JP3702601B2 - Intake device for internal combustion engine - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は内燃機関の吸気装置において、特に、内燃機関のピストンと気筒壁との間隙を通ってクランクケース内に洩れ出てくるブローバイガスを吸気側に還流させるクランクケース換気システムの配置形態に関するもので、エアクリーナ部、スロットルボディ部、サージタンク部、吸気マニホルド部等の吸気系部品を1ユニットの組立体として構成して内燃機関に組付けるようにした吸気装置に用いて好適である。
【0002】
【従来の技術】
従来、内燃機関のピストンと気筒壁との間隙を通ってクランクケース内に洩れ出てくるブローバイガスの大部分は未燃ガス(HC等)であるので、そのまま大気に放出されると、大気汚染の原因になる。そこで、クランクケース内のブローバイガスを機関吸気側に還流させ、燃焼室にて燃焼処理するクランクケース換気システムの装備が義務づけられている。
【0003】
この種のクランクケース換気システムを備えた内燃機関の吸気装置は種々提案されており、例えば、特開平7−229454号公報では、吸気装置ケースの下方部にクランクケースからのブローバイガスが流入する油分離器を配置し、この油分離器にてブローバイガス中の油を分離し、清浄化されたガスを内燃機関の吸気中に混合し、内燃機関の燃焼室に還流することが記載されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、上記公報のものでは、クランクケースにエアクリーナからの清浄空気を供給する側の空気供給経路については何ら開示していない。
本発明は上記点に鑑みてなされたもので、クランクケース換気システムを持った内燃機関の吸気装置において、クランクケースからのブローバイガス中の水分、油類を分離し、一時的に貯留する機能を果たす戻し側トラッパー室、およびエアクリーナからの清浄空気中の水分等を分離し、一時的に貯留する機能を果たす供給側トラッパー室を含む全体をコンパクトに、しかも、低コストで構成することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明では、内燃機関(10)の吸気を濾過するエアクリーナ(14)を内蔵するエアクリーナケース(12)と内燃機関(10)の吸気脈動を緩和するサージタンク(23)とを隣接して配置するレイアウトを基礎とし、この両者(12、23)の隣接配置をうまく活用して、上記目的を達成しようとするものである。
【0006】
すなわち、請求項1記載の発明では、内燃機関(10)のクランクケース(10f)のブローバイガスが流入し、このブローバイガスから水分、油類を分離し、貯留する戻し側トラッパー室(40)と、エアクリーナ(14)で濾過された空気が流入し、この空気から水分を分離し、貯留する供給側トラッパー室(41)とを備え、
エアクリーナケース(12)とサージタンク(23)とを隣接配置するとともに、エアクリーナケース(12)とサージタンク(23)との境界付近に、戻し側トラッパー室(40)および供給側トラッパー室(41)を配置し、戻し側トラッパー室(40)を通過したブローバイガスがサージタンク(23)に流入するとともに、供給側トラッパー室(41)を通過した空気がクランクケース(10f)に供給されるようにしたたことを特徴としている。
【0007】
これによると、クランクケース(10f)からサージタンク(23)に吸入 されるブローバイガスから水分、油類を分離する機能を戻し側トラッパー室(40)で発揮して、多量の水分、油類の吸入による内燃機関(10)の運転不調を防止できるとともに、エアクリーナ(14)下流側から空気供給通路(10i)に流入する空気から水分を分離し、貯留する機能を供給側トラッパー室(41)で発揮して、多量の水分がクランクケース(10f)内に流入する不具合を防止できる。
【0008】
しかも、上記両トラッパー室(40、41)を隣接配置したエアクリーナケース(12)とサージタンク(23)との境界付近に配置しているから、上記両トラッパー室(40、41)をエアクリーナケース(12)とサージタンク(23)と一体的にコンパクトに構成できるとともに、サージタンク(23)と戻し側トラッパー室(40)との連通、およびエアクリーナ(14)下流側と供給側トラッパー室(41)との連通を直接的に簡単に行うことができる。
【0009】
従って、上記両トラッパー室(40、41)をコンパクトに、かつ低コストで構成することができる。
また、請求項2記載の発明のように、戻し側トラッパー室(40)および供給側トラッパー室(41)を隣接配置すれば、両トラッパー室(40、41)を一層コンパクト化できるとともに、戻し側トラッパー室(40)とブローバイガス通路(10g)との接続作業、および供給側トラッパー室(41)と空気供給通路(10i)との接続作業をともに同一場所において比較的簡単に行うことができる。
【0010】
そして、請求項2記載の発明は、請求項3のように、エアクリーナケース(12)およびサージタンク(23)を内燃機関(10)の気筒列方向に延びるように形成し、戻し側トラッパー室(40)および供給側トラッパー室(41)を内燃機関(10)の気筒列方向において隣接配置することができる。
請求項4記載の発明では、請求項3において、エアクリーナケース(12)およびサージタンク(23)のうち、内燃機関(10)の気筒列方向の一端側の部位にスロットルボディ(20)を配置し、戻し側トラッパー室(40)および供給側トラッパー室(41)を、エアクリーナケース(12)およびサージタンク(23)のうち、内燃機関(10)の気筒列方向の中間部位に配置したことを特徴としている。
【0011】
これによると、スロットルボディ(20)周囲に配置される種々な機器と干渉することなく、両トラッパー室(40、41)を形成できるので、戻し側トラッパー室(40)とブローバイガス通路(10g)との接続作業および供給側トラッパー室(41)と空気供給通路(10i)との接続作業をともに容易に行うことができる。
【0012】
また、請求項5記載の発明では、エアクリーナケース(12)のエアクリーナ(14)通過後の空気が流入するクリーンサイドの空間(17)と、サージタンク(23)内の空間(42)を共通の隔壁(43)により区画形成し、この共通の隔壁(43)を用いて戻し側トラッパー室(40)および供給側トラッパー室(41)を区画形成することを特徴としている。
【0013】
これによると、クリーンサイドの空間(17)、サージタンク内空間(42)、戻し側トラッパー室(40)および供給側トラッパー室(41)を、共通の隔壁(43)により区画形成することができ、構造の簡単化により一層のコスト低減を図ることができる。
また、請求項6記載の発明では、請求項5において、共通の隔壁(43)にクリーンサイドの空間(17)と供給側トラッパー室(41)内とを連通する連通穴(54)を設けたことを特徴としている。
【0014】
これによると、クリーンサイドの空間(17)と供給側トラッパー室(41)内との連通を極めて簡単に行うことができる。
また、請求項7記載の発明では、戻し側トラッパー室(40)内とサージタンク(23)内の空間(42)とを仕切る隔壁(44)に、戻し側トラッパー室(40)内とサージタンク(23)内の空間(42)とを連通する連通穴(53)を設けたことを特徴としている。
【0015】
これによると、戻し側トラッパー室(40)内とサージタンク内空間(42)との連通を極めて簡単に行うことができる。
また、請求項8記載の発明では、戻し側トラッパー室(40)にブローバイガスを流入させる入口パイプ(51)と、供給側トラッパー室(41)内から空気を流出させる出口パイプ(52)とを有し、この両パイプ(51、52)を並んで両トラッパー室(40、41)から同一方向に突出させたことを特徴としている。
【0016】
これによると、両パイプ(51、52)が並んで同一方向に突出しているので、戻し側トラッパー室(40)とブローバイガス通路(10g)との接続作業、および供給側トラッパー室(41)と空気供給通路(10i)との接続作業を一層容易化できる。
なお、上記各手段の括弧内の符号は、後述する実施形態記載の具体的手段との対応関係を示すものである。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態を図に基づいて説明する。
図1〜図10は車両走行用内燃機関の吸気装置に本発明を適用した一実施形態を示しており、内燃機関10(図3、4)は本例では3気筒タイプであり、その気筒列方向は図3、4の紙面垂直方向(図1、2の左右方向)である。10aはこの内燃機関10のシリンダヘッドで、10bは吸気ポートある。
【0018】
この内燃機関10の直ぐ側方に隣接して、本発明による吸気装置11が配設されている。この吸気装置11は、後述する種々な吸気系部品をコンパクトに集積化した1ユニットの組立体から構成されている。
この吸気装置11のうち、内燃機関10寄りの部位の上方側にエアクリーナケース12が配置され、このエアクリーナケース12の上面には開口部12a(図4)が設けられ、この開口部12aを閉塞するキャップ部材13がエアクリーナケース12に対して脱着可能に装着されている。キャップ部材13にはエアクリーナケース12内に突出する略矩形状の支持枠13a(図3、4)が一体成形されている。
