JP3712947B2 - ガスタービンエンジン用の液体燃料焚き低nox燃焼器 - Google Patents
ガスタービンエンジン用の液体燃料焚き低nox燃焼器 Download PDFInfo
- Publication number
- JP3712947B2 JP3712947B2 JP2001058128A JP2001058128A JP3712947B2 JP 3712947 B2 JP3712947 B2 JP 3712947B2 JP 2001058128 A JP2001058128 A JP 2001058128A JP 2001058128 A JP2001058128 A JP 2001058128A JP 3712947 B2 JP3712947 B2 JP 3712947B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- liquid fuel
- fuel
- injection tube
- air
- injection
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Spray-Type Burners (AREA)
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、予混合室で液体燃料を予め空気と混合させて予混合気を作り、この予混合気を下流の燃焼室で燃焼させるようにしたガスタービンエンジン用の液体燃料焚き低NOX 燃焼器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
近年、ガスタービンエンジンにおいては、排ガス組成に関して厳しい環境基準が設けられており、特にNOX (窒素酸化物)の排出量の低減が望まれている。この低NOX 化の手段として、燃焼室内に水や蒸気を噴射して燃焼火炎温度を低下させる方法が一般的に採用されてきたが、この方法では、エンジン熱効率の低下、悪い水質によるタービンなどの腐食に伴うエンジン寿命の低下、さらには水質を良くするための前処理に要する設備および維持管理費の高騰などの種々の欠点があった。このような水や蒸気を用いないでNOX を低減する方法として、予蒸発・希薄予混合燃焼方式が有効であることがよく知られている。
【0003】
図4は、上述の予蒸発・希薄予混合燃焼方式を採用した従来の予混合型燃焼器の一例を示す縦断面図である(例えば特開平9-303776号公報参照)。この燃焼器50では、その中心軸上に配置されたパイロットノズル51からパイロット液体燃料PFを噴射し、その周囲から燃焼用空気CAを供給して燃焼させる。他方、前記パイロットノズル51の外周には、環状の予混合室52が形成されており、その上流の環状通路内にラジアル・スワーラ53が装着されている。このスワーラ53を通って旋回流を付与されながら予混合室52内に供給される空気流CA中に、低NOX 化に適した一定の空燃比(燃料と空気の混合比)となるようにメインノズル54からメイン液体燃料MFを噴射することにより、液体燃料MFの蒸発・混合を行ったのち、この予混合気を燃焼室C内に供給して、前記パイロットノズル51から噴射したパイロット液体燃料PFによる燃焼炎によって燃焼させる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
前記予混合型燃焼器50では、液体燃料MFの液滴を十分に蒸発させることで空気CAと均一に混合させることが、低NOX 化を達成するための重要なポイントとなる。しかしながら、前記構成とした予混合型燃焼器では、液体燃料MFと空気CAとの混合過程において、メインノズル54から予混合室52内に噴射された液体燃料MFが、蒸発が完了する前に予混合室52の壁面52aに衝突してそのまま付着し、壁面52aに液膜57を形成してしまう。このような液膜57が形成されるのは、液体燃料MFがメインノズル54から微粒化するために一定の噴射角度に拡げて噴射されるために、その噴射された液体燃料MF中に蒸発するまでに時間を要する比較的大きな粒の液滴が存在すると、この液滴が、蒸発する以前に壁面52aに衝突してしまうからである。
【0005】
前記液膜57となった液体燃料MFは、予蒸発されないことから、空気CAと十分に混合されない状態で燃焼室C内の燃焼領域に向け流出してしまい、予混合室52の出口で拡散燃焼する。このように、前記燃焼器50では、液体燃料MFの全てを完全に予蒸発させることができないので、液体燃料MFと空気CAとの均一な混合が行われず、その結果、NOX の発生量を十分に抑制することができない。
