JP3714312B2 - 編集方法およびその装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、オンライン編集およびオフライン編集に関する処理を行うことができる編集方法およびその装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
スタジオやロケで収録された部分は場面あるいはカットごとの収録であり、特別な効果を付加していないので編集でより効果的な映像、音声の組み立てと長さを調整しなければならない。ビデオテープでの編集は、電気的にダビングする電子編集方式がとられている。この電子編集方式にも、直接最終記録媒体を用いて編集するオンライン編集と、安価な媒体、装置を用いてオンライン編集用のデータを作成するオフライン編集がある。従来では、ユーザは、オンライン編集を行う際にはオンライン編集用の編集装置を用いて編集操作を行い、オフライン編集を行う際にはオフライン編集用の編集装置を用いて編集操作を行っていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来では、上述した編集装置は携帯性を考慮して設計されてなく、編集装置を用いてユーザが編集処理をするにあたって、場所的および時間的な制約があった。
【0004】
本発明は、上述したような制約を解消するために、ユーザが場所的および時間的な制約を受けずにAV(Audio Visual) 信号の編集処理を行うことができる編集方法およびその装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
第1の観点の発明の編集装置は、携帯型の編集装置であって、外部映像再生装置に接続されているときに、当該外部映像再生装置から映像信号を入力する入力手段と、前記入力手段から入力した前記映像信号をランダムアクセス可能な記録媒体に記録する記録手段と、前記外部映像再生装置に接続されていないときに、前記記録手段によって前記記録媒体に記録された前記映像信号を示すピクチャを表示するディスプレイと、前記外部映像再生装置に接続されていないときに、前記ディスプレイに表示され選択されたピクチャを利用して前記映像信号を編集する編集リストを生成する編集手段と、前記編集装置を駆動するための電源とを携帯用ケースに収容した。
【0006】
第2の観点の発明の編集方法は、携帯型の編集装置が行う編集方法であって、外部映像再生装置に接続されているときに、当該外部映像再生装置から映像信号を入力する第1の工程と、前記第1の工程で入力した前記映像信号をランダムアクセス可能な記録媒体に記録する第2の工程と、前記外部映像再生装置に接続されていないときに、前記第2の工程で前記記録媒体に記録された前記映像信号を示すピクチャをディスプレイに表示する第3の工程と、前記外部映像再生装置に接続されていないときに、前記第3の工程で前記ディスプレイに表示され選択されたピクチャを利用して前記映像信号を編集する第4の工程とを有し、前記第3の工程および前記第4の工程を、前記編集装置の携帯時に当該編集装置を内部電源で駆動させて実行する。
【0007】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施例に係わる携帯用AV編集装置について説明する。
【0008】
図1は、本実施例に係わる携帯用AV編集装置1を説明するための図である。図1に示すように、携帯用AV編集装置1とハイブリッドレコーダ20とはオンラインで接続されたときに相互間でSDDI(Serial Digital Data Interface) 方式によるSDDI信号の送受信を行う。SDDI方式は、SMPTE(Society of Motion and Television Engineerings)のSMPTE−259Mに標準化されているシリアルディジタルインタフェースSDI(Serial Digital Interface)方式よりもマルチメディア化およびマルチチャネル化に適していながら、SDI方式と高い互換性を有する伝送方式である。SDDI信号のフォーマットについて後述する。
【0009】
ハイブリッドレコーダ20は、例えば、放送局から離れた現場に置かれ、外部装置との間でAV信号の入出力を行うと共に、SDDI信号を放送局に送信する。
携帯用AV編集装置1は、アタッシュケース2内に、インターフェース回路4、ディスク6およびサーチダイヤル7を備えると共に、パーソナルコンピュータ3を格納して構成される。インターフェース回路4には、インターフェース回路を含む種々の処理回路が含まれている。
【0010】
先ず、図1に示すハイブリッドレコーダ20について説明する。
図2は、図1に示すハイブリッドレコーダ20の構成図である。
図2に示すように、ハイブリッドレコーダ20は、システムコントローラ21、VTR22、ハードディスク23、SDDIエンコーダ24、SDDIトランスフォーマ25,26、切換スイッチ27,28およびSDDIデコーダ29を有する。
【0011】
システムコントローラ21は、携帯用AV編集装置1とハイブリッドレコーダ20とがオンライン接続されたときに、VTR22およびハードディスク23と携帯用AV編集装置1との間のSDDI信号の入出力を制御する。
【0012】
切換スイッチ27は、外部装置からのAV信号とSDDIデコーダ29からのAV信号とを入力し、これらを選択的にSDDIエンコーダ24に出力する。
