JP3710883B2

JP3710883B2 - Door handle device

Info

Publication number: JP3710883B2
Application number: JP20181396A
Authority: JP
Inventors: 真太郎片山
Original assignee: Alpha Corp
Current assignee: Alpha Corp
Priority date: 1996-07-31
Filing date: 1996-07-31
Publication date: 2005-10-26
Anticipated expiration: 2016-07-31
Also published as: JPH1046876A

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は、扉の両面に設けられたハンドルを扉の開閉方向に向けて押した場合にも、引いた場合にも、ラッチが没入してそのまま開扉可能となる扉用ハンドル装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】
一般の扉用ハンドル装置は、ハンドル（レバーハンドル或いはノブ）を回動操作するとラッチ錠のラッチボルトが没入して開扉可能となるので、開扉するためには、ハンドルを回動操作する手間と、回動したハンドルを持ったままの手で扉を開扉方向に回動する手間が必要である。
この手間を簡単にするために、ハンドルを開扉方向に向けて押す（扉の反対側のハンドルでは開扉方向に引く）ワンタッチ動作で開扉できる押し引き型のハンドル装置がある（実公平２−４９３２７号参照）。
【０００３】
押し引き型のハンドル装置は、一方のハンドル機構は、ハンドルが押された方向に回動してラッチ錠のラッチを没入方向に駆動する構造であり、他方のハンドル機構は、ハンドルが引かれた方向に回動してラッチを没入方向に駆動する構造であり、両ハンドルの回動方向が反対になるので、押し側のハンドル機構と引き側のハンドル機構の構造が異なる。
従って、押し側のハンドル機構と引き側のハンドル機構を別々に作成しなければならず、部品点数が増加する問題や、部品管理が複雑になるなどの問題があった。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】
このような問題を解決するためには、内部に設けられた２つの孔にピンを選択して挿入することによりハンドル機構の勝手を変更し、押し側と引き側のハンドル機構に兼用して使用できるようにしなければならない。
ハンドル機構の勝手を変更するためには、片方のハンドル機構を分解し、ピンの挿入位置を変更し、再組立しなければならないので、分解や組立ができる技能を持った者でなければならず、しかも、長い作業時間が必要である。
【０００５】
ラッチ錠のケースは一般に四角形状であるので、扉の端面に設けられるラッチ錠埋設用の孔も、四角孔に加工される。
然し、四角孔を彫り込む作業は、丸孔加工に比較して困難であるので、ラッチ錠のケースを円形の筒状にすることが望ましい。
【０００６】
扉用ハンドル装置には、ラッチが出没するだけで施錠ができない空錠が組付られるもの、施錠機構を備えたものがあり、施錠機構は空錠に簡単に組み込められるものでなければならない。
又、部屋と部屋の間に設けられる間仕切扉では、開扉方向を限定しないで、扉のどちら側からも押しても引いても開閉できる扉が要求されることがある。
本発明は、かかる諸問題を解決することのできる扉用ハンドル装置を提供するものである。
【０００７】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明の扉用ハンドル装置は、
錠ケースの前面にラッチ挿入孔を開口し、該ラッチ挿入孔にラッチを出没可能に挿入するラッチ錠を扉の端面に設け、扉の両面に固着される取付面を有するエスカッションに、上記取付面の反対側に開口する凹部を設け、該凹部に上記ラッチ挿入孔に連通する貫通孔を設け、上記凹部に固着されるバックプレートに上記貫通孔に重なる孔を設け、上記バックプレートの一側に枢軸を設け、他側及び中間部に第一円弧状孔及び第二円弧状孔を設け、上記貫通孔を通過して上記ラッチに係合する駆動部を有するレバープレートに、上記第一円弧状孔に遊嵌する第一支軸と、上記第二円弧状孔に遊嵌する第二支軸を設け、ハンドルに固着されるレバーコアを上記枢軸に枢着し、上記レバーコアに上記第二支軸が遊嵌する長孔と上記第一支軸が遊嵌する長溝を設け、上記第一支軸及び第二支軸を相互に反対方向に付勢するハンドルスプリングを設け、上記第一支軸及び第二支軸が付勢方向に移動したときに上記駆動部は上記ラッチが突出する方向に回動し、上記第一支軸及び第二支軸の何れか一方が付勢反対方向に押動されたときに上記駆動部は上記ラッチが没入する方向に回動することを特徴とするものである。
【０００８】
上記ラッチは、円形筒状の錠ケースの内面に形成される上記ラッチ挿入孔に出没可能，先端が傾倒可能に挿入され、後面に係合部が形成される反転ラッチと、上記ラッチ挿入孔内を進退可能に挿入され、先端部が上記係合部に係合したときに上記反転ラッチを起立状態に係止するラッチストッパとにより構成することができる。
【０００９】
一対の上記エスカッションから成り、一方の上記エスカッションの端部にエマージェンシイプラグを回動可能に設け、他方の上記エスカッションの端部にサムターンを回動可能に設け、上記エマージェンシイプラグ及びサムターンをスピンドルを介して一体的に結合し、上記エマージェンシイプラグ及びサムターンにそれぞれにカムを設け、
上記レバーコアに施錠孔を設け、上記エスカッション内に、上記カムの回動により上記施錠孔に係脱するストッパプレートを設けて施錠機構を構成することができる。
【００１０】
【発明の実施の形態】
本発明の実施の形態について図面を参照して説明すると、図１は、扉Ｄの両面に取り付けられた扉用ハンドル装置Ａの縦断面図、図２はハンドル操作されない通常状態を示す扉用ハンドル装置の横断面図、図３は扉用ハンドル装置Ａの主要部の分解斜視図である。