【0006】
本発明は、上記従来の課題に鑑みてなされたもので、液体燃料の全てを確実に予蒸発させて空気と均一に混合させることにより、所要の空燃比の予混合気を作ることができるガスタービンエンジン用の液体燃料焚き低NOX 燃焼器を提供することを目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明の構成に係るガスタービンエンジン用の液体燃料焚き低NOX 燃焼器は、液体燃料を噴射する燃料噴射装置と、燃焼領域の上流側に形成されて、前記燃料噴射装置から噴射された液体燃料と燃焼用空気とを混合させて予混合気を作る予混合室とを備えており、前記燃料噴射装置が、前記予混合室内に出口を持つ噴射チューブと、この噴射チューブ内にその入口から前記液体燃料を噴射する燃料噴射弁とを有し、前記噴射チューブの入口と前記燃料噴射弁との間に前記噴射チューブ内に空気を流入させる隙間が形成され、前記噴射チューブは、前記燃料噴射弁から噴射された前記液体燃料を噴射チューブの内壁面に衝突させることにより、前記予混合室の内壁面に衝突しないよう液体燃料の噴射チューブからの噴射角度を制限するものである。
【0008】
この構成によれば、噴射チューブ内には燃料噴射弁との隙間から空気が流入し、この流入した空気は液体燃料に対しこれの周囲を包み込んで拡がりを制限するため、微粒化のために大きな第1噴射角度で燃料噴射弁から噴射された液体燃料は、噴射チューブ内で小さな第2噴射角度に狭められて、噴射チューブの出口から予混合室内に噴出されるので、予混合室内をこれの壁面に衝突することなく通過して燃焼室内に送給される。また、液体燃料のうちの大きな第1噴射角度で噴射チューブ内に入った液滴は噴射チューブの内壁面に衝突して液膜を形成するが、この液膜は、噴射チューブの内壁に沿いながら流れて噴射チューブの出口から流出した時点で、予混合室内に流入する高速の空気が吹き付けられることにより、微粒化される。これらにより、予混合室内に流入した液体燃料は、その全てが完全に蒸発した状態で空気と混合して、NOX の低減に適した所要の空燃比の予混合気となって燃焼室に送られるから、NOX を所要値に低減することができる。
【0009】
本発明の好ましい実施形態では、前記噴射チューブの出口が、前記予混合室内に突出している。この構成によれば、噴射チューブの出口を予混合室の内壁面上に突出させないで開口させる場合と比較して、噴射チューブ出口で空気の大きな流速が得られるので、噴射チューブの内壁面に形成された液膜が、噴射チューブの内壁に沿いながら流れて噴射チューブの出口から流出した時点で高速流の空気を吹き付けて効果的に霧化することができ、噴射チューブから予混合室内に流入した液体燃料の全てを確実に微粒化して蒸発させることができる。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の好ましい実施の形態について図面を参照しながら説明する。図1は本発明の液体燃料焚き低NOX 燃焼器が適用されるガスタージンエンジンを示した概略構成図である。このガスタービンエンジンは、圧縮機1、燃焼器2およびタービン3を主構成要素としている。燃焼器2は、圧縮機1から供給される圧縮空気に燃料を供給して燃焼させ、それにより発生する高温高圧の燃焼ガスをタービン3に供給する。圧縮機1は回転軸5を介してタービン3に連結されて、このタービン3によって駆動される。前記タービン3は減速機4を介して発電機のような負荷7を回転駆動する。燃焼器2には、燃料ポンプ8から送給される液体燃料が、燃料制御装置9を介して供給される。
【0011】
図2は、本発明の第1実施形態に係る液体燃料焚き低NOX 燃焼器2の要部を示す縦断面図である。この燃焼器2は、燃焼室Cを形成する内筒10と、この内筒10の外周を覆うハウジング11とを有し、内筒10とハウジング11との間に空気通路12が形成されている。この燃焼器2は、図1のタービン3にこれの径方向外方に突出して設けられたものであって、図1の圧縮機1から供給された燃焼用の圧縮空気CAが前記空気通路12を燃焼器2の先端側に向かって流れたのちに、内筒10内で燃焼ガスGとなって燃焼器2の基端側に向かって流れ、図示しないトランジション・ダクトを通って図1のタービン3に導入される。
【0012】
