JP3713343B2 - 継ぎ手を有する濾過膜カートリッジ - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、規模の大小、種類に関わらず、濾過膜カートリッジの運転装置への取り付け・取り外しが容易な、継ぎ手を有する濾過膜カートリッジに関する。
【0002】
【従来の技術】
濾過膜カートリッジ及び又は濾過膜モジュールの運転装置への取り付けは、濾過膜カートリッジの場合は、▲1▼円筒状の濾過膜カートリッジを穴の開口した、隔壁を有するタンクに挿入し、濾過膜カートリッジの端部側面に配置されたO−リング等によりシール・固定する方法、▲2▼濾過膜カートリッジの径よりも小さなノズルを有するキャップを該カートリッジと同軸上に取り付け、該キャップのノズル端部外周に配置されたO−リング等により、装置配管に差し込み、シール・固定する方法、▲3▼側面にノズルを有する外郭ハウジングに該カートリッジを同様にO−リング等によりシールし、両側端部にキャップを取り付けることにより、濾過膜モジュールの構造とし、装置配管に取り付ける方法があるが、いずれも円筒状の部分にO−リング等により、側面をシール・固定する方法である。
【0003】
また、濾過膜モジュールの場合は、濾過膜モジュールの両側端部については、モジュール端部に取り付けられたキャップを介して、ヘルール、或いはVバンドカップリングによる接続が一般的であり、モジュール側面のノズル部の場合は、袋ナットによるねじ込み固定、或いはヘルールによる接続が一般的である。
濾過膜カートリッジは、濾過膜モジュールに比べ、モジュールケースの構造が単純であり、安価に大量生産が可能、かつ、装置配管も複雑ではない為、安価に流体処理を行う装置の場合に良く用いられる。しかしながら、構造が単純であるが為に循環濾過には不向きであり、実用に供されているのは、全濾過の場合に限られている。ごくまれに、上記▲3▼の側面にノズルを有する外郭ハウジングに収納することにより、循環濾過にも一部適用されているが、濾過膜モジュールを使用した場合と比べて、装置を含めた製作コストでは、変わらないか、逆に高くなる。
【0004】
それに対し、濾過膜モジュールを使用した場合には、循環濾過が可能であるが、モジュールの両側端部、及びモジュール端部側面にあるノズルの最低3カ所が拘束される為、モジュール及び装置の高度な寸法精度が要求される。精度が不充分である場合には、使用中の応力集中によるモジュール、特に、キャップ部及びノズル部の破損を生じ、場合によっては、装置にモジュールが取り付けられない場合もある。上記、問題を解決するために、モジュール端部の配管の一方を伸縮継ぎ手にし、さらに、モジュール側面のノズルへの取り付け配管をフレキシブル配管にする事も可能であるが、通常の配管に比べ、高価である事、また、配管内にデッドスペースがあり、かつ、内表面積が倍増し、金属イオンその他の溶出量は、表面積に比例するため、溶出量が増大する事により、適用できる用途が制限される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、上記、濾過膜カートリッジと濾過膜モジュールの持つ、有利な点を兼ね備える事により、装置への取り付けが容易で、かつ、安価に生産可能な、濾過膜カートリッジを提供する事を目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明は、下記の通りのものである。
(1)
多数本の中空糸膜の少なくとも一方がポッティング材により接着固定された、円筒状濾過膜カートリッジであって、そのケースの円筒側面に周方向にわたって開口した複数の流体が流出・入する穴及びその周囲にカートリッジからの着脱が可能で、かつ、濾過膜カートリッジの長手方向での微調整が可能な継ぎ手が取り付けられており、該継ぎ手が接続状態において円筒状に形成されたものであり、該継ぎ手が運転装置配管との接続が可能なノズルを有すると共に、両側端部の内径がノズルの配置された内径よりも小さく、その小さくされた両側端部にO−リング、平パッキン、帯状等のシール材が配置されており、ケース外壁との液密的なシールが可能である事を特徴とする、継ぎ手を有する濾過膜カートリッジ。