扉Ｄの内側の表面に内側エスカッション１が取り付けられ、外側の表面に外側エスカッション２が取り付けられる（図１参照）。
【００１１】
内側エスカッション１の取付面１ａに突起３が設けられ、突起３にボルト挿通孔４が貫通する。
外側エスカッション２の取付面２ａに突起３と相対する突起５が設けられ、突起５の先端面にねじ孔６が設けられ、ボルト挿通孔４に挿通されるボルト（図示しない）がねじ孔６に螺合して、両エスカッション１，２が扉Ｄに固着される（図１参照）。
【００１２】
内側エスカッション１と外側エスカッション２のその他の構成は、後述する施錠機構を除けば、同一であるので、以下の説明には内側エスカッション１について述べる。
内側エスカッション１の長手方向の中央部に、取付面１ａの反対面に開口する四角形状の凹部７が設けられ、凹部７の中央に角孔形状の貫通孔８が設けられ、貫通孔８の両側にそれぞれ２個のねじ挿通用孔９が設けられる（図２，図３参照）。
【００１３】
バックプレート１０は、凹部７に当接する底壁１１と、底壁１１の両端から上方に起立する側壁１２を有し、底壁１１には、ねじ挿通用孔９に重なるねじ孔４９と、貫通孔８に重なる四角の孔１３が設けられる（図３参照）。内側エスカッション１の取付面１ａ側からねじ挿通用孔９に挿通したねじ５０をねじ孔４９に螺合して、バックプレート１０を凹部７に固着する（図２，図３参照）。
【００１４】
バックプレート１０の一側（図３において右側）に、両側壁１２を貫通する孔１４が設けられ、孔１４に枢軸１５の両端部が嵌着される。
バックプレート１０の他側に、第一円弧状孔１６が設けられ、中間部に第二円弧状孔１７が設けられる（図３参照）。
第一円弧状孔１６は、第二円弧状孔１７の端部（図３において上端）に配置される後述の第二支軸３４を中心とした円弧であり、第二円弧状孔１７は、第一円弧状孔１６の端部（図３において下端）に配置される後述の第一支軸３３を支点とした円弧である。
第一円弧状孔１６及び第二円弧状孔１７の下方に、角孔１８が設けられる。
【００１５】
バックプレート１０の内部に挿入されるレバープレート１９は、連結壁２０の両端に屈曲して延びる側壁２１と、一方の側壁２１から更に延びる駆動部２２とを有し（図３参照）、駆動部２２は、中間部がレバープレート１９の中心線に接近する方向に屈曲する屈曲点２２ａがあり、駆動部２２の先端は、バックプレート１０の四角の孔１３及び内側エスカッション１の貫通孔８を通過して次に述べるラッチ錠Ｂのラッチストッパ２３に係合する（図２参照）。
【００１６】
ラッチ錠Ｂは、扉Ｄの端面に設けられた円形の孔２４に円形筒状の錠ケース２５の前面に設けられたフロント２６が挿入，固着される。
錠ケース２５の先端部の内周面に固着されたラッチ挿入孔２７に、ラッチストッパ２３の先端部に設けられた小径部２３ａが挿入される。
ラッチストッパ２３の先端面に係合段部２８が形成され、ラッチ挿入孔２７に出没可能，傾倒可能に挿入される反転ラッチ２９に、係合段部２８が係合したときに反転ラッチ２９を起立状態に係止する係合部３０が設けられる（図２参照）。
【００１７】
反転ラッチ２９がラッチストッパ２３に押されてフロント２６より突出して框側のストライク（図示しない）に係入し、係合部３０が係合段部２８に係合して起立状態にあるときには（図２参照）、反転ラッチ２９の左側の面２９ａが起立して開扉を阻止する係止面となっているが、ラッチストッパ２３が後退して係合部３０と係合段部２８の係合が解除されると、反転ラッチ２９が傾倒可能になり、開扉力を受けた左側の面２９ａが斜面となり、開扉力を受けた斜面に没入方向の分力が生じ、反転ラッチ２９が没入し、開扉される。
【００１８】
扉Ｄには、円形の孔２４と交叉し、エスカッションの貫通孔８に連通する第一孔３１が設けられ、錠ケース２５の後端部には、図２において左側に縦長孔２３ａが設けられ、駆動部２２の先端は、縦長孔２３ａを通過してラッチストッパ２３に係入する（図２参照）。
【００１９】
レバープレート１９に、両側壁２１を貫通する第一孔３１と第二孔３２が設けられ、第一孔３１を貫通する第一支軸３３の両端部が第一円弧状孔１６に遊嵌し、第二孔３２を貫通する第二支軸３４の両端部が第二円弧状孔１７に遊嵌する。レバーコア３５は、中央壁３６の一方の面に四角形の嵌合部３７が設けられ、中央壁３６の両端に他方に延びる側壁３８が設けられる（図３参照）。
【００２０】
嵌合部３７は、ハンドル３９の裏面に設けられた嵌合凹部４０に挿入され、ハンドル３９に設けられた孔４１と重なるねじ孔４２が設けられ、孔４１に挿入されるボルト４３がねじ孔４２に螺合して、レバーコア３５がハンドル３９に固着される（図２参照）。
両側壁３８は、バックプレート１０の側壁１２とレバープレート１９との間に形成される隙間に挿入される（図１参照）。
【００２１】
両側壁３８に、枢軸１５が挿入される孔４４と、第二支軸３４が遊嵌する長孔４５と、第一支軸３３が遊嵌する円弧状の長溝４６と、バックプレート１０の角孔１８に重なる施錠孔４７が設けられる（図３参照）。
枢軸１５に巻回されるハンドルスプリング４８の一端４８ａが第二支軸３４に圧接し、他端４８ｂが第一支軸３３に圧接する。
【００２２】
従って、第二支軸３４は図２において左方向に付勢されて第二円弧状孔１７の左端に圧接し、第一支軸３３は右方向に付勢されて第一円弧状孔１６の右端に圧接する（図２参照）。
外側エスカッション２にも、以上述べたバックプレート１０，レバープレート１９，レバーコア３５，ハンドル３９が組み付けられる。
【００２３】
扉用ハンドル装置に設けられる施錠機構について説明すると、内側エスカッション１の一方の端部に孔５１を設け、孔５１にサムターン５２を回動可能に挿入し、外側エスカッション２には、孔５１と相対する位置に孔５３を設け、孔５３にエマージェンシイプラグ５４を回動可能に挿入する（図１参照）。
【００２４】
サムターン５２の外周面に角軸部５５とカム５６を設け、サムターン５２の先端面に非円形孔５７を設け（図１，図６，図８参照）、エマージェンシイプラグ５４の外周面に鍔部５８と、カム５６と同形状のカム５９を設け、エマージェンシイプラグ５４の先端面に、非円形孔５７と同形状の非円形孔を設け、この非円形孔と非円形孔５７にスピンドル６０の両端部を挿入する（図１参照）。
