JP3714107B2

JP3714107B2 - Top board

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Publication number: JP3714107B2
Application number: JP2000105364A
Authority: JP
Inventors: 順一坂口; 文彦野村
Original assignee: Kokuyo Co Ltd
Current assignee: Kokuyo Co Ltd
Priority date: 2000-04-06
Filing date: 2000-04-06
Publication date: 2005-11-09
Anticipated expiration: 2020-04-06
Also published as: JP2001286345A

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は、机等の家具類に好適に適用される天板に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】
例えば平面視概略Ｌ字型をなす天板を机に適用した場合、その屈曲する天板の一方の側縁に補助天板を配置して天板の使用領域を拡張することが従来より一般になされている。このような構成において、天板上にパソコン等を載せて使用する場合には、前記Ｌ字型天板のコーナー部分にパソコンを配置するとともにその側方にマウス等を配置して、パソコン作業を行う場合がある。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、このようなものであると、前記マウスを配置する位置がちょうど天板と補助天板との境界部分にくることがある。この場合、天板と補助天板との間に若干の段差があったり、天板及び補助天板の側縁部にエッジ部材を取り付けていたりするなどして、天板と補助天板とで面一な使用面が形成されていないと、マウス操作に支障を来したり作業者の手が段差を通過する際に不快感を感じやすいという不具合がある。
【０００４】
また、このような天板を複数（例えば４つ）コーナー部分同士を集合させてモジュールとした場合、各天板とそれらに付帯させる補助天板との接合箇所がバラバラの位置に存在することとなり外観上統一感に欠けることとなる。そこで、隣接する天板同士の間で補助天板との接合箇所を統一することも考えられるが、そのようにすると却って部品点数が増加するなどの不具合が生じることになる。
【０００５】
【課題を解決するための手段】
本発明は、以上のような不具合に鑑みて、少なくとも一つの天板構成要素の一側縁を反使用縁側に傾斜させることによって、快適なパソコン作業ができ外観も良好な天板を構成するものである。
【０００６】
【発明の実施の形態】
すなわち、本発明の天板は、家具本体に支持されて所定の使用領域を形成するものであって、少なくとも一側縁側に使用縁側から反使用縁側に向けて傾斜する傾斜辺を形成した第１天板要素と、その傾斜辺に一側縁を接合又は近接させて配置した第２天板要素とを具備してなり、これら第１天板要素と第２天板要素とによって屈曲した使用領域を形成するように構成し、少なくとも第１天板要素及び第２天板要素の反使用縁を略一直線状に形成するとともに、第１天板要素及び第２天板要素の反使用縁の少なくとも両側端部に切欠部を形成していることを特徴とする。
【０００７】
このような構成のものであれば、第１天板要素の一側縁に形成した傾斜辺に第２天板要素の一側縁を接合などすることで、例えばＬ字型等に屈曲する天板の使用領域を容易に形成できることとなる。さらに、第１天板要素と第２天板要素とで形成される屈曲した天板のコーナー部にパソコン等を配置すれば、そのパソコンがちょうど第１天板要素と第２天板要素との境界を跨ぐ格好となるため、パソコンに付帯して使用されるマウスにとっては前記境界が障害とならず、適切なマウス操作を行うことができ、さらには境界をパソコンで有効に隠し得ることにもなる。また、パソコン等の荷重は第１天板要素と第２天板要素とに分散されて支持されることとなり、いずれか一方の天板要素に偏って支持されることによるその天板要素の反りや不安定さも解消される。
【０００８】
このような構成のものにおいて、第１天板要素と第２天板要素とで形成される前記コーナー部の内角側を有効な使用縁側に設定するためには、傾斜辺が、使用縁側から反使用縁側に向けて第１天板要素の幅寸法を漸次拡大するように傾斜するものであることが望ましい。
【０００９】
この場合、両天板要素の製造を容易なものとし、第１天板要素の傾斜辺に第２天板要素を接合などする作業も簡単なものとするためには、傾斜辺を、略一直線状に形成していることが有効となる。
【００１０】
第２天板要素の好ましい具体的形状としては、第１天板要素を左右反転させた平面視形状をなすものが挙げられる。
【００１１】
その場合は、第２天板要素の少なくとも一側縁にも傾斜辺が形成されるため、天板の有用な使用領域を形成するためには、第１天板要素と第２天板要素の傾斜辺同士を接合又は近接させることによって、前記使用領域を形成することが望ましい。また、このようにすることで、形成された天板をコーナー部の反使用縁側でモジュール的に複数集合させた場合、各天板における第１天板要素と第２天板要素の境界（傾斜辺同士の接合部位）がコーナー部に集合することとなるため、外観上の統一感も得られることになる。
【００１２】
さらに、使用者が天板のコーナー部における使用縁に接近してパソコン作業などを行いやすくするためには、第１天板要素と第２天板要素の各使用縁のうち傾斜辺側に、奥行き方向に向けて窪ませた凹部をそれぞれ形成し、これら凹部によって一連の凹所を形成していることが好ましい。
【００１３】
このような形状の両天板要素の製造を容易化するためには、第１天板要素と第２天板要素の双方において、傾斜辺側の最大奥行き寸法を反傾斜辺側の最大奥行き寸法よりも小さく設定し、且つ、一枚の木製矩形原板から前記２枚の天板要素を使用縁側を相互に対向させた状態で採取したものとすることが有効である。このようにすることで、原板から採取した両天板要素は表裏が逆なだけで同一形状を有しているため、その後の加工工程までは同じものとして取り扱うことができるため、製品の品番の削減できることになる。また、原板からは少しの端材が生じるだけで２枚の天板要素を有効に採取することができて資源の有効利用にもなるうえ、両天板要素の木目方向が同一となるため、意匠的にも良好な天板を形成できることとなる。特にこの場合、原板から生じる端材をより少なくするためには、原板の短辺を、天板要素における最大奥行き寸法の二倍よりも小さいものとすることもできる。
【００１４】
以上のような構成の天板において、少ない部品点数で両天板要素を有効に安定支持されるようにするためには、第１天板要素と第２天板要素とが、共通の家具本体に同時に支持されるようにすることが好ましい。
また、好適な実施態様としては、家具本体に支持されて所定の使用領域を形成するものであって、少なくとも一側縁側に使用縁側から反使用縁側に向けて傾斜する傾斜辺を形成した第１天板要素と、その傾斜辺に一側縁を接合又は近接させて配置した第２天板要素とを具備してなり、これら第１天板要素と第２天板要素とによって屈曲した使用領域を形成するように構成し、第２天板要素が、第１天板要素を左右反転させた平面視形状をなすものであり、第１天板要素と第２天板要素の双方が、傾斜辺側の最大奥行き寸法を反傾斜辺側の最大奥行き寸法よりも小さく設定したものであり、且つ、一枚の木製矩形原板から前記２枚の天板要素を使用縁側を相互に対向させた状態で採取したものであることを特徴とする天板が挙げられる。この場合、前記木製矩形原板の短辺が、天板要素における最大奥行き寸法の二倍よりも小さいものであることが好ましい。
【００１５】
【実施例】
以下、本発明の一実施例を、図１〜図６を参照して説明する。
【００１６】
この実施例は、図１に示す机１に適用され家具本体たる机本体３に支持された天板２である。
【００１７】
まず、机本体３は、図１〜図３に示すように、相互に略直角をなして床面に配置される第１支持部３Ａ及び第２支持部３Ｂと、これら両支持部３Ａ、３Ｂを連結する中間支柱３１及び補強桟３２とから構成している。第１支持部３Ａは、第２支持部３Ｂと連結されない側において床面に接地されるベース３Ａ１と、このベース３Ａ１上に起立状態で支持される側板３Ａ２と、側板３Ａ２の上端部に取り付けたステー３Ａ３と、ステー３Ａ３の内側面側に一端部を取り付けられて略水平に延び他端部を中間支柱３１の上端部３１ａに取り付けた角パイプ材からなる横架材３Ａ４とから構成している。一方、第２支持部３Ｂは第１支持部３Ａと同一の構成を有するものであり、第１支持部３Ａとは左右が異なるのみで同様のベース３Ｂ１、側板３Ｂ２、ステー３Ｂ３、及び横架材３Ｂ４を備えている。このような第１支持部３Ａと第２支持部３Ｂとを略直角をなして連結するために、中間支柱３１を前記ステー３Ａ３、３Ｂ３の上端部と略同一の高さ寸法を有する角パイプ材からなるものとし、その隣接する側壁における上端部３１ａに横架材３Ａ４、３Ｂ４の端部を取り付けるようにしている。その際、該上端部３１ａには、略水平に突出する図示しない突起部を設け、これら突起部に横架材３Ａ４、３Ｂ４の端部を挿入した位置でボルト止めするなどして、この中間支柱３１を介して第１支持部３Ａと第２支持部３Ｂとを連結している。補強桟３２は、板金素材を遡性変形加工することにより水平壁３２ａと前後一対の起立壁３２ｂとを形成した上向きに開口するチャネル材である。そして、補強桟３２の水平壁３２ａにおける両側端部にナット３２Ｎを溶接などにより固定するとともに、両横架材３Ａ４、３Ｂ４には中間支柱３１から等距離離れた箇所に上下に貫通するボルト挿入孔３Ａ４ａ、３Ｂ４ａをそれぞれ形成し、補強桟３２を両横架材３Ａ４、３Ｂ４に載せた状態で下方からボルト挿入孔３Ａ４ａ、３Ｂ４ａにボルト３２Ｂを挿入して前記ナット３２Ｎに締め付けることで、両横架材３Ａ４、３Ｂ４及び補強桟３２によって中間支柱３１を直角の頂点とする平面視略直角二等辺三角形をなすように、補強桟３２を取り付けている。このようにすることで、第１支持部３Ａと第２支持部３Ｂとを、強固に略直角をなした状態で連結している。
【００１８】
天板２は、図１〜図５に示すように、平面視概略矩形状をなす木製平板状の２枚の天板要素２Ａ、２Ｂからなる。なお、ここでは説明の便宜上、前記第１支持部３Ａ側に支持される天板要素を第１天板要素２Ａ、第２支持部３Ｂ側に支持される天板要素を第２天板要素２Ｂと称する。
【００１９】
第１天板要素２Ａは、略一直線状に延び前記ステー３Ａ３から中間支柱３１までの距離と略同一長さを有する一辺を反使用縁２Ａｂとし、その一辺と略直交し前記ステー３Ａ３よりも若干長い寸法を有する一辺を外側縁２Ａｃとしたものである。そして、内側縁２Ａｄ側に、使用縁２Ａａ側から反使用縁２Ａｂ側に向けて幅寸法を漸次拡大するように一直線状に傾斜する傾斜辺２Ａ１を形成し、その傾斜辺２Ａ１と反使用縁２Ａｂとがなす角度を略４５°となるように設定している。また、使用縁２Ａａのうち内側縁２Ａｄ側に、部分円弧状に滑らかに湾曲させて外側縁側よりも奥行き寸法を小さくした凹部２Ａ２を形成している。さらに、第１天板要素２Ａの下面には、図３〜図５に示すように、この第１天板要素２Ａを机本体３に取り付けた位置で前記補強桟３２と対応するように、傾斜辺２Ａ１と略直交する溝部２Ａ３を形成している。この溝部２Ａ３は、補強桟３２の一対の起立壁３２ｂを挿入し得るように下方に開口した一対の細長い溝条２Ａ３ａからなり、傾斜辺２Ａ１側の端部をその傾斜辺２Ａ１を構成している内側面に開放し、両溝条２Ａ３ａの反対側の端部を底面視矩形状に連続させて補強桟３２のナット３２Ｎを逃がすようにしている。しかして、これら溝部２Ａ３と補強桟３２の起立壁３２ｂとによって、第１天板要素２Ａを机本体３に取り付けた位置で移動不能に保持する係り合い部Ｘを形成している。また、下面における溝部２Ａ３よりも使用縁２Ａａ側には、傾斜辺２Ａ１に沿って下方に開口する底面視矩形状の穴部２Ａ４を形成しており、この穴部２Ａ４を内側面に向けて形成した断面略円形の貫通孔２Ａ４ａを通じて内側方に連通させている。さらに、下面側における両溝条２Ａ３ａの間の平坦部分は、該下面よりも補強桟３２の水平壁３２ａの厚み分だけ上方に位置づけて、第１天板要素２Ａがステー３Ａ３及び横架材３Ａ４に確実に接した状態で支持されるようにしている。
【００２０】
一方、第２天板要素２Ｂは、前記第１天板要素２Ａをちょうど左右反転させた平面視形状を有するもので、第１天板要素２Ａと同様に内側縁２Ｂｄ側に傾斜辺２Ｂ１を具備しており、その傾斜辺２Ｂ１を第１天板要素２Ａの傾斜辺２Ａ１に接合させた状態で机本体３に取り付けられる。そのため、第２天板要素２Ｂにも、第１天板要素２Ａと同様の構成の溝部２Ａ３や穴部２Ａ４及び貫通孔２Ｂ４ａ等を設けており、傾斜辺２Ａ１、２Ｂ１同士を接合した状態で、第１天板要素２Ａと第２天板要素２Ｂの溝部２Ａ３、２Ｂ３同士が一直線状に連続し、また、穴部２Ａ４、２Ｂ４同士が両貫通孔２Ａ４ａ、２Ｂ４ａを通じて連通するようにしている。そして、一方の穴部２Ａ４にナットＮを待機させるとともに、他方の穴部２Ｂ４にはボルトＢを収容してその軸部を貫通孔２Ａ４ａ、２Ｂ４ａに挿入しナットＮに締め付けることによって、両天板要素２Ａ、２Ｂを略直交するように連結している。このようにすることで、前記接合部分で略直角に屈曲する使用領域２Ｓを備えた天板２を構成している。
【００２１】
なお、両天板要素２Ａ、２Ｂの反使用縁２Ａｂ、２Ｂｂにおける両側端部及び幅方向略中央部には切欠部２Ａ５、２Ｂ５を形成し、各切欠部２Ａ５、２Ｂ５をそれぞれに対応する形状の樹脂製等のカバー２Ｃで隠すようにしている。これら切欠部２Ａ５、２Ｂ５は、前記横架材３Ａ４、３Ｂ４に図示しないデスクトップパネルや棚、電気スタンド等のオプション部材を支持させるためのポールを起立状態で取り付ける際に、該ポールが天板要素２Ａ、２Ｂと干渉しないようにするために形成したものである。
【００２２】