(2)
多数本の中空糸腰の少なくとも一方がポッティング材により接着固定された、円筒状濾過膜カートリッジであって、そのケースの円筒側面に周方向にわたって開口した複数の流体が流出・入する穴及びその周囲にカートリッジからの着脱が可能な継ぎ手が取り付けられており、該継ぎ手が接続状態において円筒状に形成されたものであり、該継ぎ手がケースと液密的にシールが可能であり、かつ、運転装置配管との接続が可能なノズルを有し、該継ぎ手の両側端部の内径がノズルの配置された内径よりも小さく、その小さくされた両側端部に帯状のシール材が巻きつけられる事により、ケース外壁との液密的なシールが可能であり、該継ぎ手の取り付け・取り外し時に、周方向でリベットを有するリンク部により、該継ぎ手を2以上に分割しうる事を特徴とする、継ぎ手を有する濾過膜カートリッジ。
(3)
多数本の中空糸膜の少なくとも一方がポッティング材により接着固定された、円筒状濾過膜カートリッジであって、そのケースの円筒側面に周方向にわたって開口した複数の流体が流出・入する穴及びその周囲にカートリッジからの着脱が可能な継ぎ手が取り付けられており、該継ぎ手が円筒状に形成されたものであり、運転装置配管との接続が可能なノズルを有すると共に、両側端部の内径がノズルの配置された内径よりも小さく、その小さくされた両側端部にO−リング、平パッキン等のシール材が配置されており、該継ぎ手の外周部を締め込む事により、ケース外壁との液密的なシールが可能であり、該継ぎ手の取り付け・取り外し時に、周方向の拘束手段を解除する事により、該継ぎ手を濾過膜カートリッジの長手方向に抜き出しうる事を特徴とする、継ぎ手を有する濾過膜カートリッジ。
【0007】
以下、本発明を詳細に説明する。
本発明において、継ぎ手を有する濾過膜カートリッジのカートリッジ部分は、両側末端部にまで凹凸のない円筒形状の濾過膜カートリッジでも良いし、両側が膨らんでいても良い。また、両側末端部が周方向に於いて突起状の部分を有していても適用可能である。
【0008】
本発明の継ぎ手を有する濾過膜カートリッジ、及びカートリッジ部分と継ぎ手部分等の一例は、以下の各図に示す通りである。なお、各図は模式的に描いた図であり、本発明を理解するうえで比較的重要度の低い線などは省略した。
図1は、本発明の、両側末端部に渡って凹凸のない、ノズルを有する継ぎ手が取り付けられた円筒形状の濾過膜カートリッジの斜視図である。この図1のうち、濾過膜カートリッジ単独の斜視部分図が図2である。図2は、両側末端部にまで凹凸のない、円筒状のカートリッジであり、片側端部付近に、周方向に渡って複数の流体の流出・入のための開口を設けてある。
【0009】
また、図1の濾過膜カートリッジに取り付けられたノズルを有する継ぎ手単独の斜視部分図が図3であり、図2の片側端部付近に、周方向に渡って開口した、複数の穴及びその周囲を、図3に示すような、ノズルを有する継ぎ手を差し込み、締め込み、固定する事により、液密的にシールされる継ぎ手である。該継ぎ手には、側面にノズルが取り付けられており、該ノズルにより、濾過膜カートリッジの側面周方向に開口された、流体の流出入口からの流体の流出・入がなされる。
【0010】
濾過膜カートリッジの少なくとも一方の端部側面外周に開口する穴は、周方向において、1列或いは、複数列に渡って開口される。また、開口の穴径には、特に制限がないが、極端に大きい、或いは小さい場合には、以下の不都合な点が発生する場合がある。例えば、穴径の極端に大きなものではカートリッジ内部の中空糸膜が液流れによって押し込まれ或いは引き込まれる事により、膜が破損する場合があり、また、穴径の極端に小さなものでは、濁質成分を多量に含有する流体を流入或いは流出する場合において、穴が濁質成分により閉塞する事がある。その為、適用される処理流体の液性に応じて選択する必要がある。