従って、サムターン５２とエマージェンシイプラグ５４は一体となって回動する。
【００２５】
内側エスカッション１の内部には、角軸部５５の両側面に接触する２枚の板ばね６１の両端部が固定されるので、スピンドル６０を図６に示す施錠角度、及び施錠角度から９０度回動した解錠角度（図７参照）に付勢するクリック機構が構成される。
カム５６の形状は、スピンドル６０の外周面から相互に反対方向に延びる突起によって形成され、カム５６は、ストッパプレート６２に設けられたカム孔６３に係入し、図６に示す施錠角度に回動したときにはカム孔６３の施錠側の被駆動面６３ａを押動し、図７に示す解錠角度に回動したときにはカム孔６３の解錠側の被駆動面６３ｂを押動する。
【００２６】
ストッパプレート６２は、中央部にカム孔６３が設けられ内側エスカッション１の内部に設けられた摺動面６４（図１参照）に沿って移動可能な摺動板６５と、摺動板６５に対して直角に起立し、移動方向に突出する施錠突起６６とを有する（図６参照）。
以上のような構成により、カム５６に被駆動面６３ａを押動されたときに、施錠突起６６がバックプレート１０の角孔１８を経由してレバーコア３５の施錠孔４７に係入し、レバーコア３５と一体のハンドル３９を回動不能に拘束する施錠機構が、内側エスカッション１及び外側エスカッション２に設けられる。
【００２７】
外側エスカッション２に表示窓６７を設け（図９参照）、エマージェンシイプラグ５４の鍔部５８には、施錠角度において表示窓６７から透視される領域に、施錠状態を表示する色彩或いは記号が表示され、解錠角度において表示窓６７から透視される領域に、解錠状態を表示する色彩或いは記号が表示される。
エマージェンシイプラグ５４の外側先端面に非常解錠用の溝６８（図１参照）が設けられることは一般のエマージェンシイプラグと同様である。
【００２８】
次に、以上のように構成された扉用ハンドル装置の作用を、図面を参照しながら、解錠され閉扉された状態，ハンドルを押す操作，ハンドルを引く操作，施錠及び解錠操作，反対勝手の扉に取り付ける場合の順に説明する。
解錠状態では、カム５６がストッパプレート６２の解錠側の被駆動面６３ｂを押動し、施錠突起６６はレバーコア３５の施錠孔４７から離脱しているので（図７参照）、ハンドル３９は回動可能である。外側エスカッション２の表示窓６７には、解錠状態であることが表示されている。
【００２９】
閉扉状態では、図２において第一支軸３３が第一円弧状孔１６の右端及び円弧状の長溝４６の右端に当接し、第二支軸３４が第二円弧状孔１７の左端及び長孔４５の左端に当接し、第一支軸３３及び第二支軸３４に係合しているレバープレート１９は図２において反時計に付勢されている。
レバープレート１９に駆動部２２に係合するラッチストッパ２３は、反転ラッチ２９を突出させる方向に移動し、ラッチストッパ２３の係合段部２８が反転ラッチ２９の係合部３０に係合しているので、反転ラッチ２９が起立状態に保持され、図２において左側の面２９ａが開扉を阻止する係止面となっている（図２参照）。
【００３０】
図２に示されたハンドル装置が扉Ｄの室内側に取り付けられている場合には、室外側のハンドル装置は、図４に示すように、反転ラッチ２９及びラッチストッパ２３を除いて図２とは反対向きとなっている。
図２の室内側のハンドル装置をハンドル３９を引いて開扉する場合、図４の室外側のハンドル装置ではハンドル３９を押して開扉することになる。
扉Ｄが閉扉状態にあるときに、図４のハンドル装置のハンドル３９を押すと、ハンドル３９と一体のレバーコア３５が枢軸１５を支点として図４の矢印方向に回動し、レバーコア３５の長孔４５，長溝４６が図４において左方向に移動する。
【００３１】
このとき、長溝４６の左端に当接している第一支軸３３は、長溝４６に押動されないが、長孔４５の右端に当接する第二支軸３４のみが長孔４５に押動されるので、第一支軸３３及び第二支軸３４に係合しているレバープレート１９は、押動されない第一支軸３３を支点として反時計方向に回動する（図４参照）。
長孔４５及び長溝４６は、第一支軸３３及び第二支軸３４を押動するためのものであるため、突起状でもかまわない。
【００３２】
レバープレート１９が第一支軸３３を支点として反時計方向に回動すると、駆動部２２の先端がラッチストッパ２３を反転ラッチ２９から遠ざかる方向に押動する（図４参照）。
反転ラッチ２９は、ラッチストッパ２３の係合段部２８との係合が解除されて傾倒可能になり、開扉力を受けた左側の面２９ａが傾倒しながらフロント２６内に没入して、扉Ｄはハンドルの押動力を受けた方向に回動して開扉される。
【００３３】
図２の室内側のハンドル装置では、閉扉状態においてハンドル３９を引くと、ハンドル３９と一体のレバーコア３５が枢軸１５を支点として図５の矢印方向に回動し、レバーコア３５の長孔４５，長溝４６が図５において左方向に移動する。
このとき、長孔４５の左端に当接している第二支軸３４は、長孔４５に押動されないが、長溝４６に右端に当接している第一支軸３３のみが長溝４６に押動されるので、第一支軸３３及び第二支軸３４に係合しているレバープレート１９は、押動されない第二支軸３４を支点として時計方向に回動する（図５参照）。
すなわち、ハンドル３９は、押しても引いても、レバープレート１９が時計方向に回動し、開扉力を受けた反転ラッチ２９がフロント２６に没入して、扉Ｄはハンドル３９を押した方向、或いはハンドル３９を引いた方向に開扉される。
【００３４】
扉用ハンドル装置Ａを施錠するには、サムターン５２或いはエマージェンシイプラグ５４を施錠方向に回動すると、スピンドル６０により連結されたサムターン５２とエマージェンシイプラグ５４が一体となって回動し、板ばね６１の付勢力により施錠位置に停止する。
施錠位置に回動したカム５６は施錠側の被駆動面６３ａを押動し、ストッパプレート６２の施錠突起６６が、レバーコア３５の施錠孔４７に係入し、ハンドル３９が回動操作不能に拘束されるので、開扉できない。
【００３５】
図１０（Ａ）は、図面の下側を室外とし、室外側から見て扉Ｄの右側が壁ＣのヒンジＨに結合される外開き型の扉Ｄ₁の平面略図であり、内側エスカッション１にサムターン５２が設けられ、外側エスカッション２にエマージェンシイプラグ５４が設けられる。
