶手段7Bで確実かつ正確に計数および記憶させるようにした点である。これによれば、それぞれの計数および記憶値を表示手段8で任意かつ選択的に表示させることができ、その他については前記した実施例と同じ動作および効果が得られる。
【0057】
図6はこの発明の積算時間計の接続構成を示す。これは発電コイル22,点火コイル28およびこれらを除く点火制御回路を含む点火装置が前記の一体モールドによってユニットブロックBとされており、このユニットブロックBには積算時間計1が一体モールドされていない。ここで、61はユニットブロックB内の発電コイル22を巻装する鉄心、65は停止スイッチ用のリード線、66はプラグキャップを接続するハイテンションケーブルである。
【0058】
すなわち、この実施例では、ユニットブロックB内の点火装置が、リード線68を介して外部に設置した積算時間計1に連設した点火装置内の一部3に接続されている。なお、この積算時間計1には図1に示すような各種の積算パルス処理回路が設置されている。
【0059】
この実施例では、積算時間計1を点火装置と一体モールド化するのに不都合な場合、例えば積算時間計1が前記点火装置からの熱やノイズの影響を受けて、動作や信頼性が悪くなる場合や、直接十分なレベルの点火パルスを取り出して高感度の積算処理を実現する必要がある場合などに有効である。
【0060】
なお、高圧発生に用いられる遮断信号発生用のトリガコイルを持ったコンデンサ放電型の構成としたり、トリガコイルの出力あるいは点火コイルの一次電圧によりサイリスタをスイッチングすることで、点火コイルの一次電流を遮断するパワートランジスタを持った電流遮断型の構成としたりすることは任意である。
【0061】
すなわち、電流遮断型またはコンデンサ放電型の点火制御回路の一部または全部を上記ユニットブロックBとして一体構成でき、これを積算時間計と一緒にまたは独立して、上記作業機に対して着脱可能とすることができる。
【0062】
図7はこの発明の内燃機関の積算時間ユニット構成の一実施例を示す。この実施例では発電コイル22,点火コイル28およびこれらを除く点火制御回路からなる点火装置が、図2に示すような積算時間計1とともに熱可塑性樹脂のインジェクションモールドや熱硬化性樹脂(例えば、レジン)の埋め込みモールドにより一体モールド化され、一つのユニットブロックBとして構成されている。
【0063】
従って、このユニットブロックBは前記発電コイル22を有する鉄心61に、図6に示すように組み付けられ、この鉄心61の2つの磁極62,63に近接して、複数の磁石64を一定の間隔にて円周方向に配設したロータ21が、回転自在に配置されている。
【0064】
なお、このロータ21は内燃機関の駆動軸から駆動力を受けて同期回転し、前記発電コイル22にパルス状の電圧を誘起させるように機能する。
【0065】
また、65は前記ユニットブロックから引き出されて、前記停止スイッチ44に接続される停止スイッチの用リード線、66は同じく前記ユニットブロックB内の点火コイル28の二次側に接続されて、内燃機関側の点火プラグ29にプラグキャップ67を連結するためのハイテンションケーブルである。
【0066】
かかる構成になる積算時間計ユニットでは、積算時間計と内燃機関の点火装置とを一体モールド化することで、これらを一つのユニットブロックとして取り扱えるようにするとともに、内燃機関の点火制御システム全体の小形化および動作の信頼性の向上を実現できる。
【0067】
また、図8はこの発明の他の積算時間ユニット構成を示す。これは、図5に示すような第1の計数記憶手段7Aおよび第2の計数記憶手段7Bを有する積算時間計1を、点火装置とともに、一つユニットブロックBに一体モールド化したものである。
【0068】
さらに、図8においては、積算時間計1上には図5に示すようなリセットスイッチとしてのリセット手段50が設けられており、このリセット手段50も前記ユニットブロックB内にモールドされた回路を介して前記第2の計数記憶手段7Bに接続されている。
【0069】
なお、このリセット手段50の操作によって、第1の計数記憶手段7Aまたは第2の計数記憶手段7Bにそれぞれ記憶された積算時間データを、表示手段8へ選択的に表示可能にする。
