JP3711205B2

JP3711205B2 - Iron head

Info

Publication number: JP3711205B2
Application number: JP33075798A
Authority: JP
Inventors: 晴信楠本
Original assignee: ダイワ精工株式会社
Priority date: 1998-11-20
Filing date: 1998-11-20
Publication date: 2005-11-02
Anticipated expiration: 2018-11-20
Also published as: JP2000153008A

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は、アイアンクラブのヘッドに関し、詳細には、ロングアイアン、ミドルアイアンを対象としたアイアンクラブのヘッドに関する。
【０００２】
【従来の技術】
従来からアイアンクラブは、ボールを高く上げ易いものが打球し易い（やさしい）クラブとされ、低重心化を図ったヘッドが多く用いられている。これらのヘッドは、ソール側に重量を配するため、姿勢が低く、全体としてずんぐりした形状となり、ヘッドが小さくなる傾向にある。このため、感覚的に打ちにくいクラブとなったり、あるいは重心を中心とした上下方向の慣性モーメントが小さくなって、インパクト時にヘッドがぶれてフェースが上方を向き過ぎたり、下方を向き過ぎたりして予定されたロフト角に応じた角度で球が上がらず、狙った飛距離が得られない等の問題がある。
【０００３】
一方、ヘッドを大型化して打球面を広くした打ちやすいクラブが登場しているが、これらのクラブは、重心を中心とした上下方向の慣性モーメントは大きくなるものの、ヘッドが上下方向に拡大することによりスイートスポットの位置が高くなる傾向にある。このため、正しく打球した場合（ヘッドのソールが地面に強打すること無く、地面と同じレベルを通過して打球した場合）でも、スイートスポットより下方で打球することとなって飛距離が出にくいクラブとなっている。すなわち、このようなクラブは、ソールが地面に食い込んだ状態（ダフリが生じた状態）でないと、ボールをスイートスポットで捉えることはできない。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】
上述したように、従来の低重心化を図ったゴルフボールでは、打ちにくくなると共に重心を中心とした上下方向の慣性モーメントが小さく、狙った飛距離が得られない等の問題があり、ヘッドを大型化したクラブでは、スイートスポットの位置が高すぎて正しく打球した場合でも飛距離が出にくい等の問題がある。
【０００５】
この発明は、上記した問題点に基づいて成されたものであり、ダフリが生じること無く打球した場合に、スイートスポットで打球しやすく、かつ予定されたロフト角に応じた角度で打球でき、狙った飛距離が容易に得られるアイアンクラブのヘッドを提供することを目的とする。
【０００６】
なお、従来一般的に用いられているアイアンクラブの内、ロフト角が３４°よりも大きいもの、いわゆる８番手以降のショートアイアンクラブは、ボールに対するフェース面の衝突は斜め衝突の割合が大きくなり、ヘッドに掛かる力が小さくなる。また、ヘッド重量も重く、実際の使用にあたっては、上述した点について問題となることはない。本発明は、従来のロングアイアン、ミドルアイアンを対象としたアイアンクラブにおいて顕著に生じる上述した問題点を解決することを目的としている。
【０００７】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、本発明のアイアンヘッドは、ロフト角が３４度以下、ヘッドの重さが２２７〜２６７ｇのアイアンヘッドにおいて、ヘッドの重心位置からフェース部分に垂線を下した際の交点であるスイートスポットの高さが２１．３ｍｍ以下で、重心回りの上下方向の慣性モーメントが７８０〜９００ｇ・ｃｍ ^２であることを特徴としている。
【０００８】
通常使用されるゴルフボールの半径は、２１．３ｍｍである。このため、スイートスポットの高さが、２１．３ｍｍ以下（ロフトによりボールとの接点が下がることを考慮すると、好ましくは２０．０ｍｍ以下）となるように設定することで、ヘッドのソールが地面に強打すること無く、地面と同じレベルを通過して打球した場合に、スイートスポット位置で球を捉え易くなる。また、重心回りの上下方向の慣性モーメントは、通常のロングアイアン、ミドルアイアンでは、低重心化されたものも含めて７５０ｇ・ｃｍ^２よりも小さく設定されているが、本発明では、これを７８０ｇ・ｃｍ^２以上に設定したことで、打球時におけるヘッドの重心回りのぶれが効果的に抑制されて、ロフト角に応じた角度出打球し易くなる。
【０００９】
【発明の実施の形態】
上記したヘッドの重心位置からフェース部分に垂線を下した際の交点であるスイートスポットの高さ（地面からの垂直高さ）、及び重心回りの上下方向の慣性モーメント（重心を中心にヘッドが回転した場合、フェースが上方を向いたり、下方を向いたりする方向に回転する慣性モーメント）は、実際の各アイアンの番手毎に最適な範囲で設定される。この場合、ホーゼル部分を含むヘッド本体の重量についても、各番手毎に、スイングスピードが低下しない程度に設定しておくことが好ましく、また、実際の打ち易さを考慮して、その高さ（スイートスポット位置におけるフェースの地面からの垂直高さ）も４０ｍｍ以上となるように設定しておくことが好ましい。こうすることにより、ティーアップした状態、ラフに浮いた状態においても打ち易いものとなる。
【００１０】
ヘッドのフェース部分については、プレーン状に形成したり、あるいはキャビティ状に形成することが可能であるが、慣性モーメントができるだけ大きくなるように、キャビティ状に形成することが好ましい。また、フェース部分の厚さは、重心に近い領域のため、極力軽くするのが良いことから、２．８ｍｍ以下に設定することが好ましい。
【００１１】
また、上述した構成を実現する上で、スイートスポットの高さを２１．３ｍｍ（好ましくは２０．０ｍｍ）以下とし、さらにスイートエリア（スイートスポットで打球した場合の９５％以上の飛距離が得られる打球面領域）の６０％以上が２１．３ｍｍ（好ましくは２０．０ｍｍ）より低い位置に存在するようにヘッドを形成することが好ましい。このようにスイートエリアの領域を下げることによって、クロスバンカーやベアグラウンドはもちろんのこと、クロスバンカーの凹部やディボット跡の端にボールがあるような状況においても打ち易いゴルフクラブとなる。
【００１２】
ここで、実際の各番手毎に用いられるヘッドについて、ホーゼル部分を含む重さ、重心回りの上下方向の慣性モーメント及びスイートスポット高さ（Ｓ．Ｓ．高さ）の好ましい構成を以下の表に示す。
【００１３】
【表１】