框Ｅの表面にストライクＳが設けられ、ラッチ錠Ｂのフロント２６より突出した反転ラッチ２９は、室外側の面２９ａがストライクＳに係合する係止面となっている。
【００３６】
内側及び外側のハンドル３９は、押しても引いても反転ラッチ２９が没入可能となるので、矢印で示すように、内側及び外側のハンドル３９を開扉方向に操作すれば開扉力でそのまま外開き型の扉Ｄ₁が開かれる。
この外開き型の扉Ｄ₁を内開き型の扉Ｄ₂にするには、反転ラッチ２９及びラッチストッパ２３を反対向きに取り付け、反転ラッチ２９の室内側の面２９ａをストライクＳに係合する係止面とすればよい（図１０（Ｂ）参照）。
【００３７】
扉用ハンドル装置Ａを上下逆向きにして取り付けると、反対勝手の扉用のハンドル装置になる。
図１０（Ｃ）に示すように、エマージェンシイプラグ５４を外側エスカッション２の上部側に向けて取り付けてある場合に、図１１（Ｃ）に示すように、エマージェンシイプラグ５４を下部側に向けると、図１０（Ａ）のハンドル装置Ａを、左側が壁ＣのヒンジＨに結合される外開き型の扉Ｄ₃に取り付けることができ（図１１（Ａ）参照）、図１０（Ａ）のハンドル装置Ａを、左側が壁ＣのヒンジＨに結合される内開き型の扉Ｄ₄に取り付けることができる（図１１（Ｂ）参照）。
【００３８】
本発明の扉用ハンドル装置Ａは、両方向に開扉できる間仕切扉Ｄ₅に取り付けることができる。
図１２は、間仕切扉Ｄ₅に取り付けられたハンドル装置Ａの平面略図であり、框ＥのストライクＳ′に磁石が取り付けられ、扉Ｄ₅の端面に設けられる錠装置には、フロントから突出して上記の磁石に接近したときに磁石に吸引され、ストライクＳ′内に保持される磁性体或いは磁石を備えたラッチＲが設けられる。
間仕切扉Ｄ₅に取り付けられた扉用ハンドル装置Ａのハンドル３９に、押し或いは引く開扉力を加えると、ラッチＲが没入して間仕切扉Ｄ₅が開扉力を加えられた方向に開く。
【００３９】
【発明の効果】
本発明は以上のように構成されているので、以下に記載されるような効果を奏する。
(1) 本発明の扉用ハンドル装置は、ハンドルを押しても引いてもラッチが没入して開扉可能となり、内部構造を改造することなく勝手反対の扉にも取り付け可能であるので、各種の型式の扉に広く使用することができる。
従って、各種扉用のハンドル装置を個別に作成して多数の種類のハンドル装置を在庫する不経済な製造や在庫管理が改善される効果や、取り付け現場での作業が容易になって作業時間が短縮される効果がある。
特に、両方向に開閉する間仕切扉として使用することができるので便利である。
(2) ラッチ錠のケースを円形の筒形状にすると、扉の端面に加工するラッチ取り付け用の孔加工が容易になる。
(3) 本発明の扉用ハンドル装置に、施錠機構を簡単，容易に組み込むことができる。
【図面の簡単な説明】
【図１】扉に取り付けられた扉用ハンドル装置の縦断面図である。
【図２】ハンドル操作されない通常状態を示す扉用ハンドル装置の横断面図である。
【図３】扉用ハンドル装置の主要部の分解斜視図である。
【図４】図２の扉用ハンドル装置の反対側に設けられる扉用ハンドル装置において、ハンドルを押した状態を示す横断面図である。
【図５】図２の扉用ハンドル装置のハンドルを引いた状態を示す扉用ハンドル装置の横断面図である。
【図６】施錠機構の施錠状態を内側エスカッションの取付面側から見た要部正面図である。
【図７】施錠機構の解錠状態を内側エスカッションの取付面側から見た要部正面図である。
【図８】図１のＸ−Ｘ断面図である。
【図９】図１のＹ−Ｙ断面図である。
【図１０】図１０（Ａ）は外開き型の扉Ｄ₁の平面略図、図１０（Ｂ）は内開き型の扉Ｄ₂の平面略図、図１０（Ｃ）は扉Ｄ₁或いはＤ₂に取り付けられた外側エスカッション及びハンドルの正面略図である。
【図１１】図１１（Ａ）は勝手反対の外開き型の扉Ｄ₃の平面略図、図１１（Ｂ）は勝手反対の内開き型の扉Ｄ₄の平面略図、図１１（Ｃ）は上下反対向きに取り付けられた外側エスカッション及びハンドルの正面略図である。
【図１２】間仕切扉Ｄ₅に取り付けられたハンドル装置の平面略図である。
【符号の説明】
Ａハンドル装置
Ｂラッチ錠
Ｄ扉
１内側エスカッション
２外側エスカッション
７凹部
８貫通孔
１０バックプレート
１５枢軸
１６第一円弧状孔
１７第二円弧状孔
１９レバープレート
２２駆動部
２３ラッチストッパ
２４円形の孔
２５錠ケース
２６フロント
２８係合段部
２９反転ラッチ
３０係合部
３１第一孔
３２第二孔
３３第一支軸
３４第二支軸
３５レバーコア
３９ハンドル
４５長孔
４６長溝
４７施錠孔
４８ハンドルスプリング
５２サムターン
５４エマージェンシイプラグ
５６，５９カム
６０スピンドル
６１板ばね
６２ストッパプレート
６３カム孔
６３ａ，６３ｂ被駆動面
６６施錠突起
６７表示窓[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a door handle device in which a latch is immersed and can be opened as it is, regardless of whether handles provided on both sides of the door are pushed or pulled toward the door opening / closing direction.
[0002]
[Prior art]
In general door handle devices, when the handle (lever handle or knob) is turned, the latch bolt of the latch lock is retracted and the door can be opened. To open the door, it is troublesome to turn the handle. Then, it is necessary to turn the door in the opening direction with the hand holding the rotated handle.