このような第１天板要素２Ａ及び第２天板要素２Ｂは、以下のようにして一枚の木製矩形原板４から採取したものである。すなわち、図６に実線で示す原板４は、所定規格（ここでは例えば１２００ｍｍＸ２４００ｍｍＸ３０ｍｍ）の平面視長方形状をなすもので、一対の対角を挟む辺にそれぞれ第１天板要素２Ａと第２天板要素２Ｂの反使用縁２Ａｂ、２Ｂｂ及び外側縁２Ａｃ、２Ｂｃを設定している。このとき、両天板要素２Ａ、２Ｂは机１の規格に対応して、反使用縁２Ａｂ、２Ｂｂの寸法を約１６００ｍｍ、外側縁２Ａｃ、２Ｂｃの寸法を約７００ｍｍに設定しているため、原板４の短辺４２側に天板要素２Ａ、２Ｂの外側縁２Ａｃ、２Ｂｃを対応させ、長辺４１側に反使用縁２Ａｂ、２Ｂｂを対応させている。また、上述のように両天板要素２Ａ、２Ｂには使用縁２Ａａ、２Ｂａの内側端部２Ａｄ、２Ｂｄ側にそれぞれ前記凹部２Ａ２、２Ｂ２を形成しているため、その内側端縁２Ａｄ、２Ｂｄ側における最大奥行き寸法ｄ２が前記外側縁２Ａｃ、２Ｂｃ側の奥行き寸法ｄ１よりも小さく（例えば５８０ｍｍ）なるようにしている。そして、このような天板要素２Ａ、２Ｂは、互いに使用縁２Ａａ、２Ｂａ側を対向させた姿勢で原板４から採取される。なお、従来の長方形状或いはＬ字形状をなす天板であると、このような規格の原板４からは一枚の天板要素しか採取することができず、端材が多量に発生し無駄が多いという不具合が生じる。ところが、本実施例では天板要素２Ａ、２Ｂを上記のような形状にしているので、例えば上述したものとは異なる規格の原板４Ｘ、つまり同図に想像線で示すような長辺がより短いものであっても、さらに端材の発生を抑制しつつ有効に２枚の天板要素２Ａ、２Ｂを採取することもできる。しかして、このようにして採取された２枚の天板要素２Ａ、２Ｂは同一形状をなすものであり、前記溝部２Ａ３、２Ｂ３等を形成したり塗装を施したりするまでは同一品番のものとして取り扱われ、これらを第１天板要素２Ａと第２天板要素２Ｂとして適用する際には、双方の相反する側の面に加工が行われる。
【００２３】
しかして、この机１を組み立てる際には、まず、第１支持部３Ａと第２支持部３Ｂとを中間支柱３１を介して一体的に連結し、さらに両支持部３Ａ、３Ｂの横架材３Ａ４、３Ｂ４に補強桟３２を掛け渡してボルト３２Ｂで止めることによって、机本体３を組み立てる。このようにして組み立てた机本体３に対して、第１支持部３Ａのステー３Ａ３及び横架材３Ａ４に第１天板要素２Ａを載せ、溝部２Ａ３に補強桟３２の起立壁３２ｂを挿入した位置で、下方から第１天板要素２Ａをステー３Ａ３や横架材３Ａ４の適宜箇所にボルト止めして固定する。一方、第２天板要素２Ｂも同様にして溝部２Ｂ３に補強桟３２の起立壁３２ｂを挿入した位置で第２支持部３Ｂに固定する。さらに、その状態で穴部２Ａ４、２Ｂ４に収容したボルトＢ及びナットＮを用いて両天板要素２Ａ、２Ｂを連結することで、机１が完成する。
【００２４】
また、この机１においてパソコンＰを好適に使用するには、図４に想像線で示すように、組み立てられた天板２のうち両天板要素２Ａ、２Ｂによって形成されるコーナー部ＺにパソコンＰ等を配置する。その際、パソコンＰ及びそれと共に使用されるキーボードＫを、相互に接合された両天板要素２Ａ、２Ｂの傾斜辺２Ａ１、２Ｂ１を跨ぐように配置し、その側方にマウスＭを配置するようにする。この場合、使用縁２Ａａ、２Ｂａにおけるコーナー部Ｚには、両天板要素２Ａ、２Ｂに形成した凹部２Ａ２、２Ｂ２が一体的に連続して天板２の使用領域２Ｓが反使用縁側２Ａｂ、２Ｂｂに後退した凹所２Ｙが形成されることになり、使用者は十分に天板１上のパソコンＰに接近して、キーボードＫやマウスＭの操作を行い得ることとなる。
【００２５】
以上のような構成からなる本実施例の天板２は、第１天板要素２Ａの内側縁２Ａｄ側に形成した傾斜辺２Ａ１に、第２天板要素２Ｂの内側縁２Ｂｄを接合させて略直角に屈曲する天板２の使用領域２Ｓを形成している。したがって、この天板２のコーナー部Ｚに配置したパソコンＰがちょうど両天板要素２Ａ、２Ｂの境界を跨ぐ格好となるため、その境界がパソコンＰの側方に配置されるマウスＭの操作の障害とならないようにし、また境界をパソコンＰで適切に隠すことができる。また、パソコンＰの荷重を両天板要素２Ａ、２Ｂに分散して支持させることで、偏りなく安定的にパソコンＰを支持することが可能となり、天板要素２Ａ、２Ｂの反り等も防止できる。
【００２６】
また、傾斜辺２Ａ１が傾斜する方向を、使用縁２Ａａ側から反使用縁２Ａｂ側に向けて第１天板要素２Ａの幅寸法を漸次拡大する方向に設定しているので、両天板要素２Ａ、２Ｂがなすコーナー部Ｚの内角側を使用縁２Ａａ、２Ｂａとして設定し、屈曲した使い勝手のよい使用領域２Ｓを有効に形成することができる。
【００２７】
さらに、傾斜辺２Ａ１は略一直線状に形成したものであるため、両天板要素２Ａ、２Ｂが容易に製造でき、両者を確実に接合することも容易にできる。
【００２８】
また、第２天板要素２Ｂは、第１天板要素２Ａを左右反転させた平面視形状をなし内側縁側に傾斜辺２Ｂ１を有するものであり、両天板要素２Ａ、２Ｂの傾斜辺２Ａ１、２Ｂ１同士で接合しているので、傾斜辺２Ａ１、２Ｂ１を境にして線対称な見栄えのよい天板２を構成することができる。そして、このように形成された天板２を４つコーナー部Ｚの反使用縁２Ａｂ、２Ｂｂ側でモジュール的に集合させると、傾斜辺２Ａ１、２Ｂ１同士の接合部位がそのコーナー部Ｚで集合することとなるため、接合部の統一を図るためにわざわざ天板要素の枚数を増やす必要もなくなり、少ない天板要素の枚数で有効に外観を向上することができる。
【００２９】
さらに、両天板要素２Ａ、２Ｂの各使用縁２Ａａ、２Ｂａのうち内側縁２Ａｄ、２Ｂｄ側に凹部２Ａ２、２Ｂ２をそれぞれ形成し、それらを連続させて凹所２Ｙを形成しているので、使用者がその凹所２Ｙの前方に着座すれば天板２に接近して、パソコン作業を楽な姿勢で行うことができる。
【００３０】
また、両天板要素２Ａ、２Ｂは、傾斜辺２Ａ１、２Ｂ１側における最大奥行き寸法ｄ２を外側縁２Ａｃ、２Ｂｃ側における最大奥行き寸法ｄ１よりも小さく設定したものであって、使用縁２Ａａ、２Ｂａ同士を対向させた状態で一枚の木製矩形原板４から採取している。したがって、原板４から生じる端材を有効に減らして資源の有効利用や廃棄物の減量を図るとともに、同一形状の２枚の天板要素２Ａ、２Ｂを採取してその後に加工を施すまでは同一品番のものとして取り扱うことができるので、部品点数を有効に削減することができる。また、両天板要素２Ａ、２Ｂの木目方向が揃うように原板４から採取しているので、これら天板要素２Ａ、２Ｂを接合して極めて見栄えのよい天板２を形成することができる。さらに、原板４の短辺４２は天板要素２Ａ、２Ｂにおける最大奥行き寸法ｄ１の二倍よりも小さいものであるが、上記のような構成によって二枚の天板要素２Ａ、２Ｂを有効に採取することができ、原板４の使用枚数や端材の削減をより有効に図ることもできる。
【００３１】
また、両天板要素２Ａ、２Ｂは共通の机本体３に同時に支持されているため、支持構造の共有化により天板２の支持における安定性を損なうことなく有効にコストダウンを図ることもできる。
【００３２】
なお、本発明では上記実施例のように第１天板要素と第２天板要素とを必ずしも左右反転した同形状のものとする必要はなく、少なくとも一方の天板要素の一側縁に傾斜辺を形成しているものであれば、上記実施例と同様の効果を得ることができるものである。また、天板要素の両側縁に傾斜辺を形成することもできる。その他、各部の具体的構成についても上記実施例に限られず、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々変形が可能である。
【００３３】
【発明の効果】
本発明は、以上説明したような形態で実施され、以下に記載されるような効果を奏する。
【００３４】
すなわち、本発明の天板は、第１天板要素の少なくとも一側縁側に形成した傾斜辺に、第２天板要素の一側縁を接合又は近接させることによって、屈曲した天板の使用領域を形成するように構成し、少なくとも第１天板要素及び第２天板要素の反使用縁を略一直線状に形成するとともに、第１天板要素及び第２天板要素の反使用縁の少なくとも両側端部に切欠部を形成している。このように構成することで、形成された天板の屈曲するコーナー部にパソコン等を配置した場合、そのパソコンがちょうど第１天板要素と第２天板要素との境界を跨いで境界を隠す格好となるため、たとえ前記境界に若干の段差があってもパソコンの側方で使用されるマウスの障害となららないようにして、適切なマウス操作を行うことが可能である。また、パソコン等の荷重を第１天板要素と第２天板要素とに分散して支持させることができるため、偏りなく安定した支持が可能で、天板要素の反り等も防止することができる。
【００３５】
特に、傾斜辺が傾斜する方向を、使用縁側から反使用縁側に向けて第１天板要素の幅寸法を漸次拡大する方向に設定している場合には、第１天板要素と第２天板要素とがなすコーナー部の内角側を使用縁として有効に設定し、屈曲した有用な使用領域とすることができる。
【００３６】
さらに、傾斜辺を、略一直線状に形成した場合には、両天板要素の製造を容易なものとし、第１天板要素の傾斜辺に第２天板要素の一側縁を十分に近接させて接合することも容易に行うことができる。
【００３７】
また、このような構成の本発明では、第２天板要素の形状として、第１天板要素を左右反転させた平面視形状をなすものとして、第２天板要素の少なくとも一側縁にも傾斜辺を具備させることができる。
【００３８】
この場合、両天板要素の傾斜辺同士を接合又は近接させると、両天板要素の間に隙間が生じず且つ所定の角度で屈曲する天板を容易に形成することができる。そして、このように形成された複数の天板をコーナー部の反使用縁側でモジュール的に集合させた場合、第１天板要素と第２天板要素の境界、すなわち傾斜辺同士の接合部位が前記コーナー部に集合するため、天板要素の枚数を必要以上に増やすことなく適切に外観上の統一を図ることができる。
【００３９】
さらに、第１天板要素と第２天板要素の各使用縁のうち傾斜辺側に、両天板要素に連続する凹所を形成している場合には、使用者がその凹所からコーナー部における使用縁に接近することが容易となり、パソコン作業などを楽な姿勢で行うことが可能である。
【００４０】
そして、両天板要素の傾斜辺側における最大奥行き寸法を反傾斜辺側における最大奥行き寸法よりも小さく設定し、且つ、一枚の木製矩形原板から前記２枚の天板要素を使用縁側を相互に対向させた状態で採取するようにした場合、原板から採取した両天板要素は表裏が逆で同一形状を有するものとなり、その後に加工を施すまでは同一品番のものとして取り扱うことができる。また、このように天板要素を採取すれば、両天板要素の木目方向を同じ方向に揃うため、これら天板要素を接合すれば良好な外観の天板を形成することができる。さらに、このようにすれば原板からは生じる端材を減らしつつ２枚の天板要素を有効に採取することができるので、資源の有効利用や廃棄物の減量にも寄与することができる。特にこの場合、原板の短辺を天板要素における最大奥行き寸法の二倍よりも小さいものとしても二枚の天板要素を有効に採取することができ、原板から生じる端材をさらに少なくすることが可能である。
【００４１】
以上のような構成において、両天板要素を共通の家具本体に同時に支持させるようにしている場合には、両天板要素の支持構造を共通化することで少ない部材での天板の支持が可能である。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の一実施例を適用した机を示す斜視図。
【図２】同実施例の机を分解して示す斜視図。
【図３】図２における要部を拡大して示す斜視図。
【図４】同実施例の一使用例を示す平面図。
【図５】図４におけるＶ−Ｖ線断面図。
【図６】同実施例の天板を採取するための原板を示す平面図。
【符号の説明】
２…天板
２Ａ…第１天板要素
２Ａａ…使用縁
２Ａｂ…反使用縁
２Ａｄ…一側縁（内側縁）
２Ａ１…傾斜辺
２Ａ２…凹部
２Ｂ…第２天板要素
２Ｂａ…使用縁
２Ｂｂ…反使用縁
２Ｂｄ…一側縁（内側縁）
２Ｂ１…傾斜辺
２Ｂ２…凹部
２Ｓ…使用領域
２Ｙ…凹所
３…家具本体（机本体）
４…原板[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a top board suitably applied to furniture such as a desk.
[0002]
[Prior art]
For example, when a top plate having a substantially L-shape in plan view is applied to a desk, it has been generally performed conventionally that an auxiliary top plate is arranged on one side edge of the bent top plate to extend the use area of the top plate. ing. In such a configuration, when a personal computer or the like is placed on the top board, a personal computer is placed at the corner portion of the L-shaped top board and a mouse or the like is placed on the side of the personal computer. May be done.
[0003]
[Problems to be solved by the invention]
However, in such a case, the position where the mouse is placed may be just at the boundary between the top and the auxiliary top. In this case, there is a slight difference between the top plate and the auxiliary top plate, or an edge member is attached to the side edge of the top plate and the auxiliary top plate. If the same usage surface is not formed, there is a problem that the mouse operation is hindered and the operator's hand tends to feel uncomfortable when passing through the step.
