JP3715511B2 - Daylighting type solar cell module and daylighting type solar cell system - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、受光面ガラスと裏面封止ガラスとが対向配置された構造の採光型太陽電池モジュールに係り、より詳細には、端子ボックスの取り付け位置と外部配線部材の配線位置とを考慮した採光型太陽電池モジュールおよび採光型太陽電池システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
太陽電池モジュールは、単に出力を取り出すための用途であれば、出力端子が外部に出ているだけでよく、太陽電池モジュールの側面に出力端子を設けるのが一般的である。例えば、実開平2−113346号公報には、サイズの異なる合わせ基板のうち、大きい方の基板の非接合面に接続端子が設けられている。しかし、太陽光発電システムとして太陽電池モジュールを屋根の上に載置し、実際に使用するに当たっては、図18に示すような端子ボックス124を太陽電池モジュールに設ける必要がある。
【0003】
この端子ボックス124は、端子ボックス筐体116、端子中継板117、バイパスダイオード118、および蓋体123からなり、モジュール内配線119,120および外部配線ケーブル121,122が接続されている。この端子ボックス124の役割は以下の通りである。
【0004】
(1)太陽電池セルストリング(結晶系太陽電池)または光電変換デバイス層(薄膜系太陽電池)から取り出した内部配線(出力リード)を屋外配線ケーブルと中継する役割、(2)屋外配線ケーブルの起点としての役割とともに、モジュール裏面に強固に接着することにより、屋外配線ケーブルと太陽電池モジュールとの間に引っ張りに耐えうる強度を持たせる役割、(3)太陽電池上に陰ができることにより起こるホットスポット現象や、破損時の回避回路の役割を果たすバイパスダイオードの組み込み場所としての役割、である。
【0005】
図19は、結晶太陽電池を用いた現象系太陽電池モジュールの一般的な組立図を示している。
【0006】
太陽電池セル132を接着封止材(EVA:エチレンビニルアセテート)133a,133bを介して受光面ガラス131と耐候性封止フィルム135で挟み込んでいる。なお、薄膜太陽電池を用いた薄膜系の場合には、受光面ガラス131、太陽電池セル132および接着封止材(EVA)133aが一体に形成されている。
【0007】
従来、このようなスーパーストレート構造の太陽電池モジュールの場合、図19に示すように、結晶系および薄膜系共に、裏面は耐候性封止フィルム135で封止され、出力取り出しのための端子ボックス124は、図20に示すように、裏面の耐候性封止フィルム135の上に設置されていた。太陽電池モジュールは、表面の太陽電池受光面に光が当たることによって発電し、裏面側は発電に直接寄与しないので、接着強度が十分に取れる裏面の耐候性封止フィルム135上に端子バックス124を設置するのが最も適しているからである。また、端子ボックス124も、その機能を満たせば特に設置に制約があるわけでもないからである。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
ところが近年、発電機能を有する建築材料として、経済性、建築機能性、デザイン性に優れた建築物一体型太陽電池モジュールが市場で要望されるようになってきており、大型建造物やビルの壁面、建築外壁、屋根面等への適用が検討されている。
【0009】
その中でも、裏面に光を透過させるガラスを封止材として使用した太陽電池モジュールは、結晶系の場合にはセル配置やピッチを変えて採光率を変化させることができ、薄膜系の場合にはデバイスに開口部を設けて採光率を変化させることができるため、採光型太陽電池モジュールとして注目を集めている。特に、発電する建材として、意匠の面からの要望も大きく、トップライトや天窓、窓、キャノピーといった場所への設置需要が大きくなっている。
【0010】
このような場所へのこのような用途は、太陽電池モジュールの裏面側(採光面ではない側)から人が見ることになるため、この裏面側からの意匠的美観や、十分な採光効果を得るためには、従来問題とならなかった端子ボックスや配線部材が目障りになるといった問題が発生する。
【0011】
従来の太陽電池モジュールは、屋根面に架台で設置したり、建材一体型であっても裏面については見えないため、端子ボックスや配線部材の位置や引回しは、電気的にその機能を満たせばよかった。つまり、電機工事や設備工事のときに工事し易ければよく、意匠は問われないため、モジュールの裏面に設置されるのが一般的であった。そのため、採光型太陽電池モジュール専用の端子ボックスの配置構造や配線構造の開発が望まれていた。
【0012】
本発明はかかる問題点を解決すべく創案されたもので、その目的は、意匠的美観や、十分な採光性を考慮した見栄えのよい採光型太陽電池モジュールおよび採光型太陽電池システムを提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため、本発明の採光型太陽電池モジュールは、受光面ガラスと裏面封止ガラスとが対向配置された構造の採光型太陽電池モジュールにおいて、前記受光面ガラスまたは前記裏面封止ガラスのいずれか一方が他方より径大に形成されるとともに、前記径大部分が前記受光面ガラスまたは前記裏面封止ガラスの少なくとも一辺部を含んでおり、前記一方のガラスの径大部分に端子ボックスの底面が接着固定されるとともに、この端子ボックスの側面が前記他方のガラスの端面に接着固定され、かつ、前記端子ボックスから引き出されたケーブルが前記径大部分に這わせるようにして配線されたことを特徴とする。
【0014】
このような特徴を有する本発明によれば、受光面ガラスまたは裏面封止ガラスの周辺部に段付スペースができるため、このスペースに端子ボックスを取り付けることで、採光性に影響を与えることなく、端子ボックスを取り付けることができる。また、端子ボックスを接着させる接着しろを、端子ボックスの底面(一方のガラスの上面)と側面(他方のガラスの端面)の2面で確保できるため、十分な接着強度を確保することができる。さらに、ケーブルを径大部分に這わせるようにして仕舞い込めば、配線部材が見えない採光型太陽電池モジュールを完成することができる。
【0015】
この段付スペースとなる径大部分は、受光面ガラスまたは裏面封止ガラスの少なくとも一辺部を含んで形成されている。すなわち、一辺部のみが大きく形成されていてもよく、対向する二辺部が大きく形成されていてもよく、さらには、四方全部が大きく形成されていてもよい。
【0016】
この場合、一辺部のみが大きく形成されている場合には、この一辺部に端子ボックスを取り付け、この端子ボックスから正極側および負極側の外部配線部材を引き出せばよい。このように、一辺部のみを大きく形成し、他の三辺を同じ大きさとした場合には、モジュール製造時に三辺を位置合わせすることで、本発明の採光型太陽電池モジュールの構造が達成できるので、精度の向上、歩留りと生産性の向上に寄与することができる。
【0017】
また、対向する二辺部が大きく形成されている場合には、一方の辺部に正極側端子ボックスを取り付け、他方の辺部に負極側端子ボックスを取り付ければよい。このとき、正極側外部配線部材と負極側外部配線部材とは、採光型太陽電池モジュールの受光面に沿って同方向に引き出してもよいし、反対方向に引き出してもよい。このように、正極側外部配線部材と負極側外部配線部材とを反対方向にも引き出せるため、モジュールの配置において最短距離で隣接するモジュールに配線でき、設置レイアウトやその組み合わせの自由度が向上する。
【0022】
また、本発明の採光型太陽電池モジュールによれば、端子ボックスを抱き込むようにして、受光面ガラスおよび裏面封止ガラスの周辺部に枠材を嵌め込み、端子ボックスに接続された外部配線部材を、これらガラスの周辺部と枠材との間の空間部分を通って枠材の側面から外部に引き出すようにしてもよい。この場合、外部配線部材の引き出し方向は、同一方向または反対方向のいずれも可能である。このように、外部配線部材をガラスの周辺部と枠材との間の空間部分に這わせるように配線することで、配線部材が目立たず意匠性に優れ、また配線施工も外部配線部材が邪魔にならずに作業性が向上するといった効果が得られる。
【0023】
また、本発明の採光型太陽電池モジュールによれば、端子ボックス部分を外部に露出するようにして、受光面ガラスおよび裏面封止ガラスの周辺部に枠材が嵌め込まれ、端子ボックスに接続された外部配線部材が、露出した端子ボッスクから直接外部に引き出されるようにしてもよい。
【0024】
また、本発明の採光型太陽電池モジュールによれば、端子ボックス部分を外部に露出するようにして、受光面ガラスおよび裏面封止ガラスの周辺部に枠材が嵌め込まれ、端子ボックスのコネクタ端子が、露出した端子ボッスクに直接設けられていてもよい。これにより、採光型太陽電池モジュールには外部配線部材(ケーブル)が存在しないので、太陽電池モジュールを設置後、このコネクタ端子間を配線するのみで電気配線工事が完了する。つまり、太陽電池の設置工事と電気配線工事とを切り分けることができるため、施工作業効率が向上するといった効果が得られる。
【0025】
