JP3714826B2 - Rubber flash removing device and rubber flash removing method for metal rubber composite product - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、金属製の基体の一部にゴム材料を接着した金属ゴム複合品において、基体表面の不要部分に付着したゴムばりを除去する技術に関する。
【0002】
【従来の技術】
この種の金属ゴム複合品は、車両の各部等に広く用いられる。このような金属ゴム複合品では、金属製の基体の表面の不用部分に、ゴムばりが付着することを完全に防止することは困難であり、このようなゴムばりは、従来、ナイフのような刃物又はリューター等の工具を用いて手作業で削り落としていた。しかしながら、このような手作業では、作業能率が悪い上、仕上がりにバラツキを生じるという不具合がある。
【0003】
そこで、作業能率及び仕上がりの質の安定化を図るために、実開平4−63301号には、回転する金属ゴム複合品の基体の表面にゴムばり除去バイトを摺接させてゴムばりを削り落とす技術が記載されている。また、この公報では、基体の表面を傷つけないように、ゴムばり除去バイトを弾性的に基体に接触させている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、このようなゴムばり除去バイトは、一般的に、金属等の硬質な材質で形成されるとともに、刃物のような鋭利な形状をしているために、やはり基体の表面を傷つける虞がある。この結果、例えば基体表面にメッキ等の表面処理を施している場合には、その表面処理の効果が失われてしまう。
【0005】
本発明は、このような課題に鑑みてなされたものであり、基体の表面を傷つけることがなく、かつ、高い作業能率でゴムばりを除去できる装置及び方法を提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明に用いられる金属ゴム複合品は、金属製の基体の一部に、この基体と同一の軸心を有するゴム材料が接着されたもので、例えば車両のサスペンション機構に適用されるリテーナ,ブラケット等が挙げられる。
【0007】
そして、本発明に係るゴムばり除去装置は、回転台と、この回転台上に金属ゴム複合品を軸支する軸支手段と、上記金属ゴム複合品に対して回転台を軸回りに相対回転駆動する駆動手段と、上記回転台上に取り付けられる樹脂製のチップと、を有し、上記チップは、金属ゴム複合品を軸方向に支持するように、軸回りに間欠的に3箇所以上設けられ、かつ、各チップの上面は、ゴムばりが付着する基体の表面に対向する平坦面に形成されていることを特徴としている。
【0008】
また、本発明に係るゴムばり除去方法は、回転台上に樹脂製のチップが軸回りに間欠的に3箇所以上設けられ、これらチップ上に金属ゴム複合品を載置するとともに、金属ゴム複合品を回転台に対して軸支した状態で、回転台を金属ゴム複合品に対して相対回転駆動して、ゴムばりが付着する基体の表面に対向する平坦な各チップの上面を、ゴムばりに摺接させることを特徴としている。
【0009】
このように、ゴムばりを除去するチップが、ゴム材料より硬質で、かつ金属製の基体よりも十分に軟質な樹脂材料により成形されているとともに、チップの上面が、基体表面に対向する平坦面となっているため、このチップが基体表面に摺接しても、この基体表面を傷つける虞はない。
【0010】
また、チップが軸回りに間欠的に3カ所以上設けられているため、これらチップにより、別途支持機構を設けることなく、金属ゴム複合品を安定して軸方向に支持することができる。
【0011】
更に、チップ上面の回転軌跡がゴムばりの形成範囲を覆うように、チップの寸法,形状及び取付位置を設定しておくことにより、実際のゴムばり除去作業中に、チップ又は金属ゴム複合品を軸直交方向に移動させて位置合わせを行う必要がない。従って、チップ又は金属ゴム複合品を軸直交方向に駆動制御する機構を設ける必要がない。
【0012】
望ましくは、上記回転台上に固定され、各チップを着脱可能に保持するチップ保持台を有し、チップが摩耗した場合に、そのチップのみをチップ保持台から外して交換することができるようになっている。
【0013】
上記チップは、望ましくは、上記ゴム材料よりも内周側の基体表面に対向する第1のチップと、ゴム材料よりも外周側の基体表面に対向する第2のチップと、を含んでいる。この場合、ゴム材料を挟んで内周側の基体表面と外周側の基体表面とで高さが異なる場合であっても、各基体表面の高さに応じて第1,第2のチップの高さを設定しておくことにより、双方の基体表面に付着するゴムばりを、同時に除去することができる。
【0014】
より好ましくは、上記第1,第2のチップを金属ゴム複合品側へ略均一に押圧するチップ押圧手段を有している。この場合、第1,第2のチップの押圧力が均一化されるため、双方の基体表面に付着するゴムばりをむらなく効率的に除去することができる。
【0015】
望ましくは、上記ゴムばりに対向する回転台上に、ゴムばりの有無を検出するセンサを設ける。
【0016】
【発明の効果】
請求項1又は2の発明によれば、チップ上面が基体表面に摺接しても、この基体表面を傷つける虞がなく、ゴムばりの除去によって基体表面の寸法精度が悪化したり表面処理性能が劣化する虞はない。
【0017】
また、3つ以上のチップにより、別途支持機構を設けることなく、金属ゴム複合品を安定して軸方向に支持することができるため、装置が簡素化されるとともに、作業能率が向上する。
【0018】
更に、チップや金属ゴム複合品を軸直交方向に移動させて位置合わせを行う必要がないので、装置が簡素化されるとともに、作業能率が向上する。
【0019】
請求項3の発明によれば、摩耗したチップのみを容易に交換できる。
【0020】
請求項4,5の発明によれば、ゴム材料よりも内周側の基体表面と外周側の基体表面とで高さが異なる場合であっても、双方の基体表面に付着するゴムばりを、同時に除去することができ、作業能率が更に向上する。
【0021】
請求項6の発明によれば、センサによりゴムばりの有無が自動的かつ速やかに検出されるため、ゴムばりが無いのにゴムばり除去作業を続けるといった無駄を確実に回避でき、作業能率が更に向上する。
【0022】
【発明の実施の形態】
先ず、図5〜7を参照して、本発明の実施の形態で用いられる金属ゴム複合品20としてのロアリテーナ、つまり車両のストラットマウントインシュレータ12の一部品であるロアリテーナ20について説明する。
【0023】
図5に示すように、車両のフロントサスペンションを構成するショックアブソーバ10の上部と、ストラットタワー11との間には、両者10,11間の振動の伝達を適宜に抑制するストラットマウントインシュレータ12が介装されている。このストラットマウントインシュレータ12は、ブラケット13を介してアッパスプリングシート14の上側に接合されるとともに、取付ボルト15を介してストラットタワー11に共締め固定される。このストラットマウントインシュレータ12は、金属ゴム複合品20としての皿状のロアリテーナを有しており、このロアリテーナ20とアッパリテーナ16との間にインシュレータラバー17が介装された構造となっている。
【0024】
ロアリテーナ20は、図6,7に示すように、皿状をなす金属製の基体21の一部に、この基体21と同一の軸心Oを有するゴム材料からなるゴムリップ22が接着されている。基体21は、その中央部に軸孔23が形成されるとともに、外周側に張り出したフランジ部に取付ボルト15用の取付孔24が3カ所に形成されている。ゴムリップ22は、例えば加硫成形と同時に基体21の表面に接着されるもので、段付き形状をなす基体21の段差部21cに沿って環状に延在しており、図5に示すような車両組付状態でアッパリテーナ16との間を適宜にシールするようになっている。このゴムリップ22を挟んで、基体21の内周側表面21aと外周側表面21bとで軸方向高さが異なっている。なお、ゴムリップ22には補助突起部22aが部分的に形成されている。
【0025】
このようなロアリテーナつまり金属ゴム複合品20には、成形時に、ゴムリップ22を挟んで基体21の内周側表面21a及び外周側表面21bに、ゴムばり25,26(図1参照)が不可避的に付着する。このようなゴムばり25,26を除去する装置及び方法について、図1〜4を参照して詳述する。
【0026】
図1に示すように、ゴムばり除去装置の基台32には、円盤状の回転台30と、この回転台30を軸O’回りに回転駆動する駆動源としてのエアモータ34とが取り付けられている。回転台30は、作業し易いように、水平面に対して適宜に傾斜した姿勢となっている。
【0027】
回転台30の上面には、円柱状のガイドピン36が、回転台30の回転軸O’に沿って立設されている。このガイドピン36に金属ゴム複合品20の軸孔23を遊挿することにより、金属ゴム複合品20が回転台30に対して相対回転可能に軸支される。
【0028】
このガイドピン36の周囲には、3つのチップ保持台38が取付ビス40を介して固定されており、各チップ保持台38は、回転軸O’の回りに等間隔置きに間欠的に配置されている。各チップ保持台38は、段付形状をなす金属ゴム複合品20に対応して、径方向に段差を有する階段状に形成されており、その周方向中央部には、図3にも示すように、スリット状の取付溝42,43が内周側及び外周側にそれぞれ形成されている。
【0029】
そして、各取付溝42,43に、MCナイロン等の合成樹脂材料からなる矩形状の第1チップ44及び第2チップ45が、軸方向にスライド可能に嵌挿されている。各チップ44,45は、後述するようにゴムばり25,26に摺接してゴムばり25,26を確実に除去するように、その寸法,形状,及び取付位置が設定されている。つまり、軸方向視でチップ44,45の回転軌跡がゴムばり25,26の形成範囲を覆うように設定されている。
【0030】
なお、各チップ44,45は、摩耗した際に容易に交換できるように、チップ保持台38に着脱可能に保持されている。
