JP3706322B2 - 移動通信システム、基地局、移動局および移動通信制御方法 - Google Patents
移動通信システム、基地局、移動局および移動通信制御方法 Download PDFInfo
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、移動通信システム、基地局、移動局および移動通信制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の移動通信におけるDHO(ダイバーシチハンドオーバ)に関する閾値は移動局内ですべての基地局に共通に定義されていた。
【0003】
図1は、従来のDHO追加候補(新たに通信を行う基地局の候補)の決定方法を説明するための図である。基地局は、移動局との通信を行う信号とは別に、常に一定の送信電力にて参照用の信号(例えば、とまり木信号)を送信しているものとする。図1において、縦軸は移動局におけるとまり木信号の受信電力を示す。移動局は、基地局からのとまり木信号の受信電力を常に測定し、複数(もしくは単数)の通信中の基地局からのとまり木信号の受信電力の中で、最も受信電力の高いものを基準とし、本値よりX0dbだけ低い受信電力の値をDHO追加閾値とする。非通信中の基地局(移動局が通信を行っていない基地局)のとまり木受信電力(とまり木信号の受信電力)に、DHO追加閾値以上のものが存在する場合、その基地局をDHO追加候補とする。図1の例において、基地局Bのとまり木受信電力は追加閾値以上であるから基地局BはDHO追加候補となり、基地局Cのとまり木受信電力は追加閾値以上でないから基地局CはDHO追加候補とならない。
【0004】
図2は、従来のDHO削除候補(通信を中止する基地局の候補)の決定方法を説明するための図である。移動局は、基地局からのとまり木信号の受信電力を常に測定し、複数(もしくは単数)の通信中の基地局からのとまり木信号の受信電力の中で、最も受信電力の高いもの(図2の例ではVA)を基準とし、本値よりY0dbだけ低い受信電力の値をDHO削除閾値とする。通信中の基地局のとまり木受信電力に、DHO削除閾値以下のものが存在する場合、その基地局をDHO削除候補とする。図2の例において、基地局Cのとまり木受信電力VCは削除閾値以下であるから基地局CはDHO削除候補となり、基地局Bのとまり木受信電力VBは削除閾値以下でないから基地局CはDHO削除候補とならない。
【0005】
図3は、従来の制御においてDHO追加候補を決定する例を説明するための図である。まず、移動局10が基地局20の(サービス)エリアに在圏し、基地局20とのみ通信を行っていたとする。移動局10は基地局20から通知されるX0dBを用いてDHO追加閾値を計算する。移動局10は基地局30がDHO追加閾値計算用にX1dB(<X0db)を送信していてもその情報を無視する。その後、移動局10が基地局30に近づいて行ったとする。移動局10が基地局30にある程度近づくと、基地局30のとまり木受信電力がDHO追加閾値を超える。図3において、32は基地局30のとまり木受信電力がDHO追加閾値を超えるエリアを示し、31はエリア32の半径を示す。したがって、移動局10がエリア32に入ると、基地局30がDHO追加候補となる。なお、仮に基地局20がDHO追加閾値計算用にX1dBを通知し、移動局10がこれを用いてDHO追加閾値を計算する場合、移動局10がエリア34に入ったときに、基地局30がDHO追加候補となる。
【0006】
図4も、従来の制御においてDHO追加候補を決定する例を説明するための図である。まず、移動局10が基地局30の(サービス)エリアに在圏し、基地局30とのみ通信を行っていたとする。移動局10は基地局30から通知されるX1dBを用いてDHO追加閾値を計算する。移動局10は基地局20がDHO追加閾値計算用にX0dBを送信していてもその情報を無視する。その後、移動局10が基地局20に近づいて行ったとする。移動局10が基地局20にある程度近づくと、基地局20のとまり木受信電力がDHO追加閾値を超える。図4において、24は基地局20のとまり木受信電力がDHO追加閾値を超えるエリアを示し、23はエリア24の半径を示す。したがって、移動局10がエリア24に入ると、基地局20がDHO追加候補となる。なお、仮に基地局30がDHO追加閾値計算用にX0dBを通知し、移動局10がこれを用いてDHO追加閾値を計算する場合、移動局10がエリア22に入ったときに、基地局20がDHO追加候補となる。
【0007】
DHO削除候補の決定についても、DHO追加候補の決定と同様である。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