また、本発明の採光型太陽電池システムは、上記構成の採光型太陽電池モジュールを電気的に複数個接続したシステムであって、隣接する採光型太陽電池モジュールのコネクタ端子同士が、コ字型の接続コネクタによって電気的に接続されていることを特徴とする。このように、コ字型の接続コネクタによりワンタッチで接続でき、また外部配線部材である配線ケーブルを介さずコネクタのみで電気接続できるため、施工作業効率が向上し、美観向上にも寄与することができるといった効果が得られる。
【0026】
また、本発明の採光型太陽電池システムは、上記構成の採光型太陽電池モジュールを電気的に複数個接続したシステムであって、隣接する採光型太陽電池モジュールのコネクタ端子同士が、それぞれの端子に接続されるL字型の接続コネクタと、これら接続コネクタ間を接続する配線ケーブルとによって電気的に接続されていることを特徴とする。このように、L字型の接続コネクタと、これら接続コネクタ間を接続する配線ケーブルとによってワンタッチで接続でき、また外部配線部材である配線ケーブルを介さずコネクタのみで電気接続できるため、施工作業効率が向上し、美観向上にも寄与することができるといった効果が得られる。また、配線ケーブルを用いるため、隣接する採光型太陽電池モジュール間の距離に若干の誤差が生じても、この配線ケーブルによって調整できるので、上記のコ字型のコネクタを用いる場合より、太陽電池モジュールの施工の自由度がさらに向上する。
【0027】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して説明する。
【0028】
[実施の形態1]
図1は、本実施の形態1を示す採光型太陽電池モジュールの全体構成図である。
【0029】
この採光型太陽電池モジュールは、受光面(基板面)である受光面ガラス1および裏面封止ガラス4とを対向配置し、その間に、碁盤目状に配置された太陽電池セル2,2・・・を介挿し、接着封止用EVA3にて封止したスーパーストレート構造となっている。
【0030】
このような構造において、本実施の形態1では、裏面封止ガラス4が、受光面ガラス1よりも四辺方向全てにおいて大きく(径大に)形成されている。受光面ガラス1には、例えば、太陽電池モジュールに使用する公知の白板熱処理ガラス(厚さ3.2mm)を用い、裏面封止ガラス4には、例えば青板未強化ガラス(厚さ3.2mm)を用いる。ただし、ガラスの厚さは、この数値に限定されるものではなく、モジュールの面積に応じて機械式強度を増加させるために任意に選択すればよい。また、封止方法は、真空ラミネート方式やオートクレーブ焼成方式などを用いればよい。
【0031】
裏面封止ガラス4において、受光面ガラス1よりも大きい部分(径大部分)4aに、端子ボックス5を設置する。このとき、受光面ガラス1の端面部分1eも、端子ボックス5との接着面として利用する。接着剤は、公知のシリコーン系接着剤等を用いて接着する。これにより、発電に寄与する面外に端子ボックス5を設置した採光型太陽電池モジュールが完成する。端子ボックス5の正極側コネクタ端子付ケーブル6および負極側コネクタ端子付ケーブル7は、裏面封止ガラス4の径大部分4aに這わせるようにする。
【0032】
なお、端子ボックス5の厚みは、受光面ガラス1の厚みより若干薄くしておくことが好ましい。つまり、モジュールの受光面(受光面ガラス1の表面)より高くならないようにしておくことで、その後の施工時等に、端子ボックス5をぶつけて損傷するといった危険性が少なくなるからである。このことは、以下に説明する各実施の形態においても同様である。
【0033】
また、この採光型太陽電池モジュールの構造では、端子ボックス5を接着させる接着しろを、端子ボックス5の底面(裏面封止ガラス4の上面)と側面(受光面ガラス1の端面部分1e)で確保できるため、見かけ上は側面設置に近い形状でありながら、十分な接着強度を確保することができる構造となっている。このことは、以下に説明する各実施の形態においても同様である。
【0034】
このような構造の採光型太陽電池モジュールを建築構造枠やサッシに取り付ける場合、受光面ガラス1よりも大きい裏面封止ガラス4の周囲の径大部分4a〜4dを利用して、正極側コネクタ端子付ケーブル6および負極側コネクタ端子付ケーブル7を仕舞い込めば、配線部材が見えない採光型太陽電池モジュールを完成することができる。
【0035】
[実施の形態2]
図2は、本実施の形態2を示す採光型太陽電池モジュールの全体構成図である。
【0036】
この採光型太陽電池モジュールの基本的構造は、上記実施の形態1の採光型太陽電池モジュールと同じであるが、異なるところは、裏面封止ガラス4が、その一辺部4aのみにおいて受光面ガラス1よりも大きく(径大に)形成されている点である。そして、この径大部分4aに端子ボックス5が設置されている。このとき、受光面ガラス1の端面部分1eも、端子ボックス5との接着面として利用する。また、端子ボックス5の正極側コネクタ端子付ケーブル6および負極側コネクタ端子付ケーブル7を、裏面封止ガラス4の径大部分4aに這わせるように配線する点も、上記実施の形態1と同じである。
【0037】
[実施の形態3]
図3は、本実施の形態3を示す採光型太陽電池モジュールの全体構成図である。
【0038】
この採光型太陽電池モジュールの基本的構造は、上記実施の形態1,2の採光型太陽電池モジュールと同じであるが、異なるところは、裏面封止ガラス4が、対向する二辺部4a,4cのみにおいて受光面ガラス1よりも大きく(径大に)形成されている点である。そして、一方の径大部分4aに正極側端子ボックス5aが設置され、他方の径大部分4cに負極側端子ボックス5bが設置されている。このとき、受光面ガラス1の一方の端面部分1eも、正極側端子ボックス5aとの接着面として利用し、他方の端子部分1fも、負極側端子ボックス5bとの接着面として利用する。また、正極側端子ボックス5aの正極側コネクタ端子付ケーブル6を径大部分4aに這わせるように配線し、負極側端子ボックス5bの負極側コネクタ端子付ケーブル7を径大部分4cに這わせるように配線する。
【0039】
[実施の形態4]
図4は、本実施の形態4を示す採光型太陽電池モジュールの全体構成図である。
【0040】
この採光型太陽電池モジュールの基本的構造は、上記実施の形態1の採光型太陽電池モジュールと同じであるが、異なるところは、受光面ガラス1が、裏面封止ガラス4よりも四辺方向全てにおいて大きく(径大に)形成されている点である。
【0041】
そのため、受光面ガラス1において、裏面封止ガラス4よりも大きい部分(径大部分)1aに、端子ボックス5を設置する。このとき、裏面封止ガラス4の端面部分4eも、端子ボックス5との接着面として利用する。接着剤は、公知のシリコーン系接着剤等を用いて接着する。これにより、発電に寄与する面外に端子ボックス5を設置した採光型太陽電池モジュールが完成する。なお、端子ボックス5の正極側コネクタ端子付ケーブル6および負極側コネクタ端子付ケーブル7は、受光面ガラス1の径大部分1aに這わせるようにする。この場合、実施の形態1と大きく異なるところは、端子ボックス5が受光面ガラス1に裏側から接着されている点である。
【0042】
このような構造の採光型太陽電池モジュールを建築構造枠やサッシに取り付ける場合、裏面封止ガラス4よりも大きい受光面ガラス1の周囲の径大部分1a〜1dを利用して、正極側コネクタ端子付ケーブル6および負極側コネクタ端子付ケーブル7を仕舞い込めば、配線部材が見えない採光型太陽電池モジュールを完成することができる。
【0043】
[実施の形態5]
図5は、本実施の形態5を示す採光型太陽電池モジュールの全体構成図である。
【0044】
この採光型太陽電池モジュールの基本的構造は、上記実施の形態2の採光型太陽電池モジュールと同じであるが、異なるところは、受光面ガラス1が、裏面封止ガラス4の一辺部のみにおいて大きく(径大に)形成されている点である。そして、この径大部分1aに端子ボックス5が設置されている。このとき、裏面封止ガラス4の端面部分4eも、端子ボックス5との接着面として利用する。また、端子ボックス5の正極側コネクタ端子付ケーブル6および負極側コネクタ端子付ケーブル7を、受光面ガラス1の裏面側の径大部分1aに這わせるように配線する。この場合、実施の形態2と大きく異なるところは、端子ボックス5が受光面ガラス1に裏側から接着されている点である。
【0045】
[実施の形態6]
図6は、本実施の形態6を示す採光型太陽電池モジュールの全体構成図である。
【0046】
この採光型太陽電池モジュールの基本的構造は、上記実施の形態3の採光型太陽電池モジュールと同じであるが、異なるところは、受光面ガラス1が、対向する二辺部1a,1cのみにおいて裏面封止ガラス4よりも大きく(径大に)形成されている点である。そして、一方の径大部分1aに正極側端子ボックス5aが設置され、他方の径大部分1cに負極側端子ボックス5bが設置されている。このとき、裏面封止ガラス4の一方の端面部分4eも、正極側端子ボックス5aとの接着面として利用し、他方の端子部分4fも、負極側端子ボックス5bとの接着面として利用する。また、正極側端子ボックス5aの正極側コネクタ端子付ケーブル6を径大部分1aに這わせるように配線し、負極側端子ボックス5bの負極側コネクタ端子付ケーブル7を径大部分1cに這わせるように配線する。この場合、実施の形態3と大きく異なるところは、端子ボックス5が受光面ガラス1に裏側から接着されている点である。
【0047】
[実施の形態7]
図7は、本発明に関連する実施の形態7を示す採光型太陽電池モジュールの全体構成図である。
【0048】