【0031】
ここで、チップ保持台38の上面より突出する各チップ44,45の上面44a,45aは、ゴムばり25,26が付着する基体表面21a,21bに均一に面接触し得るように、基体表面21a,21bに平行に対向する平坦面に形成されている。
【0032】
また、図3に示すように、各チップ44,45が均一な圧力で基体表面21a,21bを押圧するように、チップ保持台38には、各チップ44,45の下面側を押圧するピストン46,47が配設されるとともに、各ピストン46,47を付勢する圧縮流体の分岐通路48,49が穿設され、かつ、回転台30には、分岐通路48,49に連通する圧縮流体の主通路50が穿設されている。なお、ピストン46,47の外周には分岐通路48,49の内壁面との間をシールするOリング52が取り付けられている。
【0033】
更に、図4に示すように、回転台30の上面側には、ゴムばり25,26に対向する位置に、それぞれ色識別センサ54,55が取り付けられている。各色識別センサ54,55は、ゴムばり25,26と基体表面21a,21bとの色の相違に基づいて、ゴムばり25,26の有無を検出するようになっている。
【0034】
次に、このようなゴムばり除去装置によるゴムばり除去方法について説明する。先ず、金属ゴム複合品20の軸孔23を回転台30のガイドピン36に挿通して、各チップ44,45上に金属ゴム複合品20を載置する。次いで、図外のエアシリンダ等のワーク押圧手段により、金属ゴム複合品20を回転台30側へ所定の圧力で押圧するとともに、ピストン46,47により各チップ44,45を金属ゴム複合品20側へ均一に押圧する。これにより、各チップ44,45が均一な圧力で基体表面21a,21b又はこれに付着するゴムばり25,26と接触する。
【0035】
この状態で、エアモータ34で回転台30を回転駆動して、回転台30を金属ゴム複合品20に対して軸O’回りに相対回転駆動する。この結果、回転台30のチップ44,45の上面44a,45aが基体表面21a,21bに付着したゴムばり25,26に摺接し、その摩擦によりゴムばり25,26が速やかに除去される。
【0036】
なお、金属ゴム複合品20が回転台30とともに回転する虞がある場合には、チャック等を用いて金属ゴム複合品20の回転を拘束すれば良い。
【0037】
以上のように、ゴムばり25,26を除去するチップ44,45が、ゴムばり25,26より硬質で、かつ金属製の基体21よりも十分に軟質な樹脂材料により成形されているとともに、チップ44,45の上面44a,45aが、基体表面21a,21bに対向する平坦面となっているため、このチップ44,45が基体表面21a,21bに摺接しても、この基体表面21a,21bを傷つける虞はない。従って、このようなゴムばり25,26の除去作業により、基体表面21a,21bの寸法精度が悪化したり表面処理性能が阻害されることはない。
【0038】
また、第1チップ44及び第2チップ45が軸回りに間欠的に3カ所に設けられているため、これらのチップ44,45により金属ゴム複合品20を安定して軸方向に支持することができ、別途支持機構を設ける必要がないので、装置が簡素化されるとともに、作業工数が低減し、作業能率が向上する。
【0039】
更に、実際のゴムばり除去作業時に、適宜な駆動制御機構を用いてチップ44,45と金属ゴム複合品20とを軸直交方向に相対移動させて位置合わせを行う必要がなく、装置が簡素化されるとともに作業能率が向上する。
【0040】
また、第1チップ44及び第2チップ45によって、高さの異なる基体21の内周側表面21aと外周側表面21bとに付着したゴムばり25,26を、同時に除去することができる。
【0041】
加えて、ピストン46,47によって各チップ44,45の金属ゴム複合品20側への押圧力が均一化されるため、軸方向高さの異なる基体表面21a,21bに付着したゴムばり25,26の双方を、むらなく有効に除去することができる。
【0042】
しかも、色識別センサ54,55によって、ゴムばり25,26の有無が自動的かつ速やかに検出されるため、ゴムばり25,26が無いのにゴムばり除去作業を続けるといった無駄を確実に回避でき、作業能率が更に向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係る金属ゴム複合品のゴムばり除去装置を示す構成図。
【図2】上記ゴムばり除去装置の上面図。
【図3】上記ゴムばり除去装置の回転台をチップ保持台の部分で切断した断面図。
【図4】上記回転台を色識別センサの部分で切断した断面図。
【図5】金属ゴム複合品としてのロアリテーナを含む車両のフロントサスペンション上部の断面図。
【図6】上記ロアリテーナの平面図。
【図7】上記ロアリテーナの断面図。
【符号の説明】
20…ロアリテーナ(金属ゴム複合品)
21…基体
22…ゴムリップ(ゴム材料)
25,26…ゴムばり
30…回転台
34…エアモータ(駆動手段)
36…ガイドピン(軸支手段)