SDDIエンコーダ24は、切換スイッチ27から入力したAV信号をエンコードしてSDDI信号を生成し、このSDDI信号をVTR22およびSDDIトランスフォーマ25,26に出力する。
【0013】
切換スイッチ28は、SDDIトランスフォーマ25,26からのSDDI信号を選択的に、SDDIデコーダ29に出力する。また、切換スイッチ28からのSDDI信号は、例えば、送信機などを介して放送局にオフラインで伝送される。このように、SDDI信号を放送局に伝送することで、AV信号を用いた場合では伝送できないタイムコードなどのデータを伝送することができる。
SDDIデコーダ29は、切換スイッチ28から入力したSDDI信号をデコードしてAV信号を生成し、このAV信号をディスプレイ30および切換スイッチ27に出力する。
【0014】
図2に示すように、ハイブリッドレコーダ20は、ビデオテープにAV信号を記録再生するVTR22と、その再生信号を編集するためのハードディスク23とを備えている。ハードディスク23は、例えば磁気ディスクや光ディスクなどの記録媒体としており、素材に対してランダムに高速にアクセスすることができ、高い編集効率を得ることができる。ハイブリッドレコーダ20は、オンライン編集を行うための機能を備えており、比較的規模は大きく、携帯性はない。
【0015】
尚、図2に示すハイブリッドレコーダ20では、例えば、VTR22からハードディスク23にSDDI信号を出力する場合には、VTR22からのSDDI信号を、切換スイッチ28、SDDIデコーダ29、切換スイッチ27、SDDIエンコーダ24、およびSDDIトランスフォーマ25,26を順に介してハードディスク23に出力する。
【0016】
次に、図1に示す携帯用AV編集装置1について説明する。
図3は、図1に示す携帯用AV編集装置1の構成図である。
図3に示すように、携帯用AV編集装置1は、サーチダイヤル7、バッテリ8a,8b、ボタン59、S/P(シリアル/パラレル)コンバータ40、SDDIインタフェース41、MPU(マイクロプロセッサユニット)42、インタフェース43,50、JPEGエンコーダ/デコーダ44、オーディオコンバータ45、オーディオデコーダ46、4チャンネルオーディオD/A変換器47、チャンネルセレクタ48、ヘッドフォン49およびパワーコントローラ51を有する。
【0017】
ディスク6は、例えば、3.5インチのMO(Magnet Optical recording)ディスクなどの光ディスクあるいはハードディスクなどの磁気ディスクなどのランダムアクセス可能なディスク型記憶装置である。ディスク6は例えば、600Mbyte程度の記憶容量を有する。ディスク6には、AV信号が例えばフレーム単位で記憶され、映像信号と音声信号とが関連づけて記録されている。
尚、ディスク6に記録されるAV信号は、約1時間程度のものになるように、例えば1/100などの所定のデータ圧縮レートで圧縮されている。すなわち、編集を行う際には、パーソナルコンピュータ3のディスプレイ3aには高精度な画像を表示する必要がないことから、このようにAV信号をデータ圧縮してMOディスク6に記録することで、できるだけ長時間のAV信号の記録を可能にする。
【0018】
サーチダイヤル7は、例えば、携帯用AV編集装置1とハイブリッドレコーダ20とを接続してオンライン編集を行う際にVTR22の頭出しを行うために用いられる。
MPU42は、ユーザによるサーチダイヤル7およびボタン59などの操作に応じて、予め記憶された所定のマイクロプログラムに基づいて、携帯用AV編集装置1内の各構成要素の動作を制御する。また、MPU42は、SDDIインタフェース41からタイムコード信号を入力し、このタイムコード信号をインタフェース43を介してハイブリッドレコーダ20に出力する。
インタフェース43としては、例えばRS−422などが用いられる。
【0019】
S/Pコンバータ40は、携帯用AV編集装置1とハイブリッドレコーダ20とがオンラインで接続されたときに、ハイブリッドレコーダ20のシステムコントローラ21からシリアル形式のSDDI信号を例えばフィールド単位で入力し、これをパラレル形式のSDDI信号に変換してSDDIインタフェース41に出力する。
【0020】
SDDIインタフェース41は、S/Pコンバータ40からのパラレル形式のSDDI信号を分離し、タイムコード信号、ビデオ信号およびオーディオ信号をそれぞれMPU42、JPEGエンコーダ/デコーダ44およびオーディオコンバータ45に出力する。
JPEGエンコーダ/デコーダ44は、ビデオ信号をエンコードおよびデコードする機能を有している。
【0021】
オーディオコンバータ45は、SDDIインタフェース41から入力したオーディオ信号を変換し、この変換したオーディオ信号をオーディオデコーダ46およびインタフェース50に出力する。インタフェース50としては、例えばSCSI(Small Computer System Interface)−2が用いられる。インタフェース50は、パーソナルコンピュータ3および3.5インチのMOディスク6と接続してある。
【0022】
オーディオデコーダ46は、オーディオコンバータ45から入力したオーディオ信号をデコードして4チャンネルオーディオD/A変換器47に出力する。
4チャンネルオーディオD/A変換器47は、4個のチャンネルを備え、オーディオデコーダ46から入力したディジタル形式のオーディオ信号をアナログ形式のオーディオ信号に変換する。