【0019】
この支持枠13aは、その内側にエアクリーナ14を収容可能な大きさに設定してあり、そして、支持枠13aとエアクリーナケース12の内壁面とによりエアクリーナ14の外周の鍔状部14bを挟み込み固定するようになっている。なお、エアクリーナケース12およびキャップ部13はいずれも樹脂製であり、ナイロンのようなある程度の弾性を有し、強度的にも優れた樹脂材料の成形品である。以下説明する他の樹脂製の構成部品も、エアクリーナケース12およびキャップ部材13と同様の樹脂にて成形される。
【0020】
また、エアクリーナ14は例えば、波板状の濾過部14aを有し、この濾過部全体の平面形状は長方形であり、この長方形の外周4辺に鍔状部14bが外方へ突き出している。この濾過部14aと鍔状部14bは同一の濾材(例えば、合成繊維の不織布、濾紙等)から一体成形されている。
エアクリーナケース12の一側面(内燃機関10側の側面)には水平方向に突出する空気入口15が一体成形されており、この空気入口15は車両エンジンルーム内の空気(外気)をケース12内に導入するためのものである。そして、空気入口15からの導入空気が、エアクリーナ14の波板状濾過部14aを図4の矢印aのごとく通過することにより、空気中の塵埃等が濾過部14aにて除去されて、空気が清浄化される。
【0021】
従って、図4において、エアクリーナ14の左側はダストサイドの空間16であり、エアクリーナ14の右側はクリーンサイドの空間17である。このクリーンサイドの空間17は、図2、5に示すように、機関気筒列方向の一端側の下方寄りに位置する連通室18に連通している。この連通室18には、樹脂製の出口ダクト19の一端部(下端部)が気密に嵌合接続されている。
【0022】
この出口ダクト19はU状に湾曲した形状からなり、出口ダクト19の他端部(上端部)は樹脂製のスロットルボディ20の上流端に嵌合接合されている。このスロットルボディ20の内部にはスロットルバルブ21がシャフト22を中心として回動可能に配置されている。このスロットルバルブ21は、周知のごとく車両のアクセル機構により操作されて内燃機関10に吸入される吸気量を調整するものである。
【0023】
一方、スロットルバルブ21の下流側には吸気脈動を緩和、吸収するように、スロットルボディ20の下流側空間の容積を拡大する樹脂製サージタンク23が配置されている。
このサージタンク23は、図3に示すように内燃機関10と反対側の部位において上方側に位置しており、かつ、サージタンク23は図1に示すように内燃機関10の気筒列方向(図1の左右方向)に延び、図1の幅Wの全長にわたって形成されている。そして、図4に示すように、サージタンク23内の空間に対して、樹脂製吸気マニホルドパイプ24a〜24cの入口部(上端部)が開口している。ここで、本例の内燃機関10は3気筒タイプとなっているので、吸気マニホルドパイプ24a〜24cは3本設けられている。
【0024】
なお、図4には中央の吸気マニホルドパイプ24bのみ図示しているが、左右両側の他の吸気マニホルドパイプ24a、24cも同様の形状であり、サージタンク23の配置部位からエアクリーナケース12の下側に沿って内燃機関10側へ湾曲状に延びるものである。この吸気マニホルドパイプ24a〜24cの出口部(下端部)には取付部をなすフランジ部25が樹脂にて一体成形されている。
【0025】
このフランジ部25は、内燃機関10の取付面10c(図3、4)に沿った平板形状を有しており、取付面10cにはフランジ部25側へ突出する雄ねじ部材26が複数本取付られている。一方、フランジ部25には、この雄ねじ部材26を挿通する取付穴27が複数、本例では図2、5に示すように6個設けられている。そして、取付穴27に挿通した雄ねじ部材26にナット28を操作工具29(図3)にて締結することにより、フランジ部25を内燃機関10の取付面10cに締結し、これにより吸気装置11全体を内燃機関10に固定するようになっている。
【0026】
ここで、内燃機関10の側方に隣接して配置される吸気装置11において、エアクリーナケース12、連通室18、出口ダクト19、スロットルボディ20、サージタンク23、吸気マニホルドパイプ24a〜24d、フランジ部25等はすべて樹脂成形されたもので、これらの各部は一体成形、あるいは溶着等の接合手段により一体に連結されており、そして、これらの吸気系部品は1ユニットの組立体として組立られている。なお、エアクリーナケース12のダストサイド空間16の底面部12bにはφ3程度の大きさの水抜き穴12cが設けられている。
【0027】
一方、各吸気マニホルドパイプ24a〜24dの出口側(換言すると、内燃機関10の吸気ポート10bの上流側)の部位に、それぞれ燃料(ガソリン)を噴射する燃料噴射弁31がフランジ部25に配置されている。すなわち、フランジ部25には、3本の吸気マニホルドパイプ24a〜24c毎に対応して燃料噴射弁31の装着穴32が開けられており、この装着穴32に燃料噴射弁31が挿入され、脱着可能に固定されている。
【0028】
この燃料噴射弁31は、図4に示すように、エアクリーナケース12内のダスト側空間16内に配置され、一方、3個の燃料噴射弁31に燃料を供給する燃料供給管(分配管)33は各燃料噴射弁31の燃料入口側端部(上端部)近傍の位置を機関気筒列方向に沿って配置され、燃料供給管33の分岐管部を各燃料噴射弁31の燃料入口側端部(上端部)に接続している。
【0029】
なお、燃料噴射弁31は周知のごとく内燃機関電子制御装置(図示せず)により開弁時間が自動制御される電磁式の燃料噴射手段である。燃料供給管33の一端側は、図1、図2に示すようにエアクリーナケース12の外部へ突出しており、この突出端には図示しない燃料配管を介して燃料供給ポンプが接続され、この燃料供給ポンプから燃料が燃料供給管33に圧送される。
【0030】
ところで、エアクリーナケース12とサージタンク23は、ともに図1、2に示すように内燃機関10の気筒列方向に隣接して延びるものであって、エアクリーナケース12とサージタンク23の長手方向の一端側に出口ダクト19およびスロットルボディ20が配置されている。そして、スロットルボディ20には次のごとき付属装置が装備されている。
【0031】
すなわち、スロットルバルブ21のシャフト22の一端側(図1、2の右端側)にスロットルバルブ駆動機構をなすバルブ駆動レバー34を連結し、このバルブ駆動レバー34をケーブル35を介して車両のアクセル機構に連結している。また、シャフト22の他端側(図1、2の左端側)にはスロットルバルブ開度検出機構をなすロータリ式のポテンショメータ36を連結している。さらに、スロットルボディ20の上面側で、スロットルバルブ21の上流側の部位に、内燃機関10の吸気量を測定するエアフローメータ37が配置されている。ポテンショメータ36およびエアフローメータ37の検出信号は内燃機関電子制御装置に入力される。
【0032】
このように、スロットルボディ20には種々な付属装置(34、35、36、37)が装備されているので、内燃機関10のアイドル速度(アイドル回転数)を制御する空気流量制御弁38は、エアクリーナケース12とサージタンク23の長手方向の他端側に配置している。すなわち、本実施形態では、エアクリーナケース12とサージタンク23とが隣接配置されているため、スロットルバルブ21をバイパスして、エアクリーナケース12のクリーンサイドの空間17とサージタンク23内空間とを直結する空気通路を空気流量制御弁38内に形成して、空気流量制御弁38によりスロットルバルブ21のバイパス空気流量を制御するようにしてある。
【0033】
さらに、本実施形態では、本発明の特徴とするクランクケース換気システムにおけるトラッパー部39を上記エアクリーナケース12とサージタンク23の境界付近に配置し、これらの部材(12、23)と一体に構成している。
以下、このトラッパー部39について詳述すると、図1、4に示すように、トラッパー部39はエアクリーナケース12とサージタンク23の長手方向の中間一において両者12、23の境界付近に位置するものであって、その具体的構造を図6〜図9に示し、図10はクランクケース換気システム全体の概要を示す。
【0034】
図10において、内燃機関10のピストン10dと気筒10eとの間隙を洩れ出たブローバイガスはクランクケース10f内に流入し、ブローバイガス通路10gを通ってサージタンク23内に流入し、サージタンク23内の吸気と混合するようになっている。
ブローバイガス通路10gの途中にはブローバイガスの流量調整弁10hが配置され、また、サージタンク23内へのブローバイガス流入部には、本発明による戻し側トラッパー室40が配置されており、この戻し側トラッパー室40はクランクケース10fからのブローバイガス中の水分、油類を分離し、一時的に貯留する機能を果たすものである。
【0035】
一方、エアクリーナケース12のクリーンサイドの空間17から清浄な空気が流入する供給側トラッパー室41が設けてあり、この供給側トラッパー室41はエアクリーナ14からの清浄空気中の水分等を分離し、一時的に貯留する機能を果たすものである。この供給側トラッパー室41を通過した空気は空気供給通路10iを経てクランクケース10f内に供給され、クランクケース10fの換気を行う。