38…チップ保持台
44,45…チップ
46,47…ピストン(チップ押圧手段)
54,55…色識別センサ[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a technique for removing a rubber beam adhering to an unnecessary portion of a substrate surface in a metal rubber composite product in which a rubber material is bonded to a part of a metal substrate.
[0002]
[Prior art]
This type of metal rubber composite product is widely used in various parts of vehicles. In such a metal rubber composite product, it is difficult to completely prevent the rubber beam from adhering to the unused portion of the surface of the metal base, and such a rubber beam is conventionally used as a knife. It was shaved off manually using a tool such as a blade or a ruter. However, such manual work has the disadvantages of poor work efficiency and variations in the finish.
[0003]
Therefore, in order to stabilize the work efficiency and the quality of the finished product, Japanese Utility Model Laid-Open No. 4-63301 scrapes off the rubber beam by sliding the rubber beam removal tool on the surface of the rotating metal rubber composite substrate. The technology is described. In this publication, the rubber beam removing tool is elastically brought into contact with the substrate so as not to damage the surface of the substrate.
[0004]
[Problems to be solved by the invention]
However, such a rubber beam removing tool is generally formed of a hard material such as a metal and has a sharp shape like a blade, which may also damage the surface of the substrate. . As a result, for example, when the surface of the substrate is subjected to surface treatment such as plating, the effect of the surface treatment is lost.
[0005]
The present invention has been made in view of such problems, and an object of the present invention is to provide an apparatus and method that can remove a rubber beam with high work efficiency without damaging the surface of a substrate.
[0006]
[Means for Solving the Problems]
The metal rubber composite used in the present invention is a retainer and bracket applied to a suspension mechanism of a vehicle, for example, in which a rubber material having the same axis as the base is bonded to a part of a metal base. Etc.