【００１４】
上述したような構成のヘッドが形成されるように、ヘッド部分の内、ホーゼル部分やフェース部分については、比較的比重が軽く、硬い材料、例えば、チタン合金（６Ａｌ−４Ｖ、１５Ｍｏ−５Ｚｒ−３Ａｌ，１５Ｖ−３Ｃｒ−３Ｓｎ−３Ａｌ等）や純チタン等のチタン系材料、あるいはアモルファス合金、ＦＲＰによって形成するのが良い。また、慣性モーメントを高め、スイートスポット位置を下げるためには、ヘッド部分の外周領域に、タングステンカッパー合金、ニッケルタングステン合金等、比重が１２以上の重量体を適宜取着したり、組み込んだり、あるいはヘッド部分の所定位置を削り込む等すれば良い。なお、ホーゼル部分、フェース部分を構成する材料、及び慣性モーメントを高めるのに用いられる材料、取着方法については限定されることはなく、ヘッドの全体形状についても限定されることはない。
【００１５】
【実施例】
以下、上記した構成を実現したヘッドの実施例を添付図面に沿って説明する。図１及び図２は第１の実施例を示しており、図１はヘッドの正面図、図２は、スイートスポット部分の断面図である。この図は、５番アイアンのヘッドを示しており、ヘッド１は、ホーゼル２及びフェース部分３が一体化した構成となっている。前記フェース部分３の裏面には、その上下の縁部に、それぞれ後方に延出する突片３ａ，３ｂが一体的に形成されている。なお、図において符号Ｓは、ヘッドの重心位置からフェース部分３に垂線を下した際の交点であるスイートスポットを示している。
【００１６】
このようなホーゼル２およびフェース部分３は、チタン合金（１５−５−３）で一体形成されており（重さ９０ｇ）、そのフェース厚は２．５ｍｍに形成されている。また、上記した突片３ａ，３ｂの外側には、タングステンカッパー５ａ，５ｂがそれぞれ５０ｇ，１２０ｇづつ、フェース部分の上下外周に沿うように取着されている。また、ヘッドの形状は、そのスイートスポット位置におけるフェース高さＨが４３ｍｍとなるように形成されている。以上のようにヘッドを構成した場合、スイートスポット高さは、ボールの半径である２１．３ｍｍ以下の２０．５ｍｍとなり、その重心回りの上下方向の慣性モーメントが８０３ｇ・ｃｍ²となる。
【００１７】
このような構成のアイアンクラブによれば、ソールが地面と同じレベル又はこれより高い位置を通過するようにして打球した場合（ダフリが発生すること無く打球した場合）、スイートスポットで打球しやすくなり、また、慣性モーメントが大きいことから、ヘッドがぶれずに予定されたロフト角に応じた角度で打球しやすくなり、狙った飛距離を容易に得られるようになる。
【００１８】
図３は、本発明の別の実施例を示す図である。この実施例では、図２に示した構成のフェース部分３のトウ側およびヒール側に、それぞれ切欠部３ｃ，３ｄを形成して上下方向に重量が配分されるように構成したものである。そして、フェース部分には、前記実施例同様、その裏面側の上下に突片が形成されており、そこにタングステンカッパー５ａ，５ｂがそれぞれ５０ｇ，１３０ｇづつフェース部分の上下外周に沿うように取着されている。このように、ヘッドに切欠部を形成し、下方に取着される重量体を重くすることで、スイートスポット高さは１９．８ｍｍと低くなり、その重心回りの上下方向の慣性モーメントは８２５ｇ・ｃｍ²となる。
【００１９】
もちろんヘッドの全体的な構成については、図に示したような形状に限定されるものではなく、上述した表に示した数値が満足されるように形成されるのであれば、全体形状、使用材料については種々変更することが可能である。
【００２０】
【発明の効果】
本発明のヘッドの構成によれば、正しく打球した場合に、スイートスポットで打球しやすく、かつ予定されたロフト角に応じた角度で打球でき、狙った飛距離が容易に得られるアイアンクラブとすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の第１の実施例を示しており、ヘッドの正面図。
【図２】図１に示したヘッドのスイートスポット部分における断面図。
【図３】本発明の第２の実施例を示しており、ヘッドの正面図。
【符号の説明】
１…ヘッド、２…ホーゼル、３…フェース部分、５ａ，５ｂ…重量体。[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to an iron club head, and more particularly to an iron club head for long irons and middle irons.
[0002]
[Prior art]
Conventionally, an iron club is a club that is easy to hit a ball that is easy to raise a ball and is easy to hit, and a head that has a low center of gravity is often used. Since these heads place weight on the sole side, their postures are low, and the overall shape is stubby and tends to be small. For this reason, it becomes a club that is hard to hit sensuously, or the moment of inertia in the vertical direction centered on the center of gravity is reduced, and the head shakes at the time of impact and the face turns too upward or too downward. There is a problem that the sphere does not rise at an angle corresponding to a planned loft angle, and a target flight distance cannot be obtained.
[0003]
On the other hand, clubs that are easy to hit with a larger head and a larger hitting surface have appeared, but these clubs have a larger moment of inertia in the vertical direction around the center of gravity, but the head expands in the vertical direction. Therefore, the position of the sweet spot tends to increase. For this reason, even if the ball is hit correctly (when the head sole hits the ground without hitting the ground), the club hits below the sweet spot and does not easily travel. It has become. That is, in such a club, the ball cannot be caught by a sweet spot unless the sole is bitten into the ground (a state where a duff is generated).
[0004]
[Problems to be solved by the invention]
As described above, the conventional golf ball having a low center of gravity has a problem that it is difficult to hit and the inertia moment in the vertical direction around the center of gravity is small, and the target flight distance cannot be obtained. A club with a larger size has a problem in that it is difficult to carry a flight distance even if the sweet spot is positioned too high and hits correctly.
[0005]
The present invention has been made on the basis of the above-mentioned problems. When a ball is hit without causing a duff, it is easy to hit with a sweet spot and can hit at an angle according to a planned loft angle. An object of the present invention is to provide an iron club head that can easily obtain a flying distance.