【0023】
チャンネルセレクタ48は、4チャンネルオーディオD/A変換器47の4個のチャンネルから1のチャンネルを選択し、この選択したチャンネルからのオーディオ信号をヘッドフォン49に出力する。
パワーコントローラ51は、バッテリ8a,8bからの電力を携帯用AV編集装置1内の各構成要素に供給する。
【0024】
図4Aはアタッシュケース2の平面図、図4Bはアタッシュケース2の正面図、図4Cはアタッシュケース2の側面図である。
図4A,図4B,図4Cに示すように、アタッシュケース2の底部付近にはディスク6およびバッテリー8a,8bが配置してある。バッテリー8a,8bによって、パーソナルコンピュータ3を含む各構成要素が駆動される。バッテリー8a,8bとしては、例えば、リチウム−イオンバッテリーが用いられる。底部から高さCの位置にはプレート9が設けてあり、プレート9の上にはパーソナルコンピュータ3、サーチダイヤル7およびボタン59などが配置してある。
【0025】
アタッシュケース2は、縦(A)×横(B)が例えば290(mm)×390(mm)であり、底部からプレート9までの高さ(C)は60(mm)であり、厚み(D)は125(mm)である。また、携帯用AV編集装置1およびアタッシュケース2の重量の総和は約5kg程度である。そのため、携帯用AV編集装置1を収納したアタッシュケース2は携帯性に優れている。
パーソナルコンピュータ3としては、例えば、市販のパーソナルコンピュータが用いられる。
【0026】
以下、図1〜4に示す携帯用AV編集装置1を用いて編集を行う場合について説明する。
先ず、オンライン編集を行う場合について説明する。
【0027】
図5Aは、図1に示す携帯用AV編集装置1を用いてオンライン編集を行う場合の概念図である。
ビデオカメラなどで撮像したビデオテープ25をハイブリッドレコーダ20に取り込む。
オンライン編集は、インターフェース回路4にハイブリッドレコーダ20を接続した状態で行う。
【0028】
すなわち、ハイブリッドレコーダ20からのAV信号がSDDI方式で携帯用AV編集装置1に伝送され、その後、AV信号がパーソナルコンピュータ3に出力され、ユーザはパーソナルコンピュータ3のディスプレイ3aに表示された画像を見ながら、編集操作を行い、この操作に応じた編集データがハイブリッドレコーダ20に出力される。ユーザは編集操作において、例えば、サーチダイヤル7を用いてビデオテープの頭出しを行うことができる。
ハイブリッドレコーダ20は、携帯用AV編集装置1から入力した編集データをSNG(Satellite News Gathering) システム120、RF(Radio Frequency)通信システム121あるいはモデムを用いることで電話回線122を介して、現場から放送局に伝送する。
【0029】
次に、オフライン編集を行う場合について説明する。
図5Bは、図1に示す携帯用AV編集装置1を用いてオフライン編集を行う場合の概念図である。
撮像したビデオテープ25をハイブリッドレコーダ20に取り込む。
オフライン編集を行う場合には、予めAV信号をハイブリッドレコーダ20から携帯用AV編集装置1のディスク6に転送して記憶しておく。
AV信号がディスク6に記憶された後は、ハイブリッドレコーダ20とインターフェース回路4とを切り離した状態で、ディスク6に記憶してあるAV信号をパーソナルコンピュータ3が読み取り、画像をディスプレイ3aに表示させる。ユーザは、ディスプレイ3aに表示された画像を見ながら、パーソナルコンピュータ3のキーボード3bを操作してEDL(Edit Decision List) を作成する。かかるEDLは、フロッピー(登録商標)ディスク11に記憶される。
【0030】
すなわち、携帯用AV編集装置1はアタッシュケース2に格納してあることから、AV信号をディスク6に記憶した後は、ユーザはアタッシュケース2を持って移動し、時間的および場所的な制約を受けずに、オフライン編集を行ってEDLを作成できる。このオフライン編集において、例えば、パーソナルコンピュータ3のディスプレイ3aにAV信号に応じた画像をフレーム単位に複数個同時に表示し、ユーザが、例えばマウスなどを用いて必要なフレームをクリックして特定するような処理を行ってもよい。
【0031】
オフライン編集によって作成したEDLは、電話回線122を介して放送局に伝送されるか、あるいは、フロッピーディスク11に記憶されて放送局まで運ばれる。
そして、放送局に備えてあるオンライン編集装置にオフライン編集で作成したEDLを入力し、かかるEDLに基づいてオンライン編集を行う。
このように、オフライン編集を行い、その後、既に作成されたEDLに基づいてオンライン編集を行えば、高価なオンライン編集装置を長時間使用して操作を行う必要がなく、経済的に好ましい。
【0032】
上述したように、本実施例の携帯用AV編集装置1によれば、インターフェース回路4とハイブリッドレコーダ20とを接続することでオンライン編集を行うことができると共に、ハイブリッドレコーダ20とは隔離した状態でオフライン編集を行うこともできる。
【0033】
さらに、携帯用AV編集装置1は大きさおよび重量的に携帯性があり、独自のバッテリー8a,8bを備えていることから、ユーザは携帯用AV編集装置1を用いて時間的および場所的な制約を受けずに、オフライン編集を行うことができる。
【0034】