In order to simplify this effort, there is a push-pull type handle device that can be opened by a one-touch operation that pushes the handle toward the door opening direction (the handle on the opposite side of the door pulls in the door opening direction). -49327).
[0003]
The push-pull type handle device has a structure in which one handle mechanism rotates in the direction in which the handle is pushed and drives the latch of the latch lock in the immersion direction, and the other handle mechanism has a handle pulled. And the latch is driven in the immersion direction, and the rotation directions of both handles are opposite to each other, so that the structure of the handle mechanism on the push side and the handle mechanism on the pull side are different.
Therefore, the push-side handle mechanism and the pull-side handle mechanism must be created separately, and there are problems such as an increase in the number of parts and complicated parts management.
[0004]
[Problems to be solved by the invention]
In order to solve such problems, the handle mechanism can be changed by selecting and inserting a pin into two holes provided inside, and it can be used as both a push-side and pull-side handle mechanism. You must be able to do it.
In order to change the handle mechanism, one of the handle mechanisms must be disassembled, the pin insertion position must be changed and reassembled, so the person must be skilled in disassembly and assembly. Moreover, a long working time is required.
[0005]
Since the case of the latch lock is generally rectangular, the hole for embedding the latch lock provided on the end face of the door is also processed into a square hole.
However, since the work of engraving a square hole is difficult as compared with the round hole processing, it is desirable to make the case of the latch lock into a circular cylinder.
[0006]
Some door handle devices are assembled with an empty lock that cannot be locked only by moving the latch in and out, and those with a locking mechanism, and the locking mechanism must be easily incorporated into the empty lock.
Moreover, in the partition door provided between rooms, the door opening direction is not limited, and a door that can be opened and closed by pushing or pulling from either side of the door may be required.
The present invention provides a door handle device that can solve such problems.
[0007]
[Means for Solving the Problems]
In order to achieve the above object, the door handle device of the present invention comprises:
Opening a latch insertion hole on the front surface of the lock case, providing a latch lock on the end surface of the door for releasably inserting the latch into the latch insertion hole, and mounting the above-described mounting surface on the escutcheon having mounting surfaces fixed to both sides of the door A recess that opens to the opposite side of the latch plate, a through hole that communicates with the latch insertion hole is provided in the recess, a hole that overlaps the through hole is provided in the back plate that is fixed to the recess, and one side of the back plate is provided. A pivot plate is provided, a first arcuate hole and a second arcuate hole are provided on the other side and the intermediate part, and a lever plate having a driving part that engages with the latch through the through hole is provided on the first arcuate shape. A first spindle that is loosely fitted in the hole and a second spindle that is loosely fitted in the second arcuate hole are provided, and a lever core fixed to a handle is pivotally attached to the pivot, and the second spindle is attached to the lever core. The long hole that fits loosely and the first support shaft fit loosely Provided with a long groove, a handle spring for biasing the first support shaft and the second support shaft in opposite directions to each other, and when the first support shaft and the second support shaft move in the biasing direction, the drive unit Rotates in the direction in which the latch protrudes, and when either the first support shaft or the second support shaft is pushed in the direction opposite to the urging force, the drive unit rotates in the direction in which the latch is retracted. It is characterized by moving.
[0008]
The latch includes a reversing latch that can be inserted into and retracted from the latch insertion hole formed on the inner surface of the circular cylindrical lock case, the tip is tiltably inserted, and an engagement portion is formed on the rear surface, and the latch insertion hole And a latch stopper that locks the inversion latch in an upright state when the tip part is engaged with the engagement part.
[0009]
It consists of a pair of escutcheons, and an emergency plug is provided at the end of one escutcheon, and a thumb turn is provided at the end of the other escutcheon, and the emergency plug and the thumb turn are provided. Integrally coupled via a spindle, each emergency plug and thumb turn is provided with a cam,
A locking hole can be formed by providing a locking hole in the lever core and providing a stopper plate in the escutcheon that engages and disengages with the locking hole by rotation of the cam.
[0010]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
The embodiment of the present invention will be described with reference to the drawings. FIG. 1 is a longitudinal sectional view of a door handle device A attached to both surfaces of a door D, and FIG. 2 is a door handle showing a normal state where the handle is not operated. FIG. 3 is an exploded perspective view of the main part of the door handle device A. FIG.
The inner escutcheon 1 is attached to the inner surface of the door D, and the outer escutcheon 2 is attached to the outer surface (see FIG. 1).
[0011]
A protrusion 3 is provided on the mounting surface 1 a of the inner escutcheon 1, and a bolt insertion hole 4 passes through the protrusion 3.
A projection 5 opposite to the projection 3 is provided on the mounting surface 2 a of the outer escutcheon 2, a screw hole 6 is provided at the tip surface of the projection 5, and a bolt (not shown) inserted into the bolt insertion hole 4 is formed in the screw hole 6. The two escutions 1 and 2 are fixed to the door D by screwing (see FIG. 1).
[0012]
Since the other configurations of the inner escutcheon 1 and the outer escutcheon 2 are the same except for a locking mechanism described later, the inner escutcheon 1 will be described below.
At the center of the inner escutcheon 1 in the longitudinal direction, a quadrangular recess 7 that opens to the opposite surface of the mounting surface 1 a is provided, and a square-shaped through hole 8 is provided at the center of the recess 7. Two screw insertion holes 9 are provided in each (see FIGS. 2 and 3).
[0013]
The back plate 10 has a bottom wall 11 that contacts the recess 7 and side walls 12 that rise upward from both ends of the bottom wall 11. The bottom wall 11 has a screw hole 49 that overlaps the screw insertion hole 9, and a through hole. A square hole 13 that overlaps the hole 8 is provided (see FIG. 3). The screw 50 inserted into the screw insertion hole 9 from the mounting surface 1a side of the inner escutcheon 1 is screwed into the screw hole 49, and the back plate 10 is fixed to the recess 7 (see FIGS. 2 and 3).
[0014]
On one side of the back plate 10 (right side in FIG. 3), a hole 14 that penetrates both side walls 12 is provided, and both ends of the pivot 15 are fitted into the hole 14.
A first arc-shaped hole 16 is provided on the other side of the back plate 10, and a second arc-shaped hole 17 is provided in the middle portion (see FIG. 3).