燃焼器2の頂部中央部には、パイロット液体燃料PFを噴射するパイロットノズル13が設けられ、このパイロットノズル13の外周にパイロット空気通路14が設けられている。パイロット空気通路14の外周には環状の予混合室17が配設されており、この予混合室17は、前記内筒10の径方向外方に向いて前記空気通路12の空気導入口22に臨む環状の空気流入口17aを有している。この環状の空気流入口17aには、空気通路12から流入する燃焼用空気CAに旋回流を付与するためのラジアル・スワーラ18が装着されている。予混合室17の出口17bは、内筒10の軸方向、つまり、燃焼器2の軸方向に向いており、したがって、予混合室17は軸心を含む縦断面でL字形を呈している。
【0013】
予混合室17の頂部における前記スワーラ18の下流側には、予混合室17内に予混合用のメイン液体燃料MFを噴射する複数の燃料噴射装置19が周方向に等間隔の配置で設けられている。この燃料噴射装置19は、予混合室17内に出口20bを持つ噴射チューブ20と、この噴射チューブ20内にその入口20aからメイン液体燃料MFを噴射する燃料噴射弁21とにより構成されている。
【0014】
前記燃料噴射弁21は、噴射チューブ20の入口20aから若干離れて、入口20aとの間に隙間27を有する配置で設けられており、この隙間27から空気CAが噴射チューブ20内に流入するようになっている。また、噴射チューブ20は、これの出口20bを予混合室17内に突出させた配置で設けられているが、この噴射チューブ20の予混合室17内への突出量dは、ラジアル・スワーラ18の通路幅(軸方向幅)Wの1/5以上で、且つ1/2以下に設定されている。前記パイロットノズル13からは始動時および通常運転時の全てにわたってパイロット液体燃料PFが噴射され、前記各燃料噴射弁21からは通常運転時のみ液体燃料MFが噴射されるが、これら液体燃料PF,MFの噴射量などの制御は図1の燃料制御装置9によって行われる。
【0015】
つぎに、この第1実施形態の動作を説明する。図1の圧縮機1から供給される燃焼用の圧縮空気CAは、図2の空気通路12を経て、その一部が内筒10の周壁に設けられた燃焼用および希釈用の空気孔(図示せず)から燃焼室C内に流入し、他の一部が空気通路12から空気導入口22およびパイロット空気通路14を経て燃焼室C内へ入り、残りがラジアル・スワーラ18を経て予混合室17内へ流入する。パイロット空気通路14から燃焼室C内に吹き込まれる空気CA中に、パイロットノズル13から噴射されて微粒化したパイロット液体燃料PFが混入されて霧化し、これが燃焼して拡散燃焼領域S1が形成される。
【0016】
他方、各燃料噴射弁21からは、メイン液体燃料MFが、微粒化を促進するために大きな第1噴射角度αの範囲内で噴射チューブ20の内方に噴射され、この噴射チューブ20を通って予混合室17内に向け噴射される。このとき、噴射チューブ20には、これの内部に噴射された液体燃料MFによって生じる負圧で空気CAが燃料噴射弁21との隙間27から流入し、この流入した空気CAは液体燃料MFに対しこれの周囲を包み込んで拡がりを制限する。そのため、液体燃料MFは、小さな第2噴射角度βに狭められて噴射チューブ20の出口20bから予混合室17内に噴出されるので、予混合室17内をこれの内側の両周壁面17dに衝突することなく通過して、燃焼室C内に送給される。
【0017】
また、液体燃料MFのうちの大きな噴射角度で噴射チューブ20内に入った液滴は噴射チューブ20の内壁面に衝突して液膜を形成するが、この液膜は、噴射チューブ20の内壁に沿いながら流れて噴射チューブ20の出口20bから流出した時点で、ラジアル・スワーラ18によって旋回流を付与されながら高速で流動する空気CAが吹き付けられることにより、微粒化される。すなわち、噴射チューブ20の予混合室17内への突出量dは、上述したようにラジアル・スワーラ18の通路幅Wの1/5以上で、且つ1/2以下に設定されているから、前記液膜は、噴射チューブ20の出口20bから出た時点で高速旋回流の空気CAが吹き付けられることによって効果的に霧化されるから、その全てが確実に微粒化される。
【0018】
噴射チューブ20の前記突出量dを1/5以下に設定した場合、出口20bが予混合室17の頂部の内壁面17eに近づくために、噴射チューブ20の出口20bにおいて液体燃料MFに吹き付けられる空気CAの流速が小さくなってしまい、一方、突出量dを1/2以上に設定した場合、空気CAが噴射チューブ20に当たって流速低下が生じるとともに、噴射チューブ20の出口20bから流出した液体燃料MFに空気CAが十分当たらなくなる。そのため、何れの場合にも液体燃料MFを霧化させる効果が小さくなる。
【0019】