以下、図1〜図3に示す携帯用AV編集装置1およびハイブリッドレコーダ20における具体的な処理および操作について説明する。
先ず、携帯用AV編集装置1およびハイブリッドレコーダ20における処理の概念について説明する。
【0035】
図6は、携帯用AV編集装置1およびハイブリッドレコーダ20におけるイベントフローの概念図であり、矢印で示されるように図中左から右に向かって順にイベントが実行される。
【0036】
先ず、図6に示すように、ハイブリッドレコーダ20において、素材が記録されたVTR22について、例えばサーチダイヤル7をユーザがマニュアルで操作してスタンプピクチャを選択するシーンセレクション60aのモードあるいは20倍速でVTRを走行させ自動的にスタンプピクチャを選択する20倍速シャトル60bのモードとが、ユーザからの指示によって選択的に行われる。
20倍速シャトル60bのモードが選択されると、携帯用AV編集装置1は、ハイブリッドレコーダ20から5〜10秒毎にスタンプピクチャをパーソナルコンピュータ3のハードディスクに獲得(記録)する。そして、パーソナルコンピュータ3のハードディスクに記録したスタンプピクチャを用いてシーンセレクション66を行う。シーンセレクション66は、ユーザがGUI(グラフィカルユーザインタフェース)を用いて必要なシーンを選択して行われる。ここで、シーンは、一連の複数のスタンプピクチャで構成される。シーンセレクション66が終了すると、携帯用AV編集装置1において、シーンセレクション66によって生成された素材をパーソナルコンピュータ3のハードディスクからMOディスク6に記録する素材記録67が行われる。
【0037】
一方、シーンセレクション60aが行われた場合には、ハイブリッドレコーダ20においてプレイバック61が行われ、シーンセレクション60aによって生成された素材をハイブリッドレコーダ20のハードディスク23に4倍速ダビング62aで記録する素材記録63と、シーンセレクション60aによって生成された素材を携帯用AV編集装置1のMOディスク6に記録する素材記録67とが同時に行われる。
ハイブリッドレコーダ20において、素材記録63が行われた後に、オンライン編集64が行われる。
【0038】
一方、携帯用AV編集装置1において、素材記録67が行われた後に、EDLを作成するオフライン編集68が行われる。オフライン編集68によって作成されたEDLは例えばスタジオに送信され、このEDLを用いてスタジオでオンライン編集が行われる。
【0039】
次に、オンライン編集およびオフライン編集を行う際に、パーソナルコンピュータ3のディスクプレイ3aに表示されるGUIの画面について説明する。
【0040】
図7は、オンライン編集およびオフライン編集において、図1に示すパーソナルコンピュータ3のディスプレイ3aに表示されるGUIの画面である。
図7に示すように、ディスプレイ3aに表示されるGUIの画面には、例えば「Window1」70が表示してあり、「Window1」70の画面には、例えば試写などを行う際にビデオ表示が行われる「Video Viewer」ウィンドウ71、オーディオのレベル調整を行うための「Audio Level Control」ウィンドウ72、「Bin」ウィンドウ73、「Program」ウィンドウ74、モード指定用のアイコン77および「Window2」のアイコン75が表示してある。
【0041】
ユーザは、例えば、アイコン75をマウスなどで指定してクリック操作することで、「Window2」76をディスプレイ3aに表示させることができる。
また、ユーザは、例えばアイコン77をマウスなどで指定してクリック操作することで、アイコン77の下層に設けられた複数のモード設定用の表示をディスプレイ3aに表示させることができる。
また、「Window2」76、「Bin」ウィンドウ73および「Program」ウィンドウ74の各区画内には、SDDI信号に応じた映像に関するスタンプピクチャが表示される。
【0042】
次に、携帯用AV編集装置1を用いたシーン選択処理について説明する。
図8は、携帯用AV編集装置1を用いたシーン選択処理のフローチャートである。
【0043】
ステップS1:例えば、図1に示すように、携帯用AV編集装置1とハイブリッドレコーダ20とをオンラインで接続した状態で、ユーザが図7に示すようなGUIの画面をマウスなどを用いて操作することで、マニュアルサーチモードあるいはシャトルモードのいずれか一方が選択される。モード指定用の表示は、例えば、図7に示す「Window1」70のアイコン77の下層に存在する。
【0044】
ステップS2:ステップS1において、マニュアルサーチモードが選択された場合に実行され、ハイブリッドレコーダ20のVTR22に記録された素材のピクチャがユーザによるサーチダイヤル7のマニュアル操作に応じて例えばパーソナルコンピュータ3のディスプレイ3aに表示される。
【0045】
ステップS3:ディスプレイ3aの表示をユーザが見ながら、必要なスタンプピクチャのIN点またはOUT点を各シーン毎にマーク(登録)する。ここで、IN点およびOUT点は、時系列的に連続して位置する複数のスタンプピクチャのうち、編集に必要とされるシーンの最初のスタンプピクチャと最後のスタンプピクチャとをそれぞれ特定する情報である。
【0046】
ステップS4:ステップS3でマークしてIN点およびOUT点のスタンプピクチャを例えばパーソナルコンピュータ3に内蔵されたハードディスクに記録する。
【0047】