【0036】
なお、図10ではクランクケース換気システムの通路構成をわかりやすく示すため、戻し側トラッパー室40と供給側トラッパー室41を離して図示しているが、この両トラッパー室40、41は実際には図6〜図9に示すごとく隣接配置されるものであって、戻し側トラッパー室40はエアクリーナケース12とサージタンク23の長手方向で、スロットルボディ20寄りに位置し、供給側トラッパー室41はエアクリーナケース12とサージタンク23の長手方向で、空気流量制御弁38寄りに位置している。
【0037】
エアクリーナケース12のクリーンサイドの空間17とサージタンク23内の空間42は共通の隔壁43により区画形成されており、そして、サージタンク23の上面部を区画する隔壁44が隔壁43と一体に繋がっている。さらに、隔壁43の上端部と隔壁44の反機関側への側方端との間を湾曲状の隔壁45にて接合し、さらに、これらの隔壁43、44、45により区画される空間をサージタンク長手方向と直交する3つの隔壁46、47、48により2つの空間に仕切ることにより、上記の両トラッパー室40、41が形成されている。
【0038】
そして、両トラッパー室40、41の内部には屈曲した迷路状通路を形成するための複数枚の仕切り板49、50が千鳥状に配置されている。この仕切り板49、50は隔壁43、44から一体に成形されている。なお、隔壁45は隔壁43、44、46、47、48および仕切り板49、50に対して溶着等の手段にて固着されている。
【0039】
また、隔壁45から外方に向かって戻し側トラッパー室40の入口パイプ51および供給側トラッパー室41の出口パイプ52が一体に突出成形されている。入口パイプ51には図10のブローバイガス通路10gを構成する接続管が接続され、出口パイプ52は図10の空気供給通路10iを構成する接続管が接続される。
【0040】
また、戻し側トラッパー室40において、仕切り板49による迷路状通路の一端側に入口パイプ51が位置し、この迷路状通路の他端側に連通穴53が位置している。この連通穴53は図9に示すように隔壁44に設けられ、戻し側トラッパー室40の内部空間をサージタンク23内の空間42に連通させる。
また、供給側トラッパー室41において、仕切り板50による迷路状通路の一端側に出口パイプ52が位置し、この迷路状通路の他端側に連通穴54が位置している。この連通穴54は図8に示すように隔壁43に設けられ、供給側トラッパー室41の内部空間をエアクリーナケース12のクリーンサイドの空間17に連通させる。
【0041】
なお、図6、7において、両トラッパー室40、41の気筒列方向の両側に位置する空間42aはその下方側に位置するサージタンク23内の空間42に全面的に連通して、サージタンク23容積の一部をなしている。
次に、上記構成において作用を説明する。内燃機関10が運転されると、エアクリーナケース12の空気入口15から外気が吸入され、この吸気はケース12内のダスト側の空間16内に流入した後、エアクリーナ14の濾過部14aを図4の矢印aのごとく通過する。これにより、空気中の塵埃等が濾過部14aにて除去されて、吸気が清浄化される。
【0042】
次に、この清浄化された吸気は、クリーンサイドの空間17から連通室18、出口ダクト19を経て、スロットルボディ20に至り、スロットルバルブ21により流量調整される。次いで、吸気はサージタンク23を通過して脈動が緩和、吸収され、しかる後、吸気は各吸気マニホルドパイプ24a〜24dに分配される。 一方、燃料は、図示しない燃料供給ポンプにて圧送され、燃料供給管33を経て各燃料噴射弁31に分配される。そして、各燃料噴射弁31を電子制御により適時開弁することにより、燃料が各吸気マニホルドパイプ24a〜24cの出口側の部位に噴射される。従って、燃料と空気が混合気となって、内燃機関10の吸気ポート10bから各気筒内に吸入される。
【0043】
そして、スロットルボディ20においては、スロットルバルブ21の開度が駆動レバー34により調整され、スロットルバルブ21の開度はロータリ式のポテンショメータ36により検出され、また、内燃機関10の吸気量はエアフローメータ37により検出され、内燃機関電子制御装置に入力される。
また、空気流量制御弁38においては内燃機関電子制御装置からの制御信号によりスロットルバルブ21のバイパス空気流量を調整して、内燃機関10のアイドル速度を制御する。
【0044】
ところで、内燃機関10の運転に伴って発生するブローバイガスはクランクケース10fからブローバイガス通路10gを通って入口パイプ51に至り、この入口パイプ51から戻し側トラッパー室40内に流入する。この戻し側トラッパー室40内には、仕切り板49により千鳥状に屈折した迷路状通路が形成されているので、この迷路状通路をブローバイガスが通過する間に、ブローバイガス中の水分、油類等が比重差、粘度差により分離され、迷路状通路の底部側に貯留される。
【0045】
従って、内燃機関10の運転条件の変動等によりブローバイガス中の水分、油類等が一時的に増大した場合にも、この水分、油類等がそのままサージタンク23に流入し、内燃機関10の運転の不調を引き起こすことがない。
そして、水分、油類等が分離されたブローバイガスがサージタンク23、吸気マニホルドパイプ24a〜24dを経て内燃機関10の各気筒内に吸入され、燃焼処理される。戻し側トラッパー室40内の迷路状通路で分離された水分、油類等はその後時間をかけて微量づつ蒸発などして、サージタンク23側へ流入する。
【0046】
一方、内燃機関10の運転に伴って、クランクケース10fの圧力はエアクリーナケース12のクリーンサイドの空間17より低くなるため、クリーンサイドの空間17内の清浄空気が連通穴54を通って供給側トラッパー室41内に流入する。この空気は供給側トラッパー室41内の迷路状通路を通過してから出口パイプ52、空気供給通路10iを経てクランクケース10f内に流入し、クランクケース10fの換気を行う。
【0047】
また、雨天時等においては、エアクリーナ14を通過してクリーンサイドの空間17内に水が流入する場合がある。この場合には、供給側トラッパー室41内において、仕切り板50による迷路状通路を空気が通過する間に、空気中の水分等が比重差等により分離され、迷路状通路の底部側に貯留される。
従って、クランクケース10f内に空気とともに水が流入するという不具合を防止できる。そして、供給側トラッパー室41内の迷路状通路で分離された水分等はその後時間をかけて微量づつ蒸発などして、クランクケース10f側へ流入する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態を示す内燃機関の吸気装置の上面図である。
【図2】図1の吸気装置の正面図である。
【図3】図1の吸気装置の右側面図である。
【図4】図1のA−A断面図である。
【図5】図1のC−C断面図である。
【図6】図1のトラッパー部の横断面図で、図7のE−E断面を示す。
【図7】図6の縦断面図である。
【図8】図7のF−F断面図である。
【図9】図7のG−G断面図である。
【図10】本発明の一実施形態における内燃機関クランクケース換気システムの全体の概要を示す断面模式図である。
【符号の説明】
10…内燃機関、10f…クランクケース、10g…ブローバイガス通路、
10i…空気供給通路、11…吸気装置、12…エアクリーナケース、
14…エアクリーナ、17…クリーンサイドの空間、20…スロットルボディ、
23…サージタンク、24a〜24c…吸気マニホルドパイプ、
40…戻し側トラッパー室、41…供給側トラッパー室。
[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to an intake device for an internal combustion engine, and more particularly to an arrangement of a crankcase ventilation system that recirculates blowby gas leaking into the crankcase through a gap between a piston and a cylinder wall of the internal combustion engine to the intake side. Therefore, it is suitable for use in an intake system in which intake system parts such as an air cleaner, a throttle body, a surge tank, and an intake manifold are configured as a single unit assembly and assembled to an internal combustion engine.
[0002]
[Prior art]