上述したように、液体燃料MFは予混合室17の内壁面17dに衝突することのない第2噴射角度βに制限されて予混合室17内に噴射される。しかも、噴射チューブ20の内壁面に衝突した液滴によって形成された液膜が、噴射チューブ20の出口20bを出た時点で高速旋回流の空気CAによって微粒化される。したがって、予混合室17内に流入した液体燃料MFは、その全てが確実に蒸発して空気CAと混合し、NOX の低減に適した所定の空燃比の予混合気となって燃焼室Cに送られ、拡散燃焼領域S1の燃焼炎によって燃焼し、拡散燃焼領域S1の外側から下流側にかけて拡がる希薄予混合燃焼領域S2を形成する。したがって、この燃焼器2はNOX を効果的に低減することができる。
【0020】
なお、第2噴射角度βは、縦断面において、噴射チューブ20の出口20bの左右の内周縁と予混合室17の出口17bの左右の内周縁とを結ぶ2つの直線L1,L2がなす角度以下であれば、予混合室17の内壁面17dに液体燃料MFが付着するおそれがなくなる。ただし、前記角度を若干越えてもよく、その場合、液体燃料MFは内壁面17dにわずかに接触するだけなので、内壁面17d上での液膜の形成を抑制できる。
【0021】
図3は、本発明の第2実施形態に係る液体燃料焚き低NOX 燃焼器2Aの要部を示す縦断面図であり、同図において、図2と同一若しくは相当するものには同一の符号を付して、詳しい説明を省略する。この燃焼器2Aでは、予混合室17が、上端部に空気流入口17aを有する直管形状になっており、その空気流入口17aが内筒10の上方の空気導入口22に対向するように、上端部が内筒10の径方向外方に向けて傾斜している。前記空気流入口17aには、第1実施形態のラジアル・スワーラ18に代えて、軸流スワーラ23が設けられている。
【0022】
また、燃料噴射弁21と共に燃料噴射装置19を構成する噴射チューブ24は、予混合室17に対しこれの空気流に対して小さな交差角度で液体燃料MFを噴射できる相対位置に配置して設けられている。噴射チューブ24の入口24aと燃料噴射弁21との間に隙間27が設けられているのは、第1実施形態と同様であるが、軸流スワーラ23の通路幅Wに対し、第1実施形態と同様の突出量dに設定して予混合室17内に突出された噴射チューブ24の出口24bは、予混合室17内の空気流との交差角度が小さくなるように斜めにカットされた形状になっている。前記突出量dは、出口24bの最大突出量である。
【0023】
この燃焼器2Aでは、第1実施形態で説明したのと同様の効果を得られるのに加えて、燃料噴射弁21から噴射されて噴射チューブ24を通過したのちに予混合室17内に流入した液体燃料MFは、軸流スワーラ23を通過して旋回流を付与された空気CAによって加速されることにより、一層迅速に微粒化されて、燃焼室C内に噴霧されることになる。
【0024】
前記第1および第2の実施形態では、燃料噴射弁21および噴射チューブ20,24からなる燃料噴射装置19が、図4の従来のメインチューブ54よりも数多く設けられている。これにより、各燃料噴射弁21は、個々に分担する液体燃料MFの噴射流量が少なくなるので、液体燃料MFをより一層微粒化して噴射することができ、従来のメインチューブ54のように比較的粒の大きな液滴を噴出することが殆ど無くなる。液体燃料MFは、小さく微粒化されて予混合室17内に噴射されることにより、短時間で蒸発して空気CAと十分混合するので、一層好ましい空燃比の予混合気とすることができる。
【0025】
【発明の効果】
以上のように、本発明のガスタービンエンジン用の液体燃料焚き低NOX 燃焼器によれば、予混合室内に流入した液体燃料は、その全てが確実に蒸発した状態で空気と混合し、NOX の低減に適した所要の空燃比の予混合気となって燃焼室に送られるから、NOX を効果的に低減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の液体燃料焚き低NOX 燃焼器が適用されるガスタージンエンジンを示した概略構成図である。
【図2】本発明の第1実施形態に係る液体燃料焚き低NOX 燃焼器の要部を示す縦断面図である。
【図3】本発明の第2実施形態に係る液体燃料焚き低NOX 燃焼器の要部を示す縦断面図である。
【図4】従来の予混合型燃焼器の構成を示す縦断面図である。
【符号の説明】
2,2,2A…燃焼器、17…予混合室、17d…内壁面、19…燃料噴射装置、20,24…噴射チューブ、20a,24a…噴射チューブの入口、20b,24b…噴射チューブの出口、21…燃料噴射弁、27…隙間、CA…燃焼用空気、G…燃焼ガス、MF…液体燃料、S1,S2…燃焼領域。
Claims (2)
- 液体燃料を噴射する燃料噴射装置と、
