JP3709037B2

JP3709037B2 - Endoscopic syringe

Info

Publication number: JP3709037B2
Application number: JP01818097A
Authority: JP
Inventors: 喜則藤井; 喜好神木
Original assignee: ペンタックス株式会社
Priority date: 1997-01-31
Filing date: 1997-01-31
Publication date: 2005-10-19
Anticipated expiration: 2017-01-31
Also published as: JPH10211279A

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
この発明は、内視鏡の鉗子チャンネルに通されて、体腔内に注射をするために用いられる内視鏡用注射具に関する。
【０００２】
【従来の技術】
図４は、従来の内視鏡用注射具を示しており、内視鏡の鉗子チャンネル内に挿通される可撓性の外套管１は、例えば四フッ化エチレン樹脂チューブ又はステンレス鋼線製コイルパイプなどによって形成されている。
【０００３】
外套管１内には、先端に注射針２が設けられた、例えば四フッ化エチレン樹脂製チューブからなる可撓性の送液チューブ３が、軸線方向に進退自在に挿通配置されている。
【０００４】
外套管１の先端には、金属製の先端口金４が固着されており、その中心に穿設された穴４ａから注射針２が突没できるようになっている。５は、注射針２の後半部分に固着されたストッパであり、先端口金４に当接することによって、注射針２の最大突出量を規制するためのものである。
【０００５】
外套管１の基端には、注射針２を突没操作する際に指先で把持される把持筒体７が連結されている。８は、外套管１の基端部付近の折れ曲りを防止するための折れ止めコイルである。
【０００６】
９は、注射針２を突没操作するための操作口金であり、手元側から把持筒体７内に押し込み操作できるようになっている。操作口金９の手元側端部には、注射筒受け口金１０が形成されている。
【０００７】
操作口金９の先側には、外套管１の入口に達する長くて細いチューブ接続部９ａが形成されていて、その部分９ａに、送液チューブ３の基端部分が被嵌接続されている。
【０００８】
把持筒体７の手元側口元近傍の内周面には、円周溝１１が形成されていて、そこにゴム又は合成樹脂製の弾力性のある材料からなるＯリング１２が嵌め込まれている。
【０００９】
そして、把持筒体７の内周面に嵌合する操作口金９の外周面には、Ｏリング１２と係合する先側係合溝１４と後側係合溝１５とが軸線方向に間隔をあけて形成されている。
【００１０】
このように構成された内視鏡用注射具においては、外套管１の基端に連結された把持筒体７を把持して、送液チューブ３の基端に連結された操作口金９を軸線方向に進退操作することにより、外套管１の先端から注射針２を突没させることができる。
【００１１】
その操作の際の操作口金９の操作ストロークは、先側係合溝１４と後側係合溝１５との間の距離Ｂであり、注射針２の移動ストロークＡよりもＢの方が大きく設定されている。
【００１２】
したがって、図４に示されるように注射針２が外套管１内に引っ込んだ状態から、操作口金９を把持筒体７内に押し込んでいくと、注射針２を最大限に突出させた位置からさらに操作口金９が把持筒体７内に押し込まれ、そこで図５に示されるように後側係合溝１５がＯリング１２と係合して、把持筒体７に対して操作口金９が係止される。
【００１３】
したがって、図５に示されるように、ストッパ５が先端口金４にぶつかって、注射針２が最大限に突出された状態では、送液チューブ３には、軸線方向に圧縮する力が全長にわたって加わっている。
【００１４】
【発明が解決しようとする課題】
上述のように、注射針２を最大限に突出させた状態で、送液チューブ３に軸線方向の圧縮力を加えておくことは、注射針２を患部に突き刺す際に、注射針２が押し戻されないようにするために必要である。
【００１５】
また、外套管１を湾曲させたときに、注射針２を最大限に確実に突出させるためには、注射針２の移動ストロークＡよりも操作口金９の操作ストロークＢを大きくしておく必要がある。
【００１６】
しかし、上述のような構造の従来の内視鏡用注射具においては、圧縮力が加えられた送液チューブ３が、僅かなクリアランスしかない外套管１内で全長にわたってたわむことになる。
【００１７】
そのため、外套管１内で送液チューブ３に全長にわたる蛇行癖がついてしまって、円滑な操作ができなくなる場合がある。また、外套管１が真っ直ぐな状態ではストローク差（Ｂ−Ａ）が大きくなるので、送液チューブ３に加わる圧縮力が相当に大きくなってしまい、操作口金９の押し込み操作が非常に重くなって操作性を損う場合があった。
【００１８】
そこで本発明は、送液チューブに蛇行癖がつかず、かつ安定した操作力量を維持することができる内視鏡用注射具を提供することを目的とする。