[0004]
In addition, when such a top plate is a module in which a plurality of (for example, four) corner portions are assembled to form a module, joint portions between each top plate and the auxiliary top plate attached to them exist at different positions. There will be a lack of unity in appearance. Therefore, it is conceivable to unify the jointed portions with the auxiliary top plate between adjacent top plates. However, if this is done, problems such as an increase in the number of parts will occur.
[0005]
[Means for Solving the Problems]
In view of the above-described problems, the present invention constitutes a top plate that can be comfortably operated by a personal computer and has a good appearance by inclining one side edge of at least one top plate component to the opposite side. It is.
[0006]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
 That is, the top plate of the present invention is supported by the furniture body to form a predetermined use area, and at least one side edge side is formed with an inclined side that is inclined from the use edge side toward the counter use edge side. A use area comprising a top plate element and a second top plate element arranged with one side edge joined to or close to the inclined side thereof and bent by the first top plate element and the second top plate element Configured to formIn addition, at least the counter-use edges of the first top plate element and the second top plate element are formed in a substantially straight line, and notches are formed at at least both side ends of the counter-use edges of the first top plate element and the second top plate element. FormingIt is characterized by.
[0007]
With such a configuration, for example, by joining one side edge of the second top plate element to the inclined side formed on one side edge of the first top plate element, the top is bent into an L shape or the like. The use area of the plate can be easily formed. Furthermore, if a personal computer or the like is arranged at a corner portion of a bent top plate formed by the first top plate element and the second top plate element, the personal computer is just between the first top plate element and the second top plate element. Because it looks like it crosses the border, the border does not become an obstacle for a mouse attached to a personal computer, it can perform appropriate mouse operations, and it can also effectively hide the border on a personal computer. Become. Further, the load of the personal computer or the like is distributed and supported by the first top plate element and the second top plate element, and the warp of the top plate element due to being biased and supported by one of the top plate elements. And instability is also eliminated.
[0008]
In such a configuration, in order to set the inner angle side of the corner portion formed by the first top plate element and the second top plate element as an effective use edge side, the inclined side is opposite from the use edge side. It is desirable to incline so that the width dimension of the first top plate element gradually increases toward the use edge side.
[0009]
In this case, in order to make it easy to manufacture both the top plate elements and to simplify the operation of joining the second top plate element to the inclined sides of the first top plate element, the inclined sides are arranged in a substantially straight line. It is effective to form in a shape.
[0010]
As a preferable specific shape of the second top plate element, one having a plan view shape obtained by horizontally inverting the first top plate element can be cited.
[0011]
In that case, since an inclined side is also formed on at least one side edge of the second top plate element, in order to form a useful use area of the top plate, the first top plate element and the second top plate element It is desirable to form the use region by joining or bringing the inclined sides together. In addition, in this way, when a plurality of formed top plates are assembled in a modular manner on the opposite side of the corner portion, the boundary (inclination) between the first top plate element and the second top plate element in each top plate Since the joint portions between the sides) gather at the corner, a uniform appearance can be obtained.
[0012]
Furthermore, in order to make it easier for the user to work on the personal computer by approaching the use edge at the corner of the top plate, on the inclined side of each use edge of the first top plate element and the second top plate element, It is preferable to form recesses recessed in the depth direction and to form a series of recesses by these recesses.
[0013]
In order to facilitate the manufacture of the two top plate elements having such a shape, the maximum depth dimension on the inclined side side is set to the maximum depth dimension on the anti-inclined side side in both the first top plate element and the second top plate element. It is effective that the two top plate elements are collected from a single wooden rectangular original plate with the use edge sides facing each other. By doing in this way, both top plate elements collected from the original plate have the same shape with the reverse side upside down, and can be handled as the same until the subsequent processing step, so the product part number It can be reduced. In addition, it is possible to effectively collect the two top plate elements with only a little edge material from the original plate, and also to effectively use resources, and the grain direction of both top plate elements is the same, A top plate that is good in terms of design can be formed. In particular, in this case, in order to reduce the edge material generated from the original plate, the short side of the original plate can be smaller than twice the maximum depth dimension of the top plate element.
[0014]
 In the top plate configured as described above, in order to effectively and stably support both top plate elements with a small number of parts, the first top plate element and the second top plate element have a common furniture body. It is preferable to be supported simultaneously.
