JP3701774B2 - Continuously variable transmission - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、駆動回転部材及び従動回転部材を変速回転部材に接触させるとともに、その接触部を移動させることにより駆動回転部材から従動回転部材への動力伝達と変速とを行う無段変速機に関する。
【0002】
【従来の技術】
かかる無段変速機は、例えば特公昭47−447号公報に記載されているように既に知られている。この種の無段変速機は、駆動回転部材が接触する円錐状の第1摩擦伝達面及び従動回転部材が接触する円錐状の第2摩擦伝達面から構成された変速回転部材を備えてなり、駆動回転部材の接触部を第1摩擦伝達面の底面側に移動させるとともに従動回転部材の接触部を第2摩擦伝達面の頂点側に移動させることにより変速比をLOW側に変化させ、また駆動回転部材の接触部を第1摩擦伝達面の頂点側に移動させるとともに従動回転部材の接触部を第2摩擦伝達面の底面側に移動させることにより変速比をTOP側に変化させるようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、このような無段変速機では変速比のレンジに制限があり、充分な変速比のレンジを確保することが難しく、そのために自動発進クラッチを別途設ける必要があった。
【0004】
本発明は前述の事情に鑑みてなされたもので、無段変速機の変速比のレンジを拡大し、自動発進機能まで実現することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、請求項1に記載された発明は、ケーシングと、ケーシング内に設けた変速機主軸に回転自在に支持された駆動回転部材と、変速機主軸に支持された従動回転部材と、変速機主軸に沿って移動自在なキャリアと、変速機主軸の軸線を中心線とする円錐母線に沿うようにキャリアに支持された支持軸と、前記支持軸に回転自在に支持され、該支持軸の軸線に対して傾斜し且つ互いに傾斜方向を反対にした第1、第2母線を該軸線回りに回転させて形成した第1摩擦伝達面及び第2摩擦伝達面が、それぞれ前記駆動回転部材及び従動回転部材に接触する変速回転部材とを備えてなり、それら接触部を前記第1、第2母線に沿って移動させることにより変速を行う無段変速機において、ケーシングに対するキャリアの変速機主軸回りの回転速度を制御するキャリア回転制御手段を設けたことを特徴とする。
【0006】
上記構成によれば、キャリアをケーシングに固定して回転速度をゼロに設定すると、変速回転部材と駆動回転部材及び従動回転部材との接触部の移動による通常の変速が行われる。またキャリアの自由回転が可能な状態、キャリアの自由回転に制動力を加えた状態、キャリアを積極的に回転駆動する状態を切り換えることにより、接触部の移動による変速比の制御に加えて更にきめ細かい変速比の制御が可能となり、変速比のレンジを拡大することができる。このことは自動発進機能を実現できることを意味する。つまりキャリアが自由回転可能な状態から徐々に回転を止めていけば自動発進が可能となる。
【0007】
また請求項2に記載された発明は、請求項1の構成に加えて、前記キャリア回転制御手段が、キャリアからケーシングへのトルク伝達を制御するブレーキであることを特徴とする。
【0008】
上記構成によれば、キャリアを所定速度で自由回転させて無段変速機の変速比のレンジを増加方向に向けて拡大することができる。
【0009】
また請求項3に記載された発明は、請求項1の構成に加えて、前記キャリア回転制御手段が、ケーシングに対してキャリアを回転駆動するアクチュエータであることを特徴とする。
【0010】
上記構成によれば、キャリアを積極的に回転させて無段変速機の変速比のレンジを増加方向及び減少方向に向けて拡大することができるだけでなく、キャリア回転制御手段の駆動力で従動回転部材を駆動することもできる。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を、添付図面に示した本発明の実施例に基づいて説明する。
【0012】
図1〜図5は本発明の第1実施例を示すもので、図1は車両用パワーユニットの縦断面図、図2は図1の要部拡大図、図3は図2の要部拡大図(LOWレシオ)、図4は図2の要部拡大図(TOPレシオ)、図5は図2の5−5線断面図である。
【0013】
図1に示すように、このパワーユニットPは自動二輪車に搭載されるものであって、エンジンE及び無段変速機Tを収納するケーシング1を備える。ケーシング1は、センターケーシング2と、センターケーシング2の左側面に結合される左ケーシング3と、センターケーシング2の右側面に結合される右ケーシング4とに3分割される。センターケーシング2及び左ケーシング3に一対のボールベアリング5,5を介して支持されたクランクシャフト6は、同じくセンターケーシング2及び左ケーシング3に支持されたシリンダブロック7に摺動自在に嵌合するピストン8にコネクティングロッド9を介して連接される。
【0014】
クランクシャフト6の左端には発電機10が設けられており、この発電機10は左ケーシング3の左側面に結合された発電機カバー11により覆われる。右ケーシング4の内部に延出するクランクシャフト6の右端にドライブギヤ12が固定される。
【0015】
図2を併せて参照すると明らかなように、無段変速機Tの変速機主軸21には前記ドライブギヤ12に噛合するドリブンギヤ25が固定される。ドリブンギヤ25は変速機主軸21にスプライン結合された内側ギヤ半体26と、この内側ギヤ半体26に複数個のゴムダンパー28…を介して僅かに相対回転し得るように結合されて前記ドライブギヤ12に噛合する外側ギヤ半体27とから構成される。ドライブギヤ12からドリブンギヤ25を経て変速機主軸21に伝達されるエンジントルクが変動したとき、前記ゴムダンパー28…の変形によりショックの発生が軽減される。
【0016】
変速機主軸21の外周には、半径方向外側を向く摩擦接触面を備えた駆動回転部材29がスプライン結合されるとともに、半径方向内側を向く摩擦接触面を備えた従動回転部材30がニードルベアリング22を介して相対回転自在に支持される。概略円錐状に形成されたキャリア第1半体31が変速機主軸21の外周にニードルベアリング23を介して相対回転可能且つ軸方向摺動可能に支持され、このキャリア第1半体31に概略カップ状のキャリア第2半体32が結合される。キャリア第2半体32の外周にはギヤ321 が形成される。
【0017】
図1及び図2から明らかなように、センターケーシング2に固定したカバー部材50に電磁ブレーキよりなるキャリア回転制御手段35が支持される。センターケーシング2及びカバー部材50間に支持した増速軸42に第1増速ギヤ43及び第2増速ギヤ44が設けられており、キャリア第2半体32のギヤ321 が第1増速ギヤ43に噛み合うとともに、キャリア回転制御手段35の回転軸に設けた第3増速ギヤ45が第2増速ギヤ44に噛み合っている。このように、キャリア第2半体32のギヤ321 の回転を増速してキャリア回転制御手段35に伝達するので、小容量のキャリア回転制御手段35によって大きな制動力を発生させることができる。