[0007]
The rubber beam removing apparatus according to the present invention includes a turntable, a shaft support means for supporting the metal rubber composite product on the turntable, and a relative rotation of the turntable with respect to the metal rubber composite product about the axis. A driving means for driving and a resin-made chip mounted on the turntable, and the chip is intermittently provided at three or more positions around the axis so as to support the metal rubber composite product in the axial direction. In addition, the upper surface of each chip is formed as a flat surface facing the surface of the substrate to which the rubber beam adheres.
[0008]
Further, in the rubber beam removing method according to the present invention, three or more resin-made chips are intermittently provided around the axis on the turntable, and a metal rubber composite product is placed on these chips. While the product is pivotally supported with respect to the turntable, the turntable is driven to rotate relative to the metal rubber composite product, and the top surface of each flat chip facing the surface of the base to which the rubber beam adheres is It is characterized by being brought into sliding contact with.
[0009]
As described above, the chip for removing the rubber beam is formed of a resin material that is harder than the rubber material and sufficiently softer than the metal base, and the top surface of the chip is a flat surface that faces the base surface. Therefore, even if this chip is in sliding contact with the substrate surface, there is no risk of damaging the substrate surface.
[0010]
Moreover, since three or more chips are intermittently provided around the axis, the metal rubber composite product can be stably supported in the axial direction by using these chips without providing a separate support mechanism.
[0011]
Furthermore, by setting the size, shape, and mounting position of the chip so that the rotation trajectory of the chip upper surface covers the rubber beam formation range, the chip or metal rubber composite product can be removed during the actual rubber beam removal operation. It is not necessary to perform alignment by moving in the direction perpendicular to the axis. Therefore, there is no need to provide a mechanism for driving and controlling the chip or the metal rubber composite product in the direction perpendicular to the axis.
[0012]
Desirably, it has a chip holding base fixed on the rotating table and detachably holding each chip so that when the chip is worn, only the chip can be removed from the chip holding base and replaced. It has become.
[0013]
The chip desirably includes a first chip that faces the surface of the base on the inner side of the rubber material, and a second chip that faces the surface of the base on the outer side of the rubber material. In this case, even if the heights of the inner peripheral substrate surface and the outer peripheral substrate surface are different from each other across the rubber material, the height of the first and second chips depends on the height of each substrate surface. By setting the thickness, the rubber beam adhering to both the substrate surfaces can be removed simultaneously.
[0014]
More preferably, it has a chip pressing means for pressing the first and second chips substantially uniformly toward the metal rubber composite product side. In this case, since the pressing force of the first and second chips is made uniform, the rubber flash adhering to both base surfaces can be efficiently removed without unevenness.
[0015]
Desirably, a sensor for detecting the presence or absence of a rubber beam is provided on a turntable facing the rubber beam.
[0016]
【The invention's effect】
According to the first or second aspect of the invention, even if the chip upper surface is in sliding contact with the substrate surface, there is no risk of damaging the substrate surface, and the dimensional accuracy of the substrate surface is deteriorated or the surface treatment performance is deteriorated by removing the rubber beam. There is no fear.
[0017]
Further, since the metal rubber composite product can be stably supported in the axial direction by using three or more chips without providing a separate support mechanism, the apparatus is simplified and the work efficiency is improved.
[0018]
Furthermore, since it is not necessary to perform alignment by moving the chip or the metal rubber composite product in the direction perpendicular to the axis, the apparatus is simplified and the work efficiency is improved.
[0019]
According to the invention of claim 3, only the worn tip can be easily replaced.
[0020]
According to the inventions of claims 4 and 5, even if the height of the base surface on the inner peripheral side and the base surface on the outer peripheral side with respect to the rubber material are different from each other, It can be removed at the same time, and the work efficiency is further improved.
[0021]
According to the invention of claim 6, since the presence or absence of the rubber beam is automatically and promptly detected by the sensor, it is possible to reliably avoid waste such as continuing the rubber beam removal operation without the rubber beam, and the work efficiency is further improved. improves.
