JP3717137B2

JP3717137B2 - Automotive door check link

Info

Publication number: JP3717137B2
Application number: JP19590898A
Authority: JP
Inventors: 俊久西條
Original assignee: Ohi Seisakusho Co Ltd
Current assignee: Ohi Seisakusho Co Ltd
Priority date: 1998-07-10
Filing date: 1998-07-10
Publication date: 2005-11-16
Anticipated expiration: 2018-07-10
Also published as: JP2000027521A

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は、車体のドア開口の側縁部にドア本体が開閉可能に支持されており、アーム部材、ガイド部材、ケース体および、ダストシールを備えた自動車用ドアチェックリンクに関する。
【０００２】
【従来の技術】
従来の自動車用ドアチェックリンクとしては、ドア本体の側縁部とケース体の正面部との間の隙間にダストシールが介装されており、ダストシールが、ドア本体の側縁部およびケース体の正面部にそれぞれ穿設したアーム部材用の挿通口を塞ぐようにして、ドア本体内部への水、埃の進入を防止したり、ドア本体内部と外部との間で空気の出入をできるだけ抑えるようにしたものが一般的である。
【０００３】
このダストシールは薄肉で弾力性を有しているので、ダストシールを取り付ける際に、その形状や位置が安定せず、チェックリンクをドアに取り付けた場合に、ダストシールが挿通口からはみ出したり、また片寄って取り付けられてしまい、ダストシールがアーム部材と擦れ、ダストシールの破損や異音の発生の要因になる。
【０００４】
ダストシールが適切な位置に常に固定されるよう、接着材や両面テープを使用したりすることが考えられるが、接着材の塗布作業などが必要になり、取付作業性が良くない。
【０００５】
取付作業性を向上したものとして、特開平９−１７７４１０号公報に開示されたものがある。
すなわち、同公報には、ダストシールにケース体を抱え込むように延設部が形成され、延設部の先端に係止部が形成され、係止部がケース体の背面部に穿設された挿通口の口縁に係止して、ダストシールをケース体に位置決め固定するようにしたものが開示されている。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、このような従来の自動車用ドアチェックリンクでは、ダストシールに係止部を設けることにより、ダストシールがケース体に対して適切な位置に常に固定される利点を有しているが、ダストシールにケース体を抱え込むように延設部が形成されていて、その形状が複雑であるので、ダストシールの成形型も複雑になり、製作コストが嵩むという問題点があった。
本発明は、このような従来の問題点に着目してなされたもので、接着材の塗布作業などを不要にして取付作業性を向上し、ダストシールを極めて単純な形状にして、製作コストを低減することができる自動車用ドアチェックリンクを提供することを目的としている。
【０００７】
【課題を解決するための手段】
かかる目的を達成するための本発明の要旨とするところは、次の各項の発明に存する。
［１］車体のドア開口の側縁部にドア本体（２０）が開閉可能に支持されており、アーム部材（３０）、ガイド部材（４５）、ケース体（４０）および、ダストシール（５０）を備えたものにおいて、
アーム部材（３０）の一端部は、ドア開口の側縁部またはドア本体の側縁部（２２）の一方の側縁部に連結されており、
前記ガイド部材（４５）は、前記ケース体（４０）に内装され、前記アーム部材（３０）を移動可能に案内しており、
前記ケース体（４０）の正面部は、ドア開口の側縁部またはドア本体の側縁部（２２）の他方の側縁部に固設される固設用フランジ（４８）を有しており、
前記他方の側縁部および前記ケース体（４０）の正面部には、前記アーム部材（３０）が挿通可能な挿通口がそれぞれ穿設されており、
前記ダストシール（５０）は、弾性材によりシート状に形成されるシール部（５１）を有し、該シール部（５１）が前記他方の側縁部と前記ケース体（４０）の正面部との間の隙間に介装されており、
前記ダストシール（５０）のシール部（５１）は、上端部および下端部に係止孔（５５）を有しており、
前記係止孔（５５）の一方は、前記ケース体（４０）の固設用フランジ（４８）の上端縁あるいは下端縁から嵌め込まれ、前記係止孔（５５）の他方は、前記シール部（５１）の弾性力に抗して前記シール部（５１）が引き延ばされつつ、前記ケース体（４０）の固設用フランジ（４８）のもう一方の端縁から嵌め込まれて前記固設用フランジ（４８）に係止して、前記ダストシール（５０）を前記ケース体（４０）に対して位置決めすることを特徴とする自動車用ドアチェックリンク。