ステップS5:ステップS3でIN点およびOUT点をマークしたシーンについてのファイルネームと、当該シーンが記録されているVTRテープの識別番号を示すリールナンバとを登録する。
【0048】
ステップS6:マニュアルサーチモードの処理を完了するか否かを判断し、完了するのであればステップS12の処理を実行し、そうでなければステップS2の処理を再び実行する。すなわち、編集に必要な全てのシーンについてマニュアルサーチを完了するまで、ステップS2〜6の処理が繰り返し行われる。
ステップS2〜S6の処理は、図6に示すシーンセレクション60aに対応している。
【0049】
ステップS7:シャトルモードが選択された場合に実行される。このシャトルモードにおける処理は以下に示すステップS7〜11における処理で構成され、これらの処理は図6に示す20倍速シャトル60b、スタンプピクチャ獲得65およびシーンセレクション66に対応している。ステップS7では、20倍速でVTR22を再生させながらスタンプピクチャを5〜10秒間隔で生成し、この生成したスタンプピクチャをパーソナルコンピュータ3のハードディスクに記録する。
【0050】
ステップS8:ステップS7で記録したスタンプピクチャをパーソナルコンピュータ3のディスプレイ3aに表示させる。
上述したステップS7,8の処理は図6に示す20倍速シャトル60bおよびスタンプピクチャ獲得65に対応している。
【0051】
ステップS9:ディスプレイ3aの表示をユーザが見ながら、必要なスタンプピクチャのIN点またはOUT点を各シーン毎にマーク(登録)する。
【0052】
ステップS10:ステップS9でIN点またはOUT点をマークしたシーンについてのファイルネームと、当該シーンが記録されているVTRテープの識別番号を示すリールナンバとを登録する。
【0053】
ステップS11:シャトルモードの処理を完了するか否かを判断し、完了するのであればステップS12の処理を実行し、そうでなければステップS9の処理を再び実行する。すなわち、必要なシーンが全て選択されるまで、ステップS9〜11の処理が繰り返し行われる。
ステップS9〜11の処理は、図6に示すシーンセレクション66に対応している。
【0054】
ステップS12:マニュアルサーチモードあるいはシャトルモードによって選択されたシーンを放送局に直接送信するか否かが判断され、直接送信する場合には、後述する図11に示す「A」の位置に処理を移す。一方、放送局に直接送信しない場合には、後述する図9に示すダビング処理が実行される。
【0055】
次に、携帯用AV編集装置1を用いたダビング処理について説明する。
図9は、編集処理におけるダビング処理のフローチャートである。
図9に示すダビング処理は、図6に示すプレイバック61、4倍速ダビング62a,62bおよび素材記録63,67に対応する処理である。
ステップS21:例えば、ユーザが図7に示すようなGUIの画面をマウスなどを用いて操作することで、第1編集モードあるいはスタンプピクチャ追加モードのいずれか一方が選択される。ここで、第1編集モードは、ステップS21の処理が最初に実行される場合に選択される。モード指定用の表示は、例えば、図7に示す「Window1」70のアイコン77の下層に存在する。スタンプピクチャ追加モードは、以前の処理の流れにおいて、シーンセレクションの処理が2回以上行われた場合に実行される。ステップS27では、前回行われたシーンセレクションにおいて作成されたスタンプピクチャ群を、既存のスタンプピクチャ群に追加する処理が行われる。
【0056】
ステップS22:ステップS21において第1編集モードが選択された場合に実行される。
ステップS23:既存のスタンプピクチャ群およびEDLをクリアする。
ステップS24:4倍速ダビングを行って、VTR22からスタンプピクチャ群を携帯用AV編集装置1のMOディスク6およびハイブリッドレコーダ20のハードディスク23に記録する。
ステップS25:図7に示す「Bin」ウィンドウ73にスタンプピクチャ群を表示させる。
ステップS26:さらにシーンセレクションを行うか否かを判断し、行うと判断した場合には図8に示すシーン選択処理を行い、行わないと判断した場合には後述する図10に示すEDL作成処理を行う。
【0057】
次にEDL作成処理について説明する。
図10は、EDL作成処理のフローチャートである。
図10に示すEDL作成処理は、図6に示すオンライン編集64およびオフライン編集68に対応している。
【0058】
ステップS31:図7に示す「Bin」ウィンドウ73に表示されたスタンプピクチャをマウスなどを用いて指定し、この指定したスタンプピクチャをシーン単位で図7に示す「Program」ウィンドウ74に移動(MOVE)あるいは複写(COPY)する。また、「Bin」ウィンドウ73と「Program」ウィンドウ74の相互間でスタンプピクチャを交換(EXCHANGE)したり、「Prgram」ウィンドウ74に表示されたスタンプピクチャを削除(DELETE)したりする。
【0059】
ステップS32:「Program」ウィンドウ74に表示したスタンプピクチャのシーンについて必要な表示部分を残すように、IN点とOUT点とをトリミングする。
ステップS33:プリビュー(Preview) するか否かを判断し、プリビューする場合にはステップS36に処理を移行してプリビューを行い、そうでない場合にはステップS34の処理を実行する。
