JP3711596B2 - Self-supporting container in a sealed bag - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えば、飲み物等の液体が収容される密閉袋の自立容器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種の密閉袋としては、例えばジュース等の飲み物を充填するための密閉袋が知られている。図11に示すように、可撓性を有する密閉袋50には注ぎ口51が取着されている。この注ぎ口51は、密閉袋50の外側面に形成された開口部52に筒状をなす注ぎ口本体53を貫通取着して構成されている。注ぎ口本体53の両端外周にはフランジ部53a,53bが突設されている。密閉袋50の内側におけるフランジ部53bは、同密閉袋50の内面に接着されている。両フランジ部53a,53bには注ぎ口本体53の連通部53cを閉塞するようにビニール製のシート状シール部材54a,54bが接着され、両シール部材54a,54bにより密閉袋50内の飲み物が外部へ流れ出ないようになっている。
【0003】
そして、この密閉袋50から飲み物を注ぎ出すには、図示しないダンボール箱等からなる自立容器に収容された密閉袋50を収容した後、注ぎ口本体53に対し、同注ぎ口本体53とは別部材からなる注ぎ管55を差し込む。すると、注ぎ管55にて両シール部材54a,54bが破られ、注ぎ管55を介して密閉袋50の内部と外部とが連通される。そして、自立容器を傾けると、密閉状態の解除された密閉袋50の飲み物が注ぎ管55から注ぎ出される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、従来技術に示す注ぎ口51では、密閉袋50に開口部52を形成し、その開口部52に対して注ぎ口本体53を接着したり、その両フランジ53a,53bにシール部材54a,54bを接着するという面倒な加工が多く必要であった。又、注ぎ口本体53以外にもシール部材54a,54b、注ぎ管55が必要で、部品点数が多かった。その結果、製造コストが上昇するという問題があった。更に、注ぎ口本体53に注ぎ管55を差し込んだ状態では、注ぎ管55を介して密閉袋50の内部と外部とは連通状態のままであるため、自立容器等が倒れたりすれば、飲み物が注ぎ出されてしまうという問題があった。
【0005】
本発明の第1の目的は、密閉袋に対して容易に注ぎ口を組付けし得ることを目的とした。又、第2の目的は、部品点数を減らして製造コストの低減を図ることを目的とした。更に、第3の目的は、注ぎ口から飲み物が漏れるのを少なくすることにした。
【0006】
【課題を解決するための手段】
請求項1に記載の発明は、可撓性の密閉袋内に充填されている液体を外部へ注ぎ出すための注ぎ口が取着された密閉袋を、開口部を介して収容する自立容器において、前記注ぎ口は、前記密閉袋の切り口を挟み込んだ状態で互いに重合可能な一対の挟持部材を備え、各挟持部材の両端同士を互いに接合して接合部とするとともに、同挟持部材の両端を除く中央付近を非接合部とし、前記接合部の両側上部に係合部を設けるとともに前記非接合部に開閉部を設け、前記挟持部材は開閉部を閉じる方向に弾性が付与され、この開閉部の内側に前記密閉袋の切り口を挟入取着可能とし、前記挟持部材の各両端が接近するのに伴い開閉部を開き、この開く動作に追従して前記開閉部の内側に挟入取着されている切り口を開くように構成し、前記開口部を塞ぐ蓋には、前記密閉袋の切り口が上向きになるように注ぎ口を支持可能な支持手段を設け、前記支持手段は、注ぎ口を挿入可能な挿入孔と、注ぎ口の接合部に設けられた係合部を上面に掛止支持可能な支持部材と、前記接合部に設けられた係合部が当接されることにより前記注ぎ口の開閉部が開いた状態及び閉じた状態にそれぞれ前記注ぎ口を保持する保持手段とを備えていることを要旨とするものである。この構成によれば、非接合部とされた開閉部の内側に密閉袋の切り口を挟入取着した後、挟持部材の両端に位置する接合部同士を接近移動させると、開閉部が開かれ、それに伴い切り口も開かれる。また、挿入孔に注ぎ口が挿入されると、支持部材に係合部が掛止支持され、注ぎ口が支持されると、密閉袋の切り口が上向きになるため、液体が漏れなくなる。しかも、保持手段により注ぎ口が開いた状態又は閉じた状態に保持される。
【0007】
請求項2に記載の発明は、前記保持手段は、注ぎ口の開閉部が開いた状態のときに前記係合部が係合する第1の被係合部と、注ぎ口が閉じた状態のときに前記係合部が係合する第2の被係合部とから構成されていることを要旨とするものである。この構成によれば、注ぎ口が開くと、係合部が第1の被係合部に係合される。又、注ぎ口が閉じると、係合部が第2の被係合部に係合される。
【0008】
請求項3に記載の発明は、前記挟持部材には折曲部が形成され、この折曲部は開閉部が開いたときに折曲可能とされていることを要旨とするものである。この構成によれば、開閉部が開かれる際には、折曲部が折曲される。
【0009】
請求項4に記載の発明は、前記接合部の両側下部には抜止め突起が設けられていることを要旨とするものである。この構成によれば、自立容器を傾けた状態では、抜止め突起が蓋の裏面に当接されるため、注ぎ口が挿入孔から抜け出ることはない。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を飲み物が収容される密閉袋の注ぎ口及び同袋の自立容器に具体化した一実施形態を図面を参照して説明する。
【0014】
まず、密閉袋の注ぎ口について説明する。
図1〜図3に示すように、注ぎ口1は密閉袋2のコーナ部に対して斜めに取着可能とされている。この注ぎ口1は合成樹脂からなり、互いに重合可能な挟持部材としての挟持片3を一対備えている。両挟持片3の前後両端部は接着剤により接合されて接合部4とされ、前後両端部を除く中央付近は非接合部5とされている。非接合部5における両挟持片3の内側面には、密閉袋2のコーナ部が挟入されて接着剤により接合されている。そして、両挟持片3に接着されていない密閉袋2のコーナ部の先端を両挟持片3の上端縁に沿って切り取ることにより、図2に点線で示す切り口2aとすることができる。
【0015】
接合部4と非接合部5との境界において、両挟持片3の外側面には一対の第1の折曲部6が形成されている。この第1の折曲部6は断面V字状に形成され、密閉袋2の外縁に沿ってハ字状に拡がっている。又、非接合部5における両挟持片3の内側面には両挟持片3の幅方向に延びる第2の折曲部7が形成されている。この第2の折曲部7も断面V字状に形成されている。そして、図3,図4に示すように、両挟持片3の両端、すなわち両接合部4同士(同図の左右)を互いに接近移動させたとき、第1及び第2の折曲部6,7により、両挟持片3の非接合部5が密閉袋2の切り口2aを開くように折曲されるようになっている。この両挟持片3の非接合部5間が密閉袋2を開閉可能な開閉部8となっている。そして、この開閉部8を閉じる方向に各挟持片3は弾性を有している。
【0016】
又、両挟持片3の下端中央には切欠部9が形成され、その切欠部9の両端にはアーチ状をなす弾性片10が一体に形成されている。この弾性片10は前記開閉部8を閉じる方向に弾性を有している。前記接合部4の両側上部には係合部としての前方及び後方係合突起11,12が形成されている。又、接合部4の両側下部には抜止め突起13が形成されている。挟持片3の前端(図1の手前側)に位置する抜止め突起13は前方係合突起11の真下に配置され、後端(図1の奥方)に位置する抜止め突起13は後方係合突起12の斜め下方に配置されている。又、接合部4の後部上端には把持部14が上方へ突設されている。
【0017】
次に、密閉袋2の自立容器について説明する。
図5に示すように、ダンボール紙からなる自立容器15は側面五角形をなす箱状に形成され、その上部には開口部16が形成され、この開口部16を介して自立容器15内に前記密閉袋2が収容される。開口部16には蓋15aが設けられている。この蓋15aは開口部16の前端縁を中心にして回動可能に取着され、後端には同蓋15aを閉じた状態に保持可能な図示しない留め部が形成されている。
【0018】
図5,図6(a)に示すように、前記蓋15aは平坦面と傾斜面とを有し、その傾斜面には合成樹脂からなる支持部材としての支持プレート17が設けられている。この支持プレート17には挿入孔18が形成され、同挿入孔18を介して自立容器15の内部と外部とは連通されている。そして、挿入孔18には前記注ぎ口1を自立容器15の内部から係入可能となっている。挿入孔18は、その中央付近において菱形状をなす口出し部18aと、口出し部18aの両端から前後方向に延びる一対のスリット部18b,18cとから構成されている。そして、挿入孔18に注ぎ口1が挿入された状態で、支持プレート17の上面に前記両係合突起11,12が掛止支持されることにより、同注ぎ口1を蓋15aに支持可能となっている。
【0019】
前記後方スリット部18cの両側における支持プレート17の上面には、一対の挿通部19が切欠き形成され、挿通部19には前記後方係合突起12が挿入可能となっている。挿通部19の前後における支持プレート17の上面には、第1及び第2の被係止突起20,21が形成されている。本実施形態では、前記第1及び第2の被係止突起20,21により保持手段が構成されている。
【0020】
そして、図6(b)に示すように、第1の被係止突起20の前面に対して、前記注ぎ口1の後方係合突起12が両折曲部6,7及び弾性片10の弾性力に抗して当接されることにより、注ぎ口1の開閉部8は開いた状態に保持される。この状態において、前方スリット部18bの前端は注ぎ口1の前方接合部4が当接可能な当接部22となっている。又、図6(c)に示すように、第2の被係止突起21の後面に対して前記注ぎ口1の後方係合突起12が当接されることにより、注ぎ口1の開閉部8は閉じた状態に保持される。この状態において、注ぎ口1の非接合部5は後方スリット部18cに係入される。
【0021】
次に、上記のように構成された密閉袋の注ぎ口及び同袋の自立容器の作用につついて説明する。
まず、注ぎ口1の開閉部8の内側面に接着剤を塗布した後、同開口部8を密閉袋50のコーナ部に挟入して接着する。その後、密閉袋50のコーナ部を鋏等で切り取り、切り口2aを開口する。
【0022】
次に、自立容器15の蓋15aを開き、開口部16を介して密閉袋2を収容する。その後、蓋15aを閉める方向へ倒しておき、注ぎ口1の前方係合突起11を挿入孔18の口出し部18aから蓋15aの外部へ抜き出し、前方スリット部18bに注ぎ口1の接合部4を係入する。そして、前方係合突起11を支持プレート17の上面に当接する。
【0023】
続いて、図7に示すように、把持部14を把持しながら、注ぎ口1の後方係合突起12を挿通部19から蓋15aの外部へ抜き出す。そして、図6(c)に示すように、後方係合突起12を支持プレート17の上面及び第2の被係止突起21の後面に当接させる。すると、注ぎ口1の開閉部8は閉じた状態で、蓋15aの上面に掛止支持される。その後、蓋15aを閉め、注ぎ口1の上端縁に沿って密閉袋2のコーナ部を切り取ると、切り口2aが開口される。この状態において、注ぎ口1の開閉部8は挟持片3及び弾性片10の弾性力により、閉じられるとともに、注ぎ口1の非接合部5は後方スリット部18c内にて挟まれる。そのため、自立容器15が万が一倒れても、密閉袋2内の飲み物が注ぎ口1を介して外部に勢いよく流れ出ることはない。
【0024】
次いで、注ぎ口1の開閉部8を開けるには、把持部14を把持しながら、後方係合突起12と第2の被係止突起21との当接を解除して、同後方係合突起12を第1の被係止突起20の前面及び支持プレート17の上面に当接させる。すると、前方係合突起11は支持プレート17の上面を摺動しながら前方へ移動され、注ぎ口1の前方接合部4の前端が前方スリット部18bの前端に当接される。そして、両挟持片3は第1及び第2の折曲部6,7にて折曲され、注ぎ口1の開閉部8が開いた状態に保持される。この開閉部8が開くと、密閉袋2の切り口2aが開かれる。
【0025】
ここで、支持プレート17は斜め前方へ傾斜されているが、両挟持片3及び弾性片10の弾性力が前後方向へ作用するため、後方係合突起12は第1の被係止突起20の前面に対して押圧される。そのため、注ぎ口1の開閉部8が閉じてしまうことはない。そして、図8に示すように、自立容器15を傾けると、密閉袋2内の飲み物が注ぎ口1の開閉部8を介して注ぎ出される。又、自立容器15を傾けた状態では、抜止め突起13が蓋15aの裏面に当接されるため、注ぎ口1が挿入孔18から抜け出ることはない。
【0026】
本実施形態は以下に示す(1)〜(7)の効果を有する。
(1)密閉袋2に開口部を形成したり等の加工が不要になり、挟持片3の開閉部8に密閉袋2のコーナ部を挟入取着するだけでよいため、密閉袋2に対して容易に注ぎ口を組付けることができる。又、密閉袋2に開口部を形成し、その開口部に注ぎ口を取付ける場合のように密閉構造とするための部材や、注ぎ口に嵌め込む注ぎ管等の部材等が必要ない。その結果、部品点数を減少できるとともに、その密閉構造とするための加工も必要としないため、製造コストの低減を図ることができる。
【0027】
(2)両挟持片3には第1及び第2の折曲部6,7を設けたため、開閉部8を開けるときには両挟持片3の非接合部5を容易に折り曲げることができる。又、第1の折曲部6を両挟持片3の外側面に形成し、第2の折曲部7を両挟持片3の内側面に形成したため、開閉部8を開けるときには両挟持片3の非接合部5を互いに離間する方向へ折り曲げることができ、開閉部8を確実に開けることができる。
【0028】
(3)両挟持片3には開閉部8を閉じる方向に弾性付与したため、例えば、密閉袋2に収容されていない場合に注ぎ口1が下側を向いても、密閉袋2の切り口2aから勢いよく飲み物が漏れるのを防止できる。しかも、両挟持片3の下端中央には開閉部8を閉じる方向に弾性を有する弾性片10を設けたため、同弾性片10と前記両挟持片3の弾性力により、開閉部8をより一層開きにくくできる。この結果、密閉袋2の切り口2aから漏れる飲み物の量をより一層少なくすることができる。
【0029】
(4)支持プレート17の上面に注ぎ口1の両係合突起11,12を掛止支持して注ぎ口1を支持したため、密閉袋2の切り口2aが下向きになることはない。この結果、注ぎ口1から飲み物が漏れるのを防止することができる。しかも、注ぎ口1の前後に両係合突起11,12を設けたため、注ぎ口1が支持されている状態ではその両端ががたつかず、安定した状態で注ぎ口1を支持することができる。
【0030】
(5)前方スリット部18bの当接部22に注ぎ口1の前方接合部4の前端面を当接させ、注ぎ口1の後方係合突起12を第1の被係止突起20の前面に当接させて注ぎ口1を開く状態に保持可能にした。そのため、使用者が注ぎ口1を把持して開けた状態に保持しなくても、自立容器15を傾けるだけで密閉袋2の切り口2aから飲み物を容易に注ぎ出すことができる。
【0031】
(6)両挟持片3と弾性片10との弾性力により、前方スリット部18bの当接部22及び第1の被係止突起20に対して注ぎ口1を押圧した。そのため、自立容器15を傾けても注ぎ口1の開き状態が簡単に解除されることはない。
【0032】
(7)第2の被係止突起21の後面に対して注ぎ口1の後方係合突起12を当接させて注ぎ口1の開閉部8を閉じた状態に保持可能にした。そのため、自立容器15が傾いたり、倒れたりして注ぎ口1が下側を向いても、密閉袋2の切り口2aから勢いよく飲み物が漏れるのを防止できる。
【0033】
なお、本発明は前記実施形態以外に以下のように構成してもよい。
(a)図9に示すように、両挟持片3の非接合部5の両側に斜め外方へ向けて一対の突起25を形成してもよい。この構成にすれば、両挟持片3の両端を把持するとともに、両突起25を把持すれば、注ぎ口1の開閉部8を容易に開くことができる。
【0034】
(b)前記実施形態では、後方係合突起12を第2の被係止突起21に支持して注ぎ口1の開閉部8を閉じた状態に保持するようにしたが、図10に示すように、口出し部18aの上方に閉じ部材26を設けてもよい。この閉じ部材26は、支持プレート17の上面に固着された可撓性を有する一対の脚部26aと、同脚部26aの先端において逆チャンネル状に形成されたキャップ部26bとから構成されている。そして、注ぎ口1の開閉部8が閉じ状態に保持されているときは、前記キャップ部26bを両挟持片3の非接合部5の上端に挟入する。この構成によっても、自立容器が倒れても、注ぎ口1の開閉部8から飲み物が漏れるのを確実に防止することができる。
【0035】
(c)前記実施形態では、第1及び第2の被係止突起20,21に対して後方係合突起12を当接可能にしたが、第1及び第2の被係止突起20,21の代わりに後方係合突起12を係入可能な凹部を形成してもよい。
【0036】
(d)前記実施形態では、別部材からなる挟持片3を接合したが、単一の部材からなる挟持片3をその中央部で折り曲げ、同挟持片3の両端部を接着剤で接合してもよい。又、接着剤で両挟持片3の両端部を接合する以外に、ビスとナットで締付けたり、超音波溶着等で接合するようにしてもよい。
【0037】
(e)前記実施形態では、注ぎ口1を開いた状態又は閉じた状態の何れか一方の状態で選択的に保持可能な自立容器15とした。これ以外にも、第1又は第2の被係止突起20,21のうち何れかを省略して、注ぎ口1を開いた状態のみ又は閉じた状態のみで保持する構成にしてもよい。
【0038】
(f)前記実施形態では、自立容器15をダンボール紙からなる材質としたが、合成樹脂や金属製からなる材質に変更してもよい。この構成によれば、耐水性及び剛性を高めることができ、自立容器15を何度も繰り返して使用できる。
【0039】
(g)前記実施形態では、自立容器15の形状を側面五角形をなす箱状に形成したが、任意の形状に変更してもよい。
(h)前記実施形態では、飲み物が収容される密閉袋2に具体化したが、液体であれば、任意のものを収容してもよい。
【0043】
【発明の効果】
請求項1に記載の発明によれば、密閉袋に対して注ぎ口を容易に組付けることができる。又、部品点数を減らして製造コストの低減を図ることができる。さらに、注ぎ口を安定した状態で支持することができ、注ぎ口から液体が流れ出るのをより一層防止できる。しかも、使用者が注ぎ口を開いた状態に保持することなく、液体を注ぎ出すことができる。又、自立容器が傾いたり、倒れたりしても注ぎ口から液体が流れ出るのを防止できる。
【0044】
請求項2に記載の発明によれば、請求項1に記載の発明の効果に加え、注ぎ口を開いた状態で確実に保持でき、又は閉じた状態で確実に保持することができる。
請求項3に記載の発明によれば、請求項1又は請求項2に記載の発明の効果に加え、折曲部にて前記挟持部材を容易に折り曲げることができるため、開閉部を容易に開くことができる。
【0045】
請求項4に記載の発明によれば、自立容器を傾けた状態では、抜止め突起が蓋の裏面に当接されるため、注ぎ口が挿入孔から抜け出ることはない。
【図面の簡単な説明】
【図1】一実施形態を示す注ぎ口の斜視図。
【図2】同じく、密閉袋に注ぎ口を取付けた状態を示す正面図。
【図3】同じく、注ぎ口を閉じた状態を示す図1のX−X断面図。
【図4】同じく、注ぎ口を開いた状態を示す図1のX−X断面図。
【図5】同じく、注ぎ口を取付けた状態を示す自立容器の斜視図。
【図6】同じく、支持プレートの平面図を示し、(a)は注ぎ口を取付けていない状態を示し、(b)は注ぎ口を開口保持した状態を示し、(c)は注ぎ口を閉じ保持した状態を示す。
【図7】同じく、支持プレートに注ぎ口を挿入する際の平面図。
【図8】同じく、自立容器を傾けた状態を示す正面図。
【図9】別の実施形態を示す注ぎ口の平断面図。
【図10】同じく、注ぎ口に閉じ部材を挟入した状態を示す斜視図。
【図11】従来の技術を示す注ぎ口の断面図。
【符号の説明】
1…注ぎ口、2…密閉袋、2a…切り口、3…挟持片(挟持部材)、4…接合部、5…非接合部、6…第1の折曲部、7…第2の折曲部、8…開閉部、11…前方係合突起(係合部)、12…後方係合突起(係合部)、17…支持プレート(支持部材)、18…挿入孔、20…第1の被係止突起(保持手段)、21…第2の被係止突起(保持手段)。[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention is, for example, it relates to self-standing containers sealed bag liquid such as beverages is housed.
[0002]
[Prior art]
Conventionally, as this type of sealed bag, for example, a sealed bag for filling a drink such as juice is known. As shown in FIG. 11, a
[0003]
And in order to pour a drink from this
[0004]
[Problems to be solved by the invention]
However, in the
[0005]
The first object of the present invention is to allow a spout to be easily assembled to a sealed bag. The second object is to reduce the number of parts to reduce the manufacturing cost. Furthermore, the third purpose is to reduce the leakage of drink from the spout.
[0006]
[Means for Solving the Problems]
The invention according to
[0007]
According to a second aspect of the present invention, the holding means includes a first engaged portion that engages with the engaging portion when the opening / closing portion of the spout is open, and a state in which the spout is closed. The gist of the present invention is that it is composed of a second engaged portion with which the engaging portion engages . According to this configuration, when the spout is opened, the engaging portion is engaged with the first engaged portion. When the spout is closed, the engaging portion is engaged with the second engaged portion.
[0008]
The gist of the invention described in
[0009]
The gist of the invention described in
[0013]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
DESCRIPTION OF EXEMPLARY EMBODIMENTS Hereinafter, an embodiment in which the present invention is embodied in a spout of a sealed bag in which a drink is accommodated and a self-standing container of the bag will be described with reference to the drawings.
[0014]
First, the spout of the sealed bag will be described.
As shown in FIGS. 1 to 3, the
[0015]
A pair of
[0016]
Further, a notch 9 is formed at the center of the lower end of both sandwiching
[0017]
Next, the self-supporting container of the sealed
As shown in FIG. 5, a self-supporting
[0018]
As shown in FIGS. 5 and 6A, the
[0019]
A pair of
[0020]
Then, as shown in FIG. 6B, the
[0021]
Next, the operation of the spout of the sealed bag and the self-supporting container of the bag configured as described above will be described.
First, an adhesive is applied to the inner surface of the opening /
[0022]
Next, the
[0023]
Subsequently, as shown in FIG. 7, the
[0024]
Next, in order to open the opening /
[0025]
Here, although the
[0026]
The present embodiment has the following effects (1) to (7).
(1) Since processing such as forming an opening in the
[0027]
(2) Since both the sandwiching
[0028]
(3) Since both of the sandwiching
[0029]
(4) Since the
[0030]
(5) The front end surface of the front
[0031]
(6) The
[0032]
(7) The
[0033]
In addition, you may comprise this invention as follows besides the said embodiment.
(A) As shown in FIG. 9, a pair of
[0034]
(B) In the above embodiment, the
[0035]
(C) In the above embodiment, the
[0036]
(D) In the above-described embodiment, the
[0037]
(E) In the said embodiment, it was set as the self-supporting
[0038]
(F) In the above embodiment, the self-standing
[0039]
(G) In the said embodiment, although the shape of the self-supporting
(H) In the said embodiment, although embodied in the
[0043]
【The invention's effect】
According to invention of
[0044]
According to invention of
According to the invention described in
[0045]
According to the fourth aspect of the present invention, when the self-standing container is tilted, the retaining protrusion is brought into contact with the back surface of the lid, so that the spout does not come out of the insertion hole.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a perspective view of a spout showing one embodiment.
FIG. 2 is a front view showing a state where a spout is attached to a sealed bag.
3 is a cross-sectional view taken along the line XX of FIG. 1 showing a state where the spout is closed.
4 is a cross-sectional view taken along the line XX of FIG. 1 showing a state where the spout is opened.
FIG. 5 is a perspective view of a self-standing container showing a state where a spout is attached.
Similarly, FIG. 6 shows a plan view of the support plate, (a) shows a state in which no spout is attached, (b) shows a state in which the spout is held open, and (c) shows a state in which the spout is closed. Indicates the held state.
FIG. 7 is a plan view when the spout is inserted into the support plate.
FIG. 8 is a front view showing a state where the self-supporting container is inclined.
FIG. 9 is a plan cross-sectional view of a spout showing another embodiment.
FIG. 10 is a perspective view showing a state where a closing member is inserted in the spout.
FIG. 11 is a cross-sectional view of a spout showing the prior art.
[Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF
Claims (4)
前記注ぎ口は、前記密閉袋の切り口を挟み込んだ状態で互いに重合可能な一対の挟持部材を備え、各挟持部材の両端同士を互いに接合して接合部とするとともに、同挟持部材の両端を除く中央付近を非接合部とし、前記接合部の両側上部に係合部を設けるとともに前記非接合部に開閉部を設け、前記挟持部材は開閉部を閉じる方向に弾性が付与され、この開閉部の内側に前記密閉袋の切り口を挟入取着可能とし、前記挟持部材の各両端が接近するのに伴い開閉部を開き、この開く動作に追従して前記開閉部の内側に挟入取着されている切り口を開くように構成し、
前記開口部を塞ぐ蓋には、前記密閉袋の切り口が上向きになるように注ぎ口を支持可能な支持手段を設け、前記支持手段は、注ぎ口を挿入可能な挿入孔と、注ぎ口の接合部に設けられた係合部を上面に掛止支持可能な支持部材と、前記接合部に設けられた係合部が当接されることにより前記注ぎ口の開閉部が開いた状態及び閉じた状態にそれぞれ前記注ぎ口を保持する保持手段とを備えている密閉袋の自立容器。 The sealed bag spout for pouring the liquid filled in the flexible sealing bag to the outside is attached, in a self-supporting container housing through the opening,
The pouring spout includes a pair of sandwiching members that can be superposed with each other with the cut end of the sealed bag sandwiched therebetween, joining both ends of each sandwiching member together to form a joint, and excluding both ends of the sandwiching member The vicinity of the center is a non-joined part, an engaging part is provided on both upper sides of the joined part and an opening / closing part is provided in the non-joining part, and the clamping member is given elasticity in a direction to close the opening / closing part. The cut end of the hermetic bag can be inserted and attached inside, the opening and closing part is opened as both ends of the holding member approach, and the opening and closing part is followed and inserted and attached inside the opening and closing part. Configured to open the cut
The lid that closes the opening is provided with support means capable of supporting the spout so that the cut end of the sealing bag faces upward, and the support means is a joint between the insertion hole into which the spout can be inserted and the spout. The opening and closing portion of the spout is opened and closed by the support member capable of hooking and supporting the engaging portion provided on the upper portion on the upper surface and the engaging portion provided on the joint portion being in contact with each other A self-supporting container for a hermetically sealed bag comprising holding means for holding the spout in a state .
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