【０００８】
［２］車体のドア開口の側縁部にドア本体（２０）が開閉可能に支持されており、アーム部材（３０）、ガイド部材（４５）、ケース体（１４０）および、ダストシール（１５０）を備えたものにおいて、
アーム部材（３０）の一端部は、ドア開口の側縁部またはドア本体の側縁部（２２）の一方の側縁部に連結されており、
前記ガイド部材（４５）は、前記ケース体（１４０）に内装され、前記アーム部材（３０）を移動可能に案内しており、
前記ケース体（１４０）は、正面部にドア開口の側縁部またはドア本体の側縁部（２２）の他方の側縁部に固設される固設用フランジ（４８）を有し、両側縁部に一対の係止フランジ（１４８）を有しており、
前記他方の側縁部および前記ケース体（１４０）の正面部には、前記アーム部材（３０）が挿通可能な挿通口がそれぞれ穿設されており、
前記ダストシール（１５０）は、弾性材によりシート状に形成されるシール部（１５１）を有し、該シール部（１５１）が前記他方の側縁部と前記ケース体（１４０）の正面部との間の隙間に介装されており、
前記ダストシール（１５０）のシール部（１５１）は、一対の係止孔（１５５）を有して成り、
前記各係止孔（１５５）は、前記シール部（１５１）の弾性力に抗して前記シール部（１５１）が引き延ばされつつ、前記挿通口を中心にしてほぼ対称的に配される一対の前記係止フランジ（１４８）にそれぞれ係止して、前記ダストシール（１５０）を前記ケース体（１４０）に対して位置決めすることを特徴とする自動車用ドアチェックリンク。
【０００９】
次に、前記各項の発明の作用について説明する。
本発明の一の構成によれば、車体にドアチェックリンクを装着する前に、ダストシール（５０）のシート状のシール部（５１）をケース体（４０）の正面部に沿わせるようにして、シート状のシール部（５１）に穿設された係止孔（５５）の一方を、ケース体（４０）の固設用フランジ（４８）に係止し、シール部（５１）の弾性力に抗してシール部（５１）を引き延ばしつつ、係止孔（５５）の他方をケース体（４０）の固設用フランジ（４８）に係止すれば、ダストシール（５０）をケース体（４０）に位置決め固定することができ、接着材の塗布作業などが不要になる。
【００１０】
また、ダストシール（５０）がシート状のシール部（５１）に係止孔（５５）を穿設して成る、単純な形状になるとともに、ダストシール（５０）の係止孔（５５）が係止する部位をケース体（４０）に特別に設ける必要がなく、製作コストが低減される。
【００１１】
次に、アーム部材（３０）の一端部をドア開口の側縁部またはドア本体の側縁部（２２）の一方の側縁部に連結する一方、ガイド部材（４５）が内装されたケース体（４０）をドア開口の側縁部またはドア本体の側縁部（２２）の他方の側縁部に固設する。このとき、他方の側縁部とケース体（４０）の正面部との間の隙間にダストシール（５０）のシール部（５１）が介装されるようになる。
【００１２】
他方の側縁部とケース体（４０）の正面部との間の隙間にダストシール（５０）のシール部（５１）が介装された状態においては、ダストシール（５０）がケース体（４０）に対して位置決めがされているため、ダストシール（５０）は適切な位置に介装され、ドア本体の側縁部（２２）および前記ケース体（４０）の正面部にそれぞれ穿設された挿通口が、ダストシール（５０）で塞がれるので、また、ダストシール（５０）のアーム部材（３０）用の挿通孔縁がアーム部材（３０）に弾撥的に摺接するので、挿通口およびアーム部材（３０）用の挿通孔を通して車体内部に塵埃等が進入するのを防止することができる。
【００１３】
また、本発明の別の構成によれば、一対の係止フランジ（１４８）がケース体（１４０）の挿通口を中心にしてほぼ対称的に配されているので、一対の係止フランジ（１４８）の形状に合わせて形成されるダストシール（１５０）の一対の係止孔（１５５）は、同じく挿通口を中心にして対称的に配されることになり、中心となる挿通口に対するダストシール（１５０）の位置ずれが小さくなり、ダストシール（１５０）の位置ずれを許容範囲内におさめることができる。
【００１４】
したがって、例えば、ダストシール（１５０）の取付が極めて簡単になり、車体にドアチェックリンクを装着する際に、ダストシール（１５０）の位置調整が不要になり、ダストシール（１５０）の取付作業性を向上することができる。
【００１５】
【発明の実施の形態】
以下、図面に基づき本発明の実施の各種形態を説明する。
図１〜図５は本発明の第１実施の形態を示している。
図３に示すように、図示省略した車体のドア開口の側縁部、例えば、ピラー１０にはドア本体２０がドアヒンジにより開閉可能に支持されている。ドア本体２０の開閉動作に応じて、ドア本体２０の側縁部２２の内部から出没し、その出没動作によってドア本体２０の開閉状態を検出可能なようにアーム部材３０が設けられている。ピラー１０には枢支ブラケット１２が固設され、枢支ブラケット１２に植設されたピン部材１４により、アーム部材３０の一端部が揺動可能に枢支されている。