[0022]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
First, with reference to FIGS. 5-7, the lower retainer as the metal
[0023]
As shown in FIG. 5, a
[0024]
As shown in FIGS. 6 and 7, the
[0025]
In such a lower retainer, that is, the metal
[0026]
As shown in FIG. 1, the
[0027]
A
[0028]
Around the
[0029]
A rectangular
[0030]
The
[0031]
Here, the
[0032]
Further, as shown in FIG. 3, the
[0033]
Furthermore, as shown in FIG. 4,
[0034]
Next, a rubber beam removing method using such a rubber beam removing device will be described. First, the
[0035]
In this state, the rotary table 30 is driven to rotate by the
[0036]
When there is a possibility that the metal
[0037]
As described above, the
[0038]
Further, since the
[0039]
Furthermore, during the actual rubber beam removal operation, it is not necessary to relatively align the
[0040]
Further, the
[0041]
In addition, since the pressing force of the
[0042]
In addition, since the presence or absence of the rubber burrs 25 and 26 is automatically and promptly detected by the
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a configuration diagram showing a rubber beam removing device for a metal rubber composite product according to an embodiment of the present invention.
FIG. 2 is a top view of the rubber flash removing device.
FIG. 3 is a cross-sectional view of the rubber beam removing device, in which the rotary table is cut at a chip holding table.
FIG. 4 is a cross-sectional view of the rotary table taken along a color identification sensor.
FIG. 5 is a cross-sectional view of an upper portion of a front suspension of a vehicle including a lower retainer as a metal rubber composite product.
FIG. 6 is a plan view of the lower retainer.
FIG. 7 is a sectional view of the lower retainer.
[Explanation of symbols]
20 ... Lower retainer (metal rubber composite)
21 ...
25, 26 ...
36 ... Guide pin (shaft support means)
38 ... Chip holding
54, 55 ... Color identification sensor
Claims (6)
回転台と、この回転台上に金属ゴム複合品を軸支する軸支手段と、上記金属ゴム複合品に対して回転台を軸回りに相対回転駆動する駆動手段と、上記回転台上に取り付けられる樹脂製のチップと、を有し、
上記チップは、金属ゴム複合品を軸方向に支持するように、軸回りに間欠的に3箇所以上設けられ、かつ、各チップの上面は、ゴムばりが付着する基体の表面に対向する平坦面に形成されていることを特徴とする金属ゴム複合品のゴムばり除去装置。In a rubber beam removing apparatus for a metal rubber composite product in which a rubber material having the same axis as that of a base is bonded to a part of a metal base,
A turntable, a shaft support means for pivotally supporting the metal rubber composite product on the turntable, a drive means for driving the turntable relative to the metal rubber composite product about its axis, and a mounting means mounted on the turntable A resin-made chip, and
The chips are provided at three or more locations intermittently around the axis so as to support the metal rubber composite product in the axial direction, and the upper surface of each chip is a flat surface facing the surface of the substrate to which the rubber beam adheres. A rubber beam removing device for a metal rubber composite product, characterized in that it is formed into a metal rubber composite product.
回転台上に樹脂製のチップが軸回りに間欠的に3箇所以上設けられ、これらチップ上に金属ゴム複合品を載置するとともに、金属ゴム複合品を回転台に対して軸支した状態で、回転台を金属ゴム複合品に対して相対回転駆動して、ゴムばりが付着する基体の表面に対向する平坦な各チップの上面を、ゴムばりに摺接させることを特徴とする金属ゴム複合品のゴムばり除去方法。In a method for removing a rubber beam of a metal rubber composite product in which a rubber material having the same axis as that of a base is bonded to a part of a metal base,
Three or more resin chips are intermittently provided on the turntable around the axis, and the metal rubber composite product is placed on these chips and the metal rubber composite product is pivotally supported with respect to the turntable. The metal rubber composite characterized in that the rotary table is driven to rotate relative to the metal rubber composite product, and the upper surface of each flat chip facing the surface of the base to which the rubber beam adheres is brought into sliding contact with the rubber beam. To remove rubber burrs.
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