【0011】
ここで、好ましい穴径の例を挙げると、直径または相当直径が2〜50mmの円径穴、楕円形穴、多角形穴を開口させることが好ましい。また、上記開口の占有面積は、継ぎ手により覆われる、濾過膜カートリッジ側面の表面積の5〜80%、好ましくは20〜70%の面積が開口によって占められることが、カートリッジケース側面部強度の極端な低下もなく、また、流出・入する流体の流れ抵抗も軽微で済み、望ましい。
【0012】
本発明において、濾過膜カートリッジケースに使用される材質としては、ポルスルホン系樹脂、ポリフェニレンエーテル、ポリーカーボネート、ポリエーテルケトン系樹脂、ポリフェニレンスルフィド等のエンジニアリングないしスーパーエンジニアリングプラスチック、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリブテン等のポリオレフィン樹脂、ポリ塩化ビニル、ポリ塩化ビニリデン等の塩素系樹脂、ポリテトラフルオロエチレン、テトラフルオロエチレン−パーフルオロアルキルビニルエーテル共重合体、テトラフルオロエチレン−ヘキサフルオロプロピレン共重合体、テトラフルオロエチレン−ヘキサフルオロプロピレン−パーフルオロアルキルビニルエーテル共重合体、テトラフルオロエチレン−エチレン共重合体、ポリクロロトリフルオロエチレン、クロロトリフルオロエチレン−エチレン共重合体、ポリフッ化ビニリデン等のフッ素樹脂、繊維強化プラスチック、ステンレス鋼、チタン合金、アルミニウム合金等の金属類が挙げられる。
【0013】
また、使用されるカートリッジケースの長さ及び直径は、0.3〜3m、5〜20cmのものが使用可能である。上記以上の長さ、直径のものも使用できない訳ではないが、長さが極端に短い或いは長いと、工業的な用途に不向きであったり、内部に充填される中空糸膜の中空部内圧力損失が増大し、経済的に好ましくなく、また、直径も極端に小さいと、工業的な用途には不向きであり、極端に大きいと、中空糸膜を接着固定する接着部の厚みを大きく確保する必要が生じ、やはり、中空糸膜の濾過に寄与しない膜長さが増大し、経済的に好ましくない。
【0014】
本発明において、継ぎ手に使用される材質としては、ポリスルホン系樹脂、ポリフェニレンエーテル、ポリエーテルケトン系樹脂等のスーパーエンジニアリングプラスチック、ポリ塩化ビニル、ポリテトラフルオロエチレン、テトラフルオロエチレン−パーフルオロアルキルビニルエーテル共重合体、テトラフルオロエチレン−ヘキサフルオロプロピレン共重合体、テトラフルオロエチレン−ヘキサフルオロプロピレン−パーフルオロアルキルビニルエーテル共重合体、テトラフルオロエチレン−エチレン共重合体、ポリクロロトリフルオロエチレン、クロロトリフルオロエチレン−エチレン共重合体、ポリフッ化ビニリデン等のフッ素系樹脂、ステンレス鋼、チタン合金、アルミニウム合金等の金属類が使用可能である。また、供給流体の供給圧力及び又は排出流体の排出圧力が低い場合には、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリブテン等のポリオレフィン樹脂も適用可能である。 上記、使用可能な材質のうち、プラスチック類は、強度は金属類に劣るものの、軽量であり、かつ、射出成形が可能である事から、安価に製作可能である。
【0015】
それに対し、金属類は、鋳造品では靱性に劣るため、鍛造品又はプレス成型品を使用する必要があり、安価に製作する事が困難であるが、完成品の強度に優れており、場合によっては、相当長期の使用に耐えうる為、供給及び又は製品流体の操作圧力が高い、運転条件が過酷などの場合には、優れた素材として使用可能である。