【００１６】
図１〜図４に示すように、ドア本体２０の内面側にはケース体４０が固設されている。ケース体４０は、ケース部材４１とカバー部材４２とにより成り、ケース部材４１には背面側に凹入する収容凹部が形成され、カバー部材４２が正面側からケース部材４１の収容凹部の口を塞いでいる。
【００１７】
ケース部材４１には、収容凹部に連続して上方および下方にそれぞれ延びるフランジが形成され、ケース部材４１のフランジの外周形状に合わせて、カバー部材４２にはフランジの外周が形成されている。ケース部材４１のフランジおよび、カバー部材４２のフランジは、重ね合わせた状態で固着され、固設用フランジ４８を構成している。ケース部材４１のフランジおよび、カバー部材４２のフランジには、バーリング孔および下孔がそれぞれ穿設されている。
【００１８】
ケース体４０の収容凹部には、アーム部材３０の上面および下面に弾撥的に当接して、アーム部材３０を移動可能に案内する一対のガイド部材４５が設けられている。また、ケース体４０の収容凹部には、一対のガイド部材４５をアーム部材３０の上面および下面にそれぞれ当接する方向に付勢する弾性部材４６が配されている。
【００１９】
ドア本体２０の側縁部２２には、アーム部材３０を挿通するための挿通口２３が穿設され、ケース部材４１およびカバー部材４２には、同じく、アーム部材３０を挿通するための挿通口４３，４４が穿設されている。挿通口２３、挿通口４４および挿通口４３を通り抜けて、ドア本体２０の内部に位置するアーム部材３０の他端部には、ストッパ３５が装着され、ストッパ３５が係止ピン３６で抜け止めされている。
【００２０】
ドア本体の２０の側縁部２２と、カバー部材４２の正面部（ケース体４０の正面部）との間の隙間には、ダストシール５０のシール部５１が介装されている。シール部５１は、弾性材により、カバー部材４２の正面部の幅より広めの幅を有する略矩形状のシート状に形成されている。
【００２１】
シール部５１の中央部には、アーム部材３０を通すための細長の矩形状の挿通孔５２が穿設されている。挿通孔５２の孔幅はアーム部材３０の板幅に相当している。また、挿通孔５２の上下丈はアーム部材３０の板厚より小さく設定され、かつ、挿通孔５２の両端縁には上方および下方に切り込み５６がそれぞれ形成されており、挿通孔５２の上縁５７および下縁５８がアーム部材３０の上面および下面に弾撥的に当接可能になっている。
ダストシール５０のシール部５１の上端部および、下端部には、横長の係止孔５５がそれぞれ穿設されている。各係止孔５５の横方向の幅は、固設用フランジ４８の板幅に相当し、各係止孔５５の縦方向の幅は、固設用フランジ４８の板厚に相当している。
【００２２】
各係止孔５５は、ケース体４０の固設用フランジ４８に上端縁あるいは下端縁からそれぞれ嵌め込まれ、ケース部材４１のバーリング孔を越えた位置に外嵌した状態で係止している。
【００２３】
次に作用を説明する。
車体にドアチェックリンクを装着する前に、ダストシール５０のシート状のシール部５１をカバー部材４２の正面部（ケース体４０の正面部）に沿わせるようにするとともに、シール部５１の上端部に穿設された係止孔５５を、ケース体４０の固設用フランジ４８の上端縁から嵌め込み、ケース部材４１のバーリング孔を越えた位置に外嵌した状態で係止する。
【００２４】
次に、シール部５１の弾性力に抗して、シール部５１の下端部を引き延ばしつつ、シール部５１の下端部に穿設された係止孔５５を、ケース体４０の固設用フランジ４８の下端縁に嵌め込むようにする。それにより、ダストシール５０をケース体４０に位置決め固定することができ、接着剤の塗布作業などが不要になる。
【００２５】
また、ケース体４０の一対の固定用フランジ４８の形状（板幅および、板厚）に合わせて、ダストシール５０の一対の係止孔５５を成形されており、それにより、カバー部材４２の挿通口４４に対するダストシール５０の位置ずれが小さくなり、ダストシール５０の位置ずれを許容範囲内におさめることができ、ダストシール５０の取付が極めて簡単になり、車体にドアチェックリンクを装着する際に、ダストシール５０の位置調整が不要になり、ダストシール５０の取付作業性を向上することができる。
【００２６】
次に、アーム部材３０の一端部をピラー１０の枢支ブラケット１２のピン部材１４に枢着する一方、ケース体４０をドア本体２０の側縁部２２にネジ止めする。このとき、ドア本体２０の側縁部２２とカバー部材４２の正面部との間の隙間にダストシール５０のシール部５１が介装されるようになる。
【００２７】