この採光型太陽電池モジュールは、受光面(基板面)である受光面ガラス11および裏面封止ガラス14とを対向配置し、その間に、碁盤目状に配置された太陽電池セル12,12・・・を介挿し、接着封止用EVA13にて封止したスーパーストレート構造となっている。
【0049】
このような構造において、本実施の形態7では、裏面封止ガラス14の一辺部14aの任意の箇所(本実施の形態7では中央部)に、方形状の突出部18が形成され、この突出部18に端子ボックス15が設置されている。端子ボックス15を突出部18に接着する接着剤は、接着封止用EVA3を利用する。このとき、受光面ガラス11の端面部分11eも、端子ボックス15との接着面として利用する。また、端子ボックス15の正極側コネクタ端子付ケーブル16および負極側コネクタ端子付ケーブル17は、端子ボックス15から引き出された後、下方向に曲げるスペースが確保されているため、この採光型太陽電池モジュールを建築構造枠やサッシに取り付ける場合、配線経路に自由度を持たせることができる。
【0050】
[実施の形態8]
図8は、本発明に関連する実施の形態8を示す採光型太陽電池モジュールの全体構成図である。
【0051】
この採光型太陽電池モジュールの基本的構造は、上記実施の形態7の採光型太陽電池モジュールと同じであるが、異なるところは、裏面封止ガラス4の対向する二辺部4a,4bのそれぞれの任意の箇所(本実施の形態8では中央部)に突出部18a,18bが形成されている点である。そして、一方の突出部18aに正極側端子ボックス15aが設置され、他方の突出部18bに負極側端子ボックス15bが設置されている。このとき、受光面ガラス11の一方の端面部分11eも、正極側端子ボックス15aとの接着面として利用し、他方の端子部分11fも、負極側端子ボックス15bとの接着面として利用する。また、正極側コネクタ端子付ケーブル16および負極側コネクタ端子付ケーブル17は、各端子ボックス15a,15bから引き出された後、下方向に曲げるスペースが確保されているため、この採光型太陽電池モジュールを建築構造枠やサッシに取り付ける場合、配線経路に自由度を持たせることができる。
【0052】
[実施の形態9]
図9は、本発明に関連する実施の形態9を示す採光型太陽電池モジュールの全体構成図である。
【0053】
この採光型太陽電池モジュールは、受光面(基板面)である受光面ガラス21および裏面封止ガラス24とを対向配置し、その間に、碁盤目状に配置された太陽電池セル22,22・・・を介挿し、接着封止用EVA23にて封止したスーパーストレート構造となっている。
【0054】
このような構造において、本実施の形態9では、裏面封止ガラス24の一辺部24aの任意の箇所(本実施の形態9では中央部)に、方形状の切り欠き部28が形成され、この切り欠き部28に露出した受光面ガラス21の下面21gに端子ボックス25が設置されている。端子ボックス25を受光面ガラス21の下面21gに接着する接着剤は、公知のシリコーン系接着剤等を用いて接着する。このとき、裏面封止ガラス24の切り欠き部28の各端面部分も、端子ボックス25との接着面として利用する。また、端子ボックス25の正極側コネクタ端子付ケーブル26および負極側コネクタ端子付ケーブル27は、端子ボックス25から引き出された後、下方向に曲げるスペースが確保されているため、この採光型太陽電池モジュールを建築構造枠やサッシに取り付ける場合、配線経路に自由度を持たせることができる。
【0055】
[実施の形態10]
図10は、本発明に関連する実施の形態10を示す採光型太陽電池モジュールの全体構成図である。
【0056】
この採光型太陽電池モジュールの基本的構造は、上記実施の形態9の採光型太陽電池モジュールと同じであるが、異なるところは、裏面封止ガラス24の対向する二辺部24a,24bのそれぞれの任意の箇所(本実施の形態10では中央部)に切り欠き部28a,28bが形成されている点である。そして、一方の切り欠き部28aに露出した受光面ガラス21の下面21gに正極側端子ボックス25aが設置され、他方の切り欠き部28bに露出した受光面ガラス21の下面21hに負極側端子ボックス25bが設置されている。このとき、裏面封止ガラス24の一方の切り欠き部28aの端面部分も、正極側端子ボックス25aとの接着面として利用し、他方の切り欠き部28bの端面部分も、負極側端子ボックス25bとの接着面として利用する。また、正極側コネクタ端子付ケーブル26および負極側コネクタ端子付ケーブル27は、各端子ボックス25a,25bから引き出された後、下方向に曲げるスペースが確保されているため、この採光型太陽電池モジュールを建築構造枠やサッシに取り付ける場合、配線経路に自由度を持たせることができる。
【0057】
[実施の形態11]
図11は、本発明に関連する実施の形態11を示す採光型太陽電池モジュールの全体構成図である。
【0058】
この採光型太陽電池モジュールの基本的構造は、上記実施の形態9の採光型太陽電池モジュールと同じであるが、異なるところは、切り欠き部28を、裏面封止ガラス24の一角部に形成した点である。そして、この角部の切り欠き部28に露出した受光面ガラス21の下面21iに、端子ボックス25が設置されている。このとき、裏面封止ガラス24の切り欠き部28の各端面部分も、端子ボックス25との接着面として利用する。また、端子ボックス25の正極側コネクタ端子付ケーブル26および負極側コネクタ端子付ケーブル27は、端子ボックス25から引き出された後、下方向に曲げるスペースが確保されているため、この採光型太陽電池モジュールを建築構造枠やサッシに取り付ける場合、配線経路に自由度を持たせることができる。
【0059】
[実施の形態12]
図12は、本発明に関連する実施の形態12を示す採光型太陽電池モジュールの全体構成図である。
【0060】
この採光型太陽電池モジュールの基本的構造は、上記実施の形態10の採光型太陽電池モジュールと同じであるが、異なるところは、裏面封止ガラス24の対向する角部にそれぞれ切り欠き部28a,28bが形成されている点である。そして、一方の切り欠き部28aに露出した受光面ガラス21の下面21jに正極側端子ボックス25aが設置され、他方の切り欠き部28bに露出した受光面ガラス21の下面21kに負極側端子ボックス25bが設置されている。このとき、裏面封止ガラス24の一方の切り欠き部28aの端面部分も、正極側端子ボックス25aとの接着面として利用し、他方の切り欠き部28bの端面部分も、負極側端子ボックス25bとの接着面として利用する。また、正極側コネクタ端子付ケーブル26および負極側コネクタ端子付ケーブル27は、各端子ボックス25a,25bから引き出された後、下方向に曲げるスペースが確保されているため、この採光型太陽電池モジュールを建築構造枠やサッシに取り付ける場合、配線経路に自由度を持たせることができる。
【0061】
[実施の形態13]
図13は、本実施の形態13を示す採光型太陽電池モジュールの全体構成図である。
【0062】
この採光型太陽電池モジュールの基本的構造は、上記実施の形態1〜12の採光型太陽電池モジュールのいずれかの構造を採用可能であるが、ここでは実施の形態3の構造を例に挙げて説明する。
【0063】
すなわち、本実施の形態13の採光型太陽電池モジュールは、裏面封止ガラスの一方の径大部分に設置された正極側端子ボックス5a、および他方の径大部分に設置された負極側端子ボックス5bを抱き込むようにして、受光面ガラス1および裏面封止ガラス4の周辺部にアルミ枠50が嵌め込まれた構造となっている。このアルミ枠50は、横断面コ字型に形成されており、枠締め緩衝材として、ブチルゴムテープや発泡EPDMゴムテープを用いることができる。
【0064】
また、このアルミ枠50は、正極側端子ボックス5aおよび負極側端子ボックス5bとの干渉を避けるため、正極側端子ボックス5aおよび負極側端子ボックス5bが存在する側(この実施の形態では受光面側)の一部をプリス加工等により切り欠き、この切り欠き部50aおよび50bに正極側端子ボックス5aおよび負極側端子ボックス5bをそれぞれ配置する構造としている。つまり、正極側端子ボックス5aおよび負極側端子ボックス5bの上面が、アルミ枠50とほぼ面一となるように露出する構造としている。
【0065】
また、各端子ボックス5a,5bを抱き込まない部分のアルミ枠50の側面51a,51bに、正極側端子ボックス5aの正極側コネクタ端子付ケーブル6を外部に引き出すための穴52、および負極側端子ボックス5bの負極側コネクタ端子付ケーブル7を外部に引き出すための穴(図示省略)が設けられている。すなわち、正極側コネクタ端子付ケーブル6および負極側コネクタ端子付ケーブル7は、採光型太陽電池モジュールの周辺部と枠材50との間の空間部分に這わせて配線され、各穴52から外部に引き出されるようになっている。この例では、正極側コネクタ端子付ケーブル6および負極側コネクタ端子付ケーブル7の引き出し方向は逆方向となっているが、同方向であってもよい。
【0066】
このように、正極側コネクタ端子付ケーブル6および負極側コネクタ端子付ケーブル7を、アルミ枠50内に這わせるように配線することで、配線ケーブルが目立たず意匠性に優れ、また配線施工も配線ケーブルが邪魔にならないため、作業性にも優れた採光型太陽電池モジュールを提供することができる。
【0067】
[実施の形態14]
図14は、本実施の形態14を示す採光型太陽電池モジュールの全体構成図である。
【0068】
この採光型太陽電池モジュールの基本的構造は、上記実施の形態13の採光型太陽電池モジュールの構造と同じであるが、異なるところは、正極側コネクタ端子付ケーブル6および負極側コネクタ端子付ケーブル7が、アルミ枠50の空間部分を通さずに、各端子ボックス5a,5bから直接上部に引き出されている点である。このように直接上部に引き出すか、実施の形態13のようにアルミ枠50の空間部分を通して側面から引き出すかは、構造体枠への取り付け方に応じて、より電気配線工事が行い易い方に決定すればよい。
【0069】
[実施の形態15]
図15は、本実施の形態15を示す採光型太陽電池モジュールの全体構成図である。
【0070】
この採光型太陽電池モジュールの基本的構造は、上記実施の形態14の採光型太陽電池モジュールの構造と同じであるが、異なるところは、各端子ボックス5a,5bから正極側コネクタ端子付ケーブル6および負極側コネクタ端子付ケーブル7を引き出すのではなく、正極側端子ボックス5aに正極側コネクタ端子60aを直接一体形成し、負極側端子ボックス5bに負極側コネクタ端子60bを直接一体形成している点である。
【0071】
このように、ケーブルではなくコネクタ端子を設けたことによって、採光型太陽電池モジュールを設置後、このコネクタ端子60a,60b間を配線するのみで電気配線工事が完了する。つまり、太陽電池の設置工事と電気配線工事とを切り分けることができるため、施工作業効率が向上するといった効果が得られるものである。
【0072】
[実施の形態16]
図16は、本実施の形態16を示す採光型太陽電池システムの構成図である。
【0073】
この採光型太陽電池システムは、上記実施の形態15に示した採光型太陽電池モジュールを電気的に複数個接続したシステムとなっている。
【0074】
すなわち、隣接する採光型太陽電池モジュールA,Aの正極側コネクタ端子60aと負極側コネクタ端子60bとが、コ字型の接続コネクタ70によって電気的に接続された配線構造となっている。接続コネクタ70は、図示しない正極性コネクタ端子および負極性コネクタ端子を両端部に配置し、導通線を芯線として、例えばPPO(ポリフェニレンオキサイド)やシリコンラバーで一体化成型されている。コネクタ端子部分は、正極側コネクタ端子60aおよび負極側コネクタ端子60bとそれぞれ接続できる構造となっており、太陽電池モジュールのコネクタに要求される十分な防水性能および電気的性能を持つものである。
【0075】
このように、コ字型の接続コネクタ80とすることで、隣接する採光型太陽電池モジュールA,A間をワンタッチで電気的に接続できる。また、配線ケーブルを介さずに接続コネクタ80のみで電気接続できるため、施工作業効率が向上し、美観向上にも寄与することができる。
【0076】
[実施の形態17]
図17は、本実施の形態17を示す採光型太陽電池システムの構成図である。
【0077】
この採光型太陽電池システムは、上記実施の形態15に示した採光型太陽電池モジュールを電気的に複数個接続したシステムとなっている。
【0078】
すなわち、隣接する採光型太陽電池モジュールA,Aの正極側コネクタ端子60aと負極側コネクタ端子60bとが、それぞれの端子60aまたは60bに接続されるL字型の接続コネクタ90a,90bと、これら接続コネクタ90a,90b間を接続する配線ケーブル91とによって電気的に接続された配線構造となっている。そして、一方の接続コネクタ90aは、図示しない正極性コネクタ端子を一端部に配置し、他方の接続コネクタ90bは、図示しない負極性コネクタ端子を一端部に配置し、これら接続コネタク90a,90bの他端部間を配線ケーブル91で接続して、例えばPPO(ポリフェニレンオキサイド)やシリコンラバーで一体化成型されている。これら接続コネタク90a,90bおよび配線ケーブル91は、太陽電池モジュールのコネクタに要求される十分な防水性能および電気的性能を持つものである。
【0079】
このように、L字型の接続コネクタ90a,90bと、これら接続コネクタ90a,90b間を接続する配線ケーブル91とによって、隣接する採光型太陽電池モジュールA,A間をワンタッチで電気的に接続できる。また、配線ケーブル91を用いるため、隣接する採光型太陽電池モジュールA,A間の設置距離に若干の誤差が生じても、この配線ケーブル91によって調整できるので、上記のコ字型の接続コネクタ80を用いる場合より、太陽電池モジュールAの施工の自由度がさらに向上する。
【0080】
【発明の効果】
本発明の採光型太陽電池モジュールによれば、受光面ガラスまたは裏面封止ガラスのいずれか一方が他方より径大に形成され、その径大部分に端子ボックスが取り付けられた構成としたので、受光面ガラスまたは裏面封止ガラスの周辺部に段付スペースができるため、このスペースに端子ボックスを取り付けることで、モジュール裏面の採光部に邪魔にならない位置に、端子ボックスを取り付けることができる。また、端子ボックスを接着させる接着しろを、端子ボックスの底面(一方のガラスの上面)と側面(他方のガラスの端面)の2面で確保できるため、十分な接着強度を確保することができる。さらに、ケーブルを径大部分に這わせるようにして仕舞い込めば、配線部材が見えない採光型太陽電池モジュールを完成することができる。さらにまた、端子ボックスを段付スペースに取り付けることができるので、その高さスペースは、モジュール上面までとることが可能となり、フレームレスモジュールを構造体枠に取り付けるに当たり、設計に自由度が増すといった効果もある。
【0081】
また、一辺部のみが径大部分として大きく形成し、他の三辺を同じ大きさとした場合には、モジュール製造時に同じ大きさの三辺を位置合わせすることで、採光型太陽電池モジュールの構造が達成できるので、精度の向上、歩留りと生産性の向上に寄与することができる。
【0082】
また、対向する二辺部を径大部分として大きく形成した場合には、一方の辺部に正極側端子ボックスを取り付け、他方の辺部に負極側端子ボックスを取り付けるとともに、正極側外部配線部材と負極側外部配線部材とを、採光型太陽電池モジュールの受光面に沿って同方向に、または反対方向に引き出すことができる。このように、正極側外部配線部材と負極側外部配線部材とを反対方向にも引き出せるため、モジュールの配置において最短距離で隣接するモジュールに配線でき、設置レイアウトやその組み合わせの自由度が向上する。
【0086】
また、本発明の採光型太陽電池モジュールによれば、端子ボックスを抱き込むようにして、受光面ガラスおよび裏面封止ガラスの周辺部に枠材を嵌め込み、端子ボックスに接続された外部配線部材を、これらガラスの周辺部と枠材との間の空間部分を通って枠材の側面から外部に引き出すように構成している。すなわち、外部配線部材をガラスの周辺部と枠材との間の空間部分に這わせるように配線することで、配線部材が目立たず意匠性に優れているとともに、配線施工時に外部配線部材が邪魔にならないため、配線施工の作業性が向上する。
【0087】
また、本発明の採光型太陽電池モジュールによれば、端子ボックス部分を外部に露出するようにして、受光面ガラスおよび裏面封止ガラスの周辺部に枠材を嵌め込み、端子ボックスに接続された外部配線部材を、露出した端子ボッスクから直接外部に引き出すように構成したので、この太陽電池モジュールの設置に際し、外部配線部材が邪魔にならず、作業効率が向上する。
【0088】
また、本発明の採光型太陽電池モジュールによれば、端子ボックス部分を外部に露出するようにして、受光面ガラスおよび裏面封止ガラスの周辺部に枠材を嵌め込み、端子ボックスのコネクタ端子を、露出した端子ボッスクに直接設けた構成としている。すなわち、採光型太陽電池モジュールには外部配線部材(ケーブル)が存在しないので、太陽電池モジュールを設置後、このコネクタ端子間を配線するのみで電気配線工事を完了させることができる。つまり、太陽電池の設置工事と電気配線工事とを切り分けることができるため、施工作業効率が向上する。
【0089】
また、本発明の採光型太陽電池システムによれば、隣接する採光型太陽電池モジュールのコネクタ端子同士を、コ字型の接続コネクタによって電気的に接続した構成としている。すなわち、コ字型の接続コネクタとすることで、隣接する採光型太陽電池モジュール間をワンタッチで電気的に接続できる。また、配線ケーブルを介さずに接続コネクタのみで電気接続できるため、施工作業効率が向上し、美観向上にも寄与することができる。
【0090】
また、本発明の採光型太陽電池システムによれば、隣接する採光型太陽電池モジュールのコネクタ端子同士を、それぞれの端子に接続されるL字型の接続コネクタと、これら接続コネクタ間を接続する配線ケーブルとによって電気的に接続した構成としている。すなわち、L字型の接続コネクタと、これら接続コネクタ間を接続する配線ケーブルとによって、隣接する採光型太陽電池モジュール間をワンタッチで電気的に接続できる。また、配線ケーブルを用いるため、隣接する採光型太陽電池モジュール間の設置距離に若干の誤差が生じても、この配線ケーブルによって調整できるので、太陽電池モジュールの施工の自由度がさらに向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の採光型太陽電池モジュールの実施の形態1を示す全体構成図である。
【図2】 本発明の採光型太陽電池モジュールの実施の形態2を示す全体構成図である。
【図3】 本発明の採光型太陽電池モジュールの実施の形態3を示す全体構成図である。
【図4】 本発明の採光型太陽電池モジュールの実施の形態4を示す全体構成図である。
【図5】 本発明の採光型太陽電池モジュールの実施の形態5を示す全体構成図である。
【図6】 本発明の採光型太陽電池モジュールの実施の形態6を示す全体構成図である。
【図7】 本発明に関連する採光型太陽電池モジュールの実施の形態7を示す全体構成図である。
【図8】 本発明に関連する採光型太陽電池モジュールの実施の形態8を示す全体構成図である。
【図9】 本発明に関連する採光型太陽電池モジュールの実施の形態9を示す全体構成図である。
【図10】 本発明に関連する採光型太陽電池モジュールの実施の形態10を示す全体構成図である。
【図11】 本発明に関連する採光型太陽電池モジュールの実施の形態11を示す全体構成図である。
【図12】 本発明に関連する採光型太陽電池モジュールの実施の形態12を示す全体構成図である。
【図13】 本発明の採光型太陽電池モジュールの実施の形態13を示す全体構成図である。
【図14】 本発明の採光型太陽電池モジュールの実施の形態14を示す全体構成図である。
【図15】 本発明の採光型太陽電池モジュールの実施の形態15を示す全体構成図である。
【図16】 本発明の採光型太陽電池システムの実施の形態16を示す全体構成図である。
【図17】 本発明の採光型太陽電池システムの実施の形態17を示す全体構成図である。
【図18】 一般的な端子ボックスの構造を示す説明図である。
【図19】 従来の太陽電池モジュールの組立図である。
【図20】 従来の太陽電池モジュールの全体構成図である。
【符号の説明】
1,11,21 受光面ガラス
2,12,22 太陽電池セル
3,13,23 接着封止用EVA
4,14,24 裏面封止ガラス
5,15,25 端子ボックス
6,16,26 正極側コネクタ端子付ケーブル
7,17,27 負極側コネクタ端子付ケーブル
18,18a,18b 突出部
28,28a,28b 切り欠き部
50 アルミ枠(枠材)
60a 正極側コネクタ端子
60b 負極側コネクタ端子
80 字型の接続コネクタ
90a,90b L字型の接続コネクタ
91 配線ケーブル
A 採光型太陽電池モジュール[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a daylighting solar cell module having a structure in which a light-receiving surface glass and a back surface sealing glass are arranged to face each other, and more specifically, daylighting in consideration of the mounting position of a terminal box and the wiring position of an external wiring member. The present invention relates to a solar cell module and a daylighting solar cell system.
[0002]
[Prior art]
If the solar cell module is simply used for taking out the output, the output terminal only needs to be exposed to the outside, and the output terminal is generally provided on the side surface of the solar cell module. For example, in Japanese Utility Model Laid-Open No. 2-113346, a connection terminal is provided on a non-joint surface of a larger substrate among different size substrates. However, when the solar cell module is placed on the roof as a solar power generation system and actually used, it is necessary to provide a
[0003]
The
[0004]
(1) The role of relaying the internal wiring (output lead) taken from the solar cell string (crystalline solar cell) or photoelectric conversion device layer (thin film solar cell) to the outdoor wiring cable, (2) the origin of the outdoor wiring cable As well as the role of providing strong strength to withstand tension between the outdoor wiring cable and the solar cell module by firmly adhering to the back surface of the module, and (3) hot spots caused by shadows on the solar cell This is a phenomenon or a role as a place where a bypass diode is incorporated, which serves as a circuit for avoiding damage.
[0005]
FIG. 19 shows a general assembly diagram of a phenomenological solar cell module using a crystalline solar cell.
[0006]
The
[0007]
Conventionally, in the case of such a solar cell module having a super straight structure, as shown in FIG. 19, the back surface of both the crystal system and the thin film system is sealed with a weather-
[0008]
[Problems to be solved by the invention]
However, in recent years, building-integrated solar cell modules with excellent economic efficiency, architectural functionality, and design have been demanded on the market as building materials having a power generation function. Application to exterior walls, roof surfaces, etc. is under consideration.
[0009]
Among them, the solar cell module using glass that transmits light on the back surface as a sealing material can change the lighting ratio by changing the cell arrangement and pitch in the case of crystal system, and in the case of thin film system Since the device can be provided with an opening to change the daylighting rate, it has attracted attention as a daylighting solar cell module. In particular, as a building material for generating electricity, there is a great demand from the viewpoint of design, and demand for installation in places such as top lights, skylights, windows, and canopies is increasing.
[0010]
Since such a use to such a place is viewed by a person from the back side (non-lighting side) of the solar cell module, a design aesthetics from this back side and a sufficient lighting effect are obtained. Therefore, there arises a problem that a terminal box and a wiring member, which have not been a problem in the past, become obstructive.