 Moreover, as a suitable embodiment, it is supported by the furniture body to form a predetermined use area, and at least one side edge side is formed with an inclined side that is inclined from the use edge side toward the counter use edge side. A use area comprising a top plate element and a second top plate element arranged with one side edge joined to or close to the inclined side thereof and bent by the first top plate element and the second top plate element The second top plate element has a shape in plan view that is a left-right reversal of the first top plate element, and both the first top plate element and the second top plate element are inclined. The maximum depth dimension on the side is set smaller than the maximum depth dimension on the anti-inclined side, and the two top plate elements are used opposite to each other from one wooden rectangular original plate The top plate is characterized by being collected in the above. In this case, it is preferable that the short side of the wooden rectangular original plate is smaller than twice the maximum depth dimension of the top plate element.
[0015]
【Example】
Hereinafter, an embodiment of the present invention will be described with reference to FIGS.
[0016]
This embodiment is a top plate 2 that is applied to the desk 1 shown in FIG. 1 and supported by a desk body 3 that is a furniture body.
[0017]
First, as shown in FIGS. 1 to 3, the desk body 3 includes a first support portion 3 A and a second support portion 3 B that are arranged at a substantially right angle to each other on the floor surface, and both the support portions 3 A and 3 B. The intermediate strut 31 and the reinforcing bar 32 are connected to each other. The first support portion 3A is attached to the base 3A1 that is grounded to the floor on the side not connected to the second support portion 3B, the side plate 3A2 that is supported upright on the base 3A1, and the upper end portion of the side plate 3A2. It comprises a stay 3A3 and a horizontal member 3A4 made of a square pipe material having one end attached to the inner side surface of the stay 3A3 and extending substantially horizontally and the other end attached to the upper end 31a of the intermediate column 31. . On the other hand, the second support portion 3B has the same configuration as the first support portion 3A, and is similar to the first support portion 3A only in the left and right, and the same base 3B1, side plate 3B2, stay 3B3, and horizontal member. 3B4 is provided. In order to connect the first support portion 3A and the second support portion 3B at a substantially right angle, the intermediate strut 31 is a square pipe member having substantially the same height as the upper ends of the stays 3A3 and 3B3. The end portions of the horizontal members 3A4 and 3B4 are attached to the upper end portion 31a of the adjacent side wall. At this time, the upper end 31a is provided with projections (not shown) that project substantially horizontally, and bolts are attached to the projections at the positions where the ends of the horizontal members 3A4 and 3B4 are inserted. The first support portion 3 A and the second support portion 3 B are connected via 31. The reinforcing bar 32 is a channel material that opens upward and forms a horizontal wall 32a and a pair of front and rear standing walls 32b by retrofitting a sheet metal material. Then, nuts 32N are fixed to both end portions of the horizontal wall 32a of the reinforcing bar 32 by welding or the like, and bolt insertion holes that penetrate vertically through the horizontal struts 3A4 and 3B4 at a position equidistant from the intermediate column 31. 3A4a and 3B4a are formed, the bolts 32B are inserted into the bolt insertion holes 3A4a and 3B4a from below and tightened to the nuts 32N while the reinforcing bars 32 are placed on the horizontal members 3A4 and 3B4, and both horizontal frames are secured. The reinforcing bars 32 are attached by the materials 3A4, 3B4 and the reinforcing bars 32 so as to form a substantially right-angled isosceles triangle in plan view with the intermediate strut 31 as a right vertex. By doing in this way, the 1st support part 3A and the 2nd support part 3B are connected in the state which made the substantially right angle firmly.
[0018]
As shown in FIGS. 1 to 5, the top plate 2 is made of two top plate elements 2 A and 2 B having a wooden flat plate shape that is substantially rectangular in plan view. Here, for convenience of explanation, the top plate element supported on the first support portion 3A side is the first top plate element 2A, and the top plate element supported on the second support portion 3B side is the second top plate element 2B. Called.
[0019]
The first top plate element 2A extends substantially in a straight line and has one side having substantially the same length as the distance from the stay 3A3 to the intermediate support column 31 as a counter-use edge 2Ab. The first top plate element 2A is substantially perpendicular to the one side and slightly more than the stay 3A3. One side having a long dimension is the outer edge 2Ac. Then, an inclined side 2A1 that is inclined in a straight line is formed on the inner edge 2Ad side so as to gradually expand the width dimension from the use edge 2Aa side to the counter use edge 2Ab side, and the inclined side 2A1 and the counter use edge 2Ab Is set to be approximately 45 °. Further, a concave portion 2A2 is formed on the inner edge 2Ad side of the use edge 2Aa so as to be smoothly curved in a partial arc shape and having a smaller depth dimension than the outer edge side. Furthermore, the lower surface of the first top plate element 2A is inclined so as to correspond to the reinforcing bar 32 at a position where the first top plate element 2A is attached to the desk body 3 as shown in FIGS. A groove 2A3 substantially orthogonal to the side 2A1 is formed. The groove 2A3 is composed of a pair of elongated grooves 2A3a opened downward so that the pair of standing walls 32b of the reinforcing bar 32 can be inserted, and the end on the inclined side 2A1 side constitutes the inclined side 2A1. The nut 32N of the reinforcing