【0018】
而して、キャリア回転制御手段35に対する通電を遮断して回転軸36の制動を解除すると、両キャリア半体31,32は変速機主軸21回りに自由に回転することができる。またキャリア回転制御手段35に通電して回転軸36を制動すると、両キャリア半体31,32の変速機主軸21回りの回転に制動力を与え、或いは両キャリア半体31,32をケーシング1に対して回転不能に固定することができる。尚、両キャリア半体31,32の回転が制動或いは拘束されても、その軸線L方向の移動は可能である。
【0019】
図3及び図4から明らかなように、キャリア第1半体31に形成された複数の窓孔311 …を横切るように複数の支持軸37…が架設されており、各支持軸37にニードルベアリング38,38を介して変速回転部材39が回転自在且つ軸方向摺動自在に支持される。支持軸37…は変速機主軸21の軸線Lを中心線とする円錐母線上に配置されている。各変速回転部材39は底面を共有する円錐状の第1摩擦伝達面40及び第2摩擦伝達面41から構成されており、第1摩擦伝達面40は駆動回転部材29に第1接触部P1 において当接するとともに、第2摩擦伝達面41は従動回転部材30に第2接触部P2 において当接する。
【0020】
図2に示すように、キャリア第2半体32の内部に、変速機主軸21の回転数に応じて両キャリア半体31,32を軸方向に摺動させて無段変速機Tの変速比を変更する遠心機構51が設けられる。遠心機構51は、変速機主軸21に固定された固定カム部材52と、変速機主軸21に軸方向摺動自在に支持されて前記固定カム部材52と一体に回転する可動カム部材53と、固定カム部材52のカム面521 及び可動カム部材53のカム面531 間に配置された複数の遠心ウエイト54…とから構成される。可動カム部材53とキャリア第2半体32とをボールベアリング55で結合することにより、両者は相対回転を許容された状態で軸方向に一体に移動する。
【0021】
変速機主軸21の右端近傍はセンターケーシング2に固定したカバー部材50にボールベアリング56を介して支持されており、そのカバー部材50とキャリア第2半体32との間に縮設したスプリング57の弾発力で、キャリア第1半体31及びキャリア第2半体32は左方向に付勢される。従って、変速機主軸21の回転数が増加すると遠心力で遠心ウエイト54…が半径方向外側に移動して両カム面521 ,531 を押圧するため、可動カム部材53がスプリング57の弾発力に抗して右方向に移動し、この可動カム部材53にボールベアリング55を介して接続されたキャリア第2半体32がキャリア第1半体31と共に右方向に移動する。
【0022】
図3及び図4に示すように、変速比が何れの状態でも変速機主軸21の軸線Lから測った駆動回転部材29の第1接触部P1 の距離Aは一定値となり、支持軸37から測った駆動回転部材29の第1接触部P1 の距離Bは可変値(BL ,BT )となる。また、支持軸37から測った従動回転部材30の第2接触部P2 の距離Cは可変値(CL ,CT )となり、変速機主軸21の軸線Lから測った従動回転部材30の第2接触部P2 の距離Dは一定値となる。
【0023】
駆動回転部材29の回転数をNDRとし、従動回転部材30の回転数をNDNとして変速比RをR=NDR/NDNで定義すると、変速比Rは、
R=NDR/NDN=(B/A)×(D/C)
により与えられる。
【0024】
図1及び図2から明らかなように、変速機主軸21の外周にボールベアリング58を介して相対回転自在に支持された出力ギヤ59の右端と、前記従動回転部材30の左端との間に調圧カム機構60が設けられる。図5から明らかなように、調圧カム機構60は、出力ギヤ59の右端に形成した複数の凹部591 …と従動回転部材30の左端に形成した複数の凹部301 …との間にボール61…を挟持したものであり、出力ギヤ59と従動回転部材30とに間には従動回転部材30を右方向に付勢する予荷重を与えるように皿バネ62が介装される。従動回転部材30にトルクが作用して出力ギヤ59との間に相対回転が生じると、調圧カム機構60により従動回転部材30が出力ギヤ59から離反する方向(右方向)に付勢される。
【0025】
第3減速ギヤ63が、左ケーシング3との間に配置したボールベアリング64、変速機主軸21との間に配置したニードルベアリング65及び出力ギヤ59との間に配置したボールベアリング66によって回転自在に支持される。左ケーシング3及び中央ケーシング2にボールベアリング67及びニードルベアリング68を介して減速軸69が支持されており、減速軸69に設けた第1減速ギヤ70及び第2減速ギヤ71がそれぞれ前記出力ギヤ59及び第3減速ギヤ63に噛合する。左ケーシング3から外部に突出する第3減速ギヤ63の軸部先端に、無端チェーン72を巻き掛けた駆動スプロケット73が設けられる。従って、変速機主軸21の回転は出力ギヤ59、第1減速ギヤ70、第2減速ギヤ71、第3減速ギヤ63、駆動スプロケット73及び無端チェーン72を介して駆動輪に伝達される。
【0026】
次に、キャリア回転制御手段35により両キャリア半体31,32の回転を拘束したときの作用を説明する。
【0027】
図3に示すように、エンジンEの低速回転時にはドライブギヤ12により駆動されるドリブンギヤ25の回転数が低いため、遠心機構51の遠心ウエイト54…に作用する遠心力も小さくなり、両キャリア半体31,32はスプリング57の弾発力で左方向に移動する。キャリア第1半体31が左方向に移動すると、駆動回転部材29の第1接触部P1 が第1摩擦伝達部材40の底面側に移動して距離Bは最大値BL に増加するとともに、従動回転部材30の第2接触部P2 が第2摩擦伝達面41の頂点側に移動して距離Cが最小値CL に減少する。
【0028】
このとき、前記距離A,Dは一定値であるため、距離Bが最大値BL に増加し、距離Cが最小値CL に減少すると、前記変速比Rが大きくなってLOWレシオに変速される。
【0029】
一方、図4に示すように、エンジンEの高速回転時にはドライブギヤ12により駆動されるドリブンギヤ25の回転数が高いため、遠心機構51の遠心ウエイト54…に作用する遠心力も大きくなり、両キャリア半体31,32は遠心力で半径方向外側に移動する遠心ウエイト54…の作用でスプリング57の弾発力に抗して右方向に移動する。キャリア第1半体31が右方向に移動すると、駆動回転部材29の第1接触部P1 が第1摩擦伝達面40の頂点側に移動して距離Bが最小値BT に減少するとともに、従動回転部材30の第2接触部P2 が第2摩擦伝達面41の底面側に移動して距離Cが最大値CT に増加する。
【0030】
このとき、前記距離A,Dは一定値であるため、距離Bが最小値BT に減少し、距離Cが最大値CT に増加すると、前記変速比Rが小さくなってTOPレシオに変速される。
【0031】
上述のようにして、車両の走行中に駆動回転部材29の回転は変速回転部材39…を介して従動回転部材30に所定の変速比Rで伝達され、更に従動回転部材30の回転は調圧カム機構60を介して出力ギヤ59に伝達される。このとき、従動回転部材30に作用するトルクで出力ギヤ59との間に相対回転が生じると、調圧カム機構60により従動回転部材30が出力ギヤ59から離反する方向に付勢される。この付勢力は皿バネ62による付勢力と協働して、駆動回転部材29の第1接触部P1 を第1摩擦伝達面40に圧接する面圧と、従動回転部材30の第2接触部P2 を第2摩擦伝達面41に圧接する面圧とを発生させる。
【0032】
次に、キャリア回転制御手段35に対する通電を解除或いは弱めて両キャリア半体31,32を回転可能にしたときの作用を説明する。
【0033】
車両の発進時に予めキャリア回転制御手段35に対する通電を解除しておき、両キャリア半体31,32がケーシング1に対して自由に回転できる状態にしておく。エンジンEのクランクシャフト6の回転がドライブギヤ12及びドリブンギヤ25を介して変速機主軸21に伝達されたとき、仮に両キャリア半体31,32が回転不能に固定されていれば、変速機主軸21のトルクは駆動回転部材29、変速回転部材39及び従動回転部材30を経て車輪に伝達されるが、実際にはキャリア回転制御手段35に対する通電が解除されているため、両キャリア半体31,32が空転して従動回転部材30にトルクが伝達されることはない。即ち、無段変速機Tの変速比は無限大の状態になる。
【0034】
この状態からキャリア回転制御手段35に対する通電量を次第に増加させ、両キャリア半体31,32の回転に制動力を加えていくと、その回転数の低下に伴って変速比が無限大から減少する。そして両キャリア半体31,32がケーシング1に回転不能に固定されたとき、変速比は図3に示すLOWの状態になる。このように、車両の発進時に両キャリア半体31,32を自由に回転し得る状態からケーシング1に回転不能に固定された状態へと移行させることにより、変速比を無限大からからLOWまで変化させてスムーズな発進を可能にすることができる。両キャリア半体31,32の回転を上述のように制御することにより、自動発進クラッチを廃止しても発進が可能になる。またキャリア回転制御手段35による制動力を予め所定値に設定しておけば、無段変速機Tに過剰なトルクが入力したときに両キャリア半体31,32をケーシング1に対してスリップさせ、トルクリミッターとして機能させることもできる。
【0035】
本実施例では自動遠心クラッチよりなる自動発進クラッチを用いていないので、エンジンブレーキを作動させたときにエンジン回転数がアイドル回転数に近づいてもエンジンEと車輪との接続が保たれる。従って、自動遠心クラッチが係合解除した後に継続してエンジンブレーキを作動させるために従来必要であった一方向クラッチを廃止することができる。
【0036】
次に、本発明の第2実施例を説明する。
【0037】
第1実施例のキャリア回転制御手段35は、キャリア第1半体31及びキャリア第2半体32の回転を制動する電磁ブレーキから構成されているのに対し、第2実施例のキャリア回転制御手段35は、キャリア第1半体31及びキャリア第2半体32を回転駆動する電気モータ等のアクチュエータから構成されている。キャリア回転制御手段35に通電すると回転軸36が回転し、その回転がギヤ361 ,321 を介してキャリア第2半体32に伝達され、キャリア第2半体32をキャリア第1半体31と一体で回転させる。キャリア回転制御手段35にはブレーキ装置が付設されており、両キャリア半体31,32をケーシング1に回転不能に拘束することもできる。
【0038】
而して、キャリア回転制御手段35で両キャリア半体31,32を従動回転部材32と同方向に駆動してやれば、従動回転部材32の回転数が増加して変速比が小さい側にシフトし、逆にキャリア回転制御手段35で両キャリア半体31,32を従動回転部材32と逆方向に駆動してやれば、従動回転部材32の回転数が減少して変速比が大きい側にシフトする。このように、遠心機構51による変速制御にキャリア回転制御手段35による変速制御を組み合わせることにより、無段変速機Tの変速比を一層きめ細かく制御することができる。勿論、両キャリア半体31,32をケーシング1に拘束すれば、遠心機構51による前記LOW状態とTOP状態との間の通常の変速が可能である。
【0039】
またエンジンEが停止した状態でも、キャリア回転制御手段35で両キャリア半体31,32を正転方向又は逆転方向に駆動すれば、車両を前進走行又は後進走行させることができるため、車両を押して移動させる際の取り回しが容易になる。
【0040】
以上、本発明の実施例を詳述したが、本発明はその要旨を逸脱しない範囲で種々の設計変更を行うことが可能である。
【0041】
例えば、実施例ではキャリア回転制御手段35として電磁ブレーキ及び電気モータを例示したが、それを油圧ブレーキ及び油圧アクチュエータに置き換えることも可能である。
【0042】
【発明の効果】
以上のように請求項1に記載された発明によれば、ケーシングに対するキャリアの変速機主軸回りの回転速度を制御するキャリア回転制御手段を設けたので、キャリアをケーシングに固定して回転速度をゼロに設定して変速回転部材と駆動、受動回転部材との接触部の移動による通常の変速を行えるのは勿論のこと、キャリアに制動力や駆動力を加えて更にきめ細かい変速比の制御を行って変速比のレンジを拡大することができる。またキャリアが自由回転可能な状態から徐々に回転を止めていけば、変速比が無限大の状態から次第に減少するので車両の自動発進が可能となる。
【0043】
また請求項2に記載された発明によれば、前記キャリア回転制御手段が、キャリアからケーシングへのトルク伝達を制御するブレーキであるので、キャリアを所定速度で自由回転させて無段変速機の変速比のレンジを増加方向に向けて拡大することができる。
【0044】
また請求項3に記載された発明によれば前記キャリア回転制御手段が、ケーシングに対してキャリアを回転駆動するアクチュエータであるので、キャリアを積極的に回転させて無段変速機の変速比のレンジを増加方向及び減少方向に向けて拡大することができるだけでなく、キャリア回転制御手段の駆動力で従動回転部材を駆動することもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】車両用パワーユニットの縦断面図
【図2】図1の要部拡大図
【図3】図2の要部拡大図(LOWレシオ)
【図4】図2の要部拡大図(TOPレシオ)
【図5】図2の5−5線断面図
【符号の説明】
1 ケーシング
21 変速機主軸
29 駆動回転部材
30 従動回転部材
31 キャリア第1半体(キャリア)
32 キャリア第2半体(キャリア)
35 キャリア回転制御手段
37 支持軸
39 変速回転部材
40 第1摩擦伝達面
41 第2摩擦伝達面