[0011]
Since conventional solar cell modules are installed on a roof surface with a pedestal or built-in type, the back side cannot be seen, so the position and routing of terminal boxes and wiring members must satisfy their functions electrically. Was good. In other words, it is only necessary that the construction work is easy at the time of electrical work or equipment construction, and the design is not questioned. Therefore, it is generally installed on the back surface of the module. Therefore, it has been desired to develop a terminal box arrangement structure and a wiring structure dedicated to the daylighting solar cell module.
[0012]
The present invention was devised to solve such problems, and an object thereof is to provide a good-looking daylighting solar cell module and daylighting solar cell system in consideration of design aesthetics and sufficient daylighting. It is in.
[0013]
[Means for Solving the Problems]
In order to solve the above-described problems, the daylighting solar cell module of the present invention is the daylighting solar cell module having a structure in which a light-receiving surface glass and a back surface sealing glass are arranged to face each other. Either one of them is formed larger in diameter than the otherAnd the large diameter portion includes at least one side of the light-receiving surface glass or the back surface sealing glass,Terminal box on large diameterThe bottom surface of the terminal box is bonded and fixed, the side surface of the terminal box is bonded and fixed to the end surface of the other glass, and the cable drawn from the terminal box is routed over the large diameter portion.It is characterized by that.
[0014]
According to the present invention having such a feature, since a stepped space is formed in the periphery of the light-receiving surface glass or the back surface sealing glass, by attaching a terminal box to this space, without affecting lighting, A terminal box can be attached.In addition, since the margin for bonding the terminal box can be secured on the two surfaces of the bottom surface (the upper surface of one glass) and the side surface (the end surface of the other glass) of the terminal box, sufficient adhesive strength can be secured. Furthermore, if the cable is brought into a large diameter portion, a daylighting solar cell module in which the wiring member cannot be seen can be completed.
[0015]
The large diameter part which becomes this stepped space is formed including at least one side part of the light-receiving surface glass or the back surface sealing glass. That is, only one side may be formed large, two opposing sides may be formed large, and further, all four sides may be formed large.
[0016]
In this case, when only one side is formed large, a terminal box is attached to this one side, and the positive and negative external wiring members are pulled out from this terminal box. Thus, when only one side is formed large and the other three sides have the same size, the structure of the daylighting solar cell module of the present invention can be achieved by aligning the three sides during module manufacture. Therefore, it is possible to contribute to improvement in accuracy, yield and productivity.
[0017]
In addition, when the two opposing sides are large, the positive terminal box may be attached to one side and the negative terminal box may be attached to the other side. At this time, the positive electrode side external wiring member and the negative electrode side external wiring member may be drawn out in the same direction along the light receiving surface of the daylighting type solar cell module or in the opposite directions. Thus, since the positive electrode side external wiring member and the negative electrode side external wiring member can be pulled out in the opposite directions, wiring can be made to the adjacent modules at the shortest distance in the arrangement of the modules, and the degree of freedom of the installation layout and the combination thereof is improved.