【0070】
従って、この実施例によれば、積算時間計および点火装置とともに、この点火装置による点火動作を停止するリセット手段を一体モールド化することで、点火制御停止機能を持つ点火制御システムを一つのユニットブロックにて実現可能にし、かつ前記点火制御システム全体の小形化および動作の信頼性の向上を実現できる。
【0071】
【発明の効果】
以上のように、請求項1の発明によれば、点火パルスを点火装置の外へ迂回させる点火装置内の一部と、該点火装置内の一部の途中に介在され、作業機に対する前記着脱に応じてそれぞれ発電コイルから点火用充放電コンデンサへの誘起電圧の供給、遮断をするように連結または連結解除可能なコネクタと、前記点火装置内の一部を流れる点火パルスを電磁誘導するパルス誘導手段と、該パルス誘導手段で電磁誘導したパルスの波形を整形する波形整形手段と、該波形整形手段の出力パルスが内燃機関の作動によるものであるか否かを判定する判定手段とを設けて、該判定手段で判定された前記出力パルスにもとづいて、計数記憶手段に、前記内燃機関の作動開始当初からの作動時間を計数および記憶させ、該計数記憶手段で計数された作動時間を、表示手段に表示させるように構成したので、作業機の内燃機関が実稼働したときのみ、内燃機関の作業開始当初からの積算時間を確実かつ正確に計数および記憶して表示することができ、また、前記作業機や内燃機関の保守,点検などのメンテナンスを、信頼性の高い正確な積算時間のデータを基に実施でき、さらに簡単かつ安価に構成できるものが得られる効果がある。
【0072】
請求項2の発明によれば、点火パルスを点火装置の外へ迂回させる点火装置内の一部と、該点火装置内の一部の途中に介在され、作業機に対する前記着脱に応じてそれぞれ前記発電コイルから点火用充放電コンデンサへの誘起電圧の供給、遮断をするように連結または連結解除可能なコネクタと、前記点火装置内の一部を流れる点火パルスを電磁誘導するパルス誘導手段と、該パルス誘導手段で電磁誘導したパルスの波形を整形する波形整形手段と、該波形整形手段の出力パルスが内燃機関の作動によるものであるか否かを判定する判定手段とを設けて、該判定手段で判定された前記出力パルスにもとづいて、第1の計数記憶手段に、前記内燃機関の作動開始当初からの作動時間を計数および記憶させ、前記判定手段で判定された前記出力パルスにもとづいて、第12の計数記憶手段に、リセット操作により任意に設定した時点からの内燃機関の作動時間を計測および記憶させ、前記第1の計数記憶手段または第2の計数記憶手段で計数された作動時間を、表示手段に表示させるように構成したので、任意に設定した時点からの内燃機関の作業時間を、内燃機関の作動開始当初からの作動時間とは別に計数して、これらを選択的に表示することができるものが得られる効果がある。
【0073】
請求項3の発明によれば、パルス誘導手段および該パルス誘導手段が誘導したパルスを処理するパルス処理回路を設けたプリント基板上に、点火装置内の一部をマウントするように構成したので、積算時間計の全体の形状をコンパクトにまとめて、ローコスト化できるものが得られる効果がある。
【0077】
請求項4の発明によれば、前記誘起電圧を点火用充放電コンデンサへ導入する回路を分断するように設けられたリード線と、前記点火パルスを迂回させる点火装置内の一部のリード線とを、前記コネクタを介して連結または連結解除可能に構成したことにより、点火装置が出力するパルスをリード線を介して直接積算時間計に取り込むことで、積算時間の計測を高感度にて実現できるものが得られる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例による内燃機関の積算時間計を示すブロック接続図である。
【図2】図1における内燃機関の積算時間計の具体的構成を一部破断して示す斜視図である。
【図3】この発明の内燃機関の積算時間計と点火制御回路との接続関係を示す回路図である。
【図4】この発明の内燃機関の積算時間計を有するチェンソーを示す斜視図である。
【図5】この発明の他の実施例による内燃機関の積算時間計を示すブロック接続図である。
【図6】この発明の内燃機関の積算時間計の接続構造を示す概念図である。