ダストシール５０のシール部５１が介装された状態においては、ダストシール５０自体がケース体４０に対して正規の位置に固定されているので、ダストシール５０はドア本体２０の側縁部２２に対しても適切な位置に固定され、ドア本体２０の側縁部２２およびケース部材４１の正面部にそれぞれ穿設された挿通口２３，４４が、ダストシール５０で塞がれる。また、ダストシール５０の挿通孔５２の上縁５７および下縁５８がアーム部材３０の上面および下面に弾撥的に摺接可能であり、それにより、挿通口２３，４４および挿通孔５２を通してドア本体２０内部に水や埃等が進入するのを防止することができる。
【００２８】
したがって、水や埃がケース体４０内に進入することもなく、水や埃がガイド部材４５に付着しないで、異音、錆発生の原因をなくすことができる。また、ドア本体２０内部と外部との間で空気の出入れが極めて少なくなり、車内外の気温差があっても、車室内への外気の流入が極めて少なくなり、乗員が不快を感じることがない。さらに、ダストシール５０の挿通孔５２の孔縁が適切にアーム部材３０に摺接するので、ダストシール５０の亀裂などが発生することもなくなる。
【００２９】
次に、本発明の第２実施の形態を説明する。
本実施の形態においては、前記第１実施の形態の構成と同一の構成については同一の番号を付して説明する。図６および図７に示すように、第２実施の形態に係るケース体１４０は、その両側縁部に一対の係止フランジ１４８を形成して成り、ダストシール１５０の両端部には、一対の係止フランジ１４８にそれぞれ係止する、縦長の一対の係止孔１５５が穿設されている。
【００３０】
本第２実施の形態では、一対の固設用フランジ４８を利用しないで、一対の係止フランジ１４８を特別に設けている点で、製作コスト低減の支障になるともいえるが、シート状のシール部１５１に一対の係止孔１５５を穿設していて、ダストシール１５０が簡単な構成になる点および、接着材の塗布作業が不要になる点で、製作コストを大幅に低減しているといえる。
【００３１】
なお、本実施の形態においては、一対の係止孔１５５をダストシール１５０のシール部１５１の両端部にそれぞれ穿設したものを示したが、係止孔１５５は一対に限らず、３つ以上あっても良い。その場合に、係止孔１５５の数に応じて、ケース体１４０側に固設用のフランジが設けられていることはいうまでもない。
【００３２】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明の一の構成によれば、ダストシールのシート状のシール部をケース体の正面部に沿わせるようにして、シール部の弾性力に抗してシール部を引き延ばしつつ、シート状のシール部に穿設された係止孔をケース体の固設用フランジに係止すれば、ダストシールをケース体に位置決め固定することができ、接着材の塗布作業などが不要になり、ダストシールの取付作業性を向上することができる。また、ダストシールがシート状のシール部に係止孔を穿設して成る、単純な形状になり、製作コストを低減することができる。
【００３３】
また、本発明の別の構成によれば、ケース体の一対の係止フランジの形状に合わせて、ダストシールの一対の係止孔を成形すれば、ケース体の挿通口に対するダストシールの位置ずれが小さくなり、ダストシールの取付ずれを許容範囲内におさめることができ、ダストシールの位置調整を特別に行う必要がなく、ダストシールの取付作業性が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の第１実施の形態に係る自動車用ドアチェックリンクの要部断面図である。
【図２】本発明の第１実施の形態に係る自動車用ドアチェックリンクの取付状態の斜視図である。
【図３】図２のIII-III線断面図である。
【図４】本発明の第１実施の形態に係る自動車用ドアチェックリンクの斜視図である。
【図５】本発明の第１実施の形態に係るダストシールの正面図である。
【図６】本発明の第２実施の形態に係る自動車用ドアチェックリンクの斜視図である。
【図７】本発明の第２実施の形態に係るダストシールの正面図である。
【符号の説明】
１０…ピラー
１２…枢支ブラケット
１４…ピン部材
２０…ドア本体
２２…側縁部
２３…挿通口
３０…アーム部材
３５…ストッパ
３６…係止ピン
４０…ケース体
４１…ケース部材
４２…カバー部材
４３，４４…挿通口
４５…ガイド部材
４６…弾性部材
４８…固設用フランジ
５０…ダストシール
５１…シール部
５２…挿通孔
５５…係止孔
５７…上縁
５８…下縁
１４０…ケース体
１４８…係止フランジ
１５０…ダストシール
１５１…シール部
１５５…係止孔[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to an automotive door check link including a door body that can be opened and closed at a side edge of a door opening of a vehicle body, and includes an arm member, a guide member, a case body, and a dust seal.
[0002]
[Prior art]
As a conventional automobile door check link, a dust seal is interposed in a gap between a side edge portion of the door body and the front portion of the case body, and the dust seal is disposed on the side edge portion of the door body and the front surface of the case body. To prevent the entry of water and dust into the inside of the door body, and to keep the air in and out between the inside and outside of the door body as much as possible by closing the insertion holes for arm members drilled in each part It is common.
[0003]
Since this dust seal is thin and elastic, when the dust seal is attached, its shape and position are not stable, and when the check link is attached to the door, the dust seal may protrude from the insertion port or be offset. As a result, the dust seal rubs against the arm member, causing damage to the dust seal and generation of abnormal noise.
[0004]
It is conceivable to use an adhesive or a double-sided tape so that the dust seal is always fixed at an appropriate position. However, an application work of the adhesive is required, and the mounting workability is not good.
[0005]
As an improvement in mounting workability, there is one disclosed in JP-A-9-177410.
That is, in the publication, an extending portion is formed so as to hold the case body in the dust seal, an engaging portion is formed at the distal end of the extending portion, and the engaging portion is formed in the back portion of the case body. A device is disclosed in which the dust seal is positioned and fixed to the case body by being locked to the mouth edge of the mouth.
[0006]
[Problems to be solved by the invention]
However, such a conventional automobile door check link has an advantage that the dust seal is always fixed at an appropriate position with respect to the case body by providing a locking portion on the dust seal. Since the extending portion is formed so as to hold the body and the shape thereof is complicated, there is a problem that the mold for forming the dust seal becomes complicated and the manufacturing cost increases.
The present invention has been made paying attention to such conventional problems, and it eliminates the need for adhesive application work, improves installation workability, makes the dust seal extremely simple, and reduces production costs. It aims to provide a vehicle door check link that can be.
[0007]
[Means for Solving the Problems]
The gist of the present invention for achieving the object lies in the inventions of the following items.
[1] A door body (20) is supported at the side edge of the door opening of the vehicle body so as to be opened and closed, and an arm member (30), a guide member (45), a case body (40), and a dust seal (50) are provided. In what we have,
One end of the arm member (30) is connected to the side edge of the door opening or one side edge of the side edge (22) of the door body,
The guide member (45) is embedded in the case body (40) and guides the arm member (30) to be movable,
The front part of the case body (40) has a fixing flange (48) fixed to the side edge part of the door opening or the other side edge part of the side edge part (22) of the door body. ,
The other side edge part and the front part of the case body (40) are respectively provided with insertion holes through which the arm member (30) can be inserted,
The dust seal (50) has a seal portion (51) formed into a sheet shape by an elastic material , and the seal portion (51) is formed between the other side edge portion and the front portion of the case body (40). It is interposed in the gap between,
The seal part (51) of the dust seal (50) has locking holes (55) at the upper end part and the lower end part ,
One of said locking hole (55) is written because fitting the upper edge or lower edge or these solid設用flange (48) of said case body (40), the other of said locking hole (55), the While the seal portion (51) is extended against the elastic force of the seal portion (51), it is fitted from the other end of the fixing flange (48) of the case body (40) and An automobile door check link, wherein the dust seal (50) is positioned with respect to the case body (40) by being engaged with a fixing flange (48).
[0008]
[2] A door body (20) is supported at the side edge of the door opening of the vehicle body so as to be opened and closed, and the arm member (30), the guide member (45), the case body (140), and the dust seal (150) are arranged. In what we have,
One end of the arm member (30) is connected to the side edge of the door opening or one side edge of the side edge (22) of the door body,
The guide member (45) is embedded in the case body (140) and guides the arm member (30) in a movable manner.
The case body (140) has a fixing flange (48) fixed to the side edge of the door opening or the other side edge of the door main body (22) on the front part, It has a pair of locking flanges (148) at the edges,
The other side edge part and the front part of the case body (140) are respectively provided with insertion holes through which the arm member (30) can be inserted,
The dust seal (150) has a seal portion (151) formed into a sheet shape by an elastic material , and the seal portion (151) is formed between the other side edge portion and the front portion of the case body (140). It is interposed in the gap between,
The seal part (151) of the dust seal (150) has a pair of locking holes (155),
Each of the locking holes (155) is arranged substantially symmetrically about the insertion port while the seal portion (151) is extended against the elastic force of the seal portion (151). A door check link for an automobile, wherein the dust seal (150) is positioned with respect to the case body (140) by being respectively engaged with a pair of the locking flanges (148).
[0009]
Next, the operation of the invention of each item will be described.
According to one configuration of the present invention, before attaching the door check link to the vehicle body, the sheet-like seal portion (51) of the dust seal (50) is arranged along the front portion of the case body (40), sheet-like seal portion one of the bored to (51) the locking hole (55), and engaging in the solid設用flange (48) of the case body (40), the elastic force of the seal portion (51) If the other end of the locking hole (55) is locked to the fixing flange (48) of the case body (40) while extending the seal portion (51) against the dust seal (50), the dust seal (50) is fixed to the case body (40). It is possible to position and fix to an adhesive, and an application work of an adhesive or the like becomes unnecessary.
[0010]
Further, the dust seal (50) has a simple shape in which the locking hole (55) is formed in the sheet-like seal portion (51), and the locking hole (55) of the dust seal (50) is locked. It is not necessary to provide a special part for the case body (40), and the manufacturing cost is reduced.
[0011]
Next, a case body in which one end portion of the arm member (30) is connected to a side edge portion of the door opening or one side edge portion (22) of the door body, and the guide member (45) is internally provided. (40) is fixed to the side edge of the door opening or the other side edge of the side edge (22) of the door body. At this time, the seal portion (51) of the dust seal (50) is interposed in the gap between the other side edge portion and the front portion of the case body (40).
[0012]
In a state where the seal portion (51) of the dust seal (50) is interposed in the gap between the other side edge portion and the front portion of the case body (40), the dust seal (50) is attached to the case body (40). Therefore, the dust seal (50) is interposed at an appropriate position, and the insertion holes formed in the side edge portion (22) of the door body and the front portion of the case body (40) are provided. Since the dust seal (50) is closed and the insertion hole edge for the arm member (30) of the dust seal (50) is elastically slidably contacted with the arm member (30), the insertion port and the arm member (30 ) Can be prevented from entering the inside of the vehicle body through the insertion hole.
[0013]
According to another aspect of the present invention, since the pair of locking flanges (1 48) are substantially symmetrically arranged about the insertion opening of the case body (1 40), a pair of engaging flanges (1 48) a pair of locking holes (1 55) of the dust seal which is formed according to the shape (1 50) of the insertion similarly around the insertion opening will be arranged symmetrically, the center positional displacement of the dust seal (1 50) for the mouth is reduced, it is possible to fit the displacement of the dust seal (1 50) within the allowable range.
[0014]
Thus, for example, becomes very easy to mount the dust seal (1 50), when mounting the door check link to the vehicle body, the position adjustment of the dust seal (1 50) is not required, the mounting workability of the dust seal (1 50) Can be improved.
[0015]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Hereinafter, various embodiments of the present invention will be described with reference to the drawings.
1 to 5 show a first embodiment of the present invention.
As shown in FIG. 3, a door body 20 is supported by a door hinge so as to be openable and closable at a side edge of a door opening of a vehicle body (not shown), for example, a pillar 10. The arm member 30 is provided so as to protrude from the inside of the side edge portion 22 of the door main body 20 according to the opening / closing operation of the door main body 20 and to detect the open / closed state of the door main body 20 by the protrusion / retraction operation. A pivot bracket 12 is fixed to the pillar 10, and one end of the arm member 30 is pivotally supported by a pin member 14 planted on the pivot bracket 12.
[0016]
As shown in FIGS. 1 to 4, a case body 40 is fixed on the inner surface side of the door body 20. The case body 40 includes a case member 41 and a cover member 42. The case member 41 is formed with an accommodation recess that is recessed into the back surface, and the cover member 42 closes the mouth of the accommodation recess of the case member 41 from the front side. It is out.
[0017]
The case member 41 is formed with flanges extending upward and downward continuously from the housing recess, and the outer periphery of the flange is formed on the cover member 42 in accordance with the outer peripheral shape of the flange of the case member 41. The flange of the case member 41 and the flange of the cover member 42 are fixed in an overlapped state to constitute a fixing flange 48. A burring hole and a lower hole are formed in the flange of the case member 41 and the flange of the cover member 42, respectively.
[0018]
A pair of guide members 45 that elastically contact the upper and lower surfaces of the arm member 30 and guide the arm member 30 in a movable manner are provided in the housing recess of the case body 40. In addition, an elastic member 46 that urges the pair of guide members 45 in a direction to contact the upper surface and the lower surface of the arm member 30 is disposed in the housing recess of the case body 40.
[0019]
An insertion port 23 for inserting the arm member 30 is formed in the side edge portion 22 of the door body 20, and an insertion port 43 for inserting the arm member 30 is similarly formed in the case member 41 and the cover member 42. 44 are drilled. A stopper 35 is attached to the other end portion of the arm member 30 that passes through the insertion port 23, the insertion port 44, and the insertion port 43 and is located inside the door body 20, and the stopper 35 is prevented by the locking pin 36. ing.
[0020]
A seal portion 51 of the dust seal 50 is interposed in a gap between the side edge portion 22 of the door body 20 and the front portion of the cover member 42 (front portion of the case body 40). The seal portion 51 is formed of an elastic material into a substantially rectangular sheet shape having a width wider than the width of the front portion of the cover member 42.