[0022]
Further, according to the daylighting type solar cell module of the present invention, the external wiring members connected to the terminal box are inserted into the peripheral portions of the light receiving surface glass and the back surface sealing glass by embedding the terminal box. You may make it pull out outside from the side surface of a frame material through the space part between the peripheral part of glass, and a frame material. In this case, the external wiring member can be pulled out in the same direction or in the opposite direction. In this way, by wiring the external wiring member so that it extends over the space between the glass periphery and the frame material, the wiring member is not conspicuous and has excellent design, and the external wiring member is also obstructing the wiring work. The effect that workability is improved without being obtained.
[0023]
Further, according to the daylighting type solar cell module of the present invention, the frame member is fitted to the periphery of the light receiving surface glass and the back surface sealing glass so that the terminal box portion is exposed to the outside, and is connected to the terminal box. The external wiring member may be directly pulled out from the exposed terminal box.
[0024]
Further, according to the daylighting type solar cell module of the present invention, the frame material is fitted to the periphery of the light receiving surface glass and the back surface sealing glass so that the terminal box portion is exposed to the outside, and the connector terminal of the terminal box is It may be provided directly on the exposed terminal box. Thereby, since there is no external wiring member (cable) in the daylighting solar cell module, the electrical wiring work is completed only by wiring between the connector terminals after installing the solar cell module. That is, since the installation work of the solar cell and the electrical wiring work can be separated, an effect of improving the work efficiency can be obtained.
[0025]
Further, the daylighting solar cell system of the present invention is a system in which a plurality of daylighting solar cell modules having the above-described configuration are electrically connected, and the connector terminals of adjacent daylighting solar cell modules are U-shaped. It is electrically connected by a connection connector. In this way, the U-shaped connection connector can be connected with a single touch, and it can be electrically connected only with the connector without using a wiring cable that is an external wiring member, thus improving the work efficiency and contributing to the improvement of aesthetics. The effect that it can be obtained.
[0026]
Moreover, the daylighting solar cell system of the present invention is a system in which a plurality of daylighting solar cell modules having the above-described configuration are electrically connected, and the connector terminals of adjacent daylighting solar cell modules are connected to the respective terminals. It is electrically connected by the L-shaped connection connector connected and the wiring cable which connects between these connection connectors, It is characterized by the above-mentioned. In this way, the L-shaped connection connector and the wiring cable connecting these connection connectors can be connected with one touch, and can be electrically connected only with the connector without using the wiring cable as an external wiring member. The effect that it can improve and can contribute also to aesthetics improvement is acquired. In addition, since a wiring cable is used, even if a slight error occurs in the distance between adjacent daylighting solar cell modules, the wiring cable can be used to adjust the solar cell module. The degree of freedom of construction is further improved.
[0027]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Embodiments of the present invention will be described below with reference to the drawings.
[0028]
[Embodiment 1]
FIG. 1 is an overall configuration diagram of a daylighting solar cell module showing the first embodiment.
[0029]
In this daylighting solar cell module, a light-receiving
[0030]
In such a structure, in the first embodiment, the back
[0031]
In the back
[0032]
The thickness of the
[0033]
Further, in the structure of this daylighting type solar cell module, a margin for bonding the
[0034]
When the daylighting solar cell module having such a structure is attached to a building structure frame or sash, the positive-side connector terminal is used by utilizing the
[0035]
[Embodiment 2]
FIG. 2 is an overall configuration diagram of the daylighting solar cell module showing the second embodiment.
[0036]
The basic structure of the daylighting solar cell module is the same as that of the daylighting solar cell module of the first embodiment, except that the back
[0037]
[Embodiment 3]
FIG. 3 is an overall configuration diagram of a daylighting type solar cell module showing the third embodiment.
[0038]
The basic structure of the daylighting solar cell module is the same as that of the daylighting solar cell modules of the first and second embodiments, except that the back
[0039]
[Embodiment 4]
FIG. 4 is an overall configuration diagram of a daylighting solar cell module showing the fourth embodiment.
[0040]
The basic structure of the daylighting solar cell module is the same as that of the daylighting solar cell module of the first embodiment except that the light-receiving
[0041]
Therefore, the
[0042]
When attaching the daylighting type solar cell module having such a structure to a building structure frame or sash, the positive-side connector terminal is utilized by utilizing the
[0043]
[Embodiment 5]
FIG. 5 is an overall configuration diagram of a daylighting solar cell module according to the fifth embodiment.
[0044]
The basic structure of the daylighting solar cell module is the same as that of the daylighting solar cell module of the second embodiment, except that the light-receiving
[0045]
[Embodiment 6]
FIG. 6 is an overall configuration diagram of a daylighting solar cell module according to the sixth embodiment.
[0046]
The basic structure of the daylighting solar cell module is the same as that of the daylighting solar cell module of the third embodiment, except that the light receiving
[0047]
[Embodiment 7]
Figure 7 shows the bookRelated to the inventionFIG. 11 is an overall configuration diagram of a daylighting solar cell
[0048]
In this daylighting solar cell module, a light receiving
[0049]
In such a structure, in the seventh embodiment, a square-shaped protruding
[0050]
[Embodiment 8]
Figure 8 shows the bookRelated to the inventionFIG. 10 is an overall configuration diagram of a daylighting type solar cell module showing an eighth embodiment.
[0051]
The basic structure of the daylighting solar cell module is the same as that of the daylighting solar cell module of the seventh embodiment, except that each of the two
[0052]
[Embodiment 9]
Figure 9 shows the bookRelated to the inventionFIG. 10 is an overall configuration diagram of a daylighting solar cell module showing Embodiment 9;
[0053]
In this daylighting type solar cell module, a light receiving
[0054]
In such a structure, in the ninth embodiment, a
[0055]
[Embodiment 10]
Figure 10 shows the bookRelated to the inventionFIG. 11 is an overall configuration diagram of a daylighting solar cell
[0056]
The basic structure of the daylighting solar cell module is the same as that of the daylighting solar cell module of the ninth embodiment except that the two
[0057]
[Embodiment 11]
Figure 11 shows the bookRelated to the inventionFIG. 11 is an overall configuration diagram of a daylighting solar cell
[0058]
The basic structure of the daylighting solar cell module is the same as that of the daylighting solar cell module of the ninth embodiment except that a
[0059]
[Embodiment 12]
Figure 12 shows the bookRelated to the inventionFIG. 14 is an overall configuration diagram of a daylighting solar cell
[0060]
The basic structure of this daylighting solar cell module is the same as that of the daylighting solar cell module of the tenth embodiment, except that
[0061]
[Embodiment 13]
FIG. 13 is an overall configuration diagram of a daylighting solar cell module according to the thirteenth embodiment.
[0062]
As the basic structure of the daylighting solar cell module, any one of the daylighting solar cell modules of the first to twelfth embodiments can be adopted. Here, the structure of the third embodiment is taken as an example. explain.
[0063]
That is, the daylighting type solar cell module according to the thirteenth embodiment has a
[0064]
The
[0065]
Moreover, the
[0066]
In this way, by wiring the
[0067]
[Embodiment 14]
FIG. 14 is an overall configuration diagram of a daylighting solar cell
[0068]
The basic structure of the daylighting solar cell module is the same as that of the daylighting solar cell module of the thirteenth embodiment, except that the positive side
[0069]
[Embodiment 15]
FIG. 15 is an overall configuration diagram of a daylighting solar cell module according to the fifteenth embodiment.