Conventionally, most of the blow-by gas that leaks into the crankcase through the gap between the piston and the cylinder wall of the internal combustion engine is unburned gas (HC, etc.). Cause. Therefore, it is obliged to equip a crankcase ventilation system that recirculates the blow-by gas in the crankcase to the engine intake side and burns it in the combustion chamber.
[0003]
Various intake devices for an internal combustion engine equipped with this type of crankcase ventilation system have been proposed. For example, Japanese Patent Application Laid-Open No. 7-229454 discloses an oil in which blow-by gas from a crankcase flows into a lower portion of the intake device case. It is described that a separator is arranged, the oil in the blow-by gas is separated by this oil separator, the cleaned gas is mixed in the intake air of the internal combustion engine, and returned to the combustion chamber of the internal combustion engine. .
[0004]
[Problems to be solved by the invention]
However, the above publication does not disclose any air supply path for supplying clean air from the air cleaner to the crankcase.
The present invention has been made in view of the above points, and in an intake device for an internal combustion engine having a crankcase ventilation system, has a function of separating and temporarily storing moisture and oil in blowby gas from the crankcase. The purpose is to make the entire structure including the return side trapper chamber and the supply side trapper chamber that functions to separate and temporarily store the moisture in the clean air from the air cleaner at a low cost. To do.
[0005]
[Means for Solving the Problems]
In the present invention, an air cleaner case (12) containing an air cleaner (14) for filtering intake air of the internal combustion engine (10) and a surge tank (23) for reducing intake air pulsation of the internal combustion engine (10) are disposed adjacent to each other. Based on the layout, the above-mentioned purpose is achieved by making good use of the adjacent arrangement of both (12, 23).
[0006]
That is, according to the first aspect of the present invention, the blow-by gas in the crankcase (10f) of the internal combustion engine (10) flows in, and the return-side trapper chamber (40) separates and stores moisture and oil from the blow-by gas. The air filtered by the air cleaner (14) flows in, and the supply side trapper chamber (41) for separating and storing moisture from the air is provided.
The air cleaner case (12) and the surge tank (23) are disposed adjacent to each other, and in the vicinity of the boundary between the air cleaner case (12) and the surge tank (23), the return side trapper chamber (40) and the supply side trapper chamber (41). The blow-by gas that has passed through the return side trapper chamber (40) flows into the surge tank (23), and the air that has passed through the supply side trapper chamber (41) is supplied to the crankcase (10f). It is characterized by that.
[0007]
According to this, the function of separating moisture and oil from blow-by gas sucked into the surge tank (23) from the crankcase (10f) is exhibited in the return side trapper chamber (40), and a large amount of moisture and oil is stored. The malfunction of the internal combustion engine (10) due to suction can be prevented, and the function of separating and storing moisture from the air flowing into the air supply passage (10i) from the downstream side of the air cleaner (14) is stored in the supply side trapper chamber (41). This can prevent a problem that a large amount of moisture flows into the crankcase (10f).
[0008]
Moreover, since both the trapper chambers (40, 41) are arranged near the boundary between the air cleaner case (12) and the surge tank (23) adjacent to each other, both the trapper chambers (40, 41) are arranged in the air cleaner case ( 12) and the surge tank (23) can be configured integrally and compactly, the communication between the surge tank (23) and the return side trapper chamber (40), and the downstream side of the air cleaner (14) and the supply side trapper chamber (41). Communication with can be performed directly and easily.
[0009]
Therefore, both the trapper chambers (40, 41) can be configured compactly and at low cost.
Further, if the return side trapper chamber (40) and the supply side trapper chamber (41) are arranged adjacent to each other as in the invention described in claim 2, both the trapper chambers (40, 41) can be made more compact and the return side trapper chamber (40, 41) can be made more compact. Both the connection work between the trapper chamber (40) and the blow-by gas passage (10g) and the connection work between the supply side trapper chamber (41) and the air supply passage (10i) can be performed relatively easily at the same place.
[0010]
According to a second aspect of the present invention, as in the third aspect, the air cleaner case (12) and the surge tank (23) are formed so as to extend in the cylinder row direction of the internal combustion engine (10), and the return side trapper chamber ( 40) and the supply side trapper chamber (41) can be arranged adjacent to each other in the cylinder row direction of the internal combustion engine (10).
According to a fourth aspect of the present invention, in the third aspect, the throttle body (20) is arranged at one end of the air cleaner case (12) and the surge tank (23) in the cylinder row direction of the internal combustion engine (10). The return-side trapper chamber (40) and the supply-side trapper chamber (41) are arranged in an intermediate portion in the cylinder row direction of the internal combustion engine (10) in the air cleaner case (12) and the surge tank (23). It is said.
[0011]
According to this, both trapper chambers (40, 41) can be formed without interfering with various devices arranged around the throttle body (20), so the return side trapper chamber (40) and the blow-by gas passage (10g) And the connection work between the supply side trapper chamber (41) and the air supply passage (10i) can be easily performed.
[0012]
In the invention according to claim 5, the clean side space (17) into which the air after passing through the air cleaner (14) of the air cleaner case (12) flows and the space (42) in the surge tank (23) are shared. A partition wall (43) is used for partitioning, and this common partition wall (43) is used to partition the return side trapper chamber (40) and the supply side trapper chamber (41).
[0013]
According to this, the clean side space (17), the surge tank inner space (42), the return side trapper chamber (40) and the supply side trapper chamber (41) can be partitioned by the common partition wall (43). Further, the cost can be further reduced by simplifying the structure.
According to a sixth aspect of the present invention, in the fifth aspect, the common partition wall (43) is provided with a communication hole (54) for communicating the clean side space (17) and the supply side trapper chamber (41). It is characterized by that.
[0014]
According to this, communication between the clean side space (17) and the inside of the supply side trapper chamber (41) can be performed very easily.
According to the seventh aspect of the present invention, the partition wall (44) separating the inside of the return side trapper chamber (40) and the space (42) in the surge tank (23) is provided with the inside of the return side trapper chamber (40) and the surge tank. A communication hole (53) that communicates with the space (42) in (23) is provided.
[0015]
According to this, the communication between the return side trapper chamber (40) and the surge tank inner space (42) can be performed very easily.
In the invention according to claim 8, the inlet pipe (51) for allowing blow-by gas to flow into the return side trapper chamber (40) and the outlet pipe (52) for allowing air to flow out from the supply side trapper chamber (41). The two pipes (51, 52) are juxtaposed from both trapper chambers (40, 41) in the same direction.
[0016]
According to this, since both pipes (51, 52) are juxtaposed and project in the same direction, the connection work between the return side trapper chamber (40) and the blow-by gas passage (10g), and the supply side trapper chamber (41) Connection work with the air supply passage (10i) can be further facilitated.
In addition, the code | symbol in the bracket | parenthesis of each said means shows a corresponding relationship with the specific means of embodiment description later mentioned.
[0017]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Hereinafter, embodiments of the present invention will be described with reference to the drawings.
1 to 10 show an embodiment in which the present invention is applied to an intake device for an internal combustion engine for vehicle travel. The internal combustion engine 10 (FIGS. 3 and 4) is a three-cylinder type in this example, and its cylinder row The direction is the direction perpendicular to the paper surface of FIGS. 10a is a cylinder head of the internal combustion engine 10, and 10b is an intake port.
[0018]
An intake device 11 according to the present invention is disposed immediately adjacent to the side of the internal combustion engine 10. The intake device 11 is composed of a one-unit assembly in which various intake system components described later are integrated in a compact manner.
In the intake device 11, an air cleaner case 12 is disposed above a portion near the internal combustion engine 10, and an opening 12a (FIG. 4) is provided on the upper surface of the air cleaner case 12, and the opening 12a is closed. A cap member 13 is detachably attached to the air cleaner case 12. A substantially rectangular support frame 13 a (FIGS. 3 and 4) that protrudes into the air cleaner case 12 is integrally formed on the cap member 13.
[0019]
The support frame 13a is set to a size that allows the air cleaner 14 to be accommodated inside thereof, and the flange 14b on the outer periphery of the air cleaner 14 is sandwiched and fixed by the support frame 13a and the inner wall surface of the air cleaner case 12. It is like that. Note that the air cleaner case 12 and the cap portion 13 are both made of resin, have a certain degree of elasticity like nylon, and are molded articles of a resin material that are excellent in strength. Other resin components described below are also molded from the same resin as the air cleaner case 12 and the cap member 13.
[0020]
Moreover, the air cleaner 14 has, for example, a corrugated filter portion 14a, and the planar shape of the entire filter portion is a rectangle, and the hook-shaped portion 14b protrudes outward on the four outer sides of the rectangle. The filter part 14a and the bowl-shaped part 14b are integrally formed from the same filter medium (for example, synthetic fiber nonwoven fabric, filter paper, etc.).
An air inlet 15 protruding in the horizontal direction is integrally formed on one side surface (side surface on the internal combustion engine 10 side) of the air cleaner case 12. This air inlet 15 allows air (outside air) in the vehicle engine room to enter the case 12. It is for introduction. Then, when the introduced air from the air inlet 15 passes through the corrugated filter 14a of the air cleaner 14 as indicated by the arrow a in FIG. 4, dust in the air is removed by the filter 14a, and the air is To be cleaned.
[0021]
Therefore, in FIG. 4, the left side of the air cleaner 14 is a dust side space 16, and the right side of the air cleaner 14 is a clean side space 17. As shown in FIGS. 2 and 5, the clean-side space 17 communicates with a communication chamber 18 located on the lower side on one end side in the engine cylinder row direction. One end portion (lower end portion) of a resin outlet duct 19 is fitted and connected to the communication chamber 18 in an airtight manner.
[0022]
The outlet duct 19 has a U-curved shape, and the other end (upper end) of the outlet duct 19 is fitted and joined to the upstream end of the resin throttle body 20. A throttle valve 21 is disposed inside the throttle body 20 so as to be rotatable about a shaft 22. As is well known, the throttle valve 21 is operated by an accelerator mechanism of a vehicle to adjust the amount of intake air taken into the internal combustion engine 10.
[0023]
On the other hand, a resin surge tank 23 that expands the volume of the downstream space of the throttle body 20 is disposed on the downstream side of the throttle valve 21 so as to reduce and absorb intake pulsation.
As shown in FIG. 3, the surge tank 23 is positioned on the upper side in a portion opposite to the internal combustion engine 10, and the surge tank 23 is arranged in the cylinder row direction of the internal combustion engine 10 (see FIG. 1). 1 in the left-right direction) and is formed over the entire length of the width W in FIG. As shown in FIG. 4, the inlet portions (upper end portions) of the resin intake manifold pipes 24 a to 24 c are open to the space in the surge tank 23. Here, since the internal combustion engine 10 of this example is a three-cylinder type, three intake manifold pipes 24a to 24c are provided.
[0024]
4 shows only the central intake manifold pipe 24b, the other intake manifold pipes 24a and 24c on both the left and right sides have the same shape, and the lower side of the air cleaner case 12 from the location where the surge tank 23 is disposed. And extending in a curved shape toward the internal combustion engine 10 side. A flange portion 25 forming an attachment portion is integrally formed of resin at outlet portions (lower end portions) of the intake manifold pipes 24a to 24c.
[0025]
The flange portion 25 has a flat plate shape along the mounting surface 10c (FIGS. 3 and 4) of the internal combustion engine 10, and a plurality of male screw members 26 projecting toward the flange portion 25 are attached to the mounting surface 10c. ing. On the other hand, the flange portion 25 is provided with a plurality of mounting holes 27 through which the male screw member 26 is inserted, in this example, as shown in FIGS. Then, the nut portion 28 is fastened to the male screw member 26 inserted through the mounting hole 27 with the operation tool 29 (FIG. 3), whereby the flange portion 25 is fastened to the mounting surface 10c of the internal combustion engine 10, whereby the intake device 11 as a whole. Is fixed to the internal combustion engine 10.
[0026]
Here, in the intake device 11 disposed adjacent to the side of the internal combustion engine 10, the air cleaner case 12, the communication chamber 18, the outlet duct 19, the throttle body 20, the surge tank 23, the intake manifold pipes 24a to 24d, the flange portion. 25 and the like are all resin-molded, and these parts are integrally connected by joint means such as integral molding or welding, and these intake system parts are assembled as a unit assembly. . In addition, a drain hole 12c having a size of about φ3 is provided in the bottom surface portion 12b of the dust side space 16 of the air cleaner case 12.
[0027]
On the other hand, a fuel injection valve 31 for injecting fuel (gasoline) is disposed on the flange portion 25 at a portion on the outlet side of each intake manifold pipe 24a to 24d (in other words, on the upstream side of the intake port 10b of the internal combustion engine 10). ing. That is, a mounting hole 32 for the fuel injection valve 31 is formed in the flange portion 25 corresponding to each of the three intake manifold pipes 24a to 24c, and the fuel injection valve 31 is inserted into the mounting hole 32 for detachment. It is fixed as possible.
[0028]
As shown in FIG. 4, the fuel injection valve 31 is disposed in the dust side space 16 in the air cleaner case 12, and on the other hand, a fuel supply pipe (distribution pipe) 33 that supplies fuel to the three fuel injection valves 31. Is arranged near the fuel inlet side end portion (upper end portion) of each fuel injection valve 31 along the engine cylinder row direction, and the branch pipe portion of the fuel supply pipe 33 is connected to the fuel inlet side end portion of each fuel injection valve 31. (Upper end) is connected.
[0029]
The fuel injection valve 31 is an electromagnetic fuel injection means whose valve opening time is automatically controlled by an internal combustion engine electronic control device (not shown) as is well known. As shown in FIGS. 1 and 2, one end side of the fuel supply pipe 33 protrudes to the outside of the air cleaner case 12, and a fuel supply pump is connected to the protruding end via a fuel pipe (not shown). Fuel is pumped from the pump to the fuel supply pipe 33.
[0030]
By the way, both the air cleaner case 12 and the surge tank 23 extend adjacent to each other in the cylinder row direction of the internal combustion engine 10 as shown in FIGS. An outlet duct 19 and a throttle body 20 are arranged in the front. The throttle body 20 is equipped with the following accessories.
[0031]
That is, a valve drive lever 34 constituting a throttle valve drive mechanism is connected to one end side (right end side in FIGS. 1 and 2) of the shaft 22 of the throttle valve 21, and this valve drive lever 34 is connected to a vehicle accelerator mechanism via a cable 35. It is linked to. A rotary potentiometer 36 that forms a throttle valve opening detection mechanism is connected to the other end side of the shaft 22 (left end side in FIGS. 1 and 2). Further, an air flow meter 37 for measuring the intake air amount of the internal combustion engine 10 is disposed on the upper surface side of the throttle body 20 and on the upstream side of the throttle valve 21. Detection signals from the potentiometer 36 and the air flow meter 37 are input to the internal combustion engine electronic control unit.
[0032]
Thus, since the throttle body 20 is equipped with various attachment devices (34, 35, 36, 37), the air flow rate control valve 38 for controlling the idle speed (idle speed) of the internal combustion engine 10 is: The air cleaner case 12 and the surge tank 23 are arranged on the other end side in the longitudinal direction. That is, in this embodiment, since the air cleaner case 12 and the surge tank 23 are disposed adjacent to each other, the throttle valve 21 is bypassed and the space 17 on the clean side of the air cleaner case 12 and the space inside the surge tank 23 are directly connected. An air passage is formed in the air flow control valve 38, and the air flow control valve 38 controls the bypass air flow of the throttle valve 21.
[0033]
Furthermore, in this embodiment, the trapper portion 39 in the crankcase ventilation system, which is a feature of the present invention, is disposed near the boundary between the air cleaner case 12 and the surge tank 23 and is configured integrally with these members (12, 23). ing.
Hereinafter, the trapper portion 39 will be described in detail. As shown in FIGS. 1 and 4, the trapper portion 39 is located near the boundary between the air cleaner case 12 and the surge tank 23 in the middle of the longitudinal direction of the air cleaner case 12 and the surge tank 23. The specific structure is shown in FIGS. 6 to 9, and FIG. 10 shows the outline of the entire crankcase ventilation system.
[0034]
In FIG. 10, the blow-by gas leaking through the gap between the piston 10d and the cylinder 10e of the internal combustion engine 10 flows into the crankcase 10f, flows into the surge tank 23 through the blow-by gas passage 10g, and into the surge tank 23. It is designed to be mixed with the intake air.
A blow-by gas flow regulating valve 10h is arranged in the middle of the blow-by gas passage 10g, and a return side trapper chamber 40 according to the present invention is arranged at the blow-by gas inflow portion into the surge tank 23. The side trapper chamber 40 functions to separate and temporarily store moisture and oil in the blow-by gas from the crankcase 10f.
[0035]
On the other hand, a supply-side trapper chamber 41 into which clean air flows from the clean side space 17 of the air cleaner case 12 is provided. The supply-side trapper chamber 41 separates moisture in the clean air from the air cleaner 14 and temporarily The function to store automatically. The air that has passed through the supply side trapper chamber 41 is supplied into the crankcase 10f through the air supply passage 10i, and ventilates the crankcase 10f.
[0036]
In FIG. 10, the return-side trapper chamber 40 and the supply-side trapper chamber 41 are separated from each other for easy understanding of the passage configuration of the crankcase ventilation system. 6 to FIG. 9, the return side trapper chamber 40 is located in the longitudinal direction of the air cleaner case 12 and the surge tank 23 and is close to the throttle body 20, and the supply side trapper chamber 41 is the air cleaner case. 12 and the longitudinal direction of the surge tank 23, it is located closer to the air flow control valve 38.
[0037]
The clean side space 17 of the air cleaner case 12 and the space 42 in the surge tank 23 are defined by a common partition wall 43, and a partition wall 44 that partitions the upper surface of the surge tank 23 is integrally connected to the partition wall 43. Yes. Furthermore, the upper end of the partition wall 43 and the side end of the partition wall 44 opposite to the engine side are joined by a curved partition wall 45, and the space defined by these partition walls 43, 44, 45 is surged. The two trapper chambers 40 and 41 are formed by partitioning into two spaces by three partition walls 46, 47 and 48 orthogonal to the tank longitudinal direction.
[0038]
A plurality of partition plates 49 and 50 for forming a bent labyrinth passage are arranged in a staggered manner inside the trapper chambers 40 and 41. The partition plates 49 and 50 are integrally formed from the partition walls 43 and 44. The partition wall 45 is fixed to the partition walls 43, 44, 46, 47, 48 and the partition plates 49, 50 by means such as welding.
[0039]
In addition, the inlet pipe 51 of the return side trapper chamber 40 and the outlet pipe 52 of the supply side trapper chamber 41 are integrally projected from the partition wall 45 outward. The inlet pipe 51 is connected to a connecting pipe constituting the blow-by gas passage 10g of FIG. 10, and the outlet pipe 52 is connected to a connecting pipe constituting the air supply passage 10i of FIG.
[0040]
Further, in the return side trapper chamber 40, the inlet pipe 51 is located on one end side of the labyrinth passage by the partition plate 49, and the communication hole 53 is located on the other end side of the labyrinth passage. As shown in FIG. 9, the communication hole 53 is provided in the partition wall 44, and connects the internal space of the return side trapper chamber 40 to the space 42 in the surge tank 23.
Further, in the supply side trapper chamber 41, the outlet pipe 52 is located on one end side of the labyrinth passage by the partition plate 50, and the communication hole 54 is located on the other end side of the labyrinth passage. As shown in FIG. 8, the communication hole 54 is provided in the partition wall 43, and connects the internal space of the supply side trapper chamber 41 to the clean side space 17 of the air cleaner case 12.
[0041]
6 and 7, the spaces 42 a located on both sides of the trapper chambers 40, 41 in the cylinder row direction are in full communication with the space 42 in the surge tank 23 located below the trapper chambers 40, 41. Part of the volume.
Next, the operation of the above configuration will be described. When the internal combustion engine 10 is operated, outside air is sucked from the air inlet 15 of the air cleaner case 12, and this intake air flows into the dust side space 16 in the case 12, and then passes through the filter 14 a of the air cleaner 14 in FIG. 4. Pass as shown by arrow a. Thereby, dust etc. in the air are removed by the filtering part 14a, and the intake air is cleaned.
[0042]
Next, the purified intake air reaches the throttle body 20 from the clean side space 17 through the communication chamber 18 and the outlet duct 19, and the flow rate is adjusted by the throttle valve 21. Next, the intake air passes through the surge tank 23, and the pulsation is relaxed and absorbed. Thereafter, the intake air is distributed to the intake manifold pipes 24a to 24d. On the other hand, the fuel is pumped by a fuel supply pump (not shown) and distributed to each fuel injection valve 31 through a fuel supply pipe 33. Then, each fuel injection valve 31 is timely opened by electronic control, so that fuel is injected into the outlet side portions of the intake manifold pipes 24a to 24c. Therefore, the fuel and air are mixed and sucked into each cylinder from the intake port 10b of the internal combustion engine 10.
[0043]
In the throttle body 20, the opening degree of the throttle valve 21 is adjusted by a drive lever 34, the opening degree of the throttle valve 21 is detected by a rotary potentiometer 36, and the intake amount of the internal combustion engine 10 is an air flow meter 37. Is input to the internal combustion engine electronic control unit.
The air flow rate control valve 38 controls the idle speed of the internal combustion engine 10 by adjusting the bypass air flow rate of the throttle valve 21 by a control signal from the internal combustion engine electronic control unit.
[0044]
By the way, blow-by gas generated by the operation of the internal combustion engine 10 reaches the inlet pipe 51 from the crankcase 10f through the blow-by gas passage 10g, and flows into the return side trapper chamber 40 from the inlet pipe 51. In the return side trapper chamber 40, a maze-like passage refracted in a zigzag manner is formed by the partition plate 49, so that the moisture and oil in the blow-by gas are passed while blow-by gas passes through the maze-like passage. Etc. are separated by the difference in specific gravity and the difference in viscosity, and stored on the bottom side of the labyrinth passage.
[0045]
Therefore, even when moisture, oil, etc. in the blow-by gas temporarily increase due to fluctuations in the operating conditions of the internal combustion engine 10, the moisture, oil, etc. flow into the surge tank 23 as they are, and the internal combustion engine 10 It does not cause malfunction of driving.
The blow-by gas from which moisture, oil, and the like are separated is sucked into the respective cylinders of the internal combustion engine 10 through the surge tank 23 and the intake manifold pipes 24a to 24d, and is subjected to combustion processing. Moisture, oil, and the like separated in the labyrinth passage in the return side trapper chamber 40 evaporate little by little over time and flow into the surge tank 23 side.
[0046]
On the other hand, with the operation of the internal combustion engine 10, the pressure in the crankcase 10 f becomes lower than the clean side space 17 of the air cleaner case 12, so that clean air in the clean side space 17 passes through the communication hole 54 and supplies the trapper on the supply side. It flows into the chamber 41. The air passes through the labyrinth passage in the supply side trapper chamber 41 and then flows into the crankcase 10f through the outlet pipe 52 and the air supply passage 10i to ventilate the crankcase 10f.
[0047]
In rainy weather or the like, water may flow into the clean side space 17 through the air cleaner 14. In this case, in the supply side trapper chamber 41, while the air passes through the labyrinth passage by the partition plate 50, moisture in the air is separated due to a difference in specific gravity, etc., and is stored on the bottom side of the labyrinth passage. The
Therefore, it is possible to prevent a problem that water flows into the crankcase 10f together with air. And the water | moisture content isolate | separated by the labyrinth-like channel | path in the supply side trapper chamber 41 evaporates little by little over time, and flows into the crankcase 10f side.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a top view of an intake device for an internal combustion engine showing an embodiment of the present invention.
FIG. 2 is a front view of the intake device of FIG.
3 is a right side view of the intake device of FIG. 1. FIG.
4 is a cross-sectional view taken along the line AA in FIG.
FIG. 5 is a cross-sectional view taken along the line CC of FIG.
6 is a cross-sectional view of the trapper portion of FIG. 1, showing a cross section taken along line EE of FIG.
7 is a longitudinal sectional view of FIG.
8 is a cross-sectional view taken along the line FF in FIG.
9 is a cross-sectional view taken along the line GG in FIG.
FIG. 10 is a schematic cross-sectional view showing an overall outline of an internal combustion engine crankcase ventilation system according to an embodiment of the present invention.
[Explanation of symbols]
10 ... Internal combustion engine, 10f ... Crankcase, 10g ... Blow-by gas passage,
10i ... Air supply passage, 11 ... Intake device, 12 ... Air cleaner case,
14 ... Air cleaner, 17 ... Clean side space, 20 ... Throttle body,
23 ... Surge tank, 24a-24c ... Intake manifold pipe,
40: Return side trapper room, 41 ... Supply side trapper room.

Claims (8)

内燃機関(10)の吸気を濾過するエアクリーナ(14)を内蔵するエアクリーナケース(12)と、
このエアクリーナケース(12)の下流側に接続され、前記内燃機関(10)の吸気量を調整するスロットルバルブ(21)を内蔵するスロットルボディ(20)と、
このスロットルボディ(20)の下流側に接続され、前記内燃機関(10)の吸気脈動を緩和するサージタンク(23)と、
前記内燃機関(10)のクランクケース(10f)からブローバイガスが流入し、このブローバイガスから水分、油類を分離し、貯留する戻し側トラッパー室(40)と、
前記エアクリーナ(14)で濾過された空気が流入し、この空気から水分を分離し、貯留する供給側トラッパー室(41)とを備え、
前記エアクリーナケース(12)と前記サージタンク(23)とを隣接配置するとともに、前記エアクリーナケース(12)と前記サージタンク(23)との境界付近に、前記戻し側トラッパー室(40)および前記供給側トラッパー室(41)を配置し、
前記戻し側トラッパー室(40)を通過したブローバイガスが前記サージタンク(23)に流入するとともに、前記供給側トラッパー室(41)を通過した空気が前記クランクケース(10f)に供給されるようにしたことを特徴とする内燃機関の吸気装置。
An air cleaner case (12) containing an air cleaner (14) for filtering the intake air of the internal combustion engine (10);
A throttle body (20) which is connected to the downstream side of the air cleaner case (12) and incorporates a throttle valve (21) for adjusting the intake air amount of the internal combustion engine (10);
A surge tank (23) connected to the downstream side of the throttle body (20) and relieving intake pulsation of the internal combustion engine (10);
A return side trapper chamber (40) in which blow-by gas flows from the crankcase (10f) of the internal combustion engine (10), separates and stores moisture and oil from the blow-by gas, and
The air filtered by the air cleaner (14) flows in, and the supply side trapper chamber (41) for separating and storing moisture from the air is provided.
The air cleaner case (12) and the surge tank (23) are disposed adjacent to each other, and the return side trapper chamber (40) and the supply are provided near the boundary between the air cleaner case (12) and the surge tank (23). Place the side trapper chamber (41),
The blow-by gas that has passed through the return side trapper chamber (40) flows into the surge tank (23), and the air that has passed through the supply side trapper chamber (41) is supplied to the crankcase (10f). An intake apparatus for an internal combustion engine, characterized by comprising:
前記戻し側トラッパー室(40)および前記供給側トラッパー室(41)は隣接配置されていることを特徴とする請求項1に記載の内燃機関の吸気装置。The intake device for an internal combustion engine according to claim 1, wherein the return side trapper chamber (40) and the supply side trapper chamber (41) are arranged adjacent to each other. 前記エアクリーナケース(12)および前記サージタンク(23)は前記内燃機関(10)の気筒列方向に延びるように形成されており、
前記戻し側トラッパー室(40)および前記供給側トラッパー室(41)は前記内燃機関(10)の気筒列方向において隣接配置されていることを特徴とする請求項2に記載の内燃機関の吸気装置。
The air cleaner case (12) and the surge tank (23) are formed to extend in the cylinder row direction of the internal combustion engine (10),
The intake device for an internal combustion engine according to claim 2, wherein the return side trapper chamber (40) and the supply side trapper chamber (41) are arranged adjacent to each other in the cylinder row direction of the internal combustion engine (10). .
前記エアクリーナケース(12)および前記サージタンク(23)のうち、前記内燃機関(10)の気筒列方向の一端側の部位に前記スロットルボディ(20)が配置され、
前記戻し側トラッパー室(40)および前記供給側トラッパー室(41)は、前記エアクリーナケース(12)および前記サージタンク(23)のうち、前記内燃機関(10)の気筒列方向の中間部位に配置されていることを特徴とする請求項3に記載の内燃機関の吸気装置。
The throttle body (20) is disposed at one end of the air cleaner case (12) and the surge tank (23) in the cylinder row direction of the internal combustion engine (10),
The return-side trapper chamber (40) and the supply-side trapper chamber (41) are arranged in an intermediate portion of the air cleaner case (12) and the surge tank (23) in the cylinder row direction of the internal combustion engine (10). The intake device for an internal combustion engine according to claim 3, wherein the intake device is provided.
前記エアクリーナケース(12)の前記エアクリーナ(14)通過後の空気が流入するクリーンサイドの空間(17)と、前記サージタンク(23)内の空間(42)が共通の隔壁(43)により区画形成され、
この共通の隔壁(43)を用いて前記戻し側トラッパー室(40)および前記供給側トラッパー室(41)が区画形成されていることを特徴とする請求項1ないし4のいずれか1つに記載の内燃機関の吸気装置。
The clean side space (17) into which the air after passing through the air cleaner (14) of the air cleaner case (12) and the space (42) in the surge tank (23) are partitioned by a common partition wall (43). And
5. The return side trapper chamber (40) and the supply side trapper chamber (41) are defined by using the common partition wall (43), according to claim 1. Intake device for internal combustion engine.
前記共通の隔壁(43)に前記クリーンサイドの空間(17)と前記供給側トラッパー室(41)内とを連通する連通穴(54)が設けられていることを特徴とする請求項5に記載の内燃機関の吸気装置。The communication hole (54) which connects the said clean partition space (17) and the inside of the said supply side trapper chamber (41) is provided in the said common partition wall (43). Intake device for internal combustion engine. 前記戻し側トラッパー室(40)内と前記サージタンク(23)内の空間(42)とを仕切る隔壁(44)に、前記戻し側トラッパー室(40)内と前記サージタンク(23)内の空間(42)とを連通する連通穴(53)が設けられていることを特徴とする請求項5または6に記載の内燃機関の吸気装置。The partition wall (44) separating the inside of the return side trapper chamber (40) and the space (42) in the surge tank (23) is divided into the space in the return side trapper chamber (40) and the surge tank (23). The intake device for an internal combustion engine according to claim 5 or 6, wherein a communication hole (53) is provided for communicating with (42). 前記戻し側トラッパー室(40)内に前記クランクケース(10f)からのブローバイガスを流入させる入口パイプ(51)と、前記供給側トラッパー室(41)内から空気を前記クランクケース(10f)に向かって流出させる出口パイプ(52)とを有し、
この両パイプ(51、52)が並んで前記両トラッパー室(40、41)から同一方向に突出していることを特徴とする請求項1ないし7のいずれか1つに記載の内燃機関の吸気装置。
An inlet pipe (51) for allowing blow-by gas from the crankcase (10f) to flow into the return-side trapper chamber (40) and air from the supply-side trapper chamber (41) toward the crankcase (10f). An outlet pipe (52)
The intake system for an internal combustion engine according to any one of claims 1 to 7, wherein the pipes (51, 52) are juxtaposed and project from the trapper chambers (40, 41) in the same direction. .
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