The first arc-shaped hole 16 is an arc centered on a second support shaft 34 described later disposed at the end (the upper end in FIG. 3) of the second arc-shaped hole 17. This is an arc having a fulcrum as a first support shaft 33 to be described later disposed at the end portion (lower end in FIG. 3) of the first arc-shaped hole 16.
A square hole 18 is provided below the first arc-shaped hole 16 and the second arc-shaped hole 17.
[0015]
The lever plate 19 inserted into the back plate 10 includes a side wall 21 that is bent and extended at both ends of the connecting wall 20, and a drive unit 22 that further extends from one side wall 21 (see FIG. 3). 22 has a bending point 22a where the middle part bends in a direction approaching the center line of the lever plate 19, and the tip of the driving part 22 passes through the square hole 13 of the back plate 10 and the through hole 8 of the inner escutcheon 1. Then, it engages with a latch stopper 23 of the latch lock B described below (see FIG. 2).
[0016]
In the latch lock B, a front 26 provided on the front surface of a circular cylindrical lock case 25 is inserted and fixed in a circular hole 24 provided on an end surface of the door D.
A small diameter portion 23 a provided at the distal end portion of the latch stopper 23 is inserted into the latch insertion hole 27 fixed to the inner peripheral surface of the distal end portion of the lock case 25.
An engagement step portion 28 is formed on the front end surface of the latch stopper 23, and the reversal latch 29 is moved when the engagement step portion 28 is engaged with a reversal latch 29 that can be inserted into and retracted from the latch insertion hole 27. An engaging portion 30 that is locked in the standing state is provided (see FIG. 2).
[0017]
When the reversing latch 29 is pushed by the latch stopper 23 and protrudes from the front 26 and engages with a strike (not shown) on the heel side, the engaging portion 30 engages with the engaging step portion 28 and is in an upright state ( 2), the left side surface 29a of the reversing latch 29 rises to be a locking surface that prevents the door from opening, but the latch stopper 23 moves backward to engage the engaging portion 30 and the engaging step portion 28. When the combination is released, the inversion latch 29 can be tilted, the left side surface 29a that has received the door opening force becomes an inclined surface, and a component force in the immersive direction is generated on the inclined surface that has received the door opening force. Immerse and be opened.
[0018]
The door D is provided with a first hole 31 that intersects with the circular hole 24 and communicates with the through hole 8 of the escutcheon, and a longitudinally long hole 23a is provided on the left side in FIG. The tip of the drive unit 22 passes through the vertically long hole 23a and engages with the latch stopper 23 (see FIG. 2).
[0019]
The lever plate 19 is provided with a first hole 31 and a second hole 32 penetrating the side walls 21, and both end portions of the first support shaft 33 penetrating the first hole 31 are loosely fitted into the first arc-shaped hole 16. Both end portions of the second support shaft 34 penetrating the second hole 32 are loosely fitted into the second arc-shaped hole 17. The lever core 35 is provided with a rectangular fitting portion 37 on one surface of the central wall 36, and side walls 38 extending on the other side at both ends of the central wall 36 (see FIG. 3).
[0020]
The fitting portion 37 is inserted into a fitting recess 40 provided on the back surface of the handle 39, and a screw hole 42 that overlaps a hole 41 provided in the handle 39 is provided, and a bolt 43 inserted into the hole 41 is a screw hole. The lever core 35 is fixed to the handle 39 by screwing to 42 (see FIG. 2).
Both side walls 38 are inserted into a gap formed between the side wall 12 of the back plate 10 and the lever plate 19 (see FIG. 1).
[0021]
A hole 44 into which the pivot 15 is inserted, a long hole 45 in which the second support shaft 34 is loosely fitted, an arc-shaped long groove 46 in which the first support shaft 33 is loosely fitted, and a corner of the back plate 10. A locking hole 47 that overlaps the hole 18 is provided (see FIG. 3).
One end 48 a of the handle spring 48 wound around the pivot 15 is in pressure contact with the second support shaft 34, and the other end 48 b is in pressure contact with the first support shaft 33.
[0022]
Accordingly, the second support shaft 34 is urged in the left direction in FIG. 2 and pressed against the left end of the second arc-shaped hole 17, and the first support shaft 33 is urged in the right direction to form the first arc-shaped hole 16. Press contact with the right end (see FIG. 2).
The back plate 10, lever plate 19, lever core 35, and handle 39 described above are also assembled to the outer escutcheon 2.
[0023]
The locking mechanism provided in the door handle device will be described. A hole 51 is provided at one end of the inner escutcheon 1 and a thumb turn 52 is rotatably inserted into the hole 51. A hole 53 is provided at a position to be inserted, and an emergency plug 54 is rotatably inserted into the hole 53 (see FIG. 1).
[0024]
A square shaft portion 55 and a cam 56 are provided on the outer peripheral surface of the thumb turn 52, a non-circular hole 57 is provided on the distal end surface of the thumb turn 52 (see FIGS. 1, 6, and 8), and a flange is provided on the outer peripheral surface of the emergency plug 54. 58, a cam 59 having the same shape as the cam 56, a non-circular hole having the same shape as the non-circular hole 57 is provided on the tip surface of the emergency plug 54, and a spindle is provided in the non-circular hole and the non-circular hole 57. Insert both ends of 60 (see FIG. 1).
Accordingly, the thumb turn 52 and the emergency plug 54 rotate together.
[0025]
Since both end portions of the two leaf springs 61 contacting the both side surfaces of the square shaft portion 55 are fixed inside the inner escutcheon 1, the spindle 60 is rotated 90 degrees from the locking angle and the locking angle shown in FIG. A click mechanism is configured to urge the moved unlocking angle (see FIG. 7).
The shape of the cam 56 is formed by protrusions extending in opposite directions from the outer peripheral surface of the spindle 60. The cam 56 is engaged with a cam hole 63 provided in the stopper plate 62 and rotated at a locking angle shown in FIG. When it is moved, the driven surface 63a on the locking side of the cam hole 63 is pushed, and when it is rotated to the unlocking angle shown in FIG. 7, the driven surface 63b on the unlocking side of the cam hole 63 is pushed.
[0026]
The stopper plate 62 has a cam hole 63 at the center and is movable along a sliding surface 64 (see FIG. 1) provided inside the inner escutcheon 1. And a locking projection 66 protruding in the moving direction (see FIG. 6).