【0016】
本発明による、継ぎ手は、円筒状濾過膜カートリッジの側面周方向に配置することにより使用されるが、該継ぎ手の両側端部の内径が、ノズルの配置された内径よりも小さい事により、カートリッジ外壁と継ぎ手内壁の間に、流路が確保され、カートリッジ側面周方向に開口した穴からの流出流体を上記流路を介してノズルから装置配管に排出する、或いは、装置配管からノズルへ供給される、流入流体を上記流路を介してカートリッジ側面周方向に開口した穴へ供給される。
【0017】
本発明において、該継ぎ手の両側端部の内径が、ノズルの配置された内径よりも小さい事とは、図4で示すように、該継ぎ手の上下方向の内径が、ノズルが配置された中間部の内径より小さい事を意味している。この、小さくされた、両側端部にO−リング、平パッキン等のシール材が配置されることにより、円筒状濾過膜カートリッジの外壁との液密的なシールが可能となる。また、本発明における継ぎ手は、円筒状に形成された物の場合は、濾過膜カートリッジに差し込み、外周部を締め込むことにより、強固な固定がなされる。
【0018】
また、リベットを有するリンク部を1ヶ所以上設けることにより、上記継ぎ手を2以上に分割される構造にすることも可能である。この場合、濾過膜カートリッジが既に、装置に取り付けられていても、該継ぎ手を開いた状態から該カートリッジに被せ、巻き付けるように取り付け、クランプ等により、締め込む事により、強固な固定がなされる。具体的な例として、図5、図6を例示する。図5は、リベットを有するリンク部により、2以上に分割可能な継ぎ手を表した斜視図であり、リンク部から約90゜ずれた部分にノズル部がある。図6は、図5を別の角度から見た斜視図であり、ノズル部から約90゜ずれた部分に両側に開いたバンド部分を閉じ、固定するクランプボルト及びナット部分がある。
【0019】
ここでいうリベットとは、ピン状の固定治具を表し、2以上に分割された該継ぎ手のつなぎ目に配置されたリンク部の両側に、継ぎ手のそれぞれの片側を上記ピン状のリベットで固定する事により、本発明の、取り付け・取り外し時に、2以上に分割される、継ぎ手を有する濾過膜カートリッジとなる。
また、継ぎ手が2以上に分割されていなくても、内径を縮めるための周方向の拘束手段を有している事により、本発明の濾過膜カートリッジとすることが出来る。ここで、周方向の拘束手段とは、該継ぎ手の内径を外力により縮小させ、該継ぎ手内周部と円筒状カートリッジの外周部表面に液密的なシール性を得るための手段であり、例えば、図3に示すようなクランプボルト部およびナット部により締め込む方法、ホースバンド等の締め込み治具により締め込む方法がある。
【0020】
本発明に使用されるノズルを有する継ぎ手は、O−リング、平パッキン等のシール材により、円筒状濾過膜カートリッジ外壁とのシール・固定がなされるが、2以上に分割される継ぎ手の場合には、帯状のシール材を巻き付ける事により、同様のシール・固定が可能である。
この時、使用される、O−リング、平パッキン、帯状シール材の好ましい材質としては、エチレン−プロピレン共重合体ゴム(EPM)、エチレン−プロピレン系3元共重合体ゴム(EPDM)、ポリイソブテンゴム(IM)、塩素化ポリエチレンゴム(CM)、クロロスルホン化ポリエチレンゴム(CSM)、アクリレート−2−クロロエチルビニルエーテル系ゴム(ACM)、アクリレート−アクリロニトリル系ゴム(ANM)、ポリブタジエンゴム(BR)、アクリロニトリル−ブタジエン系ゴム(NBR)、スチレン−ブタジエン系ゴム(SBR)、クロロプレンゴム(CR)、イソプレン−イソブテン系ゴム(IIR)、ポリイソプレンゴム(IR)、ポリプロピレンオキシドゴム(PO)、ポリイソシアナート−イソシアナート系ゴム(AU)、ポリエーテル−イソシアナート系ゴム(EU)、シリコーンゴムが、使用可能である。 また、上記素材のうち、EPM、EPDM、NBR、SBR、シリコーンゴムがシール性、形状保持性、耐薬品性、経済性の点から、特に好ましい。