ステップS34:編集を終了するか否かを判断し、必要なシーンを全てプログラムおよび編集した場合には終了すると判断してステップS35の処理を実行し、そうでない場合にはステップS37の処理を実行する。
ステップS35:作成したEDLをオフライン編集の場合は携帯用AV編集装置1のMOディスク6にセーブし、オンライン編集の場合にはハイブリッドレコーダ20のハードディスク23にセーブする。このとき、EDLのセーブは、所定のEDLフォーマットで行われる。
ステップS36:さらにプログラムするシーンが必要か否かを判断し、必要な場合には図8に示すシーン選択処理を再び行い、必要でない場合には図11に示す最終編集処理を行う。
【0060】
次に、最終編集処理について説明する。
図11は、最終編集処理のフローチャートである。
この最終編集処理は、図6に示すイベントフローにおける最終段階において行われる。
【0061】
ステップS41:オフラインの場合にはステップS48の処理を実行し、オンラインの場合にはステップS42の処理を実行する。
ステップS48:オフラインの場合に実行され、EDLを伝送するか否かを判断し、伝送する場合にはステップS49の処理を実行し、EDLを放送局に伝送する。一方、伝送しない場合には現場での処理を終了する。
ステップS42:オンライの場合に実行され、ハイブリッドレコーダ20のハードディスクに記録された完全パケット(素材)をテープに戻して記録するか否かを判断し、テープに記録する場合にはステップS45の処理を実行し、そうでない場合にはステップS43の処理を実行する。
ステップS45:ハイブリッドレコーダ20のハードディスク23に記録された完全パケットをテープに戻して記録する場合に実行され、テープ上のIN点を決定する。
ステップS46:ステップS45で決定したIN点からハイブリッドレコーダ20のハードディスク23に記録された完全パケットを記録する。
ステップS43:ビデオ信号を放送局に伝送するか否かを判断し、伝送する場合にはステップS47の処理を実行し、伝送しない場合にはステップS44の処理を実行する。
ステップS47:ビデオ信号を放送局に伝送する。尚、ステップS47の処理は、前述した図8に示すステップS12から処理が移行した場合にも実行される。
ステップS44:処理を終了するか否かが判断され、終了しない場合にはステップS42の処理を再び行い、終了する場合には現場での処理を終了する。
【0062】
以下、SDDI方式の信号フォーマットを説明する。
図12AはSDDI方式のビデオ信号のフレーム構成を示す図であり、図12BはSDDI方式の伝送用パケットの構成を示す図であり、図12Cは伝送されるSDDI方式のビデオ信号のデータ速度を示す図である。
図12A,図12Bに示すように、SDDI方式のビデオ信号の各ラインは、SDI方式のビデオ信号の各ラインと同様に、水平方向に1ライン当たり10ビット×1724(1716)ワード、垂直方向に525(625)ラインで構成されており、SDI方式の分離符号SAV,EAV、アンシラリデータ部ANCおよびアクティブビデオ部ACV1 ,ACV2 にそれぞれ相当する分離符号SAV,EAV、アンシラリデータ部ANCおよびペイロード部PAD(データ部DT)を含む。
【0063】
さらに、ペイロード部PADの最後には、アンシラリデータ部ANCの一部およびペイロード部PAD部分の誤り検出および誤り訂正に用いられるCRC符号が付加されている。
ただし、図14および図15A〜Eを参照して後述するように、SDDI方式のビデオ信号は、SDI方式のビデオ信号と異なり、アンシラリデータ部ANCデータに音声データを含まず、ペイロード部分に音声データおよび映像データを含んでいる。
【0064】
なお、図12Aに示すように、SDDI方式のビデオ信号のフレームには、それぞれSDIビデオ信号の垂直ブランキング部VBKおよびオプショナルブランキング部OBKに対応する部分は含まれていない。
上述したSDDI方式のビデオ信号は、図12Cに示すように、270Mbpsのシリアル形式の伝送信号に変換されてデータ伝送装置1の各構成要素の間で送受信される。
【0065】
図13Aは、図12に示したSDDI方式の伝送用パケットのアンシラリデータ部ANCに含まれるヘッダ(HEADER)データの構成を示す。図13Bはヘッダデータがアンシラリデータ部ANCにおいて置かれる位置を示す図である。
図13A,図13Bに示すように、ヘッダデータは43ワードで構成されており、SDDI方式の伝送用パケットのアンシラリデータ部ANC先頭に位置しており、3ワードのフラグ(000h,3FFh,3FFh)、それぞれ1ワードのデータID(Data ID)、ブロック番号(Block Number)、データカウント(Data count)、データIDコード(Data ID code)、それぞれ16ワードの宛て先アドレス(Destination Address)、ソースアドレス(Source Address)、それぞれ1ワードのブロックタイプ(Block Type)、CRCフラグ(CRC Flag)、データスタートポジション(Data Start Position)およびチェックサム(Check Sum)の各データを含んでいる。
上述のヘッダデータの内、データID、ブロック番号、データカウント、データIDコードおよびチェックサムは、SDI方式と共通のデータであって、SDI方式と同じ伝送用フレーム、具体的には、宛て先アドレスおよび発信元アドレスを伝送するためのフレームを構成している。