[0021]
An elongated rectangular insertion hole 52 for allowing the arm member 30 to pass therethrough is formed in the central portion of the seal portion 51. The hole width of the insertion hole 52 corresponds to the plate width of the arm member 30. Further, the vertical height of the insertion hole 52 is set to be smaller than the plate thickness of the arm member 30, and notches 56 are formed on both ends of the insertion hole 52 at the upper and lower sides, respectively, and the upper edge 57 of the insertion hole 52 is formed. The lower edge 58 can elastically contact the upper surface and the lower surface of the arm member 30.
A horizontally long locking hole 55 is formed in each of the upper end portion and the lower end portion of the seal portion 51 of the dust seal 50. The lateral width of each locking hole 55 corresponds to the plate width of the fixing flange 48, and the vertical width of each locking hole 55 corresponds to the plate thickness of the fixing flange 48.
[0022]
Each locking hole 55 is fitted into the fixing flange 48 of the case body 40 from the upper end edge or the lower end edge, and is locked in a state of being fitted over the burring hole of the case member 41.
[0023]
Next, the operation will be described.
Before attaching the door check link to the vehicle body, the sheet-like seal portion 51 of the dust seal 50 is made to follow the front portion of the cover member 42 (the front portion of the case body 40), and at the upper end portion of the seal portion 51. The formed locking hole 55 is fitted from the upper end edge of the fixing flange 48 of the case body 40, and is locked in a state of being fitted over the burring hole of the case member 41.
[0024]
Then, against the elastic force of the seal portion 51, while stretching the lower end of the seal portion 51, a locking hole 55 bored in the lower portion of the seal portion 51, the solid設用flange 48 of the case body 40 So that it fits into the bottom edge. Accordingly, the dust seal 50 can be positioned and fixed to the case body 40, and an adhesive application operation or the like is not necessary.
[0025]
In addition, a pair of locking holes 55 of the dust seal 50 are formed in accordance with the shape (plate width and plate thickness) of the pair of fixing flanges 48 of the case body 40, whereby the insertion opening of the cover member 42 is formed. The positional deviation of the dust seal 50 with respect to 44 is reduced, the positional deviation of the dust seal 50 can be kept within an allowable range, the installation of the dust seal 50 becomes extremely simple, and when the door check link is attached to the vehicle body, Position adjustment is unnecessary, and the workability of attaching the dust seal 50 can be improved.
[0026]
Next, one end portion of the arm member 30 is pivotally attached to the pin member 14 of the pivot bracket 12 of the pillar 10, while the case body 40 is screwed to the side edge portion 22 of the door body 20. At this time, the seal portion 51 of the dust seal 50 is interposed in the gap between the side edge portion 22 of the door body 20 and the front portion of the cover member 42.
[0027]
In the state where the seal portion 51 of the dust seal 50 is interposed, the dust seal 50 itself is fixed at a proper position with respect to the case body 40, so that the dust seal 50 is also against the side edge portion 22 of the door body 20. The insertion openings 23 and 44 that are fixed at appropriate positions and are formed in the side edge portion 22 of the door body 20 and the front portion of the case member 41 are closed by the dust seal 50. Further, the upper edge 57 and the lower edge 58 of the insertion hole 52 of the dust seal 50 can be elastically slidably contacted with the upper surface and the lower surface of the arm member 30, and thereby the door body through the insertion holes 23 and 44 and the insertion hole 52. It is possible to prevent water or dust from entering the inside 20.
[0028]
Therefore, water and dust do not enter the case body 40, and water and dust do not adhere to the guide member 45, so that the cause of abnormal noise and rust can be eliminated. In addition, the flow of air between the inside and outside of the door body 20 is extremely small, and even if there is a temperature difference between the inside and outside of the vehicle, the inflow of outside air into the vehicle interior is extremely small, and passengers may feel uncomfortable. Absent. Furthermore, since the hole edge of the insertion hole 52 of the dust seal 50 is appropriately slidably contacted with the arm member 30, the dust seal 50 is not cracked.
[0029]
Next, a second embodiment of the present invention will be described.
In the present embodiment, the same components as those in the first embodiment will be described with the same reference numerals. As shown in FIGS. 6 and 7 , the case body 140 according to the second embodiment is formed by forming a pair of locking flanges 148 on both side edges, and a pair of engagement flanges at both ends of the dust seal 150. A pair of vertically long locking holes 155 that are locked to the locking flanges 148 are formed.
[0030]
In the second embodiment, the pair of locking flanges 148 is not provided, but the pair of locking flanges 148 is specially provided, which may hinder manufacturing cost reduction. A pair of locking holes 155 are formed in the portion 151, so that the dust seal 150 has a simple configuration and the application work of the adhesive is not required, so that it can be said that the manufacturing cost is greatly reduced. .