【0021】
本発明において、濾過膜カートリッジ内に挿入・配置されるべき、中空糸膜は、特に限定されないが、例を挙げると、ポリアクリロニトリル系樹脂、ポリスルホン樹脂、ポリエーテルスルホン樹脂、ポリエーテルケトン系樹脂、セルロース系樹脂、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリブテン等のポリオレフィン系樹脂、ポリテトラフルオロエチレン、テトラフルオロエチレン−パーフルオロアルキルビニルエーテル共重合体、テトラフルオロエチレン−ヘキサフルオロプロピレン共重合体、テトラフルオロエチレン−ヘキサフルオロプロピレン−パーフルオロアルキルビニルエーテル共重合体、テトラフルオロエチレン−エチレン共重合体、ポリクロロトリフルオロエチレン、クロロトリフルオロエチレン−エチレン共重合体、ポリフッ化ビニリデン等のフッ素系樹脂、塩素系樹脂からなる、内径0.3〜5mm、内/外径比が0.5〜0.75の中空糸状の精密濾過膜、限外濾過膜、ナノフィルター、逆浸透膜であり、特に、ポリアクリロニトリル系樹脂、ポリスルホン樹脂、ポリエーテルスルホン樹脂、ポリエーテルケトン系樹脂、セルロース系樹脂、ポリフッ化ビニリデンによる、精密濾過膜、限外濾過膜、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリテトラフルオロエチレン、テトラフルオロエチレン−エチレン共重合体による、精密濾過膜が、製膜性、耐薬品性、物理的強度物性の点から好ましい。
【0022】
本発明による継ぎ手を有する濾過膜カートリッジのカートリッジ両側端部は、ねじ込み、フランジ、へルール、V−バンドカップリングを使用して、キャップを取り付け、該キャップを介して、装置配管に接続しても良いし、そのままじかに、装置配管に取り付けても良い。じかに取り付ける場合、該カートリッジ両側端部をフランジ、へルール等を取り付けることにより、接続しても良いが、ノズルを有さない構造の本発明の継ぎ手に類似したもの、例えば、ショーボンドカップリング(株)社のストラブクランプ及びストラブカップリングを使用する事が、装置配管への取り付けが容易であり、より好ましい。
【0023】
【発明の実施の形態】
以下、実施例により、本発明を更に詳細に説明する。
【0024】
【実施例1】
市販のポリ塩化ビニル製の3インチパイプ(VP管)を長さ1000mmに切断し、その片側のみに、片側端部から36mmの部分に、直径12mmの穴を6カ所、円周方向に等間隔で開けた。
次に、旭化成工業(株)社製のポリアクリロニトリル中空糸限外濾過膜(公称分画分子量13000、内/外径:0.8/1.4mm)を1800本束ね、上記パイプに収納した。
【0025】
中空糸膜束の両側端部の内、穴を6カ所開けた側には、目止め材を付与し、反対側はそのままの状態で、両側に接着治具を取り付け、エポキシ樹脂により遠心接着を行なった。なお、穴を開口させなかった側には、内/外径8/11mm、長さ70mmの高密度ポリエチレン製のチューブ状物を5本差し込んだ状態で接着した。
【0026】
接着部が充分硬化後、両側の不要な接着部を切断し、さらに、高密度ポリエチレン製のチューブ状物、5本を取り除くことにより、片側は、中空糸膜の中空部が開口し、他方は、中空糸膜の中空部が閉塞され、かつ、5カ所、11mmの原水供給口が開口した片側濾水集水の濾過膜カートリッジの製作を完了した。
次に、濾過膜カートリッジの両側端部には分岐配管の無い、ショーボンドカップリング(株)社製のストラブカップリングを介して装置の上下方向の配管に装着した。ここで、濾過膜カートリッジの側面周方向に開口した、6カ所の穴及びその近傍を覆うように、本発明のリベットを有するリンク部により、2つに分割可能な、ノズルを有する継ぎ手(外観図は図5、6、断面図は図4)により、濾過膜評価装置に取り付けた。