[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a continuously variable transmission in which a drive rotation member and a driven rotation member are brought into contact with a transmission rotation member, and power is transmitted from the drive rotation member to the driven rotation member and a shift is performed by moving the contact portion.
[0002]
[Prior art]
Such a continuously variable transmission is already known as described in, for example, Japanese Patent Publication No. 47-447. This type of continuously variable transmission includes a variable speed rotation member that includes a conical first friction transmission surface that contacts a drive rotation member and a conical second friction transmission surface that contacts a driven rotation member. The gear ratio is changed to the LOW side by moving the contact portion of the drive rotating member to the bottom surface side of the first friction transmission surface and moving the contact portion of the driven rotation member to the apex side of the second friction transmission surface. The gear ratio is changed to the TOP side by moving the contact portion of the rotating member toward the top side of the first friction transmission surface and moving the contact portion of the driven rotation member toward the bottom surface side of the second friction transmission surface. Yes.
[0003]
[Problems to be solved by the invention]
However, in such a continuously variable transmission, there is a limitation on the range of the gear ratio, and it is difficult to ensure a sufficient gear ratio range. For this reason, it is necessary to provide an automatic start clutch separately.
[0004]
The present invention has been made in view of the above-described circumstances, and an object of the present invention is to realize an automatic start function by expanding the range of the gear ratio of a continuously variable transmission.
[0005]
[Means for Solving the Problems]
In order to achieve the above object, the invention described in claim 1 includes a casing, a drive rotation member rotatably supported by a transmission main shaft provided in the casing, and a driven rotation supported by the transmission main shaft. A member, a carrier that is movable along the transmission main shaft, a support shaft that is supported by the carrier so as to follow a conical generatrix centered on the axis of the transmission main shaft, and is rotatably supported by the support shaft; A first friction transmission surface and a second friction transmission surface formed by rotating first and second bus bars that are inclined with respect to the axis of the support shaft and whose inclination directions are opposite to each other are rotated about the axis. In the continuously variable transmission that performs a shift by moving the contact portions along the first and second buses, the carrier shifts with respect to the casing. Characterized in that a carrier rotation control means for controlling the rotational speed of the spindle rotation.
[0006]
According to the above configuration, when the carrier is fixed to the casing and the rotation speed is set to zero, a normal shift is performed by movement of the contact portion between the shift rotation member, the drive rotation member, and the driven rotation member. In addition to the control of the gear ratio by movement of the contact part, finer control is possible by switching between a state where the carrier can freely rotate, a state where a braking force is applied to the free rotation of the carrier, and a state where the carrier is actively rotated. The gear ratio can be controlled, and the gear ratio range can be expanded. This means that an automatic start function can be realized. In other words, if the carrier gradually stops from a state in which the carrier can freely rotate, automatic starting becomes possible.
[0007]
According to a second aspect of the present invention, in addition to the structure of the first aspect, the carrier rotation control means is a brake for controlling torque transmission from the carrier to the casing.
[0008]
According to the above configuration, the range of the gear ratio of the continuously variable transmission can be increased in the increasing direction by freely rotating the carrier at a predetermined speed.
[0009]
According to a third aspect of the present invention, in addition to the configuration of the first aspect, the carrier rotation control means is an actuator that rotationally drives the carrier with respect to the casing.
[0010]
According to the above configuration, not only can the carrier be actively rotated to increase the range of the gear ratio of the continuously variable transmission in the increasing direction and the decreasing direction, but also the driven rotation by the driving force of the carrier rotation control means. The member can also be driven.
[0011]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Hereinafter, embodiments of the present invention will be described based on examples of the present invention shown in the accompanying drawings.
[0012]
1 to 5 show a first embodiment of the present invention. FIG. 1 is a longitudinal sectional view of a power unit for a vehicle, FIG. 2 is an enlarged view of a main part of FIG. 1, and FIG. 3 is an enlarged view of a main part of FIG. (LOW ratio), FIG. 4 is an enlarged view of the main part (TOP ratio) of FIG. 2, and FIG. 5 is a sectional view taken along line 5-5 of FIG.
[0013]
As shown in FIG. 1, the power unit P is mounted on a motorcycle and includes a casing 1 that houses an engine E and a continuously variable transmission T. The casing 1 is divided into three parts: a center casing 2, a left casing 3 coupled to the left side surface of the center casing 2, and a right casing 4 coupled to the right side surface of the center casing 2. A crankshaft 6 supported on the center casing 2 and the left casing 3 via a pair of ball bearings 5, 5 is slidably fitted to a cylinder block 7 supported on the center casing 2 and the left casing 3. 8 is connected via a connecting rod 9.
[0014]
A generator 10 is provided at the left end of the crankshaft 6, and the generator 10 is covered with a generator cover 11 coupled to the left side surface of the left casing 3. A drive gear 12 is fixed to the right end of the crankshaft 6 extending into the right casing 4.
[0015]
As is apparent from FIG. 2, a driven gear 25 that meshes with the drive gear 12 is fixed to the transmission main shaft 21 of the continuously variable transmission T. The driven gear 25 is connected to the transmission main shaft 21 by spline coupling with the inner gear half 26 and the inner gear half 26 via a plurality of rubber dampers 28 so as to be slightly rotatable relative to each other. 12 and an outer gear half body 27 that meshes with the outer gear 12. When the engine torque transmitted from the drive gear 12 through the driven gear 25 to the transmission main shaft 21 fluctuates, the occurrence of shock is reduced by the deformation of the rubber dampers 28.
[0016]
A drive rotation member 29 having a friction contact surface facing radially outward is splined to the outer periphery of the transmission main shaft 21, and a driven rotation member 30 having a friction contact surface facing radially inner is a needle bearing 22. It is supported so that relative rotation is possible. A carrier first half 31 formed in a substantially conical shape is supported on the outer periphery of the transmission main shaft 21 via a needle bearing 23 so as to be relatively rotatable and slidable in the axial direction. A carrier-like second half 32 is joined. A gear 32 1 is formed on the outer periphery of the carrier second half 32.
[0017]
As is apparent from FIGS. 1 and 2, the carrier rotation control means 35 including an electromagnetic brake is supported on the cover member 50 fixed to the center casing 2. A speed increasing shaft 42 supported between the center casing 2 and the cover member 50 is provided with a first speed increasing gear 43 and a second speed increasing gear 44, and the gear 32 1 of the carrier second half 32 is the first speed increasing. The third speed increasing gear 45 provided on the rotating shaft of the carrier rotation control means 35 is engaged with the second speed increasing gear 44 while meshing with the gear 43. Thus, since the rotation of the gear 32 1 of the carrier second half 32 is accelerated and transmitted to the carrier rotation control means 35, a large braking force can be generated by the carrier rotation control means 35 with a small capacity.
[0018]
Thus, when the energization of the carrier rotation control means 35 is interrupted and the braking of the rotating shaft 36 is released, both the carrier halves 31 and 32 can freely rotate around the transmission main shaft 21. When the carrier rotation control means 35 is energized to brake the rotating shaft 36, a braking force is applied to the rotation of the two carrier halves 31, 32 around the transmission main shaft 21, or the two carrier halves 31, 32 are applied to the casing 1. On the other hand, it can be fixed so as not to rotate. In addition, even if rotation of both the carrier half bodies 31 and 32 is braked or restrained, the movement in the axis L direction is possible.
[0019]
3 and as is clear from FIG. 4, the carrier first half 31 a plurality of window holes 31 1 ... are laid a plurality of support shafts 37 ... across the formed, needle support shafts 37 A variable speed rotation member 39 is supported via bearings 38 and 38 so as to be rotatable and slidable in the axial direction. The support shafts 37 are arranged on a conical generatrix whose center line is the axis L of the transmission main shaft 21. Each variable speed rotation member 39 is composed of a conical first friction transmission surface 40 and a second friction transmission surface 41 sharing a bottom surface, and the first friction transmission surface 40 is connected to the drive rotation member 29 in the first contact portion P 1. in addition to contact, the second friction transmission surface 41 abuts the second contact portion P 2 in the driven rotary member 30.
[0020]
As shown in FIG. 2, both the carrier halves 31 and 32 are slid in the axial direction in the carrier second half 32 in accordance with the rotational speed of the transmission main shaft 21 to change the gear ratio of the continuously variable transmission T. A centrifugal mechanism 51 is provided for changing the above. The centrifugal mechanism 51 includes a fixed cam member 52 fixed to the transmission main shaft 21, a movable cam member 53 supported by the transmission main shaft 21 so as to be slidable in the axial direction, and rotating integrally with the fixed cam member 52, and a fixed cam member 52. composed of a plurality of centrifugal weights 54 ... and which is disposed between the cam surfaces 53 1 of the cam surfaces 52 1 and the movable cam member 53 of the cam member 52. By connecting the movable cam member 53 and the carrier second half 32 with the ball bearing 55, both move integrally in the axial direction in a state where relative rotation is allowed.
[0021]
The vicinity of the right end of the transmission main shaft 21 is supported by a cover member 50 fixed to the center casing 2 via a ball bearing 56, and a spring 57 is provided between the cover member 50 and the carrier second half 32. The carrier first half 31 and the carrier second half 32 are biased leftward by the elastic force. Therefore, when the rotational speed of the transmission main shaft 21 increases, the centrifugal weights 54... Move radially outward by the centrifugal force and press both cam surfaces 52 1 , 53 1. The carrier second half 32 connected to the movable cam member 53 via a ball bearing 55 moves together with the carrier first half 31 to the right.
[0022]
As shown in FIGS. 3 and 4, the distance A of the first contact portion P 1 of the drive rotating member 29 measured from the axis L of the transmission main shaft 21 is a constant value regardless of the gear ratio, The measured distance B of the first contact portion P 1 of the drive rotation member 29 is a variable value (B L , B T ). Further, the distance C of the second contact portion P 2 of the driven rotation member 30 measured from the support shaft 37 becomes a variable value (C L , C T ), and the first rotation of the driven rotation member 30 measured from the axis L of the transmission main shaft 21. The distance D between the two contact portions P 2 is a constant value.
[0023]
When the rotational speed of the driving rotation member 29 and N DR, the gear ratio R defined by R = N DR / N DN rotational speed of the driven rotary member 30 as N DN, the transmission gear ratio R is
R = N DR / N DN = (B / A) × (D / C)
Given by.
[0024]
As is apparent from FIGS. 1 and 2, adjustment is made between the right end of the output gear 59 supported on the outer periphery of the transmission main shaft 21 via a ball bearing 58 and the left end of the driven rotation member 30. A pressure cam mechanism 60 is provided. As is apparent from FIG. 5, the pressure adjusting cam mechanism 60 has a ball between a plurality of recesses 59 1 formed at the right end of the output gear 59 and a plurality of recesses 30 1 formed at the left end of the driven rotating member 30. 61 is sandwiched, and a disc spring 62 is interposed between the output gear 59 and the driven rotating member 30 so as to apply a preload for urging the driven rotating member 30 in the right direction. When torque is applied to the driven rotating member 30 to cause relative rotation with the output gear 59, the pressure adjusting cam mechanism 60 biases the driven rotating member 30 in the direction away from the output gear 59 (right direction). .
[0025]
The third reduction gear 63 is rotatable by a ball bearing 64 disposed between the left casing 3, a needle bearing 65 disposed between the transmission main shaft 21 and a ball bearing 66 disposed between the output gear 59. Supported. A reduction shaft 69 is supported on the left casing 3 and the central casing 2 via a ball bearing 67 and a needle bearing 68, and a first reduction gear 70 and a second reduction gear 71 provided on the reduction shaft 69 are respectively connected to the output gear 59. And meshes with the third reduction gear 63. A drive sprocket 73 around which an endless chain 72 is wound is provided at the tip of the shaft portion of the third reduction gear 63 projecting outward from the left casing 3. Accordingly, the rotation of the transmission main shaft 21 is transmitted to the drive wheels via the output gear 59, the first reduction gear 70, the second reduction gear 71, the third reduction gear 63, the drive sprocket 73, and the endless chain 72.
[0026]
Next, the operation when the rotation of the carrier halves 31 and 32 is restrained by the carrier rotation control means 35 will be described.
[0027]
As shown in FIG. 3, since the rotational speed of the driven gear 25 driven by the drive gear 12 is low when the engine E rotates at a low speed, the centrifugal force acting on the centrifugal weights 54 of the centrifugal mechanism 51 becomes small, and both carrier halves 31 , 32 move to the left by the elastic force of the spring 57. When the first half 31 carriers move to the left, together with the first contact portion P 1 of the driving rotary member 29 is the distance moved to the bottom side of the first friction transmission member 40 B is increased to the maximum value B L, distance second contact portion P 2 of the driven rotary member 30 is moved to the apex side of the second friction transmission surface 41 C is reduced to a minimum value C L.
[0028]
At this time, since the distances A and D are constant values, when the distance B increases to the maximum value B L and the distance C decreases to the minimum value C L , the gear ratio R increases and the gear ratio is shifted to the LOW ratio. The
[0029]
On the other hand, as shown in FIG. 4, since the rotational speed of the driven gear 25 driven by the drive gear 12 is high when the engine E rotates at high speed, the centrifugal force acting on the centrifugal weights 54 of the centrifugal mechanism 51 also increases, and both carrier half The bodies 31 and 32 move to the right against the elastic force of the spring 57 by the action of the centrifugal weights 54. When the carrier first half 31 moves to the right, the first contact portion P 1 of the drive rotating member 29 moves to the apex side of the first friction transmission surface 40 and the distance B decreases to the minimum value B T. distance second contact portion P 2 of the driven rotary member 30 is moved to the bottom side of the second friction transmission surface 41 C is increased to the maximum value C T.
[0030]
At this time, since the distances A and D are constant values, when the distance B decreases to the minimum value B T and the distance C increases to the maximum value C T , the speed ratio R decreases and the gear ratio is shifted to the TOP ratio. The
[0031]
As described above, the rotation of the drive rotation member 29 is transmitted to the driven rotation member 30 at a predetermined speed ratio R through the transmission rotation member 39... While the vehicle is running, and the rotation of the driven rotation member 30 is regulated. It is transmitted to the output gear 59 via the cam mechanism 60. At this time, when relative rotation occurs between the output gear 59 and the torque acting on the driven rotation member 30, the driven rotation member 30 is biased in a direction away from the output gear 59 by the pressure adjusting cam mechanism 60. This urging force cooperates with the urging force by the disc spring 62, and the surface pressure that presses the first contact portion P 1 of the drive rotation member 29 against the first friction transmission surface 40 and the second contact portion of the driven rotation member 30. A surface pressure that presses P 2 against the second frictional transmission surface 41 is generated.
[0032]
Next, the operation when both the carrier halves 31 and 32 can be rotated by releasing or weakening the energization to the carrier rotation control means 35 will be described.
[0033]
When the vehicle is started, the carrier rotation control means 35 is de-energized in advance so that both carrier halves 31 and 32 can rotate freely with respect to the casing 1. If the rotation of the crankshaft 6 of the engine E is transmitted to the transmission main shaft 21 via the drive gear 12 and the driven gear 25, if both carrier halves 31 and 32 are fixed so as not to rotate, the transmission main shaft 21 Is transmitted to the wheels via the drive rotation member 29, the transmission rotation member 39, and the driven rotation member 30, but in reality, the carrier rotation control means 35 is de-energized, so both carrier halves 31, 32 Will not idle and torque will not be transmitted to the driven rotary member 30. That is, the transmission ratio of the continuously variable transmission T is infinite.
[0034]
If the energization amount to the carrier rotation control means 35 is gradually increased from this state and a braking force is applied to the rotation of both the carrier halves 31 and 32, the gear ratio decreases from infinity as the rotation speed decreases. . When both the carrier halves 31 and 32 are fixed to the casing 1 so as not to rotate, the transmission gear ratio becomes the LOW state shown in FIG. In this way, the gear ratio is changed from infinity to LOW by shifting the carrier halves 31 and 32 from the state where they can freely rotate to the state where they are fixed to the casing 1 so as not to rotate. It is possible to make a smooth start. By controlling the rotation of both carrier halves 31 and 32 as described above, it is possible to start even if the automatic start clutch is eliminated. If the braking force by the carrier rotation control means 35 is set to a predetermined value in advance, both carrier halves 31 and 32 are slipped with respect to the casing 1 when excessive torque is input to the continuously variable transmission T. It can also function as a torque limiter.
[0035]
In the present embodiment, since an automatic starting clutch comprising an automatic centrifugal clutch is not used, the connection between the engine E and the wheel is maintained even when the engine speed approaches the idle speed when the engine brake is operated. Accordingly, the one-way clutch that has been conventionally required to continuously operate the engine brake after the automatic centrifugal clutch is disengaged can be eliminated.
[0036]
Next, a second embodiment of the present invention will be described.
[0037]
The carrier rotation control means 35 of the first embodiment is composed of an electromagnetic brake that brakes the rotation of the carrier first half 31 and the carrier second half 32, whereas the carrier rotation control means of the second embodiment. Reference numeral 35 denotes an actuator such as an electric motor that rotationally drives the carrier first half 31 and the carrier second half 32. When the carrier rotation control means 35 is energized, the rotation shaft 36 is rotated, and the rotation is transmitted to the carrier second half 32 via gears 36 1 and 32 1 , and the carrier second half 32 is transferred to the carrier first half 31. And rotate together. The carrier rotation control means 35 is provided with a brake device, and both carrier halves 31 and 32 can be restrained to the casing 1 so as not to rotate.
[0038]
Thus, if both carrier halves 31 and 32 are driven in the same direction as the driven rotation member 32 by the carrier rotation control means 35, the number of rotations of the driven rotation member 32 increases and the gear ratio is shifted to a smaller side. Conversely, if both carrier halves 31 and 32 are driven in the direction opposite to the driven rotation member 32 by the carrier rotation control means 35, the number of rotations of the driven rotation member 32 decreases and the gear ratio is shifted to the larger side. Thus, by combining the shift control by the centrifugal mechanism 51 with the shift control by the carrier rotation control means 35, the gear ratio of the continuously variable transmission T can be controlled more finely. Of course, if both the carrier halves 31 and 32 are constrained to the casing 1, a normal shift between the LOW state and the TOP state by the centrifugal mechanism 51 is possible.
[0039]
Even when the engine E is stopped, if both the carrier halves 31 and 32 are driven in the forward direction or the reverse direction by the carrier rotation control means 35, the vehicle can be moved forward or backward. Easy handling when moving.
[0040]
As mentioned above, although the Example of this invention was explained in full detail, this invention can perform a various design change in the range which does not deviate from the summary.
[0041]
For example, in the embodiment, an electromagnetic brake and an electric motor are exemplified as the carrier rotation control means 35, but it can be replaced with a hydraulic brake and a hydraulic actuator.
[0042]
【The invention's effect】
As described above, according to the first aspect of the present invention, since the carrier rotation control means for controlling the rotational speed of the carrier around the transmission main shaft with respect to the casing is provided, the carrier is fixed to the casing and the rotational speed is made zero. In addition to being able to perform normal gear shifting by moving the contact portion between the variable speed rotation member and the drive and passive rotation member, the braking force and driving force are applied to the carrier to further control the gear ratio. The range of the gear ratio can be expanded. If the carrier is gradually stopped from a state where it can freely rotate, the gear ratio gradually decreases from an infinite state, so that the vehicle can be started automatically.
[0043]
According to the invention described in claim 2, since the carrier rotation control means is a brake for controlling torque transmission from the carrier to the casing, the carrier is freely rotated at a predetermined speed to change the speed of the continuously variable transmission. The ratio range can be expanded in the increasing direction.
[0044]
According to the third aspect of the present invention, since the carrier rotation control means is an actuator that drives the carrier to rotate with respect to the casing, the carrier is actively rotated to change the speed ratio range of the continuously variable transmission. Can be expanded in the increasing direction and decreasing direction, and the driven rotating member can be driven by the driving force of the carrier rotation control means.
[Brief description of the drawings]
1 is a longitudinal sectional view of a power unit for a vehicle. FIG. 2 is an enlarged view of a main part of FIG. 1. FIG. 3 is an enlarged view of a main part of FIG.
4 is an enlarged view of the main part of FIG. 2 (TOP ratio).
FIG. 5 is a cross-sectional view taken along line 5-5 of FIG.
DESCRIPTION OF SYMBOLS 1 Casing 21 Transmission main axis | shaft 29 Drive rotation member 30 Driven rotation member 31 Carrier 1st half body (carrier)
32 Carrier second half (carrier)
35 Carrier rotation control means 37 Support shaft 39 Variable speed rotation member 40 First friction transmission surface 41 Second friction transmission surface

Claims (3)

ケーシング(1)と、
ケーシング(1)内に設けた変速機主軸(21)に回転自在に支持された駆動回転部材(29)と、
変速機主軸(21)に支持された従動回転部材(30)と、
変速機主軸(21)に沿って移動自在なキャリア(31,32)と、
変速機主軸(21)の軸線を中心線とする円錐母線に沿うようにキャリア(31,32)に支持された支持軸(37)と、
前記支持軸(37)に回転自在に支持され、該支持軸(37)の軸線に対して傾斜し且つ互いに傾斜方向を反対にした第1、第2母線を該軸線回りに回転させて形成した第1摩擦伝達面(40)及び第2摩擦伝達面(41)が、それぞれ前記駆動回転部材(29)及び従動回転部材(30)に接触する変速回転部材(39)と、
を備えてなり、それら接触部を前記第1、第2母線に沿って移動させることにより変速を行う無段変速機において、
ケーシング(1)に対するキャリア(31,32)の変速機主軸(21)回りの回転速度を制御するキャリア回転制御手段(35)を設けたことを特徴とする無段変速機。
A casing (1);
A drive rotation member (29) rotatably supported by a transmission main shaft (21) provided in the casing (1);
A driven rotating member (30) supported by the transmission main shaft (21);
Carriers (31, 32) movable along the transmission main shaft (21);
A support shaft (37) supported by the carrier (31, 32) so as to be along a conical generatrix centered on the axis of the transmission main shaft (21);
The first and second bus bars, which are rotatably supported by the support shaft (37) and are inclined with respect to the axis of the support shaft (37) and have opposite inclination directions, are formed by rotating around the axis. A variable speed rotation member (39) in which the first friction transmission surface (40) and the second friction transmission surface (41) are in contact with the drive rotation member (29) and the driven rotation member (30), respectively;
In a continuously variable transmission that changes speed by moving the contact portions along the first and second busbars,
A continuously variable transmission comprising carrier rotation control means (35) for controlling the rotational speed of the carrier (31, 32) around the transmission main shaft (21) with respect to the casing (1).
前記キャリア回転制御手段(35)が、キャリア(31,32)からケーシング(1)へのトルク伝達を制御するブレーキであることを特徴とする、請求項1に記載の無段変速機。The continuously variable transmission according to claim 1, characterized in that the carrier rotation control means (35) is a brake for controlling torque transmission from the carrier (31, 32) to the casing (1). 前記キャリア回転制御手段(35)が、ケーシング(1)に対してキャリア(31,32)を回転駆動するアクチュエータであることを特徴とする、請求項1に記載の無段変速機。The continuously variable transmission according to claim 1, wherein the carrier rotation control means (35) is an actuator that rotationally drives the carrier (31, 32) with respect to the casing (1).
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