このように、従来の移動通信におけるDHOに関する閾値は移動局内ですべての基地局に共通に定義され、基地局毎の運用に応じてリアルタイムに変更することができなかった。したがって、ある基地局で無線容量等が不足した際にDHO追加閾値を変更することにより、その基地局のDHOブランチ接続数を削減し、無線容量不足が回避できる場合等があっても対処できなかった。また、同様に、DHO削除閾値を変更し、ある基地局に接続中のDHOブランチを解放させ、その基地局の無線容量不足を回避できる場合等があっても対処できなかった。
【0009】
そこで、本発明の目的は、基地局のサービスエリア毎にダイバーシチハンドオーバに関する情報を設定し、移動局がサービスエリア毎にそのサービスエリアの情報に基づいて、そのサービスエリアを、移動局が新たに通信を開始するサービスエリアの候補(移動局が新たに通信を開始する区域としての候補)にするか否か、および/またはそのサービスエリアを、移動局が通信を中止するサービスエリアの候補(移動局が通信を中止する区域としての候補)にするか否かを決定するようにして、無線容量の確保等を図ることである。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、請求項1に記載の発明は、1つ以上のサービスエリアを有する1つ以上の基地局と移動局とを備えた移動通信システムであって、前記基地局の各々は、前記サービスエリアごとのダイバーシチハンドオーバの追加閾値および/または削除閾値に関する情報を決定する手段と、前記移動局に、前記サービスエリアごとのダイバーシチハンドオーバの追加閾値および/または削除閾値に関する情報を送信する手段と、前記サービスエリアごとに前記移動局に参照信号を送信する手段とを備え、前記移動局は、前記基地局から前記ダイバーシチハンドオーバの追加閾値および/または削除閾値に関する情報を受信する手段と、前記基地局から前記参照信号を受信し、その受信電力または伝搬損失を測定する手段と、前記サービスエリアの各々について、該サービスエリアの参照信号の受信電力または伝搬損失と、該サービスエリアのダイバーシチハンドオーバの追加閾値および/または削除閾値に関する情報から得られる追加閾値および/または削除閾値とを比較して、該サービスエリアを、前記移動局が新たに通信を開始するサービスエリアの候補にするか否か、および/または該サービスエリアを、前記移動局が通信を中止するサービスエリアの候補にするか否かを決定する手段とを備えたことを特徴とする。
【0011】
請求項2に記載の発明は、1つ以上のサービスエリアを有する1つ以上の基地局と移動局とを備えた移動通信システムであって、前記基地局の各々は、前記サービスエリアごとのダイバーシチハンドオーバの追加閾値および/または削除閾値に関する情報を決定する手段と、前記移動局に、前記サービスエリアごとのダイバーシチハンドオーバの追加閾値および/または削除閾値に関する情報を送信する手段と、前記サービスエリアごとに前記移動局に参照信号を送信する手段とを備え、前記移動局は、前記基地局から前記ダイバーシチハンドオーバの追加閾値および/または削除閾値に関する情報を受信する手段と、前記基地局から前記参照信号を受信し、その受信品質を測定する手段と、前記サービスエリアの各々について、該サービスエリアの参照信号の受信品質と、該サービスエリアのダイバーシチハンドオーバの追加閾値および/または削除閾値に関する情報から得られる追加閾値および/または削除閾値とを比較して、該サービスエリアを、前記移動局が新たに通信を開始するサービスエリアの候補にするか否か、および/または該サービスエリアを、前記移動局が通信を中止するサービスエリアの候補にするか否かを決定する手段とを備えたことを特徴とする。
【0012】
請求項3に記載の発明は、請求項1または2に記載の移動通信システムであって、前記決定する手段は、前記サービスエリアごとに該基地局への上り干渉量を測定する手段を備え、前記ダイバーシチハンドオーバの追加閾値および/または削除閾値に関する情報を、前記上り干渉量に基づいて決定することを特徴とする。
【0014】
請求項4に記載の発明は、移動局であって、1つ以上のサービスエリアを有する1つ以上の基地局から前記サービスエリアごとのダイバーシチハンドオーバの追加閾値および/または削除閾値に関する情報を受信する手段と、前記サービスエリアごとに前記基地局から参照信号を受信し、その受信電力または伝搬損失を測定する手段と、前記サービスエリアの各々について、該サービスエリアの参照信号の受信電力または伝搬損失と、該サービスエリアのダイバーシチハンドオーバの追加閾値および/または削除閾値に関する情報から得られる追加閾値および/または削除閾値とを比較して、該サービスエリアを、前記移動局が新たに通信を開始するサービスエリアの候補にするか否か、および/または該サービスエリアを、前記移動局が通信を中止するサービスエリアの候補にするか否かを決定する手段とを備えたことを特徴とする。
【0015】
請求項5に記載の発明は、移動局であって、1つ以上のサービスエリアを有する1つ以上の基地局から前記サービスエリアごとのダイバーシチハンドオーバの追加閾値および/または削除閾値に関する情報を受信する手段と、前記サービスエリアごとに前記基地局から参照信号を受信し、その受信品質を測定する手段と、前記サービスエリアの各々について、該サービスエリアの参照信号の受信品質と、該サービスエリアのダイバーシチハンドオーバの追加閾値および/または削除閾値に関する情報から得られる追加閾値および/または削除閾値とを比較して、該サービスエリアを、前記移動局が新たに通信を開始するサービスエリアの候補にするか否か、および/または該サービスエリアを、前記移動局が通信を中止するサービスエリアの候補にするか否かを決定する手段とを備えたことを特徴とする。
【0016】
請求項6に記載の発明は、1つ以上のサービスエリアを有する1つ以上の基地局と移動局とを備えた移動通信システムにおける移動通信制御方法であって、前記基地局において、前記サービスエリアごとのダイバーシチハンドオーバの追加閾値および/または削除閾値に関する情報を決定するステップと、前記基地局から前記移動局に、前記サービスエリアごとのダイバーシチハンドオーバの追加閾値および/または削除閾値に関する情報を送信するステップと、前記サービスエリアごとに、前記基地局から前記移動局に、参照信号を送信するステップと、前記サービスエリアごとに、前記移動局において、前記参照信号の受信電力または伝搬損失を測定するステップと、前記移動局において、前記サービスエリアの各々について、該サービスエリアの参照信号の受信電力または伝搬損失と、該サービスエリアのダイバーシチハンドオーバの追加閾値および/または削除閾値に関する情報から得られる追加閾値および/または削除閾値とを比較して、該サービスエリアを、前記移動局が新たに通信を開始するサービスエリアの候補にするか否か、および/または該サービスエリアを、前記移動局が通信を中止するサービスエリアの候補にするか否かを決定するステップとを備えることを特徴とする。
【0017】
請求項7に記載の発明は、1つ以上のサービスエリアを有する1つ以上の基地局と移動局とを備えた移動通信システムにおける移動通信制御方法であって、前記基地局において、前記サービスエリアごとのダイバーシチハンドオーバの追加閾値および/または削除閾値に関する情報を決定するステップと、前記基地局から前記移動局に、前記サービスエリアごとのダイバーシチハンドオーバの追加閾値および/または削除閾値に関する情報を送信するステップと、前記サービスエリアごとに、前記基地局から前記移動局に、参照信号を送信するステップと、前記サービスエリアごとに、前記移動局において、前記参照信号の受信品質を測定するステップと、前記移動局において、前記サービスエリアの各々について、該サービスエリアの参照信号の受信品質と、該サービスエリアのダイバーシチハンドオーバの追加閾値および/または削除閾値に関する情報から得られる追加閾値および/または削除閾値とを比較して、該サービスエリアを、前記移動局が新たに通信を開始するサービスエリアの候補にするか否か、および/または該サービスエリアを、前記移動局が通信を中止するサービスエリアの候補にするか否かを決定するステップとを備えることを特徴とする。
【0018】
請求項8に記載の発明は、請求項6または7に記載の移動通信制御方法であって、前記決定するステップは、前記サービスエリアごとに該基地局への上り干渉量を測定するステップを備え、前記ダイバーシチハンドオーバの追加閾値および/または削除閾値に関する情報を、前記上り干渉量に基づいて決定することを特徴とする。
【0020】
請求項9に記載の発明は、移動局における移動通信制御方法であって、1つ以上のサービスエリアを有する1つ以上の基地局から前記サービスエリアごとのダイバーシチハンドオーバの追加閾値および/または削除閾値に関する情報を受信するステップと、前記サービスエリアごとに前記基地局から参照信号を受信し、その受信電力または伝搬損失を測定するステップと、前記サービスエリアの各々について、該サービスエリアの参照信号の受信電力または伝搬損失と、該サービスエリアのダイバーシチハンドオーバの追加閾値および/または削除閾値に関する情報から得られる追加閾値および/または削除閾値とを比較して、該サービスエリアを、前記移動局が新たに通信を開始するサービスエリアの候補にするか否か、および/または該サービスエリアを、前記移動局が通信を中止するサービスエリアの候補にするか否かを決定するステップとを備えることを特徴とする。
【0021】
請求項10に記載の発明は、移動局における移動通信制御方法であって、1つ以上のサービスエリアを有する1つ以上の基地局から前記サービスエリアごとのダイバーシチハンドオーバの追加閾値および/または削除閾値に関する情報を受信するステップと、前記サービスエリアごとに前記基地局から参照信号を受信し、その受信品質を測定するステップと、前記サービスエリアの各々について、該サービスエリアの参照信号の受信品質と、該サービスエリアのダイバーシチハンドオーバの追加閾値および/または削除閾値に関する情報から得られる追加閾値および/または削除閾値とを比較して、該サービスエリアを、前記移動局が新たに通信を開始するサービスエリアの候補にするか否か、および/または該サービスエリアを、前記移動局が通信を中止するサービスエリアの候補にするか否かを決定するステップとを備えることを特徴とする。
【0022】
以上の構成によれば、基地局のサービスエリア毎にダイバーシチハンドオーバに関する情報を設定し、移動局がサービスエリア毎にそのサービスエリアの情報に基づいて、そのサービスエリアを、移動局が新たに通信を開始するサービスエリアの候補にするか否か、および/またはそのサービスエリアを、移動局が通信を中止するサービスエリアの候補にするか否かを決定するようにして、無線容量の確保等を図ることができる。
【0023】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照しつつ本発明の実施の形態について詳しく説明する。本実施形態では、各基地局が1つのサービスエリアを有する場合を例に説明する。
【0024】
図5は、本実施形態におけるDHO追加候補の決定方法を説明するための図であり、図6は、移動局におけるDHO追加候補の決定処理例を示すフローチャートである。基地局は、移動局との通信を行う信号とは別に、常に一定の送信電力にて参照用の信号(本実施形態においては、とまり木信号)を送信しているものとする。図5において、縦軸は移動局におけるとまり木信号の受信電力を示す。移動局は、基地局からのとまり木信号の受信電力を常に測定し(ステップS101)、複数(もしくは単数)の通信中の基地局からのとまり木受信電力の中で、最も受信電力の高いものを基準とし、本値よりXdbだけ低い受信電力の値をDHO追加閾値とする。ここで、Xの値は基地局によって異なる。各基地局は自局のXの値を移動局に送信する(ステップS102)。Xの値は、例えばとまり木信号に含めて送信することができる。移動局はXの値を基地局(サービスエリア)毎に記憶し、基地局(サービスエリア)毎にその基地局(サービスエリア)のXの値を用いて制御を行う(ステップS103)。
【0025】
図5の例において、通信中の基地局からのとまり木受信電力の中で、最も受信電力の高いものはVAである。ここで、非通信中の基地局BのXの値XBがX0である場合、DHO追加閾値はT0であり、VBはT0よりも大きいので、基地局B(のサービスエリア)はDHO追加候補となる。XBの値がX2である場合にも、同様に基地局BはDHO追加候補となる。ただし、XBの値がX1である場合には、VBがDHO追加閾値T1よりも小さいので、基地局BはDHO追加候補とならない。非通信中の基地局Cについては、そのXの値XCがX2である場合、基地局CはDHO追加候補となり、XCがX0またはX1である場合、基地局CはDHO追加候補とならない。
【0026】
各基地局は、Xの値を変化させることにより、自局に接続する移動局の数を調整することができる。無線容量が不足しているような場合には、Xの値を小さくすることにより、自局に接続する移動局の数を減らすことができる。Xの値は、例えば、各基地局がその基地局への上り干渉量を測定し、その上り干渉量に基づいて定めるようにすることができる。
【0027】
図7は、本実施形態におけるDHO削除候補の決定方法を説明するための図であり、図8は、移動局におけるDHO削除候補の決定処理例を示すフローチャートである。移動局は、基地局からのとまり木信号の受信電力を常に測定し(ステップS201)、複数(もしくは単数)の通信中の基地局からのとまり木信号の受信電力の中で、最も受信電力の高いものを基準とし、本値よりYdbだけ低い受信電力の値をDHO削除閾値とする。ここで、Yの値は基地局によって異なる。各基地局は自局のYの値を移動局に送信する(ステップS202)。Yの値は、例えばとまり木信号に含めて送信することができる。移動局はYの値を基地局(サービスエリア)毎に記憶し、基地局(サービスエリア)毎にその基地局(サービスエリア)のYの値を用いて制御を行う(ステップS203)。
【0028】
図7の例において、通信中の基地局からのとまり木受信電力の中で、最も受信電力の高いものはVAである。ここで、通信中の基地局CのYの値YCがY0である場合、DHO削除閾値はT0であり、VCはT0よりも小さいので、基地局C(のサービスエリア)はDHO削除候補となる。YCの値がY1である場合にも、同様に基地局CはDHO削除候補となる。ただし、YCの値がY2である場合には、VCがDHO削除閾値T2よりも大きいので、基地局CはDHO削除候補とならない。通信中の基地局Bについては、そのYの値YBがY1である場合、基地局BはDHO削除候補となり、YBがY0またはY2である場合、基地局CはDHO削除候補とならない。
【0029】
各基地局は、Yの値を変化させることにより、自局に接続している移動局の数を調整することができる。無線容量が不足しているような場合には、Yの値を小さくすることにより、自局に接続している移動局の数を減らすことができる。Yの値は、例えば、各基地局がその基地局への上り干渉量を測定し、その上り干渉量に基づいて定めるようにすることができる。
【0030】
図9は、基地局の構成例を示すブロック図である。基地局120は、通信部141、通信信号生成部142、とまり木信号生成部143、DHO情報生成部144、干渉量測定部145、および通信信号解析部146を備える。基地局120は、移動局との間で通信信号を送受信することにより通信を行う。通信信号生成部142で生成された通信信号は、通信部141を介して移動局に送信される。また、通信部141を介して受信した移動局からの通信信号は、通信信号解析部146において解析される。また、基地局120は、とまり木信号生成部143でとまり木信号を生成し、通信部141を介して移動局に送信する。とまり木信号には、DHO情報生成部144で生成されたDHOに関する情報(上述のXの値およびYの値)が含まれる。DHO情報生成部144は、干渉量測定部145で測定された上り干渉量に基づいてDHOに関する情報を生成する。
【0031】
図10は、移動局の構成例を示すブロック図である。移動局110は、通信部111、通信信号生成部112、通信信号解析部116、とまり木信号解析部117、受信品質測定部118、およびDHO追加・削除候補決定部119を備える。移動局110は、基地局との間で通信信号を送受信することにより通信を行う。通信信号生成部112で生成された通信信号は、通信部111を介して基地局に送信される。また、通信部111を介して受信した基地局からの通信信号は、通信信号解析部116において解析される。また、移動局110は、通信部111を介して受信した基地局からのとまり木信号を、とまり木信号解析部117において解析し、とまり木信号に含まれるDHOに関する情報を取得する。また、受信電力測定部118においてとまり木信号の受信電力を測定する。そして、DHO追加・削除候補決定部119において、取得したDHOに関する情報および測定した受信電力に基づいて、とまり木信号を送信した基地局(のサービスエリア)を、DHO追加候補にするか否か、およびDHO削除候補にするか否かを決定する。DHO追加候補にすることを決定した場合には、その旨を通信信号によりとまり木信号を送信した基地局に通知し、当該基地局との間でDHO追加のための処理を行う。また、DHO削除候補にすることを決定した場合にも、その旨を通信信号によりとまり木信号を送信した基地局に通知し、当該基地局との間でDHO削除のための処理を行う。
【0032】
図11は、本実施形態の制御においてDHO追加候補を決定する例を説明するための図である。基地局130の構成例は、基地局120の構成例(図9)と同様である。まず、移動局110が基地局120の(サービス)エリアに在圏し、基地局120とのみ通信を行っていたとする。移動局110は基地局120から通知されるX0dBを用いて、基地局120用のDHO追加閾値を計算する。また、移動局110は基地局130から通知されるX1dB(<X0db)を用いて、基地局130用のDHO追加閾値を計算する。その後、移動局110が基地局130に近づいて行ったとする。移動局110が基地局130にある程度近づくと、基地局130のとまり木受信電力が基地局130用のDHO追加閾値を超える。図11において、134は基地局130のとまり木受信電力が基地局130用のDHO追加閾値を超えるエリアを示し、133はエリア134の半径を示す。したがって、移動局110がエリア134に入ると、基地局130がDHO追加候補となる。なお、仮に基地局130がDHO追加閾値計算用にX0dBを通知し、移動局110がこれを用いて基地局130のDHO追加閾値を計算する場合、移動局110がエリア132に入ったときに、基地局130がDHO追加候補となる。
【0033】
次に、移動局110が基地局130の(サービス)エリアに在圏し、基地局130とのみ通信を行っていたとする。移動局110は基地局130から通知されるX1dBを用いて、基地局130用のDHO追加閾値を計算する。また、移動局110は基地局120から通知されるX0dBを用いて、基地局120用のDHO追加閾値を計算する。その後、移動局110が基地局120に近づいて行ったとする。移動局110が基地局120にある程度近づくと、基地局120のとまり木受信電力が基地局120用のDHO追加閾値を超える。図11において、122は基地局120のとまり木受信電力が基地局120用のDHO追加閾値を超えるエリアを示し、121はエリア122の半径を示す。したがって、移動局110がエリア122に入ると、基地局120がDHO追加候補となる。なお、仮に基地局120がDHO追加閾値計算用にX1dBを通知し、移動局110がこれを用いて基地局120のDHO追加閾値を計算する場合、移動局110がエリア124に入ったときに、基地局120がDHO追加候補となる。
【0034】
DHO削除候補の決定についても、DHO追加候補の決定と同様である。
【0035】
本実施形態においては、とまり木信号の受信電力を用いて、DHO追加候補およびDHO削除候補を判断しているが、とまり木信号の受信品質を示す他の指標、例えば、伝搬損失(とまり木信号の送信電力−とまり木信号の受信電力)、受信SIR(Signal-to-Interference power Ratio)等を用いて、DHO追加候補およびDHO削除候補を判断するようにすることもできる。とまり木信号の送信電力は、一定値としてもよいし、とまり木信号に含めて移動局に送信するようにしてもよい。
【0036】
また、以上の説明では、各基地局が1つのサービスエリアを有する場合を例に説明したが、1つの基地局が2つ以上のサービスエリアを有する場合にも本発明を適用することができる。その場合、基地局から移動局に、サービスエリアごとのダイバーシチハンドオーバに関する情報を送信し、さらに、サービスエリアごとに参照信号を送信する。そして、移動局では、サービスエリアごとに参照信号の受信電力、伝搬損失、受信SIR等を測定し、サービスエリアごとに、そのサービスエリアを、移動局が新たに通信を開始するサービスエリアの候補にする否か(DHO追加の候補とするか否か)、および/またはそのサービスエリアを、移動局が通信を中止するサービスエリアの候補にするか否か(DHO削除の候補とするか否か)を決定すればよい。
【0037】
1つの基地局が2つ以上のサービスエリアを有する場合としては、例えば、基地局の周囲360度を60度ずつに分割して6つのセクタ(サービスエリア)を設けた場合が考えられる。携帯電話のエリア構成においては、60度ずつに分割して6つのセクタを設けたり、120度ずつに分割して3つのセクタを設けたりすることが一般に行われている。
【0038】
【発明の効果】
以上説明したように本発明によれば、基地局のサービスエリア毎にダイバーシチハンドオーバに関する情報を設定し、移動局がサービスエリア毎にそのサービスエリアの情報に基づいて、そのサービスエリアを、移動局が新たに通信を開始するサービスエリアの候補にするか否か、および/またはそのサービスエリアを、移動局が通信を中止するサービスエリアの候補にするか否かを決定するようにして、無線容量の確保等を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来のDHO追加候補の決定方法を説明するための図である。
【図2】従来のDHO削除候補の決定方法を説明するための図である。
【図3】従来の制御においてDHO追加候補を決定する例を説明するための図である。
【図4】従来の制御においてDHO追加候補を決定する例を説明するための図である。
【図5】本発明の実施形態におけるDHO追加候補の決定方法を説明するための図である。
【図6】移動局におけるDHO追加候補の決定処理例を示すフローチャートである。
【図7】本発明の実施形態におけるDHO削除候補の決定方法を説明するための図である。
【図8】移動局におけるDHO削除候補の決定処理例を示すフローチャートである。
【図9】基地局の構成例を示すブロック図である。
【図10】移動局の構成例を示すブロック図である。
【図11】本発明の実施形態の制御においてDHO追加候補を決定する例を説明するための図である。
【符号の説明】
10、110 移動局
20、30、120、130 基地局
22、24、32、34、122、124、132、134 エリア
23、31、121、133 半径
111、141 通信部
112、142 通信信号生成部
116、146 通信信号解析部
117 とまり木信号解析部
118 受信電力測定部
119 DHO追加・削除候補決定部
143 とまり木信号生成部
144 DHO情報生成部
145 干渉量測定部
Claims (10)
- 1つ以上のサービスエリアを有する1つ以上の基地局と移動局とを備えた移動通信システムであって、
前記基地局の各々は、
前記サービスエリアごとのダイバーシチハンドオーバの追加閾値および/または削除閾値に関する情報を決定する手段と、
前記移動局に、前記サービスエリアごとのダイバーシチハンドオーバの追加閾値および/または削除閾値に関する情報を送信する手段と、
前記サービスエリアごとに前記移動局に参照信号を送信する手段とを備え、
前記移動局は、
前記基地局から前記ダイバーシチハンドオーバの追加閾値および/または削除閾値に関する情報を受信する手段と、
前記基地局から前記参照信号を受信し、その受信電力または伝搬損失を測定する手段と、
前記サービスエリアの各々について、該サービスエリアの参照信号の受信電力または伝搬損失と、該サービスエリアのダイバーシチハンドオーバの追加閾値および/または削除閾値に関する情報から得られる追加閾値および/または削除閾値とを比較して、該サービスエリアを、前記移動局が新たに通信を開始するサービスエリアの候補にするか否か、および/または該サービスエリアを、前記移動局が通信を中止するサービスエリアの候補にするか否かを決定する手段とを備えたことを特徴とする移動通信システム。 - 1つ以上のサービスエリアを有する1つ以上の基地局と移動局とを備えた移動通信システムであって、
前記基地局の各々は、
前記サービスエリアごとのダイバーシチハンドオーバの追加閾値および/または削除閾値に関する情報を決定する手段と、
前記移動局に、前記サービスエリアごとのダイバーシチハンドオーバの追加閾値および/または削除閾値に関する情報を送信する手段と、
前記サービスエリアごとに前記移動局に参照信号を送信する手段とを備え、
前記移動局は、
前記基地局から前記ダイバーシチハンドオーバの追加閾値および/または削除閾値に関する情報を受信する手段と、
前記基地局から前記参照信号を受信し、その受信品質を測定する手段と、
前記サービスエリアの各々について、該サービスエリアの参照信号の受信品質と、該サービスエリアのダイバーシチハンドオーバの追加閾値および/または削除閾値に関する情報から得られる追加閾値および/または削除閾値とを比較して、該サービスエリアを、前記移動局が新たに通信を開始するサービスエリアの候補にするか否か、および/または該サービスエリアを、前記移動局が通信を中止するサービスエリアの候補にするか否かを決定する手段とを備えたことを特徴とする移動通信システム。 - 請求項1または2に記載の移動通信システムであって、前記決定する手段は、前記サービスエリアごとに該基地局への上り干渉量を測定する手段を備え、前記ダイバーシチハンドオーバの追加閾値および/または削除閾値に関する情報を、前記上り干渉量に基づいて決定することを特徴とする移動通信システム。
- 移動局であって、
1つ以上のサービスエリアを有する1つ以上の基地局から前記サービスエリアごとのダイバーシチハンドオーバの追加閾値および/または削除閾値に関する情報を受信する手段と、
前記サービスエリアごとに前記基地局から参照信号を受信し、その受信電力または伝搬損失を測定する手段と、
前記サービスエリアの各々について、該サービスエリアの参照信号の受信電力または伝搬損失と、該サービスエリアのダイバーシチハンドオーバの追加閾値および/または削除閾値に関する情報から得られる追加閾値および/または削除閾値とを比較して、該サービスエリアを、前記移動局が新たに通信を開始するサービスエリアの候補にするか否か、および/または該サービスエリアを、前記移動局が通信を中止するサービスエリアの候補にするか否かを決定する手段と
を備えたことを特徴とする移動局。 - 移動局であって、
1つ以上のサービスエリアを有する1つ以上の基地局から前記サービスエリアごとのダイバーシチハンドオーバの追加閾値および/または削除閾値に関する情報を受信する手段と、
前記サービスエリアごとに前記基地局から参照信号を受信し、その受信品質を測定する手段と、
前記サービスエリアの各々について、該サービスエリアの参照信号の受信品質と、該サービスエリアのダイバーシチハンドオーバの追加閾値および/または削除閾値に関する情報から得られる追加閾値および/または削除閾値とを比較して、該サービスエリアを、前記移動局が新たに通信を開始するサービスエリアの候補にするか否か、および/または該サービスエリアを、前記移動局が通信を中止するサービスエリアの候補にするか否かを決定する手段と
を備えたことを特徴とする移動局。 - 1つ以上のサービスエリアを有する1つ以上の基地局と移動局とを備えた移動通信システムにおける移動通信制御方法であって、
前記基地局において、前記サービスエリアごとのダイバーシチハンドオーバの追加閾値および/または削除閾値に関する情報を決定するステップと、
前記基地局から前記移動局に、前記サービスエリアごとのダイバーシチハンドオーバの追加閾値および/または削除閾値に関する情報を送信するステップと、
前記サービスエリアごとに、前記基地局から前記移動局に、参照信号を送信するステップと、
前記サービスエリアごとに、前記移動局において、前記参照信号の受信電力または伝搬損失を測定するステップと、
前記移動局において、前記サービスエリアの各々について、該サービスエリアの参照信号の受信電力または伝搬損失と、該サービスエリアのダイバーシチハンドオーバの追加閾値および/または削除閾値に関する情報から得られる追加閾値および/または削除閾値とを比較して、該サービスエリアを、前記移動局が新たに通信を開始するサービスエリアの候補にするか否か、および/または該サービスエリアを、前記移動局が通信を中止するサービスエリアの候補にするか否かを決定するステップと
を備えることを特徴とする移動通信制御方法。 - 1つ以上のサービスエリアを有する1つ以上の基地局と移動局とを備えた移動通信システムにおける移動通信制御方法であって、
前記基地局において、前記サービスエリアごとのダイバーシチハンドオーバの追加閾値および/または削除閾値に関する情報を決定するステップと、
前記基地局から前記移動局に、前記サービスエリアごとのダイバーシチハンドオーバの追加閾値および/または削除閾値に関する情報を送信するステップと、
前記サービスエリアごとに、前記基地局から前記移動局に、参照信号を送信するステップと、
前記サービスエリアごとに、前記移動局において、前記参照信号の受信品質を測定するステップと、
前記移動局において、前記サービスエリアの各々について、該サービスエリアの参照信号の受信品質と、該サービスエリアのダイバーシチハンドオーバの追加閾値および/または削除閾値に関する情報から得られる追加閾値および/または削除閾値とを比較して、該サービスエリアを、前記移動局が新たに通信を開始するサービスエリアの候補にするか否か、および/または該サービスエリアを、前記移動局が通信を中止するサービスエリアの候補にするか否かを決定するステップと
を備えることを特徴とする移動通信制御方法。 - 請求項6または7に記載の移動通信制御方法であって、前記決定するステップは、前記サービスエリアごとに該基地局への上り干渉量を測定するステップを備え、前記ダイバーシチハンドオーバの追加閾値および/または削除閾値に関する情報を、前記上り干渉量に基づいて決定することを特徴とする移動通信制御方法。
- 移動局における移動通信制御方法であって、
1つ以上のサービスエリアを有する1つ以上の基地局から前記サービスエリアごとのダイバーシチハンドオーバの追加閾値および/または削除閾値に関する情報を受信するステップと、
前記サービスエリアごとに前記基地局から参照信号を受信し、その受信電力または伝搬損失を測定するステップと、
前記サービスエリアの各々について、該サービスエリアの参照信号の受信電力または伝搬損失と、該サービスエリアのダイバーシチハンドオーバの追加閾値および/または削除閾値に関する情報から得られる追加閾値および/または削除閾値とを比較して、該サービスエリアを、前記移動局が新たに通信を開始するサービスエリアの候補にするか否か、および/または該サービスエリアを、前記移動局が通信を中止するサービスエリアの候補にするか否かを決定するステップと
を備えることを特徴とする移動通信制御方法。 - 移動局における移動通信制御方法であって、
1つ以上のサービスエリアを有する1つ以上の基地局から前記サービスエリアごとのダイバーシチハンドオーバの追加閾値および/または削除閾値に関する情報を受信するステップと、
前記サービスエリアごとに前記基地局から参照信号を受信し、その受信品質を測定するステップと、
前記サービスエリアの各々について、該サービスエリアの参照信号の受信品質と、該サービスエリアのダイバーシチハンドオーバの追加閾値および/または削除閾値に関する情報から得られる追加閾値および/または削除閾値とを比較して、該サービスエリアを、前記移動局が新たに通信を開始するサービスエリアの候補にするか否か、および/または該サービスエリアを、前記移動局が通信を中止するサービスエリアの候補にするか否かを決定するステップと
を備えることを特徴とする移動通信制御方法。
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