【0027】
なお、上記濾過膜評価装置は、ノズル部分を取り付ける配管をステンレス鋼製の固定配管としてあるが、本発明のノズルを有する継ぎ手は、濾過膜カートリッジの長手方向での微調整が可能なため、取り付けが容易であった。
次に、原水供給側、濾過水取水側それぞれから500KPaの水圧で加圧したが、3カ所いずれの継ぎ手部分からも、水のリークは認められなかった。
【0028】
【実施例2】
市販のステンレス鋼パイプ(外径89.1mm、厚さ2.0mm)を長さ1000mmに切断し、一方の片側端部側面のみに、片側端部から33mm、39mm、45mmの位置に、直径6mmの開口を図2に示すように20カ所、それぞれ開口させた。(以後、この側をA側とする。)
さらに、上記パイプの両側端部に3Bのヘルールを突き合わせ溶接した。
【0029】
次に、旭化成工業(株)社製のポリフッ化ビニリデン中空糸精密濾過膜(内/外径:1.1/2.0mm、公称孔径:0.25μm)800本を束ね、上記ケースに収納し、A側の中空糸膜端部に目止め材を付与した。
A側にはキャップ状の接着治具を、反対側(以後、この側をB側とする。)には、長さ45mm、平均外径5.5mmで2.5゜のテーパーが付けられた棒状物20本が固定された接着治具を取り付け、東芝シリコーン(株)社製のシリコーンゴムTSE−322により、遠心接着を行なった。
【0030】
接着部が充分硬化後、A側の不要な接着端部を切断し、中空糸膜を開口させ、B側は、接着治具を取り除く事により、中空糸膜の中空部が閉塞され、かつ、平均径5.5mmの開口を20カ所有する片側濾水集水の濾過膜カートリッジの製作を完了した。
次に、濾過膜カートリッジの両側端部を装置配管に取り付けられたへルールにクランプによりA側を上にして、取り付けた。
【0031】
A側側面の60カ所の開口部及びその周囲を覆うように、本発明のリベットを有するリンク部により、2つに分割可能な、ノズルを有する継ぎ手(外観図は図5、6、断面図は図4)により、評価装置のノズル部分に対応したステンレス鋼製の固定配管に接続した。
なお、実施例1と同様に、本発明のノズルを有する継ぎ手は、濾過膜カートリッジの上下方向での微調整が可能なため、取り付けが容易であった。
【0032】
濾過膜カートリッジ下方から350KPaの圧力で循環濾過、濾過膜カートリッジ上方(濾水採取側)から400KPaの圧力で逆洗の繰り返しを80000サイクル繰り返したが、濾過膜カートリッジ上下のヘルールによる、接続部はもちろんのこと、濾過膜カートリッジ上方側面の、本発明による、ノズルを有する継ぎ手からも、液の漏出は観察されなかった。
【0033】
【実施例3】
内/外径:130/140mm、長さ1000mmのポリスルホン製パイプの両側側面に、両側端部から70mm、及び80mmの位置に、直径10mmの円径口をそれぞれ8カ所ずつ開口させた。
次に、旭化成工業(株)社製のポリスルホン製限外濾過膜(内/外径:0.6/1.1mm、公称分画分子量10000)8000本を上記パイプに収納し、中空糸膜束の両側端部に目止め材を付与し、両側に接着治具を取り付けた後、エポキシ樹脂を遠心接着法により、注入し、パイプと膜を接着固定した。
【0034】
接着部が充分硬化後、両側の接着治具を取り外し、不要な接着端部を切断する事により、両側端部の中空糸膜を開口させた。
次に、濾過膜カートリッジの両側側面の開口及びその周囲には、本発明の、周方向の拘束手段が解除されることにより、濾過膜カートリッジの長手方向に抜き出し、取り外される、ノズルを有する継ぎ手(外観図は図3、断面図は図4)を差し込んだ。
【0035】
また、濾過膜カートリッジ上下の両側端部には、ショーボンドカップリング(株)社製のストラブカップリングを装着し、評価装置に取り付けた。