[0006]
Of the iron clubs that are generally used in the past, those whose loft angle is larger than 34 °, so-called eighth iron and later short iron clubs, the collision of the face surface with the ball has a higher rate of oblique collision, Less force is applied to the head. Further, the head weight is heavy, and there is no problem with the above-described points in actual use. SUMMARY OF THE INVENTION An object of the present invention is to solve the above-mentioned problems that occur remarkably in iron clubs for conventional long irons and middle irons.
[0007]
[Means for Solving the Problems]
In order to solve the above-mentioned problems, the iron head of the present invention is an intersection when an iron head having a loft angle of 34 degrees or less and a head weight of 227 to 267 g is perpendicular to the face portion from the center of gravity of the head. The height of the sweet spot is 21.3 mm or less, and the moment of inertia in the vertical direction around the center of gravity is 780 to 900 g · cm ² .
[0008]
The radius of the golf ball normally used is 21.3 mm. Therefore, the height of the sweet spot is set to be 21.3 mm or less (preferably 20.0 mm or less considering that the contact point with the ball is lowered by the loft). When a ball is hit through the same level as the ground without hitting it, it becomes easier to catch the ball at the sweet spot position. In addition, the vertical inertia moment around the center of gravity is set to be smaller than 750 g · cm ² including a low center of gravity for normal long irons and middle irons. In the present invention, this is 780 g. -By setting it to cm ² or more, blurring around the center of gravity of the head at the time of hitting is effectively suppressed, and it becomes easier to hit the ball according to the loft angle.
[0009]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
The height of the sweet spot (vertical height from the ground), which is the intersection when the perpendicular to the face part from the center of gravity position of the head described above, and the vertical moment of inertia around the center of gravity (the head rotates around the center of gravity) In this case, the moment of inertia (rotating in the direction in which the face faces upward or downward) is set within an optimum range for each actual iron number. In this case, it is preferable to set the weight of the head body including the hosel part so that the swing speed does not decrease for each count, and the height ( The vertical height of the face at the sweet spot position from the ground is preferably set to be 40 mm or more. By doing so, it becomes easy to hit even in a teeed-up state or a rough-floating state.
[0010]
The face portion of the head can be formed in a plain shape or a cavity shape, but is preferably formed in a cavity shape so that the moment of inertia is as large as possible. Further, the thickness of the face portion is an area close to the center of gravity, so it is preferable to make it as light as possible.
[0011]
Further, in realizing the above-described configuration, the height of the sweet spot is 21.3 mm (preferably 20.0 mm) or less, and a sweet area (a flight distance of 95% or more when hit with a sweet spot is obtained). The head is preferably formed so that 60% or more of the ball striking surface area is present at a position lower than 21.3 mm (preferably 20.0 mm). By lowering the sweet area in this way, the golf club can be easily hit not only in a cross bunker or a bare ground but also in a situation where there is a ball at the end of a recess or divot mark of the cross bunker.
[0012]
Here, with regard to the head used for each actual count, preferred configurations of the weight including the hosel part, the vertical moment of inertia around the center of gravity, and the sweet spot height (SS height) are shown in the table below. Show.
[0013]
[Table 1]

[0014]
In order to form the head having the above-described configuration, the hosel portion and the face portion of the head portion have a relatively light specific gravity and a hard material such as a titanium alloy (6Al-4V, 15Mo-5Zr-3Al). , 15V-3Cr-3Sn-3Al, etc.), titanium-based materials such as pure titanium, amorphous alloys, or FRP. Further, in order to increase the moment of inertia and lower the sweet spot position, a weight body having a specific gravity of 12 or more, such as a tungsten copper alloy or nickel tungsten alloy, is appropriately attached or incorporated in the outer peripheral region of the head portion, or What is necessary is just to grind the predetermined position of a head part. Note that the material constituting the hosel part and the face part, the material used for increasing the moment of inertia, and the attachment method are not limited, and the overall shape of the head is not limited.
[0015]
【Example】
Hereinafter, an example of a head realizing the above-described configuration will be described with reference to the accompanying drawings. 1 and 2 show a first embodiment, FIG. 1 is a front view of the head, and FIG. 2 is a sectional view of a sweet spot portion. This figure shows a 5-iron head. The head 1 has a configuration in which a hosel 2 and a face portion 3 are integrated. On the back surface of the face portion 3, protrusions 3a and 3b extending rearward are integrally formed at upper and lower edges thereof. In the figure, symbol S indicates a sweet spot which is an intersection when a perpendicular is drawn from the center of gravity of the head to the face portion 3.
[0016]
The hosel 2 and the face portion 3 are integrally formed of a titanium alloy (15-5-3) (weight 90 g), and the face thickness is 2.5 mm. Further, tungsten coppers 5a and 5b are attached to the outside of the protruding pieces 3a and 3b by 50 g and 120 g, respectively, along the upper and lower outer peripheries of the face portion. The head is formed such that the face height H at the sweet spot position is 43 mm. When the head is configured as described above, the sweet spot height is 20.5 mm which is 21.3 mm or less, which is the radius of the ball, and the vertical moment of inertia around the center of gravity is 803 g · cm ² .
[0017]
According to the iron club having such a configuration, when the ball is hit with the sole passing through the same level as or higher than the ground (when the ball is hit without any duffing), it is easy to hit with a sweet spot. In addition, since the moment of inertia is large, it is easy to hit the ball at an angle corresponding to the planned loft angle without shaking the head, and the target flight distance can be easily obtained.
[0018]
FIG. 3 is a diagram showing another embodiment of the present invention. In this embodiment,