bar 32 is released by opening to the inner side surface and continuing the opposite end of both grooves 2A3a in a rectangular shape when viewed from the bottom. Thus, the groove portion 2A3 and the upright wall 32b of the reinforcing bar 32 form an engaging portion X that holds the first top plate element 2A in an immovable position at the position where it is attached to the desk main body 3. Further, a hole 2A4 having a rectangular shape in a bottom view opening downward along the inclined side 2A1 is formed on the use edge 2Aa side of the groove 2A3 on the lower surface, and the hole 2A4 is formed facing the inner surface. Through the through hole 2A4a having a substantially circular cross section, the inside is communicated inward. Further, the flat portion between the two grooves 2A3a on the lower surface side is positioned above the lower surface by the thickness of the horizontal wall 32a of the reinforcing bar 32, and the first top plate element 2A has the stay 3A3 and the horizontal member 3A4. It is designed to be supported in a state where it is securely in contact with.
[0020]
On the other hand, the second top plate element 2B has a shape in plan view that is obtained by inverting the first top plate element 2A right and left, and has an inclined side 2B1 on the inner edge 2Bd side, like the first top plate element 2A. The inclined side 2B1 is attached to the desk body 3 in a state where the inclined side 2B1 is joined to the inclined side 2A1 of the first top plate element 2A. Therefore, the second top plate element 2B is also provided with the groove 2A3, the hole 2A4, the through hole 2B4a, and the like having the same configuration as the first top plate element 2A, and the inclined sides 2A1 and 2B1 are joined to each other. The groove portions 2A3, 2B3 of the first top plate element 2A and the second top plate element 2B are continuous in a straight line, and the hole portions 2A4, 2B4 are communicated with each other through both through holes 2A4a, 2B4a. Then, while holding the nut N in one hole 2A4, the bolt 2 is received in the other hole 2B4, and the shaft portion is inserted into the through holes 2A4a and 2B4a and fastened to the nut N, whereby both top plates Elements 2A and 2B are connected so as to be substantially orthogonal. By doing in this way, the top plate 2 provided with the use area | region 2S bent at a substantially right angle at the said junction part is comprised.
[0021]
In addition, notch portions 2A5 and 2B5 are formed at both end portions and substantially central portions in the width direction of the counter-use edges 2Ab and 2Bb of the top plate elements 2A and 2B, and the notch portions 2A5 and 2B5 have shapes corresponding to the respective notches. The cover 2C made of resin or the like is hidden. These notches 2A5 and 2B5 are attached to the horizontal members 3A4 and 3B4 when the poles for supporting optional members such as desktop panels, shelves, desk lamps, etc., not shown are mounted in a standing state. 2B so as not to interfere with 2B.
[0022]
Such 1st top-plate element 2A and 2nd top-plate element 2B are extract | collected from the one wooden rectangular original plate 4 as follows. That is, the original plate 4 shown by a solid line in FIG. 6 has a rectangular shape in plan view of a predetermined standard (here, for example, 1200 mm × 2400 mm × 30 mm), and the first top plate element 2A and the second top plate are respectively sandwiched between a pair of diagonal sides. Anti-use edges 2Ab and 2Bb and outer edges 2Ac and 2Bc of the element 2B are set. At this time, the two top plate elements 2A and 2B correspond to the standard of the desk 1, and the dimensions of the counter-use edges 2Ab and 2Bb are set to about 1600 mm, and the dimensions of the outer edges 2Ac and 2Bc are set to about 700 mm. 4, the outer edges 2Ac, 2Bc of the top plate elements 2A, 2B are made to correspond to the short side 42 side, and the counter-use edges 2Ab, 2Bb are made to correspond to the long side 41 side. Further, as described above, since the concave portions 2A2 and 2B2 are formed on the inner end portions 2Ad and 2Bd of the use edges 2Aa and 2Ba on the top plate elements 2A and 2B, respectively, the inner end edges 2Ad and 2Bd side. Is set to be smaller than the depth dimension d1 on the outer edge 2Ac, 2Bc side (for example, 580 mm). And such top-plate elements 2A and 2B are extract | collected from the original plate 4 with the attitude | position which mutually opposed use edge 2Aa and 2Ba side. In addition, when the conventional rectangular or L-shaped top plate is used, only one top plate element can be sampled from the original plate 4 of such a standard, and a large amount of scrap material is generated and wasted. There are many problems. However, in the present embodiment, the top plate elements 2A and 2B are shaped as described above. For example, the original plate 4X having a standard different from that described above, that is, the long side indicated by the imaginary line in the figure is shorter. Even if it is a thing, two top-plate elements 2A and 2B can also be extract | collected effectively, suppressing generation | occurrence | production of a scrap. Thus, the two top plate elements 2A, 2B collected in this way have the same shape, and have the same product number until the grooves 2A3, 2B3, etc. are formed or coated. When these are applied and applied as the first top plate element 2A and the second top plate element 2B, the opposite surfaces are processed.
[0023]
Therefore, when assembling the desk 1, first, the first support portion 3A and the second support portion 3B are integrally connected via the intermediate support column 31, and further the horizontal members of the support portions 3A and 3B. The desk main body 3 is assembled by spanning the reinforcing bars 32 over 3A4 and 3B4 and stopping them with bolts 32B. A position where the first top plate element 2A is placed on the stay 3A3 and the horizontal member 3A4 of the first support portion 3A and the upright wall 32b of the reinforcing bar 32 is inserted into the groove portion 2A3 with respect to the desk body 3 assembled in this way. Then, the first top plate element 2A is bolted and fixed to appropriate portions of the stay 3A3 and the horizontal member 3A4 from below. On the other hand, the 2nd top plate element 2B is similarly fixed to the 2nd support part 3B in the position which inserted the standing wall 32b of the reinforcement bar 32 in the groove part 2B3. Furthermore, the desk 1 is completed by connecting both top-plate elements 2A and 2B using the volt | bolt B and nut N which were accommodated in hole 2A4 and 2B4 in the state.