【図7】この発明の一実施例による内燃機関の積算時間計ユニットを示す斜視図である。
【図8】この発明の他の実施例による内燃機関の積算時間計ユニットを示す斜視図である。
【符号の説明】
1 積算時間計
2 点火装置内の残部
3 点火装置内の一部
4 パルス誘導手段
5 波形整形手段
6 判定手段
7 計数記憶手段
7A 第1の計数記憶手段
7B 第2の計数記憶手段
8 表示手段
9 パルス処理回路
10 ダイオード
11 プリント基板
16,32 端子(コネクタ)
27 点火用充放電コンデンサ
28 点火コイル
29 点火プラグ
40 チェンソー(作業機)
50リセット手段
68 リード線
Claims (4)
- 作業機内の内燃機関の回転に同期して発電コイルが発生した誘起電圧を点火用充放電コンデンサに充電し、この点火用充放電コンデンサからの放電電流を一定のタイミングで点火コイルを介して点火プラグに出力する点火制御回路を持った点火装置を有する作業機に着脱可能に取り付けられ、前記点火装置より発生する点火パルスを検出し、前記内燃機関の作動時間を積算する内燃機関の積算時間計において、前記点火パルスを前記点火装置の外へ迂回させる点火装置内の一部と、該点火装置内の一部の途中に介在され、作業機に対する前記着脱に応じてそれぞれ前記発電コイルから点火用充放電コンデンサへの誘起電圧の供給、遮断をするように連結または連結解除可能なコネクタと、前記点火装置内の一部を流れる点火パルスを電磁誘導するパルス誘導手段と、該パルス誘導手段で電磁誘導したパルスの波形を整形する波形整形手段と、該波形整形手段の出力パルスが前記内燃機関の作動によるものであるか否かを判定する判定手段と、該判定手段で判定された前記出力パルスにもとづいて、前記内燃機関の作動開始当初からの作動時間を計数および記憶する計数記憶手段と、該計数記憶手段で計数された作動時間を表示する表示手段とを設けたことを特徴とする内燃機関の積算時間計 。
- 作業機内の内燃機関の回転に同期して発電コイルが発生した誘起電圧を点火用充放電コンデンサに充電し、この点火用充放電コンデンサからの放電電流を一定のタイミングで点火コイルを介して点火プラグに出力する点火制御回路を持った点火装置を有する作業機に着脱可能に取り付けられ、前記点火装置より発生する点火パルスを検出し、前記内燃機関の作動時間を積算する内燃機関の積算時間計 において、前記点火パルスを前記点火装置の外へ迂回させる点火装置内の一部と、該点火装置内の一部の途中に介在され、作業機に対する前記着脱に応じてそれぞれ前記発電コイルから点火用充放電コンデンサへの誘起電圧の供給、遮断をするように連結または連結解除可能なコネクタと、前記点火装置内の一部を流れる点火パルスを電磁誘導するパルス誘導手段と、該パルス誘導手段で電磁誘導したパルスの波形を整形する波形整形手段と、該波形整形手段の出力パルスが前記内燃機関の作動によるものであるか否かを判定する判定手段と、該判定手段で判定された前記出力パルスにもとづいて、前記内燃機関の作動開始当初からの作動時間を計数および記憶する第1の計数記憶手段と、前記判定手段で判定された前記出力パルスにもとづいて、リセット操作により任意に設定した時点からの内燃機関の作動時間を計測および記憶する第2の計数記憶手段と、前記第1の計数記憶手段または第2の計数記憶手段で計数された作動時間を表示する表示手段とを設けたことを特徴とする内燃機関の積算時間計 。
- パルス誘導手段および該パルス誘導手段が誘導したパルスを処理するパルス処理回路を設けたプリント基板上に、点火装置内の一部をマウントしたことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の内燃機関の積算時間計 。
- 前記誘起電圧を点火用充放電コンデンサへ導入する回路を分断するように設けられたリード線と、前記点火パルスを迂回させる点火装置内の一部のリード線とが、前記コネクタを介して連結または連結解除可能であることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の内燃機関の積算時間計。
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