notches

3c and 3d are formed on the toe side and the heel side of the face portion 3 having the configuration shown in FIG. 2 so that weight is distributed in the vertical direction. In the face portion, similar to the previous embodiment, protrusions are formed on the upper and lower sides of the back surface, and the tungsten coppers 5a and 5b are attached along the upper and lower outer peripheries of the face portion by 50 g and 130 g, respectively. Has been. Thus, by forming a notch in the head and increasing the weight attached to the lower part, the sweet spot height is reduced to 19.8 mm, and the vertical moment of inertia around the center of gravity is 825 g · cm ² .
[0019]
Of course, the overall configuration of the head is not limited to the shape shown in the figure, and if the head is formed so as to satisfy the numerical values shown in the above table, the overall shape and materials used Various changes can be made.
[0020]
【The invention's effect】
According to the configuration of the head of the present invention, when the ball is hit correctly, the iron club is easy to hit with a sweet spot, can hit at an angle according to a planned loft angle, and can easily obtain a target flight distance. be able to.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a front view of a head, showing a first embodiment of the present invention.
FIG. 2 is a cross-sectional view of a sweet spot portion of the head shown in FIG.
FIG. 3 is a front view of a head, showing a second embodiment of the present invention.
[Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF SYMBOLS 1 ... Head, 2 ... Hosel, 3 ... Face part, 5a, 5b ... Heavy body.

Claims

For iron heads with a loft angle of 34 degrees or less and a head weight of 227 to 267 g , the height of the sweet spot, which is the intersection when the perpendicular is drawn from the center of gravity position of the head to the face part, is 21.3 mm or less, and around the center of gravity An iron head characterized by having a vertical inertia moment of 780 to 900 g · cm ² .

The iron head according to claim 1, wherein a face height at a sweet spot position is 40 mm or more.