[0070]
The basic structure of the daylighting solar cell module is the same as that of the daylighting solar cell module according to the fourteenth embodiment except that the
[0071]
Thus, by providing the connector terminal instead of the cable, the electrical wiring work is completed only by wiring between the
[0072]
[Embodiment 16]
FIG. 16 is a configuration diagram of a daylighting type solar cell system showing the sixteenth embodiment.
[0073]
This daylighting solar cell system is a system in which a plurality of daylighting solar cell modules shown in the fifteenth embodiment are electrically connected.
[0074]
That is, it has a wiring structure in which the
[0075]
Thus, by using the
[0076]
[Embodiment 17]
FIG. 17 is a configuration diagram of a daylighting solar cell system showing the seventeenth embodiment.
[0077]
This daylighting solar cell system is a system in which a plurality of daylighting solar cell modules shown in the fifteenth embodiment are electrically connected.
[0078]
That is, the
[0079]
In this way, the adjacent daylighting solar cell modules A and A can be electrically connected with one touch by the L-shaped
[0080]
【The invention's effect】
According to the daylighting type solar cell module of the present invention, either the light receiving surface glass or the back surface sealing glass is formed to have a diameter larger than the other, and the terminal box is attached to the large diameter portion. Since a stepped space is created in the peripheral portion of the face glass or the back surface sealing glass, the terminal box can be attached at a position that does not interfere with the daylighting portion on the back surface of the module by attaching the terminal box to this space. Also,Adhesive margins for bonding the terminal box can be secured on the two surfaces of the terminal box (the upper surface of one glass) and the side surface (the end surface of the other glass), so that sufficient adhesive strength can be ensured. Furthermore, if the cable is brought into a large diameter portion, a daylighting solar cell module in which the wiring member cannot be seen can be completed. Furthermore,Since the terminal box can be attached to the stepped space, the height space can be taken up to the upper surface of the module, and there is an effect that the degree of freedom in design is increased when the frameless module is attached to the structure frame.
[0081]
In addition, when only one side is formed as a large diameter part and the other three sides are the same size, the structure of the daylighting solar cell module can be obtained by aligning the three sides of the same size when the module is manufactured. Therefore, it can contribute to improvement in accuracy, yield and productivity.
[0082]
In addition, when the opposing two sides are formed large as a large diameter portion, a positive terminal box is attached to one side, a negative terminal box is attached to the other side, and a positive external wiring member and The negative electrode side external wiring member can be drawn out in the same direction or in the opposite direction along the light receiving surface of the daylighting solar cell module. Thus, since the positive electrode side external wiring member and the negative electrode side external wiring member can be pulled out in the opposite directions, wiring can be made to the adjacent modules at the shortest distance in the arrangement of the modules, and the degree of freedom of the installation layout and the combination thereof is improved.
[0086]
Further, according to the daylighting type solar cell module of the present invention, the external wiring members connected to the terminal box are inserted into the peripheral portions of the light receiving surface glass and the back surface sealing glass by embedding the terminal box. It is constituted so as to be drawn out from the side surface of the frame material through a space portion between the peripheral portion of the glass and the frame material. In other words, by wiring the external wiring member so that it extends over the space between the glass periphery and the frame material, the wiring member is inconspicuous and has excellent design, and the external wiring member is obstructive during wiring construction. Therefore, workability of wiring construction is improved.
[0087]
Further, according to the daylighting type solar cell module of the present invention, the frame is fitted into the periphery of the light-receiving surface glass and the back surface sealing glass so that the terminal box portion is exposed to the outside, and the external connected to the terminal box Since the wiring member is configured to be directly pulled out from the exposed terminal box, the external wiring member does not get in the way when the solar cell module is installed, and the working efficiency is improved.
[0088]
Further, according to the daylighting type solar cell module of the present invention, the terminal box portion is exposed to the outside, the frame material is fitted to the periphery of the light receiving surface glass and the back surface sealing glass, the connector terminal of the terminal box, The structure is provided directly on the exposed terminal box. That is, since there is no external wiring member (cable) in the daylighting type solar cell module, the electrical wiring work can be completed only by wiring between the connector terminals after installing the solar cell module. That is, the installation work efficiency is improved because the installation work of the solar cell and the electric wiring work can be separated.
[0089]
Further, according to the daylighting solar cell system of the present invention, the connector terminals of adjacent daylighting solar cell modules are electrically connected by the U-shaped connection connector. That is, by using a U-shaped connector, adjacent daylighting solar cell modules can be electrically connected with one touch. Moreover, since it can electrically connect only with a connection connector without going through a wiring cable, construction work efficiency improves and it can also contribute to the improvement of aesthetics.
[0090]
Further, according to the daylighting solar cell system of the present invention, the connector terminals of adjacent daylighting solar cell modules are connected to each other with L-shaped connection connectors connected to the respective terminals, and the wiring connecting these connection connectors. It is configured to be electrically connected by a cable. In other words, the adjacent daylighting solar cell modules can be electrically connected with one touch by the L-shaped connection connector and the wiring cable connecting the connection connectors. In addition, since the wiring cable is used, even if a slight error occurs in the installation distance between the adjacent daylighting solar cell modules, the wiring cable can be adjusted, so that the degree of freedom of construction of the solar cell module is further improved.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is an overall configuration diagram showing a first embodiment of a daylighting solar cell module according to the present invention.
FIG. 2 is an overall configuration diagram showing a second embodiment of a daylighting solar cell module according to the present invention.
FIG. 3 is an overall configuration
FIG. 4 is an overall configuration
FIG. 5 is an overall configuration diagram showing a fifth embodiment of a daylighting solar cell module according to the present invention.
FIG. 6 is an overall configuration
FIG. 7is connected withIt is a whole block diagram which shows
FIG. 8is connected withIt is a whole block diagram which shows Embodiment 8 of a daylighting type solar cell module.
FIG. 9is connected withIt is a whole block diagram which shows Embodiment 9 of a lighting type solar cell module.
FIG. 10 shows the present invention.is connected withIt is a whole block diagram which shows
FIG. 11 shows the present invention.is connected withIt is a whole block diagram which shows
FIG. 12 shows the present invention.is connected withIt is a whole block diagram which shows
FIG. 13 is an overall configuration diagram showing a thirteenth embodiment of a daylighting solar cell module according to the present invention.
FIG. 14 is an overall configuration diagram showing a fourteenth embodiment of a daylighting solar cell module according to the present invention.
FIG. 15 is an overall configuration diagram showing a fifteenth embodiment of a daylighting solar cell module according to the present invention.
FIG. 16 is an overall configuration diagram showing a sixteenth embodiment of a daylighting solar cell system according to the present invention.
FIG. 17 is an overall configuration
FIG. 18 is an explanatory diagram showing a structure of a general terminal box.
FIG. 19 is an assembly diagram of a conventional solar cell module.
FIG. 20 is an overall configuration diagram of a conventional solar cell module.
[Explanation of symbols]
1,11,21 Light-receiving surface glass
2,12,22 Solar cells
3,13,23 EVA for adhesive sealing
4,14,24 Back side sealing glass
5,15,25 terminal box
6, 16, 26 Cable with connector terminal on the positive side
7, 17, 27 Cable with connector terminal on the negative side
18, 18a, 18b Projection
28, 28a, 28b Notch
50 Aluminum frame (frame material)
60a Positive side connector terminal
60b Negative side connector terminal
80-shaped connector
90a, 90b L-shaped connector
91 Wiring cable
A Daylighting type solar cell module
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