燃焼領域の上流側に形成されて、前記燃料噴射装置から噴射された液体燃料と燃焼用空気とを混合させて予混合気を作る予混合室とを備え、
前記燃料噴射装置が、前記予混合室内に出口を持つ噴射チューブと、この噴射チューブ内にその入口から前記液体燃料を噴射する燃料噴射弁とを有し、
前記噴射チューブの入口と前記燃料噴射弁との間に前記噴射チューブ内に空気を流入させる隙間が形成され、
前記噴射チューブは、前記燃料噴射弁から噴射された前記液体燃料を噴射チューブの内壁面に衝突させることにより、前記予混合室の内壁面に衝突しないよう液体燃料の噴射チューブからの噴射角度を制限するものである液体燃料焚き低NOX 燃焼器。 - 請求項1において、前記噴射チューブの出口は、前記予混合室内に突出している液体燃料焚き低NOX 燃焼器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001058128A JP3712947B2 (ja) | 2001-03-02 | 2001-03-02 | ガスタービンエンジン用の液体燃料焚き低nox燃焼器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001058128A JP3712947B2 (ja) | 2001-03-02 | 2001-03-02 | ガスタービンエンジン用の液体燃料焚き低nox燃焼器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002257343A JP2002257343A (ja) | 2002-09-11 |
JP3712947B2 true JP3712947B2 (ja) | 2005-11-02 |
Family
ID=18917902
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001058128A Expired - Fee Related JP3712947B2 (ja) | 2001-03-02 | 2001-03-02 | ガスタービンエンジン用の液体燃料焚き低nox燃焼器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3712947B2 (ja) |
Families Citing this family (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008517241A (ja) * | 2004-10-18 | 2008-05-22 | アルストム テクノロジー リミテッド | ガスタービン用バーナー |
JP5412283B2 (ja) * | 2007-08-10 | 2014-02-12 | 川崎重工業株式会社 | 燃焼装置 |
CN101932792B (zh) * | 2007-11-12 | 2013-05-08 | 格塔斯热力学驱动系统有限责任公司 | 轴向活塞发动机以及用于操作轴向活塞发动机的方法 |
US8539773B2 (en) * | 2009-02-04 | 2013-09-24 | General Electric Company | Premixed direct injection nozzle for highly reactive fuels |
JP5679326B2 (ja) * | 2011-05-25 | 2015-03-04 | 新潟原動機株式会社 | ガスタービン燃焼器 |
JP5982169B2 (ja) * | 2012-04-24 | 2016-08-31 | 新潟原動機株式会社 | ガスタービン燃焼器 |
JP6637905B2 (ja) * | 2014-12-25 | 2020-01-29 | 川崎重工業株式会社 | バーナ、燃焼器、及びガスタービン |
DE102017114362A1 (de) * | 2017-06-28 | 2019-01-03 | Man Diesel & Turbo Se | Brennkammer einer Gasturbine, Gasturbine und Verfahren zum Betreiben derselben |
-
2001
- 2001-03-02 JP JP2001058128A patent/JP3712947B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2002257343A (ja) | 2002-09-11 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