[0031]
In this embodiment, although the ones bored each pair of locking holes 1 55 at both ends of the seal portion 1 51 of the dust seal 1 50, locking holes 1 55 is not limited to a pair, There may be more than two. In that case, depending on the number of locking holes 1 55, it is needless to say that the flanges of the solid設用the case body 1 40 side.
[0032]
【The invention's effect】
As described above, according to one configuration of the present invention, the sheet-like seal portion of the dust seal is caused to extend along the front portion of the case body, and the seal portion is extended against the elastic force of the seal portion. If the locking hole drilled in the sheet-like seal part is locked to the fixing flange of the case body, the dust seal can be positioned and fixed to the case body, eliminating the need for adhesive application work, etc. In addition, the workability of attaching the dust seal can be improved. Further, the dust seal has a simple shape in which a locking hole is formed in the sheet-like seal portion, and the manufacturing cost can be reduced.
[0033]
Further, according to another configuration of the present invention, if the pair of locking holes of the dust seal is formed in accordance with the shape of the pair of locking flanges of the case body, the positional deviation of the dust seal with respect to the insertion opening of the case body is small. Therefore, the dust seal mounting deviation can be kept within an allowable range, and there is no need for special adjustment of the dust seal position, so that the dust seal mounting workability is improved.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a cross-sectional view of a main part of an automotive door check link according to a first embodiment of the present invention.
FIG. 2 is a perspective view of an automobile door check link according to the first embodiment of the present invention in an attached state.
3 is a cross-sectional view taken along line III-III in FIG.
FIG. 4 is a perspective view of the automobile door check link according to the first embodiment of the present invention.
FIG. 5 is a front view of the dust seal according to the first embodiment of the present invention.
FIG. 6 is a perspective view of an automobile door check link according to a second embodiment of the present invention.
FIG. 7 is a front view of a dust seal according to a second embodiment of the present invention.
[Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF SYMBOLS 10 ... Pillar 12 ... Pivoting bracket 14 ... Pin member 20 ... Door main body 22 ... Side edge 23 ... Insertion port 30 ... Arm member 35 ... Stopper 36 ... Locking pin 40 ... Case body 41 ... Case member 42 ... Cover member 43 44 ... Insertion opening 45 ... Guide member 46 ... Elastic member 48 ... Fixed flange 50 ... Dust seal 51 ... Sealing part 52 ... Insertion hole 55 ... Locking hole 57 ... Upper edge 58 ... Lower edge 140 ... Case body 148 ... Engagement Stop flange 150 ... dust seal 151 ... seal portion 155 ... locking hole

Claims

The door body is supported to be openable and closable at the side edge of the door opening of the vehicle body, and includes an arm member, a guide member, a case body, and a dust seal.
One end of the arm member is connected to one side edge of the side edge of the door opening or the side edge of the door body,
The guide member is embedded in the case body and guides the arm member to be movable,
The front portion of the case body has a fixing flange fixed to the side edge of the door opening or the other side edge of the side edge of the door body,
The other side edge portion and the front portion of the case body are respectively provided with insertion holes through which the arm member can be inserted,
The dust seal has a seal portion formed in a sheet shape by an elastic material , and the seal portion is interposed in a gap between the other side edge portion and the front portion of the case body,
The seal part of the dust seal has a locking hole at the upper end and the lower end ,
One of the locking hole, is written because fitting the upper edge or lower edge or these solid設用flange of the case body, the other of the locking hole, the sealing portion against the elastic force of the seal portion Is extended from the other end of the fixing flange of the case body and is engaged with the fixing flange to position the dust seal with respect to the case body. Car door check link.

The door body is supported to be openable and closable at the side edge of the door opening of the vehicle body, and includes an arm member, a guide member, a case body, and a dust seal.
One end of the arm member is connected to one side edge of the side edge of the door opening or the side edge of the door body,
The guide member is embedded in the case body and guides the arm member to be movable,
The case body has a fixing flange fixed to the side edge of the door opening or the other side edge of the door body on the front surface, and a pair of locking flanges on both side edges. Have
The other side edge portion and the front portion of the case body are respectively provided with insertion holes through which the arm member can be inserted,
The dust seal has a seal portion formed in a sheet shape by an elastic material , and the seal portion is interposed in a gap between the other side edge portion and the front portion of the case body,
The seal portion of the dust seal has a pair of locking holes,
Each of the locking holes is engaged with a pair of locking flanges that are arranged almost symmetrically with the insertion port as the center while the sealing portion is extended against the elastic force of the sealing portion. An automobile door check link characterized by stopping and positioning the dust seal with respect to the case body.