With the above configuration, when the driven surface 63 a is pushed by the cam 56, the locking projection 66 is engaged with the locking hole 47 of the lever core 35 via the square hole 18 of the back plate 10, and the lever core 35. The inner escutcheon 1 and the outer escutcheon 2 are provided with a locking mechanism that restrains the integral handle 39 so as not to rotate.
[0027]
A display window 67 is provided on the outer escutcheon 2 (see FIG. 9), and the collar 58 of the emergency plug 54 displays a color or symbol for displaying the locked state in a region seen through the display window 67 at the locking angle. Then, a color or symbol for displaying the unlocked state is displayed in a region seen through the display window 67 at the unlocking angle.
The emergency unlocking groove 68 (see FIG. 1) is provided on the outer front end surface of the emergency plug 54 as in the case of a general emergency plug.
[0028]
Next, with reference to the drawings, the operation of the door handle device configured as described above will be in the unlocked and closed state, the operation of pushing the handle, the operation of pulling the handle, the locking and unlocking operation, the opposite side This will be explained in the order of attachment to the door.
In the unlocked state, the cam 56 pushes the driven surface 63b on the unlocking side of the stopper plate 62, and the locking projection 66 is detached from the locking hole 47 of the lever core 35 (see FIG. 7). It can be rotated. The display window 67 of the outer escutcheon 2 displays that it is unlocked.
[0029]
In the closed state, in FIG. 2, the first support shaft 33 contacts the right end of the first arcuate hole 16 and the right end of the arcuate long groove 46, and the second support shaft 34 is the left end and the oblong hole of the second arcuate hole 17. The lever plate 19 which is in contact with the left end of 45 and engaged with the first support shaft 33 and the second support shaft 34 is urged counterclockwise in FIG.
The latch stopper 23 that engages the drive portion 22 with the lever plate 19 moves in a direction in which the reverse latch 29 protrudes, and the engagement step portion 28 of the latch stopper 23 engages with the engagement portion 30 of the reverse latch 29. Therefore, the inversion latch 29 is held in an upright state, and the left side surface 29a in FIG. 2 is a locking surface that prevents the door from opening (see FIG. 2).
[0030]
When the handle device shown in FIG. 2 is attached to the indoor side of the door D, the handle device on the outdoor side is the same as that shown in FIG. 2 except for the reverse latch 29 and the latch stopper 23 as shown in FIG. Is in the opposite direction.
When the door device is opened by pulling the handle 39 in FIG. 2, the door device is pushed by the handle 39 in the outdoor handle device shown in FIG.
When the handle D of the handle device of FIG. 4 is pushed when the door D is in the closed state, the lever core 35 integrated with the handle 39 rotates in the direction of the arrow in FIG. 45, the long groove 46 moves leftward in FIG.
[0031]
At this time, the first support shaft 33 contacting the left end of the long groove 46 is not pushed by the long groove 46, but only the second support shaft 34 contacting the right end of the long hole 45 is pushed by the long hole 45. Therefore, the lever plate 19 engaged with the first support shaft 33 and the second support shaft 34 rotates counterclockwise about the first support shaft 33 that is not pushed (see FIG. 4).
Since the long hole 45 and the long groove 46 are for pushing the first support shaft 33 and the second support shaft 34, they may be in the form of protrusions.
[0032]
When the lever plate 19 rotates counterclockwise about the first support shaft 33, the tip of the drive unit 22 pushes the latch stopper 23 away from the reverse latch 29 (see FIG. 4).
The reversing latch 29 is tilted when the latch stopper 23 is disengaged from the engaging step portion 28, and the left side surface 29a receiving the door opening force is tilted into the front 26 and tilted. D is opened by rotating in the direction of receiving the pushing force of the handle.
[0033]
2, when the handle 39 is pulled in the closed state, the lever core 35 integrated with the handle 39 rotates in the direction of the arrow in FIG. 5 with the pivot 15 as a fulcrum. 46 moves to the left in FIG.
At this time, the second support shaft 34 in contact with the left end of the long hole 45 is not pushed by the long hole 45, but only the first support shaft 33 in contact with the right end of the long groove 46 is pushed by the long groove 46. Therefore, the lever plate 19 engaged with the first support shaft 33 and the second support shaft 34 rotates clockwise with the second support shaft 34 not pushed as a fulcrum (see FIG. 5).
That is, whether the handle 39 is pushed or pulled, the lever plate 19 rotates clockwise, the reverse latch 29 receiving the door opening force is immersed in the front 26, and the door D is the direction in which the handle 39 is pushed. Alternatively, the door is opened in the direction in which the handle 39 is pulled.
[0034]
In order to lock the door handle device A, when the thumb turn 52 or the emergency plug 54 is rotated in the locking direction, the thumb turn 52 and the emergency plug 54 connected by the spindle 60 rotate integrally. The leaf spring 61 is stopped at the locking position by the urging force.
The cam 56 rotated to the locking position pushes the driven surface 63a on the locking side, the locking projection 66 of the stopper plate 62 engages with the locking hole 47 of the lever core 35, and the handle 39 is restrained so that it cannot be rotated. Will not open the door.
[0035]
FIG. 10A is a schematic plan view of an open door D ₁ in which the lower side of the drawing is the outdoor side, and the right side of the door D is coupled to the hinge H of the wall C when viewed from the outdoor side. A thumb turn 52 is provided on the outer escutcheon 2 and an emergency plug 54 is provided on the outer escutcheon 2.
A strike S is provided on the surface of the eaves E, and the inversion latch 29 protruding from the front 26 of the latch lock B has a locking surface with which the outdoor side surface 29a is engaged with the strike S.
[0036]
The inner and outer handles 39 can be retracted by pushing or pulling. Therefore, as shown by the arrows, if the inner and outer handles 39 are operated in the door opening direction, the doors are opened as they are. type door D ₁ is opened of.
To the door D ₂ inward opening type of door D ₁ of the the outer opening type, fitted with a inverted latch 29 and the latch stop 23 in the opposite direction, to engage the interior side surface 29a of the inverting latch 29 to strike S A locking surface may be used (see FIG. 10B).
[0037]
When the door handle device A is mounted upside down, the door handle device for the opposite hand is obtained.