[0024]
Moreover, in order to use the personal computer P suitably in this desk 1, as shown by the imaginary line in FIG. 4, the personal computer is installed in the corner portion Z formed by the two top plate elements 2A and 2B among the assembled top plate 2. P and the like are arranged. At that time, the personal computer P and the keyboard K used therewith are arranged so as to straddle the inclined sides 2A1, 2B1 of the two top plate elements 2A, 2B joined to each other, and the mouse M is arranged on the side thereof. To. In this case, the recesses 2A2 and 2B2 formed in the top plate elements 2A and 2B are integrally and continuously provided at the corner portion Z of the use edges 2Aa and 2Ba so that the use region 2S of the top plate 2 is opposite to the use edge side 2Ab and 2Bb. Therefore, the user can sufficiently approach the personal computer P on the top board 1 and operate the keyboard K and mouse M.
[0025]
The top plate 2 of the present embodiment having the above-described configuration is substantially obtained by joining the inner edge 2Bd of the second top plate element 2B to the inclined side 2A1 formed on the inner edge 2Ad side of the first top plate element 2A. A use area 2S of the top plate 2 bent at a right angle is formed. Therefore, since the personal computer P arranged at the corner portion Z of the top plate 2 just looks like it straddles the boundary between the two top plate elements 2A and 2B, the operation of the mouse M in which the boundary is arranged on the side of the personal computer P is performed. As a result, the boundary can be appropriately hidden by the personal computer P. Further, by distributing and supporting the load of the personal computer P on both the top plate elements 2A and 2B, it becomes possible to stably support the personal computer P without deviation, and to prevent warping of the top plate elements 2A and 2B. .
[0026]
Further, since the direction in which the inclined side 2A1 is inclined is set to a direction in which the width dimension of the first top plate element 2A is gradually enlarged from the use edge 2Aa side to the counter use edge 2Ab side, both the top plate elements 2A By setting the inner corner side of the corner portion Z formed by 2B as the use edges 2Aa and 2Ba, it is possible to effectively form a bent use area 2S that is easy to use.
[0027]
Furthermore, since the inclined side 2A1 is formed in a substantially straight line, both the top plate elements 2A and 2B can be easily manufactured, and both can be reliably joined together.
[0028]
Further, the second top plate element 2B has a plan view shape obtained by horizontally inverting the first top plate element 2A, and has an inclined side 2B1 on the inner edge side. The inclined sides 2A1 of both the top plate elements 2A and 2B, Since 2B1 is joined together, the top plate 2 having a good appearance that is line symmetric with respect to the inclined sides 2A1 and 2B1 can be formed. When the top plate 2 formed in this way is assembled in a modular manner on the side of the counter-use edges 2Ab and 2Bb of the four corner portions Z, the joint portions of the inclined sides 2A1 and 2B1 gather at the corner portion Z. Therefore, it is not necessary to bother to increase the number of top plate elements in order to unify the joint portions, and the appearance can be effectively improved with a small number of top plate elements.
[0029]
Further, the recesses 2A2 and 2B2 are formed on the inner edges 2Ad and 2Bd of the use edges 2Aa and 2Ba of the top plate elements 2A and 2B, respectively, and the recesses 2Y are formed by connecting them to each other. If a person sits in front of the recess 2Y, the user can approach the top board 2 and perform personal computer work in an easy posture.
[0030]
Further, the two top plate elements 2A, 2B are set such that the maximum depth dimension d2 on the inclined sides 2A1, 2B1 side is set smaller than the maximum depth dimension d1 on the outer edges 2Ac, 2Bc side, and the use edges 2Aa, 2Ba Are collected from one wooden rectangular original plate 4 in a state of facing each other. Therefore, while effectively reducing the scraps generated from the original plate 4 to effectively use resources and reduce the amount of waste, it is the same until the two top plate elements 2A and 2B having the same shape are sampled and processed thereafter. Since it can be handled as the part number, the number of parts can be effectively reduced. Further, since the top plate elements 2A and 2B are collected from the original plate 4 so that the grain directions are aligned, the top plate elements 2A and 2B can be joined to form the top plate 2 having a very good appearance. Furthermore, although the short side 42 of the original plate 4 is smaller than twice the maximum depth dimension d1 of the top plate elements 2A and 2B, the two top plate elements 2A and 2B are effectively sampled by the above configuration. It is also possible to reduce the number of used original plates 4 and the scraps more effectively.
[0031]
Moreover, since both the top plate elements 2A and 2B are simultaneously supported by the common desk body 3, the cost can be effectively reduced without impairing the stability in supporting the top plate 2 by sharing the support structure. .
[0032]
In the present invention, the first top plate element and the second top plate element do not necessarily have the same shape that is horizontally reversed as in the above-described embodiment, and are inclined to one side edge of at least one top plate element. As long as the side is formed, the same effect as in the above embodiment can be obtained. In addition, inclined sides can be formed on both side edges of the top plate element. In addition, the specific configuration of each part is not limited to the above embodiment, and various modifications can be made without departing from the spirit of the present invention.