【0066】
これらのデータの内、データIDは、このフレームにより伝送されるデータが宛て先アドレスおよび発信元アドレスであることを示し、データIDは、その伝送用パケットがSDDI方式の伝送用パケットであるか、SDI用伝送用パケットであるかを示し、チェックサムは、そのフレームのデータのチェックサムによる誤り検出に用いられる。
宛て先アドレスおよび発信元アドレスは、その伝送用パケットが伝送される宛て先の装置、および、その伝送用パケットを送出した装置の識別にそれぞれ用いられるデータである。
【0067】
ブロックタイプは、ペイロード部PADのデータ構成を示す。
具体的には、例えば、固定長データを伝送する場合に、ペイロード部PADを1440ワード1ブロック構成、719ワード2ブロック構成、…、5ワード278ブロック構成として用いるか、あるいは、可変長データを伝送するか等を示す。ブロックタイプで可変長データを指定し、ペイロード部PADが複数のデータ含む場合には、それぞれのデータの終わりを示す終了符号、および、次のデータが始まることを示す開始符号等がデータ間に挿入され、さらに、全てのデータの終わりには、終了符号のみが付加される。
CRCフラグは、ペイロード部PADの後ろに、その伝送用フレームのペイロード部PADにCRC符号が付加されているか否かを示す。
データスタートポジションは、ペイロード部PADの開始位置を示す。
【0068】
以上のように、SDI方式のビデオ信号とSDDI方式のビデオ信号の各ラインのデータ長、フレーム構成およびデータ伝送速度は同じにし、さらに、SDI方式の伝送用パケットとSDDI方式の伝送用パケットとに共通性を持たせることにより、携帯用AV編集装置1およびハイブリッドレコーダ20においては、これらを同等のデータとして取り扱うことができる。
【0069】
図14は、図12A,図12B,図12Cに示したSDDI方式の伝送用パケットのペイロード部PADに含まれるビデオ信号のデータ構成を例示する図である。
図15A〜Eは、図14に示したペイロード部に含まれるデータを示す図であり、図15Aは図14に示した部分a,bに含まれるデータを示し、図15Bは図14Aに示した部分a(EXTENSION)に含まれるデータを示し、図15Cは図14に示した部分cに含まれるデータを示し、図15D,図15Eは図15Cの部分c,d(Frame.Seq.)に含まれるデータの内容を示す。図14に示すように、SDDI方式の伝送用パケットのペイロード部PADが含むビデオ信号には、セパレータ(SEPARATOR)、タイプ(TYPE)、ワードカウント(WORD COUNT)と、2組のシステム(SYSTEM)、垂直アンシラリデータ部ANC−V、ヘッダ(HEADER)、ビデオデータ部(VIDEO DATA)と、セパレータ、タイプおよびワードカウントに続くGOPのフレーム数、チャネルバリッド(CH VARID)およびオーディオデータ部(AUDIO CHn、nは整数)等が含まれる。
【0070】
なお、GOPとは、MPEG等のフレーム間画像圧縮を行った場合に相互に関連を有するフレームを示す。
図14に示す各同期データ(SYNC)は、ビデオ信号を再生する際に同期をとるために用いられる。本実施例では、この同期データが放送局内の同期信号として用いられる。
【0071】
セパレータは、異なるデータを区切る区切り符号として用いられる。
タイプは、ビデオデータ部が含むデータの種別を示す。例えば、ビデオデータ部およびオーディオデータ部に含まれているビデオ信号が圧縮されている場合、その圧縮方法(MPEG等)、ビデオ信号が圧縮されていない場合にはその旨、あるいは、ペイロード部PADにコンピュータ用のデータが含まれている場合にはその旨等を示す。
ワードカウントは、そのデータのデータ長を示す。
システムは、図15Cに示すアトリビュートデータと同様な内容を示す。
ヘッダは、圧縮のためのデータであり、例えばフレームの種別(MPEG方式におけるB/P/Iフレーム等)あるいはフレームの番号等を示す。
【0072】
図14の部分a,bのデータは、さらに、図15Aに示すような内容になっており、図15Aの部分aに示すエクステンション(EXTENSION)データとしては、図15Bに示すアトリビュートデータ(ATTRIBUTE DATA)が含まれる。アトリビュートデータには、アトリビュートタイプ(ATTRIBUTE TYPE)で識別されるデータ、例えば、ビデオ信号に関する日付、記者あるいは監督名および音場設定のデータが含まれる。
図15Aにおいて、LDCデータは、編集作業等の場合に用いられるビデオテープの画像位置を示す番号を時刻で表しており、ビデオテープにおいては、音声ラインの横に記録される。
【0073】
VITCデータは、編集作業等の場合に用いられるビデオテープの画像位置を示す番号を時刻で表しており、ビデオテープにおいては、映像ラインの横に記録される。
ビデオインデックス(VIDEO INDEX)データは、ビデオ信号に関する情報、例えばカラーフレーム等の情報を示す。
VANCデータは、ユーザーが用いるデータを示す。
図14の部分cは、さらに図15Cに示すような内容になっており、そのチャネル(CH1)のフレーム0,1にそれぞれ対応する2つのオーディオデータ(AUDIO DATA)が含まれ、対応するオーディオデータが圧縮されているか否か等を示す圧縮データ、そのチャネルの状態、あるいは、サンプル周波数等を示すチャネルステータス(CH Status)およびフレームシーケンス(Frame.Seq.)データが含まれる。