【００１９】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するため、本発明の内視鏡用注射具は、先端に注射針が設けられた可撓性の送液チューブを軸線方向に進退自在に可撓性の外套管内に挿通配置して、その送液チューブの基端側の部分を上記外套管の基端に連結された把持筒体内に通し、上記送液チューブの基端に接続された操作口金を上記把持筒体に対して軸線方向に移動操作することによって、上記送液チューブが上記外套管内で進退して上記注射針が上記外套管の先端から突没するようにした内視鏡用注射具において、上記操作口金の移動範囲を、上記外套管の先端から上記注射針を最大限に突出させる位置よりさらに先側へ移動可能にすると共に、上記送液チューブの基端側の部分がたわんで蛇行するための空間を上記把持筒体内に形成して、上記操作口金を最大限に先側へ移動させたときには上記送液チューブが上記把持筒体内の空間で蛇行するようにしたことを特徴とする。
【００２０】
なお、上記送液チューブの上記把持筒体内の空間内に位置する部分が、他の部分に比べて大きな可撓性を有しているとよく、上記把持筒体内の空間内に位置する部分において、上記送液チューブの腰折れを防止するための腰折れ防止部材が設けられていてもよい。
【００２１】
その場合、上記把持筒体内の空間内に位置する部分において、上記送液チューブの外周に螺旋溝が形成されていて、その螺旋溝に沿ってコイル部材が巻き付けられていてもよい。
【００２２】
また、上記送液チューブが、上記把持筒体内で蛇行した状態において、先側に向かって軸線方向に８０ｇ以上の反発力を有するとよい。
【００２３】
【発明の実施の形態】
図面を参照して本発明の実施の形態を説明する。
図２は、本発明が適用された内視鏡用注射具を示しており、内視鏡の鉗子チャンネル内に挿通される可撓性の外套管１は、例えば四フッ化エチレン樹脂チューブ又はステンレス鋼線製コイルパイプなどによって形成されている。
【００２４】
外套管１内には、先端に注射針２が設けられた、例えば四フッ化エチレン樹脂製チューブからなる可撓性の送液チューブが、軸線方向に進退自在に挿通配置されている。
【００２５】
外套管１の先端には、金属製の先端口金４が固着されており、その中心に穿設された穴４ａから注射針２が突没できるようになっている。５は、注射針２の後半部分に固着されたストッパであり、先端口金４に当接することによって、注射針２の最大突出量を規制するためのものである。
【００２６】
外套管１の基端には、注射針２を突没操作する際に指先で把持される把持筒体７が連結されている。８は、外套管１の基端部付近の折れ曲りを防止するための折れ止めコイルである。
【００２７】
９は、注射針２を突没操作するための操作口金であり、手元側から把持筒体７内に押し込み操作できるようになっている。操作口金９の手元側端部には、注射筒受け口金１０が形成されている。
【００２８】
操作口金９内に位置する操作口金９の先端部分９ａには、送液チューブ３の基端部が接続されている。また、把持筒体７の手元側口元近傍の内周面には、円周溝１１が形成されていて、そこにゴム又は合成樹脂製の弾力性のある材料からなるＯリング１２が嵌め込まれている。
【００２９】
そして、把持筒体７の内周面に嵌合する操作口金９の外周面には、Ｏリング１２と係合する先側係合溝１４と後側係合溝１５とが軸線方向に間隔をあけて形成されている。
【００３０】
Ｏリング１２と係合溝１４，１５はいわゆるクリックの機能を有しており、Ｏリング１２がいずれかの係合溝１４，１５と係合すると、操作口金９が把持筒体７に弾力的に係止された状態になる。
【００３１】
このように構成された内視鏡用注射具においては、外套管１の基端に連結された把持筒体７を把持して、送液チューブ３の基端に連結された操作口金９を軸線方向に進退操作することにより、外套管１の先端から注射針２を突没させることができる。
【００３２】
その操作の際の操作口金９の操作ストロークは、先側係合溝１４と後側係合溝１５との間の距離Ｂであり、注射針２の移動ストロークＡよりもＢの方が大きく設定されている。
【００３３】
したがって、図２に示されるように注射針２が外套管１内に引っ込んだ状態から、操作口金９を把持筒体７内に押し込んでいくと、注射針２を最大限に突出させた位置からさらに操作口金９が把持筒体７内に押し込まれ、そこで図１に示されるように後側係合溝１５がＯリング１２と係合して、把持筒体７に対して操作口金９が係止される。
【００３４】
したがって、図１に示されるように、ストッパ５が先端口金４にぶつかって、注射針２が最大限に突出された状態では、送液チューブ３には、軸線方向に圧縮する力が全長にわたって加わっている。
【００３５】
そこでこの実施の形態においては、送液チューブ３に軸線方向に圧縮力が加わったときに送液チューブ３の基端側の部分が大きくたわんで蛇行するための空間１７が、把持筒体７内に形成されている。
【００３６】
送液チューブ３の空間１７内に位置する部分には、その全範囲に、図３に拡大して示されるような螺旋溝１８が形成されている。そして、例えばステンレス鋼線からなるコイル１９が、螺旋溝１８に沿って巻き付けられている。
【００３７】
そのように螺旋溝１８が形成されたことにより、送液チューブ３は、空間１７内に位置する部分においては、他の部分に比べて可撓性が大きく（即ち、柔軟で）曲がり易くなっている。そして、曲げられた際の腰折れがコイル１９によって防止されている。
【００３８】
このように構成された実施の形態の内視鏡用注射具においては、図１に示されるように、ストッパ５が先端口金４に当接して注射針２が最大限に突出した状態では、送液チューブ３の基端側の部分が把持筒体７内の空間１７内で大きくたわんで蛇行する。そして、操作口金９を引き戻せば、図２に示されるように、コイル１９の弾性によって、送液チューブ３は元の真っ直ぐな状態に戻される。
【００３９】
したがって、送液チューブ３には蛇行癖がほとんどつくことはなく、把持筒体７の空間１７内における送液チューブ３は可撓性が大きくて柔軟なので、操作口金９を最大限まで押し込む際に、大きな操作力量を必要とすることもない。
【００４０】
なお、一般に、注射針２を患部に刺す際には４０〜８０ｇ程度の力が必要とされるので、送液チューブ３の基端部側が空間１７内でたわんだ図１の状態において、そのたわみ部分から針先側への軸線方向の反発力Ｆが８０ｇ以上になるように各部を設定するとよい。
【００４１】
【発明の効果】
本発明によれば、操作口金の移動範囲を、外套管の先端から注射針を最大限に突出させる位置よりさらに先側へ移動可能にすると共に、送液チューブの基端側の部分がたわんで蛇行するための空間を把持筒体内に形成して、操作口金を最大限に先側へ移動させたときには送液チューブが把持筒体内の空間で蛇行するようにしたことにより、送液チューブに蛇行癖がつかず、かつ操作口金を押し込み操作するのに、重くなりすぎることのない安定した操作力量を維持することができる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の実施の形態の内視鏡用注射具の注射針が突出した状態の側面断面図である。
【図２】本発明の実施の形態の内視鏡用注射具の注射針が引っ込められた状態の側面断面図である。
【図３】本発明の実施の形態の送液チューブの基端部側の部分の拡大断面図である。
【図４】従来の内視鏡用注射具の注射針が引っ込められた状態の側面断面図である。
【図５】従来の内視鏡用注射具の注射針が突出した状態の側面断面図である。
【符号の説明】
１外套管
２注射針
３送液チューブ
７把持筒体
９操作口金
１７空間
１８螺旋溝
１９コイル[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to an endoscope injection tool that is used for injection into a body cavity through a forceps channel of an endoscope.
[0002]
[Prior art]
FIG. 4 shows a conventional endoscope injection tool. A flexible outer tube 1 inserted into a forceps channel of an endoscope is, for example, a tetrafluoroethylene resin tube or a stainless steel wire coil. It is formed by pipes.
[0003]
In the outer tube 1, a flexible liquid feeding tube 3 made of, for example, a tetrafluoroethylene resin tube, having an injection needle 2 provided at the tip thereof, is inserted and disposed so as to be movable back and forth in the axial direction.
[0004]
A metal tip cap 4 is fixed to the tip of the outer tube 1 so that the injection needle 2 can protrude and retract from a hole 4a drilled in the center thereof. Reference numeral 5 denotes a stopper fixed to the rear half portion of the injection needle 2, for restricting the maximum protruding amount of the injection needle 2 by abutting the tip cap 4.
[0005]
The proximal end of the outer tube 1 is connected to a gripping cylinder 7 that is gripped by a fingertip when the injection needle 2 is pushed and retracted. Reference numeral 8 denotes a bend-preventing coil for preventing the bend in the vicinity of the proximal end portion of the outer tube 1.
[0006]
Reference numeral 9 denotes an operation base for projecting and retracting the injection needle 2 so that it can be pushed into the gripping cylinder 7 from the hand side. A syringe barrel receiving base 10 is formed at the proximal end of the operation base 9.
[0007]
A long and thin tube connecting portion 9a reaching the inlet of the outer tube 1 is formed on the front side of the operation base 9, and the base end portion of the liquid feeding tube 3 is fitted and connected to the portion 9a.
[0008]
A circumferential groove 11 is formed on the inner peripheral surface of the gripping cylinder 7 in the vicinity of the hand side mouth, and an O-ring 12 made of an elastic material made of rubber or synthetic resin is fitted therein.
[0009]
A front engagement groove 14 and a rear engagement groove 15 that engage with the O-ring 12 are spaced apart in the axial direction on the outer peripheral surface of the operation base 9 that is fitted to the inner peripheral surface of the gripping cylinder 7. Open and formed.
[0010]
In the endoscope injection tool configured as described above, the gripping cylinder 7 connected to the proximal end of the outer tube 1 is gripped, and the operation base 9 connected to the proximal end of the liquid feeding tube 3 is connected to the axis. By moving forward and backward in the direction, the injection needle 2 can protrude and retract from the distal end of the outer tube 1.
[0011]
The operation stroke of the operation base 9 at the time of the operation is a distance B between the front side engagement groove 14 and the rear side engagement groove 15, and B is set larger than the movement stroke A of the injection needle 2. Has been.
[0012]
Therefore, as shown in FIG. 4, when the operation base 9 is pushed into the gripping cylinder 7 from the state in which the injection needle 2 is retracted into the outer tube 1, the injection needle 2 is projected from the position where it is projected to the maximum. Further, the operating base 9 is pushed into the gripping cylinder 7, where the rear engagement groove 15 engages with the O-ring 12 as shown in FIG. 5, and the operating base 9 is engaged with the gripping cylindrical body 7. Stopped.
[0013]
Therefore, as shown in FIG. 5, in the state where the stopper 5 hits the tip cap 4 and the injection needle 2 protrudes to the maximum extent, a force compressing in the axial direction is applied to the liquid feeding tube 3 over the entire length. ing.
[0014]
[Problems to be solved by the invention]
As described above, applying the axial compressive force to the liquid feeding tube 3 with the injection needle 2 protruding to the maximum is that the injection needle 2 is pushed back when the injection needle 2 is inserted into the affected area. It is necessary to prevent it.
[0015]
Further, when the outer tube 1 is bent, the operation stroke B of the operation base 9 needs to be larger than the movement stroke A of the injection needle 2 in order to make the injection needle 2 protrude as much as possible. is there.
[0016]
However, in the conventional endoscope injection tool having the above-described structure, the liquid feeding tube 3 to which the compressive force is applied is bent over the entire length in the outer tube 1 having a slight clearance.
[0017]
For this reason, a meandering ridge over the entire length of the liquid feeding tube 3 in the outer tube 1 may cause a smooth operation. Further, when the outer tube 1 is straight, the stroke difference (B-A) becomes large, so that the compressive force applied to the liquid feeding tube 3 becomes considerably large, and the pushing operation of the operation base 9 becomes very heavy. The operability may be impaired.
[0018]
Therefore, an object of the present invention is to provide an endoscope injection tool that does not have a meandering rod on a liquid feeding tube and can maintain a stable amount of operation force.
[0019]
[Means for Solving the Problems]
In order to achieve the above object, an endoscope injection tool according to the present invention is configured such that a flexible liquid-feeding tube having an injection needle provided at the tip is inserted into a flexible mantle tube so as to be movable back and forth in the axial direction. Then, the base end side portion of the liquid supply tube is passed through the gripping cylinder connected to the base end of the outer tube, and an operation base connected to the base end of the liquid supply tube is passed to the gripping cylinder. In the endoscope injection tool in which the liquid supply tube advances and retreats in the outer tube and the injection needle protrudes and retracts from the distal end of the outer tube by moving in the axial direction. The movement range can be moved further forward than the position where the injection needle protrudes from the distal end of the outer tube to the maximum, and a space for bending and meandering the proximal end portion of the liquid feeding tube is provided. It is formed in the gripping cylinder and maximizes the operation base. When moving to the front side is characterized in that the liquid supply tube was made to meander in the space within the grip tube.
[0020]
It should be noted that the portion of the liquid delivery tube located in the space in the gripping cylinder should have a greater flexibility than the other parts, and the portion located in the space in the gripping cylinder In addition, a waist break preventing member for preventing the liquid feeding tube from being folded back may be provided.
[0021]
In that case, a spiral groove may be formed on the outer periphery of the liquid feeding tube in a portion located in the space in the gripping cylinder, and a coil member may be wound along the spiral groove.
[0022]
Moreover, in the state which the said liquid feeding tube meandered in the said holding cylinder, it is good to have a repulsive force of 80 g or more in an axial direction toward the front side.
[0023]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Embodiments of the present invention will be described with reference to the drawings.
FIG. 2 shows an endoscope injection tool to which the present invention is applied. A flexible outer tube 1 inserted into a forceps channel of an endoscope is, for example, a tetrafluoroethylene resin tube or stainless steel. It is formed of a steel wire coil pipe.
[0024]
In the outer tube 1, a flexible liquid feeding tube made of, for example, a tube made of tetrafluoroethylene resin and provided with an injection needle 2 at the tip is inserted and disposed so as to be movable forward and backward in the axial direction.
[0025]
A metal tip cap 4 is fixed to the tip of the outer tube 1 so that the injection needle 2 can protrude and retract from a hole 4a drilled in the center thereof. Reference numeral 5 denotes a stopper fixed to the rear half portion of the injection needle 2, for restricting the maximum protruding amount of the injection needle 2 by abutting the tip cap 4.
[0026]
The proximal end of the outer tube 1 is connected to a gripping cylinder 7 that is gripped by a fingertip when the injection needle 2 is pushed and retracted. Reference numeral 8 denotes a bend-preventing coil for preventing the bend in the vicinity of the proximal end portion of the outer tube 1.
[0027]
Reference numeral 9 denotes an operation base for projecting and retracting the injection needle 2 so that it can be pushed into the gripping cylinder 7 from the hand side. A syringe barrel receiving base 10 is formed at the proximal end of the operation base 9.
[0028]
A proximal end portion of the liquid feeding tube 3 is connected to a distal end portion 9 a of the operation base 9 located in the operation base 9. A circumferential groove 11 is formed on the inner peripheral surface of the gripping cylinder 7 in the vicinity of the hand side mouth, and an O-ring 12 made of elastic material made of rubber or synthetic resin is fitted therein. Yes.
[0029]
A front engagement groove 14 and a rear engagement groove 15 that engage with the O-ring 12 are spaced apart in the axial direction on the outer peripheral surface of the operation base 9 that is fitted to the inner peripheral surface of the gripping cylinder 7. Open and formed.
[0030]
The O-ring 12 and the engagement grooves 14 and 15 have a so-called click function. When the O-ring 12 is engaged with any one of the engagement grooves 14 and 15, the operation base 9 is elastic to the gripping cylinder 7. It will be in the state locked by.
[0031]
In the endoscope injection tool configured as described above, the gripping cylinder 7 connected to the proximal end of the outer tube 1 is gripped, and the operation base 9 connected to the proximal end of the liquid feeding tube 3 is connected to the axis. By moving forward and backward in the direction, the injection needle 2 can protrude and retract from the distal end of the outer tube 1.
[0032]
The operation stroke of the operation base 9 at the time of the operation is a distance B between the front side engagement groove 14 and the rear side engagement groove 15, and B is set larger than the movement stroke A of the injection needle 2. Has been.
[0033]
Therefore, as shown in FIG. 2, when the operating needle 9 is pushed into the gripping cylinder 7 from the state in which the injection needle 2 is retracted into the outer tube 1, the injection needle 2 is projected from the position where it protrudes to the maximum extent. Further, the operating base 9 is pushed into the gripping cylinder 7, where the rear engagement groove 15 engages with the O-ring 12 as shown in FIG. 1, and the operating base 9 is engaged with the gripping cylindrical body 7. Stopped.
[0034]
Therefore, as shown in FIG. 1, when the stopper 5 hits the tip cap 4 and the injection needle 2 protrudes to the maximum extent, a force that compresses in the axial direction is applied to the liquid feeding tube 3 over the entire length. ing.
[0035]
Therefore, in this embodiment, when the compressive force is applied to the liquid feeding tube 3 in the axial direction, the space 17 for the meandering portion of the proximal side of the liquid feeding tube 3 to bend and snake is formed in the gripping cylinder 7. Is formed.
[0036]
A spiral groove 18 as shown in an enlarged view in FIG. 3 is formed in the entire region of the portion located in the space 17 of the liquid feeding tube 3. A coil 19 made of, for example, a stainless steel wire is wound along the spiral groove 18.
[0037]
Since the spiral groove 18 is formed as described above, the liquid feeding tube 3 is more flexible (that is, soft) and more easily bent at the portion located in the space 17 than at other portions. Yes. Further, the folding of the waist when bent is prevented by the coil 19.
[0038]
In the endoscope injection tool of the embodiment configured as described above, as shown in FIG. 1, when the stopper 5 is in contact with the distal end cap 4 and the injection needle 2 protrudes to the maximum extent, A portion on the proximal end side of the liquid tube 3 is greatly bent and meanders in the space 17 in the gripping cylinder 7. Then, when the operation base 9 is pulled back, as shown in FIG. 2, the liquid feeding tube 3 is returned to the original straight state by the elasticity of the coil 19.
[0039]
Accordingly, the liquid feeding tube 3 hardly has a meandering wrinkle, and the liquid feeding tube 3 in the space 17 of the gripping cylinder 7 is very flexible and flexible. Therefore, when the operation base 9 is pushed in to the maximum extent. It does not require a large amount of operating force.
[0040]
In general, a force of about 40 to 80 g is required when the injection needle 2 is pierced into the affected area. Therefore, in the state of FIG. Each part may be set so that the repulsive force F in the axial direction from the part to the needle tip side is 80 g or more.
[0041]
【The invention's effect】
According to the present invention, the movement range of the operating base can be moved further forward than the position where the injection needle protrudes from the distal end of the outer tube to the maximum, and the proximal end portion of the liquid feeding tube is bent. A space for meandering is formed in the gripping cylinder, and the liquid feed tube meanders in the space in the gripping cylinder when the operating base is moved to the maximum side, so that the liquid feed tube meanders. It is possible to maintain a stable amount of operating force that does not become heavier and does not become too heavy to push the operating base.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a side sectional view showing a state in which an injection needle of an endoscope injection tool according to an embodiment of the present invention protrudes.
FIG. 2 is a side sectional view showing a state in which the injection needle of the endoscope injection tool according to the embodiment of the present invention is retracted.
FIG. 3 is an enlarged cross-sectional view of a portion on the proximal end side of the liquid feeding tube according to the embodiment of the present invention.
FIG. 4 is a side sectional view showing a state in which the injection needle of a conventional endoscope injection tool is retracted.
FIG. 5 is a side sectional view showing a state where an injection needle of a conventional endoscope injection tool protrudes.
[Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF SYMBOLS 1 Outer tube 2 Injection needle 3 Liquid supply tube 7 Grasping cylinder 9 Operation base 17 Space 18 Spiral groove 19 Coil

Claims

A flexible liquid feeding tube provided with an injection needle at the distal end is inserted and arranged in the flexible mantle tube so as to be movable back and forth in the axial direction, and the base end side portion of the liquid feeding tube is placed on the base of the mantle tube. An operation base connected to the proximal end of the liquid feeding tube is passed through the gripping cylinder connected to the end and moved in the axial direction with respect to the gripping cylindrical body, so that the liquid feeding tube is moved in the outer tube. In the endoscope injection tool in which the injection needle protrudes and retracts from the distal end of the outer tube by moving back and forth,
The movement range of the operation base can be moved further forward than the position where the injection needle protrudes from the distal end of the outer tube to the maximum, and the proximal end portion of the liquid feeding tube bends and meanders. A space is formed in the gripping cylinder, and the liquid feeding tube meanders in the space in the gripping cylinder when the operation base is moved to the maximum side. Endoscopic syringe.

The endoscope injection tool according to claim 1, wherein a portion of the liquid feeding tube located in the space in the gripping cylinder has greater flexibility than other portions.

The endoscope injection tool according to claim 1 or 2, wherein a waist folding preventing member for preventing the liquid feeding tube from being folded is provided in a portion located in the space in the gripping cylinder.

The endoscope for the endoscope according to claim 3, wherein a spiral groove is formed on an outer periphery of the liquid feeding tube in a portion located in a space in the gripping cylinder, and a coil member is wound along the spiral groove. Syringe.

5. The endoscope injection tool according to claim 1, wherein the liquid feeding tube has a repulsive force of 80 g or more in the axial direction toward the front side in a state of meandering in the gripping cylinder.