[0033]
【The invention's effect】
The present invention is implemented in the form as described above, and has the following effects.
[0034]
 That is, in the top plate of the present invention, the use region of the bent top plate is obtained by joining or bringing one side edge of the second top plate element to or near the inclined side formed on at least one side edge side of the first top plate element. Configured to formIn addition, at least the counter-use edges of the first top plate element and the second top plate element are formed in a substantially straight line, and notches are formed at at least both side ends of the counter-use edges of the first top plate element and the second top plate element. Forminging. With this configuration, when a personal computer or the like is arranged at a corner portion where the formed top plate bends, the personal computer hides the boundary just across the boundary between the first top plate element and the second top plate element. Therefore, even if there is a slight step in the boundary, it is possible to perform an appropriate mouse operation so that the mouse used on the side of the personal computer does not become an obstacle. In addition, since the load of a personal computer or the like can be dispersed and supported by the first top plate element and the second top plate element, stable support can be achieved without deviation, and warping of the top plate element can be prevented. it can.
[0035]
In particular, when the direction in which the inclined side is inclined is set to a direction in which the width dimension of the first top plate element is gradually enlarged from the use edge side to the counter use edge side, the first top plate element and the second top plate element are set. It is possible to effectively set the inner corner side of the corner portion formed by the plate element as a use edge and to make a useful use region bent.
[0036]
Furthermore, when the inclined sides are formed in a substantially straight line, both the top plate elements can be easily manufactured, and one side edge of the second top plate element is sufficiently close to the inclined sides of the first top plate element. And can be easily joined.
[0037]
Further, in the present invention having such a configuration, the shape of the second top plate element is assumed to be a plan view shape obtained by horizontally inverting the first top plate element, and also on at least one side edge of the second top plate element. An inclined side can be provided.
[0038]
In this case, when the inclined sides of the two top plate elements are joined or brought close to each other, a top plate that does not generate a gap between the two top plate elements and bends at a predetermined angle can be easily formed. When the plurality of top plates formed in this way are assembled in a modular manner on the opposite side of the corner portion, the boundary between the first top plate element and the second top plate element, that is, the joint portion between the inclined sides is Since it gathers in the said corner part, unification in an external appearance can be aimed at appropriately, without increasing the number of the top plate elements more than necessary.
[0039]
Furthermore, when the recessed part which continues to both top-plate elements is formed in the inclination side among each use edge of a 1st top-plate element and a 2nd top-plate element, a user is a corner from the recess. It is easy to get close to the use edge in the section, and it is possible to perform personal computer work etc. in an easy posture.
[0040]
Then, the maximum depth dimension on the inclined side of both top panel elements is set smaller than the maximum depth dimension on the anti-inclined side, and the two top panel elements are used from one wooden rectangular original plate to each other on the use edge side. When the sample is collected in a state of being opposed to each other, both top plate elements collected from the original plate have the same shape with the front and back being reversed, and can be handled as having the same product number until subsequent processing. Further, if the top plate elements are collected in this way, the grain directions of both the top plate elements are aligned in the same direction. Therefore, if these top plate elements are joined, a top plate having a good appearance can be formed. Furthermore, if this is done, it is possible to effectively collect the two top plate elements while reducing the scraps generated from the original plate, which can contribute to the effective use of resources and the reduction of waste. In particular, in this case, even if the short side of the original plate is smaller than twice the maximum depth dimension of the top plate element, the two top plate elements can be collected effectively, and the edge material generated from the original plate can be further reduced. Is possible.
[0041]
In the configuration as described above, when both top panel elements are supported simultaneously on a common furniture body, the top panel can be supported by a small number of members by using a common support structure for both top panel elements. Is possible.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a perspective view showing a desk to which an embodiment of the present invention is applied.
FIG. 2 is an exploded perspective view showing the desk of the embodiment.
3 is an enlarged perspective view showing a main part in FIG. 2. FIG.
FIG. 4 is a plan view showing an example of use of the embodiment.
5 is a cross-sectional view taken along line VV in FIG.
FIG. 6 is a plan view showing an original plate for collecting the top plate of the embodiment.
[Explanation of symbols]
2 ... top plate
2A ... 1st top plate element
2Aa ... Use edge
2Ab ... anti-use edge
2Ad: One side edge (inner edge)
2A1 ... Inclined side
2A2 ... recess
2B ... Second top plate element
2Ba ... Use edge
2Bb ... counter use edge
2Bd ... One side edge (inner edge)
2B1 ... Inclined side
2B2 ... recess
2S ... Use area
2Y ... recess
3. Furniture body (desk body)
4 ... Original plate