As shown in FIG. 10 (C), when the emergency plug 54 is attached toward the upper side of the outer escutcheon 2, the emergency plug 54 is placed on the lower side as shown in FIG. 11 (C). Turning the handle device a in FIG. 10 (a), the can be attached to the outwardly opening type door D ₃ the left is bonded to the hinge H of the wall C (see FIG. 11 (a)), FIG. 10 (a ) Can be attached to an inward-opening door D ₄ whose left side is coupled to the hinge H of the wall C (see FIG. 11B).
[0038]
Door handle apparatus A of the present invention can be attached to the partition door D ₅ that can be door opening in both directions.
FIG. 12 is a schematic plan view of the handle device A attached to the partition door D _5. A magnet is attached to the strike S ′ of the eaves E, and the lock device provided on the end surface of the door D ₅ protrudes from the front. A latch R having a magnetic body or magnet that is attracted to the magnet and held in the strike S ′ when approaching the magnet is provided.
The handle 39 of the attached door handle device A to partition door D _5, the addition of pressing or pulling the door opening force, opens in the direction in which the latch R is the partition door D ₅ and immersive was added door opening force.
[0039]
【The invention's effect】
Since this invention is comprised as mentioned above, there exists an effect as described below.
(1) The door handle device of the present invention can be opened by latching even if the handle is pushed or pulled, and can be attached to the opposite door without modifying the internal structure. Can be widely used for model doors.
Therefore, it is possible to create handle devices for various doors individually and stock a large number of types of handle devices, thereby improving the uneconomic manufacturing and inventory management, and facilitating the work at the installation site. The effect is shortened.
In particular, it is convenient because it can be used as a partition door that opens and closes in both directions.
(2) If the case of the latch lock is formed in a circular cylindrical shape, the hole for attaching the latch to be processed on the end face of the door becomes easy.
(3) The locking mechanism can be easily and easily incorporated into the door handle device of the present invention.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a longitudinal sectional view of a door handle device attached to a door.
FIG. 2 is a cross-sectional view of the door handle device in a normal state where the handle is not operated.
FIG. 3 is an exploded perspective view of a main part of the door handle device.
4 is a cross-sectional view showing a state in which the handle is pushed in the door handle device provided on the opposite side of the door handle device of FIG. 2;
FIG. 5 is a cross-sectional view of the door handle device showing a state in which the handle of the door handle device of FIG. 2 is pulled.
FIG. 6 is a front view of a main part when the locking state of the locking mechanism is viewed from the mounting surface side of the inner escutcheon.
FIG. 7 is a front view of a principal part when the unlocking state of the locking mechanism is viewed from the side of the inner escutcheon mounting surface.
8 is a cross-sectional view taken along line XX in FIG.
9 is a YY cross-sectional view of FIG.
10A is a schematic plan view of an outwardly opening type door D ₁ , FIG. 10B is a schematic plan view of an internal opening type door D ₂ , and FIG. 10C is a door D ₁ or D _2. FIG. 2 is a schematic front view of an outer escutcheon and a handle attached to the handle;
FIG. 11A is a schematic plan view of a door D ₃ of an outwardly opening type opposite to the right side, FIG. 11B is a schematic plan view of a door D ₄ of an outwardly opening type opposite to a right side, and FIG. FIG. 6 is a schematic front view of an outer escutcheon and a handle attached in an upside down direction.
12 is a schematic plan view of the handle device attached to the partition door D _5.
[Explanation of symbols]
A Handle device B Latch lock D Door 1 Inner escutcheon 2 Outer escutcheon 7 Recessed part 8 Through hole 10 Back plate 15 Axis 16 First arcuate hole 17 Second arcuate hole 19 Lever plate 22 Drive part 23 Latch stopper 24 Circular hole 25 Lock case 26 Front 28 Engagement step portion 29 Reverse latch 30 Engagement portion 31 First hole 32 Second hole 33 First support shaft 34 Second support shaft 35 Lever core 39 Handle 45 Long hole 46 Long groove 47 Locking hole 48 Handle spring 52 Thumb turn 54 Emergency plugs 56, 59 Cam 60 Spindle 61 Leaf spring 62 Stopper plate 63 Cam holes 63a, 63b Driven surface 66 Locking protrusion 67 Display window

Claims

Opening a latch insertion hole on the front surface of the lock case, providing a latch lock on the end surface of the door for releasably inserting the latch into the latch insertion hole, and mounting the above-described mounting surface on the escutcheon having mounting surfaces fixed to both sides of the door A recess that opens to the opposite side of the latch plate, a through hole that communicates with the latch insertion hole is provided in the recess, a hole that overlaps the through hole is provided in the back plate that is fixed to the recess, and one side of the back plate is provided. A pivot plate is provided, a first arcuate hole and a second arcuate hole are provided on the other side and the intermediate part, and a lever plate having a driving part that engages with the latch through the through hole is provided on the first arcuate shape. A first spindle that is loosely fitted in the hole and a second spindle that is loosely fitted in the second arcuate hole are provided, and a lever core fixed to a handle is pivotally attached to the pivot, and the second spindle is attached to the lever core. The long hole that fits loosely and the first support shaft fit loosely The provided long groove, is provided a handle spring biasing in opposite directions to each other the first shaft and the second shaft,
When the first support shaft and the second support shaft move in the urging direction, the drive unit rotates in the direction in which the latch protrudes, and either the first support shaft or the second support shaft is attached. The door handle device according to claim 1, wherein when the actuator is pushed in the opposite direction, the drive unit rotates in a direction in which the latch is immersed.

The latch includes a reversing latch that can be inserted into and retracted from the latch insertion hole formed on the inner surface of the circular cylindrical lock case, the tip is tiltably inserted, and an engagement portion is formed on the rear surface, and the latch insertion hole 2. A door handle according to claim 1, wherein the door handle is configured to be inserted in such a manner as to be capable of advancing and retracting, and a latch stopper that locks the inversion latch in an upright state when a tip portion engages with the engaging portion. apparatus.

It consists of a pair of escutcheons, and an emergency plug is provided at the end of one escutcheon, and a thumb turn is provided at the end of the other escutcheon, and the emergency plug and the thumb turn are provided. It is integrally connected via a spindle, and a cam is provided for each of the emergency plug and thumb turn.
3. The door according to claim 1, wherein a locking mechanism is configured by providing a locking hole in the lever core, and providing a stopper plate in the escutcheon that engages and disengages the locking hole by rotation of the cam. Handle device.