濾過膜カートリッジの両側側面のノズルを有する継ぎ手を評価装置のノズルに対応する、固定配管に取り付けたが、、本発明のノズルを有する継ぎ手は濾過膜カートリッジの長手方向での微調整が可能であるため、取り付けが容易であった。
【0036】
膜の内表面側、外表面側両側から、500KPaの水圧で加圧したが、4カ所いずれの継ぎ手部からも、水の漏洩は、観察されなかった。
【0037】
【発明の効果】
本発明により、単純な構造で、安価に生産可能な濾過膜カートリッジを循環濾過が可能な濾過膜モジュールと同様な条件で使用可能となる。また、装置配管への取り付けも容易となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の継ぎ手を有する濾過膜カートリッジの一例を示す、斜視図である。
【図2】図1のなかで、濾過膜カートリッジのみの部分を示す、斜視図である。
【図3】図1のなかで、ノズルを有する継ぎ手のみの部分を示す、斜視図である。
【図4】本発明の、ノズルを有する継ぎ手の縦断面図である。
【図5】本発明の一例としての、リベットを有するリンク部により、2つに分割可能な継ぎ手の斜視図である。
【図6】図5を別の角度から見た、斜視図である。
【符号の説明】
1 ノズル部
2 濾過膜カートリッジ側面に開口した穴
3 クランプボルト部
4 ナット部
5 リンク部
6 リベット

Claims (3)

  1. 多数本の中空糸膜の少なくとも一方がポッティング材により接着固定された、円筒状濾過膜カートリッジであって、そのケースの円筒側面に周方向にわたって開口した複数の流体が流出・入する穴及びその周囲にカートリッジからの着脱が可能で、かつ、濾過膜カートリッジの長手方向での微調整が可能な継ぎ手が取り付けられており、該継ぎ手が接続状態において円筒状に形成されたものであり、該継ぎ手が運転装置配管との接続が可能なノズルを有すると共に、両側端部の内径がノズルの配置された内径よりも小さく、その小さくされた両側端部にO−リング、平パッキン、帯状等のシール材が配置されており、ケース外壁との液密的なシールが可能である事を特徴とする、継ぎ手を有する濾過膜カートリッジ。
  2. 多数本の中空糸腰の少なくとも一方がポッティング材により接着固定された、円筒状濾過膜カートリッジであって、そのケースの円筒側面に周方向にわたって開口した複数の流体が流出・入する穴及びその周囲にカートリッジからの着脱が可能な継ぎ手が取り付けられており、該継ぎ手が接続状態において円筒状に形成されたものであり、該継ぎ手がケースと液密的にシールが可能であり、かつ、運転装置配管との接続が可能なノズルを有し、該継ぎ手の両側端部の内径がノズルの配置された内径よりも小さく、その小さくされた両側端部に帯状のシール材が巻きつけられる事により、ケース外壁との液密的なシールが可能であり、該継ぎ手の取り付け・取り外し時に、周方向でリベットを有するリンク部により、該継ぎ手を2以上に分割しうる事を特徴とする、継ぎ手を有する濾過膜カートリッジ。
  3. 多数本の中空糸膜の少なくとも一方がポッティング材により接着固定された、円筒状濾過膜カートリッジであって、そのケースの円筒側面に周方向にわたって開口した複数の流体が流出・入する穴及びその周囲にカートリッジからの着脱が可能な継ぎ手が取り付けられており、該継ぎ手が円筒状に形成されたものであり、運転装置配管との接続が可能なノズルを有すると共に、両側端部の内径がノズルの配置された内径よりも小さく、その小さくされた両側端部にO−リング、平パッキン等のシール材が配置されており、該継ぎ手の外周部を締め込む事により、ケース外壁との液密的なシールが可能であり、該継ぎ手の取り付け・取り外し時に、周方向の拘束手段を解除する事により、該継ぎ手を濾過膜カートリッジの長手方向に抜き出しうる事を特徴とする、継ぎ手を有する濾過膜カートリッジ。
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