Claims

It is supported by the furniture body to form a predetermined use area,
A first top plate element formed with an inclined side inclined at least on one side edge side from the use edge side toward the non-use edge side, and a second top plate element arranged with the one side edge joined or close to the inclined side It comprises so that the use area | region bent by these 1st top plate elements and 2nd top plate elements may be formed , and the anti-use edge of at least a 1st top plate element and a 2nd top plate element is substantially straight. And a notch portion is formed at least at both end portions of the counter-use edge of the first top plate element and the second top plate element .

The top plate according to claim 1, wherein the inclined side is inclined so as to gradually expand the width dimension of the first top plate element from the use edge side toward the counter use edge side.

3. The top plate according to claim 2, wherein the inclined sides are formed substantially in a straight line.

The top plate according to claim 2 or 3, wherein the second top plate element has a plan view shape obtained by horizontally inverting the first top plate element.

The top plate according to claim 4, wherein the use area is formed by joining or bringing the inclined sides of the first top plate element and the second top plate element together.

A concave portion recessed in the depth direction is formed on the inclined side of each use edge of the first top plate element and the second top plate element, and a series of concave portions are formed by these concave portions. The top plate according to claim 5, characterized in that:

Both the first top plate element and the second top plate element are set such that the maximum depth dimension on the inclined side is smaller than the maximum depth dimension on the anti-inclined side, and from a single wooden rectangular original plate The top plate according to claim 4, 5 or 6, wherein two top plate elements are collected in a state where the use edge sides face each other.

The top plate according to claim 7, wherein a short side of the wooden rectangular original plate is smaller than twice the maximum depth dimension of the top plate element.

The first top plate element and the second top plate element are adapted to be simultaneously supported by a common furniture body, or claim 1, 2, 3, 4, 5, 6, 7, or 8. The top plate according to 8.

It is supported by the furniture body to form a predetermined use area,
A first top plate element formed with an inclined side inclined at least on one side edge side from the use edge side toward the non-use edge side; and a second top plate element arranged with the one side edge joined or close to the inclined side. Comprising a use area bent by the first top plate element and the second top plate element,
The second top plate element has a plan view shape obtained by horizontally inverting the first top plate element,
Both the first top plate element and the second top plate element are set such that the maximum depth dimension on the inclined side is smaller than the maximum depth dimension on the anti-inclined side, and from a single wooden rectangular original plate A top plate obtained by collecting two top plate elements in a state in which the use edge sides face each other.

The top plate according to claim 10, wherein a short side of the wooden rectangular original plate is smaller than twice the maximum depth dimension of the top plate element.