フレームシーケンスデータは、1フレーム525ライン構成の場合には図15Dに示す内容となり、1フレーム525ライン構成の場合には図15Eに示す内容になる。これらのデータは各フレームの音のサンプル数等を示す。
【0074】
以上述べた本実施例に示した他、本発明の編集装置は、種々の構成をとることができる。
【0075】
【発明の効果】
以上述べたように本発明によれば、その携帯性から、場所的および時間的な制約を受けずに、オフライン編集処理を行うことができる。
また、本発明の編集装置によれば、オンライン編集装置と接続することで、オンライン編集処理に関する操作も行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明の実施例に係わる携帯用AV編集装置およびハイブリッドレコーダを説明するための図である。
【図2】図2は、図1に示すハイブリッドレコーダの構成図である。
【図3】図3は、図1に示す携帯用AV編集装置の構成図である。
【図4】図4Aは、本発明の実施例に係わるアタッシュケースの平面図であり、図4Bは、本発明の実施例に係わるアタッシュケースの正面図であり、図4Cは、本発明の実施例に係わるアタッシュケースの側面図である。
【図5】図5Aは、図1に示す携帯用AV編集装置を用いてオンライン編集を行う場合の概念図であり、図5Bは、図1に示す携帯用AV編集装置を用いてオフライン編集を行う場合の概念図である。
【図6】図6は、図1に示す携帯用AV編集装置およびハイブリッドレコーダにおけるイベントフローの概念図である。
【図7】図7は、オンライン編集あるいはオフライン編集において、図1に示すパーソナルコンピュータのディスプレイに表示されるGUIの画面である。
【図8】図8は、本発明の実施例におけるシーン選択処理のフローチャートである。
【図9】図9は、本発明の実施例におけるダビング処理のフローチャートである。
【図10】図10は、本発明の実施例におけるEDL作成処理のフローチャートである。
【図11】図11は、本発明の実施例における編集終了処理のフローチャートである。
【図12】図12Aは、SDDI方式のビデオ信号のフレーム構成を示す図であり、図12Bは、SDDI方式の伝送用パケットの構成を示す図であり、図12Cは伝送されるSDDI方式のビデオ信号のデータ速度を示す図である。
【図13】図13Aは、図12A,図12B,図12Cに示したSDDI方式の伝送用パケットのアンシラリデータ部ANCに含まれるヘッダ(HEADER)データの構成を示す図であり、図13Bは、図12A,図12B,図12Cに示したSDDI方式の伝送用パケットのアンシラリデータ部ANCにおけるヘッダ(HEADER)が置かれる位置を示す。
【図14】図14は、図12A,図12B,図12Cに示したSDDI方式の伝送用パケットのペイロード部PADに含まれるビデオ信号のデータ構成を例示する図である。
【図15】図15Aは、図14に示したペイロード部の部分a,bに含まれるデータを示す図であり、図15Bは、図15Aに示した部分a(EXTENSION)に含まれるデータを示す図であり、図15Cは、図14に示した部分cに含まれるデータを示す図であり、図15Dは、図15Cの部分c(Frame.Seq.)に含まれるデータの内容を示す図であり、図15Eは、図15Cの部分d(Frame.Seq.)に含まれるデータの内容を示す図である。
【符号の説明】
1…携帯用AV編集装置,2…アタッシュケース,3…パーソナルコンピュータ,6…ディスク,7…サーチダイヤル,8a,8b…バッテリー,9…プレート,10…ハイブリットレコーダ,11…フロッピーディスク,25…ビデオテープ
Claims (2)
- 携帯型の編集装置であって、
外部映像再生装置に接続されているときに、当該外部映像再生装置から映像信号を入力する入力手段と、
前記入力手段から入力した前記映像信号をランダムアクセス可能な記録媒体に記録する記録手段と、
前記外部映像再生装置に接続されていないときに、前記記録手段によって前記記録媒体に記録された前記映像信号を示すピクチャを表示するディスプレイと、
前記外部映像再生装置に接続されていないときに、前記ディスプレイに表示され選択されたピクチャを利用して前記映像信号を編集する編集リストを生成する編集手段と、
前記編集装置を駆動するための電源と
を携帯用ケースに収容した
編集装置。 - 携帯型の編集装置が行う編集方法であって、
外部映像再生装置に接続されているときに、当該外部映像再生装置から映像信号を入力する第1の工程と、
前記第1の工程で入力した前記映像信号をランダムアクセス可能な記録媒体に記録する第2の工程と、
前記外部映像再生装置に接続されていないときに、前記第2の工程で前記記録媒体に記録された前記映像信号を示すピクチャをディスプレイに表示する第3の工程と、
前記外部映像再生装置に接続されていないときに、前記第3の工程で前記ディスプレイに表示され選択されたピクチャを利用して前記映像信号を編集する第4の工程と
を有し、
前記第3の工程および前記第4の工程を、前記編集装置の携帯時に当該編集装置を内部電源で駆動させて実行する
編集方法。
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2002
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