RU2766102C1 (ru) | Камера сгорания с низким уровнем загрязнения и способ управления сгоранием для нее | |
JP2597785B2 (ja) | ガスタービン燃焼器用空気燃料混合器 | |
KR100320164B1 (ko) | 가스 터빈 엔진용 저 nox버너 및 가스 터빈 엔진의 연소기내에서 액체연료를 연소시키는 방법 | |
US7568345B2 (en) | Effervescence injector for an aero-mechanical system for injecting air/fuel mixture into a turbomachine combustion chamber | |
JP4065947B2 (ja) | ガスタービン燃焼器用燃料・空気プレミキサー | |
US6374615B1 (en) | Low cost, low emissions natural gas combustor | |
EP1323982B1 (en) | Fuel nozzle for a gas turbine engine | |
US5244380A (en) | Burner for premixing combustion of a liquid and/or gaseous fuel | |
RU2571700C2 (ru) | Способ и система для впрыска эмульсии в пламя | |
US20110265482A1 (en) | Pocketed air and fuel mixing tube | |
US20040079086A1 (en) | Piloted airblast lean direct fuel injector with modified air splitter | |
JP3590594B2 (ja) | ガスタービンエンジン用の液体燃料焚き低nox燃焼器 | |
US20170082289A1 (en) | Combustor burner arrangement | |
JP2002195563A (ja) | 燃焼器エミッションを減少させるための方法及び装置 | |
JP2008128631A (ja) | 空気と燃料の混合物を噴射する装置と、このような装置を備える燃焼チャンバ及びターボ機械 | |
US9625153B2 (en) | Low calorific fuel combustor for gas turbine | |
JP4400314B2 (ja) | ガスタービン燃焼器及びガスタービン燃焼器の燃料供給方法 | |
JP3712947B2 (ja) | ガスタービンエンジン用の液体燃料焚き低nox燃焼器 | |
RU2197684C2 (ru) | Способ отделения факела от форсунки с двухпоточным тангенциальным входом | |
KR100254274B1 (ko) | 가스터빈의 연소기 | |
JPH10185196A (ja) | ガスタービン燃焼器における液体燃料の予蒸発予混合構造 | |
JP4977522B2 (ja) | ガスタービン燃焼器 | |
JP2002038970A (ja) | ガスタービン燃焼器 | |
JP2013174367A (ja) | 予混合燃焼バーナ、燃焼器及びガスタービン | |
JP2005147459A (ja) | ガスタービン燃焼器及びガスタービン燃焼器の燃料供給方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20040121 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20040217 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20040415 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20050816 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20050818 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |