JP3703840B2 - 損傷したガスタービンエンジン翼の修理システム - Google Patents
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Description
本発明は、ガスタービンエンジンに関し、より詳細には、ガスタービンエンジン翼の損傷を修理するためのシステムに関する。
背景技術
従来のガスタービンエンジンは、エンジンケース内に収容されており、コンプレッサと、燃焼器と、タービンと、を有している。空気流は、軸方向へと上記エンジンの各領域を通して流れて行く。当業界において良く知られているように、コンプレッサ内で圧縮された空気は、燃料と混合され、上記燃焼器内で燃焼されて、上記タービン内に膨張され、そのタービンを回転させ、上記コンプレッサを駆動するようになっている。
ほとんどのコンプレッサにおいては、上記エンジンの中心軸を中心として配設されたファンと、低圧コンプレッサと、高圧コンプレッサと、を有しており、上記低圧コンプレッサは、上記高圧コンプレッサよりも低速で回転している。上記低圧コンプレッサと上記高圧コンプレッサの双方は、上記タービンと同様、回転翼、すなわちブレード及び静翼すなわちベーンの交互段を有している。
航空機の翼に取り付けられる上記ガスタービンエンジンは、しばしば、離陸中にエンジンに侵入する砂粒子又は石といった外部物体によって損傷を受けることになる。エンジンに侵入した上記外部物体は、上記コンプレッサの翼に衝突して裂け目や破片を生じさせることが多い。上記外部物体により生じた損傷のほとんどは、上記高圧コンプレッサブレードの最初の数段において生じる。さらに、ほとんどの損傷は、それぞれ影響を受けるブレードの前縁端部に生じる。
損傷が工業的許容限度を超える場合には、損傷を検出し、その後ブレードを交換又は修理する必要がある。探知プロセスは、ボアスコープ(borescope)による各ブレードの目視検査を含んだものである。このボアスコープは、光源に連結された光ケーブルであり、このボアスコープが、ボアスコープ用開口を通して上記エンジンケース内及び上記エンジン内へと挿入される。複数の小さなボアスコープ用開口は、上記したボアスコープ検査が必要とされる上記高圧コンプレッサのほとんどの段について、上記エンジン全体に配置されている。
従来の検査技術のあるものによれば、ブレードに過剰な損傷が検出されると、上記エンジンは上記航空機の翼から取り外される。次いで、上記エンジンを分解して損傷ブレードを露出させる。その様にして初めて上記ブレードを修理、又は交換のために取り扱うことができることとなる。この手法は、時間を浪費し、極めてコストの高いものである。この様なエンジン取り外し、分解、修理及び再組立のためのコストは、$250,000から$500,000かかる。
工業的には、上記ガスタービンエンジンの修理に対してより現実的な解決方法が見いだされている。ニューヨーク州オレンジバーグ(Orangeburg)のマチダ(Machida)社は、本願の譲受人であるコネチカット州、ハートフォードのユナイテッドテクノロジーズコーポレーションのプラット&ホイットニー部門で製造されているJT8D−200エンジン用パワーブレンディングボアスコープキットを販売している。上記パワーブレンディングボアスコープキットは、プラット&ホイットニー社と、マチダ社が共同して開発したものでありJT8D−200シリーズエンジンの第7段コンプレッサブレードの外部物体損傷を探知し修理(これ以後ブレンドするという)する。上記キットは、ドライブケーブルに連結されたグラインディングチップを有しており、このドライブケーブルはフレキシブルボアスコープの作業チャネルを通されている。上記作業チャネルは、ワイヤによって曲げられる程度にフレキシブルにされている。このフレキシブル作業チャネルを直線状とした後、エンジンへと上記第7段ボアスコープ用開口を通して挿入しノブを回して上記ワイヤを駆動して上記フレキシブルチャネルを曲げ、実質的に直角方向から第7段ブレードの前縁端部にアクセスする。このグラインディングチップは、上記ブレンディングプロセス中に上記前縁端部に対して直角にしておく必要があり、このようにすることで上記翼のブレンドされた端部が、滑らかにできることになる。上記グラインディングチップが実質的に直角ではない角度で前縁端部にアクセスする場合には、このブレンドされた端部はシャープなエッジとなり、ガスタービンエンジンの運転には用いることができないものとなる。上記グラインディングチップの適切な位置決め後、上記ドライブケーブルに連結されたドライブモータにより上記グラインディングチップを駆動して、上記ブレードの損傷領域をブレンドする。上記キットを操作している技術者は、モニタにより損傷したその翼及び修理プロセスを目視することができるようになっている。
上記システムは、上記エンジンを取り外し、再組立する必要を無くするが、多くの制限を有している。主要な欠点のうちの一つは、上記ブレンディングツールは、所定のエンジンモデルの所定段にしかアクセスできないことにある。上記ブレードの前縁端部にこのブレンディングツールがアクセスできない第一の理由としては、新しいエンジンでは、上記ボアスコープと上記ブレードの前縁端部の間により複雑な通路を有しているためである。所定段の上記ブレードの前縁端部に到達させるためには、上記フレキシブルチャネルは何度も曲げられなければならい。現在の構成では、1回以上曲げることができず、またその角度にも限度があるが、これは上記フレキシブル作業チャネルの曲げ運動がモータ駆動によりなされ、一方向以上でのブレンディングが不可能であることによっている。上記ブレードの前縁端部にこのブレンディングツールがアクセスできない第二の理由としては、プラット&ホイットニー社で製造されるPW4084といったある種の新型のエンジンでは、高圧コンプレッサの異なった段においては、上記ボアスコープ開口と上記ブレードの間の距離が変化していることにある。既存のツールでは、グラインディングチップを上記新型エンジンの変化する上記距離を相殺させるように、引っ張ったり延ばしたりするように適合させることはできない。
上述のツールの別の欠点としては、上記グラインディングチップが鋭利な返しに接触すると、上記ツールは、振動し、上記損傷領域から離れてしまいがちになることにある。上記フレキシブルチャネルは、オペレータから上記ブレードの損傷領域に上記グラインディングチップを近接させ、かつ、正確に接触させておくため、十分な力を加えることができなかった。
さらに上述したツールの欠点は、上記グラインディングチップが取り外しできることにある。上記グラインディングが完了した後、グラインディングチップはポリッシングチップに交換される。上記グラインディングチップが充分に緊締されていないと、上記エンジン内に落下してしまい、上記エンジンは、上記グラインディングチップを回収するために上記翼から取り外し、分解することとなるが、これは、煩雑であり、上述したように労力を要する方法である。従って、上記エンジンの上記航空機からの取り外しを要せず、かつ、すべての必要な段において上記高圧コンプレッサに適切にアクセスすることができる現代のガスタービンエンジンのためのブレンディングツールが必要とされていた。
欧州特許EP−A−426527号では、ケース内にホールを通して操作されるようにした監視及び補修のための剛性の装置が開示されている。その制御ロッドは、折り畳み可能な延長部を有していて、この延長部は補修用ツールを担持している端部へと連結されている。欧州特許EP−A−602397号では、また、端部に可動ツールが取り付けられた剛性の装置が開示されている。これは張力により、直接上記ツールを駆動させるようになっている。
発明の開示
本発明によれば、ガスタービンエンジンの複数の段における損傷した翼をアクセス及び修理するシステムは、特定の段のボアスコープ開口とその段のブレード前縁端部の間の通路に個別に形状付けられ、かつ、構成された複数の剛性アタッチメントツールを備えており、上記ガスタービンエンジンのそれぞれ連続している段において損傷した上記翼に実質的に直角にアクセスできるようになっている。複数の上記アタッチメントツールは、修理の必要とされる上記ガスタービンエンジンのそれぞれの段のため、ブレンディングアタッチメントツール及びポリッシングアタッチメントツールを有している。それぞれのアタッチメントツールは、剛性であり、かつ、作業端と取り付け端とを備えた延びたボディーを有している。ボアスコープとドライブケーブルは、上記アタッチメントツールの延びたボディを通して延びており、その作業端部を通して突出している。それぞれのアタッチメントツールの上記作業端部は、ドライブケーブルによって連結され、上記ドライブモータによって駆動される研磨チップを備えている。上記ポリッシングアタッチメントツールの上記研磨チップは、着脱自在にドライブケーブルに取り付け固定されたポリッシングチップである。上記ブレンディングツールの上記研磨チップは、上記ドライブケーブルに固定して取り付けられたブレンディングチップである。
上記システムは、さらに損傷を受けた上記翼へと上記ボアスコープを通して照明を行うための高強度光源と、かつ、ビデオモニタへと損傷した上記翼の像を上記ボアスコープを通して伝達させるカメラと、を有している。
上記システムは、オペレータに対して上記ガスタービンエンジンの連なった段に翼にアクセスすることを可能として、上記航空機から上記ガスタービンエンジンを取り外してエンジンを分解することなく、上記翼の検出及び損傷の修理を可能とする。上記それぞれのアタッチメントツールの剛性構造は、上記ガスタービンエンジンの対応するそれぞれの段にアクセスできるように適合されているので、修理の必要のあるすべての段における翼段にアクセスできるようになっている。このような延びたボディは、複数ののアタッチメントツールに多重の曲がりを与えることができ、実質的に直角に上記段のすべての翼にアクセスすることができる。
本発明の効果のうちの一つとして、上記剛性のアタッチメントツールは、上記グラインディングチップに対して充分な力を加えることができるので、上記グラインディングチップを上記翼の損傷した領域に近接させて正確に接触させることができ、そこから振動により上記グラインディングチップが離れてしまうのを防止できることを挙げることができる。本発明の別の効果は、上記グラインディングチップが交換可能になっていないので、上記グラインディングチップが分離してしまう可能性を著しく低減させており、従って、上記ガスタービンエンジン全体の取り外しと分解の必要性を低減させることができることにある。
本発明の上記目的及びその他の目的及び効果については、添付の図面により本発明の例示的な実施例を詳細に説明することによって明確とすることができる。
【図面の簡単な説明】
図1は、エンジンにおける本発明の詳細を示すため、ケースを一部切り欠いて示した典型的なガスタービンエンジンの簡略化した等角図である。
図2は、ガスタービンエンジンの一部立面図及び本発明によるエンジンの損傷した翼の検出及び修理のためのシステムを示した図である。
図3は、図2に示した上記システムのブレンディングアタッチメントツールの断面立面図である。
図4Aは、図2に示したエンジンの第6段ブレード及び第7段ブレードのためのブレンディングアタッチメントツールの拡大斜視図である。
図4Bは、図2に示したエンジンの第6段ブレード及び第7段ブレードのための研磨アタッチメントツールの拡大斜視図である。
図4Cは、2に示したエンジンの第5段ブレードのためのブレンディングアタッチメントツールの拡大斜視図である。
図4Dは、図2のエンジンの第5段ブレードのための研磨アタッチメントツールの拡大斜視図である。
図5は、図4B及び図4Dに示した上記それぞれの研磨ツールの端部を示した拡大部分断面立面図である。
発明の最良の実施態様
図1を参照すると、従来のガスタービンエンジン10が、エンジンケース12内に収容されているのが示されており、さらにこのエンジンが、コンプレッサ14と、燃焼器16と、タービン18と、を有しているのが示されている。空気20は、上記エンジン10の上記各領域14,16,18を軸方向に通して流れている。当業界で良く知られているように、空気20は、上記コンプレッサ14内で圧縮され、上記コンプレッサ14内で燃焼される燃料と混合され、上記タービン18へと膨張し上記タービン18を回転させ上記コンプレッサ14を駆動している。
上記コンプレッサ14は、長手方向軸を中心として配設されたファン22と、低圧コンプレッサ24と、高圧コンプレッサ26と、を備えており、低圧コンプレッサ24は、上記高圧コンプレッサ26よりも低速で回転している。上記低圧コンプレッサ24と、上記高圧コンプレッサ26とは、双方とも回転翼、すなわちブレード28及び静翼、すなわちベーン30の交互段を有している。それぞれの翼は、図2に示すように前縁端32と、後縁端34と、を有している。上記エンジンケース12は、複数のボアスコープ用開口38を有しており、これらが上記コンプレッサ14のほとんどの段に位置決めされていて、翼の検査及び修理のため、上記コンプレッサ翼28の段にアクセスするのを可能としている。
図2には、プラット&ホイットニー社製のPW4000シリーズエンジン等の損傷した翼28を検出し、修理するための検出修理装置が、カメラ42を備えたボアスコープ40と、ビデオモニタ44と、高強度光源46と、ペダル49を備えたモータコントロールユニット48と、モータ駆動パワーハンドル50と、剛性アタッチメントツール52と、を有しているのが示されている。上記剛性アタッチメントツール52は、図4A〜図4Dに示す複数ある剛性アタッチメントツールのうちの一つを示したものであり、これは、上記パワーハンドル50に取り付けることができ、このパワーハンドル50は、さらに剛性モータシャフト54とドライブモータ55を有している。上記ボアスコープ40は、上記カメラ42と一体として形成されているボアスコープボディ58と、それから延びているフレキシブル光ファイバ束59と、を有している。上記光学的束59は、上記ブレードに光を照射し、また、上記ブレードの像を上記カメラ42へと送っている。上記ボアスコープ40及び上記高強度光源46は、光学的ガイド60によって連結されていて、この光学的ガイド60は、上記ブレードへと上記光ファイバ束59を通して上記ボアスコープ40へと送られる高強度光線を与えるようになっている。カメラケーブル62は、上記カメラ42を上記ビデオモニタ44と連結していて、上記モニタ44へと上記カメラからのブレード像を伝達させるようになっている。上記ドライブモータ55は、上記モータコントロールユニット48へと電源ケーブル63によって連結されている。
図3には、それぞれのアタッチメント52が、作業端部66を備えた延びたボディ64と、取り付け端部68を有しているのが示されている。上記延びたボディ64は、2つの剛性チャネル、すなわちボアスコープチャネル70と、概ね同一の形状を有し、かつ、互いに固定されて取り付けられているモータチャネル72と、を有しているのが示されている。上記モータチャネル72は、上記取り付け端部68から上記作業端部66まで延びたフレキシブルドライブケーブル74を備えている。上記ドライブケーブル74は、上記モータチャネル72の上記作業端部66を通して突き出しており、マウンティングチップ75内で停止している。研磨チップ80は、上記ドライブケーブル74の上記マウンティングチップ75へと取り付けられている。研磨チップ80は、上記ドライブケーブル74のマウンティングチップ75へと固定されて取り付けられている。上記ドライブケーブル74は、ドライブシャフト82へと上記取り付け端部68において取り付けられていて、上記ドライブシャフト82は、上記モータチャネル72の上記取り付け端部68から突き出している。
上記モータチャネル72の上記取り付け端部68は、アタッチメントコネクタ83により、堅固に上記パワーハンドル50の剛性モータシャフト54に取り付けられていて、上記ドライブシャフト82が、上記ドライブモータ55から上記研磨チップ80へと図2に示すように、上記モータシャフト54を介して運動を伝達するようになっている。複数のベアリング84は、上記ドライブケーブル74へと圧着されており、また、上記モータチャネル72へと圧着されていて、上記モータチャネル72における上記ドライブケーブル74のための剛性の支持体となっている。
上記ボアスコープチャネル70は、その作業端部66において僅かに上記モータチャネル72よりも短くされており、内部には光ファイバ束59を有している。プラスチック製チューブ85は、上記ボアスコープチャネル70の上記取り付け端部68を覆うように配置されていて、上記光ファイバ束59が上記ボアスコープチャネル70の鋭利な端部により擦られないようにしている。
図4A〜図4Dには、上記複数のアタッチメントツールが、プラット&ホイットニー製のPW4000エンジンの第6段と、第7段と、のためのブレンディングアタッチメントツール88と、ポリッシングアタッチメントツール90及び同エンジンの第5段のためのブレンディングアタッチメントツール92と、ポリッシングアタッチメントツール94と、を有しているのが示されている。それぞれアタッチメントツール88,90,92,94は、概ね図3において上述したように上記アタッチメントツール52の構成に類似の構成を有している。
上記ブレンディングアタッチメントツール88と上記ポリッシングアタッチメントツール90の延びたボディ64は、同一の形状をしている。上記ブレンディングツール88の上記研磨チップ80は、グラインディングチップ96となっている。上記研磨ツール90の上記研磨チップ80は、上述したポリッシング98となっている。
上記5段ブレードのための上記ブレンディングツール92及びポリッシングツール94は、概ね上記ブレンディングツール88と、上記ポリッシングツール90と同一の構成となっているが、上記延びたボディ64が特殊な形状を有している点が異なっている。上記第5段ブレードの上記ポリッシングツール94及びブレンディングツール92の上記延びたボディの形状は、互いに同一とされているとともに、上記第5ブレード段に適合するように製造されている。
上記ポリッシングツール92及びブレンディングツール94の上記延びたボディ64の多重の曲がりという特定の形状により、上記ブレンディング及びポリッシングツール92,94が適切に動作させられて、上記第5段の翼の前縁端32へと実質的に直角にアクセスできるようになる。その第一のステップとして、第5段ボアスコープ用開口の前面に11:00時(12時間時計)の位置となるように上記ブレンディングツール94の上記取り付け端部68を位置決めする。次のステップでは、上記ブレンディングツール94の上記作業端部66を、上記第5段ボアスコープ開口へと挿入し、上記ツールを回転させて、上記グラインディングチップ98を上記エンジンの前面に向かわせる。その後、上記ブレンディングツール94の上記取り付け端部68を、上記エンジンの後方に向けてピボットさせて、上記グラインディングチップ98を上記ブレードの上記前縁端部に対して実質的に直角に位置決めする。
一度上記ブレードへと上記グラインディングチップが適切に位置決めされると、上記ブレンディングツール92は、図2に示されるように、堅固に上記パワーハンドル50の上記剛性モータシャフト54へと取り付けられる。上記取り付けコネクタ83は、上記モータシャフト54のネジが形成された端部へと螺合されており、上記ドライブシャフト82は、上記モータシャフト54と連結されている。上記高強度光源46は、上記光ガイド60を通して高強度光線をボアスコープを通して伝達していて、対象である翼28を照射している。光の強度は可変となっている。上記カメラケーブル62と、上記ボアスコープ40と、上記カメラ42とは、目的の翼28の像をビデオモニタ44で観測できるようにしている。上記ツールは、さらに損傷が上記モニタのスクリーン上に観測されるまで上記ブレードの前縁端部において調節される。上記ドライブモータ50の速度は、上記モータ制御ユニット48によって調節可変とされている。上記ドライブモータ50の最大速度は、およそ4,000rpmを超えないようにされている。上記ドライブモータ50は、上記ドライブシャフト82及び上記ドライブケーブル74に連結された上記剛性シャフト54を通して運動を伝達しており、上記モニタ44で進捗をオペレータが観測しつつ、上記損傷領域をブレンドするようになっている。上記損傷ブレードの突起又は裂け目が平滑化されると、上記ブレンディングツール94は、上記オペレータによって引き抜かれ、上記駆動モータ50から取り外される。上記第5段ブレードの上記ポリッシングツール94へと、その後上記ブレンディングツール94が交換され、かつ、同様の研磨手法が実行される。上記ボアスコープボディ58及び上記パワーハンドル50は、オペレータが握るハンドルとなる。ブラケット99は、上記ブレンディング及び研磨手法の間により安定させるために用いられても良い。
上記独立した剛性アタッチメントツール88,90,92,94は、上記航空機翼から上記ガスタービンエンジン10を取り外すことなく翼28の検査及び修理を実施することを可能とする。さらに、上記アタッチメントツール92,94は、従来ではアクセスできなかった第5段ブレードのアクセスを可能とする。上記剛性の延びたボディ64は、特に特定の連続する段のボアスコープ用開口からその続いた段の翼の翼前縁にまで延びるような経路の形状とされているとともに、何重にもなった曲がりを与えることができて異なった段のブレードでも実質的に直角にアクセス可能としている。また、上記剛性のアタッチメントツールは、上記グラインディングチップ96に対して充分な力を加えられるので、上記グラインディングチップの振動及び損傷領域からの移動する傾向を低減させて、より良好に制御できるようになっている。本発明のように、ガスタービンエンジンの特定段にアクセスするため、離間した複数の剛性アタッチメントツールを個別に備えるという構成は、PW4000エンジンのみに適用されるものではなく他のモデルのエンジンにも適用できる。
上記ドライブケーブル74は、フレキシブル金属チューブから製造されており、上記ドライブモータ55から上記グラインディングチップ96へとトルクを伝達する。上記グラインディングチップ96は、上記ドライブケーブル74の上記マウンティングチップ75へとエポキシ又は銀半田付けすることができる。このような永久接着法は、上記グラインディングチップ96が、上記マウンティングチップ75から分離して、上記エンジン内部へと落下する可能性を低減させ、上記エンジンから上記グラインディングチップ96を取り出すためエンジンを分解する必要性を低減させるものである。ポリッシングツール90,94のための上記マウンティングチップ75を図5に示してあるが、これはドライブケーブル74が内側に嵌入されるようになった受けアパーチャ104を備えた六角形の頭部102を有したネジの設けられたスタッド100を有している。上記ポリッシングチップ98は、上記マウンティングチップ75へと螺合されているので交換が容易となっている。上記ポリッシングチップ98は、比較的柔らかく、かつ、落下に際しても上記ブレードにはいかなる損傷を与えない。上記ポリッシングチップ98として使用することのできる材料としては、カリフォルニア州サンディエゴのクラテックス製造社(Cratex Manufacturing Company)のCratex(登録商標)を挙げることができる。上記ポリッシングチップは、コネチカット州、グラストンバリーのUSTEST社によって製造されているものを挙げることができる。上記ポリッシングチップは、また、別の類似の材料によっても製造することができる。上記ビデオモニタ44の他、上記ボアスコープ40は、Machida社によって製造されている。
Claims (8)
- ガスタービンエンジンの連続した段における損傷した翼の探知及び修理のためのシステムであって、前記翼は、それぞれ前縁端部(38)と、後縁端部(34)と、を有し、かつ、前記ガスタービンエンジンは、そのそれぞれの連続段に配設され、かつ、ボアスコープを通して装着するための複数の連らなったボアスコープ用開口(38)を備え、それぞれ前記連続段は、その段のボアスコープ用開口からその連続段の前記翼の前記前縁端部までの通路である複数の連続通路を画成し、かつ、それぞれ前記連続通路は、別々の形状を有しており、前記システムは、前記損傷翼へと高強度光を照射するための前記ボアスコープの光ファイバ束へと高強度光を導入するための高強度光源と、操作者が修理過程を観測するため、ビデオモニタ上に前記ボアスコープの光ファイバ束を通して前記損傷翼の像を伝達させる前記ボアスコープと一体となったカメラと、モータシャフト及びドライブモータと、を備え、ドライブケーブルが前記モータシャフトから突き出したモータ駆動パワーハンドルを備えており、さらに、
作業端部(66)から取り付け端部(68)にまで延びた剛性のボディ(64)をそれぞれ有した複数の剛性アタッチメントツール(52,88,90,92,94)を備え、それぞれ前記アタッチメントツールは、前記ボアスコープ用開口から前記ガスタービンエンジンの連続段の前記翼の前記前縁端までの長さが変化する前記連続通路の形状とされ、前記アタッチメントツールは、ドライブケーブル(74)を備え、前記アタッチメントツールの前記取り付け端部は、前記システムの前記モータ駆動パワーハンドルの前記モータシャフトに取り付けられていて、前記損傷翼をブレンドし、研磨するようになっていることを特徴とするシステム。 - 前記ドライブケーブル及び前記光ファイバ束は、前記取り付け端から前記作業端まで前記アタッチメントツールの前記延びたボディを通され、その作業端部から突き出しており、研磨チップは、前記アタッチメントツールの前記取り付け端部に配設されていて、前記ドライブモータが前記研磨チップ(80)へと前記モータシャフト及び前記ドライブケーブルを通して回転運動を伝達するようになっていることをさらに特徴とする請求項1に記載に方法。
- 前記複数の剛性のアタッチメントツールは、それぞれ前記ガスタービンエンジンの連続段のためのブレンディングアタッチメントツール(88)と、ポリッシングアタッチメントツール(90)と、を有しており、前記ブレンディングアタッチメントツール及び前記ポリッシングアタッチメントツールは、略同一の形状を有しており、前記ガスタービンエンジンの前記連続段にアクセスし、かつ、修理をするようにされていることをさらに特徴とする請求項2に記載のシステム。
- 前記ブレンディングアタッチメントツールの前記研磨チップは、グラインディングチップであることをさらに特徴とする請求項3に記載のシステム。
- 前記グラインディングチップは、前記ドライブケーブルにエポキシによって固定して取り付けられていることをさらに特徴とする請求項4に記載のシステム。
- 前記ポリッシングアタッチメントツールの前記ポリッシングチップは、ポリッシングチップであることをさらに特徴とする請求項3に記載のシステム。
- 前記ポリッシングチップは、前記ドライブケーブルに螺合されて固定していることをさらに特徴とする請求項6に記載のシステム。
- ガスタービンエンジンの連続する段の損傷した翼を探知し修理するための方法であって、該方法は、
前記ガスタービンエンジンの対応する前記連続段につき、エンジンケースに形成されたボアスコープ用開口の前面に、取り付け端部及び作業端部を備えた延びたボディを有する剛性ブレンディングツールを、前記ブレンディングツールの前記取り付け端部を11:00時(12時間時計)の位置として位置決めするものであって、前記ブレンディングツールが前記ボアスコープ用開口から前記ガスタービンエンジンの前記連続段の前記損傷翼の前縁端までの通路形状となっているステップと、
前記ブレンディングツールの前記作業端部を、前記ボアスコープ用開口を通して径方向内側に挿入するステップと、
前記ブレンディングツールを回転させて、前記ブレンディングツールの前記作業端に配設されたグラインディングチップが前記ガスタービンエンジンの前面に向くように操作して配置するステップと、
前記ブレンディングツールの前記取り付け端部を前記ガスタービンエンジンの後方側に向くようにピボットさせるステップと、
前記剛性ブレンディングツールの前記取り付け端部をモータ駆動ハンドルへと固定するステップと、
ボアスコープの光ファイバ束を前記ブレンディングツールの前記剛性の延びたボディを通して挿入し、前記光ファイバ束を前記剛性ブレンディングツールの前記作業端部を通して突き出させるステップと、
前記ボアスコープを高強度光源に連結し、前記損傷翼に前記光ファイバ束を通して高強度照明を行わせるステップと、
前記ボアスコープを、前記ビデオモニタへと連結して、前記ボアスコープ及び前記ボアスコープのカメラを通して前記ビデオモニタへと前記ボアスコープから送られる前記翼の修理過程を観測するステップと、
前記ブレンディングツールの前記グラインディングチップを前記損傷翼の前記前縁端部に対して実質的に直角に位置決めするとともに、前記ビデオモニタで前記グラインディングチップと、前記損傷翼と、を観測するステップと、
前記モータ駆動パワーハンドルを起動して、前記損傷翼の損傷をブレンドし、かつ、前記ビデオモニタでそのブレンディング過程を観測するステップと、
その損傷がブレンドされた後、前記モータ駆動パワーハンドルを停止させるステップと、
前記剛性ブレンドツールを移動させて前記ガスタービンエンジンから前記剛性ブレンディングツールを引き抜くステップと、
前記ボアスコープ用開口から前記剛性ブレンディングツールを引き抜くステップと、
モータ駆動ハンドルから前記剛性ブレンディングツールを取り外すステップと、
前記各ステップを剛性ポリッシングツールにより繰り返し、前記損傷ブレードを研磨するステップであって、前記ポリッシングツールが前記ボアスコープ用開口から前記ガスタービンエンジンの前記連続段の前記損傷翼の前記前縁端部までの前記通路形状となっているステップと、を有することを特徴とする方法。
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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